この特集について
ボートレース特集 > いろんな選手に会いました
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

いろんな選手に会いました

今年に入って、もろもろの縁で何人かの選手に取材をした。当「競艇特集」がスタートして、もうすぐ1年。不思議な展開に、少々驚いてもいるのですが……。

『スポーツYEAH!』の記事で取材したのが、笠原亮。2月初旬の多摩川競艇場、新鋭王座決定戦から中3日ほどのタイミングで、笠原のインタビューは行なわれた。取材関係は苦手という笠原、ピットでの写真撮影時から居心地が悪そうにしていたが、選手宿舎でのインタビューが始まると、これが実に雄弁。衒いもなく、ストレートに自分の心情を滔々と語るのだった。その真っ直ぐさと素直さ、そして真摯さには、何度も圧倒されそうになった。

2006_0316_1_003w800 「インタビューとか得意じゃなくて、これから変えていかなきゃいけないと思ってるんですけど……でも、舟の上にいるときは自分の世界に入って、足が仕上がっているときは、『お客さんにいいレースを見てもらいたい』って思うんですよ。そういうときは、大勢見ているほうが燃えるし、逆に仕上がっていないときには、自分の力を発揮できないんで、申し訳なくて……」彼が何よりも求めるのは“乗りやすさ”だというが、これが万全であれば、レースの格も相手もいっさい関係なく、楽しんでレースに臨めるのだそうだ。仕上がっていた賞金王ファイナルでも、「6号艇だったけど、獲るつもりでしたね」と言うのだから、謙虚さの奥に潜んでいる豪胆さには慄然とさせられる。僕は常々、「笠原はもっともっと強くなる」と書いてきたが、話を聞けば聞くほど、それは確信へと昇華していった。総理杯は残念な結果になったが、ここからの巻き返しに注目したい。

『週刊プレイボーイ』の記事で取材したのが、中野次郎。蛭子能収さん、グラビアアイドルの工藤亜耶ちゃんとの対談で、僕が司会進行を務めた。常に笑顔が絶えなかった次郎、笠原とはまた違った意味で好青年であった。蛭子さんは、新鋭王座優勝戦で、次郎を本命にして50点ほど買い(エビス買い!)、舟券を外したのだそうだが、そんな話にも次郎はニッコニコ。総理杯へのエールを、という注文に、「中野さんからどう買えば穴が取れますか?」だの、「穴を取らせてください!」だの、エールでも何でもない発言を連発していた蛭子さんにも、次郎は大爆笑していた。

Sany0646 「競艇って、精神的な部分がものすごく影響する競技だと思うんですよ」そう語った次郎は、だからこそ強気でレースに臨むことを心がけるようになったのだという。新鋭王座も、絶対に勝って総理杯に出場する、その気構えで優勝戦ピットに入ったそうだ。スタート展示でインを奪ったことについても(本番は2コース)、「岡部(大輔)くんがめちゃくちゃ出ていたので、インを獲らなければ勝てないかも、と思った。だから、本気でインを狙いにいった」。勝利への飽くなき渇望を抱き、強い心で水面に飛び出していく、それが今の次郎なのだ。そんな次郎はとにかく、爽やか。このままいけば、間違いなく大スターになるだろうなあ、そんな雰囲気に溢れておりました。

2006_0320_01_273_1  最後は、我らが気になる山崎智也。SGのたびにピットで気にしていたら、とうとう直接インタビューする機会に恵まれてしまったのでした。総理杯の数日後、芦屋ダイヤモンドカップに出場していた智也を直撃したのだが、これがまた……智也の意外な一面が続出する、興味深い取材になったと自負している。たっぷり1時間近くも話を聞いて、こりゃあますます気になる存在になったなあ……そんな気分で芦屋を後にした次第。詳しい内容や媒体については、今日のところはごめんなさい。近日中に明らかにしますので、ご容赦ください。ともかく、やっぱり智也、最高! 次に会えるはずの笹川賞が楽しみであります。

最後に、更新の間隔が開いてしまい、申し訳ありませんでした。(PHOTO/中尾茂幸=笠原、山崎 黒須田=中野 TEXT/黒須田守) 


| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106923/9452498
コメント

Yeah!では!?
誌名は間違えたらまずいのでは……

投稿者: 通りすがり (2006/04/06 20:47:05)

通りすがりさま

ご指摘ありがとうございます。
「スポーツ・イヤー(YEAR)」になってました。
「スポーツ・ヤァ!(YEAH)」が正解でございます。

投稿者: 黒須田 (2006/04/07 9:08:21)
コメントを書く




※メールアドレスは外部には公開されません