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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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常滑名人戦TOPICS 初日

緑4勝>白3勝!!

2011_0419_0300  この名人戦、何が起きるか予断を許さんぞ。今日の1号艇はドリームの今村豊が敗れるなど3勝と大苦戦。代わって緑のカポックが500倍近い大穴含めて4勝と大暴れした。記念レースで1号艇より6号艇の勝ち数が多い1日って、いつ以来なんだろうか??
 この下克上の流れは、いきなり1Rに起こってしまった。地元にしてエース45号機を駆る鈴木幸夫が圧倒的1番人気に押されたこのレース、まったく人気のなかった緑カポックの森脇徹がスリットほぼ同体からあれよあれよあれよあれよあれよと内5艇のアタマを叩き割り豪快にまくりきってしまった! いやあ、ビックリした。この引き波をモロに浴びた鈴木は惨敗して、3連単466倍のスタートと相成った。
2011_0419_0518  こうなるともう、何が起きてもおかしくない流れ。続く2Rの緑カポ吉本正昭はコンマ24という慎重なスタートから凄まじいまくり差しを繰り出し、これまたバックで先頭に突き抜けていた(川名に追撃され決まり手は「抜き」)。このレースには水野要、万谷章という歴代名人が2人もいたのだから、これは大金星というべきか。配当は107倍でこれまた万シューとなった。森脇といい吉本といい、今年の山口支部は台風の目になりそうだな。
 同じ緑カポでも本命サイドだったのが6Rの瀬尾達也。こちらは貫禄の勝利というべきか。5コース進入から当たり前のコンマ08発進、さらには4カドの富山に内3艇を掃除させてから余裕たっぷりのまくり差しを突き刺した。
2011_0419_0343  そしてそして、4人目はあっと驚く7Rの田上晋六。6コースからスリットで1艇身抜け出すと、絞りに絞ってインの倉尾まで攻め潰してしまった。さすが、阿波勝哉擁する東京支部の面目躍如といったところか。今日は開会式でもトップバッターとして派手なパフォーマンスを魅せてくれたから、水陸Wパンチで今日のMVPに指名したい。この1年半で6回も職務質問を受けた奇人、いや、鬼才は、やっぱ何をやらかすかわからない!?

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」

 さて、今節は私が「やんちゃもん」として大いに期待している個性派が4人いる。
★岡孝…いわずと知れた鳴門の暴れん坊将軍。今節はどんな大渦パフォーマンスを魅せてくれるか?
★原由樹夫…いわずと知れた進入のマジシャン。今節はどんな不思議な待機行動を魅せてくれるか?
2011_0419_0219 ★倉尾良一…いわずと知れた博多のチルトサンダー。今節はいつチルトを跳ねてくれるか?
★北岡敦…まだ知名度は低い火の国のアウトサイダー。今節はアウトから何発まくりを決めて魅せるか?

 この4選手のやんちゃぶりを、毎日ちょっとずつでも紹介していきたい。
 2011_0418_0171 、今日の主役は8Rの岡孝だな。2コース同体という難しい態勢から、インの原田順一に迷うことなく強ツケマイを食らわして圧勝してしまった。本当に2コースツケマイって相手に見えるから難しいはずなのだが、「これだけ獰猛に攻めたてれば、あっさり決まることもある」という見本のようなレースだった。一言で言うなら、やっぱり「やんちゃ」の一語。明日は1号艇と4号艇で何かやらかしてくれるはず。個人的には、十八番のまくり飛ばしを見たいな。
 アウトサイダー北岡も見せ場を作ったな。チルト1度と微妙に跳ね上げた6Rで、5号艇の権利を2011_0419_0353あっさり捨てて悠然と6コース選択。隣の5コースが瀬尾(コンマ08)だったため窮屈な1マークになったが、それでも瀬尾の上をぶん回し「あわや!?」のまくり差しを繰り出した(届かず2着)。北岡の生レースを見る機会は少ないのだが「なるほど!!」と嬉しくさせてくれるやんちゃぶりだった。極選&舟券は外れたけど>< このまくり屋、明日が正念場で絶好枠ならぬ絶悪枠??の1・2号艇……普通にイン戦もこなす選手ではあるが、できればアウトから攻める北岡を見たいのだが。ちなみに明日の11Rは岡VS北岡の直接対決が実現。その間には今村豊が挟まっているw
2011_0419_0702  で、今日は持ち味を発揮できなかったのが原と倉尾だ。ともに1号艇で、原は4カド富山に攻め立てられ、倉尾は田上の6コースまくりをモロに食らった。それでも原3着、倉尾2着と食い下がったのはさすが。明日は進入のマジシャン原が6、4号艇、博多のチルトサンダーが4号艇(後半は2号艇)と、初日より持ち味を生かしやすい枠番を得る。読者の皆さんも、スタート展示から絶対によそ見なんかしてちゃいけませんぜ! ホント、何をやらかすかわかんないから。

グレートすぎるぞ、マザー!!

 今日のMVPは田上晋六としたが、もっともファンを驚かせたのは日高逸子だったに違いない。ドリーム戦で、あんな大技を決めてしまうとは……!!
2011_0419_0380  そのドリーム戦、レース前から波乱に見舞われた。スタート特訓していた松野京吾のヘルメットに、水面から飛び跳ねた巨大なボラ(推定76cm??)が激突! これが脳震盪のような状態を招いて公傷欠場という事態を招いたのだ。そんなこともあるんだなぁ。松野選手には、お大事に、お疲れさま、と労うしかない。
 2011_0418_0455_2 、まさかの5艇立てになったこのレース。俄かに人気が上昇したのが古場輝義だった。古場は開会式から「チルト3度、アウトからピンロク勝負」と公言していたが、同じ最アウトでも6コースから5コースになるのはデカい。さらに、スタート展示での4コースは日高逸子。日高はF1本持ち、L1本持ちの苦しい身の上だから、古場チルト3の破壊力が増す。さらにさらに、古場は展示タイムでも他を圧倒する時計を弾き出した。
「こりゃ、古場の圧勝だな」
2011_0419_0165_2  そう確信した私は5-1-3、5-3-1の2点勝負。そして、本番のレースでは……FL持ちの日高逸子が4カドから、豪快にまくりきったのだった。まあ、スタートが早いわけでなく、他が遅すぎたという隊形ではあったのだが、今村豊・大嶋一也・西田靖という万戦練磨の猛者トリオをまとめて引き波に沈めてしまうなんて!!!!?? グレートすぎるにも程があるってば(←舟券真裏><)。
 とにもかくにも、逸子ママの7号機は素性も十分だし、あの3人をやっつけたのだから正味のパワーもありそうだし、まさかまさかの紅一点出場でママ名人誕生なんてこともありそうだぞ!(photos/中尾茂幸、text/H)


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