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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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静かな、静かなピット~2日目前半のピット~

DSC00930 気温30度に湿度75%。今日も厳しい暑さの若松競艇場だが、ピットに吹き込む風のおかげで思ったよりも過ごしやすい。水面では熱い戦いが繰り広げられているも、季節はもう秋が近くなっている。

 そんな気候のように!?2日目前半のピット、やけに閑散としている。装着場にボートがあまりなく、さらに選手もあまり見かけないのだ。装着場にボートがないかわりに、試運転ピットには空きがないほどボートが繋留されているのだが、“試運転OK”の状態でも選手がボートのそばにいない。モーター整備室にいる選手数も、なんとゼロであったりもする。かろうじてペラ調整室に数人の選手がいるくらいのピット全体なんて、最終日はともかく、予選道中の前半戦では初めて見る光景だ。みなさんのんびりムード、なのだろうか……?
 とは言っても、もちろんレース終了後にはいつものように選手がボートの引き上げにやってくる。モーター整備室にいないだけで驚いてしまう“整備室の主”今垣光太郎も当然姿を現す。今垣のこの姿、ほんとに余裕ののんびりムードに見えてくるなあ……。

 3、4レースはともに逃げ切り勝ち。勝者は三嶌誠司と笠原亮だ。
DSC00920  三嶌は前日は選手責任の転覆に4着。得点マイナス1点という状況だが、ここで勝ったことで予選道中後半に望みを繋げることができた。さすがにホッとした顔を見せていたことと、取材陣に「すみません、通ります!」と頭を下げて歩く、いつも変わらぬ実直な性格が印象的だった。
DSC00934  笠原といえば、SGを勝っているのに、とてもとてもよくピットで片づけなどの仕事をしているイメージだったが、今回はそれがまったくが違う。もちろん仕事はしているのだが、歩いている様にも余裕……いや、余裕とは違うな、堂々としている感じがするのだ。このレースも当然のような逃げ切り勝ち。2着、1着ときて、次は12R6号艇。ここもクリアしてしまいそうな予感もする。

DSC00922  選手では植木通彦が悠然としている。植木というと、毎SGいつ見かけても悠然とピットを歩いているイメージもあるので、いつもと変わらぬ姿なのかもしれないが、ここは地元、しかもグランドスラムがかかっているのだ。やはり前検の“3号艇なのに2号艇と勘違い事件”や、ドリームで決まった怒濤の追い上げで余裕ができたのだろうか。喫煙席でひとり、たばこを燻らす姿は“悠然”そのものだった。
DSC00935  日高逸子が明るい。ピットにいるときはいつもニコニコ、選手や取材陣に自分から声をかけて歩く。とはいえ、レースっぷりはいつもの日高スタイル。4Rも2周1マークで、内を先マイしての驚異の3着逆転劇。逆転を食ってしまった3号艇、今村豊も思わず苦笑いだった。準優への楽しみは充分の3、3着で後半は10R2号艇だ。
DSC00928  原田幸哉が深刻そうだ。どうも昨日から表情も、ドリーム5着の着順も冴えない原田は、今日も何か浮かない表情でピットに。 瓜生正義とペラについて話すなどしていたが、前半も4着。再登場の11R、1号艇で巻き返したいところである。

 さて、どうしたって気になる山崎智也。閑散としたピットでは、智也の姿もあまり見られない……と思っていると、突然現れて勝った三嶌にニコニコとVサインしつつ、江口晃生と談笑して消えていく。そうかと思えばいつの間にかに試運転へ……今日は神出鬼没のニコニコ智也選手でした。DSC00923 (松本)


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