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ボートレース特集 > 2008競艇名人戦
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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業務連絡 マニアック軍団様 どれみす様

業務連絡(笑)にて失礼いたします。

名人戦進入クイズで好成績をあげられましたマニアック軍団様、どれみす様、大変恐縮ではございますが、お土産の送付先を

tanakakogyo@hotmail.co.jp

までお送りいただけますでしょうか。すでにお送りいただき、手違いで届いていない場合は申し訳ございません。再送信のほど、お願いいたします。どうぞよろしくお願いします。……4月中に贈るといいながら、今頃になっていてお恥ずかしい限りなのではありますが……(汗)


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進入クイズ結果続報!

ども。名人戦終了から早くも4日、ですねえ……。というわけで、進入クイズの続報でございます。

進入クイズの優勝者を改めて、正式に発表いたします。

マニアック軍団さん、おめでとう!

マニアック軍団さまには、名人戦クオカをお送りいたします。

また、H記者のたっての希望により、進入名人位に就いたどれみすさんにも名人戦クオカを進呈いたします。というわけで、お二方は

tanakakogyo@hotomail.co.jp

までご送付先をお願いします。賞金王クイズの当選者の方もあわせまして、今月中に発送作業をいたします。

それにしても、進入予想って楽しくないっすか? 私も出題しながら、またH記者の出題に頭を悩ませながら、楽しんでしまいましたね~。舟券は当たらなかったけど……。というわけで、いずれまたこのような機会があれば、と考えております。ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。では~。


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クイズ終了! 優勝者は……!?

 参加者の皆さん、お疲れさまでした~! もう記者室には我々ニフティ班しかいなくなったので、今日は取り急ぎ結果と正解者のみアップしますです!

Q1 5日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)
正解 4個(1、2、7、12R)
正解者:3名(ひげ87さん、マッキイさん、メイリーフさん)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください(正解:1Rにつき40P)

1R
①富田 章
②鈴木幸夫
③片山 晃
④村田瑞穂
⑤藤井定美
⑥吉本正昭
畠山予想213/456

正解123/456
正解者:8名(どれみすさん、やっちん、山本明人さん、マニアック軍団さん、メイリーフさん、りそまるさん、毒婦さん、タッチスタートさん)※すべて+10P

10R B戦
①桑原淳一
②古場輝義
③吉田 稔
④山口博司
⑤山﨑昭生
⑥関 忠志
畠山予想126/345

正解12634/5
正解者:3名(マッキイさん、りそまるさん、haji-spさん)

11RA戦ボーナスレース(正解60P)
①富山弘幸
②池上哲二
③高山秀則
④大西英一
⑤松野京吾
⑥原由樹夫
畠山予想126/345

正解162/354
正解者:ナシ

Q3 優勝戦は枠なり3対3が有力ですが、本当にそうなるのか。優勝戦の予想進入を次の中から1点だけ選びなさい。

A・123/456……10P
B・1234/56……30P
C・124/356……50P
D・12345/6……70P
E・12/3456……80P
F・その他の進入すべて……100P
畠山予想…E(笑)

正解A123/456
正解者:5名(無事故感想さん、どれみすさん、やっちゃん、マニアックさん、毒婦さん)

 正解者の皆さん、おめでとさんです。でもって取り急ぎの集計の結果、ポイント獲得1位は
★マニアック軍団さん…510P
という結果になったのですが、別の作業の合間の集計でしてまだ確信が持てません。とりあえずマニアック軍団さんにはプレゼント(名人戦クオカ)を約束しつつ「我こそはマニアック軍団以上」という方がおりましたらご連絡ください。点数を確認のうえ、その方にもプレゼントを差し上げます!! すみませんが、自己申告制にてよろしく~~!!


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名人戦 優勝戦回顧

50歳のGI初制覇

12R優勝戦
①田中伸二(50歳・広島)
②村上信二(52歳・岡山)
③尾崎鉄也(52歳・長崎)
④荘林幸輝(52歳・熊本)
⑤瀬尾達也(48歳・徳島)
⑥若女井正(48歳・神奈川)

Img_3316  1マークまでのレースを演出するのは、瀬尾か若女井だと考えていた。鳴門の韋駄天・瀬尾には艇界随一のスタート勘がある。コンマ10はお茶の子さいさい、狙ってコンマ03あたりまで踏み込める男だ。そして、若女井にはチルト2度という武器があった。スリット同体なら瀬尾を一瞬にして呑み込み、そのまま1マークを制する可能性もある。
 進入は穏やかな枠なり3対3。12秒針が回って、まずは若女井に黄信号が点った。瀬尾より1艇身も遅れてしまっては、どんなに伸びても届きようがない。やはり瀬尾のスタートは完璧だったのだ。コンマ05。これで内の4艇も慎重なスタートなら、有無を言わさずまくりきったことだろう。
 が、このレースでは瀬尾のS勘をも超える男がいたのだ。2コースの村上信二。コンマ04。センター勢にも凹みはない。4カドの荘林に07まで踏み込まれては、瀬尾の必殺技も不発となった。外の艇がもたついている間に、レースの主導権を握ったのはトップSの村上である。インの田中がコンマ11だから、その差はちょうど半艇身。自在に仕掛けられる展開だ。
Img_3343  村上はとりあえず、内の田中を絞りはじめた。内側に寄せながら、コツンと艇を当てる。村上にとってコツンと当てたときが、田中を叩ける最後のチャンスだった。
「まくるか差すか、迷ったのがすべて。迷ってから差しに回ったら、もう展開はなかった」(レース後の村上の談)
 なぜ迷ったのかはわからない。おそらく田中の伸び返しが凄まじく、「まくれば逆に弾き飛ばされるかも」という不安がよぎったのだろう。が、下世話な私はどうしても別の理由をこじつけたくなるのである。
――まくるべき相手は同期で、しかも地元ファンの期待を一身に背負っている田中……。デビューから30余年の田中は、まだGIタイトルとは無縁だ。この地元水面・1号艇のチャンスを逃せば、二度とGI制覇のチャンスはないかもしれない。
 そんな思いが村上の脳裏をよぎったのではないか。とにかく、タイプとしては獰猛なまくり屋の村上が半艇身ほど覗き、内を絞り、それから躊躇して差しに回る光景など、私ははじめて目撃した。
 トップSの2コースが遅れて差しに入るということは「最高の壁」を意味する。事実、3コースの尾崎は途方に暮れてしまう。
「(村上)信ちゃんが(まくりに)行ったと思ったけどやめたんで……」(レース後の尾崎の談)
 高い壁の前に、金縛りになってしまったのだ。4カドの荘林は瀬尾を少しだけ牽制してから二番差しに回った。荘林も田中の同期だ。
Img_3331  田中は逃げた。外の5艇が持ち味を殺し合っている間に。この展開で逃げなければ、いつ逃げられる。バックを回って3艇身。2マークで5艇身。第9代の名人が2周ホームを全速で突き抜けた。
「まあ、自分は名人になるような器じゃないと思っとったから、ずっと緊張とかはしなかったけど……とにかくエンジンのおかげです」
 レース後、田中は淡々と訥々とシリーズを振り返った。派手さとは無縁の、堅実な性格。ある意味、記者泣かせではある。が、<デビュー戦~一般戦の初優勝~GI初V>と選手としての重要な区切りを同じ水面で果たしている男は、記者からの「宮島はどんな場所?」という質問に言葉を詰まらせた。
「人生…………宮島」
 言ったのはこの2語だけだ。が、それだけで思いは十二分に伝わる。地元水面の強みを、改めて感じさせる優勝でもあった。
 田中本人は、優勝して数時間がたった今も「名人の器」とは思っていないだろう。水面に恵まれ、声援に恵まれ、同期の励ましに恵まれ、展開に恵まれ、パワーに恵まれてのGI初V。「神技」には程遠い優勝だと思っているかもしれない。しかし、それでいいのだ。そのひとつひとつの恵まれた要素が、すべて競艇に不可欠な要素なのだから。50歳の田中は自力でGIの初タイトル=第9代名人の座を掴み取ったのである。(Photo/山田慎二、Text/畠山)


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名人戦=笑顔――THEピット&本日の水神祭!

 笑顔、というのは、もしかしたら名人戦のキーワードなのかもしれない。
 ピット記事において、多くの文章を匠たちの笑顔に割いてきた。いつピットを訪れても、印象に残るのは濃密な経験があふれている味のある笑顔だったし、それはまた優勝戦のピットでも変わることはなかった。
 決して、勝負を二の次と考えているわけではない。それは、水面での激しいつばぜり合いを見れば明らかだ。だが、彼らは陸の上では爽快に笑える。年輪を刻んできたからこその、心の余裕。ひとつの勝ち負けに一喜一憂する時期などとうに過ぎたのだという、大人のたたずまい。長年ともに戦い、時に剣を交えてきた戦友との再会という意味合いも強い、名人戦という舞台の特殊性。そういったものたちが絡み合うと、GⅠという過酷な戦場ででも、彼らの顔に笑みをもたらすというのか。
Img_2545  12R直前、喫煙所には尾崎鉄也がいた。うまそうにタバコをくゆらし、井川正人らと談笑している。控室的な場所がオープンになっている宮島ピットだから、こちらの目にも届いたのかもしれないが、それでも目の前に大一番を控えている者とはとても思えない、ゆるやかな姿がそこにはあった。
 まるで、それが名人戦を象徴している出来事のような気がして、春の午後の心地よい風がさらに爽快に感じられた。ヒリヒリした緊張感はこちらの鼓動を激しくしてくれるが、まさしく春風のように優しい空気もまた、その後の戦いへの期待を高めてくれるのだと知った。

 優勝した田中伸二がウィニングランに向かっている間に戻ってきた5名の敗者。僕がいた場所からはたまたま尾崎鉄也がボートリフトに艇を設置したところが見えた。尾崎は、頬を膨らませて、「ふぅ」と一気に息を噴き出した。ため息というには、圧倒的に力強く、ホッと一息というには、あまりにも悔しさがこめられていた。やはり、レースに敗れたことは悔しい。ましてや名人位就位というチャンスを逃したことは、残念極まりない。それは5名誰もが感じていたことだろう。しかし、そこから先の切り替えは見事だった。尾崎もそうだが、出迎えた仲間には、苦笑混じりではありながら、笑みを見せることができたのだから、そのコントロールもまた匠のものだ。いや、ボートリフトが引き上げられる間は、仲間の姿は頭上にあり、そういった場所だったからこそ、わずかの時間だけうつむいたのかもしれない。

Img_2740  陸に上がると即座に返納作業が行なわれるのが、最終日のルーティン。5名は足早にカポック脱ぎ場へと向かう。その間に、田中が地上波テレビのインタビューカメラの前に誘導されて、マイクを向けられていた。その前を通った荘林幸輝が、田中に向かって拳を突き上げた。田中の顔が少しだけ弾ける。言うまでもなく、同期のGⅠ初優勝を、荘林は称えたのだった。先頭でゴールする同期生を見ながら、無冠の帝王と呼ばれ続けた男は、何を考えたのだろうか。友への祝福だったか、それとも敗れた悔恨だったか。カポック脱ぎ場で、微笑をたたえながら他の選手と挨拶を交わす彼を見ていると、そのあたりの推察はかなり難しいもののように思えた。同期の村上信二とは、アイコンタクト。たぶんそれだけで、お互いの言いたいことはわかるのだろう。
Img_2966  その村上信二は、今節一番と言っていいほど、微笑が浮かんでいる時間が長かった。インタビューを終えた田中と真っ先に握手を交わしたのも村上。弾けるような笑顔ではないけれども、わずかに頬を緩める村上スマイルとでも呼びたくなる渋い笑顔は、いつまでもいつまでも消えることはなさそうだった。整備室では、尾崎と両手をボートに見立ててのレース回顧。尾崎も笑顔だったが、村上も村上スマイル。やることはやったという職人のプライドが満たされたことが、敗戦への悔しさを凌駕しているように思えた。コンマ04、いったんは田中を脅かす牽制、2コースの選手として、たしかにやるべきことはやった。村上は、まさしく仕事人なのだ。村上スマイルじゃないな、仕事人スマイルだ、彼の微笑は。

 コンマ21。ヘルメットを脱ぐや、「スタートがすべて!」といって破顔一笑の若女井正は、それでも2番手争いを最後まで繰り広げたのだから、ある程度の充実感を覚えていたのかもしれない。土壇場での跳ねチルトは、一発逆転の破壊力を秘める反面、スタート観を狂わせるというリスクも併せ持つ。後者が色濃く出てしまったのは残念なことに違いないが、しかしそのリスクを恐れることなくチャレンジしたことへの誇りは、当然のことながら、彼の中に芽生えていたかもしれない。
Img_2663 一方、コンマ05という“彼らしさ”を繰り出した瀬尾達也は、大一番でゼロ台をたたき出すことができる歴戦の強者たちの度胸の前に、その彼らしさを武器に変えることができなかった。ということもあったのか、レース後にもっとも苦笑の色が濃厚な笑みを見せていたのは、この人だったと思う。去年の大嶋一也と同様に、ある意味で別格の存在であった瀬尾は、しかし大嶋の再現を果たすことができなかった。モーター返納作業をしている瀬尾は、口元に笑みを浮かべながらも、たった一人で悔しさを噛み締めているようにも見えたのだった。そうした先入観で彼を見れば、その微笑みはどこか寂しさを称えてもいた。

Img_2826  勝った田中伸二だ。名人位という大願を成就しても、決して喜びを爆発させるようなところは見せなかったのは、意外でも何でもない。思えば、昨年だって一昨年だって、優勝者が派手なガッツポーズを見せたりはしていないのだ。これが、ベテランたちの振る舞いである。広島支部の仲間たちも、決して我を忘れてはしゃいだりはしない。まさしく大人の空間である。
 だが、言うまでもなく、祝祭の空気は色濃く存在していた。池上哲二も、佐藤勝生も、藤井泰治も、永久にそうしているのではと思えるほどに、笑顔を絶やすことはなかったのである。むしろ、田中のほうが、優勝者のハードスケジュールに戸惑っているようでもあり、笑みが消える瞬間があったほどである。
 そうしたなかで、実直そうな笑顔を見せていた田中は、表彰式→共同会見→JLC出演と駆けずり回り、その間も決してはしゃぐことなく、穏やかな空気の中で喜びに浸っているようでもあった。ただし、次に装着場に姿を現したとき……田中はいきなりケブラーズボンを脱ぎ出したぞ。池上が「早くやっちゃおうぜ、宴会があるんだから。ケブラー脱げ、クツも脱いで裸足になれ」と急かしている。次第に田中の周りに人の輪ができ始め、田中は係留所へと向かう。
 そうなのです。GⅠ初優勝の田中伸二、水神祭であります! というわけで、ここからは「本日の水神祭」!

 どうやら、今日はこの後、花の42期の打ち上げがあるようで、しかも地元の田中が幹事なのだそうだ。ところが、幹事が優勝して、行事をこなさねばならなくなったため、時間が押している。さあ、急げ。ともかく水面に投げ込んじゃおうぜ! そんな様子で指揮をとっていたのは、選手班長の池上哲二でありました。
Img_3413  水神祭に参加したのは、池上、佐藤、藤井の名人戦参戦の広島勢に、祝福に訪れていた広島支部の若手、そして海野ゆかり! 私服の海野選手はお美しかったですぞ。あとは、同期で優勝戦をともに戦った村上信二も駆けつけていた。
 係留所へと降りていく橋のいちばん端っこ、海野によれば宮島水神祭のメッカであるというその場所で、田中はワッショイスタイルで持ち上げられました。このスタイルの場合、通常は頭のほうから水面に投げ込まれ、空中で一回転したり、脳天から一人バックドロップのように落ちていったりと、なかなか派手な水神祭になるのですが、今回は足のほうから投げ込む異例のスタイル。ともあれ、いきましょう。1、2の3で、ドッボーーーーーーーーーーン! まるで水面にドロップキックを浴びせるような格好で、水面に足から突き刺さっていった田中伸二。顔をぽっかり浮かせると、集まった報道陣も含めて、万雷の拍手が鳴り響いたのでありました。でも、田中は……
「お、俺、泳げないんだよぉぉぉぉぉぉぉ!」
Img_3423  あらららら。それでも犬かきで陸までたどり着いた田中は、それまでには見せていなかった、満開の笑顔! うーん、優しそうな笑顔であります。
「このあと、宴会に行きますから!」
 そう言って橋を駆け上がった田中は、びしょ濡れで控室に消えていったのでありました。
 田中伸二よ、おめでとうございます。あなたのその生真面目にも見える振る舞いは、我ら人生の後輩にとっては、最高のお手本であります。JLC収録で池上哲二が言った「ずっと真面目にやっていれば、いつかいいことがある」という言葉は本当に重い。それは、宮島を後にする僕らにとっても、最高のお土産になりました。
 次に会えるのは、来年の多摩川総理杯か。そのときには、また違った笑顔を見せてくれることを楽しみにしていますぞ!(PHOTO/山田愼二 TEXT/黒須田守)


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君は善さんとランナバウトを見たか

Img_1634 ボートが激しく左へ傾く。V字になった艇底が、水をきれいに捉えて、そのまま鋭角に曲がっていく。こ、これは、ランナバウト! そうなんです。本日5R発売中に、ランナバウトのエキシビション走行が行なわれました。現在の競艇で使われているボートは、艇底が平らで段差があり、フィンをつけて水を掴む構造になっている「ハイドロプレーン」。しかし、かつてはハイドロと「ランナ」と呼ばれたランナバウトの2種類のボートでレースが行なわれており、名人戦出場の世代はほぼ両方のレースを経験している人たちなのです。ランナの特徴といえば、鋭角にターンできること、そして「しゃくり」と呼ばれた舳先を上下させて直線を進む走法。その再現が、この名人戦で行なわれた! 名人戦にふさわしいイベントと言えるでしょう。

Img_3177 その操縦者こそ、「匠」の名にふさわしい技師だった、中道善博さん! JLCで解説をされている中道さんですが、この宮島入りする前に、やまと競艇学校でランナの練習をしてきたそうです。現役時代でも、5~6回しか乗ったことがないんだって。というわけで、競艇学校で納富英昭教官にコーチを受けてきたとか。納富さんは、中道さんの同期にして、ランナの名人と言われた名選手だった方であります。

Img_3169 というわけで、さあ行こう、ランナバウト! 中道さんが水面に向かうと、出場選手たちもぞろぞろと表に出てきて、中道さんの走りを楽しそうに眺めています。水面際は笑顔笑顔の大スマイル祭りで、この粋なイベントを楽しんでいるようでありました。もちろん、「善さんがランナでどんな走りをするんだ?」という意地悪な興味もあったはずですな(笑)。見事に2周を走り終えて戻ってきた中道さん、真っ先に声をかけたのは片山晃でしたね。「もうおしまいなの!?」「これだけでヒザがガクガクじゃ(笑)」。そんなやり取りを、選手たちもおかしそうに眺めています。で、その頃、4Rを終えて着替えを済ませた山口博司が息せき切って水面際へ。「えっっっ! 終わっちゃった!?」、レースで敗れた以上に残念そうな山口博司でありました。善さんの走りもそうですが、ランナを懐かしむ思いもあったんでしょうね。

というわけで、中道さん、ご苦労様でした! といっても、今日はもういちど、このエキシビションが行なわれます。それは、優勝戦のスタート展示前! これから宮島に来られる皆さん、優勝戦前には水面へ! そして貴重なランナ走行、善さん走行を満喫してください!(PHOTO/山田愼二)


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爽快!優勝戦!――THEピット

 ピットに報道陣の輪ができて、誰かを取り囲んでいる。中心にいるのは、やはり地元で優出1号艇の田中伸二か、それとも戦前から本命候補と言われていた瀬尾達也か。
 ……中道善博さんでした(笑)。
 ある意味、優勝戦出場選手以上に、前半のピットで注目を浴びていた中道さん。今日は、ランナバウトボートのエキシビション走行を披露するために、ピットに登場だ。報道陣はもちろん、選手たちも興味津々で、後輩たちはニコニコ顔で中道さんに(冷やかしの)声をかけていた。
 中道さんのほうから真っ先に声をかけた選手は、ペラの神殿・ベンチAの左に陣取っていた荘林幸輝。集中した視線をペラに向けていた荘林は、中道さんの姿を認めると、一気に目を細めた。「ほんと、大変ですよね~」と、同情なのか好奇なのか微妙な感じの声をかける。中道さんも、まったくや~、と苦笑いだ。
Img_2651  そんな光景を、やや離れたところから見ていたのが村上信二。僕はひそかに、中道さんと顔が似ていると思っているのだが、だから個人的には実現すれば魅惑のツーショット。でも村上は、ただ目を細めて中道さんを見ているのみ。声をかけたそうにしているようにも見えたが、口元に笑みを浮かべたまま、控室のほうに戻っていった。
 中道さんが作り出した、優しく和やかな空気。優勝戦の空気としては、ちょっと珍しいものになったのだった。といっても、荘林も村上も、まったく気負いのない時間を過ごしていたのは事実。荘林など、ボートにペラは装着されていて、叩いていたのは別のペラということ。手応えによっては優勝戦で取り替えるのか、それとも先を見据えての作業だったのか。いずれにしても、平常心でいることは間違いない。
Img_2521  そんな二人と比べると、田中伸二の表情がやや硬く見えたのが気になった。地元のビッグレースで優勝戦1号艇、というのは、言うまでもなく重圧がかかる局面である。数多くの修羅場をくぐり抜けてきたはずの田中でも、やはり特別な心持の一日を送るほどのものなのか。普段から談笑したりしているところをあまり見かけるほうではないが、それでもエンジン吊りで同県勢の輪に入ってさえ、どこか口数が少ないように思えたのは、気のせいだっただろうか。優勝戦直前の姿が気になる。

Img_1507  田中以外は、気負うこともなく、緊張感に押しつぶされることもなく、淡々と過ごしているようだった優出メンバー。たとえば、瀬尾達也にしても報道陣と笑顔で話し込むなど、まるでカタくなっているところはない。尾崎鉄也も、エンジン吊りでは同県の井川正人らと談笑し、報道陣に声をかけられれば、やはり笑顔で応えている。今節を通して目撃してきた瀬尾、尾崎の姿がそこにあった。
Img_2678  若女井正は、カタくなっているというより、調整をどうするか考え込んでいる様子。まだメンバーが確定する前にチルトを跳ねることを示唆していたが、隣にデジタルスターターが入り、自身は6号艇。瀬尾のスタートに乗るのか、自分が伸びて勝機をうかがうのか、さまざまなパターンが考えられるところだ。ペラを叩く様子も、かなり慎重に考え込みつつ、のように思えた。

 快晴となった宮島競艇場。ピットは本当に爽快だ。そして、優出6名が醸し出す空気もまた、爽快である。この心地よい空気のなかで、これから優出6名は勝負の時間を迎えることになる。さあ、神技を堪能しよう。(PHOTO/山田愼二 TEXT/黒須田守)


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最終日! さあ、神技を堪能しよう!

おはようございます。競艇名人戦、いよいよ最終日であります。尊敬すべき、また畏怖すべき匠の戦いが今日で終わってしまうのは、実に寂しいですねえ……。来年までしばしの別れとなる名人戦、本日は神技をおおいに堪能したいものです。

2008_0419_0117 さて、昨年もそんな思いで大村競艇場を後にしたのですが、その大村名人戦でおおいに印象に残ったのは、優勝戦1号艇をゲットしながらインを大嶋一也に奪われ、準優勝に終わってしまった荘林幸輝です。レース後の複雑な表情は、せつなくもまた色気のあるものでした。あれから1年、彼は今年も優勝戦に駒を進めてきた! あの日のリベンジを、ここで晴らすべく、一節間を戦い抜いたわけです。荘林選手といえば、1号艇・田中伸二、2号艇・村上信二とともに、“花の42期”対決が話題となりそうですが、もうひとつ1年越しの雪辱戦というテーマも彼にはあります。今年は、笑って熊本へ帰れるでしょうか。

というわけで皆さん、本日がファイナルバトルの名人戦。おおいに満喫いたしましょう! ビバ名人戦!


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進入クイズ・ラストバトル!!

 さあ、5日間に渡ってお届けした進入クイズも今日が最後。明日の10も11Rも怪しい雰囲気がプンプン漂ってますぞ~~!!

Q1 5日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください(正解:1Rにつき40P)

1R
①富田 章
②鈴木幸夫
③片山 晃
④村田瑞穂
⑤藤井定美
⑥吉本正昭
畠山予想213/456

10R B戦
①桑原淳一
②古場輝義
③吉田 稔
④山口博司
⑤山﨑昭生

⑥関 忠志
畠山予想126/345

11RA戦ボーナスレース(正解60P)
①富山弘幸
②池上哲二
③高山秀則
④大西英一
⑤松野京吾
⑥原由樹夫
畠山予想126/345

Q3 優勝戦は枠なり3対3が有力ですが、本当にそうなるのか。優勝戦の予想進入を次の中から1点だけ選びなさい

A・123/456……10P
B・1234/56……30P
C・124/356……50P
D・12345/6……70P
E・12/3456……80P
F・その他の進入すべて……100P
畠山予想…E(笑)

 はい、これはやや劣勢な方が最後にひとまくりが打てるように配慮したものです。今までのご自分のポジションを推察(計算?)しながら、選んでくださいまし。意外と、とんでもない進入になったりして???


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クイズ連動「準優ダイジェスト」

2008_0419_r10_0568 10R~心の極致~
①富山弘幸(49・大阪)
②尾崎鉄也(52・長崎)
③若女井正(48・神奈川)
④古場輝義(48・富山)
⑤関 忠志(57・岡山)
⑥原由樹夫(55・岡山)

 スタ展では1546/23だったが、本番ではなんとなんと闘魂のイン屋・関がス~ッと引いて、2コースを古場に譲った。古場がさほど激しく攻めたわけではないから、おそらく関の作戦だったのだろう。今節の関はスリットからの行き足がトップクラス。深いイン戦にこだわるより、助走距離をとってのS一撃を狙ったのだ。最終隊形はかなり想定しにくい1456/23。
2008_0419_r10_0594  そしてスリット。関の老獪な戦法が功を奏したかに思えた。コンマ08のトップSから瞬く間に抜け出し、内の艇を一気に絞る。これで2コースの古場がお辞儀をすれば「関チュ~まくり」の一丁上がりである。が、古場は窮屈な体勢から一歩も引かない。引かないどころかゴリゴリと跳ね返しつつ、内の富山まで攻めようとしている。で、富山もこの2艇の喧嘩に付き合ってしまった。関と古場は海側の彼方へ、古場と接触した富山も自慢のレース足を殺されてもがいている。
 こうなると、もちろんダッシュ勢の出番である。5コースの尾崎が、6コースの若女井がぽっかりと開いた内水域に全速で飛び込んで、大勢は決した。2号艇でありながら、やんちゃなイン屋たちを入れて5カドを選択した尾崎。冷静沈着にして己の得意な戦法を貫いた「心」の勝利だった。

進入クイズの正解
1456/23

正解者:1名!!(どれみすさん。しかも4対2まで当てての+10P)
おめでとうございます。どれみすさんには90Pと「進入名人」の称号を授けさせていただきます。そ、それにしても素晴らしい! どうやったら「関より内に古場が入る」と考えたのでしょうか……!? 本当に凄い!!!!!

★どれみすさん…「進入名人」戴冠

11R~技の極致~
①村上信二(49・岡山)
②荘林幸輝(52・熊本)
③桑原淳一(52・東京)
④山口博司(49・長崎)
⑤松野京吾(51・山口)
⑥高山秀則(59・宮崎)

2008_0419_r11_0783  進入はスタ展とまったく同じ1234/56。5カド松野のSは平凡で、攻めきるだけの迫力はない。代わりにスリットから飛び出したのが、3号艇の桑原だった。10Rとよく似た展開だ。そして、ここでも2コースの荘林が桑原の絞りまくりに激しく抵抗した。インの村上は「花の42期」と謳われた同期生。その村上への援護射撃だったかどうかはわからないが、このブロックで桑原の迫力はへなへなと萎え、それから荘林は差しに回った。村上にとっては絶好の展開だ。
「3号艇が見えてヤバイと思ったけど、同期の荘林君がブロックしてくれたから……同期愛を感じました(笑)」
2008_0419_r11_0758  あとは1マークを先取りするだけ。村上の優出がすんなり決まった。熾烈を極めたのが2着争いだ。桑原ともみ合った荘林の差しは遅れ、センター筋から山口、松野が差し抜けてゆく。が、2マークではさらに内から高山が突進。巧妙かつ老獪なテクで先行艇の進路を塞いだ。たまらず減速する松野と山口。そこに差そうとした荘林も来て3艇は大きくバウンドし、2番手はあっという間に高山に変わった。が、態勢を立て直した荘林も諦めない。パワーのない高山との差を内から2艇身、1艇身と詰めて、わずかに舳先がかかった。これを力ずくのツケマイで沈めようとする高山、必死で体を残しながら抵抗する荘林……生き残ったのは、荘林だった。
 2周の間に3連単が1-4-5→1-6-2→1-2-5→1-2-6と猫の目のように変わる大激戦。特に荘林は、1マークで桑原のまくりをブロックし、1周2マークで山口に追突し(結果的にはダンプ)、2周1マークで高山の強ツケマイに激しく抵抗し……あの手この手のテクを駆使して2着をもぎ取ったのである。同期愛も去ることながら、バック5番手から2着まで追い上げたハンドル捌きは、まさに「技」の極致だった。

クイズの正解
カド選手…5カド 松野京吾

正解者:W正解50Pは3名(サブマリンさん、てるきちさん、メイリーフさん)、片方正解20Pは4名(けんじさん、やっちゃん、無事故感想さん、りそまるさん)

12R~体の極致~
①田中伸二(50・広島)
②瀬尾達也(48・徳島)
③池上哲二(58・広島)
④山﨑昭生(48・香川)
⑤大西英一(51・東京)
⑥吉田 稔(51・群馬)

2008_0419_r12_0890  進入はピット離れのよかった吉田がそろりと潜り込んでの1236/45。カドに引いた山﨑だが、F2持ちでは踏み込みきれない。トップSは当然のごとく2コースの瀬尾だった。コンマ08。瀬尾からすればほぼ平均値、フツ~のスタートである。ただ、全速でもないしスリットから伸びるだけの行き足もないので、インの田中はすぐに伸び返した。田中にとって、瀬尾は絶好の壁役になってくれたわけだ。
「瀬尾さんが壁になってくれて、いやぁ、ありがたかったっす!」
2008_0419_r12_0904  瀬尾の外にいる4艇は、地団太を踏んで瀬尾が動くのを待っていた。耐えきれずに池上が山脈のような瀬尾の上をぶん回す。そこに、やはりぶん回していた山﨑が接触して2艇は減速した。ゆっくりと瀬尾は差しに回る。回ったときには、1着・田中、2着・瀬尾のワンツーが決していた。これぞ準優名物の「行った行った」決着。外の4艇に差させない、まくらせない完全ブロックで、V候補の瀬尾はノルマともいうべき優出を果たしたのである。それにしても……ここ半年の瀬尾の平均Sはなんとコンマ10前後。ゼロ台かどうかは微妙だが、Fを一度も切らずに走り続けて平均コンマ10というのはもはや超人である。しかも48歳。直感力なのか動体視力なのか身体能力なのか……よくはわからないが、まさに瀬尾の並外れた「体」の能力が、このレースを支配していた。

クイズの正解
カド選手…5カド 山﨑昭生

正解者:W正解者はナシ。片方正解20Pは17名(サブマリンさん、山本明人さん、マクリ小僧さん、マニアック軍団さん、マッキイさん、浜野谷憲吾郎さん、ラリーズクラブさん、てるきちさん、メイリーフさん、どれみすさん、ジローさん、やっちゃん、毒婦さん、無事故感想さん、りそまるさん、タッチスタートさん、haji-spさん)

その他のクイズの正解

Q1/5日目の枠なり進入のレース数は?(30P)
正解:5個(2、5、7、8、11R)
正解者:4名(マクリ小僧さん、ジローさん、やっちゃん、無事故感想さん)

Q2 次のレースの進入をズバリ当てよ(40P)

1R正解 1526/34
正解者:ナシ

6R正解 135/246
正解者:ナシ

 ん~一般戦のこのふたつ、想像以上に難解でしたね(鵜飼姐さんの回り直しとか)。1号艇も深くても主張するし。明日の一般戦も難しいのかも!?
※どれみすさん、やっちゃん、マクリ小僧さん、ほんに済みません!! 手書きからパソコンに書き写すときに、一足飛びにしてしまったようです。でもって回答者の皆さま、今後とも書き忘れや今後の集計ミスとかがありえるかもしれないので、その際はお手数ですがコメントにてご連絡のほど、重ねてお願いします。ほんにすいませんでした!!(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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神技に酔いしれた――THEピット

10R 大阪ラインと岡山ライン

2008_0417_0164  エンジン吊りが終わり、控室へと戻ろうとしたそのとき、富山弘幸はふと足を止めた。振り向いた先には、古場輝義がいて、富山は古場を待つ格好になった。自分もエンジン吊りを終えた古場が、富山に追いつく。富山はそれを待って、古場に「すまん」とばかりに右手をあげた。右頬だけがあがって、眉間にシワが寄っていた。
2008_0418_0537  そのときの雰囲気が、レース後によくある選手同士のやり取りとは違っていたので、少し怪訝に思ったが、よく考えれば、なるほど、と合点がいった。古場は出身地が「富山」とあるが、かつては「大阪」であり、現在も大阪支部。二人は先輩後輩の間柄だ。そして、10Rの進入は1456/23、前付け必至の関忠志に対して、古場が抵抗するようなかたちで、富山にインが転がり込んできていた。さらに、レースでも関のマクリに抵抗したのは古場。レース前にお互いが作戦を話し合っていたわけではなくとも、水面に出現した事象は、麗しき大阪ラインの連係だったのだ。予選1位だというのに、ある意味、準優ではもっともキツい1号艇となってしまった富山。その先輩を後輩が援護したような形になっていたのだが……結果は不本意なものとなってしまった。
 ようするに、あの雰囲気は「せっかくお前が守ってくれたのに……」というものではなかったか。もちろん、古場は単に富山のガード役としてレースをしたわけではなく、むしろ自身が勝ち抜くための作戦を遂行したに過ぎないのだから、彼としてみたら「そんなんじゃないよ」ということになる。しかし、富山にとっては、その作戦が自分にも利を運ぶはずだったのだから……古場に対して申し訳ない気分になるのも当然だろう。
 大阪ラインは、外枠の岡山ラインを不発に終わらせた。しかし、大阪ライン自体も不発に終わってしまった。富山と古場は、ただただ渋い顔で、レース後のルーティンをこなすしかなかった。

2008_0418_0290  関忠志にとっても、不本意な準優勝戦だった。インをも狙ったはずが、分厚いナニワの壁を突破できずに3コース。それでもSを踏み込んで、マクって攻めたものの、ナニワの壁は想像以上に厚かったということだろう。カポック脱ぎ場では、誰彼かまわず、声をかけては、レースの回顧を早口でまくし立てる。まるで溜め込んだ思いを吐き出さずにはおれないとばかりに、悔しさをあらわにしていたのだった。
 原由樹夫は対照的だった。ひたすら笑っていたのだ。もちろん、悔しさが心を占めていたに違いないのだが、3着競りになった富山とのアシの違いに、笑うしかないという部分もあったかもしれない。その笑顔は、本当に素敵だった。原が、こんなにも優しく、滋味深い笑顔を見せるということを知ったのが、今節の収穫のひとつだ。闘志あふれるレースぶりと、人懐こく笑う、そのギャップ。この笑顔こそが、原の“神技”だと確信した。

11R 笑いの輪

2008_0419_r11_0676  みーんな笑っていた。レース後のカポック脱ぎ場は、まるで笑顔のお花畑だった。
 いったい誰がその場を「優出を逃した者たちの集団」だと思っただろうか。結果を知らずに、遅れてその場に到着したなら、4名のうち誰が優出を決めたのか、わからなかったに違いない。みんなが笑っているのだから、4名全員が優出を決めたようにすら、思えたのではないか。正解は、全員が優出に失敗した、なのだが。
 昨日に続いて、ひたすらテンション高く、大声で話していたのは、松野京吾だ。笑顔で振り返りながら、声のトーンは上がる一方。勝利に興奮してまくし立てている、といわれても、信じてしまうほどに声が弾んでいたのだから、改めてこの人のキャラを今まで見逃していたと思わされたものだった。その松野に対応して、山口博司も笑っている。松野の言葉にうなずいたりしながら、優しい笑顔をほころばせていた。
2008_0418_0582  もっと笑っていたのは、桑原淳一。高山秀則とレースを振り返りながら、口元がどんどんとほころんでいく。2人の議題は、1周2マーク。もつれた展開のなかで、いったん高山が2番手に浮上しようかという場面だった。「あそこで、こう行ったら、ぴゅーって行かれてさ」と高山が笑えば、桑原が「あそこは、完全に先に行かれたと思いましたよ」と笑う。桑原も、高山も、話すごとに目尻が下がり、目が細くなっていって、次第に「談笑」という言葉さえ浮かんでくるほどだった。

2008_0419_0394  だが、思う。人間はツラい時にも笑えるのだし、また笑顔で振り返れるほどの充実した敗戦もあるということだ。そして彼らは、こんな局面を何度も経験し、何度も悔恨を奥歯で噛み締め、そして何度も立ち上がってきた熟練の戦士たちである。激しいレースを戦い抜き、結果はともかく、そこに何かを見出すことができる達人たち。そう考えれば、その笑いの輪は、見ていた以上に深いものなのだ。
 同時に想像した。彼らは一人になったときに、改めてその悔しさを噛み締めるのではないかと。
 そんな彼らのたたずまいは、まさしく“神技”なのだ。

12R 麗しき3着競り

2008_0419_0323  このレース後も、カポック脱ぎ場は笑顔の巣窟。そしてまた、トークショーのような掛け合いが行なわれていた。きっかけは、池上哲二が大西英一に2周1マークの混戦についての回顧を笑いかけたこと。吉田稔と大西が3番手を競っていて、内から池上が突進ぎみに仕掛けると、引いて差した大西は最内を突いて浮上、という場面だ。
大西「いや、あれは、吉田稔がちっとも行ってくれないからさあ! もういいから、先に行って(回って)、って思ってたのに、ちーっとも行かない!(笑)」
吉田「ダハハハハ! だって、内から来てるなんて、わからなかったもん!」
池上「ワシは締めてくるかと思ったけど、来んから行くしかないけん(笑)」
大西「だーから、いいから早く行けー、って思ってるのに、ぜんぜん気づかないからさあ!」
吉田「大西さんを気にしてるから、内なんか見てないって!」
全員「ダハハハハハハハハ!」
 えっと、メモを取り切れてないので、正確なやり取りというわけではないけれども、まあだいたいこんな感じでありました。激しすぎる3番手争いを戦った3人が、大爆笑のなかでそれぞれの動きを振り返り合う。大西が声を張り上げることでボルテージがどんどんと上がっていったように見えたが、これぞまさしく気になる大西英一の真骨頂! つまりは、大西も池上も吉田も、大激戦を戦い抜いた充実感を覚えていたということだ。
2008_0419_0081  言っておくが、準優の3番手争いには、本当は意味などないのである。2番手に上がらなければ、勝ち上がれないのだから、3番手競りはレースの仇花でしかない。しかし、勝負師たちは、視界に並びかける者あれば、ひねり潰そうとする本能を持つ。そして全力で戦い抜いて、レース後は爽快に笑うのである。
 その競り合いに敗れたこと、もちろん優出を逃したこと、それは悔しいことだ。しかし、全力を出し切った後には笑顔が生まれる。そんなことを教えてくれた、あの3番手競りが何よりも“神技”だった。
 結果として、大きな見せ場を作れなかった山﨑昭生も、レース後は笑顔で報道陣の質問に応えていた。カドから展開を突こうとして行き場をなくしてしまったが、しかし敗れて悔いなし、という表情だった。

 前半記事には準優メンバーが登場せず、後半記事=準優記事には勝ち残ったメンバー以外のことばかり書いている。しかし、僕は勝者以上に笑える彼らの“人間力”に思いをいたらせずにはいられなかった。僕のような若造には、決してできない振る舞いを見せている人生の先輩たちに、心から尊敬の念を抱いた次第だ。やっぱり名人戦はいいなあ……そうしみじみ思える源泉が、そこにあったからである。
2008_0419_0062  もちろん、勝者は文句なしに素晴らしい。「展開一本でした」と言いながらも、しかし「初日の6等で、気合が入った」と力強く語った10R1着の尾崎鉄也。「明日は伸び一本で」と語り、チルトを跳ねることも示唆していた10R2着の若女井正。笑顔満開だった3~6着とは対照的に、淡々としてほとんど笑顔を見せなかった11R1着の村上伸二、2着の荘林幸輝。地元GⅠでの優出を果たしたこと、下馬評で本命視されていたことへの責任を果たしたこと、それぞれの抱えていたプレッシャーを跳ねのけてみせて、ホッとした表情を見せていた、12R1着の田中伸二、2着の瀬尾達也。それぞれに、誇らしく、麗しい表情をしていた。まさしく勝者の表情だった。
2008_0419_0029  勝者も敗者も、それを見ているだけで幸せな気分にさせてくれた準優18戦士たち。そんな空気を作り出せることが、もはや“神技”だろう。取材と言いながら、僕は名人たちの神技に酔いしれていた。そんな準優のピットだったのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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決定! 本日のMVP

2008_0414_0442 畠山の選択
「尾崎鉄也の展開を突く技は見事だった。村上信二の逃げも、田中伸二の逃げも、ともに完璧だった。外枠で優出を決めた3人も、それぞれに素晴らしかったと思う。だから、準優からMVPを決めるのは、なかなか難しいよな。そこで、だ。俺が推すのは万谷オヤビン! 機力に苦しみながら、それでも腐らずにすごした一節。ようやく初勝利だ! そして! この勝利で通算2653勝、歴代10位タイだ。おめでとう!」

黒須田の同調
「むむむむっ。それを言われると反論のしようがないなあ。まあ、たしかに、万谷オヤビンの勝利はうれしかった。節中、悔しさに唸っている……というか、かわいくスネている姿も見てきたし、何はともあれ、よかったよかった。歴代ベストテンに入ったのもブラボー! 準優組は、それぞれがいいレースを見せてくれましたから、たしかに甲乙つけがたい。オヤビンのMVPで異論なしです」

畠山の願望
「もちろん、明日はぜひとも単独10位となる1勝を期待したいな。7Rは1号艇がハラユー(原由樹夫)。後輩をズバッと差して、2654個目の1着ゴールを!」

黒須田の決意
「4Rは6号艇ですが、緑のカポックで決めるのもオツなもんですぜ。オヤビン、明日は心してアタマ流しを買わせていただきます~」

本日のMVP
通算勝利歴代10位タイ! おめでとうの1着だ
万谷章(岡山)

(PHOTO/中尾茂幸)


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速報 優勝戦メンバー決定!

第9回競艇名人戦の優勝戦メンバーが決まりました! すべて48~52歳の“若手”ばかりで、しかも①田中②村上④荘林が同期ラインであります。この「花の42期」が結束して他を寄せつけないのか、韋駄天・瀬尾らがこの連帯を粉砕するのか。ちなみに外枠の瀬尾か若女井が優勝すると、名人戦の最年少記録を更新することになります。

12R優勝戦
①田中伸二(50歳・広島)
②村上信二(52歳・岡山)
③尾崎鉄也(52歳・長崎)
④荘林幸輝(52歳・熊本)
⑤瀬尾達也(48歳・徳島)
⑥若女井正(48歳・神奈川)


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これが名人戦の準優ピットだ――THEピット

2008_0418_0376 試運転係留所で、加藤峻二と酒井忠義の“THE御大ズ”が競技本部のほうを見上げながら、にこにこにこと笑っている。妙に楽しげで、また何かを微笑ましく見守っているようでもある。なんだなんだと、二人の視線の先を追いかけると、JLCのスタート展示解説をしている長嶺豊さんが。長嶺師匠の登番は1812。1485の峻ちゃん、1759のサカチューより、師匠のほうが後輩なのだ。つまり、偉大なる大先輩が、後輩が一生懸命、マイクを持って話しているのを、おかしそうに眺めていたという次第。パートナーの黒石加恵さんのお父様は、登番1860、黒石旦明選手だから、こちらもまた2人は縁が深い。
2008_0418_0345 スタート展示が終わって長嶺師匠は、係留所から装着場へ戻ろうとしていた峻ちゃんに、「おはようございます!」。すると、峻ちゃんは、にっこにこにこと笑いながら、大きな声で言った。
「なかなか真面目に仕事してるじゃないか!」
 長嶺師匠が先輩にからかわれて、うれしそうに笑っている。こんなシーンは、名人戦でしか見られない! ほんと、感動してしまったぞ。

2008_0418_0178  2Rを勝った原田順一は、レース後こそ、特に表情を変えることなく、むしろ固い表情を見せていた。やっと出た2勝目にも、心浮くような手応えを得られなかったのかもしれないし、たった1勝ではここまでの不本意な成績をリカバリーできないということかもしれない。とにかく、相変わらずツラそうな表情を見せている順ちゃんだったのだ。
 しかし……いやあ、よかった。順ちゃんの笑顔を見ることができた! いったん着替えた後、ペラをはずして神殿に向かった順ちゃんは、2Rをともに戦った吉本正昭とレースを振り返り始めた。両手をボートに見立ててアシ色を語り合う、選手たち独特のレース再現もしながら、二人で会話を交わすうちに、順ちゃんはにこーっと笑った! 吉本も笑っていて、たぶん吉本のほうが何かを言った様子。吉本、グッジョブ! 名人戦のピットには、やはり順ちゃんの笑顔が似合う。この人がツラい顔をしているのは、似合わないのだ。

2008_0418_0540  ペラの神殿は、佐藤勝生の笑顔も印象に残った。今日は1R1回乗りで、1着。地元名人戦で、予選をクリアできなかったことは痛恨事に違いないが、しかし今日も明日も緩めるわけがない。1着を獲ったからって、のんびりなんかせずに、神殿に陣取るのだ。1R後からそこにいたということは、おそらく今日1日、ペラを叩き続けるはず。まずは、その姿勢に敬礼したい。で、佐藤の周辺には吉田重義や富山弘幸などがいて、そのうちの誰かに声をかけられたのだろう、佐藤がおかしくてたまらんといった感じで、ニッコリと頬を緩めたのだ。節を通して、佐藤のこんな笑顔、あんまり見なかったなあ。きっと地元の大一番に賭けるものがあったのだろう。あと1日、その思いを思い切り水面に叩きつけて、再び勝利の笑顔を見せてほしいぞ。

2008_0418_0240  本日からピットに登場、評論家の清水克一さん。何人かの選手が、清水さんの姿を見つけて、うれしそうに声をかけていった。山﨑毅、木下繁美、荘林幸輝……山﨑と荘林は熊本だが、支部はみな福岡。同県の先輩がピットにいつのを見つけた後輩たちが、久々の再会を祝し合ったというところだろう。特に笑顔が目立っていたのは、山﨑。今年が名人戦デビューとなった山﨑は、こういう場で清水さんと会うのは、もしかしたら初めてだったのではないだろうか。今節、多くの先輩と名人戦という舞台で戦ってきた山﨑は、同じような感覚で清水さんと触れ合った、のかもしれないと思った。年に一度の同窓会、そんなふうに名人戦が表現されることがあるが、そうした感覚があるのだと想像すれば、この場で先輩と出会うことの重みがなんとなくわかるような気がした。やっぱり、麗しい舞台だ、名人戦は。

 一般戦組のことばっかり書いているようだが、それでいいのだ、と午前中のピットを見て、そう思った。準優日特有のピリピリした空気があまり感じられないからだ。理由は簡単、こんな局面を何度も、時にはもっともっと緊張感が支配する場で体験してきた彼らにとって、いまさら改めて特別な思いを抱える必要などまるでないのだろう。
 これまでやってきたように。粛々と。
 重要な決戦の朝でも、自然体で迎える。それができるのが、修羅場を山ほどくぐってきた者なのである。だから、18人の一人一人が、特別な感覚を抱かせず、しかし等しく尊敬するべき空気を発散していた。これが、名人戦の準優なのだ。
2008_0418_0002  そんななか、一人だけあげるとするなら、地元の田中伸二。間違いなく機力は噴いていると思われるのだが、朝から本体を調整していた。まだ出し足りない! この貪欲さ、飽くなき求道心もまた、名人戦! このピットは、本当に幸せに満ちている。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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5日目! 準優勝戦だ!

おはようございます。競艇名人戦も早いもので5日目。準優勝戦でございます! 第9代の名人位に就くために、乗り越えなければならない高い高いハードル、それが準優勝戦。なかなか個性的なメンバーになり、渋く激しい戦いを魅せてくれることでしょう。見逃せませんぞ!

2008_0418_0447 気になる大西英一も、準優勝戦に駒を進めました。ピット記事にもあまり登場していませんが、今年の大西選手、お茶目なところもたくさん見せてくれてはいるものの、なんとなく前2年とは雰囲気が違う感じなんです。どちらかというと、気合方面に。枠的には決して有利ではないですが、一発やってくれそうな気配は十分にありますぞ。私も応援させていただきます!

それでは皆様、本日もテンション上げてまいりましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦クイズは進入的中コンテスト!⑤

 さあ準優です。とにもかくにも10R! 10Rは今節いちばんの熾烈な進入バトルになるばずです!!

Q1 5日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

1R
①林  貢
②冨田 章
③板谷茂樹
④佐藤勝生
⑤鈴木幸夫
⑥久間 繁
※畠山予想512/346

6R
①山﨑 毅
②竹内知樹
③鈴木幸夫
④林  貢
⑤原田順一
⑥鵜飼菜穂子
※畠山予想3612/45

10Rボーナスレース(正解:80P)
①富山弘幸
②尾崎鉄也
③若女井正
④古場輝義
⑤関 忠志
⑥原由樹夫
※畠山予想5614/23

Q3
準優11・12Rのカドになる選手をコースと共に当てよ。(選手のみ正解は20P、コースのみ正解も20P、両方正解者は50P)

11R
①村上信二
②荘林幸輝
③桑原淳一
④山口博司
⑤松野京吾
⑥高山秀則
※畠山予想…4カドで桑原

12R
①田中伸二
②瀬尾達也
③池上哲二

④山﨑昭生
⑤大西英一
⑥吉田 稔
※畠山予想…4カドで山﨑

 以上3個のQで設問は6個。とにもかくにも準優の10Rが楽しみっすね。関と原がどこまで入るのか、インの富山はどこまで抵抗するのか。古場はアウトから指をくわえて見ているのか……この進入を的中させた人は、「進入名人」の称号を授けさせていただきます!


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クイズ連動企画「素晴らしきかな、名人戦の進入」4日目

 過酷な勝負駆けが終わりました。が、進入自体は2、3日目より穏やかだったようです。「強い追い風=イン水域が深くなる」のを選手たちが恐れたせいもあっのでは? で、クイズの結果は……?
 ※メイリーフさん、大変失礼しました!「関」の正解者として付け加えさせていただきます。参加者の皆さま、なにぶんレースの間にチマチマ集計しているもので、今後とも記入漏れや解答ミス、計算ミスなどがありましたらお知らせくださいませ。よろしくっす~!!

Q1 4日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

正解
4個(1・6・8・10R)

正解者:7名(りょうぼんさん、タッチスタートさん、マッキイさん、マニアック軍団さん、りそまるさん、毒婦さん、haji-spさん)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。名前の横の数字は、ボーダー6・00想定の勝負駆け状況です。(正解:1Rにつき40P)

2008_0418_07002R
①原 義昭 1・1待ち
②吉田重義 ――
③松野京吾 ②
④片山 晃 ②③
⑤佐藤勝生 ②②
⑥鈴木幸夫 ――

正解
612/345

正解者:10名(マクリ小僧さん、サブマリンさん、山本明人さん、マッキイさん、マニアック軍団さん、メイリーフさん、ジローさん、無事故感想さん、毒婦さん、りそまるさん)※毒婦さん、りそまるさん以外は+10P

 すでに予選落ちが決定的な⑥鈴木がどこまで動くか……はい、当然のごとく勝負駆け選手を尻目にインまで滑り込みましたね。これでこそ艇界が誇るイン屋であります。しかも、電気一式にクランクシャフトまで交換してのイン戦。私はその気合いに賭けて鈴木のアタマから勝負してみたのですが、結果は吉田重義にまくられ、原義昭に差ざれ、道中でもズブズブに抜かれての6着惨敗。とにかく出足~行き足がなさすぎて、スリットから一瞬にしてずり下がってしまうから、レースにならない。可哀想なほどの低パワーですが、きっと明日も熱心に整備を重ねてインから先マイを目指すはず。頑張れ、幸夫!!

4R
①木下繁美 ――
②水野 要 ③
③小林昌敏 ②③
④加藤峻二 1待ち
⑤藤井定美 1・1待ち
⑥原由樹夫 ④④

正解
126/345

正解者:5名(りょうぼんさん、タッチスタートさん、マニアック軍団さん、無事故感想さん、毒婦さん)※毒婦さん以外は+10P

2008_0418_0605  これまた2R同様、「6号艇の原がどこまで動くのか?」の一点勝負でした。しかも原は2走で8点の勝負駆けですからね。当然インまで、悪くとも2コースまでと考えるのが自然の理。が、今節の原はそれほどインには固執しませんね。強い追い風も念頭にあったか、2コースどころか穏やかな3コースで折り合いました。回答者の多く(私も)は原選手に出し抜かれた形です。そんな中でしっかりと3コースを的中させた5名は見事の一語。今節の原の動向を見極めているのでありましょう。
 ちなみに原は3コースから後手を踏んでの4着。予選落ちのピンチに立たされましたが、後半の11Rでもなんとか4着に流れ込んで準優に滑り込みました。でもって明日の準優は……大変なことになりましたよ~!!(今日のクイズにつづく)

5R
①沖口幸栄 ②
②若女井正 ④⑤
③大西英一 ③③
④関 忠志 ④⑤
⑤木下頼房 ――
⑥新井敏司 ――

正解
1423/65

正解者:ナシ

2008_0418_0600  こ、これは難しすぎですな。④関の2コースは想定できても、⑤木下⑥新井の順番が入れ代わるとは……!? が、スタ展でも2413/65(さらにメチャメチャ!)と入れ代わっているので、木下のピット離れに難があったということでしょう。とにかく、こりゃ当たりませんわな。惜しかったのはマニアック軍団さんの1423/56。4対2までピタリ当てており、もし⑤⑥の入れ代わりがなければ、Q1&次の10Rも含めてパーフェクト的中(しかもオール+10P)だったのですよ! お、惜しい。惜しすぎる。ヨリフサのバカ~~!!ってな感じですが、マニアック軍団の完璧なまでにマニアックすぎる進入予想、恐れ入りました。あ、毒婦さんも惜しかった!!
 で、レースは2コースまで攻めた関が2着を取りきって、準優の当確ランプを点しました。でもって明日の準優は、た、大変なことになりましたよ~!!(今日のクイズにつづく)

10R★ボーナスレース(正解:60P)
①藤井定美 1・1待ち
②久間 繁 ――
③田中伸二 完走当確
④高山秀則 ④
⑤尾崎鉄也 ④
⑥山田省二 ②

正解
123/456

正解者:10名(りょうぼんさん、どれみすさん、タッチスタートさん、けんじさん、メイリーフさん、マッキイさん、マニアック軍団さん、りそまるさん、毒婦さん、haji-spさん)※すべて+10P

2008_0418_0214  外枠勢が動くのか、動かないのか……なんとも微妙なレースで「枠なり派」と「前付け派」はほぼ真っ二つに割れましたが、終わってみれば3対3の枠なり進入。なんとなく引っ掛け問題のようになってしまいましたね。まあ、6号艇で動きやすいはずの山田がピカピカの1年生だったのが大きかったと思われます。動こうにも内側には初代名人など早々たる先輩たちがそびえ立っている。仮に高山が6号艇だったらほぼ間違いなく進入は変わっていたことでしょう。冷静に枠なりと判断した10名の皆さん、おめでとうございます!
 で、この10Rは勝負駆けの⑤尾崎が豪快にひとまくり。高山もしぶとく4着に粘って、ふたりが予選を突破しました。金縛り?で動けなかった山田は5着……節間成績は25115で圏内なのに、2日目8Rの減点が最後の最後まで響いてしまいました。残念!(Photo/中尾茂幸、Text/畠山)


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話す!2――THEピット

2008_0418_0679 「俺、準優乗れるの?」
 自分に向けてフラッシュがバシバシ焚かれている。たしか4等では危ないのではなかったか……原由樹夫は取り囲んだ報道陣に逆質問を浴びせた。その段階で確固とした答えを出せる者はおらず、撮影していたカメラマンも「わかりません」。
「だろ~? じゃあ撮ってもしょうがないんじゃないの?」
 そう言って、原は笑った。本当は悔しさにまみれていたはずだ、と思う。11Rを3等なら文句なしの予選突破だったが、4等では6・00、その時点ではボーダーが上がっており、心もとない数字だったのだ。実際、計算してみたら、ああ、19位……。だというのに原は、苦笑でもなく、むしろ悪戯っぽい感じで笑ったのだから、これぞ年輪のなせる業だと思った。
 19位だから、もちろん相手待ち。12Rの結果次第ということになるわけだが、原が18位に繰り上がるのは唯一、川名稔が4着以下となった場合のみ。3着なら川名が18位となる。他の5名は準優当確で12Rを迎えていた。それを報道陣から告げられた原は、ちょっとだけ顔をほころばす。
「ホンマ? ほぉ。で、川名は何号艇?」
「1号艇です」
 原はガクッと右肩を落としながら、アハハハハ、と笑った。1号艇なら3着は外さんやろ、こりゃ無理や、てな感じの笑いだった。やっぱり、年輪のなせる業。「経験は人生の宝よ!(12Rのタイトルです)」ですね。ズバリ言って、カッコ良かった。

2008_0418_0258  後半のピットでは、一人、お目当ての選手がいた。その選手を発見! 小走りで駆け寄った。すると、競艇場のピットには似つかわしくないデヴが、自分のほうに突進してくるのを見て、その人、桑原淳一は目を丸くして、進路を開けようとした。だはは、驚かせてしまってすみません。どうやら自分に用事があるようだと気づいた桑原は、「俺?」といった感じで、さらに目を丸くする。そうです、桑原さんに話を聞きたかったんです。テーマはもちろん、「珍事! 1-2が1・0倍に!」だ。
2008_0418_0367  そのことに、桑原は気づいていたようで、やはり驚いたそうだ。「1-2と2-1が同じくらい売れるのが妥当な番組だもんね」。それはご自身を少し過小評価しているような気もするけど、しかしまあ2号艇が今節の大本命である瀬尾達也なのだから、そんなふうに思っても仕方がないところだ。で、気になったのは「ああいうのって、プレッシャーにならないの?」で、それを問いかけると「それはないですよ」。ここまで極端な過剰投票はそうそうはないけど、人気が自分に集中することは何度も体験したことがあるはずで、「自分から売れている=プレッシャーがかかる」なんて段階はとうの昔に通過しているのだろう。
「でも……俺が舟券買う立場だったら、こんな一番人気なんか買わないけどね(笑)。1から買うんだったら、他の枠を買ったほうが配当もいいだろうし、あるいは2-1とかね。……あ、それだと外れか(笑)」
  そうなんです、桑原がきっちりと逃げてみせたことで、1-2は的中舟券になったのです! 舟券を買ったことのない選手の舟券感って、そんなものかもしれませんな。

2008_0416_0211  まもなく12R。観戦定位置である堤防のあたりに陣取って、さわやかな春の風に吹かれる。
「今だったら、2ギガとかでしょ?」
 ピットで耳にするとはとても思わなかった単語が、係留所に続く橋のあたりから聞こえてきた。でも、この声は今日の午前中に聞いたような……振り向くと、松野京吾だ。宮島のカリスマ整備士・上阪勝利さんたちと世間話をしていたわけだが、1ギガとか2ギガって単語を、選手から聞くとは。
「昔は1万円くらいしてたけど、今なら7000円もあれば十分だよ」
 デジカメ用のコンパクトフラッシュとかの話ですかね。ちなみに、さっき松野のプロフィールにあたってみたら、パソコンはマックを使っているようです。
 ともかく、松野が意外に饒舌だということに、いまさらながら気づいたのだった。

2008_0418_07102008_0418_0773 さあ、いよいよ12Rが始まる。関忠志はインが取れるのか……などと水面を見ていたら、女性の声が聞こえてきた。名人戦のピットで女性の声といえば、この人しかいない。鵜飼菜穂子に決まっている。
「私だって、8Rは大変だったのよ……」
 振り向くと、鵜飼は山田省二と水面を眺めながら話していた様子。山田が堤防で観戦することが多いのは午前の記事で書いたが、実は鵜飼も堤防観戦組の一人で、昨日だったかも山田と話をしているのを目撃している。「省ちゃん、なんでペラ隠してるのよ~」「え~、だってさ~……」みたいな会話でした。二人はともに名人戦デビューで、愛知支部。期でいえば、山田ははるかに後輩にあたるが、年齢も同じだから気安い関係にあるのだろう。 その後は、レースが始まったので、それ以上何を話したのかはわからないが、しかし鵜飼にとっても、山田にとっても、初の名人戦のピットにあって、お互いが心強い存在であるのは、間違いないだろう。山田が童顔なこともあって、姉貴と弟、って感じがしないでもないんだけど……。

2008_0416_0383  12R、川名稔はまさかの4着となった。おそらく、川名は「3着以上がノルマ」ということを知ったうえで、レースに臨んだはずである。しかし……。ピットに戻ってきた川名には、さすがに表情が固まっていた。顔は笑っているけど、目が笑っていない、というやつだ。カポック脱ぎ場でも、黙々と装備を解いていく川名。レース絡みの装備をすべて脱ぎ去り、控室に戻ろうとする川名に、報道陣が歩み寄る。
「Sで揉みましたね」
 その後、アシは悪くなかったですよ、程度のことを手短に語った川名は、そのまま控室へと消えていった。長々とレースを振り返るだけの気持ちの余裕など、なかったのに違いない。決して暗い表情ではないものの、しかしその奥で噛み締める悔恨。“揉んだ”スタートが実は6番手発進であったことも含めて、その場で拭い去れない悔しさにまみれていたのだと思う。川名自身は言葉少なであっても、醸し出した雰囲気は饒舌になっていた、ということだ。

 ピットを去る際に装着場のほうを見渡す。遠くで、JLCの展望インタビューを受けている原由樹夫を発見。原は、12Rのエンジン吊りに出てきた際には、むしろ固い表情をしていたものだった。川名の気持ちを慮れば、その場で笑うことなどできなかったのだろう。しかし……インタビューでは笑顔! その表情が、悔しさを噛み締めていたはずの11R後と少しも変わらなかったのだから、素晴らしい! 俄然、応援したくなってきたな。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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決定! 本日のMVP

2008_0417_0128 畠山の選択
「これはもう、文句ナシだろう。若女井正の6コースマクリ! 11Rだ。4号艇ながら6コースに出されてしまって、一時はどうなるかと思ったけど、トップSから一気に内5艇を飲み込んだんだから、誰がなんと言おうとスーパーレースだ! 名人戦は技の祭典と言われるけど、それだけじゃないってことを強烈にアピールしたんだぞ」

黒須田の異論
「10Rの尾崎鉄也も、5コースからのツケマイですよ。1コース2コースがゼロ台で飛び出しているのに、その上を握ったんですよ、尾崎は。こっちも相当のスーパーレースでしょう」

畠山の反論
「あの尾崎もたしかに凄かった。ただ、3コース4コースがスリットで後手を踏んで、中へこみの隊形だったから、尾崎は握りやすかったと思うんだよ。若女井の場合も、中へこみではあるけれども、6コースから全艇を沈めたところが凄い! 名人戦に阿波勝哉が現われたかと思ったぞ」

黒須田の同意
「ああ、レース後、同じレースに出ていた片山晃が『阿波勝哉だよ~』って言ってましたよ。その昔、“関東ガマシ”って言葉があったそうですが、アウトからのまくりは関東勢の真骨頂ですよねえ。うむ、若女井、ブラボー!」

畠山の決断
「というわけで、若女井が4日目のMVP! 準優もコースは外になりそうだし、今日の再現があるかもしれないぞ」

本日のMVP
これぞ関東ガマシ! アワカツばりの大マクリ
若女井正(神奈川)

(PHOTO/中尾茂幸)


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速報 準優メンバー決定!

 第9回競艇名人戦の準優メンバーが確定しました。今年は60代がすべて予選で涙を呑み、40代の“ルーキー”が6人も残って、実にフレッシュな?準優となります。予選トップも49歳の富山で、このまま優勝戦まで1号艇を守って初の名人となるか。最年長59歳・初代名人の高山や地元の58歳・池上が大ベテランの意地を見せるのか。明日が楽しみです!

10R
①富山弘幸(49・大阪)
②尾崎鉄也(52・長崎)
③若女井正(48・神奈川)
④古場輝義(48・富山)
⑤関 忠志(57・岡山)
⑥原由樹夫(55・岡山)

11R
①村上信二(52・岡山)
②荘林幸輝(52・熊本)
③桑原淳一(52・東京)
④山口博司(49・長崎)
⑤松野京吾(51・山口)
⑥高山秀則(59・宮崎)

12R
①田中伸二(50・広島)
②瀬尾達也(48・徳島)
③池上哲二(58・広島)
④山﨑昭生(48・香川)
⑤大西英一(51・東京)
⑥吉田 稔(51・群馬)


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珍事!

7R発売の直後、H記者とK記者はグルメ取材に向かうべく、記者席から場内へ行こうと席を立ちました。記者席の正面に見えるオッズ板では、1-2と2-1が人気を分け合う格好。1号艇=桑原淳一、2号艇=瀬尾達也ですから、まあ、逃げるか差さるかのレースかなあ、とは誰もが考えることでありまして。

Cimg3825 記者席を出る直前、ふとオッズ板を振り向いたK記者、何かに気づいてアングリ。「い、い、い、いってんぜろ!」。そうなのです、気づけば1-2のオッズが1・0倍に! 2-1は一気に15倍にもなっておりました。H記者はすぐにピンときましたね。「こ、こ、これは、異常投票!」。まだ締切まではかなり時間を残した段階でのこのオッズの動き、間違いなく誰かが大量に1-2を購入したにちがいありません。

メシ食いながら、「おおよそ200万から300万、1-2に入れた人がいるのだろう」と推測したH記者とK記者は、その大口投票の方の気持ちになって観戦することに決定。1マーク、桑原が逃げて瀬尾が差して続いた瞬間、「できたっ!」と叫んで、大騒ぎしたのでありました。結局のところ、オッズは2・7倍にまで上がっていましたが、「200万買ったとして……340万の儲け! やったやったぁぁぁぁ!」と大喜びのバカ二人。自分たちは舟券を一枚も買わなかったのにね。

ということで、日本のどこかにいる1-2大勝負の人よ、おめでとう!


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話す!――THEピット

 ペラの神殿の右側には係留所に降りていく橋があって、その周辺は堤防のようになっている。ここは、水面も見え、また対岸のビジョンもよく見えるので、ピット取材中のレース観戦の定位置である。2Rも、この位置からビジョンを見ていて、吉田重義が差し抜けるのを確認。2番手はどうやら、松野京吾のようだ。
「すいません!」
2008_0417_0194  橋の入り口あたりから、突如声がかかった。声の方向を見ると、そこには山田省二。そういえば、最新兵である山田はここでレースを見ていることも多いことを思い出した。まったく気づいていなかったが、レースが始まった頃にやって来ていたのだろう。
 その山田から声がかかって、僕はとっさに「先輩の鈴木幸夫に関することかな?」と声をかけてきた理由を推察した。しかし、違った。
「松野さん、2着なら準優に行けますかね?」
 松野? 支部は違うし、期はもちろん違う。山田はなんてったって、日高逸子や熊谷直樹と同期の56期なのだ。だというのに、なぜに松野を気にしているのだ?
「おととい、僕が6着にさせちゃいましたからね。松野さんが予選落ちしたら、胸が痛い(笑)」
 2日目に対戦した松野と山田は、5コースの山田がマクって1着。松野はすぐ隣で山田の引き波を浴びなければならない4コースだった。なるほど。山田はこのレースで不良航法をとられている。それを気にしていたのですね、山田選手。いい人だ。でも……ちょっと優しすぎるかもしれない、と思った。もちろん、それが山田省二のいいところ、なのだろう。
 松野が2着でゴールするのを見届けた山田は、力強く「ヨシッ!」と叫んで、ボートリフトへと駆け出した。山田は2着条件の勝負駆け。この好漢にも、予選を突破してもらいたい!

2008_0417_0411  その2R終了後、カポック脱ぎ場でいちばんテンションが高かったのが、松野京吾だった。まず、3着だった佐藤勝生をつかまえる。
「勝ちゃん、スタートで落とした? 落としてなかったら、勝ちゃんが完全にマクり切ってたよぉぉぉぉ! 勝ちゃんがずーっと前に見えてたもん!」
 6コースから佐藤はトップスタートを切っていたのだが、これがコンマ21。強い追い風が吹いて、どの選手もスタート控え気味だったのだ。だから、「勝ちゃん、落としてなければ……」となるわけだ。松野はその後も原義昭や吉田重義をつかまえて、「勝ちゃん、ずーっと前にいたもん」と繰り返していた。佐藤のひとつ内、5コースだった片山晃には、「勝ちゃん、行ってたよね! 落としてなかったら行ってたよね!」と熱い口調で確認。ま、片山は「かぶってたからわからなかった」と答えてたんですが(笑)。まったくもって、松野は何を興奮していたんでしょうか、他人のことで(笑)。でも、これが松野京吾のいいところ、なのでしょうね。もちろん、2着条件だった勝負駆けをクリアしたことの高揚感もあったんだろうけど。ともかく、微笑ましいシーンでありました。

2008_0416_0002  3R前、ペラの神殿のほうに言ってみると、荘林幸輝と藤井泰治がベンチで真剣に討論をしていた。藤井といえば、プロペラ博士とも言われるペラ巧者。支部や期を超えて、いろいろな選手が藤井に声をかけているのを目撃している。荘林もそういうことなのだろう……と思いきや、荘林が自分のペラの翼の部分を押さえて、「このへんを叩くと…………」と言っていた。いや、質問していたのかな? 僕には、荘林のほうがアドバイスしているように見えたのだけれども……自信がない。ペラの神殿は常にトンカントンカンと金属音が響いていて、装着場ではほとんど声が聞き取れないし、多少聞こえてきたとしても、あまりに専門的な話をしているから理解するのが難しいのだ。
2008_0417_0406  そのすぐ隣では、新良一規と木下頼房がペラについて話している。これは、木下が自分のペラを手に新良に話しかけていったあと、新良が親身に何かを説明しだしたから、木下のほうがアドバイスを受けるべく相談したもので間違いないだろう。この組み合わせも、期も支部もまるで違うが、ようするにこのピットではそんなことを気にする必要はないのだろう。
 新良は、木下に対して実に懇切丁寧に説明しているようで、木下はときどき自分のペラの翼面を指差して質問らしきことをしている。新良の説明はさらに熱を帯びていって、松野が2Rのエンジン吊りのお礼を言ったときも、「はいー」と気のない返事をしている。それほど、木下へのアドバイスを熱心にしていたのである。そこに吉本正昭がやって来て、二人の会話を熱心に聞き始めた。うーん、これは新良ペラ教室、だろうか。
「こうなると、回りすぎてしまって…………」
 そんな声が聞こえてきたが、もちろん僕にはそれ以上は理解できませんでした、はい。

2008_0418_0141  3Rも堤防で観戦し、エンジン吊りをざっと眺めてカポック置き場へ。1着の竹内知樹がニッコニコで戻ってきて、心が和む。また、原田順一の憤懣やる方ないという表情には心が痛む。2Rと違って、みな淡々とレース後のルーティンをこなすのみ。久間繁が村田瑞穂に「いいターンしてたよねえ」と声をかけたくらいだろうか。ムラミーは、ド迫力の顔を崩してニコーッと笑ったので、それがなんだかものすごく嬉しかったけど。だからこそ、竹内のニコニコ顔が印象に残った。勝利選手インタビューに向かうため、自動車に乗り込む竹内は、まったく聞き取れなかったけど、冗談らしきことを言って、運転手さんを爆笑(苦笑だったという説もあり)させていた。この香川支部長の笑顔には、本当に癒されるのであります。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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4日目! 匠たちの勝負駆け

おはようございます。競艇名人戦、4日目を迎えました。本日の宮島は、雨が上がって陽が射していますが、しかし強い追い風! 水面も相当に波立っております。この荒れた水面で繰り広げられる予選最終日の勝負駆け。なにやら波乱の予感……かもしれません。

2008_0417_0358 「決定! 本日のMVP」で2度選出されました原由樹夫。中尾カメラマンによると、なんだかとってもご機嫌なんだそうです。中尾のン百万もするでっかいレンズは、どのピットでも興味を示してくる選手がいたりするのですが、今節はハラユー。ファインダーを覗き込んで、「こんなに大きく写るんだあ。恥ずかしいなあ」といったとか。だというのに……中尾カメラマンに気づくと、ピーーース! だはは、お茶目なハラユーなのでありました。この気分のよさが、成績にもつながる。今日の勝負駆けを成功させて、準優でも進入から大暴れしてもらいたいものです。

我々も勝負駆けですよ! 頑張りましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦クイズは進入的中コンテスト!④

 日に日に混迷の度合いを深める名人戦の進入バトル。ついにいよいよとうとう明日は、もっとも難しいであろう「勝負駆けデー」であります。準優当確選手、崖っぷちの選手、すでに終戦を迎えた選手……様々なベテランの思惑が水面でどのように投影されるのか、固唾を呑んで見守るとしましょう!

Q1 4日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。名前の横の数字は、ボーダー6・00想定の勝負駆け状況です。(正解:1Rにつき40P)

2R
①原 義昭 1・1待ち
②吉田重義 ――
③松野京吾 ②
④片山 晃 ②③
⑤佐藤勝生 ②②
⑥鈴木幸夫 ――

4R
①木下繁美 ――
②水野 要 ③
③小林昌敏 ②③
④加藤峻二 1待ち
⑤藤井定美 1・1待ち
⑥原由樹夫 ④④

5R
①沖口幸栄 ②
②若女井正 ④⑤
③大西英一 ③③
④関 忠志 ④⑤

⑤木下頼房 ――
⑥新井敏司 ――

10R★ボーナスレース(正解:60P)
①藤井定美 1・1待ち
②久間 繁 ――
③田中伸二 完走当確
④高山秀則 ④
⑤尾崎鉄也 ④
⑤山田省二 ②

 この10Rは残酷なまでに「勝負駆け」の真髄が問われるレースだと思います。イン屋でもない外3艇が、予選突破のために命がけの仕掛けを見せるのか、はたまたすんなり枠なりなのか……見解が大いに割れることでしょう。締め切りは明日18日の午前11時まで。今まで参加していない読者も、まだまだ十分にまくりが効く4日目です。ふるって参加してくだされ~~!!


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クイズ連動企画「素晴らしきかな、名人戦の進入」3日目

 多忙な黒須田に代わって今日から畠山がクイズ&この連動企画の担当になります。初日からのポイントはしっかり継承しますんでご安心を! 

Q1 3日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

正解
3つ(5、8、12R)

正解者:1名(どれみすさん)

 昨日に続いて3個が枠なりでしたが、正解者はたったの1名。昨日の結果が少なすぎるとみたか、それともしっかり全レースを読んでの回答なのか、4個と答えた方が過半数を占めましたな。惜しい!! まあ6Rの1324/56とか10Rの123/465とか「限りなく枠なりに近いけど、よく見たら枠なりじゃない」という微妙な進入もあってのこと。唯一の正解者・どれみすさん、おめでとうございます! 明日は勝負駆け……2日続いた枠なり3個が増えるのか減るのか、後ほど明日への問題がアップされると思いますが、うんうん頭を悩ませてもらいますぞ~~!!

2008_0417_0136 Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

2R
①万谷章
②足立保孝
③金井秀夫
④佐藤勝生
⑤竹内知樹
⑥吉田重義
※黒須田予想=135/246

正解
123/564

正解者:1名(けんじさん※+10P)

 スローにこだわる③金井⑤竹内の動きに注目していたら、④佐藤のピット離れが悪くてアウト確定。他の艇に目立った動きはなく123/564という隊形になりましたな。これは実に想定しにくい進入であります。
 が、スロー&ダッシュまで見事に的中させた方がいたのであります。けんじさん、アンタは凄い!! これが12356/4あたりなら、なんとなくわかるんです。外枠2艇の動きに付き合いきれなかった佐藤の単騎ガマシ、とかね。でも、123/564は「佐藤がピット離れで遅れる」という読みがなければ予想できない。本当に+10ポイントでは申し訳ないほどの素晴らしい的中でありました。

7R
①水野要
②酒井忠義
③井川正人
④木下繁美
⑤鈴木幸夫
⑥荘林幸輝
※黒須田予想=1526/34

正解
5126/34

正解者:1名(毒婦さん※+10ポイント)

 もちろん⑤鈴木がどこまで攻めるか、そして⑥荘林がどこまで鈴木に付いていくかが見処でしたが、鈴木がイン強奪して荘林はカド受けの4コースでしたね。さすが艇界屈指のイン屋・幸夫様。5・6号艇なら委細構わず攻めまくります。実戦はドカ遅れでしたけどね……。
 黒須田予想はじめ、ほとんどの回答者が「当たっていそうでちょいズレ」という結果に終わりました。そんな中で、やはりただひとりだけ的中が。毒婦さん、おめでとうございます。スロー&ダッシュを含めて、針の穴を通すような見事な正解でありました。

2008_0417_0098 8R 
①村上信二
②田中伸二
③古谷猛
④足立保孝
⑤鵜飼菜穂子
⑥新良一規
※黒須田予想=5614/23


12345

正解者:2名(どれみすさん、山本明人さん)

 ⑤鵜飼姐さんの動向に注目が集まりましたが、④足立の牽制になす術なく枠なりに。しかもスローということで(ダッシュではS勘がつかめないのでしょう)5対1という変則隊形になりましたね。スタ展もまったく同じでしたから、鵜飼もスローの5コースを覚悟していたのでしょう。百戦錬磨のオッサンに囲まれて淑女がひとり。日に日に心細くなっているのかも。ちょっと残念な枠なりではありました。
 この枠なりをしっかり読んだのがどれみすさんと山本明人さんでありました。さすがに5対1までは手が届きませんでしたが、見事な深読み。おめでとうございます。

12R「おやじがええよのー!」
①荘林幸輝
②大西英一
③山口博司
④古場輝義
⑤高山秀則
⑥村上信二
※黒須田予想=412/356


123/456

正解者:6名(山本明人さん、マクリ小僧さん、けんじさん、浜野谷憲吾郎さん、サブマリンさん、ヒゲ87さん)※すべて+10P

 黒須田は意外性のある④古場の一発イン盗りに一票を投じましたが、さすがに無理筋だったか。いざ蓋を開けてみたら、誰も動かず騒がずの枠なり3対3でありました。まあ、想定内の結果ですけどね。黒須田の陽動作戦?に引っかかったか、正解者は意外に少ない6名。すべて3対3までキッチリ的中させて、美味しい50Pを獲得しています。

2008_0417_0155 Q3 11R、原由樹夫と関忠志、どちらが内コースに入る? また同Rの進入を当ててください。(正解:各40P)

11R
①久間繁
②山﨑毅
③原由樹夫
④松野京吾
⑤関忠志
⑥水野要
※黒須田予想=原、35146/2


内コースは関忠志
進入は1546/23

関の正解者:13名(どれみすさん、りょうぼんさん、タッチスタートさん、やっちゃん、山本明人さん、マニアック軍団さん、マクリ小僧さん、りそまるさん、マッキイさん、浜野谷憲吾郎さん、ジローさん、毒婦さん、ヒゲ87さん)

コース正解者:ナシ

 いやぁ、凄まじい進入でした。スタ展は15236/4。まあ、③原が控えめではありますが、ある程度は想定内の隊形といえるでしょう。ところが、本番では競艇の神様さえも絶対に想像できないような事態になったのですよ。まずは⑤関が脱兎のごとくに飛び出して内を締めにかかります。で、それを原がブロックして……いや、原がいない!! そう、原があろうことかピット離れでドカ遅れをやらかし、水野の外まで追い出されてしまったのです。もちろんイン屋の原のこと、すぐに大きく転回して内寄りを目指しましたが時すでに遅し。4号艇の松野までもが舳先を向けてしまっては身の置き場がなく、回り直しの6コースに甘んじることとなりました。
 原由樹夫の最アウト6コース!!!!!
 こんな想定、世界中の競艇ファンの誰ができるでしょうか。できるわけがない。1546/23という進入を的中させる人がいたら、私は迷わず100000000万ポイントくらいをプレゼントしたことでしょう。それくらい、天変地異のような隊形でありました。まいった! でもって回答者の皆さま、ご愁傷さまです。
 ただ、「関チュ~」の正解者が13名とは素晴らしい。「外枠の方がコースを奪いやすい」というセオリーが生きましたな。まあ私としては、普通にピットを飛び出した原が本番ではどうしたか……が見てみたかったなぁ。(Photo/中尾茂幸)


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42期!――THEピット

 名人戦の選手たちはみな優しい。
 ……なんて書くと、SGの選手たちが意地悪みたいに聞こえるかもしれないが、そうではなくて、長年培ってきたキャリアや重ねてきた年輪がいい具合に肩の力を抜いているのか、基本的に空気が柔らかいのである。このメンバーでSGを戦うことになれば、目がもっとつり上がるのかもしれないが、年に一度の同窓会的なシリーズであるということも、選手たちの気持ちに穏やかな風を吹き込むのだろう。
2008_0417_0051   そんななか、ほとんど笑顔も見かけず、厳しい表情しかお目にかかっていないのが、村上信二である。朝などに挨拶しても、一瞥して会釈するのみ。SGの、特に優勝戦の朝などにはよく遭遇する場面だが、名人戦ではおおよそ村上だけが作り出す瞬間である。そして、こうした瞬間が、僕は好きだったりする。ちょっとビビるけどね。
 12R、6号艇の村上は、今シリーズ初の大敗を喫した。ただでさえヒットマンのような目つきの村上だから、ピリピリした胸の内がハッキリわかるほどに、不機嫌な表情でピットに戻ってくる。うーん、怖い。怖いが、ついつい目が行ってしまったりもして、目が合ったらどうしよう……などとドキドキしている自分がいたりする。気温が下がろうともすべてが暖かな空気が醸し出されている名人戦のピットにあって、氷の剣のように研ぎ澄まされた気合を発散する男。彼のような存在が、シリーズに活力を与えている。
 村上信二、42期。3日目を終えて、準優当確。
 …………そうか、大敗でも当確だったのだ、村上は。あの表情からはとてもそうは見えなかったが。つまり、乗れているし、アシも出ている。

2008_0417_0042  12Rを勝ったのは、荘林幸輝だった。村上とは同期生である。1号艇と6号艇に42期生が入り、他艇をサンドイッチしていたのだが、着順も1着と6着で、明暗が分かれてしまった。
 荘林は、話してみれば非常に優しい人なのだが、普段のピットでの様子はあくまでもクール。表情が大きく変わるところはめったにお目にかかれないし、それはレース後も同じ。しかも結果にすら左右されることがない。12R後だって、荘林はあくまで荘林であって、そりゃあ僕が見ていなかったところで笑顔を見せていた可能性はあるけれども、ボートリフトでも、カポック脱ぎ場でも、ついに相好を崩しているところは見ることができなかった。淡々としていて、冷静なのだ。勝利選手インタビューのために、送り迎えの自動車に乗り込む際にも、やっぱり淡々。改めて、驚くしかないのであった。
 こういう人だから、実はピットでは存在を見落としがちにもなってしまう。成績も、そうだ。気づけば予選3位。去年の優勝戦1号艇はダテじゃないのだ。今年も、同じ環境が手の届くところに来た。明日も、淡々としながら、緩めない走りを見せるのだろう。
 荘林幸輝、42期。3日目を終えて、準優当確。

2008_0417_0380  予選トップに立ったのは、地元の田中伸二である。強烈な伸びを見せていて、ドリーム5着以外はほぼ完璧な戦績。走り慣れた水面での戦いとはいえ、たいしたものである。
 この田中も、荘林同様、ピットではそれほど目立つ存在ではない。去年、おととしの名人戦でも、実はそんなことを感じており、ピット記事でも彼に触れた機会は少なかったはずだ。本当に申し訳ないのだけれど、やはり派手な存在に目が行きがちになるもので、特に名人戦では強烈な個性がたくさんあるために、田中のようなタイプはつい見落としてしまったりするものだ。
 田中のようなタイプとは、まず「ルックスはめちゃくちゃ若い」。なんか、万年青年という感じなのだ。同じようなタイプには藤井定美などがいて、藤井もあまりピット記事には登場してもらっていないと思う(ごめんなさい)。やっぱり、富田章とか原由樹夫とかのほうが目立つんだよなあ(ポイントはヒゲか?)。
 そのうえ田中は、非常に好青年に見える、人のよさそうな顔つきなのだ。やっぱり、井川正人とか村田瑞穂とかの迫力ある顔つきのほうが目立ちますよね(だから、ヒゲか?)。
 洞察力が足りないというのか、こういうタイプに関しては、好成績を確認してから気にするようになってしまう。まったくもってお恥ずかしい限りだが、明日からは若くて好青年という以外の部分にも注目することになるだろう。
 田中伸二、42期。3日目を終えて、準優当確。

2008_0417_0286  若いルックスといえば、吉田稔も同じだ。個人的に、初めて見た(テレビでだけど)賞金王決定戦に吉田は出ていて、だから名人戦に出ていることも不思議で仕方がないのだが、ピットで挨拶を交わしたりすると、その若々しさにやっぱり不思議な気分になってしまう。
 吉田は、ペラにしても本体にしても、けっこう粘って調整をしている、という印象がある。わりと遅めの時間まで、整備室で、ペラの神殿で、見かけるように思えるのだ。わりと物静かな雰囲気でいることが多いが、しかし作業に集中しているときの目つきは、なかなかに鋭い。
 今日は、最後に控室に戻っていくのを見かけたのが、12R直前。作業を終わらせた最終組の一人だった。今節は中間着が多く、決して目立った成績ではないが、こういうタイプが怖い、と思う。
 吉田稔、42期。3日目を終えて、予選19位。4日目、3・3着の勝負駆け。

2008_0417_0209  一方、村上信二系のド迫力は、足立保孝だ。いや、村上に比べれば、笑顔でいるところはずっと多く見かけていて、その表情は優しい。だが、たとえばレースに向かう直前、あるいはペラ神殿でペラと向き合っているとき、その目つきはただただ鋭い。黙っていれば、かなりの迫力がある、男っぽい男なのだ。
 今日の足立は、1着3着。上々の成績にまとめて、昨日までの遅れを取り返している。しかし、「アシはまったくダメ」とのことで、喜びよりもむしろ、追い詰められたかのような表情でいることが多かった。吉田同様、かなり遅くまで作業をしていた一人だが、控室に戻る姿には、うかつには近寄れそうにない、トゲトゲしい雰囲気があった。すでに、明日への勝負駆けに思いが飛んでいるのかもしれない。
 足立保孝、42期。3日目を終えて、予選25位。4日目、1着の勝負駆け。

 花の42期、という。強い選手を数多く輩出した、レベルの高い世代だ。今で言う、銀河系軍団のようなものである。残念ながら、いまだSG覇者を出してはいないのだが、もし今のように年間SGが8シリーズもある時代にデビューしていれば、複数のウィナーを出していただろう。今節、6人が参戦、その出場選手の多さこそ、いかにハイレベルな選手がそろっていたかの証であろう。しかも、3人が準優当確。やはり、強い。当確ではない吉田も足立も準優への可能性が残されているのだから、優勝戦にも複数が名を連ねる可能性がある。
2008_0417_0432  たった一人、終戦を迎えてしまった42期生、久間繁も、決して緩めることはないだろう。今日の11Rは、関忠志、原由樹夫という二人のイン屋を向こうに回して、きっちりインを死守した。このガッツが、明日からにつながるはずである。
 若い世代のファンには、花の42期、なんてピンと来ないかもしれない。だが、この6人には、一時代を築かんとSGの中心で戦っていたプライドがあるし、名人戦でも主役を奪わんとする気概がある。彼らの走りを見ることが、競艇の深みを知ることにきっとつながる。明日からも42期を刮目せよ!なのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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決定! 本日のMVP

畠山の逡巡
「正直、今日は難しかったな~。尾崎鉄也や荘林幸輝のピンリャン(1・2着)や、川名稔の2コースマクリとか、いろいろ目を引くのはあったけど、どうも決め手に欠けるというか……。黒須田、なんかある?」

黒須田の懊悩
「山﨑毅の5カドマクリも強烈だったけど……あれは山﨑から買っていて、なのにヒモが抜けたからなあ……腹立つなあ……」

2008_0416_0440 畠山の閃き
「それだ! 山﨑も見事だったが、俺がプッシュするのは2着の原由樹夫のほうだ! ハラユーは代表的なイン屋の一人で、今節もイン奪取まではいかなくても前付けに動いている。ところがこのレースは回り直しで6コース! 普通ならその時点で終戦ですよ。でもハラユーはしっかりスタート行って、1マークは典型的な“マクリマークの2番手”ではあったけど、攻めのターンで2着。イン屋の原が見せてくれたアウト戦法に、唸らされたよ!」

黒須田の呟き
「でも、その原が抜けたんだよなあ……」

畠山の一喝
「ハラユーを買わなかったお前が悪い! 3日目終了時点で、ベスト18位にはB1級は一人しかいないんだけど、それが原由樹夫。この好調ぶりにも敬意を表して、MVPで決まり!」

黒須田の渋々
「まあ、理屈はわかるんですけどねえ……。ちなみに、レース後のハラユーは、『これで寿命が延びたよ』と、呵呵大笑しておられました。その笑顔はとっても素敵でしたよ」

畠山の決断
「だろ? というわけでハラユーで決まりだ。初日に続いて、2度目のMVP! 素晴らしい!」

本日のMVP
回り直しも何のその、イン屋のアウト戦法!
原由樹夫(岡山)

(PHOTO/中尾茂幸)


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速報! 勝負駆け状況

 3日目を終えての得点ランキングが出ました。トップは強力な伸びを誇る地元の田中伸二。この田中を含めて富山、荘林、村上の4選手に完走当確ランプが点っています。想定ボーダーの6・00付近はかなり熾烈で、1走4着条件がなんと6人!! 一発勝負が明暗を分けることになります。また加藤峻二はじめ5人が1着を取って5・80の相手待ちに……こちらも最後の最後まで諦めることはないでしょう。明日は進入から大変なことになりそうです!

明日の勝負駆け状況

田中伸二 ☆
富山弘幸 ☆
荘林幸輝 ☆
山口博司 ⑤⑥
関 忠志 ④⑤
瀬尾達也 ④⑤
若女井正 ④⑤
村上信二 ☆
古場輝義 ⑤
原由樹夫 ④④
尾崎鉄也 ④
山﨑昭生 ④
池上哲二 ④
川名 稔 ④
桑原淳一 ④
高山秀則 ④
水野 要 ③
大西英一 ③③
……以上18位ボーダー……
吉田 稔 ③③
山田省二 ②

沖口幸栄 ②
小林昌敏 ②③
松野京吾 ②
片山 晃 ②③
足立保孝 ①
佐藤勝生 ②②
石川正美 ②②
加藤峻二 1待ち
山﨑 毅 1待ち
鵜飼菜穂子1待ち
竹内知樹 1待ち
村田瑞穂 1待ち
新良一規 ――
酒井忠義 ――
井川正人 ①①
吉田重義 ――
古谷 猛 ①①


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SGウィナー!――THEピット

2008_0416_0025  試運転ピットから静かに発進したボートは、ゆっくりとボートリフトに回り込んで、枠の中に収まった。ヘルメットを脱いで現われた顔は、穏やかではあるが、軽く眉間にシワが寄っている。リフトが上がり切って、架台に乗ったボートを押しながら、ゆっくりゆっくりと装着場に運び、少しも慌てたふうのない手つきで、プロペラをはずしていた。
 原田順一は、本当に柔らかな空気を醸し出す人だ。言うまでもなく、はるかに年上の人なのに、話してみるとそんな感じを抱かせない。H記者はK記者より7つ年上だが、HとH田……いや原田は同じくらいの年配のようにさえ思えたりする。しかし、いざ勝負に向かう際の顔つきは、やはり歴戦の勝負師であって、ゆったりとしたひとつひとつの動きのなかでも、自然とくぐってきた修羅場の数が表情に表われている。
 さすがのSG2Vレーサー。これぞ強者のたたずまいだろう。朝のピットで、ちょっとひんやりした空気のなか、原田の一挙手一投足に見入ってしまった僕であった。

2008_0416_0197  ペラの神殿は、昨日の午後とは顔ぶれがガラリと変わっていた。ベンチAの右には、福岡の富田章が陣取っていて、瀬戸内勢に占められていた昨日とは違った様相である。その富田にかなり長い時間話しかけていたのが、関忠志であった。関のボートはそのすぐ近くに置かれていて、富田との距離は5mあるかないか。果たして、富田に用事があってそこにあえて運んだのか、たまたま自艇の置かれている近くで富田がペラ叩きをしていたのかは不明だが、関はモーターの装着作業、調整作業の合間合間に、富田に歩み寄っては会話を交わしている。昨日、関と瀬尾達也の似たような場面を目にしたことを書いたが、今日は富田とそんなやり取りをしている関なのであった。こうして関は、情報を血肉化していくのであろうか。昨日は瀬尾、今日は富田。ともに期も支部もかぶっていない。勝利に対する貪欲な姿勢、そういうことだろう。

2008_0416_0097  ペラの神殿をそうして眺めていたら、目の前を吉田重義がゆるりゆるりと通り過ぎる。慌てて挨拶をすると、ちらりと一瞥して優しい表情を返す。ようするに、慌てて挨拶しても十分に間に合うくらい、吉田の歩くスピードは遅かった。その後、水面のほうで試運転ピットを数分チェックし、装着場のほうを振り向くと、あ、また吉田だ。同じようなスピードで、ゆるりゆるりと今度は逆のほうへ歩いていた。さらに数分後、吉田がまったく同じ感じで、また逆のほうへ歩いていく。これは間違いなく、物思いにふけっている状態だ。吉田の登場は2R。時間はそれほど残されていなかった。だから、いくつもの戦略を脳内に思い浮かべ、決断をはかっていたのだろう。ゆっくりと一歩足を踏み出すごとに、作戦が固まっていく。SG覇者が長年繰り返してきた、レース前の儀式なのかもしれない。

2008_0416_0167 「第1R、乗艇3分前です」
 ピットにアナウンスが響く。さあ、いよいよスタート展示が始まる。1Rの出走メンバーは、乗艇の準備だ。
 と、係留所のほうから、加藤峻二が小走りで駆け上がってきた。手にはカポックとヘルメットを持ち、口元には苦笑が浮かんでいる。すれ違った検査員さんに「3分前、3分前」と笑いかけて、展示控室のほうに走る御大。始まっちゃう始まっちゃう、スタート展示が始まっちゃう!(何年か前の役所浩司さんの競艇CMを思い出してください)
 ふと思えば、ほんの数分前まで御大はペラの神殿にいた。そのときは、今日もペラやってるなあ、と流していたのだが、そう、加藤峻二は1R3号艇ではないか。ギリギリまでペラを調整し、ギリギリの時間帯にペラを装着。つまりは、それほどまでに粘っていたのだ。その妥協なき姿勢が、御大をこれほどまでの存在に押し上げた最大の原動力であろう。
 慌てながら走る御大を見ながら、思わずちょっと笑っちゃったのだけれど、その姿は最高に神々しく、カッコいい男の姿なのだと改めて思った。

2008_0416_0254  その1Rの展示が終わると、出走選手はそれぞれ、控室へと引き上げる。女性の声がする……と思ったら、2号艇で出走の鵜飼菜穂子が1号艇の鈴木幸夫と談笑しながら戻ってくるところだった。二人は愛知支部の先輩後輩であり、また鈴木幸夫の奥様といえば、鵜飼にとっても大きな存在であるはずの鈴木弓子さん。二人がこうして話しているのは、よく考えれば、ごくごく自然なことなのだった。でも……レース前にその余裕を出せますか、あなたたちは! これぞキャリアの賜物ということだ。
 同時に、鵜飼にとって、鈴木幸夫という人は、ものすごく頼りになる存在なのだろうな、とも思った。身近にいるSGレーサーは、そこにいるだけで勇気の源になる、ということだ。

 その後、試運転係留所からは2人の選手が時間差で引き上げてきている。二人は、まったく同じ上着を着ていた。
2008_0416_0480   高山秀則と新良一規。着ているものは、もちろんSGジャンパーだ。ともにSGウィナー。しばらくSGの舞台からは離れているが、このジャンパーは彼らの誇りだ。そして、自分たちがSGウィナーであるというプライドだ。SGのピットでは当たり前だが、GⅠのピットや、時には一般戦のピットでもSGジャンパーを見かけることがある。自分たちはSGを走る戦士なのだ……その誇りは、もちろん尊いものでありながら、自身にプレッシャーをかけるものにもなる。これを着る以上、自分はここでは格上であり、恥ずかしいレースはできない……そうした縛りのなかで力を発揮するのは、なかなか大変なことだ。ましてや、実際はSGの舞台を何度も経験している者ばかりの名人戦では。
 それでも、高山と新良は今節、一貫してSGジャンパーを着用している。その矜持に、僕は敬意を表するしかない。SGウィナーではないが、万谷章も今節はSGジャンパーを着ている一人で、オヤビンのそれは昨年の総理杯で着たものだろう。オヤビンにとっても、まだ新しいSGジャンパーを着ることができるのは、喜びであり誇りなのだ。
 実は、名人戦の道の先には、SGへのエントランスが用意されている。優勝者は、来年の総理杯出場権利を得るのだ。たしかにベテランと呼ばれる名人戦出場選手たちだが、もちろんまだSGを諦めてしまったわけではあるまい。新たなSGジャンパーをゲットするため、ということはもちろん、そのステージで戦うため、匠たちは熱い時間を過ごしているのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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3日目! 今日の神技は?

おはようございます。競艇名人戦、3日目であります。昨日に続いて宮島競艇場は雨模様ですが、だんだんと回復していきそうですね。匠の技がアツくなるにつれて、爽快な青空が見られることでしょう。

2008_0416_0532 さて、昨日の瀬尾達也にはしびれましたね~.。11R、コンマ03でまくり一閃。まさしくデジタルスターター瀬尾の真骨頂であります。これぞ、神技! 写真は、ピットに帰ってきた瀬尾を「タッチだぞ~!」と笑って出迎える尾崎鉄也や酒井忠義。ほかにも、竹内知樹や山口博司も大粟原意思ながら、瀬尾を迎えていました。さっすがやね~、って感じですかね。ほんと、神技!ですね。

本日は誰がどんな神技を魅せてくれるのか。本日も先達の走りに熱く注目しましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦クイズは進入的中コンテスト!③

名人戦クイズ、3日目もよろしくっす! 2日目、haji-spさんがQ2の3レースをパーフェクト的中! 素晴らしい! 3日目はQ2が1レース増えて、さらにもう1問!

Q1 3日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

2R
①万谷章
②足立保孝
③金井秀夫
④佐藤勝生
⑤竹内知樹
⑥吉田重義
※黒須田予想=135/246

7R
①水野要
②酒井忠義
③井川正人
④木下繁美
⑤鈴木幸夫
⑥荘林幸輝
※黒須田予想=1526/34

8R 
①村上信二
②田中伸二
③古谷猛
④足立保孝
⑤鵜飼菜穂子
⑥新良一規
※黒須田予想=5614/23

12R「おやじがええよのー!」
①荘林幸輝
②大西英一
③山口博司
④古場輝義
⑤高山秀則
⑥村上信二
※黒須田予想=412/356

Q3 11R、原由樹夫と関忠志、どちらが内コースに入る? また同Rの進入を当ててください。(正解:各40P)

11R
①久間繁
②山﨑毅
③原由樹夫
④松野京吾
⑤関忠志
⑥水野要
※黒須田予想=原、35146/2

 締め切りは、明日16日午前11時00分です! 2Rが一発目なので、ちょい遅らせましたよ~。それでは、本日もよろしくお願いします!


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瀬戸内!――THEピット

2008_0416_0511  前検時に書いたように、ペラの神殿はベンチが仕切りになっている。全部で5脚あって、向かって右に3脚、左に2脚。3脚をA、2脚をBとすると、AとBの間に隙間があって、ここが神殿への入り口になっている。選手たちはこの入り口を通って神殿に入り、ペラを叩くわけだ。
 で、多くの選手は床に座ってペラを叩く、普通のスタイルで調整をしているのだが、ベンチに腰掛けて叩いている選手ももちろんいる。ベンチの前にはちょうどいい高さの台があって、ここにペラをセットして木槌を振り下ろすわけだ。そんでもってですね、このベンチ組を眺めていたら、あることに気づいたんですな。
 瀬戸内勢がめちゃめちゃ多いじゃないか!
 しかも、岡山、広島、山口の中国地区の選手ばかりが、ベンチ組を構成しているのだ。例外もあって、昨日は桑原淳一や原田順一がベンチに座っての調整をしていたが(あ、じゅんいち、じゃないか、両方とも)、基本メンバーは中国勢。偶然なんだろうけど、ちょっとビックリした。
2008_0416_0438  午後のとある時間帯、Bの左、装着場の手前から見ていちばん奥にいるのは新良一規と吉本正昭。山口支部の2人が、カンカンカン。時に何かを話し合いながら、時にどちらかのペラを2人で覗き込みながら、かなり長い時間、ペラを叩く。2人とも、今日は本体に手をつける時間帯もあったようだが、僕が見ている範囲では、ベンチB左に陣取っている時間が長いように思えた。
2008_0416_0323  一方、Aの左、入り口の間際には、地元の佐藤勝生の姿があった。周囲の選手と笑顔を交わしながら、しかしゲージなどを使って叩き具合を確かめるときには、瞬時に鋭い目つきになる。佐藤にとっては、自分の部屋のようなものとも言えるペラの神殿。地元で走るときにはいつも、ベンチA左が定位置になっているのかもしれない。
2008_0416_0397  ベンチA中には、板谷茂樹と片山晃の岡山勢。板谷はFを切ってしまったあとも緩めることなく、ペラ調整に励んでいた。といっても、わりとリラックスした表情を見せていて、片山と談笑することもしばしば。片山の素敵な笑顔が、板谷の心をほぐしているのだろうか。この談笑に加わったのは、山口の小林昌敏。しばし手を休めた小林は、片山の言葉に「カッハッハ!」と大声で笑っていた。小林が言葉を返すと、片山が笑顔満開で何かを言い返す。「カッハッハ!」。小林がまた笑った。もちろん、板谷もその様子を見ながら、声をあげて笑っていた。なんかいいなあ。
2008_0416_0359  やがて、原義昭が神殿にやって来て、ベンチB右に陣取る。ペラを叩くというよりは、ゲージを当ててチェックをしていた。9Rで痛恨の転覆を喫した原は、体のほうは無事で何よりであるが、どうやらペラのほうに被害があった模様。時間をかけてゲージとペラとにらめっこしていたが、先ほど届いた選手コメントは「ペラが壊れてしまったかも」。明日からもこの場所で彼を見かけることになるだろう……と思いきや、よく見れば原は神殿に入っていない! 立ったままゲージを当てているのには気づいたのだが、なんとベンチの外側でチェックをしていたのだった。きっと明日は、神殿内での作業になるんだろうけど。

2008_0416_0058  ベンチ@ペラの神殿だけでなく、実は瀬戸内勢というのは、名人戦においては一大勢力なのである。地元広島からは4人が参戦。山口も4人。岡山にいたっては9人が参戦しているのだ。中国地区だけで、参加選手の3分の1を占めているのだから、ベンチに限らず、あちこちで彼らの姿を見るのも当然というものだ。
「もう、こんなんばっかりやぁ~……」
 僕らの目の前で、岡山の宝・万谷章がつぶやいた。整備室から控室へ戻る途中で、同じレースを走った水野要とすれ違い、水野が万谷に声をかけたのだった。急なことだったので、水野の言葉はハッキリと聞き取れなかったが、どうも「残念でしたね」系の言葉だったようだ。万谷は水野の声にすかさず反応して、まずは溜め息。そして、苦笑とともに顔を曇らせて、「もう、こんなんばっかりやぁ~……」。でもね、オヤビン。水野は「もう」の段階であっという間にすれ違っており、「こんなんばっかりやぁ~」のときにはすでに5mくらい離れてしまってました。つまり、オヤビン、ほとんど独り言のようにボヤいた、のである。水野が聞いていると疑うことなく。7代名人に対して、ほんっとーに失礼なことは承知でいいます。万谷オヤビン、めっちゃかわいいっす。
2008_0416_0394  一方、選手班長の池上哲二は、さすがにキビキビとした動きで、自身の調整作業のほかに、班長としての雑務をこなしている。凛としたたたずまい、渋すぎる表情には、ひたすら威厳が感じられて、思わず後ずさりしてしまうほどだ。その池上が、山﨑昭生と装着場で立ち話。これがけっこう長い時間のもので、池上は時に身振り手振りで昭生に説明らしきことをしている。班長ってのは、こうして選手のさまざまな言葉を受け止めなければならないから、大変だ。当然、自分の戦いに専念できない時間帯もあるわけで、本来は不利な立場なのである。それでも、この仕事を誰かがやらねばならぬ。これまで40回弱の取材の中で、班長にはいつも頭が下がる思いである。そして、心から応援したい!
 あ、そういえば、瀬戸内の枠を広げてみれば、香川支部・山﨑昭生もその一人ですね! うーむ、やはり強力だ、瀬戸内勢は。

2008_0416_0258  さて、瀬戸内勢ではまったくない気になる大西英一……といっても、実はもともと徳島支部なんですよね。ということは、枠を思いっ切り広げれば、瀬戸内勢と言えなくもない大西さん。12R前、喫煙所横のスリット写真掲示板をじーーーーっと見入っている姿があった。見ていたのは、11Rのスリット写真。瀬尾達也がコンマ03のデジタルスタートを決めたスリットだ。無言でじーーーーっと見つめながら、時々、なるほどなるほどとばかりにうなずいていた。明日は大西英一もスタート一発!? あ、瀬尾達也も徳島支部の、瀬戸内勢じゃないか……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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決定!本日のMVP

2008_0416_0552 畠山の選択
「今日は瀬尾で決まりだ! 11Rは4コースからコンマ03! まさに瀬尾の真骨頂だったな。2日目にして見せてくれたデジタルスタート、これだけで十分MVPに値する。もちろん、しっかりマクって勝ったことにも拍手! 明日からもバシバシ決めてもらいたいな」

黒須田の異論
「僕は片山晃を推したいです。3R、3周2マークで逆転3着。おかげで舟券が当たったんですよねえ」

畠山の突っぱね
「アホか! たしかに片山のクルクル回るターン足は、明日からも注目だけどな。でも、瀬尾が瀬尾らしくあったこと、そのアイデンティティを100%見せてくれたほうが、ずっと重要だろう。やっぱり瀬尾!」

黒須田の異論再び
「じゃあ、山口博司は? 9R、4番手を走っていたのに逆転で3番手に。最後は2番手にまで上がりました。おかげで舟券が当たったんですよ、はい」

畠山の一喝
「うるさい! お前の舟券なんてどーでもいい! 瀬尾のコンマ03に勝るものなし!」

本日のMVP
出た! 必殺デジタルスタート!
瀬尾達也(徳島)


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クイズ連動企画「素晴らしきかな、名人戦の進入」2日目

2日目もいってみましょう! 進入争い、激しくなってまいりましたぞ! これぞ名人戦!

Q1 2日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

正解
3レース(3、5、10R)

正解者:ナシ

2008_0416_0099  2日目の枠なりは、たったの3つ! 4分の3で動きがあったことになります。名人戦らしいレースが続出してまいりましたぞ!
 本日、目立ったのは古場輝義でしょう。7R、本番は1号艇の富田章に突っ張られて2コースでしたが、スタート展示では果敢にインを奪っています。このときは3号艇。4号艇に前付け必至の原由樹夫がいたので、これに合わせるということもあったのでしょうが、しかし赤いカポックでのイン獲りは、決意の証と言ってもいいでしょう。そして11Rは6号艇から、ここも前付け! 1号艇の山﨑毅がインは譲りませんでしたが、2コースを奪っています。
 名人戦デビューの“新兵”古場は、どうやら先輩たちに真っ向から張り合って、イン水域に活路を見出すようですぞ。明日からも注目であります!

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

1R
①池上哲二
②木下繁美
③鵜飼菜穂子
④木下頼房
⑤吉本正昭
⑥足立保孝

※黒須田予想=1326/45

正解
123/645

正解者:5名(マニアック軍団、マッキイ、マクリ小僧、毒婦、haji-sp)※マニアック軍団さんのみ、+10P。

2008_0416_0201  ③鵜飼がどんな動きを見せるか。それがこのレースのポイントだったでしょうか。結果的に、特別な動きはなく、枠番どおりの3コース。鵜飼の本領発揮は、やはり外枠になったときということでしょう。
 黒須田は、⑥足立も動くのではないかと踏んでいましたが、ゲットしたのはなんと4カド。スタート展示も、同じ進入でした。ただ、これは動いたというよりは、ピット離れが良かったといったほうがいいでしょうか。あるいは、⑤吉本のピット離れが悪かった。足立はピットアウト後の隊形を生かして、4カドをもぎ取ったと見えましたね。これも厳しいコース取り、スキあらば動こうと腕を撫す面々ばかりの名人戦なのであります。

6R
①酒井忠義
②関忠志
③瀬尾達也
④金井秀夫
⑤池上哲二
⑥加藤峻二

※黒須田予想=124/356

正解
124/356

正解者:4名(ママ、ジロー、haji-sp、無事故完走)※全員+10P

2008_0416_0176  ここは当然、②関がインを取るのかどうか。外枠ならば、動くのが当然。しかしここは2号艇。1号艇には大先輩の酒井がいて、果たしてどうするのだろう……はい、動きませんでしたね。ここは枠なり2コース。やはり、2号艇というのはかえってインを狙いづらい枠なのでしょう。というより、関も2コースをハナから想定していたのかもしれませんね。で、これが見事に奏功した。トップスタートでスリットを駆け抜けた関は、半艇身ほどのぞいた態勢から、ジカマクリを酒井に浴びせます。これが見事に決まって、初日から2連勝。関、乗れてますね。
 ④金井が動いて3コースで、この人も今節は内狙いできそうな様相です。③瀬尾は、どちらかというと、先輩が来れば譲る、という方向性になっていくのでしょうか。

10R
①新良一規
②加藤峻二
③沖口幸栄
④万谷章
⑤水野要
⑥山﨑昭生

※黒須田予想=152/346

正解
123/456

正解者:9名(マニアック軍団、山本明人、タッチスタート、浜野谷憲吾郎、けんじ、りそまる、やっちゃん、haji-sp、無事故完走)※全員+10P

2008_0416_0102  枠なり、でしたね。⑤水野の前付けがあるかも、と思っていたのですが、またく動く気配を見せませんでした。ならば、すんなりの枠なりになるのも当然の組み合わせでありました。それにしても、沖口の1マークは「マクリ!」ですね。ただし、回り足がもうひとつなのか、流れる傾向があり、抵抗した艇(特にイン)の内に差し場ができるパターンが多いようです。このレースで“沖口スペース”に飛び込んだのは、我らが御大でありました。明日からも「沖口スペースに飛び込む選手」には注目したいですね。

Q3 12Rの関忠志は何コースに入るでしょう? また同Rの進入を当ててください。(正解:各40P)

12R 団塊ボーイズ戦
①新井敏司
②村田瑞穂
③高山秀則
④富田章
⑤石川正美
⑥関忠志

※黒須田予想=1コース、615/234

正解
関忠志は1コース
進入=615/234

正解者
関のコース:7名
(どれみす、マニアック軍団、りょうぽん、おちょこ、タッチスタート、毒婦、無事故完走)
進入:ナシ

 黒須田としては、胸を張りたい気分であります。進入までバッチリ的中! 舟券は外れましたが、ぐすん。
 それにしても、今節の関は、外枠なら深くなってもイン!の心積もりなのでしょう。インタビューなどでは「勝てるコースから」などと言っていますが、今節の勝てるコースこそ、ズバリ「イン!」。いずれ迎えるであろう3号艇ではどうか?はまだなんとも読めませんが、4より外ならば今日のような動きを見せてくれるはずです。
2008_0416_0139  一方、ちょっとばかり唸ったのは、⑤石川のコース取りでした。スタート展示でも関について動いた石川は、しかし回り直して6コースに回っています。①新井がインは獲られても最低2コースは死守、の姿勢を見せたため、やや深くなってしまったんですね。ところが、本番では再び動いた! 新井がスタート展示よりは早めに引いたこともあったのかもしれませんが、石川はスタート展示を踏まえつつ、深くなりすぎない3コースのタイミングをはかったのではないでしょうか。漫然と前付けし、漫然と回り直していたら、このような芸当はできません。今よりもずっと進入争いが厳しかった時代を生き抜いた石川だからこそ、“スタート展示のリベンジ”を果たせたのだと思います。そして、これが功を奏して2着。ひたすら拍手を送りたいですね。

(PHOTO/中尾茂幸)


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コンビ!――THEピット

2008_0415_0334  去年の名人戦で「片山晃の笑顔が素敵だ!」と書いた。昨日までは、見ることができなかった。でも、今朝のピットで見たぞ! 片山晃の最高の笑顔。人生の先輩に対して失礼な言い方ながら、プリティである。人の良さも、存分にあふれ出ている。そのうえ、年輪に思いを馳せざるをえない安心感がある。これから毎年、片山の笑顔を名人戦で見るのが楽しみになりそうだな。
2008_0415_0537  で、片山の笑顔が誰に向けられたものかといえば、万谷章。オヤビン! 装着場からカポックを受け取りに向かっていた片山に、まずオヤビンがニッコリ。それを見て片山もニッコリ。ベテラン同士のアイコンタクト&スマイル。なんかホッとするなあ。あ、そういえば、二人ともアキラ、か。岡山アキラコンビ、ってなところだ。
2008_0415_0663  岡山のコンビといえば、ちょっとハラハラする光景を見かけた。原由樹夫と原義昭だ。原と原でハラハラ……つまんないですか、そうですか。でも、二人がペラを手に相談している姿を見ながら、「あ、二人とも原だ!」とふと気づいて、これを書いてやろうと大きく大きくメモしていたのだ。そのメモをしているとき、原義昭が僕の横を通り過ぎた。内容を見られやしないかと、ハラハラした僕である……つまんないですか、そうですか。

2008_0415_0204  1R発売中に、高山秀則が試運転からいったんピットに戻ってきた。ボートも陸にあげて、どうやら整備をする様子。ちょうどそのとき、ボートリフト付近にいた僕は、高山の邪魔にならないように場所を移動。ところが、高山はその手前にボートを置きっぱなしにしたまま、近くにいた竹内知樹のもとにダッシュ。そして早口でまくし立てるように、何かを話し始めた。両手をボートに見立てて、さかんに動かしていたから、おそらくは試運転の感触が話の内容。それを誰かに話さずにはおれない、竹内よ、いいところにいたな! そんな感じ。もちろん、その前に足合わせをしていたのかもしれない。ともかく、高山の話っぷりが、なんとなくほほえましかった。
2008_0415_0680  で、お相手の竹内が、2R終了後に喫煙所で一服。ずっと調整に励んでいたから、ちょいと一休みといったところか。ベンチにすわり、うまそうに紫煙を吐き出す。そこにやってきたのが、沖口幸栄。沖口も、朝からずっとペラの神殿に陣取って、必死の調整をしていた一人で、こちらも一服というところだろう。その沖口が、おもむろに竹内に顔を近づけた。そして、ヒソヒソヒソと内緒話。何を話しているのかはわからないが、沖口は妙にニヤケ顔だったぞ。あ、竹内も、ククククという感じで笑っている。ベテランの内緒話も、ほほえましい光景である。

2008_0415_0462  1R、3着争いに敗れてしまった鵜飼菜穂子。さすがにピットに戻ってきたときには、悔しそうな表情を隠さずにいたが、カポックを脱ぎながら、1R2着の木下繁美と反省会。その後、木下は装着場の自艇に向かって、モーターとペラを装着したまま調整を始めていたが、鵜飼はその後を追って、木下に話しかけて反省会の続きを始めていた。この2人、48期の同期生なんですね。大きな身振り手振りでレースを振り返る鵜飼と、それを正面から聞き入っている木下。本栖にいた頃、こういう舞台で顔を合わせるとは想像もしていなかったはずの二人である。ほかの同期生に先駆けて、一足早く名人戦にやってきた二人。2年後、二人で同期の出世頭・今村豊を迎えることになるのだろう。
2008_0415_0528  2R前だったか、装着場で瀬尾達也がペラを装着していた。場所はボートリフトの近くで、すなわち装着場の奥のほう。そこに、わざわざ控え室のほうからやって来たのは、関忠志。瀬尾と関? 同期なわけがないし、支部も違う。共通点といえば、苗字が「せ」で名前が「た」、というくらいだな。しかし、関は瀬尾に何かを確認したかったようで、ひとしきり瀬尾と話し合い。瀬尾は「え、そうなんですか?」というような表情も見せていたから、何らかの情報交換だったと思われる。1~2分ほど話して控え室へと戻ろうとした関は、5~6歩ほどあるいたところでUターン、もういちど瀬尾に何かを話しかけた。今度は短い会話だったが、関は何かを納得したようにうなずいて、今度こそ控え室へと戻っていった。同期とか同支部とかのつながりなどなくても、こうして励ましあい、助け合うのが競艇選手だ。

2008_0415_0903  さて、2Rでは板谷茂樹がフライングを切ってしまった。ということもあり、レース後のスリット写真掲示板には出走した者はもちろん、そうでない者たちも殺到し、スリットを確認だ。真っ先にそこに向かったのは、同R3号艇の尾崎鉄也。板谷は4号艇、コースも隣だった。そこに登場は、気になる大西英一! 昨日、大西と尾崎は喫煙所で大爆笑しあっていた仲だ。「鉄ちゃん、キワだわ、キワ」と大西が声をかけると、「やっぱり? 80で早いと思ったんだよ」と尾崎が応える。尾崎のSTはコンマ04と、まさしく際どいスリット。80mの空中線では「やばい」の感覚があって、放りながらスタートしたようだ。そうした確認を、尾崎がまずした相手が大西。二人の仲良しぶりは、ちょっと不思議ではあるけれども……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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2日目! 名人戦は過熱する!

おはようございます。競艇名人戦、2日目の朝!……天気が悪いのが本当に残念ですが、水面に反射するいぶし銀のきらめきは何も変わりませんぞ! 今日もたっぷり、ベテランの神技を堪能したいものです。

2008_0415_0824 さて、実は私はお会いすることができなかったのですが、昨日は艇王・植木通彦さんが宮島を訪れていたようです。艇界に革命を起こしてきた植木さんに、大きな壁として立ちはだかってきたのが、引退された中道善博さんや安岐真人さんはもちろんですが、宮島の舞台に立っている大先輩たち。植木さんは一足先に引退され、今年は競艇殿堂入りも果たしたわけですが、今でも勝負師のプライドを水面に叩きつけている先輩の姿に、刺激も受けたのではないでしょうか。もちろん、先輩たちもうれしかったはず。写真は、板谷茂樹とのツーショットです。

それでは皆様、我々も艇王に負けず、この舞台を楽しみましょうね!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦クイズは進入的中コンテスト!②

名人戦クイズ、2日目もいきますよ~。初日はりょうぽんさんとタッチスタートさんがハナを切りましたぞ。2日目は初日にも出題した2つの問題に、加えてもう1問!

Q1 2日目の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

1R
①池上哲二
②木下繁美
③鵜飼菜穂子
④木下頼房
⑤吉本正昭
⑥足立保孝
※黒須田予想=1326/45

6R
①酒井忠義
②関忠志
③瀬尾達也
④金井秀夫
⑤池上哲二
⑥加藤峻二
※黒須田予想=124/356

10R
①新良一規
②加藤峻二
③沖口幸栄
④万谷章
⑤水野要
⑥山﨑昭生
※黒須田予想=152/346

Q3 12Rの関忠志は何コースに入るでしょう? また同Rの進入を当ててください。(正解:各40P)

12R 団塊ボーイズ戦
①新井敏司
②村田瑞穂
③高山秀則
④富田章
⑤石川正美
⑥関忠志
※黒須田予想=1コース、615/234

 締め切りは、明日16日午前10時30分です! 本日もよろしくお願いします!


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笑うっ!――THEピット

2008_0415_0880  アハハハハハハ!
 エンジン音にまぎれて、笑い声が聞こえてきた。その方向をふと見ると、大笑いしているのは、我らが御大、加藤峻二! 11Rが終わり、ボートリフトに集まってきた選手たちの輪のなかで、なぜか御大は楽しそうに笑っていたのだった。何を話しているのかは残念ながら聞こえてこないが、とにかくおかしくて仕方ない!といった感じの御大。隣にいた金井秀夫も、味わい深いシワをさらに深めて笑顔満開。少し遅れてやってきた桑原淳一も、御大に何か話しかけられて、壮快に笑った。その隣には……気になる大西英一! 花粉症なのか、大きなマスクをかけていたので、表情の細部をうかがうことはできなかったが、きっとマスクの下の声はカパリと開いていたに違いない。
 それにしても、御大は何がそんなに楽しかったのか……。
2008_0415_0885  御大は、若女井正のエンジン吊りに駆けつけたのだが、同じレースには新井敏司が出ていて、群馬支部の面々=金井、藤井定美、吉田稔は新井を出迎えたのだが、あらら、御大がそちらのほうを指差して笑っているぞ。うがぁ……気になるぅぅぅぅ! 笑顔は金井を中心に群馬支部にも伝染して、藤井も吉田もニコニコ顔になっていた。
 やがてエンジン吊りは終わって、関東軍団は散り散りに。あぁ、何がおかしいのかはわからずじまい……。でも、御大が笑っていたんだから、幸せです! でしょ?

2008_0415_0400  同じ11Rのエンジン吊り。原田順一の出迎えは、福岡の後輩・木下繁美。口ヒゲが本当に印象的で、えっと……マリオ?てな感じですよね(木下選手、すみません)。黙々とボートリフトに歩いて向かっていた木下は、そのヒゲの印象もあってか、なかなかにシブいたたずまい。カッコいいなあ……と思ったその瞬間、目がくにゃ~と曲がった。木下の肩を抱くようにして声をかけてきたのは、初代&3代名人・高山秀則。2008_0415_0927 こちらは、木下の3倍ほど、目がくにゃくにゃくにゃ~と曲がっていた。いやあ、素敵です、その笑顔! 高山が実に人のよさそうな笑顔を見せるのは、おととしの尼崎名人戦ですでに気づいていた。目がくしゃくしゃに細くなって、柔らかな曲線を描きながら、ひらがなの「へ」のような形になるのだ。その笑顔を初日から見られるなんて、縁起がいいぞ! それにしても、高山選手も何がそんなにおかしかったんすかね。そういぶかしく思えるほどに、うれしそうに木下に声をかけていった高山だったのだ。

2008_0415_0427  同じ笑みでも、やはり苦笑いは見るのがツラい。原田順一だ。11Rも大敗を喫し、多くの笑みが周囲にあふれるなか、やるせない表情を見せていた。その後に、仕方ないねえ、というような風情で苦笑い。そりゃあ、出てくるのは苦笑いしかないだろう、初日の不本意な成績には。
 モーター格納後はペラの神殿に向かい、ベンチのいちばん端っこに座ってペラ調整をしていた藤井泰治とずいぶん長いこと、話し続けていた。地元の藤井に、何かヒントを求めたのだろうか。藤井もいったん木槌をふるう手を休めて、原田の話に耳を傾けた。何か得るものがあったのだろう、原田はそのとき神殿にいた誰よりも力強く、カンッカンッとペラを叩き始めた。何回も何回も。微調整なんてものではない。相当に強いパワーで、ペラを叩いたのだ。思いをペラの翼に込めるかのような仕草は、だからこそ少しせつなさを漂わせていた。明日は爽快な笑顔の順ちゃんに会えますように!

2008_0415_0730 「カーッカッカッカッカッカ!」
 装着場と“ダイニングキッチン”のつなぎあたりの部分で、心地よい春風を浴びながらほけーっとしていたら、喫煙所のほうからでっかいでっかい笑い声が聞こえてきた。むむむ、この声には聞き覚えがあるぞ。この声は……やはり! 気になる大西英一だ。大西は、喫煙所に腰掛けて、談笑中なのであった。
 パートナーは、尾崎鉄也。期でいえば、大西=41期、尾崎=45期だから、2年ほど大西が先輩。年齢は……あら、尾崎が1歳上だ。まあ、ようするに同世代、ということか。なるほど。で、大西は何度も何度も、「カーッカッカッカッカ!」と笑い飛ばしていて、もう本当に、心の底から会話の内容が気になった。よほど近づいて盗み聞きしようかと思ったけど、すでに人影が少なくなってきていた12R直前のこと、その動き自体が怪しいことこのうえない。仕方なく、遠巻きに眺めるしかなかったのだが……あら、ドリーム戦を控えた山﨑昭生がその輪に加わっている。さすがに昭生は穏やかに微笑んでいるだけだったが、大西さん、さらに笑う笑う。いやあ、いいなあ。2008_0415_0752 ちなみに、そこから5~10mほどしか離れていない、水面に面した喫煙所もあるのだが(そのうち詳しく書きます)、そこには石川正美が一人たたずみながら、シブ~く水面を眺めていた。大西と石川の姿が正反対すぎて、僕自身もなんだか笑えてきたのだった。
 で、その後、記者席に戻る際、大西軍団のそばを通ったのだが、聞こえてきたのが「3番アイアン」。ゴルフの話……だったんですかね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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決定! 本日のMVP

2008_0415_0410 畠山の選択
「ハラユーで決まりだろう! オープニングレースを飾った、見事すぎる2コースまくり! 鈴木幸夫と連動して2コースに入ったのも、ハラユーらしい仕事だったが、1マークでは峻ちゃんを牽制しつつ先マクリ! そのガッツあふれる走りに惚れたぞ!」

黒須田のツッコミ
「ただ、インの幸夫さんがややへコんでのマクリだったのも事実でしょ?」

畠山のプッシュ
「関係ない! のぞいたのはコンマ06だけだよ。これくらい出ていても、差しに回る若手がどれほど多いか! あそこで差してたら、峻ちゃんがその上を行ったはずで、そうなったらハラユーは引き波にハマってたかもしれんのだよ。あの先マクリこそ、修羅場を数多くくぐってきた証だ! 男は黙って勝負のハラユーらしさ満開だろう!」

本日のMVP
名人戦開幕を告げた「男は黙って先マクリ!」
原由樹夫(岡山)


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クイズ連動企画「素晴らしきかな、名人戦の進入」初日

今節は、進入クイズを実施しておりますが、いわゆるベストレース的な記事についても、進入をクローズアップしましょう。ということで、クイズ連動企画です!

Q1 初日の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

正解
7レース
(3、4、7、8、10、11、12R)

正解者:4名(ささぴー、りょうぽん、タッチスタート、haji-sp)

 本日の枠なりは、半分強の7レース。枠なりにならなかったレースでも、5号艇と6号艇の入れ替わりとか、3号艇と4号艇の入れ替わりとか、ピット離れの結果で1つ2つ入れ替わるくらいで、全体を通してみれば、比較的平穏だったと言っていいでしょう。ちなみに、H記者は後半7~12Rの枠なり予想はズバリでしたね。実際の予想はソコソコ程度でしたけど……。

2008_0415_0352  枠なりのなかで特筆したいのは、やはり7Rでしょうか。関忠志が1号艇。もはや誰も犯すことのできない聖域を、関は作り上げていました。メンバー的にも、関の向こうを張ってコースを主張するような選手はいなかったので、まあ枠なりはほぼ想定されていたものと思われますが、こうなると関にとっては逃げ切りは義務のようなもの。仕事をきっちり果たした関は、勝利者インタビューで饒舌だったようですね~(取材中で確認できていませんが)。自分の仕事をきっちりする。簡単なようで難しく、またアイデンティティを保つためには決しておろそかにはできない重大要件であります。それを今日の関は、過不足なく、そして最高の形で果たしたのですから、気分上々となるのが当然でしょう。
 初日にいきなり1号艇を走った関は、明日からはもちろん、外の枠が回ってきます。関が何コースに入るか、はどんな局面でも、見どころのひとつになりそうですね。

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

1R
①加藤峻二
②池上哲二
③吉田重義
④鈴木幸夫
⑤原由樹夫
⑥吉本正昭

※黒須田予想=451/236

正解
451/236

正解者:7名(どれみす、りょうぽん、マニアック軍団、タッチスタート、りそまる、マッキイ、無事故完走)※マニアック軍団さん以外は+10P

2008_0415_0448  ある意味、これは想定とおりの進入、と言えるのかもしれません。1号艇・峻ちゃんは内にこだわるタイプではない。④幸夫さん⑤ハラユーは中枠より外ならまず前付け、ですから、峻ちゃんが二人を入れての3コースというのは十分考えられたわけです。さらに、②池上はマクリ屋で、③重義も外からのレースができないわけではないから、あとは枠の順番。比較的、オーソドックスに考えやすいレースでしたね。
 実際、幸夫さんとハラユーは我先にと動いて、峻ちゃんは「ふ、若いな。入りたければ入りなさい」とばかりに、悠然と3コースを選びました。池上にとっては、むしろ絶好の4カド。峻ちゃんの動きを見つつ、ハツラツと引いたものでした。いわば、それぞれがそれぞれの仕事をきっちりとこなしたと言えるコース取り。結果は、2コースからハラユーのマクリ一閃! 猛然と2着まで追い上げた峻ちゃんの激しい走りといい、迫力のあるレースでしたね。

2R
①木下頼房
②竹内知樹
③藤井泰治
④村上信二
⑤金井秀夫
⑥鵜飼菜穂子

※黒須田予想=625/134

正解
1256/43

正解者:なし

2008_0415_0299  このレースのポイントは、言うまでもなく、⑥鵜飼姐さんの動きであります。女子戦ではイン絶対主義の姐さんが、大先輩たちを相手にする名人戦でどんな動きを見せるのか。「ぜひ動いてほしい!」という思いもこめつつ、緑のカポックをまとった姐さんの進入を見つめたわけであります。
 まあ、緑ならば動くしかない、という部分はあったかもしれませんね。これが赤や青くらいのときにどうするか、のほうが興味深いかもわかりません。というわけで、姐さんは当然、前付け! ただし、先輩たちだって黙っているわけがありません。スタート展示では①木下が突っ張って姐さんは2コースでしたが、本番では②竹内、⑤金井も抵抗を見せた。竹内も金井も基本は内寄り志向の大ベテランですから、はるかに後輩の女の子だからといって甘い顔を見せるわけにはいかないのであります。
 結局、姐さんは4コースまで。結果的に、起こしはいちばん深かったですね。これは仕方ないこと。このリスクを背負って勝負に出るからこそ、鵜飼菜穂子は美しいのであります。
 クイズとしては、外2艇が入れ替わったのは、なかなか読めないよなあ……。

9R
①大西英一
②金井秀夫
③鈴木幸夫
④新良一規
⑤万谷章
⑥富田章

※黒須田予想=312/456

正解
321/546

正解者:なし

2008_0415_0496  3枠でもイン! ③幸夫さんのスタンスは、実に立派であります。現代競艇では、2号艇3号艇はかえって前付けには動きづらい枠番ですからね。それでも果敢にインを奪ったあたりはさすがであります。①大西②金井ともに、「幸夫が動くんだから、まあ仕方ないか」といった感じで、これといった抵抗も見せていませんでしたね。
 問題は、2コース。黒須田は2コースから外は枠の順番と踏んだのですが、①大西さんがわりと淡白な動きを見せたこともあって、②金井さんが枠主張、という形になりました。大西さんは内よりもセンター、という判断だったのでしょうか。もしアシ色を考慮しての3コースなら、その選択もさすがであります。さらに、金井さんの2コース確保も。結果は、大西-金井のワンツーなわけですから、その判断力も匠、と言えるでしょう。
 クイズの解答として想定外だったのは、⑤オヤビンのピット離れでしょうか。無理やりカドを取りに行くタイプでもないだけに、普通ならダッシュは456想定ですよね。これが546になったのは、なかなか読めないのが普通でしょう。そして、オヤビンも4コースゲットが3等につながったのですから、こちらも進入勝ちと言えるのかもしれません。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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シブいっ!――THEピット

2008_0414_0601  選手食堂から、苦みばしった表情で出てきたダンディな男。ヒゲが印象的な男、富田章。う~ん、シブい! 目元を緩めてこちらを一瞥すると、そのまま喫煙所へ。よく見ると、手にはコーヒーがあった。喫煙所のベンチに座り、タバコに火をつける。そして、コーヒーを一口。う~~~~ん、シブすぎっ! その場所は一瞬にして、ヨーロッパあたりにある年季の入ったシックなカフェに変わった。ここは本当に宮島競艇場のピットか!? さすがの名人世代、たかがコーヒー飲んで一服するだけの仕草が、本当に絵になっている。僕もヘビーな喫煙者なので、今節、誰もいない時間帯を見計らってタバコをすわせてもらおうかと目論んでいたが、無理だな。僕のような若造が、富田がうまそうに煙をくゆらす場所に足を踏み入れるわけにはいかん。顔じゃない、ってやつだ。

2008_0414_0198  よく見ると、富田の座った向かいのベンチには、関忠志がゴロリと横になっていた。物思いにふけっているのか、単純に昼寝をしているのか、わかりづらい表情だったが、ただひとつ言えることは、初日の朝だというのに、関さん余裕っす! そのあと、関のボートを探して確認してみると、モーターにはペラが装着されていて、ようするに関はもはや何もすることがないようなのだった。3R終了後には、手持ち無沙汰そうにぶらぶらとしつつ食堂に入っていき、わずか数十秒後に同じような手持ち無沙汰ぶりで食堂から出てきた関を見かけている。おそらく気力に手応えを得ているということもあるのだろうが、それにしてもこの余裕の振る舞い、これもシブいっすよね。

2008_0414_0797 「7だから! ごめん!」
 レース後、記者さんが質問しようとするところを、そう言って駆け出したのは久間繁だ。3Rは6着で、不本意な緒戦。ピットに戻ってきてからは実にキビキビと動いていた久間は、気になる部分を発見できたのか、すぐにでも調整に向かう腹積もりだったようだ。とはいえ、記者さんにとっては、コメントを取るのが仕事だから、そんな様子を見て取っても声をかけないわけにはいかない。Tシャツにもにじむほど汗びっしょりだった久間は、額に流れる汗をぬぐおうともせずに装着場へ。そして、声をかけてきた記者さんに対して、優しく、申し訳なさそうに、「ごめん!」と言ってダッシュしたのだった。言外に、「後で必ず話すから!」という声が聞こえてくるような雰囲気で。う~む、大人の男! 取材を後回しにしてもらうのも、さりげない態度でできるあたり、さすがのベテランだと思った。素敵だ。

2008_0414_0167 「サラリーマンスタートだよぉ~」
 ヘルメットをかぶったまま、ニッコニコで話しかけてきたのは、竹内知樹である。カポック脱ぎ場の近く、というより喫煙所のすぐ近くにはスリット写真と成績表が貼り出される掲示板のような場所があり、2R後、カポックを脱ぐために戻ってきた竹内はまずスリット写真を覗き込んだ。ただし、そこに貼ってあったのはスタート展示のもので、本番のSTはまだ届いていなかった。それでも、竹内にとっては納得のいかないスリットだったのだろう。「もっと速いの行かなきゃ~」と言いながら、「サラリーマンスタート」と連発したのだった。世のサラリーマンの皆様、決してあなた方を貶めているわけではない。ただ、勝負師の生き方は、サラリーマンの方々とは正反対の部分があるのも間違いなく、竹内にしてみれば、勝負師に徹することのできなかった自分が腹立たしかったのである。そうでなければ、ほぼ初対面のこちらにわざわざ話しかけてくることなどするはずがないのだ。感情が強い動きを見せたとき、人間はそれを吐き出したくなるものだから。
 そんな悔しさを、なぜかニッコニコの笑顔で隠していた竹内は、う~ん、カッコいいっす! でも、あんまりニコニコニコと笑っていたので、こちらも思わず一緒になって笑っちゃったんですけどね。なんだか穏やか~な空気だったものですから。

2008_0414_0217  やっぱり、名人戦のピットは本当に楽しい。というか、そこにいると、なんだか嬉しくなってくる。人生の先輩たちがくぐってきた幾多の修羅場。それは時に壮絶なものだったりしたはずである。しかし、今、この場所では、そうした経験をしてきたからこそ、発散される優しさがある。そうした経験だけが生み出されるシブさがある。ほんと、痺れっぱなしなのですよ。これから予選が進むにつれ、またピリピリとした空気が混ざってきて、息詰まるような場面もあるのかもしれない。それでも、この偉人たちが生み出すものが快感に思えないはずがない。やっぱり、いいなあ。名人戦。
 などとほわほわしていたら、気になる大西英一がやや厳しい表情で僕の前を通り過ぎて、試運転ピットのほうへと歩いていった。4Rに登場ということで、その準備に忙しかったのだろう。開会式ではお茶目な顔を見せていた大西が、勝負師の表情を崩していなかった。これもまた名人戦。激しさとお茶目、このメリハリを今節も見せてくれるんだろう、大西さんは。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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開会式もすばらしい!名人戦!

 新鋭王座はにぎやか、女子王座は華やか、そして名人戦は……質実剛健! 全国発売GⅠの開会式を一言で言えば、そんな感じでしょうか。名人戦出場選手がSGやGⅠでバリバリだった頃の開会式は、右手を掲げて自分の名前を高らかに宣言する、というスタイルであり(今日も山田省二選手が一瞬、手をあげかけましたね)、今のようなパフォーマンス合戦はなかったわけです。もちろん、選手養成も今よりずっと厳格なもので、選手になってからの上下関係も強かった時代。さらに、選手としてのキャリアを積んでいくなかで、特別に何か言ったりやったりしなくたって、渋さや味わいをかもし出せるようになっていて、つまりは“人間力”が若者に比べてずっと備わっている。というわけで、自然と質実剛健になっていくのでしょうねえ。ハッキリ言って、名人戦の開会式、僕は大好きです。

2008_0415_0098 原由樹夫
「俺は黙ってがんばります!」

 くぅ~、カッコいい! おととしの尼崎でもハラユーは、「桜は散りました。俺は散りません!」と渋く決めてくれて、失神しそうになるくらい感動したわけですが、一言で人の心を震わすことのできるこうしたたたずまいこそ、匠たちの年輪なのであります。それにしても、ほんと、ハラユーはかっこいいなあ。

池上哲二
「地元でも肩に力を入れず、最後の最後まで戦い抜きます!」

 選手班長の見せてくれた気合も、カッコよかったっすね! その後の選手代表挨拶のときは、やや緊張ぎみではありましたが、それでも渋さは変わりませんでした。やっぱりブラボー、名人戦! 彼らの姿を見るにつけ、そう思うのであります。
 もちろん、コミカルさを見せる選手たちも、ベテランならではの味わいがある。

2008_0415_0072 大西英一
「いつものように、どさくさにまぎれて商売します(ニコニコ)」
原田順一
「原田順一、まだまだがんばっておりますので、清き一票をお願いします(ニコニコ)」
古谷猛
「もみじまんじゅうしっかり食べてがんばります(真面目顔)」

 ベテランの笑み、そして渋いギャグ。やはり素敵であります。

2008_0415_0028 鵜飼菜穂子
「全女子選手の応援をバックに、がんばります」
万谷章
「大先輩に負けずにがんばります」

 150名の仲間の思いを背負う者。たった1人しかいない特定の者へのライバル意識を隠さない者。うーむ、どちらもすごすぎますよ!

加藤峻二
「名人戦もすっかり若返ってしまい、年寄りの出る幕はないかもしれませんが、負けないようにがんばります!」

 本当は、名人戦は若返ってないんです。だって、48歳以上の選手、って決まってるんだから。でも、われらが御大から見れば、若造ばかり! この矜持がすばらしいではありませんか。開会式を見ながら、名人戦のすばらしさに改めて震えた私であります。
 というわけで、名人戦もゴングが鳴りましたぞ!

2008_0415_0131  開会式後にはドリーム戦インタビューが淡々と行なわれました。6戦士それぞれが意気込みを語りましたが、進入はズバリ、枠なりになりそうですね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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初日! 名人戦開幕!

おはようございます。快晴の宮島競艇場で、神技が乱れ飛ぶ競艇名人戦が開幕です! 48歳以上の選手にのみ出場権が与えられる、年輪の偉大さ、歴史の重さを熱く教えてくれるレースであります。皆様、今節も盛り上がってまいりましょう!

2008_0414_0379 今節は、やっぱりこの人に注目しなければならないでしょう。鵜飼菜穂子。女子初の名人戦出場を果たした、女流中興の祖であります。現在の女子レースの隆盛は、鵜飼さんが築いてきたものと言っても過言ではない。そして、その過程では、この名人戦に出場している先輩たちと真っ向から勝負してきた歴史もあったわけです。荒波にもまれながらひとつの時代を作り、そして今、名人戦という舞台で新たなる戦いを繰り広げる。どんな絵巻が見られるのか、本当に楽しみですよね。イン屋である彼女がどんな進入を見せるのかもまた、見ものであります。ともかく、応援したいですね!

それでは皆様、名人戦の世界に酔いしれましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦クイズは進入的中コンテスト!

 宮島名人戦、久々にクイズやります! ただし、ピットクイズではありません。名人戦といえば、「競艇の醍醐味=進入争い」が激しくなりやすいレースであります。いやあ、ワクワクしますね! やっぱり進入がもつれる競艇は面白い!
 というわけで、今節は「ズバリ! 進入当てましょう!」クイズです。皆様、ぜひとも進入を予想して、名人戦をおおいに楽しみましょう!
 初日は、軽くウォーミングアップといきましょう。

Q1 初日の「枠なり進入」は全部で何レースある?(正解:30P)

Q2 次のレースの進入をズバリ当ててください。(正解:1Rにつき40P)

1R
①加藤峻二
②池上哲二
③吉田重義
④鈴木幸夫
⑤原由樹夫
⑥吉本正昭
※黒須田予想=451/236

2R
①木下頼房
②竹内知樹
③藤井泰治
④村上信二
⑤金井秀夫
⑥鵜飼菜穂子
※黒須田予想=625/134

9R
①大西英一
②金井秀夫
③鈴木幸夫
④新良一規
⑤万谷章
⑥富田章
※黒須田予想=312/456

 締め切りは、明日15日午前10時30分です! もちろん、成績上位者へのおみやげアリ!(賞金王プレゼント、いまだ発送できていません。本当に申し訳ありません。宮島から帰って、GW前には必ず!)


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爽快で、神々しい前検――THEピット

Cimg3805_2 おかげさまで、次の笹川賞で当Sports@Nifty「競艇特集」も丸3年。すなわち、今回の名人戦でちょうど3周目を完了することになる。SG&全国発売GⅠは年に11節だから、これが33節目。いや、去年は唐津、浜名湖、児島のGⅠにも行っているから、もっとか。ともかく、ご愛読いただいている皆様のおかげと、深く感謝申し上げます。いつもありがとうございます。
Cimg3815_2 で、これだけ回っていると、訪れる競艇場も以前に来たことがあるところが多くなってくるわけだが、宮島はこれが正真正銘の初来訪! 個人的には何度か来たことがあるのだが、こうして一節間の取材でやって来るのは初めてである。もう、何もかもが新鮮ですな。何しろ、ピットから厳島神社の大鳥居が見えるわけでして。そこにいるのが、神技を会得している達人ばかりということもあわせて、実に神々しいピットである。
 それにしても、初めて取材で足を踏み入れる宮島のピットは、実に珍しいレイアウトなのです、これが。今日は、ワケもなく、あちこち歩き回ってしまいましたよ。初めての道をはしゃいで散歩しているようなものでしたな、まったく。今日の宮島は、うららかな春の陽気がとっても爽やかな一日。いやあ、気持ちよかったなあ、今日の宮島のピットは……。

Cimg3802_2  宮島のピットは、まず非常に奥のある、縦長の構造である。芦屋も縦長だったが、宮島と違うのは、芦屋はいわばワンルーム式の縦長。一方の宮島は、1DK式……っていっても、何のことかわかりませんよね。順を追っていこう。まず、ピット入口をくぐると、そこは選手控室などのある競技棟である。カポック置き場や食堂もあって、普通のピットであれば、我々があまり足を踏み入れることのない選手たちの空間だ。ところが、ここは今朝、選手たちが荷物検査を行なった場所でもあって、ここを通過しないと奥には行けない。その空間の片隅には喫煙所があって、う がっ、野中和夫選手会長がくつろいでる~。その隣には、池上哲二選手班長も。以前、あれは周年記念だったか、ほんの少しだけ宮島のピットに入ったとき、ここには目も眩まんばかりのトップレーサーがずらりとタバコを吸っていて、一斉にジロリと一瞥されて身もすくむ思いを味わったものであります。きっと明日からも、ここには歴戦のツワモノたちが輪を作っているのだろうなあ。宮島のピットは、いきなり緊張を強いられる、というわけだ。まあ、一方で、取材しやすい、ということも言えるわけですが。
2008_0414_0364  ピットレポートではおなじみの装着場は、その奥。とはいえ、そのまま真っ直ぐに歩いていくと、整備棟の壁に激突することになる。そう、装着場に出るには、ほんの少し右にそれることになるわけで、これがすなわち1DK式ということ。喫煙所のある一帯と装着場の一帯が、まるで別の部屋みたいになっているわけですね。両方の一帯は、言うまでもなく、選手の往来が激しいわけで、特に今日は慌しい前検ということもあって、何人もの選手とすれ違うことになる。おぉ、瀬尾達也だ。おつかれさまでーす。ギロリと鋭い視線は村田瑞穂。し、渋い。高山秀則は、向こうから挨拶をしてくれたりして、うががっ、恐縮であります(昨年の福岡BOATBoyカップの覇者で、表彰式でお会いしているのです)。
Cimg3808  選手に挨拶をしながら装着場に出ると、これがまた広い! ここからさらに奥行きがあって、ボートリフトは奥のほうに広大なスペースが取られているのだから、たとえば前回の児島に比べても、相当に広いピットという印象がある。リフト近辺には、山口博司、山﨑昭生、木下頼房、山田省二……“新兵”たちが忙しそうに動き回る姿がある。彼らを新兵とか新人とか言うのは、おおいに違和感があるけれども、その献身的な動きを見ていれば、まあ、そういうことだよなあ……などとしみじみしてしまうというものだ。
2008_0414_0219  整備室は、装着場のなかでは手前のほう。奥のほうに向かって、右手が水面とボートリフト、左手が整備室。覗き込むと、装着場の広大さとは対照的に、やや手狭感がある。なにしろ、リードバルブ調整のテーブルが、入口の間際に置かれているから、覗き込んだ瞬間にここで作業をしている選手が間近にいるのに気づいて、たじろいだりする。名人戦で気になる男といえば、この人!の大西英一と目が合って、大慌てで会釈。大西はリードバルブをチェックしながら、目元がニコリ。今年も気にさせていただきまーす。
Cimg3792_2  で、宮島ピットでもっとも不思議な物件は、なんといっても「ペラ叩き場」である。言っておきますが、ペラ室ではございません。ペラ叩き場。宮島にはペラ室はないのだ。装着場の水面際、ちょうど整備室の向かいにあたる場所に、選手たちがペラを叩く場所がある。装着場との仕切りは何脚か置かれたベンチのみで、ようするに選手たちは装着場の片隅でペラを叩いている、というわけなのだ。けっこうなスペースはあるから、かえって解放感があるようにも見えるが、ほかの競艇場ではほとんど見かけられない光景に、驚かされる。徳山では、ほんの少しだけ装着場にペラ叩き場がありましたけどね(ペラの殿堂と名づけましたね)。しかし、ここまで堂々と装着場の一角にペラ叩き場があるピットは初めて見た。まるで、リビングの一角に祭壇を設置して、特別な場所と決めているかのようだ。というわけで、この場所を「ペラの神殿」と名づけることにしました。皆様もぜひ、ご使用くださいませ。
2008_0414_0151  そういうわけなので、装着場にはペラを叩く「カンカンカン」という音が、直接的に響いてくる。ペラ室から聞こえる音は、室内の壁などに反響して、時にこもった音にも聞こえるものだが、宮島はそのまんま、高い金属音が聞こえてくる。また、場所によっては、目の前でペラを叩く姿を見ることになるので、少々気を使ったりもした。今日は、仕切りとなっているベンチ際に原田順一がいて、一心不乱に木槌を振るっていた。昨年の大村名人戦ではたくさん声をかけていただいた一人なのだが、やはりペラを叩いているときというのは、挨拶をするのも気が引けるほどに集中している。間近で見る分だけ、そのオーラはハッキリと伝わってきて、選手たちのペラとの強烈な向き合い方というのを改めて知ることになったのだった。

Cimg3819_2 それにしても……なんてうららかな春の午後。瀬戸内海に面し、赤い大鳥居を眼前にするピットは、本当に気持ちいいなあ……。などとほんわかした気分になっていたら、すでに自分たちの前検航走を終えた選手たちが、ボートリフトのあたりの陽だまりに集まって、春の陽射しをのんびり~と浴びていたのでした。うーん、春の宮島、ブラボー! 明日からもこんな爽やかな天候のなか、神々しい戦いを見たいなあ……と心から願った次第である。まあ、明日からは匠たちの目の色も変わって、勝負師の顔をたくさん見ることになるだろうけど。(PHOTO/中尾茂幸 黒須田=ピット風景 TEXT/黒須田守)


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匠たちの前検チェック!

 これを書いている今、水面にはやや強めの向かい風が吹いています。しかし、先ほどまではほぼ無風、その前はやや強めの追い風でありました。春の風は気まぐれ、なのか。それとも、これが宮島の日常なのか。明日からはこの風に悩まされるのか、それとも味方につけられるのか。何を言っているのかよくわかりませんが、ようするに、難しかったのですよ、足合わせの様子を見極めるのが。
 しばらく眺めていて気づいたのですが、この世代の選手たちは、普段見慣れているSGの選手とは、試運転の流儀がやや異なるようでした。まず、足合わせをするよりも、単走で走っていることのほうが多い。レースにせよ試運転にせよ、水面を走った回数は現在のSGクラスをはるかに凌駕する彼ら。それだけに、足あわせなどせずとも、感触を確かめることはできる、ということなのでしょうか。また、“突然、足合わせ”のケースも多々見かけられました。たとえば、単走で1マークまで走った選手が、ターンをしたあとにスピードを落とし、後から単走で走ってきた選手のターンに合わせて握り込み、結果的にバックでは足合わせの格好になっている、というケース。こうしたパターンがけっこう多く見受けられ、逆に1マークまでは足合わせしたのに、片方が1マークでスピードを落として、単走2組に分裂、なんてこともけっこうありました。
 そうした“見慣れない光景”に幻惑されたこともあるのでしょうが、とにかく難しいというしかなかった前検の試運転。いや、あるいは今日の段階では、大きな差がそれほどない、ということなのかもしれません。

2008_0414_0237  とはいえ、もちろん目を引く選手がいたのも事実。何より、御大・加藤峻二が鋭いアシ色に見えたのは、胸をワクワクさせられるものでしたね。誰と合わせても強めで、素性のいいモーターを引いた山口博司には圧勝の気配。悲願の名人戦Vに向けて、一節間、峻ちゃんと心中するだけの理由は、できたような気がします。今日のところは横綱指名でよろしいのではないでしょうか。
 もう一人、エース機を引き当てた選手班長、池上哲二も非常にいい気配を見せていました。ダッシュよりスローで実績を積み上げてきたモーターのはずですが、今日のところは伸びもかなりのように見えましたね。松野京吾との足合わせでは、3~4艇身近くも突き放していました。松野が苦しい可能性も多々ですが、池上自身も上々の手応えを得たはずです。
 前検横綱はこの2人でいきましょう。明日は……ん??? ともに1回乗り、しかも1R1号艇と2号艇じゃありませんかっ! ふむー、朝の1Rが勝負ってことですかな、明日は。なんだかいきなり、今節の行方を占う一番が出現してしまいましたなあ……。
2008_0414_0246  といったわけで、前検番付でございます。

           東               西    張出
横綱   加藤峻二    池上哲二
大関   新良一規    山﨑毅    木下繁美
関脇   吉本正昭    尾崎鉄也
小結   林貢      井川正人
前頭1  高山秀則    鈴木幸夫
前頭2  川名稔     吉田重義

 いちおう順番をつけましたが、大関以下はかなり僅差だと思います。また、おそらくペラの違いでしょうが、試運転に出る時間帯によって気配が違って見せる選手もいました。顕著だったのは吉本でしょうか。最初に試運転に出てきたときにはボコボコにやられてばかりでしたが、10分ほど間を置いて出てきたときには逆にやっつけまくり。前検はこれがありますからなあ。瀬尾達也、山﨑昭生は番付には載せませんが、それほど悪くなさそうでした。また、関忠志あたりも優勢に見えるマッチアップがいくつかありましたね。

 といったところで、前検タイムの到着であります。
1 川名稔(9班) 6・46
2 村田瑞穂(2班) 6・49
  池上哲二(4班)
  竹内知樹(5班)
  原義昭(9班)
  山田省二(9班)
7 富山弘幸(6班) 6・51
  片山晃(7班)
9 新井敏司(4班) 6・52

 以上がベストナイン。西の横綱、池上が2位ですぞ~。ちなみに、峻ちゃんは次点タイの6・53。上々です。なお、前検の班を書いたのは、冒頭に書いたとおり、風向きや風の強さがころころ変わったりしたから。9班の頃は向かい風がやや強かった時間帯、バックでは追い風になるわけだから……と考えれば、3人が上位に入ったのもその影響があった可能性がありますね。

2008_0414_0241  反対に前検タイムワーストは……
金井秀夫(2班) 6・68
高山秀則(4班)
久間繁(6班)
荘林幸輝(1班) 6・67
桑原淳一(4班)
原田順一(2班) 6・66

 あら、番付入りからは高山がワーストタイに。4班は、上位が2人、ワーストも2人。うーむ、どう判断するべきか……。いずれにしても、勝負は1Rだなあ……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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達人たちのモーター抽選

 12時から競技棟で行なわれたモーター抽選。もう何百回、ヘタすりゃ何千回と繰り返してきた名人戦出場選手たちだから、全体的な雰囲気は、いたって淡々としたものでありました。これぞいぶし銀のたたずまい、といったところでありましょうね。
2008_0414_0251  そんななか、一瞬だけ抽選会場がざわついたのは、エース機「37号機」が飛び出した瞬間。これを引いたのが、選手班長として穏やかに皆の抽選を見守っていた池上哲二だったから、皆ザワザワザワ……。選手班長ということは、宮島は地元。走り慣れた水面で手にしたエースモーター、むむむ、池上さんは強敵だぞ……といったところでしょうか。たまたま私の目の前にすわっていた尾崎鉄也が、そのざわつきに「ん? エース機!? 池上さん!?」とニヤリ。その後に抽選に向かった尾崎は、池上のもとに歩み寄って、何やらからかっておられました。池上、ニッコニコで尾崎の冷やかしに応えておりましたぞ。2008_0414_0283 さらに、その後に抽選し、“ニアピン”39号機を引いた万谷章オヤビンは、とぼとぼと自席に戻って「もう37号機、なかった……」とボソリ。うはは、なんだかかわいかったぞ。ちなみに、39号機も2連対率40%の良機ですがね。

 さて、宮島のモーターについて、ざっと予習しておきましょう。エース機は、いま申し上げたとおり、37号機。勝率51・8%でございます。これは、BOATBoy5月号によれば、内寄りでダントツの成績をあげているモーターで、ダッシュ戦では勝率通りの動きを見せていないとのこと。池上哲二といえば、強烈なマクリでならした選手だけに、実はレーススタイルとはやや違うモーターなのかも。とはいえ、出足系は強烈なわけですから、うまく仕上がれば、かなりの威力を発揮するのは間違いありません。
 そのほかの注目モーターは……

2008_0414_0254 14号機(優勝回数1位!)……酒井忠義
48号機(2連対率45・9%)……原義昭
47号機(近況絶好調)……山口博司
42号機(3連対率75%超)……関忠志
25号機(出足抜群と評判)……山﨑毅
32号機(2連対率は47号機に匹敵)……山田省二

 といったあたりでしょうか。もちろん、正味の手応えは、今日の前検次第。そのあたりもしっかりとチェックいたしますぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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匠登場!

 宮島到着後、パソコンの前で苦吟の連続、実はメンテナンス中だった……というハプニングでスタートした宮島名人戦。私が焦りまくっている間に、偉大なる先人たち、我らが競艇界の誇る偉人たちが続々と宮島競艇場に到着しましたぞ! 人生の先輩のみなさんなのに、ピット入りが遅れてすみません! ということで、駆けつけたときには、すでに多くの選手が到着しておりました。中尾カメラマンにも、「クロちゃん、遅い!」と怒鳴りつけられた次第であります……。

さて、宮島競艇場のピットへの通用門は、チンチン電車の踏み切りも兼ねているんですね。競艇場のすぐ横をチンチン電車が走っているための、独特のレイアウトなのですが、つまり選手たちのタクシーは踏み切りを渡って競艇場に入ってくるわけで。なんだか不思議な光景でありました。
2008_0414_0234  不思議な光景といえば、なんと、荷物検査がピットを入ってすぐの場所で行なわれるのですね。通常は、競技棟の一室を使って行なわれていて、その様子を見ることはほとんどないのですが、ここ宮島では屋外で荷物検査が行なわれていて、もう目の前で様子を見ることができてしまったのです。テーブルが3カ所に置かれ、それぞれ一人ずつ、でっかいスーツケースを広げて荷物のチェックを受けるわけですが、一人あたり……そうだなあ、3~5分くらいはかかっていたでしょうか。チェックは本当に細かく行なわれていて、けっこうな時間を必要とするのですね。ということで、それぞれのテーブルにはズラッと選手たちの列ができております。艇界の匠たちが、順番を待っている姿はこれまた不思議な感覚でありました。待っている間に、久々に再会する仲間や先輩に挨拶する彼らの顔には、嬉しそうな笑みが浮かんでおりましたぞ。春の陽気もあいまって、うーん、穏やかで優しい空気に癒されました~。

2008_0414_0024  そんななかで、どうしても目を引いてしまうのは、やはりこの人、史上初の女子出場選手となった鵜飼菜穂子! 鵜飼さんはかなり早くの到着だったようで、僕がピットに着いた頃にはすでに着替えを終えて、ペラ検査へと向かっていました。鵜飼さんの姿を見るのは、これまではいつも女子王座決定戦であり、ということはいつも、最年長選手でありました。ところが、ここでは……最年少! それに加えて、ただ一人の女子……そうした先入観がこちらにあることは否定しませんが、女子王座で見るよりもずっと、鵜飼さんは凛々しい表情であるように見えました。うーん、いいっすね、こんな鵜飼姐さんも!
2008_0414_0174  あ、そうそう。不思議な光景で思い出したのですが、この人の姿があったのは、なんとなく違和感を覚えたものでありました。山﨑昭生です! 来月の笹川賞にも出場するように、昭生さんと会うのはもっぱらSG。そして、ルックスが若いじゃないですか、昭生さんは。だから、もちろん今節の主力の一人であることは承知していても、そこにその姿を見ると、やはり改めて驚いてしまうのですな。まあ、その意味では、瀬尾達也の顔があったのもまた、ちょっと不思議でありました。こうして、名人戦の趨勢は次第に変わっていくということなのでしょう。
2008_0414_0019  そう考えると、やっぱり加藤峻二に対しては、最敬礼するしかない! 人間国宝・峻ちゃんは、今年も元気に名人戦の舞台にやってまいりました! 挨拶をしてくる“若手”たちに、嫣然たる笑みを返す峻ちゃんは、もう、ただただ神々しいと言うしかない。春の光が後光のようにも見えて、思わずたじろいでしまった私でありました。やはり、この方には永遠に名人戦に来てもらわねば! まずは、悲願の優勝を果たすべく、若々しい走りに期待しておきましょう。

 というわけで、往年の……いや、今でも光り輝く匠たちが、厳島神社の大鳥居を望む宮島競艇場に勢揃いしましたぞ! この味わいを堪能せずして、競艇ファンを語るなかれ! 匠の祭典がいよいよ開幕!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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宮島です!

おはようございます。まずは皆様、お詫びから。

本日、緊急メンテナンスが入り、ただ今まで記事の更新ができませんでした。取材班、宮島競艇場に到着しました……のはもう4時間近く前なのですが、どうにも更新できず、問い合わせてみたらメンテナンス中……。大変申し訳ありませんでした。取材はしていましたので、これより順次更新をしてまいります。

Cimg3787_4 宮島競艇場で明日から開幕するは、競艇名人戦でございます! “匠の祭典”、本日はもちろん前検日、選手到着、モーター抽選がすでに終わっております。それも含めて、現地より取材更新してまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いいたします。

重ね重ね、本日は申し訳ありませんでした。


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