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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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ナイターダービーTOPICS 初日

初日のコース別1着
①7勝 ②1勝 ③0勝 ④2勝 ⑤2勝 ⑥0勝
初日の決まり手
逃げ6 まくり1 差し2 まくり差し2 抜き1

 前半戦はイン受難の気配。しかし後半戦はインも巻き返す。そんな流れの初日だった。ナイターレースになると1コース1着率が上がる……それがナイター場の基本ではありますが、今日はそれだけが理由ではなかったような気がしますな。
 カギは、進入と握り屋。ということで……。

イン屋がいるレースは面白いなあ……

2010_1006_0411  大嶋一也、西島義則、上瀧和則、深川真二、三井所尊春。これに江口晃生、今村暢孝を入れてもいいかな。
 ナイターダービーは、イン屋ダービーでもあった!
 近年、これほど多くのイン屋がずらり揃ったSGは記憶にない。そして、彼らがいるから、このダービーはめちゃおもろい! とびきり辛く素敵に美味しいスパイスに、彼らイン屋軍団がなっているのである。
 もしかしたら、桐生の番組さんもそうした思いがあったのかもしれませんね。何しろ今日の前半は、“イン屋7人衆”が外枠に並んでいた。1R⑥ノブさん、2R⑤ミーショ⑥えぐっさん、3R⑥ジョー親分、4R⑥ダンディ、5R⑥深川若頭、6R⑤にはもう1回ノブさん……と「どうぞ動いてください!」というカードが組まれていたのである。前夜版が出た昨晩からそりゃあ気づいてはいたけれど、いざ前付け合戦を目の当たりにすると、いやあ、コーフンしますな!
2010_1006_0626  残念ながら、前付けのどれもが結果には結び付かなかった。このクラスの戦いでは、パワーで抜けたものがなければ苦しいし、内水域を深くすることが他艇を利する結果にもなりやすい。2Rでは絶好の4カドとなった今坂勝広が伸び鋭くスロー勢を飲み込んでいるし、3Rも同様。
 逆に4Rは、高沖健太&森高一真の銀河系タッグが大嶋一也を牽制し、4コースに抑え込んだことで、1コース-2コース-3コースという決着になっている。イン屋の戦いは常に険しく、見返りも決して豊かではないのであります。
 それでも、いや、だからこそ、レースを有機的に、立体的に、エキサイティングに動かしてくれる彼らに拍手を! 逆に言えば、彼らの目論見が成功した時、そこには穴の気配が蠢いていますぞ。パワー的には悪くないと見える、西島や上瀧はヒモ付けでも美味しい配当になるはずである。

握り屋がいるレースは面白いなあ……

 マンシュウは2本。いずれも「まくり屋」の存在がキーとなっていました。
2010_1006_0910_2 1R。まくって襲いかかるのは重野哲之。2コースを寺田祥に譲り、3コースから猛然と仕掛けて、イン逃げをはかる峰竜太とガチンコになっている。峰は無念の転覆を喫しているのだが、その間隙をうまく立ち回った寺田が差し切って3連単16390円。
 7R。まくっていったのは石田政吾。イン吉田拡郎がSで後手を踏んだこともあり、外を握っていったのだった。ちなみに“新概念データ”「コース別詳細まくり/差し」によると、石田の3コースはまくりと差しが半々。この展開は充分予想できるものではあった。で、石田のまくりが作った差し場に飛び込んだのは、寺田祥。3連単は22280円。わっ、テラショーのピンピンは、マンマンでもあったのか! テラショーのアタマ決め打ちで勝負した人は今日、儲かっただろうなあ。
 ともあれ、マンシュウは2本ともが「まくりの作った差し場」に飛び込んだ艇、というかテラショーが演出したもの。そうそう、決まり手=まくり差しもやはり2本だったのだが(1本は7Rのテラショー)、5Rは西島義則と沖島広和のまくり競りでできた差し場を濱野谷憲吾が突いたもの。すなわちまくり差し2本はともに「まくりの外」によるものだったわけである。
2010_1006_0674  握って攻める選手は、レースを有機的に、立体的に、エキサイティングに動かしてくれる。やっぱり拍手を! なお、決まり手=まくりは2本。2Rの今坂勝広、3Rの飯山泰で、ともにカドまくりだった。飯山は3Rは軽快だったけど、後半10Rはがっちり服部幸男に引っかかっていた(はっとり~や~めて~~~~と絶叫したのはワタシです)。ちょっとアシ落ち? それとも放った? 明日の気配に再度注意しよう。今坂のアシは目立ってましたね。そうそう、テラショーのアシはそれほどとは思えないのですが、明日から現地参戦のH記者、どうでしょうか?

がんばれ江口! がんばれ関東!

 今日は転覆が3発出ている。1Rの峰竜太、2Rの三井所尊春、7Rの吉田拡郎。峰はまくりを張りにいき、三井所は3着争いで振り込み、カクローはひとつ上の着順を狙って握って攻めて……と、いずれも競り合いの場面で「負けてたまるか!」の転覆であった。結果は残念だし、当人たちも無念であろうが、その意気や良し、と思う。3人とも明日の出走表に名前があるのも、ホッと一安心だ。
 で、彼らの共通点といえば、峰と三井所は次のチャレカが地元開催で何としてもここで結果を出したい、カクローは来年のグラチャンが地元開催でSGで結果を残していきたい、という「地元SGの出場権を目指している」という点だ。そう、地元SGの勝負駆け。
 となれば、今節もっとも気合が入っているのは、まさに地元SGを戦っている江口晃生に他ならない。ま、言うまでもないことだけど。あと、関東勢も、西高東低といわれる現状に抗うべく、気迫の走りを見せてくれるはず。
2010_1006_0491  というわけで、江口さんと関東勢を応援しよう!という当コーナー。H記者が引き継いでくれるかどうかは知りませんが……。
 今日の江口は4着3着。ただし、後半8Rは2着もあった展開を、峰に競り負け後退しているレースで、パワー的には正直、苦しいと言わざるをえない(ピットに行ってみたら、江口本人も「ダァ~メだぁ~~」と泣きを入れていた)。ただ、初日の不完全燃焼がさらに燃えさせるはずだと見て、明日の気配を確認しておきたい。レース後は整備に取り掛かってもいたし、このまま黙って過ごすような男ではない。明日は1R1号艇。これ、けっこう重要なカードですよね。
2010_1006_0488  関東勢は濱野谷憲吾、飯山泰、須藤博倫が1勝ずつ。三角哲男も2着と、なかなかの初日であった。いずれも機力的にはそれほど不安がないようにも思える。どうでもいいけど、11Rはちょっと残念だったな。1号艇の岡崎恭裕が2号艇の広島勢にインを奪われ、それを濱野谷が追うという、どこかで見たような展開。結果は辻栄蔵が逃げ切りゴールで岡崎が2着、3着が4号艇で、見たことあるような3連単の結果だったのだが、当の濱野谷は3号艇で4着に後退、4号艇は吉川元浩で、あの総理杯優勝戦とは微妙に違う幕切れ……って、残念なのはソコかい!
 ともあれ、その濱野谷と飯山は、2走目で着順を落としてしまっているだけに、明日は巻き返したいところ。11、12Rの2号艇となる二人、激走に期待しよう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/K)


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『しげ爺の全日本選手権予想 (2日目)』 2010/10/07 【しげ爺の競艇予想】
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受信: 2010/10/06 23:54:04
コメント

お疲れ様です!今日のレース、本っ当に桐生まで行って
見たかったです。ミスしてへこんでたんですけど、元気でました。明日から心機一転して頑張ります!
黒須田さん、どうしたんですか??

投稿者: UKpetta (2010/10/06 22:13:07)

「江口さんと関東勢を応援しよう!」コーナー、ぜひ引き継いで下さいね。>H記者様

投稿者: Show (2010/10/07 9:06:09)
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