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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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熱闘!競艇甲子園! 3日目速報

『地元愛知勢、荒ぶる』

2007_0830__0368  競艇甲子園、今日は愛知勢が不利な枠順に入るケースが多発していました。まるで、地元だというのにシード権を奪われてしまった、そんな風情。
2R 6号艇 大嶋一也
5R 6号艇 原田幸哉
6R 6号艇 都築正治
8R 6号艇 池田浩二
 3人がSGウィナーという愛知の顔、都築もここまで懸命の調整と試運転を続けている。そんなメンバーが、今日は試練の一日を迎えたのであります。
 ……いや、もしかしたら試練などではなかったかもしれない。これは、
「地元の気合、闘志を満天下に知らしめる!」
 という演出だったのかもしれません。彼らの見せた走りは、そういうものだったのです。
 まずは2R。大嶋一也ですから、当然のことながら、動きます。これは想定の範囲内。ただし、去年の当地周年記念の優勝戦で、上瀧和則を相手に一歩も引かずインを取り切った森高一真がこの2Rでは1号艇でしたから、「2コースまで」というのが多くの見解ではなかったでしょうか。大嶋は、そんな予定調和をぶち壊すべく、一気に回り込んで森高のハナを叩いた。そして、インを奪い取った。それはまさに、地元の大将ならではの気迫だったと言っていいでしょう。
2007_0830__0278  5R。ここも幸哉が、アウトで納得するはずがない。今節、誰よりも強い思いを抱いて蒲郡入りした幸哉です。ただでさえ得点状況が楽ではないのに、ほいほいと6コースに艇を引くわけがありません。もちろん、内枠勢もいくら幸哉だからといって、すんなりコースを明け渡すわけがない。結局、幸哉は4コースまでしか入ることはできませんでしたが、ひとまず意地を見せつけることはできたと言えるでしょう。
 6R。一般戦では積極果敢に内を狙う都築ですが、外からでも勝負になる男です。しかも、ここは阿波勝哉が2号艇に入っていた。黙っていても、5コースには入れるのです。ところが、都築はタダで手に入る5コースなどいらん、とばかりに、大きく回り込みました。そして、くるりと舳先を向けた位置は2コース! 3号艇・中村有裕、4号艇・山崎智也、5号艇・瓜生正義は、たしかにそれほどムキになってコースを主張する選手ではない。その気になれば、取れておかしくない2コースではありました。それでも、大嶋、幸哉に続くかのように、内へと潜り込んでみせた都築には、「愛知には都築正治がいるんだ!」と高らかに叫んでいるかのような、熱いものを見たような気がします。
2007_0830__0240  最後は8R。これは、本当に驚いた。池田浩二が、SGで前付けをしたシーンなど、どんなに記憶を掘り起こしても思い出せない。いや、もしかしたらあったかもしれませんが、ここまで印象的な進入は、ハッキリと見たことがないのです。何より、スピードターンが武器の池田は、内にこだわるタイプではない。蒲郡競艇場が発行している出走表を見ると、池田浩二の6コース回数は29回。これは、3コースや5コースと遜色ない回数なのです。つまり、特に枠なり偏重のSGにおいては、アウトから勝負してきたことの証。その池田がなんと2コースを奪い取ったのですから、驚くのが自然というものでしょう。ちなみに、3号艇には王者・松井繁がいました。スタート展示で2コースに池田が入ったとき、本番で松井がそれを許すかどうかが気になったのですが、それはまさしく杞憂というもの。池田は本番ではさらにハッキリと内への意欲を見せて、2コースを取り切ったのです。

 それぞれの成績は、ここではあえて書かないこととします。なぜなら、この前付けの連発が実ったかどうかよりも、地元水面で見せた気迫こそが尊いと信じるからです。こうして意地を見せるということが、充分にライバルたちへの威嚇となる。それも含めて、彼らの地元SGに懸ける思いが、緑のカポックの動きに凝縮されていたのです。

『本日の阿波勝哉withチーム・チルト3』

 前半のピット記事にも書きましたが、この日はチーム・チルト3(急遽、勝手に結成させていただきます。メンバーは、阿波、テラショー、石野、坂口です)にとっては、厄日になってしまいました。
 1Rでは、スタート勘がまったく見えていなかった坂口周がドカ遅れ。2Rでは、阿波勝哉がフライング。阿波は6Rにも登場しましたが、F2を背負ってしまったことの影響か、今度はドカ遅れでした。
2007_0830__0179  さらに。9R。石野貴之もフライングを切ってしまいます。このとき、石野はチルト0・5での出走でした。そこで切ってしまったFは、今後の石野にチルト3を履くことをためらわせるのではないか……F自体も痛恨には違いありませんが、石野のチャレンジ精神をも蝕んでしまいそうなことが、あまりにも残念でなりません。
2007_0830__0013  もちろん、Fを切ったとしても、石野はチルト3を試すかもしれないし、阿波も待ちに待ったアワカツマクリを見せてくれる可能性はあります。10R、坂口周が勝利をあげ、嬉しい水神祭をあげました。この勝利自体、厄払いになったかもしれない。チーム・チルト3に勢いを取り戻したかもしれない。そして、坂口はこうコメントを出しています。「(5号艇の)明日は、もちろんチルト3でいきます」。拍手! 大拍手!
 チーム・チルト3の挑戦は明日以降も続く。まずは、阿波に初日が出てほしいのですが……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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蒲郡 SG MB記念 4日目(8/31)予想 【ぎゃんぶる日記。 ■ 競艇予想、競輪予想と結果 ■】
3日目はFがあったレース以外、すべて1着1号艇でしたが さて予選最終日の明日はどうなるでしょうね? 明日の勝負レースは3つです。 今日は成績の悪かった予想屋のオヤジが明日も登場します。(^^; 乞うご期待! (締め切りの数分前くらいが良いですかね?) 明日も頑張りましょう!...... 続きを読む
受信: 2007/08/30 22:55:34
コメント

スタッフの皆様、いつも楽しい情報をありがとうございます、メグちゃんの水神祭、松坂つながりはヘイちゃんの奥様の実家が三重の松阪です。

投稿者: 伊賀愛Jo会 O (2007/08/31 3:59:59)

O様
情報ありがとうございます。なるほど、そうでしたか。
今節、ジョー選手もいい感じですね!

投稿者: 取材班 (2007/08/31 13:12:52)
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