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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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下関名人戦TOPICS 初日

2012_0424_0550 今日のイン成績
①②⑤②②①②③③②④③
1着率17% 2連率58% 3連率83%

「初日のインは弱い」
 新鋭王座、女子王座に続き、この名人戦でもイン選手は苦戦した。ドリームの今村豊までが3着敗退。原因もほぼ同じ、①スタートがバラけた→②覗く選手を警戒して握りすぎるイン選手が多かった、の2点(同一要因ではあるが)だと思う。ただ、それでも2連対、3連対では上々の成績で、闇雲に舟券から蹴飛ばすのは賢明な戦法とはいえないようだ。

2012_0424_0586 ちなみに、今日インで舟券から飛んだ選手は、西田靖ただひとり。そう、ワースト級の西田だけが2度イン戦に挑み、2度ともぶっ飛んでしまったわけだ。よほどの低調機やドカ遅れでもしない限り、明日以降もインは高確率で舟券に絡むだろう。スタートも徐々に揃いはじめるはずで、まくり穴党は明日くらいまでにキッチリ太い配当をせしめておきたい。

下関港に怪獣ススムム出現!!

2012_0424_0494 「今節はチルト3度用のペラしか持ってきてません!」
 開会式での宣言通り、お江戸の怪人・田上晋六(読みは「すすむ」です)がチルト3度で大暴れ。同じレースに居合わせた選手たちを、恐怖のどん底に引きずり込んだ。
 まず、前半5Rはコンマ05全速発進! コンマ14~29だった他5艇は、もう何もできない。金縛り状態の集団を一気に呑み込んで、東京名物チルト3の破壊力を見せつけた。
「いやいや、私なんか、まだまだ(チルト3度)のビギナーですわ」
 勝利者インタビューでこう謙遜した田上だが、前節の浜名湖(新ペラ制度先行導入シリーズ)でのチルト3Vで、すっかりチルトサンダーの味をしめたようだ。

2012_0424_0685  続く後半の9R。今度はまったく違った意味で、田上は他艇を脅かす。“犠牲者”は、地元の森脇徹。
「これ以上、我らが下関の海をススムムに蹂躙させるわけにはいかん!」
 森脇はウルトラ警備隊ばりの、決死のチルト1度で臨んだ(ウルトラセブン役は森次です)。そして、5コースからススムムを完全ブロック!! 森脇隊員の凄まじい気合が伝わるスリットだった。コンマ04のフライングだったけど……。かつて、阿波勝哉をブロックしようとしてFに散った選手は数知れず。田上もまた、アワカツ級のチルトサンダーとして認められた、と言うべきか。この森脇に途中まで付き合い、途中で明らかに放ったススムムは、コンマ01で生き残った。お江戸の怪獣は、まだまだ暴れ続けることだろう。(つづく)

独断パワー診断

 初日の実戦を見て、素直に軌道修正を加えたパワー番付を記しておく。

SS(超抜クラス)

2012_0424_0421 ★★★山室展弘(①②)…着はそれなりにまとめた。8R2マークのターンミスがなければ、間違いなく連勝発進だっただろう。が、この成績でも、昨日の私の見立てより割り引く必要を感じた。特に、行き足が思ったほどではなかったのが気がかり。上位は間違いないが、過信は禁物かも。とりあえず、据え置き。

2012_0424_0360 ★★★日高逸子(ドリーム②)…6コースから難なく3番手に取り付き、あの今村豊を追い抜いての2着。今村が中堅ソコソコだとしても、そうそう逆転できるポジションではなかった。バレバレだけど、エース機の底力をひしと感じた。

★★★吉本正昭(①①)…これも今日のレースでバレバレ。4号艇(5コース)と6号艇(6コース)、どちらもスリットからゴキゲンに伸びて、楽々ムードのまくり差し圧勝2発。あの行き足~伸びがあれば、どのコースからでも自力で攻められる。

S(抜群クラス)

2012_0424_0926 ★★瀬尾達也(①①)…前節V機でバレバレだった上、今日は逃げてまくっての連勝発進。今日の逃げは相手や展開にも恵まれ、「出足に不安あり」の評価は据え置くが、4カドから豪快にまくりきった9Rは文句のつけようがない。配当的妙味は、ゼロに近いけど。

★★井川正人(①)…今日は1勝のみで、まだ舟券としての妙味はありそうだ。11Rの1マーク、窮屈な態勢からくるりと小回りしてバック突き抜けた足は圧巻。展示タイムもトップ級(田上除く)ということは、ほぼ全部の足がいいことになる。隠れ節イチの匂い。

2012_0424_0474 A(上位クラス)

★田上晋六(①⑤)…据え置きにするが、正直、期待したほどの伸びではなかった。前半5Rはスタート勝ち。同体だったら内5艇を捕らえきれたか、疑問符のつくスリット~1マークではあったな。後半はアジャストしたので論外。

★増田弘喜(③)…1号艇インコースで3着は威張れたものではないが、瀬尾にまくられながら、道中で格上相手に粘っこく3着を取りきった。回り足~レース足が強く、これからも穴候補として追いかけたい。

大穴なら

☆鵜飼菜穂子(④)…穴一発ならこの姐御。今日の5Rは「あわや2着!?」という展開からずるずると4着に後退。この経過だけならダメダメに思えるが、実は道中でぐんぐん前に追いつくから、ターン回りが窮屈になって後退したというパターン。展示時計はパッとしないが、気にする必要はない。どこかで穴を開けると予言しておく。

 私が期待した倉谷和信(ドリーム⑥)、篠原俊夫(③)、山口博司(⑥)は首を捻る内容ではあったが、とりあえず明日も気配・動向には注目したい。

連載『今日の万谷親ビン①』……3着、6・00

2012_0424_0403  今年も、大好きな万谷章親ビンを追っかけるぞーーーッ!
 いやぁ、惜しかった。今日は2R2号艇の1回走。インの高橋淳美を煽る勢いでスタートし、68歳とは思えない俊敏的確な2マーク差しを突き刺した。2マーク、追いすがる森脇徹を老獪な落としマイで引き波にハメ、待望の1着発進か!!
 と思ったものだが、さすがにターンスピードでは森脇が上。真綿で縛り付けるようにジワジワと差を詰め、ついに3周1マークで逆転の差しを喰らった。ターンマークを大きく外した親ビンは、さらに淳美ちゃんにも抜かれて3位転落。たったひとつのターンマークで、10点から6点へ、4つもポイントを落としてしまった。んーーー、残念ッ><

2012_0424_0406  それでも、「まだまだ、準優へはボーダーペースだ」と前向きに捉えましょ。パワー的にもトップ5に入りそうなほど強力な伸びがあり、外枠からでも十分に勝ち負けできるはず。頑張れ親ビン、応援隊長?の池上正浩に負けないくらい声援を贈り続けるどーー!!
(Photos/中尾茂幸、text/H)


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次回は笹川賞です!

_u5w4024 いや~、やっぱり名人戦は面白い! ほんと、最高の1週間でした。レース、進入、ピットでの表情……すべてが感動的で、エキサイティングで、そして癒してくれるものでした。今村豊選手、おめでとう! その圧倒的強さも、やはり興奮させられるものでした。

というわけで、今節もご覧いただきまして、ありがとうございました。取材班一同、心より感謝申し上げます。次回は、5月24~29日に尼崎で開催されるSG笹川賞。結果的には、2011年最初のSGとなります。もちろん23日の前検から現地に駆けつけ、取材、更新してまいりますので、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、管理解除となって常滑を後にいたします。繰り返しになりますが、今節もありがとうございました。季節の変わり目でもあります。体調にはくれぐれも気をつけて。それでは、元気いっぱい、尼崎でお会いしましょう。(PHOTO/池上一摩)


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名人戦ファイナル私的回顧

「名人」と呼ばないで!?

12R優勝戦
①今村 豊(山口)05
②森脇 徹(山口)08
③中村裕将(東京)13
④岡  孝(徳島)13
⑤北川幸典(広島)06
⑥新良一規(山口)13

2011_0424_r12_0882  誰が不動の本命・今村に鈴を付けに行くか。それが最大のキーポイントだと私は思っていた。今節の常滑水面は、初日から面白いようにまくりが決まった。イン逃げよりもまくりが多いシリーズ。ここが住之江ならともかく、今節の常滑はインがミスター競艇・今村豊であっても、鉄板とは言えない。では、誰が仕掛ける? ちなみに、私の予想は行き足が突出している森脇だったのだが……。

2011_0424_r12_0895  スリットを通過して、私の目は森脇を捨てて黄色いカポックに釘付けとなった。行き足は平凡な北川でも、カドの利はでかい。持ち前のスタート力とダッシュの加速度を十二分に生かし、一気に内の艇を絞りはじめる。私の◎岡孝が真っ先に攻め潰されてゆく。今節、何度もそうだったように(ほとんど、すべてのレースだ)、私の舟券は1マークの手前で紙屑になった。
 スタンド騒然。北川のまくりが届くか、今村が踏みとどまるか。完全に一騎打ちの様相だ。北川が森脇を超えて、今村まで引き波に沈めようとする。今村も握って応戦する。そこで、日々上昇して完璧の域に仕上がった今村のレース足がフル稼働した。受け止めきって、突き放した。2日目あたりとは、すべての足が違った。
2011_0424_r12_0910  ただ、応戦した分だけ懐は甘くなる。内からすっと艇を伸ばしたのは、北川を徹底マークしていた新良だ。一瞬だけそのアウト差しが入りそうな勢いも感じたが、真っ直ぐ走りはじめた今村のスピードが、それを単なる錯覚だと知らしめた。今村と新良、同県のふたりは前検から何十回も足合わせを繰り返している。私が見た限り、4日目くらいまでは形勢に差がなかった。そして、昨日から今村の出足~行き足が優位に見えるようになった。そして今日、最後の大一番で勝敗を分ける決定的な差を披露したわけだ。
2011_0424_r12_0917  ぐんぐんぐんぐん引き離す今村。しかし、今村にとって最も危険だったのは、差がついたはずの1周2マークだった。北川が内の新良を目標ポイントに置きながら、最後のお願いのまくり差しを繰り出したのだ。2着狙いなど微塵もない、ただただ逆転を狙った渾身のターン。さすが、かつてはSG優勝戦でもあわやの見せ場を作った48歳の“スーパー新人”。逆転できるとしたら、ここっきゃない!!という気迫満々にしてスピード抜群の旋回だ。この一撃で、今村と北川が肉薄した。肉薄どころか、北川の舳先が今村の艇尾に接触してしまった。わずかだが、今村の艇が左右に揺れている。ボートレースでもっとも危険な接触のひとつがこれだ。舳先がエンジンに当たって一瞬で転覆するシーンを、何度見たことか。私は息を呑んで成り行きを見つめるしかない。今村の艇がまた直進し、一方の北川が真横に流れたとき、私はホッと胸を撫で下ろし、同時に第12代名人が誕生した。
2011_0424_r12_1020  ウイニングランで嬉しそうに手を振る今村を見ても、私にはさほどの感慨はなかった。去年の蒲郡モーターボート記念では涙がチョチョ切れたものだが、今日は違う。勝って当然のGIを、今村は当然のように勝った。勝って当然。それが実はどんなに難しいことか、とはよく言われることだが、それをいつだってさらりとやり遂げるからこそ今村豊なのである。
2011_0424_r12_0928 「名人とは呼ばれたくないですねぇ」
 優勝インタビューでファンの笑いを誘った今村だが、私もこのスーパーヒーローを「今村名人」と呼ぶことはないだろう。「永遠のプリンス」、「ミスター競艇」……どんなに派手なニックネームを付けてもまだ言い尽くせないこの男にとって、この「名人」は数ある勲章のひとつ、ほんの通過点のひとつにすぎない。偉大すぎる伝説の中の1エピソードが生まれたにすぎない。

2011_0424_0317  付記/嗚呼、だからこそ今村には悪いのだが、今日の私は岡孝の優勝を切望した。「艇界でもっともセクシーな男」と我々取材班が勝手に呼んでいる岡。陸の上ではクールでダンディで、そこはかとない色気を漂わせながら、水面ではF2持ちでコンマゼロ台連発、2コースジカまくり連発などなど野獣のような男らしさも垣間見せる。また、ピットでK記者がそれを褒めると、手を激しく振って「いやぁ、そんなそんなそんな、たまったまですよぉ」と照れに照れまくるのだという。これらを全部含めて、「セクシー番長」と私は呼びたい。そして、そんなセクシー番長が54歳にしてはじめてGIを制し、「岡名人」などと呼ばれたら……いったいどんな表情になってしまうのだろうか。それが見たかった。マジで見たかった。どうしても見たかった!!
 え、だから予想でも◎にしたのか?
 いや、そんな、まさか、ちゃんと、その……はい、ほとんどそのためだけでありました、すいまっしぇんっ!!><(photos/中尾茂幸、text/H)

2011_0421_0433


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THEピット――淡々としていた理由

 こんなにもレース後が淡々としているのは、これが名人戦だからだろうか。
 キャリアの分だけ、敗戦も重ねている彼らは、もっとも悔しい場面でも己との向き合い方を心得ている。そういうことなのか。
2011_0423_0223  いわゆる感想戦の類いをこんなにも見かけることの少なかった優勝戦後というのは珍しい。モーター返納の際、SGなどでは優出選手同士、あるいは同支部の心安い仲間と、レースを振り返りながら渋面を作る、というのはお決まりの光景である。それが今日は実に少なかった。返納は各選手淡々とこなし、寄り添う仲間ともあまり言葉を交わさない。印象に残ったのは、北川幸典が真っ先に叩くことになった岡孝に駆け寄って、「岡さん、ゴメン!」と朗らかに謝った場面くらいか。岡は左手をあげて応え、それっきりで終わったのだが……。
 もちろん、それぞれに表情の違いはあった。たとえば、北川は笑っていた。「やっぱ2着か」と自嘲気味に笑って、おそらくそうした言動が、悔しくてたまらない気持をクールダウンする彼なりの方法なのではないかと察せられた。もちろん、5カドからまくって展開を作り、2マークでも先頭と接触するくらいまで肉薄したのだから、全力を尽くしたという満足感もあるだろう。しかし、本来は栄冠にもっとも近づいた者こそ、もっとも悔しさも大きいはずなのである。それを北川は笑うことで癒そうとしているのではないか。裏読みだけど、そう思った。
2011_0423_0346  岡も、わりとサバサバしていた。何しろ、レース直前は怖いくらいの表情だったのだ。闘志あふれる、なんて言葉がその場で浮かんでくるようなたたずまい。歩様も、妙に遅かった。一歩一歩、気合を地面に叩きつけるかのような歩き方。展示準備に係留所に向かう際など、30mほど後ろを歩いていた大嶋一也にあっという間に追い抜かれたりしていたのだ。そうしたパンパンの闘志は、レースが終わった瞬間に消化されたようだった。準優後に見せたような眉間のシワはほとんど見られず、ただ時々浮かぶそのシワが、内心の悔恨をほんの少しだけあらわしている程度だった。
_u5w2631  新良一規は、穏やかに微笑んでいた。スタート展示で動き、本番では入れずに6コース、それでいて北川のまくりに乗っていったんは2番手争いのシーンもあった。これも、やるだけやったというレースであろう。それもあってか、表情の優しさは新良が抜けていた。優勝戦の敗者には見えないほどに、新良は静謐な笑みを浮かべていたのである。
2011_0423_0336  中村裕将と森脇徹は、淡々としていた。何と言うか、表情の変化や特別な思いの発散や、そういったものをいっさい感じることがなかった。いや、見逃した可能性は否定しないが、正直に言えば返納作業を手伝う仲間たちのなかに紛れて、姿を一瞬見失ったりもしたほどだ(その間に見落としていたかもしれないっすね)。つまり、それほどまでに優勝戦に出場した者に独特なメンタルの発露を見つけられなかったのである。
 やはり、これが名人戦なのだろうか。敗戦との付き合い方を知り尽くし、それをごく自然に次戦への糧とできるだけの手管を身につけた、匠たちだからこその表情なのだろうか。

 あるいは、と思う。
 勝ったのが今村豊だったから、そうなった。
 そんなことはなかったのだろうか。
_u5w2924  誰もが思っているだろう。「勝つべくして勝った」「優勝すべき男が優勝した」。大本命の堂々たる優勝。たしかに唸らされはしたけれども、驚きのような感情は浮かんでこない。
 今村が先頭でゴールし、ピットに戻ってきたとき、仲間は誰ひとり出迎えなかった。バンザイもしていなかった。言っておくが、今村が嫌われてるとかではない。むしろ、先輩後輩分け隔てなく、話題の中心にいることが多い男だ。もちろん、森脇と新良が出走していたから、高田悌二と吉本正昭の山口勢はそちらのエンジン吊りをしなくてはならない。今村はすぐにウィニングランに向かうのだから、出迎えるべきは森脇と新良だ。だが、そうしたときでも、SGやGⅠでは、たとえば試運転係留所まで駆け降りて、祝福のバンザイをする選手の姿が見られる。それをしないのも名人戦だから、という部分もあるだろうけど、同時に「勝ったのが今村豊だから」という部分も少しは含まれるのではないかと思った次第だ。
 しかし、今村は言う。
「エンジン出ていて、勝てると思うときほど負けるんです。もしあのとき同じくらい出ていればもっと楽に勝てたのに、ということばかり。特にSGで、勝てると思って勝てたことは一度もない。逆に、出ていなければ、それをカバーしなくちゃいけない。展開を突くとか、スタートで勝負するとかね。そういうときに勝てたりする。平和島の周年で優出したときに、(白井)英治に言われましたもん。『今村さん、出ていないときのほうがいいんじゃないの』って。今節も、序盤は正直、優勝はないな、やすやすと優勝はできないぞ、と思いましたからね」
 これ、かなり重い意味のある教訓ではないだろうか。そして、今村豊がそれを口にすることに、かなり深い意味があると思う。今村はこんなことも言う。
_u5w3245 「僕はファンの人に、1着を走ってるところを見てほしいとは思ってないんです。それよりも、6、5、4着を走っている時に、ひとつでも前の着順をとろうと諦めない姿。それを見てほしいんです」
 もちろん、どちらも優勝会見での言葉。おそらく今村だけが「勝つべくして勝った」とは思っていないし、今村豊の役割を単にスーパースターとして勝ち続けることだなどと思っていない。
 でも、だからこそ強いんだろうな、とも思う。というより、そういう今村のスタンスが、勝つべくして勝つ今村豊を築き上げている。
 と、なんだか話が堂々めぐりしてきたところで、会見で飛び出した今村ギャグだ。昨年の賞金王のとき、30年間走り続けてきて、やり残したことがある、と言った。今年もそれを目指すのか、と問われた今村は即答した。
「もう、達成しましたよ」
 報道陣が目を丸くする。
「名人戦ですもん。やり残したことって、名人戦ですよ。黄金のヘルメットだと思ったでしょ? 名人戦なんです」
_u5w3975  そんなことを半分真顔で言ったりするから、報道陣は大爆笑するしかない。言うまでもなく、ジョークですよ、皆さん。やり残したこととは、もちろん黄金のヘルメットだ。そして、おそらく今回の名人戦で、黄金のヘルメットを現実的に目標にしていたのは今村豊だけだろう。本人は絶対に否定するが、やはり勝つべくして勝ったというしかない。

 昨年もやはり大本命として出場し、優勝戦で敗れた今村が、今年は大本命を背負ってしっかり勝った。これで、名人戦はまた新たなステージを迎えたのかもしれない。新良も岡も「来年が楽しみ」と語っている。ということは、今村を打ち破る気マンマンである。強い今村が優勝し、しかし来年こそはと燃える匠たちがズラリ揃う。来年の名人戦も、きっと最高! 僕もまた、来年の4月が今から楽しみで仕方がない。(PHOTO/中尾茂幸=北川、岡、森脇 池上一摩=新良、今村 TEXT/黒須田)


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H記者の『やんちゃカルテットV完結!!』予想

 さあ行こう、優勝戦!

12R優勝戦
①今村 豊(山口)S↑
②森脇 徹(山口)S↑行き足SS
③中村裕将(東京)A→
④岡  孝(徳島)S→回り足SS
⑤北川幸典(広島)A→
⑥新良一規(山口)A→

進入123/456

 初日1Rの6コースまくりから波乱の連続だった今年の名人戦。総括するなら「誰がインをまくりに行くか」が今節のテーマでしたね。では、このレースでミスター今村に鈴を付けに行くのは? 行き足のいい森脇のジカまくりが公算が高い。で、今日の今村は岡と合わせても互角以上に仕上がっています。森脇のまくりをガッチリ受け止めてからの先マイとなります。そのとき、間隙を突ける選手は……回り足超抜の岡! これしか浮かびません。今日は私が勝手にユニット化した「やんちゃカルテット」が大活躍しましたが、この鳴門渦潮の暴れん坊将軍・岡のまくり差しで有終の美を飾るとしましょう。イン粘る今村と自力で攻める森脇へ。

3連単★4-12-全


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“本紙予想”名人戦優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=今村 まくられ率18.6% 差され率14.3%
2コース想定=森脇 逃がし率31.0%
推理のカギ①森脇2コースまくり/差し=4/3
推理のカギ②中村3コースまくり/差し=2/6
推理のカギ③岡4コースまくり/差し=2/2
森脇は準優のように2コースから強攻ある。その場合は差し多い中村より、握りながらまくり差しに入れる岡が面白い。しかし、今村はスタートが見えており、森脇は差し回り濃厚か。その場合は中村はまくり差しを狙い、岡は展開見て差しに回る。予想としてはこちらを採る。
◎今村 ○岡 ▲中村
3連単1-43-全 


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THEピット――山口がすごい

 最終日。すべてのレースを終えた選手は、モーターを返納する。この作業はエンジン吊りと同様、仲間たちがヘルプして行なわれる。
 場によって手順はさまざまだが、常滑ではモーターの本体あたりに水を噴射してブラシでこする→真水プールでモーターを始動して海水を洗い流す→タンクの燃料を抜く→スプレー室でさび止めスプレー→整備室で各種部品を外して返納という流れ。このうち、タンクを燃料を抜く段階で、電動ポンプの前には行列ができる。ポンプは一台しかないから、順番待ちをするのだ。
_u5w2589  いやはや、豪華でしたね。2R、吉本正昭が最後のレースを走り終え、返納作業に集まったのは、今村豊、森脇徹、新良一規、北川幸典……って、全員優出メンバーじゃん!
 今村ら山口支部勢と、出走選手がいなかった広島の北川。高田悌二は3Rの展示中だったから、はからずも吉本を優出メンバーのうち4人が取り囲んだわけである。ようするに、中国地区が優勝戦のピットを3分の2も独占しているわけね。
 その集団の後ろで順番を待っていたのは、万谷章。今村と一瞬クロスオーバーして、そのツーショットに興奮する。チャーリー池上カメラマンもそれを発見したのか、チルト3度並みの伸び足で駆けつけている。万谷はやがて、北川に声をかけて、談笑を始めた。最年長と最年少の優出者が仲良く話している姿はなかなか感慨深い。あ、そっか。岡山も中国地区だ。この名人戦では中国地区が激アツってことですかな。

2011_0423_0295  返納作業が終わると、それぞれに自分の調整へと取りかかる。今村豊はペラ室へ。2R前からペラ室に入っており、今日の作業はやはりコレということになろう。本体にさわるつもりはなさそうだ。
 森脇徹も、ペラと向き合っている時間が長い。森脇はペラ室に入る前に、整備室の隅のテーブルでペラ磨きもしており、今日はペラ室とそのテーブルを何往復かすることになるのだろう。
2011_0423_0300  新良一規も、やっぱりペラ。ただ、今村、森脇とのスリーショットがペラ室で見られた時間はそれほど長くなく、今村=ペラ室へ、新良=控室へと逆方向に歩を進めて、すれ違っているシーンも見かけている。
_u5w2428  北川幸典は、朝の特訓後に全員がボートをいったん引き揚げたあとは、真っ先に着水した優出メンバーとなっている。3R前のこと、ペラを手早く装着すると、ボートリフトに向かった。着水すると、そのまま試運転に飛び出し1、2周。そして、すぐにもういちどボートを陸に引き上げている。昨日はセッティングを変えて臨んで、今村に差された北川。今日は4日目までに戻したそうで、その感触を確かめる試運転だったようである。

_u5w3058  瀬戸内、と範囲を広げると、こちらも同類項となるのが、徳島の岡孝だ。今朝は昨日より表情が緩やかのように見え、さまざまな選手との談笑も昨日よりたくさん見かけた。
 その岡、朝から整備室に入っていた。調整箇所はギアケース。整備室奥の工作室で、整備士さんと話しながら調整していた。岡は背中をこちらに向けて作業をしていたのだが、整備士さんの顔が笑顔であるところを見ると、いわゆる談笑のたぐい。かなり切羽詰まった調整でないのは明らかで、実際それほど長く工作室で過ごしていたわけではなかった。
 その後はペラ室にこもって、木槌をトンカン。そうしながらも、篠原俊夫らと談笑していたのだから、雰囲気は非常にいい。

_u5w2614  で、もっともゆったりしていたのが、中村裕将。モーターにペラがついたままの時間がかなり長かったのだ。したがって、ピットで姿を見かける機会も非常に少なかった。1~3Rはエンジン吊りのときのみ。3Rのエンジン吊りのあとに確認したら、いつの間にかペラが外されていたのだが、ペラ室にも姿はなし。優出インタビューでも語っていた通り、風を気にしている中村なので、そのあたりの様子を見ているのか。もちろん、ドタバタとしていないことは、今日この日においては、ポジティブな要因である。(PHOTO/中尾茂幸=今村、新良 池上一摩=森脇、北川、岡、中村 TEXT/黒須田)


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H瞑人の『穴・極選』ファイナル

 それなりの軍資金で臨んだ今シリーズ、初日に「今節はいっさい迷惑をかけんっっ!!」とK記者に宣言しながら5日目途中でコト切れたHです。ボー誌のみな様、昨日はご馳走さまでしたっっ><
 さあ、まずは恵んでもらった居酒屋のお釣りを増やすところからスタートしましょう。スピード違反憲吾牢どの、この極選で起死回生の万太郎ゲット&罰金補填と……なるはずですっっっっ!!
 
5R         st
 ①山崎昭生
 ②篠原俊夫  21
○③占部彰二 12
◎④高橋二朗
 ⑤川名 稔
 ⑥木下繁美

進入123/456

 今日、気配が一変していたのが高橋ジロさん。ペラを変えてがっつり伸びが来ました。あの足なら4カド近辺で勝ち負けになりますよ! さらに、上の篠原と占部の今節のスタートタイミングにも注目。これだけS勘に差があれば、このレースでも占部が覗く可能性が大きい。占部のまくり&ジロちゃんのマーク差しでバック突き抜けます。頼んだぞ、ジロちゃん!!

3連単★4=3-全


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優出インタビュー!

2011_0424_0022 ①今村豊(山口)
「序盤は伸びの悪さに悩まされましたけど、今朝特訓したらわりといい手応えでした。4日目にエンジンをバラしたのがよかったと思う。スタートは決まりすぎですね。1回もアジャストしていない。ただ、今日は風が変わったのが不安材料です」

2011_0424_0036 ②森脇徹(山口)
「行きアシがいいからスタートが決まりやすいです。乗りやすいです。ペラの微調整くらい。枠番主張します。上位着順目指して頑張ります」

2011_0424_0044 ③中村裕将(東京)
「勝率あるエンジンを引いて、プロペラを合わせるのに時間がかかりましたけど、準優に間に合いました。伸びがわりとよかった。今日は風の中でもターンできるよう調整したい。コースは枠なりです」

2011_0424_0054 ④岡孝(徳島)
「レース足がいいですね。昨日は完全な死に体から残せましたから、回り足がいい。握って回れば、勝手に前に出る感じです。枠なり。スローからのほうがスタートはわかりやすいけど、臨機応変に。少しでも見せ場を作ります」

2011_0424_0068 ⑤北川幸典(広島)
「回り足を中心にいい感じです。昨日は回り足を殺して行きアシのセッティングにしました。差されると思って、回った瞬間『ホラッ』って(笑)。今日は元に戻します。新良さんがどう動くかわかりませんが、カマシで。若者は外から行けというプレッシャーを後ろから感じるので(笑)」

2011_0424_0090 ⑥新良一規(山口)
「3日目にリングを換えて、当たってきました。グリップが来て、レース向きになりましたね。作戦はAとBと考えています。1、2号艇が山口ですけど、水面ではわかりませんよ(ニヤリ)。家を出るとき、名人戦を楽しんでくると言ってきて、楽しい一節でした。今日も一日、楽しんで帰りたいです」

※新良の作戦AとBが気になりますね。昨日は「コース不問。動かない」的なことを言っていたのですが……。スタート展示に注意!(PHOTO/中尾茂幸)


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本日の“本紙予想”名人戦最終日

おはようございます。Kです。名人戦も最終日となりました。2マンシューを1回当てた以外は、もうひとつ爆発できなかった“本紙予想”。新概念データが不発というより、イン受難の流れや風向風速などにやや惑わされたと、昨晩ホテルの部屋でチューハイを飲みながら反省しました。今日はできる限り、素直に予想したつもりですが、果たして。なんとか有終の美を飾りたいと思います。

1R
1コース想定=原 まくられ率31.7% 差され率30.2%
2コース想定=高橋 逃がし率25.0%
高橋が渾身の差しで抜け出す。
◎高橋 ○原 ▲石川  
3連単2-16-全

2R 
1コース想定=北川 まくられ率7.9% 差され率39.5%
2コース想定=村上 逃がし率24.4%
村上の2コースはジカまくりもあり。山来に展開ありそう。
◎山来 ○村上 ▲北川 △吉本
3連単3-216-全 

3R 
1コース想定=西田 まくられ率23.9% 差され率29.7%
2コース想定=水野 逃がし率35.3%
北岡が最終日に意地の一発。
◎北岡 ○平野 ▲西田 △高田
3連単5-632-全

4R 
1コース想定=久間 まくられ率25.8% 差され率45.2%
2コース想定=板谷 逃がし率45.7%
久間がS決めて逃げ切る。原田は動いて捌くか。
◎久間 ○原田 ▲山口博 
3連単1-63-全 

5R 
1コース想定=山﨑 まくられ率25.9% 差され率20.4%
2コース想定=篠原 逃がし率39.2%
山﨑がきっちりとイン先マイ。
◎山﨑 ○篠原 ▲占部
3連単1-23-全

6R  
1コース想定=鈴木 まくられ率18.9% 差され率42.4%
2コース想定=亀本 逃がし率44.2%
田上の伸び脅威も、鈴木が意地の逃走。
◎鈴木 ○田上 ▲亀本 
3連単1-52-全

7R 
1コース想定=日高 まくられ率6.5% 差され率34.8%
2コース想定=山口 逃がし率33.3%
行きアシ強烈な平野が攻めれば日高は張る。古場に展開。
◎古場 ○日高 ▲平野 
3連単5-13-全

8R 
1コース想定=大嶋 まくられ率14.4% 差され率32.9%
2コース想定=西山 逃がし率43.5%
大嶋がイン取って逃げる。西山が差して順走。
◎大嶋 ○西山
3連単3-1-全

9R 
1コース想定=西田 まくられ率23.9% 差され率29.7%
2コース想定=富山 逃がし率37.5%
西田がイン取って逃げる。富山が差して順走。
◎西田 ○富山 ▲瀬尾
3連単6-1-5ボックス

10R 特別選抜B戦
1コース想定=占部 まくられ率17.0% 差され率25.5%
2コース想定=山﨑 逃がし率22.2%
進入悩んだが、田上がもう一度カド狙いからまくり一撃。日高が連動する。
◎田上 ○日高 ▲山口 △山﨑 
3連単1-563-全 

11R 特別選抜A戦
1コース想定=大嶋 まくられ率14.4% 差され率19.8%
2コース想定=古場 逃がし率44.9%
大嶋が地元名人戦の最終走を逃げて飾る。古場が意地の差し。
◎大嶋 ○古場  
3連単1=2-全

優勝戦は後ほど! 


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最終日! さあ優勝戦だ!

おはようございます。常滑名人戦も、ついに最終日を迎えることとなりました。そう、今日は優勝戦! 準優が終わってみれば、去年同様に白いカポックは今村豊。やはり“持ってる”男であります。今年こその優勝を果たすのか、それとも他の5人が牙をむくのか。いずれにしても、優勝戦が白熱することは間違いありません。昨日の雨模様から一転、今朝は晴れ渡る常滑です。お近くの方は、ぜひ本場へ!

2011_0423_0076 大嶋一也にとっては、不本意な名人戦になってしまいました。地元開催だけに、何としてもの思いはあったはずです。それでも、持ち味の前付け連発で、地元の大将格としての存在感は十分に示しました。最終日2走は、ここに懸けた思いを存分に見せつけるレースになるはずです。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――笑顔と眉間のシワ

 山口が3人! 準優3個レースに1人ずつ分散した山口勢が、全員優勝戦に駒を進めた。
2011_0423_0300  新良一規が10Rで2着。ボートリフトには11Rに出走する今村豊以外の山口勢=吉本正昭、森脇徹、高田悌二が出迎えて、バンザーイバンザーイ。まるで我がことのように喜ぶ同僚たちに、新良一規も笑顔を返す。
 森脇徹が12Rで1着。今度は山口勢全員が出迎えて、バンザーイバンザーイ。山口勢、大盛り上がりだ。いちばん喜んでいたのは高田悌二で、ガッツポーズを森脇に向ける。森脇もヘルメットの奥でゆるやかに笑っていた。
2011_0423_0162  11R1着の今村豊の出迎えではバンザイは出なかったけれども、バンザイなどするまでもなく、ということなのだろう。もちろん皆ニコニコと笑っていたけれども、今村の優出は当然だから、大げさに喜ぶほどではない、といったところか。
 それにしても、山口の結束はなかなかに強い。そして若々しい。登番がいちばん上なのは新良だが、その新良からしてとても50代中盤には見えない。そして、今村をはじめ、みな風貌が若い。ちょっとした例外が森脇なのではあるが、共同会見でのあまりの朴訥っぷりに、なるほどと膝を打ってしまった。言葉づかいは丁寧極まりなく、気の利いたことはほとんど言わず、言葉数も多くない。その素朴さと風貌が妙に一致するなあ、と思った次第だ。
_u5w1439  今日はレース終了後にボート洗浄を行なう日なのだが、森脇が自分のボートをスポンジでこすっていると、今村が「いいから、勝利者インタビューに行け」と促していた。今村のほうが年齢は下だが、55期の森脇ははるかに後輩(デビューした頃にはもう今村はSGレーサーだった)。正直、不思議な光景に見えてしまったのです、はい。そして森脇も、今村の気遣いにかなり恐縮している様子だった。
「明日は、今村さんはスタート遅れないと思うので、6~7割は差しだと思う」
 年下であろうと、先輩なのだから「今村さん」。今さらながら、なるほどなあ、と感心した次第である。
 そうそう、会見では新良が終始朗らかで、「今日のスタート? 慎重でした、ッハッハッハッハハ」などと笑顔が絶えなかった。レース直後も同様であって、カポック着脱場から笑い声混じりの感想戦の様子が伝わってくるのだ。明日は気楽な6号艇。人気薄だからといって、無視しないほうがいいと思う。

 今年も“新人”が複数、優勝戦に乗って来た。昨年は“脅威の新人”が席巻した優勝戦だったわけだが、今年の新48歳もレベルは高い。
2011_0423_0238  北川幸典は、もちろん敗れた悔しさをにじませてはいたけれども、ノルマと課していた優出を果たせたことの安堵も大きく、レース後も会見でも若々しい笑顔を絶やさなかった。
「引っ張りたいですね。カドが理想です。昔を思い出して、カマシで」
 北川といえば、カマシからの強攻。昔と言わず、最近でもそうしたシーンは見られるのだけれど、北川としては「昔を思い出す」ことに意味がありそうだ。
「やっぱり新鮮ですね。気持ちが若返るというか。みんなの気迫もすごいし、こういうのを若い子に見てほしいですね」
 はからずも、昨年の表彰式で、同県の先輩・西島義則が同じことを言っている。名人世代の姿勢というものに、改めて感じ入るところがある、ということだ。優勝戦ではもちろん最年少ということになるわけだが、だからこそ若々しいレースを見せる腹積もりだろう。
_u5w1421  もう一人の新人は中村裕将。田上晋六のまくりに乗って、しっかり展開を捉えた。
「あの展開がいちばん欲しかった。田上くんがカドになるんじゃないかと思ってました。スタートして、“差すなよ、差すなよ”って言ってましたね(笑)。行ってくれてよかった」
 会見での印象は「快活」「聡明」。質問には即座に反応し、理路整然と応える。頭の回転が速いのだ。そんなユーショーだから、展開を読んだ。もちろん、多くの人が想定した展開のひとつだけれども、ユーショーは揺るぎなく田上のひとつ外を選び、揺るぎなくハンドルを切ったのである。
 明日はどんな展開を思い描き、どんなハンドルを切るのだろうか。

_u5w2006  優出メンバーのなかで、ただ一人、違う表情を見せていたのは、岡孝である。レース後、悔しさを隠さなかった、あるいは隠せなかったのだ。
 先述したとおり、今日はボート洗浄の日。その間じゅう、岡の眉間にはシワが寄っていた。近寄りがたいオーラをバリバリに発散させ、顔つきはド迫力のコワモテになっている。そりゃあ、悔しい。予選1位を活かし切ることができなかったのだ。2着で優出を決めたことより、負けたことが悔しい。勝負師とはそういうものだろう。
 一瞬、岡が笑顔になった。誰かが声をかけたのか……と思ったら、岡の隣には誰もいなかった。田上晋六など関東勢がボート洗浄をヘルプしていたのだが、誰が声をかけたというわけではなかったのだ。
 なぜ、岡は笑ったのだろう。
 すぐにまた眉間にシワが寄り、もとの悔しそうな表情に戻っているのだが、あの一瞬は何だったのだろう。自嘲だったのか、スタート後手のまくられ敗戦に笑うしかなかったのか……。その後、森脇がレース後の挨拶に歩み寄ったが、返礼するだけで、顔つきは変わらず。眉間のシワはどこまでも深くなりそうな勢いだった。
 で、どうでもいいことかもしれないけど、会見の様子を見ていたら、森高一真を思い出してしまった。質問に最初はぶっきらぼうに答えていたのだが、それは悔しさを引きずっているというよりは、照れくさそうな様子。視線が定まらず、挙動不審ぎみに眉間にシワを寄せたりするのは、そうした場が苦手でなんか照れちゃう森高とそっくり。普段はとびきり優しく、しかし報道陣の前ではキャラを作り、敗戦後には誰よりも悔しがっている……うん、岡と森高は共通点がたくさんあるぞ。そんなナイスガイ岡孝を、明日も注目してみたい。アシは問題なし。明日は眉間のシワではなく、とびきりの笑顔を見せてくれるかもしれないから。(PHOTO/中尾茂幸=新良、今村、北川 池上一摩=森脇、中村、岡 TEXT/黒須田)


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名人戦 準優ダイジェスト

大競り

10R 進入2011_0423_r10_0425
②大嶋一也(愛知)16
③新良一規(山口)35
④鈴木幸夫(愛知)26
①田上晋六(東京)11
⑤中村裕将(東京)16
⑥日高逸子(福岡)19

2011_0423_r10_0435 波乱のスタート。2コース新良と3コース鈴木がダダ凹み。当然、4カドからトップSを決めた田上が、絞るまでもなくナチュラルにまくっていく。田上にとって絶好の隊形だったか。いや、実はそうともいえないのだ。インの大嶋はそれなりにしっかりスタートを決めていた。艇を寄せてくる田上の姿が、早い段階ではっきり見えていたはずだ。見えないところから飛んでくるツケマイとは真逆の「さあ、このままガンガンまくるぞ~」という敵の姿が。大嶋には、己の態度を決する時間があった。まくらせて2着を死守するか、敢然と抵抗するか。

ほとんど迷わず、後者を選択した。身体が勝手に動いていたかもしれない。それが、イン屋の男気なのである。
2011_0423_r10_0444  1マーク、捨て身で飛びついた大嶋を、抱いて交わすだけの余裕は田上になかった。流れながら、なんとかふりほどく。その間隙を、くるり小回りした新良とまくり差した中村が突き抜けてゆく。バック先頭は、コンマ35ドカ遅れの新良。それが、大競りの凄まじさを如実に物語っている。

2011_0423_r10_0453  その後もレースはもつれにもつれる。2マークでは日高の突進を交わそうとした新良が大きく流れ、差した中村が先頭に。さらに息を吹き返した田上が必死に2着を狙いにきたが、2周1マークで引き波に揉まれて万事休す。今節、はじめての混戦で超抜パワーの欠点を露呈する形になった。大競りでぶっ飛んだ大嶋は、道中5番手から懸命に追い上げたが大差の3着がやっとだった。1着・中村、2着・新良。

2011_0423_r10_0413  いやぁ、凄いレースだった。1号艇ながらインを捨ててカドを選択した田上。この潔さには拍手拍手。最近の記念レースは「自力で1号艇を勝ち取ったたんだから、死んでもイン」と徹底主張するケースが多い。それはそれで気持ちのいい態度だとは思うが、昔ながらの「コース云々より、勝ちたいところから行く」という確固たる競艇道を田上は魅せてくれた。そして、その方針通り自力で勝ちに行った田上を、イン屋の大嶋が激しく迎撃した。これぞ競艇、これぞ名人戦、文句なしの名勝負だった。

冷徹

11R
①北川幸典(広島)03
②今村 豊(山口)06
③久間 繁(愛知)06
④欠場
⑤西山昇一(愛知)16
⑥占部彰二(福岡)16

2011_0423_r11_0534  スリット、スロー3艇が踏み込んだ。この段階で外の脅威は薄れ、私は「1-2で決まり」と思った。そして、わずか数秒でこの考えが大甘だったことを気づかされる。目を奪われたのは2コース今村の動き。今村は外の久間と同体だったにも関わらず、すぐに艇を内に寄せはじめた。これだけ早くに方針を示せば、3コースの久間がフリーになる。まくり、まくり差し、差しの選択がしやすくなる。

2011_0423_r11_0541  それでいいのか、ミスター??
 などと思っていたのだが、おそらく今村はそれでも久間は抑えきれると判断したのだ。ターゲットを北川ひとりに絞った。あっという間に北川の真横まで艇を寄せた今村は「まくるかもよ~~」みたいな素振りを見せる。準優のイン選手にとって最大の敵は、大敗につながる強ツケマイだ。ただでさえイン戦では強めに握って回るタイプの北川が、1マークの手前でエンジンを噴かした。

2011_0423_r11_0549 そのとき今村は……? もう差しハンドルを入れていた。寄せて煽って差して、その一連の行動がすべて計算されているような決め差しだった。そして、外の久間が強引に放ったまくりは、この今村の初動の速さにまったく追いつかなかった。1周2マークで準優としての大勢は決した。1着・今村、2着・北川。

2011_0423_r11_0561  そう、これが、ミスター競艇の“怖さ”なのだな。今村はハンドルだけでなく、明晰にして冷徹な頭脳でボートを操り続けてきた。爽やかな笑顔とクリーンなレースの陰で、激辛の頭脳プレー(駆け引き)をもって艇界のトップに君臨し続けてきた。それを一言で表現するなら「天才」。最近そんなことを思う同い年の私なのだが、今日も凄まじい天才ぶりを見せつけられたな。今日の今村は、2コースから勝利だけを狙い、自作自演の差しハンドルでそれを実現してみせた。真に強い勝ち方だった。

激パワー

12R 進入順
①岡   孝(徳島)19
②森脇 徹(山口) 11
③古場輝義(富山) 16
⑥山﨑昭生(香川) 10
④山口哲治(長崎) 15
⑤亀本勇樹(広島) 21

2011_0423_r12_0635  森脇の自慢の行き足が、大本命・岡を一瞬にして呑み込んだ。私はダメダメ予想で「1艇身覗かない限り、岡にとって絶好の壁になる」などと書いたが、スタートで半艇身覗いた森脇がさらに1艇身出切るまでに100mとかからなかった。そのままナチュラルなジカまくりで、あっさり勝者が決定。

 2011_0423_r12_0660

こうなると2着争いはもつれそうなものだが、ジカまくりを食らった岡がこれまた自慢の回り足ですぐに立て直し、危なげなく2番手を取りきってしまった。う~ん、どっちも惚れ惚れするような行き足&回り足だったな。それぞれの持ち足を十二分に生かしたという意味で、この12Rは「パワー決着」だったといえるだろう。

2011_0423_r12_0696  そして、私は読者に詫びなければならない。3日目から節イチに指名した古場は、まるで回り足が足りなかった。2コースジカまくりという恵まれた展開で、森脇のマーク差しを狙いながら引き波に喘ぎ、2着争いに持ち込むことすらできないとは……。この場を借りて見立て違いを認め、謝ります。すいませんでしたっ><
 1着・森脇、2着・岡。

2011_0423_r12_0692  この結果、大本命の今村豊に必勝ともいうべきファイナル1号艇が転がり込んだわけだが、これはこれで面白いファイナルになった気もする。行き足トップ(田上がいれば違ったが)の森脇は、明日も同じ2号艇。同県のヒーロー今村に、どこまで自慢の行き足が通用するか全力で立ち向かうだろう。一方の岡は、今節、面白いように1マークの展開が見えている。自慢の回り足が入りたいところに舳先を突っ込ませてもくれる。つまり、森脇が敢然と2コースジカまくりを打てば……どちらかにGIの初タイトルが輝く可能性も十分にあると私は思うぞ。(photos/中尾茂幸、text/H)

2011_0423_r12_0694


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速報 名人戦優勝戦メンバー決定!!

常滑名人戦の優勝戦メンバーが確定しました!! 激しい予選と準優を終えてみれば、決勝のポールポジションは去年と同じミスター競艇・今村豊。ドリーム組で、唯一の勝ち残りとなりました。去年は西島義則の全速差しに屈したミスターですが、今年こそは?? もちろん、今節の常滑水面は伏兵の一撃まくりが乱舞しているだけに、穴党にも出番がありそうなファイナルですな。山口勢が3人出場というのも、微妙にレースに関係してくるかも?

12R優勝戦
①今村  豊(山口)
②森脇  徹(山口)
③中村裕将(東京)
④岡    孝(徳島)
⑤北川幸典(広島)
⑥新良一規(山口)


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H冥人の『逸子ママのヒモになりたい!!』予想

 朝からまるで穴・極選のインスピレーションが湧かぬまま、数々の万太郎をぼんやり眺め続けているHです。だみだこりゃ><
 さあ、気を取り直して準優です。もはや軍資金が底を尽いてきたので、絞りに絞って攻めるとしましょう。

10R
①田上晋六(東京)S伸びSS
②大嶋一也(愛知)A
③新良一規(山口)A
④鈴木幸夫(愛知)A出足S
⑤中村裕将(東京)A伸びB
⑥日高逸子(福岡)S?

進入234/156か124/356

 強めの追い風が吹く水面で、節イチ伸び~~~る田上の選択はインか、カドか? 悔いの残らぬようカド、というのが私の第一感。で、サイドが掛かって一撃まくりが決まれば圧勝、誰かに抵抗されて流れるようなら大嶋アタマ。平凡な展開推理ですが、やはり勝つのは自力で攻めるどちらかでしょう。
 問題はヒモ。1=2は展開的に妙味がないし、可能性も低い。狙うは、まだパワーの底力を見せていない逸子ママ。昼の足合わせでも軽快に中村をやっつけていましたから、スタートさえ五分なら決め撃ちの割り差しで先頭に肉薄するはず。2単12-6に、人気の盲点だけど展開大ありの新良を3着固定してみます。

2連単★12-6
3連単★12-6-3

11R
①北川幸典(広島)A
②今村 豊(山口)B
③久間 繁(愛知)A
④欠場
⑤西山昇一(愛知)A
⑥占部彰二(福岡)B

進入123/56

 パワー的に差のないカード。ならば枠番、実績ともに断然優位な内2艇の一騎打ち。1-2か2-1かはスタート次第ですが、今節のリズム的には北川のイン逃げが濃厚でしょうか。久間のまくりは流れるとみて、判断的確な西山の3着で勝負。

3連単★1=2-5

12R
①岡 孝(徳島)A回り足S
②森脇 徹(山口)A行き足S
③古場輝義(富山)S
④山口哲治(長崎)A
⑤亀本勇樹(広島)A
⑥山﨑昭生(香川)B

進入123/456

 森脇の行き足が不気味ですが、1艇身覗かない限り岡にとっては絶好の壁になります。古場はその森脇が動いてからの仕掛け。それでもテク&パワーで届く可能性があり1=3の折り返しで勝負。キモの3連単は捌きテク一流の亀本を3着に固定します。

2連単★1=3
3連単★1=3-5

 以上、2単3単含め10点張り。もし私の本線通りの結果なら、明日の優勝戦は①岡②北川③田上か大嶋④今村⑤古場⑥日高ということになるのだがもいかに? 逆に予想がすべて外れるようなら……もう今節の浮上はありえないだろうなぁ。


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“本紙予想”名人戦準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=大嶋 まくられ率15.3% 差され率19.8%
2コース想定=鈴木 逃がし率41.9%
進入が難解。鈴木の逃がし率高く、大嶋の逃げ切りを本命視。田上カドの場合の中村との連動も。
◎大嶋 ○田上 ▲中村 
3連単2-15-全 1-5-全 

11R 準優勝戦
1コース想定=北川 まくられ率9.1% 差され率23.6%
2コース想定=今村 逃がし率39.0%
北川が今村を壁に逃げ切りそう。今村との一騎打ち
◎北川 ○今村  
3連単1-2-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=岡 まくられ率26.3% 差され率36.8%
2コース想定=森脇 逃がし率32.1%
外枠が動く可能性もあるので進入注意。森脇が伸びて内を牽制すれば、古場にまくり差し展開。
◎古場 ○岡 ▲森脇
3連単3-12-全 


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本日の水神祭 48歳の記念初1着!

_u5w2532  本日、水神祭が出ました!
 えっ、名人戦で水神祭? そうなんです。行なわれたんです、今日。主役は山口俊英。彼はこれまで、01年九州地区選が唯一のGⅠ出場。そのときは勝利をあげることができませんでした。今日の1R、まくり一発で1着をもぎ取った山口。そう、これが嬉しいGⅠ初勝利! 48歳、デビュー29年。あきらめずに頑張り続ければ、この日がやってくる! 最高におめでたい水神祭なのであります。

_u5w2548  山口は2回乗りでしたが、佐賀勢をはじめとする九州勢は「今やっちゃおう」、山口も「お願いします」ということで、1Rのエンジン吊りが終わったあと、すぐに行なわれた水神祭。ワッショイスタイルで持ち上げられた山口は、1、2の3で綺麗な弧を描いて水の中へ。投げ込まれた選手も、投げ込んだ選手も全員ベテラン! 若手の水神祭ばかり見てきたせいか、めちゃ新鮮、そしてめちゃ幸せな空間でありました。

_u5w2578   山口選手、おめでとうございます! これからは名人戦の常連として、このビッグレースを盛り上げてください!(PHOTO/池上一摩)


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THEピット――雨の準優デー

_u5w1696  まず、準優11R4号艇の佐藤勝生が欠場となった。お身内にご不幸があったとのこと。深くお悔やみ申し上げます。

_u5w2261  雨の朝となった準優デー。気温はやや上がり、湿度は急上昇。改めて調整をし直す必要のある選手も多々いるわけで、準優組も早い時間から動き出している選手が何人も見かけられる。真っ先に水面での調整に入っていたのは、古場輝義。3日目を終えて予選トップの位置にいながら、準優は3号艇。その分を取り返すべく、また気候の変化にも対応すべく、準優組でただ一人、1R発売中から試運転係留所で回転数などを合わせていた。
2011_0422_0169  ペラ室には、準優組がズラリ。昨日の終盤戦の時間帯とは、メンバーが一変しているのだ。立ったまま、テーブルに置かれた叩き台で調整しているのは新良一規。ペラを見つめる目は鋭い。ほかには、久間繁、森脇徹、北川幸典。3人とも黙々と、己の世界に入り込んで、木槌をふるっていた。このなかでもっとも早く次の動きに向かったのは、新良。3R発売中にモーターにペラを装着し、水面に飛び出す準備にかかっていた。
2011_0422_0240  整備室には今村豊。おっと、今日もか。ただし本体整備ではなく、奥の工作室に姿があった。ここにいるということは、まずギアケースの整備なのだが……今村はずいぶんと長いこと、吉田隆義似の整備士さんと談笑していたのだった。だから、実際には整備をしていたかどうかは、ハッキリとはわからなかった。
_u5w1584  その後の今村は、まさしくいつも通り。すれ違った北川幸典をからかい、ギアケースを装着していた鈴木幸夫をからかう。先輩だろうが後輩だろうが、じゃれついているのだ。北川とは、準優11Rで対戦。1号艇と2号艇だ。一瞬、牽制球でも投げているのかと思ったが、北川の笑顔はそうした類いの会話ではないことを物語っていた。SGとか名人戦とか、準優とか予選とか、そんなことは関係なく、ピットでの今村豊は陽気なのである。
2011_0422_0914  鈴木幸夫は、長嶺豊さんと語らい合ってもいた。長嶺さんの「思い出すな~」という声が聞こえたので、昔話に興じていたのか。鈴木は先述のとおり、ギアケースの整備もしていて、早い時間からせっせと動いていた一人。そうしたなかで長嶺さんと穏やかな時間を過ごしており、行動のメリハリの付け方はさすがの百戦錬磨である。

_u5w1529  北川以外の1号艇では、まず田上晋六は今日も雑用に忙しい。今節、もっとも働いたで賞は、間違いなく田上と日高逸子だ。頭には手ぬぐい、長そでTシャツの上に「頑張ろう日本」Tシャツの重ね着もいつも通り。でも、2Rのエンジン吊りだったか、雨ガッパを着てあらわれたのにはちょっと驚いた。ピットにいれば必要のないものなんだけど。手ぬぐい頭にフードをかぶって、完全防備。胸には登番ワッペンが縫い付けられており、毎度レース場に携行しているものなんでしょうかね。なぜ雨ガッパなのか、そしてなぜ2R時に突然着込んだのかは、ちょっと謎なのだが。
_u5w1686  岡孝は、今日も田上と日高が走っているのを見て、ひっそりと架台運びのお手伝い。今日も優しい。2Rを勝った木下繁美に、祝福しながらのからかいの言葉を投げかけてもおり、その笑顔は実にシブい。だが、昨日までに比べて、少し笑顔がカタいように見えるのだが、気のせいだろうか。岡ほどの勝負師でも、やはり準優1号艇、勝てば優勝戦も1号艇という状況は、プレッシャーを感じるものなのか。もちろん、こうした日の過ごし方、戦い方も知り尽くしてはいるだろうけど。

_u5w1959  で、姿をほとんど見かけなかったのは大嶋一也。エンジン吊り以外では、一度もダンディな表情を見ることがなかった。仕上がり良好のサインなのか、単に動き出しが遅いだけなのか、いずれにしても気になる動きのなさだ。(PHOTO/中尾茂幸=新良、今村、鈴木 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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常滑グルメ

♪らーぁめん、らーぁめん、らーめん食べたいよ~♪と口ずさみながら常滑ボートのスタンドを歩いていたら、あっ、金ちゃんラーメン!

Cimg5389 というわけで、朝から10人ほどのお客さんが食していた、金ちゃんラーメン。昔ながらの中華そばで、味はやや濃厚。チャーシューとろとろで、これはクセになるなあ~。

Cimg5385 で、常滑のグルメといえば、何といってもコレですね。どて丼! 常滑名物でございます。もつの八丁味噌煮込みを豪快に飯の上にかけた、常滑の絶品グルメです。ボリュームも満点で、常滑来たらこれ食わないとな~。

ともに2マーク寄りスタンドの売店で食えます。本場においでの方はぜひ!


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本日の“本紙予想”名人戦5日目

どもども。Kです。いよいよ準優勝戦ですね。まずは一般戦で資金を稼ぎたいところ。

1R
1コース想定=平野 まくられ率41.8% 差され率27.3%
2コース想定=藤井 逃がし率41.7%
高橋が予選のうっぷん晴らす一撃。
◎高橋 ○藤井 ▲平野  
3連単3-21-全

2R 
1コース想定=木下 まくられ率23.7% 差され率31.6%
2コース想定=石川 逃がし率35.7%
池上が動いて捌く。木下のイン残しも。
◎池上 ○木下 ▲石川
3連単6-12-全 

3R 
1コース想定=倉尾 まくられ率22.7% 差され率40.9%
2コース想定=中西 逃がし率30.6%
北岡の意地の一発に賭けたい。
◎北岡 ○中西 ▲倉尾 △村上
3連単6-214-全

4R 
1コース想定=吉本 まくられ率19.2% 差され率30.8%
2コース想定=原 逃がし率31.3%
原田の攻めに吉本抵抗すれば、川名に展開向く。
◎川名 ○原田 ▲吉本 △原
3連単2-416-全 

5R 
1コース想定=山口 まくられ率16.7% 差され率35.2%
2コース想定=山来 逃がし率34.3%
篠原の攻めに乗って平野が抜け出す。
◎平野 ○篠原 ▲山口
3連単4-31-全

6R  
1コース想定=西田 まくられ率24.3% 差され率30.1%
2コース想定=中西 逃がし率30.6%
西田を入れて中西が差す。
◎中西 ○西田 ▲木下 
3連単1-43-全

7R 
1コース想定=石川 まくられ率27.9% 差され率41.0%
2コース想定=井川 逃がし率25.0%
川名がカドから自在に攻め込む。
◎川名 ○高橋 ▲石川 △山﨑 
3連単4-513-全

8R 
1コース想定=原田 まくられ率17.4% 差され率26.1%
2コース想定=倉尾 逃がし率32.6%
倉尾は2コースから強攻あり。原田と競れば、山口に展開。
◎山口 ○原田 ▲倉尾 △原
3連単3-124-全

9R 
1コース想定=西田 まくられ率24.3% 差され率30.1%
2コース想定=万谷 逃がし率26.2%
吉本は強攻派。アウト3艇のボックスが面白い。
◎吉本 ○篠原 ▲瀬尾
3連単4=5=6ボックス

準優勝戦はのちほどアップいたします。


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5日目! 準優です

おはようございます。常滑名人戦も5日目となりました。本日は準優勝戦です! 常滑は朝から雨模様ですが、北日本、東日本は荒れ気味の天気になると予報で見ました。お出かけの際には、くれぐれもお気をつけて。

2011_0422_0459 地元の大将格は、しっかり準優出。もちろん狙うのは優勝のみ、でしょう。10Rは進入から面白くなりそうですぞ!(PHOTO/中尾茂幸)


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常滑名人戦TOPICS 4日目

ザ・勝負駆け
ドリーム組に変調!?

2011_0422_0362  いつものこととはいえ、激しい勝負駆け デーだった。鈴木幸夫の前付け逃げ&3コース怒涛まくりで連勝当確、凄かった。逆に3着条件で3番手を走りながら最後の最後に力尽きた中西宏文、本当に惜しかった。今日の前半はタイトな条件だった山口哲治や村上信二などが続々と上位着順を召し取り、5Rあたりで準優ボーダーが6・40まで跳ね上がるという異常事態になった。が、後半から徐々に脱落者が出はじめ、同時にボーダーも下がってゆく。
2011_0422_0688 とりわけ、悔しい終戦となったのがV候補の一角だった西田靖だ。9Rの西田は3着で6・17。もちろんインを奪って、岡孝に差されながらも安全ゾーンの2番手を維持していた。が、2周1マークで節イチ伸~~~びる田上晋六が襲い掛かる。1艇身後方からパワー任せの強ツケマイ。同じ東京支部で何もそこまで……という凄まじい全速握りマイに、非力パワー西田し到底太刀打ちできなかった。スルッと田上の引き波にハマり、2番手から一気に4番手まで後退してしまった。ワースト級の足を頑張って頑張って頑張って「あと1周半で準優」という最中、ワースト級はやはりその舞台を許してはくれなかった。20位、惜敗……。
2011_0422_0935  同じようにドリーム組で生死の境目を渡り歩いたのがグレートマザー日高逸子だ。初日にそのドリームを制しながら、右肩下がりの成績で今日の11Rは5着条件。そして、スターとから1マークから、ほぼ何も見せ場もないまま後方に置き去りにされた。もしも6着に甘んじたりしたら、西田と同じ5・83……12Rの結果次第では陥落まで考えられる状況だった。結局、しっかり?5着を取りきって予選突破を確定させた逸子ママではあったが、このままのリズムでは優出への道は遠いかもしれない。
2011_0422_0903  今村豊も磐石の最終調整とはならなかった。準優1号艇のかかった11Rで、内の瀬尾達也がフライング。この巨大な反則壁の前に、持ち味のスリット全速覗きまくりを遮断された今村はやむなく差しを選択した。が、そのハンドルが入らない内に、いささかもたついていた瀬尾と接触し、1マークを超えることができなかった。回りなおしての4着がやっと。実に後味の悪い予選最終戦になったわけだ。ただ、昼間の足合わせを見ている限り、昨日よりは間違いなく上向いていたと思う。どうしてもこなかったターン出口~スリット付近までのレース足・行き足が、誰と合わせても互角以上に見えた。あれだけ素軽い動きがくれば、準優でも十分に勝ち負け可能だと思う。
2011_0422_0355  そしてそして、昨日私が節イチ指名した古場輝義は……散々な1日だった。前半7Rでは原由樹夫とストレートで大競り(後述)になり2番手から4着に。後半12Rはメイチ勝負駆け・佐藤勝生の渾身のまくりをモロに浴び、立て直してハンドルを入れた瞬間に他艇と接触して5着惨敗。このふたつの惨敗をもって節イチ候補から降格させる気はさらさらないが、今日の気配は昨日までの凄みを感じるものではなかった。まあ、私としては、これで準優の枠も悪くなって人気も落ちるだろうから、明日こそ絶好の狙い目ではないか、などと密かに思ったりしている。とりあえず、明日の足合わせは目を皿のようにしてチェックするぞっ!!
2011_0422_0444  ドリーム組で、唯一不安のない最終調整となったのが大嶋一也。前半8Rは文句なしのイン逃げ圧勝、後半12Rは古場同様、佐藤の強襲まくりを浴びたが、すぐに体勢を立て直して4番手を追走。そこからじわじわ3番手の中西宏文(3着条件!)を追い詰め、2周2マーク、必殺の切り替えしで一気に体を入れ替えてしまった。テクニックの差ともいえる逆転劇だったが、展示タイムも6秒55と安定感を増し、すべての足が上位まで到達したと思う。ただし、まだ超抜とまではいかないので、明日の10Rで怖いのは「誰かさんのS一撃まくり」ということになる。

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」④

2011_0422_0416  まずはやっぱり、鳴門渦潮の暴れん坊将軍・岡孝のことを書かねば。昨日まで予選2位と絶好調の岡。ただ、今日は6号艇&3号艇というのっぴきならない2走が残った。まずは3Rで6号艇の試練だ。悠然と6コースに構えた岡は、全速でぶん回してのまくり差しを選択した。が、さすがにコースが遠くて不発、バックでは4、5番手で喘いでいる。が、今節の岡はここからが違う。1周2マーク、突進気味の切り替えしで混戦の2着争いに加わる。ただ、4艇並んだ大外でしかも1艇身ほどのビハインド。勝負どころの2周1マーク、岡が繰り出した戦法は……やっぱり全速ぶん回しだった!! この強まくりがものの見事に決まって、あっという間に2着。圧巻の逆転2着といっていいだろう。
 続く3号艇の9Rは、4カドの石川正美や5コース田上晋六が殺到するのを肩で透かすように、こっそりと最内差し。そこからするするするするするする伸びきって、2マークを楽々制圧していた。昨日まではラッキーパンチのような勝利が多かった岡だが、今日は文句なしのパワー勝ち。この1勝で、10R以降の結果を待つことなく予選トップの座を決定付けた。いよっ、今日も男前だったぞ、我らがオカタカシッ!!
2011_0422_0651  元気がなかった「進入のマジシャン」原由樹夫も、やっと今日はらしいやんちゃぶりを見せてくれた。進入とは無縁の番外編だけど。7Rの原は1周バックで古場輝義と2着争いの併走に。内が古場で、外が原。ポジションといい足色といい、このまま真っ直ぐ走れば勝ち目がないと見た原ユッキー、古場を内へ内へと締める締める締める締める!! 頑固な古場も一歩も引かないから2艇は接触したままどんどん内へと流れ、「ありゃりゃ、このままだとホーム水面までハミ出してまうぅぅ!?」と思えるほどビッシリ競り合ったのだった。結局、まったくマイシロのない状態で旋回した2マーク、2艇はあさっての方向に流れ去り、それぞれ大敗を喫したのだった。鈴木=古場の舟券を買っていた私にとって痛恨の大競りではあったが、まあ、相当面白かったから許してあげますよ、ユッキー!
2011_0422_0451  残念だったのは還暦ピストンサンダー倉尾良一。今日は6号艇で4着条件という微妙な勝負駆けだっただけに、ピンロク勝負のチルト3度は自重。「0・5度で4カド伸び~~る田上マーク作戦」を実施したが、その田上がスタートで後手を踏んで万事休す。大差の6着惨敗でV争いから姿を消した。レース後は同郷の中尾にカメラマンに「もう引退いたいんやけどなぁ」などと5分ほど愚痴をこぼしていたらしいが、ダメですよ倉尾さん、3年更新したばかりなんだから来年も再来年もこの名人戦の舞台でやんちゃしまってちょうだい!!
2011_0418_0269  そして最後は……もーーーー火の国アウトサイダー北岡敦はやんちゃというかボーンヘッドというか……5Rではアウトからご機嫌な差しハンドルで2番手確保、私の勝負舟券(2連単45倍)を作り上げてぬか喜びさせた挙句、2周1マークで振り込んで3着後退>< 10Rでも1周1マークで豪快に振り込み、一瞬にして私の夢舟券を紙屑に変えてしまった(←しかも瀬尾のF返還に気づかず、水入り灰皿にポイ捨て……これは私の選手責任ですけど)。何やっとるんじゃあ、キタちゃん!! と怒りたいところだが、まあ、こういうポカも多いところがやんちゃカルテットの魅力でもあるわけで……はい、許してあげますよ、キタちゃん!!(号泣)
(photos/中尾茂幸。text/H)


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THEピット――準優乗れるか勝負駆け

2011_0422_0686 予選最終日が終わり、閑散とし始める11R~12Rの時間帯。SGなどでは、ペラ室にも整備室にも、残念ながら予選を突破できなかった選手の姿が多く見られたりする。残り2日間をあきらめずに戦うべく、本体を思い切って整備したり、ペラをとことんまで仕上げようとしたりするわけだ。実際、今日もペラ室で最後まで作業をしていたのは、西田靖、北岡淳。勝負駆けを成功させた山口哲治もいたけれども、中心となっていたのはやはり、予選落ちの憂さを何とか晴らしてやろうと執念を燃やす面々であった。まあ、西田はほんのわずかに滑り込みの可能性が残されてはいたのだが。
2011_0422_0570  ところが、整備室には不思議な光景があった。懸命な整備をしていたのは、田上晋六だったのだ。結果的に準優1号艇、その時点ででも2号艇より内になるのは確実だった田上である。モーターは噴いている。伸びは節イチクラスといってもいいくらいだろう。にもかかわらず、田上は整備をしているのだ。これには驚くしかなかった。
 なぜいま整備を? そう話しかけたかったが、そんなスキは少しもなかった。その手際というか、動きが、これまでに見たことがないほどにスピーディーだったのだ。たしかに、もはや整備ができる時間はかなり少なくなってきている。しかも田上には新兵の仕事がある。しっかり整備を終わらせ、しかも雑用を完璧にこなすためには、1秒もムダな時間はあってはならなかっただろう。
 田上が整備していたのは、キャブレターとリードバルブ。特にキャブレターをバラし、組み直すときのスピードといったら。ドライバーをものすごい勢いでくるくると回し、テキパキテキパキとモーターを組み上げていく。本当は「予選上位なのに整備?」という疑問を抱いていたはずなのに、いつの間にかそのキビキビとした動きに見とれてしまっていたのだった。

 田上は準優好枠が保証されていたわけだが、ボーダー付近の選手たちはおおいに心揺れる終盤戦だったのではないだろうか。中盤戦くらいまではボーダーが高く、一時は6・33なんていいうタイミングもあったのに、11Rを迎える頃には6点を割っていて、しかも場合によっては5・83という数字で5~6人が並ぶ可能性がある状況になっていたのだ。5・83勢の上位着順を数え、タイム差まで調べているうちに頭が痛くなったほどだ。
2011_0422_0384  選手たちは、自分の得点率はわかっていても、他の選手との相対的な関係を把握しているわけではないから、6・00や6・33の選手までもがヒヤヒヤしながら推移を見守っていた。6・33だった亀本勇樹など、JLCの準優インタビューを申し込まれながら、「もし準優に乗れてなかったら……怒鳴り込みますよ!」なんて言って、受けるのを渋っていたほどだった。もちろんジョークで、今村豊に「カメちゃん、いいから受けなさいって。準優出るのを期待されてるってことだから、そのほうがいいでしょ」と背中を押されたりもしていたのだが。いやいや、その時点では6・33ならもう当確なんですって!
2011_0422_0087  11R、大敗を喫した日高逸子は、得点率6・00。これは、日高にとってまったく安心できる数字ではなかったようだ。やはり一時的にボーダーが上がっていることを聞いていたのだろう。勝負駆けに失敗したかも……なんて思いもあったようである。
 日高が着替えている間に、日高のボートには緑色のカウリングが装着された。準優用のカラーカウリングである。モーター格納のためにピットに戻って来た日高はそれを見て、「ウソッ! 絶対?」と独り言で叫んだ。たまたまボートのそばにいたこちらに、日高は顔をほころばせて問いかける。「私、乗れるんですね。これがついてるってことは」。そうです、11Rを終えて、6・00は完全に当確になっていた。日高はそれを知らず、カウリングが替えられたことでそうと察したのである。
2011_0422_0679  でも日高さん、じつはまだ6号艇が確実になったわけじゃないんです。12Rで大量に勝負駆け失敗が出たりすれば、黄色の可能性がある。そう告げると、日高は「そうですよね~」と言いつつ、そんなことはもはやどうでもいいようにニコニコと笑っていた。とにかく予選突破が嬉しい! そこにあらわれた山口博司に、「私、乗れちゃった!」と思わず声をかける日高。実は同じレースで山口は勝負駆けに失敗しているのだが……でも、日高の笑顔を見て、山口も嬉しそうに祝福していた。
 12R、吉本正昭がシンガリに敗れた。これで得点率は5・83。この数字となったのは1、2、3……5人! ここがボーダーになるのは確実だから、報道陣の多くは上位着順を計算し、18位は山崎昭生であると弾き出していた。
2011_0422_0971  山崎は11Rでやはりシンガリ負け。6点を割ったことで、すでに半分以上あきらめていたようである。モーター格納をする間も、淡々とした表情ながら、少しばかりの落胆が見て取れたし、12Rが終わった瞬間も自分が18位に浮上したことを認識していなかった。
 12Rのエンジン吊りを終えて、瀬尾達也とともに控室に戻ろうとしていた山﨑を、報道陣が取り囲む。瀬尾は何かを察したのか、静かにフェイドアウト。山﨑も報道陣が待ち構えていたことで事態を理解したのだろう。特に驚いた表情や「ラッキー!」みたいな顔も見せずに、静かに質問に答え始めるのだった。
2011_0422_0960  その頃、吉本はカポック着脱場で淡々と装備をほどいていた。勝負服やカポック、ケブラーなどを脱いで、上半身裸になって控室へと向かう。その顔には苦笑が浮かんでおり、大敗への思いはあるようだった。だが、まさかその敗戦が自らを次点に落としていたことは、おそらく理解していない。何しろ、山崎と吉本は、6走して1勝、2着2着1回、3着2回、4着と6着1回ずつという、まったく同じ着順をマークしているのだ。二人の運命を分けたのは最高タイム差。12Rの結果がまさかそんなにも残酷な状況を生んでいたとは、資料とにらめっこしている我々はわかっていても、当事者たちは知る由もない。吉本はその無念をどこで知るだろうか。そして、何を思うだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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速報 名人戦準優メンバー確定!

10R
①田上晋六(東京)
②大嶋一也(愛知)
③新良一規(山口)
④鈴木幸夫(愛知)
⑤中村裕将(東京)
⑥日高逸子(福岡)

11R
①北川幸典(広島)
②今村 豊(山口)
③久間 繁(愛知)
④佐藤勝生(広島)
⑤西山昇一(愛知)
⑥占部彰二(福岡)

12R
①岡 孝(徳島)
②森脇 徹(山口)
③古場輝義(富山)
④山口哲治(長崎)
⑤亀本勇樹(広島)
⑥山﨑昭生(香川)


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THEピット――更新遅れてすみません

2011_0421_0136   PC不調につき、更新が遅れたことをお詫び申し上げます。

 朝、ピットに入ってまずは整備室に直行すると、今村豊が本体をバラしていて、「こ、これは……」なんて驚いていたのだ。シリンダーケースをいじっていたから、これがなかなかの大整備。完璧にはほど遠いパワーを引き上げるため、思い切った整備に出たわけである、予選最終日に。あぁ、しかし今村のレースはもう近づいている。すっかりニュースバリューがなくなってしまったような……。
2011_0421_0374 今村とともに、整備室を独占していたのは、日高逸子だ。男女のトップ同士が整備室の主となって本体整備に全力投球。日高は今村よりも長い時間、整備室にこもっていて、合間に新兵の雑用をこなしたりもしていたから、まさしく多忙な朝なのであった。

2011_0421_0777  ところで、1Rを走ったあとに田中伸二が帰郷している。“バルコニー”で水面を眺めていたら、高田悌二と北川幸典がモーターをもってやってきて、プールにモーターをつけたので「あ、誰か帰郷するのか……」と緊張。モーターの番号を確かめると、これが田中伸二のもので、その後モーター返納を始める姿も確認している。
 3年前の名人が、不本意な成績のまま、不本意な途中離脱。胸の内は、やるせない思いでいっぱいであろう。そうした心の動きが表情に出るタイプではないが、ペラゲージなどの私物を片づけている田中の背中は、妙に丸く見えたものだった。
 その後、増田弘喜も帰郷となっていて、今節は初日の松野京吾、2日目の三宅爾士に続いて、4人が途中帰郷となっている。彼らにとってもひとつの目標のはずの名人戦、来年も元気に顔を出して、今年の雪辱を果たしてほしい。

2011_0421_0941  勝負駆けの朝ではあったが、取り立てて昨日までと雰囲気の違いがあったか、というとそうではなかった。古場輝義は準優当確なのに、ペラを大幅に改良しようとしていたし、篠原俊夫は勝負駆けではあったが、いつも通りに雑用もこなしつつ、淡々とペラをたたいたりしていた。勝負駆けの局面など、数十年にわたって経験し続けている彼らにとって、もちろん気合は入ってはいるが、特別なことや特別な動きをする必要などないということだろう。こうした空気もまた、名人戦らしいのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”名人戦4日目9~12R

9R 
1コース想定=篠原 まくられ率14.6% 差され率33.3%
2コース想定=西田 逃がし率45.2%
田上の伸びも怖いが岡が先攻めで抜け出す。
◎岡 ○田上 ▲石川 △篠原
3連単3-541-全

10R 
1コース想定=山来 まくられ率9.8% 差され率36.60%
2コース想定=中村 逃がし率35.8%
瀬尾の攻めに乗って今村が抜け出す。
◎今村 ○瀬尾 ▲北岡 △中村
3連単5-342-全 

11R 
1コース想定=北川 まくられ率9.3% 差され率24.1%
2コース想定=新良 逃がし率20.7%
村上が強気の攻めで日高に展開利ありそう。
◎日高 ○新良 ▲北川 △山口 
3連単5-213-全 

12R 
1コース想定=大嶋 まくられ率14.7% 差され率20.2%
2コース想定=吉本 逃がし率46.2%
大嶋が予選ラストを締める逃走劇。。
◎大嶋 ○古場 ▲佐藤 △森脇
3連単1-345-全

PC不調につきピット記事をあげられずにすみません……。 


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“本紙予想”名人戦4日目7~8R

7R 
1コース想定=鈴木 まくられ率19.4% 差され率42.5%
2コース想定=井川 逃がし率25.0%
万谷のまくりをもういちど狙ってみる。
◎万谷 ○古場 ▲鈴木 △亀本 
3連単4-635-全

8R 
1コース想定=大嶋 まくられ率14.7% 差され率20.2%
2コース想定=北川 逃がし率27.7%
平野がまくって大嶋抵抗すれば、藤井に展開向く。
◎藤井 ○大嶋 ▲平野村上
3連単4-23-全


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H悲鳴人の『穴・W極選』4日目

 昨日の8Rでウルトラ獲りガミ270円的中、9Rはコロガシどころかしこたま追い銭した挙句に轟沈したHです。森脇ィ、1マークであんなに握ってどうする!??(←差され率48%だものw)憲吾牢どの、傷口を広げてばっかですまんす><
 こうなったらもう、やんちゃカルテットの面々にすがるしかありませぬ。9・10R連発の無理筋攻撃で、一発大逆転を狙います!!。

9R
 ①篠原俊夫
 ②西田 靖
★③岡  孝
 ④石川正美
★⑤田上晋六
◎⑥倉尾良一

進入213/456か123/456

 ともに勝負駆けの篠原と西田がイン獲りし合えば深くなる。それを自力で攻め立てるのは枠有利な鳴門渦潮の暴れん坊将軍・岡か、節イチ伸び~~~る田上か、はたまたチルト跳ね上げて還暦ピストンサンダー倉尾か?? はい、倉尾で行きます。自力まくりか、田上に乗ってのまくり差し!! 頼んだぜ、ピストンッ!!

3連単★6-35-全

10R
 ①山来和人
★②中村裕将
 ③瀬尾達也
◎④北岡 淳
★⑤今村 豊
 ⑥山口哲治

1235/64

 山来のイン戦はガッツリ握るタイプ。瀬尾の3コースもガッツリ握るタイプ。こりゃやり合います。で、ミスター今村が狙いすましたまくり差しに入った瞬間、ドッカーーーーンと火の国アウトサイダー北岡がその外から襲い掛かる。そんなシーンしか想定できません。「この1年、艇界でもっとも5コースまくりが多い男」(ダントツの11勝、K記者調べ)がF持ちのハンデものかわ握り倒してくれるでしょう。頼んだぜ、キタちゃん!!

3連単★4-25-全

 ん~、いかにもムリ筋、さらに傷口に塩を塗りこむことになりそうな……( ̄Д ̄;;


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“本紙予想”名人戦4日目3~6R

というわけで、3~6Rです。昨日は12Rの2マンシュウを当てて、たっぷり自慢してやろうと思っていたのですが、PCが……。後半はのちほどアップします。

3R 
1コース想定=鈴木 まくられ率24.2% 差され率36.4%
2コース想定=高山 逃がし率38.7%
強攻派がセンターまでに少なく、鈴木が逃げる。
◎鈴木 ○富山 ▲岡
3連単1-36-全

4R 
1コース想定=水野 まくられ率23.9% 差され率41.3%
2コース想定=佐藤 逃がし率36.7%
佐藤が2コースから巧差しで抜け出す。
◎佐藤 ○原田 ▲石川 △水野
3連単2-561-全 

5R 
1コース想定=吉本 まくられ率17.0% 差され率31.4%
2コース想定=増田 逃がし率31.8%
久間がまくれば、篠原に展開向く。
◎篠原 ○久間 ▲山﨑 △吉本
3連単4-351-全

6R  
1コース想定=木下 まくられ率24.3% 差され率29.7%
2コース想定=瀬尾 逃がし率42.9%
瀬尾をカベにする木下の逃げが妙味。
◎木下 ○瀬尾 ▲山口 
3連単1-24-全


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本日の“本紙予想”名人戦4日目 1~2R

おはようございます。Kです。PC絶不調のため、まずは1~2Rのみアップいたします。3R以降はのちほど。

1R
1コース想定=田中 まくられ率17.4% 差され率32.6%
2コース想定=池上 逃がし率30.2%
山口が渾身の勝負駆け。
◎山口 ○北川 ▲田中  
3連単5-41-全

2R 
1コース想定=吉田 まくられ率31.0% 差され率27.6%
2コース想定=村上 逃がし率25.0%
万谷のセンター戦はまくり多い。狙う。
◎万谷 ○中西 ▲村上 △吉田
3連単3-421-全 


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4日目!

おはようございます。常滑名人戦も4日目、いよいよ勝負駆けデーです。本日は、風は昨日同様穏やかですが、空模様が怪しくなってきています。雨の予報も聞こえてきていて、湿度が機力相場を変えるかも……。

2011_0421_0492 大嶋一也が上位につけていますが、同県同期の西山昇一も予選突破が見えています。気合は、大嶋と変わらないはずですから、今日も激走が期待されます。(PHOTO/中尾茂幸)


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常滑名人戦TOPICS 3日目

イン、なんとか3勝

2011_0421_0763  今日は風が穏やかになってイン天国になるかと思いきや、昨日の2勝にひとつ上積みしただけの3勝に終わった。しかも、そのうちの2勝は前付けした西田靖、鈴木幸夫というイン屋ふたりのサポート勝ちという感じで、相変わらず1号艇のイン選手には苦難の水面だった。実になんとも一筋縄ではいかない常滑水面ではあるな。
 レース全般の印象としては、名人戦名物の前付けが増えた感がある。西田、鈴木、原由樹夫、大嶋一也はもちろんのこと、原田順一、亀本勇樹、平野勇志などもどんどんコースを奪いに行っていた。明日は勝負駆けだけに、さらに意外な選手までが動く可能性もあるだろう。
 で、そんな中からパワー出しに苦しんでいる西田&大嶋について触れておきたい。今日のふたりは両極端だったと私は思う。西田の足はまだまだ苦しいまま。レース間の足合わせはやられ続けで、特に回った瞬間の出足~レース足がこない。それでもなんとかスタートを張り込み、今日の1・3着でボーダー18位まで持ってきたのは流石の一語。明日の9R、2号艇の一発勝負に命運を賭ける。
2011_0421_0509  一方の大嶋は出足、回り足、伸びともに2割くらいアップしたと思う。今日の11Rも例によってコンマ06と奮発したが、スタート勝ちというより差しハンドルがすんなり入ってバック突き放すという、それなりに強い勝ち方だった。まあ、それでも全体では中堅上位レベルか。すでに予選突破は決めたけれど、準優に入ったときにどうか、という不安がある。それまで2日間、あの3月MB大賞の超抜イメージにどれだけ近づけるか、大いに注目したい。

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」③

 2011_0421_0623 ついに飛び出した伝家の宝刀!! 「ピストン倉尾」こと倉尾良一が4Rで満を持してチルト3度に跳ね上げた。初日はピットにいたK記者を捕まえて「いいピストンがないよ~」と泣いていたらしいがw、ついにチルト3度にマッチするピストンが見つかったのか?? いえいえ、単に風が止んで静水面になったから、ってことらしいけど、とにもかくにも還暦チルトサンダーの面目躍如! 期待の展示タイムは……6秒59って、跳ねてない田上晋六6秒49よりはるかに遅かったけど。
2011_0421_0692_2  さあ、待機行動では伸び~~る①田上がインをあっさり捨てて、4カド選択。なんでも昨日、倉尾から「ワシゃ明日チルト3にするばい、アンタはどうするね?」と挑発されたらしく、その回答が4カドだった。そして5コースにピストンサンダー倉尾、そしてそして6コースには昨日Fに散った「火の国アウトサイダー」北岡敦!!!! 肉食まくりタイプのウルトラ個性派3人が颯爽と艇を引いたからたまらない。私はスタンドで興奮しっぱなし、コレって何年かに1度の惑星直列みたいなレア進入じゃん、とか鳥肌立てつつ「じゃあじゃあいったい誰が真っ先にまくるのか??」なんてことを考えたら体中がサブイボだらけになった。
 そして、本番で敢然とまくりに行ったのは……3コースの中村裕将だったw 結局、還暦チルト3度の2段まくりは不発に終わったけれど、こんな風に進入からドキドキワクワク鳥肌まで立ってしまうレースこそが、真の競艇の醍醐味だと私は常々思っている。
2011_0421_0446  12Rでは岡孝が大仕事をやらかした。4コースの今村豊がコンマ05から絞りまくりに出ると、それを見計らったかのように徹底マークしまくり差し一閃、ドリーム組の日高逸子と今村をまとめて蹴散らした。展開一本という勝利ではあったが、見た目にはド迫力の割り差し。今節の岡には強運と引き波をモノともしない強パワーが味方についている。この貴重な1勝で古場輝義に次ぐシリーズ2位まで浮上した鳴門渦潮の暴れん坊将軍、明日の2戦はシリーズリーダーを狙う勝負駆けとなった。
2011_0421_0470  カルテットの4人目は「進入のマジシャン」こと原由樹夫なのだが……今日も5号艇から3コースに潜り込むのがやっと、道中は見せ場も作れずに5着に敗れ去ってしまった。明日は勝負駆けにもならない2走が残された。ま、元々が神出鬼没なタイプだけに、こうして人々から忘れられたときこそ怖い存在ともいえるのだが、どうか。

節イチは、誰??

2011_0421_0948  勝負駆けを迎える前に、今節はじめてのパワー評価を記しておきたい。SSランク・節イチは……やはり古場輝義だ。なんだよ、シリーズリーダーかよ、と嗤われそうだが、そう思うのだから仕方がない。とにかく足合わせで負けることなし、特にターンしてすぐ、出口からスリット付近までの出足~行き足が図抜けている。その先の伸びはやや売り切れ感があるのだが、準優~優勝戦にかけて外枠外コースになる可能性は低く、現状の足で十分優勝を狙えるはずだ。
「でも、今日の9Rは2コース差しが届かず、逆に3コース北川幸典の2番差しにやられたじゃないか」と反論する人もいるだろう。しかしあのレースの古場は、スタートで北川に半艇身煽られたために一撃まくりを警戒し、一度握ってから差しハンドルを入れている。苦肉の遅れ差しで、さらに外から割り差した中村裕将の引き波も浴びた。つまりはパワーを引き出しきれない1マークだった。むしろ、1周2マークからのシーンを思い出してほしいし、できるならVTRを観ていただきたい。バックで後手を踏んだ古場は2マークで前を塞がれ激しく減速している。6着大敗までありえる減速だったのに、そこからエンジンをフル稼働させると直線だけで2番手・森脇徹に1艇身まで肉薄していた。その後、森脇のキャビテーションで2着になるわけだが、私は森脇がキャビらなくても2着になっていたと思う。あの2周ホームの直線はヤバい、ヤバすぎます! このレース、私は古場VS森脇を勝手に「節イチ決定戦」と銘打っていたのだが、あの光景を見せられては雌雄が決したと言わざるをえない。
2011_0421_0127 これに比べてどうにも苦しいのがV候補ナンバーワンの今村豊だ。前半8Rはなんとか差しきり勝ちを決めたが、12Rで欠点を露呈する。4コースからコンマ05の素晴らしいスタートを決めて、あれほど素早く絞りはじめたのに、2コースのコンマ13田上晋六にあっという間に追いつかれた。まくりを諦めて差しに転向するしかなかった。ひとつには田上の行き足が素晴らしすぎた。もうひとつには今村の行き足~伸びが弱すぎた。この両方がなければ、あの態勢から今村がまくりきれないわけがないのだよ。はっきり言って、中堅まんま。昨日の古場との直接対決もそうだったが、今日に至っても古場とは大差の劣勢だと断言しておく。
 2011_0421_0058ド リームを勝ったグレート日高逸子ママは……頑張って同体のスタートを心がけているが、やはり全速では行ききれていない。FL持ちがネックになって、パワー云々以前に1マークの展開に苦労しているという感じ。正味の足は良さそうだけど、その本性はまだ見切れていないのが正直な感想だ。私の当てにならない勘では、上位の下レベル。
 あ、伸びだけでいうなら田上と北岡、平野勇志、この3人がトップ3だ。(photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――のどかな3日目午後

 今日、“幻の13R”が行なわれたことをご存じだろうか。
①長嶺豊(大阪)
②村田瑞穂(三重)
③山口雅司(東京)
④廣町恵三(群馬)
⑤青山登(群馬)
⑥池上哲二(広島)
2011_0421_1025  長嶺が「村田、お前2コース頼むで」と言えば、青山が「俺、前付けに行くよ」と長嶺を牽制、さらには池上が「このなかでは僕が新兵です!」と敬礼しつつ「でも、僕が6コースだと怖いでしょ」とニヤリ笑う。村田は「山本泰照さんもいるから、7艘立てができるよ」と言えば、廣町はニコニコとそんな様子を眺め、山口は先日一緒に飲んだという立山一馬の泥酔話で爆笑……。
 ようするに、JLC解説者の皆さんが、ピットに勢ぞろいして雑談に興じていたわけですね。当初は青山さん以外の5人が集結しており、長嶺さんと「このメンバーで名人戦ができそうですね」などと話していたら、そこに青山さんがあらわれて、「よっしゃ、13Rや!」なんて盛り上がった次第。現役時代の思い出話にも花が咲き、また今節の流れについても語り合い……うむ、たしかにここにも“名人戦”はあった、のである。あ、途中までは敬意をこめて敬称略で記しました。

2011_0421_0126  そんなOBたちのほのぼのした光景が繰り広げられていた頃、競技棟1階の選手用休憩所では、今村豊が独演会を行なっていた。今村がベンチにすわり、取り囲む記者さんたちを相手におおいに語っていたのだ。僕は遠巻きに見ていただけなので、詳しい内容はわからないが、「民主党が……」なんて聞こえてきたので、おそらくは政治談議だろう。今村、政治を語ることが大好きなのだ。5年前、まさに常滑で今村にインタビューした際にも、同じ場所で政治トークを同じように記者さんたちに披露していたものだった。インタビューでそのことに触れると、今度は僕とサシで自論をぶつけてくる。もちろんその部分は大幅に割愛したが、口調は本編よりもアツかったりした。
 というわけで、あぁ、こっちも聞きたかったな~、と残念無念。で、その後は山口雅司さんと大おしゃべりを繰り広げるミスターなのでした。この二人の会話はまるで漫才っす(笑)。
 今村の笑顔に癒されていると、目の前に魅惑の光景が! 魅惑は大げさか。木下繁美と井川正人のツーショット! 至高のおヒゲコンビだ!
2011_0421_07112011_0421_0457  実はひそかに、この二人が並んでいたら、めちゃくちゃダンディだろうな、と思っていたのだ。九州同士なだけに、エンジン吊りとかできっと見られるだろうなあ、と期待もしていた。それが今日までは見ることができず、九州勢のエンジン吊りへの注目も薄れてきた3日目午後、ついに発見! それもエンジン吊りではなく、二人して整備室のほうから控室へ戻るところでした。やった! 九州ダンディーズ、実現!
 こうなったら、大嶋一也を加えたスリーショットも見たいぞ。艇界最強ダンディーズですよ、これは。どうせなら安岐真人さんにも加わってほしいけど。

 とまあ、なんだかのどかな3日目の午後、なのであるが、もちろんのどかに過ごしていない選手もいるわけである。
2011_0421_0341  こうしたことは何度も書いてきたが、それでも頭が下がるので今日も書く。新兵たちだ。今日の12Rには、日高逸子、田上晋六と、2人の新兵が参戦していた。しかしもちろん、レースへの準備だけをしていればいいわけではない。11R後には展示を走らなければならないから、10Rが終わる前にできるだけのことをしておこうと、日高と田上は走りまわった。モーター架台を10R分と11R分、都合12コ、ボートリフトの付近に準備をしていたのだ。たった12コというかもしれないが、架台置き場はリフトからは少し離れているし、いっぺんに2つ運べるほど小さくもないので、何度も何度も往復しなければならない。さらには、先輩のボートにあかくみ(吸水用スポンジ)を配って回らねばならず、必然的に二人は駆け足でピット内を移動することになるわけだ。2011_0421_0096 その様子を見かけてそっと手伝っていた岡孝の優しさにも感動したが、大事な12Rを控えて飛び回る日高と田上には、心から声援を送りたくなるわけである。何しろ、普段はもはや雑用などする必要がない名人世代。年に一度でも、その役割が回ってくれば、全力で臨む日高と田上。いや、ほんと、許されるなら僕がお手伝いしたいくらいであった。
2011_0421_0140  11R後。レースが終わって選手たちが帰ってくる。もちろん仲間はエンジン吊りのためリフトに集まる。そのとき、異変を感じた男がいた。山口哲治である。
 10Rが終わると帰宿バスの第1便が出発し、多くの選手がレース場を後にする。そのため、エンジン吊り要員が不足していたのだ。新兵組は、同県同地区の選手がいなくても参加するが、2名も12Rに出走していて展示航走に飛び出している。常に参加している選手班長の西山昇一も12R出走組だ。その西山がいないというのがちょっと困った点で、11Rには大嶋一也が出走していたのだ。つまり、大嶋を出迎える選手が一人もいない(他の愛知勢はすでに帰宿していた)。そうした状況に、山口哲が気づいたのである。
2011_0420_0609  山口は、リフトに集まっている選手をざっと見て、手際よく選手配置を始めた。西田靖を大嶋の出迎えにあてて、はからずもイン屋のツーショットが実現する。九州は山﨑毅、原田順一と二人出走だったが、これは占部彰二がいたので一人はまかなえる。佐藤勝生には亀本勇樹がいるので問題なし。高山哲也にも古場輝義と中西宏文がいたのでOK。瀬尾達也には同じ四国の篠原俊夫で大丈夫で……てな具合に、リフトの周囲を左右に何度も行き来して、エンジン吊りが問題なく行なえるよう差配したというわけだ。気が利く人なんだなあ。
 で、本人は、原田を占部に任せて山﨑のもとへ。これで、出走選手は誰一人、ひとりぼっちにならずにすんだ。影のMVPなのである、山口は。3日目を終えて、得点率6・00。明日の勝負駆け、全力で応援させていただきます!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

Cimg5387 ※前半ピット記事で、「バルコニー(写真参照ウンヌン)」とか書いてたのに、写真をアップしてませんでしたね。ここにアップします。ピットでのレース観戦には最高の場所なのです。(このPHOTOは黒須田撮影)


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明日の勝負駆け情報!

 予選3日目が終了し、トップはオール2連対の古場輝義。また、最多3勝をあげている岡孝が2位につけています。絶対的主役の今村豊は3位。地元を背負う大嶋一也が5位。伏兵陣の名前も上位にあって、準優好枠争いも激しくなりそうですね。
 18位の西田靖は得点率6・20。19位・山口哲治、20位・篠原俊夫が6・00と、ボーダーはやや高めになっています。それでもここでは、想定最終ボーダーを6・00として計算しています。レースごとにボーダーが変動する可能性も大きいので、ご注意ください。

1 古場輝義 当確
2 岡 孝  当確
3 今村豊  当確
4 田上晋六 当確
5 大嶋一也 当確
6 北川幸典 当確
7 山﨑昭生 4・5着
8 新良一規 当確
9 森脇徹  4・4着
10 瀬尾達也 4・4着
11 佐藤勝生 4・4着
12 日高逸子 5着
13 西山昇一 5着
14 久間繁  4着
15 倉尾良一 4着
16 吉本正昭 3・4着
17 亀本勇樹 4着
18 西田靖  3着
19 山口哲治 3・3着
20 篠原俊夫 3・3着
21 山口博司 2・3着
22 鈴木幸夫 2・3着
23 平野勇志 2着
24 村上信二 2・3着
25 占部彰二 1着
26 石川正美 2・2着
27 中村裕将 1着
29 中西宏文 1・2着
31 山来和人 1・1着
32 川名稔  1・1着

※6・00に届かない選手については割愛しています。


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“本紙予想”名人戦3日目後半

7R 
1コース想定=鈴木 まくられ率19.5% 差され率42.9%
2コース想定=山口 逃がし率47.1%
鈴木がイン獲って逃げ切ると見た。。
◎鈴木 ○日高 ▲山﨑 
3連単5-23-全

8R 
1コース想定=山口 まくられ率17.0% 差され率34.0%
2コース想定=今村 逃がし率40.0%
2~4コースがまくり屋。今村が差しに構えれば展開向く。
◎今村 ○山口 ▲村上
3連単2-13-全

9R 
1コース想定=森脇 まくられ率27.6% 差され率44.8%
2コース想定=古場 逃がし率45.6%
古場が逃がし率高く、森脇がS決めて逃走。
◎森脇 ○古場 ▲北川
3連単1-23-全

10R 
1コース想定=占部 まくられ率16.7% 差され率25.0%
2コース想定=山口 逃がし率33.3%
西田が動くが、内も抵抗すると見る。占部が逃げ切る。
◎占部 ○西田 ▲中西
3連単1-35-全 

11R 
1コース想定=大嶋 まくられ率14.7% 差され率20.2%
2コース想定=瀬尾 逃がし率42.9%
大嶋が瀬尾を壁にして逃走劇。
◎大嶋 ○瀬尾 ▲原田 
3連単5-16-全 

12R 
1コース想定=日高 まくられ率8.7% 差され率32.6%
2コース想定=田上 逃がし率36.7%
今村が攻めると日高は抵抗する。岡で穴狙いだ。
◎岡 ○今村 ▲日高 △田上
3連単5-412-全 


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THEピット――春うらら

   強風が止んで、空は快晴。爽快! 温度計を見ると気温は昨日と変わらないのだが、春の暖かさがいきなりピットに訪れたという気がする。爽快!
2011_0420_0077  装着場で悠々と作業をしている原田順一が、目を細めて「おはようございます」と丁寧に挨拶をくれる。原田自身が、まるで春の陽気のように、穏やかさをたたえているのだ。そう、原田順一は春暖の象徴だ! 今日一番に顔を合わせたのが順ちゃんだったことは、偶然ではないような気がするな。
2011_0420_0786 穏やかな様子なのは、何も原田だけではない。出会う選手みな、緩やかな表情を向けてくれるのだ。山﨑昭生など、難しい顔をしていたのに(たぶん調整の方向性、戦略などについて考え込んでいたと思う)、こちらの姿を認めると、永遠の青年のようにさわやかな表情で、やっぱり丁寧に挨拶を返してくれるのである。昭生さんのような人のことを、ナイスミドルっていうんだろうな。
 まあ、今日だけじゃないですけどね。年輪を重ね、百戦錬磨のなかで己の哲学を築き、今のボートレースよりも激烈な空気の中に身を置き、ときにはケンカ腰で渡りあい、そして徐々にキャリアの仕上げに向かっていこうとする偉大なる先輩たちは、たぶんバリバリの時期はピリピリしていたはずだが、だからこそ今は僕のような若造に対して本当に優しいのだ。今日の陽気がそれを二乗にも三乗にもしてくれる。うーん、爽快です!

2011_0420_0041 2011_0420_0578  そんな空気のなか、黄色い声がピット内に響く。黄色い声といえば、今節はこの人しかいないでしょう。日高逸子だ。この陽気に上気した? あまり聞いた事のない日高さんの嬌声に、思わず目を丸くしてしまった。
 もちろん、一人でワケもなくキャッキャとはしゃいでいたわけではない。日高は試運転を終えていったんボートをピットに引き上げていて、それを出迎えた北川幸典とじゃれ合っていた、というわけ。どうやら足合わせの間にちょっとしたハプニングがあったようで、北川が日高に突っ込みを入れて、日高がキャッキャと謝っている、というような構図であった。ハプニングといっても笑えるものだったのだろう。春のキャンパスではしゃぎ合う大学生のカップル、みたいだったぞ。日高さんも北川さんも、本当に若いっす!
2011_0420_0902 そこに加わって、大人のたたずまいを見せていたのは、久間繁。久間も試運転をやっていて、二人のシーンを見ていたようで、ともに大笑いしていた。大学生のカップルを見守る用務員さんといった感じ?(怒られるぞ)ともあれ、春である。

 岡孝と話す機会があった。バルコニーと呼んでいる場所(写真参照。モーター返納時に海水を落とす真水のプールである)からレースを観戦していたら、やって来たのだ。岡は、なかなか迫力がある風貌だが、実際は本当に優しい。一昨年の鳴門名人戦でも、モニターを見ながらいろいろ教えてくれたことを思い出す。実はこっちがバルコニーにやって来た岡の本命だったJLCの永田磨梨奈キャスターも、昨年の地区選でかなりお世話になったそうだ。今日もレースを見ながら、いろんな話をしてくれる(僕に、ではなく、永田キャスターにね)。そのなかで、「今はもう、ただ走ってるだけみたいな状態だけど……」みたいなことを言うので思わず、初日2日目の2連発ジカまくりは感動した、という話をした。
2011_0420_1106  そしたら、岡孝、照れるのである(笑)。「いやいやいや~、あれはたまたまだからさ~」。たまたまジカまくりを、しかも2連発でやってる選手なんて見たことないぞ。2コースは差しが基本とか言われるなか、にもかかわらず握っていくのは、明らかなる決意を感じさせる戦法である。てなことを言いつつ、岡を煽ると、さらに照れながら言った。
「じゃあ、そういうのをアピールしていきますよ!」
 う~ん、若い! 岡孝、54歳。本当に若いのだ。味わい深く顔をくしゃくしゃにしながら笑う岡孝が、春の日差しを浴びて眩しく見えた。爽快!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『本命W極選』

 極選◎山口博司が森脇との行き足勝負で完敗し、我が目の未熟さを痛感したHです。今日は穏やかな向かい風、そのせいかダッシュ勢が昨日ほど伸びないようです。新概念K記者も「今日は2コース選手の逃がし率が高い」とのこと、基本、内寄りを主体に買うべきでしょう。本命極選2連発の転がし勝負! あ、4Rだけは5=6なんか買っちゃいますけどw

8R
◎①山口博司
○②今村 豊
 ③村上信二
★④川名 稔
 ⑤吉田 稔
 ⑥田中伸二
進入123/456

9R
◎①森脇 徹
○②古場輝義
 ③北川幸典
★④平野勇志
 ⑤中村裕将
 ⑥山来和人
進入123/456

 見事に同じシルシが付きました。あえてこの両レースを一緒くたにしたのには、理由があります。昨日、森脇VS山口、古場VS今村のわかりやすい隣り合わせマッチアップがあったからです。初日から私が注目していた4機決戦。で、着順もパワー対決も、わかりやすい森脇○VS山口×、古場○VS今村×という結果に……。改めて今日のレースを見ると8Rが3位決定戦、9Rが決勝戦という見方ができます。8Rはもっとも期待していた山口博司を改めてフューチャーしてみましょう。9Rはパワー&テクともに凄そうな古場の圧勝2-1も十分ですが、配当的な魅力と得体の知れない森脇パワーを重視します。で、3着は展開、パワーともに申し分のない4号艇で勝負!

8R&9Rともに……

2連単★本線1-2、押さえ2-1
3連単★本線1-2-4、押さえ2-1-4

 嗚呼、こうして絞りフォーカスを書いてみると、実は3着がかな~り重要なんだなぁと痛感しますね。川名様、平野様、よろしくたのんますっ!!(憲吾郎どのの罰金補填のためにもw)


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本日の“本紙予想”名人戦3日目

Kです。おはようございます。いや~、難しいなあ。今節の舟券。新概念もやや不調で、もちろん今日も新概念予想を貫くのですが、微妙に軌道修正しています。それにしても今日は2コースに逃がし率が高い選手がたくさん入っているぞ……。

1R
1コース想定=高田 まくられ率36.1% 差され率30.6%
2コース想定=板谷 逃がし率45.7%
板谷の逃がし率高く、高田の逃げ切りを狙う。
◎高田 ○富山 ▲板谷  
3連単1-32-全

2R 
1コース想定=高橋 まくられ率22.6% 差され率25.8%
2コース想定=石川 逃がし率36.2%
石川が2コースから果敢に攻めるタイプ。展開向くのは藤井か。
◎藤井 ○平野 ▲高橋 △石川
3連単3-512-全 

3R 
1コース想定=西山 まくられ率25.0% 差され率15.0%
2コース想定=山口 逃がし率47.1%
山口の逃がし率高く、西山の逃走有望。吉本の強攻にも注意。
◎西山 ○吉本 ▲亀本 △万谷
3連単1-346-全

4R 
1コース想定=田上 まくられ率24.1% 差され率31.0%
2コース想定=久間 逃がし率43.6%
5、6コースに大まくりあるも、田上が久間を壁にして逃げる。
◎田上 ○中村 ▲倉尾 △北岡
3連単1-456-全 

5R 
1コース想定=増田 まくられ率44.4% 差され率25.0%
2コース想定=高田 逃がし率27.6%
篠原の3コースはまくりが圧倒的に多い。攻め切る。
◎篠原 ○占部 ▲北川
3連単3-46-全

6R  
1コース想定=板谷 まくられ率41.2% 差され率14.7%
2コース想定=西田 逃がし率45.2%
内志向も多く進入やや難解。まくりあるのは新良。
◎新良 ○西田 ▲原田 △板谷 
3連単3-541-全

後半はのちほど!


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3日目!

おはようございます。常滑名人戦も3日目、折り返し地点を迎えます。1コースがなかなか勝てない一節、舟券も本当に難しいわけですが、今日あたりから勝負駆けを見据えた戦いも始まっていきます。我々も舟券勝負駆けで頑張りましょう。

2011_0420_1014

96年MB記念覇者の新良一規。SGジャンパーにプライドを感じますね。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――2日目午後の出来事

2011_0420_0560  競技棟(選手控室や競技本部が入っている建物)と装着場の出入口は、人が一人か二人通れるほどの自動ドア。その真ん前で、北岡淳と山口俊英が立ち話をしている。顔つきは真剣。北岡は身振り手振りを加えている。10mほど離れた場所からは内容はまるで聞こえてこないが、仕事に関する話であることは明らか。ちょっと近寄りがたい雰囲気である。
 うむ、困った。装着場にはもはや選手の姿はなく、整備室はモーター格納作業をしている選手のみ。ペラ室を覗いてみたら誰もおらず、ピットは実に静かな時間帯を迎えていたのである。ちょっくら一服するべえ、とメディアの控室(これも競技棟内にある)へ向かおうとしたとき、北岡&俊英の姿を発見したのだ。まるで競技棟の門番に見えた。
2011_0420_0942  まあ、いくら体重100kg弱(最近、何もしてないのに体重減少中)の巨体だからといって、二人の脇をすり抜けられないほど狭いというわけでもないし、二人が出入口をふさいでいるわけでもない。静かに通り抜ければ二人は何も気にしないだろうし、失礼しまーすと小声でつぶやけばパーフェクトだろう。しかし、どうにも足が向かないのだ、北岡と俊英の顔つきを見ると。お二人はなーんも意識してないに決まってるんだけど、こちらは妙に気遣ってしまう。
 4~5分ほども会話をつづけ、二人は別れる。ほっとして僕はそそくさと競技棟に入り、喫煙所に向かったのだが……つまり、ここは戦場、SGやGⅠでもこうした結界が張り巡らされたかのような、緊張感を漂わせるシーンは常にある。そして、タバコすいたいよーとか思いながらも、そんなムードに静かな興奮を感じる自分もいる。

2011_0419_0562 ま、とにかくタバコ吸おうっと、と喫煙所の階段をとことこ上っていたら、中西宏文に声をかけられた。BOATBoyだよね、と手を引かれて、踊り場の隅っこへ。えっ、なんかまずいこと書いたっけ? シュー長ことH記者が変なこと書いた? ついさっきとは別の緊張感を覚える。
「名人戦から中一日、また被災地支援の募金活動をするんですよ。今度は我々と競輪、中央競馬の騎手が共同でね。滋賀のJRの駅でやるんだけど……大津とか草津とか栗東とかね。よかったら、取材に来てください。支部に電話してもらえばわかるから」
 3月21日、滋賀支部の面々はやはりJR大津駅などで募金活動を行なった。実はチャーリー池上カメラマンが撮影に駆けつけており、今回もぜひ、ということなのだ(業務連絡:チャーリー、どうぞよろしく)。中央競馬の栗東トレーニングセンターは滋賀県にあり、びわこ競輪は先月で廃止になってしまったけれども、選手は滋賀にも多い。公営競技が盛んな県なのだ。その3競技が共同で行なう復興支援活動。名人戦から中一日といえば、4月26日(もし間違っていたりしたら、またここでご報告します)。お近くの方はぜひ、足を運んでみてください。募金もよろしくお願いします。

2011_0420_0143  タバコを吸い終えて、ふたたびピットへ。装着場から対岸のビジョンでレース観戦。レースが終わって、選手が帰還。エンジン吊りが行なわれる。おっと、万谷章と原由樹夫がなんだか楽しそうだ。二人ともニッコニコしながら、軽口を飛ばし合っている模様である。
 毎年、この二人がじゃれ合っている姿を見かけている。じゃれ合ってるってのもヘンだな。二人はとにかく仲が良さそうなのだ。というか、ハラユーがオヤビンのことを常に気にかけていて、そばに寄り添っているというか。開会式では“男は黙って”系の硬派な男気を表現し、一方でピットではにこやかにひょうきんな姿を見せるハラユー。同県の大先輩に対して敬意を抱き、だからこそそばにいて笑わせているのだろう。そして、オヤビンもそれに居心地の良さを感じている。本当に微笑ましいのだ。
2011_0420_0808 「ガーッハッハッハッハ!」
 とハラユーが笑えば
「ホーッホッホッホッホ」
 とオヤビンが笑う。
 長い年月の間に築き上げられた巨大な信頼感が、二人の笑い声からは発散されている。きっと明日も、この光景は見られる。

2011_0420_0782  話がとっちらかってきたので、最後に。11R、川名稔が転覆した。3周2マークで占部彰二と接戦になり、一歩も引かない競り合いのなか、川名が振り込んでしまったのだ。幸い大きなケガはなく、レスキューに乗ってピットに戻ると、川名はびしょ濡れではあったけれども自力で普通に歩いていた。表情も実に淡々としていた。
 川名がちょうど競技棟に入ろうとした頃、エンジン吊りを終えた占部が川名の姿に築き、背後から駆け寄った。追いついたのは、カポック着脱場。占部はすぐに謝罪の言葉を口にしている。
2011_0420_1104「川名さん、すみませんでした」
「ああ、大丈夫」
 川名は変わらず淡々と、占部に右手をあげて礼を返した。そのときの川名の胸の内は表情からは読み取りにくかったけれど、占部に対する険悪な思いは少なくともまったく感じられなかった。レースで起きたことは仕方がない、こんなことはお互い様だ……とはちょっと翻訳しすぎかもしれないけれど、そんな雰囲気があったのは確か。彼らはそうした信頼感と覚悟を携えて、真っ向からぶつかり合うのだ。
 今村豊も「あの水面で接戦になっちゃったもんなあ」と占部を気遣う様子を見せていた。川名が無傷だったから、ということもあるだろうが、選手から見ても仕方のないシーンだったのだろう。選手の腹の据わり方、とでもいうものを見せつけられたような気がした。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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常滑名人戦TOPICS 2日目

イン2勝のみ!

 強い向かい風が吹き荒れた今日の常滑水面は、問答無用のまくり天国。カドやアウト水域はもちろん、お隣の2コースまでもが面白いように伸びて、イン選手を引き波にはめ続けていた。終わってみれば、イン選手は2勝のみ!! 昨日よりさらに惨敗した最大の要因は①風②前づけ選手が多かった③行き足の弱いイン選手が多かった、というところだろう。 

 2011_0420_0242 とりわけ、いつもは少ない「2コースまくり」が続発したのは、この③に拠るところが大きいと思う。9Rの森脇徹の2コースまくりは、スリット同体から一瞬にして1艇身ほど覗いてしまった。佐藤勝生が放ったせいもありそうだが、パワー差は歴然。昨日、怒涛の6コースまくりを決めた森脇パワー(特に行き足)は伊達ではなかったな。このレースで私は3コースの山口博司の行き足に注目していたのだが、明らかに森脇のほうが上。見立て違いを認めつつ、この場でお詫びさせていただきます。
 さてさて、これだけインの弱い記念レースは本当に珍しいが、この傾向が明日以降も続くのか。はたまたインの大逆襲がはじまるのか。風の変化とともにシリーズの趨勢をしっかり捕らえていきたい。

V候補、本領発揮

2011_0420_1086  ドリーム戦で1~6着を分配したV候補たちが、今日は順当に上位着順を奪い取った。ダンディ大嶋一也はパワー不足をスタートで補填するような形で、コンマ05→2着、コンマ02!→1着。機力がなければ気力で、というあたりがさすが地元のエース。見た目にもレースごとに出足~行き足がアップしている気配もあり、やがては鬼のように強いダンディが見られることだろう。
 2011_0420_1091 V候補筆頭のミスター競艇・今村豊も1、2着と無難にポイントを稼いだ。前半は有無を言わさぬ4コース一撃まくり。ターンマーク起こしからスリットまで一度もアジャストすることなく握り続ける(←神業)いわゆる「今村パターン」がきっちりハマッた。ただ、後半11Rはイン古場輝義の完璧な逃げに手も足も出ず2着完敗。小回り差しで肉薄するどころか、瞬時に5艇身ほど置き去りにされたあたり、パワー比較はかなり古場に分がありそうだ。昨日は「3月の常滑より上」と自信を覗かせていた今村だが、この11Rを走り終えて何を感じただろうか。
2011_0420_0745  一方の古場はこのイン逃げ圧勝も含めて今日唯一の2連勝。前半3Rは4カドから簡単にまくりきっていて、パワーは間違いなく上位。どちらの勝ちっぷりも、桁違いの凄みみたいなものを感じた。節イチ候補のひとりと断言していいだろう。まあ、2日目にしてシリーズリーダーになった以上、節イチに指名しても何の面白みもないけれど。

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」②

2011_0420_1044  うーーん、今日はやんちゃしすぎちゃった男ひとり。6R1号艇の北岡淳は悠然とアウト6コースに構え、これまた悠然と内の5艇を握り潰した。今節3発目の6コースまくり炸裂!! と思った瞬間、フライングのアナウンスが……>< 痛恨すぎるコンマ01の勇み足。昨日の2着に続いてシリーズリーダーさえ狙える一撃まくりだったのに、一気に賞典除外へと陥落してしまった。だがしかし、「カルテットからも除外!」なんてつもりはさらさらありませんぞ。1号艇でも委細かまわずアウト戦法を選ぶような男だからして、このF1本で縮み上がるわけもなし。むしろこれで人気ががた落ちになるなら、積極的にウルトラ万太郎を狙いたい。頑張れ、火の国のアウトサイダー!!
2011_0420_1117  一方、昨日から無傷の2連勝を飾ったのが5R1号艇の岡孝。決まり手は逃げ? いえいえ、鳴門渦潮の暴れん坊はやることが一味違います。勢いよく前づけにきた西田靖を「はいはい、どうぞお入んなさい」と暖かく迎え入れておいて、超激辛の2コースまくりで西田を引き波に沈めてしまった。なんとなく、西田をいたぶりもてあそぶようなまくりに見えたな。前からわかっていたことだが、岡さん、やっぱりあなたは鬼ですね!! それにしても、2日連続の2コースまくり完勝というのは、なかなか凄いと思うぞ。後半11Rは3着に敗れた岡だが、今後も何をやらかすことやら、本当に目を離せない男なのである。

2011_0420_0766  そしてそして、岡に負けじと強烈な2コースまくりを決めたのが「ピストン倉尾」こと倉尾良一だ。でもってビーストまくりの餌食になったのは、またしても西田靖……哀しいくらい出足~行き足の弱い西田を、倉尾は情け容赦なくぶっ叩いた。K記者愛用の新概念データによれば、倉尾の2コース勝ちは<まくり7/差し5>。同体でも握る肉食系ビーストなのだから、半艇身覗いた12Rで握らないわけがない。やんちゃ軍団に2度もいたぶられた西田には、「今日は相手が悪かった」とねぎらうしかない。
2011_0420_0735  こうして北岡、岡、倉尾の3人はそれぞれ期待通り?のやんちゃぶりを魅せているわけだが、どうにも大人しいのが進入のマジシャン原由樹夫。6号艇だった3Rではのんびりゆっくりの3コース進入だったし、8Rに至っては枠なりの4カドを選択している。まあ、時にいきなりダッシュ戦法を採用するりも魔術師たる所以ではあるのだが、なんだかどうにも覇気が感じられないのが気になる。明日の1R5号艇こそ、自慢のヒゲをヒクヒクさせながらスタンドを沸かせてくれ、ユッキー!!(photos/中尾茂幸、text/H)


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“本紙予想”名人戦2日目後半

7R 
1コース想定=山﨑 まくられ率25.0% 差され率31.3%
2コース想定=鈴木 逃がし率42.9%
鈴木のインもあるが、山﨑が主張か。山﨑の逃げ切りに賭けたい。
◎山﨑 ○今村 ▲鈴木 
3連単1-64-全

8R 
1コース想定=山口 まくられ率26.1% 差され率45.7%
2コース想定=原田 逃がし率25.6%
原が動いて田上がカドになれば一撃充分。
◎田上 ○原田 ▲石川
3連単3-25-全

9R 
1コース想定=佐藤 まくられ率16.7% 差され率52.8%
2コース想定=森脇 逃がし率33.3%
山口か日高が仕掛ければ、瀬尾にまくり差し展開。。
◎瀬尾 ○日高 ▲山口 △佐藤
3連単5-431-全

10R 
1コース想定=大嶋 まくられ率14.8% 差され率20.4%
2コース想定=藤井 逃がし率40.0%
大嶋がイン奪って逃走決める。
◎大嶋 ○藤井 ▲吉本 △中西
3連単3-142-全 

11R 
1コース想定=古場 まくられ率7.8% 差され率23.4%
2コース想定=今村 逃がし率38.5%
古場が外制して先マイ決める。。
◎古場 ○今村 ▲岡 △北岡 
3連単1-342-全 

12R 
1コース想定=西田 まくられ率23.7% 差され率29.8%
2コース想定=倉尾 逃がし率33.3%
カドから自在に攻める山﨑を狙う。
◎山﨑 ○西田 ▲北川 △中村
3連単4-156-全 


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THEピット――風を読む

2011_0419_0434  朝から強い風が吹いており、漏れ聞こえてくる選手や関係者の会話から「安定板」なんて単語が聞こえてきたりする。地元でもっとも登番の若い西山昇一が、関係者と何度も話をしていて、さまざまな選手の間を飛び回っており、レースを終えた選手や試運転をした選手に意見を聞いているのかなあ……などと推測してみたり。
2011_0419_0762  たしかに強い追い風となる2マークでは、どの選手も相当に乗りにくそうにしており、1Rでは先に回ろうとした万谷章がもたついて、鈴木幸夫の逆転を許したりもしている。レース後、万谷は鈴木に「幸夫がもっとモゴモゴモゴ……」と語尾がまるで聞き取れない言葉を投げかけていたが、2011_0419_0647 あの逆転のされ方は悔しさのぶつけどころを見つけるのがなかなか難しいだろうなあ、と思った(鈴木は万谷の言葉に優しく笑みを返していた)。
 ……などと書いていたら、たったいま記者席では「6Rから安定板使用でーす」というアナウンスがありました。やっぱりそうですか。たぶん西山がもろもろと調整をしていたんだろうな、やっぱり。

2011_0419_0497  西山が声をかけた一人が、原田順一。装着場でモーター取り付けの点検をマイペースでしているところだった。まったくあくせくすることなく、時折立ち上がっては水面を眺めたり、係留所のほうに目をやったり。その雰囲気は、まるで仙人だ。
 昨年の徳山でも、原田は一人、水面のほうをじーっと眺めたりしていた。何を見ているのかと声をかけると、「風」だと。吹き流しや空中線だけでなく、岸壁際の波の立ち方や横断幕の揺れ方など、さまざまな地点を自分の目で観測しては、風の様子を読み取るのだ、と懇切丁寧に教えられ、それをここにも書いている。
 今日もまた同じ。点検の合間にじーっとどこかを眺める原田だったが、そのたびに視線の向いている先が違う。特に今日のように強い風が吹き付けている日には、風の質をしっかりと把握しておくのが、原田にとってしておくべき準備なのだろう。
2011_0418_0058  ……おっと、そんな原田を見ていたら、その20mほど向こうで岡孝が同じようなポーズで水面を眺めているではないか。原田は、一点を見据えている時間はそれほど長くはないが、岡はかなり長い時間、水面方向を凝視していた。岡といえば、鳴門のスタート野郎。こうして風を読みながら、スタート勘を研ぎ澄ましているのだろうか。

2011_0419_0581  整備室を覗き込む。まず目に飛び込んだのは亀本勇樹。本体をバラして、懸命な整備を施している。かなり厳しい目つきで、黙々とモーターと向き合う姿はなかなかおっかない。陽気なキャラの亀本も、やっぱり勝負師なのだと改めて実感する。
2011_0419_0472  奥のほうでは、中村裕将も本体をいじっていた。中村のモーターは、勝率の高い評判機のひとつ。昨日のイン受難水面のなかでも、しっかりと1コースから勝ち切っている。後半は大きな着をとってしまっているが、勝ったレースを見る限りは、上々の手応えではないかと思われた。
 エース機には手をつけづらい、といろんな選手、元選手から聞かされてきた。自分がいじったことで悪くしたら困る、そんな思いから整備に慎重になってしまうというのだ。気持ちはよくわかる。さらに良くなる可能性よりも、壊してしまう危険性に工具の手が止まる。それが人間というものだ。
 だがユーショーは、恐れることなく手を入れていたのだ。今日は12R6号艇。うむ。ちょっと狙ってみたくなりますな。もちろん、そうした勇気をもてるのは、これまで積み重ねてきたキャリアの賜物であるというべきだろう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H迷人の『穴・極選』2日目

 昨夜というか、今朝4時まで痛飲してアタマかち割り氷のHです。澱んだ脳みそで昨日のレースをつらつら回想しておりますと、あるひとりの選手を狙いたい衝動に駆られます。

9R
 ①佐藤勝生
★②森脇 徹
◎③山口博司
 ④日高逸子
★⑤瀬尾達也
★⑥増田弘喜
進入123/456

 ドリームで男前のカドまくりを魅せてくれた逸子ママ。それもあってかなりの人気を背負いそうですが、FL持ちにつきスタート自体は慎重にならざるをえない。その外には元祖デジタルS瀬尾……枠なりなら一瞬にして潰される可能性があります。で、瀬尾が攻めきる前に先制まくりをしてくれそうなのが、昨日から気になって仕方がない男・山口博司。節イチとは言い切れないけれど、超抜間違いなし、とりわけスリットからの足はピカイチです。この博司が瀬尾のまくりに抵抗して先に動けば、人気薄の森脇や増田にもチャンスが生まれます。

3連単★3-256-256

 韋駄天・憲吾郎どの、罰金分はこの迷人が捻出するので安心しなはれ~。


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本日の“本紙予想”名人戦2日目

おはようございます。Kです。いやはや、昨日は荒れましたね。これを書いている時点の常滑は、強い向かい風が吹いています。今日もインが苦しいんでしょうか。前半戦はイン本命が多くなってるんですけど……。

1R
1コース想定=万谷 まくられ率23.5% 差され率25.5%
2コース想定=鈴木 逃がし率42.9%
鈴木のインも考えられるが、万谷が主張と見る。逃げ切り狙い。
◎万谷 ○吉田 ▲鈴木 △増田 
3連単1-364-全

2R 
1コース想定=池上 まくられ率37.0% 差され率33.3%
2コース想定=平野 逃がし率28.8%
山来がカドから自在に攻め切る。
◎山来 ○山口 ▲池上 △平野
3連単4-612-全 

3R 
1コース想定=中西 まくられ率28.3% 差され率44.4%
2コース想定=原 逃がし率31.6%
西山が3コースから突き抜ける。
◎西山 ○古場 ▲中西 △原
3連単2-416-全

4R 
1コース想定=村上 まくられ率18.9% 差され率37.7%
2コース想定=篠原 逃がし率40.0%
村上が外を制して逃走決める。
◎村上 ○高橋 ▲日高 △山口
3連単1-463-全 

5R 
1コース想定=岡 まくられ率26.3% 差され率36.8%
2コース想定=西田 逃がし率45.2%
岡がスタートしっかり決めて逃げる。
◎岡 ○西田 ▲富山
3連単1-62-全

6R  
1コース想定=大嶋 まくられ率14.8% 差され率20.4%
2コース想定=高山 逃がし率38.7%
北岡、倉尾のチルトに注意。それでも大嶋が逃げ切る。
◎大嶋 ○高山 ▲倉尾 △北岡 
3連単6-241-全

後半は後ほどアップします。


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2日目!

おはようございます。常滑名人戦、2日目です。昨日はイン受難の一日で、6号艇が4勝という全国発売レースには珍しい流れとなっていました。本日ははたして……。

2011_0419_0464 昨日の6号艇1着の一人、瀬尾達也は近況好調です。今日は強風が今のところ吹いており、彼のデジタルスタートが大きな武器になりそうですね。(PHOTO/中尾茂幸)


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常滑名人戦TOPICS 初日

緑4勝>白3勝!!

2011_0419_0300  この名人戦、何が起きるか予断を許さんぞ。今日の1号艇はドリームの今村豊が敗れるなど3勝と大苦戦。代わって緑のカポックが500倍近い大穴含めて4勝と大暴れした。記念レースで1号艇より6号艇の勝ち数が多い1日って、いつ以来なんだろうか??
 この下克上の流れは、いきなり1Rに起こってしまった。地元にしてエース45号機を駆る鈴木幸夫が圧倒的1番人気に押されたこのレース、まったく人気のなかった緑カポックの森脇徹がスリットほぼ同体からあれよあれよあれよあれよあれよと内5艇のアタマを叩き割り豪快にまくりきってしまった! いやあ、ビックリした。この引き波をモロに浴びた鈴木は惨敗して、3連単466倍のスタートと相成った。
2011_0419_0518  こうなるともう、何が起きてもおかしくない流れ。続く2Rの緑カポ吉本正昭はコンマ24という慎重なスタートから凄まじいまくり差しを繰り出し、これまたバックで先頭に突き抜けていた(川名に追撃され決まり手は「抜き」)。このレースには水野要、万谷章という歴代名人が2人もいたのだから、これは大金星というべきか。配当は107倍でこれまた万シューとなった。森脇といい吉本といい、今年の山口支部は台風の目になりそうだな。
 同じ緑カポでも本命サイドだったのが6Rの瀬尾達也。こちらは貫禄の勝利というべきか。5コース進入から当たり前のコンマ08発進、さらには4カドの富山に内3艇を掃除させてから余裕たっぷりのまくり差しを突き刺した。
2011_0419_0343  そしてそして、4人目はあっと驚く7Rの田上晋六。6コースからスリットで1艇身抜け出すと、絞りに絞ってインの倉尾まで攻め潰してしまった。さすが、阿波勝哉擁する東京支部の面目躍如といったところか。今日は開会式でもトップバッターとして派手なパフォーマンスを魅せてくれたから、水陸Wパンチで今日のMVPに指名したい。この1年半で6回も職務質問を受けた奇人、いや、鬼才は、やっぱ何をやらかすかわからない!?

連載企画/今日の「やんちゃカルテット」

 さて、今節は私が「やんちゃもん」として大いに期待している個性派が4人いる。
★岡孝…いわずと知れた鳴門の暴れん坊将軍。今節はどんな大渦パフォーマンスを魅せてくれるか?
★原由樹夫…いわずと知れた進入のマジシャン。今節はどんな不思議な待機行動を魅せてくれるか?
2011_0419_0219 ★倉尾良一…いわずと知れた博多のチルトサンダー。今節はいつチルトを跳ねてくれるか?
★北岡敦…まだ知名度は低い火の国のアウトサイダー。今節はアウトから何発まくりを決めて魅せるか?

 この4選手のやんちゃぶりを、毎日ちょっとずつでも紹介していきたい。
 2011_0418_0171 、今日の主役は8Rの岡孝だな。2コース同体という難しい態勢から、インの原田順一に迷うことなく強ツケマイを食らわして圧勝してしまった。本当に2コースツケマイって相手に見えるから難しいはずなのだが、「これだけ獰猛に攻めたてれば、あっさり決まることもある」という見本のようなレースだった。一言で言うなら、やっぱり「やんちゃ」の一語。明日は1号艇と4号艇で何かやらかしてくれるはず。個人的には、十八番のまくり飛ばしを見たいな。
 アウトサイダー北岡も見せ場を作ったな。チルト1度と微妙に跳ね上げた6Rで、5号艇の権利を2011_0419_0353あっさり捨てて悠然と6コース選択。隣の5コースが瀬尾(コンマ08)だったため窮屈な1マークになったが、それでも瀬尾の上をぶん回し「あわや!?」のまくり差しを繰り出した(届かず2着)。北岡の生レースを見る機会は少ないのだが「なるほど!!」と嬉しくさせてくれるやんちゃぶりだった。極選&舟券は外れたけど>< このまくり屋、明日が正念場で絶好枠ならぬ絶悪枠??の1・2号艇……普通にイン戦もこなす選手ではあるが、できればアウトから攻める北岡を見たいのだが。ちなみに明日の11Rは岡VS北岡の直接対決が実現。その間には今村豊が挟まっているw
2011_0419_0702  で、今日は持ち味を発揮できなかったのが原と倉尾だ。ともに1号艇で、原は4カド富山に攻め立てられ、倉尾は田上の6コースまくりをモロに食らった。それでも原3着、倉尾2着と食い下がったのはさすが。明日は進入のマジシャン原が6、4号艇、博多のチルトサンダーが4号艇(後半は2号艇)と、初日より持ち味を生かしやすい枠番を得る。読者の皆さんも、スタート展示から絶対によそ見なんかしてちゃいけませんぜ! ホント、何をやらかすかわかんないから。

グレートすぎるぞ、マザー!!

 今日のMVPは田上晋六としたが、もっともファンを驚かせたのは日高逸子だったに違いない。ドリーム戦で、あんな大技を決めてしまうとは……!!
2011_0419_0380  そのドリーム戦、レース前から波乱に見舞われた。スタート特訓していた松野京吾のヘルメットに、水面から飛び跳ねた巨大なボラ(推定76cm??)が激突! これが脳震盪のような状態を招いて公傷欠場という事態を招いたのだ。そんなこともあるんだなぁ。松野選手には、お大事に、お疲れさま、と労うしかない。
 2011_0418_0455_2 、まさかの5艇立てになったこのレース。俄かに人気が上昇したのが古場輝義だった。古場は開会式から「チルト3度、アウトからピンロク勝負」と公言していたが、同じ最アウトでも6コースから5コースになるのはデカい。さらに、スタート展示での4コースは日高逸子。日高はF1本持ち、L1本持ちの苦しい身の上だから、古場チルト3の破壊力が増す。さらにさらに、古場は展示タイムでも他を圧倒する時計を弾き出した。
「こりゃ、古場の圧勝だな」
2011_0419_0165_2  そう確信した私は5-1-3、5-3-1の2点勝負。そして、本番のレースでは……FL持ちの日高逸子が4カドから、豪快にまくりきったのだった。まあ、スタートが早いわけでなく、他が遅すぎたという隊形ではあったのだが、今村豊・大嶋一也・西田靖という万戦練磨の猛者トリオをまとめて引き波に沈めてしまうなんて!!!!?? グレートすぎるにも程があるってば(←舟券真裏><)。
 とにもかくにも、逸子ママの7号機は素性も十分だし、あの3人をやっつけたのだから正味のパワーもありそうだし、まさかまさかの紅一点出場でママ名人誕生なんてこともありそうだぞ!(photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――リベンジを!

2011_0419_0246   こんなこともあるのか、と言うしかない。あまりにも不運ではあるが……。
 ドリーム戦、2号艇の松野京吾が欠場している。決まったのは直前のことだった。スタート特訓のときに、松野の頭部から肩のあたりに何かが激突したのを、日高逸子らが目撃したようだ。正体は水中から跳ねたボラで、日高が職員さんに話していた内容によれば、かなり大きいボラだったそうだ。
 その時点では大ごとにはなっておらず、松野も展示ピットにボートを係留している。しかしその後、松野は脳震盪のような状態になってしまい、ドクターストップ。12Rのスタート展示のピットアウト時に、松野のボートが係留されたままになっているのに気づいた方も多かろう。それくらいギリギリのタイミングで、欠場が決まったのだった。
2011_0419_0509  事が事だけに、同支部でもある今村豊は、展示から戻ると心配そうな表情を職員に向けていた。「救急車は?」と聞いてもおり、一刻も早く診察を受けてほしいと願っていたのだろう。もちろんそれがドリーム敗退の要因ではないが、まったく予測できない、また誰に悪意があったわけでもない“事故”は他人事ではないのである。まして、後輩にあたる選手が欠場となっているのだから、気遣う思いはあって当然だっただろう。
2011_0419_0673  展示ピットにあった松野のボートは、レスキューに引かれてボートリフトへと戻ってきた。リフトの前でレスキュー乗組員がボートに乗り移り、パドルで前進させてリフトに収める。初めて見た光景である。ボートを待ち構えていたのは、篠原俊夫。松野とは支部も期も違う間柄だが、そんなことを言っている場合ではない。ドリームに出走する今村はもちろん、他の選手も片付けなどに奔走してエンジン吊りに駆けつけられないなか、手の空いている篠原が献身的に動いた、ということだろう。やがて、森脇徹もそこに加わり、モーターとボートの返納作業が行なわれる。普通であれば最終日に目にするはずの光景を、初日に早くも見てしまったわけだ。異常事態だった、のである。
2011_0419_0158  ドリーム戦は5艇立てで行なわれている。レース後はもう、松野の不在に言及する者はなく、それぞれが笑顔でレースを振り返り合っていた。イン屋同士の大嶋一也と西田靖が、肩を並べて控室に向かう。カポック着脱場では、まくられた今村がまくった日高に「枠なりがいいって言ってたのに、カマシ戦法?」と茶々を入れて、ニコニコと笑っていた。日高もニコニコと照れ笑いを返し、つまりそれはノーサイドの会話なのだった。
2011_0419_0190 そうした光景のなかに、松野がいなかったのはやはり残念なことだった。病院でCTスキャンを撮った結果、異常なしとのことなので、なおさら残念だし、松野も無念であろう。松野がいれば、ドリームの進入から道中まで、もうひとひねりがあったかと思うと、なおさら……。このリベンジは来年、いや別の舞台ででも果たしてもらおう。前期勝率8点台の松野、ダービーのボーダーよりかなり上にいるのである。

2011_0419_0357  ドリーム戦で古場輝義が3度に跳ね、前半ピット記事で書いた通り、倉尾良一も3度宣言。この名人戦は“跳ねチルト”にも注目すべき一戦となっている。今日、もう一人、チルトを跳ねた選手がいた。北岡淳だ。6Rに登場して、チルト1度。6コースに回って、2着となっている。果たして、さらに跳ねあげることがあるのか……。
 と思いきや、北岡にあまりその気はなさそうである。もちろん、跳ねないということではない。3度までは跳ねないだろう、ということだ。何しろ、開会式で語ったように、2年間カマシの研究を続けてきたというのだ。その結果、導き出した北岡流のカマシ哲学がある。明日は1号艇と2号艇、内枠に入る北岡が、チルトを何度にして、どのような戦法で戦うのか。特に6Rは6号艇に大嶋一也がいて前付け必至、さらに4号艇に倉尾良一がいて大嶋の動きに連動しなければコースが外になる。進入、チルト、そして1マークの展開。興奮度マックスのレースになる可能性があるぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”名人戦初日後半

7R 
1コース想定=倉尾 まくられ率22.7% 差され率40.9%
2コース想定=亀本 逃がし率44.0%
倉尾が亀本を壁にして先マイ。
◎倉尾 ○亀本 ▲森脇 
3連単1-24-全

8R 
1コース想定=原田 まくられ率15.6% 差され率26.7%
2コース想定=岡 逃がし率28.6%
岡が自在に原田を攻める。穴で増田。
◎岡 ○原田 ▲増田 △山口
3連単2-154-全

9R 
1コース想定=新良 まくられ率27.9% 差され率19.7%
2コース想定=北川 逃がし率40.7%
新良がガッチリとイン先マイ。
◎新良 ○北川 ▲西山
3連単1-24-全

10R 
1コース想定=富山 まくられ率17.5% 差され率35.1%
2コース想定=山﨑 逃がし率22.6%
山﨑は2コース強襲もあり。展開向きそうなのは山口。
◎山口 ○山﨑 ▲富山 △吉本
3連単4-215-全 

11R 
1コース想定=亀本 まくられ率14.0% 差され率29.8%
2コース想定=川名 逃がし率36.4%
亀本が渾身の逃げ切り。
◎亀本 ○瀬尾 ▲中村 
3連単1-43-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=今村 まくられ率17.4% 差され率14.5%
2コース想定①=松野 逃がし率39.3%
2コース想定②=大嶋 逃がし率33.7%
深くなっても今村が逃げ切ると見る。5カド想定の日高に展開ありそう。
◎今村 ○日高 ▲大嶋 △西田
3連単1-346-全 

 


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THEピット――敬意

 やはり、このピットにいる人たちは、尊敬に値する偉人である。もちろん、SGだろうが新鋭だろうが女子だろうが、尊敬することに関しては同じだが、年輪を重ねてきた達人たちに対する敬意はやはり深い。全員が僕よりも年上であるということも関係しているのかもしれないが、しかし長年積み上げ、築き上げてきたものにはとてつもない重みがある。選手紹介での被災地への言葉も、やっぱり重みがあったもの。人生という道を倦むことなく真摯に長く歩み続けた人にしか醸し出せないものだった。
2011_0418_0281  だから、ピットにいるだけで、本当に癒される。表情や行動にあらわれる滋味が心にしみるのだ。で、そんなふうにしみじみしているところに、選手のほうから声をかけられちゃったりすると、まったくもって恐縮する。ぼけっとしていたら、中西宏文が「どうもっ! こんちわっ!」なんて挨拶してくれて、うわっ、こっちから挨拶しなきゃいけないのに、なんてアタフタしてしまったりして。それでも返してくれる優しい微笑みに、また癒されたりもして、その場にいることを心から感謝したくなってくる。
2011_0418_0431  倉尾良一にはこちらから声をかけた。以前、BOATBoyのインタビューに登場してくれているのだ(インタビュアーはU記者)。お礼を兼ねて挨拶すると、倉尾はニコニコと笑って、手にもっていたヘルメットとカポックを少し離れた柱の下にそっと置いた。どこかに行くのかな~、なんて眺めていると、なんとまあ、こちらに歩み寄ってくる。
「整備しようと思ったんだけど、いい部品がなくてね」
 わざわざ話をするために戻ってきてくれたのだ。恐縮しつつ、“ピストン倉尾”の異名の由来について思いを馳せる。いい部品がない……倉尾は部品室でひととおりピストンをチェックし、実物を目にしただけでクオリティを見抜いてしまったわけだ(常滑の交換部品が悪いものばかりということではない。倉尾のモーターに合うものがない、ということだ)。その眼力がとにかくスゴい。そしてそれは、倉尾が長い選手生活の間にコツコツと身につけていったものである。これもまた、キャリアを重ねた匠だからこそ、可能なものだろう。そんな積み重ねが、倉尾に二つ名を与えたのだ。ニックネームがつけられるのは、一流の証である。
 で、倉尾情報。チルト3度、やるそうです。もちろん今日は1号艇だからやらない。しかし外枠になったときは……今からやる気マンマンなのだ(5号艇でもやると言っていた)。ドリームの古場輝義の話をしたら、意味ありげにニヤリと笑っていて、負けじ魂にも火がついた様子。倉尾のレースは要チェックだぞ!

2011_0418_0525  それにしても、今日の開会式で「先輩たちが朝からボートを下ろしていて、ピットが空いていない」なんてコメントもあったとおり、名人世代は動きが素早い! そのてきぱきとした動きは、去年の覇者・西島義則の優勝コメントではないが、本当に頭が下がるものだ。選手の若い者はともかく、BOATBoyスタッフの某シュー長とかにはほんと見せたいっす、その動き。2Rが終わって、ものの数分後には、整備テーブルの上に外された51番のモーターが。出走表で調べると、その2Rを走った水野要のモーターではないか。エンジン吊り後、速攻でモーターをバラし、本体整備に入る。そうした選手はSGでも珍しくはないけれども、その素早さはこれまで見たなかでも最高ではないかと思う。
2011_0418_0403  その様子を見ていると、タッタッタと走る足音が背後から聞こえた。やっぱり。日高逸子だ。日高はSGだろうが女子王座だろうが、いつだって走って移動しているが、名人戦でももちろん! 少しの時間でも無駄にすまいと、日高はタッタッタと動くのだ。
 あぁ、そんな偉大なる先輩たちを見続けることのなんと幸せなことよ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0418_0375 1R、6コース大まくりで名人戦の幕をド派手に開けた森脇徹!

2011_0418_0300 2R、6コースから突き抜けた吉本正昭! 2R連続6コース大穴炸裂は、ともに山口支部が立役者になってるんですね。2R後、ピットに戻って来た吉本と森脇が、バンザイの交歓をしていました。舟券獲った人も、ご一緒にバンザイをどうぞ!


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H記者の『穴・極選』初日

 いきなりの6コース2連勝にビックラ仰天のHです。こりゃ、荒れに荒れそうな名人戦ですな。ドリームのチルト3度コバッチも怖いけど、もっと怖い肉食系ビーストを狙ってみましょう。

6R
 ①原由樹夫
★②高橋二朗
 ③田中伸二
★④富山弘幸
◎⑤北岡 淳
 ⑥瀬尾達也

進入123/456か126/345

 今節、とにかく握る生粋まくり屋がこの北岡。コースが外になればなるほど喜んで握り倒すというお茶目な個性派なんです。同じくお茶目な原ユッキーはイン屋の割りに落として回るタイプなので、得意のSを決めれば北岡まくりが炸裂するでしょう。富山がカドから攻めればまくり差しもあります。2コースから決め差しで粘りそうな二朗さんと、先に握って攻めるかも知れない富山へ。

3連単★5-24-全


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がんばろう日本!の選手紹介

2011_0419_0140  東日本大震災発生後、最初のビッグレースとなった第12回名人戦。出場する選手たちも、被災地への思いを背負って走ります。選手紹介でも、「がんばれ日本!」「がんばれ東北!」の言葉が数多く聞かれました。北川敏弘、中村裕将、松野京吾、板谷茂樹、高田悌二、新良一規……ざっとあげた7名ですが、もちろんそれだけではなく、多くの選手がその思いを口にしています。

2011_0419_0051 山口俊英
「優勝したら、全額東北に寄付したいと思います!」

 大文字にしたのは、本当に超大声で絶叫したから。その声の大きさに気持ちがこもっていました。

2011_0419_0118 原田順一
「がんばれ日本! がんばれモーターボート! がんばれ原田順一! もう地震が止まりますように(合掌で祈る)」

 原田選手の思い、優しさがしみました……。

2011_0419_0123 万谷章
「日本、元気! ボート、元気! 僕、元気!」

 万谷選手は「元気」と言い切っています。オヤビンの断言、ほんと心強いです。

2011_0419_0112 高橋二朗
「私の町内が被災しました。復興めざして頑張ります!」

 二朗さんは千葉在住。東北、北関東だけでなく、千葉も大きな被害を受けています。もっとも大きな思いを背負って戦うのは二朗さんかもしれません。

 選手紹介のあとに行なわれたドリーム選手インタビューでも、6名が被災地への思いを口にしました。この常滑からパワーを日本中に送るべく、我らが匠たちは全力で戦うのです。先達の言葉には、本当に重みがありましたね……。

 もちろん、ファンに笑顔を浮かべさせるべく、楽しいコメントを残した選手もたくさんいます。

2011_0419_0008 田上晋六
「去年、おまわりさんに4回声をかけられました。今年もすでに2回。おまわりさんと相性がいいです」

 手拭いをかぶって登場の田上選手、たしかに、まあ、ねえ……(以下自粛)。

2011_0419_0010 亀本勇樹
「整いました! 亀本勇樹とかけて、中年男性のおしっこと解く。その心は、最近どちらも切れが悪いです」

 私も少しだけ、わかってきました……。今節はキレのいいレースを期待します!

2011_0419_0039 北岡淳
「今節のために2年前からカマシの研究をしてきました」

 最近、6コースからガンガンまくる北岡選手。台風の目はこの人か!?

2011_0419_0041 西田靖
「ふだんはイヤ~なオヤジですが、今節はイヤ~な若手で、ピット出た瞬間から楽しめるレースをお見せしたいです」

 何度も言ってますが、イヤ~なオヤジ(イヤ~な若手)とは、最高のオヤジ(若手)ということです!
 ラストは、毎年カッコいい一言をズバリ決めるハラユー。

2011_0419_0109 原由樹夫
「汗と涙は男の浪漫。負けてたまるか、原由樹夫!」

 負けてたまるかボートファン! 負けてたまるか日本!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”名人戦初日

おはようございます。Kです。名人戦です! 女子王座は不調、なんとか優勝戦は的中させましたが、年度も変わって4月名人戦。心機一転がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。

1R
1コース想定=鈴木 まくられ率18.9% 差され率43.2%
2コース想定=占部 逃がし率28.8%
2コースから占部が巧みに差す。
◎占部 ○鈴木 ▲久間 △藤井 
3連単2-134-全

2R 
1コース想定=川名 まくられ率14.7% 差され率35.3%
2コース想定=水野 逃がし率35.8%
平野、万谷はセンターなら握る。妙味は篠原。
◎篠原 ○万谷 ▲川名 △平野
3連単5-413-全 

3R 
1コース想定=石川 まくられ率28.3% 差され率40.4%
2コース想定=木下 逃がし率42.4%
石川がインから押し切る。北川の強攻にも注意。
◎石川 ○北川 ▲村上 △木下
3連単1-452-全

4R 
1コース想定=中村 まくられ率27.7% 差され率27.7%
2コース想定=吉田 逃がし率42.9%
中村が先マイ逃走。原田が握って追う。。
◎中村 ○原田 ▲新良 △吉田
3連単1-342-全 

5R 
1コース想定=山﨑昭 まくられ率26.4% 差され率20.8%
2コース想定=井川 逃がし率25.8%
井川逃がし率低いが、攻め手も見当たらず、山﨑昭の逃げ切り。
◎山﨑昭 ○井川 ▲山﨑毅
3連単4=3-全

6R  
1コース想定=原 まくられ率32.3% 差され率29.0%
2コース想定=高橋 逃がし率25.5%
原はまくられ率高く、北岡の大まくりに期待。
◎北岡 ○富山 ▲原 △瀬尾 
3連単5-416-全

後半は後ほどアップします。今節も皆様、がんばりましょう!


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初日! 名人戦開幕!

おはようございます! 東日本大震災 被災地支援競走 第12回名人戦の開幕です! 今年もやってきた匠たちの祭典。SGや新鋭&女子とは一味違った、いぶし銀の対決が6日間繰り広げられます。「心をひとつに」が現在の日本のキーワードですが、ボートレースファンも心をひとつにし、この名人戦を盛り上げて、日本に元気を伝播していきましょう!

2011_0418_0443 超感動的だった万谷章のカドまくり優勝から5年。もうそんなに経つんですね……。あの興奮をふたたび味わいたい!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――ドリーム戦を見逃すな!

 ボートファンの皆様、明日のドリーム戦は必見ですぞ!
①今村豊
②松野京吾
③日高逸子
④大嶋一也
⑤古場輝義
⑥西田靖
2011_0418_0625  メンバーを見て、進入が面白そうだな、と想像がつく方は多かろう。そのとおり、大嶋と西田が外枠にいるのだから、間違いなく進入は激しくなる。何しろ、日高はこう証言しているのだ。「スタート練習から進入が厳しくて、起こし位置がバラバラになって、ぜんぜんスタートがわからなかった」。前検のスタート練習からバッチバチ!
 ドリーム戦共同会見で、いちばん最初に登場した今村は、そのことを聞かれて「どこまで大嶋君が来るか……自分でもわからないっすよ」と吐き捨てたりもしつつ、「ピット離れで抑え込まれなければ、できる限り行くつもり」と、イン死守を表明している。
2011_0418_0334  名指しされた大嶋は、もちろん「獲れればインまで行きたい」と、手を緩めるつもりはいっさいないようだ。「去年の名人戦準優では、相当悔しそうにしていたからねえ」と1号艇の今村からインを奪った(スタ展では獲らなかった)ことを振り返って、大きな苦笑いも見せている。もちろん、そんなことで怯んではいない。
2011_0418_0259  もう一人、西田も動く気はマンマン。ただし「常滑のピットは特殊なので、ピット離れ専門のペラは1枚しかもってこなかった」とのこと。「ある程度行って、ダメだったらダッシュもあるかもしれません」と言いながら笑ってもいた。しかし本音はやっぱり違う。「お祭りなんだから、そういうの(ピット離れのいいペラ)を使いたいよね」。前付けしないはずがないのだ。
 この進入争いに参戦する意欲を見せているのは、松野だ。「ぼくも内が好きなのでね」外枠ならともかく、2号艇を手にして、やすやすとコースを譲る気などさらさらない。こうなると、「本当はスローからのほうがわかるんだけど、5カドってのもあるでしょうね」と言う日高の選択はむしろ賢明。「ひとつでも内のほうがいいですけど……でも、ひとつでも内は無理ですね(笑)」と笑う日高は、深くなるはずの内を飲み込む算段を始めているだろう。
 えっ、ここまでは想定の範囲内だって? ではこれはどうだ。古場だ。
2011_0418_0455_2 「6コースでしょ(笑)。今日はチルト3度しかやってない。明日の水面が荒れたりしたら別だけど、3度にペラを合わせていきます」
 5艇まるごと飲み込んでしまうつもりでいる! ドリーム戦のメンバーが発表になってから、古場はさまざまなことを考えただろう。出した結論はチルト3度。今日はあまり伸びなかったようで、前検タイムもトップにはなっていないが、会見を終えたあと、ペラ室にこもって懸命の調整を行なっていた。もしズバリ合わせることができれば……。
 内寄りがもつれそうなうえに、チルト3度の登場。どうですか、明日のドリーム戦、見逃せないでしょ! 勝つためにはあらゆる手管を使おうとする名人世代の執念には、改めて尊敬する次第であります。

2011_0418_0041  ピットでは、微笑ましいシーンをいくつか見かけた。エンジン吊りのため、ボートリフトの前で待機する佐藤勝生。静かに、仲間の帰還を待っていた。その後ろから、そーっと忍び寄る影が。ドリフだったら、「佐藤、後ろ後ろ!」と子供たちが叫ぶところだ。その影の正体は、今村豊。忍び足で背後に回って、脇の下をツン。驚きとくすぐったさで、ピョコンと跳ね上がる佐藤勝生。そして、嬉しそうに大笑いする今村豊……って、何をしてるんでしょうか。
 SGでの今村はといえば、後輩を相手にして同じようなイタズラをしては、楽しそうに笑っている。そうして後輩との壁をなくしてしまおうとしているのか、それとも単にイタズラ好きなのか、ともかく今村は常に後輩とじゃれ合っている。それと同じことを、先輩を相手にもやっているのだ、この人は。SGでも名人戦でも、何一つ変わることのないミスターがそこにいる。きっと今村は、この名人戦のメンバーがバリバリでSGを走っていたころにも同じようにじゃれつき、ピットの空気を変えていったのだろうなあ、などと想像した。ボートレースを変えた男と表現されることのある今村だが、陸の上でも今村は変革者だったのだと思う。ま、本人はそんなつもりもなく、ふざけてるのかもしれないけど。
2011_0418_0459  昨年は、もっとも登番が若く、せっせと雑用をこなす姿を毎日見かけていたのが、亀本勇樹である。開会式では「雑用で一節が終わりそう」とぼやいていたっけ。新たな48歳たちが参加する今年、ひとつ年上となった亀本も雑用から解放されるか……というと、そうはいかない。今年は登番が下から2番目、去年の大差ないのだ。1年経って結局、亀本より若い登番の選手は田上晋六しかやって来なかった。ということで、今年も雑用に駆けずり回る亀本なのである。
2011_0418_0563  前検6班には、広島の先輩はいなかったが、岡山と山口の先輩がいた。亀本は、山口のほうに回って、吉本正昭のエンジン吊りに加わる。モーター架台を持ってきて、吉本のモーターを整備室に運ぼうと待ち構えていた。その亀本から、強引に架台を奪おうとする男がいた。松野京吾である。松野は吉本の直接の後輩。まあ、亀本の仕事を引き取る理由はある。だが、支部こそ違え地区は同じで、もっと後輩の亀本としては、松野を動かすわけにはいかない。だから「大丈夫です、大丈夫です」と言って松野の申し出を断わるのだった。だが、松野は怯まない。「いいから、いいから」といって架台を引っ張る。こうなると亀本も負けられない。「いや、いいですいいです」と架台を引っ張り返す。そこにはにわかに架台争奪戦が始まったのだ。
 この勝負、勝ったのは松野。「おっさんを働かすわけにはいかんよ~」。もっとも若い部類なのにおっさんと言われた亀本が、ついに笑い出した。その瞬間、松野が架台を強奪。吉本のモーターを積んで、なんだか嬉しそうに大声で何事か叫びながら、格納庫へと向かったのだった。呆れ笑いの亀本に、今村がさらにじゃれついていく。山口の陽気な先輩たちに、亀本はたじたじとなっていたようだった。
 それにしても……今村にしろ松野にしろ、はしゃいでいるのが選考勝率1位と2位ってのが、またイカしてますね。
2011_0418_0610  ちなみに、もっとも登番の若い田上は、それはそれは献身的にピットの中を駆け回っていた。実は田上に会うのは初めてなので、最初はお顔を存じ上げていなかったのだが、実はレース場入りの際、中尾カメラマンのトンチキズボン(右が原色の赤、左が原色の黄色という恐ろしい配色)を「それ、凄いっすね~。門を入った瞬間にそれが見えて(中尾カメラマンの撮影していた場所とは200mくらい離れている)、びーっくりしましたよ~」と口を開くや絶叫している。「どうせなら、クツも片方ずつ赤と黄色にしたほうがいいっすよ」とファッション指南も。あれが田上さんでしたか~。応援します。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『前検を……><』

 いやぁ、申し訳ないっっ>< 昨日の昼から気合パンパンで名古屋に前乗りしたにも関わらず、ほぼまったく前検の足色を測りきれなかったHです。ひとつにはモーター抽選の記事上げにもたつき観察ポイントに行くのが20分ほど遅れた(←はよ上げろ)、ひとつには名人世代ならではの視力激落で4Fの観察ポイントから名札プレートが見えにくかった(←下に下りろ)、ひとつには完全選手責任による徹夜ゲンコ書きin名古屋で動体視力と判断力が大幅に鈍った(←〆切守れ)……反省。
 ってなわけで、何が何やらわからぬまま前検が終わってしまった。多少気づいたこともあるけど、半端な状態での思いつきを書くのはやめておきます。本当にすいませんです。ったく、なんのために昨日から名古屋入りしたんだか……猛反省。
 はい、前検タイムです。

上位タイム

2011_0418_0261 ①増田弘喜 6・42
②今村 豊  45
 北岡 淳
④古場輝義  47
⑤日高逸子  50
 山口哲治
⑦山﨑昭生  51
⑧西田 靖  53
 板谷茂樹
⑩大嶋一也  54
 北川幸典

2011_0418_0455   今日の常滑水面はホーム追い風基本に左右に3~7mで舞う不安定な風だったので、前検時計は鵜呑みにはできません。ドリーム組が5人いるのもできすぎだし。そんな中、古場輝義の6秒47はチルト3度に跳ねてのもの(K記者情報)。それで今村より遅いのはちょっと気になりますが、明日のドリーム5号艇は6コース決め撃ちで攻めるつもりなのでしょう。もしも単騎がましになったら(可能性十分)……とんでもない大穴になるかも??
2011_0418_0452_2  それにしても、2位は今村ですか。実は、私の目には回り足・伸びともに誰と合わせてもごくフツーの足色に見えたんですけどね。いつもなら私の目のほうを信じるのですが、今日はやっぱり自信が持てません。つくづく、反省しきり。

下位タイム

①木下繁美 6・76
 西山昇一
 高山哲也
④原田順一 6・75
 高橋二朗
 原由樹夫
 水野 要
 鈴木幸夫

2011_0418_0138  これだけ下位で拮抗するのは珍しい。強烈出足タイプの45号機を引いた鈴木が入っていますが、パワー素性通り出足型にシフトしたとすれば何の問題もありません。前検のスタート練習を見ていて、唯一正しそうに思えたのは「90m起こしの鈴木が、スリットからきっちり伸び返していた」です。明日の1年1組鈴木君は、鉄板だと思うのですが……。(photos/中尾茂幸、text/H)


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超抜45号機は地元の鈴木に!!

2011_0418_0095  12時すぎから競技棟でモーター抽選会が行われた。さすが、百戦錬磨どころか万戦錬磨の猛者ばかり、ガラポン機を回し終えた選手たちのほとんどがモーター勝率表など見向きもせずに自分の机にすたすた帰ってゆく。SGでは「どうよどうよ、うわ、最低><」などと賑やかな今村豊も、穏やかな表情で戻って行った。ちなみにミスター競艇の54号機は複勝率33%、中堅ど真ん中に留まった。
2011_0418_0091  それよりつらそうなのが、大嶋一也の22号機か。複勝率28%はワーストグループのひとつ。前節のMB大賞では超抜45号機で圧倒Vを遂げた大嶋だったが、今節はあの凄まじいパワーにどれだけ近づけるだろうか。
 でもって、その超抜45号機を引いたのは……大嶋と同じく地元・愛知支部のイン屋、鈴木幸夫だった。さすがにこのときだけは、「ほおぉぉぉ」とドヨメキが起きたぞ。同時に大嶋が鈴木にアイコンタクトしてから、両手をクロスして「×」の字を作ったらしい(中尾談)が、おそらく逆説ジョークだろう。

2011_0418_0123  抽選会は淡々と進み、最後にガラポンのハンドルを握ったのが、我らが万谷章親ビンだ。もちろん、残っている玉は1個だけ。すでに今節の相棒は決まっているのだが、そこは愛嬌満点の万谷親ビンのこと、握ったハンドルを逆回転にゆっくりゆっくりゆっくりかたつむりのようにスローモーに3回転させ、それからまた亀のようにゆっくり反転させて最後の玉を落としたのだった。嗚呼、このユーモアセンスがたまらんっす、親ビン!!
 あ、書き忘れていたが、紅一点のグレートマザー日高逸子は複勝率42%の7号機。上々のラッキーセブンスタートといえるだろう。

 さてさて、特注モーターは……

BB誌推奨3機
2011_0418_0104 ★45号機(51%)/鈴木幸夫…強烈な出足~レース足のイン向きパワー!
★16号機(51%)/久間繁…こちらは行き足抜群、逃げよりまくり勝ちが多い伸び型。
★41号機(48%)/中村裕将…好バランスでどんなコースからでも勝ち負けだ。

他の複勝率上位機
★37号機(50%)/篠原俊夫
★3号機(48%)/西田靖
★58号機(48%)/村上信二

 鈴木幸夫の深インがどこまで通用するか、まくりモーターで元祖「くまくり」が炸裂するのか、トップ2の動きが今から楽しみだ!(photos/中尾茂幸)


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匠たち、シブく常滑入り

2011_0418_0037  ちょっとしみじみしてしまいました。震災後にボートレース開催が中止され、先が見えない時期はたしかにあった。被災地の方たちのことを思えば、もちろんどうってことはないけれども、しかし今日、ピットの入口で選手の到着を迎えているうちに、ボートレースがまた始まったのだ……と改めて実感した次第である。
 しかも、その一発目のビッグレースが名人戦なのである。偉大なる先達が、穏やかに、あるいは淡々と、戦場入りする様子ははっきり言ってシブい。カッコいい。これは、SG戦士にも、もちろん若武者やナデシコにも、醸し出せない雰囲気である。その空気に触れられることは、ズバリ幸せなことである。彼らのたたずまいは、確実に我々を元気にしてくれる。(写真は万谷オヤビンです!)
2011_0418_0022  入り待ちのファンから、「まっちゃ~ん」と声が飛ぶ。そのときレース場入りしたのは、今村豊と松野京吾。そのファンがどちらに声をかけたかは、誰もがわかっている。
2011_0418_0021 「…………お、お、俺っ!?」
 素っ頓狂な声をあげる松野。そりゃ、松野選手でしょう、まっちゃんは。しかし本人は、自分が呼ばれたとはまるで気づいていない。そんな様子が、場を思い切り和ませる。
「だって、友達が来てると思っちゃうよな~、まっちゃーんって言われると」
 意味が通っているようで実はぜんぜん通っていない言い訳に、周囲は爆笑に包まれる。そんな松野の立ち居振る舞いは、やはり我々世代(40代前半です)やさらにその下には不可能なものである。
2011_0418_0012 「愛してるコールしなきゃ」
 荷物検査を受ける前に、中村裕将が家族に電話をかけようとしていた。さらりと「愛してるコール」なんて言えちゃうあたりも、人生の経験を積み重ねた名人世代だからこそか。
「愛してるコール、“させられてる”んだよな」
 とすかさず突っ込む増田弘喜のウィットもさすがである。
 で、中村が電話を始めると、艇界のマエクミこと前田くみ子キャスターが「愛してるって言わなきゃ!」とうながすと、中村、「愛してるよーっ!」と本当に言っちゃった。素敵です! 急に言われた奥さんはビックリだっただろうけど、僕もそんな男になりたい。

 今節、ピットでもこうした柔らかく幸せな空気をたくさん感じることだろう。もちろん、勝負師のピリピリした雰囲気も。緊張感という意味では他のレースも同じだろうが、百戦錬磨の彼らにしか出せない緊張感もきっとある。そうしたものを、今節は思い切りお伝えする所存です!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田守)

2011_0418_0014第1回から名人戦皆勤賞は唯一! 原田順一に会うと、名人戦だな~と実感しますね。

2011_0418_0006 奥さまの運転するマイカーで登場は地元の鈴木幸夫。奥様といえば、もちろん鈴木弓子さんです。変わらずおきれいでした!


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常滑到着!

Cimg5383  取材班、常滑に到着いたしました。Sports@Niftyボートレース特集、名人戦より再開いたします!
 こうしてビッグレースの現場に来れた幸せを噛み締め、今節を全力疾走することで我々の役割を果たし、ボートレースファンの皆様に元気を届けられればと願っております。
 必ずや日本に勇気を与えてくれるはずの匠たちの最高の戦いを、力いっぱいお伝えしたい。これまでと同様、本日の前検から最終日の優勝戦まで、ここ常滑よりレポートしてまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いいたします。

 改めて。
 被災地の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、お亡くなりになられた方々に深くお悔やみ申し上げます。


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名人戦です!

再開後、初のビッグレースが名人戦。あさって、4月19日に常滑でいよいよ開幕です! これに伴い、当コーナーも再始動。明日の前検からもちろん参戦し、優勝戦まで現地より取材更新してまいります! 皆様、今節もどうぞよろしくお願いします!


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