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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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平和島に選手集結!

 通用門にぐわーっと集まったファンたち。冷たい風が強めに吹いている平和島なのに、そこだけ気温が上昇しているように感じる。
 ザッツ・SG! ザッツ・総理大臣杯!
2007_0314__124  今年も、ドキドキと胸が高鳴り、ヒリヒリと緊張感が漂い、グワーッ!と歓声が沸き上がる、最高峰のレースがスタートした! 全国発売GⅠは2度、取材班としては唐津と浜名湖2節を加えて5度の節間取材を行なっているわけだが、やはり高揚感がまるで違う。これぞSG! やっぱりいいですよねえ、この空気。
 そんななかに続々とやってくるトップレーサーたち。彼らも多少の高揚感があるのだろうか、どの選手もなんだかご機嫌に見える。植木通彦が微笑を浮かべていたりするのを見ると、こちらまで嬉しくなったりして。ちなみに、東京地方の明日の天気は「雪」と予報されているのだが、「えーーーっ! ゆき~~~~っ!?」という声が響いて振り向いてみると、関係者と話している艇王の笑顔があったりするのだ。おっと、微笑を浮かべているといえば、王者・松井繁も! 田中信一郎ら大阪勢とともに登場した我らが王者は、実にスッキリとした表情で、周囲に笑みを振り撒く余裕を見せている。昨年のMVPが迎えるSG第1戦。昨年の平和島・総理杯にはその姿がなかったこともあわせて、どんな戦いを見せてくれるのか、本当に楽しみである。

2007_0314__037  あれ!? 珍しく少ないなあ……と首を捻りつつ眺めてしまった静岡勢。いや、5人も送り込んでいるのだから、さすがと言うしかないのだが、5人でもなんだか少なく感じてしまうのが逆に、王国静岡の昨今の充実ぶりを示していると言えるだろう。重鎮・金子良昭がキリッと瞳を輝かせて登場すれば、重野哲之がいつものように礼儀正しく挨拶をする。おっと、坪井康晴はニッコリと笑顔で登場。今回は静岡の大将格としての参戦と言っていいでしょうね。どうにもリズムの悪かった序盤戦の影響で事故パンではあるけれども、凛々しい走りを期待したいところです。あ、ちなみにこの写真、中尾カメラマンが中座している間に、私が撮影したものです。

2007_0314__147  坪井と同様に、昨年ブレイクを果たした一人が、中村有裕。競艇場入りのときには、比較的淡々としているという印象があったんだけど、彼も今日はなんだかニコニコですねえ。童顔のユーユーは、笑顔が似合いますね。僕の姿を発見すると、さらにニコニコッとユーユー。昨年秋にインタビューをした縁で、ときどきピットで話をすることもあるのだが、それにしてもこんなニコニコのユーユーは見たことないぞ。「お久しぶりっす、エヘヘ」「いやいや、こちらこそお久しぶりっす、エヘヘヘヘ」……って、なんだかハタから見たら変な二人です。でも、レースが始まればキリリっとしたユーユーとなる。そんな変化をおおいに楽しみたいものです。
2007_0314__132  もう一人、昨年大ブレイクを果たしたのが、魚谷智之。あのダービー制覇以来、アンビリーバブルな躍進ぶりで、もはや完全なる第一人者に上り詰めている。そのひとつの要因が、メンタルトレーニングによる精神力の強化だといわれているが、今日もそれを感じさせる、真摯な表情を見せていた。きっと、競艇場に一歩足を踏み入れた時点から、じわじわと闘志を高めていっているのだろう。なんだか風格までもが備わっているように感じられて、思わず唸らされた次第であります。とはいえ、もちろん今日はリラックスもしていて、必殺魚ちゃんスマイルも見せていましたぞ。

2007_0314__043  今節、会うのが楽しみだったのは、やっぱりこの人、万谷章! 昨年のウルトラ感動名人戦で総理杯の出場権をゲットしてから約1年。ついに、ついにこの日がやって来たぞ! サングラスをかけて登場の万谷親分、し、し、渋いっす! カッコいいっす! BOATBoy4月号の「競艇名勝負物語」にご登場いただいたお礼をすると、万谷親分は嫣然と微笑みを返してくれた。し、し、渋すぎるっす! たしかに相手は強いし、若いが、親分が刻んできた年輪がモノを言うシーンがきっとあるはず。平和島SGといえば、加藤峻二御大の笹川賞61歳優出があった水面。あの感動を、今度は万谷親分が再現して欲しい! 応援せずにはいられませんね!
2007_0314__116  もう一人、女子王座優勝でこの総理杯出場をもぎ取った寺田千恵との再会も楽しみだった。あれから、たった10日。再会もへったくれもない間隔ではあるが、昨年の総理杯での横西奏恵の快挙を思い出せば、史上初女子SG優出のエポックメーキングを果たしたテラッチがどんな表情で現われるのかには、注目せざるをえないというもの。そのテラッチ、中尾カメラマンのレンズに気付いた瞬間、「あーーーーっ!」。さらに、隣の私に気付くと、やっぱり「あーーーーーーっ!」。続いて出た言葉は……「どうしたのぉ!?」。そりゃ、取材ですがな(笑)。我々がピットにいると好成績、というジンクスに気付いたのは女子王座でのこと。こいつぁ縁起がいい、とばかりに、僕の超出っ張ったお腹と超ハゲ上がった頭を2回ずつナデナデしたテラッチでした。ご利益がありますように……。

2007_0314__138  最後に忘れてはならない、スーパースター。濱野谷憲吾に山崎智也! 地元SG、気合が入らないはずがない濱野谷は、到着と同時にファンがグワーッ! いつもの憲吾スマイルで応えながら、ファンとのふれあいを楽しんでいるように見えました。それにしても、やっぱりこの人はカッコいい。地元ということで気合の乗りも違うのかもしれないが、ひときわ輝くオーラを感じずにはいられなかった。そしてまた、いつも以上に笑顔のパワーも増強している! 去年の総理杯は苦しい足色ながら、優出を果たしたが、今年はもちろんそれ以上を! その大目標に現実感をたっぷりと感じる、そんな雰囲気の憲吾なのでありました。
 そして、お久しぶりです、我らが気になる山崎智也! 通用門の向こうのざわめきがひときわ大きくなったと思ったら、やっぱりですか、智也の登場。通用門は一気にファンで埋め尽くされ、記者席に戻ろうとした記者さんが「こりゃ、通れない(笑)」と苦笑いで立ち往生するくらいの人たちが智也を取り囲んだのでありました。いやあ、ほんと、スーパースター! この熱気があれば、競艇は大丈夫! そんなふうにも思わされた次第。智也自身は、他の選手たちに比べると笑顔が少ないように思えたが、クールな智也もやっぱりカッコいい。今節も気になって仕方がないんでしょうねえ、私。(PHOTO/中尾茂幸 黒須田=坪井 TEXT/黒須田守)

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