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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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さらなるパワーアップを目指して――2日目、前半のピット

SANY0111  慌しさのあった初日を終え、2日目になるとピットは(特に前半は)やや落ち着きを見せる。整備室に人影はあまり見当たらず、そのかわりペラ場が超満員。初日の戦いで見えてきた自身の足色を、まずはペラで調整していこう、2日目の午前中はそういう時間なのかもしれない。もちろん、試運転に出て行く選手も多く、一周しては戻ってきてペラを叩き、また装着して試運転、そんな姿も多く見られる。市川哲也などは、試運転→ボート引き上げ→ペラまたはモーター調整→ボートを水面に→試運転→ボート引き上げ……と、ボートを試運転ピットにつけるヒマもなく、忙しい動きだ。(写真→忙しい合間にも、ボート引き上げに出てくる市川。選手たちは実にテキパキと動くのだ)

SANY0107  市川と同様の動きをしていたのが、服部幸男。初日は3、5着ともうひとつの成績。モーターのパワーがやや弱めのようだ。試運転では烏野賢太と足併せを行ない、いったん試運転ピットにボートを係留して何事か烏野と話したあと、すぐにボートを引き上げた。常に強烈なオーラを発散しながら鋭い表情をしている服部、その顔つきからは手応えを掴むことはできないが、おもむろにモーターを外すと整備室に直行。本体に手をつけ始めた。今日は12R1回乗りと、時間はタップリあるだけに、一気のパワーアップをはかる目論見だろう。それにしても服部、まさしくトゥー・クール。ちょっと近寄りがたい雰囲気すらあります。

SANY0114  3Rでイン逃げを決めた辻栄蔵が、ニッコニコだ。スタートタイミングはコンマ04。次に速かったのが池上裕次、菊地孝平のコンマ16だから、1艇身近く飛び出したスタートだった。ちょっとヒヤヒヤものだったか、多少の苦笑いを含んだ笑顔ではあったが、結果としてはまさしく会心の一撃。ボート引き上げを手伝った西島義則や市川の広島勢らと笑い合う姿は、実に爽快だ。これで3、1着。後半6号艇も、余裕をもってレースに臨めそうなだけに、無視できないと思う。

SANY0109  昨日、12R終了後まで整備に励んでいた、と書いた柏野幸二。話を聞いてみると、「いや、特に整備というより、点検ですね。部品も換えてないし」とのことだった。1着を取ったものの、柏野自身は足的にまるで満足していなかったようで、「気になるところ? どこっていうより、全体的に気になるところがあったんで、点検したんですよ」とのこと。3コースから見事なマクリ差しで、レースぶりは素晴らしかったと思うのですが、と振っても「うーん、まだまだですね」。レース自体には納得しても、決して思考をそこで止めない。柏野だけに限らず、競艇選手の飽くなき向上心には頭が下がるばかりだ。最後に、もう一度、「うん、まだまだ」と言った柏野。前半ではもうモーターには手をつけていないが、後半8Rまでにさらなる上昇を目指すだろう。

SANY0100  さて、昨日声をかけたことで思いがつのるほどに気になる山崎智也。5Rに出走ということで、ちょっと忙しそうだった。その合間に、中村有裕に声をかけて、何事か話し込む。昨日の赤岩善生と会話を交わしているときもそうだったが、こういうときの智也選手、優しい先輩の顔をしております。カッコいいっす。5Rは見事にイン逃げを決めた智也。今節は実に快調だぞ。(黒須田守)


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