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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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若松オーシャンカップレース回顧(担当・姫園)

【1R】
 スリット同体から3コースの金子龍介が強引にまくりにいく。インの吉村正明はそれに抵抗。2コースの白水勝也が小回りを選択して、差しを狙っていた4号艇の石橋道友は行き場をなくす。
 内2艇、外に2艇と、ポッカリ開いた隙間を、悠然と抜け出していったのが5号艇の伊藤宏。2日目オープニングカードは地元の伊藤が飾った。
 展開がむいて勝てた伊藤宏に対して、人気を背負っていたもう一人の地元選手・白水勝也はズルズルと下がっていく形での5着。機力的にキビしい面があるのかもしれない。

【2R】
20090722_1058_2  吉田俊彦がピット離れでやや遅れ、そこに太田が回りこみ123/546の進入となる。昨日もピット離れが悪かった吉田だが、まだなおっていない模様。
 レースは1号艇イン戦の高沖健太がコンマ21のスタートから押し切って、嬉しい水神祭を飾った。機力的に注目すべき選手は、太田和美と濱野谷憲吾。太田はスリット通過後の足がなかなか鋭かった。テクニックが上位とはいえ、濱野谷は展開のない6コースから、よく3着にまで追い上げている。

【3R】
 6号艇の西島義則が回りこんでくるも、1号艇の森永淳がインコースを死守。90m付近からの起こし位置ながら、コンマ16のスタートを決めて押し切った。見事なイン逃げで、昨日書いたとおり機力も良さそう。
 2着に入った藤丸光一は、前検でみた素晴らしい足からは遠のいている感触があった。ペラ交換が上手くいかなかったのかもしれない。西島の機力はキビしそう。3着に入った吉川もあまり良くは感じない。

【4R】
20090722_0489  菊地の十八番、スタート一撃が炸裂。スリットでインに3分の2艇身先制できれば、まくれるのも道理だ。1マークでのサイドのかかりも良く見えた。まだ暑い時間であったにもかかわらず1分47秒台が出たのは、モーターがいい証明といえるのかもしれない。
 湯川はチルトを1.5にハネて2着。たしかに伸びたが、一気に1マークを陥落するまでは及ばなかった。6号艇ならチルト1.5を使うかもしれないが、他艇ならチルト0に戻すかも。もともと伸びがあったエンジンなので、チルト0でも戦えるようには思う。仲口はかなりキビしそうな足だった。

【5R】
20090722_0950   重成一人、山崎智也、丸尾義孝の3人が2周以上にわたって1着を争う激しい見ごたえのあるレース。本日のベストレースといってもいい。重成がいったん先頭に立つも、道中で丸尾が逆転して1着になった。
 この3人のなかなら、機力が一番上なのは重成一人か。勝った丸尾義孝は展開が向いた面が大きく何ともいいづらい。善戦した山崎智也だが、機力的には一枚落ちるか。

【6R】
 3号艇の寺田祥が奇襲を仕掛ける。選手とファンの意表を突くピット離れをみせて、インコースを奪い去り、そのまま逃げ切る離れ技をみせた。鮮やか。

【7R】
 6号艇の松井繁が回りこんで内をうかがう。それに対して2号艇の今垣光太郎は枠を主張せず引いて4カドを選択。この作戦を見ても、今節の今垣のエンジンに伸びがあるのがよくわかる。
 ただ今垣のその後のレースはいまひとつだったように思う。スリット同体から伸びていってまくりを打とうとするが、1マーク手前で躊躇して差しに切り替え。最内に進路をとったものの、回り足が弱いのか他艇に離されていき6着に敗れた。
 1着は原田幸哉。コンマ07スタートからの押し切りだけに足の判断はつかず。直感的にはそう弱くはない気がしたが、明日の1レースで判断がつのではないだろうか。

【8R】
 5コース平田忠則の気合が目立ったレース。4カドの横西がコンマ22のスタートであったのに対し、平田がブチ込んだスタートはコンマ07のトップスタート。一気に横西を絞って内を攻めにいくが、インの徳増秀樹にまでは及ばなかった。
 1着は徳増。2着に平田。スタートで後手を踏んだ横西だが、1マークで展開むいて3着に踏ん張った。

【9R】
20090722_0805   電撃スタート4カドまくり。ホワイトシャーク、白井英治の魅力が思う存分つまったような一戦。風向き的にも、潮目的にも、そうまくりが有利な水面ではなかったように思うが、それでも1マーク一発で決めてきた。
 2着の中島孝平は白井のまくりに乗り、1マークではいったん突き抜けそうな場面も見せたが、艇がバウンドした分だけ少し失速。突き抜けるまでにはいたらなかった。

【10R】
 エースモーターを引いた博多ん大将・藤丸光一が、4コースからコンマ07のトップスタートを決める。それに対して内3艇のスタートは「23、21、26」。スリットで一艇身のリードがあれば、藤丸のモーターなら一気に攻められる。1マークに到達するまでに2・3号艇を絞って、1マークでも豪快に外を回る。
 藤丸が切り開いた道に続いたのが、福岡のエース・瓜生正義。バックで藤丸とのラップ状態に持ち込むと、2マークで逆転(決まり手はまくり差しになっていが)。5号艇6号艇の福岡選手がワンツーフィニッシュを決め、地元のファンに2マンシューという大きな配当をプレゼント。
 前半レースではいまひとつの競走だった藤丸は、ペラを戻して正解が出たのかもしれない。

【11R】
 3対3の枠なり。4カドの田村隆信がコンマ55のドカ遅れ。それ以外の5艇はほぼ横一線に並んだスタート。
 1マーク手前で3コースの湯川がまくりにいこうとするが、それを2コースの西島義則が強烈にブロック。開いた差し場に飛び込んできたのは、好エンジンを引いていた川﨑智幸だが、差し切るまではいかず、山崎智也が逃げ切り勝ち。
 展開一本のレースだったので、機力の判断は難しい。が、山崎智也の勝ちタイムは、そう早くない。

【12R】
20090722_0208  3号艇の坪井康晴がよもやのピット離れ失敗。6コースに追い出される。
 コースがひとつ内になった6号艇の菊地孝平がコンマ11のトップスタートを決めるが、松井を脅かすまでには至らず。勝利者インタビューで本人もコメントしていたとおり、松井のモーターはあまり良くないのだが、それでも貫禄で逃げ切り勝ちをおさめた。
 機力が光っていたのは坪井康晴。1マークを回ったときは4~5番手争いが濃厚だったのに、そこから追い上げて最終コーナーでは2番手の重成一人にあと一歩というところまで迫ってきていた。現在の予選順位はボーダー付近だが、坪井を侮ってはいけない。
 


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