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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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GI浜名湖賞TOPICS 4日目

THE勝負駆け・その①ボーダー争奪戦
報われなかった2マークの激闘

 ボーダーラインが炎上?? 胸突き八丁の10R、なんと5人の勝負駆けレーサーが一堂に集結した。水面からただならぬ緊迫感が溢れる。メンバーの状況(ボーダー6・00想定)を整理しておくと

①湯川浩司 2着
②横澤剛治 3着
③中島孝平 3着
④西村 勝 ×
⑤今坂勝広 1着
⑥篠崎元志 3着

2011_0703_0872  どうでしょう、コレ。勝負駆け5人のうち、生き残れる最大数は3人まで。場合によっては全員討ち死にというケースまで想定できる凄まじいサバイバルカードだ。もちろん、もっとも有利なのは1号艇の湯川だが、これだけメイチ勝負レーサーが揃えば、背筋の凍るようなイン戦でもある。2号艇と5号艇は地元レーサーだし!
 で、この大一番で敢然と湯川に鈴を付けに行ったのは……なんとなんと、すでに絶望的な立場の4カド西村だった! これだからボートレースはわからない。一気に絞りまくろうとする西村を見て、2着条件の湯川は強引に握って回った。頭を叩かれたら惨敗もありえる状況、賢明な判断だったと思う。まくるつもりだった西村は、やや慌ててまくり差しに構えたが、迷った分だけ後手を踏む。

2011_0703_0209  代わって西村マークの今坂が、スルッと内水域をすり抜けていく。これが突き抜ければ、1着・今坂&2着・湯川の勝負駆けが同時に成立する。が、残念ながら今節の今坂には、予選の壁をぶち破るまでの破壊力が欠けていた。バック中間で、先頭に立った湯川だけが安全地帯に。今坂の嬉しくない2着もほぼ確定した。
 そして、今日の全レースの中で、もっとも凄まじい「勝負駆け」が炸裂したのが2マークだった。ややターンが流れた3番手・西村の内フトコロに、横澤が、中島が、篠崎が3人並んで切り返し気味に最内に突っ込んだのだ!! 3人同時の突っ込みって、今までほとんど見た記憶がないぞ。
 なんだなんだなんだコレは?……あっっっ、そっか!
 弾けあう3人の姿を見ていて、私は胸が熱くなった。そう、3人ともに3着条件だったのだ。スリットこそ後手を踏んだ3人ではあったが、2マークで乾坤一擲の勝負手を放ったわけだ。3人同時に!!!!
 この玉突き状にもつれた「仁義なきサバイバル・バトルロワイヤル」を制したのは……地元の横澤だった。

①湯川浩司 ②着→1着
②横澤剛治 ③着→3着
③中島孝平 ③着→6着
④西村 勝 ×→5着
⑤今坂勝広 ①着→2着
⑥篠崎元志 ③着→4着

 この結果、湯川と横澤のふたりが生き残った。私はそう合点したのだが、実はそうではなかった。最終ボーダーは想定どおりの6・00だったものの、横澤は着順点が足らずに同率19位……つまり次点で落選。
2011_0703_0145_3  最終レースが終わってこの結果を知った私は、またまた胸が熱くなった。3人がただひたすら3着だけを目指して火花散らしたあの2マークは、いったいなんだったのか? 誰一人浮かばれることのない激戦を、私は感動しながら凝視していたわけだ(あの2マークを制したのが中島か篠崎だったら、結果論としてどちらでも予選を突破していた)。
 誰も報われなかった2マークの死闘。そして、生き残ったのは湯川ひとり。
 ボートレースの残酷さと、儚いまでの美しさに満ちた2マークだったとお伝えしておく。

THE勝負駆け・その②首位争い
最後の大どんでん返し

 続いて、限りなくVに近づく首位争いに目を向けてみよう。まず、昨日まで予選トップを守っていた毒島誠が、7R4着で一気に陥落。逆にこのレースを制した濱野谷憲吾が、暫定トップに躍り出た。例によって「いつの間にこんな位置にきたの、憲ちゃん!!」と叫びたくなるような、さすがの安定感だ。
2011_0703_0896  そして9R、足が完全に仕上がった池田浩二の2コースまくりが楽々と決まり、憲吾の背中にピタリと貼り付く。あとは12Rの結果待ちだが、この時点で池田の1~3位、つまり準優1号艇が決まった。
 予選のラスト、12Rは準優だけでなく優勝戦1号艇をも視野に入れた首位決定戦となった。ここも当該選手だけを整理しておこう。

2011_0703_0060 ①濱野谷憲吾 勝てば1位確定、2着なら2位か3位
②大嶋一也  勝てば2位か3位
③飯山 泰  勝てば1位確定、2着なら2~4位

 つまり、憲吾と飯山のふたりに自力リーディングの可能性があった。13か31か、逃げる憲吾か、まくる飯山か。ファンの興味もここに集中し、1=3は売れに売れていたな。もちろん、2人ともに前検ファミリーなんだからして、私も1-3を買っていた。
 さあ、誰がトップになるのか。憲吾か、飯山か、池田なのか!? もちろん、断然有利なのは1号艇で自力勝負の憲吾に決まっている。ファンファーレとともに、私は叫んだ。

 憲吾、ガツーンとスタート決めて逃げ切ったれやーーッッ!!

2011_0703_1000  …………あれ、いない???? スタートどころか、そのはるか手前で憲吾はインコースを失っていた。おヒゲのダンディ大嶋に。そして、私が呆然としている間にダンディ大嶋はガツーンとトップSを決めて逃げ切ってしまった。憲吾の差しは届かず2着……結果、熾烈を極めた首位争いは、池田と憲吾が同率ながらこれまた着順点の差で池田に軍配が上がった。
 憲吾…………。
 憲吾の1号艇は何をやらかすか、ホントのホントに目が離せない。

今日の前検ファミリー
祝・9人中7人が予選突破!

SSランク
濱野谷憲吾…①②=2位通過

Sランク
2011_0703_0175 峰竜太…①=4位通過
飯山泰…③=7位通過
池田浩二…①=1位通過

Aランク
石野貴之…①①=6位通過
赤坂俊輔…②=予選落ち
白井英治…④=16位通過
徳増秀樹…④⑤=予選落ち
服部幸男…④②=12位通過

 ムフフ、我ながら天晴れ! 今日のファミリーの成績も上出来だったし、9人中7人が準優に駒を進めてしまった。しかも、ベスト7位の中に5人も!!!! これは前検ファミリー制度(なんだそりゃ?)ができてから最高の成績なわけだが、明日の準優でもしっかり活躍して優勝戦6ピット独占!なんて快挙を成し遂げてほしいぞ(←はい、11Rは憲吾だけなのでムリです)。
2011_0703_0301  我らがファミリーの大敵は、もちろん大嶋もそうだが、やっぱり地元にしてパワー強烈な佐々木康幸&重野哲之だと私は思っている。10Rは峰リューの外に控える佐々木、11Rには憲吾の隣で腕を撫すまくり屋・重野。かな~り怖いけど、だからこそ直接対決がめっちゃ楽しみだ~!! そして12Rは1~4号艇までファミリー集結って……やっぱ狙いは、人気の盲点になりそうな浜名湖天皇さまかなかな~!!??(Photos/中尾茂幸、text/H)

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コメント

こんばんは(・∀・)ノ

まだまだ『憲吾牢』と名のらなければならないようですな

ファミリーの7名準優入りは素直に嬉しい限りですが、舟券戦術のほうは…
(・・;)

髭ダンディーと点滴カツヤにサンドイッチされて2着ゴールした憲吾w
214 Hの呪いかッ

道中2番手競ったアシは決して悪くはないように思うので、明日は白憲吾が1着でゴールラインを突っ走ってくれるでしょう!

ヒモ探し、頼みましたぞ!

投稿者: 濱崎憲吾牢 (2011/07/03 23:20:16)

いらしたのね〜、良かったわ〜!

服部サマったら、3R見た時はどこか調整しそこなっちゃったのかと思ったわぁ

後半レースはリアルタイムで見られなかったから予選突破できたかドキドキだったわよ(´Д`)

こうなったら明日12Rまでにバッチリ仕上げて、大穴あけちゃいましょうよ!!

あ〜ん、電投が〜(T△T)

投稿者: 月ちゃん (2011/07/03 23:53:47)
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