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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――優勝戦の長い1日

_u4w0206   地元・福岡で迎えたSG優勝戦――。瓜生正義は、普段着どおりの様子で一日を過ごし、レースを迎えられたのだといっていいかもしれない。
 もちろん、心の中では、「目に見えない闘い」があったことだろう。しかし傍目から見れば瓜生は、普段と変わらない様子で、普段と同じような作業をしながら、朝からレースまでの時間を過ごしていたようにも見えていたのだ。
 そのため、ピットを取材していたなかでも、瓜生に関するメモはそれほど多くない。
《8R後のスタート特訓後 満足そうな顔で吉川(元浩)に声掛け》
《10R前 偶然か? ペラの大奥で上瀧(和則)と並んで作業》
 などということが、何カ所かに書かれているくらいだ。

_u4w0228_2  そしてもうひとつ、そのメモのあとには……。
《10R直前 ピットに来た植木(通彦)理事が瓜生に声を掛けて笑い合う》
 とも書かれている。
 そんな瓜生が、見事な2コース差しによって優勝を決めたのだ。
 この優勝によって、植木から瓜生へと“艇王”との称号が禅譲される日が近づいたようにも思われた。

_u4w0247「まだ(優勝の)実感はないんですけど、ちょっと強くなれた気はします」
 表彰式後の記者会見で瓜生は、そんなふうにも言っていた。そんな言葉はいかにもこれまでの瓜生的で、頼りなさも感じられてはしまうものだが、現実として瓜生が強くなっているのは間違いない。
「今日は泣かなかったですね?」と聞かれて、「泣かなかったですね」と瓜生。
「ゴールしてから、ウィニングランのときは危なかったんですけど……」「地元で優勝するといつもジーンとくるので」とも話していたが、レースに勝ったあと、涙を見せるのは、いつまで続けていても少しも構わない。
 地元のSG優勝戦が行なわれる1日を普段着で過ごして、そのまま勝ったということこそが「強くなった心」の証明なのである。
 優勝戦で1マークを瓜生が先頭で回ると、ピット内では九州勢を中心に大きな拍手が起きていた。そして、水面際でレースを見ていた日高逸子は「わあ、地元が優勝したぁ!」と驚嘆の声をもらしていたが、この優勝はそうした驚嘆に値する。
『感動したじゃないですか』――。
 植木理事は、私に対してそうも言ったが、まさに感動の一語に尽きる瓜生の優勝劇だったのだ。

_u4w9582  1号艇で、2着になった今村豊にとっても、今日は「長い1日」になっていたことだろう。
“ミスター競艇・今村であっても、少し硬さが見られる気がする……”というようなことを前半のピットリポートで書いているのだが、午後の今村もやはり、充分リラックスして過ごせているようには見えなかった。
 もちろん、重圧に押しつぶされかけていたというようなことではまったくない。しかし、久しぶりの「主役」の座に就いたことにより、ある種の重圧と闘っているようには見えていたのだ。
 それにしても、SGの重圧、あるいは対世間の重圧というものではなく、「自分自身に対する重圧」だったのではないかとも想像される。最近のSGにおいては、いい意味でのピットのムードメイカーになっていることも多い今村が、今日はひたすら自分と闘った。そして、その中で切ることができたコンマ09のトップスタート!
 それでもレースで勝ちきれなかったのは事実だが、ミスター競艇が過ごした一日は尊いものだった。

_u4w0144  瓜生の他の地元福岡勢2人。
 彼らにとっても今日は長い1日だったことだろう。
 選手代表でもあった藤丸光一の場合、内心の葛藤はどうだったかはともかく、“無欲”に近い心境をつくりだし、“自然体”で1日を過ごしていたようにも見えていた。
 機力においては最右翼とはいえず、立場的にいってもスタート勝負には行きにくい。
 そんな状況にあって、初めて乗るSG優勝戦でいかに勝利を狙っていくか――。
 その意味でいっても藤丸は、「博多ん大将」としての“らしさ”を貫けたのだといえるのではないのだろうか。

_u4w0312  また、平田忠則の葛藤も大きかったのは間違いない。
 四角い顔に浮かべる笑顔がトレードマークの平田だが、今日1日に関していえば、「深い深い悩みの底」にいるような顔をしている時間が長かった。
 10レース後にボートを展示ピットに移す際にも、誰もいない待機ピットで、ずいぶん長いあいだストレッチを行ない、そのピットを出る際にも、本番のピット離れを試すかのように勢いよく飛び出した。
 そして、展示、本番……と、それぞれに内を窺う動きも見せていたのだ。
 レース後、もっとも悔しそうにしているように見えたのも平田だったが、平田は平田として、微妙な立場で闘い続けた一日だったのだ。

_u4w0133  松井繁と吉川元浩の過ごした一日。
 それはそれでまた、特別な意味合いを持っているようにも見えていた。
 この2人にしても、やはり自然体で1日を過ごしていたといえるはずだ。しかし、2人が見せていた自然体は、瓜生のそれとも藤丸のそれともまた違う。
 機力や立場の問題もあるが、それぞれの立場の中で優勝を視野にとらえる……。それはひたすら優勝を渇望しているというのとは少し違うのかもしれないが、少しでもそのチャンスを大きくするためにできる限りのことをすることを惜しまずにいたのは間違いなかった。
 2人の静かな闘いぶりは、見ていてとても感慨深いものだった。とくに松井と吉川が他には選手がいなくなったペラ作業場で、言葉を交わして笑い合い、作業を続けているところなどは、なんともいえない素敵な光景だった。

 6人それぞれが、SGの優勝戦を戦うということの意味を見せてくれた1日だった。
 そして、瓜生が飾ったそ地元SG優勝!
 長い長い1日は、そうして感動的なフィナーレを迎えられたのだ。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池久貴)


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優勝戦 私的回顧

激差し。

12R 笹川賞優勝戦
①今村 豊(山口)09
②瓜生正義(福岡)19
③吉川元浩(兵庫)11
④藤丸光一(福岡)17
⑤松井 繁(大阪)14
⑥平田忠則(福岡)16

進入123456

_u4w0064 「うりゅ~~っ!?」
 スタンドが騒然となった。スリットで明らかに瓜生が後手を踏んでいる。両隣から半艇身以上も。瓜生自身が「また、やっちまった~(笑)」と振り返るヘコスタートだったわけだが、人生も競艇もどこで何が幸いするかはわからない。勢い、3コースからのぞいた吉川が絞りはじめ、その気配を感じたであろうインの今村が握って回った。風は追い風、福岡特有のうねりもあいまって艇が流れる。自慢のレース足が半減する。吉川は吉川で機敏にマクリ差そうとした瞬間に艇が浮いてバウンドした。これもうねりのなせる業か。
_u4w0073  その間に、瓜生はもう差しきっていた。スタートで凹んだ分と今村の伸びが素晴らしい分だけ、いち早く艇をターンマークに向けることができた。「差し」というのは、Sが早ければいいというものでもないのだ。それにしても、1マークでのターンの速いこと速いこと! 数ミリたりともブイを漏らすことなく、瓜生は鋭角に旋回した。うねりを蹴散らす超高速モンキー。この速さは艇界屈指、あるいはナンバーワンかもしれない。サイドが掛かって節イチのパワー(←私の独断)が唸る。後続を一気に突き放して、2年ぶり2度目の笹川賞を手中にした。
_u4w0121 「また少し、成長したかもしれない」
 レース後、瓜生は照れくさそうにこう語った。確かに、その成長ぶりは歴然だろう。ファン投票2位。彼の実績からすれば過剰投票とも思える数字だったが、それはそのまま地元ファンの期待値なのだ。瓜生は実績以上のプレッシャーを背負って福岡のピットに立った。優勝候補と呼ばれた。その重圧を、すべて跳ね除けて頂点に立った。2年前は同期・原田幸哉の突進が幸いして逆転のSG初Vを飾ったが、今年は自慢のモンキーにモノを言わせ一撃で奪い取ったのだ。最近、「瓜生正義らしい勝ち方をしたい」と口にする瓜生。今日は実に「らしい勝ち方」だったと思う。S遅れも含めて(笑)。おめでとう、瓜生。本栖時代に「10年にひとりの逸材」と呼ばれたことを思えば遅咲きだった気もするが、ネックだった精神的なモロさ(正確にはレーサーとしてはやさしすぎる気質、だと思う)が解消されれば、その天才は留まるところを知らないだろう。完全自力でのSG制覇、これが瓜生伝説の序章になるかもしれない。

_u4w0057  そして、2着の今村豊。48歳の身でスピードっ速い後輩たちを次々に引き波に沈め、優勝戦1号艇をもぎ取り、トップSで1マークを先取りした。もう、凄すぎてうまく讃えるべき言葉が見当たらない。今村と同い年の私は、100m走れば嘔吐する。ありとあらゆる関節が凝り固まり、鍼灸師に「もう、ポンコツのガラクタだね」と嘲笑される。日々、身体の隅々に老いが染みてくるのが実感できる。そんな私と同い年のレーサーが、6日間を駆け抜けた。若々しく、軽快に、巧妙に、全速で! 私は同い年で今村豊と並ぶほどの英雄を誰一人として知らない。オバマなんか足元にも及ばない。今節、私はそれを半ば呆れつつ再確認した。拍手、ただ拍手。(Photo/チャーリー池上、Text/H)


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H記者の「一本書き!!!!」予想

 さあ行こう、優勝戦!

12R 笹川賞優勝戦
①今村 豊(山口)S→
②瓜生正義(福岡)S→
③吉川元浩(兵庫)A?
④藤丸光一(福岡)A'↑
⑤松井 繁(大阪)A'↑
⑥平田忠則(福岡)A'→

進入1246/35か4126/35???

 艇界の勢力図どおり?オール西日本によるファイナルとなりました。地元勢が勝つのか、優勝旗が関門海峡を渡るのか……今日は緩い追い風でセンター勢のマクリが届ききらずに1、2号艇が粘り勝ちするというレースが多いようです。これは今村と瓜生には有利な材料でしょう。
 で、今村の不安材料はコースとスタートです。常にターンマーク起こしを理想にしている今村にとって、藤丸(スタート特訓では深インとセンタースローを併用)や平田(特訓ではセンタースローが多かった)が襲い掛かってきたらどうするのか? インを死守すれば、S勘が狂いやすい深インになります。譲って2コースに構えたほうがいいのかも。
 あ、いま優勝戦の1~4号艇がスタート練習をして4本とも穏やかな枠なり!!でした。藤丸、死んだふりなのか、本気なのか……。ただ、平田が動けば、藤丸も一緒に動くしかないと思うのですが。スタート展示、要注意です。
 あれこれ考えてみても、やはり脳内レースは私のパワー診断に忠実に動きます。一昨日も書きましたが、2日目の瓜生と今垣の先頭争いを「まるで優勝戦を見てるようだな」と妙な実感とともに見つめていました。博才のない私なりに、あの直感を大事にしたい。残念ながら今垣はいないけれど、匹敵するパワーの今村がいます。今村が逃げて(またはマクッて)、瓜生が差してのバック一騎打ち。今村が進入や起こしに気を使う分だけ、自在に動ける瓜生に分があるとみます。2連単は2-1の1点勝負。3連単は2=1からの3着に運&リズムある平田を入れて妙味のある配当を狙ってみます。
 う~ん、「福岡水面&新ルール」でこんな結論になるとは……!?(←本番は大荒れかも?)

2連単★2-1
3連単★2-1-6、1-2-6

 読者の皆さん、今月もヘコ予想にお付き合いいただき、ありがとうございました!


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“本紙予想”優勝戦!

Kでございます。さあ、優勝戦です。最後の最後はイン3連発で博多の夢を締めたいと思います。一節間、ありがとうございました。

10R 特別選抜B戦 
池田の逃げを信頼する。センター2騎の攻撃が脅威となる。
◎池田 ○菊地 ▲山崎 
3連単1-34-全

11R 特別選抜A戦  
太田ががっちりと逃げ切る。ここもセンター筋が相手有力。
◎太田 ○白井 ▲寺田祥 △秋山
3連単1-435-全

12R 優勝戦
今村が5年ぶりのSG制覇で感動的なフィナーレ。瓜生が差して一騎打ちか。穴は藤丸。
◎今村 ○瓜生 ▲藤丸
3連単1-24-全


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THEピット――優勝戦の朝

_u4w9703  優勝戦の朝には、不気味なほどの静けさを感じることも多いものだが、今朝のピットは少し違った。三カ所あるプロペラ作業場などを中心に、多くの選手が作業をしていたのだ。季節の変わり目でもあるので、明日以降の戦いのためにもできるだけプロペラの手応えを掴んでおきたいということもあるのかもしれない。
 ただ、優出選手に関していえば、朝の特訓は別にして、1レース前からバタバタと作業を始める選手はいなかった。瓜生正義や平田忠則は、簡単な荷物整理を始め、藤丸光一はテレビのインタビューを受けていた。
 また、藤丸は選手代表としての仕事もあるためか、整備室にいることも多かったが、そのために不自由しているという感じもしなかった。とくべつ、慌ただしくやるべき作業はないということか、笑って篠崎元志と話しているところや試運転に出ていくところなどが見かけられている。

_u4w9711  平田に対しては、「今日の作業はどうですか?」と直接、訊いてみたところ、やはり慌ててやるべき作業はない様子だった。
 気になる部分は昨日のレース後に見終わっていて、「今朝、乗ってみても、大きく変わってはいなかったので、ペラ調整に集中していく」とのことだった。
 ただし、今日の福岡はかなり暖かくなっている。1レース時点で発表は気温20度となっていたが、昨日までとは一転、夏の到来が感じられるような気候になっているのだ。
 その点で“変化”が出てくることはないか、とも確認してみると、「それは出てくると思うし、やはり気になります」とのこと。
 その部分についても注意しながらペラ調整をしていくとのことだったが、全選手がそうなっていくことだろう。

_u4w9764  優出選手のなかで、朝特訓後の動き出しがもっとも早かったのは、1号艇の今村豊だった。1レース前の10時20分頃にピットに再登場。まずプラグを外して整備室でその整備をしたあと、今度はすぐにギアケースを取り外して、その調整を始めた。
 昨日の段階で、モーターはかなりのレベルで仕上がっているようにも見えたのだから、個人的印象としては、こうした動きについては少しばかり疑問も持たれた。優勝戦1号艇を得たことで、何かの作業をしていないと落ち着かないような状態になっているのではないかとも危惧されなくはなかったのだ。ただ、それは、若手選手や、一流選手のなかでも超まではつかない一流選手であれば……のこと。超の上にもうひとつ超がつくような一流中の一流である今村に関しては、そうした見解は当てはめられはしないだろう。
 ……いや、そう言いながらも、そう断言しきれない硬さのようなものも個人的にはどこか感じた。それでも、1レース後のエンジン吊りに出てきたときなどは、整備士さんと話をしていて昨日とまったく変わらないような笑顔をはじけさせていたのだから、きっとこちらの余計な心配なのだろう。

_u4w9626  今村とそれほど変わらない時間から作業を始めたのは瓜生正義だ。こちらは、10時30分頃から装着場でボートやモーターをチェック。プラグを外して、それを拭くというようなこともボートの傍でやっていた。
 ただ、こうした作業は瓜生はいつも丁寧にやっていることなので、普段との違いのようなものは感じられなかった。
 しばらく瓜生の姿は見かけられなくなっていたが、ふと気がつくと、整備室のいちばん奥にある「ペラの大奥」でペラ調整をやっていた。それに気づかせてくれたのは、そちらのほうから笑い声が聞こえてきたためだったが、池田浩二、白井英治、寺田祥らがそこで作業をしており(他に顔が見えない選手が2、3人いた)、なごやかな雰囲気になっていた。

_u4w9567  1レースが終わるまで、松井繁と吉川元浩の姿は目につかなかったが、1レース後しばらくすると、選手控室のほうからやはり笑い声が聞こえてきた。そちらに目をやると、見つけられたのは、松井と太田和美がキャスターと話しているところだった。
 リラックスできているのがわかったが、そのまま笑い続けている松井でないのはもちろんだ。
 装着場のボートの上にカポックを載せると、その傍の「ペラの森」でペラ調整をしていた上瀧和則に何かを話しかけていった。何の話をしているのかはまったく聞こえなかったが、松井はその後にほんのわずかな時間、ペラを叩いて、試運転に出て行った。

_u4w9732  と、ここまでも姿を見つけられなかった吉川元浩だが、松井の動きを見ていたあと、整備室に行くと、いつのまにか、吉川がそこにいた。それも、少し前までは装着馬にあったはずのボートも整備室に移していたのだから、やることが素早い!
 福岡競艇場では、なぜだかボートを整備室に運び入れて作業をしている選手が他場より多い気がする。その理由はわからないが、よく見かける光景なので、吉川がそれをしていても、違和感はやはりない。
 吉川はそこで、モーターなどを丁寧に拭き始めたが、隣にいた菊地孝平に何かを話しかけられると、にやりと笑っていた。
 こちらもやはりいつも通り!
 ……役者たちは揃った。
 福岡競艇場は、いま、決戦の時を待っている。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池久貴)


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H記者の『穴・極選』最終章?

 準優の◎はすべて1着だったのに、なぜか財布はすっからか~~んになってしまったHです。ジャンクさん、れいこ様、少しでもお役に立てたのは光栄ですけど、肝心の予想そのものはハズレ続けており、こそばゆいような心苦しいような気分であります。今日こそは、すっきりとロングショットを決めてやる~~!! あ、決めないとシフトから外されるし>< 憲吾どの、うりちゃん、hiyoちゃん、そして我が最強の敵(とも)しげ爺さん、最後にひと花咲かせましょ~!
 で、極選フィナーレ勝負。本当は7R今垣の意地の一発に賭けたいのですが、人気してるんで本紙予想に任せます。今日は選抜B&Aで穴をせしめ、潤沢な資金で優勝戦オビ狙い&中洲豪遊ツアーと参りましょう。

 10R 選抜B戦
 ①池田浩二
 ②赤岩善生
 ③菊地孝平
◎④山崎智也
★⑤湯川浩司
 ⑥濱野谷憲吾

進入123/456

 あたかも優勝戦のごとき煌びやかなレース。東海スターズVS日本選抜ってな感じでしょうか。人気はもちろん好枠を占める東海勢でしょうが、最終日に一発あるのが智也君。昨日握って大敗した菊地に少しでも気落ちや迷いがあれば、智也の「いつ出るかわからないけどなぜか最終日に多い発作的激S一気大駆け」が炸裂するかも。トップパワーに仕上がった湯川が連動してのウラオモ勝負!

3連単★4=5-全

 11R 選抜B戦
 ①太田和美
◎②丸岡正典
 ③寺田 祥
★④白井英治
★⑤秋山直之
 ⑥辻 栄蔵

 進入123/456

 昨日12Rの丸ちゃんのパワー&レースっぷりを見てしまっては買わないわけにはいかない。万太郎にならない目もあるけど、自信を持って買いたい勝負選手です。4Rは4着でしたが攻めて攻めて2着を狙っての結果。むしろ、配当的には好材料だと思います。イン強い太田も、Fの足かせでどこまで強気で行けるか……少しでも躊躇すれば、丸ちゃんが豪快に攻め潰すでしょう。ま、どうせ丸ちゃんが勝っても、ヒモが狂うんでしょうけどね(←自虐モード)。万太郎にならなそうな白井との2-4を押さえにして、とことんぶん回して2着に来そうな秋山との2-5勝負!!

3連単★本線2-5-全、押さえ2-4-全

 うりちゃんの細腕?に力瘤がこもる優勝戦予想は10R頃にアップします。


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重野哲之、走ります!

2009_0525_0943  笹川賞に出場した重野哲之。成績は不本意だったでしょうが、連日必死の調整に励んでいた姿には感心したものです。常に一生懸命! この舞台に送り込んでくれたファンに感謝し、最後まで諦めない! 重野哲之、そんな一本気な男であります。

 その重野哲之が、走ります! どこを走るかって? 全国24場をですよ! 競艇選手なんだから、そんなん当たり前? いやいや、重野が走るのは水面ではない。24競艇場をマラソンで訪ねるのです。題して
「感謝の1500キロ! 重野哲之 24場マラソン」!
 なんと重野は、趣味であるマラソンで全国24場を巡り、走り抜こう!というのであります。重野は明日から2カ月のフライング休みに入るのですが、この機会に「ファンの皆様への感謝の気持ちを込めて、マラソンで全競艇場を行脚したい!」と思い立った。そして、それを実行に移してしまう! 地元である静岡県掛川の新茶を持参して、ファンに振る舞いつつ、24場を走破しようという壮大な企画が、今、スタートするのであります。

2009_0527_0790  重野は、本日のレースが終わっても帰郷せずに福岡に滞在。そして明日、福岡競艇場からマラソンスタート! まずは唐津を目指して出発いたします。福岡→唐津→大村→江戸川→桐生→戸田→多摩川→平和島→三国→びわこ→住之江→尼崎→鳴門→丸亀→児島→宮島→徳山→下関→若松→芦屋→常滑→津→蒲郡と走って、ゴールは地元の浜名湖競艇場! 明日6月1日から7月11日まで、40日間かけて競艇場間を走り抜きます。うち、江戸川、戸田、多摩川、平和島、三国、尼崎、丸亀、児島、徳山、下関、蒲郡、浜名湖は開催日に到着予定。お近くの方は重野に会えるかもしれませんぞ。もし走っている重野哲之を見かけたら、ぜひ声援を! 掛川新茶をごちそうしてもらえるかもしれませんよ。
 この24場走破企画で重野が走る距離は約1490㎞。1日平均36㎞強となります、そう、まさに40日間毎日フルマラソン! すごいなあ。私など、ターンマークとターンマークの間も走れそうにないのになあ……。
 この模様は、JLCニュースなどでも重野本人の生電話出演も含めて、随時報告されるとのこと。またブログにも重野自身がマラソン日記をアップするそうだから、要チェックだ。私たちもどこかでこっそり取材というか、応援に行きたいなあと考えております。

 重野選手、あんたはすごい! とにかく事故と体調には気をつけて、決して無理をなさらず、無事完走ゴールできることを祈っております。頑張れ、重野哲之!


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本日の“本紙予想”笹川賞最終日

 おはようございます。Kです。優勝戦です! いよいよファイナルです! というわけで、能書き垂れずにいきましょう!

1R 
永井が差して水神祭ラッシュに続く。田口が続いて迫る。
◎永井 ○田口 ▲濱村 △平山
3連単2-345-全

2R 
天候が変わって阿波の一発はないか。金子の残しが本線。
◎阿波 ○金子龍 ▲田村
3連単4-13-全

3R 
須藤が最後に意地のイン逃げ。原田が差し追走。
◎須藤 ○原田 ▲田中 △川﨑
3連単1-246-全

4R 
山崎がS踏み込んでラストランを逃げる。湯川の差しが脅威。。
◎山崎哲 ○湯川 ▲坪井 △丸岡
3連単1-235-全

5R 
三井所が動いて深めの内を魚谷が叩く。山崎が追走。
◎魚谷 ○山崎智 ▲寺田 △赤岩 
3連単2-345-全

6R 
準優組相手でも白水が地元の意地見せる。白井とのホワイトコンビが本線。
◎白水 ○白井 ▲菊地 △秋山
3連単1-342-全

7R 
今垣が意地を見せて賞賛の歓声を浴びる。辻のイン残しを本線に。
◎今垣 ○辻 ▲太田 △服部
3連単5-164-全

8R 
中野が上瀧の前付けこらえて逃げ切る。坪井が続く。
◎中野 ○坪井 ▲田村 △田中 
3連単1-462-全

9R 福岡選抜戦 
三井所が初SGを締める逃走。山本のダッシュ戦に注。
◎三井所 ○山本 ▲井口 △魚谷
3連単1-425-全

特別選抜戦、そして優勝戦はのちほどアップいたします。


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6日目! さあ、優勝戦だ!

おはようございます。笹川賞6日目、優勝戦デーです! いろいろあった一節でしたが、今日チャンピオンが決まります。栄冠を手にするのは……。

2009_0529_0665

昨日、私、黒須田は予想イベントに出演させていただきました。イベント広場ではビジョンで観戦しているファンも鈴なりだったのでありますが、そのお客さんたちがもっとも沸いたのは、藤丸光一が逆転で2番手浮上した場面だったと思います。博多ん大将が地元でSG初優出。応援してきたファンの方たちは最高の瞬間を目にしたのでしょう。もちろん、最高に最高の瞬間は、今日ウィニングランを見せることでしょう。博多ん大将のレースに注目です。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――衝撃の準優

_u4w9297 「平田を帰したらあかん」
 準優最初の10レースが終わってしばらくしたあと、宿舎に帰るための1便のバスが出発しようとしていた頃に、係の人が慌ててそう言っているのが聞こえてきた。
 10レースの結果は、1着・今垣光太郎、2着・藤丸光一、3着・平田忠則……となっていたのだが、しばらく審議されたあと、今垣の不良航法が取られることになり、これにより今垣は賞典除外。平田が繰り上がりで優出……ということになったのだ。
 そのため、平田は優出記者会見を受ける必要が出てくるので、1便のバスで宿舎に戻ってはいけないということになったのだ。
 このときは正直いって、私も混乱した。
 今垣がSGで2節続けて準優で1着を取りながらも優出できず(前回SGの総理杯では待機行動違反)――。
 そんな、後にも先にも例がないような事態になったのである。当然、それを知らされた今垣の反応というものも見なければならないし、できれば、繰り上げ出場を知った瞬間の平田の顔も見てみたい。
 今垣はどこにいて、平田はどこにいる!?
 2人の姿を求めて、あっちに行ったりこっちに行ったりしたのは……失敗だった。結果的には、そのことが告げられた瞬間の2人の表情を見ることはできなかったのだ。
 が、その後すぐ、まず見かけたのは、想像以上に早く共同記者会見の場についていた平田だった。おそらくは突然、連行されるようにその場に連れてこられていたのだろう。複雑な部分もなかったわけではないのだろうが、平田の四角い顔にはいつもと変わらない笑みが浮かんでいた。
「3等になるように頑張ったことで、こういうことになったんで」と本人も話していたが、それは本当にそのとおり!
 平田とすれば、4着、5着で終わっていておかしくなかったこのレースで、最後の最後まで食い下がって3着をとっていたのだ。それによってのこの結果であるのだから、胸を張って優出していいのは当然だ。

_u4w9187  共同記者会見の席に、平田と入れ替わりであらわれた藤丸は、「いま知った!」「すげえな!」「素晴らしいわ!!」とビックリ顔になっていた。
 もちろん、この“博多ん大将”の優出も、素晴らしい!
 レース直後には、上瀧和則、深川真二の佐賀ツートップが、嬉しそうにお出迎え! ピット内には拍手も起きていたのである。
 この後、事態が大きく変わっていくことを知らない藤丸にしても、山下真司似の青春ドラマ的にさわやかな笑顔を浮かべていたものである。

_u4w9271  と、ここでやはり、今垣についても触れておかねばならないだろう。
 平田から藤丸へと記者会見がバトンタッチされた頃、競技本部では、今垣本人がまだレースの状況を説明していた。説明していたというより訴えていたといったほうがいいかもしれない。
 それはそうだろう。今垣としても、SG2節連続で準優で1着しながら優出できないという事態は簡単に飲み込めないだろうことは当然だからだ。
 そして、競技本部から出てきた今垣の様子は、見てはいられないほど沈痛なものだった。
 数人の記者陣がコメントを取ろうとしていたが、言葉少なかった今垣は「切り替えるしかないですね」と、整備室の中へと入っていった。

2009_0530_0789  11レースでは、1周1マークで坪井康晴が転覆! 1着・瓜生正義、2着・松井繁という結果になっている。
「エンジンもいいし、本人も乗れていると思う」「(足の各要素は)ほぼトップクラスで揃っていると思います」とも話した瓜生。
 地元のシリーズリーダーの立場にあり、人気を裏切らずにきっちり勝ったあたりは本当にスゴイ。

 ただ、それと同時に、前検・予選と苦しみ続けて6号艇で臨んだ準優で2着に入って優出を決めた松井も、怖いほどスゴイ!
 レース後、平田&藤丸と、先に優出を決めていた福岡勢に祝福されていた場面も感動的だったが、松井を迎える近畿勢の表情についてはどう表現すればいいかと……少し悩む。

2009_0530_0397  もちろん、基本的には祝福の笑みをみんなが浮かべていたのだが、その笑みの意味はそれだけではないようにも受け取れたのだ。
「なんなんだ、この人……」「なんで、こういうところでも何事もなく優出を決めてくるんだ……」
 松井を迎える近畿の仲間たちの顔には、そんな畏怖がまじっているようにも見えたのだ。
 たぶん、私自身もそんな目をして松井を見ていたことだろう。

_u4w9048  12レースは、1着・今村豊、2着・吉川元浩となっている。
 この2人といえば、10レース締切間際まで、ペラ調整をしていたのが印象的だった。
 吉川の場合、周りの選手がいろいろ変わっていこうとも関係なく、職人的に、ひとり黙々と作業を続けていた。
 一方の今村は、10レースの締切が近いことを知らせる音楽が流れだした頃、急に何かを思いついたようにダッシュしてきて、待機ピットに留めてあったボートからペラを外すと、整備室内にあるペラの扉といわれる場所で、ペラ調整を始めたのだ。そのとき、先にその場所にいた寺田千恵は「焦って叩いても……」というようなことを今村に言っていたように聞こえたのだから、こちらもある意味、スゴイことだ。ミスター競艇にそんなことを言える選手はそうそういないだろう。
 言われたミスター競艇もニッコリ。この懐の深さが、この人ならではのところだが、しばらくペラを叩いていたあと、待機ピットに戻って、神妙な顔をして回転数のチェックを続けていたのだ。

_u4w9211  吉川的な時間いっぱいまでの地道な作業の継続。そして今村的な時間ギリギリになってから動き出す、突然の慌ただしい作業――。
 こうした作業が結果に結びつくかどうかはケースバイケースとしか言いようがない。だが、予選1位の勲章である12レース1号艇できっちり勝った今村には瓜生と同質の凄みを感じるし、5号艇で2着を切り取った吉川には、松井に似た性質の凄みを感じた。
 レース後、吉川のエンジン吊りを手伝っていた松井は、吉川にこう言った。
「お前の場合、実力やな。……オレとは違って」と。
(PHOTO/中尾茂幸=瓜生&松井、池上一摩=その他  TEXT/内池久貴)


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本日の水神祭 2発目! 3発目!!

_mg_1165  7レース。アッと驚く、佐々木裕美!
 いや、佐々木が勝ったからといって驚いたわけではなく、SG常連の手ごわいメンバーが揃ったこのレースで、6枠・佐々木がマクリ差しを決めたのだからビックリ! 3連単6-5-2は116番人気で199,840円なのだからこりゃ凄い!!

_u4w8864  このレースで、1号艇ながら5着に敗れた田村隆信も「お~!」と思わず歓声。駆け付けた湯川浩司も「おめでとう!!」と祝福! そして佐々木は、田口節子とハイタッチ!!
 そう……、佐々木も85期「銀河系軍団」なので、こうした輪ができるわけなのだ。
 お見事すぎる水神祭は、「こわい、こわい」と佐々木がおびえる中、“ゆりかごスタイル”で慣行!
 どさくさにまぎれて、金子良昭が今村豊を水面に落とそうとする一幕も見られたが、なんとかそれは未遂に終わって、水もしたたる、いい女ができあがり!!

_u4w8969  で、続く8レース。
 今度は三井所尊春が水神祭!
 今日は水神様も機嫌がいいのか水神祭3連発とあいなった。
 こちらは、上瀧和則、深川真二の佐賀ツートップが嬉しそうにお出迎え。福岡勢も駆けつけ、こちらもさっそく水神祭だ!

_u4w8986  “バックスタイル”でいきなり持ち上げられたため、三井所は、佐々木よりも色っぽいくらいに本気の「こわい、こわい」という悲鳴をあげたが、九州男児たちはそんな悲鳴にはかまわず、水面にポイッ!
 三井所の危機かとも心配されたが……、すぐに満面の笑顔で水面からカムバック!
 その後の9レースに出走する長野壮志郎が展示航走から帰ってくると、嬉しくてしょうがないというように長野にダイブした。

 ……どちらも素晴らしい水神祭でした。
 おめでとうございます!!
(PHOTO/池上一摩)


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速報 笹川賞の優勝戦メンバー決定!

SG第36回笹川賞のベスト6、優勝戦メンバーが確定しました! 10Rで1着入線した今垣光太郎が不良航法により賞典除外というアクシデントもあり、地元の平田忠則が繰り上がり優出。地元の3選手VS歴戦の猛者3選手という様相を呈しています。

12R 笹川賞優勝戦
①今村 豊(山口)
②瓜生正義(福岡)
③吉川元浩(兵庫)
④藤丸光一(福岡)
⑤松井 繁(大阪)
⑥平田忠則(福岡)


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“本紙予想”笹川賞準優勝戦

私事ですが、本日、福岡競艇場での予想イベントに出演させていただきます。準優3個レースを予想いたしますが、“本紙予想”はイン主体でも、イベントでは穴目も表明したいと考えております。H記者の知恵も拝借しつつ(さっき、西日本スポーツ森大輔記者からも情報を得ました)、思い切った予想をする所存ですので、福岡にお越しの方はよろしければぜひ、イベント広場に私の醜悪ヅラを見に来てください。

10R 準優勝戦 
菊地のイン戦は信頼度抜群。一気に逃げる。平田、藤丸の前付けがありそうで、今垣は助走充分に自在戦。
◎菊地 ○今垣 ▲秋山 △平田
3連単1-234-全

11R 準優勝戦  
超抜瓜生がガッチリと逃げ切る。太田和美の自在な攻めが相手本線。
◎瓜生 ○太田 ▲寺田祥 △赤岩
3連単1-425-全

12R 準優勝戦
今村が抜群のアシで逃げて、優勝戦ポールポジションへ。白井が続いて師弟ワンツーか。
◎今村 ○白井 ▲山崎智 △丸岡
3連単1-264-全


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本日の水神祭! ついに出ました!

 やっと出ました、水神祭!
 主役は篠崎元志!
_mg_1129  艇界一のイケメンという称号をもち、誰もが未来のスーパースターと認める男が、本日3R、とうとうやりました。しかも、破ったメンバーがすごい。井口佳典、魚谷智之、平石和男、服部幸男……SG覇者(通算10V)を5カドからマクリ一発で仕留めてのSG初1着。少し遅くなりましたが、今節一番乗りの水神祭といい、いやあ、持ってますな、この人は。そういえば、このときたまたまピット見学のファンの方がレースを観戦中。水神祭を目の前で目撃できる幸運がありました。篠崎にとっても、選手や関係者だけでなく、ファンにも囲まれての水神祭。いやあ、持ってます、やっぱり。
_mg_1145  篠崎は本日一回乗りということで、レース終了後すぐに水神祭が行なわれています。選手代表の藤丸光一、エース瓜生正義、同じレースで戦った長野壮志郎、駆けつけた白水勝也、さらに福岡は元地元である寺田千恵が参加していました。ウルトラマンスタイルで持ち上げると、1、2の3でドッボーーーーーーン! _mg_1149 空中でくるりと一回転した篠崎は、福岡水面にとび蹴りをくらわすように、足から水中に突っ込んでいきました。ちょうどそのとき、「あぁぁぁ、終わっちゃったぁ……」と日高逸子&平田忠則も駆けつけましたが、時すでに遅し。イケメン水神祭に参加できず、悔しそうな二人でありました。
_mg_1153_2  陸に上がってインタビューを受けている篠崎を見て、寺田千恵が感慨深げに言ってましたね。「う~~~ん、水にぬれても爽やかよねえ。白井英治以来の爽やかさだわ~~~」。白井? いい男だとは思いますが、ジャンルは違うんじゃないかなあ……。「なんでぇぇ~? 汗だくでも爽やかよ~~~~」。まあ、いっか。ともかく、水もしたたるいい男・篠崎元志のSG初1着でありました!
_mg_1154  おめでとう! もちろん、近い将来、SG常連になることを確信していますよ。(PHOTO/池上一摩 TEXT/K)


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THE ピット――目覚めの朝!(5日目、準優デーです)

_u4w8310  Uです。
 今朝、福岡に入りました。昨日まで東京で仕事をしていて、ちょっとだけ布団に入れました……みたいな感じで羽田から飛んできたので眠いです。でも、ピットに入れば別です。眠気もすぐに吹き飛びます。
 ……すみません。それは嘘です。やはりピットに入ったばかりの頃は、まだ、もうひとつ頭のピントも合ってはいなかったのが事実です。
 でも、そこはそこ、なにせSG笹川賞のピットです。バチリと目が覚めたのは1レース後のことでした。
 いつも通り、といいますか、いつ以上に眩いスターたちがエンジン吊りのためにボートリフト付近に集まります。
 今村豊はゆら~りゆら~りしてました。
 貫録です。準優12レース、1号艇のプレシャーなど微塵も感じられません。当たり前です。それがプリンス……、ミスター競艇というものです。
 おやおや、今村さんが、にやりと笑いました。どうしてでしょうか。
 あっ、田中信一郎の後ろに忍び寄りました。
 あ、あ~、そして、なんと! 突然のグリグリ攻撃です。両コブシをタナシンのこめかみに当てて、グリグリしているのだから、たまりません。
 ああ、SGだなあ。
 その光景を見て、瞬時に私の目も覚めました。
 スターです!
 目の前でスターたちがたわむれているのです。

_u4w8798  ……と、その光景から一瞬だけ目を離した私がバカでした。
 これはいったいどうしたことでしょう!?
 次にミスター競艇のほうに目を向けると、なんと、後ろからタナシンに羽交い締めされてるじゃあ~りませんか。そして、そのタナシンはなにやら湯川浩司に指示を出しています。兄弟子の指示であれば、どんなことでも聞かねばありません。湯川は、つらそうに……、そして心底嬉しそうに、羽交い締めされているミスター競艇に、正面からグリグリ攻撃!!です。うわわわわわわわ。そんなことをしていいの……と、私は目を疑いましたが、やられて悲鳴をあげているミスター競艇もなぜだか嬉しそうですから、いいのでしょう。

_u4w8273  そうしているうちにエンジン吊りもひと段落。
 別のところに目を移してみると、三井所尊春が、「ノン!」って感じで、両手を使ってポーズを取っていました。
 どう表現すればいいのか……、いわゆるフランス人的ノンポーズです。
 三井所にはそのポーズがお似合いですね。どうしてそのポーズをしていたのかはわかりませんが、そのポーズを見せられた瓜生正義は、やさしく笑ってました。準優11レース、1号艇のプレシャーなどは微塵も感じられません。
 ああ、九州だなあ。
 と、感慨深い光景です。

_u4w8527 しかし、そうしたリラックスタイムも、レース間などに訪れる、ほんのわずかな時間だけのことです。すっとそこから目を移すと、メガネの私の視界には、篠崎元志の姿が入ってきました。
 神妙な顔をして、ボートを水面に下ろそうとしてました。言わずと知れた福岡のゴールデンルーキー・篠崎ですが、今節の成績は昨日まで、5・6・6・3・5・3。まだSG初勝利の水神祭をできていないのですから、心に期するものもあったのでしょう。そういう顔つきでした。
 ……と、ピットから記者席に引き上げ、この原稿を書いているまさにその真っ最中!
 篠崎は3レースで今節初勝利を決めました。「顔つき」をそのまま結果につなげるなんて、普通はできません。
 ああ、男前だなあ。
 そんなふうに思わずにはいられませんでした。
 ハンサム、ハンサムと言われるスポーツ選手はヤマほどいても、正真正銘のハンサムというのはそんなにはいません。そして、そのうちの一人が篠崎なのです。皆さん、そう思いませんか?

_u4w8585 あ、もちろん、気になる智也こと山崎智也もそのうちの一人です。
 いや、これはゴマすりとか、そういうことではなく、本当にそう思います。
 今朝も、黒いジャンパーを着てピット内で作業する姿が見かけられましたが、これまではあまり見たことがなかった黒いジャンパーが似合いすぎていて、ビックリしたほどです。

_u4w8822  さて、ボートリフトから、ペラの森と呼ばれるプロペラ作業場のほうに目を移すと、服部幸男のペラを見ながら、松井繁が何かを話しかけているではありませんか。
 ああ、同期だなあ。
 そう思わずにはいられません。そして、同期は同期でも、これ以上ないほどゴールデンな同期です。
 その後、服部はすぐペラを手にして、待機ピットのほうへと歩いていきました。
 残された松井は、深く何かを考え込んでいるような顔をしてました。
 ああ、王者だなあ。
 ただ水面を見ているだけのその表情に、冗談抜きで圧倒されました。
 ……いえ、そのときの松井は、本当に集中していたかったのに違いありません。
 池上カメラマンが後から教えてくれたことですが、私が「ああ、王者だなあ」と圧倒されていた少し前に、池上カメラマンが松井にカメラを向けていると、やさしい目をしながらも、“今はカメラを向けないで”と、ポーズで示してきたというのです。
 深すぎます。
 これが王者という人なのです。
 こんな人たちがいるピットにいれば、眠気が吹き飛ぶのは当然です。
 そう思いませんか。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池久貴)


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H記者の『穴・極選』5日目

 ついに昨日、K記者から「あのですね、今節も極選が全滅したら、シフトから外します」と厳しいお達しを受けたHです。「儲けて中洲へGO!」なんて言ってる場合じゃないっすね。メイチ勝負駆け。今日の敗者戦で狙うのは、ナデシコたちです!
 インを奪った淺田はじめ、渾身の勝負駆けに臨んで全員が儚く散った女子レーサー。が、彼女たちは敗者戦だからといって気を緩めたりはしませんよ。今日の早朝スタート特訓でも、ガンガン追加希望で準優メンバーの胸を借りたり、鬼気迫るような足合わせを繰り返していた。そう、彼女たちはファン投票で正式に選ばれたメンバーです。その全員が、不甲斐ない成績のままシリーズを終えたら、笹川賞というレースに泥を塗ることになる。「女子レーサーは笹川賞のお飾りかよ」ということになる。昨日の淺田のイン奪取はそんな女の意地も含まれていたのでは? そして、その思いは他のナデシコも同じだと思います。
 特に、スタート特訓でスリットからバカに伸びていたのがテラッチ(1、8R)、出足系統が完全に仕上がったのが日高(2、6R)、回り足がかなりアップした平山(2、7R)の3選手が狙い目。テラッチ&美鹿子の2回走はどちらかでワンツー決着があるかも?
 そして極選は、天才新鋭ナデシコと心中します。

 2R
★①日高逸子
◎②平山智加
 ③須藤博倫
 ④白水勝也
 ⑤原田幸哉
 ⑥阿波勝哉

進入123/456

 すでに根拠は書きましたが、出足ある日高と回り足がきた平山の行った行ったに賭けてみます。特に平山、この子が輝かしい星の元に生まれたとするなら、このシリーズで水神祭を成し遂げるはず。幸哉&勝哉の大物飛び道具に目が奪われ、人気的にも死角になるここが妙味ですね。ふたりでしっかりS決めて、スリット同体になれば、あると思います!! 日高と幸哉に流しつつ、1-2から万太郎があればそれも押さえます。

3連単★2-15-全

 あ、1R、さっそくテラッチが勝ちましたね。やはり素晴らしい行き足で、8Rも要注意! 準優予想はその8R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”笹川賞5日目

 おはようございます。Kです。準優勝戦ですね。本日は、風は昨日に比べてぐっと弱くなっており、水面も比較的穏やかです。これがレースにどう影響するか……ま、“本紙予想”には影響しないんですけどね。変わらずイン主体ですから。というわけで、今日も頑張ります。

2009_0529_0254 1R 
上瀧がインから悠々と逃げ切る。一般戦なら寺田、中野、濱村も足はいい。
◎上瀧 ○寺田千 ▲中野 △濱村
3連単1-346-全

2R 
日高に逃げ切れるアシがある。原田が外から攻めて続く。
◎日高 ○原田 ▲平山
3連単1-52-全

3R 
井口がぶち込んで予選敗退のウップン晴らし。服部が意地で迫る。
◎井口 ○服部 ▲魚谷
3連単1-62-全

4R 
山本はイン向きのアシではない。淺田が気合で突き抜ける。湯川が相手本線。
◎淺田 ○湯川 ▲重野
3連単3-24-全

2009_0529_0744 5R 
深川が意地のイン逃走。エース機・金子も差なく。
◎深川 ○金子龍 ▲田口 △濱野谷 
3連単1-546-全

6R 
川﨑が少しずつ上向いてきている。山崎がS決めて追走。
◎川﨑 ○山崎 ▲日高
3連単1-34-全

7R 
田村がインから速攻決める。地元・白水が相手筆頭。
◎田村 ○白水 ▲平石 △平山
3連単1-324-全

8R 
濱村がきっちり逃げて意地見せる。原田が自在に攻める。
◎濱村 ○原田 ▲井口 △寺田千 
3連単1-364-全

9R 
2009_0529_0887 濱野谷がまさかの予選落ちのリベンジ。長野のアシも上昇気配。
◎濱野谷 ○長野 ▲田口 △湯川
3連単1-435-全

準優勝戦はのちほどアップいたします。


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5日目! 準優勝戦です!

おはようございます。笹川賞5日目、準優勝戦を迎えます! 豪華なメンバーがベスト18に残りましたね。SGウィナーが13人、ですか。実績上位の選手が順当に勝ち抜いてきた、レベルの高い準優になりそうですね。

2009_0529_0155 ところで。「①太田和美②赤岩善生③今村豊④秋山直之⑤山崎智也⑥上瀧和則」このメンバーは何でしょう? そうです、一昨年の福岡賞金王シリーズの優勝戦のメンバーです。おしい! 上瀧が残っていれば、この再現も期待できたのですが……。太田和美にとっては、あの日の1号艇敗戦のリベンジマッチでもある今節。まずは準優突破を目指してください!(PHOTO/中尾茂幸)


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笹川賞ダイジェスト 4日目

 激しい勝負駆けの末、オールスターたちの明暗がくっきりと分かれた。特に6・00ボーダー上に立った選手は松井、智也、憲吾、湯川……笹川賞には欠かせない華のあるレーサーが同一線上に並び、上位着順の差で松井と智也が生き残っている。いつも思うことだけど、残酷だなぁ4日目。

テーマ①「イン弱い福岡」
4日目=イン5勝

 SGとしては無難な数字だが、勝負駆けデー&福岡水面であったことを考えるとインが大健闘したといえるかも。今日も昨日(イン3勝)と同じ北東の向かい風。ただ、常に7~8mくらいで昨日よりは穏やかだった。見た目にも波高やうねりが和らいでいて、ならば選手の技量やスピードが反映される。元々、福岡には「北東の風が吹けばインが強い」というデータがあり、今日はそのパターンにはまったのだろう。明日はデータ的にもっともインが強くなる準優デー。またまた北東の適度な風が吹くようなら、イン天国になる可能性もあるぞ。
 今日の勝者と決まり手は……

3R 辻栄蔵 逃げ
4R 湯川浩司 逃げ
8R 寺田千恵 逃げ
9R 秋山直之 抜き
12R 今垣光太郎 逃げ

2009_0529_0296  秋山だけが2マークで鋭角差しを決めての「抜き」決着。ぶん回しの秋山としては珍しい勝ち方だったが、バック追い風の水面を考えれば冷静かつ頭脳的な判断だった。他の4選手は堂々の「逃げ」。Sをしっかり決め、外からの攻撃を封じて先マイを果たした。ただ、昨日の当欄でK記者が書いていたように、「勝った5人のパワーが他の1号艇より優れていた」と考えるのは早計だ。今日は5R田村、7R田中、11R井口らのイン巧者が討ち死にしているわけで、やはり「外からの脅威、プレッシャーがどれだけあったか」がイン選手の命運を大きく左右するのだろう。スタート展示を凝視し、「2~5コースでスリットから一気に伸びきるような行き足があるか」をチェックするのが、インを取捨する上で重要なファクターになると思うぞ。
 それから、昨日の5Rに続いて、今日の3Rと8Rもインが勝って楽々と100倍を超える穴になった。「福岡はインが弱い」という先入観と新ルールによる人気の分散が、思わぬ高配当を呼び込む。人気を逆手にとってインを狙えば、明日以降も美味しいお宝に巡りあえるかも?

テーマ②「3コースマクリ」
4日目 決まり手まくり=1本

2009_0529_0280  インが健闘する水面だったためか、今日のマクリは総じて不発に終わった。今日、まくりを決めた唯一の選手は……

10R 寺田祥 3コース

 このマクリは進入から布石があった。6号艇・淺田の男前すぎるイン奪取劇。さらにコンマ09のスタートで勝負駆けの気合を見せたが、90m前後の起こしが災いして伸びがこない。この前付けを看過した1号艇の智也は、2コースから早々に決め差しのハンドルを入れて2着条件を満たそうとした。寺田はその動きを見て俊敏なツケマイを淺田に放ったのだ。いかにも福岡水面らしい3コースまくりだが、寺田の行き足が超抜だったわけではなかった。他では8Rの今垣が5コースから「あわや?」の全速ぶん回しを披露した(2着)程度か。
 とにかく、今日はスリットからキュンとのぞく艇が少なかったな。理由はそれなりに考えられる。各選手の整備も4日目に突入し、上下の格差が減った。得点率が拮抗した接戦カードが多かったため、個々のレースでパワー的に突出した艇がいなかった。などなど。とにかく「向かい風だからマクリ水面だな」という常識がこの福岡では通用しないのである。明日の敗者戦も好パワー18機が不在の接戦カードになりやすく、闇雲にセンターから買っても空振りに終わってしまう。結論はテーマ①と同じ、スリットからの行き足が突出している選手を見つけたときだけ、その選手と連動する選手から穴を狙ってみたい。

テーマ③「機力評価」
節イチ=瓜生正義

2009_0529_0091  K記者は今村豊を節イチに抜擢しているが、今日のレースを見る限り、私は瓜生正義の方が総合力で上回っていると思っている。まあ、昨日までの両者の特長はまるで違うので、比較してもあまり意味はないかもしれないのだが。今村の自慢はスローからでもスリット付近で一気に突き抜けるセカンドの足。テーマ①②でしつこく記したスリットからの行き足だ。これが超抜。瓜生はどこからでも自在に攻められる回り足と、回ってからすぐの出足(レース足)が抜けている。
 1マーク一撃で勝てるのが今村、道中の混戦に強いのが瓜生。
2009_0529_0256  という感じ。ただ、今日の今村のレースを見ていて、スリットからの行き足が昨日よりも落ちて、代わりに回ってすぐの出足がアップしたように見えた。やや瓜生の足に近くなった。明日の1号艇=イン戦を意識してのことかもしれないが、この変化がどう作用するか。今村の戦略とそれに伴う整備に明日も注目したい。瓜生はバランスよく仕上がっていて、明日はおそらく微調整だと思う。とりあえず、見た目のパワーにブレがなかった分だけ、瓜生を節イチに推奨しておく。
 この双璧に続くのが今垣。一昨日、瓜生と今垣で後続をぐんぐん引き離しながら1着争いを演じるレースがあったが、私は瓜生に食い下がる今垣のパワーに驚いた。2艇から少なからぬオーラが出ていて、「この争いが、そのまま優勝戦でも再現されるのではないか」と思った。今日も5コースから握って付け回しての2着と、インから危なげのない圧勝。前検から日々上昇し、今や瓜生、今村とも遜色のない足だと思う。無類の整備巧者が4日目でここまで仕上げたのだから怖いぞ。明日以降もさらに上積みするようなら……節イチもありえる。
 逆に?マークが付いたのが白井英治。回り足だけはトップ級と思っていたのだが、今日の12Rでは楽な4番手から後続に煽られ、4着を取りきるのもやっとという走りだった。初日から行き足には期待できない足色だっただけに、このまま準優の2号艇ではちょっと苦しいぞ。むしろ、サイドの掛かりがよさそうな寺田祥と破壊力ある秋山直之のほうが上だと思う。明日の気配に注目したい。

2009_0529_0046  最後に、今日のベストパフォーマンス賞は……なりふり構わずインを奪いに行った淺田千亜希!! あるいは前半レースで2着争いから自滅するように5着までずり下がった自分が許せなかったのかもしれない。開き直ったのかもしれない。が、その動機がなんであるにせよ、これからSGを戦っていくであろう後輩ナデシコたちに「相手がオトコだからってビビッてんじゃないよ~」という女の意地と気合を標榜した渦潮小町。拍手、ただ拍手の男前すぎる前付けであった。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――予選が終わった

 勝負駆けが終わった。ボーダーは6・00。といっても、同率に4人が並んだ。松井繁、山崎智也、湯川浩司、濱野谷憲吾。豪華すぎるメンバーが、着位差で明暗を分ける。笑ったのは松井、山崎。泣いたのは、湯川、濱野谷。
 実は12Rを迎えた時点で、松井の予選突破は確定的だった。12R出走6名はいずれも18位以上であり、その時点で17位。下から上がって来る選手はいないのだから、もう順位を下げる心配はない。また、12R出走メンバー中、4名は無事故完走当確であった。すなわち、落ちる可能性があるのは2人。レース前の時点では田村隆信も6・00で、これが18位。田村が4着以下で山崎が圏内に浮上し、吉川元浩が5着以下で湯川も繰り上がる。すなわち、濱野谷はその時点で絶望的だった。

2009_0529_0821_2 田村隆信
 11Rを出走待機室のモニターで見ていたら、展示待機中の田村がカポックとヘルメットを着けたまま、隣にやって来た。11Rには、同期の井口佳典と丸岡正典が勝負駆けで出走していた。やはり、気になったのだろう。
吉川元浩
 田村に続いて、やって来たのは吉川。偶然なのか、それとも彼らだからだったのか、12Rの無事故完走当確組ではない、すなわち勝負駆けの2人が他の勝負駆けの様子を見に来たことになる。レースは、丸岡が差して抜け出した。吉川が田村に「4(号艇)って丸ちゃん?」と聞く。「はい。丸ちゃん出てますね~」と田村。実は丸岡が先頭に躍り出た瞬間、田村はまさにボーダー上の男となっていた。
2009_0529_0300 湯川浩司
 11Rが終わり、エンジン吊りも一段落つくと、報道陣のもとに歩み寄って、得点表を覗き込んでいた。そりゃあ、気にならなきゃおかしい、自分の順位が。表情を変えずに得点率の相関関係の説明を受け、表情を変えないまま立ち去っていった。
 ふと思えば、銀河系軍団が勝負駆けに絡みまくっている状況だった、のである。
丸岡正典
 勝負駆け成功でも、喜びを爆発させるような男ではない。飄々と笑い、飄々とインタビューを受ける。銀河系の癒し系なのである。

 12Rのメンバーが展示から戻って来て、いったん待機室に収まる。レースまでは、思い思いの方法で、気を高めていく。

今垣光太郎
 待機室の真ん前にある喫煙所ソファで精神統一。もはやここは定位置だ。5分前に集合合図がかかる前には、座り込んでシューズをキツく履き直した。これも精神統一の一環なのであろう。
2009_0529_0754 吉川元浩
 工具入れを整備室に置きに行く。歩くスピードは、整備調整時より3~4割増し遅いように思えた。
今村豊
 喫煙所ソファでゆっくり。さすがのミスター競艇、レース前だからといって、表情はそれほど変わっていない。
平田忠則
 ただ一人、待機室に残って、ヘルメットを磨いたり、おしぼりで手や顔を拭いたりしていた。ガラス越しに見ても、坊主頭が眩しい。お互い、少し伸びてきましたね。
白井英治
 喫煙所ソファ。両手を掲げて、ぐーーっと伸びをしたりしていた。
田村隆信
 工具入れを整備室に置きにいった場面を見かけたのみ。勝負駆け前の高揚感はそれほど感じない。

 レースは、今垣光太郎が逃げて、今村が2番手を追走。3着には吉川元浩が入る。
吉川元浩
 勝負駆け成功。しかし、表情は淡々としていた。
2009_0529_0905 白井英治
 無事故完走だから、4着に敗れても予選はクリア。しかし、レース後は少しイライラした表情になっていた。
平田忠則
 こちらも5着だろうが、予選はクリアだ。だが、ヘルメットの奥で本当に悔しそうな表情をしていた。時間が経てば別の思いも生まれるだろうが、レース直後にはただただ敗戦への悔恨があるのみ、なのである。
田村隆信
 淡々と振る舞い、勝った今垣光太郎と微笑すら浮かべてレース後の挨拶を交わしていた。もちろん、心中がその表情のままのわけはない、と思う。

 これで、18位は山崎智也に、19位が湯川浩司になった。湯川も淡々とした表情で、ある程度の達観があったのか。山崎は一便で帰宿してしまったらしく、姿が見えなかった。
 勝負駆け、終了――。

 さて、昨日は一便バスに乗ったメンバーのことを書いたが、今日は反対に一便出発後も残っていた選手について。ここまで記してきた選手と、このあと記していく選手が残ったメンバーのすべてである。

2009_0529_0266 篠崎元志
平山智加
 最年少はやはり最後まで雑用に飛び回る。ご苦労様です。篠崎は、SGジャンパーを着込んで、先輩たちのボートにあかくみ(スポンジ)を配って歩く。篠崎のSGジャンパー姿は、これが初めてではないだろうか? そうでないとしても、この5日間、あまり見かけていない。
田口節子
淺田千亜希
寺田千恵
佐々木裕美
 女子選手が率先してエンジン吊りなどの作業に走り回っているようだった。そのうち、この4名は12R発売中にはペラの森へ。かなり静かさを増したピットに、彼女たちの木槌の音が響く。
重野哲之
 ペラの森の定位置で調整中。よく見れば、男子はただ一人だ。思わずメモに「ハーレム?」と書き込んでしまう。
深川真二
 そんな状態に嫉妬したわけでもないだろうが、この人がペラの森に合流。しかし、ペラを調整するわけではなく、淺田とずっと何か話し込んでいた。笑顔で。いいなあ。
2009_0529_0285 寺田祥
 12Rに先輩二人が出走していたからか、この人も居残り組。レース後は、今村、白井のエンジン吊りに駆け回っていた。
井口佳典
 東海勢の出走がなかった12R、やはり田村のエンジン吊りに参加。表情はひたすら淡々。
魚谷智之
 この男が予選落ちとは……。そのせいなのか、あるいは言うことを聞いてくれない機力のせいなのか、表情に精気がないように思える。なんとなくさびしい気分になってしまう。
金子龍介
 まさかの予選落ちは、この男も同様だ。マイナス7点がなければ、問題なく予選突破だったのに……。しかし、すでに吹っ切れているのか、魚谷よりも表情に力がある。選手の気分は機力に大きく左右されるのだろう。
2009_0529_0488 田中信一郎
 この人の予選落ちも意外だった。11R後、とりたてて悔しそうな表情を見せなかったのは、少しは覚悟もしていたということなのか。12R後は、率先してエンジン吊りに飛び回る姿が。実績からもキャリアからも、後輩たちにもっと働かせたとしても誰も文句はないはずなのに、田中はいつだって先頭に立ってヘルプ作業をしているのだ。
三井所尊春
長野壮志郎
 12R後は、やはり平田忠則に寄り添っていた。三井所は、12R前には喫煙所ソファで目撃。ここにいる頻度の多い一人だと思う。
2009_0529_0221 金子良昭
藤丸光一
 ベテラン二人も最後まで。金子も毎度のことだし、藤丸は選手代表の責務を果たしている。本当にごくろうさまです!

 12Rのエンジン吊りが終わり、ほとんどの選手が帰り支度に向かう。そろそろ記者席に戻ろうとしたら、二人の選手が挨拶してくれた。
山崎哲司
 目が合って、「じゃっ!」という感じで右手をあげる。こちらも右手をあげて返す。連日の整備三昧、この苦労はいつか必ず報われる。
2009_0529_0715 菊地孝平
 こちらは控室へと戻ろうと早足で歩いているときに目が合った。お疲れ様です、お疲れっす、ニコッ。表情が凛としていて気持ちがいい。準優1号艇みたいっすね、と言葉をかけると、菊地はニコニコしたまま、二度ほどうなずいた。決意の笑顔、と見たいところだ。

 泣いた者も笑った者も、さまざまな思いを抱えて今日という日を終えた。予選終了。明日からも戦いは続く。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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5日目の注目カード

 今節は、SG初1着を目指す選手が5名、出場しています。しかし! ここまで水神祭は果たされていないのです! 明日の水神祭チャレンジは次の通り。

1R
②佐々木裕美
2R
②平山智加
3R
④篠崎元志
4R
⑤永井聖美
7R
④平山智加
⑥佐々木裕美
8R
②三井所尊春

 それぞれのレースに強敵は揃っていますが、もちろんチャンスは充分あるはず。皆様、明日は準優勝戦が注目なのは当然としても、5名のSG初1着を応援しましょう! 明日こそは「今日の水神祭」記事をアップさせてくださいね。


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笹川賞 準優メンバー決定!

第36回笹川賞(福岡)の予選を勝ち抜いた18ピット、準優メンバーが決定しました! 堂々のトップ当選は「永遠のプリンス」今村豊。名人戦の資格を得る齢になっても、元祖全速ターンの威力は衰えを知りません。地元期待の天才・瓜生と静岡のスピード王・菊地がこれに続き、1号艇を分け合いました。

笹川賞 準優メンバー

10R
①菊地孝平(静岡)
②今垣光太郎(石川)
③秋山直之(群馬)
④平田忠則(福岡)
⑤辻 栄蔵(広島)
⑥藤丸光一(福岡)

11R
①瓜生正義(福岡)
②寺田 祥(山口)
③坪井康晴(静岡)
④太田和美(奈良)
⑤赤岩善生(愛知)
⑥松井 繁(大阪)

12R
①今村 豊(山口)
②白井英治(山口)
③池田浩二(愛知)
④丸岡正典(奈良)
⑤吉川元浩(兵庫)
⑥山崎智也(群馬)


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“本紙予想”4日目後半

後半予想です。イン主体と言うより、ほとんどイン◎になってしまいました……。

7R 
田中のイン戦を信頼する。相手は超抜コンビに絞る
◎田中 ○瓜生 ▲今村
3連単1-46-全

8R 
魚谷のカド全速攻撃に乗って今垣が突き抜ける。
◎今垣 ○服部 ▲魚谷 △寺田千 
3連単5-241-全

9R 
2009_0528_0469  秋山はインならS踏み込むケース多い。太田のマクリ差しが脅威。
◎秋山 ○太田 ▲松井
3連単1-54-全

10R 
イン戦ポカある山崎だが、ここはきっちり逃げる。寺田が差して追走。
◎山崎智 ○寺田祥 ▲金子龍 △田口
3連単1-245-全

11R  
井口がぶち込みSで勝負駆けクリアへ。丸岡との銀河系ワンツー本線
2009_0528_0411 ◎井口 ○丸岡 ▲坪井
3連単1-42-全

12R
今垣が果敢先マイで凌ぎ切る。今村の行きアシが肉迫する。
◎今垣 ○今村 ▲平田 △白井
3連単1-345-全


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H記者の『穴・極選』4日目

 独り言、言わなきゃよかったHです。憲吾どの、あのぉ、なんか、どんどんコメントが長くなってますよ~。相当なストレスっすか。でもってその原因は…………ですよね。約1年のご散財&ご心痛、心苦しゅうございます。福岡に乗り込んだ今日こそは、一花咲かせてみせましょう!! 今日の極選はナデシコが暴れそうな10R。
 

 10R
 ①山崎智也
★②寺田 祥
 ③重野哲之
 ④金子龍介
◎⑤田口節子
★⑥淺田千亜希

進入123/456

 相変わらずSG4日目の勝負駆けでヒーヒー苦しんでいる智也。特に1号艇で何度も失敗しているだけに、1、2着条件のここも心配になります。トラウマになってるかも? さらに、安全圏にいたはずの金子が3Rの惨敗&不良航法でメイチ勝負駆けになったのも智也にとっては不安材料。スリットからの行き足がいい金リューがシャニムニ攻めたら……過信は禁物のイン戦ですね。極選の主役は、金リューの勝負駆けに乗って展開を突きそうな田口。自身も2着条件の勝負駆け、エンジンの底力も「S級」(西日本スポーツ森大輔記者評)となれば一発あって不思議はないはず。的確に差す寺ショーの2着付けと、
6号艇で穴を多発している淺田の3着付けで勝負!

3連単★5-2-全、5-全-6

 ※れいこ様、昨夜は心の整理がつかずに尼崎の上空を素通りしてしまいました。もし今節の予想がひとつも当たらなかったら、帰りにこっそり尼崎に立ち寄り、身体でお支払いします……。


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THEピット――勝負駆けスイッチ

 昨日よりはだいぶマシになったような気がするが、それでも風は強い。4Rが風速10m、波高12cm? いやはや、今日も荒れ水面だ。しかも、今日は雨も降り出している。嵐の勝負駆け、か。激しいバトルは見たいが、事故は見たくない。選手たちの無事を祈りつつ、闘志を見せてもらいたい。もらいたい、のだが……。

2009_0528_0883 金子龍介
 3R、5着に終わったが、レース後、装着場内に競技本部への召喚アナウンスがかかる。1~2分後、「金子龍介選手、不良航法」のアナウンス。1周2M、2周2Mともに白水勝也との接触があり、どちらが採られたのかは確認し切れなかったが、いずれにしてもこのペナルティ(マイナス7点)は痛い……。装着場に再び姿をあらわした金子は、ペラを装着していた吉川元浩のもとへ。吉川は顔を歪ませつつ、何度もうなずいていた。
白水勝也
 被害者の白水は、比較的淡々としていた。まあ、いつだって穏やかな表情の人なのだが。二人に感情の行き違いはない。

 勝負駆けなのだから、みな必死だ。金子もしんがりを走っていて、ひとつでも上の着順を、と一か八かのターンを放っているのだ。もちろん、必死さが表現されるのは水面だけではない。陸の上でも、なんとしてでも予選突破、の思いはいたるところに漂っている。

2009_0528_0830 松井繁
 本体整備! ついに王者が動いた、という感じだ。整備室でモーターと格闘している王者の姿は、今節初めて見たものだ。
濱野谷憲吾
 ペラの扉でその姿を見る機会が多かった。2R2着後も、当たり前のように扉に向かう。ボートはすでに片付けられていたから、水面に出るつもりはなさそう。それでも、ペラ調整の手を止めるわけにはいかない。
山本浩次
 濱野谷の横で、淡々とペラを叩いていた。360度どの角度から見ても、そうとしか表現しようのないほど、淡々。それでも、心の奥底まで淡々と一日を過ごすわけではあるまい。
藤丸光一
日高逸子
 整備室内の長椅子に腰かけて、整備士さんと会話中。二人とも背中しか見えなかったが、表情がうかがえた整備士さんの顔はにこやかだった。
服部幸男
 この人に、Fとか賞典除外とかそういうことは関係ない。今日もペラの森で、哲人の表情を見せている。
重野哲之
 今日も朝からペラの森。この人の執念にも感じ入るものがあるぞ。
2009_0528_0385 丸岡正典
 試運転係留所で姿を見た。いつも通り飄々としているけれども、この天候の中、何度も何度も水面に飛び出していった。勝負駆けクリアへの思いは熱い。
池田浩二
 試運転係留所で、険しい表情で水面を眺めていた。何が去来しているのか。
山崎智也
 試運転係留所でかなり長い間、モーター音をとどろかせていた。回転数のチェックであろう。試運転タイムが終わると、水面は静かな時を迎えるが、それがかえって智也のモーター音を目立たせていた。

 気分の良さそうな顔も見える。
2009_0528_1063 瓜生正義
 機力上々、ポイントも順調。地元での活躍に気分が悪かろうはずがない。ペラ装着をしつつ、爽快な挨拶をこちらに飛ばしてくれた。嬉しかった。
長野壮志郎
 2Rで今節初勝利。そりゃもう、気分が悪かろうはずがない。選手、地元の関係者らに祝福されて、頬が緩んでいた。
芝田浩治
 こちらは1Rで初勝利。5Rが控えているため、すぐに調整、点検などに飛び回っていたが、心なしか足取りが軽く見えた。
2009_0527_1146 湯川浩司
 4Rを逃げ切った。最近、1着を獲った後でも厳しい表情をしていることが多かった湯川。しかし今日はにこやかで、目元が緩んでいた。白井英治とレースを振り返りながら、声も弾む。やはり湯川はこうでなきゃ。
白井英治
 湯川の逃げ切りを許してしまった白井は、ヘルメットを頭の上まで脱いで、湯川と感想戦。悔しそうな表情もあったが、悲壮感はない。手応えは上々なのだろう。

 情報交換をし合っているシーンもいくつか見えた。
2009_0528_0992  金子良昭
田村隆信
淺田千亜希
 金子が装着場にボートを上げるのを待ち構えていたかのように、まず田村が駆け寄り、淺田も続いた。足合わせをしていたのだろう、その手応えなどを金子に問いかけているようだった。支部は違っても、頼れる先輩。
金子良昭
秋山直之
 上の輪がほどけると、秋山が駆け寄っていった。金子の教えにすがるかのような必死さもうかがえた。金子の人望とでもいうものに頭が下がる。
2009_0528_0994 原田幸哉
菊地孝平
 突如、装着場に響く声。「キクーゥ! ありがとっ!」。原田が菊地に声をかけた。原田は整備室前、菊地は整備室から控室へと走って戻るところだった。どうやら、菊地がなんらかのアドバイスを原田にした模様。そうか、菊地は金子の弟子じゃないか。
佐々木裕美
田口節子
 銀河系レディースが、談笑もしつつ、長く話し合っていた。

2009_0527_0992_2  とりわけ印象に残った選手を一人あげるなら、今垣光太郎だろうか。あえて自らを孤独の中に置いている、という雰囲気なのだ。
 見かけた場所は、出走待機室のモニター前と、喫煙所のソファ。モニターを見る目は真剣度が極限まで高く、誰も声をかけられる雰囲気ではない。ソファでは、周囲に選手が途切れなくいて、時々誰かと話しているのを見もするが、短い会話が終わると一人思索にふけって、空気の壁を作っているような雰囲気なのだ。
 午前中の時点では、整備もペラもやっている姿を見かけていない。ならば控室にいたっていいはずなのに、今垣はソファ周辺で常に存在感を発しながら、しかし一人でたたずんでいるのだ。
 何かのスイッチが入ったのは間違いない。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の独り言。

 わわ、2Rの深川、進入から気合入ってるなぁ。本番も15/3/246とか15/2/346になったら、長野と哲司のセンター一撃があるかも……3=2-全でも買っとこっと。

 ※今日の極選は10Rか12R、憲吾どのetcへの侘びなども含め、6R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”笹川賞4日目

 おはようございます。Kです。昨日の水面はまったくもって掴みどころがなかった。風が強いわ、うねるわ、インは飛びまくるわ……。昨日、福岡競艇入りした加藤栄師範代(BOATBoyでおなじみ)と痛飲しましたところ、師範代は「握って回った選手が奏功してたよね」と看破。なるほど、もちろんイン主体予想の“本紙予想”ですが、そのあたりも鑑みて予想しましょう。本日よりH記者が福岡入りしました。隣でさっそく張り切っております。負けないよう、頑張ります。

1R 
2009_0528_0537師匠の前付けこらえて三井所が水神祭。藤丸が5コースあたりから握って攻めそう。
◎三井所 ○藤丸 ▲上瀧 △芝田
3連単1-632-全

2R 
深川のイン強奪まであるか。いずれにしても美味しい展開ありそうなのは長野。
◎長野 ○濱野谷 ▲深川 △山崎哲
3連単2-453-全

3R 
辻がピン条件で逃げ切り突破。金子の機力を相手に。
◎辻 ○金子龍
3連単1-3-全

4R 
湯川が2度目のイン戦、今度は決めるはず。アシいい白井が続く。
◎湯川 ○白井 ▲寺田祥 △井口
3連単2-356-全

2009_0528_0508 5R 
田村に逃げられるアシ。太田の差し追走も、山崎は6コースでも注。
◎田村 ○太田 ▲山崎智 
3連単1-26-全

6R 
淺田が逃げて予選突破。菊地に初日のアシ戻れば。
◎淺田 ○菊地 ▲丸岡
3連単1-23-全

 後半はのちほどアップします。


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4日目! 今日も強風……

おはようございます。笹川賞4日目、勝負駆けデーです。現在午前9時過ぎ、今日も福岡競艇場は強い風が吹き、水面にはうねりも見えます。昨日と同じような水面状況、でしょうか。そして、チラチラと雨も降ってまいりました。

2009_0528_1119 SG2連覇なるか……総理大臣杯覇者の池田浩二がなかなかの好位置につけています。今回優勝すれば、さすがのH記者も「池田が勝った」だけ書いておしまい、にはならないと思いますよ(笑)。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――お疲れ様でした!

 荒れに荒れた3日目の水面。ついに事故も起こってしまった。

2009_0528_0246 星野政彦
 6Rで転覆。救助艇の上では倒れたままだったので心配されたが、ひとまず無事。遅い時間帯にはペラの扉で調整している姿があった。
松井繁
 8Rでまさかの転覆。11R前頃、耳に届いてきた上瀧和則との会話によると、やはりうねりに引っかかってしまったらしい。12Rに出走したように、こちらも無事。上瀧との会話では笑顔も見られた。
2009_0528_0553 金子良昭
 11Rで痛恨のF。コンマ03のスリットオーバーだった。レース後はさすがに声もなく、エンジン吊りに出てきた東海勢も重苦しい空気を醸し出していた。表情が凍り付いていた。
服部幸男
 同じく11RでF。金子とともに戻って来て、金子以上に硬い表情を見せていた。やはり誰も声をかけられない。それでもモーター格納後は、ペラの森でひたすらペラ調整をしていたあたりが、哲人・服部。何があろうと、戦いを投げ出す男ではないのだ。

 11R前まで、各ペラ調整場は盛況だった。扉も大奥も満員御礼で、むしろ森のほうが閑散としているように見えたほど。

魚谷智之
 12R発走直前まで森。1着は獲れたとはいえ、まるで納得できないアシ色に、まだまだ懸命の調整が続く。開会式などで口にする「力を出し切る」とは、この姿も含まれている。
2009_0528_0499 重野哲之
 魚谷同様、12R発走直前まで。立ち叩き用のテーブルで調整しているため、装着場ではかなり目立っている。あたかも、森の主のように見えるほどに。
湯川浩司
 初日に「菊地孝平の定位置」と書いた場所に(ペラの扉)、今日は湯川浩司が。周囲と時折言葉を交わしつつ、ペラと向き合っていた。
辻栄蔵
 扉。基本的には真剣な表情で、周りが軽口を飛ばすと笑顔になって、ひたすらペラを見つめていた。この男の集中力にも、よく感服させられる。
須藤博倫
 ペラを叩くというよりは、ペラの扉の空気を和ませている様子だった。好漢・ヒロリンらしい姿でもある。
寺田千恵
 扉の紅一点。ヒロリンの軽口に、優しい笑顔を見せる。この人もグレートマザーになる可能性があるな。あるいは、グレート姉御か。
2009_0528_0984 濱野谷憲吾
 10R、2番手を走りながらまさかの逆転を喫して3着。その直後に、扉にやって来て、ペラをチェックしていた。意外とサバサバしていた。
芝田浩治
 ペラの大奥。いちばん手前で、装着場側を向いていたので、よく目についた。やっぱり室田泰史に似ているような気がする。
長野壮志郎
 大奥。真摯にペラと向き合う表情には迫力がある。
三井所尊春
 大奥。本体整備する姿を見かけることが多かったが、ペラに移行したようだ。時折、長野に声をかけて笑顔を見せていた。
山崎哲司
 大奥。テツもペラ調整に移行。12R前にもペラを叩く姿があった。かなり遅くまでやっていた一人。
2009_0528_0261 吉川元浩
 ずっとペラの森で見かけた吉川が、大奥に移動していた。その吉川のペラを覗き込みながら話しかけている後ろ姿は……。
阿波勝哉
 遠目には、吉川に質問をしているように見えたが、果たして。意外な組み合わせのようだが、79期の同期生である。

 さてさて、帰宿バスのことをちょろりと書いてきたが、どうやら一便は11R後の出発の模様。昨日の記事で、今村豊が乗り遅れたのは二便か?と記しているが、これが一便のようである。
 今日はたまたま、一便に乗る選手の“民族大移動”を目撃することとなった。というわけで、一便に乗った選手をまとめてドン。メモの順番に記していくことにする。

2009_0528_0479 秋山直之
 見かけた範囲では、真っ先にバスに向かったのがアッキーだった。
白水勝也
 2番手かと思っていたのだが、その少しあとに再び姿を見かけている。忘れ物でもとりにいった?
川﨑智幸
 悠々たる足取りでバスへ。
2009_0528_0508 田村隆信
 軽快な足取りでバスへ。肩にバックをぶら下げていた。
上瀧和則&深川真二
 佐賀コンビが談笑しつつ。
星野政彦
 とにかく元気なのは安心。今日は宿舎でゆっくり休んでください。
山本浩次
 淡々とバスへ。ミスター不動心、と昔はよく書いたものだった。
2009_0528_0961 太田和美
 太田も、ゆるやかな表情が大人っぽくてナイスである。いぶし銀というにはまだ早いが、たたずまいには渋い雰囲気がある。
今村豊
 よかった! 今日は乗れましたね!
白井英治
 バッグを方に引っかける姿がサマになっている。カッコいい。
日高逸子
 グレートマザーも一便で帰ります。
井口佳典
 銀河系軍団も一便で帰ります。
2009_0528_0341 山崎智也&中野次郎
 関東の仲良しコンビが談笑しつつバスへ。智也の表情に暗さがないのは何より。
芝田浩治
 直前までペラの大奥にいたが、テキパキと支度を整えたようだ。
辻栄蔵
 飄々とした様子。
濱村美鹿子
 控室からの階段を駆け下りてきた。
2009_0528_1088 坪井康晴
 クツのつま先をトントンと地面で叩きながら歩いていた。
三井所尊春
 一便で帰るのはちょっと意外の若手。しかし、人数調整で早く帰るよう打診されるケースはままあること。
永井聖美
 まだまだ若手のような気もするのだが、秋山やヒロリンと同期だし、女子の中ではちょうど真ん中なんですね。外見が若いのだろう。
平田忠則
 帰るときでも、坊主頭がきらりと眩しい。平田についてはこればかり書いているが、親近感だろうか。
濱野谷憲吾
 ペラの扉にずっといたので、一便帰りではないのかと思ったら、やはり乗り込むことに。
阿波勝哉
 ペラの大奥にずっといたので、……以下同文。二人とも、大急ぎで仕事を片付け、大急ぎで着替えたのだった。
2009_0528_0152 淺田千亜希
 階段を見上げてニコニコしていたので、何かと思えば……
原田幸哉
 何か叫びながら階段を駆け下りてきた。待って待って~という感じで、淺田はそれを見て笑っていたのだろう。上半身ハダカで、大慌てで一便に間に合わせようとした様子がうかがえる。その姿も、まあ笑える。

 というわけで、原田が出口を出ていって、これがどうやら最後だったようだ。何はともあれ、お疲れ様でした!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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笹川賞ダイジェスト③3日目

テーマ①「イン弱い福岡」
3日目=1コース 3勝

 ふむふむふむ~。一気に激減した1コース1着。
 ……って、昨日と反対の書き方をしただけだ。
 一日おきに1コースの強さがガラリと変わる厄介な笹川賞。
2009_0528_0808  ただ、今日は参考外、かもしれないな。突如吹き荒れた北風により、水面が荒れに荒れた。発生したうねりに選手たちもかなり苦戦したようで、レースにならない選手も散見された。何しろ、あの松井繁が転覆したのである。SGで松井の転覆って見たことあったっけ……と中尾カメラマンとしばし記憶をたどったが思い出せなかった、というほど、腕利きでも苦労する水面だったのである。
3R 魚谷智之
5R 平石和男
11R 瓜生正義(抜き)
 魚谷も平石も決して好気配とは言えないのに逃げ切った。一方、超抜の瓜生はマクり差されてしまっている(逆転したあたりがさすがのパワー)。すなわち「この荒れ水面で逃げが成功したのだから、アシ絶好!」というわけではない。もっと言えば、「インが弱い傾向にあるが、機力上位なら逃げられる」というわけでもない。今日の結果はひとえにうねりがもたらしたもの、と考えたほうがいいだろう。
 もちろん、明日もこんな水面になれば、今日の傾向はおおいに参考になる。

テーマ②「3コースマクリ」
3日目=決まり手まくり 4本

 決まり手まくりはたしかに増えた。しかし、こちらもまた、水面の傾向をウンヌンするのは気が進まない。荒れ水面をマクリで乗り切ったのはお見事だと思う。しかし、単純にすげえすげえと絶賛する性質のものかというと、微妙ではある。
2009_0528_0842 2R ④山崎智也
 3コースマクリ。強烈すぎる行きアシで、内を叩き切った。つまり、パワー勝ち。
4R ②白井英治
 鋭発を決めたのは4カド湯川浩司で、一気に絞りマクリに出たが、うねりの影響で全速では回れない。その間に、2コースの白井が内に潜り込んで残した、というレースだった。これがなぜマクリになったかといえば、イン田口がS遅れたから。うねりと風でS勘が鈍ったものだろう。白井もいったんはマクられているのに、インに対してはマクっていたのだ。
9R ②藤丸光一
 イン湯川をSで出し抜いたもの。湯川も1艇身のSだったが、さすがの博多ん大将は半艇身前にいた。今日の湯川はどうにも乗りにくそうに見えたが、これもうねりのせいだろうか。
2009_0528_1018 12R ⑤赤岩善生
 これはお見事のツケマイ炸裂だった。4カドからの一撃だったが、ひとつ内の松井繁とはほぼ同体だったのだから、うねりをものともしない度胸とハンドルワークは拍手もの。ベストパフォーマンスを選ぶなら、これだろう。
 今日は決まり手差しもついに1本登場したが、とにかく1Mのうねりが勝負を分けたというしかない。もちろん、明日もこんな水面になれば……以下前項と同文。

テーマ③「機力評価」
節イチ=今村豊

 ハッキリ言って、今日の水面で正確な機力評価は不可能だ。ストレート系はともかく、ターン系はほとんど五里霧中と言ってもいいだろう。
2009_0528_0012  それでも、節イチは今村豊の据え置きで問題なかろう。2Rは、相手が相手とはいえ、スリットから強烈な行きアシ。半艇身近くのぞいたスリットとはいえ、風も波もぶっちぎる伸びは、やはり文句なしのトップ足だ。
 瓜生も相変わらずバツグン。今垣光太郎に1Mでマクリ差しを食らったのは、うねりがあってのご愛敬みたいなもの。2Mであっさり抜き返しているのだから、ターン系はむしろ今村をも超えるかも。。
 菊地孝平は、今日はおかしかった。前半6コースからの4着はともかく、12R1号艇でインからトップSを決めながらマクられるとは、どうしたことか。ペラ交換が失敗だったか、それともうねりを乗り切れなかったか。2周目ホームでも、寺田祥に伸びであっさりやられていたのも気になる。もちろん、明日は立て直して臨んでくるとは思うが……。
 その寺田祥が、気配アップさせている。昨日あたりから目に止まっていたが、今日はさらにアップしたのでは? 目は離せなくなってきている。白井英治も、今日も鋭いアシを見せた。先ほど触れた、「湯川にマクられたのに決まり手マクリで残した」のは、湯川の失敗もあっただろうが、なかなかできる芸当ではない。また、エース機・金子龍介がポテンシャルをかなり引き出してきている。太田和美、坪井康晴も不気味な好気配であった。2009_0528_0228 さらに平田忠則もさすがの地元戦士、このうねりで見事なターン足を披露していた。一方で、田口節子はうねりに負けたか。成績を落としてしまったが、水面状況を鑑みれば見限るのは早い。阿波勝哉も、今日の水面では評価不能だな。でも、こんな荒れ水面では阿波の持ち味は発揮できそうにない。 
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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明日の勝負駆け情報!

 予選3日目を終了して、明日4日目はいよいよ勝負駆けデー。現時点で、6・20の藤丸光一が20位と、高いボーダーになっています。ここではいちおう6・00を最終ボーダーと想定して、必要着順を記していきますが、もう1点2点上の成績を目指したほうが確実でしょうね、選手たちは。もちろん、何が起こるかわからないのが競艇。明日は激戦必至であります。

1 今村豊   当確
2 平田忠則  当確
3 白井英治  5・5着
4 瓜生正義  当確
5 金子龍介  4・5着
6 寺田祥   4・5着
7 菊地孝平  当確
8 太田和美  4・4着
9 今垣光太郎 4・4着
10 池田浩二  5着
11 坪井康晴  4着
12 山崎智也  2・6着
13 田村隆信  3・4着
14 淺田千亜希 3・4着
15 丸岡正典  3・4着
16 田中信一郎 1・6着
17 赤岩善生  3着
18 吉川元浩  1・6着
19 秋山直之  3着
20 藤丸光一  3着
21 田口節子  2着
22 井口佳典  2・3着
23 松井繁   2着
24 濱野谷憲吾 2着
25 白水勝也  1着
26 辻栄蔵   1着
27 山本浩次  ※1着相手待ち
28 平石和男  1着
29 魚谷智之  1着
30 湯川浩司  1着
31 深川真二  2・2着
33 三井所尊春 1・2着
36 永井聖美  1・1着
37 山崎哲司  ※1・1着相手待ち


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4日目の注目カード

1R
①三井所尊春(佐賀)
②芝田浩治(兵庫)
③上瀧和則(佐賀)
④佐々木裕美(山口)
⑤川﨑智幸(岡山)
⑥藤丸光一(福岡)

 明日も企画レースはなし。また、特筆すべき組合わせのカードもなし(というか思いつかないので、気づいた人は教えて!)。ただし、全体的になーんとなく、同門対決・同期対決が多いなあ、と感じる1日であります。
 たとえば、1R。今節きっての前付け派である、上瀧&三井所の師弟コンビが戦います。しかも、上瀧のほうが外枠。三井所が上瀧を相手にきっちりインを獲り切れるかどうか、まずは注目ですね。さらに、このレースには、今節参戦の60期3名が登場しています。上瀧、川﨑、藤丸ですね。水面の上では先輩も後輩も同期もない!のは当然ですが、妙に気になりますよね。
 こうしたカードが、予選最終日となる4日目には非常に多い。3Rにはたった二人の埼玉勢が同じカードに組まれていたり、4Rは一昨年賞金王で銀河競りを繰り広げた二人が因縁の地で再戦。7Rは4、5号艇が76期だし、9Rの4、5号艇は大阪支部対決。あ、9Rは1、6号艇が83期対決ですね。11Rは銀河対決が別の組み合わせであって、12Rは山口のスーパー師弟が激突……とざっとあげただけでも、こうしたカードがあるわけです(同県とかまで広げたらまだまだある)。
 明日は勝負駆け。仁義なき予選突破バトルが繰り広げられる一日です。そんな日に組まれた、同志たちの真っ向勝負。ある意味、競艇の真髄を知らしめる1日になるのかもしれません。


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“本紙予想”3日目後半

 水面が荒れまくって、えらい騒ぎです。それにしては、配当的にはもうひとつ荒れていませんが……。現在の風向きは福岡ではイン優勢。引き続きイン主体でいきましょう。

7R 
2009_0527_0133 原田のカド攻めが脅威も服部の逃げは揺るぎなし。井口が差して続く。
◎服部 ○井口 ▲原田 △辻
3連単1-246-全

8R 
山本は伸び型でカマシ向きの感。松井が捌いて貫禄示す。平田が追走。。
◎松井 ○平田 ▲山本 
3連単5-31-全

9R 
もうひと押しが欲しい湯川だが、ここはなんとか逃げ切れる。秋山の全速攻撃が怖い。
2009_0527_0266◎湯川 ○秋山 ▲吉川
3連単1-43-全

10R 
ここで濱野谷が今節初1着をあげる。不気味に好気配の太田が本線。
◎濱野谷 ○太田 ▲丸岡 △上瀧
3連単1-423-全

11R  
瓜生が負けるわけにはいかないイン戦。今垣が自在に攻めて追う。。
◎瓜生 ○今垣 ▲服部
3連単1-35-全

12R
菊地が逃げてさらなる進軍。松井が王者の意地で続く。
◎菊地 ○松井 ▲田中 △金子龍
3連単1-342-全


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THEピット――王者を書かない理由

   強風が吹き荒れている。水面には波が立ち、1Mはうねっている。湿度も少し上がったようで、いわゆる気候一変。選手たちはいろいろな面で大変だ。

2009_0527_1175 松井繁
 1R後、星野政彦のエンジン吊り。作業をしつつ、星野に水面状況を確認していたようだ。大げさなくらいに身振り手振りで星野が表現すると、松井は深刻な顔で聞き入っていた。
 今節は松井の記述が少ない……というご意見があったが、それもそのはず、松井を見かけるのは圧倒的にエンジン吊りの時なのだ。ペラにしろ、モーターにしろ、整備している姿をほとんど見かけていない。BOATBoy一番のイケメンと名高い、女子リーグ番のM記者によれば、かなり早い時間帯にペラの森で姿を見たとのことだったが、僕がピットに着いた時にはもういなかった。松井の行動と僕のピット行きのタイミングが合わないのだろう。ただし、それにしてもいつもの松井と比べればずっと動きが少ないのは確か。視界に飛び込んでくる頻度は、間違いなく少ない。
星野政彦
 エンジン吊りを終えたあとは、着替えてペラとモーターの点検。こんな水面で2回走りは、ちょっと気の毒かもしれない。あ、昨日の光ちゃんの「よしっ! 1回乗り」は、この天候を予測してのことだったのか?
今垣光太郎
 ボートにモーターを装着したまま、点検作業。キャブレターを覗き込んでいた。その後、喫煙所のソファに座って出走表を見つめる姿も。レースでの作戦とそのための調整方法を考え込んでいたのか。

 ペラ調整場も満員御礼。
2009_0527_1333 上瀧和則
 ペラの森で立ったままの調整。装着場に設けられた調整場だからというのもあるが、この人がここに立っていると、本当によく目立つ。
田口節子
 上瀧と向き合ってペラ調整。時折、上瀧が何か話しかけて、田口が応えるというシーンも、田口に緊張した様子はなく、ごくごく普通の会話の光景に見えた。
丸岡正典
 ペラの森で座り込んでペラ調整……とメモしつつよく見たら、湯川浩司、田村隆信と銀河系が集結していたのであった。
井口佳典
 同じくペラの森で銀河系ワールド。井口は、ペラの翼面を目にくっつけるようにして、凹凸などをチェックする。本日もその姿があった。井口ならではのチェック法。
2009_0527_0912 淺田千亜希
 銀河系に囲まれるように、座り込んでペラの森。そういえば、銀河系も鳴門の渦潮も渦巻きだ……。
濱野谷憲吾
 ペラの扉。しばらくの間、扉は選手が誰もいないすっからかん状態だったのだが、濱野谷がその空間を埋めた。
金子良昭
 ペラの大奥。ただし、その後の動きは慌ただしかった。ボートとモーターをチェックし、再び大奥。またまたボートに向かって、1m離れた後ろから、しゃがみ込んで1分ほどモーターを凝視。取り付けのバランスをチェックしていたのだろうか。終わると、また大奥。そして長駆、控室へ。途中、川﨑智幸とすれ違い、なぜか溜め息をついていた。
2009_0527_1475 寺田千恵
 ペラの大奥。ボートは試運転係留所にあり、大奥と何度も往復していた。2Rのエンジン吊り時に、初めて目が合う。天使の微笑みを向けられてドキッとした。
原田幸哉
 ペラの大奥。こちらもボートは係留所。鋭い目つきで往復していた。賞典除外だろうと、緩めるつもりはなさそうだ。
山崎哲司
 ペラの大奥。あまりペラを叩いている姿を見ていなかったが、ようやく。

 整備場にはエース機が!
2009_0527_0304金子龍介
 本体を外していた。大がかりな整備には見えなかったが、果たして。気候が変わってエース機に翳り?
日高逸子
 1R後、ボートを整備室に運び込んだ。本体調整をするようだ。ボート架台の車輪の滑りが悪いのか、「キュィィィィィィィィィ」と甲高い音がピットに響く。悲鳴のように聞こえたのは気のせいか……。

 日高といえば、もちろん地元。「地元選手はどげんですか?」とのご意見があり、実は博多在住の九州男児・中尾カメラマンに通訳を頼んだら、「どげんもこげんもなかと、って答えたらいいよ」とのことなので、はい、どげんもこげんもなかとです。どんな意味? ともあれ、意識的に福岡勢を探すようにしたのだが……。
長野壮志郎
 ペラを手に大奥へ向かうのを見たが、若手ということもあって、やはり雑用のシーンをもっとも見かける。その間に試運転などもきっちりこなしており、頭が下がる。体重も減っているようだし。
2009_0527_1164 篠崎元志
 自分の作業より雑用、という感じがするのは篠崎も同じ。どうにも成績がふるわず、表情も冴えないように見える。
白水勝也
 実は今節、松井以上に姿を見ない。その理由らしきものといえば、ペラ叩き場は大奥で、しかも装着場とは死角の位置に消えていったこと。そりゃあ、姿が目に届かないのも仕方がない。今朝、大奥へ向かう前、ペラを外しながら一人、なぜか顔をしかめていた。なぜしかめているかはまったく不明。訊ねてみようかとも思ったが、あまりにも淡々とした風情で、それがバリアのように思えた。
藤丸光一
 もっとも頭が下がるのは、やはり選手代表だろう。エンジン吊りには必ず顔を出し、貫禄を感じさせるたたずまいで後輩たちを見守っている。

2009_0527_0237 さて、ピットでは、基本的に選手出走待機室のモニターでレース観戦をしている。ガラス張りになってるものだから、非常に見やすいのだ。選手も、この部屋にやって来て観戦する者も多く、ガラス窓をはさんで「前列でソファに座って観戦する選手の後ろからモニター覗き込んでる私(ほかの報道陣の方もいるし、選手が加わることも)」という図になる。ちなみに、ソファの数は当然、6脚だ。
2009_0527_1188  今日の2R、マイポジションに向かうと、すでに上瀧和則と寺田祥の姿があった。さらに選手が増え、最終的にはこういうラインナップになった。左から順に。
長野壮志郎
(空席)
上瀧和則
寺田祥
山崎智也
(空席)
 遅れてやってきた智也は、ごくごく当たり前にテラショーの横に陣取った。さらに遅れてきた長野、さすがに上瀧の真隣には座れないよなあ……ということで、ひとつ空けて端っこに座ったのだと思う。どうでもいいことだけど、並びを見ているのもなかなか興味深い。正確にカウントしたわけではないが、今日まででもっともここで姿を多く見たのは、上瀧である。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』3日目

 はい、まだ当たってない、つか正確には半年以上も極選がハズレ続けているHです。hiyoちゃん、イイ感じのプレスをどもです。尼崎に寄り道して間男にならぬよう、死に物狂いで当ててみせましょう(←れいこ様、半年も当たってない予想に張り込みすぎっすよ~不甲斐なくてすいまっしぇん><)。今日の極選は8R。地元の一休さんが私の貞操を守ってくれるはずっ!

 8R
 ①山本浩次
 ②白水勝也
◎③平田忠則
 ④芝田浩治
 ⑤松井 繁
★⑥重野哲之

進入123/456か126/345

 1Rは北東の向かい風10m! ボー誌の笹川賞特集によると、「北東の風はインが強い」というデータが出ています。今日の後半は1号艇にSGレーサーが揃って「鬼に金棒」の様相でしょうか。
 が、そんな中でパワー的にインでは苦しそうなのが山本。白水も道中の走りを見る限り妙に自信がなさそう(後続を待って待っての差しばかり……)で危険な内枠2艇に思えます。中堅上位のパワーがある平田がセンターから一気に仕掛けます。王者との3-5には目をつぶって、穴っぽいパワーがある重野の2、3着付けで勝負。

3連単★3-6-全、3-全-6

 憲吾どの、実は10Rの本家も危ない気が……? ピット離れ抜群のジョーががんがん攻めて深インになったところをセンターから丸ちゃんあたりが……極選には指名しませんが、私はこっそり2-56-全あたりを買ってみるつもりです。斬り捨て御免!!


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本日の“本紙予想”笹川賞3日目

 おはようございます。Kです。“なんとまあ、昨日はインが強かったですね。傾向の変化がどうにも解せないのでありますが……いや、イン主体の“本紙予想”にとってはありがたい“追い風”なんですけど。今日は北からの風がやや強めに吹き、うねりが気になるところ。難水面になりそうな予感があります。これがどう傾向に影響を与えるか。もちろん“本紙予想”はイン主体でございます。

1R 
星野に逃げ切れるアシはあると見る。気配悪くない平田が迫る。
◎星野 ○平田 ▲須藤 △濱村
3連単1-453-全

2009_0527_1439 2R 
今村が超抜の行きアシで若者たちを粉砕。イン獲りそうな三井所が残す。
◎今村 ○三井所 ▲平山 △永井
3連単4-512-全

3R 
厳しいアシ色も、魚谷がぎりぎり残す。池田が相手本線も、阿波にそろそろ一発?
◎魚谷 ○池田 ▲阿波
3連単1-43-全

4R 
快調・田口が超強敵を無効に回して逃げ切る。白井が差して続く。
◎田口 ○白井 ▲菊地
3連単1-26-全

5R 
2009_0527_1511上瀧の動きが気になるが、平石がなんとか逃げ残す。アウトでも瓜生のアシがいい。
◎平石 ○瓜生 ▲赤岩 △上瀧
3連単1-625-全

6R 
篠崎のアシがどうにも厳しい。田村が攻めて突き抜ける。坪井が相手。
◎田村 ○坪井 ▲濱野谷 △金子良
3連単3-462-全


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3日目! 予選後半突入

おはようございます。笹川賞、3日目でございます。早いもので予選も前半戦が終了、ここからは準優突破への勝負駆けにつながっていく戦いでございます。2日目終了時点で、菊地孝平。そして、第2位の田口節子がつけております。ボーダーとなる18位は丸岡正典で6・00。濱野谷憲吾が同率で19位であります。

2009_0527_0936 じわじわと伸びがついてきている阿波勝哉。今日あたり一発を期待したいところですが……。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――12R

 後半ピットは、申し訳ない、あまりのドタバタで到着が12R前。ピットに向かう途中で11Rが出走し、選手が引き上げてくる頃になんとかピット入りしたという次第。というわけで、1レース分しか滞在できなかった。
 まずはこの人。

2009_0527_0409三井所尊春
 本体整備。12R発走直前までやっていた。ここまで、この人を見かける場所は7割方は本体整備用のテーブルのような気がする。
 ところで、おいちゃんさんがご指摘の「三所井」。SGジャンパーは胸のネーム入りワッペンも含めて支給されるものなので、当然のごとく、「間違われましたわ~。自分でやるわけないっす」。苦笑いのみっしょい……じゃなくて三井所は「まだ(名前を)知られてないってことっすね」。そりゃあ、やっぱり悔しいだろう、この“仕打ち”は。しかし「でも頑張りますよ!」。もっと強くなって、誰にも間違えられないほど名前を売ってやる、とこの屈辱をバネにしている様子でもある。うむ、応援しよう。
山崎哲司
 テツも相変わらず本体整備を続ける。前検で良く見えたのに……「あれは周りが合わせ切れてなかっただけ」とのこと。さすがのSGレーサーたち、レースが始まればすぐに前検の気配など逆転してしまう、ということか。「整備力がやっぱり課題。力がないのは確かだけど、どこを整備していいのかわからなくなってくる……」。それでも懸命の“あがき”は続く。
2009_0527_0781 重野哲之
 こちらも本体。というか、12R発走5分前くらいに、突如死角からあらわれて、驚いたのだった。今日は1着を獲ったのに、本体に手を入れていたというのか。

 すでに、第一便のバスは出てしまっているはずの時間帯。おそらくは第2便がもうすぐ出るのだろう、何人かの選手が荷物をもって出口のほうに向かっていた。
2009_0527_1115  星野政彦
 ゆったりと歩く様が渋い。後ろ姿からもいぶし銀の雰囲気が漂っていた。
田中信一郎
 11R出走の松井繁のエンジン吊りを率先して行なう。にこやかな表情で笑い声すら聞こえた。これを終えると、そのまま出口へ。素早い行動だ。
今村豊
 11R1着の今村も、宿舎へ帰る腹づもり。しかし、勝者にはJLCのインタビュー出演がある。ダッシュで着替えて、ダッシュでインタビュールームへ。終わるとダッシュで出口へ。11R後は走っている姿しか見かけていない。……と思ったら、出口のほうからとぼとぼと装着場に戻って来るミスター競艇。どうやら、バスに乗り遅れてしまったようだった。あらら(笑)。

 この遅い時間帯までペラを叩いている選手はやっぱり多い。
2009_0527_0882 坪井康晴
 ペラの扉の、菊地孝平がずーっと定位置にしていた場所で木槌をふるい続けた。終了したのは、まさに12R発走直前。
菊地孝平
 坪井に場所を取られて、ちょうど対角線となる場所でペラを叩く。終了したのは坪井より10分ほど先だった。
金子良昭
 菊地の師匠はなぜか弟子とは離れてペラの大奥。最ベテランの部類なのに、帰るのはいつも最終便だ。
金子龍介
 こちらもペラの大奥。一時、大奥には金子良昭と金子龍介の姿しか見えず、「ダブル金子だ!」とワケもなく興奮。その後、今垣光太郎が大奥に入って行った時には思わず「光ちゃん、余計なことはやめて~」と呟いてしまった。
今垣光太郎
 というわけで、今垣もペラの大奥。今節、ペラを叩いている姿は初めて見かける。といっても、わずかな時間で手を止めて、ペラを手にモーターのもとへ。死角にいたため気づかなかったが、基本的には本体整備に時間を費やしていたようだ。
2009_0527_0735 吉川元浩
 ペラの森の主のごとく、遅い時間帯までペラ調整。まだ納得がいかないのだろう。
田口節子
 こちらもペラの森。銀河系軍団は、ここで姿を見ることが多い。

2009_0527_1444  整備室近くでうろうろしていると、さまざまな光景を見かける。モニターにリプレイが映し出されると、その付近にいる選手全員の動きは止まり、視線はモニターに集まる。11R後の場合、長野壮志郎、平山智加、菊地孝平、丸岡正典、平石和男……と、その11Rに出走していたのは平石だけだったりする。
 その後、服部幸男がペラを手に整備室へ。モーター格納作業にやって来た。それから5分ほど遅れて、山崎智也もやって来る。実は、その前に智也は競技本部に呼ばれており、そのせいだろうか、表情が明らかに不機嫌だ。格納を終えた服部はすれ違いざまに、智也にジョークを飛ばす。もちろん笑顔で。
「不良航法?」
2009_0527_1424  智也が軽くうなずいたように見えた。すると、服部の顔が素に戻る。「ウソッ!?」。ペラの扉にいた菊地孝平の顔が一瞬にしてシリアスになった。件のポイントはおそらく1周2Mで、上瀧和則と軽く接触している。さらにホームではその上瀧と押し合いへし合いの競り状態。しかし、リプレイを見る限り、反則を取られるようなレースではなかったように思えた。
 結局、智也はジョークにジョークで返しただけであり、不良航法はとられていない。ふふふっと悪戯っ子のように笑って、服部と菊地を「なぁんだ」と安堵させている。そして服部はさらに、「で、不良航法?」とさらに笑って続けて、空気は一気に和やかになったのだった。

2009_0527_0696  12Rが終了。最後まで残っていた選手が総出でエンジン吊りとなる。出走6選手の艇がボートリフトにのっかった頃、一人遅れて合流した今垣光太郎が、つかつかと前夜版を覗き込みにきた。明日は11R3号艇の登場、そこを指さして示すと「ヨシッ! 1回乗り!」。何がヨシッかはわからなかったけど、光ちゃんはにっこにこでこちらに会釈して、エンジン吊りへと向かっていった。光ちゃんがご機嫌だと、なんだか嬉しいのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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笹川賞ダイジェスト②2日目

テーマ①「イン弱い福岡」
初日=1コース 8勝

2009_0527_0271  ふむ~。一気に倍増した1コース1着。
 2日目は、初日の4本から一転、8本のイン逃げが出現。トータルで、1コースの1着率は50%になっている。後半が特に強かった。
2R 田中信一郎/3R 藤丸光一/5R 坪井康晴/7R 寺田祥/8R 山崎哲司/9R 重野哲之/10R 吉川元浩/11R 今村豊
 いつものSGと一緒じゃん!
 そんな声が聞こえてくる。私もそう思う。そして、明日からの読みが難しくなった。
 各レースのオッズの数字を見ていると、昨日の傾向を受けてか、決して1号艇(インに入ると思われる艇)から売れているわけではなかった。人気薄ということはあり得ないにせよ、他の艇番に実績上位や機力上位の選手が入れば、そちらが人気の中心となっていたものだった。
 結果的に、裏をかかれた一日だった、ということになる。それでも配当が落ち着いているのは、ヒモに人気上位選手が入ったから。インから人気上位を絡めて……などという舟券作戦が思いつきはするものの、やや面白みに欠ける戦い方だろう。
 地元記者さんによれば、明日は北の風が強く吹く予報、したがって1Mにうねりが発生する可能性大! だという。天候が変われば傾向も変わる。今日は、そんな当たり障りのないことしか言えそうにない。

テーマ②「3コースマクリ」
初日=決まり手まくり 2本

2009_0527_0425  逃げが倍増したのだから、他の決まり手は相対的に減る。当たり前のことだ。決まり手まくりも当然減った。しかし……3本→2本と微減である。この数字を見れば、福岡らしさは決して失われていない、と言いたくもなる。
 しかも、である。その2本はともに3コース! 1コース逃げ以外でもっとも数多く出現する決まり手「3コースまくり」が、今日のまくり2本のすべてなのだ! これぞ福岡!
4R ②山崎智也
12R ③瓜生正義
 ともにトップSというわけではなく、ハコまくり気味に炸裂した3コースまくり。インが強くなろうとも、どこかで必ず福岡の本領は発揮される。それは忘れてはならない。
 もうひとつ、福岡らしいというか、昨日の流れを引き継いでいると言えるのは、「決まり手差し」が今日もゼロだったこと。逃げ8・まくり2以外の2つの決まり手はともに「抜き」。惜しい差しもいくつかみかけたが、やはり突き抜けるまではいかないようだ。
 基本は自力で攻めるタイプを狙う。これが基本戦略であるのは確かなようである。

テーマ③「機力評価」
節イチ=今村豊

2009_0527_0235  節イチは今村豊を据え置きとする。11Rは1号艇も、上瀧和則の前付けがあって100m起こし。それでも行きアシには何の影響もなく、トップSでスリットを駆け抜けると、外に何もさせていない。遅れ差し気味に迫った上瀧の差し技はさすがだったが、回ったあとに突き離しているのだから文句なし、だ。今日のところは、今村に迫るアシを見せた選手も他にいなかったように思う。
2009_0527_0488 瓜生のアシも素晴らしかった。前半の転覆で原田幸哉にアシ落ちがあったとしても、一瞬のうちにツケマイでかわしていった瓜生のパワーも節イチにぐっと近づいたと言っていいだろう。瓜生らしいレースができるアシにはなっていると思う。
2009_0527_0906  菊池孝平も6コースからのマクリ差しで2着に。先頭を走った師匠の金子良昭との差をじわじわと詰めていったあたり、相変わらず上位級。ただ、今日のアシはインパクトがあるアシというより、菊地の全速戦に反応するアシという言い方が正しいような気がする。ペラを換えて臨んでいるので、昨日と同じアシ色のわけもないのだろうが、明日は果たしてどうするのだろう……。
 とりあえずは、今村、瓜生、菊地を現時点での御三家に指名だ。
 白井英治は、本人が望む「1マークで決められるアシ」にまでは仕上がらなかった様子。しかし、相変わらず引き波を苦にせず、競ったら強い。御三家のすぐ下、くらいか。明らかに上位級となってきたのは田口節子だ。2009_0527_0561 伸びも悪くないが、回り足が抜群級ではないだろうか。10Rの2周1Mは決して好判断のハンドルではなく、アシの裏付けがなければ男子SG級の迫力に沈められるパターン。だというのに、狭い間隔を一気に突き抜けていったのだから、ターン回りは文句なしのアシ色になってきた。
 あとは、阿波勝哉の伸びは「もう少し」のまま。しかし見通しは立ってきている。道中はなぜか粘っこさを発揮しており、今節はヒモでも狙える? また自信をもって上位とお勧めするわけではないが、2009_0527_1136 穴っぽいところで山本浩次と中野次郎。山本はスリットから伸びてマクれるアシがありそう。エースペラを壊したという次郎は、昨日とほとんど変わらないアシ色で、ペラが換わっていても充分戦えるはず。もう少し付け加えれば、服部幸男、辻栄蔵、寺田祥、といったあたりか。寺田千恵は少し重たく感じたなあ。マクって1着の山崎智也も、悪くはないんだろうけど、インパクトはあまり感じられない。
 明日は天候が変わるかも、ということで、さらに注視する必要がありそうだ。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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3日目の注目カード!

2R
①平山智加(香川)
②永井聖美(愛知)
③佐々木裕美(山口)

④今村豊(山口)
⑤三井所尊春(佐賀)
⑥篠崎元志(福岡)

 明日はサブタイトルのついた企画カードはありません。しかし、注目カードはある。
 2Rです。
 サブタイトルをつけるなら「ミスター競艇チャレンジ~水神祭争奪戦~」とでもなるでしょうか。出場選手中5名が、SG初1着を目指す一戦なのです! それも、内3艇が女子! そして、残りの1名がミスター競艇・今村豊。水神祭に高い高い、ベルリンの壁より高い壁が聳え立っているのです! ミスター競艇が強烈なアシとテクで格の違いを見せつけるのか、それとも壁を乗り越え歓喜の水神祭を迎える若者が誕生するのか。
 進入では三井所が動くんでしょうかね。今村は5コーススロー? 徹底150m起こしからの爆裂アシの威力を、5名が思い知ることになるのかな……?

 それにしても、福岡の番組さん、連日のナイスカードありがとうです!


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“本紙予想”2日目後半……遅れてすみません

す、すみません! 後半予想のアップが遅れてしまいました。後付けみたいで恐縮ですが、7Rは当たってました……。

7R 
松井はどこまで入るかが気になるも、寺田祥がイン速攻決める。田村が相手本線。
◎寺田祥 ○田村 ▲松井 △今垣
3連単1-264-全

8R 
阿波の仕上がりはスタ展で要チェック。本命は山崎。S踏み込めば逃げ切れる。
◎山崎哲 ○瓜生 ▲須藤 
3連単1-52-全

9R 
白井のカド戦が脅威も、重野がインからもたせる。
◎重野 ○白井 ▲濱野谷
3連単1-42-全

10R 
吉川は現状では苦しく、深川の動きもきになる。カドから辻が自在戦。
◎辻 ○吉川 ▲金子龍 △田口
3連単3-152-全

11R 笹川賞歴代覇者対決 
上瀧が動いて内は深くなりそう。松井が展開有利に攻め込む。外から握る山崎に注。
◎松井 ○今村 ▲山崎智 △服部
3連単2-156-全

12R 76期・85期対決
原田に逃げ切れるアシ。瓜生のマクリ差しが迫って、76期優勢か。
◎原田 ○瓜生 ▲井口 △田村
3連単1-345-全


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THEピット――調整に励む

 空気がひんやりと感じる2日目の朝。ピット到着は1Rの前で、装着場に足を踏み入れた瞬間、「1Rスタート展示、乗艇」とアナウンスがかかった。朝の試運転、スタート特訓は終了しており、それぞれが思い思いの行動に移ったあと。装着場は、比較的閑散とする時間帯だ。
 すぐに視界に飛び込んできたのは、ボート内の水を掃除機で吸水しているテツ。

2009_0526_0878 山崎哲司
 一心不乱に、ボート内の水分を吸い出している。朝の試運転で水をもらったか。5分ほどもそうしていて、1R展示が終わって試運転タイムに入ると、即座に着水。試運転に出ていた。陸の上では、濱村美鹿子と語り合う姿も。二人は足合わせをしていた。
中野次郎
 すれ違ったので挨拶をすると、驚いたように目を見張って、あわあわと通り過ぎて行った。こちらの姿にまるで気づいていなかったらしい。ペラを手にしていたから、そちらに集中していたか。その後、試運転へ。
瓜生正義
 テツとほぼ同時に試運転へ飛び出していった。その直前、職員さんと談笑する姿があって、ここが地元であることを強く感じさせる。ヘルメットを指さして笑い合っていた。
2009_0526_0577 濱野谷憲吾
 カポックとヘルメットを手に、整備室へと入って行った。しかしものの1分も経たないうちに、工具をちょろりと動かしただけで、退出。そのときは「何しに来たんだ?」と首を傾げたけれども、2R直前に整備室入口脇のペラ叩き場で調整していた。工具はペラ用だったか。
山崎智也
 整備室から出てきてウロウロ。挨拶をすると、にこりと笑った。その後、喫煙所に行って今垣光太郎と会話。終わると立ちあがって、アキレス腱を伸ばすストレッチをしていた。
2009_0525_1031 平田忠則
 装着場隅のロッカーで、しゃがみ込んで何かしていた。挨拶すると、最高の笑顔で返してくれたのが嬉しい。丸坊主の頭がまぶしい(変な意味じゃなくて)。

 一瞬は気付かなかった。装着場のほぼ中央付近に置かれていたボートの操縦席に、人がいた。乗りこんでモーターの調整をしている姿は、風景にあまりに溶け込みすぎていて、妙な表現だが、死角になっていたのである。
2009_0525_0594   魚谷智之だった。
 魚谷は、キャブレターのあたりをじっと見つめて、思索の森に深く分け入っているようだった。時折動きが止まり、いったんそうなると1~2分は動かない。3、4回もそんな様子を見たから、僕が確認しただけで10分弱もフリーズしていたことになる。そのとき、逆に頭脳はフル回転していたはずだ。
 魚谷の機力は、相当にキツい。コメントを見ても、泣きが入っている。何としてもパワーアップさせなければならない……そんな思いが、今日は12R1回乗りであるにもかかわらず、朝イチからのヘビーな整備をさせているのであろう。魚谷の表情は、おそらく周囲が目に入っていないだろうと思われるほど、硬かった。
 できることはすべてやろう、ということなのだろう。魚谷はいったんボートを降りて、モーターの裏あたりに手を入れ始めた。どこの調整かはわからなかった。そんなところを触っているのを――少なくとも、ボートに装着した状態で、そこを覗き込んでいる選手を見たことがないからだ。
 2R前には、いったん着水して試運転に向かっている。今日一日、こんな様子で整備を続けていくだろう。12R、少しは納得できるアシ色にもっていけているだろうか。

 ペラ調整の選手も多い。そういえば、一昨年の福岡賞金王の際、3カ所あるペラ調整場には名称を勝手につけたんだった。整備室奥が「ペラの大奥」、整備室入口が「ペラの扉」、装着場にある屋外が「ペラの森」。違ったかな? まあいい。今後はこの名称で統一させていただく。
寺田千恵
 ペラの扉。その後、試運転→扉→試運転と、忙しく動いていた。
山本浩次
 ペラの扉。中尾カメラマンと、「姿をあまり見かけないね」と話していたのだが、今日は1R前にペラ調整する姿を見た。
2009_0525_0705_2須藤博倫
 ペラの扉。3Rはピストンリング4本交換で出走していたが、朝はペラ叩きに集中していた。
菊地孝平
 ペラの扉。ここが今節の菊地の定位置になっていきそうだ。
吉川元浩
 ペラの森。地面に座り込んで、叩いている。1R終了直後、松井繁が吉川のもとを訪れて、二言三言と言葉を交わしていた。
淺田千亜希
 ペラの森。テーブルを利用して、立ったままペラ叩き。トントントンと装着場内に木槌の音を響かせていた。
上瀧和則
 ペラの森。1Rのエンジン吊りに貫禄たっぷりにあらわれて、その後にペラの森に向かった。淺田と向かい合う位置でペラをトンカン。たたずまいに迫力がある。
2009_0526_0967 銀河系軍団
 2R前、ペラの森に湯川浩司、田村隆信、丸岡正典を発見。輪になって座り込んで、情報交換しながらペラを叩く。この結束力が、銀河系の銀河系たるゆえん。
金子龍介
 ペラの森と大奥、交互に見かけた。理由はよくわからなかった。
原田幸哉
 大奥。長野壮志郎と笑顔で言葉を交わしながら、翼面を覗き込んでいた。その後、扉に移動して菊地に声をかけた。二人とも表情は明るかった。
芝田浩治
 大奥。室田泰史に似てませんか?

 試運転に出る選手も多い。まあ、この時間帯は試運転のラッシュアワーともいえる。
2009_0525_0247 白井英治
 1R前に試運転に出ようとしていたが、時間ギリギリだったため着水できず。仕方なく、2R前の試運転タイムの初っ端に飛び出していった。「アシ、けっこういいでしょ?」と聞くと「あともう少し欲しいんですよねえ」。でも、引き波をまるで苦にしないアシは、H記者が言うとおり、キレキレだ。「いや、競りのアシよりも、1Mで決められるアシが欲しいんすよ」。キラリと瞳を輝かせて、水面へ飛び出した。
辻栄蔵
 大奥でのペラ叩きから、試運転へ。淡々とした表情はいつも通り。
坪井康晴
 1R前から試運転を何周もしていたが、2R前にいったん引き上げてきた。ペラ調整をする心づもりの様子。
赤岩善生
 装着場でほとんど姿を見かけないかわりに、係留所では頻繁に見かけた。もちろん、試運転の水面でも。男っぽい顔つきはいつもと同じ。迫力を感じる。

 さまざまな選手同士の掛け合いも見かけた。
田中信一郎
太田和美
 スタート展示ピットの真後ろに太田がやって来て、信一郎をじっと見つめる。モーター始動の際にそれに気づいた信一郎は、おどけたように何度も何度も振り向いていた。太田はニヤニヤ。で、ピットアウトしたら、信一郎はインゲット! 太田は作戦を聞かされていたのだろうか。
2009_0525_0753 日高逸子
深川真二
 エンジン吊りのお礼に日高が駆け寄ると、わりと長めの談笑が始まった。内容はまったく聞こえてこないが、深川が先輩への礼を保ちつつじゃれ合う、という感じ。お互いのリスペクトが伝わってくるものだった。深川は黄色のTシャツが似合っている。
2009_0525_0979 池田浩二
長野壮志郎
 1Rを6コースから勝った池田。勝利者インタビューから帰ってくると、長野が出迎えて、二人で「ウシシシシッ!」。??? 池田は左手で自分の胸をトントンと叩いて、ぐっと背中を反る。長野がまた「ウシシシシシッ!」。なんだなんだ? その後も2人は大笑いを続け、池田が「2マークで完全にわかっただろ?」。何が何が?
永井聖美
秋山直之
 1Rで2着と3着を分け合った二人は同期生。レース後、感想戦をしつつ、健闘をたたえ合っていた。そういえば、去年の笹川賞、この二人は一緒に過ごす時間が長かった。秋山が初SGの永井をほぐしているように見えたのだが、永井もさすがに今年は慣れたのか、あるいは女子8名が心強いのか、去年ほど硬くは見えない。

 最後に、整備室を覗いたら、今村豊が本体整備をしていた(点検の可能性もある)。超抜と思えるのに、本体整備? 不思議な光景にも思えたが、出ていようがいまいが、気づいた点はとことんチェックする。これも強者の証。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』2日目

 5←2のド真裏決着で1350万ローン返済の足を引っ張ったHです。憲吾どの、すまん。最初は5=2-全にしようと思ったんだけど、2-5だと万太郎じゃない目があったんで5アタマを固定してまったんだす(←で万太郎じゃない決着。ええ、ええ、悔いはないっすよ、悔いは)。でも、独り言は……言わなきゃよかったなぁ。
 でもって今日の極選は、憲吾どのをさらにムチ打つ?9R。

 9R
 ①重野哲之
 ②濱野谷憲吾
★③太田和美
◎④白井英治
★⑤平山智加
 ⑥長野壮志郎

 進入123/456

 好枠重野と差し巧者の憲吾に人気が集まる一戦。ただ、インの弱さは昨日で立証済みだし、「差し」が一本もなかった点が気になりますね。リバウンドで差しが多発する可能性はありますが、私は今日も2コースが苦戦すると予想します。
 本命は昨日の独り言でも抜擢した白井。このレースは展開が読みやすく、枠なりから重野が先マイして憲吾は9割がた差しハンドル、太田か白井が握って攻めるカタチになりそう。どちらがぶん回すかはスタート次第。そして、どちらが攻めてもキレキレパワーの白井に勝機が生まれます。太田がまくればマーク差し(3本の引き波を超えるパワーは十分)、スリットで覗けば一気まくり。昨日の段階では行き足が一息だったので、おそらくは前者の展開か。ならば太田とのバック勝負で4-3だし、白井が自力で攻めれば智加ちゃんとの4-5がモロ筋になります。あすっちさん、一緒にボロ儲けしたいっすね!

3連単★4-35-全

 憲吾どのには悩ましそうな予想になってしまいました。白井か憲吾か。ローン返済へ、憲吾どのの明日はどっちだ!?


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本日の“本紙予想”笹川賞2日目

 おはようございます。Kです。“本紙予想”はイン主体であることは説明するまでもございませんが、昨日は「この笹川賞でのイン主体予想は苦しいのかなあ……」などと心が揺れる一日でありました。イン4勝ですから、ヒモさえ間違えなければ4レースは的中する、そう割り切る手もございますが、そのヒモを逃すのだから厄介な私。2日目はどうするかと一晩考えたものであります。
 ま、結論は「イン主体」を貫く、なんですけどね。ふだんのSGよりは臨機応変に構えますが、やはりイン道を邁進します。インが優勢でないのは覚悟のうえでございます。

1R 
池田が動いてきそうで、内は深くなるかも。秋山が自在に抜け出し、道中も全速連発。
◎秋山 ○日高 ▲池田 △星野
3連単2-164-全

2R 
内枠の二人の水神祭に期待したいが、田中がSGの洗礼を浴びせる。69期ワンツーが本線。
◎田中 ○山本 ▲佐々木 △平山
3連単3-512-全

2009_0526_0751 3R 
博多ん大将・藤丸が1号艇で負けられない一戦。全速続く井口が迫る
◎藤丸 ○井口 ▲寺田千 △須藤
3連単1-326-全

4R 
三井所の動きに注目。イン狙えば智也に展開利あるか。いちおう、本命はインから長野。
◎長野 ○山崎智 ▲辻 △丸岡
3連単1-245-全

5R 
坪井は時にインからポカがある。ドリームで見どころあった濱野谷を狙う。
◎濱野谷 ○坪井 ▲平田 △赤岩
3連単5-123-全

6R 
機力苦しそうな白水だが、ここは意地で逃げる。絶好調の菊地が本線。
◎白水 ○菊地 ▲原田 △濱村
3連単1-562-全

 後半はのちほどアップします。(PHOTO/中尾茂幸)


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2日目! 11Rと12Rがすごい!

おはようございます。笹川賞2日目です! 天候はくもり、風はほとんどございません。競艇場に来るまでの感覚では、昨日よりやや冷えているような気がします。選手の調整にどう影響するでしょうか……。

2009_0526_0530 さて、昨日既報のとおり、11Rと12Rがすごいことになっています。笹川賞歴代覇者戦に76期vs85期。こうした企画レースは大歓迎! 3日目も期待してしまいますね~。写真は85期・井口佳典。12Rは4カドになりそうですから、キーマンはこの人かも……。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――2992と4387

 後半ピットに到着したのは、11Rの展示終了直後。装着場への入口近くにある喫煙所では、すでに帰宿バス第一便に乗り込む選手がバスの到着を待っていた。ソファーは満席状態で、そのうち原田幸哉と目が合って、お疲れ様ですとペコリ。隣で田村隆信もにこりと追随してくれた。
 そうそう、宿舎はバスに乗らなきゃいかんほど遠いの?とのご質問がありましたが、福岡競艇の選手宿舎はそれほど遠くないですね。歩ける距離ではあると思われます(私は歩いたことがない)。それでもバスを使うのは、管理上の問題でしょう。競艇場の敷地を大きく離れた場所に宿舎がある場合は、まずバスが使われています。徒歩通勤で有名なのは多摩川ですかね。競艇場と細い道を挟んだ向かいに宿舎があって、徒歩で移動する選手たちをファンの方が大名行列を見守るかのように(は大げさか)見送っていたりします。
 おっと話が逸れた。後半ピットだ。

 まず、この時間帯は若手選手が自らの調整のほか、雑用などに駆け回っている。
2009_0526_0198 篠崎元志
 地元の最若手ということもあって、モーター架台の準備や整備室の整理などに動き回っている。もちろん、翌日の艇旗艇番の準備も。その合間に、自らのモーターを点検していた。
長野壮志郎
 篠崎同様、ピットを駆け回る姿。整備はあまりしていないようであった。

 11R前、中野次郎と田口節子が試運転を行なっており、終わってボートを引き上げると、駆け付けたのは佐々木裕美と平山智加。この2人も、忙しそうに飛び回っていた。
佐々木裕美
 腰を落ち着けるヒマもないほど、右に左に東奔西走。しかし、驚かされた動きが! なんと12R締切5分前のアナウンスがかかった頃に、整備室入口のペラ叩き場にやって来て調整を始めたのである。わずかな時間でも、できることはする、という姿勢か。たまたま整備室にいた今村豊が、ペラを覗き込んでアドバイスを送っていた。
2009_0526_0207 中野次郎
 試運転のあとは、ずっとペラ調整に励む。1Rでエースペラを壊してしまったそうなのだ。「やっちゃったんですよ~」と悲しそうな顔をしたので、「頑張って!」と言ったら「ありがとうございますっ!」と元気に返してきた。
田口節子
 1R快勝でアシは悪くないようにも見えたが、まだ納得していない様子。試運転後もペラと向き合っていた。

 平山と今村の名前が一度ずつ出たので、ここで二人の絡みを記しておこう。
2009_0526_0594  長嶺豊さんが、忙しそうに飛び回る平山を捕まえて、激励を送っていた。「クロちゃん、この子まだデビュー3年ですわ。それであのレース、凄いなあ」「いやいやいや、まだまだです」。平山は直立不動で長嶺さんの笑顔を見つめている。
 そこに11Rを終えた今村豊がやって来た。僕は勝手に興奮。だって、今節最年長と最年少ですぞ! 2992と4387が並んで立つ。心なしか、平山の背筋がきゅっと伸びる。今村が笹川賞でSG初制覇を果たした1984年、平山はまだこの世に存在していなかったのだ。
 まさしく偉大な大先輩・今村豊。しかし、いざ口を開くと、そんな威厳を少しも感じさせずに相手の心をほぐすのがミスター競艇である。
「もう、辞めなきゃあかんね」
2009_0526_0132  11R、2コースからマクリながら、恥ずかしいターンで差しを許してしまったターンに納得がいかないらしい。うねりが出ていたのが大きな原因だが、それに怯んだ自分を許せないといって、長嶺さんと平山に向かって「恥ずかしい、恥ずかしい」を連発していた。
「そうだ、川﨑(智幸)のせいで流れたことにしておこう」
 そう言って笑わせた瞬間、奇跡のタイミングで川﨑が登場。キョトンとする川﨑に、「お前のせいで差された」と言いがかりをつけていた(笑)。
2009_0526_0955   続いて槍玉にあげたのは、3コースからマクリ差して1着の菊地孝平。「孝平は1割、俺にくれてもいいよな。いや、2割だ。だって、孝平を張って差し、って手もあったんだから。マクらなくてもよかったんだから」。いや、完全に川﨑の頭を叩き切っておいて、差しはないでしょ(笑)。そのとき、菊地はほんの3mほど先、整備室入口のペラ室で調整中。絶対に聞こえてたと思う(笑)。
 長嶺さんと平山に背を向けて整備室に入った瞬間、菊地に気づく今村。もちろんミスター競艇は怯まない。「孝平! 2割よこせ! 張って差しもあったんだぞ!」。苦笑いとともに菊地は、「絶対流れると思ってましたよ」と狙いすましての差しであることを強調。「やっぱりか」と大笑いの今村豊であった。
 元気一杯、今村豊! 平山智加よ、あなたもこんなスーパースターになってくださいね。

 というわけで……。
2009_0526_0972 菊地孝平
 11R後、即座に整備室入口のペラ調整台にやってきて、ペラゲージを当て始めた。点検なのだろうが、気になる部分を叩き直してもいた。今村と話しながらも、ペラは手放さず。
川﨑智幸
 モーター格納のため整備室へ。そのとき室内モニターでは11Rのリプレイが流れ、黙ってじっと見入っていた。
湯川浩司
 本体整備をしていた。11R直前には終えており、挨拶を交わすと表情を変えずに「どもっ」。少し頬が和らいだような気がした。
山崎哲司
 こちらも本体整備。死角になっており、どの部分の整備かは見えなかったが、その後、別のテーブルでリードバルブを調整。モーター整備をいちばん最後までやっていたのはテツだった。
阿波勝哉
 モーターを架台に乗せたまま、工具を使って調整か点検。伸びにメドが立ってきて、さらなる調整に力が入る。
2009_0526_0836 金子良昭
 部品室の前でなにかを申告する様子が見受けられた。明日の交換情報には注目。整備を終えたのは阿波と同時で、並んで整備室を後に。イン屋とアウト屋の競演?「はぁ~疲れた」と呟いて、阿波がくすりと笑った。
日高逸子
 金子らと入れ替わりで、走って整備室に飛び込んだ。まだ整備? かと思いきや、荷物を探しに来た模様。いずれにしても、一便では帰らないグレートマザーである。
芝田浩治
 整備室奥のペラ室で調整中。12R展示直後には、工具を置きに来た吉川元浩がアドバイスを送る姿もあった。

 12Rはドリーム戦。松井繁が快勝。
2009_0525_1009 松井繁
 ピットに上がった松井はゴキゲン! 報道陣に笑顔すら見せていた。ドリーム勝ちでここまで笑う松井は初めて見たような……。
井口佳典
 さばさばとした様子。インタビューに向かう王者に「松井さん! ありがとうございました!」ときびきび挨拶。結果は結果、また明日頑張ろうという決意が見える。
瓜生正義
 表情に暗さはない。追い上げ3着で、少しだけ安堵した、というところか。井口に続いて、松井に声をかけていた。王者は二人に笑顔を返した。
2009_0525_0901 山崎智也
 敗戦後の智也は笑っていることが多い。悔しさを笑顔の中に紛れ込ませてしまうのが智也だ。今日もそんな智也がいた。しかし心の内は、アームガードを外す動きにあらわれた。乱暴に腕から引っこ抜いたのだ。無意識にだとは思うが、実は男っぽい智也が逆転されて4着、というレースに納得しているはずがないのだ。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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笹川賞ダイジェスト①初日

テーマ①「イン弱い福岡」
初日=1コース 4勝

 新ルールのもと、最初のSGとなった笹川賞。「インが深くなる」「前付けがしやすくなる」と言われる新ルール、そして舞台は「インが弱い」と言われる福岡なのである。
 近年イン圧倒的優位のSG、今節は昨今のSGとは違った性格のレースになる、と考えなければならないだろう。
2009_0526_0348  というわけで、本日の1コースの1着は……4本。内訳は、逃げが3本と抜きが1本だ。うむ、たしかにSGにしてはイン逃げが決まっていない。
 1コース1着をマークしたのは以下のとおり。
2R ①太田和美(抜き)
6R ②上瀧和則(逃げ)
8R ①金子龍介(逃げ)
12R ①松井繁(逃げ)
 特筆は、やはり6Rの上瀧か。今日、1号艇以外がインコースに入ったケースはこの上瀧だけだった。枠なりは7レースと半分強に留まったものの、もともと前付けのしづらい構造となっている福岡であり、しかも新ルールで深インを覚悟して動かねばならないという環境のなか、果敢なイン獲りはしづらいのであろう。上瀧もピット離れで出し抜いてのイン強奪だった(もちろん、初日であるということも勘案する必要はあり、勝負がかかる局面になれば、思い切ったイン獲りが見られる可能性はある)。
 それでも、イン逃げが通常のSGと比べて少なめになっているという現実。
 今節を占ううえで大きなポイントとなるのは間違いない。

テーマ②「3コースマクリ」
初日=決まり手まくり 3本

 インが弱い福岡といえど、決まり手の出現数はやはり「1コース逃げ」がダントツで多い。これは24場共通であり、競艇の真理。
 では、福岡で「1コース逃げ」以外でもっとも多く出現する決まり手は何かというと、「3コースまくり」なのだ。多くの場が「2コース差し」となっているので、これは福岡の大きな特異性だ。ちなみに、2コースの決まり手も差しよりまくりのほうが多いのが福岡。こんな場はまずお目にかかれない。
 インの信頼度が低いのはわかったけど、じゃあ何を狙ったらいいの? その大きなヒントとなるのが「3コースマクリ」ということになる。
2009_0525_0533  ここでは、3コースに限らずマクリに目を向けてみよう。初日の決まり手まくりの出現数は3本。多いと見るか少ないと見るか、評価は微妙だ。
 コース別でいうと、4コース2本(田口節子、山本浩次)、5コース1本(田村隆信)。3コースは1本も出なかった。その点では福岡らしさはあまり見られなかったと言うべきか。
 ただし、福岡らしいレースもあった。11Rだ。2コースから今村豊がマクって、菊地孝平がマクリ差しを決めたレースだが、差しが基本の2コースでも、機力充分だったりSをきっちり決めれば、マクリが威力を発揮するという好例である。これまた福岡の特色である1マークのうねりのせいで、今村のマクリは流れ、菊地に展開の利を与えてしまっているが、菊地にしても攻めた結果のマクリ差し。こうしたパターンは明日以降も見られると思われるのである。

テーマ③「機力評価」
節イチ=今村豊

2009_0526_0662  というわけで、パワー診断。節イチは今村豊で間違いない。11R、スリットの時点でイン川﨑智幸がやや後手を踏んだのだが、それでも今村は半艇身のぞいたにすぎなかった。そこからあっという間に1艇身出て川﨑を叩き切ったのだから、行きアシから伸びにかけては完璧である。前半3Rも、4コースからぐいぐい伸びて、3コースの藤丸光一をあっという間に出し抜いている。インの須藤博倫と競りになって1着は逃したが、アシはきらりと光っていた。徹底150m起こしを貫く今村にとって、このアシが来れば百人力。むしろ起こしの位置が変わるイン戦が不安なのだが、多少の後手は1マークまでに伸び返して取り戻してしまうであろう。
 前検で名前をあげた選手をざっと見渡すと、菊地孝平が連勝をマーク。マクリ差し2本だが、ターン系のアシは文句なしであろう。ドリーム戦3着の瓜生正義は、1マークで引き波にもろに乗っかってしまったが、3着まで追い上げたアシには見どころがあった。服部幸男も道中の追い上げが利いており、まずます。この3人は、好パワーと評価していいだろう。
2009_0526_0676 赤岩善生、山崎哲司はレースをしていないので評価保留。テツは引き波を超えないと嘆いており、8R2コース差しがまるで届かなかったことを指していると思うが、1コースの引き波上をそのまんまなぞるような航跡になったのだから、超すも超さないもない。1Rでカドからマクった田口節子についていった行きアシは悪くないように見えたがどうか。寺田千恵もひとまず保留。
 前検であげなかった面々では、やはり白井英治をピックアップしなければならない。5Rで見せた強烈な追い上げにビックリし、9Rで注目してみたのだが、引き波をまるで苦にしていないんだな、これが。まるでベタ水面を走っているがごとく、軽く引き波を超えてしまう。1Mで展開を突くアシは間違いなくあり、もちろん自力の仕掛けも問題ないだろう。
 エース機・金子龍介は本日ピンピンの連勝発進。6号艇、1号艇と両極端の枠で連勝をマークしたのはデカい。3R6号艇は展開が向き、8R1号艇は逃げ切りなので、評価はやや難しいところだが、数字なりのパワーを引き出せているとはいえそうだ。
 あ、阿波勝哉の伸びが後半はかなり上向いていましたね。さらに整備をしていたので、もっと仕上がる可能性はある。先物買いするなら、明日か。
2009_0526_r12_1063  最後に、ドリームを勝った松井繁。正直、前検は目立たなかったが、ドリームを見る限り、相当な上昇気配にあると見ていいのではないか。タイムも今日一番時計、後続が競りとなったとはいえ、ぶっちぎっているのだからアシが悪かろうはずがない。王者、やっぱり来たか……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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2日目の注目カード!

11R 笹川賞歴代覇者対決!!
①今村豊(山口)
②松井繁(大阪)
③平石和男(埼玉)
④上瀧和則(佐賀)
⑤山崎智也(群馬)
⑥服部幸男(静岡)

12R 76期・85期対決!!
①原田幸哉(愛知)
②魚谷智之(兵庫)
③瓜生正義(福岡)
④井口佳典(三重)
⑤田村隆信(徳島)
⑥湯川浩司(大阪)

 福岡競艇さ~ん、エラい! 2日目11Rと12Rで、どえらいカードを組んでくれました。
 まず11Rは笹川賞の歴代覇者で構成した一戦。ドリーム戦並みのメンバーでありながら、点増しはなしという、選手には気の毒な対戦ですが(笑)、笹川賞の歴史を感じさせてくれる楽しみなカードでありますね。
 そして12R、この手があったかぁ~。内枠に76期のスリートップ、外枠に85期のスリートップという、禁断のドリームバトルであります。福岡ならば、内枠を占めた76期が有利とは言い切れないのがミソ。とはいえ、何しろ同期が相手になったほうが燃える銀河系の面々だけに、先輩よりもまずは同期2人にライバル意識を燃やしそうですな。この対抗戦、どちらの期に凱歌が上がるのか、あるいは上位独占があるのか、興味が尽きない一戦ですね。
 明日は終盤2レースに注目!


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THEピット――忙しい

 今節のピットレポートは、少し趣向を変えてみたい。ふだんから「●●選手をもっと取り上げて!」はもちろん「▲▲選手をちっとも取り上げんやないか、ゴルァ!」とのお叱りを受けたりしている当欄。今回は、ピットにいる間は視界に入った選手とその動向をメモに取りまくって、できるだけたくさんの選手の名前をここにあげようと思う。52名すべてが「ファンが選んだ」選手なのだから、ファンとしては投票した選手がピットでどうしてるかなあ、と気になるでしょ?
 もちろん、ピットにいられる時間は限られているので、すべての選手がここに登場するわけではない。また、特に目についた選手や出来事については、いつも通りの記述をしていく。なお、順番については順不同である。
 本日前半は3R~5R前までのピット滞在である。

2009_0525_1107 三井所尊春
 本体を割っての整備。1R後、すぐに整備室に駆け込んだ模様。5R前に長野壮志郎を伴って装着場にあらわれ、ヘルプを受けてモーター再装着。短い時間での大急ぎ整備だった様子。
中野次郎
 ペラ叩き。装着場にあるオープンなペラ叩き場にて。5R前には試運転に向かった模様。
池田浩二
 整備室奥のペラ室で調整。
平石和男
 池田と入れ替わるようにして、整備室奥のペラ室で調整。迷彩服が映えている。
服部幸男
 試運転から上がると、ペラを外して即ペラ叩き。しばらくペラ叩きに専念する様子。
2009_0525_1098 吉川元浩
 試運転を繰り返した後、4R前にいったんボートを引き上げた。装着場隅に置いてある定規を取りに行き、その定規をモーター下部に当てて、取り付け角度をチェックしている様子だ。定規を用いてこの作業をする選手は、節中に頻繁に見かけられるもの。ちなみに、定規置場の近くに突っ立っていた僕に気づいた吉川は、彼のほうから「おはようございます」と挨拶して来てくれた。好漢なのだ。
平田忠則
 丸坊主姿がまぶしい。整備場奥のペラ室で調整をしていたようで、部屋を出る瞬間のみを目撃。ボートは試運転用係留所にあった。
須藤博倫
 3R、1号艇で惨敗。着替えを終えて装着場にあらわれるが、さすがに元気がない。その後は整備室に向かって、本体整備に取り組む様子。
2009_0525_0776 淺田千亜希
 2R後はペラ調整をしていた様子。おそらく整備室奥のペラ室。おそらく、というのは、ペラを手に整備室から出るところを目撃したから。自艇のもとに向かって、まずはプラグを取り外していた。
藤丸光一
 3Rを走ったあと、整備室に向かった。ボートごと整備室に持ち込んでの整備だ。
田口節子
 1Rを快勝したというのに、本体を割っている! これには少しばかり驚かされた。本体整備テーブルが整備室の奥のほうにあるため、具体的に何をしているのかは正直見えづらい。整備士さんに相談しながら本体をいじっているのが確認できたのみであった。
魚谷智之
 田口の背後に顔が見えたのが魚谷。整備室内を右に左に忙しそうに動き回っている。

 さて、初日ということもあって、試運転に忙しい選手が非常に多く、試運転係留所は満艇状態。レースとレースの間には、水面にモーター音が轟いている。
2009_0525_0698 芝田浩治
 試運転。いったん陸に上がったときに、Tシャツの背中にめちゃくちゃ多くの数字が書かれているのが見えた。あとでこっそり確認してみると、同期66期の登番が並んでいたのであった。
濱野谷憲吾
 試運転。長く乗っていたが、4R前にペラ調整へ。次郎と話しながら、ペラと向き合う。
湯川浩司
 試運転。陸に上がって来たときに挨拶をしたが、「すー」と小さく一言。表情が厳しい。
原田幸哉
 試運転。陸上での動きは確認できず。
重野哲之
 試運転。装着場に上がると、ペラ調整へ。3Rを終えた永井聖美と会話を交わしていた。同期だ。
赤岩善生
 試運転。係留所で寺田祥と一声ふた声交わしていた。
2009_0525_0936 濱村美鹿子
 試運転。4R前の試運転を終えると、装着場へ。息遣いが荒く、水面を何周も何周もしていたことがわかる。
辻栄蔵
 試運転。4R前、試運転タイムが終わるギリギリまで走っていた。走り終えると、展示ピットへ。そう、5R出走だ。展示ピットに艇を動かさねばならないギリギリのタイミングまで、試運転をしていたのである。
瓜生正義
 試運転とペラ調整を繰り返していた。
山崎哲司
 1R後に試運転に向かい、4R前には整備室奥のペラ室へ。
金子良昭
 2R終了後、いったんボートを上げているが、すぐに着水して試運転へ。

 ようするに、みな忙しい、初日の午前中であった。そんななか……。

2009_0525_0923 永井聖美
 福永達夫選手会長と談笑。永井の笑顔も会長の笑顔も素敵でありました。

 さて、4RでSG初出走となった佐々木裕美は、道中は3番手をキープする走りを見せながら、3周1マークで深川真二の逆転を喫している。切り返し気味の逆転ターンに対応し切れなかったわけだが、まさしくSGの洗礼というべきシーンであった。
 ピットに戻って来た佐々木は、肩を落とすというほど落胆はしていなかったが、ヘルメットの奥の瞳がうつむき加減だった。今村豊ら山口勢も声をかけていたが、印象的だったのは寺田祥である。
2009_0525_0737  レース後の引き上げ作業をすべて終えたあと、佐々木はヘルメットも脱がずに寺田のもとへ歩み寄った。寺田は、丁寧に丁寧に、佐々木の質問に答えるようにして、おおよそ5分ほども佐々木にアドバイスを送っていたのである。SGの舞台で、レースを走って得たものを、歴戦の先輩に問いかけることができる。佐々木にとっては、この場そのものが宝物となることだろう。そして寺田は、初めて大舞台に臨む後輩を心から応援する。佐々木の真摯な姿も相まって、ある意味、当たり前の光景が素敵なものに見えたのだった。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”初日後半

7R 
三井所が動いて、3コースになりそうな今垣のマクリ頃。湯川との連動が本線。
◎今垣 ○湯川 ▲平田
3連単2-45-全

8R 
エース機金子龍がきっちり逃げ切る。服部がマクって迫る。
◎金子龍 ○服部 ▲山崎哲 
3連単1-32-全

9R 
原田が自在にインを捌く。芝田のイン残しを本線に。
◎原田 ○芝田 ▲藤丸 △白井
3連単2-136-全

10R 
阿波がここまでに仕上げ切れるかがポイント。ここは深川が逃げ切ると見る。
◎深川 ○田中 ▲秋山
3連単1-25-全

11R 
今垣の動きがポイントも、枠なりなら菊地の3コースマクリが脅威。今村のアシもいい。
◎菊地 ○今村 ▲赤岩 △川﨑
3連単3-241-全

12R ドリーム戦
前検好気配の地元瓜生が突き抜けると見る。松井のイン残し本線。
◎瓜生 ○松井 ▲濱野谷
3連単2-13-全


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H記者の独り言。

 5Rの白井英治の足、キレキレだったなぁ。9Rの6号艇でも2着を取りきるかも。23-6-全でも買っとこっと。(←あくまで独り言です。東京でヒマなんです。うりちゃん、「中洲へGO!」ですからね! れいこさま、今節もよろひく~♪)


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H記者の『穴・極選』初日

 ども、いきなり憲吾殿からイイ感じのプレスをかけられているHです。憲吾どの、このシリーズでローンを完済しちゃいましょう! 私の今節の目標は「儲けて、中洲へGO!」。
 ってなわけで、福岡水面と新ルール。ワクワクしますな~。私、3日目までは東京で居残り特訓でして、ヒマにかまけてちょいと調べてみました。まず、5月(新ルール適用)からの福岡2節144Rの決まり手と、去年1年間の福岡全レースの決まり手(協力/西日本スポーツ森大輔記者)を比較してみましょう。

        逃げ     差し   まくり    まくり差し   抜き    恵まれ
福岡2008  509(25%) 311(15%) 675(33%) 306(15%) 251(12%) 18(1%)
福岡5月  31(22%)  25(17%)  41(29%)  23(16%)  22(15%)  2(1%)

 で、やはりイン逃げが3%も減っている!! しかし同時にまくりも4%ほど減っていて、差し系と抜きが微増しているという感じ。とにかく、インが弱くなったとみていいでしょう。ただ、この数字がそのままインの強いSGにも当てはまるか? 補正が必要ですよね。そこで、2007年の福岡賞金王72Rの決まり手も調べてみました。

          逃げ    差し   まくり   まくり差し  抜き   恵まれ
2007賞金王  23(32%) 10(14%) 23(32%)  12(17%)  3(4%)  1(1%)

 やはり逃げが平均値より強かった。でもって福岡2008→福岡5月の変動率をこの数値に換算すると、今年の笹川賞の決まり手数が予想できます。ズバリ、今年の笹川賞の決まりはこうなるのです!

2009笹川賞 逃げ20本 差し12本 まくり20本 まくり差し15本 抜き4本 恵まれ1本

 ま、だいたい1日をこの比率で考えると[逃げ3、差し2、まくり3、まくり差し2~3、抜き&恵まれ1~2]という相場でしょうか。とにかくイン絶対のSGにはならないことは明白なんです。あ、さっそく1Rで節ちゃんが豪快にまくりましたね。今日のまくりはあと2本?(笑)
 以上のデータを踏まえて、今日の極選は怪しい展開になりそうな10R。

 10R
 ①深川真二
★②田中信一郎
★③寺田 祥
 ④重野哲之
◎⑤秋山直之
 ⑥阿波勝哉

 進入123/456

 狙いたいのは赤城のスナイパー秋山で、もちろんアワカツがいるのがミソ。3Rのスタ展を見たところ、アワカツの伸びはまだまだ理想にはほど遠い状態です。それでも(だからこそ)S張り込んでファンの期待に応えようとするのがアワカツという男。
 このとき、基本的にS慎重な秋山にチャンスが生まれます。控えめのSからアワカツの無理筋マクリをやり過ごし、それからアワカツに連動して展開を突く。実は今年2月の平和島周年で秋山はアワカツと2度同席し、1回目は上記のような展開から抜きで1着。2回目はアワカツの外に付けてのマーク作戦で2着と巧妙にアワカツを使っているのです。「秋山は福岡巧者」(by森大輔記者)という心強い情報もあり、ここは狙ってみたい5号艇。相手は「アワカツがどこで引っ掛かるか」で変わりますが、2コースから自在に攻められそうな信一郎と「福岡SGは3コースが強い」のセオリーから寺田へ。アワカツ好きの私としては断腸の予想なのですが、「泣いて馬謖を斬る」心持ちで……。

3連単★5-23-全

 え、冒頭のデータがまるで関係ない?? あら。


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ファンに感謝の開会式!

2009_0526_0052  いつも超満員のファンを集めるSG開会式。この笹川賞の開会式は、他のSGとはまた違った意味、あるいは重い意味を持っているといえるでしょう。なぜなら、この舞台に登場する選手たちは、まさに目の前に立錐の余地なく集っているファンに4000万と最高の栄誉をつかむチャンスを与えられたわけです。そうした実感は、52名全員が持っているはず。というわけで、多くの選手が「ご投票ありがとうございました」と表明することになる。それは決して社交辞令的なものではなく、本音でありましょう。

2009_0526_0033 吉川元浩
「マニアックなファンの皆様、たくさんの投票ありがとうございました。神戸から来ましたけど、熱もないので頑張ります」

深川真二
「ファンの皆様、誠に、誠に、誠に、まこっっっとに! ありがとうございました」

山崎哲司
「名前と腕より得票数が上回ってますが、山崎に入れてよかったと思ってもらえるよう、頑張ります」

 多くの人に支持してもらえるってのは、選手じゃなくたって嬉しいもんですよね。というわけで、さらに多くの人に支持を受けられるよう、選手たちは燃えるのであります。

原田幸哉
「いろんな思いを背負ってきました」

2009_0526_0009 上瀧和則
「佐賀県出身、上瀧和則! 新人の気持ちで頑張ります!」

辻栄蔵
「頑張りますけん、応援してくださいっちゃ」

 ジョー様に新人の気持ちになられてしまったら、我々も初心に帰り、心新たに頑張るしかないなあ、と。辻栄蔵はもちろん“エセ博多弁”です。福岡の人たちの支持がかえって離れるような気も……。

2009_0526_0020 日高逸子
「競艇界の森光子になれるよう頑張ります」

湯川浩司
「銀河系のラストザムライです」

 放浪記の公演回数以上の通算勝利をグレートマザーには期待します。湯川のどこがラストで、どこがサムライなのか、さっぱりわかりません。
 最後は地元の大エース!

2009_0526_0044 瓜生正義
「一節間、全能力を発揮します!」

(PHOTO/中尾茂幸)


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本日の“本紙予想”笹川賞初日

 おはようございます。Kです。笹川賞開幕、ですね。ご存知の通り、福岡競艇場はインが弱い。全国屈指のイン受難水面であります。しかも、新ルールで行なわれる初めてのSG。ピットが対岸にある特殊な形態のため、コース争いがおこりづらくはありますが、動きが活発化する可能性は充分ある。初日朝の段階では、正直、予測が困難であります。
 では、「イン主体」の“本紙予想”も宗旨替えするのか……というと、そうではない。ひとまず本日はこれまで通りイン主体で勝負してみたいと思います。もちろん、他場よりは臨機応変に、ではありますがね。ちなみに、福岡はインが弱くともダッシュが強い、というわけでもない。2~3コース、しかもマクれる選手が強い水面であります。

1R ヤングスター対決!
中野はイン戦強い。しっかり逃げると見た。前検好気配の山崎を相手本線に。
◎中野 ○山崎哲 ▲三井所
3連単1-52-全

2R 
金子が動けば、魚谷のカド戦。逃げる太田との一騎打ちに期待。
◎魚谷 ○太田
3連単3=1-全

3R 
阿波はまだ仕上がり切っていないと見る。ならば須藤が逃げ切る。
◎須藤 ○今村 ▲藤丸 △金子龍
3連単1-546-全

4R 
深川が動けば、篠崎に展開向くか。水神祭のチャンスだ。
◎篠崎 ○丸岡 ▲山本浩
3連単2-13-全

5R 
白井がイン速攻決める。前検よかった菊地を相手本線に。
◎白井 ○菊地 ▲寺田千
3連単1-43-全

6R 
上瀧を壁に池田が逃げ切る。星野の捌きが怖い。
◎池田 ○星野 ▲上瀧 △坪井
3連単1-325-全

 後半はのちほど!


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初日! 競艇オールスター開幕!

おはようございます。笹川賞初日を迎えました。競艇オールスター、いよいよ開幕です! 本日から31日まで、福岡競艇場で開催される笹川賞。進入ルールが一部変更されて最初のSGでもあります。見逃せませんよ!

2009_0525_0001 オープニング、1R1号艇は中野次郎! インの弱い福岡で、逃げ切って笹川賞の開幕を高らかに告げるのか、それとも……。1Rは「ヤングスター対決!」と銘打って行なわれるレースでございます。これも注目!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――遅くまでご苦労様です

 今日のピット取材は、ワケあってスタート練習&タイム計測が終わる頃の入りになってしまった。ピットに着くと、「間もなく(帰宿)バスの一便が出発しますので、乗る選手はバスへ」なるアナウンスがかかっており、すなわち今日はピットでの姿を見かけていない選手もいるということになる。
2009_0525_0250_2  ちなみに、このアナウンスを聞いて、整備室からダッシュで控室へと戻って行ったのが服部幸男。さらに、原田幸哉はこのアナウンスに気づかなかったらしく、整備点検を終えて整備室を出たら、白井英治に「帰らないの?」と聞かれて「えっ、バス出んの!?」と猛ダッシュ。ピットに悲鳴をとどろかせながら、全速で走っていた。白井はさらに整備室にいた寺田祥に「バス出るぞ」。二人はまるで足合わせをしているかのように、並んでバスへとダッシュしていった。白井選手、第一便組のかき集め、ご苦労様でした。

2009_0525_0960  整備室では、前検航走後の選手が、整備や点検に忙しく動き回っている。一便で帰るのは、おおむね前検の班が早い番号のほう。つまりは登番が上のほうの選手ということであり、ちなみに前半5班の6号艇が3857阿波勝哉であった。その阿波が一便が出発したあともかなり長い時間整備をしていたのにも驚いたが(伸び型仕様にしていたんでしょうね)、大雑把に言えば、その後に整備室に残っていた選手は阿波よりも登番が大きい選手がほとんどである。80期台から下、って感じですかね。
2009_0525_0842  整備室の入口際にあるペラ叩き場では82期の菊地孝平と坪井康晴が並んで木槌をふるっている、というのが象徴的。その奥には赤岩善生もモーターと向き合っていて、このあたりがその時間帯の最年長ということだ。そのさらに奥に三井所尊春の顔が見え、ギアケース整備場には山崎哲司の真剣な表情もある。佐々木裕美や田口節子、永井聖美の女子軍団もいて、湯川浩司がペラを持って整備室奥のペラ室に向かったりもする。ということでペラ室のほうも覗き込んでいると、その手前でモーター整備だか点検をしている今垣光太郎。そして…………ちょっと待て! 今垣光太郎!? 2009_0525_0296 不惑間近になってもちっとも老けない光ちゃんだから、当たり前のように通り過ぎようとしちゃったけど、この中に入ればあなた、大ベテランじゃないっすか! 前検3班だから、整備室の面々よりかなり早い時間に航走を終わらせている。一便に乗って帰っちゃってても、むしろそのほうが普通なのだ。それでも、徹底してモーターをかわいがる今垣光太郎。整備の鬼という異名を思い出せば当然ではあるけれども、若者に交じって遅くまで働く姿に、ちょっとした感動を覚えたのだった。
2009_0525_0309  こちらに気づいた光ちゃんと軽く目礼して、さらに整備室をジロジロと眺める。よく見ると、検査員室の死角になりやすい本体整備テーブルにも、誰かの姿があった。これも衝撃的だったぞ。上瀧和則だ。我らがジョー様も、いちばん最後までお仕事、なのだ! 以前、池田浩二が「上瀧さんの整備は、見ているだけで勉強になる」と言っていた。整備室に残っているのは若者ばかり(光ちゃん以外は)。彼らにとっては、そこに上瀧がいるだけで、何かを学び取ることになるのだろう。もちろん、上瀧自身は、モーターのパワーアップのために残っている。しかし、その背中を見せることが尊いことなのだ。この男の存在感というものに、改めて感動した次第であった。進入ルールも変わったことだし、今節は上瀧が面白いシリーズにしてくれるはずだ。
2009_0525_0420  で、平田忠則をしたがえて、整備室の様子を見にきた藤丸光一。選手代表、ご苦労様です。今節は代表としての仕事に忙殺されるのだろうが、博多ん大将として水面での活躍も期待しています!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)


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笹川賞前検チェック!

 今日の前検チェックは、ワケあって足合わせだけに集中した。チェック場所が1マークを右斜め前に見る地点であり、スタート練習のスリット隊形がいまひとつ確認しづらいというのも理由のひとつ。その代わり、普段の私の“定地定点”がまさしくこの位置であるということももうひとつ。あとの理由は野暮用だったりするのですが、その分、足合わせはジックリ見たつもりです。もちろん、あくまで前検時点なので、明日からいくらでも変わり得るけど、なんとなくの俯瞰図は見えてきたような気がします。
 さっそく、前検で私が「よさそう!」と感じた選手の名前をあげてしまいましょう。

2009_0525_0015_2 今村豊
服部幸男
寺田千恵
瓜生正義
赤岩善生
菊地孝平
山崎哲司

2009_0525_0725  順不同というか、登番順に並べてみました。いずれも、足合わせでほぼ相手をやっつけていた選手たち。なかでも、上の2人、今村と服部は誰とやっても負けないアシ色でありました。今村が金子良昭を置き去りにした足合わせは、本日のベストパフォーマンスに推したいほど衝撃的だった。まあ、金子は赤岩や瓜生にもやっつけられており、ちょいと苦しめに見えたのも確か。ん? 赤岩も瓜生も名前あげてるじゃん。ということは、相手が悪かったのか。まあともかく、今村の特に出足行き足は、かなりのものに見えます。服部はvs松井繁という黄金カードの足合わせで圧倒。前検時点ではこの同期対決、ハッキリと服部に分がありました。
2009_0525_0743  テラッチは、ターンした後に押していくアシが抜群。噂のエース機・金子龍介との足合わせでも強めでしたからね。女子のなかでは、文句なしのトップと見ます。
2009_0525_0907  赤岩、菊地は、時としてやや弱めに見える足合わせもあった。まあ、相手は赤岩の場合はキンリューだったり、菊地の場合はテラッチだったりと、相手も好感触の場合だったりするわけで、決して悪いアシ色というわけではないのですが、それでも名前をあげたなかではやや下、という感じもします。それは山崎哲司も同様。テツの相手は、田村隆信、重野哲之など、今日はあまり目立って見えなかった選手との足合わせが多かった。そのあたりがやや気になるかなあ、ということであります。ただ、SGでのテツにしては良く見えたなあ、とも思う。明日の1R5号艇でどんなレースをするかが試金石になるかもしれません。
2009_0525_0937  地元福岡の大エース・瓜生正義が好気配というのは、博多界隈ではいい材料でしょう。丸岡正典との足合わせという“あのダービーの再戦”的なマッチアップもありましたが(丸岡が内、瓜生が外というところまで同じ)、あっさり丸岡をやっつけていました。ただし、菊地との足合わせで一度、ターン後のアシで負けている気配を見せているのが気がかり。ちなみに、このとき瓜生は内に合わせていました。外から握って回るアシが良い、ということかもしれません。

 気になる超抜候補トリオはどうだったか。
2009_0525_0852  まず少しだけ触れたキンリューですが、これが実に難解。やっつけたりやっつけられたりと評価を定めづらく、ペラで大きく変わるのかもしれませんね。赤岩をやっつけたかと思えば、濱村美鹿子に2回連続でやっつけられた日高逸子に負けていたりと、素性がいいんだか悪いんだか、といったところ。明日のレースっぷりでしっかりチェックしたいですね。
2009_0525_0716  38号機の原田幸哉、こちらは今日のところはハッキリと中堅まで、だったと思います。足合わせ自体、それほどこなしてはいないのですが、手元には坪井康晴と対等、というメモが残っています。坪井は、濱野谷憲吾と出足で負け伸びで勝つ、という足合わせをしており、その濱野谷は星野政彦と対等。その星野は吉川元浩には勝っていて、吉川はやや乗りにくそうに見える……とメモがある。って、どんどんわからなくなってきていますが、「前検時点で良さそうに見える」選手が一人も出てこないことからして、原田が目立っていなかったことの証明にはなるかと。
 27号機の田口節子は、ハッキリ言って不明であります。単走が多かったような気がする、というか、足合わせのメモには田口の名前がない。見落とした可能性もありますが、いずれにしても判断は保留としておきます。

 苦しそうだった選手を何人かあげておけば、田中信一郎、山崎智也、平石和男、寺田祥といったあたりか。ただし、田中はおそらくペラを換えて走ってもいるはずで、そちらのアシは悪くなかった。ということは、前検の短時間だけである程度調整を合わせてきた可能性があります。寺田も、ターンで横滑りする様子が何度か見かけられましたが、時間が経って出てきたときには直っていた。このまま調整を進めていけば、評価は一変するかも。気になる智也の劣勢ぶりは、かなり気になりましたが……。

 前検タイムです。
1 阿波勝哉 6・63
2 丸岡正典 6・64
3 今村豊 6・65
  平山智加
5 赤岩善生 6・66
  中野次郎
7 田中信一郎 6・67
  深川真二
  濱村美鹿子
  平田忠則
  田口節子

 ワーストは……
上瀧和則 6・78
三井所尊春 6・77
白水勝也 6・76
太田和美 6・75
永井聖美

 ワーストといっても、阿波と1艇身しか違わないのですから……タイム差はそれほどないと考えていいでしょうね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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BOATBoy6月号連動「超抜候補トリオ」を引いたのは誰!?

 耳寄りな情報です。BOATBoy6月号の笹川賞特集では、西日本スポーツ・森大輔記者の「福岡徹底攻略」という、笹川賞舟券作戦には欠かせない記事が掲載されております。ここでは、モーターも「2連対率」を見るだけでは読み取れない、“真の好機”を教えちゃってます! 2連対率1位は55号機ですが、これが超抜かどうかは……ムフフ。森記者推奨のモーターがあるのですが、それはここでは教えません。BOATBoy6月号をご覧ください。

 というわけで、注目の38号機は誰が引くのかなあ……とドキドキしながら見守ったモーター抽選。…………ん? ……あ、教えちゃいましたね、38号機って。2連対率では4位ですが、森記者イチオシのS評価。S評価はほかに、2連対率トップの55号機と、5位の27号機であります。
2009_0525_0144  このあたりの評価は、選手にも浸透しているようでした。抽選が始まったばかりの頃は、落ち着いた空気が支配していた抽選会場も、なかなか銘柄機が出ないこともあって、次第にザワザワと騒がしくなっていく。今垣光太郎が人差し指一本でガラポンを回しても、出ない。抽選を待つ間は賑やかに談笑していたのに、ガラポンの前にやって来るや王者の表情となった松井繁が祈りを込めても出ない(松井が引いた67号機はC評価ということで、表情が歪んでおりました)。同期の藤丸光一が選手班長として立ち会っているからか、妙にニコニコの上瀧和則が何気なくさらりとガラポンしても、やっぱり出ない。2009_0525_0168 白井英治などは、自分の番まであと5人くらいいるのに、フライング気味にガラポンの前にやって来たりもしていましたが(そして当然、手持無沙汰そうにしていましたが)、これまた出ない(白井の48号機は近況上昇と伝えられており、「最近上向きだってぇ~」と日高逸子ママが言っているのが聞こえてきていました)。
 パワー機がなかなか出ない、というのは抽選ではよくある光景なんですけど、これ、なんでですかね? まあ、見ているほうはドキドキワクワク、選手の表情にニコニコハラハラで、楽しいんですけど。
2009_0525_0180  まず出たのは、2連対率1位の55号機。出したのは、キンリューこと金子龍介! 藤丸選手代表から「55番!」とコールがあった瞬間、まず「おぉぉぉっ!」と歓声をあげたのは、同県の吉川元浩。福岡賞金王覇者の一声をきっかけに、抽選会場が歓声に包まれた。検査員さんから番号の書かれた紙を手渡され、それを選手一同に向かって掲げて見せるキンリュー。「お前が主役だっ!」「ヒューヒュー!」と、まるでス○リッ○の踊り子さんに掛け声がかかるみたいに、大盛り上がりとなったのでありました。もちろん、キンリューは笑いが止まりません。
2009_0525_0185  続いて出たのは38号機。引き当てたのは原田幸哉! ところが、幸哉はそれぞれの素性をあまり気にしていなかったのか、「38番!」とコールがあってもまるで表情が変わらず。前列に座っていた選手が「おぉぉぉぉっ!」と歓声をあげても、「ん? いいモーターなの?」とキョトンとしているではないか。席に戻って井口佳典らに38号機の素性を教えられ、「マジッ!?」とばかりに頭をカキカキし始めたものの、超抜候補ゲッターとは思えない雰囲気は、おかしくもありました。
 なかなか出なかったのは27号機。終盤になってくると、藤丸代表が「まだ出てないよ」といちいち抽選者に教えており、ガラポンを回そうとする選手も手に力と念をこめていたけれども、無情にも27と書かれた玉は出ず。
2009_0525_0191 「あと3人? じゃあ、3分の1の確率だ」。藤丸代表がそう語りかけたのは、田口節子。ふふふふっと微笑んでガラガラポンを回すと……出たっ! 27! その瞬間、会場からは「ほっほぉぉ、出たか~」と柔らかい感性が飛び、「ほらぁぁぁぁ~。でしょぉぉぉ?」と、何がほらぁで何がでしょうぉ?かわからないけど、寺田“テラッチ”千恵がまるで自分の手柄かのように田口に向かって叫んでいた。ちなみに田口の次の番は、阿波勝哉でありました。
 というわけで、超抜候補トリオは以下の通り。
55号機=金子龍介(兵庫)
38号機=原田幸哉(愛知)
27号機=田口節子(岡山)

 また、その他の上位機は……
51号機=深川真二(佐賀)
56号機=今垣光太郎(石川)
50号機=淺田千亜希(徳島)
43号機=田村隆信(徳島)
23号機=星野政彦(大阪)
64号機=田中信一郎(大阪)
73号機=濱野谷憲吾(東京)

 さらに、ベスト10以外で森記者がA評価を下しているのは……
32号機=辻栄蔵(広島)
68号機=今村豊(山口)

 このなかから優勝者は出る……のか!?(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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笹川賞に選手到着!

 ファン投票で出場選手が決定する笹川賞。次々と福岡競艇場入りする選手たちの顔ぶれは、さすがにフレッシュである。
2009_0525_0020  魚谷智之ら兵庫支部のタクシーから降りてくる芝田浩治。今村豊とともにやって来た佐々木裕美。上瀧和則を助手席に乗せて愛車で到着した三井所尊春。こうした選手がSGにチャレンジするのが笹川賞の醍醐味のひとつであろう。
 平山智加の姿を見たときには、鳥肌すら立った。この競艇特集が始まったころにやまと競艇学校に入り、取材班がBOATBoyの制作に携わるようになったころにデビュー。競艇界の同級生のような若手選手が、SGにやって来た! えらいこっちゃ、である。
 笹川賞だからSG出場がかなった……そうした選手が少なくないことは否定しない。だが、それが笹川賞の意義だと考えれば、平山のような先物買い的出場にこそ見どころがあるのだとも言える。まあ、何にせよ、普段のSGとは違って見える光景は、新鮮です!

2009_0525_0109  懐かしい顔もやって来た。山崎哲司。中尾カメラマンの写真の弟子となり、いつしかSGの常連ともなって顔を合わせる機会も増え、すっかり仲良しになったテツ。しかし昨年は不調に喘ぎ、SGからは遠ざかった。昨年のグラチャン以来、だろうか。懐かしいなどと言うほどSG戦線から離れているわけではないが、やっぱりSGのピットでその姿を見ると、妙にホッとするわけであります。驚くほどの得票数を集めてやって来たのだから、恥ずかしくないレースを見せてくれよ! というわけで、「よっ、得票14位!」とからかっておきました。ノルマは予選14位でどうだ。
2009_0525_0032  SGのピットではしょっちゅう会っているし、女子王座ではそこにいるのが当たり前の淺田千亜希だが、なんとまあ、笹川賞はこれが初出場。まったくもって、これまで選ばれたことがなかったのが不思議である。そういえば、SGの水神祭は3年前のここ福岡でのダービーだったなあ、などと思い出し、今節の活躍を願った次第。大暴れして、「何で今まで私を選んでくんなかったのよっ!」とばかりに目立ってほしいなあ……とは思ったものの、淺田自身はいつも通りの様子で、特に気負いなどは見えないのでありました。(写真は競技部入りする前、荷物検査を受ける前ののものです)

2009_0525_0033  新鮮な空気の中にあって、常連組はもちろん相も変わらぬ大人気である。やはり御三家は濱野谷憲吾、山崎智也、今垣光太郎、ですかね。
 ピットに着いた時点で、すでに通用門あたりには2つの黒山の人だかりがあって、ひとつは遠目にも濱野谷だとハッキリ視認できた。それから2~30分もファンとふれあっているのは、もはやSGの風景として欠かすことのできないものだ。もうひとつの人の輪の中心は、選手の姿が遠目からは見えづらく、中尾カメラマンと「寺田祥じゃない?」「いや、森秋光だよ」と出てない選手の名前まで出しつつ推理し合っていたのだが、「こんなにも長くファンからサインを求められるということは……」という最大の手がかりから、「今垣光太郎!」でファイナルアンサー。濱野谷から遅れること5~6分で解放されて荷物検査に向かったのは、やはり光ちゃんでありました。
2009_0525_0091 気になる山崎智也は、まずはタクシーから降りたときにご挨拶。BOATBoy5月号にも登場してもらっていたので、そのお礼も兼ねて。荷物を建物の壁際にいったん置くと、さあ、ファンの輪の中へダーイブ! こちらも相当に長い時間、ファンに囲まれておりました。まあ、これもいつもの光景。いや、笹川賞だから、その空気はもっと濃い!のかもしれない。初出場の選手にせよ、常連御三家にせよ、今朝もはよから集まってくれたファンの人たちが、このピットに送り込んでくれたのだ。もしかしたら、いつもよりもずーっと意味のある入り待ちタイムだったのかもしれませんね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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福岡! 笹川賞!

Cimg4450 おはようございます。取材班、福岡競艇場に到着いたしました。明日から開幕する笹川賞! 本日の前検から取材をしていくわけですが、笹川賞といえば当競艇特集がスタートしたのが、2005年の笹川賞。皆様のおかげで、丸4年を迎えることができました! ありがとうございます! 5年目突入の今節、ますます気合こめて激烈バトルをお伝えしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日も選手入りから前検の様子を福岡より取材・更新してまいります。もちろん、31日の優勝戦まで! 今節もどうぞよろしくお願いいたします。


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