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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――更新遅れてすみません

2011_0421_0136   PC不調につき、更新が遅れたことをお詫び申し上げます。

 朝、ピットに入ってまずは整備室に直行すると、今村豊が本体をバラしていて、「こ、これは……」なんて驚いていたのだ。シリンダーケースをいじっていたから、これがなかなかの大整備。完璧にはほど遠いパワーを引き上げるため、思い切った整備に出たわけである、予選最終日に。あぁ、しかし今村のレースはもう近づいている。すっかりニュースバリューがなくなってしまったような……。
2011_0421_0374 今村とともに、整備室を独占していたのは、日高逸子だ。男女のトップ同士が整備室の主となって本体整備に全力投球。日高は今村よりも長い時間、整備室にこもっていて、合間に新兵の雑用をこなしたりもしていたから、まさしく多忙な朝なのであった。

2011_0421_0777  ところで、1Rを走ったあとに田中伸二が帰郷している。“バルコニー”で水面を眺めていたら、高田悌二と北川幸典がモーターをもってやってきて、プールにモーターをつけたので「あ、誰か帰郷するのか……」と緊張。モーターの番号を確かめると、これが田中伸二のもので、その後モーター返納を始める姿も確認している。
 3年前の名人が、不本意な成績のまま、不本意な途中離脱。胸の内は、やるせない思いでいっぱいであろう。そうした心の動きが表情に出るタイプではないが、ペラゲージなどの私物を片づけている田中の背中は、妙に丸く見えたものだった。
 その後、増田弘喜も帰郷となっていて、今節は初日の松野京吾、2日目の三宅爾士に続いて、4人が途中帰郷となっている。彼らにとってもひとつの目標のはずの名人戦、来年も元気に顔を出して、今年の雪辱を果たしてほしい。

2011_0421_0941  勝負駆けの朝ではあったが、取り立てて昨日までと雰囲気の違いがあったか、というとそうではなかった。古場輝義は準優当確なのに、ペラを大幅に改良しようとしていたし、篠原俊夫は勝負駆けではあったが、いつも通りに雑用もこなしつつ、淡々とペラをたたいたりしていた。勝負駆けの局面など、数十年にわたって経験し続けている彼らにとって、もちろん気合は入ってはいるが、特別なことや特別な動きをする必要などないということだろう。こうした空気もまた、名人戦らしいのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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