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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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熱闘!競艇甲子園 初日速報!

『気合みなぎる愛知勢』

 MB記念初日は、地元選手の活躍が目立った一日だった。やはり2年ぶりのSG開催ということで、愛知支部の選手おのおのに期するものがあったのだろう。
 オープニングレースは山崎哲司の逃げ切りで幕を開け、5レースは他艇がアジャストするなか、自分の勘を信じた赤岩善生が楽々と逃げ切った。2レースでアワカツをぶっ飛ばして着外になった大嶋も、10レースは1号艇からコンマ07の快ショットを決めて悠々と逃げ切る。

2007_0828__0070  1着になったのはこの3選手だが、ほかの愛知勢も気合では負けていない。上手く着をまとめた仲口博崇や池田浩二、新美恵一。それにどうしようもないエンジンに苦労する都築にも気合がみえた。ただ、もっとも気合がみなぎっていたのは、原田幸哉であるように思う。

 ドリーム戦。原田幸哉は4カドからスタートを決めると、一切の躊躇なく内3艇をまくりにいく。スリットでヘコんでいた2コース・3コースはすぐに飲み込み、敢然とインにも立ち向かう。インにいるのは、ごぞんじ王者・松井繁。

 原田は気合で松井を外から刈り取ろうとするし、松井は意地でも原田だけにはまくられるわけにはいかない。気合と意地のブツかり合いは痛み分け。ふたりとも外へ流れていった。
 勝ったのは漁夫の利を得た田村隆信だが、レースを作ったのはカドから動いた原田。明日も、愛知勢がタクトを振り下ろすようなレースが数多くみられそうである。

 

『ハンデなんて関係ねぇ! F2カルテットが大健闘!』

 今節はフライングを持っている選手が数多く参加している。一般戦ならいざ知らず、常にギリギリの勝負が求められるSGでは、たとえフライング1本持ちのハンデでも致命傷となることがある。
 そんな厳しい舞台であるというのに、今節はフライングを2本も持った選手も複数参戦している。田頭実、中野次郎、白水勝也、熊谷直樹の4人だ。
 常識的に考えると、F2選手は舟券対象からハズすのがセオリー。実際に、この4選手がらみのオッズは、軒並み高配当を示していた。ところが。巷の常識をあざ笑うかのように、F2カルテットが躍進をみせる。

2007_0827__0044 まず4レース。田頭実がダッシュ5コースからスタートをブチ込んできた。

「F2でのスタートぶち込み」といえば田頭の代名詞。もはやちょっとやそっとでは驚かないのだが、今回のタイミングはコンマ04。たしかに他艇も速いスタートだったが、F2選手のスタートじゃないよ、コレ。

 レースはインの湯川が逃げ切り。2着も2号艇の仲口が入る順当な結果となった。

 だが、スタートで負けなかった田頭もキッチリと3着に入線する。2連単が510円に対して、3連単配当は3460円。F2だからこその好配当である。

 

 2007_0828__0266つづいて5レース。

 2コースから攻めた中野次郎は、スリット前でアジャストしてしまう。選手紹介で中野が目標にあげていたのは「無事故完走」。この先の過酷なF制裁を考えると、レバーを放ってしまうのも致し方ない。

 ところがラッキーだったのは、他艇もアジャストしてくれたこと。その後も、2周1マークで魚谷がターンマークに接触する。

 結果、中野次郎は2着に入線した。たとえスタート行けなくても、運を味方につければ何とかなるものである。こちらもインが逃げ切って、2コースが2着に入った競走なのに3連単配当は5680円の好配当。

 

2007_0828__0410  6レースには白水が登場。5カドから3番手スタート(コンマ12)だったが、スリット通過後に艇をグイッと伸ばす。そこから絞りマクリに出て、インの川﨑にまで襲い掛かる。

 ターンでやや流れてしまい、川﨑には届かなかった。だがスリット通過後と、2番手争いから抜け出すときに披露した足は、素晴らしいものがあった。

 たとえスタート行けなくても、エンジンを出せばいいのである。3連単は4860円だ。

 

2007_0828__0105  最後は7レース。選手紹介で、

「F2ですけど、行かないわけではありません」

 と強く宣言していた熊谷が、しっかりと3着に入線する。

 安全なタイミング(コンマ20)のスタートを決めるも、艇はあまり伸びていかない。

 1マーク。今垣光太郎が強烈な引き波を描いて、熊谷の上を通り抜けていく。記者席から見ていると、沈められたようにみえた。だが、熊谷はこれを上手くかわして3番手を追走。そしてそのまま3着を死守した。   
 たとえスタート行けなくても、さばく技があれば何とかなるのだ。3連単は9540円である。

 MB記念初日は、F2持ちの全選手が舟券にからんだことになる。
 今節はF2カルテットからは目が離せない。「F2だから」という単純な理由だけで彼らを切ると、痛いシッペ返しをくらいそうである。

 

 
『きょうの阿波勝哉』

2007_0828__0084  残念ながら、きょうのアワカツはマクリ不発に終わった。着順は6着。それが宿命とはいえ、イチかバチかの成績をみていると、あらためてチルト3度が諸刃の剣であることがよくわかる。

 約2年ぶりのSG勝利まであと一歩だったのだ。3レース、定位置の大外6コースから加速して、スリットを通過したタイミングはコンマ16。トップスタートである。もしこれが平和島の一般戦なら、ファンは阿波の勝利を確信しただろう。

 だがここはSGの大舞台。そして走り慣れない蒲郡。いつもなら5コースを瞬殺するのに、きょうは伸びがついてくるのが少しだけ遅れた。そして5コースの平石もコンマ17のスタートを行っていたため、絞るのにやや手間取った。

 結局、その分だけ1マークまでに全艇を飲み込むことができなかった。さらに徹底イン屋の大嶋一也に「オレの庭で好きにさせるかぁ!」と抵抗されてしまうと、もはや成す術はない。

 伸びはついてきている。もう少し早くトップスピードに乗れるセッティングにできれば、伝家の宝刀が炸裂するのは間違いない。明日の阿波勝哉は1レース1回走り。まとわりつくような蒲郡の暑さを、チルト3度が切り裂く。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)
 


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蒲郡 SG MB記念 2日目(8/29)予想 【ぎゃんぶる日記。 ■ 競艇予想、競輪予想と結果 ■】
SGは一般戦と違い売り上げも多いですからね、平和島開催時のような アクセス制限はしません。(^^; ・・・が、明日以降も特に自信はないですからね、SGですし。 明日も当たったらラッキー!って感じです。(・・・謙虚に) アクセス制限はしませんけど、ここのメンテナンスがあるみたいです。  8/29(水) 22:00- 8/30(木) 6:00 この時間帯はアクセスできないのかもしれません。 (更新もできないと思うので、3日目予想の更新は30日朝かもです。)...... 続きを読む
受信: 2007/08/28 22:45:23
モーターボート記念、初日終了 【おでぶのお気楽日記】
競艇のSG、モーターボート記念初日が終わりました。 注目の阿波勝哉選手はというと・・・ 惜しくも6着#63896; 惜しくもと書いたのは、あと少し伸びきれていれば1着だったのです。 このレース、5号艇の大嶋一也選手がインコースを取ります。 これが普通の枠なりに..... 続きを読む
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阿波選手 がんばれ!

投稿者: ハルキチ (2007/08/28 22:21:21)
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