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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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THEピット――強くておもろい池田浩二

  ピット内には、気温と水温、さらに風向と風速を表示するモニターがある。優勝戦直前、モニターにあらわれる風向と風速は、実にコロコロと変わっていた。追い風かと思えば突如として向かい風になり、また追い風に変わって、次には左横風になる。風速も1mから6mに跳ね上がり、すぐに2mと4mを行ったり来たり。時折、無風とか表示されて、嘘やん!?とか思ったりもするわけだが、そのあとには向かい風6mに変わって、さらに追い風1mになり……。
_u5w8441 そんな具合に風が回っていた優勝戦の水面。そんななかで1~4コースがゼロ台のスタートを決めているのだから、まずは拍手を送りたい。そして、1コースの池田浩二がコンマ08を決めていたことは、どえらいことだと言うべきだろう。
「一歩間違えば遅れてしまうから、それだけはしないように起こした」
 池田はレース後、そう語っている。ということはつまり、早起こしなのだ。池田は考えなかったのだろうか。もし追い風が急に強まって、勘よりもスタートが早くなってしまうかもしれないということを。直前で落とせば、外に伸びられる。落とさなかったら、Fを切ってしまうかもしれない。凡人の発想では、この風だから「一歩間違えばFを切ってしまうから、スタート慎重になった」となるような気がするのだが、池田は正反対の発想でスタートを攻めたのである。
 完勝です。文句のつけようのない圧勝です。池田は強かった。以上。
 そう原稿を締めたくなるほどの優勝であった。ピットに戻ってきた池田は、原田幸哉や永井聖美とハイタッチして喜びを分かち合っていたが、池田本人も仲間たちも、さほど興奮しているようには見えなかった。勝って当然、そんな雰囲気と言ったらいいだろうか。笑顔満開で喜び合っているのはたしかだが、歓喜の爆発力がそれほど大きくなかった。赤岩善生など、淡々と出迎えていたくらいだし。まあ、この人は敗者にも気配りをする男なので、あえてそうしていたのだとは思うが。

_u5w8885 インから完璧に勝たれてしまった分だけ、池田の足元を脅かすことすらできなかった他の5名は、やはり悔しそうではあった。
 もっとも憮然としていたのはやはり濱野谷憲吾で、その心中は本人の表情はもとより、寄り添った飯山泰の神妙な顔つきが証言していたように思う。昨年の賞金王優勝戦のレース後、飯山はムンクの叫びもかくやというほどに、顔を歪ませていたものだった。今日は濱野谷が置かれていた状況も違うから、そこまでではなかったものの、先輩の敗戦に表情を凍りつかせ、濱野谷の思いを代弁しているようであった。
 選手仲間と感想戦に入れば、微笑は浮かぶ。スリットからのぞきながらも伸びきれなかったことに対して、苦笑もしていた。だが、そうしている時間はやはり長くない。おそらく、仲間に向けての作り笑いに近いものなのであろう。それよりも、ピットに戻った直後に見せていた怒りの表情に近い憮然たる顔が、濱野谷の真実だと僕は確信する。そして、そうした表情をそのままさらけ出す濱野谷に僕は感動する。今後のSGで僕は、さらにそんな勝負師然とした、理想的な濱野谷憲吾を追いかけることになるだろう。
_u5w8538 横西奏恵もまた、憮然とした表情だった。6着なのだから、それも当然。5年前の総理杯よりは納得できるレースができたそうだが、しかし結果を思えば、心から納得できているはずはないと思う。
 少なくともレース後のピットでは、山崎智也との絡みは見当たらなかった。ピットへの帰還をリフトで出迎えてはいたが、特筆するような接触はなく、モーター返納の整備室でも同様であった。見落としていた可能性を否定しないが、智也は横西自身が感じているやるせなさを遠くから見守っているように思えた。それでも、おそらくは横西を待っていたのだと思う。智也はかなり遅くまで整備室に残っていたのだ。そして、すべての作業を終えて横西が整備室を出ようとする数秒前、先に整備室を出ている。そこで、何かしら声をかけ、ともに控室に戻ろうとしたのではないかと思うのだ。しかし、横西は当然、報道陣に囲まれる。横西も囲まれつつ歩きながら、コメントを発している。智也は、その数m前を、後ろを振り向こうともしないで、しかし同じような速度で歩いていた。おそらく、耳だけで横西の声を聞きながら、智也は気持ちとしてはともに歩いていたのだと思う。横西も視界に智也を感じながら、敗戦の悔恨を噛みしめつつ、最後の“仕事”をこなしていたのだろう。

_u5w8657 もっとも「何もできなかった」感が強かったのは、スタ展では内に動くそぶりを見せながらも結局6コース回りとなってしまった吉田俊彦だっただろうか。スタートも行けなかった。見せ場を作れなかった。となれば、レース後の感想戦も長くは続かない。黙々と返納作業をしている様子は、悔いのカタマリといった風情であった。
_u5w8901 峰竜太も、気分としては吉田とそうは違わないだろう。それだけに、特に目元に、悔しさは色濃くにじんでいた。周囲には明るく笑顔を見せたり、丁寧にお辞儀をしていたりしていたけれども、その奥に見える悔しさは消えそうになかった。まあ、泣き出しそう、という感じはあまりなかったかな。もちろん、最近の峰は人前では絶対に涙を見せようとしないと決めているようなので、一人になったときにはどうなるのかわからないけど。
_u5w8491 で、もっとも淡々としていたのは、太田和美である。もっとも栄冠に近づき、もっとも惜しい思いをした者こそが、もっとも悔しいというのは真理であるはずなのだが、レース後の太田からは、あまりそんな雰囲気は感じられなかった。もちろん、胸の奥にうごめく炎はあるはずだが、それを表に出さないのが太田の年輪ということなのだろう。ちなみに、最後に「お疲れ様でした」のあいさつを交わせたのは太田のみである。悔しさのなかでもなお、目配りができるあたりは風格と言っていいと思う。

_u5w8934 太田がそんなふうだったのは、あるいは池田が圧勝すぎたから、ということもあるのだろうか。話は戻るが、池田はそれくらい強かったのである。
「この2カ月、リズムが悪かったので、ここから巻き返していきたい」
 2位に3300万円差をつけて賞金トップを独走する(ということは、笹川賞を優勝してなくても最低2~3位にはつけていることになる)池田浩二が、「巻き返し」とか言っている。巻き返すも何も、あなたはいまや、最強の男なんだってば!
 くだんの泣きコメントもこの類いのものだと思えば、池田浩二のキャラクターが見えてくる。今まではそうでもなかった、なんて言ったら怒られるけど、どんどんと池田のことが好きになってきたぞ。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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笹川賞 優勝戦私的回顧

スゲえインモンキー

12R 優勝戦
①池田浩二(愛知)  08
②横西奏恵(徳島)  09
③太田和美(奈良)  09
④濱野谷憲吾(東京)05
⑤峰 竜太(佐賀)  20
⑥吉田俊彦(兵庫)  20

_u5w8850   池田が勝った。
 3日連続のイン逃げ。そのスタートは、コンマ15→09→08。雨が降ろうが、台風が上陸しようが、池田のS勘と集中力には一分の狂いもなかった。
 ただ、今日のスリット~1マークには、昨日までとは異質な“危険分子”がいくつか潜んでいた。まずは4カド濱野谷の奮発スタート。池田より早いスリットから、ダッシュの利で半艇身ほど覗いた。これが今垣光太郎あたりだったら、力ずくで絞りはじめただろう。池田まで届くかどうかは、ともかく。が、ファイターというよりボクサータイプの憲吾はそのまま直進し、1艇身抜けきれないとみて差しに回る。これで第一の脅威(一撃絞りまくり)は去った。
_u5w8843  第2の埋伏の兵は、その瞬間に生まれる。濱野谷の動きを牽制した太田が、いきなり強ツケマイ発進したのだ。太田は明らかにコレを狙っていたと思う。内3艇は同体。横西が壁になって、池田の見えないところから奇襲のようなツケマイを繰り出す。3コースの戦法の中でもっとも高度、かつ獰猛な戦法。実に絶妙なタイミングで発進した太田の身体からは「池田に勝つには、これっきゃない!!」という気合が感じられた。まずは横西がその強烈な引き波を浴びて、滑るように流れ去っていく。これで女子レーサーの悲願は、今回も据え置きとなった。その遠心力でさらにスピードが増したように見えた太田が、池田に肉薄する。
 これは、決まる!
 私は思った。池田には、この乾坤一擲の奇襲に対応できるだけの余力はないはずだ。0・5秒くらいの間に、そう思った。そして、その考えが間違いだとわかったのも、0・5秒後くらいだった。池田はガッチリと太田を受け止め、力強く抜け出していく。
 うわ、なんだ、あのターン????
_u5w8829_2  私は目を丸くする。池田のインモンキーは、明らかにターンマークよりも太田の奇襲に意識が向けられていたから。しかし、なぜ、この短時間に的確に抵抗できたのか……。レース後の共同マスコミ会見で、その謎が解ける。
「1マークは太田さんの姿が見えたので、それだけを気をつけて回りました」
 太田を見ていた?? トップS濱野谷が見えたのならわかるが、横西の裏側からいきなり飛び出した太田が見えて、しかも瞬時に対応した??
 会見場から戻った私は、この1マークの1秒間くらいだけを何回も見直した。ターンする寸前、まさに寸前、確かに池田はガッチリ太田を見ていた。ヘルメットが90度傾き、襲いかかろうとする太田と0・1秒ほど直面している。だがしかし、池田自体はもう完全に先マイ態勢に入っているのだ。それから軌道修正して、寸分の狂いもなく太田に艇を合わせてその脅威を取り除いたというのか。私は鳥肌を立てた。レースでは立たず、リプレイだけサブイボが吹き出したなんて、はじめてだ。皆さんも是非、池田のコメントを念頭に置きつつ観ていただきたい。
_u5w8864  そしてそして、私は思ったのだ。池田浩二の最大の魅力は、これなのだ、と。
 話はちょいと前へ。今日の表彰式でも、他の選手のそれとはちょっと異質な掛け声があちこちから挙がった。
「池田~、やっぱりお前のターンは日本一だっ!!」
「サイコーにカッコ良かったぞ、コージ!!」
「スゲぇターンだったぞっ、ありがとな、コージ!!」
 いつもはそれぞれの特定選手のファンが「おめでとう!」とか「ありがとう!」とか「日本一!」とか発声するのだが、今日は具体的な長めの賛辞が多かった。ゴールを決めたサッカー選手を祝福しているようなのだ。まあ、このときの私は、アレッ、とささやかな違和感を抱いた程度だったのだが。
 リプを何度も観てから、この表彰式を思い出したとき、なるほどと合点した。池田浩二のファンは、ボートレースという世界を超越した全スポーツ界の中でも屈指のアスリートとして尊敬しているのではないか。みんな、ターンや競り合いのリプを観て鳥肌を立てて、「こんなスゲエ選手、他にはいねえ!」と気づいた者たちが、次々と池田信者になっていくのではないか。そう思った。そして、今まで池田について「完璧すぎて書くことがない」などと嘯いていた私も、今日は完璧とかいう言葉では片付けられない「スゲえ池田」に出会い、今もシビれっぱなしで書いているわけだ。ま、生粋の池田ファンからすれば「何をいまさら」ってな感じだろうけど。
 とにかく、池田が勝った。夫婦対決とかに比べれば地味なニュースかも知れないけれど、実のところ、それらの話題を一掃するに値するスゲえインモンキーだった。(Photos/チャーリー池上、text/H)


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本日の水神祭! コンプリート!

_u4w0621今節の水神祭対象者は5名。昨日までにそのうち4名がSG初1着を果たしたわけですが、最終日の今日、5人目も達成! 笹川賞水神祭はコンプリートされました! 主役は平高奈菜! 1Rで海野ゆかりを3周1マークで逆転して1着。今節は、初めてのSGでもがきにもがき、苦闘に苦闘を重ね、しかしあきらめずに踏ん張って踏ん張って、強豪の先輩たちに食らいついて、そして最終日についに1着! 素晴らしい戦いぶりでした。

_u4w0637


2走目の8R後に行なわれた水神祭。女子選手が大集結し、同期の桐生順平や、この場に欠かせない師匠の重成一人も駆けつけて、雨の中で儀式が執り行なわれています。ワッショイスタイルで持ち上げられた平高は、勢いよく水面に放り込まれたのですが……あっ! またもや! 平山智加、永井聖美、魚谷香織も次々と落とされて、尼崎水面に美女の笑顔がたくさん浮かびましたとさ。平高も平山の水神祭時に同じ目にあったわけですが、お祝いの場ですから、これもまた良し。あ、そうか。今節の女子水神祭組4名が同時に水の中、だったわけですね。

_u4w0659平高選手、おめでとうございます。一節間の頑張りを間近で見て、感動いたしました。これをきっかけにさらに飛躍して、またSGでお会いしましょう。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『望み奏恵たまえっ!!』予想

 さあ行こう、優勝戦!!

12R 優勝戦
①池田浩二(愛知) S
②横西奏恵(徳島) A
③太田和美(奈良) A
④濱野谷憲吾(東京)B
⑤峰 竜太(佐賀) S
⑥吉田俊彦(兵庫) A

進入162/345

 今まで池田をAに留めてきましたが、素直にSと認めましょう。すんなり枠なりなら池田が逃げる可能性は99%w ただ、朝から地元の吉田が何度も100m起こしの練習をしており、本番も前付けに行くものと考えます。2コース苦手な奏恵ちゃんはこれを入れて3コース。ならば池田への攻撃力も倍増します。4日目に新郎が実現できなかった3コースツケマイが炸裂!! でもって、アウトから無心で握る峰とのバック一騎打ち!! そんな見果てぬ夢映像を舟券に変えるとしましょう。3着はもちろんヒモ名人の憲吾決め撃ちです。憲吾郎どの、斬り捨てヒモ付け御免っ!!

2連単★2=5
3連単★2=5-4


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“本紙予想”笹川賞優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率8.0% 差され率12.0%
2コース想定=横西 逃がし率39.3%
展開のカギ①太田3コース時まくり/差し=2/3
展開のカギ②濱野谷4コース時まくり/差し=2/5
展開のカギ③峰5コース時まくり/差し=0/6
2~5コースに池田のアタマを叩いていく強攻派が見当たらない。あるとするなら3コースの太田だが、太田の3コースは意外と成績いまひとつで、池田を沈めるまでには至らないか。パワーを踏まえて考えても池田の逃げ切りが相当に有望。ヒモは濱野谷と峰のまくり差し・差し。
◎池田 ○濱野谷 ▲峰 
3連単1-45-全


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THEピット――緊張と変化

_u5w7899 カタい。やはり今朝の峰竜太はカタい。「緊張しようと思います」と言った昨日。そのとおりに峰は、朝から緊張している様子だ。
 挨拶は朗らかだった。「おはようございますっ!」と満面の笑顔。だが、その笑顔はすぐに消えた。それ以上話したくないとばかりに顔をそむけ、神妙な表情で歩き出す。こちらも、あえて「緊張してる?」なんて聞くつもりはないし、聞かなくてもその表情で緊張していることははっきりとわかる。そして、それでいい、と思う。
 峰のあとを、岡崎恭裕が小走りで追いかけていった。こちらに向ける岡崎の笑顔は、実にやわらかい。まあ、この人は去年の総理杯優勝戦の日も同様だったから、単純に優出選手とそうでない選手の違いなどと言うわけにはいかない。しかも、岡崎は2R出走。その時間帯は1Rの展示終了後で、岡崎は自分のレースが間近に迫っていたのだから。
_u5w8003 峰はペラ調整場に向かい、木槌を手にして作業を始めたわけだが、岡崎はその横にただ座っているだけだった。ま、すでにボートは展示ピットにあるわけだから、ペラを叩くことはできないから当然といえば当然だけど。間違いない。岡崎は峰に寄り添おうとしているのだ。ペラ場には瓜生正義の姿もあって、峰をほぐすには格好の輪となってはいた。そこに岡崎は、展示の準備をしなくてはいけないギリギリのタイミングまで加わっていた。優しい男だ。
 3R後に時間は飛ぶが、岡崎が峰の肩を後ろからつかんで、激しく揺すっている場面も目撃した。とっさに目に入ってきたものだったので、会話の内容はまったくわからなかったが、激励のたぐいであるには違いない。岡崎は「待ってるからね」と2度繰り返して言って、峰はうんうんとうなずいていた。4R発売中に優出インタビューがあったから、それが終わるのを待ってるから、ということだと思うが、ともあれ峰は最高の仲間とともに今日一日を過ごせるはずである。

_u5w8403 峰とは逆に、肩を抱いていたのは池田浩二。エンジン吊りに出てきて、菊地孝平とがっしり肩を組んでいたのだ。菊地は穏やかに笑い返すだけで何も言葉を返してはいないが、池田は楽しそうに菊地に言葉を投げかけていた。
 それにしても、まったくプレッシャーを感じている様子はありません。優勝戦メンバーでもっとも多くの笑顔を見かけたのも池田だったし、もっとも余裕綽々にふるまっているのも池田なのである。3R前には早くもペラ調整を始めていたが、石橋道友と談笑しながら作業していて、切羽詰まったものはひとつも感じられない。この男に死角はあるのだろうか、ほんとに……。
_u5w8378 自然体という意味では、太田和美も同様。SG優勝戦の日の過ごし方を知り尽くしている、といったところだろうか。ひとまず、3R終了後までの間には、エンジン吊りでしか姿を見かけていないが、つまりはゆったりとした時間の使い方をしているということだ。
_u5w7996 横西奏恵は、峰ほどじゃないけど、ちょっとカタいかな、とも見える。まあ、ちょっと、という程度だけれども。横西はペラ小屋にこもっていて、6名の中では峰と同じかその次くらいにペラ叩きに専心していた選手と言える。山崎智也と一緒のところは見かけなかったな。もちろん、控室などの様子は、我々には知る由もない。ピットでは見かけていない、という意味である。もっとも強い雨が降る今日、試運転係留所にはなんと1艇もボートがなく、装着場はガランとしているのだ。作業をしている選手も少なく、智也自体をあまり見かけていない。だからまあ、ツーショットを見てないってのはあまり意味のある話ではないのであった。すみません。
_u5w8543 吉田俊彦は、本体に手をつけていたぞ。点検程度という可能性もあるが、確認しきれていない。何しろ、今日はモーター返納とペラ検査があって、選手班長の魚谷智之が自身のレースに出ている間は、トシが立ち会い人となったりしていて、とにかく忙しそうなのだ。6号艇が思い切った整備の手に出る、というのはSG優勝戦では時折見かけられること。たしかに6号艇は不利だが、それで優勝をあきらめる選手はいない。何とかして先頭ゴールを果たしてやろうと模索するものなのだ。

_u5w8513 さて、濱野谷憲吾だ。予告通り、今朝はヒゲを完全に剃っている。うむ、風貌はいつもの濱野谷憲吾だな。だが、やはり昨日までの「いつもと違う濱野谷憲吾」という感想は変わらない。ピットの節イチはこの男だと断ずる。
 3R直前にようやくモーター装着を終えた濱野谷を追いかけて、こちらが感じたことをぶつけた。
「何も変わってないですよ。何も変わってない……。うん、何も変わったつもりはないけど」
 こちらがどれだけ押しても、濱野谷はそう繰り返すだけだった。ま、実のところ、想定通りの答えだ。本音を言うわけがないというのは織り込み済みである。僕が注目したのは、そのときの濱野谷の表情。薄い笑みを浮かべながら、そっと水面に目を向ける様子からは、それ以上を口にするつもりはないのだと察せられた。やはり、いつもの濱野谷憲吾ではない。
 それでも「笹川賞は6回優出しているからね(今回が7回目)。1回くらいは獲りたいよね」と言った。僕は、とってつけた回答だと思っている。もちろんそれも本音には違いないが、もっと根本の変化が今節の濱野谷憲吾ではないかと思うからだ。優勝戦後の濱野谷が、楽しみになった。勝っても負けても。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴極選』6日目

 準優負けすぎ&呑みすぎで、4日目に10人以上いた諭吉さんがひとりもいなくなったHです>< 結局5日間トータルでも大幅マイナス、極選に至ってはすべて宇宙の真裏でプール掃除(本線456着だらけ)……脳汁も出させない予想ばかりで、すんませんっ!!!! な、なんとか極選だけでも、最後に一花咲かせたい!!

6R
 ①中島孝平
 ②鎌田 義
 ③田口節子
 ④服部幸男
○⑤湯川浩司
◎⑥坪井康晴
123/456

 フィナーレはやっぱ前検ファミリーと心中したい。服部のモーターは可哀想なくらいのイカレポンチなので、ソコソコ伸びる湯川が握ればナチュラルまくりになります。そうなったらマジで足抜群の坪井が連動してアウトセットの誕生です。と、とにかく握ってワシらの脳汁だけでも噴出させてくれ、快速王子っ!!!!

3連単★6=5-全

 おそらく極選級の無理筋になりそうな優勝戦予想は、10R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”笹川賞最終日

おはようございます。Kです。今節は波に乗り切れないまま、最終日を迎えてしまいました。台風接近で気候がおおいに気になるわけですが、皆様、お出かけの際にはくれぐれもお気をつけて。台風にも惨敗続きにもひるまず、本日もガンバリマス。

1R
1コース想定=大嶋 まくられ率11.7% 差され率20.7%
2コース想定=海野 逃がし率32.5%
石野が外から豪快に攻め切る。
◎石野 ○大嶋 ▲日高 △海野 
3連単5-162-全

2R
1コース想定=山口 まくられ率13.7% 差され率23.5%
2コース想定=田口 逃がし率33.3%
山口がパワー武器に逃げ切る。
◎山口 ○岡崎 ▲湯川 △菊地
3連単1-546-全

3R
1コース想定=平山 まくられ率20.0% 差され率20.0%
2コース想定=田村 逃がし率35.7%
2コース攻めは自在の田村が抜け出す。
◎田村 ○平山 ▲永井
3連単2-13-全

4R
1コース想定=秋山 まくられ率23.1% 差され率21.2%
2コース想定=桐生 逃がし率27.7%
魚谷が握れば重成に差し展開。
◎重成 ○魚谷 ▲秋山 △原田
3連単4-315-全

5R
1コース想定=田中 まくられ率11.1% 差され率37.8%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.9%
赤岩がセンターに動いて攻めれば、中野がそれに乗って差す。
◎中野 ○赤岩 ▲田中 △木村
3連単4-613-全

6R
1コース想定=中島 まくられ率8.3% 差され率15.0%
2コース想定=鎌田 逃がし率44.6%
中島が逃げて賞金王の意地見せる。
◎中島 ○鎌田 ▲坪井
3連単1-26-全

7R
1コース想定=飯山 まくられ率5.5% 差され率30.9%
2コース想定=松井 逃がし率37.7%
飯山が踏み込んで逃げ切る。
◎飯山 ○瓜生 ▲山崎 △松井
3連単1-352-全

8R
1コース想定=吉川 まくられ率8.9% 差され率33.3%
2コース想定=平高 逃がし率35.9%
岡崎がカドから自在戦で抜け出す。
◎岡崎 ○吉川 ▲辻 △魚谷
3連単4-136-全

9R
1コース想定=寺田 まくられ率5.9% 差され率29.4%
2コース想定=白井 逃がし率18.8%
篠崎がまくって、井口が開いた内に差しぶち込む。
◎井口 ○篠崎 ▲寺田 △白井
3連単4-312-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=坪井 まくられ率21.6% 差され率17.6%
2コース想定=原田 逃がし率39.7%
坪井が原田カベに逃げ切る。
◎坪井 ○中野 ▲原田 △木村
3連単1-324-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=赤岩 まくられ率7.8% 差され率6.5%
2コース想定=山崎 逃がし率45.8%
赤岩が渾身の逃走劇。瓜生が差して迫る。
◎赤岩 ○瓜生 ▲山崎
3連単1-42-全 

優勝戦は後程アップします!


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最終日! さあ、優勝戦だ!

おはようございます。笹川賞もとうとう最終日となりました。本日はもちろん優勝戦! 池田浩二が逃げ切るのか、横西奏恵が史上初の女子SGウィナーとなるのか、実績十分の太田和美と濱野谷憲吾がそれを阻止するのか、峰竜太がSG初優出初優勝を果たすのか、吉田俊彦が地元Vを果たすのか……。見どころ十分の優勝戦です!

2011_0528_0559至高のライバルコンビは、不本意な一節に終わってしまいました。最終日、意地を見せたいところです。(PHOTO/中尾茂幸)


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笹川賞 準優ダイジェスト

一足お先にheart

2011_0528_r10_0931 10R
①横西奏恵(徳島)24
②峰 竜太(佐賀)17
③瓜生正義(福岡)21
④赤岩善生(愛知)13
⑤中野次郎(東京)14
⑥秋山直之(群馬)24

2011_0528_r10_0932 ドリーム戦、予選突破ともに新郎に先んじた奏恵ちゃんが、ファイナルの切符も真っ先にゲットした。レースそのものは、あまり褒められた代物ではない。スタートで後手を踏み、峰の差しハンドルを呼び込んでしまう。さらに秋山が狙いすましたアウト最内差しからぐんぐん伸びる。横西はやや置き去りにされた感で、バック3番手。

2011_0528_r10_0939  が、今節の横西には常に強運がつきまとう。2マーク、内からぐんぐん伸びた秋山が先頭の峰に突っかかる態勢になったのだ。まるで昨日6RのVTRのように、横西はその競りを尻目にズバッと全速差しを突き刺した。ちょいと色気のあるファンなら「上州ラインの心意気で、秋山が智也先輩の奥さんの援護射撃をしたんだな」などと鼻を膨らまして回想しそうなシーンではあったな。んなわけ、ないけど。
2011_0528_r10_0955  この先は徐々に艇間が開いて、女子レーサーとやまと軍団がファイナルチケットを手にした。まずは、初日の落水失格という重いハンデを克服し、堂々のベスト6入りを果たした峰竜太に賛辞を贈りたい。レース後、横西に逆転されたことを悔しがっていたようだが、今節の峰はアウトからでも勝ち負けできるパワーとリズムを併せ持っている。
「一か八か、明日はスタートからガンガン攻めます!!」
 あの純粋無垢な目と口ぶりを見ると、4人目のやまとSGレーサーが誕生しそうな気になってしまうのだが。とにかく、スタートだけでも行ってくれよ、峰リュー!!
 で、一方の勝者はというと、
「これから……11Rの4号艇を応援します」
 自身2度目、女子レーサーとして3度目のファイナル進出となった肝っ玉新婦は、勝利者インタビューでにっこり微笑んだ。その瞳はドリーム戦に続く夫婦対決を確信しているように見えたものだが……(つづく)

東都のプライド

2011_0528_r11_1073 11R
①濱野谷憲吾(東京)16
②太田和美(奈良)  22
③原田幸哉(愛知)  15
④山崎智也(群馬)  21
⑤鎌田 義(兵庫)  14
⑥桐生順平(埼玉)  17

「もし横西が優出したら、智也はスタートからシャカリキ攻めるぞ~」
 などとレース前に記者さんと話していたのだが、現実は半端なスタートに。まさか、嫁が優出してホッとしたわけでもあるまいに……。

2011_0528_r11_1090 その代わりに?スリットから覗いた原田が「攻めるぞ~」というムードを醸し出している。たまらずインの憲吾が握る。スタートで後手を踏んだ太田のズボ差しが入る。そのとき智也は、握るか差すか迷ってから差した。はっきり言って、どこさもない差しハンドルだ。バック直線では完全な太田VS憲吾の一騎打ちで、智也は5艇身以上も置き去りにされている。

2011_0528_r11_1119  が、ここから新郎パワーがフル回転する。一直線に2マークを目指し、そのまま太田と憲吾のど真ん中に突進。これはぶん流れて万事休すかと思いきや、しっかりサイドが掛かって憲吾に2艇身まで詰め寄った。今日の智也のパワーは今節最高だったと思うのだが、それにしても、なんという気合、なんというターンテク!
2011_0528_r11_1120  2周1マーク、今度は憲吾の外をぶん回す。智也の怖さを熟知している憲吾は、それを回避するハンドルが早すぎてターンマークに接触。2艇の距離はさらに縮まった。2着争いとはいえ、賞典レースでのふたりの一騎打ちデッドヒートはいつ以来だろうか。私はしばし夫婦優出というテーマを忘れて、関東双璧の激闘に目を奪われた。「このままゴールまで続け」などとも思ったものだが、2周1マーク、憲吾が激辛の高速モンキーでライバルとの差を決定的なものにした。1着・太田、2着・濱野谷。
 惜しくも優出を逃した智也の表情は、ピットレポートに任せよう。レース班としては、もちろん明日の12Rで新婚夫婦の姿を追いかけたかったのだが、愛妻のセコンドに回る智也というのもちょっと楽しみだな。K記者、明日もよろしく頼みましたぞ~!!

予行演習PART2

12R 進入順
①池田浩二(愛知) 09
④重成一人(香川)  14
⑥田中信一郎(大阪)23
②吉田俊彦(兵庫)  19
③坪井康晴(静岡)  19
⑤木村光宏(香川)  18

2011_0528_r12_1175  夫婦の明暗が分かれた後の最終レース、私の興味は「誰がファイナル1号艇をモノにするか??」に絞られた。誰が、というより、「どちらが」か。池田が勝てば池田、池田が負ければ横西。それで明日のレースの難解さや話題性が大きく変わる。ぶっちゃけ、私が見たいファイナルは……はい、言う必要もありませんな。
2011_0528_r12_1181  しかし、池田は強かった。準優でこのレースだけ進入がもつれたのに、Fを切ったら重い罰則なのに、100mを切る起こしからコンマ09トップS! 昨日のコンマ15から、さらに完璧の域に近づくスタート勘だ。これを今節の池田にやられては、誰がどうやったってかなうわけがない。4カドに引いた吉田の全速まくり差しは、素晴らしいを超えて美しいターンだった。あれで勝ったら語り草になるようなターンだった。が、えぐるような好ターンを終えたとき、池田は2艇身先にいた。それが、「池田にインからトップSを決められたら、誰がどうやったってかなわない」という証明になる。
2011_0528_r12_1187  必死に追いすがる吉田に見向きもせず、池田は2マークを華麗に豪快に回った。後続が彼方に千切れた。強い、強すぎるって。2周ホーム、私の脳裏に浮かんだ言葉は、やっぱり「走る精密機械」だったな。
 昨日の第1回目より、はるかに精緻かつ完璧な「イン戦・予行演習PART2」を終えた池田浩二。この不動の大本命が敗れるとしたら、いったいどんな現象が必要なのか……そう、穴党の最後の望みといえば、吹けよ風飛べよ嵐のアレくらいしかないのでは? それしか思い浮かばないくらい、今日の池田は強かった。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2011_0528_r12_1223


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THEピット――ピット節イチは憲吾だ

「空気読めよなぁ~」by山崎智也
_u5w8222 11R後、ボート洗浄に取り掛かった準優メンバー、濱野谷憲吾と智也のボートが隣り合わせになっていた。2~3m離れて並ぶ格好になった濱野谷と智也。智也に横西奏恵が寄り添った瞬間、智也は濱野谷に向かって“クレーム”をつけた。
 ダハハハハハ!と周囲は爆笑に包まれる。智也も大笑いしているし、奏恵ちゃんもニコニコと笑っていた。ようするに、仲がいいからのジョークであり、また自分たちを取り囲む報道陣に対する智也のリップサービスだろう。相手が濱野谷でなければ、たぶん言ってなかったんじゃないかな。
_u5w8239 だが濱野谷は会見で苦笑する。
「あいつ、本気で来てたんだな……」
 智也は道中、2番手の濱野谷にあの手この手でアタックした。そして3周1マーク、突進気味にアタックし、これを濱野谷が交わして2番手を確保している。
_u5w8181「ああああぁぁぁ~~っ!」
 そのとき、装着場から対岸のビジョンを平山智加、平高奈菜とともに注視していた横西奏恵が、悲鳴のような声をあげていた。あぁ、ダメだったか……という無念の絶叫。SG夫婦優出が消えた瞬間、横西はガックリと肩を落としていた。
 智也も横西も本気だったのだ、もちろん! そして濱野谷も本気で智也のアタックを交わした。
「交わせてよかったです」
 空気を読むつもりなんて、最初からなかった! 智也も空気を読んでほしいなんて少しも思わず濱野谷を猛追した。この2番手争いは、もしかしたらかなり重要な意味をもつ名勝負だったのかもしれない。

_u5w7820


 その濱野谷憲吾は、会見では「優出できてホッとした」と語っているが、それはおそらく表面上の言葉だ。僕は、目撃しているのだ。
「ちきしょー。ちきしょー」
 ピットに戻ってきて、仲間とともにエンジン吊りをしながら、濱野谷はそう何度も呟いていた。優出したことよりも、敗れたことが悔しい。イン戦をモノにできなかったことが許せない。むしろ、優出うんぬんなんて、そのとき頭にはなかったのではないか。そうでなければ「ちきしょー」なんて口にする必要はない。
 そして、やはり今節の濱野谷憲吾は一味違うのだと改めて思う。だって、こんな憲吾、やっぱり見たことないもの。今までの濱野谷だったら、イン戦で取りこぼしたことを苦笑いして紛らしていたのではなかったか。中野次郎や須藤博倫や飯山泰に笑いかけて、首を傾げながらさらに笑みを深めたのではなかったか。今日だって、「やっちまった」的な苦笑は浮かんではいた。だが、それが消えるのが本当に早い。そして、ちきしょーなんて言うのである。
 ちなみに、ヒゲは今日剃るつもりのようだ。もったいない……とも思うが、本人もしっくりきてないみたいである。もし明日、ヒゲのない濱野谷憲吾がピットにいたとしても、その中身はやはり一味違うはずである。ヒゲがあろうがなかろうが、今節の濱野谷憲吾は今までにない闘魂のカタマリになっているのである。

_u5w7987 智也が濱野谷に空気読めと言ったのは、すでに横西奏恵が優出を決めていたからである。なんかみんな「夫婦優出」とか、智也が負けて残念とか、そっち方面に気がとられがちだけど、横西の優出自体がすでに快挙ですぞ! 横西のSG優出は2度目だが、女子としては寺田千恵の1度とあわせて3度目というレアな事態なのだ。横西は5年前の総理杯で快挙を果たし、それ以来SGにチャレンジし続けて、ようやくあの舞台にふたたび立つことができた。まずはそのこと自体に注目することにしよう。
_u5w7893 今日は実にリラックスして戦えたということだが、それを支えたのは智也よりも海野ゆかりだったようだ。レース前は11Rを控えている智也とはほとんど話はしていなかったようで、レース後、祝福する海野に「海野さんのおかげ! リラックスコーヒーありがとう!」と声をかけていた。奏恵ちゃんにとっては、実に心強い。ダンナはもちろん、背中を押してくれる同僚=女子選手がこんなにもたくさん参戦しているのだ。5年前の総理杯は、女子選手が他に誰もいなかったから、今回の優勝戦はまったく違う精神状態で臨めるであろう。
 ちなみに、会見場は選手の休憩所と同じ部屋にあったのですが、12Rの会見中、智也と奏恵ちゃんがずっと寄り添って話し込んでいました。くぅ~、アツいぜ!……ではなく、明日もこうしてリラックスして過ごすことができるんだろうな。

_u5w8138 他の優出選手では、やっぱり峰竜太だ。おめでとう、SG初優出! レース後は顔を真っ赤にしており、涙を流すのではないかとも思ったが、笑顔で出走メンバーに挨拶をし、周囲の仲間にエンジン吊りのお礼をしているうちに、笑顔がひたすら増えていっていた。
 だが、いったんは1着の目もあったわけだから、ただ嬉しいだけではなさそうだ。レース後に目が合うと、ちょっとだけ苦笑いを浮かべて「やっちゃいました」的な表情を作ったのだ。会見やテレビ出演など一通りの流れをこなし、落ち着いた峰に祝福の声をかけると、やはり同じような顔を見せている。
「めっちゃ緊張しました。オェ~、ってなりそうになりましたもん。明日も緊張すると思います。でも、しようと思います。そのうえで頑張ります」
 そう、SG初優出、緊張して当たり前。それを自ら口に出せるのだから、峰竜太は間違いなく強くなった! 明日は勝っても負けても、悔いのない笑顔を見せてほしい。
_u5w7966 一方、ほとんど表情を変えないのが太田和美だ。勝っても淡々。そのたたずまいは、古武士のようでさえある。浪速の怪物くんと言われ、未来を担う若手だった太田も、今では貫録十分の百戦錬磨になった。決して目立つ言動をするわけでもなく、ピットでのたたずまいも落ち着いたものだが、しかしだからこそ強いとも言えるのであって、実際、共同会見でモーターに関する手応えがもっともあるようなのは、太田和美なのである(池田浩二が泣きコメントこそないものの、あまり景気のいいことを言わないからでもあるが)。
 その太田に駆け寄って、少女のように飛び跳ねて祝福していたのが、平山智加だった。太田が平山にアドバイスしていたという話はすでに記したが、“先生”的な存在の太田の優出が心から嬉しかったのだろう。いや、ほんと、僕がそれを見てまずイメージしたのが、女子高の先生と生徒。先生がスポーツの教職員大会に出場し、勝利したことでよろこぶ女子高生、みたいな図だったんです、ほんとに。ま、この尼崎で行なわれているのは、教職員大会よりはるかにビッグな大舞台、なんですけどね。
_u5w8314 で、めちゃくちゃ出ているはずなのに、会見からはやはりそんな感じがあまりうかがえない池田浩二。「行き足と回った感じはいい」「悪くない」「雨が降らなければ、昨年の笹川賞より今回のほうがいい」と、恒例の泣きコメントは聞かれないから、本当に手応えがあるのだろう。「自信をもっていく」「昨年のリベンジへの意気込みとかではなく、明日のレースを勝つだけ」と、力強い言葉も出てきている。でも、なんとなく、歯切れがよくないように聞こえるのは、この人のキャラクターなんでしょうね。泣きコメントもそうしたところから出てくるのであって、それだけこの人は自分に課すハードルが高いのだと改めて感じる。明日は、話題は他にもあるけれども、間違いなく主役。ペラを換えるかも、とも言っていたので、徳山周年でも見られた最後の最後まで執拗に調整を行なう池田浩二、という泥臭いところも見えるかもしれない。
2011_0528_0078 舟券的に怖いのは、吉田俊彦だと思う。SG初優出に浮かれたところはなく、地元SG優出を歓喜する様子もあまり見受けられない。ただ、充実感というのはおおいに伝わってきて、6号艇で人気をかぶらないなら一発は充分にあると思う。
「6号艇6コースは嫌いじゃないです。どちらかといえば、インより好きです」
 この言葉は忘れないでほしい。コースはまだ何とも言えないけど、と断わったうえでのコメントであるが、しかしここが走り慣れた尼崎であるということをふまえて考えても、“得意”の6コースから何かやらかしてくれる雰囲気は充分にあるのだ。

_u5w8269 最後に、吉田とともに地元優出を決めたかったが果たせなかった鎌田義。レース後の憤怒の表情に、その本気度とカマギーのエンターテイナー以外の部分=勝負師っぷりをはっきりと見させてもらった。
 それでも、出走メンバーからレース後のあいさつを向けられれば笑顔を返す。エンジン吊りを手伝った近畿勢にも同様。他者に対してはしっかりと笑ってみせるのだ。しかし、それは作り笑顔。その相手と離れれば、タッチスタート並みの速さで憤怒の表情に戻る。エンターテイナーもカマギーの大切なキャラ。気配りを欠かさない人格もカマギーの素顔。だが、鎌田義はレーサーなのだ。勝負の世界に生きている男なのだ。その本質をあらわにしている鎌田を、僕は感動をもって眺めていた。敗者に対して感動とは失礼な話かもしれないが、だからこそ次は勝利の歓喜を全開にしている鎌田を見て、感動したい。(PHOTO/中尾茂幸=吉田 池上一摩=吉田以外 TEXT/黒須田)


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速報 笹川賞の優勝戦メンバー決定!!

 台風襲来が噂される中、尼崎・笹川賞ファイナルのメンバーが確定しました! 夢の夫婦対決は惜しくも実現しなかったものの、奏恵ちゃんが女子レーサーとして初のSG戴冠にアタック。天才レーサー池田が受け止めるのか、はたまた、やまと世代のニュースターが大金星を挙げたりするのか。実にカラフルな6選手が揃いましたね!!

12R 優勝戦
①池田浩二(愛知)
②横西奏恵(徳島)
③太田和美(奈良)
④濱野谷憲吾(東京)
⑤峰 竜太(佐賀)
⑥吉田俊彦(兵庫)


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H記者の「堂々と夫婦びいきしますっっ」予想

 さあ、いよいよ準優です!

10R
◎①横西奏恵(徳島)A
★②峰 竜太(佐賀)A
 ③瓜生正義(福岡)A
 ④赤岩善生(愛知)A
★⑤中野次郎(東京)S
 ⑥秋山直之(群馬)A
進入123/456

 準優で、というより今節でいちばんパワーレベルの高いレース。まんべんなく強いレースはSが揃いやすく、内寄りが有利になるケースが多いんです。誰も一撃で仕掛け切れずに奏恵ちゃんがまんまと逃げきりそう。相手は前検ファミリーの峰リューと次郎。コースいい峰はもちろん、握りそうな赤岩マークの次郎にも十分勝機はありますよ。

2連単★1-25
3連単★125BOX

11R
◎①濱野谷憲吾(東京)B
 ②太田和美(奈良)A
★③原田幸哉(愛知)B
★④山崎智也(群馬)B
 ⑤鎌田 義(兵庫)B
 ⑥桐生順平(埼玉)B
進入123/456

 準優でいちばんパワー相場が低いのがこのレース。10Rとは雲泥の差です。まあ、これはこれで均衡がとれているので、スタートさえバラけなければ内有利。ただ、センター2艇がやんちゃなので憲吾も骨が折れるところ。ボックスも少々押さえておきましょう。

2連単★1-34
3連単★134BOX あ、桐生応援の123-6-134もバラで……。

12R
★①池田浩二(愛知)A
★②吉田俊彦(兵庫)B
◎③坪井康晴(静岡)S
 ④重成一人(香川)A
★⑤木村光宏(香川)B
 ⑥田中信一郎(大阪)B
1256//34????

 今節、いちばん進入が激しくなりそうなのがこのレース。1マークがグタグダになれば捌き名人・坪井の出番。ズッポリ差してバック突き抜けます。相手は池田と2コース名人・吉田、意外性たっぷりの木村。裏も少々。

3連単★本線3-125-125、押さえ125-3-125

 もしも私の本線どおりの結果なら、明日の優勝戦は①憲吾②奏恵③坪井④池田⑤峰⑥智也ってす感じになるのですが、どうか。ミーハーだけど、やっぱ新婚さんには残ってほしいぞ~!


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“本紙予想”笹川賞準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=横西 まくられ率6.5% 差され率14.5%
2コース想定=峰 逃がし率48.5%
横西が逃げ切って、史上3度目の女子SG優出。中野が伸び活かして自在に追う。
◎横西 ○中野 ▲赤岩 △秋山
3連単1-546-全

11R 準優勝戦
1コース想定=濱野谷 まくられ率7.3% 差され率17.1%
2コース想定=太田 逃がし率48.1%
太田をカベにして濱野谷がしっかりと逃げ切る。夫婦優出に期待して山崎が本線。
◎濱野谷 ○山崎 ▲原田 △太田
3連単1-432-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率8.2% 差され率12.2%
2コース想定=吉田 逃がし率29.8%
木村、田中が外枠で進入はややもつれるか。カドに引く坪井の自在戦と池田の一騎打ち。
◎坪井 ○池田 
3連単3=1-全


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THEピット――準優の朝が静かである

_u4w0545 ペラ調整に励む者。試運転に飛び出す者。ギアケースを改めて調整する者。準優組は早くから準備を着々と進めている。いつもの光景、である。
 だが、動き自体は非常に穏やかに見える。一発勝負の大整備や、準優には乗ったものの機力不安が残されているための本体整備、そうした大きな動きをしている選手がいない。あくせくと動き、装着場をダッシュで駆け抜けるような、見るからに多忙な選手もいない。それぞれがそれぞれの仕事を黙々とこなしている、という様子は、静けさすら感じさせるものなのだ。SGの準優にしては、ゆったりした朝と言えるかもしれない。
_u5w7596 1R前には、桐生順平がようやくモーターを装着していた。新兵の雑用に追われていたのか、それとも本体に手をつけていたのか、ちょっと確認しきれなかったが、それでも1R前にはモーターをボートに乗せることができているのだから、それも大きな動きとは言えない。これが準優組も一般組も含めて、最後のモーター装着で、桐生はその後もモーター架台の準備など雑用をこなしつつ、マイペースで戦いの準備に取り掛かっていた。まあ、SG初出場にして準優進出にしては、落ち着いたものである。
_u5w7263 落ち着いていると言えば、中野次郎の冷静沈着ぶりも印象的だった。もっとも次郎は以前からピットでキリキリするようなところはあまり見せず、やわらかな表情でいることが多かったりもするが、準優を迎えて昨日までとは何も違わない心境でいるあたりは、さすがだと思う。作業としてはペラ調整をしているのを見かけているが、それほど長い時間をかけている様子もなく、調整は順調に進んでいるのであろう。
2011_0526_0110 1Rのエンジン吊りが終わったあと、原田幸哉がギアケースを外していた。今節は、整備室の奥にあるペラ室で時折姿を見ることはあったが、こうした調整などに励む姿はほとんど見かけていなかった。大きく手をつけばければならないところはないんだろうなあ、と余裕しゃくしゃくの様子を眺めていたわけだが、準優前になってギアケースに手をつけてきたか。もっとも、いわゆる外回りに含まれるギアケース調整は、それほど大きな整備というわけでもなく、特に前検でモーターを受け取った後には早い段階で全員が取り掛かる調整。準優の前や優勝戦の前にも調整している選手をよく見かけるように、半ば日常的な調整でもある。その後、整備室のテーブルに座ってペラにゲージを当てる姿も見かけているが、どうやら確認作業に近いようであって、ペラを叩いている姿は見かけていない。やはり余裕がうかがえる原田幸哉、と言っていいだろう。
_u5w7404 様子が気になったのは、峰竜太だ。昨年のダービー準優、声をかけたら「緊張してません」とか言いながら、明らかにカタくなっていたのだ。SG初準優とはいえ、あのテンパり具合。2号艇の今日は果たして、と思っていた。もともと、どんなレースでも、緊張するタイプだそうだし。
「おはようございますっ! 頑張りますっ!」
 ありゃりゃ、えらく爽快な笑顔ではないか。無理に作った様子もないし、ダービーに比べればリラックスしているようだ。もちろんレース前になれば緊張感は高まるだろうし、実際は今でも緊張感がないわけはないと思うが、少なくとも平常心を保てているのは間違いなく、これは好材料だろう。朝から整備室にこもって、テーブルでペラをじっくりとチェックしていた表情は真剣そのもの。峰はおそらく、本気で勝ちにいくつもりだし、それができる自分というものを確信している。(PHOTO/中尾茂幸=原田 池上一摩 TEXT/黒須田)

2011_0527_0355太田和美の静かなたたずまいには迫力あり。気配を消しているような風情であり、だからこそひしひしと闘志が伝わってきたりもする。百戦錬磨を感じさせる。(P/中尾)

_u5w6983_u5w7005山崎智也はペラ調整。横西奏恵は整備室。朝はそんな時間が長かった。もちろん、いつも一緒というわけではなく、お互いの作業に集中する時間もけっこう長いのです。(p/池上)

_u5w6935もっとも姿を見かける機会が少なかったのが池田浩二でした。もう万全、ということでしょうか。(P/池上)


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H記者の『穴極選』ビジョ濡れ編

 小天狗の時代はあっという間に過ぎ去り、また財布がス~カスカしてきたHです。で、今日は前検ファミリーたちの枠番も内寄りが多く、極選をお休みして明日勝負!と思っていたところ、とてつもない怪物パワーを発見してしまいました。今日はこの美女と心中しまっす!!

8R
 ①白井英治
 ②菊地孝平
 ③中島孝平
◎④魚谷香織
★⑤田村隆信
★⑥大嶋一也
進入162/345

 そのモンスターは、魚谷カオリン。もちろん、上位級だということは誰でも知ってるでしょうが、今朝の足はSSSレベル。なんたって、足合わせ番長の赤岩と上位級の瓜生を軽~く1艇身千切ってしまったんですから! あの足を見たら、勝ち負けはともかく買うしかありません。まず1号艇の4Rは軽く126、136あたりを買って、人気薄のコッチで勝負(たとえ4Rで足を余して負けても、コッチが美味しくなります)。とにかくアタマ決め撃ち。展開的にも大嶋の前付けで内が深くなるわ、W孝平がスリットからさっぱり伸びないわ、で絶好のまくりチャンスになるはずです。白井はその引き波に乗るとみて、連動する田村とこっそり差す大嶋へ。頼んだぞカオリンッ、今日こそ滝のような脳汁をっっ!!

3連単★4-56-全

 夫婦が気になる準優予想は、8R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”笹川賞5日目

ども。Kです。たいしたヒットもないまま、準優デーになってしまいました。5日目ですが、私は勝負駆けです。まずは一般戦でリズムに乗りたいところです。

1R
1コース想定=魚谷 まくられ率17.6% 差され率16.2%
2コース想定=須藤 逃がし率42.4%
魚谷が予選落ちのうっぷん晴らし。
◎魚谷 ○井口 ▲平山 △山口 
3連単1-356-全

2R
1コース想定=菊地 まくられ率5.7% 差され率18.9%
2コース想定=大嶋 逃がし率33.7%
吉川がカドから自在に抜け出す。
◎吉川 ○日高 ▲菊地 △大嶋
3連単3-214-全

3R
1コース想定=石野 まくられ率4.7% 差され率4.7%
2コース想定=岡崎 逃がし率38.1%
イン最強クラスの石野が軽快に逃げ切る。
◎石野 ○田村 ▲岡崎
3連単1-32-全

4R
1コース想定=魚谷 まくられ率17.4% 差され率30.4%
2コース想定=白井 逃がし率19.1%
白井が強烈な2コース差しを決める。
◎白井 ○魚谷 ▲松井
3連単2-13-全

5R
1コース想定=石橋 まくられ率7.0% 差され率17.5%
2コース想定=湯川 逃がし率51.4%
石橋が湯川をカベに逃げる。追い風収まれば阿波も脅威。
◎石橋 ○湯川 ▲飯山
3連単1-25-全

6R
1コース想定=日高 まくられ率7.8% 差され率33.3%
2コース想定=永井 逃がし率26.3%
海野の攻めに乗って田口が抜け出す。
◎田口 ○日高 ▲海野 △平高
3連単4-135-全

7R
1コース想定=井口 まくられ率9.6% 差され率17.3%
2コース想定=石野 逃がし率41.9%
井口がSぶち込んで逃走劇。
◎井口 ○石野 ▲山口 △吉川
3連単1-235-全

8R
1コース想定=白井 まくられ率10.3% 差され率13.8%
2コース想定①=菊地 逃がし率39.0%
2コース想定②=大嶋 逃がし率33.7%
大嶋動いて深くなりそうだが、白井が意地の先マイ。
◎白井 ○中島 ▲魚谷
3連単1-34-全

9R
1コース想定=松井 まくられ率7.1% 差され率17.3%
2コース想定=石橋 逃がし率34.1%
松井、魚谷の一騎打ちとみる。
◎松井 ○魚谷
3連単1=4-全

準優勝戦はのちほど。


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5日目です! 準優勝戦!

おはようございます。笹川賞も5日目を迎えました。今日は準優勝戦が行なわれます! 注目はやはり、山崎智也と横西奏恵がそろって優出なるか、でしょうか。もちろん、それを黙って許すようなベスト18勢ではない。熱戦に期待しましょう。

2011_0527_0094地元の威信を背負うのは、吉田俊彦と鎌田義です。吉田は12R2号艇。得意の俊敏差しで予選トップの池田浩二に迫ります。(PHOTO/中尾茂幸)


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尼崎・笹川賞TOPICS 4日目

揃って準優へっ!!

 なんたって気になるのが、新婚夫婦の勝負駆け。今日のふたりの勝負駆け状況は
2011_0527_0687 ★横西奏恵 6R1号艇…⑤着条件
★山崎智也 7R6号艇・12R3号艇…④④着条件
 ってな感じだったわけだが、まずは6Rで新婦が鮮やかなイチ抜けを決めた。インから市川哲也に差され~の、篠崎元志にまくられ~ので厳しいバック態勢の中、じっと真ん中で包まれながら我慢しつつ、2マークで狙いすましたまくり差し。一気に準優1号艇圏内まで突き抜けてしまった。「あとは旦那さんのレースを見守るだけですね?」のインタビューに、「はい、そうですね♪」とニッコリ。3度目のSGセミファイナルへ、余裕すら感じられる笑顔だった。
2011_0527_0630  さてさて、続く7Rは新郎の出番。ここで2着以内なら一気に当確ランプが点る智也だったが、さすがに強い追い風の中での6号艇5コースでは決めきれない。道中揉まれに揉まれて4着を奪うのがやっと。「夫婦でセミファイナル」の夢は最終レースに持ち越された。
 4着以内なら準優、5着以下なら奥さんの肩もみ? 雌雄を決する12R、いきなりアクシデントが発生する。ピットアウトで智也がまさかの出遅れ。すかさず坪井が3コースに潜り込む。あわや6コース回り?? 周囲を冷やりとさせた智也だったが、強引に舳先を突っ込んで4コースを確保した(←ここで極選予想の「智也3コースツケマイの夢」投了。また今日も……すいまっせん!)。こうなると、レースは折り合いがつきやすい。池田が逃げ、坪井がまくり差し、智也が最内差しというまったりした1マークのまま、その3選手が後続を引き離していった。3連単550円……。
 とにもかくにも、新婦に続いて新郎も勝負駆け成功。私はすぐに準優の枠番を割り振りしてみたのだが、別のレースだとわかってちょっと寂しいような、ホッとしたような妙な気分だった。ちなみに12Rで智也が3着だったら、準優10Rは1号艇・新婦、6号艇・新郎というドリームよりエグい番組になってしまったのだがw まずは、多大なプレッシャーの中、第一関門を乗り越えたふたりに拍手を贈りたい。

新たなる「やまと」

2011_0527_0663  今節は山口剛、岡崎恭裕、石野貴之と去年のSGを制した「やまとSG三羽烏」が勇躍参戦したのだが、どうにもリズムアップできないまま枕を並べて落選した。岡崎はパワー劣勢が響き、山口は超抜ながら2度の失格が響き、同じく超抜だったはずの石野は……スタート遅れが響いた、と思う。今日の11Rもメイチ1着勝負でコンマ19はいささか弱気(同じくピン条件だった篠崎元志はコンマ27……)。石野も篠崎も、2着条件だった4カド田村のコンマ06全速まくりになす術なく敗れ去った。前検で石野をSS横綱に指名した私にとって、実にもどかしい予選4日間でもあったな。せめて、せめてスタートはしっかり行って欲しかった!!!!
2011_0527_0240  しかし、最近のやまと軍団の層の厚さを侮ってはならない。すでにバリバリの記念レーサーである峰竜太と、今年の新鋭王座のシリーズリーダー桐生順平が土俵際で踏ん張った。3日目までに2345着を取ってきた桐生は、わかりやすい1着条件。しかも1R1号艇とあって逃げるか逃げきれないか、という潔い勝負駆けでもあった。そして、その一発勝負を見事に決めた。新鋭王座での活躍がフロックではなかった、と全国に知らしめた。あとは、準優で思う存分暴れてほしいぞ。
2011_0527_0609  地道にポイントを稼いだ桐生とは裏腹に、ド派手な成績で予選を突破したのが峰竜太だ。初日の落水失格から1着3着1着と一気に巻き返し、今日もインから逃げ切って「まかり間違えば準優1号艇か!?」という好成績(4位)で予選を終えたのである。机上の空論だが、もしあの落水が6着だったら奏恵ちゃんを抜いて3位、1着だったら池田を抜いてトップ当選だったりするのだな。まあ、ボート場の内外を問わず無邪気なやんちゃをやらかす峰リューらしい予選だったとも言えるだろう。明日は注目度ナンバーワンの奏恵ちゃんとの対決。確かに今節の話題性では一歩譲るわけだが、ボート界にとって「4人目のやまとSGレーサー誕生」というニュースも、実に明るく楽しく夢のある話題なのだ。前節、古賀繁輝が整備したモーター&古賀繁輝とともに作ったペラで戦うというのも、なかなかにドラマチックだし。明日、華のあるふたりが白カポVS黒カポで戦う姿が、今から楽しみでならない。

あれこれ

2011_0527_0899  最後は、つらつら思いつくまま。まずは多くを書くまでもない、池田浩二のブッチギリ予選トップ通過。とにかく、ツオイ。ツオすぎる。いつもはどんなに超抜でも「イマイチです」と泣きを入れる池田が、今節は自信たっぷり「かなりいいです」と言い切ってるし。正直、「話題はアチラ、賞金はコチラ」みたいなムードというか、もはや既成事実のような未来像が目に浮かぶ。う~ん、そうなると、あまりにツオすぎて完璧すぎて、書くことがあんまりないんだよなぁ。池田ファンの皆さん、いつも気の利いた記事が書けずにすいまっせん(←あさっての予防線??)。
2011_0527_0973  続いて、予選で何発も大万シューの花火を上げた女子レーサーたちだったが……終わってみれば、奏恵ちゃん以外が準優リストに載ることはなかった。今日③③条件と可能性十分だった逸子ママも、惜しくも4着4着どまり。そういえば、2日目までの女子旋風を見たドン長嶺豊師匠が「明日から男たちの当たりがきつくなってくると思うわ」とK記者に言ったそうだが、確かに若手の女子レーサーの追撃を激しく厳しくシャットアウトする光景が随所に見られたな。
2011_0527_0023  5Rの魚谷香織もあわや2着という素晴らしいターンを繰り出しながら、最後は3着を守るのがやっとだった。8Rの平山智加も果敢なツケマイを連発したが、大嶋一也の鉄壁のブロックに弾き飛ばされ転覆寸前に陥っている。去年よりはるかに見せ場を作ったナデシコたちだけに、この3、4日目の“仕打ち”を来年への課題にしてほしい。 

2011_0527_1011  あ、最後に、いつの間にやら東都のエースが予選2位に!? パワー的には本人が言うとおり中堅チョボチョボなのに、あれよあれよと準優白カポを羽織るところがこの男の凄さ。あとは2連続の1号艇でスタートをしっかりと……ねっ!!(Photos/中尾茂幸)


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THEピット――何も起こらなかった勝負駆け?

_u4w0554 何も起こらなかった、というべきなのか。
 勝負駆けとは、予選18位をめぐっての攻防戦。ところが、9R以降、18位以内の選手が勝負駆けに成功し、18位以下の選手が勝負駆けに失敗する、というレースが相次いだ。つまり、ジャンプアップして逆転18位という選手は出なかったし、大敗して順位を大幅に下げて19位以下に落ちる選手も出なかった。それぞれに悲喜こもごもはあろうが、大きな歓喜も大きな落胆もない勝負駆け。こんなSG、ちょっと珍しいのではないか。
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 もちろん、18位以内を守った選手には笑顔も見える。たとえば、9Rを逃げ切った峰竜太。感情がストレートにあらわれるタイプだけに、周囲に勝利を祝福されればピュアな笑顔を振りまかずにはいられない。10R、2着の原田幸哉も同様。ま、この人はレース前なども同じような笑顔で過ごしてはいたけれども。ようするに、今節の幸哉はメンタルに波がまったくないのだ。
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 予選1位となった池田浩二は、表情に充実感が漂っていた。今節は珍しく“泣き”コメントがあまり聞かれないように、とにかく自信にあふれる様子がうかがえる。展示準備に向かう前、スタート練習のスリット写真をのぞきこんでいる姿があった。「なんだこりゃ」。そう言って池田はひとり、ニヤニヤと笑っていて、彼が立ち去ったあとに写真を見てみると、2本やって2本ともが半艇身以上のフライング。勘より相当早かった、ということだろう。だが池田は、それを面白がっている様子で眺めていたのである。こりゃまいった、スタートがわからんぞ、てな雰囲気は皆無。その瞬間に誤差修正が頭の中で完了してしまったかのように、スリットラインを超えている自分というものをむしろ楽しそうに覗き込んでいたのだ。“本紙予想”も極選も、これに逆らったのだから、いい度胸してるよな。

 そうしたなかで、勝負駆けに成功したというのに笑っていない選手は、かえって目につくものだ。
2011_0527_0362 まずは赤岩善生。準優1号艇の目があったというのに、終わってみれば4号艇。11R、秋山直之や田村隆信と競り合って、5着までずり落ちてしまったのが痛く、そしてこんな負け方をすればこの男が憤怒の表情を見せるのは当たり前である。予選突破うんぬんではなく、その勝負に負けたことで自分を追い込む。それが赤岩善生という男だ。まあ、彼らしい振る舞いを見せてもらった、ということになる。
_u5w7472 一方、驚くのは濱野谷憲吾だ。11Rを逃げ切って、予選2位の準優1号艇。今日はピンピンである。しかし、レース後の濱野谷に笑顔はない。むしろ眉間にシワを寄せたまま、凛とした表情を崩していないのだ。これは明らかに濱野谷らしさではない。いや、これまでの濱野谷らしさとは言えない、というべきか。
 勝って笑い、負けて笑う。それが濱野谷憲吾。ガツガツしたところがない、と自分でも認識し、ひとつひとつの勝ち負けにこだわったりはしない。賞金王はいつか獲れると信じているから、暮れの大舞台でだっていつも以上の闘志をあらわにすることもない。それが濱野谷憲吾だったのだ。そう、「だった」のである。
 今節、濱野谷には正直、怖さを感じることもあった。ヒゲのせいかと思ったりもしたが、そうではないだろう。驚くほど笑顔が少ないのだ。11R後も、須藤博倫と笑顔を交わしてもいたが、それは一瞬。今までだったら、そこから談笑が始まるのに、濱野谷はすーっと表情を変えて、厳しい視線を取り戻すのだ。
 昨年の賞金王が濱野谷を変えた、というのはうがった見方だろうか。しかし少なくとも、この5カ月のブランクを挟んで、濱野谷の表情は変わっている。それはどう考えたって、ヒゲのせいではあるまい。

2011_0527_0352 勝負駆けに失敗した選手では、やはり松井繁が気になるところ。とはいえ、松井は敗れて悔しさを一人噛みしめる男。その敗戦が重大であればあるほど、松井は表情を変えることなく、淡々とふるまう。胸に悔恨の炎を燃やしながら。それでも松井はそれを表情に出さない。そこに松井繁の色気がある、と思う。
 10R後、1着で戻ってきた太田和美のエンジン吊りに出てきたときも、まだ淡々とした表情だった。屈辱の予選落ちは、松井の心をそう簡単には穏やかにしないのか。それとも、すでに切り替えて、文字通りの淡々とした心持ちのあらわれだったのか。
 ただ、松井がこのまま黙って尼崎から帰るとは思えない。賞金王優出を13年ぶりに逃した昨年の暮れの住之江、最終日の順位決定戦で見せたカドまくりを忘れてはならない。
2011_0527_0228_2 魚谷香織の悔しそうな表情には、好感を抱くしかなかった。2着条件で臨んだ12R、あの脂っこい相手を敵に回して、しかも6号艇で、それでも魚谷は心から勝利を欲したに違いないからだ。魚谷はもはや人気だけでSGにやってきた女の子ではない。彼女は本気でこの舞台への定着を望んでいるはずだ。
 もちろん、仲間の後押しも大きかったと思う。レース後、カポックを着たままの魚谷は、他の5選手がカポック着脱小屋に向かっているというのに、瓜生正義、岡崎恭裕とともに装着場に残った。そして、対岸のビジョンに見入った。リプレイが流れていたのだ。瓜生が何かを語りかけ、魚谷がうなずく。最内を切り返し気味にアタックした2周1マークでは、岡崎が声を上げている。果敢なチャレンジもむなしく艇が流れた映像で、岡崎は「あぁ~…………」とため息交じりに絶叫したのだ。もちろんそれは、魚谷の健闘をたたえたものだろう。
 昨日は「重成教室」と題した重成一人と平山智加の絡みについて書いたが、先輩と後輩の、あるいは先輩と若手女子選手の講義風景は、なにも重成と平山のみではない。本気で強くなりたいと願う者に、手を差し伸べる先輩はたくさんいる。もちろん瓜生もその一人だ。同世代とはいえ、岡崎も。もしかしたら、笹川賞の大きな意義のひとつに、これがあるかもしれないと少し思った。(PHOTO/中尾茂幸=赤岩、松井、魚谷 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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速報 笹川賞準優メンバー決定!!

 尼崎笹川賞の準優18ピットが確定しました!! 堂々の12R1号艇はブッチギリで予選ゴールを通過した池田浩二。注目の新婚カップルは10Rと11Rに分かれ、ドリームに続く夫婦対決とはなりませんでした。峰&桐生のやまとコンビの活躍も楽しみ!!

10R
①横西奏恵(徳島)
②峰 竜太(佐賀)
③瓜生正義(福岡)
④赤岩善生(愛知)
⑤中野次郎(東京)
⑥秋山直之(群馬)

11R
①濱野谷憲吾(東京)
②太田和美(奈良)
③原田幸哉(愛知)
④山崎智也(群馬)
⑤鎌田 義(兵庫)
⑥桐生順平(埼玉)

12R
①池田浩二(愛知)
②吉田俊彦(兵庫)
③坪井康晴(静岡)
④重成一人(香川)
⑤木村光宏(香川)
⑥田中信一郎(大阪)


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“本紙予想”4日目後半

7R
1コース想定=山口 まくられ率14.0% 差され率22.0%
2コース想定=魚谷 逃がし率34.0%
平高が攻めれば、瓜生の差し頃だ。
◎瓜生 ○山口 ▲山崎 △魚谷
3連単4-162-全

8R
1コース想定=大嶋 まくられ率10.9% 差され率20.9%
2コース想定=吉田 逃がし率30.4%
吉田が2コースから巧差し。
◎吉田 ○大嶋 ▲中野
3連単2-16-全

9R
1コース想定=峰 まくられ率11.6% 差され率25.6%
2コース想定=松井 逃がし率35.8%
ピン勝負松井の渾身差しを狙う。
◎松井 ○峰 ▲須藤
3連単2-13-全

10R
1コース想定=太田 まくられ率4.1% 差され率26.5%
2コース想定=田口 逃がし率31.4%
進入難解な一戦。木村の幻惑戦をに注目。
◎木村 ○太田 ▲原田 △今垣
3連単4-153-全

11R
1コース想定=濱野谷 まくられ率9.8% 差され率17.1%
2コース想定=篠崎 逃がし率39.4%
濱野谷の逃げ切り狙う。ヒモは外枠が面白い。
◎濱野谷 ○赤岩 ▲秋山 △田村
3連単1-564-全 

12R
1コース想定=池田 まくられ率8.3% 差され率12.5%
2コース想定=平山 逃がし率32.5%
山崎の攻めを池田が張れば、坪井に絶好の差し場。
◎坪井 ○池田 ▲山崎 △魚谷
3連単4-136-全


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本日の水神祭! ジュンペー!

ピット記事に記したとおり、本日、1Rで水神祭! 今節4人目の主役は、関東のニュースター・桐生順平であります。

_u5w72351R1回乗りということで、桐生が勝利者インタビューを受けている間に、すでに準備万端の関東勢。インタビューを終えて、「え、今っすか?」とたじろぐ桐生に、当たり前だろってな感じで笑顔を向ける須藤博倫ら先輩たちなのでありました。ちなみに、濱野谷憲吾は展示準備のために水面にいて、不参加であります。

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それでは行きましょう、水神祭。ウルトラマンスタイルから、ポーンと投げ込まれると、桐生は空中で一回転して水面へ。プロレスのデッドリードライブですな、まるで。先輩たちが思い切り投げたものだから、桐生の小柄な体はすぽーんと沖のほうまで吹っ飛んでいきました。

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で、その直後、ヒロリンの背中を押す魔の手が! 昨日の平山水神祭以来、別の人を落とそうとするのがブームになった!? 驚いてふんばるヒロリンが「誰じゃい!?」と振り返ると、そこには山崎智也が……。「ごめんごめん」と謝っていますが、もちろん大笑いする智也であります。関東勢の皆さん、この人とあの人の結婚おめでとう水神祭なんていかがでしょうか?

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ともあれ、桐生選手おめでとうございます。近いうちにもちろんSG常連となるはずのスター候補ですから、これは単なる通過点に過ぎない。それでもこの日を胸に、さらに上の舞台で活躍してください!(PHOTO/池上一摩)


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THEピット――穏やかな勝負駆け

2011_0526_0001 試運転に出る選手は多い。ペラ調整場には金属音が鳴り響いている。装着場でも選手の姿は多々見られる。予選最終日に臨む準備は、粛々と行なわれている。
 しかし、空気の動きはほとんどなくなっている。慌ただしさは感じられず、何か特別な動きをしている選手も皆無と言っていい。ヒリヒリした緊張感もそれほど充満はしておらず、どちらかというと穏やかな雰囲気が漂っている。
 実はこれが、SG勝負駆けの前半ピットの真実でもある。予選突破を懸けて、選手たちがスペシャルな何かを施してレースに臨む、ということはそれほど多くない。もちろん、気合は入る。レース前ともなれば、ピリピリした空気を身にまとう。だが、夏休みが終わる直前に大慌てで宿題をやっつけようとするような、そんな切羽詰まった選手はSGには少ない。ここで戦うような強者たちは、それこそ前検から着々と準備を進めていくもの。まして、モーター下ろしたてということで大きな整備が許されていない今節、一か八かの大整備に臨む選手もいない。となれば選手たちはひたすら粛々と、己の闘志を高めていくだけなのである。
2011_0526_0702 冒頭で書いたように、水面に出て試運転を繰り返す選手は数多く見つかる。松井繁、木村光宏は、昨日は最後の最後まで試運転をしていた(木村は12R出走だったが、展示ピットに艇をつける直前まで)二人だが、今日もまた早々に水面に飛び出して、手応えを感じ取ろうとしていた。魚谷香織ら女子選手の姿も頻繁に見かける。篠崎元志も、キビキビと着水し、水面を駆けた。
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 ちょっと驚いたのは、池田浩二が水面に出ていたこと。今日は12R1回乗りで1号艇。予選トップでモーター超抜となれば、もっとゆっくりしていたとしても、何も不思議ではない。だというのに、池田は朝早くから水面にいる。今年の徳山周年を一節取材した際、やはり優勝戦1号艇の池田が朝からレースぎりぎりまで懸命の調整を行なっていたことをここにも記しているが、池田というのはつまり、そういう男なのである。クールを装いながら、その奥には泥臭いまでにもがく池田浩二がいる。水面を走っては、ペラを外して調整し、また水面に向かい……を繰り返す池田。今年の絶好調もむべなるかな、である。
2011_0526_0224 ちなみに、やはり12R1回乗りの坪井康晴は、ひたすらペラ調整。それでも3R後には試運転の準備も始めようとしていた。今節、もっとも表情のやわらかさが目立つ一人で、機力の手応えの良さを感じさせる。

2011_0525_0429 さてさて、1Rでは桐生順平がSG初1着! ピン条件の勝負駆けでもあったこのレースで、見事に先頭ゴールを果たした。
 今節、桐生が関東勢と絡むシーンというのはあまり見かけておらず、新兵としての雑用に飛び回っているということもあるのだろうが、なんとなく一匹狼的な雰囲気でふるまっていたのが印象的であった。たぶん、群れる性格ではないのだろうし、あまり媚びることを好まないところもあるのだろう。もちろん、ピットで顔を合わせると実に礼儀正しく挨拶をしてくる好青年ではある。
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 というわけで、水神祭がどうなるのかをちょっとだけ注目していたのだが、やはり沸き立つ関東勢! 秋山直之が、桐生がピットに帰還する前から「どう投げようか」とばかりに素振りを繰り返しているのには笑った(笑)。
2011_0525_0521 先輩・須藤博倫はもちろん祝福。桐生に二言三言話しかけて、がっちり右手を出して握手していた。その力強さに、ヒロリンの思いが見えたような気がした。
 水神祭の模様は別記事で。関東のニュースターの今後におおいに期待しよう。
2011_0526_0022_2


 で、今日はやけにツーショットを見かけた山崎智也&横西奏恵。ま、二人の絡みはとにかく、単独でいても表情が実に穏やかなのが印象に残った。こりゃ二人とも、機力万全ってことでしょうな。予選突破が見える位置にいることも大きいだろう。ここ何年か、SGでは不本意な成績で終わることが多かっただけに、今節は気分も上々。もちろん期待は準優、そして優勝戦での“夫婦喧嘩”アゲイン。もちろんその可能性は大きく大きく残されている。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』パパパワー編

 ◎王者6着、○ヒロリン5着……微妙なズレというより、宇宙の真裏までぶっ飛んだHです。ケンゴロどのhiyoちゃん、すんません>< 今節はそれなりにリズムがよく3日間終えてギリギリプラス、さらに昨晩、尼駅前スロモンキーターンで波多野憲二から40Kを分捕ったりもしてるのですが、いちば~ん当てたい極選だけが……今日こそ脳汁全開ドッキドキの展開から勝利の雄叫びを挙げてみせましょう。喧嘩する相手は、予選トップのあの「インの鬼」ですけど……ハイ。

12R
 ①池田浩二
★②平山智加
◎③山崎智也
★④坪井康晴
 ⑤石田政吾
 ⑥魚谷香織

進入123/456

 超抜で絶好調で屈指のイン巧者に喧嘩を売るなんて、ヤケクソすぎ?? いえ、私はそうは思いません。このレースは池田にとって「優勝戦1号艇決定戦」みたいなもの。たとえ11Rの赤岩が1着だっとしても、ここで2着以内なら池田は予選トップ通過。赤岩の結果次第ではもっと楽になるでしょう。極論をいえば「Vチケット入手戦」なんです。池田ですから。
 で、それをわかっている他のレーサーが、みすみす池田の逃げを許すか。少なくとも、ファン投票1位の智也は潰しに行くとみます。賞典レースでFは切れない(その痛みは智也がいちばんよく知っています)ので、スリットから攻めるならココ。まあ池田と同体くらいから、智加ちゃんが差しハンドルを入れた瞬間に決め撃ちの強ツケマイを放ちます。まくり差しでは、決まっても池田が2着に残すから。
鉄則「どんなに強くてパワーがあっても、イン選手は3コースからの見えないツケマイに弱い」
 これを智也は敢行します。そう信じます。今年の笹川賞は智也にとって、かな~り特別なものだから。そして、その渾身の奇襲が成功するとみてアタマ決め撃ち。「3コースツケマイのヒモは両隣」という自説に従って智加ちゃんと坪井へ。

3連単★3-24-全

 ※この極選は7Rで智也が2着以内に入り「12Rは完走当確」のケースでアツく張ります。逆に智也が12Rでまだ厳しい勝負駆けだったりしたら、池田の白カポ云々どころじゃないのでバラ買いw


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本日の“本紙予想”笹川賞4日目

おはようございます。Kです。相変わらずリズムに乗りきれない今節。そろそろ巻き返さねば……。

1R
1コース想定=桐生 まくられ率15.4% 差され率28.8%
2コース想定=石渡 逃がし率45.1%
桐生が石渡カベにして逃げて水神祭。
◎桐生 ○石渡 ▲湯川 
3連単1-23-全

2R
1コース想定=吉川 まくられ率8.9% 差され率35.6%
2コース想定=石渡 逃がし率32.6%
服部動いて内は深くなるか。重成のまくり差しに期待。
◎重成 ○石野 ▲吉川 △石橋
3連単3-412-全

3R
1コース想定=中島 まくられ率8.3% 差され率15.0%
2コース想定=濱野谷 逃がし率45.7%
濱野谷の逃がし率高く、中島が逃げ切る。
◎中島 ○濱野谷 ▲田中 △岡崎
3連単1-235-全

4R
1コース想定=鎌田 まくられ率11.5% 差され率24.1%
2コース想定=日高 逃がし率29.5%
風を苦にしない秋山の全速戦に注目。
◎秋山 ○鎌田 ▲中野 △今垣
3連単3-146-全

5R
1コース想定=寺田 まくられ率5.9% 差され率27.5%
2コース想定=飯山 逃がし率44.2%
飯山をカベにして寺田が逃げ切る。
◎寺田 ○松井 ▲井口
3連単1-45-全

6R
1コース想定=横西 まくられ率6.6% 差され率14.8%
2コース想定=市川 逃がし率42.3%
横西がインから渾身の走り。
◎横西 ○石田 ▲篠崎 △市川
3連単1-532-全

後半はのちほど。


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4日目!

おはようございます。笹川賞4日目、勝負駆けデーを迎えました。台風2号の動きが気になりますが、尼崎も天気が崩れる予報。風も強めの追い風になっています。勝負駆けにどう影響するのか……。

2011_0526_0658この追い風は、阿波勝哉にとっては“向かい風”。なんとか大まくりを決めてもらいたいものなのですが……。(PHOTO/中尾茂幸)


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尼崎笹川賞TOPICS 3日目

今日のイン成績
④①②①①①①①⑥⑤③F

2011_0524_0711  今日は昨日とはうって変わって強い追い風。こうなるとインが強いとしたもので、女子レーサーの田口節子、日高逸子もガッチリ逃走。8レースまでに6勝の荒稼ぎを見せた。

2011_0526_0502 とりわけ強いイン逃げを決めたのが、8Rの中野次郎だ。このレースの6号艇は大嶋一也。当然ガジカジと遠慮なく攻め立て、艇番を死守した次郎の起こしは90m。それでも、「いま艇界でいちばんイン逃げが上手い男」は慌てず騒がず、1艇身のスタートからしっかり伸び返して圧勝してしまった。マジ、強い。これで直近半年間のイン戦は35戦32勝2着1回!!!! 一般戦も多く走ったとはいえ、驚異的な勝率だぞ、次郎クン。
2011_0526_0397_2   この素晴らしい勝ちっぷりを目の当たりにして「今日はこのまま一気にイン10勝のSGパターンか?」と思いきや、いきなりイン水域が魔界に変わってしまうからボートレースはわからない。流れを一変させた“仕掛け人”は9Rの今垣光太郎だ。とにかく非力すぎる。3コース市川哲也のさほど強烈には見えなかったツケマイに、あれよあれよと最後方までずり下がってしまった。こんなに水面を這う光太郎、いつぶりだろうか。このよもやのイン戦大敗で、明日2連勝でも予選ボーダー6・00をクリアできない立場になってしまった。ちなみに地元の魚谷智之も、賞金王の中島孝平も、服部幸男も菊地孝平も4日目を待たずしてほぼ赤信号が……今年の笹川賞は大混戦&下克上ムードだ。
2011_0526_0513  今垣からはじまったイン受難の流れは続く。10Rはスポーツ新聞で「逃げきるにゃん」と宣言した永井聖美がドカ遅れ、2コース峰竜太の一撃まくりを浴びて5着。11Rは断トツ人気だった坪井康晴が、2コース井口佳典と4コース山崎智也の差しをWで食らって3着。そしてそして、締めくくり12Rは石田政吾がガンバリすぎて、コンマ03の勇み足。結局は昨日と同じ1日6勝で終わったのだった。

新パパの威厳、復活!

2011_0526_0637  2日目までカカァ天下、完全に新妻の尻に敷かれていた山崎智也の逆襲がはじまった。まずは6R、2コースから赤岩善生の逃げは許したものの、すんなりと差しハンドルが入って危なげのない2着。2コース差しで連対するときの智也は、パワーに不安がないと思っていい。
2011_0526_0722  後半11Rでも4カドから「最内2番差し」という、智也にしては珍しい戦法を選択。それがものの見事に決まって井口、坪井らを置き去りにしてしまった。まあ、智也のダッシュ戦といえば「まずは握ってからまくりか差しを決める」というスタイルが多いのだが、今日はなりふり構わぬ激辛な差しハンドルで、実利を優先させた。そこには「女房だけ準優進出となっては、男がすたる」というガチのプライドが感じらせた。正確には「パパがすたる」と言うべきか。やっぱママだけ予選突破、なんてことになったら、パパとしてカッチョ悪すぎるもの。男(パパ)なら誰だってそう思うわけで、今日の智也はレースのカッコよさよりポイント稼ぎに専心したのだと、私は勝手に考えている。18点を加算した智也の明日の勝負駆けは、2走8点(④④着)だ。
2011_0526_0803  一方、2日目まで予選トップをひた走っていた横西奏恵ママは、頑張ったパパとは裏腹に5着5着の急失速。得点率でも夫の7・00を下回る6・80まで下降した。もちろん「夫より出しゃばるなかれ」などという昭和チックな思いがあるはずもなく、今日はパワー、リズムともに完調には程遠かったようだ。この連敗で明日の勝負駆けは1走2点(⑤着)。夫婦ともに無事にクリアしてくれることを、切に願うばかりだ。

今日の前検ファミリー

SSランク(横綱)
2011_0526_0245 ★★★松井繁…⑥

Sランク(超抜)
★★★石野貴之…②
★★須藤博倫…②⑤
★★中野次郎…①
★★坪井康晴…③
★★山口剛…失②

Aランク
★日高逸子(伸びSS)…①
★峰竜太…①
★湯川浩司…③
★阿波勝哉…⑥

 今日のファミリーは、みんなそれなりに舟券に絡んでくれた。まだ行き足の来ないアワカツと、穴極選の◎に指名したSS王者を除いて……もう、松井の足はよくわからん域に達している。昨日、田村を追い詰め、舳先が入りそうで入らなかった点が気にはなっていたが、今日の7Rは5コースから何の見せ場も作れずプール掃除に徹するとは……ダメなのか、王者??
2011_0525_0768  逆に赤丸急上昇なのが峰りゅークン。10Rはイン永井のS遅れという幸運もあったが、しっかりと間合いを計ってまくりきり、ついに初日落水のビハインドを克服してしまった。もちろん私はこの孝行息子のアタマ舟券を買っていたのだが、憲吾の3着ヒモ固定2-全-6……。2-6-3の万太郎態勢が固まった瞬間、私は記者室の椅子からズリ落ち号泣しました、ハイ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――重成教室

2011_0526_0151 くるっくるっ、ぴゅー。くるくるくる、ぴゅー。
 重成一人が、身振り手振りで平山智加に話しかける。平山は、目からうろこが落ちた、てな感じで大きくうなずく。
 くるるるっ、ぴゅー。くるーーーーーっ、ぴゅー。
 重成のアクションは、バリエーションを変えて何度も続く。そして平山はさらにうなずく。
 くるくるくる、とは、ハンドルを回す手振り。小刻みに何度かくるっくるっと回して、右手をぴゅーと掲げる。こうハンドルを回すと、艇の向きがこんな感じになっていく、ということだろう。くるーーーーーっと一気に一回転半くらい回して、また右手をぴゅー。ドカンとハンドルを切れば、艇はこんな感じになる、ってことだろうな、やっぱり。平山は興味深そうに重成の理論に耳を傾け、時折質問を返しながら、何度も何度もうなずくのだった。
2011_0526_0350 くるるっ、えーい。くるーーーーーっ、えーい。
 今度は、ハンドルを回したあと、隣の人にタックルをかますような身振りをする重成。これはおそらく、これくらいハンドルを切るとこれくらいのGがかかって、みたいな話だろう。あるいは、こうハンドルを切ったらこんな感じで体重移動するとスムーズに回れる、という話か。平山のうなずきはさらに深くなり、重成のアクション付きの講義はさらに熱を帯びていく。
 まさに陸の上の重成教室。
「SGに行くと、陸の上から勉強になるんです」
 先月、平山はそう言っていた。もちろん、トップレーサーの所作、作業の素早さ、ペラの叩き方、それらを見ているだけで学ぶことができる、という意味だったのだが、こうして一流の実力をもつ先輩からマンツーマンで指導を受けることもできるわけである。
正直に言えば、SGに来れば平山はまだまだ格下である。彼女自身も自覚しているし、他の選手もそう見ているだろう。だが、周囲の選手たちはそんな彼女たち(平山以外の女子選手や若手選手も含めて)を決して無下には扱わない。むしろ、いつかこの舞台でも位負けせずに戦える日が来るよう、背中を押してくれるのである。もちろん、敵だと認められれば、そう簡単に手の内を明かしてもくれないかもしれないが。
2011_0526_0308 10Rを終えた太田和美が、着替えやモーター格納を終えると、装着場に姿をあらわした。声をかけた相手は、これまた平山。平山はペラ調整場に向かって歩いていたのだが、太田を待って頭を下げ、会話を交わしながらふたたび歩き出した。太田がペラのアドバイスをする、ということなのだろうか。太田は、平山のご主人の同期。一昨年の福岡笹川賞でSG初出場だった平山を、そのときも田中信一郎らと気に掛けるシーンを見かけていた。そして今節も太田教室は開かれる。こんなにも経験値を上げられる舞台は、たしかに他にはないだろう。

 それでは、本日のツーショット、いきましょうか。この写真をどうぞ!
2011_0526_0598


 ……あ、ちょっと違いますか、そうですか。実はこの二人、以前からけっこう仲良くしている姿を見かけるコンビなのだ。支部も期もまったく違う二人、キャラも相当違うように思うんだけど、でも仲良し。談笑しているシーンは、昨年の賞金王でも目撃されていた。そうですね、暮れの大一番、11Rと12Rを勝って表彰台の真ん中に立ったコンビです。中尾カメラマンがどでかいレンズで遠くから撮影していたのだが、二人揃って気づいちゃいましたか。さすがの“賞金王コンビ”の眼力であります。
2011_0526_1071 で、お待たせのツーショットはこちら。残念ながら、足合わせをしていたかどうかは目撃できなかったのでわからない。でも、足合わせ後によくある風景。お互いの手応えをもとに情報交換するシーンだ。実はかなり前から、二人のこうした光景はよく見かけていて、実に仲良しだった二人。BOATBoy6月号にはまさに同じような構図の写真を掲載していて、それもここ尼崎で撮影されたものだったのだが、当時はまだ単なる選手仲間だったはずで、ということはこのようなシーンも二人の関係性を無視すれば、以前と変わらぬものだったりする。まあ、今は同じペラグループであるようなものだし、信頼感の質が当時とはかなり異なってきているから、もっと濃密な、あるいは言葉を重ねなくともわかりあえるような、情報交換になっているのかもしれない。そして、二人はこうしてさらにさらに強くなっていくのだろう。他の生徒は足を踏み入れられない“山崎家教室”って感じ?
 3日目を終えて山崎智也が5位、横西奏恵が7位。そろって予選を突破できそうな情勢だ。うーん、準優、そして優勝戦で、もういちど二人のガチンコ勝負がますます見たくなってきたぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0526_1038まさかの2連続転覆となってしまった山口剛だが、身体は無事、そして勝負を捨ててはいない! 12R2着はお見事。ピットでの動きは変わらずはつらつとしています。

2011_0526_0968今日、いちばん最後まで試運転をしていたのは、なんとこの人!「試運転で何を感じるのか、それが大事。僕でも、感じようとして、試運転をするんです。今の若い選手が、僕より試運転をしていなかったりする。試運転が足らんのじゃないですかね」とかつて言っていたものだが、その言葉を他の選手はどう受け取るだろう。もしかしたら、遅くまで黙々と水面を走り続けたその姿自体が、「王者教室」だったのかもしれない。






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明日の勝負駆け情報!

予選3日目が終了しました。明日はいよいよ勝負駆け。この笹川賞はなかなかの大混戦で、当確は池田浩二と赤岩善生にしかついていません。上位はさほど厳しい条件ではありませんが、何が起こるかわからないのがボートレース。予断を許すものではありません。現在、20位までが6・00、ボーダーが変動する可能性はおおいにありますが、ここでは6・00に想定してノルマ着順を出しています。明日、笑うのは誰だ!?

1 池田浩二  当確
2 赤岩善生  当確
3 吉田俊彦  5着
4 田中信一郎 5着
5 山崎智也  4・4着
6 坪井康晴  5着
7 横西奏恵  5着
8 瓜生正義  4着
9 木村光宏  4着
10 峰竜太   4着
11 田村隆信  3・4着
12 松井繁   3・4着
13 中野次郎  3・4着
14 原田幸哉  4着
15 濱野谷憲吾 1・6着
16 日高逸子  3・3着
17 秋山直之  3・3着
18 太田和美  3着
18 鎌田義   3着
20 重成一人  3・3着
21 平山智加  2・3着
22 魚谷香織  2・3着
23 石野貴之  2・3着
24 井口佳典  1着
25 篠崎元志  2・2着
26 白井英治  1着
27 湯川浩司  2・2着
28 永井聖美  1着
29 寺田祥   1着
30 桐生順平  1着
31 岡崎恭裕  1・2着
32 石橋道友  (1着相手待ち)
33 飯山泰   (1着相手待ち)
38 海野ゆかり 1・1着
41 今垣光太郎 (1・1着相手待ち)


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“本紙予想”笹川賞3日目後半

7R
1コース想定=秋山 まくられ率23.5% 差され率21.6%
2コース想定=魚谷 逃がし率45.5%
菊地の強攻をしのいで、秋山が逃げ切る。池田との裏表勝負。
◎秋山 ○池田
3連単1=4-全

8R
1コース想定=中野 まくられ率4.7% 差され率4.7%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
中野がイン死守してがっちりと逃げる。
◎中野 ○田村 ▲山口
3連単1-24-全

9R
1コース想定=今垣 まくられ率7.7% 差され率20.5%
2コース想定=重成 逃がし率42.0%
今垣が気迫の逃走。原田との裏表勝負。
◎今垣 ○原田
3連単1=4-全

10R
1コース想定=永井 まくられ率23.1% 差され率25.0%
2コース想定=峰 逃がし率48.5%
峰の逃がし率高いのが気になるが、瓜生が攻めて太田の差し、の展開を狙う。
◎太田 ○瓜生 ▲中島 △永井
3連単4-351-全

11R
1コース想定=坪井 まくられ率21.6% 差され率15.7%
2コース想定=井口 逃がし率48.4%
坪井が井口をカベにして逃げ切る。智也-元志のイケメンセットも少々。
◎坪井 ○井口 ▲山崎
3連単1-24-全 4-5-全

12R
1コース想定=石田 まくられ率3.8% 差され率13.2%
2コース想定=木村 逃がし率43.3%
石田がきっちりと逃走決める。
◎石田 ○木村 ▲赤岩 △横西
3連単1-245-全


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THEピット――ピリピリニコニコ

2011_0525_0495 3日目ともなれば、そろそろピットはピリピリしてくる。今日大敗すれば、明日を待たずして終戦になってしまう選手も少なからずいるからだ。濱野谷憲吾に挨拶しても、口をへの字に曲げたままだし、今垣光太郎に声をかけても、おはようございますと言いながら足早にどこかに行ってしまうし、石野貴之は眉間にシワを寄せながら歩いているし、ふだんは穏やかな表情を見せる選手であっても、すでに勝負モードとなって厳しい視線を作っている。こうした空気も、SGらしくて実に嬉しいのであって、ちょっと震えながらも楽しんでいる自分がいたりする。
2011_0524_0914_2 そんな様子を眺めていたら、松井繁がつかつかと近寄ってきた。ぐわっ、王者! この人と顔を合わせるのは、どんな場面でもやはり緊張する。よく見れば、僕は松井のボートの真ん前に突っ立っていて、松井は試運転に出るために自艇のもとにやってきたのであった。松井のほうから会釈をされて、さらに緊張感はマックス。そのときの視線もまた強烈だから、思わずたじろいで二、三歩あとずさりしてしまった。うむ、これもまたSGらしさではあるな。
2011_0523_0497 ただ、松井はどちらかといえば、気分上々でリラックスしている部類。他の選手と絡んでいるときには、笑顔を向けている場面が多いように見受けられる。足合わせをした瓜生正義がやってくると、「ええなあ」と瓜生のアシを讃えながらにっこり。
「いや、松井さんもいいですね」
「いやいや、お前のほうがええわ」
「いやいやいや、松井さんもいいじゃないですか」
「いやいやいやいや、お前のほうがええで」
 ダチョウ倶楽部!? ちょっと違うか。松井と瓜生はお互いに足を褒め合って、ニコニコと笑うのだった。

2011_0523_0796 ピリピリしているピット、といっても、もちろん全員がそうではない。代表選手は原田幸哉か。まずはにこにこと、装着作業をしている瓜生のもとに歩み寄って、談笑。瓜生も手を休めて、雑談に興じている様子だ。やがて瓜生が試運転のため着水に向かうと、幸哉はそのそばで装着作業をしていた永井聖美のもとに向かって、またまた雑談。永井は作業をしながら、幸哉の話をニコニコと聞く。永井も着水に向かい、ようやく幸哉も自艇のもとへ。モーターのガソリンタンクあたりをポンとひとつ叩くと、そのそばにいた魚谷智之のもとへ……って、作業しないの?
2011_0524_0829 魚谷は初日から完全に“入っている”ムードで、ナイターSGを連覇したころの雰囲気を思い出させる強烈なたたずまいで今節を戦っている。結果に結びついているかどうかは微妙な成績となっているが、しかし気迫という点では間違いなく節イチの一人だ。というわけなのかどうか、魚谷は幸哉に話しかけられてもクスリとも笑わない。こちらは雑談というよりは、仕事の話のように見える。幸哉の顔も自然と真剣になる。そこに、石橋道友がやってきた。魚谷のボートの1つ置いて隣に石橋のボートがあったのだ。すると幸哉は回れ右。石橋と談笑し始めた。魚谷は真摯な顔で作業に戻り、幸哉の顔は笑顔に戻る。
 原田幸哉よ、ヒマなのか!
 それでも4Rはきっちり1着だから、これが幸哉の過ごし方なのだ。勝利者インタビューでは「絶対に負けられない一戦でした」とか言ってたけど、レース前の様子にはまるでそんな雰囲気は感じられなかったけどね。でもそれが原田幸哉。SGにおかえりなさい!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0525_0619ちなみに、この人も非常にやわらかい雰囲気です。昨年は不調でしたが、トンネルの出口が見えてきたか!?

2011_0525_0724本日前半のツーショット発見。1回。並んで控室へと入っていくところでしたが、「手つなげ! 手つなげ!」と心の中で叫びました(笑)。さすがに仕事場ではつなぎませんか。



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H記者の『穴極選』3日目

 2Rの146を押さえ(41勝負)で召し取り、昨日の11Rから連勝中のHです(1Rはケン)。さらに3Rの〆切寸前に奏恵ちゃんヒモ付け123-6-123、123-123-6を買ったつもりが、塗り間違えで「4R」に……これでカマギーが飛び込んで的中したりしたら神降臨っすか????

 さあ、hiyoちゃん憲吾牢どのの催促wどおり、この勢いでそろそろ極選もヒットさせねばっ!! 外枠で狙いたい選手は7R⑤松井⑥ヒロリン、8R④山口⑤湯川、12R⑥山口という感じですが、まずはやっぱりこのアウトセット狙いでしょ!!

7R
①秋山直之
②魚谷香織
③菊地孝平
④池田浩二
⑤松井 繁
⑥須藤博倫
進入123/456

 おそらく3連勝中の池田がかなり人気になります。確かに強いし、スリットから1マークまでの伸びが凄まじい。しかし、韋駄天・菊地を超えるのにやや手間取り、あるいは競りになる可能性まであります。となれば池田をマークする王者の出番。自在にまくり差してバック突き抜けるはず。ヒロリンとの5=6も考えましたが、2Rのヒロリンを見る限りアウトから突き抜けるだけの迫力を感じなかったので、ここは2・3着付けで!!

3連単★5-6-全、5-全-6


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本日の“本紙予想”笹川賞3日目

こんにちは。Kです。昨日はH記者がなかなか好調でした。そろそろ私も……。

1R
1コース想定=大嶋 まくられ率10.9% 差され率20.9%
2コース想定=平高 逃がし率35.9%
そろそろ阿波の大まくりが爆発する予感。
◎阿波 ○菊地 ▲大嶋 △石橋 
3連単5-243-全

2R
1コース想定=田口 まくられ率14.3% 差され率11.9%
2コース想定=海の 逃がし率30.8%
海野の2コースにはジカまくりもある。吉川が展開突く。
◎吉川 ○海野 ▲須藤 △田口
3連単3-241-全

3R
1コース想定=服部 まくられ率8.6% 差され率32.8%
2コース想定=辻 逃がし率45.7%
服部が意地の逃げ切り。相手本線は池田。
◎服部 ○池田 ▲吉田 △辻
3連単1-532-全

4R
1コース想定=原田 まくられ率4.2% 差され率11.1%
2コース想定=岡崎 逃がし率36.6%
原田がS踏み込んで逃げ切る。石野が豪快に追走。
◎原田 ○石野 ▲井口 △濱野谷
3連単1-534-全

5R
1コース想定=日高 まくられ率8.0% 差され率34.0%
2コース想定=田中 逃がし率19.0%
田中の逃がし率が激低。中島が4カドから俊敏まくり差し。
◎中島 ○田中 ▲桐生 △日高
3連単4-231-全

6R
1コース想定=赤岩 まくられ率7.8% 差され率6.5%
2コース想定=山崎 逃がし率43.8%
赤岩のイン戦は最強レベル。カドから差す寺田が相手本線。
◎赤岩 ○寺田 ▲山崎 △瓜生
3連単1-426-全

後半はのちほど。


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3日目

おはようございます。笹川賞、3日目でございます。今日は朝から大屋根横にある「丸久」さんのお好み焼きをH記者に奢ってもらってゴキゲンであります。ここのお好み焼きと焼きそばは激ウマでして、名物・多幸焼きとの3点セットを「尼崎フルコース」と呼ばれております。あとで焼きそばも食いに行こうっと。

2011_0525_0297阿波勝哉の伸びは悪くないと思うのですが……今日こそ決まるか、チルトサンダーまくり!(PHOTO/中尾茂幸)


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尼崎笹川賞TOPICS 2日目

女子リーガー大旋風!!

 笹川賞の風物詩、女子リーガーたちが大爆発だっ!!
2011_0525_0059  まずは1Rで魚谷香織が、一度は究極のチルトサンダー阿波勝哉の大まくりに屈しながら、粘り強い追走で大逆転! 嬉しい水神祭を遂げるとともに、135倍の万太郎をファンにプレゼントした。カオリン、おめでとさんっ!
2011_0525_0595  続く2Rでは女子リーグの女番町にして新妻・横西奏恵が気合のカドまくり。惜しくも峰竜太のまくり差しに敗れたが、文句なしの2着でこれまた125倍の万シューだ。
 4Rはギガトンパンチ。赤岩善生の2コースまくりに機敏に連動した平山智加がガッチリ2番手をキープして306倍のウルトラ万シュー!!
 まだまだ続くぞ、6Rはまたまた横西奏恵が3コースから有無を言わさぬ悶絶まくり。今度は他艇をブッチギッて独走態勢に持ち込んだ。配当はといえば122倍……。ちょっと横西について書いておくと、スリットからの行き足がぐんぐんアップしている。以前はスリットからさほど伸びるタイプではなかったので、やはり結婚して智也とペラを育んできた賜物だろう。あの行き足は、去年の賞金王シリーズあたりの智也のそれとよく似ている。ともかく、これで奏恵ちゃんの節間勝率は10・00!! まさか、このまんま突っ走ってあのテラッチに次ぐファイナル1号艇をゲットしてしまうのか!? 今節の勢いとあの行き足なら、十分にありえると思うぞ。
2011_0525_1078  女子リーガーの破竹の勢いは後半戦になっても止まらない。8Rに再登場した平山智加が湯川浩司、山崎智也などを問題にせずインから豪快に逃走。やまと軍団の桐生順平、峰竜太を従えて、颯爽と水神祭のゴールを通過した。人気薄だったやまとワンツースリー決着は177倍。

2011_0525_1065  ナデシコ旋風の締めくくりは9R、4カドの永井聖美が豪快に握り倒し、さらにSGレーサーの濱野谷憲吾、石田政吾を道中で捌ききって快勝。今日3人目の水神祭となった。配当は288倍!2011年5月25日は女子リーガーたちにとって記念碑ともいうべき偉大な1日になることだろう。私の勝手な憶測では、やっぱり昨日のドリーム戦が大きかったんじゃないか。横西が公私ともに男子レーサーとの垣根を一気に縮め、しかもドリーム戦という大舞台で凄まじい勝ち方をしてくれた。「私たちにもできる」という自信にもなっただろうし、「奏恵さんに負けたくない、これ以上引き離されたくない!」という発奮材料にもなったはずだ。メモリアルとして、今日の女子リーガーの活躍と3連単の配当をまとめておこう。

2011_0525_0317 1R 魚谷香織 1着(水神) 13530円
2R 横西奏恵 2着     12500円
4R 平山智加 2着     30620円
6R 横西奏恵 1着     12290円
8R 平山智加 1着(水神) 17720円
9R 永井聖美 1着(水神) 28850円

 裏を返せば、女子リーガーたちが舟券に絡んだレースは、すべて万太郎に。今日、日本津々浦々の熱烈な女子リーガーファンたちの中には、蔵が建つほど儲けちゃった人もいるのでは?? 明日は、さらに刺激を受けた現役女王の田口節子と大物ルーキー平高奈菜(水神祭もあり)が大穴を開けてもおかしくない流れではあるな。

6コース台風も凄かった!

 今日の尼崎水面はレース前は追い風、それが1Rで無風になり、3Rあたりから向かい風が徐々に強くなるという天候だった。この時期の尼崎で向かい風はやや珍しいとのことだが、それでレース傾向も一気に変わりはじめる。センター勢の行き足~伸びが破壊力を増し、まくりがインまで届く展開になったのだ。

2011_0525_0616  そこで台頭したのが、穴党専科のアウト6コースだ。5Rで田中信一郎が3着に絡むと、6Rは坪井康晴が横西のカドまくりに連動して2着を確保。

2011_0525_0489  テラッチの負傷帰郷で6コースがなかった7Rを挟み、続く8Rでは峰竜太がぶん回して3着。昨日は落水失格だっただけに、2番手の桐生順平を追撃する姿には鬼気迫るものがあった。これで節間成績も5点を超えるまで挽回し、準優の背中が見えるようになったぞ。hiyoちゃん、まだまだ終わってねっすよ!!

2011_0525_0434  ちなみに私は平山-峰-桐生の約300倍を2枚持っていて、久々に記者室でバカでかい声が出た。記念3節ぶりの絶叫。もの凄く気持ちが良かったけれど、結果がハナ差の3着では……私はまだまだ本調子には程遠いか><
 続く9Rは永井のカドまくりに便乗した6コース石田政吾が最内差しにしぶとく2着。6、8R同様、女子リーガー&6コースの組み合わせで288倍の大万シューになったわけだ。イメージ的には「女子リーガーが立役者で、6コースが引き立て役」という感じの1日だった気がするな。

 ただ、女子リーガーたちのいない10R以降でも、アウト台風は止まらない。その10Rでは木村光宏(前付けしませんでした><)がしぶとく食い下がって3着、164倍。11Rでもめり込むような感じで重成一人が3着に食い込み107倍。さすがにこのあたりで「向かい風で6コースが躍動しているなぁ」と気づいた私は、123-123-6というベタな3着付けで獲らせてもらった。今度の絶叫は、空砲に終わらなかった。でも、憲吾郎どのはじめ、極選ファンの皆様、勝手に万太郎ゲットしてすんませんっ><
2011_0525_0270  そして迎えた本日のメインエベント! 前公開したとおり、私の狙いは王者と坪井の1-3-全。最初は20枚ずつ均等買いしようと思ったのだが、もう6コースの寺ショーが気になってたまらない。なんたって、5Rから6コースが5連発で絡んでいる水面なのだ。総流しを10枚ずつにして、1-3-6だけ10枚追加、さらに136ボックス5枚、さらにさらに11Rのゲンを担いで123-123-6を5枚ずつ買った。

 嗚呼、12Rを回想できる方は嗤ってやってください。あの2周バックで輝かしい136態勢が濃厚になったとき、私は泣いて万歳した。4枚の舟券が丸ごと当たって、払い戻しも久々の10万円コース!!

 松井ありがとう、坪井ありがとう、寺ショーありがとうっ!!

2011_0525_0038_2  叫んだ瞬間、瓜生正義のエグすぎる強ツケマイが……3枚の舟券が一瞬にして紙屑となり、私の渾身の6コース3着作戦はアダ花となってしまったわけだ。くぅぅぅ、瓜生、あの全速ツケマイは反則だってばっ!!!! ま、でも10枚は的中したけれど(←単純に嬉しいっス)。
 とにかく温故知新の教訓「向かい風が吹いたら、アウトコースが儲かる」を改めて肝に銘じるとしよう。

独断パワー診断

2011_0525_0909 SSランク(前検横綱)
★★★松井繁…②①
★★★石野貴之…③④

Sランク(超抜)
★★須藤博倫…⑥
★★中野次郎…④③
★★坪井康晴…②②
★★山口剛…失

Aランク
★日高逸子(伸びSS)…⑤
★峰竜太…①③
★湯川浩司…⑤
★阿波勝哉…②

 成績的には昨日よりカッコがついた気もするが、期待したほどではなかった。特にSS石野2011_0525_0414が2・1号艇という好枠で3、4着とは……前検で「すべていい」と宣言した私だが、昨日からのレースを見る限り回り足がまるで仕上がっていない。現状では外コースからの全速アタック向きのパワー。だから見捨てようとは思わないが、SSからSに降格。
 でもって大いに期待していたヒロリン&次郎も今日は踏んだり蹴ったりだった。ヒロリンは一撃まくりを食ったのでまだ仕方がないが、次郎は完全に道中での競り負け……絶対にこんなハズじゃないのだが、すっかり自信をなくした1日ではあった。とりあえず、石野以外は据え置きで、もういっちょ明日の奮闘に期待をかけるとしよう。ちなみにアワカツの2着は、パワーよりS駆けっス><(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――大笑いし合える仲間

2011_0525_0189_3 美女がビジョ濡れ!………………失礼しました。いや、今日の水神祭3発を眺めていたら、そんなオヤジギャグが頭に浮かんできたもので、とりあえず書いてみました、はい……。
 いやはや、今日は本当に女子選手が大活躍だった。横西奏恵は1着2着でシリーズリーダーの座をキープしているし、海野ゆかりと日高逸子も着をまとめているし、そのうえ水神祭が3発。寺田千恵の負傷帰郷は残念だが(今村豊も病気帰郷となりました)、ここまで女子選手が健闘するSGはあまり記憶にない。笹川賞はそもそも女子選手が多くて、しかもオールスター戦だから華やかなSGであるが、今日はさらに何倍か増しで華やいだ雰囲気が感じられていたピット。女子選手がもっとレベルアップし、もっと上の舞台で活躍すれば、艇界はさらに活性化するのだ、なんてことを改めて思ったりもする。
 男子選手も、妙にはしゃいでいるように思えるのは気のせいか。ま、その場面というのは、まさしく水神祭だったりするわけだが。
2011_0524_0839 というわけで、まずは“W水神祭事件”だ。8R後の平山智加の水神祭、祝福する側の主役はやはり同支部の新人王コンビ・平高奈菜だったわけだが、その平高を取り囲むのは強烈な面々。平山のご主人の同期生である田中信一郎に太田和美、さらに鎌田義などで、今節の新兵である平高にとっては気おくれする面々でもあっただろう。しかもこの先輩たちに「前に出なよ」なんて場所を譲られたら恐縮至極。平高はおずおずと最前列に出て、平山の祝福のど真ん中に躍り出たのだった。陰謀とも知らずに……(笑)。
2011_0525_0835 平山がドボーンと水面に落ちた数秒後、もうひとつドボーンと音が響く。あ、平高が落とされた! 仲のいい選手の水神祭ではともに水に飛び込む、というのは珍しくない光景。女子王座の優勝戦後には田口節子とともに佐々木裕美や岡山勢が一斉に飛び込んだりしていた。だから、平高もそういうことか……と思いきや、さにあらず。そうした場合にはクツを脱いで水神祭に参加するものなのだが、平高はスニーカーをはいたままだったのだ。そう、誰かが平高を落としちゃったのだ。
2011_0525_0579 その犯人は……ここでは明言を避けよう。ただひとつ、カマギーが大騒ぎし、さらに田中信一郎が走ってその場を去っていったことはお伝えしておきますが……。
 平高は、大先輩たちに悪戯されて怒るわけにもいかず、また敬愛する先輩とともに水面に落ちたことは嬉しいことでもあり、水に上がったあとは「落とされちゃいました、てへ」と笑顔を見せていた。ともあれ、すべては祝福のなかで起こったこと。男子選手たちも楽しそうに、ずぶ濡れの後輩を眺めていたのであった。
2011_0524_0544 つづいては“混浴水神祭未遂事件”。永井聖美を取り囲む面々はやはり強烈。そして原田幸哉が、何かをたくらんでいるかのようにニヤニヤしていたため、平山のときのような事件が起こることは充分に想像できていた。
 それを知ってか知らずか、うながされて最前列についたのは海野ゆかり。横西奏恵も前列に出たが、こちらは何かを警戒している様子だった。同期の幸哉の性格を知り尽くしてる、ってことでしょうかね。
2011_0525_0500 永井を持ち上げ、せーのでドボン。そして……陸の上は騒然となったのだった。まず、誰かが赤岩善生を思い切り押した! それによって、前にいた海野が水の中に落ちそうになり、思わず赤岩の腕にしがみつく。それでも赤岩を押す手はゆるめられず、陸の上では大相撲名古屋場所さながらの押し合いへし合いになっていたのだ。そう、誰かが赤岩と永井の“混浴水神祭”を画策していたのである。いちばん大変そうだったのは海野だな。困ったように苦笑しながら、必死にこらえる姿はキュートでした、はい。
2011_0524_0445 どうやら赤岩も誰かを落とそうとしてたらしく、押されるのをこらえては、誰かの手を取り落とそうとする。そこにいる海野はやっぱりかわいそう(笑)。それを見ている大嶋一也は大爆笑で、原田はそっと赤岩の背中に手を添えて、いつでも落としてやろうという態勢。いったい誰なんだ、赤岩を落とそうとした首謀者は。
2011_0525_0783 その場から走り去った男は井口佳典。この男が最有力容疑者とお伝えしておきます。
 永井が陸に上がり、報道陣に囲まれ始めても、まだ赤岩は周りともみ合っており、だはは、みんなが赤岩を落としたがってる様子。実は赤岩、いじられキャラだったりして? 以前、蒲郡のMB記念だったかでも、都築正治に落とされそうになってたことがあったもんなあ。もちろん男・赤岩は死んでも落ちるわけにはいかない。原田らの手を振り切って、大笑いしながら控室へと飛び込んだのでありました。

 というわけで、本日の水神祭の延長みたいになっちゃいましたが、ようするにこうした仲間に囲まれて、選手たちは走っている。また、仲が良く、信頼関係があるからこそ、水の上ではガチンコで戦い合えるのだ。陸の上からバチバチにやり合うってのも、勝負の世界としてはあるべき姿だろうし、それを見たいと思う僕もいるけど、こうやって笑い合いながら、水面では容赦なく剣を交えあうのもまた勝負の真実なのである。
2011_0525_0137 で、長嶺豊さんがこんなことを言ってました。
「これだけ女子選手が活躍すると、そりゃあ男子選手は“負けてられるか!”って燃えるわな。顔では笑って祝福していても、腹の中はメラメラとするもんや」
 明日は鬼のような男子選手の逆襲があるのかもしれない。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0525_0823写真を探してたら、こんなのを発見。青いTシャツのK選手、その左に見えているオレンジの腕のT選手がやはり有力な……。


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本日の水神祭! さらに二人!

2011_0525_0820今日は水神祭ラッシュだ! まずは8Rの平山智加。イン逃げでSG初1着をもぎ取りました。水神祭に集まったのは、多くの女子選手に田中信一郎、太田和美。そう、福田雅一の同期生ですね。さらには鎌田義もいるぞ。そしてもちろん、ライバルにして盟友の平高奈菜もうれしそうに平山と抱き合っていました。

2011_0525_0829


ゆりかごスタイルでゆらゆらドボンと投げられた平山に続いて、あら、平高までが水の中へ。この“W水神祭事件”については、のちほどお伝えいたします。陸に上がった平山に、長嶺豊さんがマイクを向けましたが、長嶺さんいわく「声が違ったわ……」。長嶺さんが福田の同期の仲間が祝ってくれたことを振ったところ、平山が声を詰まらせたのだとか。2011_0525_0795


その後、長嶺さんと一緒に平山の話を聞いたところ、平山は「私は多くの人の支えがあって、ここまで来れている」と語り、そのなかには夫の同期生も含まれており、それを改めて実感して感極まったとのこと。我々と話している間にも、目を潤ませ、涙声になっておりました。ほんと、素敵な女性です、智加ちゃんは。

2011_0525_1036続いては、9Rの永井聖美。4コースから攻めて、石田政吾との競り合いを制し、SG初1着となりました。こちらは、多くの女子選手ってのは平山と同じだったものの、中心は同県の愛知支部。大嶋一也、原田幸哉、池田浩二、赤岩善生の絶好調軍団で、永井はとんでもない兄貴たちに囲まれたわけであります。ほかには、坪井康晴、井口佳典の東海勢に、同期の須藤博倫。

2011_0525_1043こちらはウルトラマンスタイルで持ち上げられ、「こわーいっ!」という悲鳴などまるで聞く耳もたない兄貴たちに壮絶に投げられた水神祭。その後に起こった“混浴水神祭未遂事件”については、のちほどお伝えいたします。陸に上がって報道陣に囲まれる永井は、実にかわいいニャン。

2011_0525_0810というわけで、今日は女子選手3名が水神祭を果たすという、特別な一日になりました。3人ともが、2年越し、3年越し、4年越しのSG初1着。これまでSGに出場するたび、壁に跳ね返され、己の力不足に直面し、いつか必ずと胸に誓い、そして今日、はじめての先頭ゴールを体験した。そんな面々の水神祭が一挙に行なわれたのであります。頑張れば報われるんですなあ。で、今節の水神祭候補は、あと2名。ともにSG初出場の100期コンビ、桐生順平と平高奈菜です。3つの水神祭に刺激を受けたはずなので、残り4日間での実現に期待したいところであります。

平山選手、永井選手、おめでとうございます!(PHOTO/中尾茂幸)


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“本紙予想”笹川賞2日目後半

7R
1コース想定=田村 まくられ率9.3% 差され率20.9%
2コース想定=中野 逃がし率34.9%
中野が攻めれば、松井にに差し場。。
◎松井 ○中野 ▲田村 △魚谷
3連単3-215-全

8R
1コース想定=平山 まくられ率20.4% 差され率20.4%
2コース想定=桐生 逃がし率26.1%
3コースの寺田はまくり多く、山崎が全速まくり差しで突き抜ける。
◎山崎 ○寺田 ▲湯川 △平山
3連単5-341-全

9R
1コース想定=辻 まくられ率9.1% 差され率18.2%
2コース想定=白井 逃がし率19.6%
白井の2コース差しは強烈。
◎白井 ○辻 ▲濱野谷
3連単2-15-全

10R
1コース想定=今村 まくられ率17.1% 差され率18.6%
2コース想定=秋山 逃がし率27.8%
菊地、木村が動いて内深くなるか。太田のまくり差し狙う。
◎太田 ○吉田 ▲今村 △木村
3連単3-416-全

11R
1コース想定=井口 まくられ率11.5% 差され率15.4%
2コース想定=池田 逃がし率54.1%
山口伸びるが池田が高い壁。井口が逃げ切る。
◎井口 ○田中 ▲山口 △池田
3連単1-432-全

12R
1コース想定=松井 まくられ率7.1% 差され率17.9%
2コース想定=中島 逃がし率37.5%
松井がインから王道の逃げ。相手本線は坪井。
◎松井 ○坪井 ▲中島 △寺田
3連単1-326-全


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本日の水神祭! 魚谷香織だ!

Sn4_0237♪わたしたち、こう見えて、勝負には、負けないわ♪とCMで歌っていた魚谷香織が、本当に勝負に負けないレースを見せてくれました! 1RでSG初1着! ブンブンブンブンブーンと先頭でゴールしましたよ!

Sn4_0303


というわけで、本日1回乗りの魚谷なので、勝利者インタビューが終わると即水神祭! 福岡支部の面々に、おっと、今村豊もいるではないか。SG初出場だった昨年は、今村からアドバイスを受けるシーンもたくさん見られた魚谷。支部が変わり、そうした場面は見られなくなったけれども、やっぱり後輩のSG初1着は嬉しいのでしょう。ま、なんだかんだと口出して、しゃべり倒して、その場の主役になってしまってるあたりが、ミスターらしさではありましたが(笑)。その今村に何か話しかけられて、「女の子だから手の置き場に困るなあ」と瓜生正義が言ってました。ミスターがセクハラまがいのことを言ったのだと思います(笑)。ほんともう、ミスター最高。

Sn4_0292というわけで水神祭。ゆりかごスタイルでゆらゆら揺らして、せーのでドッボーン。魚谷は水を飲んでしまったらしく、けほけほと咳き込んでいましたが、そんなの少しも気にならない、うれしーっ! と最高の笑顔を見せていましたぞ。これを機にきっと、SGでも大活躍を見せてくれるようになるでしょう。

Sn4_0326


魚谷香織選手、おめでとうございます。今節はもうひとつ上のステージ=準優を目指せ!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――優しき先輩

2011_0523_0629 1Rで魚谷香織が水神祭! 1マークでは阿波勝哉にまくられたものの、よく食らいついて、逆転を果たした。初のSG参戦から1年、とうとう達成した初1着に魚谷は最高の笑顔! プリティー! 水神祭の様子は、後ほどお伝えいたします。
2011_0523_0684 印象的だったのは、福岡支部の仲間たちが嬉しそうに笑っていたことだった。まあ篠崎元志はもともと同期だし、岡崎恭裕も同世代、日高逸子は女子選手仲間ということで、ここにいる面々はそもそも心安いところはあったのだろうけれども、福岡支部に移籍してまだそれほど時間が経っていないにもかかわらず、魚谷がすっかり溶け込んでいる様子が実に好もしく思えたのである。で、元所属の山口支部のスーパースター、今村豊も嬉しそうだったのが、これまた印象的。支部は変われどもかわいい後輩には変わりなし、ということだろう。

2011_0524_0985


 2R後、木村光宏が装着場の真ん中にひとりたたずんでいる姿があった。水面を向いているが、何を見ているのかはわからず、重成一人が展示航走中ではあったので、その様子をチェックしているのだろうと想像はしていた。
 そこに、着替えを終えた平高奈菜が歩み寄った。平高は2Rで5着。2号艇で、大嶋一也の前付けを入れはしたものの、3コース死守。結果には結びつかなかったが健闘したと思うし、長嶺豊さんもほめていた。だが、やはりレースに関しては首を傾げるしかないのだろう。平高はややうつむきながら、装着場にあらわれている。
2011_0524_1156 その平高に、木村が声をかけた。そして、アドバイスを送る様子で会話が始まった。もしかしたら、木村は平高を待っていたのか。
「キム兄は自分のことより他人のことばかり気にしている」
 そう言ったのは、木村と仲のいい平田忠則だ。2月、その平田と木村のトークショーにお邪魔し、木村ともほとんど初めてと言っていいくらいジックリと話をさせてもらったが、この人、本当に優しいのだ。本人いわく「自分は一匹狼」とのことだが、それはおそらく極度の照れ屋だから。いちど心を許した相手には、わが身のごとく、いやそれ以上に気を配り、心を尽くす男。それが木村光宏。そうしたパーソナリティを思えば、木村はほぼ間違いなく、平高を心配し、彼女がピットに戻ってくるのを待ち構えていたのだと思う。
 平高はその後、3Rの展示から戻った師匠の重成一人にもアドバイスを受けていたが、SG初参戦がこういう環境で本当に幸せである。敬愛すべき先輩たちの心をすべて受け止めて、平高はさらにさらに強くなるだろう。水神祭もあるかもよ。

 さて、hiyoちゃんが久々に降臨したので、やってしまおう「今日の峰竜太」。昨日は落水失格というさんざんのスタートだったが、今日の2Rは横西奏恵のまくりに乗ってのまくり差しで1着。まずは巻き返した格好だ。
 SG復帰戦となった昨年のダービーも、初戦は転覆失格だった。しかも選手責任で減点。それでも2走目から逆襲に転じ、準優に駒を進めたのは記憶に新しい。
2011_0524_0917「ダービーも最初は転覆から、そのあと巻き返したんだよね」
 そう声をかけたのは日高逸子。支部こそ違えど、九州の後輩。半年以上前のことを、ちゃーんと覚えてたのだ。佐賀からは単身参戦の峰だが、周囲には気にかけてくれる存在が確実にある。
「でも、今回は減点なしですから」
 そう、昨日の落水は選手責任外。ダービーよりはずっと好条件で仕切り直しができているのだ。しかも、2走目は1着なのだから、はるかに視界良好。それを知った日高も、へぇ~、と笑っていた。
2011_0524_1188 で、実をいうと、昨日の落水で峰は無傷ではなかった。ヘルメットが壊れるほど首を打っていて、首筋には傷痕が残っている。「めっちゃ痛いっす~」と見せてくれたが、生々しい傷痕であった。
 ただ、もちろんレースに支障はない。何より、1着を獲っているのだ。
「大丈夫っす! 1着がいちばんの薬ですよ~!」
 最高の笑顔でペラ調整に駆けだしたのだから、むしろ手負いの虎の強さを期待したいところだ。というわけで、hiyoちゃん、ご心配なく。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴極選』2日目

 どこまで続く、宇宙の真裏ブラックホール地獄。女子王座~名人戦~笹川賞初日でトータル的中2回、しかも3桁配当のみという競艇人生最悪の氷河期でフリーズしているHです。マジ、声も出ねっス。1RはSS石野から自信を持って攻めたらSドカだし、2RはA峰アタマ固定だったのに新妻ヒモが抜けてるし……>< うぅぅ、なんとか流れを変えねばっ!!
 今朝は3時半に起き、平常心だけを心がけてじっくり予想してみたんですけどね。ガチ勝負は
★6R16全・1全6
   ↓
★12R13全

 このコロガシ。つまりSSの石野&松井からS坪井と心中する構図。これがどっちもカスリもしなかったら、マジ進退を考えます!!
 それから、超無理筋の極選を一発だけ仕込んでおきましょう。

10R
 ①今村 豊
 ②秋山直之
★③太田和美
★④吉田俊彦
 ⑤菊地孝平
◎⑥木村光宏
進入612/345か162/345

 ドリーム2着で断然人気のミスターですが、実はインでの取りこぼしは少なくありません。常にターンマーク起こしの今村にとって、イン戦のS勘はちょっと別物なのですな。そして、このレースの6号艇は開会式で「進入から攻めます!!」と言い切った木村。こりゃどう考えても深くなる。今村は前付け艇が嫌いだから?1マークでも喧嘩にもなりやすい。ということで、今村絶対には程遠い波乱含みのレースだと思っています。ならば、前付けから何をやらかすかわからない木村で勝負。「スタ展やらず→本番イン強奪」も朝飯前の勝負師ですからね。ダメ元で一発狙うには格好のレーサーなんです。パワー的にも中の上はあるし! 相手は前半大敗で人気落とした太田と、朝特訓の気配(回り足主体)がかなり良かった吉田へ。

3連単★6-34-全

 憲吾牢どの、いつもすまねス……


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本日の“本紙予想”笹川賞2日目

おはようございます。Kです。どうもリズムが悪い……。

1R
1コース想定=魚谷 まくられ率17.8% 差され率31.1%
2コース想定=石野 逃がし率43.3%
鎌田の動き、阿波の伸びが気になるが、魚谷の水神祭を応援。
◎魚谷 ○石野 ▲鎌田 
3連単1-24-全

2R
1コース想定=飯山 まくられ率5.5% 差され率29.1%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.5%
平高が果敢に握れば、横西に連勝の展開。
◎横西 ○大嶋 ▲飯山 △太田
3連単3-516-全

3R
1コース想定=篠崎 まくられ率10.6% 差され率13.6%
2コース想定=原田 逃がし率37.9%
篠崎が踏み込んで逃走。中野が握って追走。
◎篠崎 ○中野 ▲重成 △原田
3連単1-342-全

4R
1コース想定=須藤 まくられ率11.3% 差され率13.2%
2コース想定=赤岩 逃がし率38.7%
須藤がしっかりと逃げ切る。赤岩が差して順走。
◎須藤 ○赤岩 ▲今垣
3連単1-24-全

5R
1コース想定=岡崎 まくられ率20.0% 差され率16.0%
2コース想定=今村 逃がし率38.1%
田中動いて内深くなるか。市川で穴狙い。
◎市川 ○石田 ▲岡崎 △田中
3連単4-316-全

6R
1コース想定=石野 まくられ率2.4% 差され率4.8%
2コース想定=横西 逃がし率37.9%
石野のイン戦は最強レベル。木村の自在戦が相手。
◎石野 ○木村 ▲坪井 △横西
3連単1-362-全

後半は後ほどアップとさせていただきます。


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2日目!

おはようございます。笹川賞も2日目です。尼崎は晴天に恵まれて、風も止んでいる。迫力のあるレースが見られそうですよ! 本日も盛り上がってまいりましょう!

2011_0524_0603全24場制覇が話題の今垣光太郎。ただし、それ以上に笹川賞には思い入れをもつ男です。ドリームは不本意なレースでしたが、今日からの巻き返しに期待したいところです。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――このドラマを目撃できた幸福

 いやはや、ものすごいことが起こった。
「うわぁっ! すごぉいっ!」
 ピットに歓声がとどろく。見ると、桐生順平と並んでレースを見ていた平高奈菜が、上気した様子で叫んでいた。目が合うと平高は嬉しそうに目を細め、2~3度うなずいてくる。こちらも頬がぐだぐだに緩んでいるのを自覚しながら、うなずき返す。
 今、バックであの二人が先頭争いを演じている!
 誰もが心の奥底で見てみたいと願い、しかしそうそううまくいくものでもないだろうと達観して捉えていた、そのシーン。
2011_0524_01442011_0524_0155_2 何よりもまず、まくり差しを狙う濱野谷憲吾のアタマを叩いて、実に狭いところを突き抜けてみせた横西奏恵の超絶ターンが、歓喜の源泉だった。そしてそれが、逃げた山崎智也のふところをとらえた瞬間、興奮はMAXになった。内に横西、外に智也。昨日からピットで何度も二人のツーショットを探し、追いかけたりしてきたけれども、本当に見たかったツーショットはこれに決まってる。二人がガチンコで勝利を奪い合う、世界最高のレーサーカップルの真骨頂が見たかったに決まっているのだ。
 しかも、態勢は内の横西に有利である。世界でもっとも美しい夫婦喧嘩、妻に軍配が上がりそうなのだ。スタンドからも大歓声がピットに響いてくる。平高もまるでファンのように興奮して見守っている。夫の沽券にかけても、智也は横西をまくって沈めようとしたようだ。これを横西がしりぞけた瞬間、歓声は全国の空に届きそうなほど、アツく高まっていた。
2011_0523_0695 これでワンツーフィニッシュともなれば、最高の結果ではあった。だが、物事はやっぱりそうそううまくいかない。神様はなかなか完全無欠の結果は与えてくれない。2マークで握って流れた智也を今村豊が差して逆転したのだ。「ワンツーなら最高の結果だったのに」と智也はレース後に惜しがっていたが、そして本当に惜しいけれども、智也が意地を見せようとした結果なのだから仕方がない。それでも智也は最後まで今村を延々と追いつめたし、3周2マークは切り返し気味に先マイし、一か八かの勝負に出ている。自分が敗れてしまった以上、本気でワンツーを獲りにいったのだ。
「今村さ~ん、最後までしつこくってすみませ~ん」
 智也はレース後にそう声をかけていたが、その今村がレース直後に「すげーっ!」と嘆息していたのを知っていただろうか。ドリーム戦インタビューで「智也が逃げて、横西がまくる。それを僕はいちばん近くで堪能したい」と言っていた今村は、展開こそ違え、そのとおりにもっとも間近で美しき夫婦喧嘩を“観戦”して、仲裁に入ったかのように(?)二人の間でゴールし、そして今村自身、全身全霊で逆転しようとした智也をガチンコでしりぞけた。「すげー」は最高の賛辞であろう。
2011_0524_1158 横西が1着でゴールした瞬間、平高がさらに嬉しそうに笑って出迎える準備を始めた。目が合うと、先ほどと同じように笑顔でうなずく。平高は、初めてのSGの舞台でものすごいものを目撃したのだ。必ずや、これが平高のキャリアの大きな大きな蓄積になるだろうし、刺激も受けたはずである。
2011_0524_0825 出迎えにあらわれた、同県の田村隆信も感激したように笑っていた。その田村に声をかけたのは服部幸男だ。「いや~、これはものすごいレースだっただろっ!」。興奮気味に服部がそう言っているのを見て、僕は卒倒しそうになった。服部がここまで心躍らせながら讃えたのだから、正真正銘、ものすごいレースだったのだ! 服部は時にその何気ない一言で、こちらを痺れさせる男である。それからわらわらとボートリフトに集まった選手たちも、一様に顔をほころばせていた。控室でもきっと、歓声がとどろいていたのだろう。
2011_0524_0564


 関東勢の出迎えに、智也はまず大きな苦笑を見せた。そして次の瞬間に、悔しそうな表情を作っている。これは珍しいことだ。ここで何度も書いてきたが、智也は笑うことで悔しさを覆い隠す男である。しかし、今日は素直に悔しがった。ボートがリフトに着いて、自分を囲む仲間たちに向かって智也が言う。
「盛り上がっただろ!?」
 そりゃあ盛り上がったに決まってる。仲間たちがうなずく。
「盛り上がっただろうけど、俺は負けてる、っていう」
 大きな苦笑とともに智也が声をあげた。本当に悔しい敗戦では、智也は笑う。では、悔しがる智也は、その敗戦をどう受け止めているのかというと、これはもうこの人が相手の時しかないのではないか、と思えてくる。
 もっとも負けたくない相手。同時に、相手の勝利を心から祝福したい相手。もっとも認め合っていて、もっとも強い絆で結ばれている存在。そんな相手に、SGドリーム戦で智也は敗れた。智也は悔しがりながらも、どこかでこの状況を楽しんでいるのではないか、と思った。
2011_0524_0548 エンジン吊りを終え、控室へと向かう二人が、一瞬だけ視線を交わした。横西はまだヘルメットをかぶっていたので表情はほとんどうかがえなかったが、智也は何とも言えない深い笑みを目元に浮かべていた。悔しそうでもあり、しかし妻の勝利をねぎらっているようでもあり。うん、この二人はやっぱり世界一麗しいビッグ・ボート・カップルである! そしてこの笹川賞ドリーム戦は、世界一美しい夫婦喧嘩であるとともに、歴史に残るスーパー名勝負である! レース後、横西は1周バックの競り合いを「面白いことになったなって思った」と笑い飛ばしていたが、奏恵ちゃん、あなたが思っている以上にすごいことをやってのけたのですよ! そして、この歴史的レースで1着を獲った横西奏恵の笑顔は、まさに大仕事を果たした充実感にあふれていた。最高に輝いていた! きっとこの夫婦の間でこのレースのことは、ともに白髪の生えるまで、語り続けられるんだろうなあ。
 このレースを目撃できて、本当に幸せでした!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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尼崎笹川賞TOPICS 初日

史上最強の夫婦喧嘩??の果て
山崎家のカカァ天下、確定!

2011_0524_0515  艇界以外の人々も、大いに注目した12Rドリーム戦。夫・山崎智也が貫禄の逃げを決めるか、新妻・横西奏恵が尻に敷くような一撃を食らわせるのか?? まあ、実際にはそうそううまく「夫婦競り」なんかにはならないだろう、などと思っていたのだが……それは、マジで起きてしまった!!!!
 夫婦喧嘩の起爆剤は、今垣光太郎のS凹みだった。勇躍、「智也だけ目立たせるわけにはいかん」とばかり東都のエース濱野谷憲吾がまくり差しのハンドルを入れる。

2011_0524_0565 それが届くかと思った瞬間、男勝りの身体能力を誇る新妻の2段まくり差しが突き刺さった。バックでは完全に夫婦の一騎打ち! ここが教会ならふたり仲良くウェディングロード&ライスシャワーってな光景なわけだが、実のところはまったくの正反対。夫が妻を絞り潰そうとし、妻が夫を外へ弾き飛ばそうとしているのだから、見ているほうは複雑な感じ。でも、楽しい。予測のつかない展開に胸が躍る。ふたりだけの激辛ランデブーは2マーク手前まで続く。
「こ、このまま2マークまで全速で競り合ったら、夫婦揃って消波装置に激突するかも?」
2011_0524_0425  そう思ったのは、私だけではないはずだ。新婚カップルは仲良く、いや、仲悪く並んで2マークを旋回した。その最大の山場で……ツケマイを放った智也が、ちょっとハンドルを緩めたような気がした。もちろん、そうだとすれば、それは妻を気遣ったというより、さらなる大競りでの自滅を未然に防ぐ安全策だったと思う。この瞬間、どこまでも張り倒す気満々に見えた妻の勝ちが確定した。2マークで失速&流れた夫は、プリンス今村にも交わされて3番手に。その奪われた2番手を取り戻すべく、智也はあの手この手でプリンスを追撃している。その光景は、やんちゃなミスターが新婚夫婦に割り込んでちょっかいを出し、智也が「も~やめてくださいよ~」とたしなめているように見えた。
 が、智也はマジで夫婦ワンツー決着を狙っていたのだな。最終ターンマーク、智也は最後の大技を仕掛ける。内に行くと見せかけて外に持ち出し、ミスターの注意を完全に外に向けておいての再度のイン切り替えし。短時間で内・外・内の3段フェイントって、どれだけ競り勝ちたいのか、智也! 私はしばし夫婦のことなど忘れ、このウルトラE難度のドリブル攻撃に見とれていた。そして、その奇襲を冷静沈着に小回りで差したミスターにも……そう、コレってSGシリーズの中でも最高峰のドリーム戦なのだった。
 とにもかくにも、夢の夫婦対決は妻の圧勝! 夫にとっては屈辱だったかもしれないけれど、ウイリアム王子のウェディングキッスよりも激しく美しく見ごたえのあるランデブーだった、と私は思う。

素晴らしい“友人セレモニー”も!?

2011_0524_1229  この劇的なドリーム戦を盛り立て、その結果を予言するかのように、今日は新妻の仲間たちが大活躍したな。まずは、76期代表として、瓜生正義がピンピン連勝発進。2コース差し&イン逃げという好枠での勝利ではあったが、鮮やかな祝砲だ。

2011_0524_0831魚谷智之も2、3着で、ふたり揃ってオール3連対の好発進。 え、もうひとり? そう、同期でいちばんやんちゃな原田幸哉だけが、5、5着とご成婚ムードを盛り下げてしまった。もしかしたら、76期のアイドルを智也先輩に奪われて、スネていたりして?? んなわけありませんな。幸哉のパワーは可哀想なくらい酷かった。同期とか結婚云々などの余裕なんぞ1ミリたりともない初日だったことだろう。

 続いて、女子軍団。ナデシコたちの成績は、こんな按配だった。

2011_0524_0841 日高逸子…②④
横西奏恵…DR①
海野ゆかり…①
永井聖美…③
魚谷香織…失③
寺田千恵…⑤
平山智加…⑤
田口節子…⑥
平高奈菜…⑥

2011_0524_0589  いきなり1Rで海野が逃げきるという、素晴らしいオープニングセレモニー。まあ、その後はピンからキリまで明暗くっきりという感じだったわけだが、今日飛び出した3発の万シューは女子レーサーの演出によるもの。「笹川賞は女子が穴を開ける」というセオリーどおりではあるが、150倍→300倍→350倍と、なかなかに派手な3段ロケット型の打ち上げ花火だった。ま、最後のドッカーーーンは新婦の自作自演だけれどもw

独断パワー診断

 最後に、前検パワー診断の検証をば。正直、以下の成績でわかるとおりまったくの不振でした><

2011_0524_0497 SSランク(前検横綱)
★★★松井繁…④
★★★石野貴之…④

Sランク(超抜)
★★須藤博倫…④
★★中野次郎…④
★★坪井康晴…③
★★山口剛…①

Aランク
★日高逸子(伸びSS)…②④
★峰竜太…転
★湯川浩司…⑤①
★阿波勝哉…⑥⑥

 行き足がこなかったアワカツの⑥⑥は織り込み済みだけど、とにかくSSのふたりが舟券に絡めなかったのでは話にならない。「2人とも6号艇6コースで、まくり差しを狙ったが完全に前が塞がった」というまったく同じ境遇ではあったのだが、SSならそれでも3着には追い上げてほしかった。まあ、展開が展開なだけに、据え置き。須藤も次郎(今日の特訓を見る限りではSS節イチ!)も同じように展開に泣いたので(←すべて私が買ったせいなのか)全員据え置きにしておこう。明日こそ、頼んだぞーーー!!!!(Photos/中尾茂幸)


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“本紙予想”笹川賞初日後半

7R
1コース想定=湯川 まくられ率8.5% 差され率25.5%
2コース想定=寺田 逃がし率32.0%
辻が3コースから攻めれば秋山の差しが届く。
◎秋山 ○湯川 ▲辻 △篠崎
3連単4-136-全

8R
1コース想定=魚谷 まくられ率16.4% 差され率16.4%
2コース想定=坪井 逃がし率37.9%
魚谷が地元の意地見せる逃走劇。
◎魚谷 ○坪井 ▲池田
3連単1-23-全

9R
1コース想定=石渡 まくられ率15.4% 差され率13.5%
2コース想定=鎌田 逃がし率45.5%
阿波の伸び次第だが、石渡が鎌田をカベにして逃げ切ると見る。
◎石渡 ○鎌田 ▲中島 △原田
3連単1-236-全

10R
1コース想定=菊地 まくられ率3.8% 差され率19.2%
2コース想定=服部 逃がし率51.7%
服部の逃がし率高く、菊地がS決め一気逃げ。
◎菊地 ○白井 ▲服部 △山口
3連単1-425-全

11R
1コース想定=瓜生 まくられ率6.8% 差され率16.9%
2コース想定=太田 逃がし率47.1%
太田の逃がし率が書く、瓜生が速攻逃げ。
◎瓜生 ○赤岩 ▲岡崎 △太田
3連単1-342-全

12R ドリーム戦
1コース想定=山崎 まくられ率6.0% 差され率22.0%
2コース想定=今垣 逃がし率36.7%
山崎がインから渾身の走り見せる。横西との夫婦ワンツーは応援したいが、相手本線は松井。
◎山崎 ○松井 ▲今垣 △横西
3連単1-624-全


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THEピット――声もかけられないほど

2011_0523_0566 ボートリフトに自艇を乗せ、操縦席に乗り込む湯川浩司。係員さんがスイッチを操作すると、びぃぃぃんと音を立ててリフトが下に下がる。
 着水。それまで装着場で調整をしていた湯川、ここからは水の上での調整だ。しかし……。
 ピクリとも動かない湯川の艇。いや、艇が動かないのではなく、湯川はモーターを始動させようともしていないのだ。ふつう、着水したらすぐにスターターロープを引いてモーターを動かし、ゆっくりと係留所へと向かうもの。しかし湯川は着水した場所でたたずんでいるのだ。
 やがて、湯川は右左をキョロキョロと眺め回し始めた。それに合わせて、係員さんもキョロキョロキョロ。二人とも何かを探している様子だ。
 このとき、試運転用の係留所がどこも空いていなかったのだ。つまり満艇状態。なのに着水してしまった湯川は、動くことができない。どこか空いているところはないものかと、キョロキョロする湯川と係員さんだった、というわけなのである。
 これぞまさしくSGの初日の光景。調整や試運転をするにもとにかく素早いSGレーサーたちは、初日にこそもっともよく動く。もちろんそうしなければ簡単に置いてけぼりを食うほどレベルの高いステージだということもあるし、多くの選手はそうしたルーティンが体に染みついている。
 言っておくが、湯川がもたもたしていたわけではない。これは3R後の光景で、2Rに出走していた湯川はいったんボートを陸に上げて調整をし、そして急いで水面に出ようとしていたのだ。ところが係留所は満艇。湯川も途方に暮れたことだろう。
2011_0523_0872 係員さんが何かに気付く。リフトのすぐ隣の係留所にあった峰竜太が、6Rに出走することで、展示用ピットのほうに移動することが可能だったのだ。係員さんは峰に移動を懇願、峰はすぐに快諾すると、艇をゆったりと展示用のほうに走らせた。ようやく湯川はモーターを始動させ、峰に目で礼を言うと、やっとこさ係留所での作業に取り掛かれたのであった。

 とにかくあわただしく過ぎていく初日の前半戦。右へ左へと走る選手は頻繁に見かけるし、先述のとおりに係留所は選手だらけだし、当然試運転のエンジン音も響きっぱなしだし、装着場でも多くの選手を見かけて、なんだか“選手酔い”してしまいそうである。
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 そうした状況だから、選手の集中力もすごいものがある。装着場でモーターと向き合っていた今垣光太郎に挨拶の声をかけたら、返事がなかったりして。普段は光ちゃんのほうから挨拶してくれたりするのに、こんなことは初めて。もちろん無視してるわけじゃなくて、こちらの声に気付かなかっただけではあるが、つまりはそれほど夢中になっているのである。
2011_0523_0720 濱野谷憲吾とすれ違ったので会釈をしたら、なんだかやけに厳しい表情だし、同郷の飯山泰に声をかけようとしたら、やっぱり鋭い目つきで整備室に駆け込んでいってしまったし、わりと顔なじみの選手でもとても呑気に話しかけられる雰囲気ではない。濱野谷も、そのときはペラを手にしており、次の調整に取り掛かろうとしていたときだったから、会釈自体が面倒くさいものに感じられていたかもしれない。実はヒゲのことを聞こうと思っていたのだが、聞かなくてよかった……。
2011_0524_0104 声もかけられないといえば、菊地孝平もすごかったな。実は、菊地にはつい先日、インタビューをしたばかりなのである。いつもどおり快活で優しくて聡明で、時にジョークを飛ばしながら語り合ったものである。だが、ピットに入れば、そんなことは関係なくなる。早くも“モード”に入っている菊地は、レース前には寄らば斬るぞの雰囲気を醸し出しており、その表情を見るだけで声をかける気が一気に失せる。レース後、不本意な成績に終わった菊地は、やはり透明なバリアを張ったかのように他者を寄せ付けないムードで、露骨に悔しさを噛みしめながら控室へと足早に去って行ってしまった。インタビューのとき、撮影をした山田愼二カメラマンが「なんか、雰囲気が松井に似てきたね」なんてファインダー越しに言っていたものだが、そういう領域に入りつつあるのかもしれないな、菊地孝平は。

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 で、そんななかでもにこやかに笑いかけてくる岡崎恭裕の大物感にも驚かされるわけである。1Rを走って数十分経った頃のことだが、「こんちわ~」といつもとまったく変わらない様子で歩み寄ってきたのだから、岡崎らしい。調整にあわてた様子もそれほどないし。こうした感じで大仕事を成し遂げてしまうあたりが、ニュータイプのヒーローということなのだろう。前年度覇者。もちろん今年も脅威の存在。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の穴・極選 初日

 尼崎ガード下の串揚げでエネルギー補填バッチリのHです。雪が降るかと思うほど寒かった昨日から気温がグッと上がり、それに連れて気配の変わった艇がいくつかありました。今朝の特訓で凄かったのが中野次郎。SS石野より強めだったと思います。また、ワースト級に指名したテラッチも伸びがきました(テラッチにボコられた田口がひどいという可能性も少々)、田村も昨日とはまるで違って見えましたが、まさか3コースからまくり差しが突き刺さるとは……。で、今日の狙いはもちろん、この男。

8R
 ①魚谷智之
★②坪井康晴
 ③池田浩二
 ④田口節子
◎⑤中野次郎
 ⑥平山智加
進入123/456

 内3艇にSGレーサーが揃ったここは、人気の盲点・ジロちゃんが絶好の狙い目。スリットから田口を叩ききってしまえば、1マークで自在に突き抜けられるはず。その戦法によって相手が変わりそうですが、昨日Sランクに指名した坪井の回り足を信頼しましょう。怖い怖い「池の魚」には目を瞑ってウラオモ勝負。もしも魚ちゃんのアタマ勝負と決めている方は1-5を押さえたほうがててと思いますよ~。

3連単★5=2-全


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メッセージいっぱいの選手紹介

2011_0524_0148 選手紹介が全員終わったあとの恒例となっている、選手宣誓のあいさつ。今節は、鎌田義がこれを務めました。
 にこやかに前に進んだ鎌田でしたが、やがて神妙な顔つきになると、東日本大震災の被災地、被災者へ向けての思いを語り始めています。そう、笹川賞は今年最初のSGであると同時に、震災後に迎える最初のSGでもあります。そして、その舞台は鎌田も口にした通り、奇しくも17年前に阪神淡路大震災を経験している尼崎。「このような大きなレースが開催できることは幸せ」と鎌田も言っていましたが、必然のようにも思える尼崎から東日本へ思いの発信は、きっと多くの人に力を与えてくれるでしょう。そう、笹川賞自体が東日本への、日本へのメッセージなのです。
 カマギー、カッコよかったぞ!

 
2011_0524_0017桐生順平
「埼玉代表、東北出身の一人として、東北の人に元気を与えられるよう頑張ります」
 SG初出場の桐生は、福島県の高校を卒業し、ボートレーサーになりました(お兄さんは福島在住の競輪選手・桐生卓也)。桐生もまた、尼崎から思いを発信していく一人になるはずです。

2011_0524_0065平高奈菜
「ふーてんろくで始まって、4年経ちました」
 もう一人のSG初出場は平高奈菜。ふーてんろく、とは、不完走、転覆、6着。デビューから3戦の成績で、さらに4戦目は落水です。最悪のスタートを切りながら、4年後こうしてSGの舞台に立っている平高の走りもまた、多くの人たちを元気づけるはず! 

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永井聖美

「みんなのためにがんばるニャン」
 おぉ、聖美ちゃんのニャン復活! 私はめちゃくちゃ元気になりました、はい。

2011_0524_0058寺田千恵
「先日、子どもの運動会で一生懸命走ってる姿に感動しました。私も一生懸命走ります」
 テラッチの一生懸命な走りで感動したい! ようするに大事なのは結果じゃないってことですよね。

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木村光宏

「進入で見せ場つくります」
 木村ミッチーの果敢な進入は確実に水面を盛り上げ、それがまた感動を生む。がんがん動いて、選手も我々も幻惑させちゃってください!

2011_0524_0126松井繁
「尼崎のSG連覇めざして頑張ります」
 王者がこういうコメントを出すのは珍しいような気がしますね。気分上々のサービス精神?
 そして本日のベストコメントは……。

2011_0524_0132横西奏恵
「水の上では先輩も夫婦もない!」
 よう言った! ドリーム戦での派手な立ち回りを期待してますよ!
 ということで最後は旦那さん。

2011_0524_0142山崎智也
「6日間楽しんで帰りますので、みなさんも6日間楽しんでください」
 はい、みなさん、ともに6日間、元気いっぱいに楽しみましょう! (PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”笹川賞初日

ども! Kです! SGです! “本紙予想”はSGでも新概念データを駆使しての予想をさせていただきます。正直、最近は一時の勢いはなくなっているのですが、しかし名人戦でも2マンシューを的中させたことですし、ここから再浮上!の気合でガンバリマス。今節もどうぞよろしく。

1R
1コース想定=海野 まくられ率5.8% 差され率17.3%
2コース想定=吉田 逃がし率28.9%
吉田が2コースから絶品の捌き。
◎吉田 ○海野 ▲服部 △秋山
3連単2-135-全

2R
1コース想定=木村 まくられ率13.6% 差され率12.3%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.9%
阿波の伸び次第ではあるが、魚谷のセンター差しを狙う。
◎魚谷 ○湯川 ▲木村 △大嶋
3連単4-213-全

3R
1コース想定=白井 まくられ率10.3% 差され率12.1%
2コース想定=石橋 逃がし率33.3%
白井がインから渾身逃走。相手本線は須藤。
◎白井 ○須藤 ▲田村 △篠崎
3連単1-534-全

4R
1コース想定=重成 まくられ率10.6% 差され率19.1%
2コース想定=瓜生 逃がし率20.6%
瓜生の逃がし率低い。菊地がカドから自在に攻め切る。
◎菊地 ○瓜生 ▲中島 △重成
3連単4-261-全

5R
1コース想定=市川 まくられ率10.0% 差され率22.9%
2コース想定=寺田 逃がし率34.2%
原田が3コースからまくり差してSG復帰勝利。
◎原田 ○市川 ▲寺田 △井口
3連単3-124-全

6R
1コース想定=田中 まくられ率11.1% 差され率40.0%
2コース想定=吉川 逃がし率48.1%
田中が吉川をカベにして逃走。赤岩がコース動いて攻め追走。
◎田中 ○赤岩 ▲桐生 △峰
3連単1-645-全

後半はのちほど!


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初日です!

おはようございます。いよいよSG開幕! 笹川賞の初日を迎えて、尼崎は昨夜の雨も上がりました。さあ、初夏の日差しを浴びながら、2011ファーストSGをおおいに盛り上げていきましょう!

2011_0523_0183ディフェンディング・チャンピオンの岡崎恭裕。あの衝撃からもう1年経つんですね……。(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の「笹川賞 前検を斬る!!」

 昨日、東京王子のスロモンキーターンで丸裸にされ、尼崎までの新幹線代をY氏から借りてなんとか現地に辿り着いたHです。くぅぅぅ、幸先悪すぎっ><
 ってなわけで、笹川賞は初日から勝負賭け!! ほとんど足合わせに立ち会えなかった名人戦の反省を踏まえ、今日の前検では目を皿のようにしてほぼすべての足合わせを吟味しました。尼崎の記者席は7階で実に見やすいので、それなりに信頼できる診断だと自負しております。前検横綱は……最近リズムひといきのキング様で決まり!!!!

SSランク(前検横綱)
2011_0523_0661 ★★★松井繁…王者がもっとも重視しているターン出口からのレース足。これがどうみても超抜仕様だ。ココの足が完璧なときの松井の強さは言うまでもなし。おそらく、準地元での久々のSGに完全にターゲットを絞ってペラ叩きをしてきたのだと思う。内寄りならアタマ、外コースなら1~3着を柔軟に狙いたい。
2011_0523_0752 ★★★石野貴之…これまた大阪。最近、いつでもどこでも抜群になる石野セッティングが、前検でも炸裂していた。どこがどうというより、全部が水準以上。石野のスピードを加味すればどこのコースからでもアタマ狙いできるぞ。松井との対決が楽しみ!

Sランク(超抜)

2011_0523_0791  ★★須藤博倫…その石野と合わせて唯一対等に近い気配を見せたのがヒロリン。こちらも最近絶好調だが、そのまんまの破壊力を漂わせていた。回った瞬間の部分だけちょっと石野に分があるように見えたのでSだが、SS昇格もありえる。いよいよ悲願成就のときがきたか!?
2011_0523_0821 ★★中野次郎…これはハッキリ出足→行き足の部分、つまりセカンドの足が素晴らしい。あの足があればスタートも難なく合わせられるはずで、スリット~1マークまでに主導権を握って攻める。

2011_0523_0778_2 ★★坪井康晴…好バランス。とりたてて突出した部分はないが全部しっかりしているので策士タイプの坪井にぴったりの足だと思う。例によって、6コースでのヒモ付けが妙味とみた。
★★山口剛…足合わせではAレベルと見ていたが、スタート特訓での出足~行き足を見て文句なしの昇格を決めた。おそらく中野によく似たタイプで、スタートから主導権を握りやすい足。常に何をやらかすかわからん勝負師がこのパワーなら、アウトからアタマで狙うのが妙味。

Aランク

2011_0523_0756 ★日高逸子(伸びSS)…とにかくテラッチを軽く2艇身千切り捨てた伸びにビックリ仰天。すぐに「S、伸びSS」のシルシを付けたが、出足も重視するタイプであること、さらにテラッチがワースト級だと判断したのでAにしておく。この伸びを生かした攻めに徹してほしい気もするが、どうか。

2011_0523_0873 ★峰竜太…湯川と合わせてまったく同じ足色。こういうときは「ふたり揃ってどんなレベル????」ということになるのだが、湯川が田村を軽くやっつけたことから類推して、峰も上位級と判断した。「推定A」という感じ。

2011_0523_0565 ★湯川浩司…となれば、こちらも当然ランクイン。ただ、いつもの「前検王子」のような行き足はあまり感じず、他より半艇身ほど強めというムードか。この程度では得意の「スタート覗いて全速攻撃」には今一歩足りない気がする。明日以降に注目だ。
★阿波勝哉…伸びることは伸びるが、現時点では完全に後伸び。スリットと1マークの中間あたりから恐ろしく伸びはじめる。その付近で飯山を一瞬にして1艇身千切り捨てた足は魅力なのだが……とにかく伸びはそのまま、スリット付近での行き足を付けてほしい。そうなれば、予選突破どころか優勝まで可能なバイオレンスパワーになる。

 以上の10名が今節の「前検ファミリー」。次点候補は平高奈菜(こと伸び足に限っては脅威)、篠崎元志(やられた相手がSS石野)、今村豊(松井にちょい負け、石渡ブッチギリ)、井口佳典(田村を完封)という感じ。
 逆にレースで切り捨てざるを得ないワースト候補はテラッチ、石渡、田村、岡崎、石橋あたりか??
 ではでは前検タイムをば。

前検時計トップ10

①日高逸子 6・58
2011_0523_0431  阿波勝哉
③峰 竜太 6・60
④須藤博倫 6・61
⑤横西奏恵 6・62
 松井 繁
 木村光宏
 石野貴之
⑨辻 栄蔵 6・63
 湯川浩司
 篠崎元志

 おお、トップ11人中、前検ファミリーが7人も?? これは当欄の新記録だと思いますが、そのまんま成績に直結してくれるのか?? ちなみに松井の伸びはどう見ても水準レベルなので、このタイムの良さは前半部、つまりターン出口~スリットまでのレース足の強力さを証明しています!

ワースト5

①今垣光太郎 6・82
②魚谷智之  6・77
 重成一人
 田口節子
 石橋道友

 今垣はまあ、いつものことなので深刻に考える必要はないでしょう。田口もこんなに悪い足じゃありません。前検であまり悪い時計を出さないイメージのある魚谷が、ちょっと心配ではありますな。ではでは。(Photos/中尾茂幸)


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THEピット――日常

2011_0523_0616 もっとしみじみするかと思っていた。
 松井がいる、光ちゃんがいる、智也がいる、憲吾がいる、瓜生がいる、服部がいる、湯川がいる、岡崎がいる……SGが始まる! はからずも5カ月ぶりとなったSG。怒濤のSGラッシュに慣れた身にとって、このブランクはなかなか長かった。というより、この5カ月の間に起きたことが、こちらをちょっと違った心境にさせていた。非常事態のなかで、予定通り開催されることとなったSGを、少し大きくとらえていたのかもしれない。
 だが、ピットに身を置きながら僕は、意外にも淡々とした心境になっていたのだった。つまり、僕は年に8回もあるSGという「日常」を感じていたのだろう。そう、日常。被災地ではいまだ非日常が続き、苦難の終点もまだ見えてこないわけだが、しかし我々は日常に戻っていく必要があるだろう。こうしてトップレーサーたちが前検で飛び回る姿を見つめるのは、僕にとってたしかに日常の中のルーティンであった。そこに戻れたことに感慨はたしかにあったが、だからこそ僕は以前と同じように、同じ心持ちで彼らの動きや姿を眺めることができたのだと思う。
 笹川賞は「東日本大震災 被災地支援競走」である。ボートレースの日常的営みが、必ずや支援となっていく! 我々はこの日常を、おおいに盛り上げ、おおいに満喫しなければならないだろう。

2011_0523_0782 などと堅く書き始めちゃったけれども、SGは同時に非日常でもある。何しろ、最高峰の一戦なんだから! しかも、笹川賞にはほかのSGではあまりお目にかからない面々もそろっている。やっぱり女子選手がたくさんいると、目が奪われてしまいますな!(現在のボートレースのCMの魚谷香織、私の周囲のボートファンでない人から大好評です。かわいい!って) 阿波勝哉のたたずまいも素敵です! 桐生順平、今年の下剋上の主役はキミだ! などと、笹川賞らしいフレッシュな顔ぶれに、期待感も増してくる。
2011_0523_0796 原田幸哉が、ここに戻ってきたことも嬉しいことであった。思い出す一昨年賞金王トライアルでのフライング。あれから原田は、この舞台を離れた。その間には顔を合わせたり、電話で話したりしたこともあったけれども、やはりSGのピットでその顔を見ると、あるべき場所に帰ってきたという思いがこみ上げるものである。そしてまた、原田自身、本当はきっと深い思いがあるに違いないのに、ごくごく平常なたたずまいを見せているあたりがトップレーサーらしい。そう、ここにいるのが当たり前という風情で過ごすことこそ、今節の原田がしなければならないことのひとつなのだ。
2011_0523_0871
 非日常ってわけじゃないけど、濱野谷憲吾のヒゲも新鮮ですな。いつだったか、前検にヒゲ面であらわれ、初日にはもう剃ってしまっていたことがあったけど、今回はどうするのだろう。「大嶋一也のマネしたんですかね?」「いや、木下繁美だろう」などとチャーリー池上カメラマンとバカ話に興じる私は、実は内心「俺のマネした」と思ったりしている……てなことはどうでもいいか。ま、SGのたびに違う髪型であらわれる憲吾だけに、その一環ではあるのだろう。ただ、オシャレというより何かの決意に見えるのだが……気のせい?

2011_0523_0309 さて皆様、待望のビッグカップルのツーショットでございます。やはり話題沸騰ということで、あえて撮影のタイミングが設けられ、さらにドリーム戦共同会見は異例のダブル会見となった次第。こうして報道陣の視線を集め、カメラの放列に面と向かうと、奏恵ちゃんはやっぱり表情が硬い。まあ、気持ちは非常によくわかります。
「今まで何度も一緒に走ったことがあるし、ドリーム戦も二人だけのレースというわけではない」
2011_0523_0642 奏恵ちゃんの言葉はまさしく正論であり、しかしそれ以上の注目を集める対決であることも必然である。きっと居心地の悪さは今節しばらく続くだろうが、それを乗り越えて頑張ってほしいし、この宿命を受け止め跳ね返す義務があるとも思う。
 それにしても、智也の自然体は実に男っぽく見えたぞ。奏恵ちゃんもかなり芯はしっかりした人だと思うが、二人並ぶと智也の芯を貫く男気みたいなものが非常に強く感じられるのだ。いい旦那なんだろうなあ、きっと。そして、智也は確実にこの結婚でパワーを得たのだとも改めて思った次第だ。
 もちろん、明日からも二人の動向はおおいに気になるし、あえて気にする所存であるが、それ以上にレーサーとしての“相乗効果”を見てみたくなったぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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なんて華やかな抽選会!

2011_0523_0235_2   笹川賞のモーター抽選会は、他のSGよりはるかに華やかだ。いきなりガラポン機を回し始めたのが平高奈菜ちゃん、桐生順平をはさんで平山智加ちゃん……その後ろで2011_0523_0237 は篠崎元志と魚谷香織が仲むつまじく何事かを話している。う~ん、こんな華やいだSG、あっていいんっすか?? で、そんな彩りは新鋭たちばかりじゃないのだな。湯川浩司に何事かをからかわれた田口節子がパチンと湯川の肩を叩いてみたり、寺田祥の2011_0523_0261 後ろにぴったりくっ付いた池田浩二が寺ショーの首筋(うなじ部分)に<ふぅぅぅぅ、ふぅぅぅぅ>と息を吹きかけてみたり、ガラポン機を回す寸前の魚谷智之の背後から原田幸哉が両手を回して目隠ししたり……とにかく、みんなそれぞれに華があるのだな。笹川賞に選ばれる要素の中で、この「華」というのがかなりデカいような気がするのだがどうだろう。ただ、いちばんの注目株、バリバリ華やかでなきゃならない智也&奏恵夫婦は、むしろ「あまり目立たないように」という風情で俯きながら静か~にガラポンを回していたけれど。
2011_0523_0242_2   とにかく和気藹々の抽選会だったわけだが、その理由のひとつは「モーターを下ろしてからまだ1、2節」ということもあるだろう。そんなデータで節イチ~ワーストまでわかるはずもない。ただ、山口剛が4号機を引き当てたときだけ、「おおっ」「うわ」「ほぉぉ」などの歓声嘆声があちこちから聞こえてきた。まだ2節とはいえ、複勝率86%優出率100%、さらに前節で富山弘幸がパーフェクトV達成というゲンの良さまで備えたモーターだ。山口の真後ろにいた石野貴之が「ッキショ、1個前に出されたか~」と呟いたのが印象に残った。
 ではでは、ここで私が勝手に選んだよさげなエンジンを6機ほど。もちろん過信は禁物で、参考程度にご覧いただきたい。

2011_0523_0268 4号機…前節・富山弘幸が8連勝完全V!!=山口剛
3号機…1分46秒4の好タイム=阿波勝哉
10号機…2節連続優出中=篠崎元志
24号機…前節・西和則が抜群仕様=大嶋一也
20号機…前節・北川幸典が抜群仕様=寺田祥
60号機…前節・田中定雄が優出=山崎智也

 うむ、3号機のアワカツがかな~り楽しみだ。最後に、どうでもいい話だけど、濱野谷憲吾がどんどんメキシカン風になっている気がするのは、私だけか??

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SGが始まるなぁ……選手来場!

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 尼崎一番乗りは今垣光太郎! 初っ端に登場のドリーム戦士、ファンに囲まれて愛想を振りまく光ちゃんを見ながら、「SGだなあ……」としみじみ感じるのであった。
 総理大臣杯が中止となり、これが2011年最初のSG。ほとんどの選手とはこれが今年の初対面であり、例年よりは2カ月ほどそれが遅れることとなっている。その分だけ、SGの到来が、すなわちボートレース界の日常が戻ってきたことが、ほんわかと感慨深いのである。
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 そう感じさせるもう一人は、やっぱりこの人。松井繁。王者とは1月の徳山クラウン争奪戦で顔を合わせているが、全国発売GⅠ3連発を間にはさめば、やはりこの人の顔がSG開幕を実感させてくれる。前回の尼崎SGは王者の優勝(09年ダービー)。今年はもうひとつエンジンがかかりきらない松井だけに、この地で全開にもっていきたいところだろう。

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 笹川賞ならでは、といえば、やはり女子選手の大挙参戦であろう。どういうわけだか、女子選手はまとめてドンと尼崎に来襲。オールスターSGに華を添える彼女たちの存在はやはり目を引くというものだ。
 おっと、テラッチがこっちを見てニッコニコだぞ。
「最初に触っておこう~~~~」
 もちろんスリスリと触ったのは、テラッチの活躍の源であるワタクシの腹であります。レース場到着と同時に触ってきたのは初めてじゃないかな~。皆様、これで寺田千恵の活躍は約束されたようなものであります。
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 女子の集団よりひとあし早く到着していたのは、香川支部の新人王コンビ「チームひらひら」こと、平山智加と平高奈菜。皆様、宣伝です。現在発売中のBOATBoy6月号はこの二人のライバル対談であります。どうぞよろしく。
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 ということで、二人とはじっくりとご挨拶。平高は「こんなジコパンで来ちゃってすみません」と苦笑いしていた。前節の地元周年でFっちゃってたからなあ……。メゲずに初のSGを満喫してほしいものであります。

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 笹川賞ならではというなら、個性派や若手の登場、というのも含まれるか。そうです、阿波勝哉の登場です! 尼崎はもちろん、チルト3度が使えるコース。伸びるモーターを引き当てて、ぐわんぐわん大まくりを放ってくれれば、それは間違いなく日本に元気を与える。相も変らぬ男っぷり満点の表情は、SGの舞台でこそ引き立つと改めて感じた次第だ。
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 若手といえば、桐生順平がSG初出場! 新鋭王座でおおいに名前を売った若武者が、この笹川賞で最高峰の舞台を体験する。宮島では新鋭王座初出場ながら、その堂々たるふるまいに感心させられたものだが、SGではやっぱり初々しいな~。時にふてぶてしくも見える表情が、少し緊張気味に見えたのは気のせいか。しかし、それで当然。真っ向勝負でSGに新風を吹かせてほしい。

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 さてさて、この笹川賞、皆様が気になっているのはこの人たちではございませんか? そうです、スーパービッグカップル、山崎智也&横西奏恵であります!
 結婚後初の揃い踏み、しかも史上初のSGドリーム夫婦対決! 昨日はともに前夜祭に参加したわけですし、当然仲良くレース場入りするはず!
2011_0523_0165 ……なのですが、どうやら別行動だった説が濃厚なのですね。ちゃんと確認はできなかったけれども、たしかにレース場には時間差で入ってきた二人。う~む、熱烈ツーショットを見たかったな~。先に入ったのは山崎智也で、表情はいつも通り。遅れて女子選手軍団と同時に入った奏恵ちゃんは、なんか表情が硬いような。そりゃあ、騒がれるのはわかってるから、意識しちゃってもおかしくないよな~。
 今節、どこかでツーショットが見られるはずなので、その際はお伝えする所存だが、当人たちは歓迎しないのかも。しかしこのビッグカップルの存在が艇界を盛り上げるわけだから、彼らに怒られても大きく取り上げる所存です! そして、夫婦優出を期待して応援するぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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尼崎です!

おはようございます。取材班は先ほど、ボートレース尼崎に到着いたしました。明日から始まるSG笹川賞! 本日の前検から最終日優勝戦まで、ここ尼崎より取材・更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

Cimg5390今日の尼崎はあいにくの雨模様。気温も下がっているようですので、皆様体調にはくれぐれも気をつけて2011ファーストSGを楽しんでください! それでは、今節もどうぞよろしく!


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さあ、2011SG初戦です!

あさって24日より、尼崎ボートにてSG笹川賞が開催されます。総理大臣杯が中止となったため、これが2011年の最初のSG。ボートレースもいよいよSGシーズンに突入するわけです。今回ももちろん、明日の前検から29日の優勝戦まで、現地よりレポートをしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

ファーストSGをおおいに盛り上げていきましょう!


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