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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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優勝戦 私的回顧

強心

2009_0726_r12_0835 12R 優勝戦
①菊地孝平
②徳増秀樹
③濱野谷憲吾
④田中信一郎
⑤西島義則
⑥湯川浩司

進入152/346

 120m起こしでインからコンマ06トップS、他艇はほぼ横一線。この条件が揃って、菊地が他の追随を許すはずがなかった。1マークをしっかり、ほどよく回る。憎らしいほど落ち着いていた。差した西島も、ぶん回した徳増も、2番差しの濱野谷も届かない。バックの半ばで第14代の“海王”が決まった。
 菊地にとってもっとも怖い敵は、「西島の前付け」だった。前哨戦はすでに済ませている。昨日の11R、西島の激辛な前付けに抵抗し、菊地は90mほどの深い起こしからコンマ06!のトップSで完璧に逃げきってみせた。が、それで決着が付いたわけではない。百戦錬磨のイン屋が同じ戦法でくるのか。案の定、西島はスタート展示で昨日よりもさらに厳しくコースを攻めた。菊地は譲らない。80mあたりの起こし。これが本番だったら、菊地にとっては実に寒いイン戦になることだろう。
2009_0726_r12_0808  が、いざ本番で、西島はコース攻めを緩めた。向こう流しで折り合った。これは昨夜から菊地が激しく抵抗し続けた賜物だ。「どんなに深くなってもインは絶対に譲りませんよ」という意思表示を、西島が合点した。西島とて70m起こしで菊地と心中するのは避けたい。菊地が絶対に引かないと合点した以上、無理に攻めるのは自分の首をも絞めることになる。それが実戦心理だ。120m起こしは、決死の覚悟を決めていた菊地へのご褒美だった。シリーズを通じて際立っていた菊地の精神力が、最後の難関をも突き破ったといえるだろう。
2009_0726_r12_0853  豪雨シリーズ。県内で避難勧告が続出し、浸水で記者たちの車が6台も廃車になったシリーズ。開催中止順延まで囁かれた劣悪環境の中、菊地は全8走をコンマ03~14、平均コンマ09でスリットを走り抜けた。「素晴らしいS勘」で片付けるのは簡単だが、このシリーズの環境を考えればS勘よりも心の強さを評価すべきだろう。勝率34%の凡機、土砂降り、突風、西島の前付け、90m起こし、SG優勝戦1号艇……それらの逆境や圧力を、菊地はひとつひとつ自力で克服していった。今節の菊地から感じたこと。それは速さや巧さとはちょっと別次元の「強さ」だった。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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オーシャンカップは菊地孝平選手が優勝! 【おでぶのお気楽日記】
昨日、競艇SGオーシャンカップの優勝戦が行われました。 開催場所は、若松競艇場。 ここ数日、山口県や北九州は死者も数人でているほどの豪雨が続いてました。 若松競艇場は北九州市にある競艇場。 当然、豪雨の影響をもろに受けたオーシャンカップとなったわけです。 実..... 続きを読む
受信: 2009/07/28 17:04:12
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観劇が終わり梅田へ行き 寿司屋に入った

刺身が旨い 握りが旨い 焼き物が旨い ひれ酒が旨い
ケツが重たくなった

急遽電投&携帯レジャチャン観戦に変更
雨も降ってたし

3‐146‐146
1‐3 ←分厚く大本線

で勝負!

1周2マークでため息…
2周バックで『おぉ〜!』
2周2マークで狂喜乱舞!

嬉しくて食べ過ぎて飲み過ぎて
お会計 ¥33000
( ̄□ ̄;)!!

パーリラ♪パリラ♪パーリラ♪ハイ!ハイ!

3日後了解!
頑張りますぅぅ〜

菊リン優勝おめ!
憲吾も定石の2着おめ!(^皿^)

投稿者: 濱野谷憲吾 (2009/07/27 0:00:19)
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