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ボートレース特集 > 2007全日本選手権
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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 ボートレース特集

H本記者の「ヌルリ」舟券

 前半レースは2本的中。まぁ、可もなく不可もなくといったところでしょうか。イン3勝というのも、強すぎず弱すぎずといったところ。正直、なんとも掴みどころがなく、「掴んだ!」と思っても、ヌルリとすり抜けていく感じです。

7R
前半レースを見たところ、森秋光の足は初日よりも上昇しているのでは? このメンバーでこの枠だとさすがにアタマは厳しいだろうが、展開むいて2着3着というのはないか? 人気薄なので総流しで。
【2連単】全→6 【3連単】全→全→6

8R
難解な一戦。内はあまり信頼できないし、外はコースとオッズを考えると買いづらい。1レースの足が安定してみえた、地元の平尾から少額で遊んでみる。
【2連単】3=全

9R
山本が地元の意地でスタート行くはず。山崎のマクリは怖いが、トップSなら逃げ切れるはず。相手は差す今村と、展開ありそうな平田。
【3連単】1→24→全

10R
前半レースの3着争いでもたついたことが示すように、濱野谷の足はたいしたことがない。試運転を見るかぎりでは行き足のいい高橋勲をアタマで。
【3連単】3→456→全

11R
昨日のレースだけでは魚谷の足は判断できない。枠順が悪く人気しそうなので、ギャンブル的には軽視するのが正解では。中島の逃げから。
【3連単】1→234→全

12R
逃げる服部と捲り差す松井、同期2人の一騎打ち。これしか考えられない。激しいマッチレースを期待しておりやす。
【3連単】1=5→全


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ラストクイズ正解~

ども~。ダービー終わって2日、平和島から徒歩10分のところにおりますと、いまだ余韻を引きずる秋の日、でございますよ~。というわけで、ラストクイズの正解、まいりましょう。

Cimg35202ピット内のプレハブ2棟、それぞれ何?が問題でした。「徹子の部屋」とか「時津風部屋」って解答が多かったっすね……って、ジローさん! んなわけないっす。ナイスボケを差し上げますが、トップには届きませんがな。実際は、喫煙室とか体重測定室とか、あるいは選手や記者の控室系が多かったですね。なるほど。ちなみに、右棟の右上、屋根が切れてますよね。つまり、このプレハブ、ピットの端っこのほうにあるということがわかります。もっというと、水面に近いところに建っているんですね。水面に近いところにあるべきものといえば……。

Cimg3520 正解は、「左=医務室」「右=艇運搬室」でした。医務室は、レース中の事故で負傷した選手が運ばれることもあるため、ほとんどの場のピットでは、水面に面した場所か至近の位置にある。平和島では、この写真のすぐ右が、救助艇の係留所になっています。艇運搬とは、選手のボート運搬の補助をする方たち。どの場でも6~7名は、あるいはもっと、いらっしゃいますね。ボートリフトを操作するのも、艇運搬係のお仕事です。着水するとき、あるいはピットに帰還したときに艇を移動させるのは選手自身ですが、モーターが外され、ボートを洗浄したあとに、ボート内の水を出すために、せーのでひっくり返すのも、艇運搬係の方たち。あ、最終日は選手がやってますけどね。で、そのボートを整理して1カ所に固めるのも(最終日は艇庫へ格納するのも)艇運搬の方たちなのです。そういうお仕事ですから、水面際とか、装着場の付近に控室があるわけですね。平和島の艇運係には、超マッチョな格闘家っぽい方がいて、岩崎芳美がペタペタと身体を触ったりしているのを目撃しましたよ(笑)。

というわけで、艇運搬室のほうは正解ゼロでしたが、医務室はアンパンマンさん、りょうぽんさん、ママさんが正解! 最終成績は……アンパンマンさん&りょうぽんさんが110点で同点1位、ママさんが80点で3位。この3名に、おみやげ差し上げます。あと、「勝手に対抗戦」で90Pを獲得したヴァ~ニャさん、ママさん、ウォリアーズさんにも……ママさん、W受賞です。素晴らしい! 以上、5名の皆様

tanakakogyo@hotmail.co.jp

まで、送付先をお願いします。あ、蒲郡みやげ、申し訳ございません、まだ発送できていません。平和島みやげもあわせて、17日までには発送作業をいたしますので、もうしばし、お待ちくださいませ。

それでは、今節もお付き合いいただきありがとうございました。また会う日まで!


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男たちの痺れる闘い――優勝戦後半のピット

1img_4711 「昨日のほうが緊張していて、今日はいい意味で集中できていました」
 優勝した高橋勲は、表彰式でそう言った。

 今日一日ピットで取材をしていた印象からいっても、その言葉に嘘はないと思う。前半のピットリポートでも書いたことだが、昨日の高橋は重苦しさのようなものを抱え込んでいるようだったのに対して、今日の高橋は何かが吹っ切れたような表情で作業を続けていたのだ。
 だが、内心ではいろんなものと闘っていたには違いない。なにせ、平和島で行なわれるダービーにおいて、地元選手は一人しかいなかった中で、優勝戦1号艇を勝ち取ったのだ。そこまで来れただけでもホッとした部分はあったはずなのに、昨日のレース後にも「ここからが本番」と言ったように、さらに兜の緒を締めて闘わなければならなかったのである。

2img_7035  午後の高橋は、本番ピットのすぐ脇の待機ピットで作業をしていることが多く、自ら『孤独との闘い』を選択しているようでもあったのだ。

 ただし高橋は、決してその世界に独りで閉じこもったきりになっていたわけではない。
 7R後に田中信一郎と足合わせをしたあとには、笑顔になって、互いの足についてを評価し合ったりもしていた。また、9R後のスタート練習のあと、やはり装着場の隅でひとりボートをチェックしていたときに、リポーターが話しかけていっても、すぐに笑顔となって、長い時間、話をしていた。
「準備万端です」
 リポーターによれば、そのとき高橋はそう話していたそうだ。昨日の時点でかなりのレベルまで足は仕上がっていたはずなのに、今日も、早朝からほとんど休む間もなく作業を続けることで、そう言い切れるところまで持ってきたのだから、相当のエネルギーが必要だったことだろう。……そのうえで、ピット離れで後手を踏み、ぎりぎりの形で1コースを死守して、逃げ切ってみせたのだ。
 最後の最後まで集中力と勝利への執念を切らさなかったところに高橋の「強さ」があるのだろう。

3r0015011b  ウィニングランを終えて、表彰式会場に移ろうとしていたとき、後ろから「イサオ!」と声が掛かったかと思うと、移動用のボートに乗り込もうとしていた高橋のあとを追って、その家族が駆けてきた。
 おそらく奥さんとお子さんだったのだろう。ほんの短い間だけだったが、抱擁を交わすと高橋は「……帰ってきてからな」とボートに乗り込んでいったが、お子さんに掛けたその声は、それまでには聞いたことがない、甘い甘いパパの声だった。一日の緊張……、いや6日間、前検も入れれば7日間の緊張が、本当の意味で初めてほぐれた瞬間だったのだろう。
 その後、表彰式のインタビューで高橋は、第一声として「夢のようです!」と口にしていたが、あのときにはもう感無量になっていたのに違いない。
 初戴冠おめでとう!
 今日の高橋に対しては、それ以外に掛けるべき言葉は見つからない。

4img_6969  高橋に限らず、優出メンバー6選手の一日の過ごし方はそれぞれに見事だったと思う。
 個人的な感想でいえば、一日を通して誰より輝いていたように見えていたのはやはり田中信一郎だった。
 朝からその気配はバツグンだったが、午後になってもペラ調整の手をゆるめず、弟子の湯川浩司のアドバイスにも耳を傾けていたかと思えば、「寿司食いたいか」と笑って尋ねてみるなど(聞き違えでなければ、7R後に高橋と足合わせをしたあと、湯川にそう言ったと思う)、確かな手応えを持ち、自信を深めながらレースに臨めていたのに違いない。
 2着に終わった結果については、悔しさがなかったはずはない。それでも、レース後には湯川と話をしながらサバサバとした笑顔も見せていたのだから、こちらも男惚れをしたほどだ。
 今日の高橋は、これ以上ない強さを見せてくれたが、田中もまた別の意味で、男の強さを教えてくれたのだ。

5img_6960  魚谷智之、寺田祥、吉川元浩……。彼らもまた、自分の足についての足りない部分を埋めるべくそれぞれの作業を続け、レースが近づくにつれて、いい顔をつくりあげていたということでは変わりがない。
 とくに寺田祥に関していえば、今節を通して「ポーカーフェイスの男」という印象を強くしていたが、午後には菊地孝平や鎌田義と話をしているなかで、完全にリラックスしているのがわかる笑みを浮かべている場面も見かけられた。
 また、展示航走後には、誰より「澄んだ顔」をしていたような気もする。手応えのあるモーターを引いて、闘っていた6日間では気が張り詰めていた部分も大きかったはずだ。それでも、やれることはすべてやったうえでレースを迎えられたことで、自然にそんな表情が浮かび上がってきたのだろう。SG初優出でありながら、この時間帯にそんな顔を見せられた寺田は、これからまだまだ強くなっていくはずだ。

6img_7078  また、こちらの勝手な印象に過ぎないことだが、金子良昭に関していえば、昨日のレース後や今日の午前中にくらべて、午後になってからは少しテンションを落としていたようにも思われた。足に対する手応えが落ちてきていたのかもしれないし、ピット離れの足を仕上げることができなかったのかもしれない。
 だが金子は、それで完全に落胆していたわけでなく、「自分にできる闘い」というものをいろいろと思案していたのではないかと思う。展示航走の直前に、ピットの水面際まで進んで行って、空を仰ぎ見ている場面があったが、その姿がまた象徴的だった

7img_4781   それぞれの闘いのあとに、頂点を掴めるのは常にたった一人だ。その頂点に立った男に対する賞賛は惜しむものではないのはもちろんだ。
 だが、ピットを取材している立場でいえば、6日間が終わるたび、そこで戦っていた選手たちみんなが好きになる。
 今回も当然、例外ではなかった。
 戦国ダービーならではの熱い闘いに、本当に痺れさせられたものである。
(PHOTO/山田愼二+内池=3枚目のみ TEXT/内池久貴)


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優勝戦私的回顧

 細かい雨が降っていた。スタンドにちらほらと傘が咲く。ファンファーレが鳴った。

Sn2_2555  微妙な進入であった。
 2号艇の田中信一郎が鋭いピット離れを決めて、1号艇の高橋の前に出たのだ。予想外の進入に、場内がどよめく。

 小回り防止ブイを回り、白と黒の2艇がネトロンに寄る。写真にあるように、前に田中、うしろに高橋という状態となった。おそらくこの時点で、田中信一郎はインを取り切ったと確信したはずである。

 田中が先に2マークを回る。深いインは避けたいので、ゆったりと舳先をスリット方向にむけた。
 田中の艇と2マークには微妙なスペースが空いていた。その隙間にあとから回ってきた高橋が艇を入れてインを奪った。

Sn2_2559  おそらく田中の心境としては、「なんでスペースがないのに艇をネジこんでくるんだ」だろうし、高橋の心境としては「スペースが空いているんだから入って当然」だろう。

 俯瞰で見ていたわけではないので微妙としかいいようがない。ただ待機行動違反がついていないことを考えると、スペースがあったと考えるのが妥当なのだろう。個人的な感想も「インを主張するのであれば、有無をいわせないくらいスペースを詰めておくべきだったのではないか」というものだ。もちろん、そんなことをすると深い進入になってしまうのだが……。

 

Sn2_2573  微妙であった進入に対して、レースはあっさりと決着がついた。
 高橋勲がコンマ11のトップスタートを決めて、1マークをスルリと回る。2コースの田中信一郎も、3コースの魚谷智之も、届きそうにない。この瞬間、高橋の逃げ切り勝ちがほぼ濃厚となった。

 高橋勲がデビューしたのは91年4月。
 4年後の95年5月に、江戸川で初優勝を果たす。ちなみにこのときの2着は、同支部の後輩・濱野谷憲吾であった。

 デビュー7年目には、福岡・全日本選手権でSG初優出を果たす。将来の東京支部を支える存在として、高橋の未来は前途洋々だったはずだ。
 ところがこのレースで優勝したのは濱野谷。高橋は2着に敗れる。ここから高橋の苦難の歴史ははじまった。

Sn2_2603  GⅠ優出12回。SG優出4回。SGの準優出も十数回を数える。なのにタイトルが取れない。記念タイトル奪取を後輩に越される。
 90年代末期から2000年代初頭にかけてSG常連であったが、04年の福岡総理杯優勝戦のフライングが原因となり、SG戦線に顔を出すこともめっきり減っていた。前途洋々であったはずの前途は、気づくとどこかにいっていた。

 最終コーナーを回り、高橋がゴールを駆け抜ける。その瞬間、ド派手なガッツポーズが飛び出す。長い間に蓄積された鬱憤を吐き出すように。

Sn2_2703  SG初優出となった全日本選手権から9年。奇しくもあのときと同じ全日本選手権で、春の平和島のSG覇者、己と因縁深い〝東都のエース〟が不在の地元SGタイトルを、高橋はひとりで守りきった。地元ただひとりの男が、51人の兵を退けて勝ったのだ。

 ウイニングランをする高橋勲。スタンドにむけて何か大声で叫んでいる。何を叫んでいるかは、口の動きを見てすぐにわかった。

「あ・り・が・と・う・!」

 雲の切れ間から出た夕陽が、スタンド対岸のビルのスリットから暖かく差し込んでくる。雨は止んだようである。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/姫園淀仁)
 


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本日の水神祭 高橋勲SG初V!

Sn1_608754回全日本選手権は、地元の砦を守り切って、高橋勲が優勝しました。これがSG初優勝!…………ということは! そうです、お初の儀式、水神祭。高橋の殊勲を祝って、夕暮れのピットで執り行なわれました。

Sn1_6111 表彰式を終えて救助艇で戻ってきた高橋勲を、鎌田義や菊地孝平が握手で出迎えます。実は、鎌田ら近畿勢や菊地ら静岡勢は、帰郷準備を済ませており、というわけで「今、やっちゃおう!」という声がちらほらと出たのであります。高橋も「おお、このままやっちゃおうか」という感じで、首から下げられたメダルなどを外し始めます。そこにやって来たのは、田中信一郎でした。レース回顧やピット記事でも触れられているかと思いますが、優勝戦の進入は物議を醸すものでした。当事者は、高橋と信一郎。高橋は信一郎に気づくや、すっと顔をこわばらせて、「信、ごめん。信、ごめん」と2度繰り返しました。……信一郎は男だった。もう終わったこと、そんなことはどうでもいい、とばかりに、「勲さん、やっちゃおう!」と、高橋を水面際にいざなったのです。そのときの信一郎は、満面の笑みでした。高橋も再び笑顔に。……私、泣きそうでした。高橋勲、田中信一郎、お前ら男の中の男だ!(高田延彦ふうに)

Sn1_6105今節は、関東勢が高橋を含めてたった3人。すでに秋山直之は帰郷していたので、飯島昌弘しか残っていません。というわけで、飯島意外に参加したのが主に近畿勢。信一郎、魚谷智之、吉川元浩の優勝戦を戦ったメンバーに、鎌田義、湯川浩司、さらに菊地、横澤剛治の静岡勢など。高橋をウルトラマンスタイルでぐいっと持ち上げ、さあ行こう、水神祭。せーので、ドッボーーーーーーーーーーーン! 高橋は、大事な大事な地元水面に、頭から突っ込んでいったのでありました。水神祭の会場としては珍しい、ボートリフトとピット、係留所に囲まれて湾のようになっているところに投げ込まれたため、水中から顔を出した高橋は、満面の笑顔を浮かべながら「どこから上がったらいい?」。みんながさーっと笑って、次の瞬間、いっせいに大拍手が沸き起こったのでした。優勝戦終了後、ご家族が駆けつけたのですが、陸に上がったびしょ濡れのお父さんを眺めるお子さんたちも、笑顔笑顔。平和島ダービーは、こうしてハッピーエンドとなったわけであります。

Sn1_6116 高橋勲選手、SG初優勝おめでとうございます。これで賞金王もほぼ確定。関東の新たなSG覇者として、今後も活躍を期待していますよ!(PHOTO/中尾茂幸)


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VS静岡!「勝手に対抗戦」ファイナル

『勝手に対抗戦』の“正解”がすべて出揃いました。今日までもつれにもつれた問題1-②「ポイント争い」は、11Rまでに静岡軍団が逆転して【E】になりかけたものの、優勝戦でDがワンツー決着。再逆転で正解を【DE】としました。問題2「優勝チーム」は高橋勲の【D東西選抜】で幕を閉じました。

 チーム     初日   2日   3日   4日     5日     6日
★静岡軍団   24  54/78 48/126 40/166  66/232  56/288
A尼崎伝説    24  40/64 16/80   36/116  28/144 14/158
B愛三連合    32  24/56 48/104 34/138  30/168  36/204
C九州軍団    40  26/66 42/108 10/118  16/134  34/168
D東西選抜   48   48/96 44/140  50/190 44/234  60/294
Eチーム瀬戸内
72   48/120 42/162 70/232 56/288  40/328

結果報告

問題1-①【D】…正解者なし
問題1-②【DE】…正解者なし
問題2 【D】…正解者/ヴァーニャさん、ママさん、ウォリアーズさんの3名さま。おめでとう、90ポイントを差し上げま~~す!!


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艇王、平和島へ登場!――最終日のイベント

 伝統の競艇ダービー、優勝戦はもう間もなく。だんだんと興奮が高まる平和島に、あの人が帰ってきました! 艇王・植木通彦さん!!

Sany0910_2  7R、8R発売中に行なわれた『植木通彦氏 メモリアルトークライブ』。最近、各競艇場のビッグレース時にはすっかりおなじみとなった植木さんの登場。期待通り、平和島はダービーでの実現と相成りました。
 優出インタビューにも負けない大勢のファンが詰めかけたイベント広場にて、大拍手とともに迎えられた植木さん。「いつぞやは……」と、今年3月の総理大臣杯での優勝戦Fを思い出される開口一番に、場内は笑い声とともに再び大拍手が。そんなファンのみなさんの目は一様にキラキラと輝いております。やっぱり、みなさん偉大な艇王が大好きなのですね。

Sn1_6034←こちらは優勝戦終了後、浪花のドン・長嶺豊さんと言葉を交わす艇王・植木さん

 さて、トークは選手時代の話はそこそこに、司会の松岡アナの軽妙な仕切りによって、植木さんの引退後の生活模様へ。
植「現役時代はあまりなかったんですけど、子供たちがいないときとか、妻とふたりでごはんを食べることが多くなりましてね」
――ほう。
植「なに話せばいいのかなあって、たまに考えてしまうんですよ(場内爆笑)」
――それはですね、たぶん奥さまは「鬱陶しいわね」とか思ってますよ。
植「……ええっ!? そうなんですかね(焦)」
――そんなことはないと思いますから、ご安心ください(笑)。
植「ですよねえ(場内爆笑)」

 あまりに意外な艇王像にみなさん大ウケ。さらに……
――最近はいろいろなところに行かれているそうで、先日もイギリスに行っておられたんですよね。
植「そうですね」
――今後、行ってみたいところとか、ありますか。
植「そうですね……大森とかねえ」
――おっ、大森!?(←もちろん平和島の最寄り駅です)
植「いや、僕も平和島には何度も来ていますけど、大森のほうってまったく行ったことがないんですよね。大森駅とかも行ったことがないし……」
――なるほど、平和島に限らず、どこの競艇場も空港から競艇場の往復のようなもんですしねえ。
植「そうそう。だから、平和島の近所の美味しいお店とか、お酒を飲むようなお店ってまったく知らないんです。だからね、そこらを探索したいなあ、って。そこで見付けたら、みなさん声かけてくださいよ(笑)」
――そのときは当然おごっていただけるということでいいですね。貯め込んでるわけですし(笑)。
植「アハハハ! ええ、その人の分は僕が払いますよ(場内大歓声)」

 みなさん、ぜひ競艇場近くで艇王を見かけたら、ぜひ声をかけましょう!

 艇王の意外な一面が見られた笑い声が絶えないトークショー。退場時には、みな艇王に手を振ってのお別れ……。
 まだまだみんなが愛してやまない。その人こそ艇王・植木通彦さんなのであります。(PHOTO=中尾茂幸<長嶺さん&植木さん>、M<それ以外の2枚>&TEXT=M) 

Sany0896←カラーボール投げにより色紙のプレゼントも行なわれました!


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「僕だけを応援、お願いいたします」byイサオ――優出インタビュー

2007_1008_0205  第54回競艇ダービー、今日12Rはいよいよ優勝戦! 唯一の地元・1号艇の高橋勲か、3号艇・魚谷智之のダービー連覇&SG3連覇か。それとも……? 朝からの一般戦で熱戦が繰り広げられているなか、5R発売中に優勝戦デーおなじみの『優勝戦出場選手インタビュー』が行なわれたぞ!

1号艇・高橋勲、2号艇・田中信一郎、3号艇・魚谷智之、4号艇・寺田祥、5号艇・吉川元浩、6号艇・金子良昭

「イッサッオさーん!」。選手登場と同時に高橋勲に大声援! 地元選手に対する熱烈声援は、首都東京でも変わりません。そして3号艇の魚谷にもやはり大きな声援が! 大記録の達成を皆が期待している証ですね。
 さて、この優出インタビュー、司会は“ミスター「動け動け」”松岡俊道アナウンサー。誰もが「緑が前付けに動く」と確信しているわけで、話題の中心はやっぱり緑のカポックへ……。まずは1~5号艇のコメントから!

1号艇・高橋「(大声援に)ありがとうございます。オール3連対? はい、成績には納得しています。モーターは出足、伸びともに負けない仕上がりですね。緊張は昨日はだいぶしました。今日はまだ緊張してないですが、まだ時間がありますからね。これからしてくると思いますよ。スタートは勘通り。インから行きます。どうか、僕だけを応援お願いいたします(場内大歓声)」
2号艇・田中「(最近は弟弟子の湯川さんが頑張ってましたし……)いやいや、そんなことより、僕が忘れられないように頑張りました。後半から行きアシも伸びも来て、納得の仕上がりです。枠番は主張します。あとで金子さんにはお願いをしておきますよ。(大ファンのジャイアンツも久し振りに優勝しましたし……)そうですね、あやかれればいいですね。賞金王の当確を? まあ、このレースに集中して、頑張ります」
3号艇・魚谷「(SG3連覇へ向かっています)ありがとうございます。モーターは行きアシを中心に仕上がっています。3号艇ですし、3コースから。自信を持ってスタート行きます。今日も力を出し切りたいと思います」
4号艇・寺田「(初のSG優出)寝られました。今村豊さんから? 『よかったな』と言われましたね。みなさんに言われますが伸びがいいですね。その伸びを活かしたレースができれば。外が動いてきたら? 単騎がましも考えています。優勝狙っていきます」
5号艇・吉川「(7度目のSG優出です)そうですね、はい。気温が下がってからアシはよくなりました。行きアシから伸びにかけて、バランスが取れていい仕上がりです。(湿度が上がっているようですが?)問題ないと思います。枠はいろいろと迷っています。勝てそうなところからいきたいですね。昨年は2着でしたので、今年は魚谷さんには2着で我慢してもらえれば。リベンジのつもりで、気合でいきます」

2007_1003__0001 そして“前付け注意報”がバンバン出ている6号艇・金子良昭へ。年齢的にも最年長の余裕から、バシッと盛り上がてくれました。
6号艇・金子「静岡10人……いちばん可能性がない選手が残りましたね(笑)。プロペラ調整でアシのバランスはとれました。コースは……インまで行ければいちばんいいですけどねえ。イサオちゃんはまだ先があるけど、僕はもう1~2年の選手ですからねえ(笑)。ダッシュの可能性? ありますあります。平和島ならば決して外も利かないわけじゃないですしね。枠的にも何でもできますから。それに、どこからでもスタートはわかっていますよ。諦めないで頑張りますよ」

 キーマン、金子良昭はいったいどこまで? そしてそれを内枠の選手はどう受け止める?? 
 頂点の座は誰の手に! 全日本選手権、優勝戦は約3時間後!!(PHOTO=中尾茂幸 TEXT=M)


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それぞれの闘志――優勝戦前半のピット

1img_6895_2  あいにくの空模様のため、ピット内もずいぶん暗くなっているが、その雰囲気は昨日とそれほど変わらず、落ち着いたままだった。
 午前中、その動きが気になったのはまず高橋勲だ。朝一番のスタート特訓の時間帯から屋外ペラ叩き場「OPC」でペラを叩いていたが、1R頃には整備室に行き、そのペラを丹念に拭いていた。そして、2R頃にはモーターのギヤケースを外して整備するといっ たように、休みなく作業を続けていたのだ。
 ただ、その表情は、昨日に比べても、ずいぶんリラックスしているように思われた。女子王座第6回覇者で現在は解説者として活躍している佐藤正子さんが話しかけていったときなども、ギヤケースを外そうとしていた最中だったにもかかわらず、けっこう長い間、にこやかな表情で話し込んでいたのだ。
 昨日は緊張感と闘いながらも、いいテンションでレースに臨んだものと思われるが、今朝の表情を見る限り、何かが吹っ切れたようにも思われる。
 ……ちなみに付け加えておけば、今日の高橋のTシャツの背中には「勝って兜の緒を締めよ」と書かれていた。

244  吹っ切れたといえば金子良昭だが、こちらは昨日のレース後の「ご機嫌モード」を今朝も持続しているようで、リポーターの人たちと話しているときなどにも、この人らしい笑顔を連発で見せていた。
 朝のかなり早い時間帯には、「ペラ加工室」(一般のペラ調整より細かい作業や大がかりな作業などをするときに使われる別室)にいるところも見かけられたが、レースが始まる頃からは作業をしているところは見られなかった。
 昨日の時点で「それまでとは比べものにならないほど足が良くなってきた」というのだから、この後はペラの微調整を続ける程度と予想される。
 ただし、早朝にペラ加工室にいたことからも、「進入を見据えた足づくり」をしていくのかどうかが気になるところだ。

2img_6944  田中信一郎も、1R頃からOPCでペラ調整に励んでいる姿が見かけられた。そばにいた菊地孝平や横澤剛治などに対して言葉をかけていき、長く話をしていたが、そのあいだも手は止めずにペラ調整は続けており、背中越しにも勝負気配が漂っているような感じがしたものだ。
 田中らしい笑顔の爆発も時おり見られたが、基本的には昨日に比べれば真剣な顔つきをしている時間が長かった気がする。
 もちろん、精神面のメリハリがつけられているという点では昨日と変わらない。その気配から受ける好感度は少しも落ちず、むしろ凄みが増してきたことで、こちらの期待もいっそう高まったくらいである。

410  SG3連覇がかかっている魚谷智之はどうかといえば、相変わらずといえば相変わらずだが、微妙な具合に変化が出てきた気もする。
 昨日にくらべると、魚谷スマイルを見せる回数は増えているようで、リポーターと話をしているときにも昨日より自然に笑っているようだったのだ。1R後の引き上げ時には、“笑いのマジシャン”鎌田義に話しかけられて、何度となく、爆笑もしていた。その一方、何もしないでピットを歩いているようなときでも、昨日にくらべれば「目にたぎる力」が戻ってきたような気もしたのである。
 魚谷に気配に関しては、一昨日の黒須田リポートからNIFTYでもいろいろ書いているが、外野から見ていて気にしすぎていても仕方がないのかもしれない。
 午前中には作業をしているところはほとんど見られなかった魚谷だが、平常どおり、あるいはそれ以上の精神状態でレースに臨んでくるのは間違いないだろう。

5img_6864  魚谷の僚友でもある吉川元浩に関しては、午前中、あまりその姿が見かけられなかった。
 選手控室付近にいるのが遠目に見かけられたり、1R後に魚谷らととともに勝野竜司のボートの引き上げを手伝っているところは見かけられたが、他の選手などと話をしていたり、作業をしているような場面はほとんど確認できなかったのだ。
 魚谷や笑いのマジシャン鎌田がそばにいながらも、表情を崩すことはほとんどなかったのだから(筆者は見ていなかった場面だが、写真は気持ちのいい笑顔を見せているところ)、「ワンツーフィニッシュ」よりも「ダービーへのリベンジ」を目指そうという気持ちはホンモノなのだと思われる。

649  表情を崩さないといえば、寺田祥である。
 寺田については、1R後に引き上げの手伝いに出てきたところや、その後、OPCで作業をしたあとに整備室に移って、ペラをチェックしているところを見かけたくらいだが、こちらの目に映るたび、「同じ顔」をしていたようだったのだから、“究極のポーカーフェイス”だ。
 整備室でペラを見ていたときには、柏野幸二に話しかけられていたが、笑っているような感じはほとんどしなかった。こちらから見えたのは背中とわずかな横顔だけだったので、はっきりしたことこそ言えないが、柏野の言葉を淡々と受け止めていたものと思われる。その後、モーター収納の手伝いをしていて、同地区の仲間たちに囲まれていても、やはり基本的には、常にその口を真一文字に結んでいたのだ。
 静かな勝負師の闘志もまたホンモノのようである。
(PHOTO/山田愼二 TEXT/内池久貴)


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ダービーラストクイズ~

どもです。ダービーのピットクイズ、これがファイナルとなりますよ~。皆様、ふるってご解答を! ではいきましょう。

Cimg35202 ピット内にあるプレハブ2棟。それぞれ何の部屋? これが問題でございます。ポイントはひとつにつき、40P。締切は、明日9日の午後4時でお願いします。

現在のポイントランキングは、アンパンマンさん、マッキイさん、ウォリアーズさん、りょうぽんさん、人間さん、タッチスタートさん。おっさんさんが70Pで横一線、みゅあさんが50P、ママさんが40Pで続いています。誰が抜け出すか……一発逆転も狙って頑張ってくださいね。

あ、「勝手に対抗戦」クイズと、こちらは独立して計算します。もちろん、両方の上位者におみやげがありますからお楽しみに。それでは!


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ダービー6日目! 歴史的優勝戦になるか!?

おはようございます。全日本選手権――ダービーも6日目、いよいよ優勝戦の朝を迎えました。この大事な日に、平和島は雨……。今朝、私が目覚めたときには晴れていて(平和島競艇場から徒歩10分なのです)、天気予報が外れたのだと大喜びしていたのですが、あっという間に空は曇り、競艇場に着いた頃には雨……。これを書いている今は、あがっているようでありますが、予断を許さない空模様であります。優勝戦までに回復しないでしょうか……。

2007_1006_0266 さて、ダービー優勝戦。最注目はもちろん、この人でしょう。魚谷智之です。昨年のダービー覇者、ということは連覇が懸かる。そしてオーシャン→MBを連覇、ということはSG3連覇が懸かる。魚谷は今日、とてつもない偉業を懸けて、優勝戦のピットに入るのです。当たり前ですが、優出できなければそんな話は霧消するわけであって、しっかりと、さも当然のことのようにベスト6に残ってきた魚谷は、いまや艇界を支える大黒柱なのであります。

奇しくも、3号艇は昨年のダービー優勝戦と同じです。水面こそ違いますが、今年も赤いカポックの魚谷が跳ねるのか。結果は神のみぞ知る、しかし起こるかもしれない奇跡の偉業に思いを馳せつつ、優勝戦を注目したいものです。……ま、舟券は別でも、ね(笑)。

2007_1006_0416 今朝はもう一人、この人に触れさせてください。菊地孝平です。昨日、準優勝戦でF。優出への道が途絶えたばかりか、来年の笹川賞まで、SGには出場できなくなってしまいました。内池のピット記事にもありましたが、ピットに戻ってきた菊地は笑っていました。「やっちゃった」と。しかし、それが本心からの笑顔であるはずがない。むしろ、自分を責め、煮えくり返る腹の内を隠すための笑みに見えた。菊地孝平という男は、ややもすれば露わになってしまいそうな本音を、笑顔で巧みに包み隠せる男です。彼は、自らをコントロールするためにも、そうして笑ったのだと思います。

優出選手の共同会見を終えて外に出ると、帰宿バスの出発を待つ選手たちが15mほど先にいて、菊地は瞬時に僕に気づいて、ニッコリと笑顔を向けて会釈してきました。やはり「やっちゃいましたよ。でも、大丈夫っす」と言っているかのような笑顔でした。僕には、それも本音には見えなかった。だから、それは実に悲しい笑顔に見えました。菊地の心中を思うと、僕は精一杯「悔しいっすね……」という思いを込めた渋面を返すことしかできなかった。それでも、菊地孝平は、笑い続けていたのでした。

もちろん、こんなことで挫ける男ではありません。この試練を乗り越えて、さらに強い菊地孝平となることを信じています。まずは今日、リベンジを果たしてほしいですね。

ずいぶんと長くなってしまいましたが、とにかく優勝戦です! 伝統の一戦・ダービーのDRAMATIC FINALを思い切り堪能しましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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平和島・全日本選手権 準優戦私的回顧

 インが弱い平和島。だが準優3レースはすべてイン逃げが決まった。準優3レースですべて6コースが勝った昨年の全日本選手権とは対照的な結果である。

2007_1007_r10_0503 準優10レース

①魚谷智之
②飯島昌弘
③吉川元浩
④佐藤大介
⑤辻 栄蔵
⑥上瀧和則

 もはや呆れるしかない。いったいどうやったら1号艇の魚谷に勝てるのか?
 決して有利なインではなかったはずだ。回りこんできた上瀧和則と、それをブロックした佐藤大介に付き合う形で進入は深くなり、魚谷の起こし位置は100mをやや割るくらい。インが弱い平和島の100mインに、メリットがあるかどうかはかなり微妙である。
 それに、ダッシュ艇を受け止めてくれるカベも頼りない。スタート展示で3枚あったカベは、本番で2枚に減る。さらに、2コース佐藤の起こし位置は90~95m。3コース上瀧の起こし位置も同じ。インがしっかり握ってスタートを決めないと、ダッシュ艇にひと呑みにされてしまう典型のような進入隊形であった。
 だが、魚谷はひるむことなく先頭でスリットを駆け抜けた。タイミングはコンマ09。そこから一気にトップスピードへ加速していき、1マークを高速旋回する――。

 進入隊形が固まったとき、「さすがにこれはダッシュだろう」と思った人は多いはず。なのに、常識をあざ笑うかのような完勝である。展開に恵まれた昨年のダービー準優勝戦とはまったく違う。
 この出世魚は、いったいどこまで大きくなるのか?
 「強い」という形容詞は、魚谷のためにある。

 2着に入ったのは吉川元浩。進入争いに加わらず、ダッシュに引いたのが功を奏したように思える。2周2マーク、佐藤大介の突っ込みを冷静に交わしたのもさすがだった。
 10レースから優勝戦に駒を進めたのは、昨年のダービーでワンツーフィニッシュを決めた兵庫勢の2人。今年もワンツーフィニッシュを決めて、ふたりで「尼崎最強」を謳うのだろうか。

2007_1007_r11_0661 準優11レース

①田中信一郎
②菊地孝平
③寺田 祥
④前本泰和
⑤守田俊介
⑥服部幸男

 ここも進入がゴチャついた。スタート展示はオールスロー。本番でも服部の回りこみを守田が阻止。「こんな場所では旨味がない」と服部が回りなおして、進入隊形は【1245/36】に落ち着く。ただ、10レースのようなスロー勢が極端に深い進入にはならなかった。
 大時計が回り、全艇が加速する。菊地孝平が真っ先にスリットを通り抜ける。他艇より半艇身は出ている。そのままスピードを上げ、一気に攻めればマクれる体勢である。

 今節の菊地には張り詰めた雰囲気があった。昨日の11レースは、準優出が当確しているにもかかわらず、コンマ01のスタートを行った。
前節の多摩川周年でフライングを切ったため、菊地は地元の競艇王CCに出場できない。2年ぶりの賞金王決定戦進出のためには、ダービーの優勝をもぎ取るしかないのだ。
 ところが菊地はマクリにいかない。そうこうしているうちに、フライングがあったようなニュアンスの実況が流れてきた。
 菊地孝平、コンマ02の勇み足。自分を鼓舞するために張り詰めた糸が、張り詰めすぎたゆえ切れてしまったのだろうか。

 隣のフライングに釣られることなく、スタートを決めたのは田中信一郎。タイミングはコンマ05。勘どおりのタイミングだったという。
 2コースの菊地が絞ろうとしなかった分だけ田中は命拾いをした。1マークに到達する前に伸び返し、腰の位置が高い美しいモンキーターンを繰り出して逃げる。伸びだけは抜群の寺田祥が田中をツケ回ろうとするが、少しだけ届かない――。

 11レースから優勝戦に駒を進めたのは田中信一郎と寺田祥。明日の優勝戦も勝ち、ミスター賞金王が自分のいるべき場所へと舞い戻るのか。はたまた抜群の伸びを生かして、寺田がSG初優出初優勝を決めるのか。

2007_1007_r12_0835 準優12レース

①高橋 勲
②瓜生正義
③山崎哲司
④金子良昭
⑤日高逸子
⑥吉田徳夫

 地元最後の砦は想像以上に強固だった。唯一の東京支部・高橋勲が逃げ切って、明日の優勝戦1号艇を自ら手に入れた。勝手知ったる平和島。高橋勲なら、コンマ08の鋭発を決めて逃げるのも楽であっただろう。
 90年代末から2000年代初頭にかけて、高橋勲はSGの常連だった。そして今でもGⅠ戦線には欠かせない名プレイヤーだ。しかし、なぜかタイトルが取れない。後輩たちに先を越され続け、現在のところGⅠ12優出0優勝、SG4優出0優勝。明日、高橋勲が地元の砦を守りきり、大団円をむかえるのか?

 敗れはしたが山崎哲司のレースも印象に残った。イン屋の金子良昭がいるにもかかわらず、レース前から「コース死守」と主張。スタート練習も、試運転時も、スタート展示でも、120m起こしからの握りこみを確かめていた。
 そして本番。有言実行で3コースを死守。いや、山崎の気合に金子が諦めたように感じた。もちろん今節の金子があまりコースにこだわっていないというのもある。ただ、山崎の気合がイン屋の金子を退けたようにも思うのだ。
 スリットも攻めた。コンマ07のトップスタートだ。2コースの瓜生がコンマ16。4コースの金子がコンマ19。両隣よりも半艇身は山崎の艇が出ている。前のレースでフライングが出ているにもかかわらず、この見事なスタートである。
 残念ながら1マークで瓜生に弾き飛ばされて、山崎哲司の初ダービーは終わった。だが前日に厳しい勝負駆けを成功させ、準優では枠を主張し、ゼロ台のトップSを決めて、瓜生のギリギリ上を叩こうとしたレースは、観衆や選手そして施行者の印象に残ったはずだ。近い将来、躍進を遂げてくるのは間違いなさそうだ。

 2着に入線したのは金子。瓜生と山崎がヤリ合ったおかげで、2着が転がり込んできた。機力は上位と差があり、普段とは違うレーススタイルだというのに優出。明日の優勝戦はエンジンも枠も不利だが、もっとも運があるのは金子かもしれない。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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心意気――準優勝戦後半のピット

1img_4635 「逆にひと皮剥けたのかもしれませんね」
 とは黒須田守談。魚谷智之に関する言葉であるが、僕も同じことを考えていた――。

 午前中の空気があまりに落ちついていことの反動のように、午後になると顔つきを変えていく選手が目立っていた。もちろん、レースが近づくにつれて選手の表情が変わっていくのはいつものことだが、今日はとくべつ、そのギャップが大きい気がしていたのだ。そのなかでもとくに気になったのは田中信一郎、服部幸男、日高逸子といったところだったが、魚谷に関していえば、やはり、その「顔」から訴えてくるものが、いつものSGに比べて小さすぎるように感じられていたのだ。自然体というのとも少し違う、脱力にも近い雰囲気を漂わせていたようだった。
 それでもやはり……、魚谷は強かった。
 佐藤大介、上瀧和則の前付けもあり、かなり深いインとなりながらも、圧巻の逃げ切りを決めてみせたのだ。
 黒須田が考えていることが僕の考えが同じであるのかはわからない。だが、あの表情、あの雰囲気で100%の力を出せる状態になったのだとしたら、これはやはり「進化」以外の何ものでもない。もちろん、心理面での変化ではなく疲労が蓄積しているからこそのあの雰囲気だったということも考えられなくはないが、たとえそうだとしても、それでこの結果を出せるのだから、その場合もやはり「進化」であるには違いない。
 ただし、レース後の共同会見で、自分のSG3連覇やダービー連覇よりも、同県の吉川元浩(このレースで2着)とのワンツーフィニッシュを願っているように話していたのは少しばかり残念なところだ。気持ちはもちろんよくわかるが、「仲間と喜び合える結果」よりも、まずは「自分」にこだわってほしかった。

2img_1113  このレースで2着した吉川は、今日一日を通していえば、自然体で作業を続けていたという印象が強い。もともと自然体が似合う男ではあるが、レース後は魚谷とがっちり握手を交わしていたし、魚谷とともに優出を決められた喜びは大きかったはずだ。
 それでも、共同会見のコメントだけでいえば、魚谷よりも吉川のほうが力強かった。
 いまさら確認するまでもなく、去年のダービーの結果は、1着・魚谷、2着・吉川だったが、それでも吉川はこう言ったのだ。
「去年はエンジンが出てなくてあの結果だったけど、今年はエンジンが出てるんで、リベンジしたいです!」
 リベンジの相手は魚谷というよりダービーということなのだろうが、その心意気は買いたいところだ。

3img_6805  11R。このレースでは菊地孝平のフライングが出てしまった。引きつった笑みを浮かべながら引き上げてきた菊地は痛々しかった。
 菊地も実は、レース前の表情が気になっていた一人だ。ピットで取っていたメモを見直してみると、『思いつめた顔にも近い集中力』という走り書きがしてあったが、賞金王に向けてはここがラストチャレンジとなる菊地だけに、その気持ちが顔にあらわれ、そして……結果にも出てしまったということなのだろう。
 レース後の菊地は「勝負しなくちゃならなかったんで……」というコメントを残していたし、他の記者と話している横を通りかかったときには、こうも言っているのが聞こえてきた。
「復活しますよ、必ず! ……再来年に」
 再来年に、というところで苦笑はしていたものの、その後は真剣な顔つきになって、来年、一般戦から出直すということをその記者に対して話していたのだ。その心意気もまた買いたいし、菊地は必ず戻ってくることができるはずの男だ。……再来年まで待つまでもないことだろう。

4img_1021  このレース、勝ったのは田中信一郎で、2着には寺田祥が来ている。
 午前中の田中は、とにかく気持ちのいい笑みを爆発させていたのが印象的だったが、レースが近づくにつれ、顔つきを変えていった一番手に挙げられるのもまたこの人だ。
 共同会見で、「今節、モチベーションを高く保っていられるのは賞金王が近づいてきたからか?」と問われると、「みんなに忘れられたくないんで」と答えていたのもこの人らしい。そんな言葉もきっと、冗談や照れ隠しではなく、本気なのだと思われる。
 田中は今節、好調である要因として、鎌田義や湯川浩司のアドバイスをもらっていることも挙げていたが、「充分戦える足になっています」とも言っている。
「けっこうチキンハートなほうなんで、その辺を克服するだけやと思います」とも話していたが、「今節ここまで一生懸命がんばりましたので、明日もがんばります!」との言葉を裏切ることはないだろう。

5img_1065  寺田はなんともいえず、不思議な感じがする選手である。レース後はさすがにほっとしているような表情を見せていたものの、SG初優出を果たした喜びを前面に出すことはなかったし、共同会見においても言葉数はかなり少なかったのだ。
 24時間マイペースなのか、もともと無口なほうなのか……、そのキャラクターはいまいち掴めていないが、存在を埋没しがちなタイプ、という気がしないでもない。
 しかし寺田は、節イチとの呼び声も高かった瓜生正義と比べても伸びは変わらないくらい出ているともモーターを評価している。また、そんな手応えが序盤戦からあったからなのだろう。聞き取りにくい小さな声だったが、「優勝戦には乗りたいと思って、チャンスだと考えて走ってきました」というようなことも口にしていた。
 静かに闘志を燃やすことのできる男……、寺田。
 大一番で怖いのは、こういうタイプの男なのだから、個人的には一番の注目株にもなってきた。

6img_4676  12R。このレースでは瓜生が高橋勲が勝利して、2着には金子良昭が入っている。11Rほどではないものの、こちらもコントラストの大きな顔合わせになったといえるだろう。
 レース後、ピットに戻ってくるときにしても、高橋は、出迎えてくれている選手たちに対してペコリと頭を下げたのに対して、金子は自らバンザイをしてみせ、その後は自分で拍手もしていた。
「僕は前日より足が良くなると、気分が良くなる男なんで(笑)」というのは共同会見でのコメントであるが、今日の金子はまさしくそうだったのだろう。前半のピットリポートでは、ここまでの結果に対して歯がゆさを感じているようだとも書いているが、胸につっかえていたものが一気に取れたかのように、レース後はご機嫌になっていた。
 気持ちだけでなく、モーターにつっかえていたものも取れたのかもしれない。昨日まで良くなかった出足が「比べものにならないほど変わってきた」うえ、伸びも落ちずに良くなったというのだ。モーターのつっかえが取れたというのはもちろん比喩だが、これで本人もソノ気になってきたものと思われる。「ピット離れが良ければ、狙いに行きます」「イサオちゃんには悪いけど……」と、6号艇からの『イン奪取(かも)宣言』までしているのだから明日も目が離せない。
 スタート勘についてを尋ねられ、「わかりません!」ときっぱり即答しながらも、その後にすぐ、「遅れることはないと思います」と付け加えていたのも心強い。

7img_6768  12Rを制した高橋だが、高橋については、ピットでの動きを見ていて、少々不安があった。午前中から一日を通して、手を止めずに作業をしていたが、その動きや表情が神経質すぎるようにも思われていたからだ。実際、レース後の記者会見の中でも、準優1号艇に入ってからプレッシャーが芽生えてきていたと告白していたので、そうした部分が出ていたには違いない。
 だが、「1号艇のときはいつも緊張がありますが、いい意味での緊張感にしています」とも話していたように、それに押しつぶされる男ではないようだ。10R直前までOPCでペラ調整を続けていたが、隣りに山崎哲司が来ると、何かを話しながら、バカ笑いといえるほど大きな声で繰り返し笑っていたのだ。緊張でがちがちになっていたなら、あんな笑いができることはなかっただろう。
 エンジンについても、今日できっちりと仕上がって、納得できるところまで来ていると言っていた。
 また、「準優出をしたこと、優出をしたことでホッとした部分はあるか?」と問われると、高橋はこうも答えていた。
「正直、準優1号艇に乗れてホッとしかけたんですけど、周りの人から、ここからが本番だとハッパをかけられたんで、今はぜんぜんホッとはしてないです。明日が本番のつもりでいきます」と。
 そんな言葉にもまた、“男の心意気”が感じられるものである。
(PHOTO/山田愼二 TEXT/内池久貴)


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本日の水神祭 5日目

 準優デーの今日、水神祭が行なわれましたよ~。8R、インから逃げて1着の杉山正樹! 予選道中も健闘を見せてはいましたが、3着が多く、あと一歩が突き抜けられなかった杉山。しかし、初SGとは思えぬ堂々たる走りに、今節中の初1着は間違いないと思っておりましたが……今日は2・1着の見事な成績! 8R終了後すぐに、神聖なる儀式は執り行なわれたのでありました。

Smbimg_4588  集まったのは、もちろん愛知勢、そして三重の井口佳典&静岡の金子良昭。新美恵一や吉田徳夫が、杉山が着替えを終えるのを待つ間、どこから投げ込もうかとさんざん悪だくみ……じゃなくて相談をしつつ、彼らも嬉しそうに笑っております。杉山とは同県同期、MB記念で一足先にこの儀式をすませているテツこと山崎哲司も、参加していますな。その途中、今日は準優6号艇なのに黒いカポックを着ていた上瀧和則に吉田徳夫がツッコミを入れるというハプニングもありつつ、さあ、主役がやってまいりました、杉山正樹! 言うまでもなく、満面の笑みでございます。
Smbimg_4595  結局、投げ込む場所は、係留所に横付けされた救助艇の上から、ということに決定。ウルトラマンスタイルで持ち上げられた杉山、「こえー、こえー」と呟いております。そんな杉山に、「足、持ち上げるか?」とさらに恐怖を煽っているのは金子良昭。だはは、優しい先輩ですな。さあ行こう、水神祭。1、2の3で、ドッボーーーーーーーーン! 身体をピーンと伸ばした杉山は、まっ逆さまに水面に吸い込まれていきました。水中から顔を出すと、やっぱりニッコニコ! そんな杉山に、集まった報道陣も含めて、盛大な拍手が浴びせられたのでありました。

Smbimg_4607  杉山正樹選手、おめでとうございます。同期のテツは、今節準優まで進出した。次はもちろん、杉山の番。これからは二人で、SG優勝水神祭の競争だ!(PHOTO/山田愼二 TEXT/黒須田)


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クイズ第3問正解~!

ども。ダービーも明日はいよいよ最終戦。優出メンバーが決まりましたよ~。というところで、クイズ第3問の正解です。

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これはリフトそばの温度計。オレンジ枠で隠したところには何と書いてある?が問題でした。いや~、やっぱり難問でしたかね~。なにしろノーヒントですからね。皆様、相当お迷いになられたかと存知まするが……で、出た! 正解者が出ましたよ~!

Cimg3506 正解は「選手会」だったのです。温度計は、選手が個人で所有したりもしていて、以前クイズなどでも触れたことがあります。一方、つい先頃の話ですが、各場に日本モーターボート選手会が所有の温度計を設置して、個人で所有しない選手はこれを参考にしたりしているわけです。MB記念の蒲郡にもありましたよ。それにしても、アンパンマンさん、ご存知でしたか、このこと? 時間ギリギリの解答といい、ピット取材から帰ってきて、びっくりしましたよ~。おめでとうございます。拍手!

第4問は、明日出題いたします。優勝戦に夢を馳せつつ、クイズのほうもご注目くださいね。それでは!


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VS静岡!「勝手に対抗戦」5日目

 『勝手に対抗戦』は5日目まで終了。金子の準優2着など静岡軍団が一気にポイントを加算し、累積ポイントでも2位のD東西選抜に2P差まで肉薄しました!この勢いなら問題1-②の正解は独走態勢の【E】になるかも?
 また明日の優勝戦は、1号艇から【D・D・A・E・A・静】という並びでD東西選抜チームが断然優位に立ったようです!

 チーム      初日   2日   3日    4日      5日  6日
★静岡軍団    24   54/78  48/126 40/166  66/232
A尼崎伝説     24   40/64  16/80   36/116  28/144
B愛三連合     32  24/56  48/104 34/138  30/168
C九州軍団    40   26/66  42/108 10/118  16/134
D東西選抜   48  48/96   44/140 50/190  44/234
Eチーム瀬戸内  72  48/120  42/162 70/232  56/288


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決定! 第54回ダービー・優勝戦6ピット!!

 大熱戦の準優勝戦が終わり、優勝戦のメンバーが確定いたしました。やりました、唯一の地元・高橋勲! ポールポジションの1号艇をゲット!! そして、なるかSG3連覇! 魚谷智之!! 明日は3号艇からどんなレースを見せてくれるのでしょうか……?

 さあ、高橋を含めて4人がSG初Vへチャレンジとなる優勝戦。平和島の大観衆から祝福を受けるのは、果たして。優勝戦は明日8日、12Rだ!

1号艇 高橋勲(神奈川)SG初Vへ!
2号艇 田中信一郎(大阪)SG4V
3号艇 魚谷智之(兵庫)SG3V
4号艇 寺田祥(山口)SG初Vへ!
5号艇 吉川元浩(兵庫)SG初Vへ!
6号艇 金子良昭(静岡)SG初Vへ!

※念のため主催者発表の出走表をご確認ください。


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毎日!パイレーツ!!その④――5日目のイベント②

Sn1_5914  連日行なわれてきた『トーキョーベイパイレーツ』メンバーによるトークライブもいよいよ今日が最終日。人気選手が続々と登場しましたが、トリはいよいよこの男が登場! 3月にはここ平和島で総理大臣杯を制した“ムテキング”こと濱野谷憲吾! そして“スミケン”こと角谷健吾の“Wケンゴ”が平和島にやってきたぞ!

 6R発売中に行なわれた指定席特別ステージは……もう人、人、人! さすがの大人気選手、これまで最高の人手!! その中登場した濱野谷へは、デジカメに携帯電話と写真撮影の嵐が。「すごいですね……でも、携帯(電話の撮影)はなかなか慣れないっすね」と照れる濱野谷の横で、スミケンが「すみません、オレも撮ってください」とピースサインで猛アピール。そして『トーキョーベイパイレーツ』が結成されて5カ月ほどですが?」と、司会の前田くみ子さんに振られ、「名前はとても浸透してきたと思うのですが、レースで結果が出てないですからね……まあ、まだ最初の年ということで、長い目で見てください」と濱野谷がマジメにコメントしていると……スミケン、腕を組んでどうも不機嫌そうな眼差しを……
――角谷選手はどうですか?
「別に……」
 おお、突然いま話題の“スミケン姫”に変身! これでお客さんの心をガッチリキャッチのスミケン! キャッチしすぎて、「パイレーツに選ばれたことで、責任感が……」とマジメな受け答えでも笑いが起こっていましたが(笑)。

Sn1_5942  トークはパイレーツポスターに使用されている写真の撮影秘話へ。「写真を撮られるのは好きですが、あのポスターのような写真撮影はあまりないですからね」と、さしもの濱野谷も緊張気味だった空気を和ませたのが、やっぱりスミケン。金髪のアフロで登場して、メンバー全員が和んだとか。そして、スミケンの衣装はなんと私服だということが明らかに!
「僕はやっぱりラッパーじゃないですか(場内爆笑とともに「違う違う」の声)。で、用意していただいた衣装があまり合わないと思ったので、自分の服とアクセサリーでやらしてもらいました。サングラスだけが借り物かな」
 スゴい私服をお持ちですねえ(笑)。せっかくだから今日もその衣装で来ればよかったのに~の声には「いや、恥ずかしいですから(笑)」と本音!?も。スミケン、思わず照れ笑いですが、パシャパシャというシャッター音にはしっかりピースを返しておりました(笑)。

Sn1_5967 “トーキョーベイパイレーツinダービー”はこれにて終了。毎日多くのファンを集めましたが、本当はやっぱり水面で観たかった! 今後はレースでの大暴れも期待しているぞ!(PHOTO=中尾茂幸 TEXT=M)


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ドイツW杯帰り!?――5日目のイベントその①

 本日もイベントは名人芸からいってみよう! 昨日の『縄レンジャー』に続いて行なわれた“ライブパフォーマンス”、会場のイベント広場には『球舞』が登場。イベント案内には「ボールひとつで、場所も時間もスタイルも問わないパフォーマンス」と書かれておりましたが、さて、いったいどんなパフォーマンスなのかしらん……?

Sany0874  写真をご覧ください。そう、『球舞』はサッカーのリフティングをアレンジしてのパフォーマンスをする“フリースタイル・フットボールチーム”なのです。「すべてはサッカーのために」を合い言葉に結成され、昨年のサッカーW杯ドイツ大会では、FIFA(国際サッカー連盟)からの直々のオファーにより、会場にてパフォーマンスを行なったことも。日本が世界に誇るパフォーマンスチームなのです。
 4R発売中のパフォーマンスでは、頭に乗せたボールを落とさないでニット帽を外したり、うなじから頭へボールを瞬間移動させたりと、いわゆるリフティングらしくないテクニックを披露。「簡単そうに見えるでしょ?」と言っておりまますが、もちろん基本がしっかりしてないとできません。基本的なリフティングから10m近く上に上げてキャッチ!という技も披露しましたが、やっぱりすごいもんでしたよ!

 最終日の明日もイベントもりだくさん。SGではすっかりおなじみ“艇王”もやってきますよ!(PHOTO&TEXT=M)

Sany0885 


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まばゆい太陽の下の期待と不安……。――準優勝戦前半のピット

1img_0791  天気が良すぎるから……というわけではないのだろうが、ピット内の空気はやけに落ちついていたような気がする。装着場には、モーターが着けられたままのボートがずらりと並んでいたのも珍しい。魚谷智之、田中信一郎、高橋勲と、準優1号艇も揃っていたばかりか、準優メンバーほとんどのボードがそこに見られたのだ。散り散りにならず、一箇所にキレイに並んでいたため、余計に印象が強くなったのだろうが、準優の朝にこれだけのボートが水面に降ろされることもなく装着場に並んでいる光景はこれまでには見たことがないほどだ。
 屋外ペラ叩き場、通称「OPC」は繁盛していたが、やはり陽気のためもあるのか、緊張感をみなぎらせているような選手は見当たらなかった。……とにもかくにも、静かな朝だったのだ。

2img_0761  そんな中、前本泰和は1R前から「室内ペラ小屋」に籠もって熱心にペラを叩いていた。
 8月には個人的に取材をしている選手であるが、1Rが始まる頃には「平和島アリーナ」に出てきてレースを観戦していたので、レース後、「もうひとつ上(優勝戦)には行けそうですか」と声をかけてみると、ニッコリ!
「ペラ調整がバシッと行けばね」と笑顔のままで答えてくれたので、かなりの手応えを掴めているのだろう。
 その後また、ペラ小屋に籠もりながらも、2Rが始まると再びアリーナに出てくるといったように、自分のペースで順調に仕事が進められているようだった。作業をしている選手が比較的少ない中で、その動きにはかなりの好感が持てたものである。

3img_6473  1R前から、比較的精力的に動いている姿が目についたのは、日高逸子や山崎哲司といったところだ。
 とくに日高は熱心にモーターまわりを見ていたあと、小走りしてカポックを取ってきていたので、1R後くらいには早くも試運転に出るのかとも予想されたが、これは、ピットの中でもいちばん日当たりのいい隅っこの場所で、ボートとカポックを乾かすためだったようだ。ボートの上にカポックを置いたあとにはその姿が見かけられなくなっている。
 また、日高同様、ボートの各部を入念にチェックしたり、OPCでペラを叩いたりと精力的に動いていた山崎哲は、その後にやはり、ボートを日高のボートの隣りに移して、乾かしはじめると、ぴたりと作業の手を止めた。それぞれにやることはやって、一定の感触は得ているのだろう。

4img_0829  レースのメンバーが全員、何かしら自分の仕事をしているのが見かけられたのは、日高と山崎哲もいる12Rだ。
 金子良昭は、記者に対して「攻めてはいるんだけどね」と苦笑している姿が見かけられたので、もうひとつ結果が出せていないことに歯がゆさを感じているのかもしれない。
 早朝特訓を除けば、準優メンバーのなかではいちばん早く、1R後にボートを水面に降ろし、2R後に試運転に出ていったのだから、結果を求める姿勢の強さが窺えた。
 それでもやはり金子は金子で、さすがに金子だ。ひとつひとつの動きにまるで慌しい様子はまるで見かけられず、ベテランらしい仕事ぶりと佇まいに感心させられたものだった。
 吉田徳夫に関してはボートとペラ小屋を行き来しているところを見かけたくらいだが、高橋勲はOPCで、瓜生正義は室内ペラ小屋で、それぞれに長くペラと対峙している姿が見かけられている。その表情はそれぞれに、いつもと変わらぬポーカーフェイス!
 この12Rはなにか「大人の闘い」になりそうな予感がしてきたものだ。

5img_0887  10R、11Rで目についた選手といえばまず、装着場の片隅で入念にボートを拭いていた飯島昌弘だ。こちらも普段から、ボートをいたわる気持ちが強いのがよくわかるこうした姿を見せていることが多いので、普段着どおりの精神状態でいるのだろう。
 また、レース後の手伝いのときだけ顔を見られた田中信一郎は、とにかく「気持ちのいい笑顔」を見せていたのが印象的だ。
 SGの舞台で、久しぶりに主役の座の一角に立てていることを心から楽しんでいるかのような顔つきだったのだ。そのため、作業らしい作業はしていなかったにもかかわらず、午前中でもっとも高い好感度を受けた選手になっている(写真は筆者がピットを後にしてから山田カメラマンが撮影したもの)。昨年のオーシャンカップの松井繁がまさにこんな感じで結果を出していたこともあり、田中に対する期待は大きくなってきた。

6img_0865  その一方、気になったのは魚谷智之だ。昨日のリポートで黒須田守も書いていたことだが、たしかに彼のオーラが小さくなっている気がしてしまったのだ。TVのインタビューには落ち着いて答えていたし、その後にリポーターに対しては彼らしい魚谷スマイルも見せていた。だが、なにか、その目にいつものような力が感じられなかったのだ。
 これはもちろん、見ているだけの印象に過ぎないことだし、実際はどうなのかはわからない。機力に関しては納得いくところまで持っていけたということで、闘志をできるだけ抑えて自然体になろうとしていることが、こうした表情にあらわれているのだとも受け取れなくはない。
 なにせ、メンタル面を鍛え直したことで「覇王」の座に就いた魚谷なのだ。ここで簡単に心の火を消してしまうことはないだろう。だがそれにしてもやはり……、魚谷のこの後は、なんとも気になってならないものだ。
(PHOTO/山田愼二 TEXT/内池久貴)


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平和島グルメ!

こんちは。体重100kg超、しかし静かに密かに緩やかに体重が減っていっているKでございます。平和島は我がホームプール、平和島グルメもまさに日常食のようなものでありまして……というのは、今年と昨年の総理杯でも書いたのですが、そんな私が平和島の名物グルメと高らかに断言するのが、「煮込み」であります。そして、そのあまりの美味ぶりも、総理杯で語らせていただいた次第であります。しかし! 毎度毎度、「煮込み煮込み煮込み煮込み……」では芸がない。今回は、あえて別のグルメを紹介しようじゃないか! ということで、いろんなものを食ってきました。久々に食ったものもあったなあ。

Cimg3466 Cimg3468 まずはテレシアター内にあるレストラン。以前はよく行ったものですが、煮込みにハマって以来、ちょいとご無沙汰でありました。今回、食べたのはタンメンと、チャーシューメン。タンメンはあっさりしていて、二日酔いにテキメンでありました。そうなんです、二日酔いの日に食ったんですね。タンメンでテキメン。なんちゃって。チャーシューメーンは正統派しょうゆラーメンであります。ここではNカメラマンがとんかつ定食を食っていました。あげたてのカツは、なかなか美味そうでしたぞ。

Cimg3505 Cimg3504 つづいては、特観席のレストランを。

ここのカツ煮定食が、本当にオススメなんす。ボリュームあるので、腹減ってるときは最高っす。タレの味も、甘すぎず辛すぎずの絶妙な味で、最後まで飽きない。これ食うために特観に入ってほしいとまで思う絶品であります。H記者は天ザルを食ってました。夜に飲み会などを予定していて、昼はアッサリ、の場合はちょうどいい軽さだったそうですよ。あ、ただひとつ、このレストラン、昼飯時ド真ん中は避けたほうが無難と申し上げておきます。混雑していると、店員さんの捌きがちょいと残念なことになりがちなので……。

Cimg3436 さて、最後は平和島№1煮込みを出す店「さざなみ」。ここは煮込みだけでなく、さまざまなおかずを自由に取れる定食屋形式のお店でもありまして、今回はそちらにチャレンジしてみました。私が選んだのは、肉じゃが、納豆、冷奴、目玉焼き、味噌汁。どれも家庭の味っぽくて、素朴で美味です。意外なヒットが目玉焼きで、普通の目玉焼きではあるんですが、黄身の固まり具合が絶妙だったなあ。

Cimg3512 で、これに味をしめた私とH記者は、翌日も行っちゃいました。私はマグロぶつ、H記者はサバ煮なども頼んで、二人あわせてこんな感じに。豪華でしょ! いやあ、充実したメシだったなあ……え? 煮込みがあるじゃないかって? だはは、やっぱり「さざなみ」に行ったら我慢できなくなっちゃったんす。というわけで、煮込みも入れておかず取り放題のゴージャスグルメになった次第であります。平和島にいらっしゃいましたら、ぜひお試しあれ! それでは皆さん、食は文化なり、競艇場グルメもまた文化なり、ガツガツと食いましょうねえ!(K)


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ダービー5日目!

おはようございます。ダービー5日目、準優デーを迎えました。今日も爽やかな朝、この気分で準優まで突っ走っていきたいですねえ。

_u4w2909 魚谷智之&吉川元浩。兵庫両巨頭であり、昨年のダービーワンツーコンビ。そして、今日の準優10Rで同乗です。昨年の再現なるか。

2007_1006_0230 菊地孝平&寺田祥。一期違いですが、仲はいいようです。菊地選手は1年間、BOATBoyで書評の連載をしてくれたのですが、彼が読書にハマっていったのは、テラショーの影響だとか。で、今日は準優11Rで隣同士ですね。

_mg_0678 佐藤大介&深川真二。仲良くペラを叩いていますが、佐藤は準優へ、深川はまさかの予選落ち……。ヒール大介は深川の分まで、深川はうっぷんを晴らすため、今日も頑張ってください!

というわけで、我々も頑張ってまいりましょう。K記者、昨日やっと的中が出ました。焼け石に水ですが……今日から盛り返しますよ。(PHOTO/中尾茂幸=菊地&寺田 池上一摩=魚谷&吉川、佐藤&深川)


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VS静岡!「勝手に対抗戦」4日目

【問題1-①】の正解は……な、なんと!?

2007_1006_0276  予選を終えて『勝手に対抗戦』もいよいよ大詰め。まずは、問題1の①「静岡軍団より多く準優入りしたチームは?」の結果(解答)が出ましたよ! 予選を突破した18選手をチーム別に並べてみましょう。
★静岡軍団…金子・服部・菊地 3人
A尼崎伝説…魚谷・吉川 2人
B愛三連合…吉田徳・佐藤・山崎 3人
C九州軍団…日高・上瀧・瓜生 3人
D東西選抜…高橋・田中・飯島・守田 4人
Eチーム瀬戸内…前本・辻・寺田 3人

 ということで、最終レースまで大熱戦(横澤が2着以内なら【静岡】だったなぁ)が続いたこのクイズ、伏兵?の東西選抜チーム【D】が正解でありました。高橋、田中、飯島の3人は昨日からほぼ安泰で、11Rの守田俊介が議席を死守したのが決め手になりましたね。あ、同チームの湯川浩司が6・00ながら着順点の差で19位の次点でしたから、どちらにせよDチームは4人が予選突破したわけですが……。
 さてさて、90ポイントの大量点を獲得した正解者は……ゼロ! 複数回答の中にはDの記号も見えたんですけどね。単独でDと答えた方はおりませんでした。“おっさん”さん、“濱野谷憲吾郎”さん、惜しかった! 

 となると、次なる期待は問題1-②ですな。4日目終了時点のチーム別の累積ポイント(1着10点、2着6点、3着4点の合計点)は……

 チーム      初日   2日      3日  4日    5日    6日
★静岡軍団    24   54/78   48/126 40/166
A尼崎伝説     24   40/64   16/80   36/116
B愛三連合     32   24/56   48/104 34/138
C九州軍団     40   26/66   42/108 10/118
D東西選抜    48   48/96   44/140 50/190
Eチーム瀬戸内
  72   48/120 42/162 70/232 

 はい、2日目から順位はまったく変わっておらず、このままでは【DE】態勢が固まりそうな気配ですな。で、【DE】と回答した方は……これまたゼロ! totoビッグなら問題2にそのままプールなんて感じですが、そうもいかないし。と、とにかく正解者が出ることをひたすら祈るだけのクイズ主催者であります。

★静岡軍団ハイライト

金子良昭(静岡)―①
野長瀬正孝(静岡)②
服部幸男(静岡)②―
渡邉英児(静岡)―
今坂勝広(静岡)③
佐々木康幸(静岡)③
横澤剛治(静岡)―
菊地孝平(静岡)―①
重野哲之(静岡)―

 12戦で123着が各2回……確率どおりのこの成績は、勝負駆けの静岡軍団としては残念な結果といえるでしょう。昨日を終えた時点で18位以内は菊地・金子・服部の3人。しかし20位に渡邉、21位に横澤が控えており、4日目次第では5人を準優に送り込む可能性もありました。
2007_1006_0416  それが、いざ蓋を開けてみれば、「あるいは菊地孝平だけになっちゃうかも!?」という大ピンチの展開を余儀なくされるのです。昨日までボーダー6・00だった服部は3Rで2着。それでも当確ランプは点りません。
 続く4Rの金子は5着大敗を喫して昨日の12位から一気にボーダー付近へ。9Rでは3着でも危険な状況に陥ったのです。さらに受難は続きます。5Rで2着条件の渡邉が、6着惨敗で終戦。6Rでやっと菊地孝平が軍団最初の当確ランプを点しますが、4着入線では意気が上がりません。
 そして迎えた8R、4着条件の服部がその4着争いに喘いでいるではありませんか。
「あるいは、孝平だけに……!?」
 そんな危惧を抱いたのは、まさにこの瞬間です。3番手の今村豊とは大差でも、服部にとってはまさに勝負駆け。舟券とは無縁の水面で、鳥飼眞と死闘を演じています。結果、4着。薄氷を踏む思いで6・00、準優のチケットをもぎ取った浜名湖天皇でありした。
 これで流れが変わったか、9Rの金子が怒涛のイン逃げでこれまた勝負駆け成功。11Rでは孝平も逃げきるという「師弟逃走」で準優での好枠をもぎ取りました。
 そして最後の最後に2着を狙った横澤は、展開がまったく生まれずに5着……準優進出へ5人のチャンスもあったし、ひとりだけのピンチもあった。そんな軍団の勝負駆けは、結局昨日と同じ3人だけを残して終わったのでした。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)
※“五月雨”さまはじめ服部ファンの皆さま、昨日の失言を深くお詫びいたします。ご指摘の部分を割愛しつつ、以後、失礼かつ至らぬ表現がなきよう留意する所存です。何とぞご容赦くださいませ。

 あ、最後にサービスショットとしてSG初準優のテツ君の晴れ姿をば!

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尊いチャレンジ――4日目、後半のピット

2007_1006_0828  8R、山崎哲司が6コースから差しをねじ込んで1着。今日は1・6着条件だったから、この時点で準優当確! ボーダーは結果的に6・00で、湯川浩司が6・00に到達しながら着順点で次点に。テツは2本目の1着だから、着順点で負ける心配はなく、12Rは無事故完走でOKだった。勝利選手インタビューから帰ってきたテツは、僕と写真の師匠である中尾カメラマンを見つけて、ピース!「まさか1等まで届くとは思わなかった~」と、破顔一笑だ。そして、即座に顔を引き締めて、「いや、でもこれで緩めたらいかん!」と、すぐにボートを着水して、試運転に出て行った。そして、超強力メンバーに組まれた12R、3コースから1マーク豪快にツケマイ! アタマには届かなかったが、見事に2着。なんと予選7位で準優に進出することになった。
 僕が強調したいのは、「これで緩めたらいかん!」という気持ち、そして12Rも握って勝負に行った気持ち、である。若いのだから、失敗してもかまわない。前だけを向いて、自力で勝利を掴みに行くことが尊い、そう思う。応援しているテツが、そんな姿を見せてくれたことが何よりも嬉しかった。明日の準優も内枠に超強力な2人がいるが、失敗を恐れず勝負してほしいぞ。

_u4w2887  そう、若いということは、それだけで特権なのだ。最初から結果など出なくても、誰も責めやしない。それを糧にして、未来に突き進めば、いつか結果が出るものなのだ。
 山口剛は、今日、本気で準優に進むつもりだったという。結果は転覆で、その夢はかなわなかったが、彼はそれこそ失敗を恐れることなく、思い切った攻めでチャレンジしたのだ。前半のピット記事で、ちょっと緊張しているかも、と僕は書いた。それを12R前にぶつけてみると、山口は否定しながらも、「でも、実際は力が入りすぎたのかもしれませんね。1マークで艇が浮いたけど、なぜ浮いたかはわからなくて……だから、気づかないうちに堅くなっていたのかもしれない」と言った。山口は、決して位負けも気後れもせずに勝負駆けに挑み、それがむしろアダとなって敗れ去った。言うまでもない、ここでも結果うんぬんはどうでもよく、“位負けも気後れもせずに挑んだ”ことが尊いのだ。SGは、周囲の気合や集中力がぜんぜん違う、と言った。でもそれが楽しい、とも言った。山口剛は、まだまだ上に行ける、行くべき男だ。予選道中の2勝は、その片鱗を見せたにすぎない。だからこそ、敗者戦に回る5日目、6日目も刮目して見てほしい。艇界の未来図のひとつを、目撃できるかもしれないからだ。
 あ、身体のほうは、大丈夫だそうです。ちょっと腕を打ったとのことだが、元気一杯。ご心配していた皆様、ご安心ください。

2007_1006_0272  H記者が「息子」とまで称するほど愛している守田俊介は、勝負駆けが実って、準優進出! 今、H記者に「我々がSG取材始めてから、準優出たことある?」と聞いたら、なかなか思い出せずに黙り込んでしまったほど、守田がベスト18に駒を進めたのは久しぶりのことだ。……えー、思い出せないのを悔しがったH記者がただいま調べてまいりました。04年賞金王シリーズが最後だそうです。実に約2年10カ月ぶりの準優進出である。ピットに引き上げてきた守田は、さすがに嬉しそうに笑みを浮かべていた。カポック脱ぎ場では湯川浩司と、もうおかしくておかしくてたまらん、といった感じで談笑しつつ、レースを振り返る。湯川が軽妙な喋りで笑わせていたということもあっただろうが、守田も心が軽いからこその笑顔を見せていたのであった。
_u4w2932  僕は気がつかなかったのだが、池上カメラマンによると、ピットに戻ってきた直後には、辻栄蔵が守田を出迎えていたそうである。そして、お互いに微笑みながら、うなずき合っていた、と。勝負駆けを成功させた守田を、先に準優進出を決めていた辻が祝福したわけだ。この二人は、74期生。同期の桜だ。本栖時代、禁止されていたモンキーターンをこっそり隠れて練習し、教官に怒られていたのが守田。それに刺激されて、追随していたのが辻。二人はそういう関係だったそうだ。だが、SGのピットで二人のツーショットは、ほとんど見たことがなかった。いや、まったく記憶にないと言ったほうが正しい。しかし、同時に準優出を決めた二人は(なんと、得点率も着順点もまったく一緒! タイム差で守田が上)、同期の絆を確認しあった。74期同時優出なるか!? ともに5号艇ではあるが、そんなシーンにも期待してみたい。

_u4w2780  10R、鎌田義がインから鮮やかに逃げた。彼は前半のレースで転覆、これが今節2度目で、後半は準優への可能性を摘まれての出走となった。それでも、スタートをきっちりと決めて、1着! 彼はただのエンターテイナーではない。闘志を併せ持ったファイターなのだ。素晴らしいと言うしかないし、そのガッツが美しいと思った。
 レース後、カメラの放列は、2着の前本泰和に集まっていた。こちらは勝負駆けを成功させて、準優に進出。あの7節連続V男が、SGにも手が届きそうなのだから、注目が集まってもおかしくはない。そんな光景に、田中信一郎がジョークを飛ばす。「勝ったのはこっちやでえ(鎌田に)。用無しは撮らんでええ、ってこと?」。案外、単なるジョークではなかったかもしれない。もちろん、鎌田は苦笑い。しかし、カマギーよ。みな、あなたの闘魂逃げはしっかり見ていた。しっかり感動した。レンズはよそに向いていても、我々のハートはしっかりカマギーにも向いていたのです。明日もきっとやってくれると信じる!
_u4w2871  で、カマギーを差し置いて主役となった前本泰和。予選突破を決めて、さすがに嬉しそうな顔をみせていた。BOATBoy10月号で内池久貴がインタビューをしているが、彼は「一般戦での7節連続優勝より、GⅠやSGを勝つほうがすごいことだ」と語っている。本当はとてつもない偉業である7節連続Vだが、本人にしてみれば、「しかし俺にはSG、GⅠの勲章がない……」と、かえって己を見つめ直すものになってしまっているのだ。そんななか、このダービーで第一関門を突破し、欲してやまない勲章に一歩近づいた。自らが樹立した偉業に対して堂々と胸を張れるようになる、そんな瞬間に手が届くかもしれないところまで到達したのだ。前本の大記録に驚いた皆さん、彼はこのSGでも存在感を発揮すべく、ベスト18に残った。明日の準優は、「これが7節連続V男か」と注目しつつ、彼の走りを見てほしい。

2007_1006_0737  明日の様子を確認しておきたいのは、覇王・魚谷智之だ。予選3位で、準優1号艇を獲得したが、後半の4着後になんだか背中がすすけて見えてしまったのだ。もちろん、気のせいではある。前半は1着を獲っているのだから、何も心配する必要はないはずだ。しかし、初日2日目くらいの圧倒されるほどのオーラは、やや薄れているように思えてならない。準優当確だから、緩めたわけではあるまい。4着に気落ちしたわけでもあるまい。だが、なんとなくそう感じてしまう……。ハートを磨き上げた男だから、準優に向けてまた精神状態を高めてくるはず。そんな魚谷に明日は会いたい。残念ながら、明日からのピットリポートは僕の担当ではないが、個人的には非常に注目している明日の魚谷智之なのだ。

_u4w2950  さて、今節気になる銀河系。湯川浩司は、11Rを2着。得点率は6・00に到達したが……着順点で次点に終わってしまった。湯川がどの段階でそれを知ったのかは判然としないが、着替えて格納に向かう際には、少し肩が落ちているように思えた。これで、銀河系軍団、3人とも終戦……。湯川も井口も田村も、このリベンジは、必ずや次の舞台で! なお、田村隆信は負傷帰郷となってしまった。やっぱり次の舞台でリベンジを!なのだ。(PHOTO/中尾茂幸=山崎、守田、鎌田、魚谷 池上一摩=山口、辻&守田、前本、銀河系 TEXT/黒須田守)


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決定! 第54回ダービー・準優勝戦18ピット!!

 明日の準優メンバーが決定しました! 6コースからミラクルあり、インからキッチリ逃げあり……激しい激しい勝負駆けが繰り広げられた1日となりました。さあ、準優18ピットから、優勝戦の6ピットを引き寄せるのは、誰だ!?

10R
①魚谷智之(兵庫)
②飯島昌弘(茨城)
③吉川元浩(兵庫)
④佐藤大介(愛知)
⑤辻栄蔵(広島)
⑥上瀧和則(佐賀)

11R
①田中信一郎(大阪)
②菊地孝平(静岡)
③寺田祥(山口)
④前本泰和(広島)
⑤守田俊介(京都)
⑥服部幸男(静岡)

12R
①高橋勲(神奈川)
②瓜生正義(福岡)
③山崎哲司(愛知)
④金子良昭(静岡)
⑤日高逸子(福岡)
⑥吉田徳夫(愛知)

※念のため主催者発表の出走表をご確認ください


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クイズ第3問だす

ども~~~っ! クイズ第3問の時間がやってまいりました。ママさん、別にダイエット中ではないんですが、なぜかこの夏、5kgも痩せたんですよ~。年のせいか、食べる量が減ってるのも確かなんですけどね。ってなことはともかく、いきましょう、第3問。

Cimg35062 ボートリフトの近くの柱に温度計発見。オレンジ枠で隠した部分、何と書いてあるでしょう? これが問題です。あえてノーヒントでいきましょうか。締切は明日7日の午後3時、正解者には70Pです。

それでは皆様、ふるってご解答くださいませ~。


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毎日!パイレーツ!!その③――4日目のイベント②

 連日多くのファンを集めております『トーキョーベイパイレーツ』トークショー。過去2回は東京支部長の雷太さん(withアワカツ)に、北海のクマさんとベテラン登場でしたが、今日はグッと若返ってパイレーツ最年少、30歳&26歳のイケメンコンビが登場! 齊藤仁&中野次郎だ!!

2007_1006_0569_2  6R発売中に指定席特設ステージに登場の仁さん&次郎さんの“JJコンビ”。4日まで尼崎に出走していた仁さん、「疲れていませんか?」という司会・小林亜里紗さんの問いに「全然平気です。今日、この日を楽しみにやってきましたから(笑)」という、泣かせるセリフ。その横では次郎さんが……眠そうに目をこすっているではないですか! 「寝ないで次郎くん!」というファンからの声に、「いえ、こんなにお客さんが集まってくれて、感激しております(泣)」と答えた次郎さん。それを聞いていた仁さんの微妙な笑顔が素敵です(笑)。
 齊藤仁といえばMB記念の平和島の代表。「今年はMB記念にも出していただいて、出来過ぎ……と言ってしまったらいけないですけど、ここまでよかったと思いますね。(パイレーツのメンバーとして)このような機会をもらって、競艇も伝えていけますしね。最近は“ベイパ”って言われるんですよ。初めて聞いたときは、僕もなんのことだかわからなかったんですけど(笑)」と、近況を報告。続いて「長いお休み中ですが……」と紹介された次郎さん。さあ、ここから、若手ふたりの怒濤の“脱力系”トークが始まりました。

2007_1006_0577_2 次「そうですね。まあ、休みを満喫しようと思って、まだ何もしてません」
仁「そのおかげがですね、ここにあらわれています(次郎さんの腹をさする)」
次「昨日フットサルをしたんですけど、仁さんにお腹つままれまして」
仁「着痩せするタイプですね、次郎は。いま1カ月モノに仕上がってます」
――……お休みのときは、交流があるんですか?
次「まあ……仁さんは話しやすい人なんですよ」
仁「まあ次郎も、先輩のお世話とかはよくしますし、後輩の面倒見がいい素晴らしい人なんで」
次「そんなこと言っても何も出ませんよ」
仁「君から出るのは腹だけ、ということで」
――…………(含み笑い)
次「仁さんは本当に尊敬にあたいする先輩ですよ。本栖時代から尊敬してます」
仁「君とは本栖で一緒だった時期はないですけどね」
――……?……
仁「このようなことをサラッと言う、腹黒い人間なんですね、次郎は(笑)。人を腹黒いと言う人のほうがより腹黒い? 僕はそんなことありません。きれいなピンクです」
次「ピンクとは妙な色ですね」
仁「いや、内蔵の色ですからね、ピンクです」

 ……お集まりのファンのみなさん、笑ってるんですがなんか妙に含み笑いです(笑)。どうやら我々、“JJ”のアンニュイな雰囲気に呑まれてしまったようでして……。
 最後の締めもこんな具合でありました。
2007_1006_0590_2 ――パイレーツメンバーで集まりとかってあるんですかね。
仁「……」
次「……」
仁「…………(思い出したように)ありますよ」
次「ありますね。どうしたらカッコいいかとか、月に1度は会議です」
仁「人数が増えるというウワサがある? それはどうでしょう。“上の人”が決める話だと思います」
次「増えるというより、入れ替え戦があるというウワサもありますね」
仁「そうなの!?」
次「……(突然)パイレーツ、最高!」
仁「パイレーツ万歳!」
次「“上の人”、聞いてますかね?」
仁「どうでしょう? “ベイパ”でこれからも頑張ります!」
次「僕も頑張ります!」

 ……誰がこんな展開を予想したでしょうか(笑)。新感覚な齊藤仁&中野次郎トークライブでした。(PHOTO=中尾茂幸 TEXT=M)

※パイレーツトークショーは明日が最終日。ついに登場“ムテキング”と、“神奈川のエンターテイナー”に注目だ!


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笑顔の勝負駆け――4日目、前半のピット

Cimg3509  係留所の片隅で、ポツンと一人、水面を見つめる森秋光。なんでまた、こんなところに? と思ったら、同県の平尾崇典が6号艇で出走していた。2Rのことだ。6コース発進の平尾は、気づいていたかいないかはわからないが、秋光のすぐ目の前からの起こしとなった。平尾は今日、ピンピン条件の勝負駆け。秋光の至近距離での応援が、平尾の背中を押すか……。
 押した! 平尾、6コースから1着! これはデカい。後半8Rは1号艇、勝負駆け成功にグッと近づいてみせた。秋光は、2周1マークで平尾が1等を確実なものにしたと見るや、真っ先にボートリフトへ。あと1周半(プラスゴール後の4分の3周)があるというのに、出迎えに行っちゃったのだ。普通、選手がリフトに集まりだすのは3周目のバックすぎだから、秋光、ずいぶん早い。後輩の快走が嬉しかったんだなあ。誰よりも長い時間、リフトで平尾の帰還を待って、ようやく戻ってきた後輩に、秋光はパチパチパチ! ニッコニコで笑いながら、平尾に拍手を送っていたのだった。
2007_1005_0143  その平尾、秋光らの祝福には笑顔を見せていたが、思った以上に淡々と振舞っていたレース後だった。カポック脱ぎ場でも、粛々としていて、6コースからの勝利に喜びを爆発させてもいなければ、後半に向けて闘志を高めてもいないふうであった。そんな平尾が、思わず頬をほころばせたのは、今村暢孝が遅れてカポック脱ぎ場にやって来たとき。平尾はいったん控室に戻っていき、その後、何かを思い出したようにピットにやって来たのだが、どうやら暢孝を探していたようだった。暢孝に駆け寄った平尾は、立ち止まると、深々とお辞儀。額がヒザにつくくらいの深さだ。それを見て、暢孝も笑顔爆発。優しい、慈愛に満ちた笑顔を見せて、平尾の肩をポンポンと叩いた。1マーク、暢孝は平尾のひとつ内から外マイを放っている。それが平尾に展開の利を生んだ。この勝利は、暢孝さんのおかげです。本当にありがとうございました。いやいや、オレは自分が勝ちに行ったまで。よく展開を見ていたじゃないか、おめでとう。ってな感じでしょうか。
 多くの人が笑顔になる勝利。いいなあ。

_mg_0616   2Rのボートリフトの様子をもうひとつ。2着に野長瀬正孝が入った。当然、出迎えるのは静岡勢……ん? なぜか今村豊もいるじゃないですか。本来は、同じ中国地区の平尾を出迎えるはずの今村さん、2着艇が入る場所の最前列に陣取っているのだ。野長瀬が帰ってくると、今村さんはしゃがみ込んだ。そしてニッコニコで、野長瀬に何か話しかけているのだ。いや、からかっている、ってほうが正解だな。リフトは降ろされたままだから、野長瀬はまだ水面と同じ高さにいて、表情は見えないけど、今村さんの顔がどんどんとにこやかになっていくから、軽口を叩きあっていたということか。いやあ、今村豊、相変わらずである。写真は、一昨日のピット記事に書いた、上瀧和則とのじゃれ合い。池上カメラマンが撮影していたんですね。上瀧は僕にも背を向けたが、カメラのレンズに対しても背を向けている。でも、今村さんはお構いなしにニッコニコ。いやあ、いいなあ。今村さんの元気一杯な若々しさには、本当に癒されます。

_u4w1168  時間は巻き戻って、1R前。水面際でボケーッとしていたら、「おはようございますっ!」と声をかけられた。岩崎芳美だ。元気で優しい笑顔、うーむ、これまた癒される……って、岩崎選手! あなた、1Rの1号艇じゃないですかっ! 岩崎は、集合合図を前に、ちょうど出走控室に向かっていたところ。つまり、レースの直前! だというのに、目に入ったデヴに、朗らかに挨拶をしてくれたのである。もちろん、緊張感がなかったわけではないだろう。頭の中では、あれこれと戦略を練ってもいたはずだ。そんななか、目障りなデヴにも意識を向けてくれた。この人柄が、彼女の魅力なのだろうと思った。で、レースでも見事に1着! 昨日のピット記事で、整備をしていた様子をリポートし、「明日すぐに結果が出なくても……」などと書いたが、さっそく結果が出た! 素晴らしい。それでも予選突破はほぼ絶望的な状況だが、しかし今後もダービーをおおいに盛り上げてほしいものである。

_u4w2143  1Rが終わって、平和島アリーナの周辺をうろちょろしていたら、アリーナのベンチに服部幸男を発見。アームプロテクターを磨きながら、な、な、なんと、ニヤニヤしているではないか。服部のニヤケ顔!? しかも、一人ぽつんと座りながら、思い出し笑いでもしているのか!? 違った。Cimg3508 すぐ真横のOPCで、鎌田義と湯川浩司がギャグの応酬をしていたのだ。それを聞きながら服部は、おかしくてつい笑ってしまっていたわけだ。さすがカマギー&湯川。カマギーは、1R後のカポック脱ぎ場でも、フラッシュを浴びる岩崎芳美に、「ほら、カメラのほう向かなきゃ」などと言って、大笑いさせていた。カマギーのこのバイタリティ、本当にたいしたもんだと思う。3Rでは今節2度目の転覆を喫してしまったが、めげることなく、平和島を沸かせてほしいものだ。

_u4w2136  若武者3人衆が勝負駆けだ。杉山正樹は、1・2着条件ともっとも厳しく、3Rで3着に終わってしまっているから、状況も厳しい。今朝の様子は、まったくプレッシャーを感じていないふうに笑顔を見せていたから、「ひょっとしたら?」の期待を抱いていたのだが……。しかし、初日から笑顔が多かった杉山、しっかりSGの雰囲気に溶け込んで、互角以上の戦いを見せてきたといえる。2戦目以降はオール3着、初戦の6着が痛かった……。あとは、なんとか水神祭を! 我らがテツこと山崎哲司は、昨日のネガティブさをすっかり振り払っていた。僕は「今日はピンピンで!」というと、「だっはは、ピンピンは厳しい!」と笑顔を見せて、もうそれだけで充分、という気がした。1・6着という条件は、充分にクリアできるものだぞ。唯一、ちょっとだけ心配になったのは、山口剛。彼もSGの雰囲気に物怖じすることなく、にこやかにハツラツと3日目までを戦ってきていたが、今日は少しだけ緊張感に包まれているように思えた。結果、転覆……。彼にとっては、こういう局面を経験することは通過しなければならない試練であり、今後への糧とすべきもの。これにめげず、次のチャンスを掴むのだ!

2007_1005_0654  さて、今節気になる銀河系。朝の早い時間帯、彼らになんとなく精気が感じられず、「そんな雰囲気になるのは、まだ早い……」などと勝手に思ったりもしていた。しかし、5Rで井口佳典が今節初1着! 当たり前だが、決して勝負を投げていなかったのだ。それを感じられて、今度は勝手にテンションが上がった。湯川浩司は同じレースで、5番手に落ちる場面もありながら、最後は逆転の3着! 後半に望みを残している。後半は、3人のスカッとした笑顔が見たい!(PHOTO/中尾茂幸=平尾、井口  池上一摩=今村、岩崎、服部&鎌田、山口 黒須田=森、OPC TEXT/黒須田守)


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縄レンジャー登場!――4日目のイベント①

 今日のイベント、まずは今日、明日と行なわれる“ライブパフォーマンス”から。おなじみイベント広場に登場したのは縄跳びパフォーマンスの『縄レンジャー』! 特撮物の“○○レンジャー”と同じく、赤からピンクまで6人組で登場です。ん? 戦隊物は5人組だろうって? 最近の特撮は話の中盤あたりに6人目が出て来ることも多いのですよ。ま、とにもかくにも堅いこと言わないでひとつ。

Sany0869  縄跳びがアイテムだけあって小学校のイベントや子供番組にたびたび出演中の縄レンジャー。今回はオトナの遊園地に登場ですが、「お父さん! ちゃんと僕たち6色揃えてきましたから、気に入ったメンバーの色から舟券も買ってみて!!」など、“縄レンジャーグリーン”ソフィさんがファンをイジって雰囲気作り。そしてパフォーマンスに移ります。ひとり用の縄跳びと、長縄跳びを使っての複合パフォーマンスが中心で、二重跳びをしながら長縄を跳んだりするわけですよ。他にも正座しながら縄跳びを跳んで、さらに長縄も跳ぶとか……伝わりませんね、これは(笑)。どうかテレビなどでのライブパフォーマンスもご注目ください!

 明日の“ライブパフォーマンス”は……“球舞”! 「ボールひとつで、場所も時間もスタイルも問わないパフォーマンス」だとか。注目!!(PHOTO&TEXT=M)

  Sany0854
←トークで盛り上げるソフィさん、やや小太りな体型ということで、「縄跳びは跳ばないな」と思ったアナタ! ちゃんと跳びます!!(ただし、跳んでる時間はとても短いですが……)


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ダービー4日目!

おはようございます。ダービー4日目、平和島は今日も爽やかな朝であります。今日は予選最終日、勝負駆け。あなたも私も勝負駆け、ということで、一日頑張りましょう。不肖K記者、ここまでまだひとつも当たってないんですよ……。

_mg_0666 さて、今日の一発目はこの人。地元から唯一参戦の高橋勲! テラショーとの組み合わせは珍しいっすね……。

今節、東京支部はエース濱野谷憲吾や重鎮・熊谷直樹、ヤングエース・中野次郎ら、大駒を欠いています。勲はまさに、地元の砦! 東京を地元とする選手、ファン、関係者は彼に悲愴な願いを託したものです。

_u4w2090 しかし、不安はまさしく杞憂でした。3日目を終えて堂々の予選1位! 正真正銘のシリーズリーダーなのであります。

ただ、平和島をホームとする私からすると、こんなときの勇み足が怖い。過去、平和島の優勝戦で2度ほどFを切ってしまった勲を目撃しております……。もちろん、スタート勘はバッチリのはずではありますが。

_u4w2094 しかし! この笑顔が最後まで続くことをもちろん信じているし、期待しています。勲よ、今日も明日も明後日も、湘南の風を背に受けて、東京支部の闘魂を見せてくれ!

というわけで、本日もダービーで麗しい秋の一日を!(PHOTO/池上一摩)


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気合の整備――3日目、後半のピット

 4日目は勝負駆け。準優進出を懸けて、課せられたノルマを果たすべく、闘志を掻き立てる。もちろん、気合だけで乗り切れるものではない。気合がモーターに乗り移るためにも、調整に力が入る。そう、調整をするという行為自体が気合の表われ。3日目後半というのは、翌日を悔いなく戦うためにも、選手たちの調整に向かう目つきが鋭くなったりするものである。
2007_1005_0200  待望の1着が出て、予選20位につけた渡邉英児は、ギアケースの調整に励んでいた。出た、英児スタイル! こうしてコツコツと機力を上げていくのが、英児の真骨頂。レース後のコメントはまだ冴えないもので、まだ納得の域には達していないようだが、だからこそ繰り出した英児スタイルで、上積みをはかっているわけだ。最近は、この姿を見ると、妙に落ち着く僕である。やはり得意技を見るのは、嬉しいもの。あるいは、ありうべき姿を見るのは、楽しいものだ。決して派手なタイプではないけれども、それだけに怖い存在であることも忘れてはならない。
2007_1005_0188  同じ静岡軍団の一人、横澤剛治はOPCの主となっている。壁のほうを向いて叩いているから、最初は一瞬「誰?」と思ったものだが、今では遠くからでも「横澤がペラやってるぞ」とわかるようになった。それくらい、横澤は自分のレース絡みの時間以外の多くをここで過ごしているのである。もちろん、ペラ至上主義とでも言うべき現代競艇においては、ペラ室は満員御礼状態になるのが常ではある。そこで長い時間を送っている選手も数多い。だから、とりたてて横澤の状態が飛びぬけたものというわけではないけれども、しかし3日目終了時点で予選21位、昨日も一昨日も同じようなポジションにいた横澤としては、もうひとつ突き抜けるための大事な時間が、OPCでペラを叩いている時なのだ。ま、背景をふまえたうえではあるけれども、横澤の背中はOPCにあって非常に印象的だったというわけである。
2007_1005_0199  我らがテツこと、山崎哲司も忙しく午後を過ごしていた。何しろ、試運転をいちばん最後に終えたのが、テツだったのだ。3日目を終えて25点。4日目は2回乗りだから、11点=1・6着が必要、3・4着では届かないことになる(ボーダーを6・00として)。「アシはいい」とのこと、あとはさらなる上積みが欲しいところで、その思いがペラ→試運転の繰り返しにテツを駆り立てたのだろう。ちょっと気になるのは、表情がやや冴えないこと。やはり1号艇を活かしきれなかった今日を悔やんでいるのか。明日は8、12Rに組まれていて、それを知るや「うわっ」と顔をしかめた。少しネガティブな気持ちになってしまっているようだ。逆境を跳ね返すのがカッコイイ! そう言うと、テツはニヤリと笑った。だから大丈夫だと思うけど、ちょっと気になるのだ。

 残念ながら予選突破が苦しくなってしまった者たちも、整備の手を緩めることはない。4日目は、勝負駆けに関係ない選手が人気を落としたりもするけれど、それは固定観念の産物でしかなく、大穴が飛び出すシーンを何度も見ていることを思い出す人は少なくないはずだ。
_u4w1899  整備室の奥、イスにすわって真剣な眼差しを整備士さんに向けていた中村有裕。一瞬、先生に怒られている生徒かと見まがうくらいに、精彩のない顔に見えたが、つまりはそれくらいの悲愴感をユーユーは漂わせているということである。まったく動いてくれないモーター、懸命に続けている整備、噛み合わない努力……。整備士さんは親身になってアドバイスを送り、ユーユーは時折うなずき、時折言葉を返したりしながら、光明を探そうとしている。話し合いを終えて、リードバルブを手に整備台に向かうユーユーは、少し目に力が戻ったように思えた。明日こそ、迷路の出口を見つけてほしい。
2007_1005_0082  岩崎芳美は、整備士さんと相談しながらの本体整備。こちらは、ユーユーほど表情に暗さは感じない。もちろん、底抜けにゴキゲンということはありえないが、比較的穏やかに過ごせてはいるようだ。アシは少しずつでも上向いているようで、それもまた心を軽くする材料になりえているか。「毎日が勉強」とコメントを出しているように、下を向かず、前向きに糧を得ようとしているのかもしれない。本体整備は、その一環なのであろう。明日すぐに、とは言わない。しかし、どこかで何かやるような気がしてきたぞ。
2007_1004_0447  中岡正彦も、まだまだ手を緩めるつもりはないようだ。相棒の60号機は、数字の上ではエース級なのに、ちっとも言うことを聞いてくれない。平和島得意の中岡に、この上位級モーター、本来は鬼に金棒だったはずなのだ。しかし、レースでは突き抜けることができない。一矢報いるためにも、自身のプライドを満たすためにも、中岡は調整を続け、試運転に飛び出ていく。モーターの数字を思えば、あるとき突如、覚醒することがあるかも……中岡の姿勢を見ていると、そう思いたくなるのだが。

_mg_0660  さて、今節気になる銀河系軍団。何を隠そう、OPCのもう一方の主は、彼らである。田村隆信も、井口佳典も、厳しい戦いを強いられながら、ここでペラの調整を続けている。田村は、かなり力強く木槌を振り下ろしている時もあって、ピット内にカーンカーンという小気味いい音を響かせている。彼らもまた、このままで終わるつもりはまったくない。
 銀河系のなかで、湯川浩司だけが予選突破の可能性を残した。6・00まで2・3着という条件は決して楽ではないが、アシに手応えは生まれてきた。田村と井口の後押しも受けながら、明日は気合の走りを見せるはずだ。銀河系軍団、お楽しみはこれからだ。

_u4w2191  昨日から気になりだした、佐藤“ヒール”大介も少し。3日目を終えて、予選6位。順調な運びに、気分は良さそうである。そのうえ、適度に気合も乗ってきている感じで、顔つきは昨日よりもグッと引き締まっていた。明日もヒールの本領を発揮してくれると見たぞ。(PHOTO/中尾茂幸=渡邉、横澤、山崎、岩崎、中岡 池上一摩=中村、銀河系、佐藤 TEXT/黒須田守)


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VS静岡!「勝手に対抗戦」3日目

『勝手に対抗戦』も折り返し地点に到達しました。チーム別の累積ポイント(1着10点、2着6点、3着4点の合計点)は……

 チーム      初日  2日     3日   4日  5日  6日
★静岡軍団     24  54/78  48/126
A尼崎伝説      24  40/64  16/80
B愛三連合      32  24/56  48/104
C九州軍団      40  26/66  42/108
D東西選抜     48  48/96  44/140
Eチーム瀬戸内  72  48/120 42/162

 3日日も静岡軍団が奮闘して区間賞タイの48Pをゲット。累計も126Pまでアップさせましたが、節間1位のチーム瀬戸内、2位の東西選抜ともにしっかり加算したため依然として【DE】>静岡という状況が続いております。
 A尼崎伝説チームはエース魚谷がよもやの4着逆転負けで失速。逆にB愛知・三重連合は吉田徳夫&都築正治のベテランふたりの36点荒稼ぎなどで最下位から脱出しました。

★静岡軍団ハイライト

金子良昭(静岡)③
野長瀬正孝(静岡)―③
服部幸男(静岡)①
渡邉英児(静岡)―①
今坂勝広(静岡)②
佐々木康幸(静岡)―③
横澤剛治(静岡)③
菊地孝平(静岡)②
重野哲之(静岡)――

 今日の静岡勢は手堅くまとめたというか、重野以外の8選手がすべて3着以内を1本決めて着実に加算しておりました。
2007_1005_0358  で、軍団にとってなんとも心強いのが天皇・服部のお目覚めでありましょう。8R、4号艇の服部は4カドからコンマ06のトップS。とはいえ、このレースはインの秋山直之から09・08・06・06・07・07……!!!という全艇ゼロ発進の“超SGスリット”でした。まさに横一線。が、カドの分だけ服部が伸びます。カド受けの野長瀬も心得たもので?服部に覗かれたと見るや、すぐに差しハンドルを入れてましたね。飛びついても共倒れが関の山だし。
 そこからの服部が凄かった。すぐさま絞りマクリの体勢に突入して野長瀬と田村隆信を呑み込み、インから秋山が抵抗したにも関わらずレバーは握ったまんま。
「この、ヒヨッコが~~ッ!!!」
 と秋山の脳天を踏み潰すようにしてマクリきっちゃいました。秋山、ちょっと放ったんだと思います。私が秋山でも放ります。まともに抵抗したら、堤防もマンションも超えて東京湾まで流れるような気合いマクリでしたから。
 千両役者、覚醒。これで完全に軍団の死角はなくなりましたね。続く9Rで渡邉があっさり逃げたのも当然のこと。服部のあの気合を見せ付けられては、意地でも逃げるっきゃない。ま、そんなこんなで明日以降の活躍をも確約させる服部のドツキマクリでありました。

2007_1005_0527  さてさて冒頭でも触れましたが、この静岡勢とタメで張り合ったのが昨日まで最下位の愛知・三重連合でした。その原動力は、なんとなんと都築正治&吉田徳夫という伏兵コンビ。特に都築は初日6・6着で「早くも終戦か?」というムードまで漂っていたのです。それが昨日の3着でややリズムアップすると、今日の1Rでは怒涛の6コースマクリで観衆の寝ぼけ眼を全開させました。
 都築の6コースマクリ……!?
 K記者は「都築って逃げ屋&マクリ屋、つまり自力勝負タイプなんです!」とかねてから高く評価していましたが、まざまざと肝っ玉の据わった性格を見せつけてくれました。そして後半7Rでは「逃げ屋」の都築が炸裂。上瀧・金子・倉谷などの銘柄級の逃げ屋を脇役にする完璧なインモンキーでしたね~。これで6・6・3・1・1というミラクル級の得点アップ。終戦どころか、明日は大手を振って勝負駆けにチャレンジする都築なのであります。山﨑昭生もそうですが、迷ったら握るこうした自力タイプは常に注意が必要ですぞ!

 最後に『勝手に対抗戦』の設問①、準優進出の勢力図を占っておきましょう。3日目までの得点率上位18人を地区別に分類すると……
★静岡軍団…3人
A尼崎伝説…2人
B愛三連合…3人
C九州軍団…3人
D東西選抜…4人
Eチーム瀬戸内…3人

2007_1005_0165  わわっ、調べてびっくりほぼ3人均一の大混戦であります! 明日もこのまま据え置きならクイズ①の解答は【D】なんですけどね。3連勝で節間トップの高橋勲に3位・信一郎、10位・飯島、17位・守田……チームワークもへったくれもない混成チームがトップに立つとは!?ちょっと意外な途中経過ではありますな。

 ちなみに19位以降の地区はE★★BEDACDE……ってな感じです。な、なんとなく【静岡】になっちゃうような気も……!? 明日はこちらの結果もお楽しみに!!(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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第54回ダービー・明日の勝負駆け情報!

 激戦の3日目が終了しました。明日は予選最終日、勝負駆けであります。ボーダーを6・00と想定すると、唯一の地元で意地の3連勝を果たし得点率9.00を叩き出した高橋勲ら、準優当確は4人。
 各選手のボーダー条件は以下の通り。SG3連覇が懸かる魚谷智之は5・5着条件となっております。(同点での順位差は上位着順、最高タイムによるものです。相手待ちは“1点足らず”まで掲載しております)

1 高橋勲(神奈川)★当確
2 瓜生正義(福岡)★当確
3 田中信一郎(大阪)★当確
4 寺田祥(山口)★当確
5 魚谷智之(兵庫)5・5着
6 佐藤大介(愛知)5・5着
7 菊地孝平(静岡)5・5着
8 吉川元浩(兵庫)4・5着
9 吉田徳夫(愛知)5着
10 飯島昌弘(茨城)4・4着
11 深川真二(佐賀)5着
12 金子良昭(静岡)4・4着
13 前本泰和(広島)4着
14 上瀧和則(佐賀)4着
15 山崎哲司(愛知)1・6着
16 森秋光(岡山)1・6着
17 守田俊介(京都)3・3着
18 服部幸男(静岡)3・3着
19 山口剛(広島)2着
20 渡邊英児(静岡)2着
21 横澤剛治(静岡)2着
22 都築正治(愛知)2着
23 辻栄蔵(広島)2着
24 倉谷和信(大阪)2着
25 鎌田義(兵庫)2・3着
26 日高逸子(福岡)2着
27 湯川浩司(大阪)2・3着
28 今村豊(山口)2着
29 山川美由紀(香川)2・2着
30 勝野竜司(兵庫)1着→相手待ち(5.80)
31 今坂勝広(静岡)1着→相手待ち(5.80)
32 杉山正樹(愛知)1・2着
34 大神康司(福岡)1・2着
37 平尾崇典(岡山)1・1着

 さあ明日、準優18ピットへ進出するのは果たして誰か!? 激闘必至!!


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クイズ第2問の正解ですよ~

どもです~。ダービーも半分終わってしまいましたよ~。というわけで、クイズ第2問の正解です。

Cimg34962掲示板のオレンジ枠で隠した部分には何が貼ってある?が問題でしたね。選手は無視できない、そして私も気になるあるものだったのですが……。それでは、正解いきましょう。

Cimg3496 正解は……天気予報でした。インターネットの天気予報サイトをプリントアウトしたもののようですね。天気は、選手にとってはモーター調整に必要な情報。私もまあ、気になりますわね、はい。基本的に雨は嫌いだし……。潮位という答えも多かったですが、出走表に載ってますよね。「記者が潮位を気にする?」というコメントもありましたが、気にしますよ。舟券検討の要素にもなりますからね。でも、潮位は残念ながら、ここでは不正解です。ちなみに、この天気予報のプリントアウト、戸田でも見たなあ。

Cimg3498_2正解者は、マッキイさん、ウォリアーズさん、みゅあさん、りょうぽんさん、人間さん、タッチスタートさん。船舶通過時刻はないけど、おっさんさんも正解としましょう。おめでとうございます! ボケはママさんで。私、体重マイナス5kgですよ、ママさん! あ、ナイスボケというより抗議だった……。

第3問出題は明日の予定です! 難問かも!?

 


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祝優勝・巨人軍からOB2人が!――3日目のイベント②

 本日はパイレーツに続いてトークライブ2連発! 先日5年ぶりのセントラルリーグ優勝を飾った読売ジャイアンツの元エースピッチャー、槙原寛己さんと宮本和知さんがイベント広場に登場しました。

Sany0844  春の総理大臣杯でも登場した宮本さんがリードしながらトークを展開。もちろんジャイアンツファンが多数詰めかけていることから、取材時の8R発売中はジャイアンツの話題に。「今年のMVPを選ぶなら?」の質問に、宮本さんは守護神を務めた上原浩治、槙原さんは先発陣の柱となった高橋尚成の名を挙げた。今期は小笠原道大や高橋由伸ら、打者の活躍が目立ちましたが、さすがおふたりともピッチャー出身。投手陣の頑張りを称えておりました。その後は、伝説となった94年の“10・8ナゴヤ決戦”の前の晩に、紹興酒を飲み過ぎて二日酔い状態で球場にいたという宮本さん、同じく94年に完全試合を達成した2日前、遠征地・福岡での門限破りで窮地に追い込まれていた槙原さんの、現役時代の“酒”にまつわるエピソードが披露され、競艇&野球ファンのみなさん、大喜びなのでした。

 パイレーツトークショー以外のイベントも注目の平和島。明日は“縄跳び”が出ますよ!(PHOTO&TEXT=M)


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気分爽快――3日目、前半のピット

2007_1004_0436 「マクリいっぱーーーーーーーーつっ!」
 朝の青空を映す水面に、絶叫がとどろく。1R、都築正治が6コースから大マクリを決めた瞬間、誰もが胸を躍らせたはずだ。これぞ平和島。ピットでも、多くの人が(選手も含めて)そんなふうに囁きあっていた。
 主役の都築は、意外にも、淡々とした表情でピットに帰還した。もっと歓喜に沸いていてもおかしくないのに、まるでインから悠々と逃げ切ったかのように、いや、ヘタすりゃ負けて帰ってきたかのように、ごくごく当たり前の顔をして帰ってきたのだ。他の5人に挨拶をするときも、淡々。そそくさとカポックを脱ぐと、いち早く控室のほうへアッサリと入っていってしまった。
 ……しかし! やっぱり、気持ちのいい勝ち方に決まってる! 控室から出てきた都築は、ついついこぼれてしまうんだよなあ、といった感じで、ニッカァ~と笑顔を見せた。そりゃそうでしょう! ここで笑わなウソである。抑えても溢れる爽快な思い。都築、最高の笑顔だったぞ!
2007_1004_0258  勝利者インタビューを終えてピットに戻り、装着場でペラを外していた都築に、森秋光が近寄って、にこにこと笑っている。この二人、けっこう一緒にいるのを見るような気がするぞ。と、そこへやって来たのは田中信一郎。けっこう長い時間、都築と話し合って、二人は連れ立ってOPCへと向かっていった。座り込んでペラを叩き始める信一郎。それを中腰で眺めながら、時折手振りつきで声をかける都築。同期生の強烈なレースを見て、信一郎は自分にも取り入れられると考えたのか。そして、都築は同期生のリクエストに応えて、何かノウハウのようなものを伝授したのか。ちなみに、5Rに信一郎はペラを換えずに登場している。何かあるとするなら明日、だろうか。花の69期が勢いに乗ってきた、かもしれないぞ。

2007_1003__0808  信一郎は、2R後には試運転に出ている。早くも叩いたペラの試し斬りか? その信一郎が、鎌田義に声をかけた。昨日は転覆により腕を痛めた様子だったカマギーだが、今日は元気一杯。4Rには見事な勝利をあげている。で、信一郎がカマギーにかけた言葉が面白かった。「よっしゃ、ドライブ行くぞ」。まあ、たしかにドライブではありますけどね。レジャーな響きのあるドライブと、真剣そのものの試運転ではずいぶんイメージが違う。でもそうして、ツラい仕事も楽しくこなそう。そんな思いもあるんでしょうね。信一郎は、ぐるぐると何周も、ドライブに興じておりました。
 その信一郎とカマギーの会話でもうひとつ。前後はさっぱり聞こえなかったので、どういう脈絡の言葉かわからないのだが……
信一郎  成金王子と呼んでくれ!
カマギー 成金王子!?
 えっと、僕はこっそりそう呼ぶことにします(笑)。

2007_1004_0095  整備室を覗くと選手はほぼ皆無でガランとしたなか、寺田祥が本体をいじっていて、「超抜なのに?」と首を傾げてながら装着場に戻ろうと歩き出したら、鳥飼眞とすれ違った。挨拶をすると、小さくうなずくのみ。これはいつもの鳥飼眞だ。気合満点で、闘志みなぎる鳥飼眞の姿だ。そこでふと、考える。鳥飼は初日にFを切っているのだから、すでに終戦を迎えている。他の選手よりモチベーションが低くて当然。すっかり抜け殻になってしまっていたとしても、おかしくはない。しかし、鳥飼はいつもの鳥飼だった。気合のこもった、“博多の悪”鳥飼眞だったのだ。この男、勝負を投げる気など、ちっともないぞ! 必ずやどこかで穴を開けると僕は思う。追っかける!
2007_1003__0006  最近思うのだが、Fや転覆を喫してしまった後の選手は、不当に軽視されがちではないだろうか。Fを切ったら、次はスタート控えるだろう……そんな先入観、固定観念があるからだが、それって実は正解ではない、あるいはSGクラスにおいてはまったく逆なのではないか、と思えるのだ。たとえば、得点的にはかなり厳しくなってしまった今村暢孝が、1R後に上瀧和則とかなり長い時間、真剣な表情で話し合っていた。内容はまったく聞こえてこなかったけれども、明らかに今後への作戦会議というか、アシを上向かせるための相談事のようであった。予選突破は苦しくなった、だからもうあとは消化試合……そんなことは少しも考えていないのである。それが結果に直結するかは別の話ではありつつも、特にSGなどの上級レースにおいては、それまでのつまずきなどすぐに取り返してやろうという選手ばかりと言っていいだろう。それが、競艇選手の魂なのだ。

2007_1004_0653  同様のことを、今節気になる銀河系に感じた。2Rの田村隆信だ。田村は昨日の妨害失格で賞典除外。鳥飼と同じく、終戦を迎えている。それなのに、しかも2Rは6号艇だったのに、田村は本気で勝利を欲していたようだった。レース後、まるで顔色なく落胆していた田村に、逆に慄えた。負けて、こんな顔ができるから、彼は強いのだ。本気で、カッコいいと思った。同じレースでは井口佳典が大敗。得点的には完全に追い詰められている。菊地孝平が、優しく慰める。横澤剛治が背後から井口の肩を揉む。先輩たちの激励に、井口は力ない笑みを返した。溜め息が聞こえた。そんな井口にも、田村と同種のものを感じた。そして、この後も飽くなき勝利の追求を見せてくれるだろうと確信した。_u4w1779 湯川浩司は4Rで2着。1号艇で1着を取りこぼしはしたが、彼も他の二人と思いは変わらない。まだまだ銀河系のダービーは終わっていないのだ!(PHOTO/中尾茂幸 湯川のみ池上一摩 TEXT/黒須田守)


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毎日!パイレーツ!!その②――3日目のイベント①

 平和島発の東京支部ユニット『トーキョーベイパイレーツ』。準優デーまでの“毎日がパイレーツ”2日目は、北は北海道からこの男が登場! 熊谷直樹!!

2007_1005_0632 4R発売中、指定席特設ステージに登場した“北海のシロクマ”熊谷直樹。今日も朝の飛行機で北海道から羽田にやってきたそうですが……「飛行機乗り遅れちゃってさ、さっき着いたところなんだよね」とファンをひと笑いさせると、あとはもう熊谷の独壇場に。
「北海道在住ということで、プロペラなんかはひとりでやってるんですよねえ?」と司会の佐山夏子キャスターに振られると、「そうね。基本的にはね。だから流行のプロペラの情報が入ってくるのが1年後くらい(場内爆笑)。自分で作ったのをレース場に持っていって、『はい、ダメでした』と(場内爆笑)。まあ、そこで情報を収集するわけなんだけどね。舎弟分の村田修次はプロペラ巧者? アイツは自分で言ってるだけだから(場内爆笑)。宿舎で一緒だといつもオレのコーヒー入れ係だし。布団もオレが引き終わってから自分の引かせるからね。こないだ多摩川のGⅠ勝った? そうだよなあ、よかったよかった。レース? 観てないよ。オレには一銭にもならないんだから観ないよ(場内爆笑)」。と、オチを付けるたびに場内は爆笑の渦。今回のトークショー、熊谷だけ単独登場なのがわかりますな(笑)。
 パイレーツ選手については「みんなそこそこやってる選手だから……あ、やってないのは雷太ぐらいじゃないの。池田雷太(笑)。まあ、それはともかくFが多すぎるよなあ。オレもF2だけどねえ。中野次郎もF2で、MB記念では『F3になったらどうなるんでしょう?』なんて話してたんだよね。どうやら早くても1年半くらいはA1に戻ってこられないぞ、なんて言っている横で、F2の田頭(実)がバンバンスタート行っててねえ……(場内爆笑)」とまあ……何を話してもやっぱり爆笑となるのでした。
2007_1005_0636  このダービーについては「だから、これもレース観てないからわからないっての(場内爆笑)。でもね、平和島は“インが利きにくい”と言うじゃない。たしかにそうなんだけど、だんだんと利くようになってくると思うよ。あまり深くインに入ってしまったらマズいとか、みんなが気が付いてくるわけだし、対策も取ってくる。だから優勝戦まで行けばたいていインが勝ったりするわけでね。明日あたりからインが強くなってくるんじゃないかな」と参考になりそうなアドバイス。その他にも「上がりタイムが速い選手が平和島はいいと思う。瓜生(正義)とかがいいタイム? じゃあ瓜生がいい……って言って、ハズレてオレの責任にされても困るな(場内爆笑)。だから、ハズレてもエンジンに罪はない、瓜生には罪がある、ということで(場内爆笑)。瓜生に聞こえないので安心ですね? 聞こえても大丈夫だから(場内爆笑)」と、最後まで熊谷節が炸裂しまくりでした。

「指定席の料金ぐらい満足してもらえたかね。されてないなら、あとでイベント広場でも笑わせますから」と最後に残して去っていった“オカシラ”熊谷直樹。そうですよ、6R、7R発売中には今度はイベント広場にクマ出没! 爆笑トークをぜひ!
(PHOTO=中尾茂幸、M<下の1枚> TEXT=M)

※明日はパイレーツのイケメンふたりが登場しますよ~!

Sany0842 7R発売中は握手会&パイレーツステッカープレゼント。あらかじめ配られた整理券を持った100名様が権利でした。明日以降も整理券は開門後、イベント広場横で配られます。「30人くらいしかいなくない?(笑)」(熊谷)。そんなことありません!


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ダービー3日目!

おはようございます。ダービーも予選折り返し、3日目を爽やかな天気のなかで迎えました。現在のところ、風は向かい風ですね。昨日は追い風で、インが初日よりは強かったわけですが、今日は再びイン受難に戻るかも……ですね。はい、私は外から穴を狙います!

2007_1004_0114 吉田徳夫&杉山正樹の愛知勢。杉山は水神祭を狙いたいですね。(中尾)

_u4w1518 金子良昭&今坂勝広の静岡勢。今坂はやや苦しそうなアシではありますが……。(池上)

_u4w1426 山川美由紀&倉谷和信。ともに好調です。(池上)

2007_1004_0550 そしてOPCの様子です。(中尾)

ダービー王に輝くべく、皆さん頑張ってください! もちろん、我々も頑張っていきましょう!(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩)


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VS静岡!「勝手に対抗戦」2日目

 さてさて『勝手に対抗戦』は2日目が終了。チーム別の累積ポイント(1着10点、2着6点、3着4点の合計点)は……※2日目以降は、当日ポイント/累積ポイントです。

 チーム     初日   2日      3日    4日   5日   6日
★静岡軍団   24  54/78
A尼崎伝説    24  40/64
B愛三連合    32  24/56
C九州軍団    40  26/66
D東西選抜   48  48/96
Eチーム瀬戸内 72  48/120

 来た来た、来た~~ッ! 常勝・静岡軍団が4勝の固め撃ちで2日目トップ、節間でも3チームを置き去りにして第3位に浮上しました。現状、クイズ②の趨勢は【DE】となっています。そのまま【DE】と書いた参加者はおりませんが、複数回答のウォリアーズさん、ななをさんあたりが好位置をキープしてますな。でも、最後は【静岡】になっちゃったりして……それくらいの破竹の勢いでありました!

★静岡軍団ハイライト

金子良昭(静岡)①③
野長瀬正孝(静岡)―
服部幸男(静岡)―②
渡邉英児(静岡)③―
今坂勝広(静岡)――
佐々木康幸(静岡)―
横澤剛治(静岡)①―
菊地孝平(静岡)―①
重野哲之(静岡)①

2007_1004_0382  まず、貫禄を見せつけたのが金子でした。前検あたりではワースト級の気配に見えたのに、今朝から伸び、行き足ともに大幅アップ。1・3着でドリーム惨敗の憂さを晴らしています。まずは2R、コンマ07のトップSでスリットからぐんぐん伸びて豪快なマクリ差しを決めました。続く7Rでは3号艇だったのに、あえて倉谷和信を入れて4カドへ。自力で攻める展開にはならず差し粘っての3着でしたが、飯島昌弘の猛追を振りきったテクとパワーは唸らせるものがありました。
 とにもかくにも軍団に待望の初勝利をもたらしたのが2R。この金子のマクリ差しで、やっと他の選手も覚醒したのでしょう。5Rでは横澤が日高逸子のデッドヒートに競り勝って2勝目。続く6Rでは最年少の重野が魚谷や上瀧などを尻目に切れ味抜群のマクリ差しを決め、軍団は前半戦だけで3勝をもぎ取ってしまったのです。
 後半戦の主役は、マクリ屋の菊地。9Rのスリットではイン今村豊とほぼ同体に見えましたが、そこから暴力的に伸びて当然のように強ツケマイを浴びせておりました。マクるか差すか、迷ったら100%まくる!孝平の真骨頂が120%噴出した圧勝劇でした。
 9Rで4勝。「軍団で1日6勝まであるかも!?」と思ったのは私だけでしょうか。だって、10Rの1号艇には「浜名湖天皇」服部が、12Rの4号艇には菊地と並ぶマクリ屋の佐々木が控えていたのですから。
2007_1004_0371 しかし……服部は無念の2着。まだまだ本調子には遠いようです。昨日のドリーム戦は2号艇でよもやの6着。ターンマークを回ってずり下がる深刻な惨敗でしたが、今日の前半5RでもトップSを切りながらズルズルと後退して6着……伸びはともかく、サイドの掛かりが皆無で氷上を滑っているようにさえ見えたものです。
 そして10R、服部は待望のイン戦を迎えます。勝負駆けも含めて意地でも負けられないレース。もちろんスタートは唯一のゼロ台まで踏み込みました。井口佳典のマクリを牽制しての張り逃げです。ここでサイドがグッとかかれば圧勝……しかし、やっぱりターンの出口でもたつきます。バックではもっともスタートが遅かった寺田祥の差しに捕まり、2着を取りきるのが精一杯。前半よりはターン回りに力強さが感じられたものの、このままでは予選突破さえ厳しい足色です。
 結局、12Rの佐々木、横澤も5・6着と大敗して軍団の勢いは4勝でストップしました。昨日からホップ、ステップときて、やはり待たれるのは天皇のジャンプ!でしょうかね。
2007_1004_0671  静岡勢以外では、D東西選抜の活躍が目立ちました。ポイントはE・チーム瀬戸内と同じ48点でも、人数はD8人対E14人(三嶌が離脱して明日から13人)ですからね。守田俊介&高橋勲の2勝に田中信一郎など2着4本。静岡軍団より少ない人数で最後までリードを守り続けることができるか、明日以降も“雑草軍団”の活躍に期待するとしましょう。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)
 


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ヒール宣言――2日目、後半のピット

_u4w1664  今日、平和島本場、あるいはJLCで勝利選手インタビューをご覧になっただろうか。4R、逃げ切った佐藤大介が「ヒール宣言」をしたのである!
 ヒールというのは、プロレス用語で「悪役」。対立する善玉はベビーフェイス。つまり、佐藤大介は「オレは、このダービーで悪役になってやる!」と宣言したわけである。
「あっはは。あれねえ。まあ、強制的に言わされたようなもんですけど(笑)」
 ま、実はそうなのですな。大介は、5月の平和島GW開催に遠征して来ており、地元勢を差し置いて優勝を飾っている。その際、実況の松永良一氏は「いつか、蒲郡、常滑で東京支部がこのリベンジをするはずだとお伝えしておきます」と絶叫している。そう、このとき、大介は平和島でヒール化していたのだ。それを見ていた勝利選手インタビューのMCである坂田博昭氏が、「勝ってインタビューに来たら、ヒール宣言しましょう」と大介を煽った。で、今日の4Rを勝った大介がそれに呼応して、かなり照れつつではあったが、ヒール宣言をした、という次第である。
「ほんとにねえ、顔はぜんぜんヒールじゃないのに(笑)」
 彼はそう言って笑ったが、たしかに実に優しい顔つきであり、しかも礼儀正しい好青年。何しろ、話を聞くために控室に向かっている大介に声をかけたら、立ち止まって深々とお辞儀をしてくれたのだから、ほんとに最高の男である。でも、佐藤大介よ、水面では堂々たるヒールでいいじゃないか! めっちゃカッコいいっすよ!
「あっはは。ありがとうございます。頑張りますよ!」
 陸の上ではやっぱり、バリバリのベビーフェイスな彼だが、明日からも走りはヒール大介で! それが水面を盛り上げるのだ。ここまで2・1・2着とオール2連対。しっかりヒールしているではないか。というわけで、佐藤大介ヒール人気を盛り上げちゃうもんね……と考える次第である。皆様もどうぞよろしく。

_u4w1689  大介がヒールなら、やはりベビーフェイスを演じるべきなのは、地元の選手。今節、唯一のダービーレーサーとして孤塁を守る、高橋勲だろう。今日は8R1回乗りで、見事な勝利。ヒール大介を2着にしりぞけている。おぉ、ベビーフェイスとヒールのワンツーですな。ピットでの勲は、とにかくいい顔をしている。気合が入っているのはもちろんだが、気負いすぎることもなく、マイペースでいい精神状態を作り上げているのだ。8R後、平和島競艇の茂木さんと勲が顔を合わせた場面に出くわした。すると勲は、ぐっと胸を張って、2、3度腕を振ってみせる。「やったぜ!」といったところか。気分上々、調子も上々。この状況で戦えるなら、地元の砦としての責を充分に追うことができるだろう。地元ファンの声援を背に戦うベビーフェイスとして、さらに突き進め、勲!
_u4w1797  どこの場で戦おうが、絶対的なベビーフェイスというべきは、瓜生正義だ。生まれついてのベビーフェイスと言ってもいい。柔らかい物腰といい、丁寧で優しい性格といい、笑顔を絶やさないスマイリーキッドぶりといい、彼のベビーフェイスぶりは間違いなく天性のものだ。
 その瓜生が、ともかく出まくっている! あの笹川賞を彷彿とさせるような、見事なアシ色。67号機は評判のエース機だが、そのポテンシャルをしっかりと引き出している。9R後だったか、試運転に出ていた瓜生が、いったん艇をピットに戻した。装着場に停めて、何かの作業にかかろうとしたとき、12Rで対戦する吉川元浩も試運転からあがってきて、瓜生の隣に艇を停めた。瓜生の笑顔が、さっと弾ける。吉川も笑みを浮かべたが、やや苦笑いが混じっているように思える。瓜生の超抜ぶりを間近で見たのだろう。二人は談笑していたけれども、明らかに吉川は瓜生ほどには気分が浮かないようだった。吉川だって、アシは悪くない。むしろ出ているほうだと思う。にもかかわらず、知らず知らずのうちに苦笑いになる。そして瓜生は、ひたすら笑顔。瓜生の気配の良さを物語るワンシーンである。生粋のヒーロー・瓜生には、やっぱりこんな笑顔が似合うぞ。

2007_1004_0650  これも9R後のことだ。豪快なツケマイで今村豊を沈めた菊地孝平が、走ってボートに駆け寄り、大急ぎで水面に飛び出していった。ん? 鮮やかに勝利を決めた直後だというのに、菊地は何を慌てているのだろう? 11R前に試運転を終えて、モーター格納に向かう菊地を追いかけた。
 菊地孝平という男は、これまた気持ちのいいベビーフェイスで、BOATBoyで1年間連載をしてもらっていたこともあって、ピットで顔を合わせると、爽快な笑顔を向けてくれる。今日も、同じだった。しかし、こちらが続けて質問を投げかけると、菊地は途端に哲人の顔となる。真摯な表情になり、むしろキツいくらいの顔つきで、流れるように言葉を重ねていくのだ。ヒールというわけではないが、ベビーフェイスの面影は消える。
 試運転の真相は、「さらに上を目指すべく、別のペラを明日使いたかった。だから、今日のうちに試してみた」とのことだった。9Rで使ったペラも仕上がりは悪くなく、機力は現時点でも上位はあるだろう、という。しかし、瓜生正義や寺田祥と比べると、かなり分が悪い。それに対抗するためにも、さらに上を菊地は欲したのだ。すごい。現状でもある程度は戦えるはずだし、実際に結果も出てはいるのに、菊地はそれにまったく満足していなかった。つまり、逆に言えば、菊地は本気で狙っているのだ。欲しいアシが来れば、確実に狙うことのできる手応えがあるのだ。僕は、何度かそう煽った。最初、菊地はそれには応えようとはしなかったが、最後に一押しすると、ニヤリと笑った。そして、「頑張ります」とさらに笑みを深くして、整備室へと入っていった。背中が、軽やかに踊っていた。

2007_1004_0639  艇界きってのヒールといえば、上瀧和則。……なんて言ったら怒られるか。でも、たたずまいと迫力は、これぞヒールというべき雰囲気に満ちているのも確かなことだ。深イン上等の気迫でコースを取りにいくあたりも、ヒールっぽい。勝利選手インタビューなどで見せるぶっきらぼうな感じも、ヒールらしいと言えるだろう。
 しかし、ピットで仲間と絡んでいるときの上瀧は、本当に笑顔が多いのだ。OPCで若手の杉山正樹がペラ調整をしていると、平和島アリーナから上瀧が声をかけていた。杉山は、笑顔で上瀧に応える。もちろん上瀧は笑っている。試運転からあがってきた大神康司がエンジン吊りをしていると、平和島アリーナから上瀧が駆けつけて手伝っている。大神の話に耳を傾けると、笑顔でアドバイスらしき言葉をかけている。ピットでは誰よりも若々しくはしゃいでいる今村豊が、ニッコニコで上瀧に声をかけると、「まったく、今村さんはもう……」といった感じで、上瀧もニヤニヤと笑っている。ま、僕がそれをやっぱりニタニタと眺めていると、上瀧は何気ない感じで背を向けてしまうんですけどね。ともかく、そこに上瀧の人望を僕は見るのだ。
 ご存知だろうか。この言葉の発祥であるプロレスの世界では、「ヒールは、人間性が素晴らしい者にしか務まらない」と言われていることを。実際、かつてスタン・ハンセンの自伝を編集した際、かのテキサスの荒馬は自らの体験談として、ハッキリとそう書いていた。悪役を演じるというのは、実は本物の悪者には不可能なことなのだ。上瀧を見ていると、ふとそんなことを思い出してしまうのだが、いかがなものだろう。ま、本当は、こういう種明かしはイメージ保持に反することなのかもしれないけど。

 そう、ヒールとベビーフェイスというのは、単なる善悪で語れるものではない。特に、「強い」ということは、相手を徹底的に叩きのめすという意味において、ナチュラルなヒール化現象を生んだりもするのだ。決してヒールを演じているわけではなくとも、強さがヒール的なるものに転化する、というか。
2007_1004_0445  たとえば、今節の寺田祥だ。10R、テラショーは差してバックで服部幸男と併走、2マークで振り切っている。菊地の証言通り、超抜に仕上がっている彼に、いろんな選手が声をかけていた。とどめは、競った服部だ。カポック脱ぎ場で顔を合わせた服部は、白旗をあげざるをえないという風情で、まるでセリフを棒読みするかのように「出てるな、テラショー」と声をかけた。勝った選手は他の選手に「すみません」と挨拶するのが慣習である競艇選手のこと、テラショーは恐縮して会釈を返していたが、たしかに10Rのテラショーは服部自身や服部から買っていたファンに対しては、絶対的なヒールとなっていた。やはり、ヒールと強者は時に同義語となるのである。
_u4w1406  そして、魚谷智之である。11R、3コースからひとマクリ。インの深川真二だって、ガバイ足をしているのである。スタートタイミングも、深川がコンマ16、魚谷がコンマ12、大きな違いはないのである。なのに、魚谷は深川をひとマクリ。カポック脱ぎ場で、深川は深い深い苦笑いを浮かべて、「やめてしまった」と魚谷に声をかけていたが、推測すれば、「抵抗しようかと思ったけど、届きそうもなかったのでやめてしまった」であろう。同じく、2コースでマクられた森秋光は、ただただ苦笑。魚谷に続いて2着となった田中信一郎も、いちばん最後にカポック脱ぎ場に戻ってきて魚谷と顔を合わせると、やっぱり苦笑である。その場で、気持ちのいい笑顔を見せていたのは、魚谷だけなのだ。すべての人を苦笑にしてしまう強さ。これをヒール化と言わずして、何と言うのだ。魚谷は今、誰よりもカッコいいヒールになりつつある、ということなのかもしれない。
 ま、実際はベビーフェイスだヒールだなんて、どうでもいいことではある(佐藤大介だけは別っす)。選手たちは、そんなこととは無関係の領域で、真剣勝負を繰り広げている。それでも、この魚谷の強さは、そんな意味づけをしたくなるだけのきらめきを放っている。SG3連覇、リアルな予感が強烈に漂ってきたぞ。

_u4w1204  さて、今節気になる銀河系。どうにもパッとしないことになってきてしまった。9R、田村隆信が1周2マークで鎌田義を転覆させてしまい、妨害失格(カマギーは腕を痛そうにしていましたが、12R前には元気そうに歩いている姿を見ました)。さすがにレース後の田村は、蒼白な顔つきになっていた。その田村に、10Rの展示を終えた井口佳典と湯川浩司が声をかけていた。10R後には、ペラ調整をしていた田村に、レースを終えた井口と湯川がやっぱり声をかけていた。そして、3人で整備室のほうへ向かっていた。10Rは、井口も湯川も揃って敗れていて、だからなんだか痛々しいシーンに見えてしまった……。田村は賞典除外で終戦となったが、井口と湯川には嫌な流れを一気に変える走りを、明日は見せてもらいたい。がんばれ!(PHOTO/中尾茂幸=菊地、上瀧、寺田 池上一摩=佐藤、高橋、瓜生、魚谷、銀河系 TEXT/黒須田守)


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クイズ第2問

ども~。クイズタイム、いっちゃうぞ~。というわけで、第2問です。

Cimg34962 これは、装着場内の掲示板でございます。ご覧のとおり、スリット写真がたくさん貼ってありますね。撮影は今日の朝でして、これは朝のスタート特訓のスリットでございます。で、貼られているのはスリット写真ばかりではない。というわけで、左側のオレンジ枠で隠した部分、何が貼ってあるでしょうか? これが問題です。

選手にとっては無視できない、あるものが貼ってあるんですね。今朝、私がこれをしげしげと眺めていたら、隣にはスリット写真を確認するために上瀧和則が! 慌てて挨拶をすると、スリットを見つめたまま、渋く「うぃっす」。う~、緊張したよ~。てなことはともかく、このオレンジ部分には私も気になるあるものが貼られているわけであります。それははてさて……。

正解者には50P。締切は明日5日の午後3時でございます。それでは皆様、ご解答お待ちしておりますです!


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ゴキゲン――2日目、前半のピット

2007_1003__0493 「天気がいいと、選手の表情も明るいですねえ」
 池上一摩カメラマンが言う。ファインダーを覗きながら、カメラマンはさまざまな現象に気づくわけで、「○○がすごい気合」と中尾茂幸カメラマンが報告してきた選手がドッカンと穴を開けたりすることもあるから、彼らの触角は侮れない。だから、「田中信一郎選手がゴキゲンですよねえ」という池上カメラマンの言葉は、信ずるべし、なのだ。そう言われて信一郎に注目すると、たしかに昨日よりもずっと気分が良さそうに思えた。これまでの経験則からすると、彼はこういうときのほうが好調のはずである。

 いや、信一郎に限らず、モーターが出ている選手はほぼ一様に、気分上々の様子をピットでは見せている。そりゃそうだろう。頼もしい相棒との邂逅は、人の心を軽くさせるものだ。あるいは、素敵な異性とのランデブーに、不機嫌な顔を見せる者はいない。選手にとってそれは、勲章を手に入れる予感と直結しているのだから、勝負師としての好ましいオーラを発散するようになって当然だ。
2007_1003__0289  たとえば、深川真二だ。H記者の見立てどおり、彼のアシは“ガバイ”。SGではなかなかこういう局面を迎えることができてこなかった深川だが、今回こそは、の予感に満ち満ちている。深川は、なんというか、えっと、けっこうコワモテでして、真剣な表情はなかなか迫力があるわけだが、仲間と過ごすときにはけっこう笑顔が多かったりして、これが実に男前である。そして昨日、今日と、深川の笑顔はさらに輝きを放っている。目つきに鋭さを保ったまま、しかし優しさを感じさせる口元、そして頬。カッコいい笑顔というのは、こういうのを言うのだろう。ペラ室では、岩崎芳美と話している姿を見かけた。アドバイスを送っているふうでもあり、真剣な中にも穏やかな表情が見受けられる。で、よく考えてみたら、二人は71期の同期ですね。一瞬、不思議な組み合わせに見えたのだが、同期の絆に男女は関係ない。

2007_1004_0262  モーターの良し悪しはともかく、仲間とのひとときは大切な時間だ。日高逸子、山川美由紀が、ボートを挟んでけっこう長い時間、会話を交わしていた。山川の手にはペラがあったから、もちろん調整の方向性についての情報交換でもあっただろう。それでも、笑顔が何連発も飛び出す二人に、それ以外の楽しげな会話もきっとあったのだろうと思われる。整備室から出てきた三嶌誠司が二人に何かを話しかけると、三人が同時にわっと笑った。あ、そうか。三嶌にとって、山川は同県の先輩。これも一瞬、不思議な気がしたけれども、先輩後輩の絆に男女は関係ない、わけだ。そんな様子を遠巻きに眺めていたら、日高とふと目があった。それでも、日高の顔から笑顔は消えない。ヘンなデヴが見ていようが、仲間との大事なひとときには変わりがないのだ。水面の上では常に一人だからこそ、笑顔が闘魂注入のきっかけになることが多々あるのが、競艇選手というものである。

2007_1004_0324  ん? 鎌田義が腹ばいになっているぞ。中尾カメラマンに指摘されて、平和島アリーナのほうに目を向けると、たしかにカマギーが一人、他の選手とはまるで違う姿勢をとっている。これ、何をしているかというと、レースを見ているのだ。平和島アリーナは、たしかに対岸の大型映像装置や2マークが見える位置なのだが、実は水面との間には試運転用の係留所がある。で、平和島は海水プールだから潮の干満があるわけで、時間帯によっては係留所の柱や屋根が邪魔になって、レースが見づらかったりもするのだ。というわけで、カマギーは腹ばいになって、水面が見やすい態勢をとっていたという次第。決して、平和島アリーナでだらけていたわけではありません。こんな姿も絵になるカマギーは、やっぱりエンターテイナーだ。

Cimg3501  ところで、平和島アリーナのすぐ横には机が置かれていて、ここが特設のカポック脱ぎ場になっている。レース後のエンジン吊りを終えた選手は、この机のところに来て、カポックを脱ぎ、控室へと着替えに向かうわけだ。ここでは、選手たちのレース後の“感想戦”が行なわれたりもするので、僕もよく近くで選手の様子を眺めたりしている。今日、興味深かったのは2R。真っ先にここにやって来たのは瀬尾達也で、続いて今村暢孝が。二人は、道中激しく競り合っていて、最初は2番手3番手争いだったものが、2周2マークで大競りになって、最後はお互いが大敗。禍根が残ってもおかしくない、展開のように思えた。しかし、これが歴戦のベテランの貫禄なのだろう、二人は軽く挨拶を交わすと、仲良く並んでカポックを脱ぎ始めた。もしかしたら、「すみません」の応酬はピットに戻ってきた直後に交し合っていたのかもしれないが、二人の実に恬淡とした様子に、僕は唸ってしまったのだ。これまで、何度もSGで顔を合わせてきた仲であり、剣を交し合った仲。言葉がなくてもわかり合える、そんなムードを二人に見たのである。さすがに笑顔はなかったけれども、こちらがゴキゲンになる、カッコ良い二人だったのだ。

2007_1003__0471  さて、今節気になる銀河系軍団。前半は、あまり大きな動きを見ることはなかった。ただし、田村隆信とは間近ですれ違ったので挨拶をしたが、まったくいつもどおりの快活な田村であり、天気がいいからなのかアシが上向いているからなのかはわからないが、気分は良さそう。昨日はいまいちリズムの悪かった彼らだが、今日は巻き返すものと信じたい。(PHOTO/中尾茂幸 瀬尾&今村のみ黒須田 TEXT/黒須田守)


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毎日!パイレーツ!!その①――2日目のイベント

 熊谷直樹をヘッド格に濱野谷憲吾、阿波勝哉、角谷健吾、齊藤仁……東京支部のイカす男たちが、“平和島から全国制覇へ”を合い言葉に発足させたユニット、それが『トーキョーベイパイレーツ』。5月の発足直後から話題騒然のこのユニット、 当然、今節にもメンバーの多数参戦が期待されていたが……まさかまさかの参戦なし! メンバーたちはもちろんのこと、ファンも勇姿が見られずガッカリ……ということで、このダービーではメンバーによるトークショーが連日組まれることとなったのでした。

Sn1_5659  そんな“毎日がパイレーツ”の初日に登場は、選手会東京支部長・池田雷太と“ミスターチルト3・アワカツ!”阿波勝哉のコンビ! 4R発売中、指定席特設会場に登場すると、集まったファンは大拍手。それを聞きつけたお客さんが会場のほうを振り返ると、池田雷太が笑顔で手招き。東京支部長に手招きされるなんて経験はかなり貴重ですよ、お客さん!(笑)
「トークショーは苦手です(笑)」とアワカツは照れ笑い。なのでここは年の功(失礼!)・池田雷太がトークをリード。「(パイレーツ発足から)5カ月ほど経ったわけですが、いい意味でも悪い意味でもとても注目されているのを感じますね。悪い意味? いやあ、Fとか事故が多いこと多いこと(笑)。アワカツもいま“秋休み”の真っ最中ですしねえ」と、このダービー参戦ゼロの遠因をネタにして笑わせます。それに続けて「ただ、注目されたおかげだと思うんですが、パイレーツだけでなく、東京支部全体がいい雰囲気になっているんですよ」と、今度は東京支部長としてコメント。パイレーツだけでなく、地元選手全員が気になる東京ファンも、それを聞いて一安心、というところでした。
 
 近況の話となり、チルト3をチョイスする選手が増えてきている現状を聞かれると、「みなさんに負けないようにしないといけませんね」とキリッとした表情で返したアワカツ。それを聞いて「でも、彼はスペシャリストですから(大丈夫)」と笑顔で支部長がフォロー。「僕も先日、アワカツに見てもらったプロペラを使って、多摩川でチルト3にしたんですよ。でも、日頃から使ってないですから、たとえばターンの前とか、どこまで併走相手に付き合っていいのか……勝手が違うんです。その点、彼は毎回やっているわけですからね」との解説にはファンもしっかり納得。アワカツも照れながら支部長の解説に頷いておりました。

Sn1_5662  最後に「応援よろしくお願いします!」と締めた直後、「お~い池田! お前、もっと阿波みたいにスタート行かんか。いくら損させられたと思ってるんじゃ!!」というヤジに、思わず耳を塞ぎつつ笑顔の池田。当のファンももちろん笑顔で、詰めかけたファンみんなで爆笑。愛のあるヤジも炸裂し、最後まで盛り上がったトークショーでした。

 さて、このトークショーは6R、7R発売中にはイベント広場でも開催されます。さらにゲストとして青木宣篤(モトGPライダー)&青木治親(オートレーサー)の青木兄弟も登場! 間に合う人はイベント広場へGO!
(PHOTO=中尾茂幸、M<下3枚> TEXT=M)

Sany0859_2 6R、7R発売中には、オートレーサーの青木治親(右)と、スズキのモトGPライダーである青木宣篤の兄弟が特別ゲストとして登場!(ちなみに今節はHONDAが協賛しております)

Sany0833 オートレースのバイクにまたがる池田雷太。「やっぱり普通のバイクとは違いますね」

Sany0840 鈴鹿8耐で使用されたバイクにまたがるアワカツに「阿波ちゃん、それもチルト3度にせにゃ」という声援(?)が

※明日のパイレーツは“オカシラ”が登場! “北海のシロクマ”がやってくるぞ!


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ダービー2日目!

おはようございます。全日本選手権、ダービーも2日目でございます。天気予報に反して、太陽がまぶしい爽快な朝ですよ~。

本日一発目は……。

2007_1003__0684 オープン・ペラ・カフェ、略してOPCでペラ調整中の横澤剛治。もちろん、撮影は中尾茂幸カメラマンでございます。

2007_1003__0812 こちらは、屋内ペラ室で調整中の倉谷和信。これも撮影は中尾茂幸。

2007_1003__0674 平和島アリーナで物思いにふける上瀧和則。う~む、しぶいっす。これまた中尾カメラマンの撮影です。

2007_1003__0685 やはり平和島アリーナでの菊地孝平。こちらは中尾カメラマン……のカメラを借りての黒須田撮影でした。やっぱりプロはすごいっす。

というわけで、本日も戦国ダービーで盛り上がってまいりましょう!


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VS静岡!「勝手に対抗戦」初日

 常勝・静岡軍団、大苦戦!?

 ジャジャ~~ン! 初日を終えた時点での『勝手に対抗戦』チーム別成績(1着10点、2着6点、3着4点の合計点)を発表しま~す!

 チーム      初日 2日 3日 4日 5日 6日
★静岡軍団   24
A尼崎伝説    24
B愛三連合   32
C九州軍団   40
D東西選抜   48
Eチーム瀬戸内 72

 な、なんと静岡勢はピンなしで最下位タイ!! 現状のままだと、クイズ②の正解は【BCDE】ということになりますな。しかも、11Rで転覆した坪井康晴が負傷帰郷でメンバーは9人に……まあ、今日の静岡勢の苦戦はある程度予想してましたけどね。10人全員が1回走り、さらにドリーム戦の4選手は星の潰し合いをするわけですから。坪井の離脱も含めていきなり大ピンチになった常勝軍団ですが、出走回数が増える明日からの巻き返しに期待するとしましょう。ではではあまり見せ場のなかった初日ですが、主役チームとして静岡軍団の足跡をダイジェストでお伝えしておきます。

★静岡軍団ハイライト

金子良昭―
野長瀬正孝―
服部幸男―
渡邉英児③
今坂勝広③
佐々木康幸②
横澤剛治③
坪井康晴―
菊地孝平②
重野哲之―

 2R、先鋒として初登場の野長瀬が1号艇で4着。3Rの今坂、4Rの横澤が3着に粘って連続ポイントを獲得するも、5Rの重野が4着に沈んでトーンダウン。勢いに乗れぬまま前半を終えました。
 後半は10Rから3連戦。まずは10Rの佐々木が平尾崇典や杉山正樹との激しい2着争いを制して初めて2連単に絡みます。が、11Rの1マークで坪井が上瀧和則に強ツケマイを浴びせた瞬間、火の玉ジョーのブロックを喰らって玉砕。坪井は艇もろともクルリンと半回転して水面に投げ出されたのでした。
2007_1003__0340  そして迎えた12Rドリーム戦。これはもう、誰が見てもSG3連覇がかかった魚谷智之VS静岡四天王(服部・渡邉・菊地・金子)という構図であります。誰がフィッシャーズキング魚谷に鈴を付けに行くのか。やはり最年少にして天才スターターの菊地でしたね。5カドに引いた菊地のスリットはコンマ13。カド受けに回った師匠の金子がコンマ23ですから、「孝平、俺の屍を踏んで魚の元へ行け!」ってな隊形です。もちろん師弟の作戦ではなかったでしょうが、菊池は師匠にリフティングされるような展開で激しくインに迫ったのです。
 が、イン魚谷のスタートはといえば、コンマ10のトップタイミング。師匠の凹みを活用してさらに伸びる菊地でも、その頭を叩くことはできません。バックでは先マイを打った魚谷と機敏にマクリ差しを選択した菊地の一騎打ち。

2007_1003__0833  このシーンは静岡勢にとって今日いちばんの見せ場でしたね。師匠の屍まで踏みつけた菊地は、わずか20センチほど舳先を突っ込んで魚谷に抵抗します。菊地の頑固さを熟知している魚谷は「その舳先を早く抜け、抜かないと2マークにぶつけるぞ!」みたいな気合いと勢いでグリグリと内側へハンドルを切りました。反動で艇が左右に揺れながら、それでも菊地は舳先を抜きません。
 2マーク直前、魚谷がニラメッコに負けたような風情で艇を外に持ち出しました。私は思いましたね。
「孝平が勝ったな。今から魚谷が外に持ち出してもマイシロはほとんどない、菊地もマイシロはないけれど、先マイの利で突き抜けられる」
 こう思った瞬間、魚谷は信じられないような全速モンキーで外から菊地を潰しておりました。「魚谷時代の到来」と巷は賑やかですが、このターンを見せられては否定などできませんね。巧い、速い、強いの三拍子が完璧に揃った全速モンキー……相手が艇界屈指のスピードを誇る菊地だっただけに、その凄まじさは何倍にも感じられたのでした。
 ああ、結局は魚谷の賛美歌のような記事になってしまいましたね。菊地はその後もストーカーのように魚谷の背後にまとわりつき、静岡軍団の若き刺客としての存在感を見せつけました。ピストン2本を換えてワースト級の前検から大幅アップに成功した渡邉が3着。金子・服部の2大将軍は5・6着と枕を並べて討ち死にしましたが、まだドリーム1戦が終わったはがり。明日からまた軍団のダービー制覇=打倒・魚谷の旗手として号令を下すことでしょう。

 最後に、今日のチャンピオン軍団「Eチーム瀬戸内」の活躍ぶりにもスポットを当てておきましょう。単に数的優位というだけのチームではありませんでしたね。まずは1R、逃げる前本泰和(広島)にコンマ08の圧倒的トップSで迫ったのが5コースの山川美由紀(香川)。いきなりチーム瀬戸内の大競りか、というスリリングな展開になりましたが、4コースの吉田徳夫が山川をブロックしてまんまとマクリ差しを成功させました。しかし、7節連続優勝の記録を樹立した前本の勢いは桁違いでしたね。2マークで冷静沈着な差しを決めてあっという間に逆転です。
 続く2Rでも広島支部の新鋭・山口剛が道中3番手あたりから一気に先輩を抜き差って水神祭(←既報)。いきなりの2連勝でトップに立ちます。
2007_1003__0549  圧巻は5Rでしたね。1Rで5コースからのマクリ強襲に失敗した山川が「ならば2コースから」とコンマ04!のこれまた圧倒的トップSでインの杉山正樹を粉砕。さらに辻栄蔵(広島)と瀬尾達也(徳島)が重野・湯川とのデッドヒートに競り勝って、チーム瀬戸内が123着を独占してしまったのです。
 嗚呼、それにしても美由紀姐御のスタートったら! 男顔負けの強~いナデシコ選手は多々おりますが、姐御のレースっぷりはちょっと違いますな。「女が男に勝つには、展開なんか突いてたらムリ。この戦法っきゃないんだよっ!!」とハナから決めていたような……男女混合GIを制した女子レーサーの底力を、鳥肌とともに実感させていただきました!(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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沈痛……――初日、後半のピット

Cimg3493 「10人もいるから、こんなになっちゃうんですよ」
 11R前、翌日の艇旗艇番準備をしていた横澤剛治が、手に一杯の艇旗と艇番を持って笑った。これぞ大挙登場の王国静岡を象徴する光景だ、と思った。この作業が実に大変さなものとなった静岡軍団だが、横澤はちっとも嫌そうにはしていない。仲間がたくさんそばにいる心強さ。これに勝るものはない。
 11、12Rに5人が出走していたため、横澤はいったん自分のボートに艇旗と艇番を置き、すでにレースを終えている選手の分から準備を始める。そこに「横澤さーん!」と叫びながら重野哲之が駆け寄って、二人で分担して作業を進めていた。ひとつ艇旗をつけるたび、心強さが増していく。ひとつ艇番をつけるたび、パワーがみなぎっていく。
2007_1003__0654  ところが……。そんな静岡軍団の表情が、11Rの1マークで暗転する。坪井康晴、転覆。すでにレースを終えている5名が、走ってボートリフトのあたりにやって来た。坪井の容態は……。「転覆艇選手、右腕負傷」、ピット内に競技本部からのアナウンスが響き渡ると、静岡勢の表情はさらに険しいものとなった。
 救助艇で戻ってきた坪井は、右腕を押さえて顔をしかめていた。かなり痛そうだ。すぐに医務室に向かい、軍団の仲間たちが心配そうに付き添った。どの顔も、精気がない。いったん医務室を出た佐々木康幸が、関係者に「病院に行くことになったら、管理解除になりますか?」と確認している。坪井の身体が何より大事だ。でも、最後まで10名で戦いたい。もしかしたら、医務室で坪井もそれを望んだのかもしれない。関係者がうなずくと、佐々木の顔には苦渋が浮かぶ。一瞬でも管理下から外れることが許されない、競艇の厳しさが静岡勢を襲った。
2007_1003__0357  着替えを終えた上瀧和則が、全力疾走で医務室にやって来た。選手班長としても立ち会わねばならない事態ではあったが、坪井の転覆は上瀧との大競り(マクった坪井に上瀧が抵抗)の瞬間であったから、上瀧の顔つきにいつもの迫力が感じられない。心配でたまらない、そんな感じだ。激しく接触したわけではないし、インの選手なら当然の抵抗をしたまで。実際、不良航法もとられていない。上瀧にも、もちろん坪井にも、何ら瑕疵はなかった。それでも、胸にかかった暗雲を拭い去れない様子の上瀧。水面に出れば先輩も後輩もない。だが、陸の上ではお互いを気遣う仲間同士。だから、自身の航跡のなかで負傷者が出ることは、何よりもツラい。上瀧の顔はそのことを物語っていた。
2007_1003__0167  その頃、12Rドリーム戦の展示航走が終わって、出走選手がピットに戻ってきた。ドリーム戦には、静岡勢が4人。真っ先に展示後の点検を終えた服部幸男は、まず医務室に向かった。医務室に入る前に、横澤が服部を捕まえる。横澤が状況を説明すると、服部の眉間にシワが生まれた。そして、みるみるうちに瞳が哀しい険しさを漂わせていった。ふう、とひとつ溜め息をついて、服部は医務室に入っていった。菊地孝平は、医務室まで走ってきた。もちろん、表情は暗い。82期静岡三羽烏。彼らは、真の親友同士だ。お互いを励まし合い、切磋琢磨してここまで来た、そんな思いを共有している。そのうちの一羽が傷ついてしまった。すぐに駆け寄ることができなかった分、菊地の心配は増幅していただろう。金子良昭も、渡邉英児も、菊地に続いた。誰もが、ツラそうにしていた。
2007_1003__0468 やがて、引き上げられた坪井のボートからネームプレートが外され、最終日に見られるような手順でボート洗浄が始まった。その時点で発表はまったくなかったが、明らかに負傷帰郷が決まったようだった。ボートを洗ったのは、佐々木。スポンジでボートを磨きながら、心は無念さで一杯だったに違いない。
2007_1003__0297 SGを2年半取材してきて、選手が負傷帰郷する場面は何度も見てきた。しかし、一向に慣れない。本当にツラい。しかも今日は、悲しむ顔をたくさんたくさん見てしまっただけに、なおさらツラい。選手の皆さんの無事故を、改めて祈念したい。そして、坪井康晴選手には早く傷を癒して、元気一杯で水面に戻ってきてもらいたい。さらに、坪井が帰郷したとはいえ、静岡軍団は9名も残されている。坪井の分まで奮起して、王国静岡ここにあり!を見せてほしい。ツラいツラいシーンだったけれども、静岡軍団の絆の深さは見せてもらった。それが美しいものだったとは、言っておきたい。

2007_1003__0742  沈鬱な表情だったのは、静岡勢だけではない。整備室を覗き込むと、新美恵一がやるせない表情をしていた。今日の2回乗りはともに、1マークを回ったところでは上位にいたのである。だというのに、道中ズルズルと番手を下げていき、5着4着。決して新美が大きなミスをしたとは思えなかっただけに、見ているこちらも溜め息が出たりした。やはり、問題は機力なのだろう。新美はかなり時間をかけて、本体に手を入れていた。さらに、リードバルブの調整。もともと、派手な表情を見せる男ではないけれども、しかしどう見ても負のオーラが感じられる冴えない顔つき。今日の整備で、明日は少しでも上向くだろうか。いや、上向いてほしいと思わずにはいられない、新美の雰囲気であった。
2007_1003__0077_2  それと対照的なのが、同県の山崎哲司だ。1着2着と好発進。アシも良さそうだし、気分が悪かろうはずがない。今日はレース後、さらにギアケースの調整をしていた。「やりましたよ~」。声をかけると、テツ(中尾カメラマンの写真の弟子なので、取材班はこう呼んでいます)は、僕の出っ張った腹をツンツンと強めに突きながら、声を弾ませた。「アシもいいですよ。ギアケース調整は、さらに上積みを狙ってるんですよ」。つまり、まだまだ上昇の余地があるということだ。現状に満足しない姿勢が、テツ自身をさらに上昇させるだろう。とにかく、中尾師匠を中心に、取材班はテツの活躍に沸き返っている。「おぉ、マジっすかぁ! 一緒に頑張って行きましょう!」。よっしゃ、明日からも応援しよう。だから、ノルマは準優進出! そう言うと、テツはうなずいてから、ニヤリと笑って返してきた。「いや、優勝!」。プロというのは、ビッグマウスでいい。いや、ビッグマウスのほうがいいのだ。テツが頼もしく見えた。

2007_1003__0477  さて、今節気になる銀河系軍団。初日は、田村隆信と湯川浩司に3着があったが、あまりリズムはいいと言えず、井口佳典は1回乗り6着を取ってしまった。もちろん、まだまだ巻き返しは利くし、3人の顔にそれほどの暗さはない。井口も田村も、アシは悪くないようで、井口のレース後のコメントは「自分の消極的なところが出てしまった。イライラしてます」と自分と向き合ったものになっている。きっと明日は思い切ったレースで、今日の大敗を帳消しにしてくれるだろう。やっぱり、彼らには要注目!なのだ。(PHOTO/中尾茂幸 横澤&重野は黒須田 TEXT/黒須田守)


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クイズ正解~

どもども。クイズの正解発表のお時間がやってまいりました。能書きはともかく、いきましょう。

Cimg3433 これ、誰の背中?が問題でした。はい、全員正解~。岩崎芳美選手でございます。根性、根性、ど根性! 四の五の言わずにど根性! まさしく、人生訓でありますね。このTシャツ、前面の胸のあたりには「樫友會魂」と入ってまして、樫友會というのが岩崎選手のファンクラブなんだそうです(「お友達なんですけどね」とおっしゃってました)。そのファンクラブの方が作ってくれたTシャツで、しかも「SGバージョン」。前面の右脇のあたりに、「SG」と入っているんですね。まさにファンの思い、言葉を背負って走る岩崎芳美。今日はもうひとつの成績でしたが、明日から巻き返しを!

第2問の出題は、明日か明後日です!


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“見せパン”で元気100倍!?――初日のイベント

 肩を組んでのラインダンスから繰り出される美しきお御足たち。開会式前に(男どもの)興奮のボルテージを上げてくれた『CHEER`S GOGO』の単独ダンスショーが、午後の平和島で行なわれたぞ(5R、8R発売中)。

2007_1003__0201 朝の興奮をもう一度とばかりに、ビデオカメラ(!)片手にかぶりつき(!!)のおじさんも登場するなか、ミュージックスタート! ヴァン・ヘイレンの『JUMP』など4曲に乗せて、12人のチアたちがラインダンスやタワーを披露。みなみなさま超ミニでのダンスなので、惜しげもなく登場する“見せパン”には、たまたま舟券検討でイベント広場に居合わせたおじさんも妙な興奮状態に(笑)。いやあ、“見せるためのパンツ”とわかっていても、やっぱり見るとドキドキしてしまうものですな、男は(平和島関係者M氏曰く「パン○ラとは、男にとって永遠の興奮材料なのですよ!」)。

“さわやかフレッシュチアガール”に元気をもらって、初日終盤戦に突入だ!

※明日のイベント情報!
明日からは“毎日パイレーツ”状態となる平和島。トップバッターは東京支部長と“ミスターチルト3”が登場するぞ!
(PHOTO=中尾茂幸 TEXT=M)


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本日の水神祭 初日

Cimg3447 前半ピット記事にも書きましたが、本日は水神祭が行なわれました。今節最年少の若手、山口剛! SG初出場、その初陣(2R)を勝利で飾ったわけです。で、これも既報のとおり、2R終了後すぐに行なわれた水神祭。展示のさなかに係留所のほうに“拉致”された山口は、嬉しそうに顔をほころばせて、先輩たちの輪に埋もれていました。で、展示中に水神祭をやるわけにはいきませんから、終わるのを待つ広島&中国地区の面々(写真は展示を見つめている選手の皆さん)。6艇が展示を走り終えて、本番ピットに艇をつけるや否や、始まりました、水神祭。

Cimg3457 スタイルは、ウルトラマンスタイル! 先頭で山口を持ち上げているのは……今村豊! 今村は20年前にダービーをここ平和島で勝っているわけですが、当時5歳だった少年が、その今村の手で水面に投げ込まれようとしている。うーん、感慨深いシーンでありますな。それではまいりましょう。1、2の3で、ドッボーーーーーーーーーン! 気のせいか、水中にいる時間が長いぞ、山口。きっと投げられている間に流れた涙を紛らわすために、長く潜っていたのでしょう……ということにしときましょうね、皆さん!

Cimg3465 引き上げられた山口は、ずぶ濡れのままピース! そこに今村さんが「インタビュー、これからだろ。早く着替えろよ」と優しく声をかけていました。山口は控室へダッシュ。その背中に、拍手がいつまでも送られておりました。山口選手、おめでとう! でもこんなもんで満足せず、SGに早く定着して、大暴れしてくださいね!(黒須田)


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貴様とオレとは……――初日、前半のピット

「あのコ、初めて?」
 と日高逸子が辻栄蔵に問いかけた。
「はい、そうです」
 と辻が返す。
「あ、そう」
 と日高がうなずく。
Cimg3445  2R、山口剛がSG初出走で初1着! 1周2マーク、内をズバリと突いての逆転劇は、SG初陣とは思えない見事なものだった。それにしても、日高さんの言葉がなまめかしく聞こえたのは、気のせいか。というか、考えすぎですか、はい。
 ピットに帰還した山口を、辻はバンザイで、前本泰和や日高さん、岩崎芳美らが拍手で迎える。ヘルメットの奥で、山口は目がなくなったかと思うほど、笑っていた。おめでとう!
Cimg3446  エンジン吊りが終わって、ふと気づくと、あら、今村さん? 今村豊や柏野幸二、森秋光、寺田祥らが、ボートリフトのあたりにたまっている。ん? 皆さん、中国地区の方たちですね。ま、まさか……。
 そのまさかだった。カポックを脱いで、山口が笑顔でその輪に駆け込む。そう、いきなり水神祭! 勝利選手インタビューの前だというのに、まだ3Rの展示をやっているというのに、いきなり水神祭、なのだ。MB記念の坂口周の水神祭がこのタイミングでしたね。競艇界のトレンドなのでしょうか、いきなり水神祭。
 水神祭の模様は、別記事で。ともかく、おめでとう、山口剛!

Cimg3439  新競技棟は、1階にペラ室がある。出入口が装着場に面していて、季節柄でもあるのだろう、ドアは開け放たれている。というわけで、右の写真のように、中の様子が非常に確認しやすいわけだ。
Cimg3444  ペラ室の左奥のほうに競技棟の出入口があり、その左ヨコがオープンスペースになっている。ここにはベンチと灰皿があり、選手の休憩所といった感じ。で、ここは水面に面していて、対岸の大型ビジョンも見えるので、レースになると選手がぞろぞろと出てきている。大村のピットの「アリーナ」のようなものだ(新鋭王座や名人戦の記事をご参照ください)。というわけで、この休憩所を「平和島アリーナ」と命名することに決定。以後、皆様もそう呼んでもらえると幸いである。
Cimg3437  その平和島アリーナのすぐ横っちょに、ゴムマットが敷かれていて、昨日は???と思っていたのだが、ここがなんと、屋外版ペラ叩き所であることが判明。山崎哲司と横澤剛治がここでペラを調整していた。この季節は、天気次第で爽快気分のなかペラを叩くことができるかもしれないな。ここを「オープンペラカフェ」と名づけることに決定。長いので、「OPC」と略します。以後、皆様もそう呼んでもらえると幸いでございます。

2007_1002__0230  2Rのレース中、平和島アリーナで大笑いしていた男がいる。上瀧和則だ。今節の選手班長。他地区だというのに、ご苦労様です。それにしても、上瀧は妙にゴキゲンで、レース後には2着の守田俊介に声をかけて、やっぱり大爆笑。何を話しかけたのかはさっぱり聞こえてこなかったが、上瀧はいつまでもいつまでも笑っていた。その笑いを引き継いだのは同期の倉谷和信で、守田のエンジン吊りをしている間、守田に話しかけて笑っていた。隣で田中信一郎もニヤニヤと笑っていて、うーむ、なんかいい雰囲気です。

Cimg3440  昨日のピット記事で、ちょっとだけ触れた、坪井康晴の銀髪。これが、ピットでは、実によく目立つ。どこにいても、発見しやすいのだ。今朝は、試運転ピットにいるのを目撃。横澤剛治と情報交換をしているようだった。82期の同期。言うまでもなく、静岡82期三羽烏だ。
Cimg3443  装着場に目を移すと、ボートにモーターを装着して、微調整をしていた佐々木康幸に、寺田祥が歩み寄って、話し込んでいた。81期の同期。調べてないけど、SGでこの二人が揃うのって、けっこう久しぶりじゃないかなあ? やはり、同期の桜は美しい。桜が満開になればなるほど、彼らの走りも鋭くなるものだ。

2007_1002__0397  で、同期の桜といえば、今節気になる銀河系軍団。田村隆信=井口佳典の組み合わせで、装着場で話し込んでいる姿を見かけたと思えば、その数分後には平和島アリーナで井口=湯川浩司の組み合わせも見かけたりして。やはり仲のよさ、結束力はどの期よりも強いと言ってしまっていいだろう。これが彼らの強さのヒミツの一端であることは、絶対に間違いないのだ。(PHOTO/中尾茂幸=上瀧、井口 ほかは黒須田 TEXT/黒須田守)


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“黄色”はどう動く!?――ドリーム戦出場選手インタビュー

 開会式に続きましては、こちらも初日のお楽しみ「ドリーム戦出場選手インタビュー」。12R・ドリーム戦に出場する選手が開会式の選手退場後に再登場!

1号艇・魚谷智之、2号艇・服部幸男、3号艇・渡邊英児、4号艇・菊地孝平、5号艇・金子良昭、6号艇・瓜生正義

2007_1003__0203  まずは“キーパーソン”となりそうなアノ選手までダイジェストでいってみましょう!

1号艇・魚谷「今年、ここまでの内容には満足しています。モーターは勝率の割にはいいですね。伸びなんかがいいです。平和島は相性もいい水面なので、力を出し切ります。コースは状況次第ですが、『イン』です」
2号艇・服部「(平和島でのダービー制覇から15年)早く感じますね。(桐生周年でのFは)引きずってませんよ。アシは昨日の段階ではよくない。プロペラからやります。『枠なり』で。ベストを尽くします」
3号艇・渡邊「今年前半はよかったんですが、最近はペースダウンしてしまいましたね。プロペラが合っていないなどではなくて、気持ちの問題です(笑)。アシはドリームの中では同じくらいです。『枠なり』ですね。地元のチャレンジカップに乗れるように、頑張ります」
4号艇・菊地「(多摩川周年での最終日Fについて)それでスタートが慎重なるということはありません。攻めるだけです。いま、本体を割っています。時間があるので、本体の整備からですね」

 さて、インタビュアーは、コース取りについて“動け動けアオり”でおなじみの松岡アナ。菊地のインタビューの最後にこうきました。
松岡「5号艇、動いてきそうな隣の人は師匠なんですけれども」
菊地「水面に出てしまえば、師匠という考えはありません。まあ、あらゆる局面は考えておきますが」
松岡「なるほど、そうですか……」
2007_1003__0190  そして“キーパーソン”の金子です。「スタート勘なんかは完璧」と意気込む金子に、「えーっ、金子さんには機力云々より、競艇がより面白くなるためにもですね、動くかどうかをしっかり確認しなければなりません」と振る松岡アナ。それに対して……
金子「いやーねえ、そうやって乗せられるとね、つい行っちゃうんですよ(笑)。作戦も考えていたのに、全然違うことしちゃったりね。だから冷静に考えてレースに臨みます、はい。まあ、ピット離れで出ちゃえばいきますけどね」
 まあ、動くことは間違いなさそうですね(笑)。
 最後の瓜生にも、開口一番「瓜生さんが動くことはですね……」とアオる松岡アナ。ただ、瓜生といえばほぼ枠なり基調の選手。「金子さん次第ですね……」と珍しくニオわせのですが、その後「6コースですか?」という問いには「はい。そうですね」と答えてしまっておりました(笑)。

 金子良昭、冷静にどのコースを選ぶのか? そして内側は阻止に動くのか!?
 注目のドリーム戦は、あと約4時間半後!(PHOTO=中尾茂幸 TEXT=M)


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ダービー! 開会式!!

2007_1003__0006 初日といえば開会式! 平和島の開会式といえば、選手登場前にライブパフォーマンスがあるのが定番でして、今回はチアガールユニット『CHEER`S GOGO』が華麗な足上げパフォーマンス。いやあ素晴らしいお御足でございました……って、こちらはまた午後にも再登場しますので、見逃したみなさんはぜひイベント広場へどうぞ。

 さあ、競艇ダービーに出場する選手登場! 前回MB記念では「ふれあい開会式」という工夫が凝らされてましたが、今回は初日のレースごとに6人ずつ登場。レース紹介も兼ねているわけですね。ではそこからピックアップしてご紹介!

1R・高橋勲
「唯一の地元です。頂点を目指して頑張ります(場内いちばんの大歓声)」
 そうなんです。この“戦国ダービー”で唯一の東京支部となってしまいました高橋勲。地元ひとりぼっちの戦いになりますが、開会式いちばんの大声援が大きな味方になってくれるはず。頑張れ!

2R・野長瀬正孝
「静岡10人できました。(優勝戦はともかく、)準優ひとレースくらい、静岡6人で固められるよう頑張ります」
 王国・静岡、10人で参戦! 野長瀬と平和島いえば、97年のオーシャンカップで優勝戦2着の実績もあり。“オール静岡準優”実現のあかつきには、野長瀬もメンバーに入っていてほしいぞ。

2007_1003__0138 3R・中村有裕
「今年最後のSGになりました。頑張ります」
 昨年はMB記念を制し、賞金王ファイナルではゼロ台スタートをぶち込んだ中村。今年は低迷のままダービーまできてしまいました……。しかし、ここで優勝ならば、もちろん最後のSGにはならない。元気なユーユーを見せてくれ!

7R・上瀧和則
「鎌田がダービーに出られるとは、僕の引退時期も近いということかもしれません」
 同じく7Rに登場の鎌田義(今回もTシャツを投げてました)をチラッと見ながらこんなひとことのジョー兄貴。さて、今回は選手挨拶が終わると、司会の松岡アナウンサーが2~3選手に質問をするのも特徴。松岡アナといえばおなじみ“進入動け動けアオり”。「外におっかない先輩がいますけど?」と振られたカマギー、「昨日寝る前はインまで考えてたんですけど、よく見ましたらまあこれが……(笑)」とお返し。「と、いうことで7Rの進入は1・6・2です!」と松岡アナに高らかに宣言されていました。僕もそう思います(笑)。

2007_1003__0081 8R・今村豊
「初めてダービーを勝ったのが平和島でした」
 いまから20年前、87年のことですね。勝率で出場が決まるダービーに、深い思い入れを持つ“ミスター競艇”今村豊。20年前の栄光を、今節再び期待したいぞ。

10R・杉山正樹
「(山崎)哲司とふたりじゃ寂しいので、87期、頑張れ!」
 先日、85期に関する取材をしたときに、「同期や同県の選手がたくさんいるのは心強い」という話を多くの選手から聞きました。来年のダービーでは87期もそうなるように頑張れ! もちろんこのダービーでも杉山、テツ、頑張れ!!

2007_1003__0088 11R・湯川浩司
「さっき、ここにサイフを落としたんですけど……」
 レースごとの紹介ということで、2回乗りの選手は2度登場するのもいつもとは変わった趣向。2度目の選手は「ここも頑張ります!」というようなコメントが多かったですが、やっぱりこの人はオチを付けました。前半5Rはおとなしく「頑張ります」だったので、おかしいとは思いましたが(笑)。

ラストは12R、やっぱりこの人のこの言葉で締めましょう!

12R・服部幸男
「最終日、最終レースまでベストを尽くします(場内大歓声)」

 選手はもちろん、私たちも舟券やレポートでベストを尽くしましょう!
 さあダービーのスタートだ!(PHOTO=中尾茂幸、TEXT=松本伸也)


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ダービー初日!

おはようございます。全日本選手権in平和島、本日よりいよいよ開幕です! 平和島は曇り空ですが、早くも燃えておりますよ! 風向きは向かい風、インが弱いといわれる平和島だけに、初日からマクリ連発なるか!?

Cimg3430 本日の一発目は、黒須田撮影の前検ピット。エンジン吊りを待つ横澤剛治、鎌田義、坪井康晴、田中信一郎らが、なぜだか大爆笑。何を話しているのかは、聞こえなかった……。

Cimg3429 湯川浩司と守田俊介が、じーっくり話し込んでいました。なんか、けっこう珍しい組み合わせだなあ、と思った次第ですが、何を話してたんでしょう……。

Cimg3435

リードバルブの調整をしていた渡邉英児。早くも英児スタイル突入! ドリーム戦、穴で狙ってみようかなあ……。

さあ、皆さん、ダービーでございます。熱く盛り上がってまいりましょう! 私は初日からガンガン舟券買いますぞ~。


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とりあえずクイズです

どもっ。えー、今年3月にもお送りしたばかりの平和島ピットクイズ。少しばかりネタ仕入れてきたので、いつものように5問もできるか微妙だし、また忘れた頃に出題するような感じになるかもしれませんが、とりあえず、やります!

Cimg3433 第1問。これ、誰の背中?

ツワモノの皆さんには簡単かなあ? 正解者には20P。締切は明日3日午後3時でお願いします。

それでは、今回もよろしくお願いします~。


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気になる銀河系――前検のピット

2007_1002__0158  タタタタタッ。
 明らかに駆け足の足音が聞こえて振り向くと、ジェロニモっ! いや、秋山直之である。秋山が小走りで向かったのは、整備室。早くも、慌しい時間を過ごしているようだ。
 ほんの1分後、再び秋山の駆け足を目撃。今度は、整備室からペラ室へ。総理杯時は、整備室前のプレハブ小屋がペラ調整室になっていたが、リニューアルされた平和島ピット、今は新競技棟の1Fにある。秋山は、かなり急いでいるふうに、ペラ室に駆け込んだ。
 その数分後。また秋山が走っている。今度は、ダッシュで整備室へ。で、1分後、再び走ってペラ室へ。大変そうだなあ……と、その数分後、ま、また秋山は整備室へダッシュ! そして1分後、やっぱりペラ室へダーーーッシュ! なんと秋山は、これを僕が確認できた限りで7度、つまり整備室とペラ室を7往復もしていたのであった。
 歩測してみる。僕の歩幅で……56歩。えっと、基本的に短足でございますが、いちおう1mくらいになるように歩いたつもりです。というわけで、約50m。往復で100m。ということは、少なくとも700m、秋山はダッシュで走ったことになる。もちろん、僕が他の取材をしているときにもやっていただろうから、ヘタすりゃ1kmくらいは走ったんじゃないだろうか。
 で、秋山が何をやっていたかといえば、申し訳ないことにハッキリと確認はできていない。何しろ、ダッシュをさえぎって質問するわけにはいかないし、前検航走後は整備室の奥にこもってギアケースを整備していたから、ゆっくり話を聞くことができなかったのだ。ただ、池上一摩カメラマンによれば、「ペラ検査で何かあったのでは?」とのこと。たしかに、秋山は整備室に駆け込むと、ペラを何事かチェックしていた。それを終えると、ペラ室でトンカントンカン。かなり急いだ調整は、たしかにそんなことを感じさせる。また、ようやく調整を終えた後、都築正治が声をかけると、秋山は苦笑いを見せ、都築はそんな秋山を慰めるように、腰を優しくぽんぽんと叩いていた。まあ、このあたりについて、明日、話を聞く機会があれば聞いてみます。ともかく、今日、もっとも忙しそうにしていたのは秋山直之であり、だからこそこの苦労が報われてほしいと切に願う次第であります。がんばれ、ジェロニモ秋山!

2007_1002__0456「これ、どういうことなんですか!」
 ドリーム戦出場選手インタビューに現われた菊地孝平が、マイクを取るなり、そう言った。すわっ、菊地と報道陣の間に何かあったのか……。と、よく見れば、菊地は笑いを噛み殺している。目元がニコニコとしていて、今にも破顔一笑となりそうなのだ。
 ようするに、こういうことらしい。今日、新聞を見たら、自分の引いた13号機は岡本慎治が乗って優勝した好エンジンと書いてあった、ところが機歴簿を見たら、岡本慎治が乗った形跡がまるでない、ありゃりゃ……と。ちょっとした誤植があったわけですね。で、菊地は一言。
「あんまり喜ばせないでくださいよ~」
 その瞬間、菊地も報道陣も爆笑でありました。
 とはいえ、間髪入れずに飛んだ質問、「で、13号機の動き自体は?」の問いに、「悪くありません」と菊地は即答している。ちょっとずつ悪いところもあるものの、まだペラが合っていない段階だから、今後の整備で良くなっていきそう。だからこその、冒頭のギャグだったんでしょうね。会見を終えた菊地は、出口付近にいた僕と目が合うと、ニッコリ。アシも悪くない、ギャグもしてやったり。気分上々の前検といったところだろう。
2007_1002__0455  ドリーム記者会見では、SGドリーム経験のない渡邉英児が入室した瞬間に、呆然。同じく金子良昭も、思わず「うわっ」と呟いていた。たしかに、会見場には記者さんが鈴なり。歴戦の二人も、びっくりする風景だったんでしょうね。ちなみに、金子さんは会見を終えて退室するとき、「一節間、よろしくお願いします」と言って頭を下げた。こうした人柄が、実に素敵ですよね。

2007_1002__0295  ドリーム戦出場メンバーといえば、早くも服部幸男が哲人になっている。桐生、多摩川のGⅠで超抜仕上げ、優勝は逃したとはいえ、ペラは絶好調という感じなのだが、今回は「桐生、多摩川ほどではない」とのこと。だからなのか、ピット内を闊歩する様子も、心なしか眉にシワが寄った感じに見える。ただ、「エンジンは直りそうな感じ」とも言っていて、悪い手応えではないようでもあり、だからこそ明日あたりはペラ室の主となる服部を見ることができそうだ。
 前検航走を終えてピットに戻ってくると、重野哲之がさささっと近寄って、「どうでした?」。瞬間、服部の頬が軽く緩んで、情報交換(というよりアドバイスに見えました)。服部と重野の組み合わせは、同県同士とはいえ、これまでピットではあまり見たことがない珍しいもので、そんなあたりにも静岡10人体制の厚みを感じたりする。大将・服部の哲人ぶりは、間違いなく、駿府軍団を引っ張っていくものになるはずだ。

2007_1002__0500  やっぱりドリームメンバーだが、今節の注目ポイントのひとつは、何と言っても、魚谷智之の「SG3連覇なるか!?」である。競艇史上、野中和夫、西島義則の2人のみしか達成していない、壮大な記録。さらに、昨年のダービー王だから、「ダービー2連覇」も懸かっている。こちらは、かつて今村豊しか成し遂げたことのない偉業だ。戦国ダービーとは言われるけれども、魚谷が堂々たる主役であることは間違いない。
 これまで、魚谷のドリームインタビューというと、大きいことは言わず、淡々と語り、とにかく力を出し切ることを表明するのみ、といった感じなのだが、そして今日も大枠ではその通りなのだが、雰囲気は少し違うように思えた。おそらくは、「合格です」という前検での手応えによる部分が大きいのだろうが、なんとなく言葉のひとつひとつが力強く感じられたのだ。「(連覇、SG3連覇を)狙える位置にいるのは光栄」と言った魚谷のなかで、じつは光栄以上の自信みたいなものが芽生え始めている……といったら考えすぎかもしれないが、しかしたしかに強者のオーラをまとってきたのではないか。魚谷が真の怪物に脱皮する時が近づいている……そんなことを思わずにはいられない、今日のムードだったのだ。

2007_1002__0288  そんな魚谷を止めるのは、この人たちであってほしい! 85期、銀河系軍団だ。このダービーには、湯川浩司、井口佳典、そして田村隆信の3名がエントリー。今日もいつもと同じように、3人でともに行動する仲の良さを見せていた。新競技棟の1Fテラスというか、オープンスペースというか、ともかく外にある喫煙スペースでは、かなりリラックスした様子で談笑する姿も。若手の仕事でかいがいしく働きまわってはいるけれども、もう完全にSGの顔になってきたな、銀河系は。
2007_1002__0151  彼らは、湯川が賞金王当確、井口が当確目前、そして田村がボーダー付近と、3人揃っての賞金王出場の可能性をもっている。僕は、ひそかにその実現を期待しているのだ(実はちっともひそかにではなくて、BOATBoy11月号=10月11日発売の巻頭特集が、銀河系軍団特集なんですけどね)。というわけで、今節は気になる山崎智也がいませんので、彼らを気にして追っかけてみようかなあ、と思っている次第であります、押忍!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)2007_1002__0106

Cimg3432 おまけ:銀髪にした坪井康晴に、記者さんたちが群がって、一躍、時の人に。苦笑いの坪井、「レースで目立たなきゃいけないですね。頑張ります!」。


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H記者の「戦国ダービー前検を斬る!」

 Hです。いや~今日の足合わせは見立てが難しかった。例によって前・後半に分かれて展示航走&スタート練習が行われたのですが、今日はなぜか前半が1~7班の42人!で後半が8・9班のみの10人のみ……つまり前半の練習水面は真夏の湘南かと思えるほどに選手たちがひしめき合っておったのですよ。
 私の足合わせ観察の基本スタンスは、たとえば<A選手-B選手、B-C、C-D、D-A>のような組み合わせから、そのパワー優劣を類推します。しかし、これだけ選手が多いと、その関連付けがなかなかできない。しかも、100m置きに連綿と足合わせが続くのですべてのマッチアップを目で追うこともできない。そんな塩梅でありました。競艇場さま~私個人の勝手な希望ではありますが、できれば5班-4班くらいの均等に分けてくださいまし~!!
 さてさて、そんな中でもお宝の原石を発見できたような気がします。前半からは吉川、勝野、佐藤、平尾、鳥飼、日高、後半は杉山と山崎の計8選手。SGウイナーの中にも今村豊や魚谷、上瀧など水準以上に見えた選手はおりましたが、今節は戦国ダービーですからな。人気の妙味を考えるとこの伏兵8人を追いかけるべきでしょう。あえて番付にするなら……
2007_1002__0316 ●独断パワー番付
       東       西
横綱 吉川元浩  平尾崇典
大関 鳥飼 眞   勝野竜司
関脇 杉山正樹  佐藤大介
小結 山崎哲司  日高逸子
前頭 今村 豊   井口佳典
同2  魚谷智之  上瀧和則

 といった感じでしょうか。で、横綱の欄に「平尾」と書いた瞬間、記者席に平尾のコメントが流布されました。
「平尾選手によると、低調機という先入観もあってかそのとおりに悪く感じた。良くないです、とのことでした」
 …………聞かなかったことにします。平尾を横綱に抜擢したのは実は足合わせではなく、スタート練習でのスリット付近の伸びが抜群に見えたからです。何年かに1度くらい、平尾はSGでこんな気配を見せるんですよね。今節はきっと本人もビックリするほどスリットから伸びて大穴を開けるはずです!
 逆にワースト級に見えたのが渡邉英児、野長瀬正孝、金子良昭あたり。ただ、この3人(特に前者2人)は極端な出足型ペラを付けることが多いので、足合わせだけで切り捨てるのは危険ではあります。
2007_1002__0031  続いて、前検タイムのベスト&ワーストをアップしておきます。
☆前検時計ランキング
①勝野竜司 6・50
 吉川元浩
③瀬尾達也 6・51
 鳥飼 眞
⑤山崎哲司 6・52
⑥倉谷和信 6・54
 守田俊介
 魚谷智之
 湯川浩司
⑩瓜生正義 6・55
 平尾崇典

 ふんふん、横綱大関はすべて10位以内ですな。でもって、ななんと、我が愛する俊介が6位……!? いつも展示でワースト級のドカ遅れタイムを出してしまう俊介なので(原因不明、迷惑をかけてすいません)私はいつも展示タイムからコンマ10を差し引いて補正タイムを出しているのですが、今日の時計から10を引くと、なんとなんと6・44!!!! 今節の俊介は節イチの伸びかもかも?です。ただ、高橋勲との足合わせ(今日の俊介は寂しそうに単走で3周し、たった1度だけ高橋と併走)では1マークをまったく回れずにエンスト寸前までキャビッておりましたが……。

2007_1002__0518 ×ワースト時計ランキング
①坪井康晴 6・73
②今村暢孝 6・68
 今坂勝広
④新美恵一 6・67
⑤横澤剛治 6・65
⑥高橋 勲 6・64
 中岡正彦
 菊地孝平
 秋山直之
 杉山正樹

 坪井の時計は何かの間違いですね(キッパリ)。もっと伸びますよ。杉山の6・64も……こっちは希望的観測ですが、もっともっと伸びるはずだしチルト3度でアワカツ級の伸びになると信じております!(Photo/中尾茂幸)


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注目67号機は瓜生の手に!

2007_1002__0113  12時20分頃から新築ピカピカの競技棟で注目のモーター抽選が行われた。選手班長の上瀧和則!(関東勢が手薄のため抜擢されたらしい)が最初に挨拶し、会場がピリリと引き締まる。が、それも束の間、ガラポン機が回りはじめると、選手たちは同県同期で思い思いに雑談の花を咲かせた。

特に賑やかなのは艇界のエンターテイナー鎌田義を中心とする兵庫勢。SG3連覇がかかった魚谷智之も、鎌ギーのひそひそギャグ(中身は不明)連発にひたすら大声で笑い続けている。
2007_1002__0062  今節の注目機は複勝率51%の60号機はじめ、70号機、67号機などがあるが、鎌ギーが渇望していたのは70号機。ガラポンを激しく逆回転させながら
「ななじゅうっっっ!」
 と叫んだが、12という数字を見て「あかん、ぜんぜんちゃう~~」とガックリ。が、これでボケを怠る鎌ギーではない。続くボートでも12番を引き当て
「よしゃ、ピンニ~ピンニ~や、ありがとうございます♪」
 この力づくの自虐ギャグ?にはさすがの上瀧も苦笑いで「お、やるな~~!」
 こんな感じで抽選は淡々と進むわけだが、後半に差し掛かっても60、70、67機などの銘柄はまだ箱の中に眠ったまま……残った選手たちの顔に少しずつ気合いの色が見えてくる。
「お、70やっ!」
 立会いの上瀧が嬉しそうな顔で読み上げた。それもそのはず、引いた選手は同じ佐賀支部の深川真二なのだ。
「おっと、67!」
 立て続けに上瀧が叫ぶ。今度は愛弟子ともいうべき瓜生正義。まるでマジックでも使ったかのような上瀧ファミリーによる連続ゲットだ。

2007_1002__0103  そして、後に上瀧が60号機を……とはいかず、その途中で中岡正彦が複勝率トップエンジンを引き当ててしまった。日高グレートマザー逸子が「ほら、見なさいよ、この勝率!!」とデータ表とともに中岡を祝福する一方で、上瀧を含む残り9選手はたちまち消化試合のようなムードになったのである。
「最後……オレ……48」
 上瀧は最初の挨拶と同じ渋~い低音で、複勝率25%のモーター番号を読み上げて抽選会は終わった。
 さてさて、前評判の良かったモーターを独断のシルシ付きで紹介しておこう。
◎67号機……瓜生
○35号機……山崎哲司
▲36号機……田中信一郎
☆45号機……鳥飼眞
△60号機……中岡
△70号機……深川
△69号機……前本泰和
△29号機……今村暢孝
 ちなみに一大注目の魚谷のモーターは28号機。複勝率は約30%という低調機だが、勢いとペラとテクでどこまでこの数字を底上げできるか。前検の気配からチェックしておきたい。(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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今回のクイズは、“勝手に対抗戦”!

金子良昭(静岡)
野長瀬正孝(静岡)
服部幸男(静岡)
渡邉英児(静岡)
今坂勝広(静岡)
佐々木康幸(静岡)
横澤剛治(静岡)
坪井康晴(静岡)
菊地孝平(静岡)
重野哲之(静岡)

 どうですか、皆様! これほどまでにひとつの支部が大量に選手を送り込んだSG、これまでにあったでしょうか!……って、ありましたね、昨年の笹川賞。埼玉支部が12名もいましたもんね。でも、あれはファン投票。戸田のファンが、熱狂的に埼玉支部を後押ししたからにほかなりません。今回はダービー。年間を通して高勝率をあげた選手が出場する、伝統の一戦です。そこに10名を送り込んだ静岡支部! しかも、ドリームにも4人が登場しますからね。怖ろしいまでの強さであります。

 というわけで、久々にいきましょう。“勝手に対抗戦”クイズ~。今回は、「打倒!静岡支部」をテーマに、勝手にチーム分けして、勝手に対抗戦しちゃいます。
 まずは、そのチーム分けから。

A 勢いならオレたちだ! 尼崎最強伝説
安田政彦(兵庫)
勝野竜司(兵庫)
魚谷智之(兵庫)
吉川元浩(兵庫)
鎌田義(兵庫)

 本来は、近畿地区でいこうかと思ったんです。しかし、現在の兵庫支部は、勢いだけなら静岡をも上回るのではないか、と思えるほど。その原動力は言うまでもなく、魚谷智之ですが、だからこそ、半分の人数で静岡勢を上回る活躍を期待したい。ということで、兵庫を独立させた次第であります。

B 東海地区は充実一途! 愛知&三重連合
新美恵一(愛知)
吉田徳夫(愛知)
都築正治(愛知)
佐藤大介(愛知)
山崎哲司(愛知)
杉山正樹(愛知)
井口佳典(三重)

 原田幸哉も仲口博崇も赤岩善生も大嶋一也もいないのに、気づけば6名を送り込んでいる愛知支部。こちらも、充実ぶりは目を見張るものがあります。そこに、初の賞金王目前の井口も加えた、「静岡以外の東海地区」。それにしても、東海地区、全部で17名の参戦ですか。すごい……。

C 賞金王に一人でも多く! 九州軍団
日高逸子(福岡)
今村暢孝(福岡)
上瀧和則(佐賀)
大神康司(福岡)
深川真二(佐賀)
鳥飼眞(福岡)
瓜生正義(福岡)
吉田弘文(福岡)

 賞金王決定戦は福岡競艇場で行なわれるます。12ピットの行方が見え始めているこの時期、ダービーはすでに勝負駆けであります。現在、地元から当確マークをつけているのは瓜生正義のみ。一人でも多く、賞金王に送り込む! そんな気合で臨む彼らでありましょう。ダービーに懸ける思いは、静岡支部を上回っているかもしれません。

D 恩讐超えて一致団結! 東と西の邂逅
高橋勲(神奈川)
飯島昌弘(茨城)
秋山直之(群馬)
倉谷和信(大阪)
田中信一郎(大阪)
守田俊介(京都)
中村有裕(滋賀)
湯川浩司(大阪)

 このダービー、地元からは高橋勲のみの参戦。関東地区に広げても、たった3人しかダービーに登場できませんでした。しかも、エース級が軒並み不出場……。そこで、手を組むのはなんと近畿! 関東と関西、水と油かもしれません。文化も違います。しかし、ここは恩讐を超えて、“勝手に”チームにしてしまいました! 不思議な取り合わせだからこそ、意外な高ポイントとなるかも!?

E 競艇王国はもともとウチです! チーム瀬戸内
今村豊(山口)
柏野幸二(岡山)
森秋光(岡山)
前本泰和(広島)
辻栄蔵(広島)
平尾崇典(岡山)
寺田祥(山口)
山口剛(広島)
瀬尾達也(徳島)
山川美由紀(香川)
三嶌誠司(香川)
岩崎芳美(徳島)
中岡正彦(香川)
田村隆信(徳島)

 唯一、静岡支部よりも人数の多いチームとなりました。瀬戸内海を挟んで、中国と四国の軍団です。何しろ、層の厚い支部ばかりなだけに、この人数の多さはハッキリとアドバンテージ! 数の力で静岡支部を圧倒します!

【問題1】静岡支部を上回るチームはどこ?
★ルール
①準優勝戦進出者の人数
②1着=10点 2着=6点 3着=4点とし、その合計ポイント(6日目まで)
 ①と②、それぞれで静岡支部とA~Eの5チームが対抗戦をします。果たして、静岡支部を上回るチームは?
 解答は、「兵庫支部」が上回ると思うなら①=A、②=Aとお答えください。もちろん、複数のチームが上回ると思えば、①=A、Bと複数お答えくださってかまいません。静岡支部がどのチームにも負けない!と思うなら、①=静岡、②=静岡とお答えください。
 で、それぞれにオッズをつけます。
①A=70 B=60 C=80 D=90 E=50 静岡=100
②A=90 B=60 C=70 D=80 E=50 静岡=100
 かなり恣意的なオッズではありますが、ご了承のほどを。正解者にはこのポイントを差し上げます。静岡の100は、戦力がどうこうではなく、このクイズの主役ですから高ポイントにしましたよ~。

【問題2】優勝者はどのチームから出る?
 そのまんま、優勝者が出るチームを予想してください。これもオッズを。
A=60 B=80 C=70 D=90 E=50 静岡=100
 Eが低いのは、単純に確率の問題ですね。Aには、SG連覇の魚谷智之がいますから、低めにしました。

 というわけで、正味3問について、ご解答ください。締切は、明日3日の13時! おっと、初日前半のレースは見ることができるわけですね。それも参考に、お答えください。皆様、どしどしご参加くださいまし~!

 で、ピットクイズですが、このあと前検取材に行って、ネタがありそうでしたら今回もやりたいと思います。新競技棟周辺に、何かないかしらん……。


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ダービーレーサー、平和島へ!

 ダービー! この響き、やっぱりいいっすねえ……。今回は、銘柄級が山ほどF休みにかかっていて、寂しいメンツと言われていますが、そしてそれは否定もし切れませんが、しかぁし! やはりダービーに出場する面々は、年間を通して高いレベルで活躍している、トップスターたちなのです! なんてったって、ダービーレーサーですからね。その選手たちも、心なしか前検日から気合が入っているように見える、それがダービーなのであります。

2007_1002__0115 2007_1002__0121  まあ、たしかに「久しぶりにSGで見るなあ」という選手が少なくないのは、事実であります。通用門に到着した姿を見て、「おぉっ」と思わず唸ってしまうことも何度か。たとえば、個人的に嬉しかったのは、瀬尾達也。いまだ衰えぬロケットスタートで、SGをおおいに盛り上げてもらいたいですよねえ。岡山勢も、森秋光、柏野幸二と、これまたお久しぶりの顔ぶれ。SG常連の川﨑智幸、MB記念優出の山本浩次は不在、しかししっかり複数の選手をダービーに送り込んでくるのだから、やっぱり層が厚いよなあ。2007_1002__0170 おっと、兵庫の勝野竜司もお久しぶり。絶好調の兵庫軍団、魚谷智之や吉川元浩は毎度お目にかかっておりますが、我々がNifty競艇特集を始めた2005年には、むしろ勝野のほうがSGでは会う機会が多かったわけで、なんだか再会が嬉しくなってしまったわけであります。おぉ、愛知の吉田徳夫も久々だなあ。佐藤大介もSGは久々でありますが、最後の出場(というか唯一の出場)が05年総理杯、まさに我々が取材を始める直前のことでありまして、我々取材班は初対面であります(個人的には、昨年の夏にJLC「競艇クイズダービー」の収録を取材した際にご挨拶してますが)。2007_1002__0231 あ、女子の岩崎芳美も、取材班はSG初対面ですね。女子王座ではお会いしていますが、今回はダービー出場!であります。思い切ったレースで、好調ぶりをアピールしてほしいものであります。

2007_1002__0139  もちろん、常連組も多数参戦のダービー。さっそく声をかけてくれたのは、三嶌誠司でありまして、平和島競艇場からいただいたスタッフジャンパーを見て、「おっ、おめでとうございます。巨人ファン!」だって。たしかに、ピカピカのオレンジ色ではありますが、三嶌さん、私、日本ハムファンなんですよ、これが。で、三嶌さんは?「中日ファンや。名古屋にいたことあるからね」「うっわぁ……昨日は、もう、何と言っていいか……」「いや、でも、連勝はしんどいと思っとったからねえ」「そうですか……でも、日本シリーズでお待ちしてますから、はい」「おぉ、そやな」……なんて会話を、ダービー前だというのに、交わしてしまったのでありました。あ、プロ野球に関心のない方は、ちんぷんかんぷんかもしれませんね。詳しい方に聞いてください。とにかく、三嶌誠司、ゴキゲンで競艇場入りです。賞金王の権利を確実にするためにも、頑張ってくださいね!

2007_1002__0056  ぱっと顔を合わせて即座に笑い合ったのが、今村暢孝と服部幸男。にっこにこで談笑しています。ほぼ同じタイミングに到着して、通用門をくぐったのは別々。二人とも、実にピリッとした表情で、報道陣の「おはようございます!」に小気味よく会釈を返していました。頬もキリッとしていて、それはそれは渋い表情。ところが、二人が顔を合わせた瞬間に、ニッコ~、ですからね。こうしてSGの舞台で戦友と会うのは、嬉しいものなのでしょう。二人ともいい笑顔でしたよ~。

2007_1002__0024  常連組で、ヘアースタイルをバリッと変えてきた選手が3名。まずは倉谷和信! 入り待ちファンの方たちに囲まれているのを遠目で見ていて、あの眩しいオレンジ色の頭は誰?……と思ったら、倉谷さんじゃございませんか! シャツも鮮やかなオレンジ色、若々しいコーディネートであります。キリっと引き締まった、それでいて穏やかな表情、めちゃくちゃシブい! レースでもシブい走りを期待します。
2007_1002__0040  一方、銀髪丸坊主で登場は、坪井康晴! これはもう、遠目でも「あっ、坪井が髪型変えた!」とわかるくらい、インパクトがありましたね。坪井の、こういった思い切ったカラーリングって、初めて見たような気がするんだけど……。よく見ると、けっこう迫力がありますな……。
2007_1002__0146  で、もっともインパクトがあったのは、秋山直之! モヒカンっす! バリバリのモヒカンっす! さっそく命名させていただきました。「ジェロニモ秋山」! いかがっすか? もともと長髪が印象的だった秋山ですが、戸田グラチャンでは短髪にしていて驚いたものです。そして今回は、ジェロニモ! これも気合のあらわれでしょう。山崎智也も江口晃生もいない今節、群馬の代表として孤軍奮闘を楽しみにしてますぞ!

2007_1002__0246   本日の平和島一番乗りは日高逸子(いつも早い競艇場入りですね)。そしてシンガリ登場は、大神康司、鳥飼眞、瓜生正義の福岡勢でありました。瓜生は、我々と挨拶を交わすと、競技棟を見上げて「うわっ、でかっ」。平和島の競技棟は、近頃新装オープンなったのですが、完成してからは初めての平和島登場となった瓜生、記憶にあるピットとは違った装いに驚いたようです。で、「(荷物検査には)どこから行けばいいんですかね」だって。もちろん教えてあげましたよ~。去年、今年の総理杯で優出している瓜生、新しい平和島のピットでも同じような大活躍を!

 選手が平和島に揃いました。さぁ、ダービー開幕~!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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平和島で~す!

おはようございます! 全日本選手権、始まります! 取材班、平和島に到着しました!……といっても、取材班にとってはホームプール、BOATBoy編集部から徒歩10分なんですけどね。ともあれ、戦国ダービー、ただいまより、取材・更新に入ります!

Cimg3424 平和島は雨なんです。小雨ですけどね。このあと、選手到着から前検の様子を更新してまいります。今回は通常スケジュールですので、昼くらいに最初の更新になると思いま~す。

それでは、今節もどうぞよろしくお願いいたします!


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