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ボートレース特集 > 2010浜名湖・東海地区選
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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浜名湖・東海地区選 優勝戦私的回顧

亀ウサギとウサギ亀

12R優勝戦    st
①重野哲之(静岡)21
②今坂勝広(静岡)17
③服部幸男(静岡)20
④笠原 亮(静岡)16
⑤坪井康晴(静岡)18
⑥天野晶夫(愛知)31

2010_1207_0674  24場を2本の足で踏破したマラソンマン重野哲之が、今日は地元の水面を真っ先に駆け抜けた。決め手は「逃げ」だが、楽なGI初Vではなかった。きっと42・195kmにも匹敵する、長い長い3周1800mだったと思う。まずは当面の敵、2コース今坂のパワーがやばい。重野の展示タイム6秒65に対して、今坂のそれは6秒52! 脅威のお隣さんが、スリットからぐんぐん伸びる。一時は1艇身近く抜け出したから、強引なツケマイを打たれたら大競りになっていただろう。
 が、このメンバーで唯一総理杯のチケットを手にしている今坂の選択は違った。逆に艇を外へ外へ持ち出し、贅沢なマイシロを築いた。その間に重野が伸び返し、当面の危機を回避しつつ1マークを先取りした。

2010_1207_0638  これで安泰か、と思いきや、今度は笠原のえぐり込むような差しが迫った。昨日の準優でも両者は同じような態勢になり、ターンの出口で重野が一瞬にして突き放している。だが、今日の笠原は格段にしぶといレース足だった。逆に舳先が入るほどの勢いで加速する。これが、ピットでK記者に「来ました!」と胸を張った笠原仕様(サイドの掛かり~スリットまでの出足、レース足)のパワーだ。
 笠原だっ!!

2010_1207_0647  そう思った人は多いだろう。このまま加速すれば舳先が突き刺さり、SGレーサー笠原が重野を完封する。そう見えた。だがしかし、ボートレースはここからが楽しくも残酷なのだ。伸びを犠牲にしてターン回り付近の足を完璧に仕上げた笠原のエンジンは、バック中間で亀のようになる。伸びが売り切れる。笠原の展示タイムは6秒85……逆に中間速に重きを置いていた重野が、ウサギのように加速しはじめた。あっという間に2艇身。昨日は昨日、今日は今日。セッティングを替えたなりに、エンジンは正直だ。
2010_1207_0670  1周2マーク。もちろん、それでも笠原は諦めない。諦めるはずもない。来期はA2降格。SGはおろか、GIあっせんも期待できない。ここで総理杯の権利を獲れるかどうかで、来期来年の選手生活が180度ほども変わる瀬戸際なのだ。笠原は渾身の差しハンドルを入れた。SGレーサーのテクに、仕上げきったエンジンが機敏に反応する。ターン一閃、サイドがガッッッと掛かってさらに加速してゆく。舳先が入るか、入りそうだ、入ったか……!? そこで、自慢の52号機は加速をやめた。笠原の乾坤一擲の挑戦が、ひとまず幕を閉じた。
2010_1207_0666  追いつかれたらスパート、追いつかれたらスパート、という実際のマラソンさながらの展開で、ついに重野が目に見えぬゴールテープを切った。31歳にして、はじめて切るGIのテープ。「クビになりそうなほど下手だった」と語る新鋭時代から今日までの道のりは、どれほど長かったか。天才肌とは無縁のレーサーがひとつひとつ課題難題を踏破し、やっとひとつの勲章を得た。これからも重野哲之という男は、水面・陸地を問わずしっかり地道にひたむきに亀のように走り続けるのだろう。そして、ここ一番で今日のような韋駄天ウサギになればいい。おめでとう、重野。表彰式での男泣きと師匠への感謝のシャウト、俺ももらい泣きしそうになったぞ~!!(Photos/中尾茂幸、Text/H)


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THEピット――笑顔と涙と悔恨と

2010_1207_0584  朝は柔らかな表情を見せていた重野哲之が、レースが近づくにつれ、険しい顔を見せるようになっていった。昨日の朝にも見た、憤怒にも似た、恐ろしいまでの表情。これこそが戦士の顔であり、大一番の前に腑抜けた顔など見せるはずもないのだが、僕はなんとなく心配になっていたのだった。午前中のピット記事にも少し書いたように、重野が緊張感に凝り固まっているようにも思えたからだ。思いが大きければ大きいほど、それはあたかも手枷と化して、人を苦しめる。重野の表情、あるいは朝との表情の変化は、そうした懸念をこちらに与えるものだったのである。
 それが決定的だったとは思わない。重野は重野で己と戦い、それに打ち勝っただろう。だが、印象的なシーンであったことはたしかだ。
2010_1207_0386  菊地孝平が、レース前の重野の肩をそっと抱いたのだ。すでに重野は白いカポックを身にまとっていた。その肩を、菊地は笑顔で抱いた。重野の顔にピュアな笑顔が生まれる。そう、重野の素の顔とは、童顔とも言える純粋な笑顔だ。菊地は、勝負が目前に迫った段階で突如ピットにあらわれ、それを引き出したのだった。菊地は最後に重野の背中をポンと叩く。静寂に包まれ始めたピットに、その音は大きく優しく響いた。それはきっと、重野の心の奥の奥にも優しい残響を伝えたはずだった。

 レース後、表彰式に急ぐ重野の上気した表情とは対照的に、5名の敗者はそれぞれに悔しさをあらわにしていた。
2010_1207_0501  強く胸を打たれたのは、やはり服部幸男だ。真水で洗浄されるモーターを待つ間、服部は腰に手を当て、地面の一点を見据えたまま、ピクリとも動かない。モーターが手元に戻り、それを確認して顔を上げた瞬間、歯を食いしばるような表情となって、瞳に怒りをたぎらせた。「クソッ!」。声には出していないけれども、心がそう吐き出していたのは間違いない。後輩たちがヘルプしながら、モーター返納のためにあちこちのボルトが外されていく。それに加わりながらも服部は、時に行動が極度が緩やかになっていた。それはおそらく、思考がつい先ほどのレースの場面に飛んでいっていた瞬間。いつまでもいつまでも、その敗戦から逃れられない、いや、逃れようとしていないかのようにも見えた。
 佐々木康幸が歩み寄って、服部はようやく口を開き始める。工具の動くカチャカチャという音ではっきり聞き取れないが、佐々木がレースの場面を口にし、それに対して何らかの確認をしている様子。ひとつ言葉に出しては、黙り込んで唇をかみしめる。ふたつ言葉にしては、頬を歪ませる。敗戦への悔恨は服部の脳裏に巨木の根のように張り付いて離れないようだった。
 負けて笑う者もいる。ただただ首をかしげる者もいる。だが、服部は溜め息をつきつつも、敗戦を受け止め、じっと耐える。そこから発散されるものは、色気としか表現できないものだ。強い男は負けて艶をにじませる。それができる者を、カリスマというのである。
2010_1207_0426  今坂勝広が、まるでボクシング世界タイトル戦をフルラウンド戦ったあとのように、息を荒くしているのも印象的だった。最後まで前を追いかけ続けた今坂は、全身全霊の走りを3周の間、維持し続けたのだ。勝っていれば、それは興奮の呼吸となる。しかし負ければ、疲れは何倍にも何十倍にもなって、今坂の体と心を襲う。遠目で見たものなので、断言はできないが、開いた口からのぞく歯には血がにじんでいたように見えた。まさに熱戦。まさに激戦。モーター返納作業にかかりながら、なかなか息が整わなかった今坂の100%のパフォーマンスには、敬意を表するしかない。
2010_1207_0284  坪井康晴は、モーター返納作業の間じゅう、納得のいかない表情を見せていた。坪井といえば、常に心の波を感じさせない淡々とした様子=平常心を感じさせる男だが、一見すればそうした坪井と変わりはない。だが、やはりどこかが違う。先ほど触れた、佐々木が服部に歩み寄った瞬間。坪井はその背後から、二人の会話に加わっていっている。話さずにはおれなかったのだろう。人は心にわだかまりを抱えたとき、それを吐き出したくなることがあるものだ。坪井はそうしたかたちで悔しがっていたわけである。
2010_1207_0189  唯一の愛知勢であった天野晶夫は、かれら静岡勢とは少しばかり様子が違った。というのも、愛知勢全員が天野を取り囲んでいたからだ。管理解除になってすでに帰郷していた選手も少なくなかったが、優勝戦まで残った愛知支部の選手たちは当然、全員が天野を出迎え、返納作業を手伝う。5名(というか敗者の4名)の静岡勢には、静岡支部が分散するのに対して、天野は同僚のねぎらいを一身に受ける立場だったのだ。だからだろう、返納しながらも天野の顔には笑みも浮かんでいた。たしかにたった一人の愛知支部として優勝戦を戦った天野だったが、実はたった一人などではなく、愛知の仲間が総出で背中を押していたことを改めて実感したことだろう。
2010_1207_0168 「あーっ、惜しいっ!」
 レース直後、エンジン吊りに出てきた選手のなかで、ただ一人、感情を声に出していたのは、西川新太郎だった。彼もまた天野を応援する一人だったが、その「惜しいっ!」は別の人間に対してだった。同期の笠原亮に対して、である。西川は、天野を出迎えながらも、時間を見計らって笠原のもとにも駆け寄っている。たしかに、惜しかった! 差しが届いたようにも見えた。同期のナイスファイトに、西川もエキサイトしたのだろう。
2010_1207_0205  笠原自身、あと一歩で栄冠を逃したことに対して、顔を思い切りくしゃくしゃにして、悔しがっていた。モーター返納を終えたあとも、背中から「あぁ、惜しかった!」と声をかけて、顔をしかめてみせたりもした。いやはや、本当に惜しかった……とこちらも無念を伝えるのだが、もちろんいちばん悔しいのは笠原である。こちらの言葉を振り切るように控室へと駆けていった背中には、どうにもやるせなく、またふっ切ることのできない思いが貼り付いているように思えた。いちばん近くまで名誉に近づき、そしてつかめなかった者こそがもっとも悔しいのは、当然である。

2010_1207_0897  敗者たちがモーター返納のために行動を急ぐレース直後のピットで、ただ一人、違う動きをしていたのは、もちろん重野哲之である。急いでカポックを脱いで、着替える。表彰式に向かうためである。
 そんな重野に、最初に祝福の声をかけたのは、菊地孝平だった。がっちり握手をして、重野の勝利を称える。ピットに戻ってきた時点でもう笑顔があふれていた重野の顔が、もっともっと深く笑みをたたえた。
 笑顔笑顔のGⅠ初優勝!
2010_1207_0946 表彰式に駆けつけて、驚いた。すでに勝利者インタビューが中盤を過ぎていたのだが、ステージ上で重野が泣いていたのである。ほんの数分から10数分前の重野は、ただただ笑っていたはずではなかったか。菊地と笑顔を交わしていたのではなかったか。菊地が時限スイッチを入れて、それがステージで炸裂した……などというのはあまりに穿ちすぎで的外れだが、ともかく僕は重野の涙にただただ驚いたのだった。
「ある人にこういうことは言うなと言われたんですが、今日だけは言わせてください。片山さん、ありがとうございました!」
 師匠・片山友多加への思いを口にして、重野はまた号泣した。層の厚い静岡支部において、重野は決して本流の活躍をしてきたわけではない。どうしても服部や三羽烏らに注目が集まるなか、それでも重野は「賞金王」という壮大な目標を掲げ、自身の力を信じて、片山とともに努力を続けてきたのだろう。その思いがついに結実した今日、片山への感謝を口にするのは自然なことである。重野はこの優勝戦できっと、師匠の思いをも背負って戦ったはずだからだ。
 そして! 表彰式からピットに戻ると、当然アレです! GⅠ初優勝ですから!
2010_1207_0731  おめでとう、水神祭!
 静岡支部総出の光景を見て、なんともまあ壮観だなあ……などと呑気に思いながら、探してしまうのは片山師匠の存在。ま、残念ながら駆けつけてはおらず、そんなにうまいことドラマが転がっているわけはないのではあるが、同門の後輩・加藤翔は重野の出迎えに来ており、大先輩たちに呼び込まれて、水神祭に参加していた。
2010_1207_0748  それにしても、やっぱり壮観な静岡支部総出の水神祭。参加人員が多すぎて、重野を担ぐのに参加できない選手も大勢出ていた。そうしたなか、夕暮れの水面に激しく投げ込まれた重野。水しぶきがドバッシャーン!と跳ね上がって、あらら、下で撮影していた中尾カメラマンも頭から水をかぶっちゃった。おめでとう、中尾! 奥さん、元気な子を産んでください! と勝手にこちらも水神祭のおこぼれいただきました!……すみません、私事でした。で、重野に続いて落とされたのは、あらららぁ、加藤翔! 迎えに来て、ずぶ濡れにさせられたなんて災難だ……って、陸にはい上がった加藤はなぜか裸足でした。最初から飛び込む気マンマンだったのね。
2010_1207_0756  と、感動の涙から一気に爆笑の渦となった浜名湖ピット。ガハハと笑いながら僕は、なぜか静岡支部の強さのヒミツを勝手に見つけたような気になっていたのであった。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の穴極選付『師弟愛に酔いしれるどーーー!!』予想

 テツ、よくぞ枠を主張した、よくぞインを死守したっ! そして1マーク……天晴れな最期であったーーーーーーーヾ(;□;)э
 気を取り直して、さあ行こう、優勝戦!

12R優勝戦 穴・極選指名
 ①重野哲之(静岡)A
★②今坂勝広(静岡)SS 総理杯当確
★③服部幸男(静岡)A
◎④笠原 亮(静岡)A
 ⑤坪井康晴(静岡)S
 ⑥天野晶夫(愛知)A

進入123/456

 師弟ふたりを含む静岡5人衆。脳内レースの妄想が膨らみます。重野が勝てばGI初制覇&総理杯チケットのW受賞。その分、プレッシャーも小さくはないでしょう。今坂はもっともリラックスして走れる立場。節イチパワーにスムースな差しハンドルが入れば、そのままバックで突き抜けてしまうかも。
 妄想が加速するのはここから。服部には「もちろん自分が勝つのは最優先で、そうでなければ弟子の笠原に勝ってほしい」という思いがあるでしょう。笠原の来期はA2。SGとは縁遠いレース生活を強いられます。が、ここを優勝すれば、A2の身でも戸田総理杯の権利が手に入る。服部は愛弟子の存在をひしと感じつつ、今坂が差した瞬間にやや強引にでも握っていくような気がします。
 こうなると、笠原の勝機はぐっと高まる。師匠に連動してのマーク差し。逆に師匠のスタートが一息なら、それを叩いて伝家の宝刀「亮スペシャル」。師匠を叩くのも恩返しのひとつですからね。これに、ピットでK記者に叫んだ「来ましたよっ!」の一言を加えるとVの一文字が浮かび上がります。相手はあまり考えすぎずに師匠と節イチへ。

3連単★4-23-全


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“本紙予想”東海地区選優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=重野 まくられ率1.6% 差され率15.6%
2コース想定=今坂 逃がし率29.4%
イン戦信頼度の高い重野、2コース逃がし率の低い今坂。どちらをとるかがカギ。前者をとるなら、重野のイン逃げだが、ここは後者を狙ってみたい。今坂、服部がスリットからのぞき気味にいけば、まくられ率低い重野はやや強引な先マイとなり、その内をズバッと突くのが笠原。
◎笠原 ○重野 ▲服部 △坪井
3連単4-135-全 


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“本紙予想”東海地区選最終日9~11R

9R 東海女王決戦
1コース想定=池田 まくられ率12.9% 差され率25.7%
2コース想定=細川 逃がし率34.6%
細川、永井とまくり屋2枚揃って、池田には厄介な存在。展開見極めて、三浦が抜け出す。
◎三浦 ○池田 ▲永井 △谷川
3連単3-145-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=平本 まくられ率12.7% 差され率25.5%
2コース想定=佐藤 逃がし率40.0%
平本がイン速攻決める。井口握れば、堤がヒモ妙味。。
◎平本 ○堤 ▲井口 △柳沢
3連単1-543-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=佐々木 まくられ率5.6% 差され率11.1%
2コース想定=佐藤 逃がし率37.1%
佐々木が外の攻め受け止めて逃走。ヒモ穴は横澤。
◎佐々木 ○横澤 ▲佐藤 △菊地 
3連単1-524-全


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THEピット――柔らかい表情の奥にあるものは!?

2010_1206_0641  朝、ピットに入る前にもっとも気になっていたのは、重野哲之の表情だ。準優が行なわれた昨日、重野は午前中から怖いくらいの険しい表情を見せていたからだ。予選1位で準優に進出しながら、もっともカタい顔つき。優勝戦1号艇を手にした今日、どんな変化があるのか、あるいは昨日と変わらないのか。いちばんの興味は、それに尽きた。
 整備室に入っていく重野とすれ違う。「おはようございます!」。重野が目尻をくっと下げて、挨拶をしてきた。昨日とぜんぜん違う。表情が、ぐっと柔らかになっている! 最終日のモーター返納を手伝う間も、緩やかな顔つきを見せて、検査員さんと話したりもしている。
【深読み①】優勝戦1号艇。もっともプレッシャーのかかる局面に、あえて柔らかにふるまっている。
 僕の直感はこれだった。優勝戦より準優のほうが緊張するという選手もいるにはいるが、GⅠ初Vが懸かった1号艇で、昨日と正反対の雰囲気になったりするものだろうか、と思ったのだ。つまり、重野は緊張している。一方で――
【深読み②】アシが完璧になった。
 重野は朝から調整に励んでいた。動き出しが遅めの選手もいるなかで、1号艇の重野が早めの始動。そして、そこで調整が成功したのではないか。そんなふうにも思った。
 どちらが正しいかは、本人に聞いたところで本音は出ない。ただ、優出インタビューでは、たしかに好仕上がりになった様子は伝わってきたが……。

2010_1206_0538 「来ました!」
 そう言って顔をほころばせたのは、笠原亮だ。昨日は、鮮やかにまくり差しを放ったものの、ターン出口のアシの差で重野哲之に突き放されて2着。その部分を改善すべく、今日は早くからペラを叩いたようだ。ペラ室で、服部幸男とかなり長い会話を交わしているところも見かけている。
 その結果、来たそうだ。笠原の望むアシが! 亮スペシャルを炸裂させるためのアシがついたというのだ。
「今年はじめて来ましたよ。長かったぁ」
 そう言って笠原の表情はさらに柔らかになる。「本当は3コースがいいんですけどね」「じゃあ、師匠のコース獲る?」「それはないなあ(苦笑)」なんてやり取りもできるほど、精神的にも余裕が生まれているようで、これはまさしく笠原のもっとも好調なときの様子である。少なくとも、笠原亮のレースができるだけの機力、気力に仕上がっているのは間違いなさそうだ。

2010_1206_0209  あとの4人は、基本的にマイペースで優勝戦の朝を送っているようだった。服部幸男は、先述の笠原へのアドバイス以外は、ペラ室で黙々と調整。まさに“いつもの服部”である。エンジン吊りに出てくると、仲間に笑顔を見せてもいて、リラックスした様子も伝わってくる。
2010_1206_0479  天野晶夫は、4R前あたりから、ペラを手に整備室奥に向かっていく姿を見かけている。1~3Rでは、エンジン吊りに出てくるのにも、控室からあらわれていて、動き出し自体は遅い部類。今日は午後になって天気が崩れる予報も出ていて、早い時間帯の調整は意味がないと考えたか。
2010_1206_0440 坪井康晴は、作業しているところ、あるいは作業に向かうところすら見かけなかった。エンジン吊りには出てくるものの、終わると控室へと戻っていくのだ。表情を見ていても、実に余裕綽綽。この坪井と天野が、優出組ではもっともゆったりと始動した二人ということになる。
2010_1204_0065  ペラ室ではなく、整備室奥の「工作室」に長く身を置いていたのが、今坂勝広。U記者のレポートでも、今坂の姿がここにあったことを伝えているが、今日もここにこもった。最終日にこの部屋にいる選手はほかにはなく、今坂はたった一人で、その場所にいたことになる。ペラの仕上げはもちろん、精神的な部分での仕上げにも、この場所は大きく寄与しているに違いない。

 さあ、優勝戦。出場全員が、2010年最後のGⅠ優勝戦だ! 6名とも悔いのない戦いを!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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優勝戦出場選手インタビュー!

5R発売中にアトリウムステージにて、優勝戦出場選手メンバーのインタビューが行なわれました。地元勢5人が参戦するだけに、浜名湖ファンの声援はその5人に集まるか、と思いきや……。

2010_1207_0526 1号艇 重野哲之(静岡)
「今朝は感触がよかったです。乗り味を求めてペラを叩いたんですが、反応してくれたみたいです。追い風でも乗りやすいです。アシは中堅上位でバランスがとれている。誰が来てもインからいきます。しっかり逃げたいです」

2010_1207_0530 2号艇 今坂勝広(静岡)
「いいエンジン引いて、いいアシしてます。ゾーンも広くて、調整しやすい。行きアシがよく、スタートが決めやすいです」

2010_1207_0532 3号艇 服部幸男(静岡)
「ペラを昨日叩き直して、いい感じだと思います。乗り心地を求めて、アシもいい感じです。伸びも強力ではないけど上位。3コース想定で、コンマ10~15のスタートで。優勝目指してベストを尽くします」

2010_1207_0538 4号艇 笠原亮(静岡)
「昨日のまくり差しは、角度は浅かったけど、いい旋回でした。出足が下がっていたんですが、調整していい感じです。コースは4コースより外で、臨機応変に」

2010_1207_0546 5号艇 坪井康晴(静岡)
「最初からまずまずのアシで、今は上位あると思います。バランスとれていて、自在に行けるアシ。5コース以内で。スタートは、4日目だけおかしかったけど、あとは勘通りです。充分チャンスがあると思っています」

2010_1207_0552 6号艇 天野晶夫(愛知)
「(お客さんから「天野くん、大穴!」と声がかかる)ありがとうございます。優勝戦に乗れてよかったです。同県勢からは特に何も言われていません。アシは、この中に入ると目立たないと思いますが、昨日のレースを見ていると、出足が……(お客さんから「行ける行ける! 行ける行ける!」と10度ほど連呼)……行ける気がしてきました(笑)。(スタートの目標は?の問いに)……えっ、展開? あ、スタート。6コースから全速でコンマ10目標です。愛知県一人なんで、いいレースできるように頑張ります」

2010_1207_0564  ファンからの1番人気は、天野?(笑) お父さんファンの絶叫に気をとられたのか、スタートのことを聞かれたのに、展開について語ろうとする場面も。なんか、かわいらしかったっす(笑)。(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の『浜名湖天然ウナギ一本釣りっ!!』予想

 今朝、渡辺謙と何事かを話す夢を見て起きたら、すぐさまテレビのワイドショーに渡辺謙が出演し、「2Rの渡邉英児を買おう」と思ったHです。漢字は違うけど、高沖ケン太も買ってみよっと。
 さてさて、今日は一本釣りで攻めます。1号艇で人気のないこの男で勝負!

7R
◎①山崎哲司
 ②仲口博崇
 ③井口佳典
▲④柳沢 一
 ⑤坂口 周
○⑥赤岩善生

進入1236/45?

 進入から難しい一戦ですが、山テツが逃げます。非力パワーゆえに外コースでは論外の成績でしたが、非力でも今節の浜名湖ならまんまと逃げきることだってできます。1Rのミナモト君のように。スタートに集中し井口、赤岩に差しを選択させるほど踏み込めば、バックでギリギリ振り切ることができるはず。1-36が本筋で、配当的な妙味は赤岩がはるかに上。昨日の行き足は優勝戦でも互角以上に戦えるムードでしたね。人気の井口には目を瞑って1-6一本書き!! 3単のヒモに万太郎狙いでヤナピンを付けて楽しみます。

2連単★1-6勝負!!
3連単★1-6-4

 まだまだ悩んでいる優勝戦の予想は10R頃にアップします。また、憲吾郎どのの期待に応えるべく、一発大逆転の極選も後半戦に仕込むかも……??


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本日の“本紙予想”東海地区選最終日

おはようございます。Kです。さあ、最終日。昨日一昨日とインが強かった浜名湖水面、最終日も!? いやいや、“新概念データ”からはどうもそうとは言い切れないような……。ちょいと攻めてみたくなる一日なのですよ、これが。

1R
1コース想定=永井 まくられ率15.7% 差され率29.4%
2コース想定=北川 逃がし率33.3%
都築が握って攻めれば、三浦のまくり差しが突き刺さる。
◎三浦 ○都築 ▲永井 △北川
3連単4-321-全

2R 
1コース想定=坂口 まくられ率8.5% 差され率19.1%
2コース想定=吉田 逃がし率24.1%
吉田がコース動いて差し切り。坂口のイン残し本線。
◎吉田 ○坂口 ▲谷野 △岡
3連単6-124-全

3R 
1コース想定=杉田 まくられ率7.7% 差され率28.2%
2コース想定=間嶋 逃がし率43.4%
杉田がインから押し切る。間嶋が差し順走
◎杉田 ○間嶋 ▲堤 △佐藤
3連単1-235-全

4R 
1コース想定=吉田 まくられ率17.6% 差され率17.6%
2コース想定=西川 逃がし率47.1%
西川の逃がし率高く、吉田が逃走決める。
◎吉田 ○星野 ▲森 △平本
3連単1-536-全 

5R 
1コース想定=高沖 まくられ率13.6% 差され率11.1%
2コース想定=横澤 逃がし率28.0%
黒崎が握っていけば、谷野に展開向く。
◎谷野 ○横澤 ▲高沖 △黒崎
3連単4-213-全

6R  
1コース想定=岡 まくられ率6.5% 差され率37.0%
2コース想定=西山 逃がし率41.5%
進入微妙な一戦で、イン取り切れば岡が先マイできる。
◎岡 ○佐々木 ▲西山 △吉田
3連単1-523-全

7R 
1コース想定=山崎 まくられ率15.6% 差され率25.0%
2コース想定=仲口 逃がし率40.6%
赤岩が動いて強攻に出れば、柳沢に差し場が。
◎柳沢 ○赤岩 ▲井口 △山崎 
3連単4-631-全

8R 
1コース想定=後藤 まくられ率20.9% 差され率27.9%
2コース想定=菊地 逃がし率47.6%
菊地は2コース逃がし率高く、後藤には追い風になる。
◎後藤 ○星野 ▲野長瀬 △菊地
3連単1-342-全

9~11R、そして優勝戦はのちほどアップします。


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最終日! 東海チャンプは誰の手に!

おはようございます。浜名湖・東海地区選手権もとうとう最終日を迎えました。本日、他地区に先駆けて、“新生・師走地区選”のファースト王者=東海チャンプが決まります! 

2010_1206_0532 第9Rはオール女子戦「東海女王決戦」!

①池田明美(静岡)
②細川裕子(愛知)
③三浦永理(静岡)
④永井聖美(愛知)
⑤谷川里江(愛知)
⑥垣内清美(三重)

東海女流の威信をかけて、バッチバチに戦ってほしいですね!(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(最終日)のイベント、ファンサービス

 さあ、優勝戦です! 優勝戦といえば、出場メンバーの公開インタビューに表彰式! 雄姿を見に、ぜひ本場へ! 
 明日も企画レースあります! 9R、女子ファンにはたまらない一戦ですぞ!

●優勝戦出場選手インタビュー
【時間】第5レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●表彰式
【時間】優勝戦終了後
【場所】アトリウムステージ

●ふみえ&しのぶの舟券セミナー
12月4日(土)~7日(火)
【時間】12月7日は第7~12レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●有料席限定先着サービス
開門~12時までに入場された方(有料入場者のみ)に、お食事サービス券(500円分)をプレゼント

5日目の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】江戸川/平和島/蒲郡/常滑/津/びわこ/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP横浜/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP松江/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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東海地区選 準優ダイジェスト

単騎の旭、燃え尽きる

2010_1206_r10_0701 10R 進入順    ST
①重野哲之(静岡) 11
②堤 昇(静岡)  17
③笠原 亮(静岡) 12
④佐藤大介(愛知) 19
⑥吉田徳夫(愛知) 13
⑤佐藤 旭(静岡) 04!

 何か、とんでもないことが起こりそうなスリットだった。スローの5艇はすべて半艇身ほどの凸凹になって、単騎がましの佐藤旭だけがゼロ台前半のトップS!! しかも、5コースの吉田徳夫がガンガン内艇を絞りに行っている。
 こりゃ、旭のアタマかぁっっ!?
2010_1206_r10_0797  旭絡みの舟券だけを買っていた私の心はそぞろときめいた。が、そのときめきは5秒ほど。1マークを回ったらすでに1-3態勢ができあがっていた。それほど今節の浜名湖水面は5、6コースの攻めに辛く冷たい。絞った徳夫も、割り差しを狙った旭もズルズル後退した。まあしかし、今節の旭クンはこの準優でも全国のファンにしっかり存在感を植えつけたな。スタート展示で徳夫の前付けに水を浴びせるほどの勢いでブロックし、本番では潔く単騎がましのコンマ04。完全燃焼に近い5日間だったと思う。あえて苦言を呈しておくなら、あのスリットから直進して差し場を探したのはいただけない。展開を待つのではなく、徳夫に連動して自分から展開を切り拓くレースをしなければ記念戦線では通用しないよ、旭クン!
2010_1206_r10_0724  バック直線は、逃げた重野とまくり差した笠原の一騎打ち。一瞬、笠原の差しが届いたかに見えたが、わずか2、3秒の間に重野が1艇身抜け出していた。これは完全にパワーの個性差。ターン出口のレース足~行き足が強い重野(今坂、坪井も傾向は似ている)と、サイドの掛かりに重きを置く笠原。回って同体なら、それから先は前者の足が勝る。それを熟知しているであろう笠原は、明日ターン一撃で突き抜けるレースを心がけるはずだ。師匠の服部に連動するか、その上を越えていくのかは微妙だけれど。

友情のタッチキック??

11R          ST
①今坂勝広(静岡) 08
②佐々木康幸(静岡)10
③菊地孝平(静岡)  02!!
④坪井康晴(静岡)   11
⑤柳沢 一(愛知)  15
⑥高沖健太(三重)  17

2010_1206_r11_0824  すでに総理杯当確で賞金王を控える菊地はあまり無理せず、コンマ12くらいで妥協するかも。私はそう考え、予想にも書き込んだ。が、この男のスタート勘と度胸は、いつだって凡人の常識を軽々と蹴散らしてくれる。コンマ02って……!? ただ、スリットからの行き足はチョボチョボだったから、全速ではなかったか。それでもすぐさま佐々木を叩き、イン今坂まで呑み込もうとする。連動したのが、同期の坪井だ。あたかも菊地が坪井の優出ロードを切り拓いたか、みたいな光景だったが、もちろん偶然のタッグだろうw 
2010_1206_r11_0857  菊地がまくりきれば3=4の同期ワンツー決着。しかし、今坂の伸び返しとキックまくりを受け止めてからの行き足は素晴らしく、追撃する坪井を子ども扱いにしていた。このレース足→行き足を中心にした総合パワーはおそらく節イチ。明日は2コースからスムースに差しハンドルが入れば、重野を捕らえきる可能性も低くない。坪井もよく似たタイプの足で、今坂と伸びは一緒で回ってから押していく足が弱め。明日、5コースから差し一手では、引き波で内艇に置いていかれそうな気がする。

深紅のまくり花、一輪

12R                   ST
①井口佳典(三重) 32
②平本真之(愛知)  29
③服部幸男(静岡)  17
④天野晶夫(愛知)  10
⑤野長瀬正孝(静岡)13
⑥横澤剛治(静岡)  13

2010_1206_r12_1022  もう、スタートで目が点になった。服部から外4艇が1艇身以上も抜け出している!? もしかして、4艇の集団F??なんて思ったりもした。今日のイン選手は、これまで11戦10勝2着1回……ドカ遅れはいない。ましてやイン戦の鬼・井口が遅れるわけがない。その先入観が、私をパニクらせた。が、実際はご覧のとおりコンマ32という信じられないドカ遅れであり、度胸満点のスリットに見えた服部がごく普通のタイミングだったのだ。このドカの原因、理由はちょっとわからない。

2010_1206_r12_1033  もちろん、服部は有無を言わさず握った。お付き合い?のコンマ29ドカをやらかした平本ともども叩き潰した。服部の足は現状、エース機まんまのパワーとはいえない。伸びに関しては水準以下。回り足が強めで行き足がやや強め、全体的には中の上だと思っている。だから、このまくりをもって「服部は超抜だ」などと思ってはいけない。明日も同じ3号艇だが、今日のような恵まれたスリットになることはまずありえないだろう。優勝するために必要な足をどう作っていくか、本番前の課題は少なくない。
 2着は服部マークから、さらに2段でぶん回した天野。まくり差しを選んでいれば、バックで突き抜けたとも思えるのだが……とにかく野長瀬や横澤との競り合いを制し、オール静岡の優勝戦を阻んだ。競っているときの足は、かなり迫力があったな。回り足がよく、引き波を越える力強さもある。明日は、アウェーでの6号艇。静岡5連峰をすべて乗り越えるのは至難の業だが、用無し、と決めつけられない不気味さが漂う足色ではあった。
2010_1206_r12_1044  それにしても、10度のイン逃げを見た後の服部まくり。水上に咲いた一輪のまくり花は、妖しくも美しい光景ではあったなぁ。(photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――穏やかに準優

 なんともまあ、穏やかな準優勝戦であった。ピットもまた穏やかなもの。最終12Rで波乱が起きたが、勝ったのは地元の大エース・服部幸男であり、浜名湖水面のうえではある意味順当でもある。空気が緊迫しようがないのは、まあ当然ではあった。
2010_1206_0040  朝から鬼気迫る表情を見せていた重野哲之も、10R快勝後はさすがに目を細め、頬を緩めている。なんとも穏やかな空気が、重野を包む。
2010_1206_r10_0770  笠原亮は、ターンした瞬間は突き抜けるかと見えたが、回ったあとのアシの差で2着。それでも、「なんとか第一関門は突破しました」と清涼な表情を見せており、やはり雰囲気は穏やかであった。
2010_1206_r11_0950  11R1着の今坂勝広は、男っぽいキリリとした顔つきでピットに戻ってきているが、これはいつものこと。仕事を果たした男の充実感が、やわらかく立ち上っていた。
2010_1206_r11_0973  坪井康晴もまた、いつも通りに淡々としており、笠原から笑顔で声をかけられて、優しく微笑んでいた。
 12R1着の服部幸男も、会心のレース後だといっても、派手に喜びをあらわにしたわけではなかった。エンジン吊りのためボートを移動させたあたりというのは、ちょうど整備士控室のモニターが正面に見える位置だったのだが、そこに映し出されたリプレイを目にして、「まあ、行けてもこれくらいだよなあ」とスタートの感想をボソリと漏らして、穏やかに笑っていた。
 どの選手もそんなふうに、穏やかで優しい顔つきだったわけである。
2010_1206_0363  優勝戦の地元独占を阻んでみせた天野晶夫の周囲は、愛知勢の歓喜で盛り上がっていた……かというと、そうでもない。優出を決めたといっても2着なのだ。1着ゴールならまた違っていたかもしれないけれども。
 それでも、天野を囲む同僚たちは、一様に爽快な笑顔を見せてはいた。赤岩善生も花田和明も作野恒も佐藤大介も、なんだか嬉しそうに笑っていた。やはり、地元勢以外で唯一の優出ということを意識はしていたのであろう。ちょっと違った空気があったとするなら、やっぱりここかな。しかしいずれにしても、風雲急を告げるかのような、激しい空気の動きはまるでなかったのだった。

2010_1206_r12_1127  では、敗れてしまった選手たちはどうだったのか……といえば、これもまた比較的穏やかなように見えていたのがちょっと不思議だった。もっとも悔恨にまみれているのは、やはり井口佳典。スタート遅れはやはり屈辱であっただろう。エンジン吊りを終えて控室に戻るとき、水面を見つめながら歩いていくのはいつものこと。とりわけ、敗れたときに目立つ姿だが、今日の井口はその間、舌をペロリと出して「やっちまった……」という表情を見せていた。普段ならもっと険しい顔になっているものだが、ドカ遅れでの敗退は悔しくてたまらないというより「やっちまった」感覚になるものかもしれない。
2010_1206_0134  菊地孝平も、コンマ02の韋駄天スタートからまくって出たレースぶりに、悔しさはあっても悔いはないはず。目つきが険しくなっている瞬間もあるにはあったが、モーター格納後の姿を見る限り、切り替えはすんでいるように思えた。このあとに賞金王という大一番を控えている菊地だ。ここでの敗戦をいつまでも引きずっているわけにはいかない。
2010_1206_0497  10R後、堤昇がギアケースを整備していたのには、驚いた。たしかにモーター異常なのかスピードダウンをしてしまってはいたが、そうした選手がレース後すかさずギアケース整備、というのはこれまであまり記憶になかっただけに、その素早い行動に目を見張った次第だ。堤はその後も、ペラ室に飛び込んで調整。レース前よりもむしろ忙しく動いているように思えた。ただし、人柄なのだろうか、そこには焦りや憤りなどの気配はみじんも感じられず、実に穏やかに見えたのだから……結局、穏やかって言葉を何度使うんだ、ってくらいにこの感想しか浮かんでこないな、まったく。

2010_1206_r12_1087  12Rが終わって、勝利者インタビューに服部幸男が向かう。すれ違う佐藤大介。そして、服部が大介を睨みつけた!
 すわ! 乱闘か!
「プププッ!」
 噴き出す大介。ちょうどインタビュールームに飛び込む直前、大介を見つけた服部は、まず「応援ありがとう!」と大介に言ったのだった。にっこり微笑む大介だったのだが、服部は大介から視線を外さず、すれ違ったあともずっと大介から目を離さなかったのだ。ようするに、服部は大介にちょっかいを出して、ふざけていたという次第。
2010_1206_0509「プププッ! 何なんすか、それ」
 睨みつけながらインタビュールームに消えていった服部に、大介は爆笑……って、不穏っぽく書き出したシーンではありますが、実はこれもまた穏やかな空気のワンシーンだったのでした。
 もちろん、こんな空気、嫌いじゃない。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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優出選手共同会見より

1号艇 重野哲之(静岡) 10R1着
「このくらいの風が、いちばん浜名湖ではスタートを決めやすいんです。追い風のときはスピードが乗りすぎて、勘より前に行ってしまいがち。明日は追い風が吹く予報? まあ、明日はスタートをしっかり合わせて。
 浜名湖はペラの調整が難しい。ストライクゾーンが狭いのか、いいところを引き出すと悪いところも出てきてしまうんです。ただ、今日は逃げ切れるセッティングでいきました。明日も同じように行くだけですね。
 初GⅠを絶対に掴んで帰りたいです。浜名湖には思い入れもあるので。静岡でナンバーワンにならないと、全国でもナンバーワンにはなれないと、ある人に言われたんです。ここを獲れば、SGでも自信もっていけるでしょうからね」
※いちばん饒舌だったのは、ポールポジションのこの人。優勝戦に懸ける思いの強さが伝わってくるものでした。今日のアシなら、先マイすればまず大丈夫、という気もするのだが、果たして。ポイントはスタートか。

2号艇 今坂勝広(静岡) 11R1着
「(菊地孝平に)しびれるスタート来られましたね(苦笑)。でも、落ち着いてターンできました。スタートの行きアシから、その延長の伸びがいいです。ターン回りもいいですね。差されずまくられずのいい旋回ができたと思います。今年は浜名湖GⅠ3回目ですが、そのなかではいちばんいい仕上がりです」
※ハキハキと力強い話し方は、実に気持ちがいい。まさにガッツ今坂! アシには不安なしという表情でした。

3号艇 服部幸男(静岡) 12R1着
「まだ爆発とまではいかないですけど、いい感じに仕上がりましたね。(1号機=52%のアシはありますか?)うーん……もうちょっと出てもいいかな、とは思いますけど、上位の仕上がりはあります。明日のスタートは10から1艇身には入れたいですね。(明日も同じ枠番)今日みたいになれば最高です」
※まくり快勝にも、かなり淡々とした様子で、余裕がうかがえました。アシに対しても、とりあえずは満足している様子。9月の周年時よりも好気配に見えたが、果たして。

4号艇 笠原亮(静岡) 10R2着
「ペラが合ってないです。突き抜けたかと思ったけど、重野さんにやられましたからね。せめて同体に迫るくらいにならないと……。それでも、今年になっていちばんいいんです。明日は、服部さんに聞こうかと思ってます。今日もアドバイスをもらって、言われていることがあるんで。今日はベストの旋回ができました。こうして失敗しないで旋回できたときに突き抜けられるアシにしたいです」
※アシに不満というよりは、ペラを合わせられないことへの不満、という感じ。ただ、調整のメドがついていないわけではなさそうで、明日は渾身の調整をしてくるはず。水面での気配に注意したい。もしピタリと合えば、スペシャルターン爆裂も!?

5号艇 坪井康晴(静岡) 11R2着
「アシは今日がいちばんよかったですね。回った感じも悪くないです。バランスがとれていて、上位の中には入ってると思います。明日は追い風が吹く? そうなんですか(苦笑)。まあ、気候に合わせて調整したいです。コースも含めて、臨機応変に。ダッシュのスタートはちょっとわかりにくかったんですが、だいぶわかってきました」
※実に淡々として、この人の気持ちの揺れの少なさには感心させられます。それだけアシに手応えがあるということでもあって、あとは戦略を練るだけか。笠原が握っていけば、展開あるかも

6号艇 天野晶夫(愛知) 12R2着
「出足はしっかりしてますが、いい人と比べたら差があります。今日は、差していって失敗することもあるので、あえて外マイにいって失敗しました。(追い上げて逆転したが)野長瀬さんが乗りにくそうにしていたので、その差でしょうね。明日はこのアシなら、外からスタート遅れないようにして、展開を突けるように。僕が乗ってしまって申し訳ないようなメンバーになってますけど(笑)、今のアシで6コースなら展開次第ということです」
※孤軍奮闘! 6コースから展開次第と言っているが、本当だろうか? 6号艇の天野は動く、というイメージなのだが……。ポイントをあげるなら、「展開を突けるように」「展開次第」という言葉。展開が向けば、そこを突くアシはある、と解釈していいはずだ。


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速報 浜名湖・東海地区選の優勝戦メンバー決定!

 浜名湖・東海地区選の優勝戦メンバーが確定しました! 準優12Rで人気の井口、平本が敗れたため、1号艇の重野~5号艇の坪井までオール静岡の超強力布陣に。他地区でただひとり生き残った天野がこの分厚い地元の壁に立ち向かいます。ちなみに、来年3月の戸田総理杯の当確選手は今坂のみっ!!

12R東海地区選手権 優勝戦
①重野哲之(静岡)
②今坂勝広(静岡)
③服部幸男(静岡)
④笠原 亮(静岡)
⑤坪井康晴(静岡)
⑥天野晶夫(愛知)


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H記者の『旭クンが大暴れ!???』予想

 8Rで赤岩がとんでもないパワーで差しきり、イン逃げ花火は7連勝で途切れました。それにしても、イン強い~~~!!
 さあ、準優です! 今年の地区選は「総理杯への一発逆転権利獲り」という意味合いが濃いのですが、すでに総理杯当確になっているのは今坂・菊地・井口の3人のみ。他の15選手にとっては、是が非でも優出→優勝→総理杯の三段跳びを成し遂げたいところ。これだけインが強い水面でも、どこかで大本命がぶっ飛ぶかも?? 大喧嘩はしませんが、無理筋の穴も少々買って楽しみましょう。

10R
①重野哲之(静岡)
②堤 昇(静岡)
③笠原 亮(静岡)
④佐藤大介(愛知)
⑤佐藤 旭(静岡)
⑥吉田徳夫(愛知)
進入1236/45か126/345

 まず、進入の読みが重要です。キーマンの笠原は「3コースならまくり、4コースより外ならまくり差し」という顕著な傾向があり(by笠原研究の第一人者K記者)、徳夫を入れるかどうかで展開は大きく変わります。スタ展に要注意ですが、現時点では笠原が枠を死守してぶん回すとみます。ならば内水域がもつれ、おもしろいのは今シリーズで全国に名を売った旭クン。重野が逃げれば1=5、笠原がまくりきれば3=5、そして、その2艇がやり合えば……まさかまさかの5=6に!?

2連単★本線1=5、押さえ3=5、穴5=6

11R
①今坂勝広(静岡)
②佐々木康幸(静岡)
③菊地孝平(静岡)
④坪井康晴(静岡)
⑤柳沢 一(愛知)
⑥高沖健太(三重)
進入123/456

 総理杯当確の今坂と菊地、このシリーズで権利を獲りたい佐々木と坪井。思惑の違う静岡4騎の駆け引きが見もの。さらに賞金王入りも決まっている菊地は、コンマ12くらいの穏やかなwスタートで妥協するかも。こうなると1マークの攻撃力も半減するとみて、思いきって軽視しましょう。節イチ級パワー今坂の逃げ。相手は佐々木と坪井でよさそうですが、両者が2着獲りに血眼になれば最アウトの高沖にも展開が生まれます。

3連単★1-246-246

12R
①井口佳典(三重)
②平本真之(愛知)
③服部幸男(静岡)
④天野晶夫(愛知)
⑤野長瀬正孝(静岡)
⑥横澤剛治(静岡)
進入123/456

 もちろんスタート同体なら超抜井口の逃げ圧勝。キーマンは地元SGで総理杯の権利を鷲づかみにしたい浜名湖天皇しかいません。最近はここ一番の勝負処でスタート遅れがあったりする服部ですが、ここは行きますよ。ドカンと行ってまくりかまくり差し。井口とのバック一騎打ちになるでしょう。いつも応援している平本は2コースがちょっと嫌味。万が一服部が2コース強奪で深くなったりしたら……2-6などの大穴もありますけどねw

3連単★1=3-全(勝負1=3-6)

 私の本線どおりの決着なら、明日の優勝戦は①重野②井口③今坂④佐々木⑤服部⑥佐藤旭ってな感じになるのですが、いかに!?


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“本紙予想”東海地区選準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=重野 まくられ率1.6% 差され率15.9%
2コース想定=堤 逃がし率35.7%
重野のイン戦は信頼度絶大。逃げ切りで優勝戦1号艇へ。吉田動けばセンター筋に強攻派揃い、佐藤大に展開ありそうだ。
◎重野 ○佐藤大 ▲笠原 △堤
3連単1-432-全

11R 準優勝戦
1コース想定=今坂 まくられ率10.1% 差され率17.4%
2コース想定=佐々木 逃がし率29.7%
イン今坂にとって、佐々木と菊地の飛び道具2枚は厄介。展開突きそうなのは坪井だ。
◎坪井 ○今坂 ▲佐々木 △菊地 
3連単4-123-全

12R 準優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率12.2% 差され率16.3%
2コース想定=平本 逃がし率40.4%
スタートぶち込んで、井口が逃げ切る。平本の差し順走が本線だが、天野が握ったときの野長瀬ヒモも押さえたい。
◎井口 ○平本 ▲服部 △野長瀬
3連単1-235-全 


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THEピット――美しく清々しい準優朝

2010_1203_0540  屋外ペラ調整場で、ペラを叩き続ける菊地孝平。装着場に背中を向けて、作業に集中する。その横に、そっとやってきて腰を下ろしたのは、横澤剛治。菊地に声をかけることもなく、手にしたペラを向き合い始める。ゲージを当てて翼面に見入る視線は、鋭い。その横澤の横には、坪井康晴が合流した。やはり二人に声をかけずに、まるでうずくまるような姿勢で木槌を振るう。
2010_1202_0639  静岡三羽烏、勢ぞろいだっ!
 かつて菊地は言っていたものだ。「僕とツボとヨコは、実力的には何も変わらない」。坪井も、まるで申し合わせたかのように、ツボとキクを入れ替えて、そう語っていた。どういうわけか横澤は記念の斡旋がそれほど多くなく、SGやGⅠの舞台で三羽烏が揃い踏みする機会は決して多くない。でも、揃い踏みすれば、準優にも揃い踏み! そういう3人である。2010_1202_0435 特に言葉は交わさなくても、一列に並んでペラ調整をする背中には、切ろうと思っても切ることのできない信頼感が宿っているように思えた。ちなみに、キクとヨコはお揃いの三羽烏ジャンパーを着ていたが、坪井だけは着用していなかった。まあ、今日のピットはずいぶんと温かいからね。

2010_1203_0133  準優組は、朝からきりりと引き締まった顔つきに見える。服部幸男も、昨日までに比べればずっと哲人濃度が増しているように思えるし、重野哲之にいたっては、めちゃくちゃ怖い顔になっている。朝の挨拶をしても、彼らしい礼儀正しさで丁寧に頭を下げはするものの、厳しい目つきが和らぐことはなかった。今坂勝広もガッツがすでにあふれているし、いつも柔和で朗らかな佐藤大介も、声をかけづらい雰囲気で歩いていた。
2010_1203_0150 笑顔が目立ったのは、高沖健太だろうか。エンジン吊りに出ては、三重勢と談笑を交わしており、リラックスした様子が目につく。準優は6号艇で気分的には……てな常套句とは無縁の穏やかさに見えるのだがどうか。SGを数多く経験した今年、GⅠ準優くらいで震えるようなことはなくなってるんだろうな、と思う。
2010_1203_0615  準優だろうが何だろうが、変わらないのは笠原亮だ。今節のように機力に余裕があるときの笠原は、これが優勝戦の日だとしたって、リラックスした表情を見せる男である。午前中はペラ調整に専念していたが、エンジン吊りの際には装着場を走って右へ左へ。その足取りも実に軽快である。エンジン吊り後も走ってペラ室に飛び込んでいくので、もしかしたら急ぎの調整があるのかもしれないが、しかし表情は実に軽やか。焦燥感のようなものはひとつもうかがえない。
 こうしたひとつひとつの様子が重なり合うと、ピットは実に清々しい様子へと化学反応を起こす。なんだかとっても居心地のいい、準優の朝ピットなのだ。

2010_1203_0212 屋外ペラ調整場から横澤と坪井の姿が消えて、菊地の隣には佐藤旭が座り込んでいた。佐藤は菊地に正対するかたちで、菊地はそんな佐藤にペラを指差しながら、アドバイスを送っているようだった。
 準優に向けてのスペシャルアドバイス!? 今日の終盤レースを思えば、そう思うのは当然。佐藤は、菊地の言葉にうんうんうんと何度もうなずいて、菊地のもつエッセンスをすべて吸収せんとしているかのようだった。師匠の言葉が、佐藤に力を与えるか。そして、全国に佐藤旭の名前を売ることになるのか。その走りにおおいに注目しよう。
2010_1203_0028  その頃、井口佳典がボートリフトの脇から、水面を眺めている姿があった。快晴の浜名湖、日光を反射する水面はまぶしく、そして美しい。思わず見とれる光景がそこにはあるわけだが、当然、井口はそれに気をとられているわけではない。水面では、岡祐臣が試運転をしていたのだ。
「あいつが、ペラを見てほしい、って言ってきたんですよ」
 今朝になって、岡が井口にアドバイスを求めてきたというのだ。それを受けて、井口はまず岡を水面で走らせ、その状態をチェックした。そのうえで、アドバイスを送ろうということらしかった。岡と井口は、同じグループではない。しかし、二人は三重支部の先輩と後輩であることには変わりないのだ。
「ようやく聞きに来ましたね。ほんま、あのヤロ、聞きに来るのが遅すぎますわ」
2010_1203_0165  こちらから声をかけることはないが、話を聞きに来れば惜しみなく教える。これがプロフェッショナルの優しさというものだろう。井口は心のどこかで、岡が来るのを待っていたのだ。伝えたいこともあったのだろう。岡がピットに戻ると、二人は屋外ペラ調整場で向き合い、ペラを叩く岡に井口があらん限りのアドバイスを送っていた。もちろん井口自身、すでに準優への手応えを掴んでいるのだろうが、その愛情深き先輩と後輩の姿は、あまりにも美しかった。
 でも、水の上に出ればもちろん敵同士! というわけで、7~9Rは支部戦! 先輩後輩が真っ向から激突する一戦でありますぞ。それもまた、ボートレースの美しさ、であります。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”東海地区選・支部戦

支部戦はインが飛ぶような気がして……ということで、こんなん出ました。

7R オール三重
1コース想定=垣内 まくられ率22.7% 差され率20.5%
2コース想定=星野 逃がし率34.8%
星野が渾身の2コース差しで抜け出す。コース動いて間嶋が追走。
◎星野 ○間嶋 ▲森 △垣内 
3連単2-541-全

8R オール愛知
1コース想定=花田 まくられ率13.0% 差され率26.1%
2コース想定=赤岩 逃がし率32.3%
センター勢の強攻を花田が張れば、赤岩に差し場。
◎赤岩 ○杉山 ▲花田 △北川
3連単2-413-全

9R オール静岡
1コース想定=金子 まくられ率10.8% 差され率18.5%
2コース想定=渡邉 逃がし率27.3%
センター勢の攻めを冷静に谷野がまくり差す。
◎谷野 ○渡邉 ▲金子 △後藤
3連単5-216-全


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H記者の『VS三重・愛知・静岡! 看板破り三番勝負』

 昨日、途中で3諭吉まで復活も、終わってみたらまたまた諭吉っさんがどこかに失踪してしまったHです。今日の一般戦は極選にするほどの閃きがなかったので、大好きな「企画レース」で準優前の3連的中を狙ってみます!

7R 第一の敵・オール三重
★①垣内清美
  ②星野太郎
  ③坂口 周
◎④森 竜也
  ⑤間嶋仁志
★⑥岡 祐臣

進入123/456

 森がウップン晴らしのドラゴン攻め。今節は半端な仕掛けが多い坂口に連動して自在に突き抜けてくれるでしょう。イン粘る垣内とアウトぶん回す祐臣に流してこっそり万太郎狙い。

3連単★4-16-全

8R 第二の敵・オール愛知
  ①花田和明
◎②赤岩善生
  ③北川潤二
  ④杉山正樹
★⑤西山昇一
  ⑥西川新太郎

進入123/456

 テク・パワーともに断然の赤岩が、冷静に立ち回れば圧勝のレース。相手が微妙も、前半戦の足を見て狙いたいのが西山の3着付け。あのもこもこもこもこ粘るジリ足が、ここではぴったり3着にはまりそうな気がして仕方ないのです。で、2コース不得手な赤岩が昨日のように直まくりをやらかしたら……大本命がぶっ飛んで、西山の繰り上がり2着付けでしょうw

3連単★本線2-全-5、穴346-5-346

9R 第三の敵・オール静岡
  ①金子良昭
◎②渡邉英児
  ③杉田篤光
  ④大場 敏
★⑤谷野錬志
  ⑥後藤正宗

進入123/456

 英児の足がやっと常識にかかってきました。前半くらいの回り足があれば、得意の2コースくるりん差しが届くと思います。やはり気配アップしている金子との2-1には目を瞑り(本命党は2=1勝負か?)、準優で走らせたかった新星・谷野とのウラオモ勝負。レンシ君のパワーはなかなか侮れませんぞっ!

3連単★2=5-全

 う~ん、なんだかんだで穴っぽい予想ばかりかw これを仕留めて準優のあのレースのあのフォーカスにガッツリぶち込みたいっす!! その準優予想はオール愛知8R前後にアップする予定です。


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本日の“本紙予想”東海地区選5日目

おはようございます。Kです。今日の浜名湖はほぼ無風状態。こうなるとやっぱりインが強いのか?

1R
1コース想定=伊藤 まくられ率12.0% 差され率16.0%
2コース想定=黒崎 逃がし率40.5%
伊藤が昨日のイン戦敗退のリベンジ。黒崎が差して追う。
◎伊藤 ○黒崎 ▲山崎 △作野
3連単1-245-全

2R 
1コース想定=古川 まくられ率12.2% 差され率28.6%
2コース想定=花田 逃がし率50.6%
古川が逃がし率高い花田を壁に逃げ切る。
◎古川 ○花田 ▲間嶋 △西山
3連単1-234-全

3R 
1コース想定=杉山 まくられ率10.6% 差され率19.1%
2コース想定=森 逃がし率39.7%
杉山がS踏み込んで先マイ。西川握れば渡邉に差し場。
◎杉山 ○渡邉 ▲永井 △森
3連単1-452-全

4R 
1コース想定=赤岩 まくられ率5.3% 差され率7.9%
2コース想定=都築 逃がし率30.2%
赤岩が予選落ちのうっぷん晴らす。ヒモ妙味は後藤。
◎赤岩 ○後藤 ▲都築 △金子
3連単1-524-全 

5R 
1コース想定=大場 まくられ率13.1% 差され率29.8%
2コース想定=谷川 逃がし率32.7%
黒崎の強攻に乗って差す仲口を狙う。
◎仲口 ○黒崎 ▲大場 △作野
3連単5-413-全

6R  
1コース想定=吉田 まくられ率13.8% 差され率24.1%
2コース想定=永井 逃がし率38.2%
強攻派いないここは吉田がきっちりと逃げる。
◎吉田 ○伊藤 ▲永井 △三浦
3連単1-325-全

“支部戦”と準優勝戦はのちほどアップします。


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5日目!

おはようございます。浜名湖・東海地区選手権も5日目でございます。本日は準優勝戦! 東海王者へ向けての剣が峰であります。快晴のなか行なわれるベスト18決戦にご注目を!

本日の注目といえば、7~9Rの企画レース! 各支部ごとにレースが組まれた「オール三重」「オール愛知」「オール静岡」であります。まさしく、地区選ならではの一戦ですね!

2010_1204_01687R オール三重
①垣内清美
②星野太郎
③坂口周
④森竜也
⑤間嶋仁志
⑥岡祐臣

2010_1203_0113

8R オール愛知
①花田和明
②赤岩善生
③北川潤二
④杉山正樹
⑤西山昇一
⑥西川新太郎

2010_1204_00669R オール静岡
①金子良昭
②渡邉英児
③杉田篤光
④大場敏
⑤谷野錬志
⑥後藤正宗

(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(5日目)のイベント、ファンサービス

 いよいよ準優勝戦! 5日目はボートピア横浜でも場外発売が始まります。また、本場では有料席限定のサービスが開始。お食事サービス券、いいな~。名物の串カツだったら5本食えます!

 あ、イベントではないのですが、明日は7~9Rに企画レースもあります! 詳しくは明日の一発目の記事でも取り上げますが、こういう試みには大拍手! 面白いレースになりそうですぞ~。

●ふみえ&しのぶの舟券セミナー
12月4日(土)~7日(火)
【時間】12月6日は第7~12レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●有料席限定先着サービス
開門~12時までに入場された方(有料入場者のみ)に、お食事サービス券(500円分)をプレゼント

5日目の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】江戸川/平和島/蒲郡/常滑/津/びわこ/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP横浜/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP松江/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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浜名湖・東海地区選4日目ダイジェスト

本日の決まり手

逃げ=8本
まくり=0本
差し=2本
まくり差し=2本

2010_1204_0508_2   1R~6Rまで逃げ6連発、「まさか私の記憶にない12連続イン逃げパーフェクトなんてことに??」と思った途端、7Rで野長瀬正孝の2コース差しが突き刺さった。勝負駆けデーであっても、風が穏やかならインがメチャ強い、というのが実感。このベストの環境を利してイン逃げ&予選突破を決めた柳沢一、高沖健太、吉田徳夫、佐藤旭らにとっては、鬼に金棒ともいうべき静水面だったな。
2010_1204_0544_3  で、この逃げ8本の中で、ただひとり1号艇じゃなかったのが……井口佳典! そう、昨日の5号艇でのイン強奪逃げに続き、今日の11Rでも鬼のようなピット離れからインを取りきってしまった。明日の準優はピット離れ云々をさほど問わない1号艇だが、もし10~12Rの1号艇がすべて勝ったら、優勝戦で井口は2号艇発進になる(←予選得点2位なのです)。もちろん、怖いのはそうなった時だ! 優勝戦で黒いカポックの井口に出会ったら、間違っても「2コース確定だな」などと決め付けてはいけない。よしんば、青や黄色のカポックだったりしたら……二度あることは何度でも起きる。枠が遠くなればなるほど、優勝戦の井口スーパーP離れは我々にとって美味しい「お宝候補」になると思うぞ!

本日の支部別結果

静岡支部=7勝
愛知支部=3勝
三重支部=2勝

2010_1204_0500_3  やっぱし今日もジモティレーサーは強かった。特に後半は6戦5勝の固め撃ちだったわけだが、その水面下、いや水上では静岡同士で「仁義なき星の潰し合い」も行われていた。5Rはシリーズリーダー争いを演じていた坪井康晴(昨日まで3位)と佐々木康幸(1位)が見せ場なく着外に沈み、すでに落選が決定的な野長瀬が2着入線。これで坪井・佐々木は明日の1号艇から一歩も二歩も退いた。
2010_1204_0630_3  代わって昨日の4位から一気にトップまで突き抜けたのが重野哲之だ。前半6Rを2着でまとめ、最終12Rでは4コースからイン菊地孝平を一撃でまくり差した。「まくり差し」の決まり手が少ない今節、やっと切れ味鋭い大技が見られたな。マラソンマン重野はこんな決め撃ち全速まくり差しがあるから目が離せない。香川の重成とともに「突発性シゲシゲ割り差しコンビ」と私は勝手にカテゴライズしている。
2010_1204_0595_4  愛知支部で気を吐いたのがベテラン吉田徳夫。前半6Rで本日6連発のイン逃げ花火を上げ、後半の11Rでは逃げた井口にしぶとく喰いついて大きな大きな2着を確保した。節間勝率5・67にて、ギリギリ滑り込みセーフ! 年間で6コースが2回しかない百戦錬磨のベテランが、明日の10Rでも面白い存在になりそうだぞ!
 最後に三重支部。井口ばかりが目立っているが、その影で同じく銀河系の高沖もしっかり予選を突破した。1号艇の井口に比べ、明日の11Rは6号艇だからしてリラックスかつ開き直りの気持ちで大技を繰り出すかも。SG優出などで経験値も大幅にアップした今なら、GI戴冠も大いにありうると思うぞ。

本日のザ・勝負駆け=佐藤旭(1着・1着)

 地元のホープ佐藤旭が大仕事をやってのけた。今日は2走で18点(1・2着)が欲しいタイトな勝負駆け。まずは1R1号艇という絶好のカードでキッチリ逃げきり、後半に望みをつなぐ。が、その後半10Rは1Rのパワー相場とは雲泥の差ともいうべき強敵が出揃った。メンバーを紹介しておこう。

10R
①平本真之 当確
②佐藤 旭 2着
③赤岩善生 1着相手待ち
④谷川里江
⑤佐藤大介 当確
⑥坪井康晴 当確

2010_1204_0645_2  実績・パワーともに凄まじい面子である。当確組が多いといっても、彼らは彼らで準優の好枠を懸けた勝負駆けでもあるし。私も「名前とパワーに呑まれて、何もできないかも?」などと軽視していた。その予感は、ピットアウトで早くも現実味を帯びはじめる。1着を獲ってミラクル突破を狙いたい赤岩が、一瞬にして2コースを奪ったのだ。「おい、どけやっ!!」という声が聞こえてきそうな気迫の前付け。想定していた2コースを失った旭は、さらなる窮地に立たされたわけだ。
 が、この2、3コースの交代が、レースを劇的に変えてしまう。スリットから行き足のいい赤岩が、伸びなりにイン平本を攻め潰しに行ったのだ。応戦する平本。このインVS直まくりの愛知競りで、内がぽっかり空く。その間隙を、冷静に差し抜けたのは旭クンだった。本人も、この出来すぎの展開にはビックリしたかも?
 さあ、これでバック先頭に立った旭だが、ここからが大変なのだ。必死に追いすがるのは赤岩善生。それも「1着絶対条件」の赤岩である。ターンマークごとに切れのいい差しハンドルが、旭の背後でキュキュッと唸る。そのたび2艇の差はスッと縮まり、それを旭が直線で振り払う。2周1マーク、2周2マーク、3周1マーク…差して振り払って差して振り払って、その差はずっと変わらぬ1艇身半。
 これ、かなりの名勝負だな。
2010_1204_0608_2  逃げ粘るのは売り出し中のやまと卒業生。追うは愛知のレッドライオン。その差は変わらないものの、少しずつ少しずつ、赤岩が旭を追い詰めている。王手王手の連続で、旭の逃げ場が徐々に狭まっている。そんな気配がひしと伝わる。
 逆転する。
 私はこのデッドヒートに酔いしれながら思った。旭は2着でも当確、赤岩は石に噛り付いてもピン。その思いの差が、きっと残り1周で反映される。そう思った。
 迎えた最終ターンマーク直前。差し差し差し差しで攻めた赤岩が、艇を外に持ち出した。また差しか……思った瞬間、旭には見えない真後ろから、赤岩はスーーーーーッと艇を内に持ち出し、ズドンと旭の内に舳先を捻じ込んだ。最後の最後に、赤岩は切り込みという勝負手を放ったのだ! 旭が少しでも返し技に迷えば、それだけで逆転する渾身の切り込み。旭は……それをためらうことなく握って抱きかかえた。耐えきってしまった。2-3も3-2も持っていなかった私だが、このギリギリの攻防に鳥肌を立てるしかなかった。追いも追ったり、耐えも耐えたり。このレースは予選4日間での文句なしのベストバウトだと私は思う。この2分間で、若き勝者はどれだけの自信と経験値を得たことか。「佐藤旭」というそれほど馴染みのなかった名前が、私の脳みそのヒダにくっきり刻まれた。前付けから最終ターンマークまで、秘策の限りを尽くして若者を責め続けた赤岩の空恐ろしいオーラとともに。(photos/中尾茂幸、)


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THEピット――ほっこり勝負駆け

2010_1204_0643  10R、佐藤旭が1着ゴール。4日目予選最終日をピンピンで勝負駆け成功! ピットでは、笑顔ほころぶ菊地孝平の姿があった。弟子の壮挙は、やっぱり嬉しい!
 といっても、派手に歓喜していたわけではない。同期の赤岩善生が2着に敗れていたこともあっただろう。赤岩は1着なら相手待ちではあるが準優進出の望みが残されていたから(結果的に1着なら18位だった!)、複雑な思いもあっただろう。佐藤自身、出迎えた先輩たちに笑顔は見せたものの、淡々とエンジン吊りの作業をこなしていた。
 それでも、嬉しいものは嬉しい! 菊地はそーっと佐藤に拳を突き出し、佐藤も控えめに拳を合わせる。祝福のグータッチ! 横澤剛治も静かにそれに追随。敗者に気遣いながら、歓喜を交わしていたのだった。
 着替えや勝利者インタビューを終えた佐藤は、温度計を見ていた菊地のもとに駆け寄り、短いながらも反省会。ただ喜んでおしまい、ではないのだ。そう、本当の勝負は明日! 師弟はしっかりとフンドシを締め直して、準優に臨む。

2010_1204_0664  その10Rでインから発進し、赤岩のジカまくりを食ってしまった平本真之は、さすがに顔をしかめている。それでも3着に残しているのだから、アシはいいし、乗れてもいるのだが、しかし敗戦はただただ悔しい。得点率は8・00、充分な成績とも言えるのだが、そんなことも関係ない。負けたことが悔しい! まくられたことが悔しい! 宿舎に戻れば、また明日に視線が向くはずだが、レース直後にはミスってしまった自分をひたすらに悔やむわけである。
2010_1204_0093  12R、展示を終えた選手たちがピットに戻ってくる。注目は菊地孝平、服部幸男、重野哲之、堤昇ら好調静岡勢で、この同僚対決には準優の艇番が懸かっていたから、なかなかアツい最終レースだった。胸に闘志をたたえながら係留所からの坂を上がってくる彼らを見つめていたら、黒いカポックがぺこりとこちらに向かって頭を下げてきた。岡祐臣だ。
 岡は前半で逆転3着に食い込み、この12Rには準優への希望を残していた。1着で5・83。これは11R終了時点のボーダーを上回るものだったのだ。唐津チャレカで書いたように、選手は他選手との関係性を全面的に把握しているわけではなく、まずは6・00を目指して戦うものだから、岡が「勝てば準優」を知っていたかどうかはわからない。ただ、いずれにしても強敵相手のしびれる戦いの前に、こちらに礼を尽くしてきたのが感激でもあり、不思議でもあり、だったのだ。
 そういえば、昨日の朝、最初にピットに入ったときにも、岡は丁寧に挨拶してくれていたのだった。今年の新鋭王座で顔を合わせてはいるが、まともに言葉を交わしたことはない。それでも、そんな好青年ぶりを示してくれる岡を、俄然応援したくなったぞ! 12Rは4着と無念ではあったが、明日からの健闘にも期待しよう。

 とまあ、やまと世代の若者たちの清々しい様子を眺めて、すっかりいい気分になっていた午後のピット。上位と6点台が、6点台と5点台が、それぞれ差が開いていた得点状況。ボーダー争いはそれほど激しいものにはではなく、10Rが終わる頃にはおおよその様相が見えてきていたこともあって、ピット内にもそれほどピリピリした空気は感じ取れなかったと言ってよい。ということで、若者たちの様子に感心感激のオッサンと化していたわけだが、たしかにピットは普段の勝負駆けに比べて、非常に静かに感じられたのだった。
2010_1204_0595  11Rで2着となった吉田徳夫は、得点率は5・67に上昇。10R終了時点では森竜也の5・67が18位で、そのドラゴンは1着がなかったから、上位着順差で吉田が18位に浮上していた。だが、吉田はそれを知ってか知らずか、淡々としたもの。まあ、詳しいところはわかってなかったんでしょうね。表情をほとんど変えずに過ごしていたのだから、そりゃあ周りも「18位浮上、よかったね!」てな感じにはならないのである。ドラゴンも逆転されたことを知ってか知らずか、淡々としてたもんなあ。同県同期の垣内清美と談笑する姿には、とてもボーダー上の焦燥感みたいなものは見えなかった。
2010_1204_0480  同Rで1着の井口佳典は、ちょっとヒヤヒヤしていたようだ。井口は、この1着で得点率8・67。これはトップに立つ数字である。しかし、気がかりなことはあって、それは「待機行動違反をとられていないかどうか」。2号艇からピット離れ軽快にインを奪った井口だが、舳先をスタートラインに向けたあと、2コースとなった1号艇の北川潤二のほうが前にいるかたちとなっていたのだ。減点をとられても余裕で準優に進出するポイントではあるが、1位かそうでないかは、明日以降を考えると本当にデカい。
2010_1204_0176  勝利者インタビューを終えた井口は、待ち構えていた選手班長の大場敏にすかさず駆け寄っている。「大丈夫ですか?」「うん、大丈夫大丈夫。リプレイ見ると、2コースが後から噴かしているから。だから、大丈夫だよ」「ホンマですか?」井口の顔がほころぶ。減点はナシ。井口はこの時点で予選トップに立った!
 しかし。12Rでドンデン返しが起こる。6号艇の重野哲之が1着となれば、上位着順の差で逆転1位となる状況で迎えた最終レース。1号艇は菊地孝平、そして好調の静岡勢が揃っており、重野の6号艇は不利にも思えたのだが……4カド奪った重野は1着! 差された菊地が追いすがったが、重野は振り切って先頭ゴールを果たし、予選1位の座も掴み取ったのだった。
2010_1204_0080 「キクチコーヘイ!」
 レース後、着替える菊地に井口が責めるような声をかける。もちろん、井口は笑顔。菊地も笑顔。ようするにじゃれ合っているのだ。もちろん、そのじゃれ合いはただのじゃれ合いではない。菊地さんが勝ってたら、僕が1位だったんですよ! 信頼しあう間柄だからこその、ふざけ合いがそこにあるわけである。ということは、井口は得点状況をわかっていたのかな? 控室でレースを観戦しながら、自分と重野の得点率を比較していたのかもしれない。
「ごーめん! でもさあ、充分じゃないのぉ、充分じゃぁ?」
 菊地が井口のお腹をツンツンと突っつきながら、からかいの言葉をかける。1位じゃなくても、準優1号艇でしょ。俺なんか勝っても1号艇にはならなかったんだからぁ。そんな感じ? 顔を見合せながら大笑いし合う菊地と井口。もちろん、それは菊地にとっては悔しさを紛らす行為だっただろうし、井口もそういう形での慰めという部分もあっただろう。
2010_1204_0218  で、逆転1位をもぎ取った重野はといえば、それを知ってか知らずか、淡々としたもの。人なつこい微笑を浮かべながら、勝利者インタビューへと向かったのだった。
 こんなほっこりした勝負駆けピットも、なかなかオツなものであるな。明日の準優はさすがにこうはならないだろうけど。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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速報 浜名湖・東海地区選の準優メンバー決定!!

 浜名湖・東海地区選の準優18ピットが確定しました! 強い強い地元静岡勢が過半数を占める中、愛知の平本と三重の井口が殴りこみという様相でしょうか。優勝戦も静岡一色に染まるのか、愛知&三重が気骨を見せるのか、明日の10~12Rを見逃すなっ!!!!

浜名湖GI東海地区選 準優勝戦

10R
①重野哲之(静岡)
②堤 昇(静岡)
③笠原 亮(静岡)
④佐藤大介(愛知)
⑤佐藤 旭(静岡)
⑥吉田徳夫(愛知)

11R
①今坂勝広(静岡)
②佐々木康幸(静岡)
③菊地孝平(静岡)
④坪井康晴(静岡)
⑤柳沢 一(愛知)
⑥高沖健太(三重)

12R
①井口佳典(三重)
②平本真之(愛知)
③服部幸男(静岡)
④天野晶夫(愛知)
⑤野長瀬正孝(静岡)
⑥横澤剛治(静岡)


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“本紙予想”東海地区選4日目後半

インがろ、ろ、ろ、6連勝!? うぐぅ……。

7R
1コース想定=伊藤 まくられ率12.2% 差され率14.3%
2コース想定=野長瀬 逃がし率45.1%
伊藤が渾身の先マイで逃げ切る。
◎伊藤 ○今坂 ▲野長瀬 △永井 
3連単1-623-全

8R
1コース想定=堤 まくられ率15.0% 差され率17.5%
2コース想定=西山 逃がし率40.0%
堤がS決めて押し切る。ヒモ展開ありそうな山崎。
◎堤 ○山崎 ▲森 △天野
3連単1-463-全

9R 
1コース想定=池田 まくられ率14.3% 差され率24.3%
2コース想定=後藤 逃がし率34.2%
後藤が2コースから自在に抜け出す。池田のイン残し警戒。
◎後藤 ○池田 ▲佐々木
3連単2-15-全

10R  
1コース想定=平本 まくられ率13.0% 差され率24.1%
2コース想定=佐藤 逃がし率40.0%
平本が軽快に逃げる。赤岩握ると、佐藤大にも展開生まれる。
◎平本 ○佐藤大 ▲赤岩 △坪井
3連単1-536-全

11R 
1コース想定=北川 まくられ率13.0% 差され率25.9%
2コース想定=井口 逃がし率39.3%
吉田動いて深くなっても北川がこらえる。笠原の全速戦注意。
◎北川 ○笠原 ▲井口 △谷野 
3連単1-523-全

12R
1コース想定=菊地 まくられ率14.3% 差され率16.1%
2コース想定=岡 逃がし率27.6%
永井が全速で握って菊地が張れば、堤に展開利ある。
◎堤 ○菊地 ▲服部 △重野
3連単4-156-全 

 


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THEピット――さわやか!

2010_1204_0119 「けいれーいっっっ!」
 ピットに元気ハツラツの大声が響きわたる。声の主は西川新太郎。レース前の整列の際の1シーンである。
 レース前の整列時、出走ピットでの乗艇前、「敬礼!」の号令をかけるのは、1号艇の選手の役目である。それぞれ、歯切れよく、鋭い声を発しているが、西川ほどの大声は聞いたことがないなあ。実際、西川の「けいれーいっっっ!」がかかったとき、自艇で作業をしていた星野太郎が、「おぉぉ」と驚いたように声をあげていた。
 ともあれ、その声は実に爽快! 気持ちいい! そんでもって、レースでも1着を獲ったのだから、快感! スリット写真を覗き込んだ西川は、ゼロ台の踏み込みに苦笑いを見せてはいたけれども、爽やかな表情で勝利者インタビューへと向かったのだった。西川新太郎を東海のさわやかくんと呼ぶことにしよう。

2010_1204_0262 「瑞穂さん、笑ってないと怖いっすよ」
 森竜也がそう言って笑った。瑞穂さんとは、三重の重鎮・村田瑞穂さん。引退は残念だったなー。たしかに名人戦のピットで見かける村田さんは実におっかなく、しかし今日ごあいさつしたところ、笑顔は底抜けに優しかった。青山登さんに聞いたら、若いころは元祖アイドルレーサーだったそうですね。で、村田さんは新年からJLC専属解説者になられるそうで、今日は同時に解説者となる柳瀬展大さんとともに研修に訪れた次第。その姿を見つけた後輩が、からかったわけである。
「おっ、瑞穂さん! どうしたんですか! 解説? 研修? へえ。今度瑞穂さんにペラでも作ってもらおうかな」
2010_1204_0667  三重の重鎮に、静岡の重鎮・金子良昭が話しかける。再会を懐かしむように、金子の頬は緩んでいた。やっぱ、嬉しいんだろうなあ。そして、瑞穂さんがどれだけ後輩に慕われていたかもよくわかる。その後も間嶋仁志や吉田隆義らに何事かからかわれている様子で、最後は黒崎竜也が驚いたように挨拶に訪れていた。というわけで、新春からはその瑞穂さんと柳瀬さんの解説に乞うご期待である。

2010_1204_0517  2R後、笠原亮が赤いカポックに、熱心に語りかけている姿があった。赤ってことは……三浦永理か。どうやら、笠原はレースについてアドバイスを送っているようで、その様子がまたアツいアツい。予備校とかにいそうな熱血先生っぽく、全身を激しく揺らして三浦に話しかけていたのだった。三浦の表情はヘルメットにかくれて見えないが、笠原の言葉に合わせて、リズムよく首肯を繰り返す。ペラ室を覗くと、笠原の近くで三浦も作業をしており、三浦にとって頼れる先輩が笠原だし、笠原にとってはかわいい後輩なのであろう。
2010_1204_0530  ペラ室では、都築正治が細川裕子にアドバイスを送っている姿もあった。都築は自分のペラにゲージを当て、それを細川に見せながら、翼面を指差したりして、言葉を投げかけ続けた。細川は、正座してその言葉に耳を傾ける。目はペラに注ぎ続けながら。都築がニコッと笑って“講義”を切り上げると、細川は頭を下げて屋外ペラ調整場へ。すぐに自分のペラを台座に置いて、調整を始めていた。
 男子トップクラスの先輩とは、一般戦でも顔を合わせることもあるだろうが、記念レースで一緒になることはまた違った意味があるのではないか。レベルの高い舞台で交流をしながら、それがまた血肉となっていく。三浦にとっても細川にとっても、これが素晴らしい経験になっているはずだ。
 20年後30年後、引退した笠原や都築がピットに姿を見せたとき、三浦や細川との間で、今日の瑞穂さんと森ドラゴン、金子たちのような爽やかな笑顔がきっと見られるのだと思う。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』4日目

 現地バトル2日目にして、財布からすべての諭吉さんが消え去ったHです。昨日の919作戦は3本的中も回収率50%以下だったし……私もメイチ勝負賭けであります!
 今日の浜名湖は緩~~い追い風。ほぼ静水面とあって1Rからイン逃げ4連発中です。あるいはこのまま12連発かぁ??ってな流れでも、必ずそれを遮るKY(来い来い諭吉)レーサーが出現するはず。それはきっと、8Rですっ!

8R
 ①堤  昇 ほぼ当確
 ②西山昇一
 ③天野晶夫 4着条件
◎④山崎哲司 2着条件
★⑤三浦永理 1着条件
 ⑥森 竜也 4着条件

進入123/456か1236/45

 機力がはっきり足りないことはわかっています。でも、この山テツという男には常に一発大駈けの度胸と意外性があるんです。4カドから時折やらかすタッチS一撃まくり、または好調・天野のマーク差しなど勝負駆けを乗り切る展開は必ずあるはず。さらに条件が厳しい永理ちゃんが連動して4000番台ワンツー決着を狙ってみましょう。テツ、せめてトップSだけは行ってくれーーーー!!

3連単★4=5-全

 憲吾郎どの、何かと飲み会の多い年の瀬、お給料は暮れの住之江までもたせてくださいませよ!←つか、最大の出費は極選っすか(人><。)


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徳増宏美選手、お疲れ様でした!

Cimg5303 11月4日の芦屋を最後に、徳増宏美選手が引退されました。徳増選手で思い出すのは、当地で行なわれた06年女子王座決定戦で優出を果たしたこと。あれから5年弱、徳増選手は第二の人生に踏み出したわけであります。その引退セレモニーが本日、アトリウムステージで行なわれました。会場は地元の女流リーダーに惜別を送ろうと、多くのファンが詰めかけています。定野久恵、松瀬弘美、池田浩美、山下友貴も登場!

レーサーを引退した徳増さんは、今後は浜名湖のインターネットのピットレポートを務めるとのこと(予定)。そう、今後も徳増さんには会えます! お子さんが高校生(卒業した?)というのが信じられないほどのキュートで若々しい徳増さんのレポートが楽しみ! 今はアナウンススクールに通って準備しているとのこと、新しい浜名湖名物になりそうです。

徳増さん、長い間、お疲れ様でした。第二の人生に幸あれ!と願っております。今後もレース場でお会いできたら幸甚です!


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伊ぃぃぃ代ちゃ~~~んっ!

Cimg5299 テツはまだ16位だぁからぁぁぁぁぁ~~。ということで、山崎哲司が予選16位で勝負駆けに挑む4日目、浜名湖に伊代ちゃんがやってまいりました! 『センチメンタルジャーニー』でおなじみ、松本伊代さん! 本日のイベントは、まさに伊代ちゃんが目玉なのであります。ワタクシ(K)は、中学生のときにセンチメンタルジャーニーに熱狂した、まさにど真ん中直撃世代。ママドルとなっても可憐な伊代ちゃんの姿に、すっかり興奮した次第であります。息子さんの話とかしている姿が不思議ではありますけどね……。

朝9時40分から行なわれたこのイベント。今日はもう1回、第9R発売中にも行なわれます。私と同世代の伊代ちゃんファンはもちろん、そうでなくともぜひぜひ伊代ちゃんに会いに浜名湖へ!


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本日の“本紙予想”東海地区選4日目

おはようございます。Kです。昨日はけっこう的中したのに、なぜか財布の中身が減っていました。う~む。今日は張り方も考えないとなあ。夜は浜松の海鮮居酒屋で泥酔。朝起きたら、なぜか私の左手首にピンクのミサンガが……。な、何なんだ、これは……。

1R
1コース想定=佐藤 まくられ率18.4% 差され率28.9%
2コース想定=間嶋 逃がし率42.7%
間嶋がコース動いて捌く。渡邉も動いて追走。
仲口がカドに引いて自在攻め。
◎間嶋 ○渡邉 ▲佐藤 △作野
3連単4-613-全

2R 
1コース想定=谷野 まくられ率6.8% 差され率11.4%
2コース想定=都築 逃がし率29.9%
谷野の先マイを都築が差す。一騎打ちか。
◎都築 ○谷野
3連単2=1-全

3R 
1コース想定=西川 まくられ率16.3% 差され率30.6%
2コース想定=金子 逃がし率35.4%
山崎がS決めて握れば、今坂に展開生まれる。
◎今坂 ○西川 ▲横澤 △山崎
3連単4-163-全

4R 
1コース想定=高沖 まくられ率13.8% 差され率12.1%
2コース想定=杉田 逃がし率28.9%
杉田は2コースから握るタイプで、佐藤が展開突く。
◎佐藤 ○高沖 ▲服部 △杉田
3連単3-162-全 

5R 
1コース想定=柳沢 まくられ率7.1% 差され率23.8%
2コース想定=大場 逃がし率40.3%
柳沢がインからしっかり先マイ。外に回っても坪井の捌き怖い。
◎柳沢 ○坪井 ▲佐々木 △吉田
3連単1-564-全

6R  
1コース想定=吉田 まくられ率17.9% 差され率17.9%
2コース想定=仲口 逃がし率40.6%
吉田が後輩を壁にして逃げ切る。仲口が差して追走。。
◎吉田 ○仲口 ▲赤岩 △重野
3連単1-265-全

後半はのちほど!


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4日目!

おはようございます。浜名湖・東海地区選手権は4日目、勝負駆けの日を迎えました。本日の浜名湖も快晴。風は弱まっており、空中線もゆらゆらとたなびく程度です。好コンディションのなか、準優を目指す東海の猛者たちが熱戦を展開します!

2010_1204_0018 静岡の銀河系・伊藤将吉は、ボーダーを6・00と想定すると、1着をとって相手待ちとなります。しかし、ボーダーは下がる気配もありますから、なんとしても1着をとっておきたいところ。7R1号艇、がっちり逃げ切ることができるか、注目です。(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(4日目)のイベント・ファンサービス

4日目は、伊代ちゃんが浜名湖に来ます! そして、あの女傑の引退式も……。

●松本伊代トークショー
【時間】(1回目)9:40~
    (2回目)第9レース発売中
【場所】サンホール
※各トークショー終了後、サイン色紙プレゼント

●徳増宏美選手引退セレモニー
【時間】第5、6レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●学生企画表彰式~ボートカラーリング部門~
【時間】第8レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●ふみえ&しのぶの舟券セミナー
12月4日(土)~7日(火)
【時間】12月5日は第7レース、10~12レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●クオカードが当たる抽選会
先着2,000名様に抽選参加券を配布。各日、抽選で200名様に東海地区選手権オリジナルクオカード(500円分)が当たります!
【引換時間】第9レース終了後から第12レース終了まで
【引換場所】中央スタンド1階抽選会場

4日目の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】江戸川/平和島/蒲郡/常滑/津/びわこ/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP松江/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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THEピット――執念

2010_1204_0394  8Rから安定板は外されたものの、追い風は吹きやまぬ浜名湖水面。9Rでは、間嶋仁志と杉田篤光が転覆してしまい、菊地孝平も巻き込まれたかたちで大きく後れをとっている。
2010_1203_0307  レース後は、まず彼らの転覆整備で整備室は慌ただしくなっていた。幸いなことに、間嶋も杉田も、大きなケガはなかったようで、テキパキと本体をバラしていた。杉田は整備士さんに見守られながら、真剣な表情での整備が続く。間嶋は、ついでというわけではないだろうが、ギアケースの調整にも手を伸ばしていた。その合間に、前夜版で明日の艇番もチェック。1Rに組まれているのを確認して、のけぞったりもしていた。今日はいわゆる転覆整備だけで終わってしまっているから、明日はそれがアシにどう影響するか、できるだけ時間をかけて確認したいところだろう。なのに1R。なかなか思うようにいかないわけだが、しかし特に不満を漏らすでもなく、さくさくと整備に戻っていったのだった。ベテランの風格である。
2010_1204_0077  道中でいったんはスピードダウンしてしまい、モーターの調子が心配された菊地は、やはりテキパキとモーターをチェックして、すぐさまペラの調整に取り掛かっていた。このあたりの素早さは、さすがのSGレーサーといった感じだ。
2010_1204_0397  整備室の奥のほうでは、細川裕子が本体をバラしていた。これはもちろん転覆整備ではなく、パワーアップをはかるための整備である。ここまでオール6着。なんとかこの状況を脱したいと、細川は本体に手をつけたわけである。そのかたわらでは、永井聖美が心配そうに整備の様子を眺めていた。とくべつ声をかけるわけでもなく、じっと細川を見つめていたのだ。かわいい妹の苦戦に胸を痛めるお姉さん、といった様子が印象的。細川は視線を感じつつ、ひたすらに整備……。
2010_1204_0322  別のテーブルでは、谷野錬志も本体整備だ。谷野は今節もっとも登番が若い選手であり、レースが終わればエンジン吊りにはイの一番に駆けつけなければならない。整備の手を休めてリフトにダッシュ→しっかり働いて整備室にダッシュ、という動きが、彼の心中を物語っている。
2010_1204_0166 おっと、都築正治も走っているではないか。エンジン吊りのあと、整備室に急いで駆け込んだのだ。覗き込んでみると、ギアケース調整用テーブルにその姿がある。こちらもパワーを引き出すための整備だろう。7R1回乗りだった都築は、レース後からずっとこうして渾身の整備。その様子を見つつ、明日のノルマを計算すると、おぉ、ピンピン勝負か……。整備に熱が入るわけだ。
 と、整備室で多くの選手を見かけた3日目の午後。勝負が懸かっていようと、準優進出が絶望的になっていようと、彼らはそんなこととは無関係に、噴かないエンジンを許さないのである。だからこそ、この場に立てているということも言えるだろう。もしかしたら、明日も見られるのかもしれない。準優進出を決めようと、そうでなかろうと、徹底的にパワーアップにこだわる選手たちの姿が。

2010_1204_0221  ペラ調整の様子も、なかなか慌ただしかったぞ。菊地が本体チェックのあとペラ調整に向かったことは書いたが、そこ=屋外ペラ調整場には重野哲之や佐藤旭の姿があった。いったん目をそらして、しばらく経ってからふたたび見ると、重野哲之と北川潤二の姿。ちょっとの間、喫煙所で一服し、また戻ってくると、重野哲之と坪井康晴。って、重野はずっといますね。重野はとにかく長い時間同じ場所に座り込んで、懸命な調整を続けていたのだった。
2010_1204_0075  整備室奥のペラ調整室を遠目に覗き込むと、金子良昭の姿が見えた。重鎮だぁ……と溜め息つきつつその場を離れ、実はここは最後までほとんどチェックしていなかったのだが、12Rのエンジン吊りに金子が整備室からあらわれて、ちょっど驚く。最後の最後までペラ叩きを続けていたということだからだ。ま、驚くことでもないんだけど、しかしあくなき執念を見せつけられたような気になったのはたしかだ。金子は予選突破はほぼ絶望なのだが……先ほど整備室の項で書いたことを、ここでもまた思い出す。明日もまたきっと、彼らの心地よい執念深さを、僕はきっと追いかけ続けるだろう。

2010_1204_0428  10R後、赤岩善生に呼び止められた。チャレカの最終日の記事で、僕は赤岩に声をかけて、しかし言葉を遮られた様子を記している。「何を聞こうとしていた?」と、赤岩はあの日の“続き”を作ろうとしてくれたのだ。
 それから長い会話が始まった。テーマはもちろん、賞金王への思いだ。言葉のひとつひとつをつまびらかにはしないが、しかしその言葉のひとつひとつに詰め込まれていたのは、やはりあまりにも真っ直ぐな赤岩の心情だった。そして、それは執念とも呼ぶべきものだった。
 なにしろ、11カ月間、賞金王のことだけを考えて努力を重ねてきた赤岩だ、さすがにチャレカ後は疲れも出たようである。肉体的にというより、精神的に、だ。しかし赤岩はすでに前を向いている。まだちょっと引っかかっているものがあるとはいうが、次なる戦いに踏み出しているのは間違いない。さらに来年の賞金王に対して、執念を燃やしつつ。
 そして大事なのは、そんな赤岩がこの東海地区選にいる、ということである。約1年間の渾身の戦いを終え、敗れはしたものの、ドラマを作った男が、この浜名湖で戦っているのである。浜名湖・東海地区選、そんな男の姿を見るだけでも、大きな価値がある。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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浜名湖・東海地区選3日目ダイジェスト

本日の決まり手
逃げ=6本
まくり=3本
差し=1本
まくり差し=1本
抜き=1本

きたきた、「まくり」の逆襲!

2010_1204_0595  2日目まで1本しかなかった「まくり」決着が、今日は3発も飛び出した。まず、2Rの吉田徳夫が2コースから直まくり。スリットほぼ同体の細川裕子がアジャストしたとみるや、強引に体を預けて引き波に沈めた。まあ、細川がオール6着のワースト級だけに、これをもって徳夫の足が上位とは言い切れないけれど。
2010_1203_0132  6Rで2コースまくりを決めたのが服部幸男だ。これもスタート同体だったイン吉田隆義をツケマイ気味に攻め潰した。非常によく似たシーンではあったが、2R徳夫まくりとの最大の違いはイン選手のパワーか。隆義はここまで234着と無難にまとめており、中堅程度の足はあったと思う。その難敵を同体から強引に攻めた服部は、やはり今節の主役に相応しい。1号機の自信と地元水面の自信が相まっての直まくりだったと思う。予選でまくり勝ちを決めるときの服部は、「買いシリーズ」だ。

2010_1204_0617  そして、10Rで3コースからさらなる難敵・仲口博崇を力任せに競り潰したのが笠原亮だった。レース前、3-1のフォーカスをしこたま買っていた私は、K記者に「まくり差し、決めてくれるかな」とぼんやり言った。笠原亮研究の第一人者であるK記者は静かに首を振り「いや、亮クンの3コースって、基本的にまくりなんです。決まる決まらないはともかく、とにかく握っちゃうタイプなんですよ。つまり……」
 亮クン解析は続く。笠原のターンの航跡は、どのコースでもまるで変わらないのだとか。何発打っても弾道&射程距離がまったく変わらないミサイル、という感じか。だから、アウトコースではまくり差しになり、3コースあたりではまくりになる。
「不器用といえば不器用なんですけど、このレースもまくり差しはないと思います。勝つとすれば、まくり、ですよ、きっと」
 5分後、笠原はK記者の言葉を忠実に再現してみせた。3コース強襲。笠原ミサイルの精緻な弾道はイン仲口の外・真横にロックオンされていて、仲口と私の3-1舟券は1マークの出口で被弾した。なあ、K記者、3-1をしこたま買う前に教えて欲しかったどーーーー>< ついでに、K記者の数ある「亮クン研究語録」の中から、もうひとつだけこっそりお伝えしておこう。
「アウトコースの笠原は、展示タイムが遅いときにこそガツンと狙え!!」
 講釈を垂れると朝までかかりそうなので、ここでは割愛します、はい。

きたきた、愛知の逆襲!?

2010_1204_0430  昨日まで地元静岡勢に蹂躙されていた愛知勢が、巻き返しのピンラッシュ攻勢を見せた。決まり手も多彩だった。1Rの仲口博崇が鮮やかな3コースまくり差しを決めると、2Rの吉田徳夫は前述のとおり2コース直まくり一撃、3Rは赤岩善生が鮮やかに逃げきり、5Rの花田和明は道中逆転の「抜き」で万シューを演出した。前半だけで4勝の固め撃ち。
 とりわけ目立ったのが赤岩のイン逃げで、今日の「逃げ」6本のうち、いちばん危なげなくバックで突き抜けていたな。待機行動違反で減点があったものの、今日のレース足なら超強力な静岡勢とも互角以上に渡り合えるとみた。成績も6・3・2・1。「チャレカショック」から立ち直りつつある愛知のエースが、実に不気味な存在になってきた。
 愛知の優勢ムードで迎えた後半戦。8Rの天野晶夫がガッチリ逃げきり、この時点で静岡支部に5勝-2勝と大差をつけた。こりゃ、昨日までのウップンを晴らす愛知デーになりそうだな、と思っていたのだが……9Rからの静岡の底力はどうだ。重野哲之の逃げきりにはじまり、10Rは前述・笠原の大陸間弾道ミサイルまくり、11R佐々木康幸の激辛差しときて、12Rは今坂勝広のウルトラパワー逃げ(極選・森のドラゴンまくり差しが入ったと思ったのだが……財布が立ちっぱなしになる夢を3秒だけ見させてもらった><)で、あれよあれよの4連勝。愛知はイン戦の仲口、佐藤大介、絶好調の平本真之らがことごとく敗れ去った。終わってみれば……

本日の支部別結果

静岡支部=6勝
愛知支部=5勝
三重支部=1勝

2010_1204_0152 う~ん、やっぱり強いぞ、静岡勢。特に目を引いたのは11Rの佐々木で、差してからぐんぐん佐藤を突き放していくレース足がケタチすぎた。佐々木は「行き足重視のスリット一撃タイプ」から「レース足重視の万能タイプ」に変わりはじめているのだが、その成果が如実に反映された圧勝劇だった。今日唯一の「差し」決着というのも、揺るぎないパワーを裏付けている。この勝利で、一躍シリーズリーダーになった佐々木。初日は服部、2日目は坪井康晴、そしてこの佐々木と、トップは日々変われど静岡支部の金太郎飴という構図は続く。
2010_1204_0447  あ、最後に忘れちゃならないのが、三重支部の不動のエースだな。今日の4Rで5号艇だった井口佳典は、抜群のピット離れでインを奪いきり、そのまま豪快に逃げきってしまった。あのピット離れはいつでもどこでもヤバイな。後半の9Rは枠なり4コースで落ち着いたが、ピット離れは他の5人の比じゃなかった。まさに孤軍奮闘、静岡&愛知の壁は分厚いけれど、この必殺兵器とこの男の根性をもってすれば、すべて蹴散らすことは十分に可能だと思うぞ。(photos/中尾茂幸、text/H)


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明日の勝負駆け情報

明日は予選最終日。勝負駆けであります。3日目を終了してトップは佐々木康幸。上位には静岡勢がズラリ、ですね。ボーダーはいちおう6・00と想定して、条件を算出していますが、現在18位の赤岩善生が5・50(今日の1着は待機行動違反で減点)。ボーダーが下がる可能性はおおいにあります。下記よりも低い着順でももしかしたら……。そんな動向に注意しつつ、明日は勝負駆けの行方を追いかけたいものです。

1 佐々木康幸 当確
2 今坂勝広  当確
3 坪井康晴  当確
4 重野哲之  当確
5 平本真之  当確
6 井口佳典  当確
7 服部幸男  5・5着
8 佐藤大介  5・5着
9 笠原亮   当確
10 堤昇    4・5着
11 横澤剛治  5着
12 菊地孝平  5着
13 森竜也   4着
14 天野晶夫  4着
15 吉田隆義  3・4着
16 山崎哲司  3・3着
17 野長瀬正孝 2着
18 赤岩善生  2・3着
19 三浦永理  2・3着
20 花田和明  1着
21 柳沢一   1着
22 高沖健太  1着
23 永井聖美  1着
24 仲口博崇  -
25 伊藤将吉  (1着相手待ち)
26 坂口周   (1着相手待ち)
27 岡祐臣   1・2着
28 佐藤旭   1・2着
29 永井源   1・2着
30 北川潤二  -
31 西山昇一  -
32 杉山正樹  -
33 西川新太郎 -
34 都築正治  1・1着
35 吉田徳夫  1・1着
36 池田明美  1・1着
37 谷野錬志  (1・1着相手待ち)


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H記者の『穴・極選』3日目

 919ミッションは8Rまで2本的中、収支的に厳しい状況です。さらに追い風もレースごとに徐々に弱まり、ついに安定板が外れるほどになってしまいました。ミッション中断か? いや、まだまだ十分にインヒモ風圏だと思います! 一発逆転を信じて最終レースまで全-1-全を買い終わりました。そして、その最終12Rに大型爆弾を仕掛けてみましょう。
12R
★①今坂勝広
◎②山崎哲司
 ③柳沢 一
 ④平本真之
◎⑤森 竜也
 ⑥伊藤将吉
進入123/456

 キーマンはもちろん平本。素晴らしい足色ですね。が、今坂も負けず劣らずの節イチ候補。この両者がインVSカドとなれば、「平本が覗き、それを察知した今坂が握って先マイ」という光景が眼に浮かびます。で、両者がやや流れたところに、2コース山テツか平本マーク森ドラゴンの差しが突き刺さる。今坂がイン残しか2マーク差しで2着を死守する、という皮算用です。2-1なら万太郎前後ですが、5-1なら一気に節間プラスが決まるほどのロングショットになるはず! 今日は主役じやなく仕事人として大穴を演出してくれ、平本クン!!

3連単★25-1-全


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安定板外れます

8Rより、安定板を外してレースが行なわれます。ご注意ください。


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“本紙予想”東海地区選3日目後半

7R
1コース想定=横澤 まくられ率5.3% 差され率26.3%
2コース想定=金子 逃がし率4735.4%
横澤がここはしっかりと逃げ切る。
◎横澤 ○森 ▲高沖 △三浦 
3連単1-352-全

8R
1コース想定=天野 まくられ率10.9% 差され率21.8%
2コース想定=坪井 逃がし率39.0%
天野が踏み込んで逃げ切る。センターに握り屋揃い、外勢に妙味。
◎天野 ○西山 ▲谷野 △坪井
3連単1-562-全

9R 
1コース想定=重野 まくられ率1.6% 差され率16.1%
2コース想定=間嶋 逃がし率42.7%
重野が盤石のイン逃げ。ヒモ妙味は北川。
◎重野 ○北川 ▲井口 △菊地
3連単1-346-全

10R  
1コース想定=仲口 まくられ率16.7% 差され率16.7%
2コース想定=杉山 逃がし率45.2%
杉山逃がし率高く、仲口が押し切りそう。握って笠原が追走。
◎仲口 ○笠原 ▲杉山 △野長瀬
3連単1-324-全

11R 
1コース想定=佐藤 まくられ率15.4% 差され率20.0%
2コース想定=佐々木 逃がし率30.6%
佐々木が自在なハンドルで抜け出す。ヒモ本線は高沖に。
◎佐々木 ○高沖 ▲佐藤 △後藤 
3連単2-613-全

12R
1コース想定=今坂 まくられ率10.3% 差され率17.6%
2コース想定=山崎 逃がし率30.4%
柳沢が3コースから強襲。今坂のイン残しを本線に。
◎柳沢 ○今坂 ▲平本 △森
3連単3-145-全 

 


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THEピット――キリリとした空気

 途中参戦の際の初ピット入りというのは、なかなか緊張するもので、まあ自意識過剰とわかっていても、ここまで積み上げられた空気の中に馴染めるのだろうかと不安を抱えてピットに足を踏み入れることとなる。
2010_1203_0437  とはいえ、勝手知ったる浜名湖ピット。また、よく考えれば東海地区の選手にはけっこう良くしてもらっているのであって、いきなり赤岩善生に雄々しく頭を下げられたりすると、いっぺんでドキドキは収まるのであった。チャレカでの13位転落もまだ記憶に生々しい赤岩であるが、そんなこととは関係なく目の前の戦いに全力を注ぐ男。1週間前に唐津で見た表情と何ら変わりなく、浜名湖を戦っているのだった。
 その赤岩が手にしていたフォーク状の金属板は、武器……ではなくて安定板。追い風が吹き荒れる今日の浜名湖、スタート展示が始まる直前に安定板の使用が決まったそうで、前半レースに出る選手たちは、慌ただしく装着作業をしていた。波乱の気配漂う3日目、といったところか。

2010_1203_0485  なんとなく浮足立ってピットをうろうろしていると、笠原亮が笑顔でやってきた。ニコニコと笑いかけてくれることで、さらに緊張は解ける。
「もう会えないかと思ってましたよ」
 嬉しいことを言ってくれるなあ……いや、実はあまり嬉しいことではない。笠原は来期、A2級に陥落してしまうのだ。だからしばらく会う機会がない、というのがその言葉の意味。次点でA1級に届かなかったことで、記念戦線から半年は遠ざかることになる。
「でも、ここ(東海地区選)を勝てば、総理杯に出られますから」
 そんな言葉が出るということは、優勝できる手応えがあるということ!
「で、総理杯に勝てば、笹川賞にも出られますよ。グラチャンも!」
 アハハハ、と爽やかに笑って、笠原はペラ叩きへと向かったのだった。

2010_1202_0339  本当に久しぶりだ。テツとの再会。SG常連として、毎月のようにピットで顔を合わせていた時期が懐かしい。山崎哲司である。
 自艇のもとでモーターを触っているテツに挨拶。で、こちらの第一声は「苦しそうだね?」。JLCでレースを見る限り、機力的にはかなり劣勢のように思えたのだ。「うん、良くはないね」。でも、レースぶりは素晴らしい! よく着をまとめていると思う。マスク越しにモゴモゴ言っているのは聞こえるが、よく聞き取れない。もっともこういうとき、素直に応えるような気性ではなく、やや自虐的な言葉をこぼしたりする男である。乗れてるんだから、頑張って! そう激励すると、「クロちゃんも頑張れ」。ワタシのことなどどうでもいいので、テツが頑張れ! ちなみに、その後のテツは本体整備に取り掛かっていた。今朝、本体を割っていたのは、テツだけだった。
2010_1203_0518   ほんの数日前まで顔を合わせていた平本真之が、唐津のピットと同じように、にこやかに挨拶をしてくる。その頃には、こちらもすっかりピットの一風景に溶け込んだような気になっていた。ま、目障りな風景かもしれませんけどね、このハゲデヴは。
「リズムはいいです」
 そう言ってニッコリ笑う平本を、昨日のドリームなんてすごいターンだったね~と煽り立てる。だが、パワー的にはまだ満足できないのだ、という。新聞などのコメントももうひとつ冴えないのだが、たしかに今朝の平本は機力の話になると、ちょっとだけ首を傾げていた。欲が出ているってことのような気がしないでもないのだけれど、これだけの成績でも平本はまだ調整の手を緩めるつもりはないようだ。
 
 やっぱりGⅠだし、東海勢しかいないし、ピットの空気は穏やかだよ~。先発隊にはそんなことも聞いていたのだが、いやいや、そうでもないぞ。そりゃあ、チャレカと比べれば、たしかに緩やかなムードではある。だが、チャレカからの参戦組などは特に、SG時とも変わらぬ雰囲気で振舞っている。
2010_1203_0244  菊池孝平は、“モード”に入っているぞ。顔を合わせれば一瞬だけ目を細めるが、すぐに思考の森に突入していく。まるで、ベスト12が決まったからこそ、気を緩められないのだというふうに、チャレカで見せたような集中力でペラと向き合っているのである。
2010_1203_0451  佐々木康幸も同様だ。キリっと眉根を寄せて、凛とした視線で一点を見据えている仕草など、チャレカ優勝戦のピットを彷彿とさせた。優勝賞金は約10分の1なのに、賞金王がかかっているわけでもないのに、表情が同じなのだ。成績は悪くないのにもかかわらず。
 こういったあたりが、超一流の証なのだろうな、と思う次第。そんな様子を見ながら、僕もすっかり普段の感覚を取り戻したのだった。彼らの発散するものを浴びると背筋が伸びるんでしょうな。さあ、東海ダービーのピットを満喫しよう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『919(クイック)ミッション』発動!

 鬼嫁から5Kしか貰えなかったけど、現場で中尾から35Kを受け取ったHです(←いろいろありまして……w)。とにかくっ!! 鬼嫁との激烈な賃金闘争で?K記者との約束をすっぽかし、1R直前に浜名湖に着いてみたらば、白波が暴れるほどの強い追い風が吹いているではありませんかっ!!!! そう、これって唐津チャレカから私がハマっている「インヒモ風」っっ!

私「オラはこの風を待ってたどーーーーヽ(´▽`)/」

K記者「オラはアンタを待ってたどーーー(`Д´)」

 ってな感じで浜名湖舟券作戦のはじまりはじまり。唐津と浜名湖の水面特性は似ていると思うので、今日は迷わず全レースで

3連単★全-1-全

を買い続けることに決めました。
「そんな風頼みの機械的かつ無個性な舟券を買ってていいのかーーー!」というお叱りを受けそうですが、「風は第7のレーサー」が最近の私の持論。風選手の機嫌ひとつで水面特性が戸田にも大村にも変化するのですから、この稀有な個性を狙わない手はない!!と思うのです。インヒモ&スピーディに購入できるので「919~クイック~作戦」と名付けておきます。とりあえず、6Rまで購入済み。いまのところ第1Rが的中っすか。まさか「ヒモイチ」ならぬ「スミイチ」なんてことには……(;;;´Д`)ゝ
 後ほど、この裏目千両作戦の勝負レースとして穴・極選をアップします!!


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安定板装着

強風で水面が荒れているため、1Rから安定板装着となりました。ご注意ください。


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本日の“本紙予想”東海地区選3日目

おはようございます。Kです。本日より現地・浜名湖参戦であります。ともに来浜するはずだったH記者は、待ち合わせ場所に現われませんでした……。果たしてH記者は無事、浜名湖にたどり着くのでしょうか……。

1R
1コース想定=大場 まくられ率13.3% 差され率28.9%
2コース想定①=谷川 逃がし率33.3%
2コース想定②=金子 逃がし率35.4%
仲口がカドに引いて自在攻め。
◎仲口 ○古川 ▲大場 △金子
3連単3-451-全

2R 
1コース想定=細川 まくられ率17.1% 差され率40.0%
2コース想定=吉田 逃がし率43.4%
池田の自在な捌きに期待したい。
◎池田 ○天野 ▲細川 △坂口
3連単3-415-全

3R 
1コース想定=赤岩 まくられ率5.3% 差され率7.9%
2コース想定=永井源 逃がし率20.6%
イン最強クラスの赤岩に逃がし率超低の源。赤岩の逃げを優先。
◎赤岩 ○杉山 ▲永井源 △渡邉
3連単1-423-全

4R 
1コース想定=星野 まくられ率16.1% 差され率17.7%
2コース想定=平本 逃がし率40.0%
星野が平本を壁にして逃げる。
◎星野 ○野長瀬 ▲井口 △平本
3連単1-352-全 

5R 
1コース想定=垣内 まくられ率23.3% 差され率20.9%
2コース想定=古川 逃がし率45.5%
菊地がSぶち込んで一気攻め。伊藤が連動する。
◎菊地 ○伊藤 ▲花田
3連単4-53-全

6R  
1コース想定=吉田 まくられ率12.3% 差され率24.6%
2コース想定=服部 逃がし率50.8%
服部の逃がし率高く、吉田が逃げ切る。
◎吉田 ○服部 ▲笠原 △堤
3連単1-246-全

後半はのちほどアップいたします!


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3日目!

おはようございます。浜名湖・東海地区選も3日目を迎えました。昨日は突如の雷雨にも見舞われた浜名湖ですが、今日はすっかり晴れ上がって青空がまぶしいほどの好天です。ただ、現時点では強めの追い風が吹いていますね。これがレースにどう影響を与えるのか……。

2010_1203_0620 山崎智也&横西奏恵の超ビッグカップル誕生が報じられた今日、智也と同期の天野晶夫にはぜひとも祝砲を打ち上げてもらいたいもの。2日目を終えて得点率4・00とやや苦戦気味ですが、ここからの巻き返しを期待したいところです。(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(3日目)のイベント・ファンサービス

東海地区選も中盤戦に突入! 明日からは“浜名湖の顔”とも言える、野中文恵さんと三井忍さんも参戦です。

●ふみえ&しのぶの舟券セミナー
12月4日(土)~7日(火)
【時間】12月4日は第7~12レース発売中
【場所】アトリウムステージ

●クオカードが当たる抽選会
12月4日(土)、5日(日)。各日、先着2,000名様に抽選参加券を配布。各日、抽選で200名様に東海地区選手権オリジナルクオカード(500円分)が当たります!
【引換時間】第9レース終了後から第12レース終了まで
【引換場所】中央スタンド1階抽選会場

3日目の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】江戸川/平和島/蒲郡/常滑/津/びわこ/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP松江/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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THE ピット――集中と雷

2010_1203_0127  ゴロゴロゴロゴロ!と。思いがけず雷が落ちてきたのは9レースの待機行動中のことだった。
 レース中にはバケツをひっくり返したような雨が落ちてきて、出走した選手たちが引き揚げてくる時間帯には、ものすごい雨量になっていた。エンジン吊りに出てくる選手のなかにはあきれ笑いを浮かべていた選手もいたが、ほとんどの選手は顔色ひとつ変えずにいたのだから、こちらがあきれてしまうくらいだ。
 整備室の奥から出てきた今坂勝広は、「うわあ、これはひどい」と口にしていたが、これから自分はドリーム戦に出るにもかかわらず、その口調はほとんど他人事のようなものだった。
 そう。午前中には今坂が整備室の工作室でのペラ調整を続けていたと書いているが、その作業は午後もずっと続いていたのだ。
 雷が落ちてくる前のことだが、「調子はどうですか?」と尋ねてみると、「これで悪いとはいえないですね」と返されていたが(赤ナンバーのモーターで初日2連勝)、それでも今坂は作業の手をゆるめることはまったくなかったのだ。

2010_1203_0180  午前中、今坂とともに工作室でのペラ調整をしていた井口佳典もそうだ。
 工作室での作業は2時過ぎに終えられたが、そのままペラ小屋脇の作業場に直行! わずかな時間も休むことはなく、ペラ調整を再開していた。
 途中、間嶋仁志が傍に来て笑い合ったりもしていたが、間嶋が去ったあとには、何もなかったかのようにプロペラと向かい合っていた。
 昨日も書いたことだが、その集中力は賞金王決定戦の「ベスト12」を逃したことと無関係ではないはずだ。

2010_1203_0096  もちろん、「ベスト12」の座を掴んだ男の集中力もすごい。井口の隣でペラ調整をしていたのが菊地孝平だ。
 午前中はモーター整備をしていたが、午後はペラ調整と試運転を中心とした作業に移行。ほとんど休む時間をとらないような仕事ぶりだったのだ。
 菊地の場合も井口と似たところがある。途中、服部幸男に話しかけられたりしたときは「ガハハハハ」的に笑ったりもしていたし、隣りで作業している坪井康晴のペラを見たりもしていたが、そういう場面を目撃した次の瞬間には、自分のペラしか目に入っていないかのように作業に集中していた。
 そんな井口と菊地が並んで作業をしていると、勝負の厳しさ、というものが改めて実感された。

2010_1203_0101  装着場で野長瀬正孝と花田和明という、ちょっと意外な組み合わせの2人が立ち話をしているのを見かけたのは雷が鳴る少し前のことだった。
 野長瀬は野武士、花田はジャニーズという印象を持っていたが、花田と話しているところを見ていると、野長瀬という人は、武骨な人というよりも飄々とした人のようにも見えたものだ。
 今日は第7レースの一回乗りだったが、そのレースに勝利したあと、休まず試運転に出ていった。
 あくまで職人的な選手であり、明日以降の活躍も期待したい。

2010_1203_0529  その野長瀬とちょっとだけイメージが重なるのが垣内清美だ。
 以前には、池田明美が違和感なく地区選に溶け込んでいると書いたが、この垣内もまた地区選のピットにいて、まったく違和感がない。
 たとえば池田の場合、ペラ小屋でも、誰よりガッツンガッツン!とド迫力でプロペラを叩いていたりする。それはわかりやすくするための例ではあるが、そのようにして地区選の舞台というか、男の選手たちと同化したように作業をしているので、“少数派の女流”であることがあまり意識されない。
 垣内の場合はそれとはまったく違う。「空気」というか「無」に近いような存在感で作業をしているのだ。
 その様子は、野長瀬にもちょっとだけ似ていて、飄々、かつ淡々としている。今日の8レースでも舟券に絡んできているが、明日以降はそれ以上の活躍を期待したい。

2010_1203_0143  12レースを迎える頃には、雨もやんでいた。
 2日目のドリーム戦を制したのは平本真之だ。
 午前中、本体整備をしていた平本真之に対しては、レース前に話を聞いていたが、その表情は決して明るいものではなかった。
 モーター整備はやはり点検的な意味合いが強かったようで、「気になるところがあれば換えようと思っていたんですが、結局、交換などはしませんでした」と言って、「(昨日と)変わらずです」と言葉を締めていたのだ。
 昨日からモーターに対するコメントは湿りがちだが、やはり赤ナンバーのアシは本物なのだろう。
 レース後には、彼らしい晴れやかな笑みが見られていた。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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“本紙予想”東海地区選2日目後半

7R
1コース想定=野長瀬 まくられ率16.1% 差され率12.5%
2コース想定①=間嶋 逃がし率42.7%
2コース想定②=柳沢 逃がし率41.9%
コース動きあっても、野長瀬が逃げ切りそう。
◎野長瀬 ○柳沢 ▲高沖 △横澤 
3連単1-235-全

8R
1コース想定=渡邉 まくられ率18.8% 差され率26.6%
2コース想定=笠原 逃がし率35.7%
握り攻めタイプが多く、笠原に絶好の差し場ありそう。
◎笠原 ○大場 ▲渡邉 △森
3連単2-314-全

9R 
1コース想定=谷川 まくられ率18.0% 差され率23.0%
2コース想定=堤 逃がし率35.7%
外枠動いて内深めになれば、谷野がダッシュから強攻め
◎谷野 ○堤 ▲佐藤 △仲口
3連単2-546-全

10R  
1コース想定=永井 まくられ率21.0% 差され率29.0%
2コース想定=坂口 逃がし率56.7%
坂口は屈指の逃がし率高さ。永井が逃げ切る。
◎永井 ○服部 ▲坂口
3連単1-32-全

11R 
1コース想定=坪井 まくられ率15.4% 差され率18.5%
2コース想定=吉田 逃がし率23.3%
センターから強気で攻める重野とこれに乗る赤岩が連動。
◎重野 ○赤岩 ▲坪井 △間嶋 
3連単3-415-全

12R ドリーム戦
1コース想定=井口 まくられ率13.0% 差され率15.2%
2コース想定=菊地 逃がし率47.6%
菊地を壁にして井口が圧逃劇。センターが握って今坂の差しが迫る。
◎井口 ○今坂 ▲平本 △佐々木
3連単1-534-全 


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THE ピット――朝の仕事と朝の笑み

2010_1202_0875_2  朝のスタート特訓が終わり、1レースの展示航走を待つ時間帯、整備室では仲口博崇と平本真之が本体整備をやっていた。仲口はキャブレターあたりを見ていたようで、平本の本体整備は昨日の予告どおり。全体の点検に近い作業なのかもしれないが、かなり大がかりな作業をしていた。
 44号機も解体された状態でテーブルに置かれ、パートナーを待っていたが、すぐに菊地孝平が現われ、ピストンを取り外していた。菊地は昨日も整備室での作業が長かったが、上積みを求める姿勢にはブレがない。

2010_1202_0271_2  今日は朝からプロペラ調整をしている選手も多く、外のペラ小屋、その隣の屋外作業場、整備室内のペラ小屋と、3ケ所がそれぞれに満員御礼状態になっていた。
 外のペラ小屋には、“いつものポジション”に服部幸男の姿が見られ、その隣では佐々木康幸が作業をしていた。
 その作業の様子を覗き込んでいたのが黒崎竜也で、この2人は81期の同期となる。
 佐々木はこの後、装着場でのモーター点検なども行なっていたが、丁寧にモーターを拭いている姿などはどの節でもよく見られる選手である。

2010_1202_0222_2  1レースの展示航走のあと、ゆっくりとピットを歩いてきた坪井康晴は、待機ピットのいちばん奥に留めてあったボートのもとへ行き、そのまま試運転に飛び出した。
 少し前にペラ調整をしていた服部幸男と足合わせをする形になっている。
 坪井は2周、服部は3周走ったが、服部が待機ピットに戻ってくると、坪井はすぐに礼を言いに服部のもとへと行った。
 すると服部は、「同じくらいかな、ツボと」というふうに言っていた。そう話す服部は、あいかわらず気分が良さそうだったので、服部の言葉が社交辞令でなければ、坪井のアシもかなりいいことになるだろう。

2010_1202_0373_2  服部はよほど機嫌がいいのか……。その後、装着場を歩いているとき、佐藤大介とのすれ違い際には「ダメか?」とひと言。
 そう言われた佐藤大介は、ぷっと吹き出すように苦笑して、「今日会って、一発目ですよ。ダメかって、そんな」と返していたが、佐藤の声は聞こえていないように服部はそのまま去っていった。
 佐藤はその後、朝の特訓のスリット写真を確認したあと、控室のほうへと戻っていったが、ひと言で「ダメか」と括られるようなアシではないようにも思われる。その後の3レースでは2号艇で2着している。もともとの人柄もあるのだろうが、佐藤の表情はいつ見ても明るい。

2010_1202_0342_2  ペラ小屋は朝から3ケ所とも満員御礼状態になっていたと書いたが、もう1か所あるのが整備室奥の「工作室」だ。作業の様子は見づらいが、普通のペラ調整とは少し異なるような作業がここでなされる。
 早い時間帯から、ひとつのテーブルの端と端に井口佳典と今坂勝広が座って作業をしていたが、1レースが始まる前にはともに姿を消していた。
 そして1レース後、それぞれの支部の仲間のエンジン吊りを手伝うと、2人が同時に戻ってきて、それぞれの場所に同時に着席した。
 何の言葉も交わさず、互いを見やって、小さな笑みを浮かべ合っていたが、ピタリと波長が合ったことから洩れされた笑みなのだろう。2人はすぐにそれぞれの作業を開始していたが、12レースのドリーム戦では、水上で対決することになる。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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本日の“本紙予想”東海地区選2日目

おはようございます。Kです。師走とは思えない温暖さですね~。

1R
1コース想定=笠原 まくられ率6.7% 差され率24.4%
2コース想定=西川 逃がし率45.5%
笠原がS踏み込んで逃走。天野がコース動いて追走。
◎笠原 ○天野 ▲西川 △谷野
3連単1-624-全

2R 
1コース想定=岡 まくられ率6.5% 差され率39.1%
2コース想定=高沖 逃がし率43.1%
高沖逃がし率高めで岡の逃げ狙い。細川握れば、大場に好展開。
◎岡 ○大場 ▲高沖
3連単1-62-全

3R 
1コース想定=後藤 まくられ率23.3% 差され率27.9%
2コース想定=佐藤 逃がし率36.8%
横澤が4コースから強烈な攻め。佐藤の差し残しが本線。
◎横澤 ○佐藤 ▲赤岩 △後藤
3連単4-251-全

4R 
1コース想定=坂口 まくられ率8.5% 差され率17.0%
2コース想定=渡邉 逃がし率27.3%
坪井が4コースからまくり差し一閃。
◎坪井 ○坂口 ▲渡邉 △古川
3連単4-125-全 

5R 
1コース想定=山崎 まくられ率16.1% 差され率22.6%
2コース想定=伊藤 逃がし率39.5%
山崎がS決めて逃げ切る。仲口が握って追走。
◎山崎 ○仲口 ▲伊藤
3連単1-42-全

6R  
1コース想定=黒崎 まくられ率12.2% 差され率34.1%
2コース想定=重野 逃がし率36.7%
重野が2コースから主導権握る。服部も攻めて追走。
◎重野 ○服部 ▲黒崎 △北川
3連単2-415-全

後半は後ほどアップします。


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2日目!

2010_1202_0324  今シリーズはダブルドリームなので、今日も12レースにはドリーム戦が組まれています。
 1号艇は昨日、3着・1着とまずまずの好発進となった井口佳典。2号艇には賞金王決定戦行きを決めて気を吐く菊地孝平が入ります。3号艇・平本真之、4号艇・佐々木康幸、5号艇・今坂勝広、6号艇・三浦永理と、高い実力を誇る個性派や人気者が揃い、楽しみな一戦です。
 昨日のドリーム戦1着で今節を引っ張るのが服部幸男ですが、今日のドリーム戦では、誰が服部を追う一番手になるのかが見えてきそうです。

 また、1レース1号艇には笠原亮が登場! 豪快な逃げを見せてくれることが期待されます。
(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(2日目)のイベント・ファンサービス

●場内利用金券が当たる抽選会(初日・2日目)
初日に続いて先着2,000名様に抽選参加券を配布。抽選で200名様に場内利用金券(500円分)が当たります!
【引換時間】第9レース終了後から第12レース終了まで
【引換場所】中央スタンド1階抽選会場

2日目の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】平和島/蒲郡/常滑/津/びわこ/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP習志野/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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浜名湖・東海地区選 初日ダイジェスト

本日の決まり手
逃げ=5本
差し=3本
まくり=4本

Pit1  本日の浜名湖水面は常に緩い風が舞っている感じで、気温も小春日和のような温かさ。インが強い浜名湖だが、この風と気温でスタートが難しくなったのか、逃げ、差し、まくり、がほぼ均等に出て、まくり差しがゼロという結果になった。
 明日の最高気温も20度とのこと。しかも強力なインも少ない。浜名湖といえばイン有利の水面だが、明日も多彩な決まり手が出る1日となりそうだ。

本日の支部別戦果
静岡支部=8勝
愛知支部=3勝
三重支部=1勝

 地元・静岡勢が8勝と、他支部を圧倒した。

Miura1  静岡勢に勢いをつけたといえるのが、オープニングカードの1号艇に入った三浦永理だろう。進入で動いてくる吉田隆義にひるむことなく、インコースをしっかりとキープ。110mくらいの起こし位置から、コンマ08のお手本のようなスタートを決め、まくらせず、差させず、逃げ切り勝ちをおさめた。
 三浦永理は今年通算4優勝。来年の総理杯出場まであと一歩の優勝回数を記録している。ただし今年の斡旋は、この東海地区選と賞金王シリーズなので、どちらも手ごわいトップレーサーを相手にしなければいけない。もちろん、優勝すれば総理杯確定にはなるのだが――。

Miura3  明日の三浦はドリーム戦6号艇で登場。本日は1着4着の成績だったので、明日の成績次第では予選突破にむけての視界が大きく開けるかもしれない。

 

Imasaka2  今坂勝広が2連勝と好発進を決めた。前検の見立てどおり上級の足も良い。
 前半4Rは3コーストップスタートからのまくり一撃。スリット上では半艇身くらいのリードだったが、1マークに到達するまでに完全に出切って、絞りまくりを決めた。
 9Rの内容も圧巻で、インの花田和明と同タイミングのスタートながら、1マーク手前では「まくり切るのでは?」と思えるくらい艇を伸ばしていた。
 じつは、花田の足は悪くない。花田は3Rの1マークで5番手にまで下がったものの、そこから巻き返して平本に並ぶ足をみせていた(後述するが、平本の足は良い)。その花田を置いていくのだから、今坂の足は節イチクラスにあるといえる。
 1号艇なしでの1着2本だから、その価値は大きい。明日は三浦と同じく、ドリーム戦の1回走り。あの足ならば、今節は大崩れするこはなさそう。最低でも準優には乗るだろうし、よければ優勝まであるとみる。

Hattori2  静岡勢からはドリーム戦を制した服部幸男の名前もあげておきたい。
 スタートでアジャストしたそうで、外の艇にまくられそうになる瞬間もあった。しかし、上手にまくってくる艇をブロックして凌ぎ、逃げ切ってみせた。
 本人の言うとおり、足は良さそう。十分に戦うことはできる。だが、ズバ抜けた足かどうかというと、あのレース内容だけでは判断がつかない。この1着で明日以降は、さらに人気を集めることになるだろう。でも、どこかで取りこぼしがあってもおかしくないのではないかと、個人的には思っている。穴党たちは、その瞬間を目を皿のようにして探すべし。

 

2010_1202_0830  愛知勢で光っていたのは、平本真之。昨日は「前検では目立っていなかった」と書いてしまったが、レースでは目立ちまくっていた。
 何しろ、6号艇で1着となったのは、平本だけ(7R)なのだ。渡邉が攻めて展開がデキたというのもあるが、浜名湖の遠い6コースから、あの鋭い差しは鮮やかだった。しかも回った後の伸びも力強い。前検タイムはウソをつかなかったということか。上位級の足は間違いなくある。

Iguti3  三重支部では、やはりエース・井口佳典のレースが目立った。前半6Rは、まったく展開がなく、バック5~6番手。だが、ここから徐々にポジションを上げていく、最後は3着をもぎ取った。
 11Rは井口の真骨頂ともいえるスタート一撃。コンマ02の速いスタートから、インの西山昇一にジカまくり。あっという間に勝負を決めてしまった。
 ただし、井口のレースを見ていると、出足や伸びには問題がないのだが、回りにくそうにしているように感じた。このあたりをどう解消していくかが、これからのカギになりそうだ。

(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/姫園淀仁)


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THE ピット――交遊

2010_1202_0500  5枠、6枠に入った初日を、3着、1着とした平本真之。
 昨日は、自分が引いた“赤ナンバー(=2連対率ベスト10)”のモーターに対しても「たいしたことなかったです。重たいですね」と言っていたので、「良くなったんじゃないですか?」と聞いてみると、「昨日に比べれば……、そうですね。でも、それほどではないです」とのことだった。
 明日はドリーム戦に乗ることになるので(ダブルドリーム戦)、その点についても尋ねてみると、「時間があれば整備してみます」との回答。明日の平本は、スタート展示あたりまで、じっくり様子を伺っていたほうがよさそうだ。
 少し話は逸れるが、この平本が永井聖美と話をしているところを一度も見かけていなかったので、「永井さんとは姉弟弟子ということになるんですか?」とも質問してみたが……。
 平本自身、少し悩んだような顔になり、「そう……なるんですかね」と、ぼそり。
「師匠は同じですけど(ともに師匠は上島久男)、これまで一緒に何かをするようなことはなかったんで、そういう感覚はないですね」とのことだった。

2010_1201_0264  ただ、偶然のいたずらだったのか……。
 その後、永井が細川裕子のエンジン吊りを手伝おうとしていると、傍を通りかかった平本は、すっと駆けつけてそれを手伝った(最終的には、その作業は三浦永理が引き継いだ)。また、その直後に、作野恒が水面から引き揚げてくると、やはり永井と平本の2人でそれを手伝った。
 立派に“姉弟弟子同士のチームプレイ”を行なっているではないかと、それを見ていたが、そうしているあいだにも2人が言葉をかわしている様子はなかった。
 平本の場合、私の質問を受けた直後だったので、多少は意識しているところもあったかもしれないが、自分の傍で選手が引き揚げてきたりモーター装着をしていたりすれば、自然にそれを手伝うのが選手たちの日常的な動きになっている。

2010_1202_0649  細川裕子が試運転から引き揚げてきたのは9レース後のことだったろうか。
 今日は4レースの一回乗りだったが(結果は6着)、午後にも試運転とギアケース調整などを繰り返していた。
「今節はどうですか?」と聞いてみると、「いっぱいいっぱいです」と苦笑を返された。
 そこで、「(同じGⅠでも)女子王座とは違いますか?」と続けてみると、「違いますね。……走れただけ、来られただけでも凄いなって感じです」。
 ただ、そうは言っていても、こうしてなんとか機力を引き上げようとしているわけだ。簡単にあきらめてしまうことは絶対にないはずなので、今後の踏ん張り、逆襲に期待したい。

2010_1202_0841  地区選では意外な交友関係を発見できたりするが、今日は、ペラ小屋の隣りに設置されている屋外ペラ修正所で、金子良昭と森竜也がプロペラについて話し合っている場面が何度も見られた。
 見ていた印象からいえば、どちらかがどちらかにアドバイスを送っているというよりも、お互いの意見を伝え合っているような感じだった。
 それを見ていて、思い出したのが2006年の浜名湖グラチャンだ。このときには、ほとんど同じ場所で森竜也と植木通彦が同じようにプロペラについてを話していたのだ。
 森と植木氏は59期の同期だが、金子は54期。それでも、森と話す金子は、先輩というより仲間という感じになっていた。

2010_1202_0391  金子といえば、菊地孝平がその弟子となる。また、父親(谷川宏之・元選手)のつながりもあり、谷川里江も金子の世話になっている選手に挙げられる。それでも、今節では金子と菊地、金子と谷川、谷川と菊地が話しているようなところは見かけていない。
 師弟といえば、横澤剛治と谷野錬志の2人もそうだが、この2人が話しているところもやはり見かけない。
 今節においても、どこかで師匠が弟子を支えるような部分は出てくるのかもしれないが、こうしたシリーズ中には、誰もが個々の選手として戦いに臨んでいるわけだ。そんな当たり前のこともこうして確認される。
 午前中のピットリポートでも、谷川がモーター整備を行なっていたことは書いているが、一回乗りの8レースで6着に終わったあとは、休みもなく本体整備を行なっていた。
 谷川も今節では上から6番目の登番になる(金子が2番目、森が4番目)。ベテランらしい機力出しによって、ここから上昇カーブを描いていってほしい。

2010_1202_0342  気候の変わり目の時期などは、ペラ小屋が大繁盛状態になりやすいものだが、今日の午後には、それよりも整備室でモーターに取り組む選手が目立った気がする。
 谷川のほかに本体整備をしていたのは、佐々木康幸や重野哲之らがいて、ギアケース調整をしていた選手としては渡邉英児や伊藤将吉、杉山正樹らがいた。
 朝からずっと、プロペラ調整に取り組んでいるところが目立ったのは井口佳典だ。
 その集中力には圧倒されるほどのものがあった。賞金王決定戦行きの切符を掴めなかったことでは赤岩善生にばかり注目が集まりがちだが、08年賞金王の井口にしても、2年連続でこの切符を逃したことでは大いに思うところがあるはずだ。
 そんな気持ちがこうした姿勢に出ている部分もあるのではないのだろうか。

2010_1202_0210  浜名湖のペラ小屋には、勝手に「服部ポジション」と呼んでいる場所があるのだが(ペラ小屋の隅の場所で、浜名湖での服部は、気が付けばいつもそこで作業をしている)、今日はこちらがピットにいた時間帯の中では、そこにいる服部を見かけたことは一度もなかった。
 代わってその場所にいたのは笠原亮だ。服部の弟子である笠原だからこそ、その場所で作業をすることに抵抗はないのかもしれない(この師弟が話しているところはやはり、今節一度、見かけたかどうかだったと思う)。
 服部は、整備室の中で、佐々木康幸と並んでリードバルブ調整をやっているところなどを見かけた。ペラ調整にあまり時間をかけていないということは、それだけアシが仕上がっているあらわれかもしれない。
 12レースのドリーム戦を制した服部は、自信に満ちているように見えていた。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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“本紙予想”東海地区選初日後半

7R
1コース想定=永井 まくられ率15.7% 差され率29.4%
2コース想定=星野 逃がし率33.3%
星野の差し切りが面白そう。永井のイン残し本線。
◎星野 ○永井 ▲堤 △平本 
3連単2-136-全

8R
1コース想定=佐々木 まくられ率5.7% 差され率11.3%
2コース想定①=森 逃がし率38.6%
2コース想定②=金子 逃がし率35.4% 
佐々木のイン戦は信頼度高い。杉山の強襲を本線に。
◎佐々木 ○杉山 ▲金子 △佐藤
3連単1-346-全

9R 
1コース想定=花田 まくられ率13.2% 差され率25.0%
2コース想定=今坂 逃がし率30.8%
今坂が巧ハンドルで抜け出す。黒崎の握り攻め妙味。
◎今坂 ○黒崎 ▲花田 △大場
3連単2-415-全

10R  
1コース想定=間嶋 まくられ率14.1% 差され率18.8%
2コース想定=北川 逃がし率32.0%
菊地の強攻に乗って後藤がまくり差し。
◎後藤 ○菊地 ▲間嶋 △柳沢
3連単4-316-全

11R 
1コース想定=西山 まくられ率28.9% 差され率26.7%
2コース想定=横澤 逃がし率27.5%
井口が3コース死守して強気の攻め。
◎井口 ○横澤 ▲西山 △永井 
3連単3-214-全

12R ドリーム戦
1コース想定=服部 まくられ率9.5% 差され率30.2%
2コース想定=赤岩 逃がし率30.6%
服部が外を制して一気の逃げ切り。強攻派不在で、笠原の全速戦が届く可能性も。
◎服部 ○笠原 ▲坪井 △赤岩
3連単1-632-全 


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THE ピット――春のような12月

2010_1201_0449  開会式後のピットで整備室の様子を確認すると、谷川里江、永井源、北川潤二がモーター本体を整備していた。
 谷川は整備士さんたちに相談しながら、整備の方向性を手探りしている様子で、永井は長い時間、1人で整備に取り組んでいた。
 ここ1、2年、成績が安定している永井だが、昨日から地道な作業をしている様子はよく見られている。
  そうした努力に裏打ちされた好調なのだろう。ルックスも抜群の選手であり、今後は記念で活躍する機会もさらに増えてきそうだ。

2010_1201_0976  しばらくすると、服部幸男も本体整備を始めた。服部は開会式でも、最近の前検ではいちばん出ているというふうに話していたので、これは全体の点検に近いような整備だったと考えられる。
 1レース後には、あらかじめテーブルの上に置かれていたモーター本体のもとに赤岩がやってきて、整備を始めたが、それで2人はちょうど向かい合いながら作業をする形になっている。
 服部に比べ、赤岩のほうが大掛かりな整備をしている様子だったが、赤岩にとってそれは特別なことではなく、毎節のルーティーン。開会式では「心はまったく折れてない」と話していたが、ボートレースに向き合う姿勢は365日、どんな節でも変わらない。
 服部が自分の作業を終えたあと、まだ整備中だった赤岩にひと声かけると、赤岩が笑みを浮かべる場面が見られたが、ファンの前ではあまり見せないようなさわやかな笑みだった。

2010_1201_0684  今朝のピットでは、整備室、ペラ小屋、装着場……と、いろいろな場所で選手たちが黙々と作業をしている印象が強かった。
 もちろん、どの節でも、選手たちが、ワイワイガヤガヤやっていることはないのだが、選手同士が話している場面さえ、ほとんど目につかなかったのだ。
 装着場で、仲口博崇と永井聖美が、整備の方向性について話しているところが見られたくらいだった。

2010_1201_0715  1レース前、開会式では「スーパースターではないですけど」と言っていた花田和明がピット内の気温計をじっと見ていたので、その後にこちらも数字を確認してみたが……。
 気温16度、湿度58%となっていた。
 オフィシャルの記録では15度となっているが、昨日に続いて今日のピットも本当に暖かい。
 ほとんど春のようであり、モーターに温水パイプが付けられているのが不思議なくらいだ。今節では、そういう部分も含めての調整などが大きな意味を持ってきそうだ。
 今朝も、試運転、ペラ調整、回転数チェックなどを繰り返す選手が目立っていた。

2010_1201_0701  その1レースでは三浦永理が逃げて、今節のファーストウィナーになっている。
 レース後は女流陣たちもボートリフト付近に集まってきていたが、彼女たちみんなが三浦を祝福して、そのエンジン吊りを手伝うわけではない。谷川里江や永井聖美は吉田隆義のエンジン吊りを手伝っていたが、なんといっても、ここは地区選! 当たり前のことだが、出場全選手に「同支部」選手がいるわけだ。そのため、レース後には、すうっと多くの選手が集まってきて、エンジン吊りを手伝い、いつのまにか散会していく。そのリズムが、他の記念などよりいいような印象も受ける。それぞれの支部の結束の強さが、そんなところにも窺える。
 1レースが終わってしばらくしたあと、装着場で三浦がリポーターの取材を受けていると、そこに通りかかった池田明美は、そっと下から手を伸ばして、三浦と“ロータッチ”! その場面は、いかにも池田明美らしいものだったが、女流陣のなかでも彼女はとくに、この地区選に見事に溶け込んでいる選手といえそうだ。
 ピット内を彼女がひとりで歩いていても、それがごく自然に見えるのだ。彼女自身、混合戦の記念の舞台にいることに対し、肩肘張ったところが少しもないのではなかろうか。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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初日ドリーム戦インタビュー

①服部幸男
――夏の終わりくらいから、年末寒い時期を見据えて、プロペラというのは考えてみえたと思うんですけど。
 そうですね。ペラがどうなのかっていうのはちょっとね、イマイチ仕上がらないんで。そのへんも含めて(新しいペラを)持ってきました。
――1号機を引きましたね。
 いいエンジンを引かせてもらったんでね。ココ最近の前検として一番いいデキじゃないかなという気がしています。
 試運転の足はすごいイイ感じだったですね。乗り心地も多分まずまずあったんで。そのへんは調整が必要だと思いますけど。
――インコース?
 そうですね。スタートは10全速で行ければ100点ですね。

②赤岩善生
――唐津お疲れさまでした。やるだけのことはやるというのがあなたのスタイルです。
 まあ、最後の唐津選抜。人事を尽くして天命を待つと言ったんですけど、結果、抜かれたのが孝平だったらしょうがないですね。
――気持ちはリセットしたのか?
 朝、佐々木康幸選手に「モチベーション上がらないよね。獲得賞金も関係ないでしょ」と言われたんですけど、いやいやそんなことはありません。一走一走全力で、今節とシリーズ、絶対取ってやろうと考えているのは、一番気持ちが入っていると思います。
――モーターの雰囲気は?
 昨日テレビを見ていたら40位までに出てこなかったので、その下なんだなと思って。勝率がね。いつもどおり、初日ドリーム1回だし、時間があるので今整備しているところです。足は普通です。
――コース?
 臨機応変ですけど。ヘンな進入になれば、自分がスタートをバシッと行けるところから。でなければ2コースくらいから。心はまったく折れてません。一走一走集中します。よろしくおねがいします。

③坪井康晴
――この1年振り返って
 たくさん勉強できたなという感じはしていますね。課題がたくさん見つかったんで、いいことだなと思っていますね。
――モーター
 昨日は回転上がってなかったんですけど、感覚的には悪くないなという感じはしています。
――今節のプロペラは?
 いつものと、気温とか温水パイプがついたんで、ペラを選択してきたんですけど。
――コース?
 よっぽどのことがないかぎりは3コースから行きたいなと思っています。

④高沖健太
――舟足の感じ
 ちょっと回転は足りないんですけど、想定の範囲内くらいで。出足重視で、近いところにはきていると思うので。
――スタート
 そのへんの回転のスムーズさをしっかりして、スタートしやすいようなセッティングにしていきます。コースは枠近辺をイメージしてます。
――ファンの投票でドリームに選ばれました。
 すごいうれしいですね。こんなドリームなんか走らせてもらえる選手じゃないんですけど。選んでもらったからには精一杯行きます。

⑤仲口博崇
――今年はいい年でした?
 そんなによくはないです。現状のプロペラの流れは悪くないです。前回来たときよりは、温水パイプのせいか、感触としてはあんまりよくなかったです。昨日ペラを叩いてあわせた感じでは、方向性はわかったんで。
――足の特徴は?
 現時点では出足よりに傾いている感じですね。もう少しバランスよくしていきたいです。
――コース
 ピット離れ行かないかぎりはダッシュで行こうと思ってますけど。スタートを行く気になるとすぐ失敗するんで、10台全速で行けるようにします。
――ファンに一言
 地区選は見てても面白いと思うので、楽しんでいってください。

⑥笠原亮
――モーターは?
 いいモーターを引きました。生かすプロペラがないです。でも、できると思います。体感は良かったです。レバーの感じがもっとよくなるので合わせていきたいと思います。
――コースは?
 6コースです。スタートは10くらいで。
――ファンに一言
 ファン投票で選んでもらってありがとうございます。6コースからこじ開けたいと思います。よろしくお願いします。


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選手紹介!

 エヴァンゲリオンのBGMに乗り、東海地区選に出場する50選手が登壇。選手紹介のトップバッターは、地元の花から。

2010_1202_0004 三浦永理「一生懸命走ります。よろしくお願いします」
三浦はファン投票の結果、2日目ドリーム6号艇に選ばれました。しかもオープニングカード初日1レースの1号艇。(結果は1着!)地元のファンだけでなく、主催者の期待を背負って今シリーズを走ります。

2010_1202_0019 野長瀬正孝「前回は1等なしで優勝まで乗ったので、今回は何とか……1等を取りたいです」
前回とはたぶん、11月アタマに行われた浜名湖・中日シルバーカップのこと。初日から「33532322」の成績で優勝戦に進出しておりました(優勝戦は4着)。ぜひ今節は1等を量産して、優勝戦も1等で締めてください。

2010_1202_0021 間嶋仁志「技術も何もありませんが、気持ちだけは負けないので、ぜひ買ってください」
抽選でいいモーターを引き当てた間嶋。気持ちの入った走りを期待しています。

2010_1202_0022 服部幸男「最終日までベストを尽くします」
 
ベストを尽くしますは、服部の決まり文句。東海地区選の最多優勝者、初日ドリーム戦1号艇の今節の主役。ベストな走りに注目!

 で、今節の選手代表は登番が上の金子や服部ではなくこの人。

2010_1202_0026 大場敏「自分を含めて出場選手一同最終日まで一生懸命走りますので応援よろしくお願いします」
いいレースをよろしくお願いします。

2010_1202_0036 花田和明「スーパースターではないですけど、一生懸命がんばります」
MCの「東海が誇るスーパースター」のキャッチフレーズに対しての返答。失礼ながら、たしかに『スーパースター』は少し言い過ぎだったような気も……。ただ、今節をきっかけにスーパースターになることは可能なはず。東海のスーパースターを目指して!

2010_1202_0044_2  赤岩善生「賞金王カッパを今節で1年間だけ着納めしますけど、かならず来年につなげるよう、残り賞金王シリーズと今節、かならず取りたいと思います」
チャレンジカップでの賞金王決定戦勝負駆けに敗れた赤岩善生。今節は来年の賞金王争いには直接関係ないですが、そんなことで気を抜く赤岩ではありません。ぜひ、賞金王決定戦に乗れなかった鬱憤晴らしを!

2010_1202_0045 横澤剛治「同期は賞金王を確定して、いつもご馳走ばっかりされています。今節が終わったらご馳走できるよう、がんばります。応援よろしくお願いします。」
チャレンジカップでの賞金王レースで、赤岩を最後に差し切ったのが横澤と同期の菊地でした。

2010_1202_0048 菊地孝平「地区選取ったことがないんで。この地元で取ってみたいです。がんばります」
その菊地は賞金王出場確定に満足せず、貪欲に地区選も狙いにきます。

 で、ラストを飾ったのが静岡期待の若手。

2010_1202_0081 谷野錬志「毎レース連にからめるよう粘り強く走りますので、応援よろしくおねがいします!」
 新鋭王座決定戦に弾みをつけるためにも、先輩レーサーたち相手にひるむことのない走りを!

 今節も面白いレースをみせてください!

(PHOTO・中尾茂幸)


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本日の“本紙予想”東海地区選初日

 おはようございます。Kです。東海地区選もよろしくお願いします。チャレカはなんだかんだでほぼオケラで帰ってくる羽目になりました(H記者も)。そのリベンジも浜名湖で頑張ります。

1R
1コース想定=三浦 まくられ率16.9% 差され率14.1%
2コース想定=作野 逃がし率53.5%
作野の逃がし率高く、三浦が逃走決める。伊藤にヒモ妙味。
◎三浦 ○伊藤 ▲西山 △作野
3連単1-432-全

2R 
1コース想定=杉田 まくられ率7.7% 差され率28.2%
2コース想定=堤 逃がし率35.2%
佐々木が3コースから自在な攻め筋。西川も豪快に追う。
◎佐々木 ○西川 ▲杉田 △堤 
3連単3-512-全

3R 
1コース想定=森 まくられ率20.0% 差され率21.7%
2コース想定=花田 逃がし率51.3%
森は1コース1着率やや低く、花田は逃がし率高い。悩ましいが、平本狙う。。
◎平本 ○重野 ▲森 △天野
3連単5-413-全

4R 
1コース想定=金子 まくられ率9.4% 差され率18.8%
2コース想定=細川 逃がし率34.6%
細川が握って攻めれば、今坂が展開突く。
◎今坂 ○金子 ▲柳沢 △細川
3連単3-142-全 

5R 
1コース想定=都築 まくられ率8.3% 差され率34.7%
2コース想定=黒崎 逃がし率38.9%
センター筋に強攻派、黒崎に差し場ありそう。
◎黒崎 ○菊地 ▲永井 △都築
3連単2-531-全

6R  
1コース想定=作野 まくられ率16.4% 差され率23.6%
2コース想定=池田 逃がし率25.9%
池田は2コース達者で自在な攻め見せる。
◎池田 ○谷野 ▲井口 △作野
3連単2-561-全

後半は後ほどアップします。


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初日!

2010_1201_0577  いよいよ本日、“全国最初の12月地区選”東海地区選がBOAT RACE浜名湖で始まります。
 オープニングレース=第1レース(10:39締切予定/10:36場外締切予定)の1号艇では三浦永理が登場! 初SGとなる賞金王シリーズ出場を決めたばかりであり、その勢いに乗っての好発進を期待したいところです。
 ドリーム戦12R(16:05締切予定/16:02場外締切予定)ももちろん、豪華メンバー! それでも、1号艇=服部幸男がエース機を引いて、前検の気配も上々となれば、ここは“負けられない戦い”となるはずです。
(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(初日)のイベント・ファンサービス

GⅠ浜名湖・東海地区選では、さまざまなイベントやファンサービスが用意されている。明日は初日! となれば開会式が楽しみだ!!

●選手紹介&ドリーム戦出場選手インタビュー
【時間】9:40~【場所】サンホール

●場内利用金券が当たる抽選会
12月2日(木)&3日(金)、各日先着2,000名様に抽選参加券を配布。各日抽選で200名様に場内利用金券(500円分)が当たる!
【引換時間】第9レース終了後~第12レース終了まで
【引換場所】中央スタンド1階抽選会場

初日の場外発売は以下のとおりです!
【ボートレース場】蒲郡/常滑/津/尼崎/児島/宮島/芦屋
【ボートピア】BP河辺/BP川崎/BP玉川/BP大郷/BP岩間/BP市原/BP習志野/BP名古屋/BP京都やわた/BP梅田/BP神戸新開地/BP姫路/BP土佐/BP呉宮島/BP勝山/BP高城/BPみやき
【ミニボートピア等】MBP黒石/MBP双葉/MBP滝野/MBP洲本/オラレ美馬/オラレ志布志


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不肖・姫園の前検診断

 いつも前検気配を担当しているH記者が、今節は前半戦お休み(穴極選は勝負レースが見つかり次第、東京から入稿する予定のようです)。不肖・姫園が久しぶりに担当することとなりました。
 あの「エンジン相場の見立ては完璧なのに、なぜか舟券がビミョーに抜ける」ことでおなじみのH記者の目には及ばないかもしれませんが、目をかっ開いて記者席から前検をチェックしました。

         ※

 浜名湖の前検の足併せとスタート展示は前半と後半に分けて行われる。前半組は初日・2日目のドリーム戦メンバーと、登録番号の古い選手(3842星野太郎まで)。後半メンバーは、3894池田明美からで行われた。

2010_1201_0583  まず、エースモーターを引いた服部幸男だが、良い。ただし、ズバ抜けて出ているといった気配まではなかった。野長瀬や金子と併せて、バックで半艇身ほど前に出て行く感じ。谷川にはヤラれているようにも見えた。
 ただ、ピットに張り付いていた内池記者の話では、服部の表情は上々だったとの話。本人的には納得をしているのだろう。
 ほかにも、銘柄級では坪井、仲口、佐々木も悪くはなかった。

Kaneko1  不安を感じたのは金子良昭。足あわせは、すべてといっていいほど負けていた。もっとも、金子はイン中心の選手なので、出足型のペラを使っているだろうから、伸びで負けるのは仕方ない。ただ、スタ展での出足もイマイチに見えたのだ。初日前半レースは1号艇で登場するので、人気を集めることだろう。しかし、人気を裏切る危険性があることは肝に銘じておきたい。

Amano  穴っぽいところでは天野晶夫が面白い。今坂と同じような足をしていた渡邉英児をバックで1艇身近く離す足をみせたのだ。スタ展も3度目の6コースから攻めたときの足が、かなり鋭くみえた。
 同じく、今節の最年長選手・西山昇一にも注目。足併せをしている姿はみかけなかったが、スタート展示のスリット前後でいい感じに伸びていた。こちらも人気薄になりそうで、ハマれば大きい。個人的には1R、11R、ともにアタマで買うつもりだ。

Iguti1  前半組の中でもっとも良く見えたのは井口佳典。頻繁に足併せしていたが、服部に勝った谷川を伸びで上回っていた。菊地とも2回併せているのを見たが、1回目は同体だったものの、2回目はバックで1艇身近く前に出て行く伸び。スタート展示での行き足も良好で、気配は最上位だ。

 今坂勝広も行き足が好感触。伸びも悪くは見えない。井口と同じく、足併せのほぼすべてで先着しており、同体だったのは三浦永理だけ。記念の前検では女子選手は出ているようにみえることが多いので、これを別腹と考えるならば、今坂も上位はある。

 後半組にズバ抜けた選手は見当たらず。足併せも勝ったり負けたりで、なかなか判断が難しかった。しいて名前をあげるならば、横澤剛治、柳沢一、重野哲之、後藤正宗の4人が好感触か。ほかに、行き足が良かったのは永井聖美、永井源あたり。伸びが良くみえたのは、坂口周、西川新太郎。

というわけで、
現在の機力の見立ては以下のとおり。

最上位 井口佳典
上位級 今坂勝広
上位  服部幸男
    坪井康晴
    仲口博崇
    横澤剛治
    柳沢一
    重野哲之
    後藤正宗

【穴で一考】
天野晶夫
西山昇一
永井聖美
西川新太郎
永井源

 ちなみに、前検タイムランキングはこのようになっている。

6秒50 平本真之、重野哲之
6秒51 渡邉英児、永井聖美、西川新太郎
6秒52 岡祐臣
6秒53 古川誠之
6秒54 佐々木康幸、金子良昭、間嶋仁志

 重野、古川、永井聖、西川は同じ班なので風の影響があった感が大きい。同じく、渡邉と間嶋も同じ班で班の全員が6秒5台を出しており、風の影響がありそうだ。
 この2つの班を消すと、残るの平本真之、岡佑臣、佐々木康幸、金子良昭の4人。
 平本や佐々木は試運転で目だっていなかったし、金子も伸びていないように見えたんだけどな……。

 ちなみに、前検ワーストタイムは6秒68。じつは、上位から下位まであまり機力に差のないシリーズなのかもしれない。

(TEXT・姫園淀仁 PHOTO・中尾茂幸)


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THE ピット――前検のさまざまな顔

2010_1201_0849  午後1時頃。広いピットのあちらこちらで選手が駆け回るようにして動いていた。
 もしかしたなら、記念常連選手たちのムダのない動きにつられて、若手選手たちも普段以上にハイピッチになっていた部分もあるかもしれない。
 ボートリフト付近でよく目についたのは、本日の“一番乗り選手”でもある谷野錬志だ。彼の場合、「前検のスタート練習」開始前には自分の作業もしていたが、いざスタート練習が始まると、エンジン吊りの準備などに追われて休みなく走り回っていたのだ。
 ひと段落ついた頃、「大変でしたね」と声を掛けてみると、「それはもう(普通のことなんで)」と首を横に振ったが……。
 そのすぐあとには「久しぶりにいちばん下(の登番)なんで、いろいろありますけどね」と苦笑いにも近い笑みを見せていた。
 この谷野は、前節も浜名湖を走っているので、その点でのアドバンテージはあるはずだ。
「普通なら歯が立たないところですけど、それを生かして頑張っていきたいですね」
 と本人も言っていた。

2010_1201_1015  エンジン吊りで、もう一人、目についたのは高沖健太だ。
 高沖は、明日のドリーム戦メンバーなので、第1班のスタート練習に出ていたが、その後はすぐに整備室でのモーター整備を始めていた。だが、各班の特訓が終わるたび、一度も休むことがないようにエンジン吊りに出ていたのだ。
 自分のモーターを見て、ひとのモーターを片づけて、自分のモーターを見て、ひとのモーターを片づけて……と、忙しそうな状態になっていた(それでいて、表情に焦りの色などはまったくなかった)。
 その高沖は今節、髪型が丸坊主になっていたので、「何か理由があるんですか?」とも訊いてみた。すると……。
「いや、なんにもないです! 気が向いたら、しょっちゅう、ボーズにするんで。……ホント、何もないっすよ」とニッコリ。
 高沖に声をかけたのは初めてだったが、実に気持ちのいい笑顔で答えてくれたので、瞬時に男惚れしてしまったくらいだ。
 高沖はいい男、いいレーサーである!!

2010_1201_0642  こちらがピットに入って、すぐに目についたのは永井聖美だ。
 今朝の記事でも書いたが、レース場入りする際、奇天烈ズボンを穿いた中尾カメラマンを見て、「すごいズボンですね。……私も同じようなカッパを持っているけど」と永井は話していたが、ピットでは実際に、その「同じようなカッパ」を穿いていたのだ。
 中尾カメラマンのズボンは、左足が赤色、右足が黄色になっているのだが、永井のカッパは、左足が赤色、右足が紫色になっていた。
 これはもはやペアルック以外の何ものでもない!
 そう思って、永井に“奇天烈ズボン談義”を持ちかけてみたのだが……。
「先輩にも(あのカメラマンは)お前の彼氏か?って言われました(笑)。でも、最近、こういうの、増えてきてるんですよね」
 とはいえ、永井の感覚と中尾カメラマンの感覚はやはり違う。中尾カメラマンがこのズボンを普段から穿いていることを知ると、目をまん丸にして永井は驚いていたのだ。
「本当ですか!? それで新幹線とか乗れるんですか? わたしはレース場では穿けますけど、普段はとても無理です」
 というのだから、その感性はきわめてノーマルなのだ。

2010_1201_0571 “アシの部分の話”で気になる選手としては、もちろん明日のドリーム戦1号艇の服部幸男が挙げられる。
 服部はエースモーターの1号機を引いたわけだが、スタート練習のあとには、普段はあまり見られないほど満足げな表情をしているように受け取れた。
 同じスタート練習に参加していた(=すなわち同じドリーム戦に乗る)坪井康晴が「いいエンジン、引きましたね」と声をかけると、「乗り心地が全然!」と、ひと言で返答していた。
 全然!で言葉を切っていたので、それに続く言葉が「いい」なのか「ダメ」なのかは断定できないが……、そう言った際の服部の表情が、後者の意味ではないのだということを教えてくれていた。

 ちなみに服部は、スタート練習前に「今日は暑いな」と話していたが、汗をしたたらせたその顔は“夏の男”の顔になっていた。

2010_1201_0602  温水パイプをつけて3節目となる今節は、これまでの勝率をそのまま鵜呑みにできない部分もあるということは、「モーター抽選」の記事にも書かれている。
 たとえば、2日目ドリーム戦に乗る平本真之は(今節はダブルドリーム戦)、2連対率39.1%の“赤ナンバー”モーター24号機を引いている。だが、平本自身、このモーターは温水パイプを付けてから成績を落としていることを気にしており、「どうなんでしょうね?」と不安な気持ちを抱いていたのだ
 スタート練習後に本人にもう一度「どうでした?」と確認してみたが……。
「たいしたことなかったです。重たいですね」とのこと。
 それでも、前検タイム6.50は重野哲之と並んでメンバートップの数字になっているのだから、平本が前節成績を気にしすぎていた部分もあったのかもしれない。そういう部分は、この時期のボートレースの難しいところだ。

2010_1201_0609  また、勝率2位モーターとなる65号機を引き当てた柳沢一は、自分のスタート練習を待ちながら、ペラ修正所のベンチに腰掛けていたところを見かけた。
 星野太郎と並んで腰かけながら何かを話していて、しばらくすると、花田和明もそこに合流。ほんの短い時間だったが、慌ただしいピットの中で、「ここは公園か!?」とツッコミたくなるほど、のどかな雰囲気を醸し出していた。
 それだけリラックスできているのだから、柳沢一にも大いに期待したい。

 2月の風物詩から12月の風物詩へ。
 その第一弾として明日から始まる東海地区選。服部ファンも新鋭ファンも女流ファンも名人戦ファンも、すべてのボートレースファンが注目だ。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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モーター抽選!

2010_1201_0226  浜名湖のモーター初下ろしは、今年の4月。すでに8カ月を消化しており、相場は固まりつつあるといっていい。
 ただし、浜名湖のモーターは11月20日の開催から温水パイプを装着しており、相場がガラリと変わる可能性も秘められている。実際、装着後の2節は2連対率が20%とサッパリだった3号機や48号機(ともに今節は未使用)が好走し出しており、注意が必要だ。モーター成績である程度の人気が作られる初日・2日目は、数字よりも自分の目を信じて勝負した方が好結果につながるかもしれない。

 同じ地区の選手が大勢集まるとあって、モーター・ボートの抽選会場は、わきあいあいとした雰囲気。今節はG1初出場の選手もゼロだからか、とくに緊張した面持ちのレーサーはおらず、サクサクと抽選は進んでいく。
 浜名湖のエースモーターは「勝率6.65、2連対率52.5%」を誇る1号機。これまで7優出と最多タイの優出回数を誇る好機だ。
2010_1201_0209  この1号機を引いたのは、なんと浜名湖天皇・服部幸男。あちことで雑談が続いていた会場も、係員の「モーター1番!」の声に雑談は止まり、「おおおぉ!」とどよめきが響き渡った。
 席に戻った服部は、回りにいる静岡勢に素性を確認。エースモーターであることがわかると、
「エース機か。やっぱりな!」
 と言い放った。
 浜名湖といえば服部。やはり、何かを持っている。
 ただ、信頼に足る数字の1号機も、ここまでの優勝回数は0回。B級選手が乗ったときはあまり動いていない。また、温水パイプを装着してのレースとなった前節も「366436」とイマイチの成績。
 エースモーターが噴くのか、それとも案外動かないのか。服部の足に、初日から要注目だ。

2010_1201_0219_2   1号機に次ぐ成績が「勝率6.59、2連対率52.3%」の65号機。9月の新鋭リーグ戦で藤田靖弘が優勝を飾り、周年記念で大賀広幸が節イチの足をみせた好モーターである。これまでに乗ってきた選手もB級レーサーが半数以上で、エンジンのポテンシャル自体はこちらの方が上かもしれない。
 65号機を引き当てたのは、柳沢一。服部のときほどではないが、こちらも会場がどよめく。「出ました!」と囃し立てる声も聞こえてくる。そんな会場の状況に対し、柳沢の表情は意外にクールだったが。

2010_1201_0181_2   6着回数が7回と極端に少ないのは20号機。9月の周年記念で、飯山泰が優勝したときのモーターがコレだ。2連対率こそ38.5%しかないが、勝率は5.84と第4位。温水パイプを装着した前節の足も相当に良かった。
 この20号機を手に入れたのは伏兵・間嶋仁志。人気次第では初日から狙ってみたい。

 

 そのほかの実績上位モーターは、

19号機 勝率6.14 2連対率45.0%
10号機 勝率5.76 2連対率40.6%
52号機 勝率5.76 2連対率44.0%
23号機 勝率5.72 2連対率41.7%
66号機 勝率5.69 2連対率37.1%
27号機 勝率5.68 2連対率38.0%

 19号機は仲口博崇、10号機は天野晶夫、52号機は笠原亮、23号機は坂口周、66号機は花田和明、27号機は井口佳典が手に入れた。

2010_1201_0192_2   ほかに、印象的な姿をみせたのは横沢剛治。ガラガラを回して47号機を引くと、派手なガッツポーズを取ったのだ。
 47号機は2連対率34.3%の普通のモーター。何か材料があるのかとデータを調べてみると、お盆開催で服部幸男が、笹川賞で坪井康晴が使用したモーターだった。静岡勢が何かを掴んでいるのかもしれない。

(TEXT・姫園淀仁 PHOTO・中尾茂幸)


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選手たちが到着!

2010_1201_0015  午前10時ほぼジャストにピットに行り、“すでに入っている選手はいないか”を確認してみると、谷野錬志が入っているとのこと。
 その後もその姿は、ちらりと遠目に見られただけだったので、静岡支部の最若手選手として、走り回っていたのかもしれない。
 谷野に続く二番手到着と思われるのが永井聖美だ。タクシーで到着して、ピットに入っていく際、我らが中尾カメラマンのほうをチラリ……。
 珍しい生き物でも見るような顔をしたかと思うと、「すごいズボンですね。私も同じようなカッパを持っているけど」と、ぼそりと呟いた。
 いつもこのNIFTYを見ていただいている方ならおわかりかもしれませんが……、そうです、今節も中尾カメラマンは、左足が赤色、右足が黄色という奇天烈なズボンをはいているのです。

2010_1201_0129  その後、定野久恵に送られて谷川里江が到着したり、西山昇一が到着したり……といった場面を見ていると、「ああ、地区選だなあ」と実感される。
 そう。SG、GⅠの常連メンバーはもちろん、新鋭王座や女子王座、名人戦など、さまざまな舞台で活躍する選手がここに集まってきているのだ。
 今回、選手たちの「入り」を見ていて目立ったのは、家族と一緒にクルマで門のところまでやって来て、行きは自分で運転していながらも、帰りは奥さんなどに乗って帰ってもらうというパターン。何人いたかがわからないほど多かったのだが、それも地区選ならではのことといえるだろう。

2010_1201_0169  別れを惜しんでのことなのか、ピットに入る直前に、子供にエーンエーンと泣きつかれている選手もいたし、そんな子供をあやす他の選手もいたりして、ほのぼの。
 誰が子供を連れてきて、泣かれていたかといったプライベートの部分は書かずにおくが……、菊地孝平はある選手の子供を「ガオー、ガオー」と脅していたりした。
 かなりの大物のお子様なのだから、いいのだろうかと心配になったくらいだ。

2010_1201_0092  菊地といえば、わずか2日前、決定戦行きの切符を掴んだばかりの男だが、その優勝戦の結果によって、“13番目の男”になってしまった赤岩善生も到着。
 横沢剛治のクルマに同乗しての会場入りだったが、その表情に曇りはなく晴れやかだった。
 ただ、ピットの前で我々取材陣が「おはようございます」と声をかけると、その表情は一変!
 怖い顔になったわけではないが、笑いを消し去り、瞬時に勝負師としての引き締まった顔になっていた。

2010_1201_0174  今回、久しぶりの再会となったのは、山崎哲司だ。中尾カメラマンの弟子(=カメラの弟子)であるだけに、中尾カメラマンの姿を見つけると、記念戦線から離れていたことを申し訳なく思っているような複雑な表情を浮かべた。
 その照れ隠しもあったのか……。
「そのズボン、片方、おかしくないですか?」と、ひと言だけ言い残してピットに入っていった。
 おかしいのは、片方云々といった問題ではないのだが。

2010_1201_0160  ……もちろん、服部幸男もダンディに到着している。
 ここ浜名湖で、それを付け加えておかないわけにはいかないだろう。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池久貴)


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東海地区選です!

Pc010001b  おはようございます!
 取材班はBOATRACE浜名湖にやってまいりました!
 恒例の浜名湖GⅠ現地レポートです。今回は、12月開催に移行した最初の「東海地区選」です! 本日が前検日で、明日12月2日(木)に開幕! 優勝戦は7日(火)となります。これから1週間、現地より記事更新してまいりますので、今節もよろしくお願いいたします。


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