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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――ゴキゲンなピット!

 強めの向かい風が吹いている初日午前。ピットには風が吹き込むかたちになるので、昨日よりもずっと涼しく感じる。温度計は28℃を指し、ただし湿度は75%と高めだ。やはり汗はじとっとにじんでくる。
 やや過ごしやすい気候だからなのかどうか、選手たちはゴキゲンに見える。
2011_0629_0628 「クロちゃん! 浜名湖はなあ……観光に来なアカンで!」
 三嶌誠司が額に汗しながら笑いかけてくる。そらそうだ、ここは静岡が誇る観光地……って、そんなことを言っている場合ではない。我々も、もちろん三嶌も、まずは仕事!でしょ。それでも三嶌はニコニコと、クロール泳ぎをしながら「やっぱ海に行かな」てな感じで去っていってしまった。ちなみに、1Rで2着をとった後のことであります。ゴキゲンですね!
2011_0629_0309_2   3R後に話は飛ぶが、2着に敗れたがにこやかに笑う岩崎正哉を見ていたら、「ホンマですわ!」と弾んだ声が聞こえてきた。松本勝也だった。やはり1着を獲れば気分上々! 仲間からの言葉にも、笑顔が浮かぶ。
2011_0629_0906  で、松本にやはり弾んだ声をかけていたのは、松井繁だったのだ。そこまで笑うか!の笑顔で松本に声をかけると、モーターの燃料入れのあたりを軽くポンと叩く。モーターのパワーを褒めたのか、それとも松本の走りを讃えたのか。その後も、湯川浩司と談笑は続いて、松井の顔から笑いはなかなか消えなかった。王者もゴキゲンだ!
2011_0629_0509  まあ、成績がよかった選手はゴキゲンになりやすいですよね。2Rで2着に飛び込んで穴を演出した長尾章平も、やはりニコニコでピットに戻っている。出迎えた今村豊や白井英治はそれほど笑ってもいなかったけれども(二人ともペラ調整所から大慌てでリフトに向かっていた)、そんなの関係ない。初戦2着の成績は、やっぱり嬉しいもんねーと、長尾はにこやかに控室へと向かっていった。
2011_0629_0273  レースの成績に関係なくにこやかな選手だってもちろんいるぞ。毒島誠と柴田光だ。柴田とは「はじめまして」でしょうか。昨日、やけに丁寧なごあいさつをしていただいて恐縮したのだ。桐生のSGの際、表敬訪問していた彼に会ったことがあるかもしれないが、少なくともピットでこういうかたちで会うのは初めてのような……。記憶違いならご容赦ください。
2011_0629_0418  柴田と毒島は同じ江口晃生門下ということもあって、やはりピットでも仲はいい。そして、整備室から並んで出てきた二人が、なぜだか大笑いしていたのだから、やはり話が合うのだろうな。二人とも実に人のよさそうな笑顔を見せていて、しかもそれは控室に戻るまで続いていて、群馬支部も実にゴキゲン!なのであった。
2011_0629_0692  で、残念ながらまったくゴキゲンに見えないのが、赤岩善生であった。まあ、モーターが噴いていたとしても、ピットではそうそうゴキゲンなふるまいを見せはしない赤岩ではあるんですけどね。選手紹介でもモーターの弱さを表現していたが、やはり苦しいのであろう。それでもトコトン相棒と向き合って機力アップをあきらめない男だから、ゴキゲンな笑顔など見せているヒマはない。2R後にモーターをボートに装着したのだが、その作業に没頭しすぎて、大嶋一也の出迎えがギリギリになるという一幕もあった。ふだんは真っ先にリフトにたどり着くこともある赤岩なのに。どうやら、赤岩を整備室などで見る機会も増えそうな、浜名湖賞である。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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【2011グランドチャンピオン決定戦】
になってますよ。

投稿者: 小田桐 (2011/06/30 19:30:05)
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