この特集について
ボートレース特集 > H記者の特別読切企画「今日のウルトラ万太郎!」
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

H記者の特別読切企画「今日のウルトラ万太郎!」

 K記者「インが全部勝つ!」H記者「イン8勝は覚悟」と前宣言していた総理杯初日。終わってみれば、イン選手は6勝(逃げ4、抜き2)のみで、3連単の万太郎が5本も飛び出す波乱の1日になった。今日の万シューを振り返り、明日の舟券のヒントを探ってみたい。配当の高い順に行ってみよう。

2009_0317_0989 9R
②伊藤(差し)③石川⑥吉田拡…71090円!!!!!!!

検証/断然人気の魚谷(前半6コース1着で人気に拍車がかかった)がインでぶっ飛んだのが最大の要因。先マイしながら、なぜ敗れ去ったか? ペラがイン戦向きではなかったという部分もあるのだろうが、私はホーム~バックに流れる風が災いしたと見ている。魚谷は広い多摩川の水面で気持ちよく握ってぶん回した。この握りマイに横風(発表は2mだが強弱がやたら激しく、このレースでもS前後に強めの風になったと思う)が加担して、想像以上に流れたと思われる。その間にズブズブ差した伊藤-石川がバックで抜け出し、さらにアウトの吉田拡がしぶとく追い上げてウルトラセブンのとんでも万太郎が誕生した。
舟券/『穴・極選』の通り……激しく万シューを狙いながら、まったく筋違いの大万シューを喰らってしまった。◎の飯山はSで後手を踏んで万事休す。完敗……。
教訓/「スタンド→バックへの横風が吹いたら、2コース差しに注意!!」

2009_0317_0503 7R
②島川(差し)⑤中島①森永…38790円!!!

検証/このレースも9Rと同じタイプの現象が起きた。内3艇はほぼ同体で、スリットから3コースの三角が覗く格好。そのまくりを恐れたインの森永が強く握って回った。横風で流れ、まくり差しを狙った三角も流れ、その間に落として回った島川がズッポリと差し抜けてしまった。まさに人気の盲点だが、森永と三角が激しくやり合ったわけでもなく、風の影響と島川の回り足の良さが合致してのトリプル万太郎だったと思う。
舟券/昨日の前検でAランクに指名していた島川。あまりの人気のなさに、私は2=3-全を買っていたのだが、人気サイドの三角がぶっ飛んで万事休す。三角に昨日の見立てほどの行き足がなかったのが敗因。島川を抜擢していただけに、悔しいハズレ舟券となった。
教訓/「スタンド→バックへの横風が吹いたら、2コース差しに注意、その2!!」&「伸びより回り足が強そうな選手の2コースは要注意!」

2009_0317_0764 1R
⑥森永(まくり差し)⑤伊藤③小野…35980円!!!

検証/これは風やパワーなんぞとは無縁で、「4カドの市橋が強引に絞りまくり、インの金子が徹底抗戦して共にぶっ飛んだ」という典型的なアウトセットパターン。4カドがこれだけ男前の仕事をしてくれたら、外の2艇はただ開いているスペースに飛び込めば1・2着を分け合える。立役者の市橋は好素性のモーターをゲットしており、「このパワー&このスタートなら呑み込めるはず!」と意を強くして絞って行ったのだろう。他場より4コースが強い多摩川では、この4カド想定選手のパワーと意気込みを推し図ることが舟券的中への近道だと思う。
舟券/天性のまくり屋・伊藤の存在は常に気にしており、自力で攻めての5=6の筋も考えた(実際には違う展開)が、イン金子の出足がここでは上位とみて5=1-全に絞った。ちょっと悔しいが、このレースではただただ市橋の気合に脱帽するしかない。
教訓/「多摩川のキーマンは4コース。この選手のやる気次第で内が生きるか、外が生きるかが決まりやすい!」

2009_0317_0355 5R
⑥魚谷(まくり差し)①笠原⑤守田…14420円!

検証/9R700倍の布石となったレース。これはもう、魚谷の超抜スピードを褒め称えるしかない。3コースの山口がドカ遅れで、4カドの重成がゆっくり内の動きを見ながらまくりに行った。有利な展開になったのは重成マークの守田なのだが、守田がいちばん美味しい差し場を探している間に、とんでもないスピードで魚谷がその上を叩き、あっと言う間に突き抜けてしまった。パワー勝ちというより、度胸&スピード勝ち。守田フリークの私は呆然とこの光景を見つめていたわけだが、悔しいけれど「役者が違った」と言わざるを得ない。しかし、それにしてもこんな強い勝ち方をした魚谷がイン戦・先マイで大敗するとは……競艇はわからないし、何だって起きうるギャンブルなのだと痛感した。
舟券/インの笠原を信頼し、愛する俊介との5=1-全に決め撃ち。1マーク手前で一瞬だけ5-1の白日夢を見たが、俊介が突き抜けるべき場所にいたのは魚谷だった……ちょっと悔しい完敗。
教訓/「トップ級のスピードを誇る選手は、アウトからでも平気で突き抜ける!」&「6号艇圧勝→1号艇惨敗はよくあるパターン」

2009_0317_0231 8R
①吉田弘(逃げ)⑥平石④小野…13590円

検証/ほぼ同体の「SG典型スリット」から吉田コーブンが落ち着いて逃げ、最内差しの平石が鋭く追い上げた。これだけの展開で万太郎になるのが1-6の怖さであり妙味でもある。コーブンは2Rでエンストに近いほどのアクシデントがあって大敗を喫しており、それが「インでも危ないのでは?」というムードを抱かせた。実際にパワーには疑問が残るものの、スタートが揃いやすいSGでは「パワーがなくても逃げ切り」というレースが多々ある。今日でいうなら、魚谷とはまったく逆のパターンだったわけだな。

2009_0317_0371  また、平石は魚谷ほどのターンスピードはないものの、あの手この手で徐々に追い上げるテクは艇界でも屈指。そして、そんな追い上げが利くときの平石はシリーズを通じて要注意だ。
舟券/人気の妙味を踏まえて12-6-全という予想をしていたのだが、7Rまでの流れが悪く、また9Rの極選も控えていたのでケンしてしまった。実のところ「イン12連発」のK記者予想で1-6が本線だったのもシャクに触った。そして、K記者はこの万太郎を筆頭にイン勝ち6本のうちの4本的中……でもって私は……私は……これ以上は書きたくないっす。
教訓/「パワーがあるときの平石は、アウトからでもじわじわと2・3着まで押し上げる!」&「6号艇惨敗(失格)→1号艇圧勝は競艇の定番パターン、特に転覆などで人気が落ちたら絶好の狙い目になる!」

 常に万シューを買って、万シューが5本も出て、万シューを獲れなかった私。インから本命ばかり買って、ちょっと紛れたら万シューをゲットしてしまったK記者……く、く、悔しいですっっっっ!!(Photo/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/106923/44379353
コメント

ほぉ〜、ふむふむ、なるほど、なるほど…
φ(.. )

松山記念決勝(競輪)、蒲郡リベンジナイターも惨敗に終わった濱野谷憲吾です、こんばんは☆彡

蒲も後半、獲れそうで獲れない万太郎3本…
ほんま、悔しいです!

『能書きはいいから、さっさと万太郎をお当てよ!トンズラー!』とドロンジョ様の声が聞こえてくるとか、こないとか…

まだまだ先は長い
60レースもありまっせ!きっと今節は良いことがあると信じて付いて参りまするぞ

H記者、H記者…(涙)

投稿者: 濱野谷憲吾 (2009/03/17 21:35:57)
コメントを書く




※メールアドレスは外部には公開されません