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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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蒲郡オーシャンTOPICS 初日

今日のイン成績

①①②②②⑤④②③④③①
1着率25% 2連率58% 3連率75%

2011_0713_1348  いやあ、オープニングから平本真之、石渡鉄兵と連続して逃げきったときには「今日のインは6勝は堅そうだな」と思ったものだが……平本・石渡ともに、今節のメンバーの中ではイン勝率が低い部類だった。それが鮮やかな逃走を決めた上に、坪井康晴、太田和美、原田幸哉などのイン巧者が控えているのだから。それが、この3人も含めて怒涛の9連敗を喰らうとは……

2011_0712_0647 初日だけにスタート勘がバラバラでとりわけイン選手の遅れが目立った、さらに後半戦からコロコロ風が変わってスタートタイミングがより難しくなった(期待の石野貴之は修正できずに痛恨のフライング><)というのが主な原因だと思う。
 最終ドリーム戦で中島孝平がキッチリ逃げきり、なんとか帳尻を合わせたという感じの初日のイン戦ではあったな。明日以降はスタート勘も揃いはじめるので、徐々に、またはいきなりイン勝率がアップするだろう。児島グラチャンでも感じたことだが、「SG初日のイン、信ずべからず」は今後の教訓に!

今日の裏MVP=今村豊

2011_0713_0681  4R4着、9R2着……数字的には地味な1日に見えるが、今日のミスター競艇・今村豊は彼の持ち味を120%発揮して多くのファンを魅了した。
 まず、4Rは5コースから十八番の「スリット全速突出絞りまくり」を繰り出す。スタートタイミングはコンマ06。内の齋藤仁はコンマ18で、3/4艇身ほどしか覗いていなかったのに、スリットから一瞬にして1艇身半ほど突き抜けていた。50歳にして、この恐るべきスタートセンス!
2011_0713_0655  ただ、残念ながら今村のパワー自体(伸び)は中堅レベルなので、そこからまくりきるだけの破壊力はなかった。内4艇の大掃除をして、6コース峰竜太の豪快なまくり差しを演出するに留まった。峰にとっては美味しすぎる1着だったし、若者らしく「ミスターの外!」という決断が功を奏したともいえるだろう。
 後半9Rのミスターはさらに過激だった。6コース(もちろんオールスロー進入)からコンマ01悶絶スタートを決めて、これまた強引な絞りまくり決行。石野貴之のFなどもあってまったく届かないまくりになってしまったが、50歳とは思えないやんちゃな攻撃だったな。
 ここで力説したいのは、「ミスターのスタートの凄さはコンマ06とか01とか、そんな字面だけの早さではない!!」ということ。早さじゃなくて、速さなのですよ。つまり、今村はターンマーク起こしから、スロットルレバーを握りっぱなしでスリットを通過してゆく。もちろん、時にはアジャストすることもあるが「放るのは1割くらい、あとの9割のレースは握りっぱなし」と本人も言っている。こんな選手、他には誰一人いないって。あ、スタート勘バッチリなシリーズの阿波勝哉くらいか。とにかく握りっぱなし。だから、展示タイムは平凡でも今村はスリットからグンッと伸びてゆく。相対的に伸びているように見える、と言うべきか。それを見て、「今村のペラはスリットからの行き足が凄い」と思っているファンもいることだろう。実は、まったく違うのだ。
2011_0713_1256_2 「今節も凄い行き足ですね~、とか言う記者さんがいると、ちょっとカチンと来るんですよ。モーターの力じゃないんだって! 握りっぱなしでスリット全速がどんなに難しいか、ほとんどの人がわかってないんですよ」
 今日のふたつのレースは、まさにそんな孤高の天才・今村豊の天才たる一面がフル稼働したと私は思っている。そして、峰竜太の鮮やかなごっつあんまくり差しを見ながら、私は改めてこの鉄則を肝に銘じた。

今村豊限定鉄則★いつでもどこでもどんな気配であっても、今村豊の外選手は必ず押さえろ!!

 補足するなら、今村のモーターの評判・情報は気にしてはいけない。むしろ、低調機で人気がないときほど穴狙いのチャンス。だって、今村のスリットは、エンジンが連れて行くんじゃないのだから。

今日の前検ファミリー

 ん~こんな成績、書きたくないけど、書きます><

Sランク
2011_0713_0747 ★★井口佳典⑥④
★★白井英治④①
★★福島勇樹⑤
★★太田和美①④

Aランク
★石野貴之③F
★松井繁⑤
★服部幸男⑥
★飯山泰②③
★平尾崇典⑥
★池田浩二②

2011_0713_1228  まあ、惨敗の部類といっていい。もっとも期待していた井口佳典はスタート遅れるわ、1マークで他艇とぶつかるわ、てんやわんやで這い回り……パワー負けじゃないと言い張ることもできるけど、てんやわんやになってしまうところがもう、節イチ級の可能性は皆無と言ってもいいのだな。
 松井繁&服部幸男「至高のライバル」もドリーム戦で最下位争いを演じてたし、石野に至っては02のハミダシで賞典除外だし……。

2011_0713_1111_2   数少ない光明といえば、白井英治が大穴1着も含めて5・6号艇でそれなりにポイントをゲットしたこと(←舟券はまたしても取りこぼし)、飯山の追撃の足がご機嫌だったこと、太田和美の行き足、池田浩二のレース足が上々だったこと、くらいか。
 う~ん、笹川賞以来の「ファミリー解散総選挙」もありえる窮地だが、もちろん明日までは全員据え置きっす!
 あ、今日、いちばんスリットで獰猛だったのは今垣光太郎だったな(←ミスター今村以上に獰猛でした)。初日から「半艇身覗けば、迷わず絞りまくり」という光ちゃんモードに突入したとなると、こりゃ手が付けられないことになるかも?? パワーの裏付けがあるときの光ちゃんは、無敵の野獣だからなぁ。(Photos/中尾茂幸、text/H)

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