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ボートレース特集 > 2010GⅠ浜名湖賞
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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プレゼントクイズ当選者発表!

GⅠ浜名湖賞開催中は、プレゼントクイズに多数のご応募、ありがとうございました。結果が出ましたので、ご報告します。まずは問題をおさらいしましょう。

【問題1】
GⅠ浜名湖賞 開設56周年記念の優勝者は誰でしょう?

【問題2】
GⅠ浜名湖賞 開設56周年記念の優勝戦に地元・静岡勢は何人進出するでしょう?

正解は……

【問題1】 徳増秀樹(静岡)

【問題2】 2人

 まずは、無条件で当選の両問題正解の方から。5名いらっしゃいました。順不同で発表します。

yugo★
ちゃ吉
愛知ju-dy
全速差し
木下眞一

(敬称略)

おめでとうございます! 優勝戦の舟券も当たったんだろうなあ……。続いて、片方だけ的中の方。これが32名いらっしゃいました。それもすべて、【問題2】のほうの的中者。ということは、【問題1】で的中された方は全員が【問題2】とのW的中だったわけですね。32名で厳正なる抽選をいたしました結果、あと5名の当選者は……。

多摩川キング
pak
NTF
寺崎町スター
なぽりタン

(敬称略)

おめでとうございます! 以上10名の皆様、以下のアドレスまでプレゼントの送付先(ご住所 ご本名)をご連絡ください。

tanakakogyo@hotmail.co.jp

件名には「浜名湖プレゼント当選!」と記していただき、本文内には必ずHNを明記してください。いただきました個人情報は、プレゼントの発送以外には使用いたしません。

それでは皆様、ご参加ありがとうございました。またの機会をよろしくお願いします!


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優勝戦私的回顧

 まるで申し合わせていたかのように、優勝戦の舟券発売が締め切ると同時に風が止んだ。一節間にわたっていきり立っていた吹流しや旗がシュンとしおれている。

2010_0331_0501   レースの焦点は、徳増秀樹のピット離れにあった。
 昨日の準優勝戦が終わった直後のインタビューで、徳増は「優勝戦は伸び型のペラに替える」と語っていた。ピット離れ一点にこだって、他の足を犠牲にしてしまっては元も子もない。それに徳増は予選3位。優勝戦の1号艇はないと考えていたのだろう。いったんは、ピット離れを捨てても伸びを取ろうとしていたのだ。
2010_0331_0400  ところが、準優勝戦11・12レースで1号艇がそろって敗れ、徳増に優勝戦の1号艇が転がり込んできた。さすがに、地元記念の優勝戦でインを捨てるわけにはいかない。しかも優勝戦の2号艇は、準優勝戦で驚異的なピット離れでインを奪った平尾崇典である。普通の選手相手にも負けそうになるピット離れなのに、平尾が相手となればより鋭い調整が必要になるだろう。5日目に引き続き、徳増は己のピット離れと向き合うこととなった。
「THEピット-探究心」にもあるように、徳増は午前中からギアケースの調整を行い、ピット離れをつけようと苦心していた。
「8対2でインが取られる」
 という前代未聞の弱気な優出インタビューの後も調整を重ねた。森記者の話では15時くらいまで調整は続いていたという。

2010_0331_0644_2  スタート展示のピット離れは半艇身ほど遅れながらも、何とかギリギリ持たせた。(左の写真はスタート展示のピットアウトのときのもの。足をあげて全体重を前にかける徳増の姿に、必死さが浮かび上がっている)

 この展示を確認したあと、徳増アタマの舟券のオッズが徐々に下がりだした。だがピット離れは一発勝負。展示が上手くいったからといって、本番が上手くいくとは限らない。

2010_0331_r12_0685_5  ファンの視線が徳増のピット離れに集まる。高らかなファンファーレと同時に6艇がピットアウトする。徳増は体を水面に投げ出すかのようにして、全体重を前にかける。
 だが、それでも平尾のピット離れがいい。徳増よりも半艇身ほど前に出ている。
 このピット離れを見た瞬間、アタマによぎったのは初日11レースだ。あのレースも徳増が1号艇で平尾が2号艇で、ピットを出てすぐ平尾が徳増と半艇身ほど出し抜き、オレンジブイが近づくにつれその差は拡大し、平尾にインを奪われていた。

一節間にわたって、ピット離れと戦ってきた徳増なのだが、肝心要の優勝戦で失敗するのか。
いや、初日とは違い半艇身差のまま平尾に食らいついていく。強引にいけば平尾はインが取れたかもしれないが、あの体制で強引にいくと徳増からの抵抗を食らうのが必然である。結局、平尾は2コースで折り合う。徳増はインコースを死守することに成功した。
2010_0331_r12_0716  インを守りきったあとは、もうお手本のようなレースだった。
 他艇よりも半艇身ほど出るコンマ05のトップスタートを決めて、外の艇にまったく仕事をさせず、1マークを先に回ると後続をブッチぎる。ワンマンショーである。

2010_0331_r12_0721  徳増がはじめてGⅠの優勝戦に進出したのは02年の浜名湖MB大賞である。
 このときも優勝戦1号艇で、エースモーターの後押しもあったのだが、インからのレースで敗れていた。今回はそれ以来の優勝戦1号艇。8年越しのリベンジを果たしたのであった。

 14回目の挑戦にしてうれしいGⅠ初優勝。だが、徳増はこれで終わるような選手ではない。レース実況にもあったように、徳増がGⅠを優勝したことにより、「艇界七不思議ひとつ解決」したのだから。

2010_0331_r12_0807  いままで喉の奥につっかえていたような小骨は取れたはずだ。
 あとは、もっと大きなタイトルをガブリと飲み込んでほしい。
 徳増選手、あなたは強かった!

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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THEピット-水神祭

Img_6014   徳増秀樹がインから軽快に押し切って1周、2周と周回を重ねていく。2周2マークを回ったあたりだろうか、選手控室からドタドタドタッと大量の足音が聞こえてきた。菊地孝平、坪井康晴、横澤剛治、後藤正宗、笠原亮、そして服部幸男もいる。誰もが小躍りするように駆け出し、整備室へとなだれ込んでいく。
 6人が輪になるようにして整備室のモニターを見上げた。誰もが笑顔に満ちている。ゴールの瞬間までしっかりと見守り、徳増がフィニッシュラインを駆け抜けると一斉に拍手が起こった。
 6人はまた小躍りするように整備室から飛び出し、今度は揚降機へと走っていった。ウィナーをお出迎えだ。静岡最若手の笠原が「やべぇ、これかなり嬉しい」と大はしゃぎしていたが、他の5人のはしゃぎようもそれと大差はなかった。皆が拍手と万歳で徳増を迎える。もうお祭り騒ぎだ。
 徳増が揚降機の一番端にボートを入れた。すると偶然にも隣りが今坂勝広になった。今坂が手を差し出し、同県同期でがっちりと握手を交わす。
2010_0331_r12_0787_3  ピットに揚がってくるとさらなる握手攻めになった。服部が、菊地が、坪井が次々に手を差し出して勝者を称える。そしてそこに今坂が歩み寄り、今度はがっちりと抱き合った。今坂は2003年の江戸川周年でGⅠを勝つ喜びを味わっている。だからこそ盟友の記念初制覇が嬉しくて仕方ないようだった。
 このあと徳増は表彰式へと向かい、残った静岡勢でモーターとボートの後片付けを始めた。その間も笑顔が絶えることがない。こんなに楽しそうなエンジン吊りは見たことがない。昨日は「もう1回やり直しませんか?」と無念の表情を見せていた彼らも、今ではそんなことはすっかり忘れた様子だ。これで浜名湖周年は静岡勢が4連覇の快挙。またしても地元の牙城を守り切ったのだ。徳増が他の選手の無念をきれいさっぱり晴らしてくれた。

2010_0331_r12_0868  徳増が表彰式に行ったあともピット内は興奮冷めやらぬ状態だった。水神祭の準備を整えて菊地、坪井、笠原が早々と待ち構えている。しばらくすると後藤、横澤、服部も加わり、優勝戦を走ったばかりの今坂も着替えを済ませてやってきた。対岸のモニターで表彰式の進行具合を見守る。
 しかしここからが長かった。表彰式が終わり、対岸のモニターが消えてもなかなか主役が帰ってこない。あちこちから「遅いなぁ~」と声が漏れ始める。「徳サン丁寧だからお客さん一人一人に『ありがとうございますぅ!』って握手してんじゃないの?」「徳チャンいまトイレ行って泣いてんじゃない?」と次々に冗談が飛び交う。これもまた楽しいひとときだろう。
 15分ほど待っただろうか、ようやく徳増が救助艇に乗ってピットへ帰ってきた。ずいぶん時間がかかったが、それが幸いしたというべきか、ピットでは選手や関係者など多くの人がこの瞬間に間に合うことができた。万雷の拍手が響くなか、徳増が両手を高々と掲げながら仁王立ちで帰ってくる。その姿を見てまたピット内は笑顔に包まれる。

2010_0331_r12_0899_3  さっそく水神祭は始まった。揚降機の上へ移動する。普通なら揚降機を安全な位置まで下げて行なうものだが、そういえば今日はほとんど下げなかった気がする。徳増が仰向けの格好で担ぎ上げられ、イチ・ニのサンで放り投げられた。かなりの高さがあったぶん滞空時間が異様に長い。身体が反転して下向きになった時点でまだ水面まで3mほど。そこから足をバタバタさせること5、6回だっただろうか。ようやく水面にたどり着き、派手な水飛沫をあげた。
 徳増は記念優出14回目でのGⅠ初優勝。2002年浜名湖MB大賞で記念初優出を果たしてから約7年半、ようやくタイトルに手が届いた。
 水中から揚がってきた徳増が「寒ぃ~」と悲鳴を上げる。蒸気した身体を冷ますにはちょっと充分すぎる春の浜名湖だった。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/森 喜春、写真1枚目のみ撮影・森)


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優勝選手表彰式!

2010_0331_r12_0821  GⅠ浜名湖賞開設56周年記念は徳増秀樹の優勝で幕を閉じました。

 アトリウムステージには地元のあらたなGⅠウィナー誕生を称えるファンが鈴なり。登壇した徳増は、すでに目が潤んでいましたね。
 レースの回顧が終わったあと次の目標に「SGを獲りたいです」と宣言すると、ファンの間から自然と沸きあがった拍手が、「おまえなら獲れる!」と後押ししているようで印象的でした。

「泥臭いレースしかできないんで、花のある選手になって、みなさんの期待に応えられるようがんばります」

 自分のことを花がないと語る徳増ですが、いま花は開きました。
 泥より出でて泥に染まらず。泥の中で眠っていた期間の分だけ、蓮華のような大輪の花を咲かせてください。おめでとうございます!

(PHOTO・中尾茂幸)


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“本紙予想”GⅠ浜名湖賞優勝戦

12R 優勝戦   
S揃っているのは地元両者も、今坂は6コースならさすがに攻め切れないか。徳増が踏み込んで逃げ切りGⅠ初制覇。赤岩の気合が本線も、ヒモで妙味は着まとまっている大澤。
◎徳増 ○赤岩 ▲大澤 △瓜生
3連単1-354-全 


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優勝戦出場選手インタビュー!

Sn380139  5レース発売中に、アトリウムステージにおいて優出選手インタビューが開催されました。全体的に、みなリラックスしているように感じました。

 インタビュー内容の要約は以下のとおりです。

1号艇・徳増秀樹
 今日の方がもっとピット離れを気にしないといけないですね。コースが取れるかどうかは8対2。取れない方が8ですが、気持ちだけはインコースを取るつもりでいます。
 足は出足がよくくなっているかなという気がします。ターンの反応も自分が思ったよりはいい感じのターンになっています。直線は落ちたかと思っていたんですけど、そこまで落ちてはいないみたいですね。
 どういうレースになるかわからないですけど、どんな形でもいいんで、優勝したいんで、応援よろしくおねがいします。

2号艇・平尾崇典
 今回のモーターは回転の上がりがいいです。出足がいいですね。コースは取れたら取りますけど、徳ちゃんも本番までにそれなりには仕上げてくると思うので。出ればいきますけど、そればっかりでも困りますから。
 いいレースをして優勝したいと思います。応援よろしくお願いします。

3号艇・赤岩善生
 昨日の仕上がりが一番良かったと思います。安定板でペラを替えたそのペラなんですけど、安定板がハズれても良かった。取り付けはさんざんいろいろやりました。妥協はしませんが、これ以上やりようがないくらいです。昨日は行き足が良かった。あとはターン回り。乗り心地はしっかりしています。コースはピットを出てから臨機応変にいきます。
 5月に笹川賞があるので、票数に恥じないような走りをしなきゃなんないなと思っています。3号艇ですが買ってください。アタマ取ります。

4号艇・瓜生正義
 昨日使ったペラは(足が)ないんですけど、これをなんとか合わせていきます。力強さはないんですけど、スリット付近はたぶんいいと思うので。コースは出たとこ勝負でいきます。スタート勘はあっているんですけど、行けるかどうかはわからないですね。
 精一杯走ります。応援してください。

5号艇・大澤普司
 舟足が全体にアップしています。あとはグリップ感が出れば。昨日のプロペラを調整していこうと思います。昨日はチルト0度でしたが、今日はたぶんマイナスでいくと思います。グリップも来ると思いますし、足もアップすると思うので。
 コースは、(同期の)徳増のコース取りの方が心配です。徳増にはインを取ってもらいたいですね。自分はどこからでもいいです。スタート速いのはいけていないですけど、修正したいと思います。
――つかぬことをうかがいますが、宇崎竜童に似ているといわれませんか?
大澤 あまり言われないですね(笑)優勝ねらっていきますので、応援してください。

6号艇・今坂勝広
 (総理杯からの連戦の)疲れはまったくないですね。行き足中心に出足型ですね。展開を突く足は十分にあると思いますね。スタートも決めやすいエンジンが連れて行ってくれます。宇崎竜童の気配がいいので言ってもらうのもアリかなと思います。
 地元なんで盛り上げていきたいと思っているんで。6号艇ですがチャンスは十分あると思います。応援お願いします。


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THEピット-探究心

2010_0331_0336  10時すぎにピットに入り、まず久田敏之を探した。昨日の癖だろうか。優出選手でもないのにまず真っ先に彼を探してしまった。
 久田は屋外ペラ調整室で作業中だった。昨日の朝はマイペースだったのに今日はずいぶんと始動が早い。そりゃそうか、今日は5Rと10Rの2回走りだ。久田はペラを叩き終えると自分のボートへと向かっていった。今日もやっぱり奥の奥、装着場の一番隅にボートを停めてある。緑の迷彩ズボンを鳴らしながら歩いていった。「シュイッ、シュイッ」という音がどこか物悲しく聞こえたのは完全に気のせいだろう。

 でもやっぱり久田には優勝戦に乗ってほしかった。できれば準優2着で優勝戦4号艇に。
 というのも久田は前節の桐生一般戦で優勝している。4カドからコンマ03の弾丸ショットを決めて一気にまくり切る快勝劇だった。しかもそのとき優勝戦1号艇に乗っていたのが徳増秀樹だった。予選を7戦6勝という断トツの成績でクリアしながら、優勝戦で久田の一撃を食らって2着に沈められた。その桐生での対決が見ごたえ満点だっただけに、今日GⅠ優勝戦という大一番で徳増vs久田のリターンマッチが見たかった。
 久田は江戸川-大村-桐生と一般戦を走ってこのGⅠ浜名湖周年にやってきた。この後はまた多摩川-唐津-桐生-下関と一般戦の斡旋が続く。束の間の記念戦線は今日で終わり。次にGⅠを走るのはいつになるのだろう。早くまた彼の雄姿を大舞台で見たいと思った。

2010_0331_0011  そんな感慨に浸っていた矢先、徳増秀樹が水面での調整を終えてピットに揚がってきた。装着場にボートを停めると、すぐにギアケースを外して整備室に入っていく。
 そういえば、と思い出して昨日の取材メモを見直した。「徳増、係留ピット→装着場→整備室(ギアケース)」と書いてある。すなわち昨日も今日も、朝の徳増は同じ行動を繰り返したわけだ。ひょっとするとこれが彼のルーティンワークなのかもしれない。
 徳増は昨日の夕方、準優10Rを走り終えた後もすぐにギアケースの調整を行なっていた。その感触を今日朝の試運転で確かめ、まだ微調整が必要と判断したのだろう。この調子だと今日のポールシッターは忙しい一日になりそうだ。

2010_0331_0213_2   今日のピットで最も元気そうに見えたのは吉田俊彦だった。1R発売中のピットに「福田さん、ありがとうございました!」という吉田の大きな声が響いた。どうやら福田雅一と足合わせをしてきたらしい。福田はその声に右手を挙げて応え、開口一番に「ものスゴいな!」と言った。どうやら足合わせでだいぶやられたらしい。吉田は「僕ものスゴぉエエですわ!」とコッテコテの関西弁で返した。そんな吉田は恐縮したような表情。どうやら足合わせであまりにも思い切りやっつけてしまったらしく、申し訳なさそうにしていたのだった。ちなみに吉田は3Rに出走すると、ものスゴぉエエ足で2コース差しを決めてみせた。後半11Rも楽しみだ。

2010_0331_0100  1Rが始まると平尾崇典がペラ調整室から駆け出してきた。何事かと思ったら、整備室に入ってモニターを見上げる。1R4号艇で同県の柏野幸二が走っていた。柏野がレースを終えてピットに戻ってくると、ずいぶん長い間2人で話し込んでいた。今節ももう終わりに近付いているというのに、彼らの探究心は衰えることがない。

2010_0331_0364  1Rが終わると装着場に瓜生正義が姿を見せた。プラグを外して眺めている。点検するのだろう。するとそこに1Rを勝った川上剛がやってきた。レースについてあれこれ話しながら、瓜生が川上にアドバイスを送る。瓜生は右手にプラグをずっと持ったまま、身振り手振りで川上に指導していた。その話は10分経っても15分経っても尽きない。ここでも彼らの探究心を見た。

 さて2Rが終わると徳増が試運転用カポックを着て水面に降りていった。ギアケース調整の成果を試しにいくのだろう。優勝戦の時間はちょっとずつ近付いていく。GⅠ初Vの瞬間は訪れるのだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/森 喜春)


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H園記者の『本家・極選(本命)』

100330_160901  ありがとう徳増! ありがとう瓜生!
 昨夜は浜松肴町で旨い酒と料理をたらふく食べたH園です。フグもウナギもアワビもウニも美味しゅうございました。
 どこぞの「元祖」を名乗る人が拗ねているようですが、浜松まで来ればよかったのにね。H記者が来るっていうのなら、新幹線代くらい出してあげましたよぉ。

 謳いすぎるとあまりイイことがないので、嫌味風味の自慢はここまで。本日の『本家・極選(本命)』は9レースです。

9R
◎深川真二
○萩原秀人
 福田雅一
 飯山晃三
▲松井繁
 後藤正宗
進入135/246

 個人的な見立てですが、わりと機力差のある一戦のように思えます。上位は予選19位タイで準優勝戦に乗れなかった深川真二、そして2日目に失敗をしていなければ準優勝戦に乗っていた可能性がありそうな萩原秀人。とくに萩原は前半レースで6着に敗れており、人気の盲点になりそう。あとは、機力的には?ですが、5日目1着2本の松井繁を押さえないわけにもいかないでしょう。

3連単 125 BOX

 金額に強弱をつけず、均等買いで攻めます。萩原アタマならウマーっって感じですね。

 これが当たれば優勝戦の徳増で帯抜きを狙います!


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本日の“本紙予想”GⅠ浜名湖賞最終日

 おはようございます。Kです。H園記者、アンタはエライ! ええ、ええ、私はH記者みたいにhazurerooooooなんてことは申しません。今日もたんまり儲けて、オビ抜かんかい! そして東京に帰ってきたら奢ってね。H記者抜きで。ともあれ、すっかり蚊帳の外の“本紙予想”ですが、最終日も淡々と。

1R 
川上がラスト走で今節の雪辱。横澤の地元捌きが本線。
◎川上 ○横澤 ▲山口 
3連単1-56-全

2R 
6コース以外はS見えてる萩原がのぞいて捌く。川尻逃げれば後藤にも差し場
◎萩原 ○後藤 ▲森安 △川尻  
3連単3-514-全

3R 
好パワーの吉田が差し決める。江夏のイン残しを本線に。
◎吉田 ○江夏 ▲池田 △田中 
3連単2-134-全

4R 
坪井がきっちり逃げ切る。馬場のカドマクリ差しが迫る。
◎坪井 ○馬場 ▲山崎
3連単1-43-全

5R 
田村が負けられないイン戦。平本握って、安達に展開利あるかも。
◎田村 ○安達 ▲平本 △久田
3連単1-432-全

6R 
笠原がスピードある逃げで突き放す。谷村のカド戦も怖い。
◎笠原 ○谷村 ▲深川 △高橋
3連単1-423-全

7R 
服部が地元の大将格として存在感。山本の全速戦が妙味。
◎服部 ○山本 ▲魚谷
3連単1-54-全

8R  
石川動いて内深めになっても、大峯がインから持たせる。カド濃厚の安達が本線。
◎大峯 ○安達 ▲菊地 △石川
3連単1-325-全

9R   
松井の進入がカギを握りそうも、深川が意地のイン逃げか。
◎深川 ○松井 ▲萩原 △後藤 
3連単1-526-全 

10R 特別選抜B戦 
H記者とかぶるが、服部がコース動いて馬場と久田のダッシュ戦が面白そう。
◎馬場 ○久田 ▲坪井 △谷村
3連単3-451-全

11R 特別選抜A戦      
魚谷が渾身の逃走見せる。菊地がカドから攻めれば、池田に差し場。
◎魚谷 ○池田 ▲吉田 △高橋
3連単1-532-全

優勝戦は後ほどアップします。


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H記者の『元祖・極選(穴)』

 姫園記者の暴挙に腹が立ち、一睡もできなかったHです。嗚呼、コメントで書いてもまだ収まらない。9000円を2コロで20万は明らかにやりすぎ!!!! それに、「明日も極選やりますよーーー」って、何サマ?? 極選は私の専売特許だからして、筋としては電話一本「Hさん、配当金の半分差し上げますから、明日も『極選』やらせてください」なんぢゃないですかね(-_-X)  それを20万で浜松のあんな店やあんな店であんなコトをしたのかと想像しただけで……クゥゥゥゥ><
 え、そんなヤキモチ焼いてないで、予想でリベンジしなさい?
 無理です(キッパリ)。博才の差って、ない方が悲しいほど明確にわかるものなのです。さ、今日もゴキゲンな無理筋予想に徹し、平和島・競艇劇場で声も出ない1日を過ごすとしましょう(;ω;)

5R
 田村隆信
★久田敏之
◎平本真之
★安達裕樹
 飯山晃三
 横澤剛治

進入123/456か162/345

 もうおわかりでしょう。今節、私はやまとの諸君(卒業生)に声援を贈り続けてきました。一番の理由は「配当がツくから」なんですけどねw 昨日も山崎-平本のやまとラインで万太郎。5日間、彼らが万太郎に絡まなかった日はありませんでした。最終日も若き戦士たちに頑張ってもらいましょう。
 久田クン、お疲れさま。プレッシャーから解放された身体で、ガツンと銀河の雄を攻め潰してください。そして平本クンも全国に名を売りましたね。今日はしっかり久田クンをマークしてズッポリ差しなさい。展開はキミにあります。そして安達クン、F2の身で粘り強くよく頑張りました。最後にもうひと踏ん張り、頼みます。って、卒業生の担任かよ!?

3連単★3-24-全

 もちろん10Rの久田=馬場も買いまっせーー。あ、今日の元祖「本命・極選」はお休みします。誰かが勝手にアップするらしいので……(# ̄З ̄)


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GⅠ・浜名湖賞6日目 優勝戦!

2010_0330_r10_1356  泣いても笑っても本日が最終日。年度末のラストを飾るGⅠ・浜名湖賞の優勝戦から目が離せません!

 もっとも優勝に近い位置にいるのは地元の徳増秀樹です。昨年は二度もSG優勝戦に進出したのですが、いまだにGⅠ優勝はなし。一皮むけるにはココしかないという大チャンスをモノにできるか!?


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明日のイベント情報&場外発売

 6日目も有料席のお客さまにサービスを実施! さらにクオカードが当たるお楽しみ抽選会も開催! 山本泰照&都築あこのレースセミナーも行われます!

●6日目のイベント(ファンサービス)
・山本泰照&都築あこのレースセミナー
【場所】アトリウムステージ
【時間】第6・8・10~12レース発売中

・有料席限定サービス 
ロイヤルルーム、メンバーズルームの先着入場者に「場内食事利用券」などが当たるスクラッチカード配布(南スタンド3F有料席は粗品プレゼント)

・お楽しみ抽選会
先着1000名様に「浜名湖賞オリジナルクオカード」が当たる抽選券をプレゼント
【抽選会場】中央スタンド1F抽選会場【時間】14:00~15:00

・優勝戦出場選手インタビュー
【場所】アトリウムステージ【時間】第5レース発売中

・表彰&優勝者インタビュー
【場所】アトリウムステージ【時間】第12レース終了後

●6日目の場外発売
・競艇場
平和島/多摩川/蒲郡/常滑/津/三国/びわこ/住之江/尼崎/鳴門/丸亀/宮島/徳山/若松/芦屋/福岡/唐津/大村
・ボートピア
なんぶ/河辺/川崎/大郷/玉川/岩間/習志野/市原/横浜/名古屋/京都やわた/神戸新開地/姫路/まるがめ/朝倉/土佐/松江/呉宮島/呉徳山/金峰/勝山/高城/三日月
・ミニボートピア
黒石/双葉/滝野/洲本/北九州メディアドーム/みやき/長崎五島/長崎時津/長洲/天文館
・オラレ
美馬/島原/志布志/徳山/呼子
・前売場外
ミニット/おおむら


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準優勝戦つれづれ回顧

2010_0330_r12_1506  同一日程で行われている戸田周年記念の準優勝戦は、1号艇のイン逃げ3連発が決まったようである。インが弱いといわれる戸田でも、GⅠの準優勝戦ともなれば1号艇があっさりと逃げ切るのである。
 ところが戸田とは対照的に、浜名湖の準優勝戦はバラエティ豊かな結果となった。デッドヒート、大波乱、想定外の展開に、ファンの目は釘付けとなった。

2010_0330_r12_1509  度肝を抜かれたのは準優12レースだ。
 なんと3号艇の平尾崇典が鋭いピット離れを決めて、インを奪い去ったのである。

 左の写真は平尾がピットから出た瞬間のものだが、2号艇の笠原亮も1号艇の久田敏之も驚きの表情で平尾を見ているのがわかる。ファンだけでなく、選手にとっても、まったく想定外の奇襲進入だったのである。何しろスタート展示の平尾は、スローの5コースにいたのだ。「内には入れたくない」という主張は見えたが、まさか内に潜り込んでくるとは……。
 この舟券を取った人は日本中にたくさんいるだろうが、この進入を当てた人は日本中を探してもほとんどいないのではないだろうか。

2010_0330_r12_1532  インを奪ったあとの平尾のレース運びも完璧だった。コンマ10の安定したスタートを決めると、怒りのツケマイを放つ久田を張りながら、力強く逃げを決めたのであった。

 久田にとってはほろ苦いGⅠ準優勝戦となったことだろう。優勝にもっとも近い場所にいながら、それを生かすことができなかったのだから。しかも、高橋勲が動く気配を見せていたので、進入には注意していたはずなのだ。それでも奇襲を食らってしまったのだから、悔しいことしきりだろう。

 ただ、苦い経験が選手を成長させる。久田にとっては、いい経験になったはずである。

 1号艇だから1コース。そんなルールは競艇にはない。総理杯の優勝戦に引き続き、枠なり進入に慣れてしまった我々ファンの目を覚ます一戦となったはずである。

2010_0330_r12_1550  2着入線は大澤普司。内のきな臭い進入を見て、スタ展とは違って5カドを選択したのが正解だった。
 ここからコンマ05のトップスタートを決めて、一気に内を絞りに行き、平尾と久田がヤリ合っているのを確認した後で捲り差しに転じて2着をキープしたのだから、ほとんど自力で掴んだ2着である。
 大澤はこれがうれしいGⅠ初優出。やまと世代は準優で全滅したが、遅れてきたスターの芽が息吹いているようだ。

 準優10レースもある意味で、ピット離れがテーマのレースであったといえる。
 1号艇・徳増秀樹の弱点はピット離れにあった。4日目6レースはピット離れで遅れて回り込んだために、90m起こしの不利なレースを余儀なくされた。4日目10レースも6号艇ではあったがピット離れはあまり良くなかった。それでも結果的に2着3着にまとめるのだが、あと少しだけ上位着が取れていれば予選トップ通過の目もあっただけに、忸怩たる思いがあったはずだ。

2010_0330_r10_1303  外枠ならばピット離れを失敗してもダメージはまだ少ない。だが1枠でのピット離れミスは致命傷に至る大打撃である。しかもただの1枠ではないのだ。地元周年記念の、準優勝戦の1枠である。絶対にピット離れで遅れることだけはできない。

 調整を重ねた結果、徳増はペラ交換を選択する。かなり慌しい調整となったようだが、何とか正解を出した。ピット離れはほぼ同体。回り込んできた服部も、それをブロックした魚谷も、内に入れることなく100m起こしのインを死守して逃げた。1マークを回ったあとは、徳増に追いつける艇はいない。本人のコメントは力強くないものの、はたから見ている分には悪くない。

2010_0330_r10_1347 「今節は笹川賞のつもりで走っている」
 勝利者インタビューで徳増はこのように語った。昨年は二度のSG優出を果たしたにもかかわらず、5月の地元・笹川賞に選出されなかったのである。選手層の厚い静岡支部で目立つためには、並大抵の成績ではだめなのである。

 徳増はこれがSGGⅠ14回目の優出。いままでのGⅠ優勝はゼロである。ファンの注目を集めるために、記念タイトル獲得は必須条件だ。

 また、10レースは2着争いにも興奮した。魚谷智之と瓜生正義、76期の2人が激突したのである。
2010_0330_r10_1373  1マークを捲った魚谷と、差した瓜生が、バックで併走状態となる。半艇身ほど出ているのは魚谷。しかし瓜生は内にいたので、2艇の状態はほぼイーブン。2マークを上手く回った方が、優出の権利を手に入れる。
 瓜生が先に回るが、その内懐に舳先を突っ込んだのが魚谷。鮮やかな鋭角差しで、魚谷がちょうど1艇身前に出切った。
 ところが瓜生も黙ってはいない。2周1マークで「さっきのお返し」とばかりに、魚谷を行かせた後に鋭角差しを決める。またもや2艇が併走状態にもつれこむが、内にいる分だけ瓜生が有利。1周2マークとは違い、今度は小回りで魚谷の行き場を防ぎ、同期対決にピリオドを打った。
 優出を果たしたのは瓜生正義。SG2優勝の瓜生は、明日の優勝戦では格上の存在。4号艇からどのようなレースを見せてくれるか楽しみである。

2010_0330_r11_1445  11レースは1枠から4枠までに82期の選手4人が並んだ一戦。
 楽インが見込めるだけでなく、スタート力も一枚抜けている1号艇の菊地孝平が圧倒的に有利に見えた。
 菊地はコンマ09のトップタイスタートを決めて1マークも先に回ったのだが、肝心の機力の調整が上手くいかなかったようである。1マークを先取りしたものの、サイドがかからずに外へと艇が流れていく。回った後も前へと押していかない。そこを鮮やかに、4号艇の赤岩善生が捲り差す。82期4人の中から抜け出したのは、赤岩であった。

2010_0330_r11_1464  赤岩に差されたものの、2番手を何とか死守していた菊地。2マークを回って、3番手を走る今坂勝広よりも半艇身リードしていた。ただ、半艇身のリードとはいえ、菊地が内にいる分だけ有利。実際、2周1マークを先マイして押し切ろうとしたのだが、その瞬間、今坂の超強ツケマイが炸裂する。今坂が描いた青龍刀の刃先を思わせるような引き波に、菊地のエンジンがハマる。このターン一発で、今坂と菊地の差は5艇身ほど広がる。菊地のエンジンが出ていないこともあっただろうが、今坂の回り足も強烈である。

(PHOTO・中尾茂幸 TEXT・姫園淀仁)


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THEピット-歓喜と無念

 初のnifty原稿に四苦八苦し、なんとか1本目を書き終えてピットに戻ったのが午後2時すぎ。寒い。ピット内の体感気温が明らかに朝と違っていた。
 温度計を見ると8℃あるから朝と何も変わっていない。それでも体感的には少なくとも5℃ほど低く感じた。原因は風だ。昼過ぎから5mほどの向かい風が吹き始めていた。ピットは2マークの奥にあるから向かい風をまともに受け止める格好になる。だからとにかく寒い。冬のピット取材に向かい風は天敵だ。

2010_0330_1194_2  その風の影響が思わぬところで出た。ヒヤリとするシーンは9Rの発売中。スタート特訓が行なわれている最中、ピット内が急にザワザワとし始めた。皆が見つめる先は1マーク。ピットからでははっきりとは見えなかったが、無人のボートがクルクルと円を描いているのが確認できた。落水だ。ピット内は「誰? 誰?」と気遣う声で埋まる。整備士さんたちも慌てて水面際へ駆け出してきた。
 しばらくして水面から戻ってきた菊地孝平が、揚降機にボートを進めながらピットに向かって声を挙げる。
「田村!」
 落水したのは12R6号艇の田村隆信だった。菊地に続いて笠原亮がピットに戻ってくると、「おまえギリだったなぁ!」と菊地が興奮ぎみに声をかけた。どうやら田村のすぐ後ろを走っていたのが笠原だったらしい。笠原が落水を見て間一髪で回避し、大事に至らずに済んだということだ。
 するとその笠原に続いてピットに帰ってきたのが意外にも田村だった。ボートに乗り直して自力で戻ってきた。揚降機に田村、菊地、笠原が並んで一緒に揚がってくる。菊地が「大丈夫か?」と声をかけ、田村は全身ビショ濡れになりながら「すいません!」と頭を下げる。大きなケガはなかったようでピット内は安堵に包まれた。
 そういえば昨年2月の浜名湖オール女子戦のとき、準優日に平山智加が試運転で転覆して負傷帰郷になったことがあったなぁと思い出した。女子リーグ番記者の職業病だろうか。

2010_0330_0813  さてシリーズリーダーは、と探すと朝とは違ってすぐに見つかった。久田敏之の姿が屋外ペラ調整室にあった。マイペースに見えた朝とは一転、忙しくペラにハンマーを振り降ろしている。叩いては目の前にかざし、叩いてはかざしを何度も何度も繰り返す。その様子は、良いようにいえばテキパキとした素早い動き、うがった見方をするならば焦りを感じさせるような慌ただしい動き。
 どちらと判断すべきか迷った。GⅠ初優出を目指す選手というフィルターをかけるとどうしても後者に見えてしまう。だがペラを叩き終えて立ち上がった彼が、「シュイッ、シュイッ」と音を立てて歩くリズムは朝とまったく同じに感じた。淡々と歩く姿はやはりマイペース。重圧と戦っているようには見えなかった。

2010_0330_0946  準優が始まった。10Rから勝ち上がったのは徳増秀樹と瓜生正義の2人。地元の大黒柱・服部幸男は6着に沈む。
 各選手がレースを終えてピットに戻ってくると、真っ先にエンジン吊りに駆けつけた笠原亮は服部のもとへ、次にやってきた横澤剛治は徳増のもとへ歩を進めた。1着と6着、残酷なコントラストだ。そして横澤の横には大澤普司がいた。なぜ群馬の選手が? と思ったがよく考えれば徳増と大澤は75期の同期生だ。

 徳増はこのあと勝利者インタビューに向かい、しばらく経ってから装着場に戻ってきた。すると屋外ペラ調整室にいた松井繁に「やったなぁ!」と声をかけられ、「がんばりました!」と応えながら左手を突き上げてガッツポーズする。鮮やかな完勝劇に笑顔を輝かせた。
 2着に入った瓜生も笑顔が絶えない。魚谷智之とのデッドヒートを制し、力を出し切ったという充実感が伝わってくる。エンジン格納作業を行ないながらも自然と口角が上がってくるような表情だった。

2010_0330_1111_3   11Rは82期4人による注目の対決になった。出走時刻が近付くと、ペラ調整室にいた松井繁や服部幸男ら5人ほどが一斉に駆け出し、整備室へ入ってモニターの前に並んだほどだ。ちなみに松井はずいぶん長いこと屋外ペラ調整室で作業していたため、立ち上がった瞬間に顔をしかめて腰に手をやった。この寒さの中で吹きっさらしのペラ調整室にいたのだから身体にはこたえる。しかし松井は11Rが終わるとまた屋外ペラ調整室で作業を続けるのだった。
 11Rから勝ち上がったのは赤岩善生と今坂勝広だ。エンジン吊りに真っ先にやってきたのは徳増秀樹。同県同期の今坂を出迎える。75期から2人目の優出となった。

 そして12Rで平尾崇典と大澤普司が優出切符を手にした。大澤を出迎えるのはもちろん徳増と今坂。75期3選手が優勝戦に揃い踏みすることになった。3人が歓喜の輪を作るのを見て、75期といえば先日引退を発表した濱村美鹿子さんの同期だなぁと思い出した。やっぱり女子リーグ番記者の職業病だろうか。

 歓喜の輪のすぐそばでは、5着に敗れた笠原亮のもとに服部幸男、坪井康晴、菊地孝平、横澤剛治が集まって話し込んでいた。菊地が言う。
「もう1回やり直しませんか?」
2010_0330_1197_2  偽らざる本音だろう。静岡勢は6人が予選を突破したものの、4人が準優で消えた。浜名湖周年は前回、前々回と静岡勢4人が優勝戦に進んでいた。今年は2人だけ。こんなはずじゃなかった。
 さらに服部が「どこからやる?」と問えば、菊地は「抽選?」と答えた。
 そういわれればモーター2連対率は坪井が46位、菊地が44位、後藤が43位、横澤が40位、服部が32位という散々な結果。低勝率機をなんとか立て直したが準優までが限界だった。地元勢の無念さが心に染みる準優ピットだった。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/森 喜春)


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優勝戦メンバー確定!

優勝戦

1号艇 徳増秀樹(静岡)

2号艇 平尾崇典(岡山)

3号艇 赤岩善生(愛知)

4号艇 瓜生正義(福岡)

5号艇 大澤普司(群馬)

6号艇 今坂勝広(静岡)

 壮絶な準優3レースでした。準優10レースは1号艇の徳増秀樹が逃げ切りましたが、残りの2レースは1号艇がぶっ飛んで、大波乱の決着。結果、徳増が優勝戦1号艇を手に入れました。
「今節は笹川賞のつもりで走っている」と言う徳増。悲願のGⅠ初優勝はなるのか!?

(念のため、出走表は主催者発表分をご確認ください)


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“本紙予想”GⅠ浜名湖賞準優

10R 
服部がコース動いて馬場がカドか。マクリ差し脅威も、徳増の逃げが上位。
◎徳増 ○馬場 ▲魚谷 △服部
3連単1-326-全

11R      
82期4者のなかでは菊地が機力的には劣勢。本命にはするが、赤岩マークの吉田怖い。
◎菊地 ○吉田 ▲坪井 △赤岩
3連単1-543-全

12R   
久田が重圧に勝てるかがカギ。飛躍期待して本命。笠原が差して追走。
◎久田 ○笠原 ▲田村 △平尾
3連単1-263-全 


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THEピット-マイペース

2010_0325_0476  10時すぎにピットに入り、まず久田敏之を探した。記念初Vに王手をかけられるか否かの重要な一日。その動きが気になった。
 装着場をざっと見渡す。久田の姿はない。ペラ調整室を覗く。ここにもいない。係留ピットを探す。やっぱりいない。どうやらシリーズリーダーは控室にいるようだ。
 ボートの位置を確認しておこうと装着場を歩いた。控室に近いところから順に田村、平尾、大澤、菊地、坪井……と準優メンバーのボートが並ぶ。久田のボートがない。装着場を端から端まで歩いてやっと見つけることができた。久田のボートは奥の奥、一番隅っこに停めてあった。
 しかも他のボートが朝のスタート特訓から揚がってきたばかりで水をしたたらせているのに対し、久田のボートは水滴もなく、からっからに乾いている。朝一番からピットにいた中尾カメラマンに聞くと「今日はまだ姿を見た記憶がない」という。念のため朝のスタート特訓の班別表を見てみたが、たしかに久田の名前は載っていなかった。機力の仕上がった選手がこういう動きを見せることは珍しくない。必要以上に乗っても得することはない。

 久田がGⅠで準優1号艇に乗るのはこれが2回目。今年2月の桐生GⅠ関東地区選で予選3位通過を果たし、準優10Rの1号艇に乗った。そのときはコンマ26のドカ遅れで5着に敗れたが、何ものにも代えがたい経験という財産を得たことだろう。今日はその経験を結果に結びつける一日だ。

2010_0330_0494  ようやく久田の姿を確認できたのは1Rのスタート展示が終わったあとだった。控室から出てきて自分のボートへと向かった。装着場の一番奥だから距離にして60mほどあるだろうか。ゆっくりと淡々と歩いていく。緑の迷彩柄のズボン。新品なのだろうか、歩くたびに布の擦れる音が「シュイッ、シュイッ」と小気味よく響く。
 ボートにたどり着くと、置いてあった手袋を手にとっただけでまた控室のほうへ歩いてきた。戻ってくる途中にある屋外ペラ調整室には同期の山口剛がいたが、声をかけるでもなく淡々と歩いてくる。控室の手前で足を止めたかと思うと、今節の売上一覧が書かれた紙をしばらくじっと眺めていた。
 1Rが始まると久田は小走りで揚降機へと向かった。そういえば関東地区勢は今節5人だけしかない。その最若手が久田だ。1R3号艇で田中豪が走っていたため、久田は真っ先にエンジン吊りに駆けつけていた。

2010_0330_0113  朝から人影の少なかったピットだが、1Rが終わると同時に徐々に動きが出てきた。準優組でいち早く始動したのは10R3号艇の馬場貴也と10R4号艇の瓜生正義。ボートを揚降機へ持っていき、水面へ降りていく。馬場はまだ白い調整ペラを付けた状態だから行き先は係留ピット。それに対して瓜生はカポックを着込んで走る準備万端でいる。
 瓜生はそのまま水面へ出ていき、足合わせを始めた。相手は準優10R1号艇の徳増秀樹だ。瓜生-徳増のセットで足合わせを行なうと、そこに平本真之が加わって徳増-平本のセットで水面へ駆けていった。瓜生はそのあいだ水面に漂い、2艇の様子を見守る。2人が戻ってくると今度は瓜生-平本のセットで足合わせにいった。
2010_0330_0040  ここで目についたのが徳増の様子だった。ひと足早くピットに戻っていた徳増は、平本が帰ってくると自ら歩み寄っていった。その足取りは軽快そのもの。ピョコンピョコンと跳ねながら、小躍りするかのように駆け寄っていく。どうやら足合わせでだいぶやっつけたのだろう。瓜生が戻ってくると徳増と平本が歩み寄って3人で意見交換が始まった。瓜生の表情も明るい。試運転の感触は上々だったようだ。

 朝から慌ただしかったのは赤岩善生だ。早い時間帯から整備室で作業していたかと思うと、それが終わると今度はボートを修理室へ運んで作業を始めた。どうもモーターの取り付けに問題があったらしい。トランサムの部品を交換しているように見えた。

2010_0330_0244  そんな様子を眺めていると、どこからかまた「シュイッ、シュイッ」と音がした。久田が控室から出てきたのだ。今度はその手にヘルメットが握られていた。シリーズリーダーがいよいよ始動か。
 久田はボートのところまで歩いていくと、カウルの上にヘルメットを置いた。そしてまた「シュイッ、シュイッ」と音をさせる。ヘルメットをボートの上に置くという作業が完了し、また控室へ帰っていった。
 きっと普段からこうなのだろう、そう思ってしまうほどその動きが板についているように見えた。マイペース、そんな印象を抱かせる朝の久田の動きだった。準優1号艇のプレッシャーと戦うのは午後になってからか。ただ朝の動きを見る限り、どこまでもマイペースで一日を過ごすような気がしてならなかった。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/森 喜春)


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H園記者の『本命極選』

 競艇の華は本命舟券。6艇しかいないからガツンと張れる。信頼を寄せたインが逃げ切ったときの気持ちよさときたら、もう……。
 お待たせいたしました、H園の『本命極選』です。ちょっとキャラ作ってます(笑)。

10R
◎徳増秀樹
△魚谷智之
○馬場貴也
▲瓜生正義
 池田浩二
 服部幸男
進入162/345

 節イチの足を誇っているのではと思われる徳増秀樹が1号艇で登場です。
 もっと人気が集中するかと思ったのですが、13時現在の前売りオッズで1流しの3連単は、13~80倍を指しています。目分量で総流しの合成オッズを算出すると、2倍強程度の配当がありそう。いくら6人中4人がSGウイナーといっても、地元選手の節イチであることを考えると、これはかなりオイシイオッズといえるのではないでしょうか。
 進入で服部が動くことに不安を感じるかもしれませんが、インを奪うまでには至らないはず。動いても2コース、もしくは3コースまで。起こし位置が100mを切ることはないとみます。ならば、徳増のアタマ勝負で大丈夫です。

 魚谷智之が対抗人気におされていますが、服部の動き方ひとつで進入位置が流動的になるので全幅の信頼を置くまでにはいたりません。評価は押さえまで。魚谷が売れている分だけ、馬場貴也と瓜生正義の2人に妙味が出ています。本線はこちらから。池田と服部の両者は機力的に考えて切りです。

100330_130601  とりあえず4Rの舟券が当たって、9000円が5万円になりました。これをそのまま10Rに転がすことにします。

【3連単】1→234→234


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H記者の『穴・極選』5日目

 昨夜、姫園記者にタスキを渡してひっそり帰京したHです。姫園記者といえば、総理杯優勝戦にガッツーーンと10万円を張り込んだ男(←結果はBOATBoy誌5月号に。必見必読!!)、後ほど私の代わりに骨の入った『本命・極選』をアップしてくれるでしょう。
 で、今日の穴・極選はとんでもない無理筋です。乗らないほうがいいと思います。
 なんぢゃそりゃ、そんな自信もないクソ予想、アップすなーーーー(`Д´)
 確かにそうなんですが、この場を借りて伝えたいことがあるのです。

 9R
 松井 繁
 中島孝平
 高沖健太
★川上 剛
◎山口 剛
★森安弘雅
進入123/456

 松井からどれだけ売れるでしょうかね。本命党は1-23あたりでガッチリ資金を増やして準優に臨みなさい、と。そんな番組の意図を感じさせるレースです。パッと見は……。
 でも、穴党からするとまったく逆の見方もできるんです。今日の1~9Rの番組を見て気づいたことがありませんか? 「やまと艦隊」(90期生~)がのべ20人いるのですが、そのうち1~3号艇に組まれたのは川尻ひとり。残りの19枠はすべて4~6号艇なんです。これは偶然じゃないですよね。明らかに「番組さんの意図、気持ち」が投影された一般戦なのです。
 そして、この9Rがもっとも象徴的なレースでしょう。1号艇に今シリーズ最古参登番の松井繁。近代競艇のシンボルです。それと対比するように3人のやまと卒業生。川上はタケシ軍団の総帥=やまとOB会長のようなもの。その外にSG覇者・山口を配して「やまとGOGO'Sよ、貴様たちはインの王者に対して何をする。何ができる?」と問うている。今日はほぼすべての一般戦でそれを問うている。
 そもそも、今節は「松井が最古参&4000番台が過半数占拠」という画期的な斡旋でありました。私は4日間、その新旧対決を心の底から楽しみました。ここ数年の「枠なりイン逃げ金太郎アメSG」よりはるかに面白かった。競艇の明るい未来も垣間見えて、浜名湖さんの大英断には感謝感謝、です。
 そして、この番組。本命党は自信を持って松井に大金を張り込み、アンチ松井の穴党は負けて悔いなしの気合でやまと艦隊と心中できる。なんと素晴らしい番組! もちろん、私は後者です。川上、山口、森安よ、1号艇に無敵とまで呼ばれた王者がいる。実際、1号艇では無敵の強さを誇る王者。が、手をこまねいてイン逃げを許しちゃいかんのだよ。斡旋の心を考え、レースの意図を汲み取れば、つまらんレースにしちゃいかん。川上が握って松井を攻め、山口がマーク差し、森安が最内差しの3人かがりで王者をやっつける。私は、その光景が見たいし、その光景以外は認めない。このレースは単なる敗者戦じゃないんだぞ、やまとの諸君!!
 ってなことを伝えたくて、無理筋の極選をアップしたわけです。でも、きっと、やっぱり、松井の圧倒逃げなんだろうにゃあ><

3連単★5-46-全

「最終日は1~3号艇がやまと、4~6号艇が賞金王組というレースが見たいですねぇ」(新幹線にてK記者)。番組さん、よろしくお願いしま~す!!
 あ、ちなみに準優予想は10R1-36-全、11R4=5-全、12R12-4-全であります。さ、平和島の競艇劇場に行くどーーーー(*゚∀゚)=3 ムッハー!!


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本日の“本紙予想”GⅠ浜名湖賞5日目

 おはようございます。Kです。今日の一般戦は、内に3000番台、外に4000番台という番組が多いですね。まさに世代闘争。

1R 
丸岡がここは意地の逃げ切り。田中は準優でも通用するアシ。
◎丸岡 ○田中 ▲森安 
3連単1-34-全

2R 
山本がしっかりと先マイ。柏野が捌いて追走。
◎山本 ○柏野 ▲角浜 △川上  
3連単1-356-全

3R 
古結が上昇気配。横澤が差して迫る。
◎古結 ○横澤 ▲石川 
3連単1-23-全

4R 
中島が準優漏れのうっぷん晴らし。平本が展開突いて浮上。
◎中島 ○平本 ▲飯山 △山崎
3連単1-536-全

5R 
後藤がイン先マイで押し切る。山本マクれば長尾に差し場。
◎後藤 ○長尾 ▲山本 △田中
3連単1-432-全

6R 
松井はあと2日間、負けられない。古結との北陽ワンツー。
◎松井 ○古結
3連単3-2-全

7R 
横澤は準優の地元勢に勢いをつけたい。深川が動いて迫る。
◎横澤 ○深川 ▲丸岡 △大峯
3連単1-435-全

8R  
後藤が気迫の捌きで先頭へ。平本に展開突くアシ。
◎後藤 ○平本 ▲柏野 △山崎
3連単3-614-全

9R   
松井が4000番台の壁として立ちはだかる。中島が差して順走。
◎松井 ○中島 ▲高沖 △川上 
3連単1-234-全

準優は後ほどアップします。


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5日目! 準優勝戦!

Sn380138  GⅠ・浜名湖賞は本日が準優勝戦。今節を代表する精鋭18名がどのような競走をみせてくれるのか楽しみです!
 昨日は強風が吹き荒れていた浜名湖競艇場ですが、本日は緩やかな春風(向かい風です)が吹き、淡い青空が広がる、絶好の競艇日和です。マジで気持ちいいですよ。

 なお、黒須田&畠山の年寄りコンビは昨日で帰郷。本日と明日の原稿は、姫園とニフティ初登場の森喜春の若手コンビ(といっても三十路ですが)が担当いたします。あ、でもH記者の穴・極選はたぶんアップされますので、極選ファンの方は心配しないでくださいね。


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明日のイベント情報&場外発売

 5日目は有料席のお客さまにサービスがありますぞ! 浜名湖ご来場の方は、有料席でゆったり観戦などいかがでしょう?

●5日目のイベント(ファンサービス)

・有料席限定サービス 
ロイヤルルーム、メンバーズルームの先着入場者に「場内食事利用券」などが当たるスクラッチカード配布(南スタンド3F有料席は粗品プレゼント)

●5日目の場外発売
・競艇場
平和島/多摩川/蒲郡/常滑/津/三国/びわこ/住之江/尼崎/鳴門/丸亀/宮島/徳山/若松/芦屋/福岡/唐津/大村
・ボートピア
なんぶ/河辺/川崎/大郷/玉川/岩間/習志野/市原/横浜/名古屋/京都やわた/神戸新開地/姫路/まるがめ/朝倉/土佐/松江/呉宮島/呉徳山/金峰/勝山/高城/三日月
・ミニボートピア
黒石/双葉/滝野/洲本/北九州メディアドーム/みやき/長崎五島/長崎時津/長洲/天文館
・オラレ
美馬/島原/志布志/徳山/呼子
・前売場外
ミニット/おおむら


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GI浜名湖賞TOPICS 4日目

 これぞ春嵐、凄まじい風が6本の万シューを呼び、選手たちの悲喜こもごもを生み出しました。そして、そんな大嵐の中で……

王者、春の嵐に散る

2010_0329_0631  予選突破の最終ボーダーは6・33。これを踏まえると、今日の松井繁に必要な点数は2走で16点だったことになる。2着・2着。普通のA1レーサーにとっては激辛の勝負駆けでも、王者なら楽々クリアできる範囲だ。しかし……
 まずは5Rの1マーク、満を持してまくり差しに入ろうとした瞬間、松井の艇尾が激しくぶれてガックンと減速した。松井にしては珍しい極端な振り込み。これで置き去りにされるかと思いきや、このアクシデントを見た後続艇も減速したため、なんとか中団に踏みとどまる。さらに、必死に捌いて3番手をキープ。このまま3着なら後半はメイチの1着勝負、4着なら赤信号が点るというギリギリの道中だ。
 まあ、3着は大丈夫だろう。と、見ていると、いきなり2番手の角浜修が転覆した。その外を松井がゆっくりと旋回して2着入線した。ラッキー、と手放しで喜べるレースではなかったが、なんだかんだで2着である。やはり、松井繁が予選突破しないわけがないのだ。そう思わせる2着だった。
 続く10R。朝からの追い風は徐々に風速を増し、このレースでピークになった。そして、その激すぎる追い風の中、3コースの松井は果敢なまくり攻勢に出た。ここ一番では握るのが松井だ。もちろん、追い風で流れる。流れながらも、先頭に立つ勢いで加速する。
 が、その瞬間、外からさらに2段で握った田中豪の引き波をモロに受けた。そしてその瞬間、松井の浜名湖賞Vの可能性は消えた。今日の凄まじい嵐と同じ、春の椿事だ。

決死の前付け、服部、未勝利で準優へ

 8人中、6人が予選突破。これをどう見るかは読者の判断に委ねるが、地元の8人が8人とも「勝負駆け」をヒリヒリ感じさせてくれる闘魂を見せてくれた。
 まずは昨日まで20位だった今坂勝広。4Rで枠なり3コースに入った今坂は、内2艇の動向などお構いなしのコンマ10全速でスリットを支配する。そのまま怒涛の絞りまくりで準優の座席をぐいとたぐり寄せた。後半の8Rは展開がなく4着だったが6・33の17位フィニッシュ。昨日の19位以下から逆転突破したのは池田浩二とこの今坂だけだった。
2010_0329_0256_2   6Rでは5号艇の徳増秀樹がアッと驚くイン強奪! まあ、これはピット離れで遅れた徳増が「アウトはヤバイ。少しでも内に!」と潜り込んだらインになってしまったという風情ではあったが、これもまた地元レーサーの気合とプライドのなせる業。深くなったイン戦で魚谷智之の3コース一撃を喰らった徳増。それでも2着を死守したパワーは、「やはり節イチか」と唸らせるものだった。続く10Rも3着で節間3位突破。準優1号艇を地力でもぎ取った。

2010_0328_0223  11Rの菊地孝平も天晴れだった。公表記録8m、瞬間では10~15mほどの突風が吹き荒れる春の嵐の水面で、深川真二の前付けをガッチリ受け止めインを死守。深い起こしと渦巻く風波をモノともせずにコンマ15のトップSでスリットを突き抜けた。4カド瓜生正義のまくりは浴びたが、くるりと小回りで応戦し2着を確保したテクもさすがの一語。この気合と粘りがモノを言って予選2位、徳増とともに明日の白いカポックを羽織ることになった。
 同じ11Rの笠原亮と12Rの坪井康晴は風に泣かされて成績を落としたが、それでも6位と8位。ベスト8中の5人を静岡支部が占め、分厚いV包囲網を築き上げたといっていいだろう。
2010_0329_0287  そして、いちばん気になる服部幸男は……なんと、前半の3Rで6着惨敗。5号艇だった服部は果敢にインを奪ったものの、西川新太郎のジカまくりを喰らってしまった。5着からはるか彼方まで置き去りにされた最下位入線……やはり、どう見ても出足~スリット付近のパワーが足りないのだ。
 6号艇の後半9Rも前付けに行くはず。また、喰らってしまうのでは? 今節の高橋勲はやたらと行き足がいいし。
 そんな不安材料ばかりの中ではじまった9R、すでにボーダーを下回っている服部は2着以内が必要だった。やはり、前付けに出る。今度は2コース。外に高橋が張り付く。私には絶対絶命の2コースに思えた。
 が、服部は外からの攻めをギリギリ凌いで2着を死守した。これだけは人並み、と思われる回り足を生かし、最内をクルックルッと回って準優の6号艇を手に入れた。明日も苦しい枠だが、「勝負駆けで2度も予行演習ができた」というのは意外に大きなメリットになるかもしれない。最終日最終レースまでベストを尽くす男が、その最終レースに参戦できるか。いよいよ、本当の正念場を迎える。

やまと艦隊、ふたりが生き残る

2010_0328_0465  今日もよく頑張ったぞ、やまと艦隊。1Rで峰竜太が意地のまくりを決めて104倍(←後半戦で負傷して帰郷……)、4Rは大峯豊が2着に粘りきって146倍、10Rでは超人気薄の川尻泰輔が2着に突っ込んで263倍と、随所に万シューの片棒を担いだ。
 で、4日間の予選を終えて、彼らの成績をつらつら眺めてみると……
39位 江夏 満
41位 川尻泰輔
42位 川上 剛
43位 森安弘雅
45位 山口 剛
46位 渡辺浩司
47位 長尾章平(最下位)
2010_0329_0669  あららん、ワースト9位のうちの7人を占めている。連日、水面を賑わした割には「やはり、記念の壁は厚かったか~」という哀愁漂う予選4日間でもあったわけだが、もちろん「やまと艦隊」が総崩れだったわけではない。久田敏之と馬場貴也、このふたりの若き戦士が予選を突破したのだ。しかもしかも、昨日は馬場が予選トップで、今日はその座を久田が奪い取るという「やまとリレー」で優勝へのポールポジションを守り抜いた。
 まあ、9位まで落ちた馬場は悔しかっただろうけど、その分、様々なプレッシャーから解放されて全力を出し切れるはず。

2010_0328_0134  問題はトップに立った久田か。振り返れば、すぐ背後に地元ファンの期待を背負った静岡軍団が鈴なりで迫っている。完全包囲網していうか、針のムシロというか。そんな中での12R1号艇は、おそらく彼の競艇人生で最大のプレッシャーでもあるはず。その重圧に打ち勝つことができるのか。総理杯から続くやまとフィーバーがどこまで続くのか。アウトまくりで大穴を連発した久田のハートに期待する。(photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――春の嵐

 終盤のピットは、風に尽きる。
2010_0329_0386  10Rから突如として吹き荒れた強風。一日を通して強めの追い風が吹いていて、9Rから安定板装着となってはいたが、それが突然とんでもないほどに強さを増した。不運だったのは、まず大峯豊。1M旋回後(つまり強い向かい風を受けるかたちで)あおられて転覆してしまったのだ。直線での転覆はスピードが乗っているため、ターン時より危険と言われているが、レース後の大峯は元気そうで何よりであった。静水面での転覆や、単なる敗戦による勝負駆け失敗であれば沈痛な表情にもなるだろうが、この転覆はほとんど不可抗力というもの。大峯はサバサバしていて、笑顔を見せる場面も多かった。転覆整備には同県の長尾章平が付き添っていたが、その空気も和やか。まずは体が無事でよかった、といったところだろう。
2010_0329_0221  松井繁も、この風でなかったら、と思わされるレースとなった。Sでのぞいてマクる態勢を、外から田中豪が二段マクリで攻めてくる。これに抵抗する姿勢を見せると、田中と一緒に流れる流れる。さすがの松井でも制御不能となってしまうほどの強風、これにより、松井はまさかの予選落ちを喫することとなる。もしこれが単なる予選落ちなら、レース後の松井は近寄りがたい雰囲気を見せていただろう。しかし、この気象条件、水面コンディション、SGでは勝っても負けても強烈なオーラを発する松井が、妙に淡々としていた。同じような水面で行なわれた11R後には、コンディションの悪さを嘆き合う選手たちのそばで、「わかるわかる」というか「こりゃどうしようもないよな」というか、そんな様子で静かに苦笑していたりもした。王者でも自然を思う通りにはできない、ということだろうか。
2010_0328_0540  11Rのスタート展示が終わると、係留所は騒然としていた。出走6選手が口々に水面のひどさを語り合っていたからだ。装着場に引き上げながら、「ハンドルがとられて、まっすぐ走るのも大変だよ」と深川真二が言えば、それに菊地孝平と瓜生正義がうなずいて、展示を走るだけでどれだけしんどかったかを口にする。語られている内容はネガティブなものなのだが、あまりの状況に、なんだか会話が盛り上がっているようにすら見える。激悪な環境での体験を共有したときというのは、連帯感のようなものが生まれることがままある。11Rのメンバーも、まさにそんな感じで荒れに荒れた水面のことを話し合っているのだ。笠原亮は「水面が良かったらなあ」と、自分のレースができるかどうかを不安がっていたりもして、こちらとしては、とにかく気をつけてね、と返すことしかできない。ちょうどそのとき、展示の準備に向かった平本真之ともすれ違ったので、同じ言葉を向けると、「とにかくしっかり走ってきます」と苦笑いしながら去って行った。

2010_0329_0380  そうした水面状況が関係しているのかどうか、レース前のピットは妙に閑散としていた。エンジン吊りが終わると、選手の影がほぼなくなってしまったのだ。ペラ室にも人は少なく、屋外調整所は無人となっていたし、他のペラ室も服部幸男など数名が作業をしているだけである。もはや試運転もできない水面、調整は明日になってからという選手も少なくなかったのだろう。
2010_0329_0329  そんななか、屋外調整所にあらわれたのは、峰竜太。峰は6Rの道中で激しく接触し、その際の負傷により途中帰郷することが決まっていた。調整所に置いてあったペラゲージなどを片づけるため、姿を見せたのだ。ケガの状態はといえば、右腕打撲はそれほどたいしたことないが、右手首にかなりの痛みがあるということで、患部に貼られた湿布が痛々しく映る。それ以外は元気なのだが、ハンドルを操る右手の激痛はどうすることもできない。無念の表情を見せる峰は、「またどこかで会いましょう」と控室へと消えて行った。1Rで1着を獲ったあと、勝ったあとだというのに「すみません。いいレースができなくて」と顔をゆがめていた峰。「次の丸亀周年には来るんですか? 来ない? リベンジするところを見せたかったのに」と、今日もオッサンを喜ばせてくれたものだが、まずはケガを癒してほしい。確実に、今年のどこかのSGで顔を合わせる日が来るだろう。リベンジはそのときに果たせ!

2010_0329_0260 11R、風は衰えない。変わらず劣悪な水面状況の中、6名はともかく、無事でピットに戻ってきた。ボートリフト周辺で、先ほど係留所で起こったような盛り上がりがふたたび起こった。菊地孝平が、「いやー、ホッとした!」と大声を出す。間違いなく「2着に入ってホッとした」のではなく、「全員が無事ゴールできてホッとした」であろう。目の前を通ったので、ご苦労様でしたの意味もこめて目配せをすると、菊地は顔をしかめて溜め息をついた。ほんっとにもう大変でしたよ、と顔に書いてあった。
2010_0329_0109  勝ったのは瓜生正義だったが、喜ぶ様子は見られない。ヘルメットをとると、激しい息遣いをしていて、いかにレースを成立させるのが過酷なことだったかをあらわにしていた。時折、犬のように舌を出してハァハァと息を吐いており、ここまで大荒れの水面となるとボートを押さえるのには相当な体力を必要とするのだということを表現している。勝利者インタビューを待ち構えていた佐藤正子さんには、「もう、足がガクガクですよ~」と苦笑い。そのしんどさをよく知っている元レーサーの正子さんは、慈愛をこめた笑顔を瓜生に向けていた。
2010_0329_0186  こうした状況のなか、12Rは展示1周、レース2周で行なわれている。それでも普段と何も変わらないたたずまいを見せていた赤岩善生はさすがと言うしかないわけで、2つも激烈なレースを目の当たりにしたことである程度の覚悟はできていただろうけれども、粛々と自分の仕事をやり切って勝負駆けをクリアしたあたりは、どんな状況だろうと力の入り方を変えることのない赤岩らしさと言えるだろう。
2010_0327_0049  それにしても、このラストレース、選手たちは得点状況をどれだけ気にしていただろうか。吉田俊彦、大澤普司、坪井康晴は無事故完走で当確だったから、この荒れ水面を無事に乗り切ればよかっただけだが、勝った赤岩と田村隆信、平本真之はノルマを抱えていた。結果としてその3人が上位を占めたわけだが、この関係性がなかなかややこしかったのである。12R前に計算してみると、いろんなパターンが考えられて、頭がこんがらがってしまうほど。そして、もし2着がある選手でなければ3着でも18井に滑り込んだはずの平本は、たったひとつの落選パターン=田村2着を許し、次点に終わってしまったのである。
 当然、平本の表情は気になるところで、彼の姿を追ったのだが、表情にほとんど変化はなく、どちらかといえばやはり無事にレースを終えたことに安堵しているような風情であった。興味津々で計算しているこちらでも複雑に思えた得点状況、おそらく自分が次点だとか何だとかは認識していなかっただろう。そして、それが当然だろうとも思う。やはりここは、無事にゴールできたことを喜ぶべきだろう。悔しがるのは宿舎に戻ってからでいい。
2010_0327_0152  波乱の終盤レースを終えて、予選1位は伏兵というべき久田敏之! 91期たけし軍団からは、エース・山口剛と総帥・川上剛を押しのけて、久田のみがシリーズリーダーとして準優進出を果たしたのだった。それを知ってか知らずか、12R出走の先輩・大澤普司のモーター格納を手伝っている久田。周りの選手がはやし立てることもなかったし、なにしろ最終レース後は時間があまりないため、淡々と作業を進めるだけだった。まあ、今から予選1位がどうこうなどと考える必要もないだろう。カタくなるのは、明日を迎えてからでいい。もちろん、千載一遇のチャンスに気合をグッと込めるのも、レース直前になってからでいいのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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GⅠ浜名湖賞 準優メンバー確定!

 終盤になって春の嵐が吹き荒れた4日目。波乱の予選を終えて、準優勝戦メンバーが確定しました。予選1位は久田敏之! 91期たけし軍団からニュースターの誕生なるか!? また、松井繁がまさかの予選落ちを喫しています。地元静岡からは6名が予選突破を果たしました。

10R
①徳増秀樹(静岡)
②魚谷智之(兵庫)
③馬場貴也(滋賀)
④瓜生正義(福岡)
⑤池田浩二(愛知)
⑥服部幸男(静岡)

11R
①菊地孝平(静岡)
②谷村一哉(山口)
③坪井康晴(静岡)
④赤岩善生(愛知)
⑤吉田俊彦(兵庫)
⑥今坂勝広(静岡)

12R
①久田敏之(群馬)
②笠原亮(静岡)
③平尾崇典(岡山)
④大澤普司(群馬)
⑤高橋勲(神奈川)
⑥田村隆信(徳島)

※念のため主催者発表をご確認ください。


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9Rから……

強い追い風が吹く浜名湖水面、9Rから安定板装着となりました。たしかに水面は相当に波立っています……。


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プレゼントクイズ、まもなく締切!

GⅠ浜名湖賞クオカードが当たるプレゼントクイズ、まもなく締切です! 本日15時までご応募受付中ですので、皆様、ぜひご参加お願いしまーす。ご参加希望者は下をクリック!

http://kyotei.cocolog-nifty.com/kyotei/2010/03/post-eca5.html

※29日15時をもって、ご応募を締め切らせていただきました。たくさんのご応募、ありがとうございました。


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“本紙予想”GⅠ浜名湖賞4日目後半

7R 
深川の差し押さえて、江夏が逃げ切り。
◎江夏 ○深川 ▲田村 △五島
3連単1-235-全

8R  
安達が外の攻めをしのいで逃走。吉田の差しが有望。
◎安達 ○吉田 ▲今坂
3連単1-32-全

9R   
服部はどこまで動くか。2コースなら角浜に展開利。それより外なら久田の逃げ。
◎角浜 ○久田 ▲服部 △高橋 
3連単2-164-全 

10R 
大峯が王者をしりぞけ逃走劇。松井が相手本線。
◎大峯 ○松井 ▲平尾 △徳増
3連単1-326-全

11R      
ここは菊地が負けられないイン戦。笠原は6コースでの突き抜けるアシあり。
◎菊地 ○笠原 ▲馬場 △瓜生
3連単1-643-全

12R   
赤岩が逃げて勝負駆けを乗り切る。坪井との同期ワンツーを本線に。
◎赤岩 ○坪井 ▲平本 △吉田
3連単1-632-全 


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本日の「穴・極選」はお休みします

 1R、5-3-1の120倍を3枚握り締めて号泣したHです やまとの峰クン、頑張りすぎ~ 回り足男の萩原、もうひと伸びーーーー!!
 それから5Rまでは、じく~り風を見続けておりました。ホーム追い風が強すぎて(約5m)、5・6コースからの攻めが届かない。センターまくりやまくり差しは利いて万太郎が頻発してますが、私の今日の狙いは8Rの6号艇・山本光雄だったのです。これで向かい風か無風だったら極選指名6-23なんですけどね。この風では、胸を張って指名できませぬ。残念ながら、今日の極選は見送ることにします。それでもちょっとビースト光雄と戯れたい、という方は6=3のバラ券がよろしいかと思いますが……。
 同じく本命・極選も確信できるレースがないのでお休み。配当的な妙味だけでいうなら、12Rの①赤岩からここでは人気薄になる⑤大澤への2、3着付けですかね。
 明日はきっと、目の玉が飛び出るような美味しいレースがあるはず!!


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THEピット――ニコニコ

2010_0326_0996  ボートリフトの脇に置いてあるテーブルに、吉田俊彦が座っていた。レースの後でも試運転を終えた選手がいたわけでも、何でもない。なぜか吉田はそこに座っているのである。まあ、ひとり考え込んでいるようなふうにも見える。
 バタバタバタ。
 やがて吉田は、宙に浮いていた足を前後にバタバタと振り始めた。バタバタバタ。遠目には子供がはしゃいでいるようにも見え……ないか、さすがに。今日の浜名湖は本当にいい天気。ボートリフトからは澄み切った空とスカイブルーに輝く水面が本当にきれいに見えるからなー、もしかしたらそれを眺めて、心を落ち着けていたのかもしれない。その後の吉田は、1Rを終えた萩原秀人と立ち話をして、うははははは、と爽快に笑っていた。欧米か、とは突っ込んでいなかった。相手はタカじゃないし。
2010_0326_0111  1Rでやっと1着を獲れた峰竜太が、「瓜生さん、ありがとうございます!」とピット中に響き渡る声で叫んでいた。そのとき瓜生正義はボートリフトのあたり。元気いっぱいの峰竜太に、瓜生は右手をあげてこたえていた。そういえば今節、瓜生の話をあんまり書いてないなー、とふと気づく。答えは簡単で、瓜生の姿をそれほど頻繁に見かけていないのだ。その理由はといえば、瓜生は整備室奥でペラを叩いており、ここは装着場からはほとんど死角になっているのである。ペラ叩きの時間が長ければ長いほど、装着場で見かける回数は減る。屋外ペラ調整所とはまるっきり正反対の環境なのだ。
 峰の挨拶にこたえて瓜生は、やっぱり整備室へと入っていき、その奥へと足を進めていた。表情はいつもどおりのスマイリーです。それから10数分後だろうか、瓜生が整備室から駆け出て、走って係留所へと降りていく姿を見つけた。これ、もし別のところに目を向けていたら、きっと見落としている。それくらいの素早さで、瓜生は係留所へと向かったのだ。そりゃあ、見かける回数が減るわけだよな。
2010_0327_0160  2R後の池田浩二が、周囲に笑いを振りまいていた。池田浩二が笑っている、というよりは、池田に近寄ってくる人がみな笑っているのだ。まずは菊地孝平。まだヘルメットをかぶったままの池田に近づいて、カッカッカッカッカ、といった感じで笑いかけた。池田もヘルメットの奥で目を細める。そして、菊地に対して左手をあげる。えらくぞんざいな感じのあげ方で、菊地はさらにカッカッカと右手をあげて返した。それもやっぱりぞんざいな感じ。そのやりとりを3回ほど繰り返して、菊地はまたまたカッカッカと笑った。なんか仲良し、である。2010_0327_0582 渡辺浩司のエンジン吊りからそろって引き揚げる深川真二、川上剛、飯山晃三も、控室まで池田を呼び止めて、みなで大笑いしていた。話している内容はまったくわからなかったが、めちゃくちゃ楽しそうである。さらには、石橋道友が、勝利者インタビューを終えた池田をつかまえて、「どうよ!」と興奮した声をあげた。池田がやったぜ的なことを言うと、石橋は「ねえ?」とニコニコニコ。先輩から後輩まで、みなを笑顔にする池田浩二。人前で見せるクールな池田浩二は、たぶん一面にすぎない。
2010_0327_0794  3R終了後、聞き覚えのある声が「すいませーん」と言った。山口剛だ。すいませーんの相手は松井繁。何がすいませんかはわからなかったが、山口は小走りで松井に駆け寄って、ニコニコ顔で頭を下げていた。松井もまた笑顔満開で山口を迎え入れ、並んでボートリフトに歩き出す。この二人が総理杯で激突してたよなあ、などと思いだせば、これはこれで感慨深い光景だ。松井については、その後も爆笑する姿を目撃している。魚谷智之、古結宏と一言二言話すと、ダハハハハハハハハハッ!と声をあげて笑い合ったのだ。もちろん、ピットでの松井がいつもおっかない顔しているわけではないけれども、こんなに爆笑していたのは初めて見たんじゃないかな。松井がゴキゲンだと、こっちまで嬉しくなってしまうのだから、おかしなものである。
2010_0327_0133  うーん、なんだかみなご機嫌な朝だなあ……と、ピットの中庭のようなところにある喫煙所でしみじみしていると、うわっ、赤岩善生がニコニコ顔でやってきた。赤岩は今日12R1回乗りなのに、1R前から試運転を繰り返している。こんなに早い始動をしているということは、モーターの調子がいまいちなのかも、なんて思っていたのに、笑顔で近づいてきたのだから、少したじろいだ。「いつもBOATBoy送ってくれてありがとう。おふくろが楽しみにしてますよ」なんて言われたらもう、こちとらノックアウトです。赤岩も気分上々、本当にいい朝だ。
2010_0327_0236 と、装着場の奥で、トボトボと歩く石川真二を発見。歩が遅いばかりか、どう見てもうつむいている感じで、まったく元気がない。もうひとつ煮え切らない成績だけに、当然かも……と思いつつ、いつも人の好い笑顔を見せてくれる人だけに心配だ。5R1着で元気が戻ればいいのだが。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”GⅠ浜名湖賞4日目

 おはようございます。Kです。今朝の浜名湖は強めの追い風。快晴です。初日に似たような雰囲気ですね。あの日はまくりが5本くらい出たんだっけ……。

1R 
石川がインから鋭く逃げを打つ。カド田中の自在攻めにも注意。
◎石川 ○田中 ▲萩原 △川上 
3連単1-456-全

2R 
池田の自在なハンドルが一枚上手。山口が総理杯覇者としてそろそろ。
◎池田 ○山口 ▲川尻 △福田  
3連単3-416-全

3R 
山本がカドからマクって出れば、服部に絶好の差し場。
◎服部 ○山本 ▲西川 △高沖 
3連単5-416-全

4R 
大峯に差し切れるアシある。平本との90期台ワンツーを本線に。
◎大峯 ○平本 ▲瓜生 △今坂
3連単2-453-全

5R 
角浜が先マイして押し切る。勝負駆け松井の意地も脅威。
◎角浜 ○松井 ▲馬場 △横澤
3連単1-453-全

6R 
飯山がS決めて逃走。魚谷が差して追走。
◎飯山 ○魚谷 ▲山口 △徳増
3連単1-265-全

後半はのちほどアップします。


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4日目! 勝負駆けです

おはようございます。GⅠ浜名湖賞も早くも4日目。今日は予選最終日です。明日の準優に駒を進めるベスト18が決定しますね~。地元勢が上位に名を連ねる中、現時点での予選1位は馬場貴也。今日の12コのレースが終わったとき、どんな様相となっているでしょうか。

Sn3_8000 坪井、菊地がそれぞれ予選3位、5位。もう一人の三羽ガラス・横澤剛治は22位。6・00でも18位より下とは……。もちろん三羽ガラス全員での突破を狙いたいところです。

Sn3_8220 おまけで、昨日のイベントに登場した哀川翔さん。カッコいいっす。本日はイベントはありませんが、水面の熱さは変わりません。快晴の浜名湖競艇場へぜひ!(PHOTO/中尾茂幸)


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明日の場外発売

今日は哀川翔さんのトークライブが行なわれた浜名湖競艇。いやはや、哀川さん、カッコ良かったっす。サンホールも超満員でしたよ! 明日はイベントはありませんが、場外発売は全国であります!

●4日目の場外発売
・競艇場
平和島/多摩川/蒲郡/常滑/津/三国/びわこ/住之江/尼崎/鳴門/丸亀/宮島/徳山/若松/芦屋/福

岡/唐津/大村
・ボートピア
なんぶ/河辺/川崎/大郷/玉川/岩間/習志野/市原/横浜/名古屋/京都やわた/神戸新開地/姫路/ま

るがめ/朝倉/土佐/松江/呉宮島/呉徳山/金峰/勝山/高城/三日月
・ミニボートピア
黒石/双葉/滝野/洲本/北九州メディアドーム/みやき/長崎五島/長崎時津/長洲/天文館
・オラレ
美馬/島原/志布志/徳山/呼子
・前売場外
ミニット/おおむら


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プレゼントクイズ開催中!

GⅠ浜名湖賞クオカードが当たるプレゼントクイズ開催中です! 締切は明日の15時ですからまだまだ間に合う! 下をクリックすれば、直接ページに行けますので、ぜひぜひ皆様、ご参加を!
http://kyotei.cocolog-nifty.com/kyotei/2010/03/post-eca5.html


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THEピット――屋外ペラ調整所

Cimg5058  浜名湖ピットにはペラを叩ける場所が3カ所。整備室奥ペラ室、装着場側ペラ室。そして屋外ペラ調整所。このうち屋外調整所は、装着場側ペラ室の脇にある。3畳くらいのスペースだろうか。装着場の隅にスペースを作ってあるだけだから、ここでの様子はまさしく丸見え。ペラ室を覗き込むのは時に後ろめたいような気分にもなるのだけれど、この屋外調整所は、そちらに目を向ければ自然と視界に飛び込んでくるのだから、気が楽である。だからピットで時間を過ごしていると、何遍も何遍も、ついつい目をやってしまったりもするものだ。そして、王者と目が合って気まずい思いをしたりもして……。
Sn4_8804  終盤レースの時間帯、この調整所の主のように鎮座ましましていたのは、その松井繁だった。今節の松井はここを自身のペラ叩き場としていて、何度か姿を見かけたものだが、今日はここまででもっとも長い時間をこの屋外調整所で過ごしていた。8Rという早い時間帯でレースを終えていたこともあったのかもしれない。あるいは、明日の勝負駆けの状況も見えてきたことで、いよいよ闘志が点火したのか。ともかく、だから10Rとか11Rとかの発売中、僕の視界にはずっと王者がいたことになる。
Sn3_8151  松井の隣には田村隆信。そして正面には大峯豊と長尾章平。この4人がこの場の構成メンバーである時間がわりと長く、4人とも黙々とペラと向き合っていた。大峯と長尾は屋外調整所の常連。この3日間、おそらくここで見かける回数がもっとも多いのは、この山口若手コンビである。これまでは、渡辺浩司や川上剛、峰竜太らがともにいることが多く、いわば若手の居場所となっていたものだったが、今日はそこに松井繁がいる。別にそんなことで緊張などすることはないだろうが、無駄口などひとつも許されないような空気を、大峯も長尾も感じているのではないかと思った。というか、僕が若手だったら、そんな気分になると思う。
Sn3_8110 そこに加わったのは、赤岩善生である。整備室でモーター格納作業を終えた後は、ペラを手にここの住人になっていた。座った場所は大峯の隣。もういちどメンバーを書く。松井繁、田村隆信、赤岩善生。そして大峯豊と長尾章平。まるで若手二人を取り囲むように、昨年の賞金王出場選手たちがそこにいる。やがて、松井はいったんその場を離れ、控室のほうに向かったのだが、ほんの数十秒で走って戻ってきて、上半身には賞金王ジャンパーが羽織られている。寒かったんですかね。これにより、若手を取り囲む3人は全員が賞金王ジャンパー。これ、威圧感あるよなあ、若者にとっては。
Sn3_7944_2  ただ、これは本当にいい空気を味わっている瞬間だと思うのだ。松井繁を、田村隆信を、赤岩善生を、間近で感じる機会はそうそうない。そしてそれは、確実に未来ある若者に刺激を与える。総理杯のとき、岡崎恭裕が「SGは触発されるものが多い」と語っていたように、その場にいることだけで、大きな大きな経験となっているのだ。スキルアップの場になっているのだ。ま、そんなことを実感できるのは先の話であって、今はただただ少しばかりの緊張を抱えながら、目前の作業に集中していることだろう。

Sn3_8096  それから数分後、十数分後、くらいだろうか。この5人に峰竜太が加わる。試運転を終えてモーターを格納、その後にペラ調整にやってきたのだ。峰もこの場の常連の一人だ。賞金王組と若手組が3対3で同人数になった。そんなことには何の意味もないけど、なんとなく、ヨシヨシ、という気分になった。
Sn4_8824  ボートリフトが動く音がした。誰かが試運転を終えて戻って来たのだ。若手の目が一斉にそちらを向く。上がってきたのは、萩原秀人。86期……ということで、長尾と峰が先輩のエンジン吊りに調整所からダッシュ! この調整所は、若手にとってはこうした作業にすぐに気づくことができ、速やかに参加できるという意味でも、都合がいいのかもしれない。みんなでテキパキとエンジン吊りを終えると、長尾と峰は走ってふたたび調整所へと戻っている。いつの間にか、そこには谷村一哉も加わってペラを叩いていた。
 一瞬、不思議な感覚を覚える。谷村と赤岩が妙に親しそうに話をしているのだ。地区的には離れているが……あ、そうか。登番を確かめると、なるほど、二人は82期の同期なのだ。赤岩-坪井とか、赤岩-菊地とか、もちろん坪井-菊地とかの82期コンビはよく目にしているが、この組み合わせは初めて。妙に新鮮で、それが違和感のようなものをこちらに与えたのだろう。大峯、長尾の山口勢も、先輩がそばにいてくれれば、また赤岩らに感じるものも違ってくるはずである。

Sn4_8692  11Rが始まった。レースが進み、魚谷智之が逃げ切って1着。全艇がゴールすると、控室からボートリフトへと向かう人の波が生じる。やがて、6艇がピットへと帰還。ボートリフト周辺はざわざわと空気が動く。そのとき、松井、田村らがボートリフトのほうを首を伸ばして覗き込んだ。おそらく、なのだが、彼らは11Rの出走メンバーを完全には把握していないのだろう。ペラを叩くときには、手元に出走表を置いてなどいない。だから、自分と同県同地区の選手はいたっけ、と確認したのだと思われる。松井はすかさず立ち上がってリフトのほうへ。いちばん手前に魚谷智之のボートが上がってきていたのだ。いや、そうではないか。同支部の丸岡正典も出走していたのだから、そちらを先に視認していたかも。田村も、松井に続いてリフトに向かう。徳島や四国の面々はいないけれども、エンジン吊りのときには中四国というカテゴライズで動いていることが多々あり、このレースには広島の山崎裕司が出走していた。まあ、広島からは角浜修や山口剛も参戦しており、中国ブロックからも数多くいるので(当然、山口の谷村、大峯、長尾は山崎が戻ってくる前にリフトに辿り着いて、山崎を出迎えている)、田村が率先して動く必要はない。それでも、田村はエンジン吊りに参加していたわけだ。あ、赤岩が動く場面は目撃できなかったな。池田浩二が出走していることはちゃんとわかっていて、早めにリフトに向かったのかもしれない。
 ふと見ると、屋外調整所はもぬけの殻。無人となっていた。レース後というのは、何も屋外調整所に限らず、屋内のペラ室も整備室もがらんとするのが当然。多くの選手がボートリフトに向かうから、無人となることも何も珍しくないのだ。
Sn4_8600 そこに真っ先にやってきたのが、市橋卓士。まだエンジン吊りは続いてるんだけど、田村が出張っているのに、後輩のあなたは行かなくていいの? まあ、いいんでしょう。田村は厚意で参加しているに違いないのだ。
 モーターを架台に乗せる音、ボート架台がゴロゴロと進んでいく音、選手たちの足音あるいは話し声、レース中に入った水を出すためボートをひっくり返す重機が動く音、ありがとうございましたーっ!という出走選手がエンジン吊りのお礼を仲間にいう大声……レース後ならではのざわめきのなか、まるで和音のように調和して響くカンカンカンという音。市橋がペラを叩く音はそのとき、妙に心地よく聞こえたのだった。
Sn4_8911  そこへ、エンジン吊りを終えた松井が早足で戻ってきた。スムースな動きで元の場所にささっと座り、流れるように木槌を手にする。まるで何も起こらなかったかのように、ふたたびペラを叩き出す松井繁。こうして屋外調整所は選手たちを迎え入れ、レース直後以外は無人になることもなく、ピットの空気に溶け込んでいくのである。(PHOTO/中尾茂幸 いちばん上だけ黒須田 TEXT/黒須田)


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GI浜名湖賞TOPICS 3日目

 今日もいろいろありました。私は今日も2万シューを召し取りました。嗚呼、それなのに、なんでトータルでマイナス2000円なの??

やまとの諸君!!!!

Sn4_8763  またまたやってくれました、やまと卒業生の久田敏之。昨日の10Rは5コースからカドまくりを決めたが、今日の6Rは6コースから怒涛の絞りまくり!! これがインの丸岡正典まで呑み込み、連日の大金星まくり決着だ。まくり屋まくり屋とは聞いていたが、これほど獰猛なヤングビーストだとは……。このキップの良すぎる久田攻撃に、一度はまくられた平本真之が連動して6-5の「やまとライン」225倍! 昨日の久田-大峯の220倍に続いてやまとの諸君が大穴を開けたのである。

Sn4_8672  そしてそして、12Rでは差し戦法の得意なはずの馬場貴也が、浜名湖天皇の服部幸男を2コースから伸びなりにジカまくり!! これが鮮やかに決まって節間3勝目を挙げ、なんとなんとなんとなんとシリーズリーダーまで駆け上がってしまった。1-2舟券をしこたま買っていた私としては「な、なにもそこまでやらんでもーーー」と涙したが、いつの間にやら立派な男に成長したんだね、バビー。
 3日間、私はこのやまと軍団を父親や担任のような気分で見守ってきたのだが、「やる子」と「やらない子」が極端ではあったな。私なりの「やる子通信簿」を記しておくと

★久田敏之…行き足4 伸び5 リズム5 度胸5 ピンロク勝負型の攻めも魅力いっぱい
★馬場貴也…行き足3 伸び5 リズム5 度胸4 捌きのテクあり安定感はピカイチ
Sn3_8150 ★大峯豊…行き足3 伸び3 リズム4 度胸5 回り足強く粘り腰、ヒモ向きか
★平本真之…行き足4 伸び4 リズム4 度胸4 どこからでも勝ち負けできるムード
★安達裕樹…行き足3 伸び5 リズム2 度胸4 やればできる子だがF2が…一発注

 もちろん、他の子たちもやる気は感じるのだが、舞い上がったり緊張したりやり過ぎたりでリズム1、2ばっかりという感じ。山口と川上の同期Wゴーは気合が空回りして半端なレースが続いてるし。とにかく、回り足で銘柄級に通用しそうなのは馬場と大峯くらいか。それ以外は持ち前の伸びを生かして、どこかで一発ギャフンと言わせたいところ。私も彼らを見捨てず、随所に狙っていくつもりだ。

銘柄級の逆襲がはじまった!

 昨日まで、やまと軍団の伸びに翻弄されている感があったSGウイナーたち。が、さすが3日目後半戦ともなると、互角以上に戦う術を掴みはじめたようだ。
★8R…松井繁が素晴らしい追い上げテクを披露して逆転2着。笠原とのワンツー決着で貫禄を見せた。
Sn3_8094 ★9R…瓜生正義が十八番の激辛差しを決めて圧勝。パワー上位のイン谷村に格の違いを見せつけた。
★10R…5号艇の菊地孝平が3コースまで潜り込みコンマ07全速の一気まくり。地元のSGレーサーをなめんなよ~!の気合だったな。
★11R…魚谷智之が逃げ圧倒、道中の混戦を捌いた池田浩二が逆転の2着をもぎ取り文句なしの銘柄決着。さすがのテクだ。

Sn3_8083  地元や若手が活躍するのはもちろん大歓迎だが、やっぱ松井をはじめとするV候補たちがでで~んと立ちはだかってこそ興行は何十倍も盛り上がる。本命党(銘柄級から大勝負)も穴党(人気の銘柄級を消して大万シュー)もそれぞれの信念を持って戦える。地元勢VSやまと艦隊VS遠征スター軍団の三つ巴気配がぷんぷん漂って、明日の勝負駆けがよりいっそう楽しみになってきた。私の狙いはもちろん……?

地元の日替わりヒーロー、今日は笠原だ!

Sn3_7901  初日は徳増秀樹、2日目は坪井康晴がピンピン連勝で地元のヒーローに君臨したが、今日は笠原亮がピンピンで一気に得点を跳ね上げた。日替わりのヒーローインタビューってヤツですか。今日の笠原は、まず2Rで得意中の得意の3コースまくり差し。ズブゥアッと音がするような斬鉄剣で2コースの峰竜太を切り裂いてしまった。
 続く8Rは、松井繁の意表ツケマイを完封する高速インモンキー。初日の展示タイムはワースト級だったが、今日の2戦はスリットからしっかり伸びて上昇気配をアピールした。この怒涛の連勝で節間成績は9・00、トップの馬場貴也と同率の2位まで跳ね上がったのである。
 徳増、坪井、笠原……こうなると、勝負駆けの明日もまた新しい日替わりヒーローが生まれるような気がしてくるな。3人以外の地元勢で2回走りというと、服部幸男と今坂勝広のふたりだけ。このふたりの前半戦のアタマ舟券を買って的中したら……後半レースで全額転がしてみる手もありそうだ。
Sn3_7963  それにしても、初日からやっぱり気になるのが服部の足。先に書いたように、今日の12Rは確勝を期したはずのイン戦で、新鋭の馬場にあっさりまくられてしまった。出足~スリット付近の行き足が全体的に弱い、というのが私の印象。前検に比べれば戦えるレベルまでアップしてはいるのだが、もうふた足ほど上積みが必要な気がしてならない。しかも、明日は鬼門というべき5、6号艇。もしパワー的に限界に近いなら、服部よ、明日は気合のスタート攻勢で日替わりヒーローの座をもぎ取ってくれ~!!(photos/中尾茂幸、text/H)


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GI浜名湖賞 明日の勝負駆け状況

 GI浜名湖賞、明日4日目の勝負駆け状況をお伝えします。3日目を終えての成績トップはなんとなんと、やまと軍団の馬場貴也。総理杯Vの山口剛フィーバーに乗って、このまま記念初Vを成し遂げてしまうのか。が、そのすぐ後ろ2~5位までを地元の強豪が占めており、明日はポールポジションを巡って大混戦になりそうな気配であります!
 また、ボーダー付近も激戦で、現在の18位ボーダー赤岩で6・40。便宜上、明日のボーダーを6・00想定で着順条件を記しておきますが、それ以上の勝率になる可能性も高いと思われます。悪しからず。

明日の条件

馬場貴也 ☆
笠原 亮 ☆
坪井康晴 ☆
徳増秀樹 ☆
菊地孝平 ☆
吉田俊彦 5・5
瓜生正義 5・5
久田敏之 ☆
大澤普司 5・5
服部幸男 4・5
深川真二 3・6
魚谷智之 ☆
谷村一哉 ☆
高橋 勲 ☆
平尾崇典 5
平本真之 4・4
田村隆信 3・4
赤岩善生 4

山崎裕司 3
今坂勝広 3・3
中島孝平 3・3
横澤剛治 3
池田浩二 2
飯山晃三 2
松井 繁 2・3
山本光雄 2・3
高沖健太 2
後藤正宗 2
田中 豪 2・3
角浜 修 2・2
柏野幸二 1
福田雅一 ―
大峯 豊 1・2
萩原秀人 1・1
安達裕樹 ―
江夏 満 1・1

※ボーダー想定6・00


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レースセミナー!

Cimg5054 連日、アトリウムステージで開催されているレースセミナー。場内解説でもおなじみの柴田稔さん、そして“フネドル”こと都築あこちゃんが、第6、8、10~12Rの展望をしています。今日の柴田さんは、的中をズバズバ出していたそうですよ。次の日程は、優勝戦の31日、あこちゃんと山本泰照さんで行なわれます。舟券戦略の参考としてはもちろん、フネドルに会いにぜひアトリウムステージへ!


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Hのつ・ぶ・や・き

 あ、6Rの6-5-3、220倍、当たってもた。極鮮はハズしたのに、また一人時間差的中……みんなに、すまんにゃあ。本線3-56の中穴予想&押さえ356ボックスだったから極鮮指名できんかったんよ~>< まさかド高めがくるとは……(;´▽`A``
 10Rは1-5一本書きの「本命・極閃!」にしようかと思ったけど、進入が125/346なのか152/346なのか……どっちにしてもキーマンは2号艇の安達。F2だけどスリットからの伸びは凄いので、スリット同体に近ければ厚い壁になる。で、おそらく152/346だから大澤が逃げて菊地が続いての行った行った1-5できあがり。そして3連単も素直に行った行った行ったの152のみ。
 そう確信してガッツり張り込もうと思ったんだけど、気になるのは安達のドカと、大澤のイン勝率48%(差され負け率36%)。5-1も十分にありえるんだよなあ。ま、不安材料が複数ある以上、本命・極閃には指名できないな。このレースは2単1-5を30枚、3単1-5-2を20枚だけ買って楽しもっと。


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“本紙予想”GⅠ浜名湖賞3日目後半

 極鮮は外れましたが、H記者、また2マンシュウ当ててました。今日も餃子にありつけそうです。

7R 
田村が先マイして押し切る。赤岩が捌いて追走。
◎田村 ○赤岩 ▲徳増
3連単1-63-全

8R  
快調笠原がしっかりと逃げる。松井より妙味は平尾。
◎笠原 ○平尾 ▲松井
3連単1-52-全

9R   
谷村のアシはイン向きではないか。瓜生がテク確かに差す。
◎瓜生 ○谷村 ▲角浜 △後藤 
3連単2-146-全 

10R 
菊地はどこまで動くか。それほど進入もつれないと見て、大澤の押し切りに期待。
◎大澤 ○菊地 ▲田中
3連単1-53-全

11R      
ここは魚谷ががっちりと逃げる。山崎のアシは悪くない。
◎魚谷 ○山崎 ▲中島 △今坂
3連単1-245-全

12R   
地元のイン戦で服部が負けるわけにはいかぬ。深川が強攻見せて追う。
◎服部 ○深川 ▲馬場
3連単1-42-全 


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THEピット――妙

Sn3_7911 「イケてる?」
 背中で声がする。そりゃあ、このワタクシ、イケてるに決まってるでしょうよ! と振り向いたら、誰もいなかった。少し先に中島孝平がいて、笠原亮と話し込んでいたから、どうやら中島が笠原に声をかけた様子。ワケもなく赤面してしまった、3日目前半のピットでありました。
2010_0326_1085  その笠原は、2Rで見事なマクリ差しを決めて1着。実際に、イケてるのである。「いや、でもまだ完璧な乗り方じゃなかったですね。2号艇に握られたら飛ばされてますし。僕はついターンマークに寄ってしまうクセがあるんだけど、張っていってたらもっと楽に差せてますからね」と、しっかり己を省みるのが笠原らしさ。本人が言うのだから、まあそういうことなのだろうけど、しかしマクリ差しに転じた瞬間のキレには、ピットで見ていても声が出てしまったほどである。「アシ勝ちということです。でも、展開をしっかり見極める余裕ができるアシということです」。このアシが来たときの笠原は、強い。

Sn3_8045_2  「ぴゃーっ! ぴゃーっ!」
 3Rのエンジン吊り、奇声のようなものが聞こえてきた。声の主は、川上剛のボートを後ろから押していた飯山晃三である。これがまた妙なアクション付き。右手を斜め上にすーっと伸ばして、ぴゃーっ! おそらく右手はボートで、すごいスピードで伸びている、みたいなことを表現したのだと思う。右腕が完全に伸びる瞬間には、右足もピョン。それを何度か繰り返して、隣の石橋道友を笑わせていた。
Sn3_8145  石橋も妙な行動をしていたぞ。そのエンジン吊りに向かうべくボートリフトへと歩いていると、後ろから飯山晃三が小走りで石橋を追い抜いていった。なんてことのないシーンなのだが、その瞬間、つられたように石橋もたったったと小走りになった。そして、4歩くらいで止まった。まるで飯山の磁力に引っ張られてしまったように、まったくそんなつもりはなかったのに走ってしまった、という感じ。そしてそれに気づいて、なんで俺、走っちゃったんだろ、と我に返る感じ。ちょっとだけキュートでした、石橋道友。
2010_0327_0714  妙なアクションが伝染したわけではないだろうけど、池田浩二も不思議な動きをしていた。控室から整備室に向かっていた池田、歩きながら水面のほうに顔を向けている。すると、右手をぴっと掲げて、人差し指で水面を指す。そしてそれを、クッククック~、クッククック~、あおいとーりー、みたいな感じで振っていたのだ。な、なんなんだ、この池田浩二は! まあ、風向きを確認していたという線が濃厚だが(今日は向かい風に変わっています)、それにしても私の青い鳥な池田の動きには笑ってしまった。整備室に入る直前には左手でモモのあたりをパンパンと2度ほど力強く叩いたが、これは気合を入れる行動でしょうね。

Sn3_7944  ところで、今朝ピットに入って、真っ先に目に飛び込んできた選手は、田村隆信と吉田俊彦であった。田村はギアケースの調整をしていたようで、検査員さん立会いのもと、モーターに装着しているところだった。一方の吉田は、その数m離れた屋外ペラ調整所の端っこで、懸命にペラを叩いていた。ようするに、二人ともおそらくお互いの存在を意識もしないで、自分の作業に没頭していたわけである。でも、傍から見ているアホデヴとしては、当然、こう興奮するわけである。
Sn3_7909  タカアンドトシ!
 ギアケースがブレイクしちゃってさあ。欧米かっ。ターンフットがどうにもウィークなんだよねえ。欧米かっ。って、田村も吉田もそんなこと言ってるわけがない。というか、これじゃあルー大柴か。
Sn4_8703_2   などと超つまらんギャグを一生懸命考えていたら、後ろから山本光雄がおはようございまーすとあいさつしてくれた。極鮮でも触れられているとおり、すべてのコースから獰猛にまくっていく山本。しかし、その素顔は非常に穏やかで、好青年なのであります。その走りの猛獣っぷりから、ターザン山本と呼ぼうかと思っていたのだが、これは好漢・山本に申し訳ないのでやめることにしよう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極鮮!!!!』

舟券の神・H記者 独占インタビュー

Scimg5049 ――おめでとうございます! 2レース連続で200倍台の万シューを的中したそうですね。

H記者★…………長かった、ね。中尾(註・カメラマン)から「おまえの予想は穴・極選じゃねえ、極貧だ!」とか言われたり。しまいにゃ、獄貧予想とか呼ばれたし。でも、俺は信じてた、きっといつか、極選に戻れる日がくることを。
――もちろん、財布が立つほど儲かったんですよね?
H記者★あ、それはね、もちろん。今朝、証拠写真も撮っといたよ。ほら(写真参照)。昨日の夜から立ちっぱ。震度5くらいじゃ倒れないね(笑)。
――この快挙、誰にいちばん伝えたいですか?
H記者★もちろん、俺を支えてくれた全国7人の極貧……あ、いけね(笑)、極選ファンさ。心残りがあるとしたら、俺の心のアゲマンアマン(註・愛人?)うりちゃんが忙しくて買えなかったこと、くらいかな。うりちゃんには俺の倒れない財布で、豪遊させてあげたいね。

 な~んて、本当はこんなに威張るほど儲けられなかったHです。財布写真も後ろにつっかえ棒だし……。11Rは5-4-全ならマジで財布が立ったんですけど、正直5-6がくるとは思えずに1枚だけ。結局1枚ずつしか買えなかった自分が情けなくもありました><
 いやいや、贅沢っすね。showさん、うりちゃん、「極選は1年に1日しか当たらん」というジンクスをすぐにでも破ってみせます!!!!
 本日の極選(今日だけ「極鮮」と呼ばせてくださいw)は、ビースト光雄が暴れそうな5R。ま、2日連続で当たるなんて、ありえないっすけどーーヾ(;´Д`A

5R
 福田雅一
◎山本光雄
 市橋卓士
★横澤剛治
 池田浩二
★萩原秀人
進入123/456

Q/A1選手の中で、2~6のすべてのコースで「差し(まくり差し含む)勝ち」より「まくり勝ち」が多い選手がひとりだけいます。それは誰でしょう?
 昨夜、K記者が徹夜で調べた結果、驚くべきデータが出ました。詳しくはBOATBoy誌5月号を読んでいただくとして、その艇界一獰猛なまくり屋って、この2号艇の山本光雄なんです。特に「2コースがまくれば穴と思え」が私の持論ですから、ここは絶好の狙い目。そして、昨日の大敗で人気を落とした超抜・萩原の2着付けも妙味になります。2-6勝負に、地元の横澤を加えた246ボックスを軽く押さえます。

3連単★本線2-6-全、押さえ246BOX

 さてさて、次に当たるのは、何カ月(年?)後かしらん……豆券愛好者さん、コメントどもです。で、私より儲けたという噂の憲吾郎どの、ちょっとジェラってますぞ~(`ε´)

あ、もしかすると、後ほど「本命・極鮮」もアップするかも、です。


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今日もHAMANAKOグルメ!

昨日喰った厚木ホルモンとオムソバの味が忘れられず、今日も行ったぜ、HAMANAKOグルメ。今日はまず……広島焼き!

Scimg5048 これはねぎマヨ広島焼き! キャベツたっぷりでとってもヘルシー。ソースも利いています。あ、広島焼きはようするに、焼きそばいりのお好み焼きですね。

201003281016001 返す刀でミックス串も! 牛、鶏、ソーセージがミックスされた串焼きですが、これがまたデカい! Kの吸っているパーラメントの100mmサイズよりはるかに長いのですから、ボリュームたっぷりであります。う、う、う、…………ビールほしー! というわけで、本日も開催中のHAMANAKOグルメ。ぜひともご賞味くださいませ!


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本日の“本紙予想”GⅠ浜名湖賞3日目

 おはようございます。Kです。昨日はH記者がついに極選で激中! おめでとうございます。昨晩は、たっぷり浜松餃子を奢ってもらいました。今朝はタバコまで買ってもらいました。今日も頑張れ、H記者。

1R 
石川が動いて楽なインにはならないが、高沖が意地の逃げ切り。
◎高沖 ○石川 ▲飯山 
3連単1-46-全

2R 
笠原が3コース獲り切って握り攻め。赤岩との連動が本線。
◎笠原 ○赤岩 ▲峰 △森安  
3連単3-521-全

3R 
川上と高橋が真っ向勝負なら、魚谷に展開向きそう。後藤もアシいい。
◎魚谷 ○後藤 ▲高橋 △川上 
3連単3-421-全

4R 
福島がリズムアップへ気合入る。菊地は動いて連絡み。
◎福島 ○菊地 ▲山崎 △吉田
3連単1-635-全

5R 
山本が握って攻めれば、横澤に差し場生まれそう。
◎横澤 ○山本 ▲池田 △福田
3連単4-251-全

6R 
丸岡が踏み込んで逃走決める。坪井がマクリ差して追走する。
◎丸岡 ○坪井 ▲平本
3連単1-35-全

後半はのちほどアップします。


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3日目!

おはようございます。GⅠ浜名湖賞も折り返し地点の3日目を迎えました。今日は日曜日、よい休日を浜名湖賞で!

2010_0327_0147 昨日、素晴らしいマクリで勝利をあげた久田敏之。彼も91期たけし軍団です!(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(3日目)のイベント情報&場外発売

 2日目は“ウマドル”聖良ちゃんが登場しましたが、“フネドル”都築あこちゃんも連日、柴田稔さんとと

もにイベント出演してますよ! そして明日は“男”がやってくる!

●3日目のイベント

・HAMANAKOグルメ 
先着サービスもあるよ!【場所】アトリウム特設会場

哀川翔トークライブ
場所】サンホール
【時間】10:20~

・お楽しみ抽選会
先着3000名様に「うなぎの蒲焼」が当たる抽選券をプレゼント
【抽選会会場】中央スタンド1F抽選会場
【時間】14:00~15:00

・キバタ&あこのレースセミナー(柴田稔さん&都築あこちゃん)
【場所】アトリウムステージ
【時間】第6、8、10~12レース発売中

●3日目の場外発売
・競艇場
平和島/蒲郡/常滑/津/三国/びわこ/住之江/尼崎/丸亀/宮島/徳山/芦屋/唐津/大村
・ボートピア
なんぶ/河辺/川崎/玉川/岩間/横浜/名古屋/京都やわた/神戸新開地/姫路/まるがめ/朝倉/松江/

呉宮島/呉徳山/金峰/勝山/高城/三日月
・ミニボートピア
黒石/双葉/滝野/北九州メディアドーム/みやき/長崎五島/長崎時津/長洲/天文館
・オラレ
美馬/島原/志布志/徳山/呼子
・前売場外
ミニット/おおむら


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プレゼントクイズ!

 プレゼントクイズ出題です! 次の問題にお答えください。解答はコメント欄にお願いいたします。
 プレゼントは、浜名湖賞オリジナルクオカード。10名様に!
 ではいきますよ~。

【問題1】
GⅠ浜名湖賞 開設56周年記念の優勝者は誰でしょう?

【問題2】
GⅠ浜名湖賞 開設56周年記念の優勝戦に地元・静岡勢は何人進出するでしょう?

 どちらか片方を正解された方は、プレゼント抽選の対象となります。両方とも的中の方は、抽選なしで即当選! その枚数を除いて残った枚数を片方のみ的中の方から抽選させていただきます。もし両方的中の方が10名以上出た場合は、その10名で抽選とさせていただき、片方のみ正解の方は落選となります。

 締切は、明後日3月29日の午後3時とさせていただきます。
 
 皆様、どしどしご応募くださいませ~。


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GI浜名湖賞TOPICS 2日目

 今日もいろいろありました。あの極貧H記者が2万シューを連発ゲットしたり、あ、Hって私でしたか、ムフフフフ。

止まらぬ地元旋風、今日は坪井デーだ!

 ここは浜名湖、今日も地元勢が気合満点の走りでスタンドを沸かせた。2日目の成績と節間ポイント(順位)は……
坪井康晴 1・1 9・67(1位)
菊地孝平 2   8・67(5位)
徳増秀樹 4   8・00(8位)
笠原 亮 3   8・00(9位)
服部幸男 3   8・00(10位)
後藤正宗 2   8・00(11位)
今坂勝広 1   6・00(23位)
横澤剛治 2   5・00(30位)

 舟券に絡まなかったのは、11Rの徳増のみ。昨日は重い着に泣いた今坂と横澤もしっかり巻き返し、予選突破へぐぐぐぐぐいっと近づいた。
2010_0327_0312  圧巻だったのは坪井だ。好枠2走だったとはいえ、まずは4Rの2号艇で得意の超鋭角高速小回りターン。イン田中豪の内を一瞬で貫いてしまった。続く9R1号艇もまったく危なげのないイン逃げ。まあ、坪井にとっては勝って当たり前の枠ではあったが、それを当たり前のように勝つところがまた坪井なのだ。このピンピン連勝で、一気にシリーズリーダーまで駆け上がった。今日の2走はテク勝ちなので正味のパワーはわからないが、中堅上位~上位の下はあると思う。
2010_0327_0488  パワーが気になる服部は6R4号艇で我慢して我慢して3着キープ。やはり、お世辞にもパワー超抜などとはいえない。前検よりははるかに良化し展示タイムも水準以上になって、やっと中堅ど真ん中~中堅上位レベルか。優勝するにはさらなる上積みが必要だろう。とにかく気合とプライドとテクを駆使してこの着でまとめているあたり、さすが浜名湖天皇だ。
 菊地、笠原も8点以上の活躍だが、まだまだトップ級のパワーとは思えない。回り足はしっかりしているので、あとはいかに伸びを付けるかが課題だと思う。前検SS指名した後藤は上位級かも。ただ実戦ではSSほどの破壊力は感じられないでいる。
2010_0327_0807  で、昨日節イチに推奨した徳増は、11Rでよもやの4着。が、4カドから自力で攻めてカド受け安達裕樹(伸びだけなら徳増より上)の激しいチャージを喰らっただけで、まったく足負けではない。むしろ、あれだけ面倒を見られてあさっての方向に流れながら、いつの間にか4着まで追い上げた足は高く評価できる。魅力はとにかくスリット付近の行き足。今日はダッシュ戦法で行き足のピークを過ぎてからスリットに到達した感もあり、破壊力をマックスに発揮できるのはターンマーク起こし付近だと思っている。

やまと軍団の謎が解けた!?

 昨日の当欄で「やまと軍団の伸びがみんな半端ない。結託して伸び型ペラを使いクーデターを企んでいる??」みたいなことを書いた。が、昨晩K記者と酒の肴にあれこれ話をしているうちに、なんとなくその謎が解けてきた。
2010_0327_0284  今節、6人のやまとレーサーが1月の当地・新鋭王座に参戦している。安達裕樹(写真左)、大峯豊、渡辺浩司、馬場貴也、長尾章平、平本真之の6人。減音型モーターを使用したその新鋭王座は驚くほどまくりが決まった。イン絶対ムードだった浜名湖が一変したことを、彼らは肌で感じた。「出足よりも行き足~伸びが重要だ」と痛感した新鋭も多かったはずだ。そんな思いや口伝えの情報がやまと世代に浸透し、今回の「伸び型ペラ大隆盛」につながったのではなかろうか。「記念ではどうせ外コースが多くなる」という予測も含めて。
 とにかく、今日もやまと軍団は伸びまくった。2Rの山崎裕司が展示6秒50の猛時計を利してイン逃げ。4Rの川上剛はぶっ飛んだが、これまた6秒50。

 2010_0326_0156 9Rの馬場貴也は6秒52で3着だったのだが、追いすがる高沖健太(6秒74)を子ども扱いにしてしまったし。10Rでは仲良く6秒58だった久田敏之と大峯が豪快なアウトセットで大穴を開けた。
 あ、それから11Rで4カド徳増をブロックした安達も展示6秒51だったな。F2の安達はコンマ11、徳増は05というスリットからぐんぐん伸び返して跳ね飛ばした。どの選手も勝ち負けは別にして、伸びなりの見せ場(荒れ場)を随所に作っているのだよ。
 そう、今回のGI浜名湖賞を人知れず盛り上げているのは「スピード戦争」なのだ。いままでの記念は、「まず、いかに出足を仕上げるか」に重きを置く選手が多かった。枠なり3対3基本で1号艇は1着必須、他の枠では「枠番マイナス1の着」を目指して準優へ。そんな戦い方が主流だった。
 が、今節、いちばん登番の古い選手は松井繁なのである。そして4000番台が過半数を占めるのである。「僕たちの戦い方は違うぞ、捌いて捌いて着を拾うのではなく、握って握ってどっからでもアタマ獲りに行きますよ」と宣戦布告しているのである。伸び型のペラで。そんなシリーズなのだ。だから、昨日からレースを見てきた私は、昔の競艇を見ているような錯覚に陥ったりもした。銘柄級の先輩たち(瓜生まで!)がソコノケソコノケでコースを奪い、ならばと若手やダッシュ屋が伸びなりに握って攻める。そんな古き良き(←私にとっては)競艇にワクワクしている私がいるのだ。で、その懐かしい競艇をこっそりと演出しているのが「やまと軍団&その伸び」だとさっき気づいた。久田と大峯のアウトセットを見ながら。安達のカド受けブロックを見ながら……。
 また、明日も彼らはスター選手たちに喧嘩を売ることだろう。獰猛な伸びを武器に。私はその新旧対決の間隙を突いて、美味しい舟券にありつくことだけを考えている。10Rの久田&大峯のような。ムフフ。
2010_0326_0375   あ、新鋭じゃないけど、谷村一哉さま、素晴らしいマーク差しでのW万太郎、ありがとさんでしたーーー!!(photos/中尾茂幸 text/H)


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THEピット――作業

2010_0326_0795  午後のピットもやっぱり静かなのだが、調整作業をする選手は昨日より増えていたような気がした。ペラを叩く音も、昨日や午前以上に装着場に強く響き渡っている。川尻泰輔が相当強く木槌を振り下ろしているところを目撃しているが、何もその音だけが特別に大きかったというわけではない。予選の前半を戦い終えて、勝負駆けが見えてくるタイミング。明日以降の準備を今のうちに、という選手が多かったのかもしれない。
2010_0326_0973  川尻がペラを叩いていたのは、屋外ペラ調整所。川尻の隣には、まるでこの場の主であるかのように、長い時間、長尾章平が座り込んでいた。もちろん、懸命のペラ調整をしているのである。まあ、長尾は勝負駆けにはもう関係がない。初日Fで予選ロードから離脱しているからだ。だが、どうも長尾は勝負を投げるつもりはまるでないようだ。あくまで僕がピットにいる間ではあるが、この場でもっとも多く姿を見るのは、長尾なのである。
2010_0326_0369  長尾の隣はもろもろと入れ替わる。同県で世代が近い大峯豊。目に映える緑色のウェアを着ているので、大峯がここにいると非常に目立っている。長尾の姿が目立たなくなるくらいに。11Rで1着をあげて、H記者に久々の極選的中をもたらした谷村一哉も、長尾と並んでペラ叩きをしていることが多い。ほかでは、川上剛に峰竜太。向後龍一もここによくいた。やはり、若手というか、長尾の同世代の選手が多いようである。
 そうそう、長尾には背を向けるような位置関係で、市橋卓士もこの場でよく見かけた。改めて思い返してみると、長尾と変わらないくらいの時間をここで過ごしていたな。成績は芳しくないけれども、あるいはだからこそ、市橋は懸命にペラを調整し、パワーアップを追求しているのだ。

2010_0327_0568  整備室に目を向けてみよう。まず飛び込んでくるのは、峰竜太の本体整備。前半で転覆した影響か、後半レースはかなり足落ちしているように見受けられたが、中尾カメラマン情報によると、レース後の深川真二のアドバイスで正解を見つけ出したようである(ギアケース調整に関することらしい)。その後も本体に手を入れていく峰は、おそらくもっとも遅くまで整備室にいた一人である。
2010_0327_0241  西川新太郎も、本体整備に着手していた。黙々とモーターと向き合い、一瞬たりとも視線を外そうとしない。西川もここまで成績はたいしたことないが、同じような状況だった総理杯では5日目に壮烈なマクリ差しを6コースから決めて、大穴を提供している男である。その再現が明日にでも起こってもおかしくない、いや、少なくとも西川自身はそのつもりで整備に取り組んでいるはずである。
 平本真之も本体に手をつけていたが、大きな整備というよりは、点検程度のようにも見えた。新兵仕事の合間にテキパキと整備。大変そうだが、これも経験であろう。
2010_0325_0527  ギアケースの整備をしているのは高橋勲。これはかなり長い時間が費やされているようで、その後も整備室を覗き込むたびに同じ場所(ギアケース調整用テーブル)で姿が見られた。おそらく峰竜太と同じくらい長く整備室にいたものと思われる。登番ではなく年齢で見ると、最年長が高橋勲で最年少が峰竜太。別に何の意味もないけれども、その二人が整備室の主になっているのは、ちょっと興味深くはあった。
2010_0327_0088  整備室のスミでは、服部幸男がリードバルブの調整をしていた。この部品を緻密に調整している姿はこれまでにも何度か見かけていて、その頻度はかなり高いほうだと思う。たまたま服部の作業をよく目撃するのか、それとも実際に選手の中でもここに手をつける頻度が高いのかは何とも言えないが、ひとつの部品に集中して取り組むときの迫力はやはり圧巻。リードバルブ調整用テーブルは、ギアケース用テーブルとはちょうど対角線にある。服部と高橋、年長者二人がひとつのラインをそこに形作っていることで、整備室の空気がピリッと引き締まっていた……というのはうがちすぎな見方かもしれないですね。
2010_0327_0451  などと考えていたら、9Rで3着の山本光雄がモーター格納を終えて手を洗っていた。整備室内の手洗い所は装着場側の窓際にあって、僕はいつもその窓から内部を覗き込んでいる。つまり、目の前に山本がやって来たのであって、ガラス窓を挟んでほんの数10cmの距離で向かい合う格好となったのだった。お互いの存在に気づいて、この距離ではさすがに気まずい。しかし水道で手を洗っている山本はその場を動くわけにはいかないので、僕のほうがつつつっとその場を離れる。その数分後、装着場ですれ違った山本は、必要以上に丁寧に「お疲れ様です」と挨拶を投げかけてくれた。もちろん僕は、90度に腰を折って頭を下げたのだった。

2010_0327_0688  整備室を離れると、田村隆信と丸岡正典が控室のほうから並んで歩いてくるのを発見。今節、85期からはあともう一人、高沖健太も参戦しているが、銀河セットを目撃するのは、これが初めてはなかったか。ま、彼らが没交渉のはずがないので、たまたま見かけなかっただけだろうけど。
2010_0327_0416  それはそうと、丸岡の表情がもうひとつ冴えないのが気になるのである。丸岡といえば、いつも飄々としていて、すれ違ったりすると人の良さそうな笑顔を向けてくれる。田村と会話を交わす丸岡は、やっぱり笑顔ではあるのだけれど、それがなんというか、力ない笑みのように見えて、「田村に愚痴こぼしてる?」と思えてしまったのである。その後、ドリーム出走の田村が準備に消えると、一人考え込むようにうつむきながら歩いている丸岡も見かけている。もしかしたら、パワーに不安あり、なのかもしれない。
2010_0326_0346  飄々としていると言えば、平尾崇典もそうしたタイプ。丸岡と違うのは、笑顔を見せる回数がずっと少ないことで、いつも淡々と、あまり表情を変えずにいることが多いように思う。今節の平尾は、花粉症なんでしょうか、マスクを着けていることも多く、なおさら飄々度が増しているのである。今日はペラ室にこもっている時間が多く、ペラを手に出入りする姿も何度も見かけた。ペラ室を出て向かう先は整備室で、だから整備室を覗き込んでいる際にすれ違ったりもしている。お疲れ様でーすと会釈をすると、顔色ひとつ変えずに会釈を返してくる。やっぱり飄々としているのだ。
2010_0327_0755  装着場の隅っこに移動して、全体を見渡す。ここまで記してきたのは、田村以外はすでに今日のレースを終えている面々であるが、おっと、ドリーム組の菊地孝平が慌ただしく動いているではないか。終盤レースの時間帯、ここまでドタバタと駆けずり回っているのは、菊地だけであった。他のドリーム出場選手は、松井繁にしても、深川真二にしても、福島勇樹にしても、おもにエンジン吊りで見かけるのみ。池田浩二もかなりギリギリまで装着場で姿を見かけているが、菊地ほどに忙しく動いているわけではなかった。菊地はひたすらペラ調整に励んでいたようで、10R後のエンジン吊りにはなかなか姿をあらわさず、笠原亮のボートが陸に上げられてようやく、焦ったように駆けつけていたものである。ドリーム組の中では着水も最後で、ギリギリまでジタバタしていたわけだ。それが奏功したのだろう、ドリーム戦は松井繁を差し切って1着。苦労が報われる様子というのは、外野から見ていても爽快なものだ。
2010_0327_0631  いや、実際は、ドリーム戦はスタンドの記者席に戻って観戦している。装着場の隅っこというのは、選手食堂の近くでもあって、モーター格納作業を終えた坪井康晴が食堂に入っていったのだ。数分後、坪井は紙コップに入ったコーヒーを片手に、控室へと消えていった。本日ピンピンで、現在予選1位。気分も悪かろうはずがなく、充実感とともに仕事を終えて、コーヒーで一服ということなのだろう。それを見たら、こっちもコーヒーが飲みたくなっちゃった。記者席へ帰ろう……というわけで、菊地の快走を見ながら飲んだコーヒーはとっても美味しかったです。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”GⅠ浜名湖賞2日目後半

 う~ん、急にインが強くなりましたね。後半はオールイン予想。
7R 
深川のイン戦を信頼する。後藤が鋭く差して続く。
◎深川 ○後藤 ▲角浜 △西川
3連単1-264-全

8R  
中島が盤石の逃げ切り。山本も軽快なアシ色。
◎中島 ○山本 ▲赤岩
3連単1-34-全

9R ※③向後選手が欠場です。  
坪井のイン鉄板戦。カドになる高沖を本線に。
◎坪井 ○高沖 ▲馬場 △大澤 
3連単1-562-全 

10R 
萩原の逃げ切り濃厚。内に握る選手が多く、笠原のマクリ差しも届きそう。
◎萩原 ○笠原 ▲瓜生 △丸岡
3連単1-562-全

11R      
山口がしっかりと先マイ。徳増のカド攻めが怖い。
◎山口 ○徳増 ▲谷村 △吉田
3連単1-456-全

12R ドリーム戦  
ここは松井が巻き返しの一戦。池田のカド差しが迫る。
◎松井 ○池田 ▲田村 △深川
3連単1-453-全 


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THEピット――今朝も静かな浜名湖ピット

2010_0326_0181  昨日の午後と変わりなく、今朝のピットも静かだ。装着場に選手の姿は少なく、試運転用係留所も満艇にはなっていない。ゆっくりめの動き出しの選手も少なくないようで、ペラ室を覗き込んでも、空間に隙間がある。まあ、服部幸男はいつもの場所で黙々と叩いていたけれども。
2010_0326_0389  整備室を覗いて、驚いた。昨日、超抜のアシを見せていた徳増秀樹が、本体を整備していたのだ。な、なぜ? たしかに今日は気圧が高めではあるけれども、それがアシ色に大きく影響するならピット全体が慌ただしくなっているはずで、だからこそ徳増の行動が謎である。その後も、控室と整備室を往復していたり、時折ペラ叩きを始めたりと、もっとも忙しそうにしていた徳増。さらなるパワーアップを目指している可能性はもちろんあるのだけれども。
2010_0326_0984  徳増と違うテーブルでは、馬場貴也も本体と向き合っていた。これも謎といえば謎。馬場も徳増同様、昨日はピンピンなのだ。整備室にはこの二人だけの姿があり、それがともに初日連勝発進の二人。あまり見たことのないシーンである。なお、その後には柏野幸二がギアケース→本体の順で整備に取りかかる姿が見られている。あ、あと整備室をぐるり見渡していたら、入口付近のテーブルで松井繁がペラを磨いていた。ここは整備室内を覗き込んだときには死角になりやすいところなので、松井の姿に気づいた時には一瞬ギョッとした。

2010_0326_0716  ピットがにわかにざわついたのは、2Rのことだった。向後龍一が落水し、峰竜太が乗り上げてしまったのだ。普通ならレースが終わるまで事故現場で待機している救助艇が、レース中にもかかわらずピットに戻ってきたから、同県同期の川尻泰助や九州地区の面々は装着場を右へ左へ駆け回る。ピットからは峰が救助艇の上で座っているのが見え、九州勢はやや安堵した様子だったが、姿が見えない向後のことが心配された。向後については、その後もなかなか装着場にはあらわれず、結局、負傷により途中帰郷となっている。菊地孝平が関係者に「今、風呂に入っている」ということを伝えたところも見てはいるが、頭を打ってもいるようだから、依然として心配は消えない。
2010_0326_0725  一方の峰竜太は、ちょうど転覆艇がピット内に引き上げられている頃に、全力疾走で装着場にあらわれている。体は無事のようだ。引き上げ作業に加わった先輩たちに頭を下げて回り、モーターの転覆整備に取り掛かる間も、笑顔すら見せていたので、こちらは心配いらないだろう。得点的には厳しくなってしまったが、元気一杯の姿を今後も期待しよう。

2010_0327_0028 3R発売中には、空気はいったん落着きを取り戻している。それでも、さすがに装着場で見られる選手の数は一気に増えてきていた。池田浩二が試運転に向かったり、赤岩善生が屋外ペラ調整所で自分のスペースを確保していたり、2Rを終えた魚谷智之が試運転の準備を始めたり、と銘柄級の姿も続々と見られるようになっていた。それにしても、魚谷がずいぶんとリラックスしているな。こんなにも笑顔を見せる魚谷、これまであまり記憶にない。あるとするなら、たとえば予選落ちを喫してしまったときの5日目6日目か。この時点でこんなにもスマイルの多い魚谷は珍しい。
2010_0325_0748  2Rを逃げ切った山崎裕司も、さすがに笑顔が浮かんでいる。本体整備を終えて、ボートに装着したモーターの点検をしていた馬場貴也の横に彼の艇は置かれていて、試運転の準備を始めるときには馬場と急接近。会話を交わす間ずっと、山崎はにこにこと微笑んでいた。同県で1期後輩の山口剛がSG制覇を果たしたことは、もしかしたらこの人にもっとも刺激を与えているのかもしれず、ここまで順調な予選道中、今後も注意が必要だろう。
2010_0325_0655  3Rが終わると、エンジン吊りでふたたび装着場はざわつく。淡々と作業が進んでいくなか、石橋道友がヘルメットの奥で思い切り顔をしかめていた。3番手を走りながら、3周2Mで久田敏之にツケマイで沈められ、逆転を喫していたのだ。3周目に入った時には決着がついたとだれもが思うほどに差をつけていたのだから、この4着転落はあまりに悔しい一番だろう。
2010_0326_1059   そこに、にやにやと近づいていったのは深川真二だった。深川は石橋の顔をじっと睨みつけ、カウリングをバンバンバンと3度ほど叩いた。よく見れば、目元はわずかに笑みをたたえており、口元も緩んでいる。それでも眼光鋭く石橋の顔を覗き込んで、もういちどカウリングをバンバンバン。おいおいおい、な~にやってんだよっ。あそこで逆転されるかぁ? まったくもう! 勝手に深川の表情を翻訳してみました。まあ、それほど間違ってはいないと思われます。すなわちそれが、深川流の慰め。石橋の気持ちも少しは軽くなったことだろう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極貧』 2日目

 浜松駅前の某ショップで金目のモノ(××とか▼▼とか□□とか)を全部売っ払って7400円をゲットしたHです。もちろん、これが全財産w 憲吾郎どのもなんとか20Kまで盛り返したとのこと、そうカリカリせずに、今日こそはともに美酒を煽りましょうぞ!(←カリカリは誰のせい?ヾ(_ _*)ハンセイ・・・)
 狙いは、もちろん「節イチの外」に妙味がある11R。

11R
 山口 剛
 柏野幸二
 安達裕樹
★徳増秀樹
◎谷村一哉
△吉田俊彦
進入123/456

 F2の安達を内に配して「徳増くん、どうぞ3連勝を飾ってシリーズリーダーになってください」という番組。K記者によると徳増が本体をやっていたという気になる情報もあるのですが、ここはスリットから伸びなりにまくるはず。となると、穴党の狙いはひとつ、徳増をマークする人気薄の谷村でしょう。昨日の川上剛は徳増の外から一緒に握りすぎて撃沈しましたが、ハナからまくり差しを狙えばバック突き抜ける水面(スタンドから向こう岸へ。まくりより差し水面)なんです! 谷村、頼んだぞーー! 気持ちはほぼ徳増への5-4一本も、スケベ心でかなり足のいい吉田への5-6もバラ買いしてみます。

3連単★本線5-4-全、遊び5-6-全

 あ、あと10Rに「2号艇の丸岡」がいて、握れば大荒れも。ここは私のSS萩原をあえて消し、丸岡マーク(または自力)の久田&隠れ超抜・大峯のウラオモ3=4でこっそり800倍を狙ってみます。あくまでこっそりですからね、憲吾郎どのw


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ウマドル聖良ちゃんが来たどーーー!

2010_0327_0024  今日の目玉イベントは元祖?「ウマドル」桜井聖良ちゃんのライヴ&握手・サイン会だ! 1回目のステージは10時10分から行われ、愛くるしい笑顔とキュートな歌声で舟券オヤジたちのハートを鷲掴みにしていたぞ。ウマドルとして競馬予想ブログもアップしている聖良ちゃん、去年1年間の重賞予想だけで単勝10本、馬単&馬連32本、三連単11本(うち万馬券4本 10万馬券3本)、三連複21本を1年で的中させたというから凄い。
「あ~、昨日も丸坊主だったし、今日も当たんね~(涙)」なんて博才の乏しい御仁は、いますぐ浜名湖本場に駆けつけて、ウルトララッキーガール聖良ちゃんと握手しよーー。きっと流れが変わるはずだ。ちなみに聖良ちゃんの今日のオススメナンバーは「3と5」だとか?

★ライブ 11時30分~ 13時50分~
★握手・サイン会 11時56分~ 14時51分~
場所/アトリウムステージ

聖良ちゃんPHOTO ALBUM

2010_0327_0006

 うむむ、可愛い(*゚ー゚*)

2010_0327_0017

 きゃ、きゃわいすぎるぞ、聖良ちゃん(*゚∀゚)=3ハァハァ

2010_0327_0012

 くぅぅぅ、鼻血が……もう、完全ノックアウト負けーーーー!!(=´Д`=)ゞ

photos/中尾茂幸


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HAMANAKOグルメ!

本日は、アトリウム特設会場にて、「HAMANAKOグルメ」が開催中。さっそく朝飯がてら、行ってきましたよー。というか、HAMANAKOグルメ、ヤバいって!

Scimg5046  まずは厚木ホルモン。これはシロコロホルモンとも呼ばれ、2008年のB級グルメの祭典・B-1グランプリで優勝しているのであります。いわゆるマルチョウを炒めたものですが、う、う、うまーーーーーーいっ!

Scimg5045 広島ふうのオムそばも絶品! ケチャップとマヨネーズで食すのは初めてですが、これがなかなかマッチしておりました。

ほかにもドテ串や手羽焼き、味噌田楽などもあったんですが……もう、たまらなくなって帰ってきちゃいましたよ。だって、ビール欲しくなるんだもーん。それくらい美味なるB級グルメの祭典。まだまだ間に合いますので、今から浜名湖競艇場で味わってみてくださーい。


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本日の“本紙予想”GⅠ浜名湖賞2日目

 おはようございます。Kです。初日は逃げ4本。しかしまくりが5本と、浜名湖はいつの間にかすっかりまくり水面になってしまったようですね。新鋭王座でもまくり連発だったからなあ。減音モーターの導入の影響でしょうか。

1R 
石川動くも今坂がイン主張して逃げる。川尻の全速戦も脅威。
◎今坂 ○川尻 ▲安達 △大峯 
3連単1-243-全

2R 
山崎が逃走劇見せる。横澤が地元捌きで追走。
◎山崎 ○横澤 ▲峰 △魚谷  
3連単1-356-全

3R 
福島の攻めに山本が抵抗すれば、石橋に差し場。角浜も鋭いアシ。
◎石橋 ○角浜 ▲山本 △福島 
3連単3-514-全

4R 
田村はコース動くか。坪井の2コース戦は自由自在。
◎坪井 ○田村 ▲田中 △吉田
3連単2-614-全

5R 
高橋が外の攻め制して逃げ切る。瓜生のカド戦が本線。
◎高橋 ○瓜生 ▲山口 △平本
3連単1-426-全

6R 
石川が動いてコースもつれれば、回り足強烈な萩原の出番。平尾が捌いて追う。
◎萩原 ○平尾 ▲服部 △古結
3連単2-341-全

後半はのちほどアップします。


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2日目! 今日もドリーム戦

おはようございます。GⅠ浜名湖賞、2日目です。今日の浜名湖はとってもいい天気。湖が非常にきれいに見えますよ~。

2010_0325_0571 本日もドリーム戦が行なわれます。12Rはクロッキードリーム。初日4着6着とまさかの大敗を喫している松井繁が1号艇に入ります。このまま黙っているような王者ではないですよね……。(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(2日目)のイベント情報&場外発売

 明日のイベントはアイドル&グルメ! 聖良ちゃんにも会いたいし、美味しいものも食べたいし……ということで、明日も浜名湖へGO!

●2日目のイベント

・HAMANAKOグルメ 
先着サービスもあるよ! 【場所】アトリウム特設会場

・ウマドルが競艇場に!? 桜井聖良ライブ
【場所】アトリウムステージ
【時間】ライブ①10:10~②11:30~③13:50~/握手・サイン会①11:56~②14:51~

・お楽しみ抽選会
先着2000名に浜名湖賞オリジナルクオカードが当たる抽選券をプレゼント
【抽選会会場】中央スタンド1F抽選会場
【時間】14:00~15:00

・キバタ&あこのレースセミナー(柴田稔さん&都築あこちゃん)
【場所】アトリウムステージ
【時間】第6、8、10~12レース発売中

●2日目の場外発売
・競艇場
平和島/蒲郡/常滑/津/三国/住之江/尼崎/丸亀/宮島/徳山/芦屋/唐津/大村
・ボートピア
なんぶ/河辺/川崎/玉川/岩間/横浜/名古屋/京都やわた/神戸新開地/姫路/まるがめ/朝倉/松江/呉宮島/呉徳山/金峰/勝山/高城/三日月
・ミニボートピア
黒石/双葉/滝野/北九州メディアドーム/みやき/長崎五島/長崎時津/長洲/天文館
・オラレ
美馬/島原/志布志/徳山/呼子
・前売場外
ミニット/おおむら


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GI浜名湖賞TOPICS 初日

 心配していた服部が2・2と好発進し、安泰と思っていた王者・松井がまさかまさかの4・6発進。やっぱ競艇は難しい、舟券もさっぱり当たら~んと号泣しつつ、豪快に連勝発進したふたりの選手とその周辺について記しておきたい。

『徳ちゃん基準』でピンピン発進!

 最近、全体的にやや下降気味の静岡支部。選手紹介でも「調子が悪いとか言ってられない」(菊地孝平)、「最近、リズムは最悪です」(服部幸男)という本音もチラホラ見えた。が、ここは浜名湖、まさに泣き言などは言ってられないのだ。今日の地元レーサーの成績をまとめておくと……。

徳増秀樹 1・1
笠原 亮 1
服部幸男 2・2
後藤正宗 2
坪井康晴 3
菊地孝平 1・4
今坂勝広 5・3
横澤剛治 5

2010_0326_0414  まだ気が早いとはいえ、得点上位18位の中に徳増~菊地までの6人が入っているのだから、上々の滑り出しといえるだろう。驚いたのは服部・笠原の師弟コンビで、昨日の前検では「予選突破もどうか?」という苦戦ムードだった。今日の1走目の展示タイムも仲良く6秒79という伸びのなさ。

2010_0326_0956  が、6Rの笠原はメイチ気合の一撃ツケマイ勝ち、7Rの服部は粘りに粘って2着を死守している。パワー云々というより、意地・プライドで舟券に絡んだ、そんな走りっぷりだった。また、服部は12Rドリーム戦で展示6秒64の水準時計から今度は危なげなく2着を確保していて、昨日よりはるかに上昇したとみていい。
 菊地の1R1着も気合勝ち。鋭いピット離れからインを強奪し、コンマ09のトップS(2位は19)でギリギリ逃げきった。後半の4着を見る限りまだまだ絶好調にはほど遠いパワーだが、明日以降も灼熱のスリット戦で地元ファンの期待に応えるはず。

2010_0326_0952  そして、そんな中で凄まじいパワーを披露したのが徳増だ。まず、驚いたのは2Rのスタート展示。1コースの柏野と同じような起こしタイミングで発進した徳増は、スリットから一気に2艇身近く柏野を置き去りにした。
「な、なんだ~~あの行き足!?」
 思わず隣の中尾カメラマンに叫ぶ。残念ながら中尾はパソコンとニラメッコしていたのだが、「まあ、柏野がスタートをしっかり合わせるためにアジャストしたんだろう」ということで落ち着いた。そして、その2Rは差して圧勝。この段階ではまだ、私は徳増50号機のモンスターぶりを認めていない。正直、私の“前検超抜ファミリー”に入っていない徳増を認めたくなかった。
 だがしかし、9Rが終わった頃だったろうか。ピットから引き上げた中尾が、悪ガキのような顔でこう言った。
「あのスタート展示、全速だったってさ、柏野さん。全速で行ったのに、あんなに千切られたんだって。『あれはヤバイ!』って言ってた。それから一緒に乗った森安も『徳増さん、出てましたねぇ!』ってビックリしてたし」
 全速で、ほぼ同じ起こしで2艇身……疑う余地はなかった。
 11R、それまでに舟券丸坊主で轟沈した私は、徳増の凄まじい4カドまくりを指をくわえながら見ていた。前付けした王者を一瞬にして呑み込んでいく、鬼神の足。前検での見逃しを詫びつつ、はっきりここで認めておこう。徳増の足(行き足~伸びにかけて)は、ケタ違いの節イチでした。あの若松オーシャンカップと同じ、『徳ちゃん基準』パワー。他の静岡勢が唇を噛み締めながら着をもぎ取っている中、徳増の勝ちっぷりにはパワーなりのゆとりと底知れぬ破壊力を感じさせた。現時点では文句なしのVパワーであり、このまま突っ走る可能性は高い。嗚呼、今さら言っても、舟券的にはもう旨みがないのだけれど、さ……(涙)

やまと文明の謎

 7Rの後、不思議なことに気づいた。展示タイムで6秒60前後という速い時計を出す選手に、妙な偏りが見られるのだ。1Rから羅列すると
4175 川尻泰輔 6秒59★
4188 久田敏之     60

3623 深川真二      56★
4189 川上 剛      61★
4237 大峯 豊      61★
4320 峰 竜太      56★
4264 長尾章平     59
4337 平本真之     61

3961 谷村一哉      61
4159 向後龍一     59★
(★は各レースのトップ)
2010_0326_0465  もうおわかりだろう。10人のスピード野郎のうち、4000番台が8人。いや、そんな分け方より、やまと競艇学校で育った選手(4159向後~)が8人を占めるのだ。
 これって、単なる偶然だろうか?
 などと首を傾げているうちに、私は昨夜、酒を飲みながらK記者と交わしたバカ話を思い出したのである。
私「前検でさぁ、なんで最後の3班だけが異様に速かったんだろ。ベスト9位まで全部独占って凄すぎるべぇ」
K「もちろん、風が変わったんでしょ。じゃなきゃ、それまでの6班とあんなに差がつくわけないもん」
私「いや、風が変わったようには見えなかったけどなぁ……もしかしたら、浜名湖に入る前にやまと世代がみんな集まってさ、山口の伸び~る総理杯ペラをみんなで共有したんじゃないかな」
K「ギャハハ、面白いけど、そんなことする意味ないじゃんか」

2010_0326_0545 私「いやいや、今までやまと世代は本栖より弱い弱い、話にならんとかボロクソに言われ続けてきただろ。だから、山口の総理杯優勝を機に、本栖の先輩たちにリベンジしようって決めたんだよ。タケシ軍団の総帥が『やまとの栄光のために頼む、ツヨシ』とか頼んで」
K「う~ん、面白い! って、んなバカなことがあるわけないでしょ、単なる風だってば。さ、悪酔いする前に帰るよ」
 こんなどうでもいい話だった。しかし今日、私はまた彼らの破格の直線タイムを突きつけられたのだ。7Rまでのトップ10のうち、8人がやまと卒業生……なぜ、やまと世代だけが、こんなにストレートが伸びる? 新鋭リーグって、そんな伸び型の選手ばっかだっけ? 私の頭は混乱した。もちろん、4Rの4262馬場貴也のように、6秒69という“地味”な選手もいた(十分に速いほうだが)。やはり、単なる偶然なのかしらん。
2010_0326_0986  8Rのスタート展示が終わったとき、私はもう「やまと伸び~る伝説」を確信するしかなかった。2走目の馬場貴也の展示タイムは6秒56! やはり、とんでもなく伸ばしてきた。そして、馬場は伸びなりに逃げて連勝発進を遂げたのである。
 やべえな、やまと。
 颯爽と逃げる馬場を見て、ちょっと背筋が震えた。今日のやまと軍団の走りはピンロク型、極端に分かれている。先手を取れば圧勝、ターン回りで後手を踏めばズルズル惨敗……典型的な伸び型の選手ばかり。そして、そんな伸び型の選手がいれば、レースは荒れるものと相場も決まっている。背筋が震えてから、私はひとりほくそ笑んだ。
「なんであんなに伸びるのかは謎だけど、今シリーズの必殺・大穴仕掛け人はやまと軍団だ。あの不気味な伸びがある限り、いつでもどこでも10万円級の大穴が飛び出すはず」
 今節の私は、やまと軍団に大仕事をさせて穴を召し取ることに決めた。「やまと軍団の野望」を逆利用するわけだ。彼らがどんな野望を抱いて浜名湖に来たのか、それはさっぱりわからんのだけれど。ん、まさか、優勝戦メンバー全独占とかっ????(photo/中尾茂幸、text/H)

2010_0326_0603 ※今日、やまと軍団以外で穴パワーを感じたのが谷村一哉。やはり伸び型だが、引き波を超える力強さもある。相手が強いレースで人気が下落したときが勝負。もちろん、やまと軍団の外枠に入ったときが最大の狙い目だ。


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THEピット――静かなピット。若手との会話。

2010_0326_0486  訳あって今朝いったん東京へ舞い戻り、午後になって浜名湖にトンボ帰りでございます(東京行きの新幹線で野末昌男選手、山田雄太選手と一緒になりました)。午後に浜名湖入りし、しばしドタバタとしつつ、ピットに入ったのは10R後。中尾カメラマンから「今日はなんか、ほのぼのしてるよ~」と聞いていたのだが、10Rのエンジン吊りも終わったピットは、ほのぼのというより閑散。装着場にはほぼ選手の姿が見当たらず、屋外ペラ調整場に馬場貴也、渡辺浩司、長尾章平、峰竜太ら若手がいる程度だった。
2010_0326_0906 整備室を覗きに行くと、10R組がレース後の点検をしているほかは、市橋卓士が本体、池田浩二がギアケース、山口剛がおそらくキャブレターを調整しているくらいしか目立った動きがなく、切羽詰まった雰囲気は感じられない。9Rで1号艇ながら2着に敗れてしまった池田は少し険しい顔ではあったけれども、それ以外は淡々と作業を続けている様子だった。
 う~~~ん。静かだ。
2010_0326_1047  展示後に工具類を整備室前に置きに行った、11R出走の高橋勲がやって来た。レース前だけに、ちょっと声をかけづらい。そして、表情もキツい。高橋は、ややうつむきながら黙々と待機室へと向かい、その間じゅう、脳裏では戦略を練っているに違いなかった。
 う~~~ん。本当に静かだ。妙に空気が冷たく感じるのは、案外この静寂のせいなのかもしれない。

2010_0326_1042  11Rが終わり、エンジン吊りにやってくる選手たちで装着場はごった返す。さすがに、この時ばかりはざわめきが包む。カドマクリ一撃でこの日連勝を決めた徳増秀樹の表情はさすがに明るく、周囲もにこにこと笑っている。その徳増は、川上剛のもとに歩み寄って、爽快に笑いあったりもしていた。川上が苦笑交じりに徳増に笑いかけると、周囲はドッと沸いた。内容を推測すれば、「せっかく徳増さんがマクってくれたのに、展開を活かせなくて」的なことではなかったかと思う。川上は徳増のひとつ外、5コース。絶好の展開ができたかに見えたが、5着と敗れてしまっている。
2010_0326_1038  一カ所だけ重々しい静寂があったところがあるとするなら、松井繁の周囲だろう。松井は今日、まさかの4着6着。まずすべての節でドリームに組まれている松井が、初日に外枠2回というのも非常に珍しいことのように思えたものだが、まさか2度とも3連単にも絡めない大敗を喫するとは。さすがに険しい表情だった松井の周囲も、その心中を慮るように黙り込んでいる。ありえないような王者の連敗に、後輩たちが口を開けるわけがないのであった。

 エンジン吊りが終わると、ふたたび静寂が訪れる。こうなったら、選手に話しかけるしかない。実は、H記者から特命を受けていた。昨日の前検タイム、そして今日の展示タイムで、4000番台(特に4200番前後)の選手が好タイムを連発していた。これには何かワケがあるはずだ! 山口剛のSG制覇がきっかけとなって、若手から下剋上のノロシが上がっている! もしかしたら若手が協力し合って、ペラなどの情報を交換しているに違いない! いや、若手は全員同じペラを使っているかも! それを誰でもいいから若いヤツに聞いてこい!……かなり妄想が入っているわけだが、H記者は私にそう命令するのである。
2010_0326_0844  平本真之をつかまえた。そして、聞いた?
「えっ? 展示タイム? えっ? そうなんですか? へぇぇぇ。いや~、…………なんでですかね? 別に何かあるわけじゃないですけど……」
 選手は自分のタイム(あるいは同じレースに出ている選手のタイム)くらいは気にしているだろうけど、いちいち他人のタイムなど気にしてはいない。まあ、当たり前だ。しかも同じペラを使ってるなんて妄想もいいとこ。情報交換をし合う姿は、若手じゃなくたって別に珍しいことじゃないし。それでも、もうひとつ突っ込んでみた。同世代からSGウィナーが出て、みんな刺激受けたりしてるのでは?
「はぁ……。ねぇ……。刺激は受けるけど、それで展示タイムが速くなるわけじゃないし(笑)」
 記者席に帰ってH記者に報告すると、この人、まだ「それはかえって怪しい!」とかわめいているのだけれど、早い話、完全に空振りである。ま、予想通りですな。平本選手、つまらん質問してすみません。
2010_0326_0887 すると、そこにやって来たのは若手に刺激を与えている男。平本選手がやっつけてやるって言ってるよ、と平本にとっては迷惑千万な煽りを入れると、山口剛はダハハハハと爽やかに笑った(平本は困ったように笑った)。そのときは翌日の出走表をまったく見ていなかったのだが、記者席に帰ってきてチェックすると、あらら、山口と平本は明日は5Rで対戦するぞ。本当に迷惑な大ウソでしたね。平本選手、重ね重ねすみません。
 その後は、総理杯優勝戦のお話。岡崎恭裕は中尾カメラマンの小学校~高校までの後輩であり、「俺の後輩をいじめやがって~」「中尾さんが後輩をやっつけちゃえって言ってたじゃないですか~」「インまで獲れって言ってないよ~」「ピット離れ出ちゃったんだから~」「ツケマイで行くって言ってたくせに~」「イン獲れちゃったんだからしょうがないでしょ~」と、なんだかなあ、な展開。「ピット離れでツケマイ食らわせたじゃんねえ」と合の手を入れた私、なかなかうまいことを言ったよな、うん。
 そこで、山口が興味深いことを話した。彼が言うには、宮島の正月、GW、お盆開催は、おそらく全国でも屈指の「進入が厳しい」一戦だろうと。なるほど、そこには西島義則がいる。亀本勇樹もよく動くし、時には市川哲也だって内を狙う。総理杯のような「スタ展と本番で並びが変わる」のは、当たり前だというのだ。山口も、外から動いて来られたら、当然抵抗する。だが、ヘタな動き方をすれば、先輩に叱られたりもするそうだ。それでメゲていたら、勝負にならない。だから、叱られないような抵抗の仕方を覚えるし、逆に相手にスキがあったら内を狙っていくようになる、というのだ。つまり、山口は宮島での先輩たちとのバトルで、進入が鍛えられているわけだ。そして、それが総理杯で活きた、のである。なるほどな~。総理杯ではモーターも噴いてはいたが、それ以上に山口は、これまで積み上げてきたものでSGをイワしたわけである。
 平本選手、どうよ! こうやってこのお方はSGを獲ったのですぞ。と、今度は平本に煽りを入れる。どこまでもクソ迷惑なおっさんであるが、きっと彼も山口の話に感じるものがあったはずである。ちなみに、平本の先輩にはやはり屈指のイン屋・大嶋一也がいるわけだが、抵抗して怒られたことはないそうです。う~ん、ダンディ。

2010_0326_1102  というわけで、若者たちと、パワーをもらえる会話を交わして終わっていった初日。そうそう、6Rで1着を獲った笠原亮とも話をしたんだった。昨日、前節の若松の優勝戦を見ましたか、と問われ、取材中だったので見ていないと話した。よほど納得のいくレースだったのかと思ってリプレイを見ると、スリットで覗いて攻めようとしたところを西島義則にガードされ、あとは見せ場なく敗れたレース。笠原は、そんなレースについて、見ましたかと問いかけるのである。今日、その話をすると、笠原からは反省の弁ばかりが口を突いていた。こうした向き合い方が、笠原らしさであり、笠原の強さだと思う。山口の話ではないが、こうした厳しいレースを積み上げることが、先々へとつながる(たまたま両方とも西島が登場してますね)。そうして己と向き合う彼らと話をするたび、僕は彼らの明るい未来を感じずにはいられないのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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【予告】プレゼントクイズやりまーす

Scimg5040 浜名湖レポートではすっかり恒例となっているプレゼントクイズ。今節もやりまーす! 浜名湖競艇さんのご厚意で、クオカードを10枚いただきました。もちろん商品はコレ!

クイズは明日、出題いたします。問題に応えて、浜名湖賞クオカをゲットしてくださいまし!


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GI浜名湖賞・ピットの風景~地元選手の初日~

2010_0326_0190

服部幸男
やっと出ました幸男スマイル。7R&ドリームへ機力上昇の手ごたえを掴んだか?(13時7分29秒…この後、7R2着)

2010_0326_0696

菊地孝平
「地元で調子が悪いとか言ってられない!」凄まじい気合で1R勝利。さらなる飛躍へ、整備は続く!(12時22分33秒)

2010_0326_0389

徳増秀樹
2Rを勝ってホッと一息。同レースに出た選手の多くが「徳増さんが出てた」。地元の記念Vへ機は熟した。(12時35分22秒)

2010_0326_0651

横澤剛治
3Rで不覚を喫し、険しい表情でピット帰還。水面をじっと見つめて何を思うか。もちろん、まだまだ、これからだ!(12時20分19秒)

2010_0326_0741 

今坂勝広
さあ緒戦へ、闘志は他の誰にも負けない!(12時25分13秒、5Rは攻めて攻めて5着……)

2010_0326_0513

後藤正宗(左)&笠原亮
4R2着の後藤、笑顔で迎えた笠原に笑顔で応える。どんな思いを伝えたか。(12時47分33秒)

2010_0326_0562

坪井康晴

ドリームまでの長い時間。さ、勝つために次は何をしようか。(12時48分55秒)

photo/中尾茂幸


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GI浜名湖賞 ドリーム戦士インタビュー

2010_0326_0071 1号艇・瓜生正義
「勝率以上には動いていて、暖かい割には(前に)進んでる。とりあえずペラを決めて外回りから。インコースから行く予定。Sは勘どおり行けてる。1等取れるように頑張ります」

2号艇・赤岩善生
「可もなく不可もなく、悪いところは特にない。モーターは前節チルト3仕様、セッティングが全然違うので一から。減音では行き足から出口の足を求める。2コースから。総理杯では握って裏目裏目に出たが、攻める姿勢を忘れずに。己のS勘を信じてコンマ10全速で行ければ最高です」

2010_0326_0088 3号艇・服部幸男
「リズムは良くない。ペラもそうだしエンジンも仕上がらなかったり。今節もあまり良くないエンジンなので、昨日から整備に力を注いでいる。昨日よりは良化していると思う。枠なりで1艇身全速。1戦1戦ベストを尽くします」

4号艇・坪井康晴
「前検から少しずつ調整してなんとなく合ってきた。しっかり反応してくれている。今日より昨日のほうがよかったけど、本番までには仕上げたい。回転を上げて出足・行き足を良くしていく作業わ。4コースから。浜名湖なんでね、しっかりS勘を掴んで踏み込んでいきたい」

2010_0326_00725号艇・魚谷智之
「昨日はバタバタしててあまりよくわからなかった。浜名湖は久しぶりなので、とりあえず前節の平和島と同じイメージで来た。5コースか。Sはしっかり行けると思います」

6号艇・安達裕樹
「スタートは慎重に。現状は普通くらいでも、乗りやすさはある。6コースから頑張ります」


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Hのつ・ぶ・や・き

 くぅぅぅ、穴・極貧もコロガシ作戦も当たんねえや>< やっぱ勝負は6Rかにゃあ。去年の峰のイン逃げ率は75%。なんぼ一般戦が多かったといっても、凄い勝率。王者が相手でも逃げきれるんじゃなかろうか。でもってSS萩原の足、やっぱ今日もゴキゲンすぎ。誰と合わせてもクルンクルンクルンクルンしてて、3コースあたりから間違っても大敗するような足じゃないって。こりゃ1-3-全で勝負するっきゃないか。なんかの拍子に松井が飛んだりするとけっこうツくはずだし。押さえに3-1をバラで買っとこっと。


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GI浜名湖賞・選手紹介 GETS!!

2010_0326_0016 菊地孝平
「ここは地元です。調子が悪いとか言ってられません。気合で走ります!!」
※有言実行、凄い気合で1Rを逃げきりましたね!

2010_0326_0019

高橋勲
「今節は若い選手が多いらしく、知らぬ間にいちばんオッサンになってしまいました。若いモンに負けないよう頑張ります」
※若いモンに負けない前付けを見せました1R、頑張りすぎて?待機行動違反っす><

2010_0326_0026

峰竜太
「元気いっぱい、いいレースをしたいと思います。カッチカチやどーーー!!」
※出ました十八番のカッチカチ。もうチマタでは死語になってますけど……w

2010_0326_0066

飯山晃三
「僕も峰クンに負けない最新のギャグで頑張りたいと思います……ゲッツ!!」
※あのぉ、もっと古いんですけど…(←が、かすかにリバイバルの気配あり)

2010_0326_0073

山本光雄
「山本光雄、38歳、頑張ります…ガチョ~~~ン!!」
※あのぉ、もっともっと古いんですけど…(←でも光雄さん、お茶目で可愛いっす)

2010_0326_0032

山口剛
「総理大臣杯では僕を信じてくれるファンの皆さんの応援のおかげで優勝できました。今節は、またチャレンジャーの気持ちで一から頑張ります」
※おめでとう、山口GO! なんとなく、貫禄も漂ってましたぞ。

2010_0326_0041

福島勇樹

「自分でも怖いくらい相性のいい水面です。3連続優勝中なんで、4連勝めざして頑張ります!」
※まさに浜名湖の申し子、が、2Rでいきなり6着はやや暗雲かも??

2010_0326_0062

赤岩善生
「5月の笹川賞でたくさんの票をいただいたのに、総理杯は不甲斐ない成績ですいませんでした」
※男・赤岩、前哨戦どころか5月の当地・笹川賞にも負けない気合で走ってくれるはず!!

2010_0326_0078

徳増秀樹
「笹川賞のつもりで、気合で走ります!!」
※もちろん地元レーサーも笹川賞の前哨戦なんて思ってません。2R圧勝!

2010_0326_0079

深川真二
「前節はすいませんでした。今節は心入れ替えて頑張ります」
※痛恨の総理杯準優Fから5日…もちろん、心は折れてませんぞ~。

2010_0326_0089

服部幸男
「おはようございます。正直、リズムは最悪です。でも、ベストを尽くします!」
※苦しい近況でも、この水面で主役は譲れない。もちろん声援も他を圧倒していたぞ。頑張れ、ユキオーー!!

2010_0326_0092

松井繁
「おはようございます。全力で頑張ります」
※いつものフツーのコメントですが、王者の目力、強すぎっす!


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H記者の『穴・極貧』+イチコロ転がし大作戦!

 昨日はネットのつながらないホテルで長い夜を悶々と過ごしたHです。その分、今日の研究はバッチリ!ですけどね(←のはず)。穴・極貧まで時間がないので本題に移ります。

2R
 柏野幸二
 徳増秀樹
★福島勇樹
◎森安弘雅
★丸岡正典
 古結 宏

進入123/456

「まくり屋・福島の外」穴党の鉄則。3コースから握って攻めたところを不思議青年・森安の一閃マーク差し。自力・福島とさらにその外をぶん回す丸岡へ。

3連単★4-35-全

 さらに、今日は「イチコロ投網半分コロガシ大作戦」というミッションを実践します。
3R/2単1-56、3単1-5=6&156BOXを各2枚(2000円)
       ↓
7R/で、的中したら、配当金の半分を7Rのまったく同じフォーカスへ(均等買い)
   ハズレたら、同じフォーカスを3Rと同額購入
       ↓
9R/的中したら、配当金の半分を9Rのまったく同じフォーカスへ(均等買い)
   ハズレたら、同じフォーカスを3Rと同額購入

 という作戦です。浜名湖はイチコロ(156)が出やすいという私の乏しい経験則に拠るものですが、全部外れれば6000円~全部転がれば??まで、楽しみたいと思います。憲吾郎どの、ジャラ銭勝負でここまでおつきあいして、とは言いませぬぞ。あと、後ほど「呟きたいレース」がひとつあるのですが……それはもう少し足合わせを見てから4R頃にアップするかも、です。


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本日の“本紙予想”浜名湖賞初日

 おはようございます。Kです。GⅠ浜名湖賞もよろしくお願いします。

1R 
エース機・渡辺がパワー活かして逃げる。平本の差しが相手本線。
◎渡辺 ○平本 ▲菊地 △大澤 
3連単1-234-全

2R 
柏野がS決めて逃走。福島が握って続く。
◎柏野 ○福島 ▲森安 △丸岡  
3連単1-345-全

3R 
横澤が地元差し決める。市橋のイン残しが相手。
◎横澤 ○市橋 ▲深川 △西川 
3連単2-163-全

4R 
後藤の逃げ切り濃厚。池田の巧差しが怖い。
◎後藤 ○池田 ▲川上 △中島
3連単1-245-全

5R 
吉田がきっちりと先マイ決める。田村が差して追走。
◎吉田 ○田村 ▲福田 △今坂
3連単1-246-全

6R 
峰が渾身の逃走劇。松井が捌いて追う。
◎峰 ○松井 ▲笠原 △萩原
3連単1-543-全

7R 
服部機力劣勢なら、平本がしっかり逃げる。
◎平本 ○服部 ▲山本 △丸岡
3連単1-256-全

8R  
馬場が軽快な足取りで逃げる。赤岩の攻めが怖い。
◎馬場 ○赤岩 ▲高沖
3連単1-34-全

9R  
池田が盤石の踏み込みで逃げる。カドから今坂が攻め込む。
◎池田 ○今坂 ▲山口 △森安 
3連単1-456-全 

10R 
菊地がカドから一撃決める。福田との連動を本線に。
◎菊地 ○福田 ▲中島 △長尾
3連単4-561-全

11R      
平尾が巧差しで徳増の逃げを捉える。松井の捌きも注。
◎平尾 ○松井 ▲徳増 △川上
3連単2-613-全

12R ドリーム戦  
瓜生がイン速攻激を決める。坪井がカドから自在に追走。
◎瓜生 ○坪井 ▲赤岩 △魚谷
3連単1-425-全 


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GⅠ浜名湖賞 初日!

おはようございます。GⅠ浜名湖賞初日を迎えました。昨日の前検は冷たい雨が降るなか行なわれましたが、今日は雨も上がって競艇日和。今節は春風のなか、レースが行なわれそうですね。やっぱり、春は競艇!

2010_0325_0082 地元のエース格のひとり、菊地孝平はなんと1Rに登場! オープニングを飾ることができるのか、要注目です。(PHOTO/中尾茂幸)


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明日(初日)のイベント情報

GⅠ浜名湖賞 開設56周年記念は明日26日に開幕です! 今節もイベントがずらり揃っておりますぞ。まず初日の明日は、恒例のアレもあります!

●初日のイベント

・選手紹介&ドリーム戦出場選手インタビュー 【場所】サンホール【時間】9:50~

お楽しみ抽選会=先着1000名様に「場内利用金券」が当たる抽選券をプレゼント※3/14に配布した抽選権も対象となります。【場所】中央スタンド1F抽選会場【時間】14:00~15:00

若手が多い今節、選手紹介も盛り上がりそうですぞ~。


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H記者のGI浜名湖賞 前検を斬る!

 文無しだった昨日、友人に「絶対に絶対の鉄板だから!!」とメールして無理やり徳山4Rの1-6-全を10枚ずつ電投で買わせ、1-6-4の28倍が偶然にも当たって「儲けの半分を振り込んでくれ」と振り込ませ、そのカネをエウレカ(スロット)で3秒で失い、結局は鬼嫁からわずかばかりの出張費をいただいて浜名湖入りしたHです。なんちゅう前置きぢゃ。

 さて、GI浜名湖賞の前検が終わりました。いやぁ、このシリーズの主役級のあの人の気配がかな~り心配だったのですが……とにかく、私の独断による前検番付を写真とともに記しておきます。

SS級

2010_0325_0648

★★★萩原秀人
全国に名を売った総理杯とまるで同じように鬼の回り足。内からでも外からでもターンマークで一瞬に相手を突き放す。直線チョボチョボも総理杯と同じ。今節もくるくる回って大金星を連発するか!

2010_0325_0195  

★★★後藤正宗
服部を1艇身以上置き去りにし、菊地にも競り勝った足は魅力いっぱい。スタート練習ではスリットからキュッと飛び出す行き足を披露した。唯一心配なのは、千切り捨てた相手の服部が……(後述)

S級

2010_0325_0581

★★久田敏之
回り足~スリットまでの行き足がスムースかつ力強い。スローでもスリットから覗いて自在に攻められる足だ。また、スタート練習もアウトからしっかり覗いており、どのコースでも不気味。穴男だけに随所に狙ってみたい。

2010_0325_0281

★★平本真之
こと行き足に関しては久田より強めだった。2速で一瞬だけキュンと伸びる感じ。扱いにくい気もするが、この武器を100%生かせば一気に突き抜けるはず。センターでのアタマ狙いが面白そう。

2010_0325_0350

★★松井繁
ペラを換えたと思うのだが、前半の足合わせで盤石の気配を感じた。西川の内から小回りで圧倒、相手が並ぶのを待ってから足合わせをしてまた千切ってしまった。今坂にもターン回りで突き放す横綱相撲。後半はそれほどの迫力がなかったが……。

2010_0325_0522

★★坪井康晴
服部と合わせてターンも直線も圧勝。福田にも競り勝つ好脚を披露した。ただ、千切った相手の服部が……(後述)

A級

2010_0325_0775

★森安弘雅
行き足~伸びが実に気持ちいい。スローでもソコソコ覗きそうだが、ダッシュ戦でS一撃があるかも。地味なようだが実は個性的な戦術が多く、このシリーズ中に一発やらかすと確信するパワーだった。

2010_0325_0185

★赤岩善生
回ってすぐの足が絶品。あの出足の強さはS以上にも思えるのだが……総理杯でも同じタイプの足色でSSにしたところ未勝利予選落ち。ちょっとビビリが入ってAにしておく。今節はやってくれるのか、赤岩!?

2010_0325_0220

★石川真二
スロー発進からスリット付近の行き足がゴキゲン。31%モーターとは思えない破壊力を秘める。前付けして3コースというパターンは常にある選手だから、人気薄の外枠で大穴を開けるかも。

2010_0325_0384

★深川真二
総理杯のFは気になるが足そのものはバッチリ。例によって回り足と出口からのレース足が強く、ひゅんと引き離す一瞬の足が魅力的だ。Sさえ行ければ前付け100mでも怖い。

2010_0325_0212

 以上の10人が私の“前検ファミリー”になるわけだが、逆に心配だったのが服部で……何度も足合わせをしたが、ストレートはすべて負け。しかも、後藤、坪井、田村あたりには1、2艇身はやられていた。救いはペラを換えた?後半の足合わせで回り足だけは互角に見えたこと。直線は相変わらずだったが……愛弟子の笠原も前節V機とは思えないチョボチョボの伸びだったし、このふたりはマジで心配な前検であった。頼むぞ、ユキオーー><

 ではでは、前検タイムをば。

浜名湖賞・前検時計ベスト10

2010_0325_0301 ①江夏 満 6・65
 大峯 豊
③山口 剛 6・67
 渡辺浩司
⑤馬場貴也 6・68
⑥向後龍一 6・70
 久田敏之
 長尾章平
⑩松井 繁 6・73
 石川真二

2010_0325_0663  う~ん、これはちょっと不思議なランキングです。トップタイの江夏と大峯はじめ、1位~9位までがすべて最後の3班(15選手)から輩出されている。風が変わったようには見えなかったのですが、これだけ偏りがあると鵜呑みにはできませんね。それとも、山口剛のSG制覇で「本栖晩年~やまと世代」が一斉にモンスター化したとか?? ま、そんな中で10位に食い込んでいる松井と石川の伸びは信頼していいと思います。悪いほうは……?

ワースト5

W1笠原 亮 6・90
W2服部幸男 6・89
W3高沖健太 6・88
  古結 宏
W5坪井康晴 6・87
  後藤正宗

2010_0325_0602  !!??…………ちょっと、でき過ぎな結果ですってば、すごく悪い意味で>< この主役級の師弟がワンツー独占? まあ、笠原は前検ではペラが合わずにひどいタイムになることもあるのですが、服部までが……さらにさらに、私のSS後藤とS坪井もワースト5タイに名を連ねております。やはり、千切った相手が服部だったから???? ちょっと、いや、かな~り自信がなくなりましたが、上記のパワー番付を変えるつもりはありません。ただ、明日の本番は様子を見るかも、ですけど。(Photo/中尾茂幸)


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THEピット――目の色が違う

 目の色を変えるとか、目の色が違うと、よく言う。簡単にいえば、本気になった、ということであろう。その意味に合っているのかどうかは別として、前検から目の色が違う選手が数多く見当たるのはどうしたことか。
2010_0325_0725  たとえば、峰竜太だ。こうしてピットで会うのは、昨年の新鋭王座以来。ご存知の方も大変多かろうが、その間に峰は非常にツラい時期を送ることを強いられてきた。本来であれば、いくつかのSGで顔を合わせていたはずだった峰は、自身の過失によって大舞台への出場資格を奪われている。その間の様子を伝え聞くことも何度かあったし、戦列復帰後の一皮むけたかのようなレースぶりはTVなどで見てきた。昨年秋には某場でちらりと見かけ、ほんの1秒程度、挨拶をかわしたりもしている。だが、今日こうして改めて“動く”峰竜太を眺めていると、明らかに目の色が違う。この一節に向けて目の色を変えているというよりは、あれから1年ほどを経て、峰自身が変化したようにしか思えないのだ。その変化とはおおむね、進化と同義である。
 前検航走を終えて、モーターを格納した後の峰は、こちらに気づくとぱっと顔を明るくしてくれた。
「お久しぶりです。なかなか会えませんねえ」
 実は峰はおっさんキラーというか、こうしてさらりとこちらを喜ばせてくれたりするわけだが、しかし目つき顔つきは確実に大人っぽく、そしてカッコよくなっていた。
「男っぽくなりましたかねえ……」
 たぶん、いや、間違いなく、なった。山あり谷ありの1年を超えて、峰竜太はたぶん、いや、間違いなく、たくましくなった。

2010_0325_0519  服部幸男も目の色が違う一人だった。やはり、地元のGⅠともなれば気合が違う……ということもあるのだろうが、どうやら別の理由もありそうだ。コメント取りに駆けずり回っている野中文恵さんが、溜め息とともに言う。
「まったくダメ。以上。だって」
 それしかコメントを取ることができず、愕然としていたわけだ。いや、その短い言葉に真実があるでしょ、なんて言ってはみたものの、まあ無責任な物言いだよな、と反省。でも、それはきっと間違ってはいない。
 足合わせをチェックしたH記者も言っていたが、服部のパワーは相当に厳しいようだ。事実、服部はさっそく本体をバラして、整備に取り掛かっているのだ。それと同時進行でペラ調整も進める。浜名湖ペラ室のいつもの場所に陣取って、ペラを鋭い目つきで凝視する。かと思えば、整備室に移動。本体の整備も進めていく。ペラ室と整備室の間は全力疾走。距離にすれば10m程度なのに、服部は走るのだ。
 計ってみた。僕の歩幅で13~4歩。ゆっくりと歩いて8秒。早足なら4~5秒。たったそれだけの距離である。しかし服部は1~2秒で移動。往復で10秒ほどの時間すら、惜しい様子なのだ。
 それほどまでに慌ただしい服部の前検日。おそらく、今日もっとも多忙だったのが地元の総大将だ。

2010_0325_0423  逆に、余裕を感じるのは松井繁に池田浩二。こちらは総理杯に比べると、リラックス方面に目の色が違っている。松井はかなり早い段階で作業を終えて、通勤着に着替えていたし、池田は腕を組みながらゆっくりと装着場内をブラブラしている姿を見ている。いや、ブラブラしてたなんて言ったら怒られるかな。何かを思案していたかもしれないからだ。でも、ブラブラ、って感じに見えたんだよなー。ようするに、作業などに追われている様子はまったく見られなかったということだ。
2010_0325_0449  松井がペラゲージなどが入っていると思われるバッグを引きずって整備室から出てきたので、ペコリと頭を下げた。すると松井もペコリ。凛々しく、また貫録もある表情はいつもと同じだが、目がずっと優しいように見えたのは気のせいか。もっとも、SGの前検といえば、松井は常にドリーム。顔をまじまじと見るのは共同会見の時くらいであって、こんなにも間近で接することはこれまでにほとんどなかったんだよな。この穏やかな目がいつもの前検の松井という可能性もあるってことだ。でもなあ……確かに今日の松井は穏やかだった。言っておくが、これはSGに比べて力が入っているとか、手を抜いているとか、そういうことではない。

2010_0325_0391  いつもと変わらない目の色の男もいる。赤岩善生だ。本人いわく「SGでも一般戦でも、やることはまったく変わらない」とのこと。たしかに前検の様子は、ちょうど1週間ほど前に見た総理杯と何も違いはない。前検後は整備室にこもって、ギアケース調整からキャブレター調整、その他もろもろとやれることはすべてやって、作業を終えるのは後半組とほとんど変わらない時間になっている。赤岩は今日の前検航走は1班なのである。いちばん早く水の上を離れた一人なのだ。なのに、赤岩は延々と調整を続ける。これは自分のセッティングに合わせる作業なのだが、どんな舞台でも赤岩は、倦むことなく、納得いくまでこれをやる。
2010_0325_0473  飯山晃三も、かつてSGなどで会ったときと変わらず、陽気な目の色である。競艇場入りのときも我々を笑わせてくれたが、作業に入っても表情は同じだ。その飯山、不思議な服装をしている。ピット内やレース時に選手が着るレーシングウェアのことを、俗語的に「カッパ」と呼ぶことがあるが、飯山が着ているのは、どう見ても本当の雨ガッパのようにしか見えないのだ。黄色の上下に、フードもついていて、う~ん、レーシングウェアっぽくはないよなあ。すると、野中文恵さんが飯山に問いかけた。
「その服、いいね~」
「でしょ? 上下で1400円!」
 激安! というか、やっぱり雨ガッパなんじゃないかなあ、ほんとに……。

2010_0325_05482010_0325_0675  飯山の笑顔を見て、なんだかほのぼのとした気分になったので、水面を見に行こうと、ピット奥へ。試運転係留所が見えるのだ。ぱっと覗き込むと、左から馬場、長尾、渡辺、大峯、平本。……新鋭王座かよ!? 2カ月ほど前、たしかこの場所で同じプレートのボートが集っているのを見たはずだが……タイムスリップ!? 4000番台が半数以上もいる今節、特に前検後半などはこんなシーンがあっても不思議はないのだが、それにしても頭がフワフワしてしまったなあ。浜名湖新鋭王座に出場し、今節も参戦しているのは6人。うち2人が優出し、準優には全員が進出している。今度は強い強い先輩たちが相手。目の色を変えてガムシャラに走り、今回も全員準優出を目指せ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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モーター抽選会 幸男モード全開!!

2010_0325_0127  12時過ぎからミーティングルームでモーター抽選会が行われた。菊地孝平選手班長の「礼!」で抽選スタート。穏やかムードの室内で、賑やかだったのはもちろん地元の静岡軍団だ。特に“浜名湖天皇”の服部幸男が、終始にこやかに隣の笠原亮や前席の坪井康晴らに語りかけている。
2010_0325_0122  で、川上剛が「31」のガラポン玉を落とすと、服部「おぉぉっ!」。その声を聞いた川上、わけもわからず最敬礼して「ど、どもです!」。が、その「31」はモーター31号機ではなくボートの31番艇だった。
笠原「あの31って、ボートですよ」
服部「あ、ボートか、ボートじゃダメだ(笑)」
 ぬか喜びした川上はしょんぼりと肩を落とし、その仕草が場内の笑いを誘う。とにかく、服部を中心に抽選会が回っている、そんな天皇オーラがわらわらと漂っていた。そして、服部本人が引いたのは51号機。机に戻って複勝率が33%であることを確認すると、ちょっとだけ肩をすぼめてから喫煙室に向かった。隣の愛弟子・笠原は「12」を引いて「お、いいじゃん!」。前節、金田幸子が素晴らしい成績で優勝しているゲンのいいモーターだ。今節は師匠より弟子が怖いかも?
2010_0325_0138  そして、服部が狙っていた31号機は、山本光雄の手に。

また、複勝率50%を超える32号機を引いたのは渡辺浩司だった。ちなみに、最後から2番目に引いた総理杯覇者・山口剛は38号機。またしても複勝率29%というワーストレベルの凡機と組んでしまったのだが、優勝モーターまで引き上げてしまうのだろうか……?

複勝率上位モーターと選手
★32号機52%…渡辺浩司
★20号機45%…深川真二
★45号機45%…大澤晋司
★29号機43%…江夏 満
★31号機42%…山本光雄
★28号機42%…大峯 豊
★3号機40%…飯山晃三
★11号機40%…魚谷智之
★12号機39%…笠原 亮

(Photo/中尾茂幸、Text/H)

エース機の渡辺浩司

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競艇場で再会!

2010_0325_0031  松井繁が貫録たっぷりにあらわれる。おぉ、つい3日ほど前に平和島で会ったなあ……と、総理杯から中2日しか経っていないことに改めてのけぞってしまう。総理杯の最終日、酒に溺れながらH記者、中尾カメラマンと「中2日かぁ……」などとしみじみしたものだが、選手たちはさらに大変。SG優勝戦を走って、息つく暇もなく浜名湖入り。松井ほどになると、きっとこの2日間もペラを叩いているに相違なく、夜は飲んだくれたり(K)、昼間はスロットでぼろ負けしたり(H)してるヤツとはえらい違いなのである。今節はこの人が登番最上位。いろんな意味で貫禄たっぷりの姿を見せてくれるだろう。
2010_0325_0008  一方、登番がもっとも若いのは平本真之。当地新鋭王座以来の再会に、とびきりの笑顔を見せてくれた。なにしろ、中尾カメラマンのお気に入り。それもあって、新鋭王座では話をする機会も多かった。で、中尾カメラマンが「今節の目標は?」とか聞くもんだから、「準優です」の言葉を聞かないフリして、「優勝だよね!」とハッパをかけさせていただいた次第である。実はダービー勝率で40位前後にいる平本、初のSG出場に試金石の時期を迎えている。GⅠ参戦はまさに正念場といえるわけで、ついついこちらの声援もアツくなるわけである。ともあれ、近況乗れている男であるだけに、一発があってもおかしくはない。

2010_0325_00042010_0325_0058  新鋭王座以来の再会といえば、大峯豊、馬場貴也の両優出選手も同様である。大峯とは優勝戦の日に話しており、その際に語っていたことのひとつとして「次は新鋭王座ではなく、周年記念で優出するのが目標」というものがあった。大峯は、新鋭王座の次節、中国地区選で優出を果たしている。先輩相手のGⅠという意味では、早くも公約を果たした格好だ。だが、あれは地区限定のGⅠレース。大峯には、文字通りの周年記念優出を期待したい。この浜名湖賞が実現の舞台となれば、なお嬉しいというものである。もちろん、同じことを馬場にも期待したいものだ。
2010_0325_0017  新鋭王座でも会い、3日前の平和島でも会っていたのは安達裕樹だ。安達は三重支部の先輩である高沖健太(こちらは昨年オーシャンカップ以来)とともに浜名湖入り。桐本康臣が欠場となってしまったため、三重支部からはこの二人の参戦となっている。F2持ちということで、今期残り約1カ月のこの時期はますますSが慎重になるかもしれないが、水神祭がお預けとなってしまった総理杯の分のウップンをここで晴らしてもらいたい。
2010_0325_0041  総理杯以来の選手……と考えていたら、優出選手がずいぶんと浜名湖参戦しているのだな、と気づく。先の松井もそうだし、萩原秀人もそう。萩原は中島孝平と福井コンビで競艇場入り、あの総理杯時と同じく、あまり表情を緩めたりはしないものの、「よろしくお願いします!」と力強い声を発していた。夏の当地ダイヤモンドカップでは優出していますね。もう一人、今坂勝広も地元GⅠに参戦。こちらもダイヤモンドカップ優出者でもありますね。あのときは今坂5号艇、萩原6号艇……あ、総理杯は同じ並びだったのですね。
2010_0325_0103  そして、総理杯優出選手、というよりも! 総理杯優勝者が浜名湖に参戦! もっとも新しいSGウィナー、ツヨシ・ヤマグーチッ! 広島勢の角浜修、山崎裕司とともにやってきた総理杯チャンプの山口剛。物腰柔らかく人当たりのいい素顔はなんにも変わらないけれども、やはり何かが違って見えるのは気のせいではあるまい。一回り大きくなって参戦する浜名湖賞。恥ずかしいレースはできないし、なにしろたったの中2日、勢いはナンバーワンに決まってる。

   続々と選手が揃ってまいりました浜名湖賞。印象的だったのは、自家用車などでやってくる地元勢で、ほとんどの選手がご家族を車に乗せてやって来て、入場前にふれあいのシーンを見せておりました。服部幸男のお子さん、かわいかったなー。服部が頭をなでなでして、「じゃあね!」と声をかけているのに、入口付近にいる怪しいデヴ2010_0325_0062と怪しいカメラマンをきょとんと見据えていたりして。菊地孝平もお子さんと笑顔で手を握りあったり、横澤剛治は奥様に優しく手を振っていたり、やはり家族の存在が競艇選手の大きな大きな支え、パワーになっているのだと改めて痛感した次第である。うーむ、私もそろそろ家族がほし……はどうでもいいですか、そうですか。
 ちなみに、一番乗りは笠原亮。出場選手一覧をよくよく見ると、地元の最若手なのですな。我々がピット入口に辿り着いたときには、すでに競艇場入りした後。ということで、実は「一番乗り=笠原」は伝聞なのでありました。最終日はいちばん最後にトロフィーを抱えて競艇場を出られますように!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2010_0325_0087 ※競技棟入口には消毒液が置かれているのですが、飯山晃三は「消毒せなアカンのかなあ……するんなら、全身に振りかけなあかんわ」と呟いて、手にシュッシュッ。私と中尾カメラマンを笑わせてくれました。競艇場入り大賞は飯山だ!


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浜名湖にやってまいりました!

Cimg5002  取材班、ただいま浜名湖到着! 1月の新鋭王座以来、2カ月ぶりの浜名湖です。当地GⅠ参戦は競艇特集の恒例。今節も本日の前検から最終日まで、現地より取材更新してまいります。

今節は、総理杯優勝の山口剛も参戦、登番がいちばん古いのが松井繁という開催。キャリア的に中堅どころの実力者に若手がチャレンジするという構図になりそうです。まさに総理杯の優勝戦の第2ラウンド。どんなドラマが待っているのか、乞うご期待であります!


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