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ボートレース特集 > THEピット――寒いんです!
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――寒いんです!

2009_1217_0320  寒いと思うから寒いんや! とカマギーは言った。
 寒いと思わなくても寒いっす~! と私はカマギーに言いたい。
 いやはや、ほんとに寒いんだってば! こんなに寒い賞金王、久しぶりではないだろうか。ピットがもろ水際になっている住之江だから、さらに寒さはつのる。時折吹き抜ける風は、身を震え上がらせるに十分な冷たさ。つい、さみぃさみぃと呟いてしまう、摂氏6℃の住之江ピット。そんななか、元気一杯に動き回っている鎌田義には、本当に頭が下がります。やっぱり寒いと思うから寒い、んやろうなあ……。

2009_1217_0368  そんな気候の中、本日、水の中に突き落とされるのが決定しました、今井貴士! SG初勝利おめでとう! 元気者のめでたい1勝に、福岡支部の先輩たちは沸き返っていた。大将・藤丸光一をはじめ、皆が笑顔。にっこにこ。鳥飼眞は「今井! 泣くなよ!」などといってからかいつつも、笑いが止まらない様子だ。もちろん、今井自身も笑顔笑顔。水神祭は9R後に行なわれるようだが、こんな寒さの中でも歓喜の瞬間となることだろう。でも今井選手、風邪ひかないでね!
「ほんとっすよね~。今日の寒さはヤバいっすもんねえ~~」
 はい、ヤバいっす。水神祭後はすぐお風呂へ!

2009_1217_0564  こんな寒さだからか、ピット内には走っている選手を多く見かける。いや、住之江のピットは広いから、走って移動したくなるということなのか。ボートリフトがいちばん端っこ(150mの表示板の真横)、選手控室はやっぱり端っこ(展示ピットの裏あたり)。エンジン吊りに行く場合、走らないと間に合わない! リフト付近に艇を置いている選手は、ペラ室からも距離があるから(ペラ室は角っこにあります)、やっぱり走りたくなるというものだろう。
 今朝、もっとも走っている姿を多く見かけたのは、安田政彦。飄々とした表情で、手足は豪快に動いて、まさしく全力疾走。そんな安田を、少なくとも4回は目撃した。

2009_1217_0139  反対に、妙にゆっくり歩いていたのは、2R後の守田俊介だ。一歩一歩に力がなく、そろりそろりといった感じで歩いていたのだ。そんな守田に、辻栄蔵が歩み寄った。一声かけた辻は、タハハハと笑顔。だから、異常事態が起こったとは思えなかったのだが、やけに長い密談に、辻の顔が少しずつ曇っていく。
 3Rが終わって、選手たちはエンジン吊りへ。カマギーと並んで歩く守田は、やっぱりゆっくりゆっくり歩いている。カマギーもリフトへと駆けだしながら、「ゆっくりでええですよ」と声をかけた。
 無念。守田俊介、腰痛で管理解除。この舞台をたった1日で後にしなくてはならなくなった。H記者も残念でしょうが、2010年にはこのリベンジともなる大活躍を期待します。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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