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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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熱闘!競艇甲子園 2日目速報!

『競艇甲子園2日目は〝西高東低〟』

2007_0829__0614  今年の夏の甲子園は「西高東低」の傾向が出ていたが、蒲郡〝競艇〟甲子園の2日目の結果も「西高東低」であった。

 1レースこそ関東のベテラン江口晃生(群馬)が逃げ切ったが、2レースは烏野賢太(徳島)がさばいて1着。3レースは鎌田義(兵庫)がマクリ、4レースは三嶌誠司(香川)が、5レースは石野貴之(大阪)逃げ切る……。
 その後も西日本勢の勢いは止まらず、関東・東海勢の勝利は江口と10レースの仲口博崇(愛知)の2勝でおわった。

 そんな大躍進をみせた西日本勢のなかでも、とくに目立った活躍をみせたのが兵庫の3人であった。

 まず口火を切ったのは4レースの鎌田義。開会式で口にした「尼崎最強伝説」を体現するかのようなスタート速攻を決めて、そのまま先頭でゴールを突き抜ける。

 この鎌田義のマクリが、今回のMB記念初のマクリとなった。鎌田義は、2回走りの11レースで6着になってしまったため、明日は1日早い勝負駆けとなるが、4レースでみせた勢いを再びみせてほしい。

 

2007_0829__0620  つづいて6レース。「尼崎最強伝説」を牽引する吉川元浩が、5コースから鮮やかなマクリ差しを入れる。バック水面は逃げた齋藤仁との併走になったが、2マークを先マイして勝負にケリをつける。 このマクリ差しで、吉川は得点率2位にジャンプアップ。早ければ、明日にも準優に当確ランプが点灯する。

 真打・魚谷智之は9レースに登場。コンマ10の理想的なスタートを決めるも、6コースではさすがに遠かった。1マークを回った時点では後方におり、内からバック水面をするすると伸びてくるも、中村有裕に前方をやや強引にカットされる。
 2マーク手前では上位着順が絶望的な位置にいた。だが前方で4艇がからむアクシデントが発生。それを冷静に見ながら2マークを小回りすると2着が転がり込んできた。

 運に恵まれた部分はおおいにある。だが、中村に前をカットされたときに、アツくならず冷静に対応できたのが大きかった。
 2日間の成績は、4着、2着、2着。明日は4レース1回走りで、魚谷はけっこう濃いメンバーの中に入れられてしまったのだが、ここでこそ今節初勝利を飾ってくれるのではないだろうか。

 

『夜のマジシャンがピンピン発車』

2007_0829__0039  8レース。田頭に2コースを譲った田村は、3コースからコンマ11のトップスタートを決めた。が、田頭のスタートはコンマ16。絞りマクリが打てるほど田村の艇が出ているわけではない。せっかくスタートを行ったのに、結果的に〝帯に短し襷に長し〟的なスタートとなってしまっていた。

 1マーク手前でもその位置関係は変らない。2コースの田頭もすぐに差しに構えると上を叩かれるのが見えているのでギリギリまでガマンをする。田村の行き場はなくなった。
 はずだった。外を回すと届かないし、ここから待って差すと間に合わない、はずだったのだ。

 しかし田村は、先マイした寺田祥と内を差した田頭の間に進路を見る。そして、魔法のようなターンを繰り出す。2マーク寄りにある記者席からみていると、まったくスペースがないところを一気にすり抜けたようにみえたのだから、まさにマジックである。
 あそこに艇を入れて抜けることができるのだから、田村のエンジンがかなりのレベルに仕上がってきているのは間違いない。

 2日目が終わり、田村が唯一のピンピン選手となった。過去にもナイターSGで好成績を残してきた田村だが、この2日間であらためて夜の強さをみた気がする。
 明日は7レースと11レースの2回走り。初日ドリームを最低人気で制した夜のマジシャンが、早々に準優出を確定させてきそうな勢いである。

 

 

『きょうの阿波勝哉』

 きょうの阿波勝哉は1レース1回走り。初日6着だから仕方ないとはいえ、アワカツファンにとってはもっと注目を浴びる時間で走ってもらいたかったことだろう。
2007_0829__0025  ところが、1レースは阿波にとってはメリットある時間帯である。この季節、この時間は、スタンド対岸右奥から風が吹き込んでくる、つまり向かい風になるのだ。そしてこの風は、時間が進むにつれ左へ左へと移動し、最終レースが行なわれる時間には対岸からスタンドに垂直に吹くようになる。1レースは、気象的にもっともカマシが生きてくる時間なのだ。
 そして実際に、きょうの1レースは向かい風が吹いた。風速は3m。6コースで助走距離を十二分にとった阿波勝哉にとって、おあつらえむきのマクリ風である。

 大時計をほぼ正面にみながら、阿波が加速する。85m線上を通過した瞬間、筆者の脳裏にはスリット通過後に一気に内5艇をなで斬りにする姿が浮かんだ。しかし、そこからあまり伸びていかない。ひょっとして揉みながら行ったのか、それともエンジンが仕上がっていないのか――。

 スタートタイミングはコンマ14のトップタイスタート。ただ6艇が横一線に並んでおり、阿波の艇がスリット通過後に伸びていかないのであれば、もうどうしようもない。5コースにいた吉田弘文がターンマーク手前で差しに構えるため艇を引き、ようやく阿波に進路が開ける。が、当然ながらときすでに遅し。本日は成す術なく6着に敗れた。

 明日は2レースと6レースの2回走り。また、1レースの坂口や、5レース・9レースの石野、そして本日12レースでチルト3を使ってきた寺田祥(4レース出走予定)も、チルトをハネてくる可能性がある。明日の前半戦、向かい風が吹いている可能性の高い前半戦、阿波を筆頭に、「チルト3度」祭りがはじまるかもしれない。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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