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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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待ちに待った智紗衣ちゃん水神祭・外伝!

DSC00218   Hです! ついにやりました、我らが(つーか、ぶっちゃけ私の)アイドル・智紗衣ちゃん! 第5レースでインから楽に逃げきり、待ちに待った水神祭です!! 私、もうピットアウトの段階からスピードスケートのあの変てこりんなスタート姿勢でレースを見ておりました。で、智紗衣ちゃんが1マークを豪快に先取りした瞬間に、私もダッシュ!! 最初の100mはトリノの岡崎朋美より速かったです。すぐタレたけど。
 前検の入り待ちで一目惚れしてからまだ6日目(昔からのファンの皆様、ナマ言ってすんません)。第一印象は、かなりクールな女の子かと思っておりました。私は予想とレース担当でして、ピットに足を運ぶこともなく「萌え可愛い智紗衣ちゃんではあるが、とっつきにくそうでもあるな」などとひとり記者室で想像していたのです。
2006_0304__121   が、東京からふらりやってきたU記者からある秘話を聞いて、そのイメージはがらり一変しました。その秘話をかいつまんで話しますと
 数年前、とあるイベントで智紗衣ちゃんは秋田に行くことになりました。が、何か事情があって(あるいはうっかりして?)秋田行きの飛行機に乗り遅れてしまいました。秋田では怖い怖いK林教官が待っています。が、もう秋田への便はありません。
 焦った智紗衣ちゃんは、思いきったギャンブルを打ちます。秋田がダメなら、と青森(三沢と思われます)行きの最終便に乗り込んだのです。智紗衣ちゃんは青森~秋田の距離を甘く見ていたのですね。青森に着いた智紗衣ちゃんは、一路秋田方面への汽車に乗り継ぎました。当時の智紗衣ちゃんはまだB級のペーペーで、極貧でもあったことを付記しておきます。
 秋田へ、秋田へ! しかし、その祈りは叶わず、汽車のエンジンは見ず知らずの田舎の駅で事切れました。真夜中の終着駅……智紗衣ちゃんにはホテルに泊まるほどの財力もないし、それ以前にホテルさえなさそうなド田舎なのです。途方に暮れる智紗衣ちゃん。
 そのとき、「どうしたの?」と声をかけてくれた婦人がおりました。智紗衣ちゃんは事情を話し「どこか近くにとても安く泊まれる宿はありませんか?」と婦人に尋ねました。婦人はこの貧乏娘を不憫に思い「それなら、ウチに泊まりなさいよ」。こうして智紗衣ちゃんはなんとか翌日、無事に秋田に到着したのでした、ちゃんちゃん。
 少しもかいつまんでないですか。とにかく、その端正な顔とは裏腹に、なかなかに破天荒な女の子なのですよ。で、私はこんな秘話を思い出しながら、ピットに駆けつけました。そこには、GⅠ初勝利を挙げたばかりの智紗衣ちゃんが……。
DSC00202 か、可愛い!
 金縛り状態で、とても声などかけられるわけもありません。物陰でじっと祝福しようと思ったその瞬間、奇跡が起こりました。3日前に知り合った野中文恵さん(69期!の元選手)が、智紗衣ちゃんの手を引いて私やK記者の元に連れてくるではありませんか!!!
 こ、これは……一世一代のチャンス!!
 私はギコチなく右手を差し出し、運命の握手(ファンの皆さん、ホントにすいません)をさせていただきました。
「お、おめでとうございます」
 さらにギコチなく言うと、智紗衣ちゃんは「はい、やっと取れました」とニッコリ。この笑顔で緊張が一気にほぐれた私は「聞きましたよ、秋田とか青森で大変なことがあったそうですね」と聞くと、またまた智紗衣ちゃんはニッコリ微笑み「あ、あれですよね、違う飛行機に乗って、知らない人のところに泊まっちゃって」と振り返り、さらにさらに愛くるしい笑顔で、こう言ったのですよ。
「なんか、波乱万丈なんですよ~~」
2006_0304__184  うおぉぉぉぉぉぉ!!! か、可愛すぎる、可愛すぎますよ、智紗衣ちゃん。でもって波乱万丈。最高っス!!!!
 その後、私は右手をじっと見つめながら水神祭の時を待ちました。ヤキモチを焼いたK記者があの手この手で私と握手しようとしますが、もちろんこの神聖なる右手を汚すわけもありません。6レースが過ぎ、7レースが過ぎました。が、いっこうに水神祭ははじまらない。ついには智紗衣ちゃん自身がマスコミの面々に「申し訳ありません。まだみたいです。次(のレース)か、その次になりそうです」と頭を下げました。私、準優の予想などがあって脱兎のごとく記者室に引き返しました。でもって何一つ手につかないまま5分後にピットへ再びダッシュ。すると……
 ほんの10秒前に水神祭は終わっていました……ピットへと続く競技棟の通路で、私はドッポ~ンという空しい水の音を聞くしか術がなかったのです。アホや、私は世界一のアホたれや。でもって読者の皆様には水神祭の模様を詳報できなくって、すいませんです。近距離で見届けたM記者によれば「細川裕子など数名が智紗衣さんを担ぎ上げ、頭から水面に放り込んでましたよ。それはそれは立派な水神祭でしたねぇ」とのこと。何が立派なのかはよくわかりませんでしたが、智紗衣ちゃんのイン逃げは実に立派でした。明日へ、そして来年へとつながるイン逃げでありました。
 智紗衣ちゃん、おめでとう!! これからも精進に精進を重ねて強いA1選手になってくださいね。ホンットに男なんかひとりも寄り付かないほど、日々精進してくださいねっっ!!!
(水神祭に遅れたお詫びに、智紗衣PHOTOをいっぱいアップしておきます。PHOTO/最初の泳いでる写真はM記者、上から3枚目のヘボ写真がH記者、他の素晴らしい3枚が中尾茂幸。最後に、智紗衣ちゃんを連れてきてくれた野中文恵さん、ありがとうございました! このご恩は一生忘れません)

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