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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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穏やかに闘志燃える――前検のピット

SANY0142 「テンション上がりすぎてるねえ」
 八冠グランドスラムが懸かる、植木通彦はドリーム戦公式会見で笑った。
 前検日のスタート練習と展示航走。1班はドリーム戦出場選手で、明日の12Rの艇番通りの枠番に入る。
①号艇 今垣光太郎
②号艇 山崎智也
③号艇 植木通彦
④号艇 原田幸哉
⑤号艇 今村豊
⑥号艇 田村隆信
  展示航走は言うまでもなく、艇番の順にコースを周回する。今垣光太郎がブイーンと唸りを上げて飛び出す。つづいて山崎智也が……あらら? 一気に握って水面に飛び出していったのは植木だった。山崎は「???」と発進をためらった。まったく気づかずに走る植木。仕方なく山崎は3番目の航走。ピットに戻ってきて、さすがに植木は苦笑いだ。山崎は笑顔で応える。
「なかなか智也の前は走れないから、展示で前を走ろうと思って……いや、2号艇だと思い込んどった(笑)」
 グランドスラムは意識しない、と言う植木だが、無意識に堅くなっているということなのだろうか。だとするなら、艇番勘違いはプレッシャーを解消する妙薬だったかも。今節、やはり植木に注目しないわけにはいかないのだ。

SANY0123  オーシャンカップで感動の優勝を果たした江口晃生は、非常に柔らかな表情だった。地元SGを最高の形で飾ったことで、肩の力が抜けたのだろうか。決して気が抜けたわけではなく、大仕事を成し遂げた男の余裕とでも言おうか。試運転から上がってくると、山崎智也と談笑しながらもちょっと首を傾げる姿が見られたが、精神的には充実一途と言えるのではないだろうか。

SANY0103  エースモーターを引いた中村有裕がボートにモーターを装着すると、報道陣がどどどどっと群がった。彼の引いた12号機は複勝率50%を超え、勝率は6・86という強烈なモーター。やはり注目が集まるのは当然というものだろう。
 ドリーム選手の会見では、今村豊が「村田(修次)君の80号機は別格」と証言(村田は6・66で展示2番時計)。一方、田村隆信が「班では今村さんがいいですね」と言っている。今村は、会見ではやや素っ気ないやり取りに終始したが、席を立つ際にはニヤリと笑っていた。中村、村田、そして今村。明日はこの3人に注目してみたい。ちなみに、展示一番時計は菊地孝平の6・64だ。

SANY0147  写真はスタート練習前の光景。濱野谷憲吾を筆頭に、若手勢がなにやら談笑していた。やはり前検日は、どこかまだ、のんびりムード。それほど切羽詰った雰囲気を漂わせている選手はいない。やはり、明日、一回走ってみて、ということなのだろう。今日はある程度の手応えを掴んで、明日につなげるわけだ。本当の気合は明日から。ただし、濱野谷にはいい雰囲気を感じるのも確かだ。

SANY0159  さて、さて、さて! オーシャンカップの不在がとーーーっても悲しかった、気になる男、山崎智也。元気にSGに帰ってまいりました! いやあ、智也のいるピットは、やっぱり華やぎますな。今日はとにかく、ニコニコの智也を何度も見かけた。村田修次らと談笑していると、突如、床にはいつくばって大爆笑。何を話していたんでしょうか。かと思うと、喫煙室で職員の方に火をつけてあげるシーンも。おぉ、私もつけてもらいたーい。さらには、エースモーター中村を待ち構えていて、モーター装着の手伝いまでしていた。しかもニッコニコで。自身のモーターの手応えはさっぱりわからんが、やっぱり智也はSGには欠かせないのだと強く感じた次第でした。(黒須田守)

SANY0104


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受信: 2005/08/30 10:19:16
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