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賞金王ファイナル 私的回顧

2011_1225_r12_1366クールランニング

12R賞金王決定戦
①池田浩二(愛知)  17
②田中信一郎(大阪)19
③重成一人(香川)  18
④松井 繁(大阪)  17
⑤瓜生正義(福岡)  17
⑥佐々木康幸(静岡)18

 池田が勝った。王者と信一郎、賞金王トータル6Vの猛者を従えて、クールに完璧に逃げきった。

2011_1225_r12_1336  うん、これでもう書くべき言葉がなくなってしまう。池田の速さ、上手さ、強さは誰もが知っている。優勝候補がエース80号機をゲットし、その機力を余すところなく引き出して予選トップ通過、フィナーレは鮮やかな逃走劇。そのクールなシナリオを訂正するだけの筆力が、私にはない。
「だったら、そんなクールなシナリオを塗り潰そうしなかった他の面々を批判しろ」

2011_1225_r12_1300 と思うかもしれないが、今日の枠番ではそれも難しいのだ。他の5人が5人とも、それぞれの持ち味を生かせる艇番だった。唯一、6号艇の佐々木だけは「勝つために動く」(今節は6コース勝ちがゼロ)という選択もあったが、佐々木は重成のように闘志を剥き出しにするタイプではない。松井や重成が6号艇だったら、私は進入からの大混戦を期待しただろう。
 5人それぞれが、自分のスタイルで勝てると信じて走り、結果として池田を負かすことができなかった。そんな潔い賞金王だった。

2011_1225_r12_1418うなると、やはり池田の強さを讃えることになるわけだが、今さら、何を書く必要があるのだろう。
 池田が勝った。王者と信一郎、賞金王トータル6Vの猛者を従えて、クールに完璧に逃げきった。

 もう一度だけ、書いてみた。それを「世代交代の象徴」などと切り取ることもできるが、書くだけ野暮だろう。ごくごく自然に、その流れは目の前でなされている。今日、池田がはじめて賞金王になったという事象は、結果ではなく過程のひとつでしかないのだ。今日は敗れた瓜生も、同じだと思う。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2011_1225_r12_1438


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