この特集について
ボートレース特集 > 若人たち、大村に到着!
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

若人たち、大村に到着!

2007_0122__163  気温はどれくらいなんだろう……ひんやりとした空気ながら、ちっとも寒さを感じない、むしろ清々しいくらいに澄み渡った、大村のピットである。午前10時過ぎ、益田啓司を一番乗りに、新鋭王座を争う選手たちが続々と到着。みな、報道陣にも元気一杯に挨拶、どの選手も実に清々しい! ひょっとしたら、大村の清涼感は若者たちの瑞々しさが醸し出しているのかもしれないですね。

2007_0122__030  昨年の新鋭王座、そして笹川賞を経て、すっかり顔見知りになった中村亮太。今節は地元開催ということもあり、堂々の主役候補……いや、主役にならねばいかん男であります。愛車で颯爽と乗りつけた亮太、うむむむむ、笹川賞のときよりずっと男前になっているではありませんか。さすがイケメン選抜に選ばれるだけのことは……などと一人ごちていたら、再会を喜ぶH記者がさっそく近寄って、「亮太! イケメン選抜だけは負けたらあかん!」と妙な激励をしております(笑)。ちょっとの間、談笑タイムとなったのですが、なんか亮太、大人っぽくなったなあ……と感じた次第。もちろん、これは成長と呼ぶべきものでしょう。最後の新鋭王座が地元開催という幸運も生かして、大村のど真ん中を闊歩してほしいものです。

2007_0122__177  地元といえば、亮太とともにたった二人、「SG出場」により新鋭王座出場権を確保した赤坂俊輔も忘れてはなりません。その後、リーグ戦も制してはいますが、混戦模様の今節にあっては、胸を張れる実績である「SG出場」。こちらもまた、主役を張らねばならない男です。愛車で登場した赤坂、おぉ、奥様とお子さんがお見送り。愛する家族に送られて大舞台に臨めるなんて、羨ましいじゃないですか。赤坂も思わず目尻が下がっておりました。ご家族を背負って、渾身のレースを!

2007_0122__109 BOATBoy2月号で対談をしてもらった古賀繁輝と岡崎恭裕も、ハツラツと大村に登場! 古賀は三井所尊春ら佐賀勢と、岡崎は福岡勢と、大村にやって来た。岡崎は、池上カメラマンが「なんか顔つきが変わったなあ」と感心するほど、自信に満ち溢れた表情で競艇場入り。まったく気負いもなく、爽やかな笑顔も見せていた。雰囲気あるなあ。いきなりの大仕事も十分ありそうな、そんな空気を感じずにはいられません。2007_0122__162 一方、古賀のほうは、ちょっと緊張してる?とも見えた。もちろん、身体を硬直させてしまうような類いのものではなく、大舞台を前に武者震いしているような緊張感。「テンパると、悪い結果になりがち」と対談では語っていたが、今のところはそういった緊張感ではないと思います。何にしても、思いがこもった様子は、見ていて気持ちのいいものですね。

2007_0122__100 「渋いなあ……」
 H記者が思わずそう呟いたのは、島田一生。なるほど、どこかいぶし銀を思わせる雰囲気で現われた。ブラウンのタートルネックが絶妙にハマっていて、ベテランといったら大げさに過ぎるけど、若手の域を突き抜けたムードを感じさせている。案外、こういった選手が怖いんじゃないですかね。今回が最後の新鋭王座、まずは水神祭を飾って、弾みをつけたいところ。ピットでの立ち居振る舞いにも注目してみよう。

2007_0122__026  昨年の新鋭王座、とにかく胸を打たれたのは、岡部大輔の戦いぶりだった。詳しくは、昨年の記事をご参照ください。優勝戦を2着に敗れたあとの最高に美しい号泣には、僕も思わずもらい泣きしそうなほどでした。当然、今年はリベンジ! 心から応援したい一人なのですが、いやあ、すっかり貫禄が出てきましたね。その新鋭王座がGⅠ初出場だった岡部は、その後の1年で先輩相手の記念も経験、さらには念願の初優勝も飾っている。プレッシャーに震えていた去年の岡部は、もうどこにもいない! そんな雰囲気でしたね、今日の岡部は。岡部もこれが新鋭卒業の戦い。悔いのない戦いを!

2007_0122__121 個人的に再会が嬉しかったのは、中村尊。実は3年ほど前、とある縁で彼と酒席をともにさせていただいたことがあり(金田諭も一緒でした)、ひそかに注目していた選手なのです。当時は、勝率4点台のB級選手でしたが、いまや立派なA級選手。しかも、スタートの切れは、ここでもトップクラスであります。声をかけて、当時のことを話したら、いやいやいやあ、うれしいなあ、覚えていてくれました。礼儀正しく爽やかな笑顔は、3年前のまんま。今節は、その戦いぶりを一取材者として、注目させてもらいますぞ。まずは水神祭!

2007_0122__0362  最後に、唐津53周年記念・全日本王者決定戦でGⅠ水神祭を立派に果たした峰竜太。到着するなり、「おはようございます!」と元気一杯に挨拶して回る姿は、唐津で見た彼と寸分も変わりません。ほんと、初々しく、そして素敵です! 今節も唐津につづいて最若手としての参戦、しかし唐津でもそうだったように、まったく怯むことなく壮烈なレースを見せてくれるでしょう。記念水神祭という意味では、むしろ先輩だしね! 今回も含めて、まだ5回も新鋭王座に出る権利をもつ95期生ですが、いきなり卒業となったら、これは痛快。そんな快挙を目指して、今節も全力投球を期待します!

 さあ、若人たちの祭典、新鋭王座決定戦、ゴングです! 若々しい走りに魅了される1週間が始まりましたぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
コメント
コメントを書く




※メールアドレスは外部には公開されません