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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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浜名湖12Rドリーム戦 インタビュー&THEピット

 浜名湖GIダイヤモンドカップのドリーム戦が近づいてきた。ここでは朝に行われた出場選手インタビューの要約と各選手のピットの様子をコラボしてお伝えする。

2009_0730_0084 ①服部幸男
「前検はマズマズ。でも今朝はちょっと合ってない感じだった。少しでも長くペラを叩きたいので、早くピットに帰りたいです」

   ↓
PIT…もちろん常にペラ室。いつ覗いても、真剣すぎる表情と目でペラとにらめっこしている。4Rのレース中も一心不乱にペラを叩いては見つめ、立ち上がって上体を左右に180度回転させながら、ペラのフォルムを陽光にかざして見ていた。凄い集中力だ。昨日までの爽やかなスマイルは消え去り、完全に闘争モードに突入したのだ。「プロペラは感性」と口にする服部のこと、湿度90%にも及ぶ難解なコンディションにも答えを見つけることだろう。

2009_0730_0088 ②湯川浩司
「昨日は感じが良かったけど、今日はちょっと……重たい感じ。プロペラをやります。スタートは1艇身目標」

   ↓
PIT…4~6Rあたり、とても落ち着いた表情でピットを歩く姿が見られた。ウルトラ忙しそうにしている同期の丸岡に比べると、はっきり余裕が感じられる。少なくとも、ゆっくり歩くその顔には「重たい感じ」はなかった。

2009_0730_0089 ③佐々木康幸
「前検では思ったより回転が上がらず、今日のほうがさらに回らない。ただ、伸びは普通にあって悪くはないと思ってます。ダービーの斡旋が決まるまで、今日明日はSを控えていきたい」

   ↓
 4Rで鮮やかに勝利し、ピットに還ってきた足取りも軽快だった。勝利者インタビューに向かうときも、スキップとまでは行かないが、足が上体よりも先に先にと交差するように動き、まるでスーパーモデルのような歩き方だった。一度控え室に戻ってから数分後にはタッタッタッとピットに駆け込み、ボートを別の場所に移動させた。この一連の行動を見る限り、深刻な問題はまったくないと思う。

2009_0730_0091 ④丸岡正典
「昨日、ヤバかった。かなりヤバイ。今日も変わらずヤバイ。どこが悪いかわからないところがヤバイ。早く帰ってペラを叩きたいです(笑)。今日はなんとか阿波さんにまくられないくらいにはしたい」

   ↓
 ヤバイヤバイを連呼したとおり、ペラ室にこもりっきり。その鬼気迫る顔、ムードは服部以上だった。どれだけヤバイのか。4R~6Rあたりで、表情に光明が射したり誰かと談笑したりという光景は一度も見なかったな。どれだけ苦しいのか、丸ちゃん!?

2009_0730_0095 ⑤阿波勝哉
「昨日は前検タイムは気にしてません。とりあえず前半5レースを走ってから考える。6コースで行けると思うので、スタートは大丈夫」

   ↓
 その5Rを終えたときの顔は、いつもの阿波勝哉の顔としか言いようがない。唇を噛むような険しい顔にも見えるし、飄々かつサバサバしているようにも見える。5Rはスタートで後手を踏んでの3着。ちょっと複雑な感じが顔に出ても良さそうだが、そんな心の機微はさっぱりわからんかった。ポーカーフェイスすぎるぞ、アワカツ!

2009_0730_0098_2 ⑥重成一人
「前検は平均点で今日もマズマズ。いつもどおり、ターン回りの足を重視していく。正直、阿波さんのまくりに乗って差したいんだけど、そうもいかなそうなので5コースから(笑)」

   ↓
 ドリームメンバーの中でいちばん姿を見かけなかったのがこの重成。早足で歩いてる姿をチラリ目撃したかと思うと、もうペラ室にも整備室にもいなかったりする。その早足にしても「整備を急ぎたい、時間が足りない」という感じはなく、いつものクセという風情だった。ジョークを交えた選手紹介やドリームインタビューでも感じたことだが、今節の重成にはちょっと達観したようなリラックスムードが漂っている。それはモーターやペラへの手ごたえでもあるだろう。ある意味、ドリーム組ではいちばん怖くて不気味な存在かもしれない。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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