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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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エース41号機は山崎智也の手に!!

2009_0622_0142  12時20分頃から競技棟の2Fでモーター抽選会が行われた。畳敷きの詰め所で選手たちが思い思いに雑談している。正座、胡坐、片膝付き……みんなリラックスしているようだが、選手班長の平石和男がモーター番号を読み上げると歓声やら溜息やらが漏れる。寺田祥が「40」を引くと、「おぉ、惜しい~」の声。1年間せっせと働き続けてきた戸田モーターたちの出世頭は41号機。やはり、選手にとっても垂涎のパワーなのだ。
2009_0622_0145  その「41」の声が聞こえないまま、淡々とガラポン機は回り続ける。抽選が半ばに達した頃、いきなりフラッシュとシャッター音が乱れ飛んだ。湯川浩司。グラチャン3連覇への第一関門だ。湯川は拍手を打ってからゆっくりガラポンを回し、「45」の声を聞いて少し首をすぼめた。おそらく狙いの数字があったのだろう。湯川はテーブルに貼り付けられたモーター履歴表の1点を5秒ほど見つめ、ちょっとおどけるように笑った。引いた45号機は複勝率38・5%。お目当てとは違っても、十分に戦えるエンジンではある。

2009_0622_0185 「よんじゅういち!」
 平石の高い声がさらにオクターブ上がったのは大詰めの頃。その数字を引き当てたのは、山崎智也だった。
「おお~~ぅ!」
 みたいな歓声が飛び交う。エース機と知ってか知らずか、智也は満面の笑みでその歓声に応じた。まあ、例によって満面の照れ笑いってな感じだけど。デヘヘヘっぽい笑顔に、チラリと気合の眼光が入り混じったのを、私は見逃さなかったぞ。今節の智也は、かなり手強いとみた。
2009_0622_0194  最後にガラポンを回したのは紅一点の横西奏恵。いくらガラポンを回しても出てくる玉は決まっているのだが、奏恵ちゃんはくるくると何度も回して、それから智也と同じようなデヘヘヘ笑顔を作った。引いた6号機はモロ中堅級だが、その潜在パワーと軽量の利を最大限に引き出して、奏恵ちゃんは51人の屈強な男たちと渡り合う。
 さてさて、気になるモーターと持ち主をピックアップしておこう。

複勝率上位モーター
①41号機→ 山崎智也
②20号機↑ 岡本慎治
③1号機↓ 平田忠則
④10号機→ 石田政吾
⑤58号機→ 渡邉英児
⑥3号機→ 濱野谷憲吾
⑦36号機→ 重成一人
⑧16号機↓ 秋山直之

 矢印は各種の情報を網羅した近況の好不調バロメーター。いちばん怖いのは、絶好調の20号機=岡本慎治かも?(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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