この特集
ボートレース特集 > 2009グランドチャンピオン決定戦
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
ライタープロフィール
カテゴリー
関連リンク
競艇サポーターズ
関連書籍

 ボートレース特集

次回はナイターSGだ!

グランドチャンピオン決定戦は、今垣光太郎が感動のフィナーレを演出してくれました。優勝おめでとう! 今垣自身は涙を見せませんでしたが、代わりに空が泣いていましたねえ……。雨のグラチャン、4カドマクリ。忘れられないSG優勝戦になりましたね。

2009_0628_r12_0877 今節も一節間、ご覧いただきましてありがとうございました。梅雨どきで天候も安定しない1週間でしたが、なんとか乗り切れたのは皆様のおかげと感謝します。次の参戦は、7月21日に若松競艇場で開幕するSGオーシャンカップ。そうです、今年もナイターSGが開幕するのです! 更新タイミングもがらりと変わり、昼から午後イチくらいで一発目の更新、ラストは日付が変わるちょいと前くらいになりますが、皆様、よろしくお付き合いのほど、お願いいたします。取材も舟券も頑張ります!

それでは、真っ暗闇の戸田競艇場を後にし、帰郷……といっても、地元地区である我々は普通に家に帰るだけですが、管理解除とさせていただきます。繰り返しになりますが、今節もありがとうございました! 約4週間後に若松でお会いしましょう!(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (7) | トラックバック (0)

戸田グラチャン 優勝戦私的回顧

三度目の……。

12R 優勝戦
①服部幸男(静岡)
②寺田 祥(山口)
③松井 繁(大阪)
④今垣光太郎(石川)
⑤平石和男(埼玉)
⑥菊地孝平(静岡)

進入123/456

2009_0628_r12_0900  一撃の4カドまくりで、今垣光太郎が白黒つけた。
 午後から雨が降りはじめた戸田水面。傘の花が開くスタンド1マーク付近。ファンファーレが鳴ったときも、12秒針が回転したときも、いちばん多かったのは今垣への声援だった。舟券も1=4が異様なまでに売れていた。もちろん今垣のパワーは万全だったし、彼のここ一番の勝負強さは半端じゃない。が、今日の声援と舟券に込められた思いは、それだけではなかっただろう。
 みんな、知っている。多摩川・総理杯、福岡・笹川賞で今垣がどんな辛酸を舐めたか。準優1着での賞典除外。総理杯は目にはわからぬほどの微妙な待機行動違反だったから、ファンは????のうちにシリーズは終わっていた。笹川賞では多くのファンが、その“光景”を目撃した。
 あれが不良航法で、しかも賞典除外なのか?
 今垣は強ツケマイにきた菊地孝平を張った。水上の格闘技・競艇では当然のことだ。が、その作用反作用で菊池が消波装置まで流れ、バランスを崩した。それがルールに抵触し、今垣の名が優勝戦から消えた。
 まさか、あれが……?
2009_0628_r12_0930  これはレース後の今垣のコメントであり、多くのファンの思いでもあっただろう。白黒つかぬ、後味の悪いSGが2度も続いたのだ。そこにはルールとして改善すべき点が多々あると思うのだが、それは別の機会に譲る。
 そして今節、今垣はまた準優にやってきた。総理杯のときと同じ得点率1位、シリーズリーダーとして。昨日の12R、私は異様な緊張感とともにレースを見ていた。前付けした松井繁が今垣より先に150m見通し線を超えそうになる。まさか、また? 2周ホームで内の今垣と外の坪井康晴が大競りになり、激しく抵抗しながら1マークを先取りした。坪井が流れる。まさか、また? 見た目には大丈夫だとわかっているのだが、それでも緊張が走った。記者席に届いた優勝戦メンバーを見て、私ははじめて心からの安堵を覚えたのである。
「いまがきぃぃぃ!!」
 12秒針が回り、声援がひときわ大きくなる。スリットはほぼ横一線。これなら服部幸男が逃げきり、11年半ぶりのSG戴冠となるか。思ったときには、今垣が半艇身ほど抜け出していた。すぐに絞る。伸びシロが違いすぎて、松井も寺田祥も抵抗できない。今垣の判断と行動に迷いはなかった。力ずくで服部をも叩く。いささか今垣の艇も流れたが、その電光石火の絞りまくりに付き合える艇はなかった。一撃でケリを、白黒をつけたのだ。三度目の正直。
 2着の服部に大差をつけて、今垣はゴールを通過した。すぐに立ち上がるほどの激しいア2009_0628_r12_0973クションでガッツポーズを繰り出す。喜びを身体の全部で表現した。今までの彼の優勝で、これほど弾けたアフターランはあっただろうか。そして、ガッツポーズをしたまま深々と頭を垂れた。その思いは……もちろん今垣本人にしかわからない。我々がいくら想像しても、届きえない思いが弾けた。

 なんで今垣ってこんなに人気があるんだろ。
 昔、こんなことを思ったことがあった。笹川賞ファン投票で何度目かの1位になったとき。確かに強いし性格は朴訥そうだし顔はアニメキャラのように愛らしい。でも、もっと強い選手なら他にもいる。超のつくイケメンもいる。投票1位はちと行きすぎなのではないか、と。
 だが、今はその類稀なる魅力がわかるようになったし、今年の一連のSGを見てさらに明確にわかってきた。今垣光太郎のレースは、実になんとも半端じゃなく人間臭いのだ。不器用で泥臭くて気持ちに真っ直ぐで舞い上がると視野が狭くなって、だからこそ表情も見えないのにひたむきさがストレートに伝わってくる。彼は水上で自分という人間をありのまま表現している。強い選手は多々いるが、そんな弱さまでひっくるめて“人間”が露骨に伝わってくるSGレーサー、そうはいない。そして、今垣の強さの根は、まさにそこにある。
2009_0628_r12_0986  総理杯、笹川賞、グラチャン。今年も今垣は人間臭く、ひたむきに走り続けてきた。ひたむきな走りが裏目にも出た。賞金4000万円のレースが、指の間からこぼれ落ちた。2度も連続で。そして今日、拭いきれないはずのいろんな思いを、自力で弾き飛ばした。ドラマは事象ではなく、人間の心で作られる。スリット同体に近い隊形からの、強引かつ豪快な絞りまくり。今日もストレートに伝わる人間臭いレースで、今垣は自分の心に白黒をつけたのだと思う。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

THEピット――感動の優勝戦

_mg_8643   予想に反した雨。
 そして予想に反した選手の動き……。
 昨日の準優勝戦後、優出メンバーはそれぞれに、足には納得ができているコメントを出してはいたが、昨日と今日とでは、まるで違った気候になっていた。それを考えれば、選手たちは最後の最後までバタバタと調整に追われることになりそうなものだが、そんな予想はあっさり覆された。
 今日1日を通して、慌ただしい動きは見せる優出選手はいなかったのだ。

_mg_8428_3  とくに意外だったのは松井繁だ。
 9R後、優出メンバーによるスタート特訓が行なわれたが、松井ひとりがこれに参加をしなかった。スタート特訓に参加しない優出選手は、毎回1人、2人は出てくるものだが、松井がそうだったというのは、それだけでも珍しい。
 この時間帯には、その姿さえあまり見かけられなくなっていたのだが、他の5人が2本目のスタートを切ろうとしていた頃にようやくピットに現われた。そして、そのままペラ小屋に入って道具を片付けだしたのにも驚いた。その後も作業らしい作業をすることはなく本番を迎えることになったのだ。
 今日、行なわれた公開インタビューで松井は「皆さんが思っている以上にチャンスはあると思っています」と強調していたが、朝、走ってみたことで、それだけの手応えを掴めていたということなのだろう。

_mg_8474  このスタート特訓後、平石和男はギアケース調整をしていたし、短い時間のペラ調整をしていた選手はほかにもいたが、それらはほぼ微調整レベルに入るもののようにも見えていた。そして、選手たちそれぞれの表情は明るかった。
 たとえば寺田祥もそう。朝から姿をみかけること自体が少なかった選手だが、スタート特訓後にボートを引き揚げてきたとき、一瞬だけ「よし」というように唇をゆるめてみせたのだ。昨日から満足げなコメントを出していたが、このとき水面を走ってみて、昨日の手応えと変わらぬものか、それ以上の手応えを得られていたのだと思われる。

_mg_8734  そんな寺田に対して、笑顔で話しかけていたのが服部幸男だ。今日の服部は、レースが近づいていくにつれ、笑顔が見られる回数が増えていたので、やはりそれだけの手応えが得られていたはずだ。
 要するに、全選手が納得の足に近いレベルで仕上げていって、優勝戦に臨めていたことになる。
 ピットで選手同士が掛け合っている言葉はなかなかちゃんと耳には入ってこないが、このとき服部は寺田に対してこうも言っていた。
「その日によって、ぜんぜん足が違ったな。今日だって、レースになってみないと、実際のところはわからんからな」
 こんな服部の言葉が、大きな意味を持っている1節、そして優勝戦だったと言えるだろう。
 ……レース後、今垣は「雨のおかげ」「雨が降っていなかったなら、回りすぎていた」とも話していたが、最後の最後のところで、そうした部分も多分に影響していたのに違いない。

_mg_8595_2  優勝戦――。勝ったのはその今垣だ!
“恵みの雨”があったとはいえ、この勝利を引き寄せたのは他ならぬ今垣自身だ。
 昨日の準優後、共同会見に臨んだ今垣は、その会見中にもどんどん気持ちを高めていって、チルト0度で乗り心地を捨てて、ピンロク勝負に出るとの決意を固め、今日のレースで実際にそれをやったのだ。
 そのように言葉で振り返るのは簡単なことだが、それをそのまま実行し、ここで優勝を決められる選手なんて、普通はいない。それこそほとんど神がかり的なことであり、レース中から見ているこちらの鳥肌が立ってきた。

 レース後、今垣を迎えようとしていた選手は二人。石田政吾と中島孝平だったので、中島に対して「すごい人ですね」と言葉をかけてみると、中島は無言でうなずいた。中島もまた、今日の今垣を評する言葉を見つけられずに、ほとんど感極まっているようにも見えていた。
 わずかな間をおいて、中島はその感動を石田に伝えようとしていたが、それもうまくはできずにいたようだった。
「3度目で……3度目が本当に……」。
 そんなふうに言葉がつかえただけだったのだ。何が言いたかったかはそれだけでも充分にわかるが、それ以上の言葉を口にはできない様子だった。

_mg_8868  実際に今垣を迎えたときにも、どんな言葉をかけていいのかわからなかったのだろう。中島がどういったかは聞こえなかったし、石田は今垣に対して、無骨にこう言った。
「さっさと帰るぞ! (そうしないなら)サヨナラや」
 表彰式ではあやうく涙ぐみそうになっていた場面も見られた今垣だったが、レース後のピットにおいては、こんな素敵な仲間たちに迎えられ、最高に凛々しい顔を見せていた。
 私はかつて、今垣のことを「阿修羅」と評したことがあるのだが、今日の今垣もまさに、様々な表情を持つ、美しき阿修羅のようだった。
 今垣光太郎! おめでとう!!
 あなたは本当に凄い人です。それ以上の言葉はやっぱり見つかりません。
(PHOTO/山田愼二 TEXT/内池久貴)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

H記者の「同期愛が水面に満開!?」予想

2009_0628_0767  さあ行こう、優勝戦! 1年ぶり、足掛け2年で極選を的中させたHです。もう両足が徳俵に乗るほどの瀬戸際だったため2枚ずつしか買えませんでしたが、これで優勝戦の軍資金は整いました。まあ、戸田の水神さまに「10年に1度の博才をくれ」と頼んだため、次に的中するのは10年後でしょうかね。それでも、帯を目指してベストを尽くします!

12R 優勝戦
①服部幸男(静岡)
②寺田 祥(山口)
③松井 繁(大阪)
④今垣光太郎(石川)
⑤平石和男(埼玉)
⑥菊地孝平(静岡)

進入123/456

 このレースはパワー云々を問う必要はさほどなさそうです。みんな上位級に仕上げて誰にでもVチャンスのある足。しかも、スリットからの行き足が超抜だった飯山、坪井、今村、佐々木の4人がことごとく準優で散り、本当に横一線パワー(破壊力には乏しいかわりに好バランス)になったという感じです。これは誰に有利か。もちろんイン想定の服部ですね。上記4人の誰かが残っていれば、それだけでイン水域は脅威でした。が、それがいない。スリット同体なら、7割がた逃げ切れるでしょう。
 ただ、超抜の行き足がないかわりに、気合の全速スタート勝負で攻めそうな選手がいます。「ピンロク勝負」と公言している今垣と、恐ろしいS勘を誇る菊地。このダッシュ2艇がスロー選手を呑みこめるかどうかが最大のポイントだと思っています。
 本線予想の結論としては、松井か寺田が受け止めて絞りきるまでにはいかない。イコール服部の逃げきり。1マークでセンター筋の展開がもつれそうなので、ヒモには外から展開が見える菊地を抜擢します。実は、いちばん不気味なのは寺田の決め差し(この2日で間違いなくいちばんパワーアップした)なんですが、行った行ったの展開から寺田がバックで服部に肉薄したとき、その後方の松井はどう攻めるか。もちろん自分を生かしつつも、どちらの選手を厳しく攻めるか……? これは私の妄想なんですけどね。服部が史上最年少でSGを獲ったとき、松井は「自分も(服部のボートに)一緒に乗っていた。それくらい嬉しい」と語りました。その後の服部のスランプを誰より気にしていたのも松井。この深い同期愛が水面に投影されるかも……なんてことを妄想するのです。もちろん、逆に2艇でガンガン「銀河競り(笑)」する光景を見たくもあるんですけどね。このふたりの走りっぷりが本当に楽しみです。
 2連単1-6の1点に、今垣か菊地の強攻が決まったときのために146と156のボックスもバラで押さえます(今節の舟券テーマが「1号艇を絡めたボックスは妙味があるのでは?」なもので、それを最後まで実践してみます)。
 とにかく、素晴らしい優勝戦を見せてくれ!

勝負舟券★2連単1-6
押さえ★3連単146、156ボックス

 ではでは皆様、GOODLUCK!

※皆さま、極選へのコメントどもです。ちょっと気になるのが、あれほど相乗りしてくれた憲吾どのから何の音沙汰もないのが……まさか、今日に限ってっ????


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

“本紙予想”グラチャン優勝戦

さあ、ラスト3戦。H記者も最高の極選を決めました。最後に皆様、笑えますよう。

10R 特別選抜B戦
佐々木がイン逃げでラスト走を締める。湯川が追走。
◎佐々木 ○湯川 ▲渡邉 
3連単1-23-全

11R 特別選抜A戦  
飯山がS決めて速攻。今村が握って迫る。
◎飯山 ○今村 ▲坪井 △山崎
3連単1-456-全

12R 優勝戦
服部が11年半ぶりの美酒に酔う。相手は外枠。特に菊地の思い切った攻めが怖い。
◎服部 ○菊地 ▲今垣 △平石
3連単1-456-全

今節もありがとうございました。


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

優出選手インタビュー

   6R発売中に優勝戦出場選手インタビューがイベントホールで行なわれました。司会は佐山夏子さん。いやはや佐山の姉御は本当に巧みですよね~。選手からきっちり言葉を引き出して、気が付けば6名がしっかりと強気な言葉を吐露していましたね~。もっとも声援を浴びたのは、やっぱり地元の平石和男! へーちゃーん、という声が飛ぶかと思ったら、かずおー、って声が多かったっすね。

_u4w52001号艇 服部幸男(静岡)
 戸田は1号艇が弱いというけれども、やっぱり1号艇ですから(チャンスは大きい)。準優が今節でいちばん良かったかもしれない。先に回れれば逃げ切れるアシです。気持ちも充実しています。優勝目指してベストを尽くしますので、レースを見ていてください。

2号艇 寺田祥(山口)
 アシは悪いところがないという感じです。今日はまだ乗っていません。チャンスはあると思っていますので、思い切りレースします。優勝します。

_u4w5224 3号艇 松井繁(大阪)
 昨日のレースはしびれた? 自分でもしびれましたね。勝てる自身はなかったけど、あそこしかないと思っていました。100%のレースができましたね。皆さんが思っている以上に、チャンスはあると思います。スタート同体であれば、マクリ、マクリ差し、最内差し、どこからでも1着を獲れると思っています。グランドチャンピオンを味わってみたいですね。

4号艇 今垣光太郎(石川)
 チルト0度のほうがいいみたいですね。ただ乗りにくいところがあるので、ピンロク勝負でいきます。カドから思い切っていきたいですね。えーーーーっと、優勝目指して、平常心で頑張ります。

_u4w52565号艇 平石和男(埼玉)
 3日目までは乗りやすい感じで、アシは昨日今日がいちばんいい感じですね。試運転して、ギアケースとペラだけでレースに臨みたいな、と。今節はずっと緊張しています。ここまできたらやりますので、任せてください。応援ヨロシク!

6号艇 菊地孝平(静岡)
 6号艇だろうが関係ないし、自分が6号艇というのは面白みはあると思いますね。今朝はSがバッチリ見えていました。戸田は現時点では15番目に好きな競艇場になりましたが、今日次第ではヒトケタが見えてきますね(笑)。優勝したら? 5本の指には(笑)。スタートは行きます。信じてくれる方は買ってください。


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――落ち着いた朝

_mg_8561   朝なのだ。もちろん、今日は優勝戦である。
 発表によれば、1レース時点で気温は26.0度となっていた。昨日の1レースは31.0度だったのだから、いかにも選手泣かせだ。
 ただ、そうはいっても今朝のピットにおいては、選手たちがバタついているような印象は受けなかった。優出選手それぞれの姿も比較的早い段階で確認できたが、気温の変化に焦って、目の色を変えて作業をしているような場面は見かけられなかった。
 最初に目についたのは、昨日の朝と同じく今垣光太郎だ。装着場のいちばん奥に停めてあるボートのところで、ボートに着けたままのモーターを丁寧に拭いていた。その後にわかったことだが、TVインタビューを受けるのをちょっと待ってもらう形で、この作業を続けていたのだ。しばらくモーター拭きを続けたあと、お待たせしてすみませんというように、両手を合わせてリポーターに頭を下げていたのがいかにも今垣らしい。
 今日の表情もやはり気になったが、昨日のレース後と同様、憑きものが取れたような顔のままだった。インタビューのあとにしても、すぐに整備作業を始めたりはしなかったので、足についても満足しているままなのだろう。
 2Rが近づいてきた頃、再び装着場でその姿を見かけたが、そのときの今垣は、気温計を見ながらメモを取っていた。こうした“メモ魔”ぶりにしても、いつもどおりだ。

_mg_8424   次に目に入ったのは菊地孝平だ。
 1レース前に装着場の片隅で、テレビ関係者の一人(男性)と話をしていたが、それがけっこう長い立ち話になっていた。その表情もいかにも落ち着いたものだったので、とくべつ慌ててやる作業もないということで、話してこんでいたのだと思われる。
 それからずいぶんと時間が経ったあとには、池田浩二と話をしながら、ペラ小屋に向かっていったが、そのときにもやはりのんびりとした雰囲気を醸し出していた。

_mg_8428_2 1レース後には、平石和男が今村豊とニコニコ話をしながらエンジン吊りに現われた。
 その後ろからは、松井繁が上瀧和則と話をしながらやってきたが、松井の顔にもおだやかな笑みが浮いていた。
 エンジン吊りのあと、松井は装着場に停めてある自分のボートのところに一度行ったが、ちょっとした確認程度をしたようで、すぐに作業を始めようとはしなかった。その行き来の途中で、他の選手とすれ違えば、ひと言ふた言、何かを話してニッコリ!
 今日もまた、鬼神のごとき作業ぶりが見られるのではないとか予想していたが、朝の段階では、慌ただしい様子がなかっただけでなく、とにかく気分が良さそうな顔をしていた。表情から受ける印象で最も好感を持てたのも、朝の段階においては松井といえる。

_mg_8403  平石にしても、そのリラックスぶりは松井とそれほど変わらなかった。ペラ小屋近くに停めてあるボートのところで手を動かしながら、ピットリポーターと話をしていたときも、いつのまにか話題が雑談に流れていったようで……。そのリポーターに対して、地元・埼玉を案内するような話をしていたのだから、いかにもこの人らしい。
 その後、平石は、整備室内の洗浄室で、部品を洗浄している姿も遠目で見かけられた。大がかりな整備をし直しているというよりは、ちょっと気になるところを確認しながら、どこかで上積みができるなら……と手探りしているような様子に見えた。

_mg_8399_2   印象だけでいえば、ちょっと硬い表情に見えたのが寺田祥だった。
 といっても、1レースのエンジン吊りに出てきたところと、その後、一人で装着場を歩いているところくらいしか見かけなかったので、その顔つきが少し厳しいものに感じられたという程度のことに過ぎない(写真はちょうどそのときのもの)。どちらかといえば、ポーカーフェイスな部分がある選手なので、いつもの顔だといえば、そうともいえる顔である。
 だが、昨日の準優のあと、「足は現状維持でもチャンスはあると思います」と、共同会見で晴れやかな表情を見せていたことを思えば、ちょっとした引っかかりを感じないわけでもなかったということだ。

_mg_8478  最後まで姿を発見できずにいたのは服部幸男だったが……、“いつの間に……!?”というように、気がつけばペラ小屋でプロペラ調整をやっていた。
 かなり激しく叩いていたようにも見えたが、大がかりな調整をやっているのかといえば、そうとも言い切れない。
 2レースが終わると、そのレースの静岡支部の選手は出ていなかったが、“ちょっと一息”といった表情でペラ小屋を出てきた。そして愛知支部・石川真二のエンジン吊りを手伝っていたが、そのときの顔はいつもと変わらない服部の顔だった。
 天才と呼ばれ続けた男が、SG優勝から10年以上遠ざかってしまっていても、それに対する気負いやプレッシャーは感じていないのだろう。この大一番で服部で一日をどう闘っていくかは最後まで目を離せない。
(PHOTO/山田愼二 TEXT/内池久貴)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

H記者の『穴・極選ブラック』ラストバトル

 最後に一花。
 このセリフが虚しい口癖になってしまったHです。優勝戦までの軍資金は目下6000円。このまま負け続ければ優勝戦は指をくわえて見守ることに……戸田の水神さま、今日の私に10年に1度の博才をお与えください。憲吾どの、ジャンクさん、うりちゃん、hiyoちゃん、れいこさま、そして我が永遠の敵(とも)しげ爺さん、最後の最後にニッコリ笑いましょう!!
 2R、ダービー勝負駆けの秋山と石川が暴れてましたね(←狙いすぎ456ボックスで轟沈)。3Rの重成は敗れましたが、だからこそ7Rはダービー逆転出場へ攻めまくります!

 7R
△①山崎智也
 ②太田和美
◎③重成一人
 ④吉川元浩
 ⑤横西奏恵
★⑥佐々木康幸

進入123/456

 突き抜けるには一足足りない重成ですが、この隊形はチャンス。Fを持つとスタートが慎重になる太田がやや凹み、絶好のセンター速攻展開になるとみます。一気のまくりかまくり差し。ただ、パワーでは佐々木が圧倒的に上なので、どこかで逆転を喰らうかも。3=6の返しに、智也も加えたボックスも少々。た、たのんだぞ、シゲジュニア!!

★3連単3=6-全、押さえ136BOX

 優勝戦は10R頃にアップします。むむむ、しげ爺さんの予想とは似て非なる真っ向対決になりそうな気が……。


| 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)

本日の“本紙予想”グラチャン最終日

 おはようございます。Kです。すいまっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇん! わたくし、準優勝戦の予想をアップできませんでしたぁぁぁぁ……。大変申し訳ございません。どなた様からも突っ込みやお叱りがなく、ホッとしているやら寂しいやら……。まあ、イン主体の私は準優はすべて1号艇アタマ勝負でしたから、ぜんぶ外れたんですけどね。深く反省しつつ、本日もイン主体予想でまいります。

1R 
さすがにここでは原田が負けられない。森永が握って番手追走。
◎原田 ○森永 ▲江口
3連単1-36-全

2R 
ここなら丸岡のアシが抜けているはず。石川に上昇気配。
◎丸岡 ○石川 ▲秋山 △福田
3連単3-461-全

3R 
山口がイン速攻を決める。中島も徐々にアップしている。
◎山口 ○中島 ▲重成 △横澤
3連単1-356-全

4R 
石田がイン逃走可能なアシ。外2艇の強攻にも注意。
◎石田 ○笠原 ▲飯山
3連単1-56-全

5R 
田村が好発から先マイ決める。今村が相手本線。
◎田村 ○今村 ▲渡邉
3連単1-34-全

6R 
坪井が自在にバック抜け出す。湯川がマクリ差しで迫る。
◎坪井 ○湯川 ▲松本 △江口
3連単2-531-全

7R
山崎が外を封じて逃げ切る。太田が差して追走。
◎山崎 ○太田 ▲吉川 △佐々木
3連単1-246-全

8R 
上瀧の前付けも振り切って横澤が逃げる。魚谷に展開向きそうで逆転も。
◎横澤 ○魚谷 
3連単1=2-全

9R ウィンビー選抜 
岡本はアシ悪くない。笠原のカド攻めも脅威。
◎岡本 ○笠原 ▲白井 △池田 
3連単1-452-全

 優勝戦、特別選抜は後ほど! 今日はしっかりアップします。


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

6日目! さあ、優勝戦です!

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、6日目でございます。本日はもちろん、優勝戦です! 昨日より気温が少し下がるという予報で、選手たちの調整やいかに……。

2009_0627_0232 湯川浩司、無念です。しかし、今節はプレッシャーに包まれながら、よく戦った!と思います。本日あと2戦は、グラチャンを楽しんでほしいなあ。そして、選手でいる限り、この大記録にまた挑んでほしいものです(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

準優勝戦私的回顧

10レース

2009_0627_r10_0691  スリットを真っ先に通過したのは2コース2号艇の菊地孝平。コンマ15のトップスタートで、インの今村豊よりも3分の1艇身ほど機先を制する。
 だがインを絞るまではいかない。今村は前日のインタビューで伸びに不安を感じていたようだったが、機力上位の菊地や湯川についていくだけの足には仕上げてきていた。ダッシュ勢から伸びてくる艇はいない。菊地も差し狙いだろう。このままの形で1マークに突入すれば、インの今村が逃げ切りそうな態勢である。

2009_0627_r10_0708  1マーク。今村が逃げようとした瞬間、菊地が突然外から襲い掛かかる。それまで目を瞑っていたライオンが、獲物を眼前にして急に括目したかのように。
 何とか逃げ切れると思っていた今村は、さしずめライオンにロックオンされたされた草食動物のよう。張って抵抗しようとするが、すでに菊地のまくりを見切っていたためか、間に合わない。
 菊地が今村の上ギリギリを叩く。その航跡に今村の艇尾が引っかかる。絵に描いたような強ツケマイ。今村の艇だけ時間が止まったかのように、ピタリと止まった。

 菊地の強ツケマイ成功。かと思いきや、もっとも遠い場所から、内の攻防をながめていた選手がいたのだ。寺田祥である。あえて動物にたとえるならハイエナのように、草食動物と肉食動物の戦いが終わるのを虎視眈々と待ちながら。
2009_0627_r10_0722  想定外の菊地のまくりに、いったんまくりのハンドルを入れようとしていた湯川は差し遅れる。圏外へ。5コースの太田も寺田にうながされて外へ行った。差そうとした川﨑も1マークのターンで若干バウンド。その結果、すべての選手が外へ外へと行くような形になる。内が開く。そこを「待ってました!」とばかりに、寺田が強襲する。

 バックはレースを作った菊地と、展開を突いた寺田の2艇併走。一昨日までの足なら、寺田は菊地には敵わなかっただろう。しかし昨日から寺田の足は上昇しつつあった。展開を作ることはできずとも、展開を突ける足には仕上がっていたのだ。
 寺田は内を利して2マーク先マイ。外にいた菊地は川﨑が行かせる形になり、差し遅れる。これで勝負は決した。

 9レースまでは1号艇の3連対率が100%あった本日の戸田だが、ここで大波乱の風が吹いた。3連単は7万円近い高配当。残り2レースも、おのずと熱気を帯びてくる。

11レース

2009_0627_r11_0886  準優10Rからは、静岡勢の好調を具現するように、菊地孝平が優出に成功した。この流れに続いたのが、静岡の総大将・服部幸男である。
 10レースの菊地がお手本のような2コースツケマイだったのなら、11レースの服部はお手本のような2コース差しであった。インの平石が失敗したというよりも、平石よりも素早いスピードターンで、サイドをガッチリかけた差し。狭いところを、よく突き抜けたものである。
「復活」という言葉は安易に使うべきではないし、明日結果を出してから使う言葉なのだろうけど、服部の全盛期を彷彿させる美しいターンであったのは間違いない。

 バック水面。2番手を走る平石を服部が牽制にいく。ひょっとして牽制に加えて、3番手を走る愛弟子の佐々木康幸にチャンスを与える意味合いもあったのかもしれない。佐々木は服部が開拓した内コースをするすると伸びてくる。2マーク手前では、平石にほぼ追いついた。
_u4w4764  2マーク。佐々木が突進気味に内からターン。しかし平石の艇は揺るがない。揺るがないところか、佐々木が当たり負けしたかのようにみえた。さらにここで辻栄蔵に内をすくわれる。初日エンストという最悪のスタートから盛り返してきた佐々木だが、あえなくここでグラチャンは終わった。

 逃げることこそできなかった平石だが、その後のカバーはさすがだった。バック水面で服部の牽制を凌ぎ切り、2マークでは佐々木を閉じ込めようとして、さらに佐々木の突進に揺るがなかったうえに、そのまま外を伸びていった。老獪で冷静なレース運びは、「さすが地元のエース」と唸るものである。地元の総大将が、静岡勢の猛攻撃を退けた一戦だった。

 
12レース

 文句なしの名勝負。常に1着2着を争っている、準優勝戦の面白みがすべて凝縮された珠玉のレースだった。レースをまだ見ていない人は、ぜひVTRで確認してみてほしい。

【進入】
_u4w4854  総理杯・笹川賞、ともに準優勝戦で1着になりながら反則を取られて優勝戦に進出できなかった今垣光太郎が1号艇。ただし、楽にインが取れる保障はない。
 案の定、予選18位通過で6号艇の松井繁が大きく回りこんでくる。しかし今垣は艇を急がせようとはせず、まだバック水面側にいる。松井の艇が徐々に前へ進んでいく。しかしまだ今垣は動こうとしない。150m見通し線に近づく。それでもまだ今垣は動かない。
「もうこれ以上待つとインが取れない」
 そんなギリギリの地点で、今垣がくるりと艇をむけた。今年、待機行動違反でSG優出をふいにしているというのに、よくあのギリギリの場所まで待つことができたものである(レース後のインタビューでは、松井の前づけを見て2コースを考えていたそうだが)。

【スタート】
 横一線の美しいスタート……とまではいかなかったが、内4艇がコンマ10~12のスタートで並ぶ。センターの飯山・渡邉が伸びていくが、内の今垣・松井もひるまない。ほぼそのままの態勢で1マークへ。

【1マーク~バック】
_u4w4877  今垣が逃げようとするが、少しターンが漏れる。その隙を逃さずに松井繁が差しハンドル。松井のモーターは準優に入ると、下位クラス。今垣と松井の間の狭い隙間を割って、モーターが出ている坪井康晴の艇が伸びてくる。それに1艇身ほど遅れて外に今垣、内に飯山泰。4艇が約1艇身差にひしめき合う大混戦に。4人すべてに、優出の権利があった。

 
【2マーク~2周1マーク】
 2マークを先マイしたのは松井繁。渾身の2コース奪取から、1マークで今垣のターン漏れを逃さずに差し切り。何度も叫んできたけど、ここでもまた叫んだ人が多いのではないだろうか。
「さすが、王者」と。

 先頭は抜けても、2着争いは終わらない。差した坪井と、さらにその内を差した今垣の舳先が2周目ホーム水面で坪井に艇尾にかかる。
 坪井が「絶対に前に出さない」と、今垣を内へ内へと押し込めていく。しかし今垣もこのチャンスを逃すわけにはいかない。どちらも引けないのだ。
 2人のマイシロが少なくなるチキンレースは、ターンマーク手前まで続く。

【2周1マーク~2周2マーク】
2009_0627_r12_1058  チキンレースを勝利したのは坪井。ターンマーク手前で少しだけ開いて差し。今垣は外へと流れた。
 ところがチキンレースをやれば、後ろにいる選手が漁夫の利を得るのは自明の理。4番手を走っていた飯山が、こんどは坪井の艇尾に舳先をかける。
 また絞る坪井。そして譲らない飯山。このチキンレースは2周2マークまで続く。もう、2人にマイシロはない。

【2周2マーク~】
2009_0627_r12_1111  チキンレースで漁夫の利を得るのは、やはりその後ろの選手。最後の最後まで引かなかった2人は、外へと流れいく。その内を、ズバッと今垣光太郎が差す。そして加速のつかない坪井と飯山を後目に、そのまま一気に突き抜ける。
 進入で危うく待機行動違反になりそうになり、1マークでターンが漏れ、2周目ホームでチキンレースに敗れた今垣が、不死鳥のようによたび息を吹き返す。

 

 進入から激しい駆け引きがあり、コンマ10前後のスタートが決まり、バック水面では4艇が2つの椅子を争う形になり、その後も常に2艇が意地を張り合う展開。まさに息をつく間がない競走だったのである。
 そんな熾烈な争いから抜け出したのは、松井繁と今垣光太郎の2人。やはり激戦になればなるほど、キャリアの差がものをいうのかもしれない。

PHOTO/中尾茂幸(ヨコ位置写真)・池上一摩(タテ位置写真)
TEXT/姫園淀仁


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (2)

THEピット――準優、それは青春

_mg_1471  青春か!?
 そう言いたくなるような1日だった。
 9R前、水面近くに少し離れて座っていた原田幸哉と横西奏恵……。なんだか微妙なその距離が、高校生のデートを思わせた。
“ちょっと近すぎるかな”――。
 そう思ったように横西が少し原田から離れていくと、原田はその場でごろんと仰向け……。すると横西は、立ち上がって原田のほうへと行って、肩口に蹴り!
 で、ヒットアンドアウェイさながら、またすぐに原田から離れていった。それでも2人のあいだに不穏な空気は流れない……。高校生のデートのような場面は、そのまましばらくは続いていたのだ。
 そして、その後に9Rが始まると、原田は立ち上がって、大きな声で「がんばれ!魚谷!!」。
 ……って、お前ら、青春か!?
 タカアンドトシではなくても思わずそう突っ込みたくなる一幕だった。
 そのレースでは魚谷智之が6コースからまくり差しを決めたのだから、76期のみんなはすごい連中だ! 男だとか女だとかは関係がなく、とにかくみんな仲がいいのだ。

_u4w4654  で、10レース準優である。
 6コース寺田祥が最内差しで勝利して、2着には菊地孝平が入った。湯川浩司は5着に敗れ、グラチャン3連覇の可能性が消えたのだから、選手たちが引き揚げてきた際には、やはり湯川をまず追いかけた。
 俯きがちになっていたので、さすがに悔しいのだろうと思ったが、それはグラチャン3連覇が消えたからというだけではなかった。いや、もちろん、そのことに関しても思うところがなくないはずはないのたが……、それだけではなく、このレースで湯川は、プロペラを消波装置にこすってしまっていたようなのだ。そのため、すぐにペラ小屋に直行……。その後もペラ加工室とペラ小屋を行き来して、ペラの確認を続けていたのだ。
 また、チャーリー池上カメラマンによれば、湯川がそうして慌ただしくやっているなか、一緒のレースに乗っていた太田和美が「俺か?」と、原因は自分にあったのかを確認してきたが、それに対して湯川は「違います、違います!」と慌てて否定していたという。
 さらに、途中で記者に声をかけられてきたときには「(グラチャンは)来年、がんばります」とも返していたが、そんな状況にあっても、そうした対応をおろそかにはしない湯川は、やっぱり素敵なレーサーなのだ。

_mg_8227  また、このレースで2着に入って優出を決めた菊地は、笹川賞で味わった悔しさを少しは振り払えたといったところだろうか。
 共同記者会見でレースを振り返り、「危なく、ツケマイしそうでしたけど(笑)」と、記者陣を笑わせていた。
 今節の菊地は、戸田競艇場のことを「全国で24番目に好きな競艇場」と評していたが(それだけ相性が悪いらしい)、この優出によって、「とりあえず15位くらいになりました」とランクアップもしたようだ。
 このレースに勝利した寺田は、3日目までは足に苦しみ続けていたが、すべてがいいほうに向かいだしてきて、いまは「充分戦える足になっている」とのこと。
 レース直後には優勝戦は3号艇あたりになりそうという前提で(実際は2号艇になった)、「枠も枠だし、レース場もレース場なんで、チャンスはあると思います」と記者会見を締め括っていた。
 なにせ、インの信頼度は、全国の競艇場のなかでもとくに低く、今日も9レース、10レースと6号艇が連勝している競艇場なのだ。何号艇であってもチャンスは決して小さくないのだから、寺田も菊地も楽しみは大きいだろう。

_mg_8296  11レースでも、1号艇は勝てなかった。
 こちらは、1着=2号艇・服部幸男で、2着=1号艇・平石和男。ともに大きな意味を持つ優出だったので、レース後から、それぞれの表情が気になった。
 服部は「なぜだか怖い表情をしているな」という印象だったが、その顔をさらにしかめて、菊地のほうへとズンズン! 
 ほとんど「脅しの場面」だったが、菊地がのけぞりかけたところで、服部は一転してニッコリ! 最初は実際に怖めの表情をしていたのかもしれないが、途中からはジョークとして菊地を脅してみせたわけなのだろう。要するに、それだけ機嫌がいいということだ。
 共同会見においても、昨日、一昨日と調整の失敗があったものの、今日はしっかり当たりが出たように話をしていた。SG制覇から遠ざかっていることを振られても、気負いは見せずにいたので好感が持てたものだ。

_mg_7859  2着・平石にしても、「おめでとう」との言葉も受けていたが、実際の気持ちは嬉しさ半分、悔しさ半分といったところか。
 地元の看板を一人で守っている立場からすれば、この優出で責任を果たせたともいえるわけだが、準優1号艇で1着を取れずに優勝戦で1号艇となる可能性をなくしてしまったわけなのだ。
 記者会見においても、そんな複雑な気持ちはそのまま言葉になっており「う~ん、まだ笑えないな。明日、結果がついてくるかどうかですから」と言っていた。
「(一昨年のグラチャン優勝戦みたいに)スタート遅れて、何もなく6等みたいなことは繰り返したくないですから」と会見を締めくくっていたので、今節の平ちゃんは、優出によって責任を果たせたなどとは思ってないわけなのだ。最低限、一昨年の悔しさを払しょくするだけのスタートを切らなければ、“忘れもの”は取り返せない。

_mg_8016  12レースも進入から、道中まで、なんともドキドキハラハラさせられるレースだった。
 初日から足の感触は良くないと話していた松井繁は、予選で18番目の権利を得て優出。6号艇からの前付けにより、イン今垣光太郎をドキリとさせる2コースに入り、見事な差しを決めて優出を決めたのだ。
「(足が)厳しいのは変わってない」とは言いながらも、「明日も整備をするし、その結果がどうなるかはわからんから」とのこと。
 今日も最後の最後まで整備をしていたのが松井だったが、その成果がどう出ているかはともかくとしても、ここまでの結果を出してきているのはやっぱりすごい。
 たとえ足の状態は厳しくても、「あきらめてはないですから」とキッパリ。
 こうした言葉そのままに、その姿勢を崩さないのが松井という男のすごさなのである。明日もまた、最後まであきらめない男の凄みが見られることだろう。

_mg_8376  そして、このレースで2着に入り、SG優出を果たしたのが今垣だった。今年の今垣にとっては、それはそれは長い道のりだったに違いない。
 今日の午後にしても、原田と横西が青春劇場を展開していたそのすぐ脇で、心の中に巣くっている不安と闘っているような顔をしてずっと水面を見ていたものだった。
 そして今日も、一度はあきらめかけたインを取り、道中4番手になりながらも、2着にまで上がって優出を決めたのだ。
 記者会見の部屋に向かうエレベーターで一緒になったが、そのときから今垣は「ついてました!」「焦りました!」と、興奮気味になっており、らしくもないほど饒舌だった。
 会見の席でも「これでふっきれると思います」と今垣。
「明日は、悪くても3着以内で舟券に絡みたいですね」と、ファン思いの男らしい言葉を発していたが、会見中、「ツキがあったと思います」と繰り返しているうちに、その気になったのか……。
 最後は「さっきは3等までと言ったけど、やっぱりピンロクで」と、ニッコリ笑って会見を締めくくっている。
 ……青春か!?
 今垣に対しても、そんな言葉をかけたいものだ。
 今垣光太郎39歳。明日はやっぱり、青春まっ只中にいるこの男をいちばんに応援したいものである。
(PHOTO/山田愼二&チャーリー池上=1枚目&2枚目  TEXT/内池久貴)


| 固定リンク | コメント (5) | トラックバック (0)

Hのつぶやき②

2009_0626_0954  準優、またやらかしたなぁ。予想通り、インが大苦戦したのに舟券は……11Rに至っては予想の2-135-135に「やっぱ3着なら石田も怖いなぁ」と2-135-1356と付け加えたところ、結果は2-1-4だし…………。なんで3着を絞ると120%の確率で、抜け目が飛んでくるのかなぁ。極選ブラック指名の飯山は、なんだか昨日のブラック◎坪井と同じようなずり下がり方で負けたし。飯山、指名してごめん>< 憲吾どの、ジャンクさん、うりちゃん、hiyoちゃんetc…またブラックホールに引きずり込んでしまった。
 このままじゃ、明日の優勝戦まで軍資金がもつわけもなし。一般戦でどう稼ごうか。うん、やっぱ優勝戦とは無縁の選手たちが真っ先に考えることっていえば、ダービー勝負駆けかな。決算の7月末まであと1カ月。SGは勝てば2点増しで12点だから利鞘もでかい。で、シャカリキ勝負駆けの選手というと……?
Aバリバリボーダー前後=少しでも好成績を/作間章、秋山直之、松本勝也
B15~20人抜きがノルマ=背水の陣で目指せピンラッシュ/石川真二、重成一人
C安全圏へもうひと踏ん張り=重い着はタブー/山崎智也、木村光宏、山口剛

 特に怖いのは、後のないBタイプ(写真のおふたり)かも。でもって、この選手たちの明日の出走レースは、と。

2009_0624_0537 2R④石川⑤作間⑥秋山!!!!
3R⑤重成
5R②木村
6R③松本
7R①山崎③重成
10R④松本
11R⑥山崎

 10R11Rの選抜戦は賞金が高いから全選手が張り切るだろうけど、一般戦はこの選手たちが狙い目のはず。特に2Rは外枠3選手がかな~りタイトなダービー勝負駆け? こりゃ123ボックスとか買ってる場合じゃないな。これも含めてBタイプのいる2R3R7Rは彼らが活躍しそうな気が? うん、このあたりを狙いつつ、優勝戦の資金をなんとか増やすぞ~~!!


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

速報 戸田グラチャンの優勝戦メンバー確定!

 戸田グラチャンの優勝戦メンバーが確定しました! 1号艇は12年ぶり5度目のSG制覇を狙う服部。同期の王者・松井に今年3度目の正直で優出を果たした今垣、地元ファンの期待を一身に背負う平石、S勘抜群の菊地、そして悲願のSG初制覇へ寺田……役者は揃いました!!

戸田グラチャン優勝戦
①服部幸男(静岡)
②寺田 祥(山口)
③松井 繁(大阪)
④今垣光太郎(石川)
⑤平石和男(埼玉)
⑥菊地孝平(静岡)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

H記者の「無理筋? 1号艇斬りっ!!」予想

 さあ準優です。今日の1号艇は……まさか、全滅????

10R
①今村 豊(山口)
②菊地孝平(静岡)
③湯川浩司(大阪)
④川﨑智幸(岡山)
⑤太田和美(奈良)
⑥寺田 祥(山口)

進入123/456

 今村は伸びが弱くなって出足が強まったように見えます。イン戦としては正解なのかもしれませんが、バックで競り合いになったときはやや不安ですね。隣には凄まじいS力を誇る菊地。昼の気配も上々で日々伸びがアップしています。で、スリット同体なら菊地はどうするか。70%の確率でツケマイを放ちます。そして、今村の伸びが落ちているだけに、そのツケマイが決まるとみます。◎は菊地で湯川が差しての2-3本線。不気味な太田との2-5を押さえます。
3連単★本線2-3-全、押さえ2-5-全

11R
①平石和男(埼玉)
②服部幸男(静岡)
③佐々木康幸(静岡)
④辻 栄蔵(広島)
⑤山崎智也(群馬)
⑥石田政吾(石川

進入123/456

 服部に足落ちはないと思います。行き足強力な同胞の佐々木が握って攻める前に、機敏な決め差しハンドルで伸び勝負(←静岡連動)。佐々木が相手でも十分に抜け出せるはずです。平石が佐々木の攻めを受け止めきれるかは微妙なところ。意地と意地とがもつれあえば、今日の気配がバカによく見えた智也のまくり差しが脅威ですね。
3連単★2-135-135、押さえ235ボックス

12R 穴・極選ブラック指定レース
①今垣光太郎(石川)
②坪井康晴(静岡)
③飯山 泰(神奈川)
④渡邉英児(静岡)
⑤松本勝也(兵庫)
⑥松井 繁(大阪)

進入123/456か126/345

 服部の同期・松井w(憲吾どの、ご指摘どもです)が動くかどうか、戸田だけに微妙ですね。すでにバレバレ◎の飯山としては王者を入れての4カドのほうが好都合な気がしますが、3コースでも大丈夫。伸びる坪井をさらなる伸びで軽々と超え、そのまま光ちゃんをも呑み込むでしょう。となると、相手は飯山に連動する人気薄の渡邉。差し巧者の坪井も押さえましょう。光ちゃんが今回こそ堂々と勝ったら、それはそれで紙屑舟券を握り締めながら祝福しましょう。

3連単★本線3-4-全、押さえ3-2-全

 私の予想通りの結果なら、明日の優勝戦は①菊地②服部③飯山④佐々木⑤湯川⑥渡邉ってな感じになるのですが……あ、静岡祭っすか??


| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

Hのつぶやき

 坪井、ごめん。オレが極選ブラックなんかに指名すっから、バックで突き抜けそうだったのに届かず、逆に2マークでキャビッて4着……ほんと、ごめん。
 飯山、昨日はブラックリストから漏れてよかったね。素晴らしいハコまくりだったよ。でも今日の12R予想は……。
 憲吾どの、うりちゃん、hiyoちゃんetc……言葉もありません。あんまし流れが悪いんで、今日の一般戦極選はお休みし、準優予想に集中します。8Rころにブラックな選手たちが確定するっす……。


| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

THEピット――注目の男たちの表情

_u4w4174  1レース前にピットに入ると、入口付近で今垣光太郎がTVインタビューを受けていた。今日の注目はなんといっても今垣になるだろうと思っていた矢先のことだったので驚かされた。
 インタビューを受けているあいだは、神妙な顔をしていたが、基本的にはいつもの光ちゃんと変わらない印象を受けた。
 SG準優で、2度連続思わぬつまづきにあった男が、こうして予選1位で準優に勝ち上がってきたのは本当にすごいことだ。インタビュー後は目立った動きを見せてはいなかったが、今日一日は、やはり光ちゃんから目を離せない。

_u4w4023  今垣と入れ替わりのかたちでTVインタビューに呼ばれたのは松井繁で、普通にインタビューを終えると、すぐにそれまで作業をしていたペラ小屋に戻っていった。やはり、どんなときでも時間を惜しまない男である。
 今朝のピットに……人は少なかった。
 正確に書くなら、装着場では選手の姿が目立たなかった。
 広めのペラ小屋では、松井のほかにも10人以上の選手が作業をしていたが、装着場で、休まず作業をしている姿が目についたのは、1レース前後の時間帯では3レース出走の三嶌誠司くらいだったのだ。
 それでは、残りの選手は待機ピットで作業をしているのかといえば、待機ピットにもそれほど選手は多くなく、整備室で作業をしている選手もいない。この時間帯には選手より記者のほうが多いくらいで、1Rが終わった頃から少しずつ選手が動き出していくような感じになっていたのだ。

_u4w4103  ただ、装着場には三嶌のほかにもう1人、……、奥のほうに置いてあるボートのところで、渡邉英児が作業をしていた。定規でモーター回りを計ったり、ギアケースを外して、整備室に行ったりと、装着場を歩いている姿が何度となく見かけられた。
 その途中で一度、こちらに対してもペコリと頭を下げてくれたが、そのときの顔は、気持ちよくニッコリ!
 う~ん、いい男だ。
 実をいうと私、「隠れ英児」という一面を持っている。表のヤヨイ、裏のエイジといったところか。まあ、人間にはいろいろあるものなのだ。……あ、変な意味じゃないですよ。私にとくべつ変わった趣味はありません。

_u4w4246  1レースが近づいてきた頃、服部幸男が渡邉から少しだけ離れたところにとめてあったボートの傍に現われ、作業を始めると、複数のTVクルーがすぐに服部を取り囲んだ。
 服部はそれを気にしないように作業をしていたが、その表情はこれまではあまり見かけた覚えがないものだった。
 何か遠くを見るような目をしていたのだが……、これはもしかしたら、周囲を取り囲むカメラスタッフに気を取られないように考え事をしていた表情なのかもしれない。
 その後、服部はギアケースを外して調整を始めていた。

_u4w4026  今節の主役の一人、平石和男を見かけたのは1レースが始まろうとしていた頃のこと。こちらは整備室のモニター前で、江口晃生と並んでレースを見ていたが、何かを話しながらお互いにニコニコ。
 この2人が話をしていて、互いにニコニコしていれば、いかにもそれらしい。……万が一、互いに怒っていたなら、いかにも怖いことになるだろう。
 まあ、それはともかく、今日の平ちゃんはとにかくいつもどおりのリラックス状態で、地元の看板を一人で背負っているプレッシャーはないようだった。

_u4w4041  準優、もう一人の1号艇、今村豊を見かけたのは、1レース後のことだ。
 寺田祥と話をしながら、控室から出てきても吉村正明のエンジン吊りを手伝った。
 吉村のボートが昇降機から上がってくるのを待つあいだは、ふんふん!と、両手は前に組んだまま、腰だけでゴルフスウィング!!
 こちらもまた、いつもどおりといえばいつもどおりの今村さんで、準優1号艇の程良い緊張感を楽しんでいるようだった。

_u4w4153  さて、忘れてはならないのが、グラチャン3連覇がかかる湯川浩司だが……、私の個人的な見解でいえば、あまりいい印象は受けなかった。1レース後に試運転から引き揚げてきたのだが、そのときの表情が、少し疲れた感じで、硬いもののようにも思われたのだ。
 ただ、これはあくまで個人的見解。
 そして、個人的イメージとしていえば、準優や優勝戦のときの湯川は、あまりいい印象を与えてくれない顔をしていることが多く、それでいて「結果」を出してくるわけなのだ。
 今日の湯川には、またそんな一発を期待したい。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池久貴)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

本日の“本紙予想”グラチャン5日目

 おはようございます。Kです。いよいよ準優勝戦です。その前に、もちろん一般戦で資金稼ぎ。ざっと予想しましたが、イン主体という基本理念うんぬんは別としても、一般戦は本当にイン(というか1号艇)が強そうな気がします。

1R 
横西がS決めてきっちり逃げる。進入難解も、木村が自在に立ち回れそう。
◎横西 ○木村 ▲秋山 △石川
3連単1-346-全

2R 
予選前半は快調だった平尾がここでは上位。原田が意地見せる追走。
◎平尾 ○原田 ▲中島 △作間
3連単1-426-全

3R 
白水が踏み込んで逃げ切る。ようやくメド立った池田が相手本線。
◎白水 ○池田 ▲吉川 △森永
3連単1-253-全

4R 
一般戦なら岡本が大威張り。濱野谷も意地を見せたいところ。
◎岡本 ○濱野谷 ▲重成 △赤岩
3連単1-526-全

5R 
魚谷がそろそろ存在感を発揮したい。笠原が上昇中。
◎魚谷 ○笠原 ▲丸岡
3連単1-32-全

6R 
白井のアシは準優でも通用するはず。石川の残しが本線に。
◎白井 ○石川 ▲平尾 △横澤
3連単5-163-全

7R
田村は減点あっただけで準優でも通用するクラス。作間がインから粘る。
◎田村 ○作間 ▲吉川 △白水
3連単3-126-全

8R 
ここなら三嶌が逃げ切れる。池田が自在に攻めて猛追。
◎三嶌 ○池田 ▲岡本 △濱野谷 
3連単1-562-全

9R 
赤岩が予選落ちのウップンを晴らす。白井が激しく追う。。
◎赤岩 ○白井 ▲丸岡 △森永 
3連単1-254-全

 準優勝戦は後ほど!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

5日目! 準優勝戦です

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、準優勝戦を迎えました。戸田は青空に包まれて、準優日和。暑くなりそうですので、戸田にご来場される方は、お気を付けくださいまし。

2009_0626_0070_2 予選1位は、今垣光太郎でしたね。今年に入って、光ちゃんは特にSGでは絶好調。総理杯に続いての予選1位であります。しかし……準優は常に光ちゃんに悪夢を見させてきました。結果は別として、今回は納得してレースを終われるよう祈ります。もちろん、総理杯、笹川賞のリベンジをきっちり果たせれば、最高ですよね!(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

戸田グラチャン ダイジェスト4日目

 穏やかで、激しい1日だった。変な表現だけど。

①進入コース…枠なり9本!

2009_0626_0936  なんと、勝負駆けデーにも関わらず、枠なり進入が4日間でいちばん多かった。とてもお行儀のいい1日だったわけだが、残りの3レースはどれも6号艇が意図的に前付けしたもので、実質的にはいちばん動きの激しい1日でもあった(これでも)。その3つの前付けレースの決着は
1R①池田 イン逃げ
5R②横澤 3コースまくり差し
7R⑥平石 3コース抜き

 明確な前付け艇があって逃げ切ったのは、今節で池田浩二がはじめて。ワースト級のパワーに苦しんだ池田だが、遅ればせながら仕上がった。665311…2日目までの悲惨な成績が悔やまれる。
2009_0626_0884  平石和男の前付け→勝利も天晴れ。で、いちばん度肝を抜いたのが5R重成一人の強行突破だ。東都のエース濱野谷憲吾が1号艇だというのに、臆することなくスタート展示でイン強奪。「オレ、ピンピン勝負ですから」のウルトラ気合を見せ付けた。もちろん濱野谷とて①②条件だからして、本番では敢然と枠を主張。2艇だけがダラダラと深くなった上にドカ遅れし、3コース横澤剛治の余裕たっぷりのまくり差しを喰らってしまった。まあ、濱野谷のファンが後輩の前付けに腹が立っただろうが、この進入から痺れるようなスリルが水上の格闘技・競艇なのである。全選手中もっともタイトな条件をクリアすべく東都のエースに立ち向かった重成の根性に、私は拍手を贈りたい。
 それにしても……闇雲に動いたから面白くなるわけでもないのだろうが、重成のような進入から緊張感に溢れるレースをもうちっと見たかったな。せめて、勝負駆けの日くらいは。

②決まり手…逃げ3、差し0、まくり5!、まくり差し2、抜き2

2009_0626_0140  穏やかだった進入の割りに、スリット~1マークは激しい空中戦になった。勝負駆けの気合は12秒針が回った後の水面に投影されたのだ。まくりの大花火が5発。2コースからまくった山崎智也、辻栄蔵、寺田祥、4カドまくりは佐々木康幸と飯山泰。その5選手はすべてタイトな勝負駆けであり、「他力では我慢ならん!」の気持ちがスリットからほとばしっていた。
 とりわけ、緒戦でエンスト失格しながら攻めに攻め抜いて準優3号艇まで這い上がった佐々木。後半の7Rも4カドから半艇身ほど覗き、「2連続カドまくりか!?」と思わせたものだ。結局こちらは3コース平石の激しい反発にあって差しに転じたが、あの凄まじい行き足は準優3号艇のレベルではないと肝に銘じておきたい。いわゆる「カド名人・佐々木スタイル」が完璧に仕上がった。

③イン成績…1着3、2着2、3着2、着外5

2009_0626_0427  まくり決着が多かったということは、当然のようにインが苦戦する。着外になったイン5選手はすべて直まくりを喰らって吹っ飛んだ(インの倉谷和信が敗れた3Rは「抜き」決着だが、これとて田村隆信の強ツケマイに沈められている)。5本のまくり決着の中で、唯一踏ん張って舟券に絡んだイン選手が11Rの白井英治。飯山のまくりに耐えて小回りから反撃を開始したが3着がやっとこさ。「1号艇で2着条件」はかなり有望なようだが、この戸田のまくり水面では残酷なまでに厳しい条件だった。もちろん、それが競艇の醍醐味のひとつでもあるのだが……。

④独断のパワー診断

 予選が終わった。初日の段階でA'以上にピックアップした12選手のうち10選手が準優入りしたのは、ちょっとした自慢である(岡本19位、白井21位……もう少しでパーフェクト突破だったのだが)。今日は節イチSランクの飯山泰もその片鱗を見せてくれた。極選に指名しなかったら、途端に圧勝して万太郎になったけど……(影武者憲吾どの、本当にすまんす><)
 4日目を終えてのパワー番付は

2009_0626_0848 ★S(節イチ級)…飯山泰
★A(上位)…服部幸男、今村豊、石田政吾、太田和美、湯川浩司、今垣光太郎、菊地孝平、坪井康晴、佐々木康幸
★A'(中堅上位)…白井英冶、渡邉英児、川﨑智幸、丸岡正典、岡本慎治、田村隆信、平石和男

 気になったのが今村の足色。3Rで勝ち星を挙げたものの、昨日までのゴキゲンな行き足がなく、田村より劣勢に見えた。後半8Rはそれなりに伸びて自力で攻めたのだが、やはりちょっと足りない気がした。湯川と服部(多分にスタート負けだが)も気になる部分があるし、平石の正味のパワーも測りかねていて(気合勝ちとパワー勝ちの判別が難しい)、明日はこのあたりも含めてしっかりチェックしていきたい。(Photo/中尾茂幸、Text/H)
 


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

THEピット――走れ! 勝負駆け

2009_0626_0225  我ながら、最後まで仕事してるとか最後まで走ってるとかそんなん見かけるとすげえすげえと騒ぎまくっていつもいつも木村光宏とか松井繁に頭が下がってばかりでどんなものかあまりに単純じゃないかしかも何回も繰り返すことか、とは思っているのであります。
 しかし、何回も目にしたって、感動するもんは感動する。10R、松井は3着で得点率は6点ちょうど。その時点では18位より下にいたのである。だというのに、レースを終えた松井はモーターもボートも片づけることをせず、試運転のプレートをつけると、水面に飛び出していった。予選落ちしようが、結果的に18位に残ろうが関係ない。弱いと感じた手応えをなんとか納得の域に近づけるため、走らずにはいられない王者なのだ。そうした行動はほぼ見かけられないものだからこそ、そこに王者の理由があると考えるしかない。そして、王者ほどの男がなりふり構わぬ姿勢を見せることに、僕は勝手にわが身を顧みるのである。
2009_0626_0116  松井の緊急試運転にはパートナーがいた。木村光宏である。別にパートナーではない。いつもどおり最後の最後まで試運転をしていただけだ。お互い、たまたまそこに足合わせの相手がいただけである。
_u4w3837  木村の試運転については、12R発売中にいつもと違った光景を目撃した。着替えを終えた三嶌誠司が試運転用係留所まで降りて行って、遠くから木村をずっと見守っていたのである。しゃがみ込んで、姿勢を崩さず、木村と会話を交わすでもなく、ひたすら木村に視線を送っていた三嶌。それは木村が試運転を終えるまで続いて、木村が引き上げると中心になってエンジン吊りを手伝っていた。きっと、三嶌をはじめ、誰もが木村の姿勢を支持している。自分のスタイルとは違っても、その執念を誰もが理解している。

2009_0626_0261  最後まで走っていたのは、原田幸哉もである。ただし、原田はペラを手にピット内を走り回っていた。急ぎの調整でもあるのだろうか、整備室とペラ室の行き来はすべて駆け足。整備室の出入り口からペラ室への出入り口はものの5mほどなのに、原田は走っていた。別に頭が下がったわけじゃないけど、大変だなあと思った。
 12R前、整備室を駆け出た原田はそのまま走ってペラ室へ。ここで、奇跡のようなタイミングの出来事が起こった。ゆっくり歩いてペラ室に入ろうとした平石和男が扉を開けた瞬間、原田がペラ室へ飛び込むようなタイミングになったのだ。つまり、平石が原田のために扉を開けてあげた、という格好になった。右足だったか左足だったかをペラ室に踏み入れようとした瞬間、原田も気づきましたね。「あ、先輩に扉を開けさせたみたいになっちゃってる!」と。原田は足をピタリと止めて、平石に謝った。そして、一歩後ろに下がって、平石に道を開けて、どうぞどうぞと先に行かせようとしたのだった。
2009_0626_1143  ただし、そんなことを気にするような平ちゃんではない。たまたまそういうタイミングになったことは、誰だってわかる。にっこり笑った平ちゃんは、いいよいいよ、先に入りなよ、と原田を促す。好人物の証である。だが、後輩としてはそれもバツが悪い。だから、いえいえ、お先に入ってください、とさらに頭を下げることになる。今日は俺が払っとくよ、そんな悪いですよ、いいよいいよ、ダメダメ割り勘で……とレジ先で財布を出し合っている酔っ払い同士のようなシーンがそこにはあった(違うか)。
 結局、原田が押し切って平石が先に入ることに。平ちゃんは、悪いね、と右手を上げて笑顔のままペラ室へと消えていった。悪いねったって、扉をあけたのはそもそも平ちゃんですけどね。礼節を欠かさないという原田幸哉の人柄も確認できたような気がする。

2009_0626_0337  えー、予選4日目なのに、勝負駆けの話をまったく書いていませんが、劇的な逆転劇がそれほど多くあったわけではない勝負駆け。印象に残ったのは、白井英治の悲しそうな顔だろうか。白井はレース後にボートを降りると、ヘルメットを顔のほうだけ脱いで、頭にぽんと置いておくようなかたちでエンジン吊りなどの作業を行なっている。完全に脱ぐわけではなく、顔だけを露出させるのだ。今日も、11Rを3着で上がってきたあとには同じように顔を出した白井。その顔が、泣いているように見えたのである。
 3着では届かないことを理解していたのだと思う。実際に涙は出ていなかったとはいえ、ハッキリと悔しさにまみれた厳しい顔つきをしていたのだ。それが、なぜか泣き顔に見えた。それほど、白井は結果に対して悔いを抱いていたのである。
 その表情はなかなか変わらなかった。エンジン吊りの間も、キッとまっすぐ先を見据えて、悔しさを隠そうとしないのだ。必死で心の整理をつけているのだろうが、なかなか心のざわめきは収まってくれない。それほどまでに、この敗戦を小さなものと片づけることができなさそうだったわけである。
2009_0626_0716 一方、その白井をマクった飯山泰は、ただただ笑顔だった。SG戦線に定着してきた飯山だが、これが初の予選突破。もしかしたら、これでようやくSGシリーズの仲間の一員になれたと実感したのかもしれない。
 準優進出ということもあり、レース後は報道陣に囲まれていた飯山。その間じゅう、頬は緩んでいた。解放されてモーターやペラを片づけている間も、さすがに笑ってはいないが、気分の良さが伝わってくる明るさが表情にはあった。で、毎度毎度ですが、僕としては当然、こう祝福したくなる。「同郷人として嬉しいです!」。なんたって、長野県出身者初のSG準優なのだ。同じ信州に生まれ育った人間として、僕には思い入れをもつだけの理由がある。飯山もそれを理解してくれてるんですね。祝福の言葉をかけ、いつもいつも同じことばっかり言ってすみません、と言うと、「長野県初のSG準優? アハハハハハハ!」。飯山選手、明日は長野県初のSG優出、って言いに行かせてくださいね。

2009_0626_0382  12R終了後、その飯山が展望番組のインタビューを受けていると、今村豊がそーっと近寄って来た。自身もインタビューを受けるためなのだが、明らかに何かを狙ってる表情(笑)。でも、その瞬間を目撃してやろうと狙っているこちらに気づいたのか、今村さんは特にアクションを起こすことはなかった。でも、抜き足差し足忍び足ふうのステップ、めっちゃかわいかったです。ミスター競艇にそんなこと言うのは失礼だけど。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=三嶌 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

速報 グラチャンの準優メンバー確定!

 戸田グラチャンもいよいよ大詰め。明日5目目の準優18ピットが確定しました。1号艇は予選トップの今垣、唯一の地元レーサー平石、最年長のミスター競艇・今村が分け合い、グラチャン3連覇がかかる湯川は10Rの3号艇。また、18位に滑り込んだ王者・松井の強運ぶりも気になります。

戸田グラチャン準優勝戦

10R
①今村 豊(山口)
②菊地孝平(静岡)
③湯川浩司(大阪)
④川﨑智幸(岡山)
⑤太田和美(奈良)
⑥寺田 祥(山口)

11R
①平石和男(埼玉)
②服部幸男(静岡)
③佐々木康幸(静岡)
④辻 栄蔵(広島)
⑤山崎智也(群馬)
⑥石田政吾(石川)

12R
①今垣光太郎(石川)
②坪井康晴(静岡)
③飯山 泰(神奈川)
④渡邉英児(静岡)
⑤松本勝也(兵庫)
⑥松井 繁(大阪)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

『穴・極選ブラック』4日目

 な、なぜ極選に指名した選手たちは、呪われたように引き波の彼方に消えていくのでしょう。なんだか「私が負ける選手を選んでいる」というより「私が選ぶから彼らは負ける」そんな気までしてきて、日に日に心がブラックになっていくHです。憲吾どの、うりちゃん、せっかくの給料を台無しにしてすまんです。hiyoちゃん、例によってホワイトなコメントをどもです。
 きっと今日も、私の選んだレーサーは呪われたように後方でプール掃除をするのでしょう。今日、デスノートにも近い“ブラックリスト”に載るのは飯山ではなく……?

 10R
★①烏野賢太
 ②寺田 祥
 ③松井 繁
 ④平尾崇典
★⑤山崎智也
◎⑥坪井康晴

進入123/456

 4R、智也の最近の必殺技「ピンかロクか、出たとこ勝負2コース強ツケマイ」がものの見事に炸裂して1着をもぎ取った瞬間、今日の極選の犠牲者が決まりました。理屈は至極単純です。首がつながった智也が10Rもシャカリキ握るから、坪井の(まくり)差しが躍進する。それだけです。2着条件、間違いなく智也は行きますね。そういう男です。平尾の先まくりも30%ほど考えられますが、残り7割は智也の自力強攻。坪井はそれに乗って的確に差します。坪井=日本一の差し巧者。私は勝手にそう思っていて、ここでの最内差しもカミソリのような切れ味でバック突き抜けるはず。パワーも昨日からトップ5級に仕上がりました。仕事をしてくれる智也と、内で残しそうなグレート賢太へ。

3連単★6-15-全

 坪井くん、指名してごめんちゃい!! あ、飯山は明日の準優で勝負。だから3着勝負の11Rは124と134のボックスをバラ買いして応援します。


| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

“本紙予想”4日目後半

Kです。勝負駆けでいろんな展開が予想されますが、だからこそイン主体が奏功するような気がするのです……。

7R 
福田がギリギリ逃げ込みはかる。平石がコース自在に捌き。
◎福田 ○平石 ▲川﨑 △平田
3連単1-624-全

8R 
笠原が望みをつなぐ渾身の逃げ。今村が伸びて追走。
◎笠原 ○今村 ▲太田 △森高 
3連単1-523-全

9R 
倉谷前付けでカドとれる魚谷が魂のマクリ一発。白水が連動する。
◎魚谷 ○白水 ▲岡本 △倉谷 
3連単3-456-全

10R 
烏野が速攻逃げ決める。松井が捌いて追う。
◎烏野 ○松井 ▲山崎 △坪井 
3連単1-356-全

11R  
白井が勝負駆け決める逃げ切り。湯川が冷静に差して迫る。
◎白井 ○湯川 ▲服部 △飯山
3連単1-234-全

12R
平石が予選最終走を逃げて締める。今垣、菊地の激戦も注目。
◎平石 ○今垣 ▲菊地
3連単1-23-全


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

本日の“本紙予想”グラチャン4日目

 おはようございます。Kです。昨日はボチボチといえばボチボチですが、ヌケもあったりしていまひとつ消化不良。今日はスッキリ決めたいですね~。あ、もちろん今日もイン主体であります。

1R 
ここなら木村が自在に立ちまわって抜け出せそう。横澤もここでは機力上位。
◎木村 ○横澤 ▲池田 △江口
3連単3-516-全

_u4w26412R 
上瀧の動き警戒も、カド佐々木に展開利見込める。秋山の残しを本線に。
◎佐々木 ○秋山 ▲上瀧 △原田
3連単4-132-全

3R 
倉谷が意地見せ逃げ切る。今村が差して追走。
◎倉谷 ○今村 ▲田村
3連単1-23-全

4R 
アシ良い石田が逃走劇見せる。勝負駆け山崎が相手本線。
◎石田 ○山崎 ▲湯川 △笠原
3連単1-256-全

5R 
ここは濱野谷が意地にかけても負けられないところ。好パワー丸岡が追撃。
◎濱野谷 ○丸岡 ▲寺田 △吉川 
3連単1-453-全

_u4w1623 6R 
江口がきっちりと先マイ決める。松井も大敗はできない一戦。
◎江口 ○松井 ▲辻 △渡邉
3連単1-423-全

 後半は後ほどアップします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

4日目! 勝負駆けのゆくえは?

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、早くも予選最終日となりました。予選1位は今垣光太郎。総理大臣杯、笹川賞のリベンジへ、視界良好となっています。また、静岡軍団が絶好調なのは、昨日もお伝えしているとおり。今日も静岡祭りが繰り広げられるのか?

2009_0625_0142 そんななか、地元で孤軍奮闘の平石和男は予選9位。今日は4着2本条件の勝負駆けとなります。それほど厳しいノルマではありませんが、取りこぼしは許されないだけに、プレッシャーもかかるはず。戸田の期待を背負って、奮闘を!(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

戸田グラチャン 3日目ダイジェスト

①進入コース…枠なり7本

 2009_0625_0185 初日8本で、2日目と今日が7本。2R⑥森高一真と9R⑥上瀧和則がシャカリキ攻めた以外はほぼ枠なりに近い穏やかな進入だった。その2Rは4コースまくり、9Rは3コースまくり差しだったから、やはり前付け選手がいるレースはセンターが生きる。枠なりのときは<逃げ3、差し3、まくり差し1>と逃げか差しの決着になりやすく、穴党は前付けレースを狙いたい。明日の注目レースは
★1R…①②条件の江口が6号艇で黙っているはずがない?
★7R…④④条件の6号艇・平石がここでケリを付けに行く?
★9R…①②条件の6号艇・倉谷。前半3Rの結果にも注目。
★11R…メイチ①勝負の6号艇・赤岩が動けば、5号艇・川﨑も?
★12R…首皮一枚の6号艇・濱野谷が関東エースの意地で……?

②決まり手…逃げ5、差し3、まくり2、まくり差し2

2009_0625_0451  昨日の差し&まくり差し天国から、一転してイン逃げが巻き返した。SGらしい1日といっていいだろう。まあ、今日は決まり手云々より、あの手この手で大活躍した静岡勢をズームアップすべきだろう。

2009_0625_0848 ★3日目「静岡祭り」
2R 笠原① 4コースまくり
3R 渡邉⑤
5R 服部① 2コース差し
6R 横澤②
7R 佐々木①2コース差し
8R 菊地① 2コースまくり
9R 渡邉① 3コースまくり差し
10R 坪井②
12R 服部④

 恐るべし静岡パワー。浜名湖天皇・服部の破竹の勢いが伝染したのだろう。7人で9戦5勝、2連対率78%の大暴れだ。前半戦で大敗した渡邉も後半でキッチリ勝ち星を挙げ、全員が2連単に絡んでしまった。しかも5勝にイン逃げがないというのも凄い。特に、力ずくの強ツケマイで圧勝し、ギリギリの勝負駆けに持ち込んだ笠原亮にMVPを贈りたい。明日も①②条件という背水の陣だが、「勝負駆けの笠原」は有名で明日もまた奇跡を起こすかもしれないぞ! 昨日あたりから大幅なパワーアップに成功した菊地孝平と坪井康晴も要注意。

③イン成績…1着5、2着3、3着2、着外2

 今日も10選手が舟券に絡み、3日連続で3連対率は同じだった。83%の高率で。やはりイン想定選手は無闇に斬り捨てるより、「1~3着までのどのあたりにくるか?」を中心に考えたほうが得策だろう。ボックス必勝法の模索は続く(今日はワイド実験もイマイチだったが……)。

④独断パワー診断

 昨日の番付とその成績をおさらいすると……

★S(節イチ級)…飯山泰⑥
★A(上位)…服部幸男①④、岡本慎治②、今村豊②、石田政吾④②、太田和美①、湯川浩司⑤①
★A'(中堅上位)…白井英冶④、渡邉英児⑤①、川﨑智幸①、佐々木康幸①、今垣光太郎③①、坪井康晴②
次点…菊地孝平①、丸岡正典④

2009_0625_0220  全体的にはかなりの好成績だったが、なんといっても極選に指名したS飯山が……………………(号泣) 申し訳のない結果になってしまったが、この惨敗をもって格下げするつもりはない。12Rでは確かに回り足はイマイチだった。が、飯山に関してはそのあたりの足は不問なのだ。敗因のすべては(おそらく)スタート寸前にアジャストし、唯一最大の武器である行き足がまったく生かせなかった。これに尽きる。昼の12Rスタート練習やスタート展示では今村を瞬時に1艇身ほど置き去りにしており、私はSどころかSSまで付けたいと思っていた。が、スリット全速で行けなければ、そんなSSの足もA以下に落ちてしまう。今日の惨敗で明日は3着条件というタイトな勝負駆けになった。またしてもきついメンバーと組まされたが、気合のスリットで条件を突破してほしい。予選を突破したら、準優で大勝負したいぞ、飯山。
 3日目を終えてのパワー番付は……

★S(節イチ級)…飯山泰
★A(上位)…服部幸男、岡本慎治、今村豊、石田政吾、太田和美、湯川浩司、今垣光太郎、菊地孝平、坪井康晴
★A'(中堅上位)…白井英冶、渡邉英児、川﨑智幸、佐々木康幸、丸岡正典

 メンバーそのものは昨日と変わらないが、次点の菊地(2階級特進)と丸岡はじめ、何人かの選手が昇格した。このメンバー以外で怖いのは、強力な出足がきた吉川元浩とワースト級から伸びと行き足がきた池田浩二、徐々にアップしている笠原亮、そして①①勝負駆けが絶望的とはいえない重成一人の4人だ。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

THEピット――それゆけアラフォー軍団!

2009_0625_0224  勝手に“英児スタイル”と呼んでいるものがある。
 毎日毎日、コツコツと整備を続ける渡邉英児の姿だ。ペラ調整に重きを置く選手が多いSGクラスのなか、英児を見かけるのは圧倒的に整備室。日々機力が上昇していき、気がつけば、英児スペシャルとでも言うべき回り足を中心に、すっかり仕上がっている。
 その風情は、今垣光太郎のような鬼っぷりとは少し違う。キャラもあるのだろうが、妙に清々しく整備をしているように見えるのだ。飄々と、と言ってもいい。強い思いを発散しているというわけではなく、言い過ぎのそしりを受けるのを承知で言うなら、趣味に興じているようにすら見える。そんな様子が、なんかいい、のである。
 で、今日も整備室の奥で英児スタイル発見。後半で1等をとっても、変わることないその姿勢。自分のスタイルを確立している者は強い、そう思うのである。

2009_0624_0066  それにしても、今節は整備室の人口密度が高い、のである。一昨年のグラチャンの記憶をひいこら言いつつ掘り起こしてみると、2日目か3日目以降は閑散としてしていたものだった。というより、SGはやっぱりペラ調整重視の選手が多いから、そうなるのが必然であった。だというのに、今節は整備室を根城にする選手がやけに多い。必然的に、整備室を覗き込む回数がついつい多くなる。
 よく見かける一人は三嶌誠司である。本体に大がかりな整備を施しているというわけではないのだが、ギアケースなどの外回りを調整していることが多い。ちゃきちゃきとした小気味よい動きは、実に若々しいわけではるが、何を隠そう、僕と同い年。アラフォーである(というかジャスフォー)。同じ香川支部、同じアラフォーの木村光宏も、今日は早々と試運転からあがって整備室。森高一真と談笑しながら、モーターをいじっているのだった。

 よし、こうなったらアラフォー軍団のことをどんどん記していこう。
2009_0625_0514  エンジン吊りというのは、まず若い選手がボートリフトに集結して選手を出迎え、その後ろから先輩たちが悠然と続く、という場合が多い。若者は率先して働くというのも礼節のうち、なのだろう。これは前半の話なのだが、2Rを勝った笠原亮はボートをピットには上げず、試運転係留所に直行した。笠原の判断というより、レース後は試運転をすると聞いていた坪井康晴と横澤剛治がそちらに誘導した感じだった。ところが、あとから悠々とボートリフトにやってきた静岡の総帥・服部幸男はそれを知らずに笠原を待ち構えた。もちろん、他の艇が上がって来ても、笠原があらわれることはない。服部は、笠原の艇が上がって来ないことにまず目を丸くしてキョトンとし、そこに静岡勢が一人もいないことに気づいて慌てた風情でキョロキョロし出した。え? え? なんで? 何が起こったの? 服部が戸惑っていると、係留所から上がって来る笠原&静岡軍団。服部は、なあんだ、と照れ笑いを浮かべたのであった。この人にこんなこと言ったら罰が当たりそうだけど、言っちゃおう、服部幸男、なんかかわいかったぞ。
2009_0625_0975  倉谷和信と烏野賢太、同期2人が並んでゆっくりとエンジン吊りに加わる。その貫禄に、思わずたじろいでしまった。手を後ろに組んで、のんびりとした足取りでボートリフトへ。だというのに、後輩のボートの舳先のほうに取り付いて、率先してボートを引っ張ったりもしているのだから、なんだか微笑ましいのだ。そういえば、11R後、森永淳のエンジン吊りに出てきた上瀧は、やはり舳先をとって先頭でボートを引っ張っていた。_u4w2638 ところが、他の九州勢は途中でスポンジを片づけたり、モーターを乗せる架台を取りにいったりして、知らず知らずのうちに上瀧が一人でボートを運ぶ、という状態になってしまったのだ。もちろん、ジョー様はそんなことを気にするような男ではない。相対的に重く感じるようになったボートを引きながら、腕に力をこめているようにも見えた。

2009_0625_0900  ドリームを勝ちながら、思わぬ苦戦を強いられている松井繁。今日の11Rはさすがの捌きで2番手に浮上しながら、抜き返されて3着という、珍しいシーンも見られている。王者としても、こんな展開は久しぶりだったのではないだろうか。ピットに戻ってくると、松井はなんと笑顔だったのである。悔しいとか自分に腹が立つとかいう前に、マジかよ、という笑顔。倉谷和信が笑顔で声をかけると、松井の顔はさらに爽やかな笑みでいっぱいになった。あらら~、貴重な瞬間を見たなあ、と思った。松井にとってはまったくもってありがたくもない状況なのだが、だからこそ普段見られないものも浮かび上がる。こんな王者もたまにはいいなあ、と思いつつ、松井の横顔をこっそり眺めていた次第である。
 といっても、12R締切直前になってピットにあらわれた松井は、キツい目つきになっていましたけどね。そりゃあ、あの敗戦に納得するような王者ではあるまい。

2009_0624_0077  というわけで、み~んな同世代、我らアラフォー軍団。それぞれの姿を見ていると、オレも頑張らなくちゃ、と改めて思ったりもするものだ。でも……ピットに立ちっぱなしだとさすがに腰が痛いぞ。目立たないように装着場の端っこに行って、腰を伸ばしたりひねったり。イタタタタ……などと体をよじっていると、「お疲れさまっす!」と声をかけられた。坪井康晴だった。な、なんでこんなところに現われるの? 坪井は、お疲れさまっすと言いながら、腰痛いんだこのオッサン、みたいに微笑んでいた。あちゃあ、恥ずかしい。でも坪井選手、アラフォーって腰とか痛くなるんですよ。あなたもアラフォーになればわかる……と思いつつ、坪井が僕のような不摂生なわけがないなあ、と思い返して、思わず「すみません」と謝っていた私なのであります。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

いよいよ明日は勝負駆け!

明日の勝負賭け状況

 明日はいよいよ勝負駆けの予選4日目。ボーダー6・00とすると、勝率トップの今垣と、服部、菊地、坪井の静岡トリオの4人が完走当確で、残る準優14ピットは明日の戦いで決まります! グラチャン3連覇を目指す湯川浩司は6位に付けています。

今垣光太郎 ☆
服部幸男  ☆
菊地孝平  ☆
坪井康晴  ☆
今村 豊 ⑤⑤
湯川浩司 ④⑥
太田和美 ④⑤
川﨑智幸 ④⑤
平石和男 ④④
石田政吾  ④
岡本慎治  ④
平尾崇典  ④
飯山 泰  ③
白水勝也  ③
佐々木康之③③
渡邉英児  ③
松本勝也  ③
松井 繁 ③③
辻 栄蔵  ②
白井英冶  ②
横澤剛治 ②③
中島孝平  ②
寺田 祥 ②③
赤岩善生  ①
丸岡正典  ①
烏野賢太  ①
平田忠則  ①
魚谷智之  1待ち
田村隆信 ①②
山崎智也 ①②
倉谷和信 ①②
江口晃生 ①②
笠原 亮 ①②
濱野谷憲吾①②
作間 章 ―
森永 淳 ―
三嶌誠司 ―
上瀧和則 ―
重成一人 ①①

※ボーダーは6・00想定


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

“本紙予想”3日目後半

どもどもKです。胸を張れる成績でないのは相変わらずですが、筋は悪くないような気がしますね。これをしっかり的中に結びつけるべく、後半もイン主体で頑張ります。

_u4w2074 7R 
森高が闘志むき出しで逃げ切る。1日早い勝負駆けの山崎が気合十分。
◎森高 ○山崎 ▲岡本 △魚谷
3連単1-435-全

8R 
木村が動けば、菊地にチャンス到来。白井が外からアシの良さ活かす。
◎菊地 ○白井 ▲木村 △濱村 
3連単2-651-全

9R 
上瀧の前付け入れて、渡邉が巧捌きで抜け出す。丸岡のアシ色快調。
◎渡邉 ○丸岡 ▲上瀧 △秋山 
3連単2-563-全

10R 
坪井が軽快に逃走決める。湯川がマクリ差しで迫る。
◎坪井 ○湯川 ▲辻 △白水 
3連単1-352-全

_u4w1985 11R  
吉川が昨日のウップンを晴らす。平田の差し追走が本線。
◎吉川 ○平田 ▲松井 △石田
3連単1-263-全

12R
パワーメンバー揃った難解な一戦。今垣の逃走劇に期待。センター勢が脅威。
◎今垣 ○今村 ▲服部 △飯山
3連単1-354-全


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――小悪魔、がんばれ

_mg_1322  1R後のエンジン吊りが終わると、31号機は問答無用で整備台に運ばれた。ハナからこうすることが決まっていたかのように、そこに運ばれることは太陽が東から昇るがごとく当たり前であるかのように、31号機は“いつもの場所”に鎮座したのであった。
 前検日――ギアケース。初日――ピストン、ピストンリング、シリンダーケース。2日目――ピストンリング、クランクシャフト、キャブレター。そして3日目――電気一式、ピストン、ピストンリング、ギアケース。こんな大量の部品交換、見たことがない。交換が発表される7つの部品はすべて換えられた。ピストンリングにいたっては、のべ12コの交換。もはや、31号機はもとの31号機ではない。別のエンジンじゃないか、てなくらいにチューンアップを試みられているのだ。
_u4w1703  しかし……。
 守田俊介は「まだやりますよ」と言った。整備の小悪魔は、まだまだ整備を続けるのだ。「正直、やってもよくなるかはわからないけど……」と語尾が小さくなったが、それでも整備をやめられない。「ファンがいる限りは……」、応援してくれる人のために、小悪魔としてやるだけのことはやる。H記者はもちろんのこと、取材班一同、その懸命な姿を心から応援します!

_u4w1725  2Rの展示航走が終わり、ピットが束の間の静寂に包まれる。装着場に選手の姿はほとんど見えない。ついつい、ボケーッとすることになる。
「ダァ~メだ~!」
 背中から声がかかった。ぎょっとして振り向くと、笠原亮。今節はターン周りの乗り心地がなかなか仕上がらず、珍しく伸び型になっている。こうなると、彼らしさはなかなか発揮できない。5、4、5着という成績が、それを物語っている。というわけで、ダァメだ~、となるわけである。
 でもスタートは行ってるじゃないっすか。そうなんですけどね、伸びてるからスタートくらいは行かなきゃ。そう言って、にっこりと笑った笠原は工具を置きに整備室のほうへ向かった。
 笠原、今日は何レースだったっけ?…………!!!!!! おーい! 2Rではありませんか! 今の今まで展示を走ってたのではないですか。10数分後にはレースするんじゃありませぬか! なのに「ダァ~メだ~!」って……。
 ところが。笠原亮、カドマクリ一閃! ダメどころか、鮮やかに勝ち切ってしまったのだ。まったくもって、不思議なものである。まあ、ダメだと口にしながら決して悲壮感はなかったのだが……。
 準優行けなかったら気を抜いていいですか、てなことも言っていた笠原は、レース後、お互いサムアップで笑顔を交わし合うと、「明日は2回乗りで、ピン、2(着条件)。残っているのは1号艇と6号艇ですから、逃げて、(外から)勝って、で!」と早くも勝負駆けに気合をこめた! 艇界屈指の爆発力が炸裂するかもしれないぞ。

_u4w2102  これはチャーリー池上カメラマンの目撃談。僕は恥ずかしながら見逃した。1R、快勝した太田和美のエンジン吊りの模様である。
 連勝ゴールとなった太田は、もちろんゴキゲン。今日は1R1回乗りだが、その後も試運転をするつもりなのか、ボート内の水を吸い出すべく、掃除機を手にとった。スイッチオン。…………。スイッチオン。しーん…………。電源が入ってない! 拍子抜けの浪速の怪物くんなのであった。
2009_0624_0779  それを見て、猛ダッシュで電源を入れに走ったのは、湯川浩司。15mは離れた場所にある電源コンセントの場所まで、大急ぎで駆け寄った。コンセントを入れて戻る湯川。掃除機のスイッチオン。…………。ありゃりゃ。湯川が再び走る。そして戻る。スイッチオン。しーん…………。どうなってるんだ?
 3回目のダッシュで電源はつながり、ようやく掃除機のスイッチは入った。湯川選手、ご苦労様。湯川と3という数字に、因縁を感じてしまうのはこじつけが過ぎるのでしょうか。
 以上、チャーリーズ・レポートでありました。押忍。

_u4w2610  天候がまたまた変わった3日目、今朝も選手たちは忙しい。整備にペラにと、駆けずり回っているのは変わらない。しかし、空気の慌ただしさはなぜか昨日ほどではない、のである。というわけで、大きな動きがそれほど目立ったわけではない、3日目の朝。あ、そうそう。今垣光太郎とも少し話しました。成績がいいこともあるのでしょうが、非常にゴキゲンで、リラックスした様子。ただ……総理杯も笹川賞も、光ちゃんのほうから声をかけてくれて、こんなふうに話した日というのは、いずれも5日目だったりしたのであります。妙なジンクスになっていませんように……。(PHOTO/中尾茂幸=湯川 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

『穴・極選ブラック』3日目

 極選ブラックのブラック。それは、相乗りしてくれた読者をブラックホールに引きずりこむ悪魔の予想。特に、給料日の読者には……ニヤリ。
 な~~んてことはないんですけど、ブラックでもホワイトでも皆さんを地獄に引きずり落としているのは一緒すか。昨日の9Rも予想どおり今垣と服部が握って回り、「チャンス!」と思った瞬間になぜか俊介も3段ロケットで握ってしまい、K記者から「テポドン2号より命中精度の低いロケットでしたねぇ」と鼻で笑われちまった。あそこはマーク差しだろ、俊介ぇぇ!
 憲吾どの、うりちゃん、れいこ様etcetc、今日こそブラックの威力を見せつけます。 狙いはもちろん節イチのメッシー!!

 12R
 ①今垣光太郎
 ②魚谷智之
★③今村 豊
◎④飯山 泰
★⑤服部幸男
 ⑥平尾崇典

進入123/456

 今まで何度も極選指名し、ことごとく裏切られてきたメッシーですが、今日こそやってくれるはず。この4カドは絶好のポジション。スローでも行き足凄い今村がかなり嫌味ではありますが、スリットから一瞬にして超えてみせましょう。もし今村に先制されても割り差しが入るはずだし。予想はあくまで2段まくり。テポドン2号とは別次元の命中精度を見せてくれるでしょう。相手はこの飯山に連動しつつマーク差しか3段ロケット??を狙う服部。もちろん今村も押さえましょう。万太郎にならないかもしれないけど、ここで獲らなきゃいつ獲れる!? という気合の一戦です。

3連単★4-35-全
押さえ★拡連複4=5(笑)

憲吾どの、給料全額を……ワイドに突っ込んでみなはれ!(←配当100円戻し)


| 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)

本日の“本紙予想”グラチャン3日目

 おはようございます。Kです。昨日はイン壊滅でしたな~。私の予想も壊滅とは言わないまでも、胸を張れるものではない。それでもイン主体を貫くのであります。

2009_0624_0044 1R 
太田にとっては相手に恵まれた一戦。秋山が外から全速で追う。
◎太田 ○秋山 ▲横西 △守田
3連単4-651-全

2R 
リズムもうひとつも、原田のイン戦は信頼できる。平石が巧みに捌いて次位。
◎原田 ○平石 ▲笠原 △森高
3連単1-526-全

3R 
外に強烈な攻め筋なく、赤岩が堂々と押し切る。ターン足いい渡邉が相手。
◎赤岩 ○渡邉 ▲倉谷 △江口
3連単1-523-全

4R 
平尾が逃げ切りでさらにリズムアップ。白水の捌きが怖い。
2009_0624_0331◎平尾 ○白水 ▲福田 △作間
3連単1-542-全

5R 
服部が自在に抜け出し3連勝へ。湯川が攻めて追走。
◎服部 ○湯川 ▲上瀧 △三嶌 
3連単2-415-全

6R 
今垣の前付け次第も、川﨑が気合で逃げ切る。今垣が好気配で続く。
◎川﨑 ○今垣 ▲平田 △横澤
3連単1-654-全

 後半は後ほどアップします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

3日目! 予選1位はあの男

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、3日目でございます。昨日はイン壊滅でありましたが、本日ははたして……。

2009_0624_0923 2日目終了時点での予選1位は2戦2勝の服部幸男。ついに97年賞金王以来のSG制覇が果たされる!? (PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

戸田グラチャン 2日目ダイジェスト

 センター勢が大活躍し、荒れに荒れまくった2日目。いったい昨日と何が違ったのか……? ちょっと謎の多い差し天国水面だったな。

①進入コース…枠なり7本

2009_0624_0368  初日が8本で今日が7本。2日目になって急にコース争いが激しくなったわけではなかった。際立ったメジャーチェンジといえば6R⑥川﨑智幸のイン強奪!と7R④上瀧和則のスーパーピット離れインくらいか。起こし位置も、全体的には昨日と似たようなもの。それなのに、なぜ昨日よりはるかにセンター勢が強くなったのか……う~ん、わからない。要因のひとつとして「湿度が高くなって回転が上がらずインが弱くなった」という見方もできるが、後半あたりからどんどん晴れてきたし。風も昨日と似たようなもんだし。素直にわからんと言うしかない。
 それにしても、川﨑。昨日は2コース4コースと穏やかだっただけに、今日の鬼気迫る前付けは驚かされた。6号艇だったからかもしれないが、4日目に用意されるはずの5号艇でも注意が必要だ。

②決まり手…逃げ1、差し4、まくり1、まくり差し4、抜き2

2009_0624_0691 「逃げ」は最終レース湯川浩司の1本のみ!! その逃げにしても、1マークで平石和男の差しが入ったところをパワーで抜き去ったという薄氷の勝利だった。代わって猛威を振るったのが「差し」「まくり差し」。それも2コース差しは皆無で、センター~アウトの差し技が面白いように決まった。理由は……う~ん、これまたわからん。1号艇のメンバーが弱かったわけじゃない。飯山、田村、菊地、三嶌、魚谷、辻などなど、テクやパワーのある選手が1号艇で楽なイン戦に臨んだ。そして、ことごとく逃げきれなかった。ズブズブと差しを喰らった。田村は「抜き」で勝ったけど。戸田だから?と決めつけるのも違う気がするし。だって昨日の楽イン進入モードとほとんど変わっていないのだから。わからんづくめで申し訳ないが、本当にわからんのです。
 2009_0624_0566 まあ、こんな難解な水面で、シンプルな逃げ&まくりで自力勝ちした湯川と服部幸男を高く評価すべきだろう。特に9Rの服部。内の今垣光太郎がスリットから握って攻めたところ、迷わずその外をぶん回した。並の選手ならマーク差しを考えるところ。狭い戸田で2段まくりは危険だし。とにかく服部は2段で攻めた。これで今垣が抵抗したら2艇でぶっ飛んだかもしれないが、今垣がまくり差しに切り替えたため、服部の全速ぶん回しが鮮やかに決まった。往年の服部の「見る前に飛ぶ攻撃」が完全に蘇った。おそらく服部は優勝戦に乗ってくる。気合とリズムが合致して、さらにパワーが後押ししてくれる今節は復活Vの大チャンスだ。

③イン成績…1着2、2着6、3着2、着外2

 こうして見ると、イン選手が壊滅的な敗北を喫したわけではなかった。3連対率は昨日と同じ。ただ2、3着が圧倒的に増えたのだ。これは昨日の当欄でも書いたことだが「インの2、3着をどう拾うか」という命題に行き着く。やはりイン選手を含めたボックスに妙味があるような気がしてならない。ちなみに、軍資金の乏しい私はボックスまで手が届かず、イン選手を含めたワイド作戦を試行してみた(←笑ってくださいな。でも、意味としてはボックスと同じなんです)。イン選手+狙い選手の1点買いを6レースやって3的中。配当は300円~480円で、一応これだけならプラス収支だった。どこかで潤沢な資金ができたら、ボックスでがっつり勝負してみたい。

④コース別勝ち数…①2②0③2④6⑤1⑥1

2009_0624_0409  今日は4コースが強く、「戸田はセンターを買え」の典型的な1日ではあった。そんな中、この2日間で唯一のアウト6コース勝ちを決めたのが11Rの菊地孝平だ。得意の出し抜けトップSスリットから委細構わず絞り込み、インの辻を回してから強烈なまくり差しハンドルを入れた。この男はいつでもこれがある。パワーは良くて中堅上位までだと思うのだが、天性のS勘と思い切りのよさは脅威。今日のMVPは服部と菊地に贈りたい。ちなみに私はこの11Rで1-6のワイドを千円買って370円×10の配当をゲットしたのだが、3連単6-1-4が26110円と聞いた瞬間、舟券が外れたとき以上の虚しさを感じたのだった。ワイドなんか買ってる場合じゃなかったぁ(涙)。

⑤独断パワー診断

2009_0624_0951  昨日、節イチ指名した飯山泰は1、6号艇でそれぞれ2、3着と一息だったが、評価を下げるつもりはない。道中の追い上げは見所たっぷりだったし、あの行き足はセンター戦でもっとも威力を発揮すると思っている。明日の12R4号艇が試金石だ(内に今村豊、外に服部で役者は揃った!)。
 2日目を終えての番付は

★S(節イチ)…飯山泰
★A(上位)…服部幸男、岡本慎治、今村豊、石田政吾、太田和美、湯川浩司
★A'(中堅上位)…白井英冶、渡邉英児、川﨑智幸、佐々木康幸、今垣光太郎、坪井康晴

次点…菊地孝平、丸岡正典

 2009_0624_0076 ほとんど昨日と同じだが、いつでもどこでも出す坪井が仕上がりはじめランクイン。特に伸びが大幅アップして、Aにしてもいいくらいだろう。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

THEピット――最後の最後まで

 今日も今日とて、最後の最後まで試運転を続ける男、木村光宏。雨が上がり、晴れ上がった午後の戸田競艇場、気温も上昇するなか、時間が許す限り水面を駆け巡る木村には、どうしたって頭が下がる。
2009_0624_0580  ただし、今日は木村ひとりが試運転に励んでいたわけではない。まず11R前まで走っていたのは、烏野賢太、福田雅一。烏野の髪は汗に濡れ、福田の額もきらきらと光を反射している。二人と僕は同じ世代なだけに、わが身をかえりみれば、烏野と福田の前に顔を出すことすら恥ずかしい。
 12R発売中には、早めの時間に横西奏恵が水面からボートを上げた。汗ばむ奏恵ちゃんは、なかなか艶めかしい。
2009_0624_0471  その時点で、水面をブインブイン走っているのは、木村、重成一人、森高一真。組み合わせを変えて足合わせをしたり、単走で疾走したり。
 突然、気づいた。3人とも香川支部だ。ピットでも、会話を交わしている姿を何度も見かける彼らが、今は水面で彼らにしかわからない言葉を使って“会話”をしている。……さらに気づく。福田も香川支部ではないか。今節は三嶌誠司も含めて5名が参戦している香川の、うち4人が遅い時間帯まで試運転をしていたわけだ(三嶌はその頃、整備室だった)。
2009_0624_0457  またまた気づく。烏野と横西は徳島ではないか。そうなのである。午後の戸田水面は、四国地区に占領されていたのだ。讃岐うどんと渦潮が戸田を席巻していたのだ(違うか)。
 まあ、単なる偶然なのだろうし、実は作間章も11R中に走ってはいたのだが、それでも何らかの意味を見出したくなる、四国オールスター大集合の図、だったのである。

2009_0624_0037 今日も今日とて、最後の最後まで整備を続ける男、守田俊介。昨日も時間をかけて大整備をしていた守田は、今日、3Rが終わったあとも本体整備をしており、9R後にもまた整備室にこもった、というわけなのだ。お前は今垣光太郎か! と言いたくなるほど、整備室のヌシ化している。今垣が「整備の鬼」なら、守田は……「整備の小悪魔」に決定。H記者も笑ってくれたので、ぴったりのニックネームなのであろう。小悪魔は12R発走の直前まで整備を続けていたのだが、明日は少しは上向いているだろうか。
2009_0624_0321  最後の最後までペラ調整を執念深く続けている男もいた。12Rが終わり、エンジン吊りも終わって、選手たちが三々五々、控室へ戻っていくなか、装着場にはトンカンとペラを叩く男が響いていた。ん? こんな時間までペラやってるのは誰だ? ペラ室をそーっと覗き込むと、目に飛び込んできたのは「Do one’s Best」と書かれたTシャツの背中。服部幸男だ!
 今日は9Rで驚異的なマクリ勝ちを見せて、2戦2勝と最高のかたちで予選前半を乗り切った服部。機力に不安はない、というより、かなりいい部類のはずである。だというのに、服部はペラ調整をやめるつもりはいっさいない、のだな。これこそが、服部の言う「ベストを尽くします」なのだろう。有言実行と簡単に言うけれど、まっとうするのはたやすいことではない。それを自然体でやってのけるあたりが、服部の強さなのだと思う。

_u4w2494  最後の最後にピットを爆笑を生む男だっている。
「お前、帰れよぉ。帰れよぉ」
 飯山泰をつかまえて、なぜか帰郷を強要する男。その場にいた検査員さんには、
「こいつ、帰るらしいよ」
 とニセ情報。飯山は、何言ってんですか、てな感じで笑っている。
 こんなふうにはしゃいでいる男といえば、今村豊しかいない。元気一杯、今村豊。笹川賞では川﨑智幸に「お前のせいで差された」といちゃもんをつけたり、差した菊地孝平には「2割よこせ」と不当な要求をして笑わせていたミスター競艇。今日の標的は、飯山泰でありました。
「お前、帰るだろ? な? 帰れよぉ」
 と、いつまでも飯山に帰郷を迫る今村。ついには
「帰ってくれよぉ」
 と懇願になってしまった。飯山も、ミスター競艇流のジョークに、ただただ笑うしかなかった。もちろん、帰れと言っている間じゅう、今村の顔にはいたずらっ子のような微笑が浮かんでいる。
 それにしても……今村がここまでからかうということは、飯山を気にいっているのと同時に、その超抜クラスの機力を認めているんでしょうね。

2009_0624_0123  というわけで、最後の最後までピットにいましたが、ひとつ気になるのは12Rで転覆してしまった吉川元浩。救助艇から上がってくると、普通に自力で歩いていたから、ひとまず無事と考えてよさそう。太田和美に「大丈夫?」と聞かれて「大丈夫」と返していたから、このリベンジは明日にでも!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

“本紙予想”2日目終盤

すいまっしぇーーーーん。アップが大幅に遅れてしまいました。ちなみに、7Rは1-23-全、8Rは1-43-全でありました。外れてましたね。というわけで、駆け足で9R以降を。

9R 
今垣が強烈な行きアシで連勝。服部との一騎打ちか。
◎今垣 ○服部 
3連単3=4-全

10R 
魚谷は是が非でも逃げ切りたい一閃。白井が差して追走。。
◎魚谷 ○白井 ▲渡邉 △飯山 
3連単1-246-全

11R  
辻に逃げ切れるアシはある。菊地が前付けすれば、ヒモ本線。
◎辻 ○菊地 ▲松井 △白水
3連単1-653-全

12R
湯川が3連覇にさらに前進。坪井が自在に捌いて追走。
◎湯川 ○坪井 ▲平石 △岡本
3連単1-426-全


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――涼しいのはいいのだけれど

 いやはや、天気がころころ変わるグラチャン、である。昨日は好天、今朝は雨、そして11時頃に雨は上がって、空も明るくなってきた。気温はかなり下がっており、ピットが快適なのはありがたいが……。
 選手には本当に気の毒としか言いようがない。当然、今朝も慌ただしい時間を強いられているからだ。整備にペラに試運転に。なかなか気が休まるヒマがない。
_u4w1650 2Rで大敗を喫してしまった横西奏恵が、着替えを終えると即座に装着場に下りてきて、モーターの本体を外した。今日は2R1回乗り、このまま整備室にこもるのだろうか。表情はそれほど暗くないが、しかし整備には力が入る。いろんな選手から「あいつは女じゃない。男と考えなければやられる」と聞いたものだが、たしかにまるで違和感はない。
 3R後には、横西の隣に守田俊介がやってきた。昨日に引き続き本体整備か。9Rにもう1走あるから、時間がそれほど残されているわけではない。昨日以上に激しく時間を費やすことになるのだろう。
_u4w1755  試運転係留所へと下っていく階段を、何度も松井繁が往復しているのを見かけた。エンジン吊りが終わると、颯爽とした足取りで係留所へ。やがて階段を上ってきて、ペラ室へ向かう。その間に階段付近をフラフラしていたら、ペラを手にした王者と鉢合わせとなって、思わずたじろぐ。挨拶を交わしてすれ違ったあと、その行動の素早さに感服させられるのであった。
2009_0622_0719  競技本部付近にある掲示板に移動すると、ほえ、またまた松井がやって来た。岡本慎治とともに覗き込んだのは、天気予報。しばし会話を交わして、再び係留所のほうへ向かっていった。レースの時間帯の天気予報を確認したのだろうか。
_u4w1826  その後も、ひっきりなしに選手が掲示板にやってきては、天気予報を覗き込んでいた。山崎智也は、師匠である廣町恵三さんと一緒に予報を確認して、真剣な表情で語り合っていた。その少し前にリードバルブ調整をしている姿を目撃していた渡邉英児も、清々しい表情でやって来る。菊地孝平、濱村芳宏といったあたりの姿も見た。
_u4w1906  印象的だったのは川﨑智幸。他の選手より長めに予報に見入っていて、その場を離れるときにはノボリにバシッとパンチを叩きこんだ。戸田ピットはあちこちに標語の記されたノボリが立っていて、掲示板の周囲にも「あ!危ない!伏せて放って事故回避」などのノボリが何本もある。そのうちの1枚に、川﨑はパンチ一閃。その意味は不明だが、ノボリがなければやはり何かにパンチを入れていたのだろうか?

_u4w1626  というわけで、ただただ「みんな忙しそう」「そしてみんな天気を気にしている」と言うしかなかった午前のピット。そんななか、湯川浩司が思いつめるような表情でペラを磨いていたのも印象的な光景だった。先入観があることを否定はしないが、やはり一人、別の空気の中に身を置いているように思えてならないのである。(PHOTO/中尾茂幸(岡本) 池上一摩(それ以外)TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

H記者の『穴・極選ブラック』2日目

 昨日は……前検でA指定した5選手の中で、唯一2連対のなかった木村を極選に抜擢したHです。憲吾どの、この博才のなさをお許しください。今日はもちろん10Rの飯山を狙いたいところですが、多くのスポーツ紙で「飯山!」の大見出しが踊っております。6号艇でもかなりの人気になるとみて極選指名はしません。狙うは超無理筋の9R。

 9R
 ①石川真二
 ②濱村芳宏
★③今垣光太郎
★④服部幸男
◎⑤守田俊介
 ⑥吉村正明

進入123/456

 昨日から5、6着とまったく振るわない守田。ピストン2本、リング8本(4本×2回)、クランクシャフト2回、キャブレター……ワースト級の前検から物凄い整備が続いています。どれくらい凄いか、ちょっとここでは書ききれないほどの大手術の連続なんです。その結果、今日の3Rはずるずる後退しての6着。とても買える材料はなさそうですよね。でも、3Rの最大の敗因は1マークのターンミスで、私の目には出足と伸びがかなり上向いているように見えました。ならば、得意のS一撃のチャンスだけはいつでもあります。この9Rも行き足のいい服部が豪快に仕掛けてくれれば、ごっつあんマクリ差しのチャンス。バックで先頭に立ってしまえば、命からがらに生き延びるはず。相変わらずターン回りはワーストなので、1マークでもつれたら3着もないでしょう。勝ちか大敗か、アタマ狙いの一発勝負です。自力で仕掛ける服部と今垣へ。

3連単★5-34-全


| 固定リンク | コメント (3) | トラックバック (0)

本日の“本紙予想”グラチャン2日目

おはようございます。Kです。昨日はイン5勝。戸田にしては、インが強い傾向にありましたね。天候が変わってどう流れが変わるのかはなんとも、ですが、それでも今日もイン主体。それでは本日もまいりましょう。

1R 
伸びはいい笠原がカド一撃。丸岡のアシ色も上々。
◎笠原 ○丸岡 ▲秋山 △吉村
3連単4-621-全

2R 
石川が動けば、横西のカド戦に展開利あるか。山口との連動本線。。
◎横西 ○山口 ▲重成 △森永
3連単3-421-全

3R 
飯山が軽快に逃げ切る。倉谷らの前付け入れて横澤が自在に続く。
◎飯山 ○横澤 ▲平田 △倉谷
3連単1-345-全

4R 
田村が減点帳消しにすべく逃げ切り決める。魚谷が外から捌いて追走。。
◎田村 ○魚谷 ▲赤岩 △佐々木
3連単1-625-全

5R 
菊地のイン戦は信頼度絶大。今垣が強烈に追走して迫る。。
◎菊地 ○今垣 ▲白井 
3連単1-45-全

6R 
岡本のイン戦も信頼度はかなりのもの。王者はもちろんヒモにするが、本線はあえて作間。
◎岡本 ○作間 ▲松井
3連単1-32-全

 後半は後ほどアップします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2日目! 雨です

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、2日目を迎えました。昨日とは天候が変わり、本日は雨。空には重い雲が垂れこめており、気温はやや下がっているようです。

2009_0622_0457 昨日、笠原亮とすこし話したのですが、「服部さんがよさそうですねえ」と師匠のアシ色を絶賛しておりました。確かに昨日のマクリはお見事の一言。本日の注目選手として、その走りに期待したいと思います。(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

戸田グラチャン 初日ダイジェスト

 今節は新ルールを踏まえつつ、「今までのSGと何がどれだけ変わったか?」を検証していきたい。

①進入コース…枠なり8本

2009_0623_0208  コース取りだけを考えると、まったく拍子抜けの1日だった。枠なりは8本。他の4レースは変動があったわけだが、3Rの③重成や4Rの②丸岡がピットアウトでドカ遅れしてアウトに回るなど、積極的な変動とはいえない。唯一、⑤上瀧が2コースを奪った6Rだけが「前付けレース」であり、他の11レースは基本枠なりと同意義だったな。
 こうなると、今までのSGと何ら変わりがないのである。イン選手は120~130mの浅い起こしで2、3コースは150mブイ起こし。これでは、いくらマクリ水面の戸田でも、ダッシュ勢の破壊力が半減する。

 2009_0623_1265 それはレース結果にもはっきり反映されていて、今日ダッシュ勢で勝ったのは、まさに上瀧が動いた6Rのみ!(白井の4カドまくり) 他の11レースはすべてスロー勢が制してしまった。ある意味では簡単な結論である。
「前付け艇がいればダッシュが生き、枠なりならスロー勢が有利になる」
 新ルール=センター勢が有利と思われているが、緩い枠なりなら以前のSGと何も変わらない。むしろ、余計な先入観がある分だけ、インからの配当が妙味になる。明日以降も「前付け艇があるかないか」を的確に見極めることが、的中への近道になるだろう。
 それにしても、直近の若松GIでは「枠なりが72レース中たったの15本!!!!」という大乱戦だったのになぁ。きっと明日も基本枠なりが多いのだろうが、勝負駆けが増えれば増えるほど進入も荒れはじめる。この傾向はルール更新後に顕著であり、3日目あたりからダッシュ勢の活躍が目立ちはじめるだろう。
 明日の要注意レースは
★3R…⑤倉谷が動けば⑥三嶌も……?
★5R…早くも勝負駆けの⑥原田がじっとしているか?
★6R…④江口⑥川﨑が不気味。
★7R…④上瀧、どうする?

 スタート展示がある程度の参考になるはずだが、新ルールになってから「スタ展は死んだふりで本番ゴリ押し」という知能派も増えた。過信は禁物ですぞ。

②決まり手…逃げ5、差し2、まくり3、まくり差し1、抜き1

2009_0623_0718  逃げ5本はSGとしては水準、戸田水面としては多すぎという感じか。先にも書いたが、今日のレースはルール変更前のSGとほぼ同じ流れだったので、見慣れたバランスになった。もちろん進入が乱れれば乱れるほど「まくり」や「まくり差し」が増えるので、今日の傾向が最終日まで続くとは思っていない。
 で、今日の平穏水面で目を引いたのは、スローからセンターまくりを決めた飯山泰と服部幸男だ。スロー水域から楽イン選手をマクるのは簡単な仕事ではない。スリットからの行き足がしっかりしている証であり、それは戸田のようなマクリ水面では「Vにもっとも近い足」ともいえる。明日以降もこの2選手の動向はしっかりチェックしておきたい。

③イン成績…1着5、2着5、3着0、着外2

 一言で片付けるなら「インが強かった」わけだが、もっと新ルールが影響するレース(前付けなどによる深イン)が増えると、イン選手の勝率が下がって2・3着率がアップする。今日は3着がゼロだったが、明日以降は「マクられ残して3着」といったケースも増えるだろう。そんなイン選手を舟券でどう拾うか、も新ルール後の課題だと私は思っている。1号艇(イン選手)を絡めたボックス。そこに妙味があると踏んでいるのだが、どうだろうか。明日からも随時実験的にボックスを買ってみるつもりだ。

④独断パワー診断

 昨日の推奨レーサーたちの成績は
★A(上位)…今村豊③②、岡本慎治②、服部幸男①、石田政吾①、太田和美②⑤、木村光宏③④
★A'(中堅上位)…平田忠則④、飯山泰①、石川真二④、魚谷智之④、赤岩善生④、白井英冶①、川﨑智幸③③

 ゴンロクがほとんどなかったのは自慢だが、見立て違いもあった。特に暫定の節イチに推し、穴・極選ブラックでも本命にした木村が実戦では中堅まんまの足色(すいません><)。平田、魚谷、赤岩も平凡な気配だった。実戦を踏まえた上で、補正番付を記しておく。
★S(節イチ級)…飯山泰
★A(上位)…服部幸男、岡本慎治、今村豊、石田政吾、太田和美、湯川浩司
★A'(中堅上位)…白井英冶、渡邉英児、川﨑智幸、佐々木康之、今垣光太郎

2009_0623_1287  とにかく飯山の行き足はヤバかった。元々スリットの足を重視するタイプなのだが、今節は初日からバッチリきてしまったようだ。今日のひとマクリは単なるスタート勝ち(飯山が07で内の江口が22)のように見えるけれど、スリットのほんの直前までほとんど同体だったのだ。いくら江口がアジャストしたとしても、あの飯山のスリット前後の行き足は凄すぎる。一瞬にして両隣を置き去りにする足。こんな足を持ったときの飯山は本当に強い。この戸田での地区選を制したときのように! 他の足は未知数でも、この水面でこんな好物のパワーがあれば、もうそれで大暴れは約束されたようなもの。選手との適正も含めて節イチに推す。
2009_0623_0821  今日のレースを見て上位級に抜擢したのが湯川。昨日も「中堅上位はあるかな」とは思っていたのだが、ドリーム戦のバックで5番手から粘りに粘って3着まで押し上げた足を高く評価する。ただ、湯川がいちばん欲しいのは飯山と同じスリットからの行き足で、それはまだかなり不足していると思う。最終日までにそのパワーを出しきれるか、が3連覇への分岐点になるだろう。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――夏のような暑さ

 暑い! ピット内の温度計は32℃を表示。夏、である。湿度が50%前後に下がっているため、まだ耐えられるが、体重100kg超の身にはやはりこたえる。午後最初に顔を合わせるなりアーネスト・ホーストばりの膝蹴りを入れてきた永田磨梨奈キャスターが「今まで記者席にいた? いいなあ」と羨む。いやいや、記者席でのPCとのにらめっこもなかなかツラい、と言いたくもなるが、たしかにまあ冷房は利いている。これからMB記念まで、記者席を出る際には決心が必要となってくるのだなあ……と、思いを馳せる夏の午後、なのであった。
 そんななかでも、選手たちは慌ただしく動きまくっているのだから、自分の泣き言が恥ずかしくなる。整備室は満員御礼、水面にはモーター音が轟く。それがSG初日の当然の光景とはいえ、暑いの寒いのわめくことなく、勝利への道を探し続ける彼らにはやっぱり敬意を抱く。
2009_0623_0972  11R発売中は、試運転組が続々とピットに引き上げてきて、ちょっとしたラッシュの様相を呈していた。名前をざっとあげれば、烏野賢太、白水勝也、横西奏恵、原田幸哉、重成一人、森高一真。狭いピットに一斉にボートが上がってくれば、一気に混雑感がマックスになる。ベテランも若手も、男も女も、汗だくになって水面を走り、陸の上でも走る。この6人が、それぞれにエンジン吊りをし合って、上気した顔が右へ左へと行き来していた。
2009_0623_0750  これで試運転組はすべてか、と思ったら、そうではなかった。12R発売中のことだ。控室へと続く階段の踊り場で、飯山泰がこちらにペコリと頭を下げた。我々は、信州の男。艇界に数少ない同郷の士である我々が顔を合わせれば、そこは一気にアルプスを望む山間の空気となる。……なんてことは別にないんだけど、ともかく会釈を交わし合って、お互いニコリ。と、飯山が何かに気づいたように水面に目をやって、目を細めたのであった。
 飯山が気づいたのは、モーター音。12R発売中だというのに、まだ試運転を続けている選手がいる! 飯山の素振りでそうと気づいた僕も、飯山に背を向けて水面に目を向ける。係留所の屋根の隙間から見えるボートには、「木村」というプレートがついていた。
2009_0623_0231  木村光宏。この光景は、実はSGではほぼ毎節、ヘタすりゃ毎日、目にするものだ。試運転タイムのトリを務めるのは、木村である割合が非常に高いのである。というわけで、意外でも何でもなく、「やっぱりか!」ということになるわけだが、それでもようやく試運転を終えてヘルメットを脱いだ顔から玉の汗が流れおちるのを見れば、やっぱり頭が下がろうというもの。木村光宏は、SGクラス屈指の勤勉な男、なのである。
2009_0623_0309  ちなみに、最後にたった一人、試運転を終えた木村だったから、装着場には他の選手の影がなく、それを見て全速ダッシュで駆けつけてエンジン吊りを手伝ったのは、気になる山崎智也であった。「智也くん、ありがと!」と笑う木村を見つつ、呼び捨てじゃなくて、くん付けで呼ぶんだ~、と余計な感想を抱いたのであった。

2009_0623_1220  整備室の混雑ぶりもハンパではない。7Rだったか8Rのあとに記者席に戻って来たチャーリー池上カメラマンが、「(守田)俊介が三つ割の整備をしてますよ」と報告。三つ割とは、クランクシャフトの大整備なのだが、それを聞いて俊介を息子と呼ぶほど愛する畠山酋長が「くわ~~~~、エンジンひどいもんな~~~」としかめ面を見せたのだが、それはともかく。その大整備は、12R発売中まで延々と続いていたのであった。ハッキリと確認はしていないのだが、おそらくはクランクシャフト交換をしていたと思う(明日の直前情報をご確認ください)。そりゃあ時間がかかる大整備、午後の時間いっぱいを使っての悪戦苦闘になるのも無理はない。なんとか整備を終えたあとはギアケースを調整し、さらにペラ調整にも向かっていて、俊介も相当に勤勉マンと化す初日の午後、だったのである。整備室は冷房も入っているとはいえ、快適さなど少しも感じていなかっただろう。
2009_0623_0930  そのすぐ横では森高一真が、本体整備。さっき試運転を終えたばかりなのに、残されたわずかな時間にも整備せずにはいられなかったらしい。で、その光景を眺めていたら、超興奮するシーンに遭遇してしまった! やはり本体整備をしていた上瀧和則が心配そうにのぞき込み、アドバイスを送り出したのだ。森高&上瀧! 伝説の06年蒲郡周年の優勝戦で、鳥肌が立つほどの進入争いを演じて、伝説を作った二人。そのツーショットだなんて、興奮せずにおれようか。
2009_0623_0176  上瀧の整備を眺めていたら、相当に微細で繊細で微妙な部分を丁寧に調整している様子であった。どの部分かと訊かれたら、僕には「わからん」と応えるしかないような、本体内部の細かい部分のようだった。モーターについてはそれなりに勉強したつもりだが、それでも何をしているのか具体的にはわからなかった。ただ、かなり神経を使っているだろうなあ、と想像できるほど、上瀧はただならぬ集中力だった、のである。そうしたなかで、後輩が苦しんでいると見れば、アドバイスに向かう。なかなかできることではあるまい。他の選手からもたびたび、上瀧の兄貴分っぷりを聞かされてきたが、その姿を見てなるほどと膝を打った。これが上瀧の男らしさ、なのである。

2009_0623_0343 さて、12Rはドリーム戦。今垣光太郎に追いつめられるシーンがありながらも逃げ切った松井繁は、レース後、ド迫力のオーラを発散しつつ、瞳をキリリと厳しく光らせていた。機力に満足し切っていないということもあるのか、勝ってなお笑わず。これもまた、王者の姿、である。
2009_0623_0797  印象に残ったのは、魚谷智之だ。道中、湯川浩司に逆転されて4着。湯川の機力勝ちのようにも見えたが、抜かれた魚谷にしてみれば、不満だらけのレースだっただろう。エンジン吊りに立ち会って、ボートとモーターが片付けられると、矢も楯もたまらんといった感じで、魚谷は水面のほうに走りだした。ボートリフト付近からは対岸のビジョンが見えるのだが、ここからリプレイを見ようというのだろう。カポックを脱ぐのは後回し、とにかく早く何が悪かったのかを確認したい! 追いたてられるかのように、魚谷はとてつもない瞬発力でリプレイを見に走りだしたのである。結局、魚谷の視界にビジョンが入った時には、3周1マークを回ったところが映し出されており、お目当ての場面には間に合わなかった。魚谷も、あぁ、とため息をついて、控室へと方向転換していた。しかし、魚谷のまっすぐな思いが具現化されたシーンに、僕は覇王の覇王たるゆえんを見たような気がした。この姿が、魚谷の強さの一端を間違いなく表わしている。
2009_0623_1350  で、ドリーム戦で「あんまり言われるんで腹立ってきた」と冗談めかした、3連覇を狙う湯川浩司。原田幸哉に「あれで届くんだ?」と魚谷逆転のシーンを振られて、なぜか顔をしかめていた。それを僕は、「そうなんです、すみません、エンジン出てて」と解釈したいと思う。偉業達成の確率がいくらか上がった初日、だったのではないか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――湿気がうらめしい

 前検日とは一変した気候。日差しが出て、この湿度。相当に暑苦しい。それもあってだろう、選手たちは相当に忙しい初日を過ごしている。顔を合わせるなり沢村忠ばりの膝蹴りを入れてきた永田磨梨奈キャスターも、ピットレポートの取材がなかなか思うように進捗しないと嘆いていた。選手がこれだけドタバタと慌ただしく動いていると、コメント取りで捕まえるタイミングは非常に難しくなってくるのだ。
2009_0622_0259  エンジン吊りを終えた湯川浩司を捕まえようと、整備室に向かう途中で声をかける。湯川はたった1枚のプロペラを、季節や競艇場に関わらず、調整しながらずーーっと使い続ける男なのだが、今節は試運転の段階では持ち込んだ3枚すべてを試しているという。その変化を知りたいと思って、エンジン吊り後をチャンスと睨んで捕まえた、という次第なのだが、しかし……湯川の足はまったく止まろうとしない。何しろ狭い戸田ピット。あっという間に整備室の入口に辿り着いてしまった。「ようするに、3枚のなかから1枚を煮詰めていくってこと?」「はい、はい」というやりとりが精一杯。その真意を聞き出すことはかなわなかったのである。湯川は急ぎ足で本体整備に取り掛かっており、1分でも1秒でも惜しいのであろう。湯川のような動きをしている選手は、それこそ視界に飛び込んでくる選手すべて、といっても過言ではないほどだ。ちなみに、湯川は声をかけたときには「また3連覇の話?」と思ったのか、やや警戒しているふうだったが、そうではないと知ってホッとしたか、言葉少なでありながらも笑顔を見せてくれている。
2009_0622_0492  2R後、苦虫をかみつぶしたような顔であらわれた森高一真は、開口一番、「出てない」。本体を整備して少しは上向いたかと聞くと、出てくる言葉はやっぱり、「出てない」。重症のようだ。森高も、その後は慌ただしく動いた一人。工具を手にボートに向かうと、本体を手早く取り外す。整備室では整備士さんにアドバイスをもらいながら、整備をしている姿があった。今日一杯、整備室と水面を往復する森高を見ることになるのだろう。
2009_0622_0404  森高の隣では、田村隆信も本体を整備していた。こんなところで銀河系の同期会? いやいや、湯川が時折、森高にアドバイスを求めるくらいで、無駄口など叩いているヒマなどない3人である。その横には、今垣光太郎の姿も。整備の鬼、登場だ。それぞれが裸になった相棒を前に、パワーアップの方向性を模索している。
 ほかにも、松井繁や魚谷智之のドリーム組を含め、幾人もの選手を整備室で見かけた。こりゃあ、ペラ室もさぞかし……と移動して覗き込む。
2009_0622_0555  あら。思わず声に出して言ってしまった。ピンクのブルゾンがひとつしか見えないじゃないか。トーキョー・ベイ・パイレーツのユニフォームを着た作間章が、ペラをこつこつと叩いている姿しかないのである。こりゃ珍しい。ペラ室が満員御礼で整備室には1人2人、という光景のほうが当たり前のSGのピット。逆転現象が起こっている今日というのは、外野としては貴重な風景を見ることができた不思議な日、なのである。選手たちは大変でしょうけどね。

2009_0622_0643  ところで、2Rで烏野賢太が転覆、巻き込まれた佐々木康幸も失格という事故が、早々に起きてしまった。レース後、烏野は特に痛そうなところもなく、装着場に姿をあらわしているが、佐々木が少し足を引きずり気味だったのが気になるところ。レースには出られそうなので、たいしたことはないのだろうが、気をつけて頑張ってもらいたい。
2009_0622_0477  4Rに自分のレースを控えているというのに、烏野や佐々木のフォローをしていた選手班長の平石和男。地元はたった一人、というのは、こうしたケースでも負担となってくるわけである。右に左に駆け回りながら、こちらの顔を見ると「原稿、届いてた?」とBOATBoyの連載の締め切りをも気にかけてくれたりして。そんななか、4Rは逆転で1着! さすがに戸田水面の通るべき道をよく知っている。落ち着かない環境の中でもしっかり結果を出しているのだから、さすがとしか言いようがない!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

“本紙予想”グラチャン初日後半

 どもKです。今、隣でH記者が某氏からお仕置きを受けていて、大笑いです。ガハハハ~。そういう私も決して威張れたものではない。後半も同じスタンスでいきましょう。

7R 
好気配岡本が、自在に構えて抜け出す。原田が連動して続く。
◎岡本 ○原田 ▲佐々木 △作間
3連単2-316-全

8R 
アシいい木村がきっちりと逃げる。飯山の全速戦に注意。
◎木村 ○飯山 ▲坪井 
3連単1-35-全

2009_0622_05419R 
倉谷が動けば、辻に展開の利があるか。横澤の逃げ残しにも注。
◎辻 ○横澤 ▲福田 △寺田
3連単3-126-全

10R 
今村が行きアシ活かして逃げる。服部がマクリ、マクリ差しで追走。
◎今村 ○服部 ▲平石 △太田 
3連単1-346-全

11R  
エース機・山崎が渾身の逃げで初戦突破。カドから攻める吉川が注。
◎山崎 ○吉川 ▲田村 △平田
3連単1-423-全

12R ドリーム戦
2009_0622_0170 松井が機力立て直し王者の逃げ。濱野谷のマクリ差しも怖い。
◎松井 ○濱野谷 ▲魚谷 △湯川
3連単1-346-全


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

蝶野がいっぱい?のグラチャン開会式

 06年笹川賞にはメイドが登場、07年グラチャンはよく覚えてないけど女王様コスプレのような方が登場、戸田のイベントには定評があるわけですが、今回の開会式もなかなかでしたね~。
2009_0623_0009  まず、選手全員がグラサン&マントでずらり勢ぞろい。しかも、腕を組み、客席を睥睨するという念の入れようであります。グラチャンのポスターに登場している蝶野正洋のコスプレなんですかね? それともグラサンとグラチャンで韻を踏んでる? 違うか。マイクの前に立つ直前にグラサンとマントは外してしまったのだが(湯川のみ、最後まで外さず)、森高一真あたりはばっちりハマっていて、けっこう笑えました。ちなみに、ドリーム戦インタビューで、松井繁が「僕しか似合ってないと思いました」と言ってましたぞ。
 さらに登場順がグラチャン出場回数順というのも目新しかった。トップバッターは、グラチャン初出場で登番がもっとも若い山口剛。そしてトリは、最多出場の太田和美と濱村芳宏! 新鮮な開会式、堪能させていただきました。

2009_0623_0034 木村光宏
木村クオリティで気合入れて頑張ります。

※木村クオリティって何? 私は勝手に「コースは動きまくって、コーナーでは握り潰す」と解釈して、期待させていただきますぞ。

渡邉英児
30代最後のSGなんで、40代につながるよう頑張ります。

※男は40から! 

赤岩善生
最近とにかく絶不調ですが、諦めない走りだけは貫き通したいと思います。

※男・赤岩、相変わらずのカッコ良さです!

2009_0623_0079 白水勝也
51番目で出場できました。

※ぜひとも、50人抜きの1番目で帰れることを願っておりますぞ。

魚谷智之
そろそろやりたいです。

※そろそろSG優勝を見たいです。

2009_0623_0108 烏野賢太
このままではただのおっさんになりそうなので、一生懸命がんばって、ごっついおっさんになりたいと思います。

※ただのおっさんって……。ごっついおっさん・レーサー・烏野で、GTU。おぉ、グレートだぜ。

2009_0623_0112 今村豊
昨日が誕生日でとうとう48歳になりました。名人戦の資格を得ましたけど、まだまだ若い者には負けません。

※ほんと、若い者には負けないレースしているミスター競艇には、最敬礼しかございません!

川﨑智幸
これでも頑張ってます。

※ちょっとちょっと……もちろん頑張ってますよ、川﨑選手は!

江口晃生
今回は大学のことを忘れて、選手・江口晃生のフルポテンシャルを見せたいと思います。

※フルポテンシャルを見せるのもそうですが、選手に集中できる時間を楽しんでください!

2009_0623_0127 上瀧和則
ここはインコース利かんらしいけど、頑張ります。

※カッコいい! つまり、動きまくるってことですよね。ね?

 独断と偏見のベスト3は③烏野②今村①上瀧でいかが?(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

H記者の『穴・極選ブラック』初日

 新ルールに突入してから平和島を中心にプラス収支をキープしているHです。憲吾どの、ご心配をかけましたが「一応、笹川賞の優勝戦が当たったから」っていうことでなんとか続投を許されました。極選ブラックとして生まれ変わりつつ、足掛け2年の大穴を召し取る所存です。何がブラックなのか、本人もわかってないっすけど。
 さあ、挨拶代わりに軽~くいってみましょう。「初日(特に前半レース)は大勝負を控えろ」の鉄則もあるので、今日は4Rをバラ券でちょこっと。狙いはもちろん前検横綱です。

4R
 ①寺田 祥
 ②丸岡正典
★③平石和男
★④赤岩善生
 ⑤笠原 亮
◎⑥木村光宏

進入123/456か1236/45

 昨日スリットからの行き足と伸びがバカによく見えた木村。アウトコースの利く戸田ならいきなりの大穴もあると思います。地元の平石か4カド想定の赤岩が握って攻めたときに展開が生まれるはず。5コース名人・笠原のマクリ差しもかなり脅威ですが、パワーまかせに笠原を超えてくれればバックで突き抜ける足なんです。きっと。相手はコースを熟知した平石と、やはり前検の気配がよかった赤岩へ。

3連単★6-34-全

 今節もよろしくお願いします!!


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

本日の“本紙予想”グラチャン初日

 4週間のご無沙汰でございました。Kです。グラチャンがいよいよ開幕であります。戸田といえば、取材班にとって準地元の水面。H記者ともども、意地にかけても奮闘する所存ですので、今節もどうぞよろしくお願いいたします。
 さて、戸田といえば全国屈指のイン受難水面。あるいは、全国一のマクリ水面と言ってもいいでしょう。24場でもっとも幅員の狭いコースということもあり、1Mで内コースが相当に窮屈な態勢となる。一方、センター勢はまっすぐ走れば1マークに接近できるという利があって、スリットから伸びるし、のぞけば一気に攻めていける。24場すべてが違うプールとはいえ、相当に特殊な水面なのであります。
 しかし!“本紙予想”はイン主体を貫く所存でございます。センターが売れるなら、相対的にインは美味しくなるはず。また、BOATBoy7月号によれば、グラチャンというレース自体がイン有利の傾向があるSGであり、事実2年前の戸田グラチャンでも50%に迫るイン1着率だったのであります。新ルールが施行されたこともあり、ふだんよりは他コースにもシフトいたしますが、基本はイン主体で勝負する所存でございます。

2009_0622_02611R 
作間が渾身のベイパ逃げ。センターから川﨑が自在に攻める。
◎作間 ○川﨑 ▲森永 △吉村
3連単1-324-全

2R 
烏野が3コースから賢太スペシャル。松本が逃げ残す。
◎烏野 ○松本 ▲佐々木 △森高
3連単3-164-全

3R 
太田が安定感のある逃げ見せる。動く江口を入れて重成がカドから自在に続く。
◎太田 ○重成 ▲原田 △石田
3連単1-342-全

4R 
木村の進入によって展開変わりそう。平石がセンターから地元の利。
◎平石 ○寺田 ▲木村 △笠原
3連単3-165-全

2009_0622_0425 5R 
山口がイン速攻で逃げ切る。6コースでも伸びる今村が本線。
◎山口 ○今村 ▲秋山 △白水 
3連単1-654-全

6R 
上瀧が動いて深めの内水域となるか。白井のカド戦が威力増しそう。
◎白井 ○渡邉 ▲山崎 △横西
3連単3-165-全

 後半は後ほどアップします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

初日! 歴史的グラチャンになるか!?

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦、本日より開幕です! 今日の関東地方は気温上昇の予報。30℃を超えるとのことです。戸田にいらっしゃる方は、熱中症などに気をつけてくださいね。もちろん、全国の皆様も。選手も昨日とは気候が変わって、調整が大変だろうなあ。

2009_0622_0247 さて、このグラチャンではやっぱり、この人の歴史的偉業が果たされるかに注目して、予選を見守りたいものですね。同一SG3連覇に挑む湯川浩司です。そりゃあ、楽ではありません、この記録を達成するのは。それでも、湯川はきっぱりと「狙う」と言った。実現できなくとも、そうした思いを抱えて戦うことが尊いと思うのです。本日はドリーム6号艇。ここがひとつの試金石となるでしょう。まずは12Rの湯川に注目です。(PHOTO/中尾茂幸)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

THEピット――汗だくの前検

 ドリーム戦の共同会見を聞いていたら、「新ペラ」「夏に向けてペラを作らないと」というようなコメントを何度か耳にした。プロペラも衣替えの季節、なのだ。
 何しろ、ピットは立っているだけで汗が滲んでくるほどの湿気、である。温度計を覗き込むと、湿度89%! 気温が24℃である分、まだ不快度は低いが、これで気温が上がればピットは蒸し風呂のようになるだろう。ただでさえ24場屈指の狭さである戸田ピット。汗だくの自分を想像するだけでゾッとする。
2009_0622_0345  今年初のSG参戦となった三嶌誠司がモーターを装着していたので、ご挨拶をと駆け寄る。振り向いた三嶌は、うわっ、まさしく汗だく。顔中に玉の汗が浮かび、しずくが次から次へと落ちていく。それ以前にピット内を駆けずり回っていたのであろう。日常の動作以上の動きをすれば、たちどころに汗が噴き出すのである。思わず頭が下がる。
「今節は気合入れて、頑張るでぇ~」
 汗だくの笑顔、である。今のところ、今後のSG出場はMB記念だけしかメドが立っていない。それだけに、少ないチャンスを確実にモノにしなければならないのだ。だから、今節は気合が入る。ひと味違う三嶌誠司を見せてほしい。

2009_0622_0329  掲示板の前では、田村隆信、丸岡正典が何かを覗き込んでいた。そこに木村光宏も加わって、貼り出されている白い紙を指さしながら、何かを確認し合っている。3人がバラけたあと、こっそり覗きに行くと、インターネットの天気予報をプリントアウトしたもの。この時期、やはり天候は大きな関心事となるのだ。ただでさえ、気象条件に左右されるモーターという“生き物”は、湿度が高まると途端に回転が上がらなくなったりするという。あぁ、厄介な時期のSG、グラチャンよ。ちなみに、示されていた週間予報は軒並み「曇り」もしくは「雨」。湿度の高い一節となりそうだ……げっ、予想最高気温が30℃を超えている日が3日もある……。
2009_0622_0203  この掲示板の前には、その後も選手が入れ替わり立ち替わり。いちばん最後にスタート練習を終えた今節最年少の山口剛も、モーターを格納したあとは佐々木康幸らとチェックに余念がなかった。山口は髪を短くして戸田にやってきたが、こんな季節だから、その短髪が爽快ではある。
2009_0622_0549  そうそう、その山口のエンジン吊りで、ちょっとした事件があった。中国地区の選手たちが山口のボートを取り囲んで、ピットの奥に運ぼうとしていたときのことである。舳先を持って先頭を切っていた白井英治が、ボートリフト前方の広場と装着場の境目で、すってんころりん! あらまぁ~。背が高く、選手としては大柄な白井だから、その転び方にも迫力があって、目立つ目立つ。中国地区の選手は一斉に笑い、師匠の今村豊は弟子を大笑いでからかっていた。「ここで、こう一回転することによって、軸がウンヌンカンヌン……」とわけのわからん解説だか照れ隠しだかをまくしたてる白井を、辻栄蔵が「はいはい、わかったわかった」と軽くあしらうと、さらに爆笑が巻き起こる。白井選手、陸の上で転ぶなんて、水の上で転ぶよりはずーーーーっとマシじゃないっすか。今節の転び収めとして、水面ではド迫力のターンを!

2009_0622_0169  意外な光景を見た。試運転が始まった頃に整備室をのぞくと、今垣光太郎の姿が。これはいつものことで、モーターを受け取った今垣はまず徹底的に点検を行なう。そして、スタート練習ギリギリまで続け、水面に出るのはいつもいちばん最後のほう。試運転でその姿を見ることはほとんどない。
 ところが、今日の今垣はかなり早い段階でモーターをボートへと運んだのだ。正確に計測したことなど一度もないが、感覚的には30分は早いように思う。彼の場合は、そこからがまた長く、モーターの装着も相当に入念に行なうのだが、それでも着水したタイミングはこれまた相当早い。なんだかいつもの光ちゃんとは違うのである。
 ドリーム戦共同会見では、機勝率なりの手応えがあったことを表明している。表情は決して暗くはなく、むしろ明るかった。会見だというのに、機歴を確かめるためにテーブルを離れて記者さんの席に降りて来てしまったあたりは、光ちゃんらしさか。だとするなら、今日の行動の早さはポジティブな材料と考えていいのではないだろうか。
2009_0622_0591  ドリーム会見といえば、池田浩二がネガティブな発言に終始していた。手違いで、プロペラが届かなかったそうなのだ。手元にあるのは、もともと数合わせ程度に考えていたペラで、3年前の古いものだったり、使ったことがないものだったり。「今節はおとなしくしてます。期待しないでください。すみません」と、半ば白旗をあげるような発言まで飛び出たのだから、思わず同情してしまった。もちろん、競艇は何が起こってもおかしくはない。そんな池田が勝ちまくる可能性だってないわけではないのだ。どこまで巻き返すことができるかには気を配っておきたい。

2009_0622_0575  最後に、3連覇が話題の湯川浩司。今節の主役であり、3連覇はメインテーマ。どうしたってその話題は避けて通れないし、注目が集まってしまうのは仕方がない。そんななかで、「もちろん狙っていきます」と断言した湯川は、腹を据えて、心に決意をたたえて、このグラチャンに臨んでいる。共同会見では、ほとんどの選手が「湯川君が出てる」とコメントしたように、前検としては上々の様子。本人はまだ満足はしていないようだが、調整力には秀でた男だけに、おおいに期待はもてるだろう。
 会見後、今村豊と何やら神妙な表情で話し合う湯川の姿があった。内容はまるで聞こえてこなかったが、ただならぬ表情が少し気になった。そういえば、今村も同一SG2連覇の経験者(ダービー)。ミスター競艇が経験したエキスを吸収して、夢の3連覇への後押しにしてほしいと思った。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

H記者の『グラチャン・前検を斬る!』

 いま、前検が終わりました。私なりのパワー診断を記しておきます。まず、モーター抽選でも取り上げた複勝率上位選手の気配はどうだったか。

複勝率上位モーター
2009_0622_0510 ①41号機→ 山崎智也…服部にやられ気味で、まだ引き出しきれていない印象。B
②20号機↑ 岡本慎治…出足バッチリ、インからしっかり伸び返す。伸びも上々。A
③1号機↓ 平田忠則…寺田より強めで中島と一緒。中堅上位くらいの迫力。A'
④10号機→ 石田政吾…伸びソコソコだがスタ練で強烈な出足を披露。怖いぞ。A
⑤58号機→ 渡邉英児…池田に勝って湯川にやられる。まだ中堅ちょいか。B
⑥3号機→ 濱野谷憲吾…ほとんどマトモに足合わせせず、不明。?
⑦36号機→ 重成一人…田村と合わせて一緒の気配。サンプル少なく未知数。?
⑧16号機↓ 秋山直之…これも足合わせで見当たらず不明。?

2009_0622_0240  ってな感じでありました。まあ、試運転では機歴ほどの力強さを見せなくても、レース本番で底力を発揮するのがこのクラス。明日の初日は実戦足をしっかり見極めるつもりです。
 前検でよく見えた選手は……
★A(上位)…今村豊、岡本慎治、服部幸男、石田政吾、太田和美、木村光宏
★A'(中堅上位)…平田忠則、飯山泰、石川真二、魚谷智之、赤岩善生、白井英冶、川﨑智幸
 この中から節イチ級Sを選びたいのですが、前検ではちょっと把握しきれませんでした。暫定なら、行き足と伸びの両方で凄みを感じた木村光宏でしょうかね。明日の実戦&特訓などで、さらに振るいにかけることにします。

2009_0622_0580 前検タイム上位10
①森永 淳 6・48
②飯山 泰 6・49
③木村光宏 6・52★
④田村隆信 6・53
⑤平尾崇典 6・54
 重成一人
 佐々木康之
 菊地孝平
 丸岡正典
⑩作間 章 6・55
 笠原 亮

 この時計の信頼度は50%もありませんね。なぜなら、今日の試運転は前半(ドリーム組と2992今村~3779原田幸哉まで)と後半(3822平尾崇典~4205山口剛)とで1時間ほど間を置いて行われ、後半はかなり強いホーム向かい風(バック追い風)が吹いたのです。だから、木村を除く10選手はすべて後半組。後半だけのデータとしては活用できますが、全体の時計として考えるのは危険です。むしろ、そんな中で3位に食い込んでいる木村光宏はやはり怖い存在といえるでしよう。念のため、前半組の上位タイムも記しておきましょうか。
前半組の上位5
①木村光宏 6・52
②岡本慎治 6・58
 松井 繁
 横西奏恵
⑤今村 豊 6・59

 続いてワースト時計は
ワースト5
①石川真二 6・77
②原田幸哉 6・71
③服部幸男 6・70
④江口晃生 6・69
 守田俊介

2009_0622_0574  やはり、全員が前半組でした。同じように後半組のワーストも出しておきます。
①平田忠則 6・68
②湯川浩司 6・66
③吉川元浩 6・64
 池田浩二
⑤山口 剛 6・63

 A'にした平田の遅さも気になりますが、もっと気になって仕方がないのが湯川のオーメンタイム。足合わせはソコソコ戦える気配に見えたのですが、直前インタビューで「前検から初日の伸び具合でシリーズの良し悪しが決まる。伸びなきゃまるで話にならない」とのコメントも……こんな時計で3連覇は大丈夫なのか、湯川!???


| 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)

エース41号機は山崎智也の手に!!

2009_0622_0142  12時20分頃から競技棟の2Fでモーター抽選会が行われた。畳敷きの詰め所で選手たちが思い思いに雑談している。正座、胡坐、片膝付き……みんなリラックスしているようだが、選手班長の平石和男がモーター番号を読み上げると歓声やら溜息やらが漏れる。寺田祥が「40」を引くと、「おぉ、惜しい~」の声。1年間せっせと働き続けてきた戸田モーターたちの出世頭は41号機。やはり、選手にとっても垂涎のパワーなのだ。
2009_0622_0145  その「41」の声が聞こえないまま、淡々とガラポン機は回り続ける。抽選が半ばに達した頃、いきなりフラッシュとシャッター音が乱れ飛んだ。湯川浩司。グラチャン3連覇への第一関門だ。湯川は拍手を打ってからゆっくりガラポンを回し、「45」の声を聞いて少し首をすぼめた。おそらく狙いの数字があったのだろう。湯川はテーブルに貼り付けられたモーター履歴表の1点を5秒ほど見つめ、ちょっとおどけるように笑った。引いた45号機は複勝率38・5%。お目当てとは違っても、十分に戦えるエンジンではある。

2009_0622_0185 「よんじゅういち!」
 平石の高い声がさらにオクターブ上がったのは大詰めの頃。その数字を引き当てたのは、山崎智也だった。
「おお~~ぅ!」
 みたいな歓声が飛び交う。エース機と知ってか知らずか、智也は満面の笑みでその歓声に応じた。まあ、例によって満面の照れ笑いってな感じだけど。デヘヘヘっぽい笑顔に、チラリと気合の眼光が入り混じったのを、私は見逃さなかったぞ。今節の智也は、かなり手強いとみた。
2009_0622_0194  最後にガラポンを回したのは紅一点の横西奏恵。いくらガラポンを回しても出てくる玉は決まっているのだが、奏恵ちゃんはくるくると何度も回して、それから智也と同じようなデヘヘヘ笑顔を作った。引いた6号機はモロ中堅級だが、その潜在パワーと軽量の利を最大限に引き出して、奏恵ちゃんは51人の屈強な男たちと渡り合う。
 さてさて、気になるモーターと持ち主をピックアップしておこう。

複勝率上位モーター
①41号機→ 山崎智也
②20号機↑ 岡本慎治
③1号機↓ 平田忠則
④10号機→ 石田政吾
⑤58号機→ 渡邉英児
⑥3号機→ 濱野谷憲吾
⑦36号機→ 重成一人
⑧16号機↓ 秋山直之

 矢印は各種の情報を網羅した近況の好不調バロメーター。いちばん怖いのは、絶好調の20号機=岡本慎治かも?(Photo/中尾茂幸、Text/H)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

選手到着! 一番乗りは……

2009_0622_0005  グラチャン一番乗りは、濱村芳宏! いや、まあ一番乗りだからどうということもないのだが、通常、地元の若手選手が一番乗りになるケースが多く、しかし今節の地元はベテランの平石和男のみ。誰がいちばん最初にやってくるのかなあ……とあれこれ想像していた次第である。そこにあらわれた、濱村芳宏! 鳴門の重鎮に神々しさを感じたものでありました。どうやら徳島支部は一緒に戸田入りしたようで、ほとんど間を置かずに烏野賢太、横西奏恵もあらわれた。というわけで、鳴門渦潮軍団が1等賞! レースでもたくさん1等を獲ってくださいね。

2009_0622_0007 これに続いたのは、気になる山崎智也。おぉ、今日の智也はお早いご到着だ。なぜか私服で登場だったのだが、バカでかい荷物をいくつも転がしてきたあたり、群馬から自家用車での戸田入りだったんですかね。智也から20分ほど遅れて到着の江口晃生は、奥様の運転する自家用車にてやって来たので、群馬から戸田はそういう選手が多いのであろう。そういえば、桐生には埼玉の選手が車で乗り込むのをよく見たな。
2009_0622_0045  で、江口選手は皆様ご存知の通り、あの桑田真澄と同級生の現役早稲田大学院生! 入学後初のSG参戦ですね。「もう~、課題が終わらないんだよね~」と学生らしい言葉というか愚痴を残して、荷物検査に向かいました。

2009_0622_0030  このあとは、続々と競艇場入りする選手たち、順番どおりにメモするのも不可能になってきた。
 気になったのは濱野谷憲吾で、うがっ、ヒゲが生えてる! いわゆる口ひげとアゴひげがあって、ヒゲ面の憲吾は初めて見たぞ。中尾カメラマンが「俺のマネしてる」とふざけたことをぬかしたのだが、そんなわけねえだろ。私のマネしたに決まってるじゃないですか、ねえ? というわけで、しばし中尾カメラマンと殴り合いになったのでありました(ウソ)。
2009_0622_0054  王者・松井繁も早めの到着。この人の姿を見ると、「SGが始まるなあ~」という感慨が生まれてくる。その松井が、「おぅ、おはよう!」と声をかけたのが……同期の服部幸男! 服部も「おっ、おはようさん!」と返して、ピットが64期色に包まれた。いやはや、笑顔を交わし合う二人を見てたら、ふにゃ~、幸せだにゃ~。当たり前のことなのだが、後輩たちは松井に対して、背筋を伸ばして「おはようございます」。でも服部は「おっ、おはようさん!」。いいなあ、この関係。二人の信頼感とか絆みたいなものが、ハッキリと形になって見えたような気になりました。

2009_0622_0091  もう一人、注目はやはり湯川浩司であります。前年度覇者にして、前々年度覇者でもある。そう、昨年はグラチャン2連覇を達成した湯川です。そして、今年は3連覇に挑む。同一SG3連覇を達成した選手は、過去に……ゼロ人! そうなのです、湯川はこのグラチャンで前人未到の大記録に挑むのであります。
 とはいえ、まさか競艇場入りの段階から緊張感に包まれているということなどないわけで。それでも引きしまった表情で、笑顔もなし。決意のほどは見えるわけであります。
 皆様、このグラチャンは、艇界に新たな歴史を刻むシリーズになるかもしれない! 湯川の走りとともに、歴史の目撃者になれることを期待しましょう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

戸田です!

おはようございます。取材班、ただいま戸田競艇場に到着いたしました!……といっても、福岡在住の中尾カメラマン以外は地元地区ですから、三々五々集まったんですけどね。それでも戸田公園の駅でチャーリー池上カメラマンと会い、競艇場入口では中尾カメラマンともばったり。同時の競艇場入りとなったのだから、不思議なものです。

というわけで、取材班は本日より、ここ戸田競艇場から第19回グランドチャンピオン決定戦の模様をお伝えしてまいります。今節もどうぞよろしくお願いします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)

さあ、グラチャン!

本日、関東地方は雨。梅雨ですね~。ジメジメしますね~。イヤですね~。そんな気分を吹っ飛ばす、グランドチャンピオン決定戦がいよいよ開幕します!

23日に開幕して優勝戦は28日。舞台は戸田競艇場です。日本一幅員が狭く、日本一インが弱い水面。果たしてどんな展開が待っているのか……湯川浩司の史上初同一SG3連覇の偉業も懸かっていますよ!

もちろん、取材班は明日の前検から現地取材・更新を行ないます。取材班にとっては地元地区、すでに明日に向けて気合入れてます! 皆様、戸田グラチャンもどうぞよろしくお願いいたします!


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)