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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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優勝戦共同会見ダイジェスト

 準優勝戦は、すべて6コースが1着、ですか……。波乱の連続だった激戦を乗り越えて、優出を果たした6選手。ここでは、レース後の共同会見ダイジェストをお送りいたします。(優出回数は、MB記念までのもので、今回は含みません)

1号艇 松井繁(大阪) SG5V 優出34回
Sr0010771 「今日のレースぶりは、悪くはないでしょう。エンジンはまあまあです。どこがいいか? わからないですけど、自分でレースできる足はあります。どこがいいとかはわからないんですよ。自分がレースをできる足だと思っているから、負けたら自分のテクニックで負けたと思っている。今回はレースができる足ということです。スタートはそこそこ勘通り。1号艇? いつも通りで」
 終始、淡々と応えていた王者。推測ですが、「エンジンはどこがいいかはわからない」というのは、実際はそうではない、と。敗戦はすべて自分の責任と、覚悟を決めているということではないか、と思う次第であります。てめえのケツはてめえで拭くという、最高にプロフェッショナルらしい覚悟を松井は抱いている。やっぱり、王者はすげえよ。この男、技術だけでなく、メンタルも凄すぎるのだ。

2号艇 吉川元浩(兵庫) SG0V 優出5回
Sr0010756 「昨日よりはだいぶマシだったけど今日は伸びが弱い気がした。出足と回り足も、もうちょっとですね。(準優の)バックでは重野にずいぶん伸びられた。今日はピット離れが悪かったんで、元に戻して。枠番は主張します。Sは行こうと思えば行けるので、大丈夫」
 これまた松井と同様、非常に淡々としていました。面構えが非常に男っぽいこともあわせて、風格みたいなものも感じます。会見の時点では枠順が判明していませんでしたが、12Rで松井が勝って2号艇。ということは、2コースからでしょう。

3号艇 魚谷智之(兵庫) SG0V 優出1回
Sr0010743 「(2周1マークで先行する植木と坪井が大競りで内が開く)びっくりしました。笑いながら入りました(笑)。足は伸び型で満足しています。ええほうの部類じゃないですか。乗りやすさもあります。Sは今日は消極的で悔しかったけど、S練習などではいい雰囲気でした。ピット出は多少は悪いけど、締め上げられるほどではないです」
 笑いながら、ぽっかり開いた内に入りましたか。そりゃ、そうだよなあ。笑いが止まらない展開だったもの。ピット出が悪いとのことですが、12R終了後、「ラインを固めます(笑)」と競輪に喩えて言っていた。もちろん吉川との兵庫ラインですね。3コース死守でしょう。

4号艇 中村有裕(滋賀) SG1V 優出1回
Sr0010776 「2着は残念だけど、めちゃくちゃ嬉しいです。足は、バランス取れていい足ですね。(どこが特にいいか、と聞かれて)バランスが取れているところです(笑)。桐生のときと比べるとちょっと劣るけど、ご満悦な足です。コースは4カドが理想ですね。インコース以外でSGを獲れるチャンスが巡ってきたので、めちゃくちゃ楽しみです
 出た、ご満悦な足! MB記念のときほどではないが、納得のいく足色に仕上がったようだ。それにしても、この勢いはどうだ。準優を勝てば1号艇だっただけに、悔しくないはずはないが、明るく「めちゃくちゃ楽しみ」といえる強心臓も敬服。連覇、あるかもよ。

5号艇 重野哲之(静岡) SG0V 優出0回
Sr0010752 「インから行くことは、昨日が終わった時点で決めてました。Fができないので(F2になるため)慎重でしたけど、今日はスタート練習で、100mからしかやってないので、本番では思ったよりも浅くなった分、遅くなったんだと思います。足は、レースを見ていただければおわかりだと思いますが、伸びがすごいです。行き足がいいから、伸びていくんですね。出足、回り足もいいです。僕が「いやぁ(そんなに出てません)」と言っても、みんなが認めてくれないですよね(笑)。ピット離れは、ペラとギアケースのマッチングで直りました。優勝戦は、内寄りに欲を見せつつ、枠なり。(SG初出場で初優出については)僕はよくやったと思うけど、みなさんはできすぎって言うでしょう(笑)。優勝戦1号艇ならバクバクになったと思いますが、坪井さんも乗ったんで。今日? プレッシャーがないことはなかったです(ニコッ)。(質問者が『他に質問ありますか』と報道陣に問う)最初で最後なんで、何でもお願いします(笑)」
 明るい! そしてハキハキとしていて気持ちいい! ついでに、優出という事態にまったく怯んでない! 大仕事の予感を漂わせているのは間違いない。とにかく、自他共に認める超抜エンジン。5号艇でも、もちろん怖い存在になりそうだ。

6号艇 坪井康晴(静岡) SG1V 優出1回
Sr0010741 「(大競りになった2周1マークは)ちょっとミスってしまって。判断のミスですね。1周1コーナーは、抜群のターンができたと思います。エンジンは、昨日と一昨日と失敗した成果が出ました。ペラを調整して、力強さが出ましたね。回ったあとの二の足が気に入っています。上位はあると思います。コースは、メンバーにもよるが枠主張(この時点では、もちろん枠順は判明していません)」
 坪井、まさか6号艇になってしまうとは。予選4位だもんなあ。でも、枠順が決まった後、「準優、全部6コースが勝ちましたからね」。苦笑もしてましたけど。それにしても、落ち着き払った様子は、さすがのSGウィナー。明日は気楽にいける分、自分のレースができるはずだ。
(PHOTO/内池久貴 TEXT/黒須田守)


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