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ボートレース特集 > 2009モーターボート記念
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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優勝戦 私的回顧

激差し!

12R優勝戦
①松井 繁(大阪)12
②山崎智也(群馬)17
③池田浩二(愛知)16
④赤岩善生(愛知)20
⑤白井英冶(山口)18
⑥笠原 亮(静岡)22

進入123/456

2009_0830_r12_0880  池田が勝った。
 スリット~1マークでは、王者・松井がトップSから圧勝するムードだった。が、その艇尾に怪しい毒矢が飛んでくる。2コース智也のツケマイ。スタートでわずかに後手を踏んだ智也には、ふたつの選択があった。差すか握るか。常道は「差し」だ。が、相手はイン戦の鬼神である。差しの気配を察知すれば、すかさず減速して智也の差し場を完封する。
 智也は握った。見えない位置から飛んでくるツケマイは、インにとって厄介な存在だ。松井はこの毒矢にどの時点で気づいただろうか。とにかく、かなり早い段階で松井も握り返した。1マークをしっかり噛んだターンではあったが、毒矢を振り払った代償として艇が流れる。王者の圧勝ムードから、一転して波乱含みになった。1、2号艇がやり合って内のスペースがぽっかり開く。外の4艇にとって垂涎のスペース。誰がこの黄金空間を制するか。4艇が殺到する。が、スタートが一息だったダッシュ勢には、鋭角に突き抜けるだけのマイシロがなかった。赤岩と白井が同じタイミングで握り、接触して流れた。笠原の差しにも迫力がない。ただ1艇、その黄金空間にもっとも近い位置にいた池田が、ターンマークをえぐるような絶妙の差しハンドルでその空間を制圧した。
2009_0830_r12_0906  が、これでまだ勝負は決したわけではない。体勢を立て直した松井が外から伸びる。内外離れての伸び比べ。スタンド騒然。両者がともに近づいて併走になり、決着は2マークに持ち越された。もっとも逆転の多い2マーク決戦。池田がブイを目指し、松井がまたわずかに開く。そしてハンドルを入れる。早いし、速い! 私の目には、その舳先がズッポリと突き刺さる逆転の航跡が見えた。
 やっぱ王者か!?
 思った瞬間、松井の艇はふんわりと外に流れていた。流れたのではなく、流したというべきか。差そうとした狭い空間に、後続の艇が続々と突進してきたのだ。ハンドルを切り返してそれらを回避したとき、池田は3艇身先を全速で突っ走っていた。このとき、池田浩二の通算4度目の、そして総理大臣杯に続く今年2度目のSG制覇が決まったといっていいだろう。決まり手は「差し」というより「激差し」だ。松井だけでなく、池田もまた智也のツケマイにハッとしたことだろう。不利な体勢の2コース選手は、SGでも8割がた差しを選択する。池田の予測もそんな比重だったはずだ。野球のバッターでいうなら、「次の投球は、内角球が8割で外角が2割か」みたいな。そこに、外角の直球が来た。なかなかそんなボールには、手が出しにくいものだ。が、池田は、まるで外角球を読んでいたかのように迅速かつシャープにバット(差しハンドル)を振り抜いていたのだ。卓越した動体視力、そして智也が2コースでたびたびツケマイを選択する選手だと知っての柔軟な対応力。それらが相まって、あの素晴らしい激差しが生まれたのだろう。もし判断がコンマ1秒でも遅ければ、バック直線で間違いなく松井が突き抜けていた。

2009_0830_r12_0932  私はときどき、池田を見ていて「イチローに似ているなぁ」などと思うことがある。今日、悠々とゴールに向かう彼の姿を見ながら、また同じことを思った。競艇レーサーにはさまざまなタイプがいるが、池田浩二は飛びぬけた身体能力を誇るスーパーアスリート。そんな私の勝手なイメージが、より強く脳裏にインプットされる激差しだった。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――ストレートに伝わってくる感情

 こんなにも、レース後に渋い顔ばかりを見た優勝戦は初めてではないだろうか。
 5名の悔恨が渦巻く、SG優勝戦直後のピット。それでも、サバサバしている者もあれば、充実感が伝わってくる者もあり、必ずしも重苦しいばかりではない。胸の内に負の感情を燃やしていたとしても、人は笑顔になれるものだし、それはSGレーサーも同じこと。悔しさを紛らしているのか、本当にやることはやったのだと納得しているのかは人それぞれでも、これまでのSG優勝戦ではいつもいくつかの笑顔を見てきたと記憶している。
 しかし……。
_u4w5882  いちばん印象的だったのは赤岩善生だ。表情が凍りつくというのは、こういうことを言うのだろう。硬直しているとしか言いようがない、動きのない顔つきは、正視するのもためらわれるものだった。それがこの一戦に懸ける思いの大きさをあらわしてもいるのだが……。レースを終えてからモーターを返納するまで、赤岩の表情は痛々しいほど、ほぼ固まったままだった。
 真っ先に返納を終えたのも赤岩である。まるで辛酸をすべて吹っ切るかのように「ありがとうございました!」と野太く大きな声で言い放ったものの、表情はまだ変わらない。取り返しのつかないことをしでかしてしまったかのように、赤岩はただただ顔をフリーズさせたまま、ピットに背中を向けて去って行ったのだった。
_u4w5893  白井英治のツラそうな表情も忘れられない。返納のあとに整備室内のモニターを見上げた顔つきは、沈痛の一言。その周りを菊地孝平と坪井康晴が囲んだことから、一瞬、笠原亮の落水に絡んだのかと勘違いしてしまったほどだ。つまり、そういう顔を白井はしていた。この世の後悔をすべて背負ってしまったかのような表情、である。
 これまでに白井の優勝戦での敗戦には何度か立ち会っている。だが、ここまで苦渋の表情を見た記憶はない。SGにもっとも近い男と言われ、自覚もし、何度も王手をかけて、今日以上にチャンスの豊富な局面もあったはずである。だというのに……たぶん今まででもっとも悔しい敗戦だったというのか。それとも……。
_u4w5903  白井が事故に絡んだというなら、むしろ山崎智也である。その智也もまた、蒼ざめたような表情を見せていた。転覆し、救助艇で帰って来た智也は、係留所に降りながらもなお救助艇のなかを覗き込んでいる。落水し、同じ救助艇で運ばれてきた、笠原亮を気にかけていたのだ。「笠原くんに迷惑をかけた」とのコメントがあるように、二人の転覆と落水には因果関係があった。それが智也の胸を強く締めつけた。笠原は、救助艇から担架で運ばれているのだ。敗戦への悔恨より、罪悪感が心を占めたとするならば、智也もまた気の毒である。
_u4w5805 笠原は、救護室に運ばれたあとは、自力で起き上がっている。本当は救助艇からも自力で降りたかったようだが、左臀部あたりを打撲しているようで、うまく起き上がれなかったようだ。救護室から出ても、尻のあたりを気にして歩きにくそうにしている。「なんか、大袈裟になっちゃってすみません。大丈夫ですよ」と口にはするものの、しかし痛々しい……。笠原は、足をひきずりながら整備室に向かい、関係者に謝罪をして回っていた。
 整備室から戻った笠原と、智也が競技棟の入口で顔を合わせた。智也は、ものすごく悲しそうな表情で、笠原に頭を下げた。笠原としてはまったく禍根は残していないだけに、否定するのに必死だ。しかし智也は、「迷惑かけちゃって」と言葉を重ねた。笠原が、こちらこそすみません、と言いながら控室に向かう。智也は心配そうに、笠原の後ろ姿を見ていた。

_u4w5885  そうしたなか、切り替えがもっとも早かったように見えたのが、意外なことに松井繁だった。ピットに戻ってきた際の顔には、ハッキリ言って、たじろいだ。ヘルメットの奥で、憤怒の表情をしていたのだ。明らかに、敗戦に対して憤っている。もちろん、自分に対して、なのだろう。ヘルメットを脱いだ時には、鬼の形相は消えていたが、僕は間違いなく王者の怒りの表情を目の当たりにした。そしてビビった。
 ところが、モーター返納をしていた松井は、湯川浩司らと語らいながら、笑顔すら見せていたのである。もちろん、心からの笑顔というわけにはいかない。苦笑混じりとなるのは、当たり前だ。だが、SG優勝戦で敗れたときの松井は、いつだって一人、悔恨を噛み締めていた。それを思えば、少し不思議な光景だと僕は訝しく思った。僕はしばらく、今日の松井の様子については考え込むことになるだろう。そして、これも王者の理由を知る手がかりになっていくのだと思う。

_u4w5911  最後に、勝った池田浩二。当然のことながら、ただ一人、歓喜に頬をほころばせていた男である。ウイニングランから戻ってきたあとは、ひたすら笑顔だったし、原田幸哉とハイタッチしたあとは、「ツイてた」とばかりに口元に手を当てて、噴き出し笑いのような仕草も見せていた。もともと池田は勝利時の感情表現はストレートな男。それが仲間を笑顔にすることをよく知っていて、エンターテインメントとしてそうするのだ。準優1着後も、派手なガッツポーズで周囲をも笑わせていたが、この優勝戦後もようするに原田を笑かそうとしていたのだと思う。
_u4w5907  そんな振る舞いは、当然、見ているこちらにも気分を伝播させる。それまでツラそうな顔ばかり見ていた僕は、そのときようやくピットを後にする決心がついたのだった。
 とにかく感情がストレートに伝わってきた。勝者も敗者も。そんな優勝戦だった。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の「今宵、ホワイトスターとなれ!!」予想

 さあ行こう、優勝戦。こっそり3Rに辻絡みのボックスで万太郎を獲り、なんとか優勝戦へ食いつないだHです(4Rも極選指名に、とも考えたのですが、あまりベタベタ貼るのも見苦しいと思って却下しました。全国推定5人の極選ファンの皆さん、ほんに今節もチグハグなレース選択ばっかりでしたね。すいませんっっ><)。この優勝戦もとことん穴に徹します! 本命も含めてシッカリガッチリ狙いたい方は、我が最強の敵(とも)しげ爺さんの予想欄を参考にしてくださいまし。

12R優勝戦
①松井 繁(大阪)A
②山崎智也(群馬)A
③池田浩二(愛知)A+行き足◎
④赤岩善生(愛知)A+回り足◎
⑤白井英冶(山口)S
⑥笠原 亮(静岡)A

進入123/456

 1-2が売れて当然ですが、そう簡単に行った行ったの鉄板レースになるかどうか。池田の行き足が素晴らしく、握って攻めそうなこと。外枠2艇に強烈な飛び道具(一撃まくりやまくり差し)があること。誰かが松井に鈴を付けに行けば、展開は瞬く間に崩れる。智也が差した瞬間に握る池田か、コンマゼロ台まで踏み込むと宣言している白井か。私は白井を狙います。S力はもちろん、昨日濱野谷を2マーク大逆転で負かした足(回り足というより、バックで引き波を何度も往来しながら、それでも憲吾に引き離されなかった実戦足)も出色。パワー的に大差のない優勝戦の中、わずかに白井が抜けているとみます。
 コンマゼロ台全速のSを決めて、自力で攻める。
 これを実現すれば、「SGにもっとも近い男」という有難くない名を返上できる。昨日からの白井には、大仕事をやらかしそうな気配がぷんぷん漂っています。
今宵、星(スター)となれ。
 他の5選手はみなSGを制したスターですからね。このキャッチコピーは、白井にこそ相応しい。ヒモが実に難解なので、2連単総流し勝負。道中でくるくる回れる赤岩への5-4を厚めに買ってみます。あ、それから「今宵」の語呂合わせで3連単5-4-1だけ少々w

2連単★本線5-4、押さえ5-1236


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“本紙予想”MB記念優勝戦

さあ、優勝戦です。イン主体なんです。主体と言うか、ラスト3レースはインで押し通すんです。

10R 特別選抜B 
山本がイン逃げ決めて有終の美を飾る。瓜生がカドから自在に続く。
◎山本 ○瓜生 ▲飯山 △川上 
3連単1-456-全

11R 特別選抜A    
菊地が準優のリベンジとしっかり逃げる。重成が最終走で闘志こもる。
◎菊地 ○重成 ▲松本 △濱野谷
3連単1-542-全

12R 優勝戦 
山崎は2コースからのツケマイがある。これが波乱の芽となり、悩むところではある。それでも、松井が受け止めて逃走すると見て本命視。ヒモは外からの強攻が妙味か。
◎松井 ○白井 ▲笠原 △赤岩
3連単1-564-全

今節もお付き合いいただき、ありがとうございました。


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THEピット――6日目は特別であって特別でない

_u4w5612 1Rを勝った湯川浩司に、井口佳典がからかうように声をかけて笑う。「なんで最後にウンヌンカンヌン……」、ハッキリとは聞き取れなかったが、最終日に1着獲りやがって的な会話のようだった。
 2Rで敗れた平山智加が、放心状態にも似た表情で立ち尽くしている。最後の最後まで不本意な成績。やるせない思いと悔しさとちょっとした解放感と、いろんな思いが渦巻いているのだろう。
 やはり2Rで敗れた森高一真は、自艇のカウリングに寄り掛かると、大汗をかきながらジッと何かを考え込んでいる。激しい陽光などまるで意に介することなく、眉間にしわを寄せて、一点を見つめて動かない。
2009_0829_0083  3Rを勝った三井所尊春に上瀧和則が歩み寄って声をかけると、三井所は嬉しそうに目を見開いて耳を傾けた。大先輩にほめられるのが嬉しくて仕方がない、といった感じの明るい笑顔。
 最終日、優勝戦出場メンバー以外の者たちも、精一杯戦い、さまざまな感情でレースを終える。すべての先入観を取っ払えば、この日が予選道中だといっても信じるだろう。たったの6名だけが特別な戦いに挑む、6日間のなかでもっとも特殊な一日とはいえ、ピットに渦巻く勝負模様は何も変わりはないのだ。

 だからこそ、6名の動き、醸し出す空気はひときわ特別性をもって、見る者に伝わってくるのかもしれない。
2009_0829_0172  笠原亮が、ペラ室に閉じこもって調整に励んでいる。ただし、今日はペラ室の奥のほうにある、工作室というべき場所に笠原はいた。ここで主役となる道具はハンマーではなく、ヤスリなどの工具。通常、ここで選手の姿を見るのは中盤戦が圧倒的で、ペラを大胆に叩き変えて活路を見出そうとしている場合が多い。そこに、優勝戦の朝(というか昼)からこもっている笠原亮。彼はどんな決意をして、その場に身を置くことを決めたのか。
_u4w5129  赤岩善生は、モーター装着を時間をかけて行なった後、整備室の住人となった。装着後、なのだから、本体整備のわけがない。赤岩が始めたのはペラ磨き。壁際のテーブルに腰かけて、一心不乱にペラを愛撫する。以前、笠原が「ペラを磨くと何が違うか? 気持ちが違います」と語っていたことがある。赤岩も、気持ちを完全に仕上げるために、その作業を選んだのか。刻一刻と精悍さを増していく表情は、磨き上げられたペラの翼面にどう映し出されていたのだろうか。
_u4w5603  こちらの姿に気づいた瞬間、白井英治は目を見開き、そして笑った。会った途端の白井がこんな表情を向けてくれるのは、初めてのような気がする。今日の僕には、使命があった。白井の“弟子”であるH記者が、メモ用紙に白井へのメッセージをしたため、それを託されていたのだ。白井にそれを渡すと、白井の笑顔はさらに深く、明るくなった。H記者は、白井への思いを“詰将棋”のかたちで表現していたようだった。白井が「この詰将棋、わかります?」と嬉しそうに僕に見せる。それから、この詰将棋の要点がどこにあるのかを、白井はイキイキと解説してくれた。ほほぉ、と感心するこちらに、白井は頬にキュッと力を込めて、言った。
「しっかり伝わりました」
 H記者の思いが悲願につながるなんて、そんなことはありえないけれども、白井の決意に何らかの後押しをした、くらいのことは言ってよさそうである。

 装着場で姿を見たのは、以上外枠3名である。
_u4w5453 山崎智也には、競技棟への入口で顔を合わせた。どうやらエンジン吊りからの帰りらしく、そのまま控室へと向かっていたようだった。
 目が合ったので、どもっ、と小声で挨拶をする。智也は口元に微笑をたたえて、ぺこりと会釈を返した。ただし……智也はなぜか、目をそらした。悪い意味でそらしたのではない(と思う)が、少しだけ気になるそぶりであった。智也と言葉や挨拶をかわしたことは何度もあるが、たぶん初めてのことだったと思う。
_u4w5410  松井繁は、いつも通りの堂々とした振る舞いである。こういうのを王者の態度というとか、やはりオーラが違うとか、言おうと思えば何だって言えるけれども、あえてそういう書き方はやめておこうと思う。それくらい、いつも通りの松井であったし、もはや特筆するようなことではないだろう。
_u4w5523  で、ついぞ姿を見ることができなかったのが、池田浩二である。チャーリー池上カメラマンによれば、キャスターさんらに取材を受けていたというが、僕はそれを見落としてしまっている。結果、いちども池田を視認できなかったのである(ようするに、作業は早い時間にはまだ始めていない)。もっとも余裕がある……などと決めつけるわけにもいかないが、不気味であることはたしかだ。(PHOTO/中尾茂幸=三井所、笠原 池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』最終日

 4日目から丸坊主が続いているHです。今節の極選◎もすべてゴンロク、水面を這い続けてきました。とても一変できるようなリズムではありませんが、最後も恥のかき捨てで無理筋の穴を狙ってみましょう。プリンセス智加ちゃんで。

2R
①横西奏恵
②森高一真
③間嶋仁志
④石川真二
⑤平石和男
⑥平山智加

進入1234/56か241/356?

 複勝率25%の圧倒的ワースト機に苦しみ続けた智加ちゃん。最後まで舟券に絡めずに終わるムードですが、パワー自体は箸にも棒にもかからない初日・2日目よりは格段にアップしています(それでやっと中堅に毛が生えた程度ですけど…)。1マーク~道中でも少しずつ強気に攻めていく姿勢が見えてきました。地元の意地と、水神祭を挙げたいという強い思いを今のパワーに上乗せすれば、最後の最後に大穴の片棒を担げるはず。石川、平石がS慎重なので、エイヤッの気合でその上を全速で握ってみなさい、智加ちゃん!
 相手はFで常に人気の盲点になっている石川。この46を軸に横西、森高へのBOX勝負。
3連単★146、246BOX

 ふたつめの極選レースに指名する予定の優勝戦予想は、9R頃にアップします。
 


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優勝戦出場選手インタビュー

2009_0830_0010 午後1時30分より、優勝戦出場選手インタビューが行なわれました。6選手それぞれに大きな声援が集まり、場内は早くも盛り上がってますよ~。個人的に気になった部分を赤字にしますが、どう気になったかは皆様のご想像にお任せしますです、はい。(K)

_u4w5340 1号艇 松井繁(大阪・優先出場)
アシ色がいいので、レースに集中している。今年のSG優勝戦の中では? そりゃあ一番いいですよ。今までが悪かったのでね。全力で頑張って優勝しますので、ご声援のほどよろしくお願いします。

_u4w5348 2号艇 山崎智也(群馬・施行者希望)
(07年賞金王シリーズ以来のSG優出)まあまあ長かったです。最近はペラが合ってきているので、いいエンジンも引かせてもらったし、自分のレースができそうです。スタートは1艇身くらいで安定しているので、もう少し踏み込んでいきたい

_u4w5351 3号艇 池田浩二(愛知・常滑推薦)
丸亀とは相性がいいですね(初SG制覇の地)。昨日はじめてチルトをゼロにしたらたいしたことなかったので、今日は下げていきます。理想の展開は、握っていく感じの、マクった感じの、マクリ差す感じで。

_u4w5370 4号艇 赤岩善生(愛知・施行者希望)
今がいちばんいいベストの状態で。P離れで出ればひとつでも内に。出るとは思ってないですけど。4コースならカド。乗り心地は抜群なので、それを落とさないように、他の部分も。サムライと言ってもらってますけど、たいしたハートをもってないので、今日は本物のサムライになって、絶対王者の松井さんを倒したいと思います。

_u4w5373 5号艇 白井英治(山口・徳山推薦)
自信をもっていこうと思ってます。乗った感触は良くはないけど、気持ちは自信をもって。自分が先手を打てるスタートを行くことが先決だと思ってる。昨日はコンマ09、それくらいは行かないといけないでしょうね。

_u4w5382 6号艇 笠原亮(静岡・施行者希望)
感触は充分です。Sは昨日はよかったので大丈夫です。展開は行ってみて考えます。判断はちょっと失敗しているので、失敗しないように。

(PHOTO/中尾茂幸=全体 池上一摩=個人)


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本日の“本紙予想”MB記念6日目

 ども。Kです。昨日はやはりH記者の追いかけてきた面々がなかなかに活躍しておりましたね。実は、これこそが「H記者の見立て上手、舟券ベタ」を顕著にあらわしていることなのですね。本日も予備校軍団に注目しつつ、いつも通りのイン主体で。

1R 
上瀧の前付けあるが、湯川がしっかり逃げ切る。宮武の意地走も怖い。
◎湯川 ○宮武 ▲村田 △丸岡
3連単1-235-全

2R 
横西が逃げて最終日に今節初白星。石川のアシが堅調。
◎横西 ○石川 ▲森高 △間嶋
3連単1-423-全

3R 
三井所が動けば、アシ上々の松本に捌く展開。辻も展開突けるアシ。
◎松本 ○辻 ▲岡崎 △田村
3連単2-615-全

4R 
三嶌がラスト走で前付けか。ならば飯山が伸びて内を飲み込む。木村の意地にも注意。
◎飯山 ○木村 ▲三嶌 △山本
3連単2-154-全

5R 
川上がきっちり逃げて準優のリベンジ。カド戦の今垣も脅威。
◎川上 ○今垣 ▲重成 △菊地
3連単1-425-全

6R 
森高の進入がカギとなるが、中島がイン主張して逃げる。カドになる坪井が捌き追走。
◎中島 ○坪井 ▲森高 △平田
3連単1-562-全

7R
H記者が節イチと確信する瓜生が楽に逃げ切る。丸岡とのダービー再現に期待したい。
◎瓜生 ○丸岡 ▲濱野谷 △秋山直
3連単1-243-全

8R 
魚谷ががっちりとイン逃走。F後だろうと井口には注目。
◎魚谷 ○井口 ▲横西 △湯川 
3連単1-356-全

9R 
原田がラスト走を渾身逃げ。H記者が追いかけた石田を大本線に。
◎原田 ○石田 ▲今垣 △篠崎 
3連単1-234-全

 特別選抜戦、そして優勝戦は後ほどアップします。


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6日目! 今宵、星となるのは!?

2009_0829_1271おはようございます。モーターボート記念、いよいよ最終日、優勝戦の日を迎えました。本日は衆議院選挙の投票日でありますが、もちろん日本のゆくえを見守りつつ、モーターボート記念のゆくえをもアツく注目いたしましょう! 選挙に投票したら、モーターボート記念の舟券投票をガッツリと!  今宵、星になる選手は誰だ!?(PHOTO/中尾茂幸)


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パワー診断付 準優ダイジェスト

電撃セット

9R
①菊地孝平(静岡)12
②山本浩次(岡山)18
③瓜生正義(福岡)17
④笠原 亮(静岡)09
⑤池田浩二(愛知)08
⑥中島孝平(福井)01

進入123/456

2009_0829_r09_0833  私はスリットほぼ横一線のパワーレースになると踏んでいたのだが、現実は隊形がバラけた展開のレースになった。上記のタイミングがすべて。加速の利があるダッシュ勢がすべてゼロ台(しかもカドの笠原は全速)だったのだから、スロー勢は痺れる。カド受けの瓜生が抵抗を試みたものの、笠原の艇側をくすぐるのが精一杯だった。
 笠原は元気一杯、インの菊地まで踏み潰す。隊形的には「菊地を行かせて十八番の全速マクリ差し」もありえたが、今日の笠原は実に獰猛だったな。獰猛にぶん回した分だけ、艇が流れたけれど。内を一掃して隙間だらけになった内空間に、池田のマクリ差しが突き刺さる。絵に描いたようなマクリ&マークのセット決着。後続は大きく千切れ、あとは突き抜けたふたりによる優勝戦の枠番争いとなった。1着・池田、2着・笠原、3着・菊地。東海勢が上位を独占したのだが、SG連覇を狙う菊地だけが虚しい結末になった。
2009_0829_r09_0863 ★独断パワー評価…「展開のレースはパワー知らず」が私の持論であり、この1マークをもって優劣を比べることは難しい。唯一、笠原と池田が併走、接戦となった1周バック~2周ホームが判断材料になるのだが、ターンマーク出口のレース足~スリット付近の行き足は池田に分があった。本人は「まだ合っていない。チルトを跳ねて失敗」と首をかしげているのだが、私の目には超抜に見えたぞ。明日はチルトを下げて出足と乗りやすさを強化する予定らしく、その調整がどう出るか。
 6号艇になる笠原は、かなり不気味な存在だ。元々がアウト水域からの全速戦を必殺技とする男。こうと決めたら目をつぶってフルスロットルの割り差しに入る。彼の場合は行き足や伸び云々というより、その決め撃ちしたスペースに突っ込むためのサイドの掛かり、乗りやすさが重要になると思う。明日はそのあたりをチェックしたい。

逆転ターン×2

10R
①山崎智也(群馬) 16
②赤岩善生(愛知) 13
③松本勝也(兵庫) 11
④田村隆信(徳島) 09
⑤魚谷智之(兵庫) 08
⑥飯山 泰(神奈川)06

進入123/456

2009_0829_r10_0986  9Rが展開のレースなら、こちらはコース&パワーのレース。Sタイミングを見てほしい。いちばん遅いのがインの智也で、いちばん早いのがアウトからチルト3度の飯山。その差、コンマ10秒。いかにも智也が苦しい隊形に見えるが、実は違う。これはこれで「スリット横一線」なのだ。ちょっとだけ斜めの。きれいに揃っているから、どの艇も動きにくい。唯一、この隊形でもチルト3の飯山が突き抜けたときのみ展開のレースになるのだが、その猛攻を魚谷が身体を張って受け止めた。
「スリットから全部の艇が見えたけど、落ち着いて回れました」
 レース後の智也の言葉は、この斜め横一線&魚谷のブロックを感知したからだろう。智也以外の誰もが満足に動けないのだから。1マーク、智也は落としつつ握りつつという感じのほどよいスピードで旋回した。
 が、2コースから差した赤岩の回り足が、そのターンを凌駕した。ズバッと突き刺さった。2-1を買っていた私にとって、それは何度も思い描いた光景そのままだった。ムフフ。私は天狗になりつつあった。
 が、が、が、私の高々の鼻先は2マークでポッキリと折れた。智也の天才的なターンにへし折られた。赤岩が少しだけターンマークを外した非もあるが、あれは智也のスピードとセンスを褒めるしかない。
「フフ、コッチ(2マーク)は赤岩クンよりボクの方がいいターンでしたね」
 と、私に代わって天狗になった智也。一方の赤岩は「悔しかったです」。明暗がくっきり分かれたような表情だったが、優出の僥倖を得たのもこのふたりなのであった。
2009_0829_r10_1014 ★独断パワー評価…パワーレースになっただけに、しっかり彼我の足を見てとれた。回り足は赤岩、ターンの出口からは互角で、スリット付近からの行き足、伸びは智也。2マークの逆転は智也のテクだけでなく、バックで赤岩より伸びた分だけマイシロに余裕があったという要因がある。で、それぞれの持ち味が明日はどう生かされるか。これがちょっと難しい。もし赤岩1着=2号艇、智也2着=4号艇だったら、それぞれ枠番にフィットした足とも言えたのだが……2マーク逆転でその枠番が入れ替わり、ちょっとチグハグな感じもする。明日、ふたりがどう動くか見極めたい。

優出ダンプ!

11R
①松井 繁(大阪) 06
②白井英冶(山口) 09
③濱野谷憲吾(東京)11
④重成一人(香川) 11
⑤坪井康晴(静岡) 11
⑥川上 剛(福岡) 11

進入142/356

2009_0829_r11_1151  このレースは……気合のレースというべきか。ほぼ横一線の隊形の中でインの松井が気合のトップSを決めて圧勝。重成の2コース前付けも地元の意地と気合を感じさせた。そして、いかにも準優らしい気合が爆発し、名勝負となったのが白井と濱野谷の2着争いだった。1周バック半ばの隊形は松井――濱野谷(内)-川上(外)-白井(大外)という感じ。ここから白井が「このまんまじゃ何もできない!」という風情で3本の引き波をまたぎ内に進路を変える。スピードが鈍るのだから、ギャンブルだ。そして2マーク、先マイを目指す憲吾のフトコロに飛び込み、このタイミングっきゃない!という絶妙なダンプを繰り出した。わずかに艇が接触したようだが、反則にはまったく至らない「教科書ダンプ」ともいうべき寸止め突進。2009_0829_r11_1162 3艇身ほどの差が一気に縮まり、2艇が併走になった。外に憲吾、半艇身遅れの白井。白井は舳先を突き刺したまま、憲吾の絞りにも耐えて、2周1マークを先取りした。激辛ターンで知られる憲吾を、まさかはるか後方から追い抜いてしまうとは……これは白井の人生史に燦然と輝く快心ダンプといえるだろう。そしてもし彼が優勝したら……競艇史に残るダンプにもなるのだが。

2009_0829_r11_1185  ★独断パワー評価…松井の足はSを決めてのイン圧勝だっただけに、判断はしにくい。Sを決められる出足、他を置き去りにしたターン足ともに上位であることは間違いないのだが、どこまで上位か、節イチなのかがわからない。本人は「すべて大丈夫、あとは僕のハートだけ」と盤石のコメント。まあ、予行演習も済ませたし、「上位級」とわかっているだけで十分なのかもしれない。白井の足はサイドの掛かりが素晴らしい。でなきゃ、あんなダンプはできませんって。スリットからの行き足も上々(池田の次か)で、5号艇でも一発の気配がぷんぷんの穴パワーだ。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――ベスト6

2009_0829_0497 「くわぁぁぁぁぁっ! 悔しいっ!」
 笠原亮が、僕の顔を見るなり、言った。
 しかし……いつもの「悔しいっ!」とちょっと違う、と僕は即座に思った。
 充実感が、表情から読み取れるような気がしたのだ。
 たとえば、総理杯の準優(1号艇1コース)で田中信一郎にマクられたとき。2着には残して優出したというのに、すべてが終わったかのような蒼ざめた表情を見せていたものだ。浜名湖ダイヤモンドカップの優勝戦で池田浩二のマクリ差しを浴びたとき。「相手が一枚上だった」と自分の力不足を嘆いた。昨年のチャレンジカップ優勝戦でSで後手を踏んだ時には泣き出しそうな顔をしていたし、賞金王シリーズ優勝戦でSが行けずに敗れたときにも顔を紅潮させて悔しがっていた。
 敗れたときには全力で悔しがる。それが笠原亮。そうしたピュアな振る舞いは、彼の強さだと信じてもきた。
 そうした顔つきとは、今日は明らかに違っていた。そう思う。
 4カドからゼロ台のスタートを決めて、マクった。しかし差された。自力で展開を作った点において、これまでの悔しい大一番とはレース自体が違っていたのはたしかだ。マクれば差し場を提供するのは競艇の宿命。それは決して評価を下げることではありえない。もちろん、1着でなかったことは悔しい。勝ち筋をいち早く見つけていただけに、残念極まりない。だが、それでも力を出し尽くしたという手応えが彼にあったのなら、その充実感は知らず知らずのうちに、体からこぼれ出るものだ。
 笠原亮は最高の悔しがり方をした、と僕は思う。

2009_0829_0696  天に拳を突き上げる。
 ボートリフトがずんずんとせり上がり、装着場からも姿が見えた瞬間、大見得を切ってド派手なガッツポーズ! お前は歌舞伎役者かぁぁぁぁっ!?
 池田浩二というのは、こんなヤツなのである(笑)。
 ようするに、存在そのものがエンターテイナーなのだ。といっても、それを示す相手はもっぱら選手仲間である。出迎えた原田幸哉らを笑わせようとして、大げさなポーズをとる。こうした姿をもっともっとファンの前でもさらけ出してくれたら面白いのに。
 共同会見では、いきなり「他力です(笑)」と切り出して、笠原のマクリに乗っての差しを自嘲気味に表現していたが、しかしこうした展開を突くテクニックは彼の真骨頂でもある。機力的な手応えは総理大臣杯(優勝後も「アシは良くなかった」と言っていた)とほとんど同じだと言うが、会見での言葉数は総理杯のときよりずっと多かったように思う。
 つまり、ゴキゲンなのだ。
 レース直後、カポック脱ぎ場に戻って来て、池田は菊地孝平や山本浩次の頭越しに、笠原とアイコンタクトを交わしていた。そしてニヤリ。その時点で相当にゴキゲンだった。いや、あのガッツポーズのときにえらくゴキゲンだったんだよな。
 気づけば、ゴキゲンの池田浩二しか僕は見ていないのだった。

2009_0829_0783  思い切り苦笑いしていた。
 そりゃあそうだろう。狙いすました差しを突き刺しておきながら、2Mで逆転を喫してしまった。赤岩善生としては、まずは苦笑いを浮かべるしか、ほかに表情を作りようがない。
 ボートリフトの手前で、先にリフトに収まっていた山崎智也が、右手を掲げて「ごめん」の仕草をした。赤岩は苦笑いしながら、ぜんぜん、ぜんぜん、と智也の謝罪を否定している。そりゃあそうだろう。智也が無法な走りをしたわけではないのだから、赤岩としては自分を責めるしかなかったはずである。
 それでも、相当に悔しくはあったのだろう。勝利選手インタビューへと向かう智也に、「赤岩さんのおかげです、って言って」と無法な要求(笑)をしていた。智也としては当然、やなこった、となるわけだが、悔し紛れの一言くらい勝者にかけてもいいだろう。
 その赤岩が、共同会見では中澤和志への思いをアツく語った。初日の選手紹介でも名前を出して「彼の分まで」と誓っていた赤岩は、「明日は有言実行するために走る」とまで言っている。もともと、男の中の男、赤岩善生だ。男気パワーが最高にチャージされた状態で臨む明日の優勝戦は、もしかしたらもっとも怖い存在と言えるかもしれない。人は何かを背負うことで強くなれる。明日の赤岩は間違いなく、強い。

2009_0829_0625  なんとなく笑顔が弱い気がした。
 もっとも、この男は悔しいときほど笑ってみせる男だ。07年賞金王シリーズ以来のSG優出。山崎智也としては、ホッとした思いのほうが強かっただろうし、意外なほど薄い笑いが彼の本質なのかもしれない。
 赤岩に差された1Mを会見で問われて、「とりあえず2等になれそうだな、と思っていた」と語っている。「やっとペラが合ってきた感じがする」という智也は、このMB記念を猛反攻の端緒としたいと考えていたのだろう。そのためには、何よりまず優出。おそらくそのまま2着であったとしても、レース後の智也は同じ表情を見せたのではないか、という気がした。
 レース後、赤岩とはずいぶん長い間、レースを振り返り合っていた。焦点はおそらく1周2Mだったはずだが、赤岩がややターン漏れしていたとはいえ、智也としても会心の差しではあっただろう。
「久々なんで、楽しいです」
 そう笑って会見を締めた智也は、ようやくSG優勝戦を思い切り戦える喜びに満たされているはずだ。たとえ笑顔が深くなかろうとも。いや、深くないからこそ、その見立てに確信を抱く。

2009_0827_0640 「いいメンバーが揃ったんで、こういうところで勝ちたいですね」
 白井英治はハッキリと言い放った。共同会見で、「SGにもっとも近い男と言われますが」と尋ねられて、「そうですね」と即答している。この自意識が素晴らしい。そして優出メンバーを見渡し、自分以外の5選手がすべてSGウィナーであることを確認すると、この強豪メンバーだからこそ勝ちたいと言う。自分が“そういう”選手であることを少しも疑っていない口ぶりは、本当に気持ちいいものだった。
 それでもレース後は、少し厳しい表情を見せていたものである。1Mは濱野谷憲吾に先行されており、これを逆転しての優出。それが嬉しいということよりも、1Mで失敗していることへの悔恨とも受け取れる、そんな顔つきである。もっとも似ていたのは、笹川賞の準優で敗退し、優出を逃したときの表情だった。優出が決まったからには、力強い宣言をする。しかし、敗れたこと自体には納得がいかない。勝負師の顔、だった。
 ひとまず、SGタイトルに王手はかけた。あとは詰み取るだけ。それを可能にさせる勝負師の表情を明日見ることができるか。それがひとまずは注目点だ。

2009_0829_0794  もはや何を語ればいいのかわからん。
 予選1位、準優1着、優勝戦1号艇。
「自分が失敗しない限りは、と思ってる」と松井繁は言う。王者がそう言うのだから、誰も否定ができない。そんな気分にさせられるほど、松井はしっかりと自分のペースを貫き、戴冠にもっとも近い位置を手に入れた。
 気分は相当にいいのではないか、という気がする。地上波テレビ、JLCと2つの勝利者インタビューを経てあらわれた共同会見。どこか不機嫌なふうにも見えるが、僕は見逃さなかった。質問者が、聞くまでもないっすよね、という雰囲気で「コースは……」切り出すと、松井はそりゃそうやろ、という雰囲気で「はい」と一言。そのとき、少しだけニコリと微笑を浮かべたのだ。今までの松井なら、淡々と受け流していた類の質問のはずなのに……。
 さらに、今節は久しぶりに前検からいい手応えだと語っていたことに対し、それまで悪かったのは自分のペラが悪かっただけだと言ったあと、「まあ、そのわりには粘ってるんじゃないですか」と言って、またニコリ。こんなふうに優出会見で笑う松井は初めて見たような気がする。
 まあ、語れることがあるとするなら、それくらいか。それほどまでに、松井には見上げるほど高い場所で安定している。しすぎている。

 最後に。12Rで敗れた川上剛が、レース後、真剣に悔しがっていた。初SGの初準優、でも本気で優出を狙っていた証だ。それは若者としてまったく正しい姿だと思う。たしかに敗者となったが、カッコ良かったぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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速報 MB記念の優勝戦メンバー確定!

 丸亀ブルーナイターSGモーターボート記念の優勝戦メンバーが確定しました。ポールポジションはやはりやはり松井繁。この王者の進軍に、復調目覚ましい智也、東海のSGトリオ、「もっともSGに近い男」白井が立ち向かいます。

12R優勝戦
①松井 繁(大阪)
②山崎智也(群馬)
③池田浩二(愛知)
④赤岩善生(愛知)
⑤白井英冶(山口)

⑥笠原 亮(静岡)


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H記者の「智也と松井が……!?」予想

 極選の智加ちゃんは6着……。中野に外から攻められつつ先に握って吉田と大競り。パワー負けではないし、明日も番組によっては十分に狙えると思います。
 さあ準優です。インに銘柄級の強い選手が入り、その取捨が最大の焦点ですね。

9R
①菊地孝平(静岡)
②山本浩次(岡山)
③瓜生正義(福岡)
④笠原 亮(静岡)
⑤池田浩二(愛知)
⑥中島孝平(福井)

進入123/456

 笠原以外はSが安定しており、ほぼ横一線になりそう。進入も楽そうだし、菊地にとって有利な要素が多いレース。コンマゼロ台のデジタルS(おそらくコンマ08)での先マイが約束されていますね。これに前検から節イチS指名している瓜生がどこまで肉薄できるか。昨日の気配は一息でしたが、しっかり調整できれば菊地以上のレース足になるはず。バック一騎打ちに期待します。笠原が攻めても遅れても展開がありそうな池田を3着付けにしてみましょう。

2連単★本線1-3、押さえ3-1
3連単★1=3-5

10R
①山崎智也(群馬)
②赤岩善生(愛知)
③松本勝也(兵庫)
④田村隆信(徳島)
⑤魚谷智之(兵庫)
⑥飯山 泰(神奈川)

進入123/456

 準優でいちばん心配になる1号艇が智也。昨日のように握りすぎると赤岩の差しが入るし、インでのS遅れもたまにやらかすし。ここは回り足強力で2コース向きの赤岩を本命にします。田村あたりが覗き、つられて智也が少しでも握ればウルトラ小回りパワーが炸裂するでしょう。智也のイン残しと展開&ツキありそうな魚谷へ。あ、飯山がチルト3でとんでもない展示タイムを出したりしたら、レース自体の性格も変わりますよ。直前情報は要チェック。

3連単★2-15-全

11R
①松井 繁(大阪)
②白井英冶(山口)
③濱野谷憲吾(東京)
④重成一人(香川)
⑤坪井康晴(静岡)
⑥川上 剛(福岡)

進入123/456

 難解すぎて偏頭痛になりそうなレース。そりゃ松井が逃げる、と決めたら話は早いけど、まだ完全に仕上がりきっていないと私は踏んでいます。ちょっと出足系が弱い気が……4カド重成の地元一人アタックも激しそうだし。ここは思いきって白井に◎。ほぼ90%差しなのでイン粘る松井と、大穴の川上へ。パワーは十分、展開も重成&坪井次第でポッカリという可能性もあります。松井をアタマに決めている人はお遊びで川上の2、3着も買ってみてはいかが?

3連単★本線2-1-全、穴2-6-全

 もし私の本線通りの決着なら、明日の優勝戦は①菊地②赤岩③白井④松井⑤山崎⑥瓜生ってなことになるのですが…。ではでは、GOODLUCK!!


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“本紙予想”MB記念準優

 準優も基本インです。3個レースとも。しかし、オーシャンカップでインが敗れまくったことは記憶に新しい。浜名湖GⅠではインがすべて舟券にも絡まなかった。このところ、SG・GⅠ準優でインは負けまくっているのです。穴党の方はぜひ、2着付けや思い切った蹴飛ばしも視野に入れて、インとお付き合いくださいませ。私も、インと心中する覚悟ながら、実際に舟券買うときはコンマ30くらい違うことも考えてみます。

9R 
機力に不安あるが、菊地がS踏み込んで逃走有望。穴はカドからの一発がある笠原。
◎菊地 ○笠原 ▲瓜生 
3連単1-43-全

10R    
山崎が渾身の先マイで待望の初白星。アシの仕上がりがいい松本が本線。
◎山崎 ○松本 ▲田村 △飯山
3連単1-346-全

11R 
松井がインから王者の進軍。重成の地元の意地に要注意。
◎松井 ○重成 ▲濱野谷 △白井
3連単1-432-全


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THEピット――静かすぎる準優

2009_0828_0365 「暑そうやねえ~~~」
 ボートを押しながら、三嶌誠司が声をかけてくる。一瞬、暑苦しそう、の間違いかと思ったが、たしかに今日は暑い。こちらはマスク着用だから、三嶌からはなおさらそう見えるのだろう。ピット内の温度計を確認すると、32℃。この陽気のなか、マスクしてるデヴを見て、三嶌は気の毒がってくれたのだろう。
 でも三嶌さん、そういうアナタも汗だくじゃないっすか!
 我々はまだ突っ立っているだけだが、選手は作業をしながらあちこち飛び回る。三嶌も同様。髪の毛まで汗に濡れた姿は、これまで懸命な作業を続けてきたことの証だ。
 今日は午後1時30分頃からちびっこ広場で「レッドヒーローショー」がイベントで開催されており、記者席の非常階段からよく見えるので、タバコをふかしながら眺めていた。炎天下、着ぐるみで派手なアクションを繰り広げる演者さんたち。「熱中症になりゃせんだろうか」と、心配しつつ楽しんでいたのだが……。
 ケブラーに乗艇着、カッパにカポック、グローブをはめて、最後はヘルメット。選手のいでたちは着ぐるみと何ら変わりはない。どう考えたって、三嶌さんに同情してもらう資格などこちらにはない。
2009_0827_0097  陽光を浴びながらモーター装着をしていた篠崎元志が、大急ぎでカポックを着け、ヘルメットをかぶってボートをリフトに押していったのを見て、一息ついたらちゃんと水分取るんやで~、と余計なことを考えていたのだった。

 そうした気候だからなのかどうか。準優組18名の動き出しは決して早くなかった。3Rまでに、着水している選手はゼロ。少なくとも1~2艇は試運転係留所に準優組のボートを見るのが普通なのに、今日は一般戦組のものしか見当たらない。朝特訓には何人かの選手が出ていたが、そのあとはボートを引き上げて、静かな時間を過ごしているようであった。
2009_0828_0260   18名が何をしていたかをつらつら記していくと、結局は羅列に終わってしまうので、ここではあえて正真正銘の羅列をしてしまう。
ペラ……笠原亮(9R) 松本勝也 田村隆信 飯山泰(10R)濱野谷憲吾 重成一人 坪井康晴 川上剛(11R) 
本体整備……赤岩善生 魚谷智之(10R)
モーター装着……山本浩次 瓜生正義 池田浩二(9R) 松井繁 白井英治(11R)
不明……菊地孝平 中島孝平(9R) 山崎智也(10R)
2009_0828_0651  おそらく、真っ先に動き出すはずなのはモーター装着組。着水の準備とも言えるからだ。このなかで印象的だったのは、なんと言っても、松井繁である。瓜生正義と談笑したり、森高一真とじゃれ合ったり、ピリピリとした空気を少しも発散していないのだ。驚いたのは2Rのエンジン吊りだ。ちょうど装着の真っ最中に行なわれた2R、近畿地区の選手は一人も出走していない。にもかかわらず、松井はこのエンジン吊りに加わって、もっとも手薄だった平山智加をヘルプしたのである。新人が地区に関係なく毎Rエンジン吊りを手伝う光景はごくごく普通のことだが、王者が他地区についているのは初めて見た。極近の場所でエンジン吊りが始まったのは確かでも、王者が自艇から動かなくなって、それが当たり前だと誰もが思うはずである。いくら準優までには時間があるといっても、これまで見たことのない動きと雰囲気を松井は見せているのだ。それをどう捉えていいのかは、さっぱりわからなかった。
2009_0828_1029  不明というのは、作業をしている姿を見ていないというほどの意味である。山崎智也も菊地孝平も、エンジン吊りには控室のほうから現われて、終われば控室のほうに戻っていったので、まだ始動していないと考えていいのだろう。菊地が今日も思索のジャングルで散歩しているような表情だったのがやっぱり印象的で、一方、山崎智也は非常にスッキリした表情で今日を迎えているようだった。
2009_0828_0350  唯一、姿を一度も見かけていないのが中島孝平だ。3R出走の直前に帰ってきてしまったので、そのエンジン吊りまで残っていれば見られたはずだが(石田政吾が出走していた)、それまでは装着場ではついに顔を見られなかったのだから、どこで何をしていたのか気になった。よく見れば、ボートは装着場のいちばん端っこから2番目に(いちばん端っこは笠原亮)。3Rのエンジン吊りの後に、そこに歩を進める中島がいたのであろう、と想像するのだが……。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選ブラック』5日目

 捨てる神あれば……今朝、深夜バスで旅打ちにきたAV監督(自称「AV界の明智光秀」29歳)からちゃっかり軍資金を拝借したHです。心機一転、頑張りますよ。さあ、今日の極選は、昨日ちらりとほのめかした“新入生”を大抜擢します!

6R
★①秋山直之
 ②吉田弘文
◎③平山智加
△④中野次郎
 ⑤石橋道友
△⑥井口佳典

進入123/456

 新入生とは……文字通りのピッカピカのSG1年生、平山智加ちゃんです。徐々に気配がアップし、昨日は三嶌誠司(まあ、かなりひどい足ですが)より強め、今日の2Rでは上位級の石川真二と互角に渡り合っていました。この2Rの足があれば……と6Rの極選に抜擢したわけです。成績はまだ今の足をまったく反映していませんからね。狙うなら、ここ。もしここでも惨敗するようなら(展開やテクなど、負ける要因はいくらでもありますから)明日も狙ってみましょう。相手は極選予備校OB(爆)の秋山と、Fを切るほど噴きはじめた井口。水神祭期待の3-16と、3着でもオッズが高いので136、134のボックスもバラで押さえます。頑張れ、地元の1年生!!

3連単★本線3-16-全、押さえ136、134box

 うりちゃんが大勝ちしそうな?準優の予想は7R頃にアップします。
※ジャンクさん、ジーコさん、コメントどもです。今後も随時補習(冬季講習とか林間学校とかw)なんかを入れてきますね!

 


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本日の“本紙予想”MB記念5日目

 ども。Kです。朗報です。H記者が夜間予備校から勇退しました。え? Hファンにとっては朗報ではない? いえ、朗報なのです。H記者との付き合いはもう15年超。これまで何度H記者が見限った選手の激走を見てきたことか(そして頭を抱えるH記者をも)。私はひそかにH記者が追いかけ続け、そして見限る選手を察知し、それを舟券作戦に活かしているのであります。最大の狙い目は、H記者がファンをやめた後の守田俊介だと思っているのですが(SG勝ちまくりになるとにらんでいます)。というわけで、今日はイン主体でありながら、H記者が狙ってきた選手も主体。名づけてH記者本願イン殺法であります。

1R 
楽インから上瀧がきっちりと逃げる。エース機間嶋の爆発も怖い。
◎上瀧 ○間嶋 ▲吉田 △中野
3連単1-452-全

2R 
ここでは石川のアシが抜けている。コース動いて捌く。平山の水神祭も応援。
◎石川 ○平山 ▲三角 △宮武
3連単6-154-全

3R 
イン+予備校選手の石田がかなり堅そう。丸岡が差して続く。
◎石田 ○丸岡 ▲今村 △木村
3連単2-365-全

4R 
森高が意地の逃げ切り。予備校・辻もアシはいいはず。
◎森高 ○辻 ▲横西 △湯川
3連単1-642-全

5R 
三井所、三嶌が動いて進入もつれるか。村田に展開が向きそうで、原田との連動本線。
◎村田 ○原田 ▲平石 △三井所
3連単2-315-全

6R 
予備校グループの秋山がイン逃走。吉田のアシも上々。
◎秋山直 ○吉田 ▲井口
3連単1-26-全

7R
H記者がご執心だった辻がインから盤石の逃げ。カドから今垣も攻める。。
◎辻 ○今垣 ▲平田 △三角
3連単1-432-全

8R 
今村のイン戦を信頼。予備校生・石田のアシが良く、本線。
◎今村 ○石田 ▲篠崎 △湯川 
3連単1-635-全

12R 
今垣が準優漏れのうっぷん晴らす逃走劇。秋山のカド戦を本線に。
◎今垣 ○秋山直 ▲篠崎 △原田 
3連単1-456-全

 準優勝戦は後ほどアップします。


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5日目! 準優勝戦です

2009_0828_0484 おはようございます。モーターボート記念5日目、準優デーを迎えました。丸亀競艇場は夏の暑さが戻り、水面を沸騰させんがごとき勢いです。そこに火をつけるのは、もちろん18戦士たち。今節の準優はなかなか濃いメンバーになりましたね。そんななか、菊地孝平がオーシャンカップに続いて準優1号艇とは、たいしたものです。笹川賞でも1号艇だったし、今年の菊地孝平はやはり一味違う。そうそう、準優1号艇といえば、山崎智也は実に久し振り。07年のグラチャン以来であります。これが完全復活へのきっかけとなるのか。おおいに注目ですね。(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の『穴・極選ブラック夜間予備校』4日目

4日目の復習

 もう、多くは語りますまい。

2009_0828_0591 ★石田政吾/3R1号艇で2着。9R6号艇で3着。どちらも舟券には絡んだものの、すべての足がほんのちょっとずつ足りなかった気がします。上位級は間違いないんだけど。9Rのスリットでは絶好の展開!!とアドレナリンが煮沸したんですけどね。光ちゃんにもっと絶好の差し場が生まれてしまいました。
★辻栄蔵/1R3号艇で3着。150倍の万太郎を演出したひとり、とはいっても威張れるほどのパワーはなかった。私の見立て違いというか、どうやら転覆から足が落ちていたようです。それを見抜けなかった私の負け。
2009_0828_0123 ★川上剛/11R6号艇で4着。3周目に瓜生との競り合いを制した足は見所十分でしたが、私が買っていた舟券は135をセットにしての2、3着付け……4着ぢゃダメなんだってば~!!
★秋山直之/10R3号艇で6着。道中のパワー云々を問う以前のコンマ29ドカ遅れ。敗因はそれだけ。

 5日目の予習はここでは手控えることにします。誰かしらを不幸のどん底まで道連れにしてしまうような気がするもので。あ、今日ひとり新入生を見つけたのですが、それはきっと最終日の極選あたりで皆さんに紹介することになると思います。ではでは、これにて夜間予備校から勇退するとしましょう。ども、お騒がせしました。


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今日のベストパフォーマンス 4日目

 今日はふたつのレースのガチンコ対決をベスパフォとしよう。まずは……

熱血・ガチンコ1着勝負駆けバトル!
7R 中島孝平VS篠崎元志

2009_0828_0681  もっとも残酷な状況……7Rの①中島と⑥篠崎はともに1着勝負駆け。まあ、例えるならふたりが海で遭難し、ひとりだけの体重に耐えられる木片が浮いている、みたいな。力ずくで奪った一人だけが助かり、ふたりが木片から手を離さなければ共倒れになる、みたいな。よほどボーダーが下がらない限り、中島と篠崎の共存共栄はありえなかった。
 まず、スリットから力ずくで“木片”を奪いに行ったのは、距離的に不利な篠崎だった。6コースからコンマ02の快ショット。軽々と内の守田俊介を叩き、4カドから伸び返した池田浩二(←やはり行き足が強烈)に艇を預け、その進退を催促した。たまらず池田が握る。内がドミノ倒し状に流れる。こうして内4艇を混乱させてから、篠崎は颯爽と差しハンドルを入れた。スリットから1マークまで、立派に仕事をやり遂げた。あとは、その差しが届くかどうか。人事を尽くして天命待ちの6コース差し。
2009_0828_0353  バック直線、篠崎が最内を真っ直ぐに走る。そのはるか外、混乱をいち早く回避して先マイを打った中島がぐんぐん伸びた。内外、大きく離れての1着生き残り競走。木片を奪い合う残酷な状況は続く。一瞬だけ篠崎が優勢にも思えた。が、1マークをほぼ全速でぶん回した中島の伸びと、5本の引き波を超えた篠崎のそれとでは雲泥の差があった。1艇身、2艇身……バック半ばで中島は艇を内に寄せ、篠崎のはるか前を遮るほどの余裕を見せて、過酷な直接対決は終わった。1着・中島////2着・篠崎。
 それにしても、2度目のSG参戦で篠崎元志はその非凡な才能と存在感を多くのファンに植えつけたな。ボー誌のインタビューで「たとえSGでも準優入りがノルマ」みたいなことを豪語していたが、今日のレースをみればそれが大風呂敷ではないことは明白だ。コンマ02のトップS、絞りマクリ、池田先輩に「内まで潰してくださいよ」と“仕事”を強要してからの機敏なマクリ差し……そのすべての動きが大胆不敵だった。全国スターはじめ新鋭の中から大器が続々と名乗りを挙げているが、GIを制した峰竜太とこの篠崎元志がアタマひとつ抜け出した。そう実感させる、素晴らしい勝負駆けだった。

 そしてもうひとつは、ちょっとオカルトっぽい話なので、ひとりで読むのはやめたほうがいいかも……(ウソ)

怪談・王者の激辛ツケマイモドキ
12R 松井繁VS山崎智也

2009_0828_0126  4カドの王者が、スリットから少し覗いた途端に内艇を絞りはじめた。私は「えっ?」と声を漏らしてしまった。10年ほど前の松井ならカドマクリはお手のものでガンガン握っていたものだが、最近は内の動きをしっかり見て的確に捌くスタイルが多い。それが王道になったのだと思っていた。が、今日の松井は委細構わず絞りはじめたのだ。インから伸び返している智也まで呑み込む勢いで!
 絞りマクリにはそれなりのリスクが伴う。内の艇にコツンと抵抗されたら、それでブン流れてたちまちゴンロクになったりする。準優1号艇にリーチがかかった松井が、なぜこんな大胆かつリスキーな戦法を選んだのか……? 11Rでタマの切れた私は、傍観しながらぼんやりそんなことを考えていた。でもって、ハッと気づいたのである。
 これは準優1号艇ではなく、明日の11Rの1号艇(つまり予選トップ)を獲るための“勝負手”なのだ、と。
 このレース、1号艇の智也が1着なら問答無用で予選トップが決定した。たとえ松井が2着でも……
智也32222・1
松井12332・2
2009_0828_0475  となって、微妙ながら着順差(2着の数)で智也に及ばないのだ。何度か書いてきたことだが、松井は予選通過ではなく初日から常に節間トップだけを狙っている。私はそう思っている。だとすれば、今日のこのレースで智也に1着だけは絶対に与えてはいけないのだ。智也が2着以下なら、松井にも逆転トップのチャンスが生まれる。
 松井は絞り続けた。私の目には、あえて智也の視野に入りやすいように、派手に動いているように見えた。「智也、お前までツケマイしたるで!」みたいな。智也は握った。元々が握って回るタイプだが、松井のマクリを警戒しているのは明らかだった。それを確認してから、松井は差しハンドルに切り替えた。智也が流れる。そして、強引な絞りマクリから急ハンドルを入れた松井の艇はもっと流れる。私は勝手に思った。
「松井はこうなることを予測しながら、それでも強引に攻めたのだ」と。
 その間隙を突いて2コースの魚谷智之が一気に突き抜けた。体勢を立て直した智也が続く。魚谷に差され、笠原の割り差しも喰った松井は追撃及ばず2マークで4番手に甘んじた。このまま魚谷-智也-笠原-松井の順番なら、もちろん予選トップは智也。が、ここから松井が3着になれば……
智也32222・2
松井12332・2
2009_0828_1102  同じ節間勝率でも、今度は1着のあるなしで松井が予選トップに立つ。数字のマジックだ。そしてそして、松井は2周1マークで狙いすましたような鋭角差しを決めて大逆転の3着をもぎ取ってしまったのだ!! あれは実になんとも、2マークからこうなることがわかっていたような決め差しだったぞ。(あ、書きながらもうひとつ今節の松井に関するオカルトっぽいエピソードを思い出したのだが、もう夜も更けてきたので明日の昼に書きます)
 1着・魚谷、2着・智也、3着・松井。
 これで、予選トップは松井に決定した。松井はあと2回、インからきっちり逃げ切ればSG戴冠となる。いや、本当にこれは私の妄想なのかもしれないが、松井はこのシナリオを……走る前から完璧に作っていたのではないだろうか。
(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――勝負駆けの日、選手は何を知り戦っているのか

2009_0828_0138  魚谷智之が突き抜けた瞬間、今垣光太郎は準優のイスから転げ落ちた。
 レース後、魚谷のエンジン吊りに今垣光太郎が加わっている。
 ……こうした明暗は、4日目には常につきまとう。何度も目の当たりにしていることでも、慣れることはない。18位以内を争うということはまさしくこういうことではある、それはわかっていても、なかなかに辛いことである。
 選手たちが得点状況をどこまで理解しているかは、さっぱりわからない。まあ選手によるのだろうし、局面にもよるだろう。そうした計算は報道陣のほうが細かくしているものであって(4日目には詳細な資料がレースごとに発行される)、かといってボーダーギリギリの選手に「崖っぷちっすね」なんて話しかけるのはおおいにためらわれるものだ。
 今日はプロペラの中間検査があって、レース後の選手たちはそちらに時間をとられたりもしていた。9R1着で6・00に到達した今垣も、まずは検査を受けるのが優先事項になっており、その様子を目撃はしたが、そのとき得点状況に関する思いが頭にあったとは思えない。どうやら自分が微妙な立場にいることは理解していたようだが、それ以上のことは結局よくわからなかった。
2009_0828_0631  同じくボーダー付近にいた飯山泰は、10R終了時点ではやはり相手次第でどうにでもなるポジションだった。それもあって、飯山は報道陣が持つ得点状況表にずいぶんと長い間、見入っていたものだ。遠目に見れば、飯山を報道陣が取り囲んでいる図だが、実際は飯山が報道陣を求めた部分も大きかっただろう。結局、11R後には準優安泰となっているのだが、それが決まるまでは状況を知った分だけ、気が気ではなくなった部分もあったのではないか。それでも、知ることができるのなら知りたくなるのが人間というもの、である。
2009_0828_0437  10R終了後に印象的だったのは、秋山直之だ。6着に敗れているのだから、仔細な得点を理解していなかったとしても、準優アウトだということはわかっていたに違いない。STがコンマ29とヘコんだことで、外から叩かれる展開になっており、該当選手たちが次々に秋山に「ごめん」「すみません」と頭を下げていく。平田忠則が「アッキー、ごめん」といえば、道中で接触があった坪井康晴も「ごめん」と詫びる。これが、数秒間隔で秋山に連射されている。
 笑顔。暗鬱。笑顔。暗鬱。笑顔。暗鬱。
 秋山の表情が、数秒間隔で繰り返し一変する。そのギャップの大きさから秋山の心中を想像すると、ちょっとゾッとしてしまった。ごめんと言われて満面の笑顔を返す。これは明らかに作り笑いだろう。作り笑いの分だけ、まるで歓喜の表情にも見える笑顔になる。あまりにも不自然。あまりにも不条理。その直後の暗鬱な表情が、また悲しい。
 ともかく、だ。たぶん選手は自分の得点はある程度理解して走っている。そうでなければ、秋山はこんなにも切ない表情の変化を見せてはいない。
2009_0828_1079  11R、川上剛が先輩である瓜生正義との競り合いの結果、4着でゴールしている。これで6・00。当然、その状況を知っているからこその、「先輩も後輩もない!」競り合いであっただろう。レース後、川上は神妙な表情で瓜生のもとに直行し、頭を下げた。瓜生はもちろん「ああ、ぜんぜん!」と笑顔を返している。瓜生と別れたあと、川上は激しいレース後らしい荒い息遣いをしながら、エンジン吊りについていた岡崎恭裕にニンマリと笑顔を見せている。
2009_0828_0848  エンジン吊りを終えて、カポック脱ぎ場に合流した川上を待っていたのは、白井英治だった。
「初めてのSGで準優、よくやった。おめでとう」
 白井が右手を伸ばす。一瞬にして紅潮する川上の頬。ガッチリと握手が交わされ、二人は強く見つめ合った。つまり、白井は知っていたことになる。川上が何着以上なら予選突破で、結果が何着だったのかを。強固な絆で結ばれた間柄だからこそ、白井は川上の状況を気にかけていたのだろう。
2009_0828_0093 「えっ、届いたの!?」
 二人の握手を見て、そう問いかけたのは菊地孝平である。つまり、菊地はなーんにも知らなかったのだ。特別に仲がいいわけではないのなら、こういうものなのだろう。菊地は川上に「おめでとっ!」と手を揚げて祝福していた。
「菊地さん、1号艇じゃないですか?」
 12Rの展示終了後、笠原亮が僕の持っている資料を覗き込みに来た。僕はちょうど11R終了後の得点状況を計算している途中で、ハッキリした答えができなかったのだが。笠原は、同県の先輩が何着で何点くらいは認識していて、しかし他の選手との兼ね合いまでは確認していなかったのだと思われる。というわけで、大慌てで計算進行、たしかに1号艇の可能性はおおいにあった。だが、計算しているうちに気づく。笠原亮、あなたには予選1位の可能性までありまっせ!
2009_0828_0029「ええっ!」
 一瞬にして驚きの表情となる笠原。もちろん相手次第(具体的に言えば松井繁次第)であり、そうした他人任せの状況を良しとしない笠原だし、また妙に肩に力が入ったりする可能性もあるし、余計な情報だったかなと反省もしたが、笠原はグッと強い視線になって、控室へと向かったのだった。
2009_0828_1095  そして12R。魚谷が突き抜けたことで、笠原の予選1位はなくなった(松井に捌かれて4着で、1号艇もなくなった)。そして、今垣光太郎は予選落ちとなった……なりながら、魚谷のエンジン吊りに特に表情を変えずに参加した。
2009_0828_0245  選手たちは4日目、何を知り、知ったことで何を思い、戦っているのだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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速報 MB記念の準優メンバー確定!

 丸亀モーターボート記念の18ピット、準優メンバーが確定しました! 勝負駆けの激闘が終わってみれば、いつまのにやら王者・松井繁が節間トップに返り咲き。2位は皇艇・山崎智也、3位にはSG連覇を狙う菊地孝平が入り、この3者が明日の1号艇を分け合いました。地元・香川支部からは若きエース重成一人が参戦します。

★MB記念準優メンバー

9R
①菊地孝平(静岡)
②山本浩次(岡山)
③瓜生正義(福岡)
④笠原 亮(静岡)
⑤池田浩二(愛知)
⑥中島孝平(福井)

10R
①山崎智也(群馬)
②赤岩善生(愛知)
③松本勝也(兵庫)
④田村隆信(徳島)
⑤魚谷智之(兵庫)
⑥飯山 泰(神奈川)

11R
①松井 繁(大阪)
②白井英冶(山口)
③濱野谷憲吾(東京)
④重成一人(香川)
⑤坪井康晴(静岡)
⑥川上 剛(福岡)


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“本紙予想”MB記念4日目後半

1R、まさかのマンシュウでした。どもども。でも、6Rで次郎を切るとは見る目がない。

7R
中島が逃げて勝負駆けクリアだ。アシいい池田がカドから自在に迫る。
◎中島 ○池田 ▲赤岩 △山本
3連単1-423-全

8R 
三井所が動くが、吉田が渾身の逃げで前進。松本のアシがかなり仕上がってきている。
◎吉田 ○松本 ▲重成 △松井 
3連単1-345-全

9R 
進入が超難解。濱野谷が展開を突いて混戦断つ。今垣が気合で肉迫。
◎濱野谷 ○今垣 ▲岡崎 △石田 
3連単3-216-全

10R 
井口が前半Fのウップン晴らし。カド原田が意地見せる。
◎井口 ○原田 ▲坪井 △平田 
3連単1-452-全

11R    
白井が渾身の逃げで前半大敗をカバー。瓜生が超抜のアシで追いすがる。
◎白井 ○瓜生 ▲山本 △菊地
3連単1-345-全

12R 
山崎が先マイ逃走で今節初勝利。仕上がったときの笠原は外枠でこそ怖い。
◎山崎 ○笠原 ▲松井 △魚谷
3連単1-542-全


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THEピット――勝負駆けだからといって

2009_0827_0538  勝負駆けの日だからといって、ピットが慌ただしいなんてことはない……ようやくわかってきたような気がする。
 考えてみりゃ当たり前。勝負駆けだからドタバタする、なんていう振る舞いは、アスリートとしても勝負師としても一流ではない。4日目はあくまでも4日目、パワーに関してはここまで積み上げたものがあるし、勝負駆けうんぬんとは関係なく、今日もさらなるパワーアップに励むだけだ。もちろん、ノルマを抱えた選手はモチベーションが違う。気合も入っている。本気になっている。だが、それはレースの話。ピットでの作業は粛々と進めるだけだし、したがって単純に「4日目」ということを考えれば、むしろ穏やかな空気になるものである。
 それだけに、整備室で選手を見かけたとするなら、これまで以上に意味があると見るべきであろう。
 たとえば、菊地孝平。前半の時間帯、わりと長時間、整備室で作業をする姿が見受けられた。昨日も、整備室で姿を見かける機会が多く、どうやら本体のパワー不足を感じている様子。それが今日になっても引きずられているのだから、菊地の苦戦ぶりがうかがえる、ということになる。成績は決して悪くないが、求めている地点はまだまだ上にあるということだろう。
2009_0824_0321  中島孝平も、ギアケース調整場で作業をしていた。中島も何度か整備室で見たような気がするが、彼の場合は菊地以上に厳しい条件で勝負駆けに臨む4日目である。7R1号艇、後半の時間帯ではあるが、彼の中では時間が足りているようには思えていないはずだ。あまり表情が激しく動く人ではないだけに、心の中はまったく覗き込めないが、テキパキとした動きぶりに、勝負駆けへの意気込みが伝わってくるように思えた。
2009_0827_0565  川上剛が本体をバラしていたのは、意外というべきなのか。水神祭を果たした昨日も、アシが上々であることを証言しており、さらなるパワーアップを望んでいるのは当然のことといえ、早い時間帯から熱心な整備をしているのは、おおいに意味があるように思えた。部品交換をしているかどうかは確認し切れなかったが、整備というよりは入念な点検というようにも見えた。11R1回乗り、こちらは時間がタップリとある。じっくりと、充分に活かす腹づもりだろうと思う。
2009_0827_0515  濱野谷憲吾も整備室の住人であった。といっても、本体整備ではなく、壁際のテーブルでペラ磨きに専心。昨日までは本体に手をつけている姿も見かけているが、やはりペラと向き合っているほうが憲吾らしいという気がする。やや唇をとがらせて、ペラを磨いては光にかざし、さらに磨いては翼面を細かくチェックする。改めて言うほどのことではないけど、やっぱりカッコいいな、この男。

2009_0827_0527  そう言えば、この人を整備室で見ないなあ。今垣光太郎。整備の鬼。整備室のヌシ。しかし今節、整備室にその姿を目撃したのは、数えるほどである。見落としてるだけかもしれないけどね。しかし、たしかに今節の今垣は、それほど整備の必要を感じていないようではある。その今垣にバッタリ会ったのは、カポック脱ぎ場の前あたり。隅っこにジャンパーを置いてあったようで、それを取りにきたところで顔を合わせたのだ。ちなみに、リプレイなどが流れるモニターはその上の天井からぶら下がっている。で、今垣はこんちわと一言だけ残して、控室に消えて行ってしまった。あら、やっぱり整備はしないのね。今日整備室にいる選手には何か意味がある。そして、今垣光太郎が整備室にいないのにも、何か意味がある。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選 メイチ①勝負編』

 1R、万太郎を的中させたK記者の傍らで辻(3着轟沈)のアタマにメイチ突っ込んで軍資金がほぼ底を尽き、3Rの「4(息子の俊介)=1(在校生の石田)-全」を100円ずつしか買えなかったHです。当たって悔しい焼け石に水。もはや俊介も石田も私も、後のない1着勝負駆けなのであります。
 さあ、狙ってみましょう、今日の極選は文句なしに9R。進入からしっちゃかめっちゃかになりそうなチョ~怪しいレースですよ!

9R
 ①岡崎恭裕  1着で5・67
 ②今垣光太郎 ①
 ③濱野谷憲吾 完走当確
★④森高一真  ―
★⑤上瀧和則  ―
◎⑥石田政吾 ①
進入145/236か456/123????

 進入から見当がつきません。ジョーが動けば地元の森高も黙ってないし、ピン勝負の石田も連動するかもしれない。さらに、気合で走るタイプの今垣の①勝負というのも、それだけで波乱のニオイがプンプンします。とにかく、このレースは荒れに荒れる!! そう決めてかかれば、隠れ超抜で人気薄・石田のアタマを狙うのはむしろ自然の理といえるでしょう。ヒモが超難解(なにしろ展開がまったく読めないので)ですが、光ちゃんが激闘している間に森高か上瀧が知らぬ間に2着にきているような気がします。どうせ穴買いならいちばんツく所を狙いましょう!!(←自暴自棄?) あと、光ちゃんの応援もちょっぴりしたいので、246の偶数ボックスもバラ券で……。憲吾郎どの、斬り捨て御免><

3連単★6-45-全、246box

 ここで政吾が惨敗するようなら、その場で夜間予備校の校長を勇退します。だからなんだ、ですけど。


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本日の減量選手

昨日はお休みした本日の減量選手。日を追うごとに体重の上下が少なくなるのは当然ですよね。でも今日、0.7kg以上の減量をした選手が2人います。勝負駆けの日だけに、注目度大!?

白井英治 54.0→53.1

田村隆信 53.0→52.3


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本日の“本紙予想”MB記念4日目

 ども。Kです。昨日は前半、インが壊滅でしたね。でもまあ、イン主体です。

1R 
三井所がインから渾身の逃げ。森高の気合も侮れない。
◎三井所 ○森高 ▲今村 △石川
3連単1-524-全

2R 
赤岩が気合のマクリ差し。石橋のイン残しを本線に。
◎赤岩 ○石橋 ▲三角 △丸岡
3連単3-145-全

3R 
アシはいい石田が速攻逃げ切り。勝負駆け井口が上位に食い込む。
◎石田 ○井口 ▲平石
3連単1-53-全

4R 
カドから笠原が全速戦。横西のレースぶりも際立つ。
◎笠原 ○横西 ▲白井 △木村
3連単4-261-全

5R 
エース機パワーで間嶋が逃げ切る。濱野谷がカドから自在戦で追走。
◎間嶋 ○濱野谷 ▲飯山 △田村
3連単1-523-全

6R 
中野が苦戦中で、あえて切る。カドから瓜生が迫力ある攻め。
◎瓜生 ○魚谷 ▲湯川 △石川
3連単4-563-全

 後半は後ほどアップします。


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4日目! 勝負駆け、ですね

2009_0827_0075 おはようございます。モーターボート記念4日目、勝負駆けの日を迎えました。そろそろ賞金王も視野に入ってくる時期、少しでも賞金を上積みするためには、やはり賞典レースに乗る権利が欲しいところです。そうなると、どうしても気になるのは昨年の賞金王覇者である井口佳典。6点まで2着3着という条件はあっさりクリアするような気もするのですが……いかがでしょうか。(PHOTO/中尾茂幸)


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今日の独断ベストパフォーマンス 3日目

 山本浩次の2連勝(昨日から3連勝)は見事だったし、48歳・今村豊の強ツケマイも凄かったし、その弟子・白井英冶の4カドまくりも素晴らしかった。が、今日のベスパフォは昨日の悔しさを5カドで大爆発させた艇界のやんちゃな玉三郎で決まり!

3R/己の心にリベンジマクリ!

2009_0825_0149  原田幸哉が“リベンジ”の5カドマクリを決めた。リベンジといっても、このレースの面々に恨みつらみがあったわけではない。昨日の7R、原田はインからきっちり逃げきった、かに見えた。が、バック直線。1艇身半差で続く今垣光太郎が内からジリジリ詰め寄り、ほんのわずかに舳先をかけた。原田はその舳先を振りほどこうと内側へ強引に絞る。一方の今垣も先っちょを引っ掛けたまま意地でも抜かない。さらに内へ内へ内へ……。
 原田と今垣。ここ2年のSGでさまざまな物議を醸したふたり。突進、大競り、待機行動違反……コトの是非はともかくとして、勝負所での両者の走りには強い意志と闘争心が色濃く投影される。原田はスタートから道中から己の心に忠実な直球勝負。今垣の“平常心”の70%は(おそらく潜在的な)闘志でできていると私は思っている。
2009_0825_0580  そのふたりが同じレースで併走すれば、こうなる。内へ内へ内へ……。どちらも引かない譲らない。結局、先頭2艇の大競りは真っ直ぐ2マークまで続き、ともに流れてぶっ飛んだ。1-3の舟券を持っていたファンにとっては大災難だったが、このふたりのフォーカスを買った以上はこんな顛末も覚悟しなければならない。引いて差せば利口な競艇、この大競りは利口じゃないけど崇高な競艇だった。
「昨日はすごく悔しい思いをしたので……」
 今日の勝利者インタビューで、原田は2度このセリフを口にした。心底悔しかったのだろう。意地っ張りだった今垣に? 利口じゃなかった自分に? それはわからないが、全身全霊を傾けて戦った挙句に1等から5等に落ちていた。その理不尽な結末だけでも十分に悔しかったはずだ。
 で、今日の3R。3号艇の原田は前付け艇には見向きもせずに5カドを選択した。もう腹に決めていたのだな。
 このウップン、晴らさでおくべきか。
 何度も書いてきたが、メイチ勝負駆けなど腹を括ったときの幸哉は本当に怖い。気持ちをまんま水面に曝け出す。内艇の隊形など委細構わぬコンマ09全速。そのまま一気にグリグリ絞り上げて、自分の気持ちにリベンジを果たした。うん、なんとなくグラチャンの今垣と重なるカドマクリだったな。やっぱこのふたりは似ているし、このふたりがいるSGはスリル満点なのである。

 追記/この原稿を書いた後、12Rでまたまたふたりは顔を合わせた。私は「今日もガチガチやり合いながら、それでもキッチリ1、2着を分け合うのでは?」などとほくそ笑みながら1=6を買ったのだが、ふたり仲良く?ゴンロクを分け合う哀しい結果に。これで原田は赤信号、今垣はメイチの1着条件という激辛の状況になってしまった。昨日、ふたりが1、2着だったら、と思わなくもないのだが……。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――ピットの風景!?

 BOATBoyでは「ピットの風景」という大好評企画を連載している。Niftyでもおなじみの中尾茂幸、池上一摩、山田愼二が撮影した膨大な写真のなかから、ピックアップしてピットの空気を伝えようという企画。おかげさまで、競艇ファンから絶大なる支持をいただいている。
 写真の量は何しろハンパなく膨大だから、お蔵入りする写真も相当な量にのぼる(もちろん、いつか使用される可能性は常にある)。というわけで、たまにはNiftyでもやりましょうか! もちろん、この企画のクオリティはデザイナーさんの腕もおおいに貢献しているのであって、ネットでやるとなるとまた違った雰囲気にはなるのだけれど……。
 まあ、行ってみましょう。写真に添えるコメントも、いつものとは雰囲気を変えて。日付はすべて、本日8月27日であります。

2009_0827_0114イケメンはつらいよ
篠崎元志

撮影:中尾茂幸

 長嶺豊さんが、「さっすがやな~」と呟いた。ボートリフトへと向かう篠崎元志に、中尾カメラマンも含めての、カメラの放列。やっぱりイケメンにはカメラのレンズが群がるのだ、ということで、長嶺さんも感心していたわけである。
 で、篠崎自身も、そりゃ意識してしまう。これがひとつの宿命だとは知りつつも、やっぱり自然な表情ではいられない。それでも、なんと高校の先輩後輩だという中尾カメラマンには、ちらりと視線を向けたりして。

2009_0827_0085内緒話?①
坪井康晴 井口佳典

撮影:中尾茂幸

 装着場で調整中の井口佳典に、坪井康晴がつつつつっと歩み寄った。顔を近づけて、ひそひそと何かの相談。こういうシーンは、何も坪井と井口に限らず、多くの組み合わせで見られるものである。
 ただし、実は82期と85期って、めちゃ仲がいいんだそうですね。昨年の賞金王では、静岡82期三羽烏と井口が宿舎で同室で、やや緊張気味だった優勝戦前夜、3人の言葉が肩の力を抜かせてくれたのだとか。それを思って眺めると、また違った風景にも見えてくる。

2009_0827_0073 内緒話?②
井口佳典 横西奏恵

撮影:中尾茂幸

 足合わせをしていた二人が、レース後に感触を確認し合う。一節の間では、あちらこちらで見られる風景。このときばかりは、地区も期も飛び越えた組み合わせが情報交換をしている姿を見ることができる。
 井口と横西は、わりと仲がいいほうだと思うが、情報交換系の光景はあまり見たことがないな。というわけで、けっこう珍しいものだと眺めていたのだが……レンズが向いていると気づいた井口は、じわじわと背中を向けていった。まあ、そういうものですよね。

2009_0827_0080内緒の行為?
今垣光太郎

撮影:中尾茂幸

 試運転からあがってきて、リフトに近い位置にボートを置いた今垣光太郎。こちらに背を向けて、何やら下を向いていた。
 何してるんだろう……?
 そーっと居場所をずらして、光ちゃんの顔が見える位置へ。何をしていたかといえば、じーっと考え込みながら、メモにペンを走らせているところであった。そうだ、今垣には“光ちゃんメモ”とでも言うべきものがあって、こうして感じたことや調整方法を書き込むのがルーティンなのだった。というわけで、内緒の行為というわけではなかったのであった。

2009_0827_0547 夕日にかざす
原田幸哉

撮影:中尾茂幸

 ペラを叩いたあと、外に出て光にかざして翼面の状態を確認する光景は、非常によく見られるものである。
 原田幸哉は、ペラ室を出ると、ずっと翼面に目を凝らしながら、試運転係留所へと向かった。その途中、不意に立ち止まり、光にかざして入念な確認。そのとき、原田の視線がプロペラと反射する方向には、夕日が赤く染まっていたのであった。

2009_0827_0166最多歩数賞
平山智加 中野次郎

撮影:中尾茂幸

 ピットに突っ立っていて、もっとも歩いている姿をよく見かけるのは、ズバリこの2人だ!
 平山は、全体としても地元の中でももっとも若手の選手。雑用は多く、その合間に必死に調整&試運転にも励んでもいて、とにかく「気づけばそこにいる」という感じ。その健気な姿に、おっさんは常に感動しているのである。
 ペラ室と試運転係留所の往復をもっともしているのは、次郎ではないだろうか。係留所へと降りていく橋の付近にいると、次郎の姿を本当によく見かけるのだ。
 で、この写真は試運転のあと、菊地孝平のもとに向かって情報交換をしたあとの二人。足合わせをしていたらしく、一刻も早く菊地と会話をしたかったらしい二人は、菊地の姿を探して、係留所と装着場を右へ左へと駆け回っていたのであった。

2009_0827_0313 シリーズリーダーです!
白井英治 今村豊 山本浩次

撮影:中尾茂幸

 3日目を終えて予選1位。だというのに……「シリーズリーダーのこと、クロちゃんもHもぜんぜん書いてないねえ」。うぐっ……そうかも。ここで書かねばと写真をつらつら眺めていたのだが……「シリーズリーダーのこと、あんまり撮ってないねえ」と中尾カメラマンに意趣返し。取材班、全員ノーマークかよ!
 ただ、このシーン、よくぞ押さえてくれたと中尾カメラマンには感謝したい。実は非常に印象深いシーンだったのだ。というのも、山本浩次が笑っている! いや、そりゃ笑うんだけど、以前に何度も「ミスター不動心」と彼を形容したほど、山本浩次はピットで淡々とした雰囲気を変えないのだ。優勝戦の日だろうと勝負駆けの日だろうと。そんな山本浩次が笑っている!
 おそらく、笑わせたのは今村豊。マクリ快勝の直後だけに、ヘルメットの奥ではしゃいでいたのだろう。シリーズリーダーも笑う、夏の日の夕暮……。


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本日の水神祭 タケシ!

2009_0827_0180  水神祭、出ました。
 7RでSG初1着の川上剛。おめでとう!

 昨日、「王者教室」を受講していた川上、さっそく王者の教えが活きたのか。再び松井繁と同じカードに組まれた7R、今度はきっちりと逃げ切って、松井には影も踏ませず逃げ切り勝ちだ。水神祭が終わった後、松井は笑顔で川上の胸に愛情パンチ。はしゃいでいるようにも見えた松井の振る舞いは感動的だったし、頬を紅潮させ、直立不動で松井に頭を下げる川上の姿は美しかった。松井も川上も嬉しそうだった。

2009_0827_0205  というわけで、さあ行こう、水神祭。参加メンバーは、まずはもちろんの福岡勢。瓜生正義、吉田弘文、岡崎恭裕、篠崎元志。さらに三井所尊春。ダッシュで駆けつけた石橋道友。なぜか辻栄蔵、池田浩二、そして飯山泰。ボートリフトを目一杯高くして、いざ川上を持ち上げようとしたとき、メンバーが欠けていることに誰かが気づいた。
「平田さん、どこ行った?」
 平田忠則がいないのだ。捜索にさっそうと駆けだしたのは飯山泰。「平田さん、どこぉ~」と試運転係留所を眺めながらダッシュして、控室のほうに消えていった。
2009_0827_0226  まあ、やっちゃおうぜ。そう誰かが言ったのかどうか。飯山が駆けていった10数秒後には川上が持ち上げられている姿があった。あら~。平田の不在も残念だけど、飯山の好意が宙ぶらりんになっちゃったのがちょいとかわいそう。
 それはともかく、水神祭。ワッショイスタイルで持ち上げられた川上を、1、2の3でドッボーーーーーーーーン! 壮絶な轟音を残して、水面に吸い込まれていった川上。拍手が巻き起こる中、ボートリフトへと自力で泳いで向かっていった。そのとき、平田忠則がボートに乗って登場。リフトに同乗することになった。
2009_0827_0234_2「あ、ごめん。試運転行ってた」
 そりゃ見つからないよなあ~。リフトには、ボート1艇(選手付き)と人間1人。妙な光景だ。
「…………おめでと」
 バツが悪そうな平田がなんだかおかしかったな~。その場にいなかろうと、先輩の祝福は嬉しいもの。川上は直立不動で「ありがとうございます」と頭を下げていた。そういや、飯山はどこ行った ?オーシャンの高沖健太の水神祭のときも、メンバーが揃ったのを見るや、そっと身を引いた飯山。今日は平田を探しに行って参加できなかった……信州人というのは本当に奥ゆかしく、そして人がいいのである。同郷のワタシはほんっとーーーーーによくわかるぞ。飯山ガンバレ。

2009_0827_0248  水神祭記事にはいつも記すが、この儀式は常に通過点であります。川上はここからSGロードをスタートさせるのであって、いつか自分が王者の立場にならねばならぬ。それを予感させる勝利であったのは何よりだし、これをきっかけにさらなる飛翔をしてほしいものです。とにかく、タケシ、おめでとう! 次は優勝の水神祭だ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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光ちゃんがメイチの①勝負!? MB記念 勝負駆け状況

 丸亀MB記念は明日4日目が勝負駆け。ボーダー6・00想定での準優当確は山本浩次、山崎智也、重成一人、松本勝也の4人のみという近年にない大激戦。メイチ1着勝負の今垣やボーダー付近の銀河系4人衆など白熱の夜になること間違いなしですな!

勝負駆け条件

山本浩次  ☆
濱野谷憲吾 ⑤⑥
白井英冶  ⑤⑤
松井 繁  ⑤⑤
池田浩二  ④⑥
山崎智也  ☆
重成一人  ☆
笠原 亮  ④⑤
瓜生正義  ④⑤
松本勝也  ☆
坪井康晴  ⑤
菊地孝平  ⑤
今村 豊  ②⑥
田村隆信  ②⑥
赤岩善生  ③④
川上 剛  ④

秋山直之  ③
魚谷智之  ③③
飯山 泰  ②
湯川浩司  ②
井口佳典  ②③
丸岡正典  ②③
中島孝平  ①
村田修次  ①
篠崎元志  ①
吉田弘文  ②②
平石和男  ①
岡崎恭裕  ②②
今垣光太郎 ①
原田幸哉  ―
間嶋仁志  ―
石田政吾  ①②
平田忠則  ―
阿波勝哉  ―
森高一真  ①①

(ボーダー想定6・00)


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寺田祥も帰郷……

昨日の田中信一郎に続き、寺田祥も公傷により帰郷してしまいました……。残念。ダービーでテラショーの逆襲を!


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“本紙予想”MB記念3日目後半

何日目かすら間違えるのに、予想で間違えないなんてできるのでしょうか……。前半戦のタイトルは失礼しました。

7R
川上が逃げ切って水神祭。松井が自在に迫る。
◎川上 ○松井 ▲瓜生 △重成
3連単1-362-全

8R 
秋山が全速で逃走。松本も機力上昇中。
◎秋山 ○松本 ▲赤岩 △村田 
3連単1-456-全

9R 
魚谷がカドから壮烈な全速戦。三嶌のイン残しを本線。
◎魚谷 ○三嶌 ▲田村 △石田 
3連単4-152-全

10R 
機力やや不安の坪井より、飯山、山崎のセンター筋に妙味。
◎飯山 ○山崎 ▲坪井 △横西 
3連単3-415-全

11R    
濱野谷のイン戦は時に取りこぼしアリ。井口のぶち込みカド戦を狙う。
◎井口 ○濱野谷 ▲笠原 △中島
3連単4-135-全

12R 
今垣が気合こめた逃げ放つ。白井が握って追走。
◎今垣 ○白井 ▲松本 △原田
3連単1-356-全


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THEピット――ストイックな会話

 何年かピット取材をしているし、インタビューをした選手も増えてきているから、これでも親しく言葉を交わす選手は何人かいる。もちろん、雑談をするためにピットに入るわけではないから、親しくといったって会話の中身はレース、しかも目の前のレースに関することが圧倒的となる。狙ってそれ以外の質問をぶつけることもあるし、選手のほうから雑談を振ってくれることもあるが、それはむしろ例外。お互い仕事中なのだ。しかも相手はガチンコ勝負の場に身をさらしているのだ。どれだけ心安い相手であっても、常に気を使って接するのが当たり前だと思っている。
 そうしてみると、選手のその時々の変化が非常にわかりやすくもなる。今節でいえば、いつにも増してストイックな雰囲気を醸す選手が多いように思う。
2009_0825_0826  いつもなら、顔を合わせるなり快活に挨拶をしてくれる菊地孝平。今節も、笑顔を向けてはくれるものの、挨拶以上の笑顔にはならない。むしろ、笑顔に力がないように思える。思考の森をさまよっている最中にたまたま出会った知り合いを、無視はしないが思考が優先。そんな感じだろうか。
2009_0825_0230  今垣光太郎も菊地と近いものがある。もともと、いったんブリンカーがかかるとがーっと一点に集中する今垣だから、決して不思議なふるまいではない。だが、ここのところの平常心に比べれば、今節はやや肩に力が入った印象がある。まあ、笹川賞やグラチャンで、光ちゃんのほうから声をかけてきたのは、予選最終日や準優、勝負が懸かる日だった。やれることをやり尽くしたあとに、視野が狭くなりがちな勝負日だからこそ平常心に戻ろうとする、ということだったのかもしれない。
 面白いのは、菊地は今節、今垣は前回のオーシャンカップから、こうした姿が見られるようになっていることだ。つまり2人も、「SGを制した、その次のSG」から、微妙な表情の変化があるわけである。賞金王を当確とし、いろんな意味で余裕が出てきているはずのタイミングで、よりストイックな方向に向かっている菊地と今垣。
2009_0826_0455  その意味では、井口佳典がモードに入っているように見えるのは、自然なことと誰もが思うだろう。2つのSGをF休みで棒に振り、賞金ランキングは50位前後。賞金王のディフェンディングチャンプが崖っぷちに立たされているのだ。このMB記念はすでに勝負駆けの端緒となるレースであり、レースや整備に集中したいのが当然である。井口とは、ついこの間いっしょにトークショーをやったばかりだし、いつもなら顔を合わせるやパッと笑顔を向けてくれるのだが、少なくともシリーズが始まってから、井口とは顔を合わせる機会すらない。ニアミスしても、言葉をかけるタイミングがわからない。井口のピットでの表情を垣間見るにつけ、声をかける勇気は奪われていく。
2009_0826_0512  三嶌誠司も、いったんスイッチが入れば、普段の優しさが別の人のものかのように、厳しい顔つきになってくる。まだリラックスしているときには、ピットをぶらついているこちらに気づくと彼のほうから声をかけてくれることもあるが、闘魂モードに入った時には、ほんの数10cmのところをすれ違っても、こちらには気づかなかったりする。今日もそうだった。僕の背中のほうからすぐ左脇を通り過ぎた三嶌は、無言で自分のボートに向かった。こちらから歩み寄って挨拶をすると、すぐに笑顔になり「あぁ、クロちゃん。おはよう」と優しい誠やんモードに。だが、挨拶を交わしたあとはすぐに闘魂モードにスイッチが切り替わり、モーターとにらめっこが始まった。眉間にはぐっと皺が寄っていた。
 そんな種類の選手で、もっとも典型的なのは、森高一真だ。もっとも仲のいい選手の一人だと僕は思っているが、最近ではピットで普通に会話を交わすのは前検日か最終日に限られている。つまり、レースを前にすると森高は、こちらと会話を交わそうともしなくなるのだ。挨拶してもコワモテの顔でおぅとか返すのみである。
 今日も装着場で見かけたので、まずは挨拶。そして、「おぅ」。とりあえず視線に激励の思いを込めて何度か会釈、それだけで立ち去ろうと森高に背を向けた。
「おぅ、クロちゃん」
 驚いた。予選3日目なんてタイミングで、森高が会話を仕掛けてきたことは、ここ1年はなかったことだ。
2009_0826_0507 「俺、6回乗りや」
 6回乗り……。それをわざわざ口にしたのは、田中信一郎の帰郷で回数が変わったということなのだろう。2日目を終えて3走9点が森高のポイント。5回乗りならピンピンで1点足らず。6回乗りなら残り3総を27点で6・00には届く。
「……残ってる!」
「おぅ、まだ残っとる」
「チャンスだ!」
「おぅ、やれるだけのことはやってみるわ」
 エンジンは……と言いかけてやめた。以上の短い会話は、機力より気力である、という内容である。
「まあ、いくらスタート行っても、逃げられなきゃアカンわな」
 昨日の1号艇のときの話だ。コンマ01。しかし、3着。
「あれ、放った?」
「放ってない」
「全速! それでコンマ01に残ったことが重要でしょ?」
「いや、逃げられてないんやから」
「でも、行く気で行ったってことでしょ」
「まあな。まあ、このあとも頑張るわ」
 こんなに長い会話が予選道中で成立するとは……。ニヤリ笑って係留所に降りて行った森高に、「残り2日間、しっかり見させてもらいますよ」と言うと、森高は「おぅ」と言って笑った。
 4Rは2着。もちろんまだ残っとる。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選ポイズン』3日目

 1Rでひっそりと5-全-全を買い、念には念を入れて123-5-全も買い、4-5-2を喰らって丸亀城の天守閣までぶっ飛んだHです。こ、こんなときに間嶋5号機!?(大号泣)ここの辻を当てて、7Rに転がしたかったにゃあ。
 絵に描いたような最悪の流れですが、毒を喰らわば皿までなめてみせましょう。7Rの辻君、ヨロシクッ!

7R
★①川上 剛
 ②重成一人
 ③松井 繁
◎④辻 栄蔵
 ⑤平石和男
★⑥瓜生正義

進入123/456

 相手が揃っただけに1R以上の高配当が見込めますね。4カドからS決めて自力で攻めるか、展開を突いてのまくり差しか。握り屋さんの重成と松井がゴッツンコ(重成=差しと判断した松井が握ったところ、重成がこれをブロックして先まくり、2艇流れ)のシーンもありえるし。とにかく足は突き抜けるに十二分のパワー。後はモチベーションの問題ですが、これはもうSG2Vの精神力を信じるっきゃない。相手は目をつぶって極選予備校生の川上と節イチ指名の瓜生へ。この3艇ボックスも買っちゃいますか!

3連単★4-16-全、146BOX

 憲吾郎どの、うりちゃん、れいこ様、ジャンクさんetc こんな流れですからね、一緒に皿までなめる必要はないっすよ~。


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本日の“本紙予想”MB記念3日目

 ども。Kです。初日は1コース5勝、2日目は5勝。まあそういう傾向にあるわけです。

1R 
横西が渾身の逃走劇。辻がマクリ差して追走。
◎横西 ○辻 ▲石川
3連単1-52-全

2R 
全国スター候補対決。篠崎が逃げて、平山が差し追走。岡崎も迫る。
◎篠崎 ○平山 ▲岡崎 △阿波
3連単1-263-全

3R 
三井所、木村の存在で進入微妙。中島が展開有利に抜け出す。
◎中島 ○田村 ▲原田 △三角
3連単2-135-全

4R 
平田が軽快に先マイ。池田が自在に捌いて相手本線。
◎平田 ○池田 ▲今垣 △村田
3連単1-364-全

5R 
井口がSぶち込んでイン宮武を攻める。外枠でも山崎怖い。
◎井口 ○山崎 ▲宮武 △菊地
3連単2-613-全

6R 
上瀧前付けもものかは、湯川ががっちり逃げる。上瀧に粘るアシあり。
◎湯川 ○上瀧 ▲坪井 △吉田
3連単1-462-全

 後半は後ほどアップします。


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3日目! 予選折り返しました

2009_0826_0051 おはようございます。モーターボート記念3日目、予選は早くも前半戦を終え、勝負駆け気配が漂ってまいりました。2日目を終えた時点での予選トップは瓜生正義。H記者の節イチ見立ては正しかった!? 本日も熾烈なポイント争いに、丸亀の夜はモエそうであります!(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の「穴・極選ブラック夜間予備校」2日目

 初日はレース全体のパワーを見下ろしたが、今日はいつか万太郎をプレゼントしてくれそうな穴パワーを絞り込んでみたい。いわば、当たらないので有名な、そして今節もさっぱり当たらない「穴・極選ブラック」の予備校的存在と思ってほしい。

 昨日のおさらい「穴党向けの特注選手」は……?


祝・卒業★松本勝也(3R)…な、なんと1号艇で170倍の万太郎!ここが勝負どころだったとは! 私は松本のアタマから取りこぼしてしまいました。松本はこの活躍で主力メンバーの仲間入り。このコーナーからは卒業か。
2009_0824_0551 ★石田政吾(10R)…大ショックの6着大敗>< ただ、敗因はパワーではない!! 濱野谷の激辛2番差しのさらに内を突こうとして1マークどん詰まりになり、ブイに接触までして失速。この大敗で、配当的にますます美味しくなったと思いたい。
★辻 栄蔵(5R)…大ショックの5着大敗>< ただ、敗因はパワーではないPART2!! イン丸岡の艇尾に舳先が絡まってニッチモサッチモできないうちに流れてしまった。この大敗で、配当的にはますます美味しくなったと思いたいPART2。
2009_0826_0151 ★川上 剛(7・11R)…7Rは今垣の老獪なテクに翻弄されて3番手から4着に。足負けではなかった。あのまま3着だったら10万円近い大穴だったなぁ。買ってないけど。11Rは松井に抜かれての4着。王者の影に怯えたか?2周1マークでブイに接触して失速する間に全速マイを喰らってしまった……格の違いというしかない。パワー自体は若手の中では上々なので、今日の三井所のような一撃大穴を提供する可能性は捨てきれない。

ここから改名「穴・極選ブラック夜間予備校」3日目の予習

 在校生
★石田政吾(9R)…2号艇だけに人気になるかもしれないが、オッズと相談しながら狙ってみたい。
2009_0826_0076 ★辻 栄蔵(1・7R)…明日こそは……。なんと、5号艇&4号艇の2回乗り。枠的に美味しすぎるぞ。もちろん1Rから狙い撃つが、もしそこで敗れたら7Rがメイチの勝負所だ。内に松井、外に瓜生がいて人気の盲点になること間違いなし。気合が入る。
★川上剛(7R)…辻栄蔵と同居しての1号艇。人気なら斬り捨てて明後日以降に狙う手だが、他が錚々たるスター軍団だけに1=4でも万太郎がありえる?
 新入生
2009_0825_0084 ★秋山直之(8R)…スタート慎重で突き抜ける展開にはなりにくいが、道中の全速ぶん回しはそれなりに決まっている。ちょっと地味な直之パターンという感じ。この程度の足があれば、いつでも2、3着まで追い上げが利く男。明日の1号艇は人気次第だが、外枠のヒモ付けは欠かせないぞ~。


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THEピット――王者教室

   11R。川上剛は、1Mを回って3番手。しかし、外には6号艇が併走して、競り合いの状態となっていた。
 その6号艇とは、松井繁。
 初めてのSGで、川上は王者と競るという、光栄なのか不運なのか、どちらにも転がり得る事態を迎えたのだった。
 松井と走るのは初めてではないだろうが、これはSGである。厳しさは他の舞台とは違って当然。同時に、川上も今までとは違う舞台だという意識もあっただろう。
2009_0826_r11_0875_2  決着はあっさりついた。2周1マーク。松井が外マイで川上を抜き去って行った。引き波をずっぽりとなぞる不運はあったものの、川上があしらわれたとさえ見える展開。逆に言えば、松井はどこを通ればいいのかよくわかっていたわけで、川上は格通りに捌かれたという印象すらあった。
 レースを終えて、ピットに引き上げてきた川上は、ヘルメットをさっと脱ぐと、同県の仲間たちに露骨な苦笑いを見せていた。やっちまった……。いや、違う。やっぱりやられてしまった……。それも違うか。松井さん、強ぇぇぇ……。少し近くなったかも。これがSGなのか……。まあ、そうした思いが複雑に絡み合って、川上に苦笑いを浮かべさせた、と考えてもらったらいい。その苦笑いを顔面上でフリーズさせたまま、仲間が引くボートを追従して歩く川上。力ない足取りは、まるで磁石で引っ張られている人形のようだった。
2009_0826_0822  「タッケシぃぃぃ~~~~!」
 お前、何やってんだよっ!てな勢いで川上の名前を呼んだのは三井所尊春である。三井所は、キッと川上の顔を見据えながら歩み寄ると、腰のあたりを抱いて、カツを入れるように言葉を投げかけた。川上が事情を丁寧に説明している間も、三井所は凛とした視線を外さない。つづいて、上瀧和則も「まったくもう」てな視線を向けつつ、川上に近寄る。三井所が話しているから、あえて口を出しはしなかったが、上瀧も同じ思いで川上を見つめているように思えた。この男気満点の先輩には、少しだらしないレースに映っていたのかもしれない。
2009_0826_0484  他の選手も、おおむね、「やられちまったな~」的な視線を川上に送っていた。相手が松井さんなら仕方ないよ、という意味の視線もあったように思う。平田忠則の、苦笑しつつも優しさを向けた視線も印象的で、ともかく九州勢はみな、王者と競り合い、捌かれた川上と、何らかの思いを抱きつつ接していたようだった。

2009_0826_0139 カポック脱ぎ場で川上は、まず戦った選手たちに頭を下げて回っていた。後輩としての礼儀である。坪井康晴が「はぁい、お疲れ~」と優しい言葉を返す。勝利者インタビューにせかされていた魚谷智之は、一瞥してペコリと頭を下げ返す。村田修次には、ごめんなさい、という言葉が出た。川上は4カド、村田は5コース。しかし川上は最内差しを放ったので、村田はその上を行かざるをえなくなっていた。僕がマクれば差し場ができたのに、というような意味のごめんなさいだと思うが、村田は2着をきっちり獲っていたので、ノープロブレムである(もちろん、着順が下でも無問題だったと思う)。
 ひとしきり挨拶が終わると、川上はそばにいた岡崎恭裕にこう言っている。「何をされてしまうんだろうと思った」。2度3度そう繰り返した川上は、少し肩をすくめるような仕草も見せていた。本人に確認はしていないが、勝手に翻訳するとこういうことだろう。
2009_0826_0654  松井と競りになった。松井はあの手この手で捌きにかかるに違いない。何しろ、王者と呼ばれる艇界のトップだ。若造の自分など、あっさり捌くに違いない。いや、本当に怖いのは、自分が粘ったときか。松井は王者の意地にかけてでも、自分を競り落とすに違いない。そのとき、何をされてしまうんだろう……。
 そう考えた時点で、川上の敗北は決まっていたのかもしれない。SG初出場の若者を責めることなどできるはずもないが、機力よりも精神のパワーが松井より5~6艇身も負けていたと言わざるをえない。もちろん、それで当たり前だと思うが……。
 遅れて、松井がカポック脱ぎ場にあらわれた。川上は、表情を一瞬だけ硬くして、松井にも頭を下げている。松井は、おぅ、とばかりにうなずいて、うまそうに水を飲み干した。きっと他意はなかったと思うのだが、僕にはその仕草が川上に余裕を見せつけているもののようにも見えたのだった。

「松井さん、お願いします」
 突如、川上が松井に声をかけたのは、カポック脱ぎ場の目の前にあるモニターが、リプレイを映し出したときのことだった。
 えっ、松井さん、お願いします…………?
 松井が、川上の呼びかけに応えて、モニター前に歩を進める。並んで画面に見入る。
 地区的なつながりは、ない。今節はまだ3日しか経っていないが、二人の絡みは一度も見ていない。ようするに、二人の関係性はまったく見えてこない。松井にとって川上は広い意味の後輩で、川上にとって松井は仰ぎ見る存在。二人を結びつけるアイテムは、いくら考えても見当たらない。
2009_0826_0726  自分だったら、と考える。SG初出場で、王者・松井に何かをお願いすることなんてできるだろうか。できないな。コンマ15秒で結論が出る。絶対に尻込みするし、怖気づくし、言葉を交わすことすら勇気がもてない。しかし、川上は迷うことなく松井と面と向かった。
「松井さん、僕、どうすればよかったんですかね?」
 ついさっきまで競り合った相手、しかも王者に、川上はアドバイスを求めている。たとえば、瓜生正義なり平田忠則なりに、それを問いかけるのなら理解できる。しかし、競り合いの当事者であった王者に、自分から声をかけていくとは……。耳を疑ったし、二人の表情を見る勇気すら僕にはもてなかった。そして、川上の栄えある将来性を確信するしかなかった。
 1マークを回ったあとから、松井は川上に丁寧に言葉を投げていった。川上は、「はい。はい。はい」と丁寧に返事をする。申し訳ないが、具体的な会話はここでは書かない。なぜなら、これは川上剛が自力で獲得した「王者教室」だからである。まあ、レーサー同士にしかわからない会話もあったんだけど……。
 ひとつだけ書かせてもらうとするなら、この言葉だ。
「着をキープしようとしているところはないか? むしろ、前へ前へ、という気持ちだ」
 正直、相手があなたでそれができる若者はなかなかいないでっせ……とも思ったが、王者と呼ばれるようになってもなお、そう心掛けて走っている松井繁という男に震えた。
2009_0826_r11_0887 もうひとつだけ。3周1マーク、川上は内から松井に突っ込む素振りを見せている。もちろん松井は軽々と交わし去っているが、川上は「ここ、すみませんでした」と謝った。
 松井は、一瞬の間をあけたあと、言った。
「お前が来なかったら、俺が2等や」
2009_0825_0597  大笑いしながら、川上の背中をポンと叩く。力強く、それでいて優しく。
 川上は、明らかに闘魂を注入されたかのように、背筋を伸ばして「ありがとうございましたっ!」と言った。松井は背中越しに右手をあげて、軽い足取りで去って行った。
 ふと、川上の表情を盗み見ると、神妙な表情でふたたびモニターを見上げていた。モニターが映し出していたのは、ゴールの瞬間。それでも見上げずにいられない川上の視線が、そのあたり一帯に神聖な空気を作り出していた。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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今日のベスパフォ&珍プレー

今日のベストパフォーマンス

8R/女傑の進軍

2009_0826_0230 まだ8Rを見ていない方は、是非ともVTRなどでこのレースを堪能してほしい。6号艇の動きだけを視野の真ん中に入れて。6コースだった横西奏恵は、1マークで最内差しを選択した。届かずに最後方。ここからが凄い。
★2マーク…バックの内からもこもこ伸びて5番手あたりから、ダンプ気味の斬り込み。しっかりサイドを掛けて他艇と接触することなく3番手争いに持ち込んだ。が、2周ホームでは3艇併走のど真ん中。これって、いちばん苦しいポジショニングなのだが。
★2周1マーク…その息苦しい位置から、横西は委細構わず握ってぶん回した。判断の早さ、行動の迅速さは両脇の平石和男、木村光宏レーサー以上。男前すぎる全速モンキーで3番手をキッチリ取りきってしまった。
★2周2マーク…ここがまた凄い。伸びそのものは中堅だけに、バック直線でじりじりと追撃される。内から平石、外から木村がにじり寄っての2マークで、横西はその2艇のど真ん中に再び艇を突っ込んで豪快に割り差した。闘争心剥き出しのターンだ。今度は外の平石と併走で、内後方から地元の木村が迫る展開に。3周1マークで奏恵ちゃんは……。
★3周1マーク…平石への牽制を捨て、木村の頭を叩き割るような強ツケマイでまずは目先の敵をひとり完全に沈黙させる。3着争いの相手は平石のみ。内からひたひたと歴戦の猛者が迫ったが……。
★最終ターンマーク…突進気味の平石を迷うことなく上から握り潰し、貴重な6ポイントをゲットした。
 まあ、文章にするとこんな程度だが、水面で目の当たりにした奏恵ちゃんの迫力はもうなんと言っていいのか。ダンプ、割り差し、強ツケマイ……パワー任せとはまるで別物(横西のパワーは中堅に毛が生えた程度だと思う)の気合300%の全速全力攻撃の連続だった。目が釘付けになる、とはこのレースの奏恵ちゃんのことである。

今日の珍プレー

3R 進入隊形は1345<2>6??

2009_0826_0246  さすが、全速ターンを生み出した艇界のエジソン。エポックメイカーの今村豊がまたしても観衆のド肝を抜く新戦法を披露した。名付けるなら「対アワカツ6コーススロー戦法」。まんまか。全レーススローを決め込んでいる今村にとって、このレースは実にやりにくい番組だった。自然のなりゆきまかせだと、自分が5コースで阿波勝哉が6コース。スローの今村が、阿波の単騎ジカマクリに対抗するという図式だ。これは誰が考えても気持ちのいい進入ではない。かといって、急造のダッシュ戦で鋭発のSを行けるわけもなし。そこで(おそらく)今村は考えた。俺はスロー専門。阿波はダッシュ専門。でもって絶対にマクられたくもない。その唯一の選択は……今村はスロー水域で艇を流したまま、早々に消波装置の近くまで辿りついてしまったのだ。スロー&アウト主張。ちょっと、わけのわからない事態になった。
(おそらく)困ったのはアワカツである。大好きな6コースが欲しいのだが、そこには今村さんがいる。スローで。ということは自分は……5カド? いや、5コース単騎ガマシ? それは異様な光景だった。スロー5艇が広く並んだ中、1艇だけ深々と引いた艇がその真ん中を突き破るような。結果として、阿波は突き破ることはできなかった。スタートにいつもの迫力はなかった。当然か。逆にコンマ09のゴキゲンなSを決めた今村は、阿波にぴったり張り付きその外を全速でぶん回した。やんちゃである。新戦法で厄介な敵の目をくらまし、旧戦法(全速ターン)でその敵を叩き潰す。しかし、どちらもオリジナルなのだから、誰も文句は言えないし。アワカツにとっては災難だったが、「やっぱ歴史や伝説を作る男ってのは、いつでもやることが一味違うわい」としきりに感心していた私だった。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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田中信一郎、帰郷……

本日12Rで他艇との接触、モーター停止となってしまった田中信一郎が、公傷により帰郷となりました。残念……。ダービーでのリベンジを期待します。

12R終了前に前夜版をもらった皆様、番組に変更が出ていますので、ご注意ください。


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“本紙予想”MB記念2日目後半

前半はぼちぼち、ですか。後半もイン主体でがんばります。

7R
原田が好発からきっちりと逃げる。今垣が巧ハンドルで追う。
◎原田 ○今垣 ▲田中 △川上
3連単1-345-全

8R 
今村がインから軽快に逃走。山崎ががっちり追走。
◎今村 ○山崎 ▲木村 △横西 
3連単1-356-全

9R 
森高が意地を見せる逃走劇。井口が阿波を止めつつ前進。
◎森高 ○井口 ▲菊地 △阿波 
3連単1-624-全

10R 
濱野谷が本日連勝のカド攻撃。池田のイン残しを本線に。
◎濱野谷 ○池田 ▲湯川 △吉田 
3連単4-126-全

11R    
魚谷が揺るぎない逃げを見せる。2~3コースまで動いて松井が追走。
◎魚谷 ○松井 ▲秋山 △坪井
3連単1-623-全

12R 
瓜生のイン戦、盤石。飯山が伸びなりに攻めて浮上。
◎瓜生 ○飯山 ▲重成 △中島
3連単1-536-全


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THEピット――まさかの進入

 3R。
 2号艇・阿波勝哉。6号艇・今村豊。
 普通はこう考える。今村は緑でもスロー起こしだから、阿波は6コース単騎ガマシだ、と。上瀧和則もいるけれども、3号艇だからおそらく2コースまで。進入は13456/2だ。
2009_0824_0573  実際、ピットアウト後はそこを目指して全員が艇を流しているように思えた。しかし……今村、ずいぶんと岸壁に寄ってないか? 阿波のコースは相当に狭くなっているが……。
 そんな異変を感じたとき、誰もが目を丸くしたのではないだろうか。阿波が4コースの重成一人と今村の間に突っ込もうとしている!
 単騎ガマシのはずの阿波が5コース。スロー艇の最外のはずの今村が6コース。こういう隊形、何て表現したらいいんですかね? 阿波は5カドなの? 今村はカド受け……じゃないよなあ。表記は1345/2/6でいいのかしら? うーん、わからん。
 阿波にとっては、この並びが敵となった。そして今村にとっては、この作戦が奏功した。5コースだとスタート勘が狂うという阿波。阿波のマクリについていって、2番手に浮上した今村。今村としては、してやったり、というところだろう。
2009_0825_0323  このレースを見ていた選手仲間も、目を丸くしていたようだ。ボートリフトで今村を出迎えた白井英治は、おかしそうにニコニコしている。今村はヘルメットの奥で大笑いしながら、白井に話しかけている。湯川浩司を出迎えに来た松井繁と田中信一郎も、まずは今村の真ん前に陣取って、今村の解説をニヤニヤと笑って聞いている。陸に上がったあとには、誰かが「阿波さん殺し?」と声をあげていた。今村は「いやいやいや、そうじゃなくて」と否定していたが、顔にビタリ張り付いた笑顔は永遠に消えそうにないほどに深くなっていった。
2009_0824_0432  ともに走った面々も、水面で今村の走りを興味深く見ていたようだった。カポック脱ぎ場で、もっともブーイング(?)を飛ばしていたのは、上瀧和則だ。「俺はスタート遅れてたから、よう見えたわ」。アウトにいるはずの黒いカポックが5コースから疾走しているのを、上瀧は前方に見ていたわけである。「いやあ、人間のやることやない!」。上瀧は大笑いしながら、今村をからかう。「あんなことやるようじゃ、引退の時期も近づいたってことやな!」。爆笑する上瀧に、今村はさらにニコニコニコニコと笑っていた。近くでヘルメットのシールドを磨いていた白井も、ふふふふと笑っていた。
2009_0825_0034  そこに湯川があらわれる。「いやぁ、ビックリした! 阿波さんがすぐ外に来てるんやもん!」。本当はいるはずのないところに、阿波がいた。そりゃ驚く。「それに阿波さん、内に行くし!」。カマシ切れずにマクリ差しに出た阿波の戦法も意外だったようだ。湯川自身、阿波対策の作戦を立てて臨んでいたのかもしれない。それが完全に狂わされたわけだ。そんな湯川に、今村はやっぱりニコニコニコニコ。この大先輩が、後輩たちにエンターテインメントを提供した、というべきである。
2009_0825_0299  ただ一人、笑っていなかったのは、当事者の阿波である。もちろん、今村の作戦に憤っていたわけではない。だが、勝負師として、ここで笑うわけにはいかない。哄笑の輪の中で、ひとり表情を変えることのない阿波勝哉。
 控室に戻り際、湯川に「ごめんね」と阿波は声をかけた。思いもかけぬ阿波の謝罪に、湯川は大慌てでそれを制する。ひとつうなずいた阿波は、やはり表情を変えぬまま、控室への階段を上がって行った。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選ブラック』2日目

 昨日のドリーム、バックで大本線2-1-6、80倍ができあがり「こ、これは丸亀城を買えるかもっっ!?」と思った瞬間に松井のエグ差しを脳天から爪先まで貫かれたHです。極選・俊介も引き波で溺れてたし……今日はしっかり決めてみせましょう。ayu憲どの、うりちゃん、れいこ様etc、みんなで丸亀城を買い取っちゃいましょう!!
 今日の狙いは、同期の俊介にツケマイを見舞って転覆したあのお方。

5R
 ①丸岡正典
◎②辻 栄蔵
 ③三嶌誠司
 ④中野次郎
★⑤瓜生正義
★⑥魚谷智之

進入123/456

 丸ちゃんは2、3着っぽい足なので、インでも取りこぼしがありえます。昨日の足合わせで惚れ惚れするターン足を見せた辻がクルリン!!と回ってバック突き抜けてくれるでしょう。F直後、失格直後を狙うのは穴党の基本セオリーですからね。あ、いま水面を見ていたK記者から「辻が瓜生をやっつけたよ~」とホットな情報が……! 節イチ候補の瓜生にまで勝ってしまうとは。アタマ決め撃ちしちゃいましょう。2-1も十分ありえますが、配当の妙味は枠遠いSランク瓜生と不気味な行き足を持つ魚谷の76期コンビ。万太郎にならないフォーカスもありそうですが、3着に薄目が来ることを祈りつつ8点張りで勝負します。隠れ超抜&74期で唯一のSGレーサー辻クン、銀河帝国と自由惑星同盟(76期)を引き連れて、大穴を私にくださいませ!!

3連単★2-56-全

 池田で堅そうなので極選指定はしませんが、10Rの⑤石田も要注意ですぞ~。


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本日の減量選手

前日より0.7kg以上体重が減っている選手を取り上げる「今日の減量選手」。2日目にして早くも、ぐっと少ない人数になりました。注目は、やはり濱野谷憲吾か!? 

石川真二  50.0→49.3
濱野谷憲吾 52.9→52.0
原田幸哉  50.5→49.8
田村隆信  53.4→52.7


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本日の“本紙予想”MB記念2日目

 ども。Kです。初日は後半がそこそこ好調。夜になって冷えてからのほうが、よりイン優勢というのはナイターレースの鉄則でありますね。今日は終盤レースで1号艇に銘柄が入っていますから、またまた夜はイン連発、という可能性も大アリだと思いますよ……。

1R 
好機・山本がインからもたせる。森高が気合で上位進出。
◎山本 ○森高 ▲中野
3連単1-63-全

2R 
初日から手応え来ている笠原が全速逃げ。田村が差して追走。
◎笠原 ○田村 ▲吉田 △石川
3連単1-236-全

3R 
阿波がもう一丁! 松本がインから小回り残し。
◎阿波 ○松本 ▲湯川 △重成
3連単2-145-全

4R 
濱野谷がきっちり差して浮上。秋山のイン残しを本線に。
◎濱野谷 ○秋山広 ▲秋山直 △岡崎
3連単2-153-全

5R 
丸岡がイン速攻で押し切る。魚谷は外コースでも脅威。
◎丸岡 ○魚谷 ▲瓜生 △三嶌
3連単1-653-全

6R 
飯山がインから外を制して先回り。カドから白井が自在に迫る。
◎飯山 ○白井 ▲松井 △平田
3連単1-423-全

 後半は後ほどアップします。


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2日目! 今日も出るか、大マクリ!

ブルーナイターMB記念、2日目でございます。丸亀は早くも秋の気配が漂いつつあり、ゆうべはけっこう涼しかった。今日も、薄曇りという気候のせいなのか、それほど暑くないのであります。気温が下がれば、選手たちも調整に苦労しそうで……。

2009_0825_0742 この人も、さらなる調整に追われるのでしょうか。初日7R、大マクリ炸裂の阿波勝哉。昨日はレース後も大きな整備をしていました(キャリアボディー交換?)。さらなる伸びを求めて、1勝では満足せずに、調整を続ける。この飽くなき追求心こそが、スペシャル必殺技の源泉なのでしょうね。(PHOTO/中尾茂幸)


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舟券に役立つ?レースダイジェスト

2009_0825_0056 1R 1着・石川B 2着・川上A 3着・三角C
 進入は⑤石川が前付け(待機行動違反)しての152/346。その石川がコンマ32のドカ気味Sからズブ差し一発を決めた。見た目は派手な差しだったが、イン①平山の足がひどすぎたともいえる。まったくサイドが掛からず明後日の方向に流れ、道中も4番手争いからずり下がりの最下位に……。さすがワースト機、可哀想になるほどひどい。このままでは一銭もいらない足だ。Eランク。石川の足は回り足Aで伸びC。昨日Aに指名した川上はしぶとい回り足を見せた。A'が妥当かもしれないが、とりあえず据え置き。3着争いを演じた三角と丸岡は着順とは逆で丸ちゃんのほうがやや上。

2R 1着・村田B 2着・中島B 3着・横西B
 外に仕掛けきれるだけのパワーなく①村田が逃げて圧勝。4カドからぶん回した③中島も楽に2着を取りきった。この手のレースはパワー評価が難しく、両者ともにBの仮評価。激しい3着争いを演じた横西と山本は判別可能だが、これも中堅B同士の争いだったとみる。山本は評判モーター35号機の素性をまだ引き出していない印象。

2009_0824_0593 3R 1着・赤岩A' 2着・石田A’ 3着・秋山C
 昨日Aに指名した①濱村がインで敗れた……。敗因はパワーより③石田に絞られてマイシロがなかったためと思われ、Aのまま据え置きする。勝った⑥赤岩は前検通りの鋭い回り足。伸びが苦しいのでA'据え置きだが、内コースではさらに怖いぞ。特筆すべきは石田で、前検では中堅と思えた足が実戦でガラリ一変した。レース足が強烈で競り合いに強い。A’に昇格。

4R 1着・池田A 2着・平石A’ 3着・山崎B
 昨日A’に指名したふたりの行った行った決着。競り合いながらも他艇をどんどん置き去りにするという、完全な「パワーのレース」だった。②池田と①平石のどちらが上かは断言できないが、レース足で池田、回り足で平石とみる。⑤の智也は意外な伸びあり、今後も注意が必要だ。

2009_0824_0486 5R 1着・守田A' 2着・秋山C 3着・木村B
 ①守田が同期③辻のツケマイをブロックして逃げきり。本人は「足落ちした」と泣いているが、いつもの俊介パワーに比べたらSSSくらい出ている。他者が整備するにつれて相対パワーは落ちるだろうが、それまでに予選ポイントをしっかり稼ぎたいところ。残念だったのは辻で、スリットからぐんぐん伸びた行き足は空恐ろしささえ感じられた。1マークの振り込み失格で準優に黄信号が点ったが、それで人気が落ちればしめたもの。あのパワー絶対に狙い得だと思う。2着以下の足は事故艇による減速航走でよくわからない。

6R 1着・白井B 2着・横西B 3着・松本A
 ①石川が痛恨のFに散っての恵まれ決着。正味のパワーがわかりにくいレースだったが、②白井と③横西は中堅~中の上はありそう。それよりいちばん目立ったのはアウトからぐんぐん追い上げて3着を奪った⑥松本だ。引き波に強く粘り強いレース足。Aに相応しいパワーだと思う。心配なのは⑤湯川で、昨日からターン回りで舟が暴れっぱなし。このレースでもまったくサイドが掛からず後退の一途を辿った。このままではヤバイCランク。

2009_0825_0744 7R 1着・阿波A 2着・菊地A’ 3着・丸岡B
 夕暮れ迫る丸亀水面にでっかい黄色の花火が打ちあがった。⑤阿波が伸びなりにまくって圧勝。スリット隊形にも恵まれたが、この伸びがあればいつでも勝てる。スリットからの行き足も昨日よりアップ(その分サードの足はやや落ちたかも)し、Aランクに昇格だ。逆に2着の⑥菊地はちょっと伸びがなさすぎる。回ってすぐの足は上々だが全体的にはA'かBだろう。とりあえず1ランク降格。3RでA'を授けた④石田は何も出来ずに6着大敗。ただこれは阿波まくりの煽りをモロに食ったものでパワー負けではない。これで人気が下がるようならアタマから狙いたいパワーだ。

8R 1着・笠原B 2着・吉田B 3着・魚谷A
 超300倍の大波乱。“立役者”はアウトからチルト3度でぶん回した⑥飯山と、それを凄まじい行き足でブロックしようとした③魚谷。さらに①赤岩もパンパなスピードになった飯山のツケマイを浴びる形になり、パワー上位3選手が共倒れになってしまった。パワーがありすぎた故の悲劇。1、2着の②笠原、④吉田(両者とも昼前から熱心な試運転を繰り返していた)も中堅以上はあるのだが、結果自体は展開に恵まれた印象が大きい。魚谷の足がとにかく怖いぞ。

2009_0824_0599 9R 1着・坪井B 2着・三角C 3着・中島B
 2コース名人の②坪井が本領発揮。スタートで①三角に十二分にプレッシャーを与えつつシャープにエグり差した。実に巧い。パワー自体はまだ中堅に毛が生えた程度だと思うのだが、昨日よりは格段にアップしている。回ってすぐに押していく足がもうひとつ上昇すればAの仲間入りだ。極選指名した⑥俊介は引き波にアップアップの5着大敗。ま、まさか、早くもパワーが垂れはじめたのか……(涙)。

10R 1着・重成B 2着・白井B 3着・原田C
 ①重成がインから圧勝したがパワー云々より気合勝ちの感。大整備でやや気配はアップしているのだが…正味の足は中堅レベルか。⑤白井がしぶとい立ち回りで1・2着発進。パワー的には中の上までだと思うのだが乗れている印象だ。ガッカリしたのはA指名の③田中で、何度かの競り合いで脆さを見せた。スリットからの行き足は上々だったので、課題は実戦でのターン足か。とりあえずA’降格に留める。

2009_0825_0827 11R 1着・菊地A' 2着・山崎B 3着・今垣A'
 100m起こしから①菊地が十八番のコンマ09デジタルSを決めて逃げきった。隊形もほぼ横一線とあってパワー逃げよりS逃げの印象。どれだけ出ているのかは依然として未知数だ。暫定でA'保留。②智也は柔軟なテクで2着を死守したがパワーは中堅ちょいといったところ。伸びだけなら上位あるのだが。4カドから強引に絞った④今垣も、まだグラチャン級の行き足ではない。十分に戦えるというレベルのA'が妥当か。このレースで目を引いたのは⑤平田の追い上げ。最後は今垣の好腕に屈したものの、ターンごとにしぶとく食い下がりあわやの見せ場を作っていた。怖い穴パワーとしてA’に昇格させる。

2009_0824_0281 12R 1着・松井A' 2着・瓜生S 3着・濱野谷B
 5日後の優勝戦を連想させるような①松井VS②瓜生のデッドヒート。まずは惜しくも2着に敗れたSランク瓜生だが、レース足は超抜でも伸びがいささか心もとない。正直、節イチ候補のSは見立て違いだったかもしれない。まあ、2コースから王者をあれだけ苦しめたことだし、競りながら後続をブッチギッてもいるし、今後の上昇度も含めてSに据え置くことにする。
 勝った松井のパワーはバランス型の中堅上位。展示タイムがかなり良いが、今後は伸びの代わりに出足レース足をより強めていくと思う。そうなれば王者必勝パターンでA以上の評価もありえる。松井本人も「最近のSGではいちばん戦える」と胸を張っているが、まだ現状では過信は禁物だ。
 3着以下は……千切れに千切れた。⑥濱野谷がごまかしごまかし3着を取りきったが、正味の足は⑤今村と互角かやや下かも。とにかく上位着ふたりに比べると、どんぐりの背比べのような接戦に見えたぞ。③井口④田村も含めてさらなる上積みが必要だろう。(Photo/中尾茂幸、Text/H)

2009_0825_r12_1079 オマケのおさらい/穴党向けの特注選手(隠れ超抜?)
★松本勝也(3R)
★石田政吾(10R)
★辻 栄蔵(5R)
★川上 剛(7・11R)


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THEピット――銀河タイム

 銀河の部屋、と名付けることにする。
 これまでにも「ペラの森」「ペラの扉」などで証明されてきた、私のあまりにも秀逸なネーミングセンスが思わず発動されてしまったのだ。
 銀河の部屋。ピットには、そう呼ぶべき場所がある。
2009_0825_0662  本当は、部屋ではない。装着場の隅にはペラ室があり、もちろん選手たちはここでペラ調整する。だが、スペースには限りがあり、調整の中心がペラであることの多いSG級選手、あっという間に満員となるのは必定。そこで、その部屋の前にゴザのようなものを敷いて、臨時ペラ叩き場が今節は設けられているのだ。いや、去年のダービーも同様だった。すなわち、装着場の隅っこに何の仕切りもない特設ペラ調整場がある、ということ。やっぱり、部屋でも何でもない。
 ということで、ここで誰が調整しているのかについては、覗き込んだりする必要もない。そちらに目をやれば、自然と選手の姿は目に入ってくる。コンマ10くらいのタイミングで、誰がいるのかは確認できる。
2009_0825_0374  今日の前半。ちらり。田村隆信と森高一真。ちらり。湯川浩司と森高一真。ちらり。丸岡正典。ちらり。井口佳典と湯川浩司。今日の後半。ちらり。田村隆信と井口佳典。ちらり。湯川浩司と森高一真。
 銀河系ばっかりやん! そうなのである。この臨時ペラ叩き場、85期勢が占拠しているような状態なのである。いや、実は王者もここで調整している。銀河系と王者。どえらいメンツだ。しかし、松井が不在のときでも、銀河系の誰かがここにいるので、あたかも85期専用の場所のようにも思えてしまうのだ。
2009_0825_0285  というわけで、銀河の部屋。これで決まり。ということで、今日は朝から晩まで、ここに銀河系の面々が集っていたのであった。あ、あと11R発走直前くらいだったか、岡崎恭裕が湯川の真ん前に座って、先輩たちがペラを叩くのをじーっと見つめていたな。

 11R前というか10R直後、銀河の部屋は一時、誰も姿が見えなくなっている。まず、それまで並んでペラを叩いていた田村隆信と井口佳典が、同時にボートを着水した。ドリーム出走の2人、申し合わせたように展示ピットに向かったわけである。
2009_0825_0031  その頃、水面には森高一真と湯川浩司の姿があった。森高は10Rのエンジン吊りが終わると、速攻で係留所に向かい、あぐらをかいて11Rの展示が終わるのを待った。それを追うように湯川も係留所に降りていき、カポックを着込んでボートに乗り込む。展示が終わり、試運転可能をあらわす緑ランプが点滅すると、弾かれたように水面に飛び出して、足合わせを繰り返す二人。
 展示ピットに移動する二人と、足合わせに励む二人。水面はいわば、銀河の水面、と化していた。
2009_0825_0012  田村と井口はほぼ同時に点検を終えて、控室へと肩を並べて歩き出した。その途上で、水面を独占しているのが同期だということに気づいた。係留所に座り込んで、森高と湯川の足合わせを見つめる田村と井口。選手ってのは、そんな角度からでも足色がわかるもんなんですかね(同じような角度で見ていた僕には、さっぱりわからんちんだった)。あるいは、遅い時間帯まで努力を続ける仲間を、心強く、また心配して、見つめていたのか。
 試運転終了の赤ランプが点滅し、田村と井口は立ち上がって控室へと向かう。湯川と森高は名残惜しそうにスローダウンして、ボートリフトへと艇を進めた。
 水面の銀河タイムが幕を閉じた。
2009_0825_0279  で、その数分後、湯川と森高はもう銀河の部屋でペラを叩いていたのだから、行動は素早かった。岡崎が湯川の前に座ったのは、ちょうどその頃である。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2009_0825_0361


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本日の“本紙予想”初日後半

前半はイン2勝、私がイン以外に◎を打ったレースでした……。初っ端からリズムが悪すぎる……。

7R
上瀧の逃げにも惹かれるが、ここは阿波の大マクリに期待。
◎阿波 ○菊地 ▲石田 △上瀧
3連単5-631-全

8R 
赤岩ががっちりと逃げ切る。飯山のダッシュ戦にも注目。
◎赤岩 ○飯山 ▲魚谷 △笠原 
3連単1-632-全

9R 
坪井の差し技が冴える。三角のイン残しを本線に。
◎坪井 ○三角 ▲池田 △守田 
3連単2-156-全

10R 
重成が地元勢に勢いをつける逃走劇。篠崎がカドから追走。
◎重成 ○篠崎 ▲田中 △白井 
3連単1-435-全

11R    
菊地のイン逃げを信頼。今垣のカド戦が脅威。
◎菊地 ○今垣 ▲山崎 △木村
3連単1-423-全

12R ドリーム戦 
松井が王者の逃げ。踏み込んで捌く井口が本線。
◎松井 ○井口 ▲濱野谷 △瓜生
3連単1-362-全


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THEピット――SGが始まった、という実感

2009_0824_0609 「むっちゃ緊張しちゃいました」
 てへ、と最後についてもおかしくない口調で、平山智加が声をかけてきた。平山にレンズを向けていた中尾カメラマンの隣でぬぼっと突っ立っていたこちらに、平山は苦笑4割の笑顔を向けてきたのだ。
 か、かわいい……はともかく、平山の気持ちはなんとなく理解できる。地元SG、オープニングレース、1号艇。丸亀がいかにブルーナイター、そしてMB記念に力を入れてきたかを肌で知っているはずの彼女だけに、期待がひしひしと伝わる初日1Rの白カポックは、デビュー3年生にとってはプレッシャーも大きかっただろう。
 結果は残念であった。しかし、それ以上に大役を担った一戦を無事に終えたことが大きいのだろう。今日はこのあとさらに整備と試運転を続ける様子。ここから本当の奮戦がスタートするのかもしれない。
2009_0824_0359  一方、そんな平山に対しても手を緩めることなくコースをうかがい、きっちり1着をとった石川真二。勝負の過酷さを伝えた勝負師としてのふるまいは、さすがの百戦錬磨であった。また、今日は仲のいい“中尾フォトアーティストの20回目の誕生日”(すべて自称)。昨日、今日の勝利を中尾FA(自称)に誓っていたそうで、有言実行のバースデープレゼントでもあった(中尾Cは舟券外してるんだが)。
 しかし……2R直前にピットにあらわれた石川は、中尾Cの顔を見るなり、愚痴り始めた。なんと、待機行動違反をとられたのだ。ホーム側で流しているときに右転舵をしたとジャッジされたのだが(石川自身は、舳先が波に押されて右を向いただけだと言っている)、せっかくのピン発進にミソがついてしまったことは心をズタズタに引き裂くものだっただろう。たしかにリプレイを見る限り、ちょっとかわいそうな判定に見えるが、それだけに悔やんでも悔やみきれない石川。ひとしきり愚痴るとそれでもすぐにペラ室に向かったから、すでに巻き返しに向けて切り替えているとは思うが……。もしこれが石川の気持ちに火をつけたのだとしたら、今節の石川は台風の目になってもおかしくない。

2009_0824_0364  2Rのファンファーレが鳴り、装着場内にあるモニターに5~6人の報道陣が集まる。ペラ叩き場で作業をしていた田村隆信も覗き込みにやって来て、さらに松井繁まで加わったから、さあ、大変。いや、別に大変じゃないか。僕が一人で緊張していただけだ。で、その2R、2コースの上瀧和則がヘコんで、宮武英司には絶好の展開となった。「おっ、水神祭!」。モニター周辺で誰かがそう呟くと、皆なんとなく宮武に注目するようなかたちになった。結局マクリ差しは流れてしまうのだが……。
 レース後、宮武の顔はヘルメットの奥で歪んでいた。地元でSG初出場、めぐってきたチャンス、しかし……それをモノにできなかった……。カポック脱ぎ場に戻って来たのは6選手の中ではラストとなった宮武は、ヘルメットを脱ぎながら、ひとつ溜め息をついた。2コースを譲った上瀧が声をかけても、無言でうなずくだけだった。
2009_0824_0555  同じ2Rで、見事な逆転ターンで3着に浮上した横西奏恵も、レース後はなぜか浮かない顔をしていた。宮武に注目していたせいもあって、1Mの展開は見逃していたのだが、逆転シーンだけ見れば素晴らしいレースであった。もっと喜んでいてもおかしくないのだが……。
 カポックを脱いだ横西、……あっ、そのまま医務室へ直行。レース中にケガでもあったのか……。だとするならレース直後の表情も納得できるのだが……。
 言っておくが、医務室に行ったからといって、レースで負傷したとは限らない。競艇のレースはさまざまな箇所に大きな負担をかけるもので、腰やヒジ、ヒザなどの関節に持病を抱える選手は少なくない。また、万全の体調を維持するため、ちょっとした打撲等にも手厚く処置をしようとする選手だっている。あるいはちょっと風邪気味とか、そういうケースだってあるだろう。だから、横西の医務室行きもその程度の可能性もあるのだが……。
 3R直前に顔を合わせたので、思い切って訊ねてみる。
「ああ、大丈夫ですよ」
 うむ、その言葉を信じるぞ。初戦3着はそこそこの好発進だ!

2009_0824_0455  さて、初日の前半ということで、選手たちはみな忙しそうに動き回っている。ペラ室は満員御礼、整備室には今垣光太郎&石橋道友(1R出走後に素早く本体整備に)、リードバルブの調整テーブルには濱野谷憲吾と平田忠則、ギアケース整備テーブルには三嶌誠司に川上剛(やっぱり1R出走後に素早く)、さらには試運転をいったん中断した阿波勝哉も加わった。試運転係留所は満艇状態、あちこちで選手同士の情報交換が繰り広げられている。なかでも、飯山泰は係留所を右に左に大横断しつつ、さまざまな選手と話し込んでいた。
2009_0824_0298  まさしく、初日前半らしいピットの空気! 時計を見ると午後3時とか指していて、不思議な感覚にとらわれるが、それでも選手たちの動きを見ていると、SGが始まったなあ、と実感するのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選ブラック』初日

 宇多津の酒場『弁天』でK記者らと焼き鳥(激ウマ!!)を計200本ほど食い荒らしたHです。酒も伝説の?「金霧島」なんぞを呑みつつ、“中尾フォトアーティストの20歳の誕生日”(すべて自称)を祝ったわけですが、今朝は脳みその激痛で目を覚ましました。
 で、さっき丸亀に来たところ、ひどい二日酔いが一瞬でぶっ飛んじまった。辻栄蔵のターン足ですよ。鋭角にギュイン!と回ってそこからシュイン!と伸びる。このギュイン!シュイン!ターンに痺れましたな。昨日のパワー診断ではランク圏外でしたが、一躍Aに抜擢します。5Rは要注意。1号艇の俊介が固いと思えば1-3の同期セット(私はこの1点勝負)、俊介が危ないと思えば3-24あたりを推奨します。
 で、今日の極選は一晩で1・5キロ減量した選手の2着付け。

9R
 ①三角哲男
△②坪井康晴
 ③秋山広一
○④中島孝平
○⑤池田浩二
★⑥守田俊介

進入123/456か126/345

 前検の気配がよかったためか、俊介が本気モードに突入したようです。1・5キロ減。もともとスタートとターンは天才と呼ばれた男ですから、この6号艇でも差して2着まで届く可能性は十分。展開的には地元の秋山が握って攻めそう(坪井はほぼ差し狙いですから)で、マークする中島か池田が美味しいアタマ候補ですね。45-6に狙いを定め、さらに2コース1着率がやたらに高い坪井からの2-6で万太郎になるフォーカスだけ押さえておきます。もし5Rで俊介が惨敗(たまにインでやらかす)したら、さらに美味しい配当に!?

3連単★45-6-全

 ayu憲吾郎どの、初日ですから様子見のバラ券で遊んでくださいまし。給料日の舟券活用は計画的に!


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思いを背負った選手紹介!

2009_0825_0006 三井所尊春(唐津代表)
18歳の夏、甲子園でプレーしてきました。12年経って、競艇の甲子園に出られて光栄です

 甲子園球児だった三井所がいみじくも語った通り、モーターボート記念は別名「競艇甲子園」。各場から推薦されて出場する選手たちが、その場の看板を背負って戦う一戦であります。
 というわけで、選手紹介! 地元の威信を賭けての発言がやはり多かったですね。なかでも、SG初出場のこの男。

川上剛(芦屋代表)
今節は芦屋の看板を僕が背負って走ります。

 お笑い封印のタケシは強いぞ~。ターゲットを表明する選手も。

村田修次(多摩川代表)
今節は「打倒大阪」で頑張ります。

 東京と大阪は永遠のライバル!? 競艇場の思いを背負って走るだけでなく、仲間の思いを胸に抱く男たちも。

赤岩善生(施行者希望)
MB記念、ダービーと欠場している中澤和志のために精一杯頑張ります。
菊地孝平(直近SG覇者)
ナッカーの分まで頑張ります。

 施行者希望で選ばれていたはずの中澤和志。残念ながら欠場となっていますが、同期生にとっては「そこにいる」のであります。今節の二人はもちろんですが、中澤も頑張ってほしい!

上瀧和則(施行者希望)
F2の身ですけど、コース争いをバンバンやって、舟券に絡みたいと思います。

 親分のコメントにはいつも感動させられますね。ジョー様のレースは見逃せませんぞ!
 最後は地元の2人!

木村光宏(施行者希望)
絶対、最後の瞬間まで、諦めません。木村クオリティで頑張ります。

重成一人(施行者希望)
伝説を作りに来ました!

 諦めることのない走りこそ、まさしく木村クオリティ。重成は7月のGⅠ京極賞で「ノルマは優勝」と宣言して優勝しています。今節も有言実行で、伝説が丸亀の夜に舞い降りるかも!

 さあ、蒼い夜の決戦、始まります!
(PHOTO/中尾茂幸)


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本日の減量選手

競艇において、体重というのは重要なポイントであります。選手たちは、日々減量に励み、少しでもアドバンテージを得ようと節制する。……というわけで、不定期新コーナー「本日の減量選手」であります。前日から顕著な体重減を敢行した選手を、「この人たち、気合満点でしょっ!」ということで紹介する次第。本日は前検(競艇場入りした時点)→初日(今朝)の減量選手。0.7kg以上減っている選手をピックアップします。どうやら昨晩の宿舎のサウナは満員御礼状態だった模様で、最多減量kgは守田&岡崎の1.5kg! ゆうべ焼き鳥を死ぬほど喰ったKなど、逆に1.5kg増えてそうですが……

松本勝也  50.7→50.0
山本浩次  53.7→52.8
守田俊介  
53.6→52.1
村田修次  51.1→50.0
白井英治  
54.5→53.2
飯山泰   51.2→50.5
池田浩二  51.9→50.7
寺田祥   54.8→54.0
菊地孝平  51.6→50.7
井口佳典  52.1→51.1
三井所尊春 
52.6→51.3
岡崎恭裕  52.1→50.6


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本日の“本紙予想”モーターボート記念初日

 ども。Kでございます。このモーターボート記念も私が“本紙予想”を記しますので、どうぞよろしくお願いします。“本紙予想”のスタンスは、現実的にイン主体。今節もそのスタイルに変化ナシでございます。ただ、減音モーター導入後は、以前に比べてインが弱くなっている印象もある丸亀水面。ある程度は臨機応変に構えて、一節を戦い抜きたいとも考えております。

1R 
平山は機力に不安があり、丸岡の攻めが利きそう。コース動く石川も注。
◎丸岡 ○石川 ▲川上 △三角
3連単4-526-全

2R 
上瀧動いて内が深くなれば、中島の自在戦が脅威。村田のイン残し注意。
◎中島 ○村田 ▲横西 △山本
3連単3-145-全

3R 
気配いい濱村が逃げ切る。寺田が差して追走。
◎濱村 ○寺田 ▲秋山広 △赤岩
3連単1-246-全

4R 
強烈攻め筋もつ選手多いが、平石ががっちりと逃げる。森高が気合の攻め。
◎平石 ○森高 ▲山崎 △笠原
3連単1-356-全

5R 
木村が変幻自在に抜け出してくる。守田もインで応戦。
◎木村 ○守田 ▲辻 △原田
3連単4-135-全

6R 
白井が壁になって石川がイン速攻決める。差す白井が相手本線。
◎石川 ○白井 ▲三嶌 △湯川
3連単1-245-全

 例によって、後半は後ほどのアップとなります。


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初日! ブルーナイターSG開幕!

おはようございます。モーターボート記念、初日を迎えました。ブルーナイターで初めて開催されるSGレース、丸亀競艇場でも相当に力が入っているようですね。先ほど場内をひとめぐりしましたが、恒例のさぬきUDON祭りにグルメ祭りなど……って食いもんしか見てないのかよ、って感じですが、ともかくさまざまな催しものを用意して、このMB記念を盛り上げようとしています。さっそく、うどんを喰ってまいりましたが、うーん、幸せ……。

2009_0824_0111 というわけで、本日よりMB記念がスタート。オーシャンカップを制した菊地孝平は、SG2連覇を目指して丸亀に乗り込んでいます。H記者によれば、昨日の試運転ではほとんど足合わせをしていなかった、とのことですが、そういえばピットでもあまり姿を見かけなかったような。それが意味するところは果たして……。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――新鮮な光景に目を奪われる

2009_0824_0260  はじめてのブルーナイターSG。4月からスタートした丸亀ナイター、JLCなどでは目にしているが、体感するのは今日の前検が最初となる。
 6班(登番順に平田忠則から寺田祥まで)のスタート練習の頃、対岸の空には夕焼けが広がり、幻想的な風景を作り出していた。ふわっ、これは美しい景色……。思わず中尾カメラマンを引っ張り出して、シャッターを押させる。
2009_0824_0436 「綺麗だねえ、ここのナイター」
 エンジン吊りに出てきた瓜生正義が、まるでこちらの思いを代弁するかのように、ボソリと呟く。天才も水面の向こうに見とれていたようだ。
「えっ、初めてだっけ?」
 そばにいて瓜生の呟きを聞いた辻栄蔵が意外そうに言う。瓜生は7月のGⅠ京極賞には出場していなかったから、たしかにこれがブルーナイター初参戦。ん? 辻も京極賞にはいなかったんじゃなかったっけ? 調べてみたら、辻も初ブルーナイター。この景色は、やっぱり新鮮だよなあ。

 9班の練習風景がまた、実に新鮮だった。三井所尊春、川上剛、岡崎恭裕、篠崎元志、平山智加。これが9班のメンバー。登番4101から4387まで。この世代がSG前検でひとつの班を形成する時が来たか。ついこの間まで銀河系が常に新兵だった時期が続いていたような気がするが、その下の世代もぐいぐいと頭角をあらわしてきているのだから、たかが数年でも時代の変遷を実感させられるというものだ。
2009_0824_0483  ところで、この9班のメンバーを見て、気づくことはありませんか? 佐賀、福岡、福岡、福岡、香川。そう、5人中4人が九州地区の選手である。このところ、新鋭世代の充実度で他地区を圧倒しているのが九州。近い将来、九州勢が大レースを席巻する日が来るのではないかと予感させられるほど、逸材がズラリと揃っている。この9班は、そんな状況のまさしく象徴と言えるだろう(三井所の1つ上が長崎の石橋道友だし)。
 ここで確認しておきたいのだが、エンジン吊りというのはピット帰還後の作業を当該選手以外がヘルプすることであり、ヘルプの対象はおおむね同県同地区、ときどき同期、である。たとえば、今節のドリーム戦は各地区代表が1名ずつ選ばれて構成されているから、今日の松井繁のエンジン吊りには、同県の大阪勢を中心に、兵庫、福井、滋賀の各支部選手が集うことになる。何しろ艇界を支配していると言ってもよい現在の近畿地区だけに、松井のボートの周りには強烈なメンバーがズラリと揃う。選手が多すぎて、手持無沙汰になる選手すらいるほどである。
2009_0824_0470  そこで9班のエンジン吊り。5名がスタート練習を終え、ピットに戻ろうとした時点で、ちょっと変だな、とは思っていたのだ。通常のエンジン吊りに比べて、ボートリフトに集まっている選手が圧倒的に少ないのだ。エンジン吊りは先輩も後輩もなく参加するから、9班が若手で構成されていることは関係ない。そう、言うまでもなく、この班は5名の選手がいるのに、地区で見れば「九州」と「香川」しかいないのである。
2009_0824_0338  しかも、平山の「香川」は地元で、今節7名が参戦。さらに徳島の田村隆信や横西奏恵らも現れたから、平山一人を7~8名が囲むことになっている。一方、九州4名を出迎えたのは、瓜生正義、平田忠則、吉田弘文、石橋道友、遅れて上瀧和則と、平山1人に対する人数より少ないのだ。白井英治も上瀧より先に駆けつけて、6名体制にはなったものの、それでも平山と同じか少ないくらい。これが2日目や3日目のレース後ともなれば、他地区の選手も状況を把握してヘルプに現われるのだろうが、今日の時点では「若手九州ばっかり」という現象に気づいていないのだろう。結局、三井所=石橋、川上=白井、岡崎=瓜生、篠崎=吉田と、マンツーマン体制でのエンジン吊りという、実に珍しい光景が出来上がったのである(上瀧と平田は遊軍的に参加)。
 丸亀のナイター。奇妙なエンジン吊り。不思議な、前検。

 ドリーム組についても少し。
2009_0824_0401  共同会見で印象に残ったのは、松井繁がわりとゴキゲンな様子だったことだ。「久しぶりに、前検としては悪くない」という手応えがそうさせているのだろう。会見が終わり、供されたミネラルウォーターのペットボトルを「これ、もらってもいいの?」と手にとりつつ見せた笑顔。めったに見せる表情ではない。
 笑ったのは、濱野谷憲吾、かな。ドリームは単騎ガマシになりそうだが、と問われて、憲吾は即座に返した。
「単騎は損気ですから」
 ……タンキ違いやろっ! ようするに、憲吾もわりとゴキゲン、なのである。
2009_0824_0573  もっとゴキゲンなのは、今村豊。おおむね手応えの弱さを嘆く会見だったのに、終始ジョークを飛ばしているのだから……ま、これはいつものミスター競艇だな。「(19号機は3優出3優勝。優出すれば優勝率10割)前節が3度目の正直で、4度目の正直っていう言葉はないですからね(笑)」「(丸亀は思い出の水面)いやあ、思い出は遠い昔、じゃないですか(笑)」「抽選の練習せんといけんですねえ……」舟券のヒントにはならなくても、こんな今村さんを見ているだけで楽しい。まあ、ひょっとしたら、パワーアップへの道筋は見えているのかもしれないけど。
2009_0824_0492  最後に、井口佳典の爽快なコメントを。
「スタートは行きます。行く気で来ましたから」
「優勝しに来ました」
 プロはビッグマウスを放ってナンボ、ですよね。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『MB記念・前検を斬る!』

 今節は丸々1週間ブルーナイターに張り付きのHです。給料日にはじまるSGだけに責任も重大ですからな。今日の見立てを明日に生かしてみせましょうぞ、フフ。
 さて、ただいま前検が終わりました。私なりの、目に焼きついたパワーをここに記しておきます。

2009_0824_0444 ★★★ランクS
瓜生正義…レース足。回ってすぐにグウィ~ンと伸びる足が圧巻! ターンの巧さもあるけれど、とりあえず節イチ候補だ。

★★ランクA
田中信一郎…行き足。スタート練習でのスリットからの覗き具合が秀逸。どのコースからでも自在に攻められそう。
濱村芳宏…サイドの掛かり。内でも外でも鋭角に回ってすぐ伸びる。ペラによってかなり違うかも。
松本勝也…レース足。ムラはあっ2009_0824_0383 たが、回ってすぐに今村豊を置き去りにした足は強烈だった。
川上剛…レース足。悪くないはずの三井所尊春を1マークの出口で圧倒。
飯山泰…伸び。誰と合わせてもケタチに伸びた。回りはちょぼちょぼだからチルト3度だったかも。
菊地孝平…行き足から伸び。珍しく合わせる本数が少なく(極端に良いか悪いかのどちらかだろう)未知数も多いのだが、その少ない足合わせは「ウムムゥ」と唸らせる力強さがあった。

★ランクA'
2009_0824_0473 平石和男…回り足。クルリンと音がするような小気味いいターン。らしい仕上がりで、2コースあたりが特に怖い。
池田浩二…Aでもおかしくないレース足。回ってヒュンと突き放す不気味さあり。
今垣光太郎…行き足。スタート練習で濱村とともにスリットから気持ちよく伸びる。最近の光ちゃんパターン?
三井所尊春…出足、回り足。突き抜けるほどの迫力はないが、回ってからの安定感が光った。まさに中堅上位の足か。
魚谷智之…行き足~伸び。実はS級かも? 秋山広一と合わせただけだが、千切り捨てたパワーは不気味ささえ感じた。サンプル不足でこのランクも、明日のレースでは大躍進もあるぞ。
赤岩善生…サイドの掛かり。スピード感はないものの、内でも外でもブレることなく鋭角ターンで他艇に食いついた。うるさい足、という感じ。
阿波勝哉…伸び。やや後伸びすぎる気がしたのでこのランクだが、スタ練で伸びきったとき(1マーク付近)の迫力は凄い。もう少し伸びのピークをスリットに近づければ……!

☆張り出し
守田俊介…珍しくスリットからの行き足と回り足がよく見えた。これくらいの足があれば、天賦の才が生かせるかも?

 あ、前検タイムが出ました。トップは……やっぱりあのお方!!

2009_0824_0458 前検時計ベスト10
①阿波勝哉 6・46!
②飯山 泰 6・59
③丸岡正典 6・61
 平山智加
⑤三嶌誠司 6・62
 川上 剛
⑦篠崎元志 6・63
⑧魚谷智之 6・64
 村田修次
 中島孝平

2009_0824_0350  続いてワーストは……ありゃ?
①寺田 祥 6・83
②守田俊介 6・80
③吉田弘文 6・78
④今村 豊 6・74
 石川真二
 瓜生正義

 Sランクの瓜生が入っているのが気になりますが、まあ現時点の武器は回ってすぐのレース足ですから。さほど気にする必要はない……と信じましょう。ではでは。(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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エース5号機は間嶋!

 2009_0824_0158 午後4時過ぎから競技棟の大会議室でモーター抽選会が行われた。まずは最大登番のプリンス今村豊と最小登番のプリンセス平山智加が、右手を高々と上げてジャンケンポン。父娘ほど違うふたりの対決は年の功?でプリンスが勝ち、順次ベテランたちから抽選することになった。
 今節の注目機は問答無用で5号機。「誰が乗っても噴く」との評判で、ここ最近でも8節連続で準優出するなど暴れまくっているエース機だ。もちろん、それは選手にしても百も承知。ガラポンで4番玉を引いた濱村芳宏は「う、惜しっ><」と悲痛な叫びを挙げる。

2009_0824_0172  そして、その次の次にレーサー垂涎の「ごばん」は飛び出した。ゲットしたのは三重の間嶋仁志。大歓声が挙がるかと思いきや、何人かの選手が小さく「う」と唸った程度だった。ただ、声の代わりに多くの選手たちがキッと間嶋を見つめたのを、私は見逃さなかったぞ。間嶋本人はまったく表情を変えることなく席に戻り、隣の井口佳典から「やりましたね!」と祝福されて、はじめて相好を崩した。
2009_0824_0233  抽選会でのベストパフォーマーは、文句なしに森高一真だ。普通、選手たちはガラポン機を2~4回転ほど左回りさせ、それから時計回りで玉を産み落とす。森高も取っ手を握って半時計回りに回転させはじめた。2、3、4回…ここから回転速度が速くなる。グルグルグルグル勢いよく何十回転もさせる。そろそろか、と思ったら、森高はさらに超高速で回しはじめた。グルグルなんていう音ではなく、シャァァァァァァァ~~だ。10秒ほども回すから、周囲はもう笑いの渦。おそらく1000回転ほども回ったであろうガラポン機はやっと止まり、それからポコッと30番玉を落とした。その瞬間、森高は「プ」と吹き出した。頑張って頑張って頑張って、複勝率32%のモーターだった。
 ではでは注目のモーターと引き当てた選手を記しておこう。

前評判の高いベスト5機
●5号機…間嶋仁志
●43号機…石田政吾
●35号機…山本浩次
●24号機…中野次郎
●51号機…瓜生正義
穴で狙いたい隠れ?超抜機
●23号機(前々節優勝)…阿波勝哉
●13号機(安定感抜群)…辻栄蔵
●22号機(丸岡ダービー機)…川上剛
●20号機(赤丸上昇中)…篠崎元志

2009_0824_0248  この中で特に注意したいのが篠崎20号機だ。この20号機は近5節で4優出しているのだが、唯一優出できなかったのが、なんとなんと4節前の篠崎元志! つまり本人だった。舞台がGI京極賞だったから、篠崎にとってはまだ家賃の高いシリーズだったかも知れない。成績は543225635。未勝利に終わった。が、その同じエンジンを引き当てたのは、単なる偶然なのか……私にはそうは思えない。この向こうっ気の強い天才肌レーサーに、丸亀の水神さまが「同じモーターで、しかもより高い舞台で、もいっかい勝負してみい!!」とチャンス(試練かも)を与えたのだと思う。まあ、そんなオカルトはともかくとして、短期間に二度も同じモーターを引いたのは、整備などでも当たりが付きやすいなどメリットも多いはず。ここは天才・篠崎の腕の見せ所である。
2009_0824_0250  あ、ちなみに最後に引いた智加ちゃんは、残り物にさっぱり福のない複勝率25%のワースト機だった……。頑張れ、智加ちゃん!!(Photo/中尾茂幸、Text/H)


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丸亀にMB戦士が登場!

2009_0824_0016  午後1時30分ごろ、丸亀の駅に降り立つと、10mほど先に目も眩むほど光り輝く男が2人。わわわっとのけぞりつつ目を細めてみると、取材班と同じ電車に乗っていたらしい今村豊と白井英治の師弟コンビでありました。思いもかけぬ場所で選手に会うと、つい浮足立つものであります。任意のミーハーファンになってサインでももらっちゃおうかとそわそわしていると、僕の隣にいた男が「師匠!」と絶叫。そうだった。H記者は春に白井と将棋を指して惨敗、それ以来、白井=師匠、H=弟子の師弟関係を結んだのであります。しかし、ミスター競艇は驚いたでしょうなあ。自分の弟子を師匠と呼ぶオッサンがいる。「つまり、今村は大師匠、ってわけだな」とH記者はご満悦でありますが、この2人、今年名人戦の資格を得た同い年であります。
 てなわけで、今節最初の選手との出会いは、丸亀駅での今村&白井。食事をしてから向かうらしい2人と別れて競艇場に入った取材班。原稿執筆環境などを整え、それでは選手たちの競艇場入り取材に向かうべえ、とピットに向かうと、ちょうど今村&白井が競艇場に到着したところでありました。2度目のご挨拶、である。うむ、何か縁でもあるのかもしらん。

2009_0824_0001  その今村&白井よりもはるか前に、一番乗りで入ったらしいのが秋山直之(チャーリー池上カメラマン証言)。同県の山崎智也は、我々がピット入りしようとしたそのとき、出入口付近でファンと交流しているところでありました。さすが大人気のアイドルレーサー。ファンの輪は出入口を何重にも取り囲むほどで、智也も次から次へとツーショット写真に収まっておりました。
2009_0824_0040   数mほど離れたところでは、平山智加がカメラを向けられまくり。彼女ももはや、アイドル的な人気を集めておりますね。地元の期待を背負っての出場だけに、心に期するものもありそう。その後、ピット入りしてからは先輩選手に次から次へと声をかけられていました。選手仲間も、彼女の動向を気にしているのでしょうね。
2009_0824_0026  地元といえば、重鎮的存在はやはり三嶌誠司。にこやかにピット入りした三嶌は、我々の姿を見るなり、眉をひそめた。いや、もちろん、険悪な視線を向けたわけではございません。
「マスク着用しなきゃいけないの?」
「そうです。報道陣には着用令が出てます」
 新型インフルエンザが流行する今、ピット入りする報道陣はマスク着用が義務となっております(笹川賞でもそうだった)。「そっか……大変ですねえ」と、三嶌は我々を気遣ってくれたわけであります。
2009_0824_0034  三嶌に続いてピット入りしたのは、これまた地元の森高一真。グラサンが……怖い! これが森高のキャラであります。挨拶を飛ばしたこちらを一瞥した森高は、グラサンの奥でぎらりと光を放つ目を向けつつ、2度3度と小さく肯く。こちらも、視線に力をこめて、同調する。目で会話した……と勝手に思っているのですが、果たして。もちろん会話の内容は、強烈すぎるほどの気合、であります。

 さてさて、森高もそうなのですが、今節会うのを楽しみにしていた選手が個人的に何人かおります。
2009_0824_0114  まずは丸岡正典。いまだ記憶に鮮明な、昨年のダービー。そうです、丸亀の丸岡といえば、あの歴史に残る名勝負、であります。SG初制覇の地に、丸岡はどんな感慨を抱いて登場するのか。それをぜひとも見極めたかった……のでありますが、丸岡はいつもどおりに飄々と、優しげな笑みを浮かべて登場。丸ちゃんは丸ちゃん、なのでありますな。
2009_0824_0055  もう一人は岡崎恭裕。前期B2落ちの屈辱を味わった彼は、今年2月のBOATBoyカップ(若松)を制した際に、「SGに必ず戻ります」と力強く宣言してくれた。あれから半年、早くも有言実行を果たした彼の表情も、ぜひとも確認したいもののひとつでありました。で、岡崎とほぼ同じタイミングでやって来たのが篠崎元志。さすがの雰囲気を醸し出していて感心したわけでありますが、岡崎もさすがでありますな。SG出場においては篠崎よりもはるかに先輩。その分の風格なのか、まるで「ここにいるのが当然」とでも言うべき、余裕の表情に見えました。全国スター候補選手は3名すべてが参戦するMB記念、なかでも岡崎が特注と見ましたぞ。
2009_0824_0097  あ、あと、ぜひともお礼を言わねばならなかったのが今垣光太郎。昨日、BOATBoy編集部に宅急便が届きまして、これが光ちゃんのグラチャン制覇記念タオルとリストバンド。光ちゃん自身が送ってくれたものでありまして、これがもう、どっさりと詰め込まれていたのであります。というわけで、そのお礼をしつつ、ひとつのお願いをしますと、「もう好きに使ってください」とご快諾。皆様、BOATBoy10月号でこのタオルとリストバンドをそれぞれ10名の方に読者プレゼントいたしますので、欲しい方はぜひご覧くださいませ。さっそく中尾カメラマンが「俺も欲しい」と言っていますが、あげません。どうしてもほしければ応募してください、はい。

 というわけで、ずいぶん個人的なお話ばかりになってしまいましたが、出場選手は暑さにも負けずに丸亀入りいたしました。ブルーナイターSG、開幕です!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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丸亀です!

Cimg4775 おはようございます。取材班、ただいま丸亀競艇場に到着いたしました! 何度も訪れている競艇場ではありますが、ナイター施設ができてからは初参戦。本日よりモーターボート記念“ブルーナイターver.”を、お送りいたします。

本日は選手到着から前検日の様子を取材更新してまいります。最初の更新は16時過ぎでしょうか。今節もナイター開催のため、昼間開催とは更新時間帯が変わります。

それでは、今節もどうぞよろしくお願いいたします。


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