この特集について
ボートレース特集 > モンスター節、炸裂! 8R発売中にトークショー
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

モンスター節、炸裂! 8R発売中にトークショー

DSC00062  8Rの発売中に1階の特設ステージで、艇界の偉大なるモンスター野中和夫氏(選手会会長)の「新鋭王座トークショー」が行われた。司会進行役はきどゆういち氏、パートナー役として「競艇が大好きになりました~」と松田純ちゃんも参加した。会場には100人以上のファンが詰め掛けたのだが、その過半数が野中世代。真っ黒に舟券焼けしたオジサンたちが、まるで片思いの女の子を眺めるような瞳で野中会長に見とれていた(もちろん純ちゃんに見とれている若者も多かったが)。一線級から退いても、やっぱりファンにとってはモンスターなのだな。
 さて、マイクを握ってからは野中節が止まらない。
DSC00065 「さっきの(7レース)の笠原君を見ていたら、着を取ろうという気持ちがわかるでしょう。SGを取っているから、このメンバーでは負けないぞというプライドがある。お客さんがたくさん舟券を買ってくれているという自覚もある。それが何よりも大事なんです」
 うっとりしながら、うんうんと頷く舟券オジサンたち。野中節は続く。今節の注目選手は?という質問には
「特に誰というのではなく、みんな注目しています。GⅠに来たことがない選手は走ることだけで自信になる。SGやGⅠで箸にも棒にもかからない選手はベスト18、ベスト6に進むことで自信になる。要はこのチャンスを生かせるか、なんです。言い換えれば、いかに自分を冷静に見つめられるか。レースの中で3つ4つ先を読める選手とすぐ先しか読めない選手にはっきり分かれます。その差が、今いる選手たちの将来の差になる」
 今回の52選手の中で、SGまで上り詰める選手と頭打ちになる選手に分かれる。その資質の差を一息で言い切ってしまった。さすがだ。さらにうっとり聞き入るファンたち。
DSC00068  熱い競艇トークが延々と続く中、純ちゃんが「これだけは絶対に聞きたいんです。野中会長はどうして選手になられたんですか?」と素朴な質問を繰り出した。にっこり笑って答えるモンスター。
「すべては亡くなられた横山やすしさんですね。仲のよかったやすしさんはずっとアマチュアでボートに乗っていて、本当はプロになりたかった。でも目が悪いから無理だということで、『野中、俺の替わりにプロになってくれ』って。それで勉強したんです。日本人なのに漢字もわからんし、数学だって算数のレベル。それを近所の中学生から教えてもらって(笑)。仕事が終わってから深夜に(!)。それでなんとか試験に受かったんです。ほんにやすしさんのおかげなんですわ」
 規定の時間が過ぎても話し続ける野中会長の声に、舟券オジサンたちはやっぱりうんうんと頷きながら神妙に聞き入っていた。会長、貴重なお話をありがとうございました!!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
コメント
コメントを書く




※メールアドレスは外部には公開されません