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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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モンスター、地元ラストラン!

 来る者あれば、去る者あり。今井貴士や新田雄史らの新星が活躍している今節、本日は艇界の宝が最後の走りを披露するという、せつない別れもありました。
 モンスター野中和夫、ラストラン!
2009_1219_1315  朝の引退セレモニー、8R発売中のトークショーと、今日は1日を通して野中さんとの別れを惜しむイベントが開催されたわけですが、そのメインエベントとして12R発売中に行なわれたのがラストラン。フロントには似顔絵がプリントされ、前部には「MONSTER」と記された黄金のボートに乗って、SG17Vの偉人がファンの皆様に別れを告げたのです。福岡競艇場での引退表明の際にも同様のイベントは行なわれていますが、ここはモンスターの地元にして、たくさんの記録と記憶と思い出を刻みつけた住之江。しかも賞金王決定戦中に、最後の雄姿を披露したことは、実に意義深いことであります。出走を待つ間には、盟友・長嶺豊さんや松井繁、田中信一郎、吉川元浩、鎌田義らがボートのカウリングに腰掛ける野中さんを取り囲み、笑顔でカポック姿を見つめていたのでありました。
2009_1219_1415  出走の合図がかかって、ピットを飛び出したモンスターは、小回りブイを回って1コースに進入。ピットでは「コンマ20くらいのスタート行ってくるわ」と笑っていたモンスター、実際はおそらくフライングという韋駄天Sを決めておりました。Fも多かったモンスターらしいというか(笑)。そのままコースを2周した野中さんは、大時計前でファンに最後の挨拶。救助艇でピットに戻ってくると、長嶺豊さんが大きな拍手で戦友を出迎えたのでありました。
2009_1219_1350 「スッキリした顔になったわ。朝は怖い顔しとったけどな。最後が賞金王決定戦なんて、お前らしいわ」
 長嶺さんの言葉は野中さんにどう届いていたか。たしかに野中さんの顔には、住之江を最後に走れた充実感があふれているように見えました。
 ありがとう、野中和夫。さようなら、野中和夫。この住之江でもう一度モンスターを見ることができたのは、実に幸せでありました!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

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