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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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無傷の4連勝だ!――新鋭王座ダイジェスト3日目

●ベストパフォーマンス
小坂尚哉(兵庫)

2010_0121_0200  4連勝。文句なし。
 それで原稿を終わらせてしまいたくなりますな。強い。今節の小坂はめっちゃ強い。
 今日は12R1回乗りだったが、なかなか強烈なカードに組まれていた。1号艇に全国スターの篠崎元志。2号艇に新鋭王座男の大峯豊。最年長の吉川喜継が6号艇なら、コース動くのは必至。一筋縄ではいかないメンバーが揃った一戦に、小坂は組まれていた。正直、飛び頃ではないかとさえ思った。
 しかし終わってみれば、カドマクリ一閃。スリットの瞬間に、「あぁ、4連勝やぁ」と確信できる楽勝だった。なにしろ、3コースの吉川とは1艇身以上も差があったのだから、小坂のアシ色ならマクれなければおかしかった。
 STは圧巻のコンマ02。よくぞ踏み込んだ。午後の浜名湖は、強めの追い風が吹いていた。スタート勘をつかむのは、そう容易いことではなかったはずだ。8Rで今井貴士が、10Rで山田哲也がコンマ01を出していて、当然のようにレース後は競技本部に呼ばれている。この風のなか、スタートに注意するよう、12Rのメンバーも言い聞かされていたはずなのだ。
 そんななかで、小坂は迷うことなくスタートをぶち込み、悠々とマクってみせた。いや~、ツイてるねノッてるね(古い?)。魔は順調な道程の先に潜んでいたりもするものだが、そうなってもおかしくなかったこの12Rをクリアした小坂にはシャッポを脱ぐしかない。この連勝がどこまで続くのか。明日の6号艇でも勝っちまったら、奇跡の完全Vまであるかも!?

●舟券に役立てたい若武者の個性

3日目の決まり手
逃げ=5 まくり=3 差し=1 まくり差し=2 抜き=1
3日目のコース別1着
1コース=5 2コース=1 3コース=1
4コース=2 5コース=1 6コース=2

3日間のトータル
逃げ=12 まくり=8 差し=5 まくり差し=8 抜き=3
コース別1着
1コース=12 2コース=5 3コース=4 
4コース=5 5コース=6 6コース=4

 ふむ。初日から1本ずつ増えていく、逃げと1コースの1着数。日を追うにつれてインが強くなるというのはセオリーのひとつだから、まあそんなもんかな、という気がしなくもない。
 だが、やっぱりインが強いとは言えない、浜名湖新鋭王座。今日は6コース勝ちが2本ですぜ! 3日間トータルでも、2~6コースがほぼ満遍なく出ているのである。ハッキリと「どこからでも狙える」シリーズである。
 どこからでも狙えるといっても、傾向はやはり「握り攻めが有効」という点をあげておかなくてはならない。「まくり>差し」というのは、浜名湖らしからぬ状況。まくり差しが多いのはコース特性に違いはないが、今日のまくり差しは1本は6コースからですからな。

2010_0118_311  しかしながら、「ではマクリ屋を狙えばいいのね」というわけでもないのだから、少し厄介だ。BOATBoy2月号の「この若武者がスゴい!」でマクリ屋にあげている4人=濱崎直矢、山田佑樹、永田啓二、土屋智則は軒並み苦戦しているのである。もちろん機力的な問題が多くの部分を占めての苦戦ではあるが、マクリ屋がマクリ優勢傾向の水面で活躍できないという難しさ。
2010_0121_0665   銘柄級が順当に成績を伸ばしているのも今節の特徴だが、「まくりタイプ」に分類されている毒島誠、今井貴士、篠崎元志ではなく、「差しタイプ」に分類されている新田雄史、大峯豊が準優当確を決めているのがひとつの象徴か。当確組では、馬場貴也が「まくり差しタイプ」、小坂尚哉はお恥ずかしながら名前があがっていないのだが(汗)、分類するなら「まくり差し」タイプ。2010_0121_0834 あと、「バランス型」に分類されてる平本真之や堀本泰二も活躍してるな。
 どうやら、「まくり>差し」の傾向にありながら、選手特性では「まくり<差し」のようである。
 BOATBoyでは、さまざまなページに掲載している「出場予定選手一覧表」に、年間の「決まり手まくり」「決まり手差し」の数値を載せている(決まり手まくり差しは、差しに含んでいる)。これを参考にするなら、「決まり手差し」が多い選手に注目し、しかし展開推理では差しよりまくり(まくり差し)を重視する、といった呼吸になるだろうか。明日はそのあたりも意識して予想を組み立ててみたい。

●本日の機力診断
節イチ=小坂尚哉 新田雄史

2010_0121_0071  据え置きです、はい。この2人が噴いていることは、誰もが納得してくれるでしょう。今日の小坂はマクリ一発で、これはなかなか判断がしづらいもの。でも4連勝ですから、取り下げるわけにもいかず。新田は10Rのマクリ差しが見事だった。内がヘコんだこともあったが、パワーに不安はなさそうである。
 馬場貴也もやはり出てますね。今日はマクリで決着をつけたように、握って攻める馬場のスタイルによく反応している。限りなくSに近いパワーに仕上がってきている。

 今日になって目についたのは、今井貴士。コンマ01のスタート勝ちとも見える8Rだが、ターン回りにはまったく不安なし。かなり上向いてきたように思えるのだが。また、毒島誠もパワーアップ気配。あ、あと若林将は、私、完全に見落としてたかも、と思いました。苦しい部類にあげたこともあったが、今日のレースぶりを見れば、明らかに見立て違いですね。
 あと、山田佑樹については、私個人としては今後も狙い続けますが、若林とは逆の意味で見立て違いだったかもしれません。

2010_0119_888  人気どころでは、安達裕樹と松田祐季はやはり上位とは差があるように思えます。でも、テクは上位なので、臨機応変に狙いたいところ。あ、岡崎恭裕が相当にひどそうですね。6着に敗れた9R後はピットにいたのですが、もう笑うしかないといった感じでフラフラしていました。hiyoさん、青木幸太郎はちょっと上向いてきた感じですね。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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コメント

ちょっと上向いてきました?
ただ岡崎くんが悪かっただけかも^^;
でも、最後まで頑張って欲しいです。


私の走り書き素人メモに「海野・古賀UP」ってあるんですが・・・
この二人はどうでしょう。


それにしても、全く当たる気がしませんねぇ。
明日も荒れるかな?

投稿者: hiyo (2010/01/21 22:02:49)

お疲れ様ですm(__)m

篠崎クン、頑張ってますね。
今日の2走も『無事故完走』で終えてほしいです♪

寒さが戻って来てますが、取材班の皆様も、風邪などひかずに頑張ってくださいね〜。

投稿者: ゆたぽん (2010/01/22 8:37:38)
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