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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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「兄弟揃ってSG出場だ!」~97期・双子の山口兄弟を特注!~

DSC01264 今回卒業した97期生の中には、非常に珍しい選手が1人……いや、1組いる。双子の山口修路・隆史(福岡)である。
 
 競艇界の双子選手としては、川島敏昭・和敏、池田浩美・明美に続く3組目となるのだが、山口兄弟はこれまでの2組とは違う、大きなポイントがある。川島兄弟や池田姉妹はいずれも1期違いの卒業だが、山口兄弟は97期の同期。これは艇界史上初のことなのだ。
 それだけに新聞やテレビなどのマスコミからも注目されていたが、注目されていたのは競艇学校内でも同じこと。卒業式では、あまり見たことがない“兄弟2人による卒業生答辞”が行われた他、在校生による贈る言葉では「やっと見分けが付いてきたときにお別れは寂しい」と“ネタ”にされたり、卒業記念のピットでは唐木教官に「隆史……じゃなくて修路か。まったく紛らわしい! 後ろ姿じゃ判らないぞ!!」と、入学から1年経ってなお理不尽な怒りをぶつけられるなど(冗談めかしてましたが)、校内の名物的な存在だったのはおそらく間違いない。今回の卒業生の中でも、まさに特注選手なのだ。
DSC01377 「競輪選手の兄(山口貴嗣選手)が身体を張っている姿を見て」(修路)、「自分の実力を知りたくて」(隆史)。卒業記念レースの前日に行われた記者会見。隣同士に座った山口兄弟が志望動機などを語る中で、やっぱり双子の兄弟として似てしまうことなどを聞いてみた。
「整備の訓練をしていて、雑なところなどが2人して一緒なんですよね(笑)。それとお互いが相手だとつい回りを見失ってしまって。レースでも、僕らがインと2コースだったときに、思わず負けてなるものかと握り合っちゃったら、バ~ンと飛んでいきまして(笑)、2人してゴンロク(5・6着)でした。明日の1レースにも1、2号艇に組まれましたが、明日はまったく意識しないで行きます!」
 その卒業記念1レース“夢の双子対決”は1号艇の弟・隆史が2号艇の兄・修路を寄せ付けずに逃げ切った。山口兄弟のやまとリーグ(模擬レース)勝率は、修路が5.64、隆史が4.34で、優勝戦に出場したメンバーなどと比べるとやや低い。しかし、1点以上差がある兄に、そして同じ1レースに6号艇で出走していた勝率7.11の土屋智則にも勝ったということは、97期全体が得点率ほど差がないと考えることができよう。“デビュー期勝率平均3.47”という高い目標(=優秀)を掲げる期だけに、兄弟揃って口にする目標「2人揃ってSGに参戦!」は、遠い夢ではないかもしれない。

 夢への第一歩、兄・山口修路は11月3日からの福岡、弟・山口隆史は11月29日からの若松でデビューする。
 頑張れ、山口兄弟! SGのピットで待っているぞ!!(松本伸也)

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