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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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勝負駆けの地に選手集結!

 昨日は木枯らし1号が吹き、今日は今年一番の寒さ、だそうだ。東北のほうでは雪も降っているということで、一気に冬がやって来た感がある。ということはつまり、賞金王決定戦の季節がやって来たということ。“賞金王へのラストチャンス”競艇王チャレンジカップの幕開けとしては、ふさわしい気候と言えるかもしれない。
 浜名湖に到着した勝負駆け戦士たちも、すっかり冬の装いとなって、寒そうに肩をすぼめて競艇場入りした。通用門で山崎哲司と顔を合わせたら、テツのほうから手を差し出してガッチリ握手、となったのだが、テツの手にはしっかり手袋がはめられていた。うむ、寒い。そして、チャレンジカップへの気運が盛り上がってきた、と思った。
 この冷たい空気の中、水面では熱い戦いが繰り広げられるぞ!

Pc3j5780  さて、前記事でも書いたように、私、不覚にも寝坊しまして、通常のSG前検日より1時間遅れて到着(申し訳ありませんです……)。私が競艇場入りした時間にはすでに、多くの選手が競艇場入りを済ませていたようであります。ちゃんと定刻通りにやって来た中尾カメラマンによると、松井繁、魚谷智之、吉川元浩らの賞金王当確組や、金子良昭、横澤剛治ら静岡勢、寺田千恵、西島義則、倉谷和信(なぜか、この3人が一緒のタクシーで来たそうです。浜松駅でバッタリ会ったりしたんでしょうか)なども、私がピット入りする前に到着していたとか。
 その中尾氏が着く前に競艇場入りしていたというのが、笠原亮、重野哲之の静岡若手組。9時30分頃には来ていたというのですから、本当にすみません、私はもちろん、ちゃんと待ち合わせの時間に来たのに品川駅で待ちぼうけを食っていたH本記者は、その頃まだ新幹線の中でしたよ……。ま、地元の若手が一番乗りするのは、SG前検日の恒例であります。

Pc3j5881Pc3j5849 というわけで、出遅れた私がピットに到着すると、ちょうど佐々木康幸が到着したところ。だはは、佐々木と同伴ですな、私。その直後に、タクシーに同乗してやって来たのが、田村隆信&井口佳典の85期・銀河系軍団コンビでありました。井口は賞金王出場を決め、銀河系では湯川浩司も賞金王当確、すでに複数出場が決まっていますが、だからこそ3年前に賞金王を経験した田村にとっては、気合が入る今節であります。その田村もボーダー付近にいるだけに、最低でも優出は果たしたいところ。ダービーでは、銀河系を気にした私としては、田村にも賞金王出場を決めてほしいと、心から応援しております。井口には、実は先日BOATBoyの取材で会いました。というわけで、井口はニッコリと笑顔を向けてくれて、江戸川GⅠでのFの後遺症はないと見ましたぞ。

Pc3j5859Pc3j5861  同期で揃って到着といえば、池田浩二&寺田祥の81期コンビもタクシーに同乗して現われました。この2人、ともにボーダー近くにいる、もっともアツいグループでもあります。特に池田は、圏内とも言えるポジションですから、ひときわ気合が入るはず。BOATBoy12月号のインタビューでは、「チャレンジで勝負」とキッパリ語っていました。4年ぶりの賞金王出場に全力疾走の構えです。さすがに入りの時点ではリラックスした表情を見せていましたが、明日からは炎の池田浩二が見られるかもしれません。
 一方のテラショーは、いつも通りのクールな表情。児島周年では、準優で巨大な不運に遭遇してしまったわけですが、嫌なリズムを引きずることなく、浜名湖で再び反抗のノロシをあげてもらいたいものであります。最近は、どこで走っても強烈な伸びに仕上げるテラショー、今節も快速ストレートで賞金王のピットを掴んでほしいものであります。

Pc3j5948  おっと、佐藤“ヒール”大介が自家用車で登場だ。運転席にいらっしゃるのは、奥様の鈴木綾さん(いや、今は佐藤綾さんですか)ではないですか! いやあ、相変わらずお綺麗ですねえ……私、現役時代は大ファンでありました。大介と結婚されると聞いたときには、眠れぬ夜を過ごしたものです。あ、あのときの大介はまさしくヒールでしたな! それはともかく、大介は今日も、ダービーで見せていた人の良さそうな笑顔を満開にさせて、浜名湖に現われたのでありました。ほんと、その素顔はぜーんぜん、ヒールなどではないのであります。しかし、水面ではヒールとなって大暴れしてもらいたいもの。今節もヒール大介を応援しますぞ!

Pc3j5926  このチャレンジカップが、デビュー20年にして初のSG出場となったのが、池本輝明。先ごろ引退された植木通彦さんの同期でありますから、まさしく遅咲きの花、であります。デビュー5年で、すでにSGをダービーで経験した山口剛とは好対照、その山口と一緒に登場しました池本でありました(あと、辻栄蔵も。広島軍団であります)。初SGの緊張感よりは、むしろ晴れ晴れとした表情を見せていた池本。ここまで地道に蓄積してきた実力を爆発させるチャンスこそ、このチャレンジカップであります。SGの新人としてハツラツなレースを見せて、先輩たちに一泡吹かせてもらいたいものですね。まずは目指せ水神祭。その際にはもちろん、バッチリ取材させてもらいますからね!

Pc3j5894 「クロちゃん、いろんなところで会うなあ~」
 私を見つけて、最高の笑顔を見せてくれたのは、三嶌誠司でございます。児島でも会いましたから、4日ぶりですね。ピットで三嶌の笑顔を見るたび、癒されている私であります。
 その三嶌、賞金ランクは現在11位。賞金王圏内であり、しかしまだ当確は出ていないという、もっともキリキリした戦いを強いられる立場にいます。だから当然、今節は相当の気合をこめての参戦となるはずですが……今日のところは、そんなことを感じさせない、朗らかな三嶌誠司であります。ただし、もちろんすでに闘志に火はついている。
「今回は、前検から? 最後までいるの? よし、いいとこ見せるから! うまく書いてくれや~」
 もちろん、“いいとこ”とは、賞金王のイスを手にするところ! 三嶌さんの勝負駆け、しかと見届けさせていただきます!

Pc3j5947  さて、お久しぶりです、気になる山崎智也。MB記念以来ですか。入りの際に顔を見たときには、なんだか懐かしさすら感じたものでありました。ファンからのたくさんのプレゼントを手に、微笑みをたたえて登場した智也。今節ももちろん、気にさせていただきます。というより、気にしなければいられないのが、今節の智也であります。賞金王出場がピンチの彼は、おそらく優勝しなければベスト12に届かない。そう、あの智也が背水の陣に立たされているのであります。SG優勝ノルマという、まさかの勝負駆け。それだけに、いつもと違う智也が見られる可能性もある。それを期待もしつつ、今節の智也を追っかけたいと思っております。

Pc3j5984  瓜生正義がトリで登場して、52名が揃った! さあ、もっとも過激でもっとも熾烈で、だからこそもっとも神々しい勝負駆けが、浜名湖で開幕します!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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