この特集について
ボートレース特集 > 緩やかな午後――新鋭王座、3日目後半のピット
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

緩やかな午後――新鋭王座、3日目後半のピット

2007_0125__612   僕ら、艇界の若草物語で~す……って、若草物語は4姉妹の話か。えっと、4人構成の有名なお話とかグループって、なんかなかったっけ……ダークダックス? それは古い。フォーリブス! それも古い。えーっと、まあとにかく、仲良し4人組であります。念のため、左から萬正嗣、林祐介、森定晃史、久田敏之ですね。12Rが始まる前、選手控室の外にあるベンチに座っていた4人を中尾カメラマンが激写。レンズが自分たちに向いているのに気づいた4人が、写真のポーズをとったという次第であります。仲良きことは美しきかな。新鋭王座らしい光景とも言えそうであります。今日は、風もなく、温かい陽気だったから、最終レース間際には外でリラックスした表情を見せる選手を何人か見かけた。明日は勝負駆け、その前のひとときの安閑……。

2007_0125_06r_336  中尾カメラマン絡みの話はまだあった。左の写真をご覧ください。6Rで初勝利をあげた大峯豊の3周2マークなのだが……撮影は中尾氏じゃないんですよ。このレースの2マークの様子を撮影していた中尾氏、1周目、2周目……さあ、あとは3周目だけだ、と気持ちを引き締めた瞬間、後ろから肩を叩かれた、と。中尾氏のカメラに興味をもったある選手が、ファインダーを覗きたいといい、中尾氏は2マークに焦点を当てて、「シャッターも押していいよ」と。そこで、その選手は狙いを定めて、シャッターをバチリバチリ。結果、撮れたのがこの写真なのであります。
2007_0125__501  それでは、撮影者をご紹介しましょう。ミスター・テツジ・ヤマザキ! そうなのです、山崎哲司が撮影した写真でございますよ。11Rに出走した山崎、その前に中尾氏が山崎を再発見し、「つかえる写真、なかったよ」とからかうと、苦笑いの山崎。それを聞いていた出畑も興味津々だったそうですが、12R1号艇ですから、もう写真撮ってるヒマなんてないんじゃない? そこに長嶺豊さんもやって来て、山崎をからかってました。だはは、なんかほのぼのしてるなあ。そんなことをやっていても、山崎哲司は予選2位! 準優当確マークを出している。好調だからこその余裕、これもまた勝利へのエネルギーになるのだろう。
2007_0125_01_052  あ、山崎だけではナニなので、私が中尾氏のカメラで撮った写真も掲載しておきましょう。石橋道友を撮ったのですが、明日の勝負駆け、頑張れ!……ってことで、ご勘弁を。

2007_0125__602 なんだか緩やかな3日目の午後、といった感じだが、もちろんそれだけではない。なんと12R発売中に、水面をブルルンと疾走している男たちがいたのだ。梶野学志と枝尾賢。彼らは、最後の最後まで、本当にギリギリの時間帯まで、試運転に励んでいたのだ。彼らは、すでに準優進出は絶望的。それでも、こうして機力アップをはかっている。いつもいつも言っていることだが、その姿勢は本当に尊いと思う。しかも、彼らはまだまだ実力を伸ばしていく最中の若手選手。それだけに、なおさら唸るしかないのである。二人は89期、開会式のパフォーマンスも、そして仕事も全力投球! 明日以降、いいところを見せてくださいね。
 
2007_0125__541  午後の早い時間帯、古賀繁輝と話した。BOATBoyでの取材時、「テンパると悪い結果になることが多い」と言っていた古賀に、テンパってないですか?と声をかけたのだ。
「それは大丈夫です。でも、アタマが取れてないのがキツいっす」
  僕は、競艇選手の「勝利への渇望」が好きだ。2着や3着では決して納得せず、1着を獲ってはじめて癒される、それこそが勝負師としての心性ではないかと思っている。だから、古賀の言葉にはおおいに肯かされる。3・2・2着と、順調に予選ポイントを重ねながら、1着がないことを悔しがる。それでこそ、競艇選手だと思う。だが、そこにこだわりすぎると、「テンパる」ことになってしまう。それで失敗したとしても、彼の若さを考えれば、まったくうなだれる必要はないけれども、しかし古賀にはどうしても上のステージに出てもらいたいと思った。
 予選で獲れなくても、優勝戦で1着を獲ればいいじゃないですか。そう言うと、古賀はニッカリと笑った。「そうなれるよう、頑張りますよ!」
 12Rはまさかの6着で、苦しい状況に立たされた。もしかしたら、これでまたテンパってしまうのかもしれない。明日の古賀にも注目してみよう。もちろん、水神祭を飾ることを願いつつ。

2007_0125__164  岡崎恭裕も今日、星を落としてしまった。快調に得点を重ねた1~2戦目。しかしそれ以降、停滞してしまっている。ピットで見かける岡崎は、初日や2日目と、何も変わりないように見える。写真は長嶺さんと談笑しているところだが、こうした場面では本当にいい笑顔を見せている。だから、何の心配もいらないとは思うのだが……。4着に敗れた10R後、ちょっと顔が曇っていたのが若干気になった。94期コンビが揃って立ち止まってしまった3日目、明日の挽回に期待して、見守りたい。

2007_0125_03r_018  94期といえば、もう一人、忘れてはならぬ存在がいる。稲田浩二だ。デビュー4カ月で優勝を果たした逸材であり、岡崎も古賀もその能力を認める男。初優勝後は、やや伸び悩んでいる感もあるが、この舞台にしっかり駒を進めているのだから、ただものではない。今日は2着3着とポイントアップ。準優進出は厳しいながら、手応えを得てきたのではないかと思って、声をかけたのだが……岡崎&古賀とは、まったく違うタイプですね。
「まだまだダメです……」と苦笑いしながら、甲高いけど小さな声で語る稲田は、古賀の元気ハツラツとはまるで好対照(笑)。それほど気持ちを表に出さないタイプで、古賀や岡崎のような強気はあまりないと見える。そういえば、「水面に出ると人が変わるタイプ」って、古賀と岡崎が言っていたっけ。
「二人が頑張っているんで、僕も頑張らなきゃいけないと思ってます」
 決して力強くはなかったけれども(笑)、最後にきっぱりとそういった稲田には、ぜひとも水神祭をあげてもらいたい。ひとつ下の峰竜太も勝った。新兵軍団の94&95期が全員、白星を土産にすることができたら、最高に痛快ではないか。(PHOTO/中尾茂幸 山崎哲司&黒須田=本文参照 TEXT/黒須田守)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (5)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
予想(1/26) 大村GI 4日目 【競艇予想ブログ。】
勝負レース 2R、5R、9R、12R (競艇予想) 続きを読む
受信: 2007/01/25 21:12:26
競艇ブログ 2007ネット競艇日記 G1新鋭王座決定戦 峰竜太選手Today(1/25) 【インターネット競艇実験日記】
峰竜太選手 G1大村新鋭王座決定戦3日目・4R1号艇での登場です。 1 4320 続きを読む
受信: 2007/01/26 0:53:48
競艇ブログ 2007ネット競艇日記 常滑 森岡満郎選手Today(1/25) 【インターネット競艇実験日記】
森岡満郎選手常滑競艇場ウイニングロード争奪戦第3日・4R4号艇・11R3号艇 続きを読む
受信: 2007/01/26 0:56:21
『しげ爺の新鋭王座決定戦予想』 2007/01/26 【しげ爺の競艇予想】
管理人のしげ爺じゃ。 当ブログは、『人気brogランキング』  『にほんブログ村』 に参加してるぞ。 読者の皆さんの協力が必要なので、下記画像のリンク先をポチっと頼むぞ。 わしの予想で楽しめた方は、是非ポチっと・・・ 新鋭王座決定戦。難しいのう。... 続きを読む
受信: 2007/01/26 2:34:59
今までいくら負けましたか? 【競艇で必ず勝つ錬金術】
競艇で必ず勝てる必勝錬金術!! どんどん負けが増える前に読んで勝って金を増やせ 続きを読む
受信: 2007/01/26 5:01:47
コメント
コメントを書く




※メールアドレスは外部には公開されません