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ボートレース特集 > THEピット――早くから2
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――早くから2

2010_0824_0757  1Rが始まる前にピットに行くと、やや閑散としている感じ。気のせいかとも思ったが、そういうわけでもないのだった。今日から選手たちは、二便に分かれて選手宿舎を出発する。レースは後半のみ、早くから急いで作業をする必要がないという選手は、宿舎で少しだけゆっくりできるわけだ。1R開始前には全員がピットに揃ってはいるが、二便の選手は動き出しも遅くなるから、ピットで見かける選手の数が少なくなる。ピットが静かに感じるのも、そういうわけで当然なのであった。
 早い時間帯に出走する選手は、もちろん一便でピット入り。たとえば、1R1号艇の平田忠則などは早くからレース準備に取りかかり、ピット内を右に左に駆け回る。トレードマークの坊主頭は爽快ではあるが、逆に玉の汗も目立ちやすい髪型。真剣な顔つきで作業をする平田には、こっそり連帯感を抱いたりする。あ、私は坊主頭ではなくてただのハゲですか、そうですか。
2010_0824_0837  3R1号艇の重成一人も、もちろん早くから動いている。昨日は本体整備をしている姿があって、機力には満足していない様子。今日はせっかくの1号艇ということもあり、さらにパワーアップをはかっているようであった。端正なマスクは普段よりも鋭く、迫力すらたたえていたのだった。3Rは1着。思いが実ってよかった。
2010_0824_0505  そうしたなか、早々に整備室にこもり、本体を見ていたのは、服部幸男である。服部はといえば……11R1回乗り! それなのに、1Rが始まる前から整備をしていたのだ。初日はピンピン発進なのに、である。この姿勢が服部幸男の服部幸男たるゆえんなのだろう。もちろん気になる点があるから本体と向き合っているわけだが、初日の連勝にも決して気を緩めることがないあたりが哲人服部。こういう姿を見せつけられるから、服部幸男に惹かれてしまうのである。
2010_0824_0450  服部とともに本体整備をしていたのは、大嶋一也だ。大嶋も……10R1回乗りだ。服部より1レース早い出走とはいえ、もちろん服部の姿勢の崇高さと大嶋のそれには差などない。これがダンディ大嶋の真骨頂とも言えるだろう。整備自体は、服部が終えてからもまだ続いていて、大きな整備をしていた可能性もあるから、直前情報は要チェック。地元での調整法をもっともよく知る一人のはずだから、その気配にも注意が必要になりそうだ。

2010_0824_1474  2Rが始まる頃には、ピットには多くの選手が見られるようになった。おそらくは、全選手がスタンバイOK! 勢ぞろいとなったのであろう。そんななか、一人だけこの輪から抜ける選手が。湯川浩司、無念の途中帰郷。今日の湯川はどうにも元気がなく、少し気になっていたのだが、今日になって痛みが首に回ってきたようで、4Rは意地で出走はしたが、これを最後に蒲郡を離れることとなってしまった。早くケガを癒して、元気な湯川浩司を見せてほしい。お大事に!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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コメント

いつも最後の最後まで整備や調整を続けて最終日に最高の状態に持って来るのが服部サマです。

『最終日最終レースまでベストを尽くす』のが服部サマなんです。

あ〜
勝利者インタビューのたびに首にかけてるあの『ととまるタオル』になりた〜いO(≧∇≦)o;;;

投稿者: 月ちゃん (2010/08/25 23:00:33)