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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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オーシャンカップ・モーター抽選

 オーシャンカップの行方を占うモーター抽選が、16時すぎにはじまった。

 今節の注目モーターは?

 BOATBoy8月号で西日本スポーツの森大輔記者が、6月の若松周年記念を基に「素性S(S~Eの6段階で評価)」と評価したモーターは、2号機、25号機、36号機の3機である。

2009_0720_0181  現在の若松のエースモーターが25号機。

 若松周年記念では清水敦揮が使用していたモーターである。清水は成績こそともなわなかったが、エンジンはかなり出ていた。25号機は周年後の一般戦では結果を残している。
 この誰もが欲しがる25号機を引いたのは、なんと選手班長の藤丸光一であった。引いた順番はたしか36番目。
 それまで粛々と進んでいた抽選会場に選手たちの声があがる。
「おおっ!」
「え~!
「ホンマにぃ!? (抽選機に入れず、手に)持っとったんとちゃうん!?」
 みなに冷やかされ、藤丸は照れ笑いを浮かべていた。

2009_0720_0157  25号機と双璧を成す優良機が2号機。
 こちらは若松周年記念で優出した古場輝義が使用していたモーターである。伸び良し、回り足良し、出足良し、の三拍子そろったエンジンで、前節の一般戦でも野澤大二が使用して、1着を量産した優良機である。
 この2号機を引いたのは、藤丸と同期の川﨑智幸。選手班長の藤丸が少しジラしたあとに「2番」と読み上げると、同じ中国勢の西島義則が「川﨑、やったのう!」と歓声をあげた。
 ちなみに西島義則が引いたのは2番違いの27号機。数字的には中堅ありそうだが、西島は少し首をひねったあとで苦笑していた。

 36号機を周年記念で使用していたのは矢後剛。こちらは複勝率こそベスト5に入っていないが、周年ではかなりの伸びを誇っていたし、前節の一般戦でもB1選手が操って準優出を果たしている。数字以上に素性は良さそうである。
 この36号機を引いたのは重成一人。2号機や25号機のときのような周りからの歓声はなかったが、重成自身は少し嬉しそうな表情をみせていたように感じた。前々節で地元丸亀の記念を制し、前節の徳山の記念でも準優出を果たしたように、重成は調子を上げてきているように感じる。現時点での評価は伏兵だろうが、明日のレースはいきなり勝負してみても面白いかもしてない。

2009_0720_0144  推奨3機以外を引いた選手も、少し紹介しておこう。
 まず、いま競艇界一調子がいいといっても過言ではない今垣光太郎。彼が引いたのは60号機。2連対率33.8%の中堅機だが、現在の今垣はどんなエンジンでも上位級にまでは仕上げてくる。とりあえず、明日の競走で様子を見てみたい。

2009_0720_0189  逆に最近はエンジンがいまひとつ仕上がらないものの、腕とテクニックで成績を残してきているようにみえるのが松井繁だ。松井が引いたのはラッキーセブンの7号機。これまでA1選手が2人しか乗らずに2連対率が37.9%あるのだが、BOATBoy誌上での評価はC。ディフェンディングチャンピオンが、どのようなパワーを引き出してくるかも見ものである。

 と、ここまで書いたところで足あわせがはじまったので、ここらあたりで抽選リポートは切り上げる。

 若松の天気はどんよりした曇り空。少し前に照明が灯り、しかも午前中には雨が降ったり、晴れ間が出たりで、ピット内は相当蒸し暑い。不快指数MAXといったところである。このうっとおしい天気を、明日からの好レースで吹き飛ばしてもらいたい。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)

 


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