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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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常滑名人戦TOPICS 2日目

イン2勝のみ!

 強い向かい風が吹き荒れた今日の常滑水面は、問答無用のまくり天国。カドやアウト水域はもちろん、お隣の2コースまでもが面白いように伸びて、イン選手を引き波にはめ続けていた。終わってみれば、イン選手は2勝のみ!! 昨日よりさらに惨敗した最大の要因は①風②前づけ選手が多かった③行き足の弱いイン選手が多かった、というところだろう。 

 2011_0420_0242 とりわけ、いつもは少ない「2コースまくり」が続発したのは、この③に拠るところが大きいと思う。9Rの森脇徹の2コースまくりは、スリット同体から一瞬にして1艇身ほど覗いてしまった。佐藤勝生が放ったせいもありそうだが、パワー差は歴然。昨日、怒涛の6コースまくりを決めた森脇パワー(特に行き足)は伊達ではなかったな。このレースで私は3コースの山口博司の行き足に注目していたのだが、明らかに森脇のほうが上。見立て違いを認めつつ、この場でお詫びさせていただきます。
 さてさて、これだけインの弱い記念レースは本当に珍しいが、この傾向が明日以降も続くのか。はたまたインの大逆襲がはじまるのか。風の変化とともにシリーズの趨勢をしっかり捕らえていきたい。

V候補、本領発揮

2011_0420_1086  ドリーム戦で1~6着を分配したV候補たちが、今日は順当に上位着順を奪い取った。ダンディ大嶋一也はパワー不足をスタートで補填するような形で、コンマ05→2着、コンマ02!→1着。機力がなければ気力で、というあたりがさすが地元のエース。見た目にもレースごとに出足~行き足がアップしている気配もあり、やがては鬼のように強いダンディが見られることだろう。
 2011_0420_1091 V候補筆頭のミスター競艇・今村豊も1、2着と無難にポイントを稼いだ。前半は有無を言わさぬ4コース一撃まくり。ターンマーク起こしからスリットまで一度もアジャストすることなく握り続ける(←神業)いわゆる「今村パターン」がきっちりハマッた。ただ、後半11Rはイン古場輝義の完璧な逃げに手も足も出ず2着完敗。小回り差しで肉薄するどころか、瞬時に5艇身ほど置き去りにされたあたり、パワー比較はかなり古場に分がありそうだ。昨日は「3月の常滑より上」と自信を覗かせていた今村だが、この11Rを走り終えて何を感じただろうか。
2011_0420_0745  一方の古場はこのイン逃げ圧勝も含めて今日唯一の2連勝。前半3Rは4カドから簡単にまくりきっていて、パワーは間違いなく上位。どちらの勝ちっぷりも、桁違いの凄みみたいなものを感じた。節イチ候補のひとりと断言していいだろう。まあ、2日目にしてシリーズリーダーになった以上、節イチに指名しても何の面白みもないけれど。

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」②

2011_0420_1044  うーーん、今日はやんちゃしすぎちゃった男ひとり。6R1号艇の北岡淳は悠然とアウト6コースに構え、これまた悠然と内の5艇を握り潰した。今節3発目の6コースまくり炸裂!! と思った瞬間、フライングのアナウンスが……>< 痛恨すぎるコンマ01の勇み足。昨日の2着に続いてシリーズリーダーさえ狙える一撃まくりだったのに、一気に賞典除外へと陥落してしまった。だがしかし、「カルテットからも除外!」なんてつもりはさらさらありませんぞ。1号艇でも委細かまわずアウト戦法を選ぶような男だからして、このF1本で縮み上がるわけもなし。むしろこれで人気ががた落ちになるなら、積極的にウルトラ万太郎を狙いたい。頑張れ、火の国のアウトサイダー!!
2011_0420_1117  一方、昨日から無傷の2連勝を飾ったのが5R1号艇の岡孝。決まり手は逃げ? いえいえ、鳴門渦潮の暴れん坊はやることが一味違います。勢いよく前づけにきた西田靖を「はいはい、どうぞお入んなさい」と暖かく迎え入れておいて、超激辛の2コースまくりで西田を引き波に沈めてしまった。なんとなく、西田をいたぶりもてあそぶようなまくりに見えたな。前からわかっていたことだが、岡さん、やっぱりあなたは鬼ですね!! それにしても、2日連続の2コースまくり完勝というのは、なかなか凄いと思うぞ。後半11Rは3着に敗れた岡だが、今後も何をやらかすことやら、本当に目を離せない男なのである。

2011_0420_0766  そしてそして、岡に負けじと強烈な2コースまくりを決めたのが「ピストン倉尾」こと倉尾良一だ。でもってビーストまくりの餌食になったのは、またしても西田靖……哀しいくらい出足~行き足の弱い西田を、倉尾は情け容赦なくぶっ叩いた。K記者愛用の新概念データによれば、倉尾の2コース勝ちは<まくり7/差し5>。同体でも握る肉食系ビーストなのだから、半艇身覗いた12Rで握らないわけがない。やんちゃ軍団に2度もいたぶられた西田には、「今日は相手が悪かった」とねぎらうしかない。
2011_0420_0735  こうして北岡、岡、倉尾の3人はそれぞれ期待通り?のやんちゃぶりを魅せているわけだが、どうにも大人しいのが進入のマジシャン原由樹夫。6号艇だった3Rではのんびりゆっくりの3コース進入だったし、8Rに至っては枠なりの4カドを選択している。まあ、時にいきなりダッシュ戦法を採用するりも魔術師たる所以ではあるのだが、なんだかどうにも覇気が感じられないのが気になる。明日の1R5号艇こそ、自慢のヒゲをヒクヒクさせながらスタンドを沸かせてくれ、ユッキー!!(photos/中尾茂幸、text/H)


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コメント

老婆心ながら突っ込ませていただきます・・・
「フライング失格」はありえません。
専門の記者さんが書く記事ならば、訂正をお願いします。

北岡選手、フライングはしちゃったけれど、
今日からますます穴党注目ですね。

投稿者: まる (2011/04/21 10:15:47)

まる様

ご指摘のとおりですね。大変失礼いたしました。訂正いたしました。

投稿者: 取材班 (2011/04/21 10:26:19)
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