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ボートレース特集 > 2011モーターボート記念
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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 ボートレース特集

優勝戦 私的回顧

順当な大波乱

12R優勝戦
①出畑孝典(福岡)+04
②藤丸光一(福岡)10
③岡崎恭裕(福岡)+02
④瓜生正義(福岡)00
⑤峰 竜太(佐賀)07
⑥篠崎元志(福岡)12

 何をどこから、どう書けばいいのだろう。このレースは大波乱であり、極めて順当でもあった。圧勝であり、薄氷の勝利でもあった。
2011_0828_r12_1174  まずは、大波乱から。1コースの出畑と3コースの岡崎が、フライングに散った。要因は、さまざまに推測できる。スタート展示で2コースに甘んじた出畑は、インからのスタート勘を掴みきれなかったかもしれない。顔なじみの面々ばかりで、「SG優勝戦のイン戦」という縛り(責任感や緊張感)が薄れ、強く踏み込みすぎたかもしれない。
 逆に岡崎は、本番で2コースを奪えそうな流れになり、高揚感が強くなりすぎたかもしれない。開会式での優勝宣言が、知らず知らずに早いスタートを急いてしまったのかもしれない。
 その本当のところはわからないが、スリット手前で「絶対に落とせない」という相互作用が働いたことは間違いなさそうだ。誰も彼もが超抜パワーで、スリット付近で落としたら一巻の終わりというメンバーだった。なにしろ、予選3日目から節間1~6位を占領し続けた6人なのだ。同地区同県だけに、より近距離でそれぞれの素晴らしさをそれぞれが感じていただろう。
2011_0828_r12_1187 そして、この超抜6人の中でも、スリットからの伸びで他を圧していたのが瓜生だ。それを、みんなが手に取るように知っている。当然、カド受けの岡崎は「瓜生にまくられたら終わり。絶対にまくらせない」と思う。瓜生より早いスタートを目指す。その瓜生のスタートが……コンマ00だった!! 岡崎にとって、生き残る選択がほぼ閉ざされた、悲劇のスリットになった。引くに引けぬ、コンマ02。

2011_0828_r12_1186   そして、インの出畑には、この岡崎の姿がはっきり見えていた。2コース藤丸は絶妙なコンマ10でありながら、ドカ遅れに近い隊形なのだ。出畑にとって、当面の脅威は岡崎のみ。たとえ岡崎がFかも知れないと思っても、出畑は引けない。まくられたら、負けるから。コンマ04のハミ出しは、一流レーサーの体感として間違いなく「やっちまった」の領域だ。出畑孝典は、わかっていて引けなかった。ボートレースでもっとも人間的な悲哀は、常にスリットに潜んでいる。

2011_0828_r12_1197_2  そして、さらなる悲劇が1マークでふたりに襲い掛かる。瓜生にやられたくない一心で踏み込んだ岡崎と、その岡崎が見えたから引けなかった出畑は、コンマ00の瓜生にあっさりまくられてしまったのだ。悲壮なまでの決死の覚悟は、まるで報われなかった。スタートと1マークで、2度負けた。さらに彼らには、向こう1年の厳罰が科せられる。掛けるべき言葉もない。

2011_0828_r12_1200  コンマ00。ほんの数センチずれれば、瓜生もまた後輩2人の側に回っていた。その数センチは、人間の動体視力で修正できる範囲ではない。瓜生は幸運だった。薄氷の勝利だった。だが、本人や観衆が「コンマ00」を知るのは、レースの後。レースそのものは、豪快なまくり圧勝だった。私が思っていた以上に、凄まじい伸びだった。このパワーでそのテクであのスタートで、負けるわけがない。そんな勝ちっぷりだった。

2011_0828_r12_1220  瓜生がはじめて記念を制したときも、コンマ00。このときは5コースの中川(現・守田)俊介がコンマ01の勇み足で内4艇を呑み込み、それに連動しての「恵まれ優勝」だった。今日も00タッチだが、「恵まれ」とは真逆の超自力まくりV。あの14年前から、すべてがパワーアップした瓜生を象徴するような、至極順当に見えるまくり圧勝だった。
 うん、やはり今日のレースをまとめるなら、大波乱で順当で薄氷の圧勝。そんなまとまらない表現しか浮かばない。あ、「瓜生は強かった」の一言でいいのか。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――息苦しいピット、そして癒し系の最強戦士

_u5w9695  もはや何を書いていいのやら……。優勝戦の後のピットが、こんなにも息苦しかったことがあっただろうか。
 1周目バックで1号艇と3号艇が離脱して、目の前にあるピットに戻ってくる。この2人がこんなにも早くピットに帰還することなどいっさい想像していなかった僕は、その直前まで瓜生正義のまくりに熱狂し、岡崎恭裕、峰竜太、篠崎元志のイケメン三銃士が2番手争いを演じそうな様相に興奮していたことなどすっかり忘れて、動揺していた。
_u5w9719  出畑孝典が、岡崎恭裕が、フライング!?
 そりゃあどんなレースでだって、これはありうる。だが、こんなことになるなんて少しも想像していなかったから、目の前に白いカポックと赤いカポックが帰ってきたことが、まるでかげろうのように揺らめいて映っていた。
_u5w9811  出畑には申し訳ないが、まず思ったのは岡崎の悔恨だった。「優勝宣言」をして臨んだはずが、最悪の結果となってしまったこと。なぜ人は大言壮語を避けるのか。それはこうした結果になったときの悔恨、後悔、屈辱、恥辱があまりに巨大だからである。それをわかっていながら優勝宣言を貫いた岡崎を、僕は誰が何と言おうと、肯定する。岡崎はひとつも間違っていない。いや、プロフェッショナルとして超一流なのだと断言する。だが、味わわねばならなかった結末は、やはりツラすぎる……。ひたすら硬直している岡崎の表情を見ながら、僕はさらに動揺していった。この男を向こう1年間のSGで見ることができないという苦すぎる現実とともに……。
_u5w9833 出畑の落胆も大きかったはずだ。いや、もしかしたら罪悪感みたいなものが大きかっただろうか。何しろ彼は、SG優勝戦の1号艇なのだ。フライングの重さは誰よりも強く身に迫ってくるものだろう。
 出畑もまた、表情は硬かった。岡崎の憤怒にも近い表情に比べれば、サバサバしているようにも見えたが、こんなときに見せるべき表情を知っているほうがむしろおかしい。つまりは、無意識のうちにサバサバと見せようとしているのではないかと僕は勝手に推測している。
2011_0828_0072  その出畑に、モーター返納時、藤丸光一が声をかけている。整備室内の会話なので言葉はわからなかったが、藤丸の表情は本当に優しかった。そのとき一瞬、出畑が苦笑い交じりの笑みを見せている。藤丸だって敗れて悔しいだろうに、また選手班長としてこの事態を憂慮してもいるだろうに、後輩を気遣う(ように見えた)のである。スタート展示でインを獲ったことは、この優勝戦のエッセンスのひとつだった。そうして博多を盛り上げた博多ん大将に、僕は最大限の敬意を表したい。来年のダービー、またここで会いたいです。

2011_0828_0683  レースが終わり、優勝した瓜生正義はウイニングランへ。他の3人がピットへと戻ってくる。カポックを大急ぎで脱いで、モーター返納へと向かおうとしていた峰竜太が、いきなり近寄ってきて「すみませんでした」と頭を下げてきた。これで僕はまた動揺する。
 レース後、こんなに悔しそうな表情を見せる峰竜太をはじめて見た、と思う。レース後の涙は何度か見た。だが、ここまで顔を歪めて、悔しさをあらわにしていたことがあっただろうか。少なくとも笹川賞の優勝戦後はそうではなかった。新鋭王座の準優で敗退したときもそうではなかったな。あのときは、涙をこらえるために、むしろ淡々と、あるいは笑顔を作ろうとしていたはずだ。そんな峰が、こんなにも苦しそうな表情を見せるなんて。
 それが成長だということもできるだろう。強くなった証だと言うこともできる。そしてそれはその通りなのだろう。ピュアな峰竜太に惚れ込んでいる僕としては、それを実感できることは今後への期待を強く抱かせるもので、心弾むことでもある。たぶん、レースが普通に終わっていたら、大喜びでそんな峰を眺めていただろう。だが、僕は完全にこの息苦しさに我を失っていたのだと思う。だから、峰の表情に動揺した。
 どうやら、中尾カメラマンが空気を入れていたようでもあった。峰が優勝すれば黒須田が泣くだろう、などと話していたそうである。それで、いきなり向こうから「すみませんでした」と言ってきたのか。そんなふうに言われたら、きっとほんとに泣いてしまうな、峰竜太がSG制覇を果たしたら。
2011_0828_0277  篠崎元志については、出畑に対して悲しげな表情を見せたのが印象に残っている。篠崎はとにかく淡々とモーター返納をこなしていて、それがまた悔しい思いを抱いている証ではないかと思っていた。そんななかで、遅れてモーター返納に合流した出畑が「ごめん」と声をかけてきたとき、篠崎は「出畑さん……」というような悲しい顔を向けたのである。もしかしたら、篠崎は自分の敗戦と仲間の痛恨を同時に胸に抱いていたのかもしれない。これは完全な想像であるが、盟友の悔恨をもっとも身近で、まるで自分のことのように、悲しんでいるのは篠崎だと思う。そして今頃、岡崎の肩を抱いて慰めている者がいるとするなら、それはやはり篠崎のはずだとも思う。

_u5w9790  というわけで、瓜生正義である。ウイニングランから戻ってきた瓜生を出迎えた福岡勢は、やはり少し複雑そうな笑みを浮かべていた。九州独占、福岡5戦士の優勝戦で、フライングが2艇出てしまったのだ。ここではしゃぐわけにはいかないだろう。
 そんな静寂を破るように、「瓜生、おめでとう!」と声をあげたのは鳥飼眞だった。これをきっかけに拍手が沸き、みな「おめでとうございます!」と祝福の言葉をかけている。どんなことが起きていたとしても、瓜生の優勝はめでたいことなのだ! それを思い出させてくれたのは、鳥飼の男っぽい一言だった。
_u5w9866  もちろん、瓜生も手放しで喜ぼうとはしていないようだった。ニコニコと笑ってはいるが、歓喜を爆発させられる状況ではないということは誰よりも理解していただろう。でも、本当におめでたいことなのだ。なんたって自力でまくっての優勝なのだから。それも、めっちゃすごいまくりだったのだから。瓜生最強を証明する勝ち方だったのだから! だから、拍手! おめでとう、瓜生正義!
 で、そんなこととは関係なく、謙遜ばかりの瓜生であるのがちょっとおかしかった。会見で「エンジンが良かったですね。僕以外の人が乗ったら、もっといい成績とれてたと思います」って……誰が「そうですね」と言うってんですか、瓜生選手!(笑)放っておけば、報道陣全員が「そんなことあるかい!」とツッコんでもおかしくなかった。まあ、それをさらりと言ってのけるあたりがお人柄なのだろう。そして僕も、そんな瓜生に動揺を取り払ってもらった気がする。今日、艇界には癒し系最強戦士が君臨したのである。(PHOTO/中尾茂幸=藤丸、峰、篠崎 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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H記者の『宇宙戦艦ボックス!!』予想

さあ行こう、優勝戦!!

12R優勝戦
①出畑孝典(福岡)S(レース足SS)
②藤丸光一(福岡)S’(伸びA)
③岡崎恭裕(福岡)S’(伸びA)
④瓜生正義(福岡)SS(伸びSSS)
⑤峰 竜太(佐賀)SS(伸びS)
⑥篠崎元志(福岡)S’(伸びA)

進入123/456

 出畑にとってこの1号艇は、まさに千載一遇のチャンス。SG初優出の白カポとはいえ、メンバーを見渡せば緊張も気負いも吹っ飛びます。「これは、お盆シリーズの優勝戦だ」くらいの自己暗示をかけてレースに臨むことでしょう。
 今日の福岡水面も、出畑にうってつけ。1Rから9Rまで、白黒カポの天下が延々と続いています(もちろん、藤丸にも絶好)。3~5m程度の北風が、外選手に仕事をさせないうねりを作っているのかもしれません。
 つまり、常識的にはデバッチの逃げきり。が、わたしはあえて穴を狙います。4カド瓜生の行き足~伸びが、常軌を逸しているから。スリットから覗いた瓜生は、「このまま、まくりきれる!」と確信します。それほどの足です。が、一方の出畑のパワーも凄いので「先マイさえできれば、瓜生さんにも勝てる!」と信じています。たてほこ両立せず、2艇が1マークでもつれる可能性は低くありません。
 結論、瓜生マークの峰と、瓜生にまくられつつ藤丸を攻めてまくり差す岡崎のバック勝負。これに、無心でぶん回す篠崎が絡んでやまと軍団が上位を占めるとみます。
 う~ん、我ながら凄まじい無理筋だなぁw

2連単★5=3
3連単★356BOX
ミリオンアタック★3連単536を3000円(資金があったらw)


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“本紙予想”MB記念優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=出畑 まくられ率1.8% 差され率15.8%
2コース想定=藤丸 逃がし率28.4%
★展開のカギ①岡崎3コース時まくり/差し=6/1
★展開のカギ②瓜生4コース時まくり/差し=6/10
★展開のカギ③峰5コース時まくり/差し=0/8
まず、出畑の1コース1着率は80%オーバー。かなりのイン巧者と言える。しかも、ほとんどまくらせないから、誰が握って攻めても張っていくだろう。なんだかんだ言っても1号艇が強いと思う方は、出畑を信じて買うべし。しかしここでは、藤丸の2コース逃がし率の低さに注目してスケベな穴狙い。藤丸は2コース時まくり/差し=18/12。まくりの多くは一般戦ではあるが、ジカまくりがある選手。岡崎は今、3コースの決まり手はほぼまくり。瓜生の伸びは超抜で、S全速なら伸びてまくりは充分。とにかく、攻め手が多い一戦だ。出畑はまくられ率激低だから、これに抵抗する可能性が大。そうなると、差し場に飛び込む選手が狙い目となる。岡崎がまくったときの瓜生、瓜生がまくったときの峰が狙い目だ。
◎瓜生 ○峰 ▲岡崎 △出畑 
3連単4=5-全 45-31-全


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THEピット――一網打尽

 優勝戦の朝、優出メンバーの表情を確認しようとするのはいつものこと。いや~、今日は実に楽ちんである。こんなに簡単に全員の様子を確認できてしまうのはもちろん初めてだ。
_u4w0703  福岡支部または九州支部の選手のエンジン吊りに注目していればいい。
 そこに6人が集まるのだから。
 1R、川上剛が出走。レースが終わる。ピットに戻ってくる。川上を出迎える九州勢。そこに全員いるのだ、優出メンバーが。ほんの一瞬で、全員のチェックがひとまず完了。ほんとに楽ちんである。その後はもちろんバラけていくのだが、エンジン吊りを見ていれば誰がどの方向に行ったのかは簡単に確認できる。いや、6人の姿をひととおり確認するのって、本当に難儀な場合もあるのだ。たとえば、1~3Rまで同じ地区の選手が出走していないのでエンジン吊りには出てくることもなく、ゆったりとした動き出しなので整備室にもペラ調整所にもいない、という場合がときどきあるのである。たぶん、これまでにも何度か「姿を見かけなかった。ゆったりとした始動のようだ」的なことを優勝戦前半のピット記事で書いたことがあるはずだ。そういうことが今日はありえないどころか、エンジン吊りを待ち構えていれば一網打尽にできてしまうわけである。
 これ、九州地区選とか博多のお盆開催でもおそらくありえないことだぞ。なぜなら、全員が九州だったり福岡だったりするので、エンジン吊りもバラけるからだ。SGだからこそのこの光景。おもろい初体験であった。
_u5w8570  というわけで、一気にチェックした6人の表情。正直、緊張感に押されているような選手は見当たらなかった。というか、そこに優出メンバーがすべて揃っているというのは、案外気楽なものではないかと思った次第だ。敵でもあり、仲間でもある者たちと、特別な意識もなしにそばにいられるというのは、より平常心に近づけてくれる環境ではないかと見えたのだ。もし、少しだけ緊張感があるように見える選手がいるとするなら、やっぱり出畑孝典。ウチのH記者より若くて舟券がうまくて無一文になって困るようなことなどいっさいないスポーツ報知のH記者らと話している出畑が「棚ぼたの1号艇だから……」と言っているのが耳に飛び込んできたが(盗み聞きしてたわけではありません。聞こえちゃったんだってば。ウチのH記者じゃないH記者、すみません)、これまでの取材経験上、こういう言い方をしている選手はたいてい、逆に緊張しているものである(昨年グラチャンの湯川とか、今年グラチャンの平本とか。勝敗は別)。まあ、緊張して当たり前。SG優勝戦1号艇なんだから。レースではそんなものを吹き飛ばしてしまえばいいのである。
2011_0827_0345  緊張といえば峰竜太だが、峰はこれまでの大舞台に比べてずっと自信たっぷりに見えた。おそらく、このあとどんどんと緊張感は増していくだろう。それも当たり前。だが、ガチガチに硬くなっている様子は、今朝に関してはほとんど見受けられなかった。なんだか頼もしく見えるほどだったぞ。
2011_0827_0021  岡崎恭裕と篠崎元志も同様。岡崎は今節をとおして気合を感じさせる顔つきを見せるわけだが、それに関しても変わらない。峰と向かい合ってペラを叩いている時間が長く、昨日失敗したという調整も、今日は万全にもっていくべく動いている。2011_0827_0440 篠崎は新兵としての仕事も忙しく、大変だなあ……という思いも浮かんでくるが、空いている時間にはもちろんペラたたきなどに励んでおり、その行動は素早い。
_u5w8173  藤丸光一は、まだ自分の仕事に取り掛かってはいないようだった。エンジン吊り→控室もしくは競技本部→エンジン吊り……という動きしか、朝のうちは見ることがなかった。選手班長だから、そちら方面の仕事もこなさねばならない藤丸。調整や試運転はもう少し先のことになりそうだった。
_u5w8400  そして、こちらもいつもと何も変わった様子はございません、瓜生正義だ。もはや優勝戦に震えることなどないのは当然。本当に涼しい表情で過ごしている。胸の内には闘志も少しばかりの緊張感もあるのかもしれないが、それがまるで表にあらわれないもんなあ。こんな人に僕もなりたい、と本気で思った。(PHOTO/中尾茂幸=峰、岡崎、篠崎 池上一摩=集合、出畑、藤丸、瓜生 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』ファイナル

 W万シューだったとはいえ、5日間で1本しか的中していないHです>< 最終日も一発逆転の大穴ばっか狙って傷口を広げる、そんないつもの展開になりそうな……でも、後半戦は憲吾とか王者とか智也とか外枠の銘柄級が、怒りの全速プライドターンで穴を演出するような気がします。
 で、今日の極選は、かな~りパワーアップしたのに人気の盲点になっているF2選手のヒモ狙い!

11R
 ①平本真之
★②石野貴之
○③平尾崇典
 ④赤岩善生
○⑤鳥飼  眞
△⑥魚谷智之

進入123/456

 ここは石野の2、3着が絶好の狙い目です。スタートは行けないので、2コースから決め差し一本。イン平本は伸びが足りず、伸び~~~~る平尾がハコまくりに出ます。これは必然の展開。つまりは「平尾アタマで差し粘る石野2・3着」が私の第一感です。が、ここは何が起こるかわからない福岡。今日は大潮、1マークのうねりで平尾まくりが半端になれば、地元の鳥飼が一気に突き抜けることだってありえます。前半大敗で人気落ちの魚谷も少々押さえましょう。

3連単★35-2-356、35-356-2

 これでなんとか、優勝戦の軍資金を作りたいっ!! その優勝戦予想は、10R頃にアップします。


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優出インタビュー!

_u5w8873 ①出畑孝典(福岡)
 昨夜は眠れました。SG優勝戦の1号艇は初めてのことなので、どういう感じかわかりませんが、楽しみたい。舟足はいいです。あとは自分次第。昨日までの平均STが08と聞いて、昨日も08で、今日も08が行けたらいいですね。

_u5w8893 ②藤丸光一(福岡)
 ここまではまあまあです。いろいろ言えばキリがないんですけど、出畑君がしっかり回れば差すアシは厳しいと思います。今節のスタートはできすぎ。15全速で行ければいいです。悔いのないレースで優勝目指します。

_u5w8898 ③岡崎恭裕(福岡)
 優出は最低ノルマだと思っていました。昨日は自分のミスで合わせ切れなかった。合わせたら、出足型で伸びもついていける。同体なら厳しいので、スタート行くしかないですね。優勝します。

_u5w8904 ④瓜生正義(福岡)
 昨日は僕の失敗です。4枠は嫌いではないです。進入ゆっくりなら4コース。ダッシュはスタート勘は合ってないので、合わせたい。今日乗った感じは、今の気候ならばダッシュ向きですね。

_u5w8914 ⑤峰竜太(佐賀)
 昨日は悔いが残るレースでした。伸びは瓜生さんに分が悪い。出足は納得できるところまできています。ダッシュはここまでスタート悪かったので、今日は思い切っていきたい。自分のなかでは勝負のレースです。

_u5w8928 ⑥篠崎元志(福岡)
 来る前からかなり気持ち入れてきました。昨日はやってしまったと思ったけど、ツキは残ってると思います。スタートは10全速。スタートで瓜生さんと峰さんをまずは連れて行きたい。どちらかがいってくれないと展開がないので。出足はいいと思いますが、伸びは優勝戦では弱いです。

(PHOTO/池上一摩)


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本日の“本紙予想”モーターボート記念最終日

おはようございます。Kです。もうひとつ不完全燃焼な5日間。有終の美を飾って、東京に帰りたいなあ……。というわけで、本日も皆様、どうぞよろしくお願いします。

1R
1コース想定=湯川 まくられ率17.4% 差され率26.1%
2コース想定=吉田 逃がし率32.6%
上昇気配見える坪井のカド差し抜け狙い。
◎坪井 ○湯川 ▲吉田 △秋山 
3連単4-123-全

2R
1コース想定=横西 まくられ率3.8% 差され率19.2%
2コース想定=森高 逃がし率38.1%
横西が最終戦を逃げ切って締める。
◎横西 ○森高 ▲石橋 △吉田 
3連単1-246-全

3R
1コース想定=丸岡 まくられ率7.0% 差され率24.6%
2コース想定=郷原 逃がし率=45.0%
郷原をカベにして丸岡が逃走。
◎丸岡 ○今村 ▲深川 
3連単1-34-全

4R
1コース想定=飯山 まくられ率7.4% 差され率29.6%
2コース想定=鳥飼 逃がし率32.6%
鳥飼が2コースから自在に攻める。
◎鳥飼 ○今垣 ▲飯山 △田口
3連単2-415-全

5R
1コース想定=魚谷 まくられ率20.6% 差され率17.6%
2コース想定=佐々木 逃がし率44.7%
魚谷が意地見せる逃げ放つ。
◎魚谷 ○池田 ▲佐々木 △平本
3連単1-324-全

6R
1コース想定=山崎 まくられ率8.2% 差され率22.4%
2コース想定=坪井 逃がし率44.4%
山崎がS決めて逃げ込む。
◎山崎 ○重成 ▲坪井 △平尾
3連単1-325-全

7R
1コース想定=今村 まくられ率18.8% 差され率18.8%
2コース想定=丸岡 逃がし率30.4%
アシ上向いている石野が赤岩の攻めに乗って差す。
◎石野 ○今村 ▲赤岩 △丸岡
3連単4-132-全

8R
1コース想定=市川 まくられ率6.1% 差され率27.3%
2コース想定=湯川 逃がし率41.2%
市川がスタート決めて一気逃げ。
◎市川 ○田村 ▲湯川 
3連単1-32-全

9R 福岡選抜戦
1コース想定=井口 まくられ率8.8% 差され率15.8%
2コース想定=原田 逃がし率42.0%
井口がぶち込んで逃げ切る。
◎井口 ○松井 ▲飯山 △原田  
3連単1-542-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=守田 まくられ率14.5% 差され率12.7%
2コース想定=今垣 逃がし率27.6%
2コース巧者今垣の差し切り狙い。
◎今垣 ○守田 ▲池田 △山崎
3連単2-146-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=平本 まくられ率13.0% 差され率23.9%
2コース想定=石野 逃がし率50.0%
平本が石野をカベにして逃げ切る。
◎平本 ○平尾 ▲赤岩 △魚谷
3連単1-346-全

優勝戦は後ほど。


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最終日!

おはようございます。福岡モーターボート記念、最終日を迎えます! 福岡5名&佐賀1名の九州地区独占状態となった優勝戦。機力はどの選手も上位に属する、モーターメンバーが揃った優勝戦でもあります。どこからでも狙っていけそうな、おもしろい一戦ですぞ。

2011_0827_0251 準優福岡勢で唯一の敗退を喫してしまった鳥飼眞。今日はもちろん優勝戦メンバーの応援でしょうが、“博多の悪”らしい豪快なレースも見たいものです。(PHOTO/中尾茂幸)


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MB記念 準優勝戦ダイジェスト

薄氷のワンツー決着

10R
①出畑孝典(福岡) 08
②篠崎元志(福岡)  27
③鳥飼 眞(福岡)  13
④佐々木康幸(静岡)12
⑤田口節子(岡山)  11
⑥平本真之(愛知)  09

2011_0827_r10_0765  今日の準優の中では、この出畑のイン戦がもっとも危険なスリット隊形だった。壁になるはずの篠崎が、まさかのドカ遅れ。いくらトップSの出畑でも、これは寒い。勇躍、3コースの鳥飼が握って攻める。鳥飼の選択はふたつにひとつ。凹んだ篠崎を叩いてまくり差すか、ぶん回してインの出畑まで攻めるか。

2011_0827_r10_0778  鳥飼の選択は後者だった。そして、この選択がレース結果に直結した。強烈に伸びる出畑が、まくりに来た同県の先輩を完璧にブロック。鳥飼の舳先がソッポを向く。さらに、鳥飼=まくり差しと踏んでその上を握っていた佐々木も、弾かれた鳥飼を回避すべく減速した。

2011_0827_r10_0787  幸運だったのは、絶望的なスタートを切った篠崎だ。出畑より1艇身半も遅れてしまった篠崎に、戦法の選択肢はない。ただただブイを目指し、窮屈な小回り差しをしてみたら、バックで2番手に浮上していた。鳥飼の選択がまくり差しだったら、ほぼ確実に篠崎の優出はなかっただろう。もちろん、相応のパワーがあってこそのドカ遅れ小回り差し2着であり、明日はその起死回生パワーと九死に一生を得た強運が大きな武器になりそうだ。

2011_0827_r10_0804  1着・出畑、2着・篠崎。
 出畑はすべての足がいい。昨日の12Rを見る限り、回り足~ターン出口のレース足は瓜生と互角かやや強め。一方、ストレートでの行き足~伸びでは瓜生がやや上。明日、それぞれの自慢の部分を、どちらが十二分に生かせるか。レース全体の流れは、それで決まると思う。

激辛エンペラー差し!

11R
①峰 竜太(佐賀)07
②藤丸光一(福岡)08
③池田浩二(愛知)09
④守田俊介(京都)11
⑤魚谷智之(兵庫)13
⑥石野貴之(大阪)20

2011_0827_r11_0851  F2の石野以外が、きれいな横一線。昨日の5Rのイン圧勝劇を目撃した者としては、どうやったら峰が負けるのか、ひとつのイメージも浮かばないスリット隊形だった。

2011_0827_r11_0858

 が、峰は藤丸に差された。おそらくはターンミス。昨日のスムースな握り先マイとは裏腹に、妙にぎこちなく落として回った挙句、ターンの出口でわずかに振り込んだ。うねりの影響があったか、やや焦ってレバーとハンドルの連繋がズレたのか。どちらにせよ、艇が暴れてバウンドする。差した藤丸が独走するのに、十分な失速。

2011_0827_r11_0870  この峰のもたつきは、さらに2番差しの守田にまで優位なポジションを与えてしまう。バックで2-4態勢になったとき、「こ、これは、我が心の息子・俊キチの優出か????」と心地よい夢想に耽ってしまったぞ。わずか、5秒くらいだったけど。すぐに守田の外から伸び返した峰は、2マークを迷うことなくぶん回した。「福岡の2マークは、握りすぎたらズブズブ差される」という定説があるようだ

2011_0827_r11_0884 が、この若者のターンスピードと今節のパワーがそんな常識を蹴散らかした。回ってみれば、他の4艇は置き去り状態。それどころか、その勢いのまま2周1マークでキュッと腰を上げてみたらば、あわや先頭・藤丸の内に舳先が突き刺さりそうなターンになってしまった。藤丸の老獪なちょい絞り戦法の前に逆転はならなかったが、あの猛追には唖然とするしかない。

2011_0827_r11_0892  1着・藤丸、2着・峰。
 峰がもたついたとはいえ、あれほど峻烈痛快な2コース差しが刺さるのだから、藤丸のパワーも凄い。回り足とレース足(出足系統)から、さらに行き足(セカンド)までが強力なので、まさに2コースがうってつけ。今日のように「インがちょっとでもターンミスしたら、絶対に許さんぞ!!」という足だ。2コースまくりもある藤丸だが、ストレート後半の伸びはやや劣勢。おそらく明日も「博多天皇差し」で勝負することになると私は予想する。

謎めいた差し抜け

12R
①瓜生正義(福岡)  09
②岡崎恭裕(福岡)  18
③赤岩善生(愛知)  20
④今垣光太郎(石川)24
⑤山崎智也(群馬)  21
⑥平尾崇典(岡山)  18

2011_0827_r12_0936  これだからボートレースはわからない。スリットはイン瓜生だけが突出した“ひとり旅”隊形。伸び~る平尾がすぐに半艇身ほど覗いたが、到底アウトから瓜生を脅かすほどの勢いはない。つまりは、瓜生りイン先マイ独走が、スリットの時点で確約された。そう思わなかった人は、よほどの名人かよほどの偏屈者だろう。
2011_0827_r12_0951 「艇聖・瓜生の唯一のネックは、お人好しすぎるスタート」と思っていた私も、この絶品スタートを見て視線を外に切り替えた。2着は誰になるのか。1マーク寸前、岡崎と智也の差しハンドルが頼もしく見えた。3連単125と152を目一杯買っている私の心が、そぞろときめく。当分、瓜生のアタマ舟券を買わないと決めた私だが、準優だけは別。この瓜生アタマ舟券でしっかり優勝戦の軍資金を蓄え、明日は心置きなく無謀な瓜生蹴飛ばし舟券を買う。そんなドMの腹積もりなのである。
 できれば、2着は配当の高い智也でよろしく。九州勢の中で、孤軍奮闘する智也も見てみたいし。
 などと思った瞬間、バック入り口の景色に妙な違和感を覚えた。
 へっ????
2011_0827_r12_0966  間違いない、2コース岡崎の差しが、どう見たってズッポシ突き刺さっている。11Rは峰のターンミスがそれなりにわかった私だが、こちらは何が起きたのかさっぱりわからない。瓜生をまったく見ていなかったから。レース後、瓜生本人が共同記者会見でターンミスと言ったらしいが、正直、VTRを観ても私には何をどうミスしたのかよくわからなかった。ただ、実感として改めて思ったのは、この一点。
 峰でも瓜生でも失敗する福岡のインは、やっぱりとことん難しいんだなぁ。

2011_0827_r12_0980_2   1着・岡崎、2着・瓜生。
 瓜生の足は、何度も書いてきたとおり全部が抜群。福岡の展示タイムは計測地点が他場より1マーク寄りで、「出足系統までしっかり反映され、実戦足の有無が明確にわかるタイム」と言われている。今節の瓜生は、初日ドリームの6秒63から63・61・61・63・60とトップクラスで常に安定し、今日はついに6秒58の今節トップ時計を叩き出した。つまり、全部がいい。さらに計測ポイントを超えてからの伸びまで節イチ級なのだから、怪物レベルと言っていいだろう。明日は4カドから、どれだけの出足・行き足で3コースを圧倒できるか。それが優勝戦の最大の見所だろう。覗ききってしまえば、その後の伸びも含めて内3艇の勝機は消える。
2011_0827_r12_0998 一方、勝った岡崎の足も凄い、と思う。瓜生を一撃で差したのだから。ただ正直、前検から6日たっても、いまだにどのあたりがどれほど強いのか、まるで掴みきっていないのだ。前検で私は岡崎のパワーをこう評している。

★岡崎恭裕…新田(←回り足が強そう)をターンの出口から一瞬にして1艇身ほど千切り捨てた。その勢いが嘘っぽいほど凄すぎたので、新田が放った可能性もあるにはある。が、そうでなければ……怪物級かも?? まださっぱり底のわからん、楽しみなパワーだ。ちなみにスリットからは、半分くらい覗く感じ。絞りまくりならいつでもできるぞ。

2011_0827_r12_1001  いやぁ、実のところ、ほぼこのまんまの印象が変わっていない。おそらく回り足が節イチ級で、他は……?? 優勝戦までに、スリット同体で瓜生の猛攻を凌ぎきれるのかどうか、それくらいはなんとか把握しなければ!!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――九州だらけの水上格闘技大会

_u5w8008  不思議というのか、何と言うのか……。記者席に戻ってきてメモを読み返したら、ほとんど九州勢のことしか書かれていない。他地区の選手については「赤岩=オーシャンカップ以来、雰囲気は涼しげで気合も満点。精神状態は最高」とか書き殴っているだけで、あとはすべて九州勢のことばかり。つまり、準優のピットは、まるで九州勢で占められているような感覚を、僕は受けていたことになる。あるいは、九州勢しか目に入っていなかったのだ。
 それがそのまま優出メンバーになるなんて、そんなことがあるのだろうか。
 すでにあちこちで囁かれている。九州勢ばっかりだよ。九州地区選みたいだね。いやいや、博多のお盆開催の初日ドリーム戦だよ。ちょっと揶揄しているような物言いもあれば、場外の売上を心配する向きもある。
 でもね、ボートレースは「多様性」があるからこそ面白いのだ。いろんなことが起こってこそ、スペクタクルがあって、エキサイティングになる。その多様性のなかには、「九州勢(地元勢)ばっかりのSG優勝戦」だって含まれている。こんなカード、めったに見れないぞ。だから僕は、本当に優勝戦が九州で占められることになったとき、ちょっとドキドキしたのだ。12R、岡崎恭裕と瓜生正義のエンジン吊りをしているのが優出メンバーばかりという珍しすぎる光景を見ながら、嬉しくなってしまったのである。
_u4w0676  何より、九州イケメン三銃士がそろって優出、ということも優勝戦を興味深いものにしている。オーシャンカップでは3人が一緒の場面をよく見かけたが、今節はユニット活動はあまり目撃できなかった。しかし、明日は優勝戦で揃い踏み、なのだ。はからずも、岡崎のエンジン吊りに篠崎元志と峰竜太がいて、「優出イケメン三銃士」が完成していた。篠崎が岡崎とがっちりハイタッチを交わし、峰がニコニコとボート周りの処理をしているシーンは、実に麗しいものであった。そうか、オーシャンではそろって準優で散っていたんだよな、3人は。それが次に揃い踏みしたSGで、揃って準優を突破したわけだから、その流れに思いを馳せればさらに“三銃士優出”の意味は増大化する。
2011_0827_0053  で、三銃士のそれぞれの雰囲気はといえば、三者三様ながら、力強い。もっとも気合を感じるのは岡崎だろうか。開会式で「優勝します」とぶち上げ、その言葉を胸に自分を追い込んで一節を戦ってきた岡崎は、すでにその仕上げに目を向けている。
2011_0827_0216  ツキがあるのは、篠崎だろう。スタートで遅れながら、差して2着。それがいかに幸運だったかをしっかりと認識し、同時にツキを自分で引き寄せたのだと考えているようにすら思える堂々たるたたずまいは、とてつもないスター性を感じさせるものだ。
2011_0827_0351   峰は、レースの失敗を失敗として認め、それが自分の弱さであることも認めて、前に踏み出しているようだった。スリットでのぞかれて、あわてて握って振り込んだ、というのが1マークの真相。だが、それを糧にして前を向く強さを、峰はたしかに手に入れているようだ。敗れて悔しくて、単に泣くだけの峰竜太はもういない。ちなみに、峰は「今年が勝負」と考えているそうだ。今年中に結果を出して、自信をつけて来年以降に臨みたい、とも語っていた。その意欲が、峰を前向きにさせる。正直、明日の峰は相当に怖い存在だと思うぞ。

 この優勝戦、レースとしてはなかなか面白くなったぞ、と思わせるのは、実は瓜生正義が4号艇になったことである。
_u5w8703「瓜生には勝ってほしいですね」
 会見で藤丸光一が笑った。そのココロは、「カドに入られると厄介だ」ということ。予選1位の瓜生は、勝てば優勝戦1号艇、2着で4号艇と決まっている。瓜生の伸びは誰もが別格だと考えていて、インよりカドのほうが怖いということである。岡崎も12R後、1着で3号艇が確定したとき、「瓜生さんは受け止められないですよ~」と出畑孝典に笑いかけていたほどである。出畑としては、やっぱり岡崎か藤丸にカベになってほしいところ。岡崎の言葉を聞いて、笑うしかない、といった様子だった(ただし、岡崎はきちんと仕上げれば、受け止めて先まくり、という展開も脳裏に描いているようだ)。
2011_0827_0212  その瓜生は、会見ではいっさい、強気な言葉を口にしていない。「このメンバーに入れば、出ていかないと思う」とまで言っているのだ。誰もが別格だと言っているのに。内枠の選手は、瓜生が2着に敗れて戦々恐々としているのに。どうせ2着になるんだったら、着外に飛んでほしかったというのが他選手の本音だったりして? でも瓜生は「ほぼトップレベル」などと「ほぼ」をつけてしまうし、それ以上の自信を表明することはなかったのだ。明日、スポーツ紙などで瓜生のコメントを他の5人が読んだりしたら、どう思うんだろうなあ。
2011_0827_0172  で、1号艇が転がり込んできた出畑孝典。瓜生が2着に敗れた瞬間、川上剛や郷原章平らがやはり笑いかけている。来ちゃいましたね~、1号艇が。そんな雰囲気。出畑も、マジかよ~、という感じで笑っている。いきなり緊張感が襲ってくる、なんて様子は少しも見受けられなかったが、明日になったら果たしてどう変わっているか。ちなみに、10R終了後に会見に登場したときには、もちろんまだ自分が1号艇になるとは決まっていない。というか、そんなことは少しも想定していないようであった。そして、「瓜生さんにはリベンジしたい」と言った。何のリベンジ?「瓜生さんには将棋でも負けているんですよ。宿舎でやってるんですけど、3連敗。水面でリベンジしたいです(笑)」だそうだ。だが、出畑1号艇、瓜生4号艇という組み合わせでは、立場的には出畑が受けて立つことになる。「今日もやります」ということなので、まずは盤上で一矢報いておいて、明日は返り討ちにするくらいの気持ちで白いカポックに袖を通したらどうだろう。そう、インvsカドというボートレースの原点を思い起こせば、まずはこの二人の対決がキーとなるのだ。

 今日の午前中にこんなシーンを見た。陸の上では非常に仲の良い菊地孝平と井口佳典が、レース後に笑顔で歩み寄って、レースを振り返っていた。もうおかしくてたまらん、というくらいに笑い合う二人。水面でバチバチとガチンコ勝負を繰り広げている二人は、そのことを大笑いしながら、楽しげに語り合っているのだ。
_u4w0651  仲がいいほど、遠慮なく思い切りガチンコでぶつかり合える。これが戦いというものの真理である。仲のいい九州勢ばかりになったMB記念優勝戦も、きっと我々をエキサイティングさせるガチンコ勝負になるだろう。特に、三銃士の決戦が楽しみだな。(PHOTO/中尾茂幸=岡崎、篠崎、峰、瓜生、出畑 池上一摩=赤岩、岡崎&篠崎、藤丸、峰&篠崎 TEXT/黒須田)


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速報 福岡MB記念優勝戦メンバー決定!!

 福岡SGモータボート記念の優勝戦メンバーが確定しました!! な、なんとなんと、予選3日目から1~6位を独占していた「九州シックス」がそのまま生き残り、優勝戦はオール九州バトルに! 絶好枠をゲットした出畑が逃げきるのか、超抜パワー瓜生の全速戦が波乱を生むのか?? 本栖3艇VSやまと3艇の対決にも注目しましょう!

12R優勝戦
①出畑孝典(福岡)
②藤丸光一(福岡)
③岡崎恭裕(福岡)
④瓜生正義(福岡)
⑤峰  竜太(佐賀)
⑥篠崎元志(福岡)


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『福岡準優に1-2三連発なし??』予想

 憲吾は逃げたものの、そのライバルの奥さんが……すいまっしぇん!!
 さあ、準優です。どれもこれも九州ライン1-2で堅そうですね。ただ、『博多の鬼』森大輔記者が初日に呟いた言葉が気になります。「福岡の記念の準優で1-2三連発なんて絶対にありえませんよ」。あくまで初日のセリフではありますが……。
 そこで、過去10回の当地記念準優の結果を調べてみました。

06周年 425・436・324
同ダービー 621・512・512
07地区選 124・123・215
同周年 315・152・143
同賞金王シリーズ 215・152・354
08周年 351・351・132
09笹川 264・164・154
同周年 261・451・125
10周年 245・416・615
11周年 256・154・213

 07年の地区選がニアピンでしたが、確かに記念準優でこの1号艇の弱さ(1着率33%)は異常かも。10R(賞金王シリーズは8R)の白カポックに至っては、10戦でわずか1回しか勝ってません。まあ、それが奇遇にも出畑孝典だったりするんですけどw
 あくまでデータは過去の産物であって、何ひとつ未来を保証することはありませんが、舟券推理の参考にしてくださいまし。

10R
◎①出畑孝典(福岡)
★②篠崎元志(福岡)
 ③鳥飼 眞(福岡)
 ④佐々木康幸(静岡)
★⑤田口節子(岡山)
 ⑥平本真之(愛知)

進入123/456

 前検SS指名の佐々木は行き足から先の伸びが落ちて、よほどの絞りまくりでなければ出畑を捕えることは不可能。地元の3枚壁に阻まれるとみます。その間に、凄まじいパワーで出畑の逃げ。1-2を保険に、佐々木の攻めに連動できる節ちゃんとの1-5で中穴狙い(なんて言ってたら、またまた1-6-2とか??)。で、1号艇惨敗続きの「博多10R都市伝説」にちなんで2-56-456なんて大穴もバラでw

3連単★1-25-全

11R
◎①峰 竜太(佐賀)
 ②藤丸光一(福岡)
 ③池田浩二(愛知)
★④守田俊介(京都)
 ⑤魚谷智之(兵庫)
★⑥石野貴之(大阪)

進入123/456

 破壊力では瓜生以上かもしれない峰リューの逃げは間違いないと思います。人気がかぶる1-2、1-3には目を瞑り、スタート決めて展開を突くキモリヤン俊介(=心情込み)への1-4、昼の足合わせで峰に一歩もヒケを取らなかった石野への1-6で中穴狙い。マジで石野の足がいちばん上昇してると思いますよ!

3連単★1-46-全

12R
◎①瓜生正義(福岡)
★②岡崎恭裕(福岡)
 ③赤岩善生(愛知)
 ④今垣光太郎(石川)
★⑤山崎智也(群馬)
 ⑥平尾崇典(岡山)

進入123/456

 艇聖・瓜生のアタマ舟券は買わないと決めている私ですが、記念の準優は勝ってもらわなきゃ困る。V宣言した後輩を引き連れての1-2、センターの攻めに連動して機敏に動ける智也との1-5。あ、1枚だけ、智也アタマの5-2-6でも買っておこっかな。

3連単★1-25-全

 もしも私の予想通りの結果なら、明日の優勝戦はたとえば①瓜生②峰③出畑④篠崎⑤守田⑥智也ってな感じになるのですが、いかに??


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“本紙予想”モーターボート記念準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=出畑 まくられ率1.8% 差され率16.1%
2コース想定=篠崎 逃がし率45.5%
出畑の1コース1着率は8割強。篠崎の逃がし率も高く、出畑のイン逃げを本命視。
◎出畑 ○篠崎 ▲佐々木 △田口
3連単1-245-全

11R 準優勝戦
1コース想定=峰 まくられ率14.5% 差され率18.2%
2コース想定=藤丸 逃がし率28.7%
藤丸は枠なり2コースなので、深くはならず、ならば峰の逃げ切りも充分。ただし、藤丸の逃がし率の低さに注目するなら、池田の差し切りを狙う手も。
◎峰 ○池田 ▲藤丸 △魚谷
3連単1=3-全 13-25-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=瓜生 まくられ率4.2% 差され率16.7%
2コース想定=岡崎 逃がし率48.6%
岡崎の逃がし率を考えても、瓜生のインは鉄板か。赤岩の3コースはまくり勝ちが非常に多く、握って攻めて差し場ができれば山崎が飛び込む。
◎瓜生 ○山崎 ▲赤岩 △岡崎 
3連単1-532-全


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THEピット――準優を控えていても

 5日目恒例、ボート洗浄!
 準優デー(最終日前日)のルーティンワークとして、毎節毎節お目にかかるのが、出走を終えたボートを選手総出で洗艇する作業。最終日はモーター返納などでドタバタになるので、その前日にボートの汚れを洗剤で落とす作業が行なわれるわけだ。準優組ももちろん出てくるので、こちらにとって朝のうちのこの作業は彼らの動きや表情を確認する機会ともなっている。
_u5w7700  今日は、いつもとは少し違う光景があった。それは、途中帰郷してしまった選手の使用したボートの洗浄。そういえば、他の場ではどうしてるんだろうなあ。すでにプレート等が外されたボートが引っ張り出されての洗浄作業は、今日初めて見た。
 その洗浄を始めたのは、篠崎元志。地元の最若手がボートを洗浄場まで運んで、スポンジでこしこしとこすり始めたのだ。準優出走だろうが、新兵にはこうした仕事も待っている。これを乗り越えてたくましい強豪になっていくわけだ。
2011_0826_0105  帰郷選手が続出している今節、さすがに一人では手に負えないということで、篠崎はペラ調整所にいた平本真之に応援を要請している。平本は、ああそうか、と走って駆けつけ、篠崎とともにボート洗浄に取り掛かっている。こちらも準優出走。しかし快く洗浄をはじめて、テキパキとスポンジを使いこなしていた。
_u5w7760  さらに駆けつけたのは田口節子。この作業は2R終了後に始められていて、横西奏恵のエンジン吊りを終えたとき、篠崎と平本の作業に気付いたようだ。自然に二人に歩み寄って、ともに洗浄を始める。田口もまた、準優メンバーですね。
2011_0826_0064  そうこうしているうちに、湯川浩司、萩原秀人もやって来た。さらに、整備室にいたらしい新田雄史も、同期が働いているのを見て、飛んできている。スポンジでコシコシ、3人がかりでボートをひっくり返して、またスポンジコシコシ。
_u5w7815  最後に登場したのは選手班長の藤丸光一。何か手伝えることは……と見回して、ホースを持ち出してボートに水をかけ、洗剤をすすぐ作業を始めたのだった。言うまでもなく、準優メンバーであります。みんな頑張れ!

 ここではよく、実に気楽に「モーターを装着」とか「点検している」とか書いているが、その内容とは実に繊細で微妙なものである。正直に言って、選手が真剣な目つきでモーターとにらみ合っているとき、それが具体的に何をしているかを細かいところまで理解しているわけではない。知らないことが多い。
2011_0827_0043  岡崎恭裕が定規を持ち出して、ボートの底に当て、キャリーボディーの出っ張っているところと合わせて角度をはかっている。これは多くの選手がやっている作業で、モーターの取り付け角度をチェックしているものだ。装着場の隅にはどの場でも木製の定規が数本置かれている。岡崎はボートを定規置き場の前まで移動させて、その作業をしていた。
 しかし僕は、その作業の意味するところをすべて理解していない。岡崎は、キャリーボディーの出っ張っているところと定規を指で丁寧になでなでして、その感触をチェックしていた。
「これ見てください。定規のほうが微妙に上になってますよね。こうなっているときって、チルトはマイナス(0・5)なんですよ。ところが、今節の僕の取り付けは0なんですよね。ふつう、0にしたら定規のほうが下に来るのに、今節は0でも定規が上になる。だから、チルト0といっても、気持ちとしてはマイナスにしているのと同じなんです」
 もしチルトをマイナス0・5にしたら、定規のほうがぐんと上になってしまう。つまり、マイナス側に角度がつきすぎてしまう。だから、0にして通常のマイナスに近いセッティングにしているわけだ。ボートとモーターは別々に抽選し、引き当てたものをドッキングさせる。すると、こうして取り付けに微妙な差が出たりするわけだ。それをチルトなどを調整して、自分に合ったセッティングにするというわけで、チルトではうまくいかない場合にはブラケット(モーターをボートにひっかける部分)やボート側のモーター装着部金具を交換することもあるそうだ。いやはや繊細かつ微細なお話である。我々はチルトを跳ねると伸び型、なんて教わってきたものだが、それはセオリーではありながらもすべてではない。個別に微妙な調整を施して、選手はベストなセッティングを見つけようとするのだ。
2011_0826_0165  準優を控えているというのに、丁寧な講義をありがとうございました。岡崎選手。ちなみに、これが1R後のことで、岡崎は今日すでに本体をバラして点検をした模様(整備室内のモーター整備状況表示盤に63番の数字が表示されていた)。それについて聞こうと思ったら、すっかり岡崎教室になってしまった次第だ。かつての岡崎といえば、ゆったりと動き出すのが常で、12R出走ならば4~5Rくらいまでエンジン吊り以外で姿を見かけないなんてこともあった。しかし最近の岡崎はそうではない。こうして早くから動き出しているあたりに、意識改革を感じるわけだ。優出したら、明日そのことを聞いてみよう。(PHOTO/中尾茂幸=文章右側の写真 池上一摩=文章左側の写真 TEXT/黒須田)


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H記者の『憲吾よ敗者戦くらい逃げきりなさいっ!!』予想

 昨日の極選◎ミスターはコンマ21止まり、思惑が外れたHです……丸乗りの皆さん、すいません。しかも私、極選フォーカス5-26に加え、こっそり石橋・今村・菊地のジゴロBOXなんて買っておりました。でもって2艇の転覆があった後の長~い隊列は……なんと265で300倍ちょい。
「ま、また私だけ、勝手にトリプル万太郎を……><」
 とか思いつつ、口元は緩みっぱなし。温泉気分でその隊列を見ていたら、はい、ミスターの妨害失格が告げられましたとさ(大号泣)。ま、自分だけ蜘蛛の糸にぶら下がろうとした天罰っす!!
 で、今日の一般レースの狙いは、敗者戦ならギリギリ戦えるだけの足になった東都のエースです!

7R
◎①濱野谷憲吾
★②重野哲之
 ③吉田俊彦
 ④菊地孝平
○⑤横西奏恵
 ⑥飯山  泰

進入123/456

 遅ればせながら、3Rの憲吾はやっと中堅近いパワー&ファイティングスピリットを見せてくれました。これなら、なんとか逃げきれます。菊地のS力を使える奏恵ちゃんとの1-5勝負に、取りこぼした際の125BOXを押さえます。重野もやっと前検の70%くらいまで戻りましたよ。

2連単★1-5

3連単★勝負1-5=2、押さえ125BOX

 どうにもインが強そうな準優予想は、8R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”モーターボート記念5日目

おはようございます。Kです。昨夜は、天神の超ゴキゲンなお店「やまちゃん」で、本日の準優勝戦をサカナに熱く盛り上がった取材班です。語れるレースこそ、最高のエンターテインメントですよね。

1R
1コース想定=菊地 まくられ率3.3% 差され率14.9%
2コース想定=中野 逃がし率34.7%
中野の逃がし率が低めで、井口の差しきりを狙う。
◎井口 ○中野 ▲菊地 △新田 
3連単3-214-全

2R
1コース想定=田村 まくられ率11.4% 差され率15.9%
2コース想定=須藤 逃がし率39.4%
山田のスタート一撃に期待する。。
◎山田 ○横西 ▲田村 △飯山 
3連単4-615-全

3R
1コース想定=重野 まくられ率7.2% 差され率15.9%
2コース想定=濱野谷 逃がし率=50.0%
重野がS決めてイン速攻。
◎重野 ○濱野谷 ▲重成 △市川
3連単1-234-全

4R
1コース想定=原田 まくられ率2.7% 差され率15.1%
2コース想定=松井 逃がし率38.1%
原田がここは負けられないイン戦。
◎原田 ○松井 ▲深川 △森高
3連単1-235-全

5R
1コース想定=井口 まくられ率8.9% 差され率16.1%
2コース想定=萩原 逃がし率31.1%
萩原が巧みな2コース差し。
◎萩原 ○井口 ▲今村 △平石
3連単2-154-全

6R
1コース想定=中野 まくられ率5.4% 差され率6.8%
2コース想定=新田 逃がし率48.6%
中野のイン戦は信頼度大。逃げ切る。
◎中野 ○田村 ▲丸岡
3連単1-34-全

7R
1コース想定=濱野谷 まくられ率10.4% 差され率20.8%
2コース想定=重野 逃がし率40.5%
重野をカベにして濱野谷が逃走。
◎濱野谷 ○重野 ▲吉田
3連単1-23-全

8R
1コース想定=萩原 まくられ率19.5% 差され率17.1%
2コース想定=重成 逃がし率46.6%
萩原がしっかりと先マイ決める。。
◎萩原 ○重成 ▲須藤 △深川 
3連単1-235-全

9R 
1コース想定=松井 まくられ率9.3% 差され率14.8%
2コース想定=山田 逃がし率45.2%
松井が王者の意地見せつける。
◎松井 ○原田 ▲坪井  
3連単1-34-全

後半は後ほど!


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5日目!

おはようございます。福岡モーターボート記念、5日目であります。準優勝戦! 九州勢が内枠を占めるという、地元強力な準優勝戦となったわけですが、もちろん他地区勢も黙ってはいない! 激戦必至のセミファイナルです。夏最後の週末、おおいに盛り上がってまいりましょう!

_u5w7773 関東では唯一の準優出となった山崎智也。奥様もその奮闘を熱く見守るはずです。(PHOTO/池上一摩)


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福岡MB記念TOPICS 4日目

THE勝負駆け①ボーダー5・50争い
王者、次点に沈む。

2011_0826_0777  ま、またしても王者が……。
 松井繁の今日の成績は3R3着&7R3着で、節間勝率5・50。どちらのレースも例によって劣勢のパワーに苦しみ、当確ラインの14点を奪うことはできなかった。
 今節も落選決定か。この5・50という数字を知った私は、早々に結論付けたのだが……(つづく)。
 さてさて、熱く長かった勝負駆けデーを、ダイジェストで振り返ってみよう。今日の前半は1Rの魚谷智之から、次々と1号艇の勝負駆けが決まった。魚谷は吉田俊彦のまくり差しを喰ったかに見えたが、吉田がターンマークに激突。結果的に逃げ態勢となって、しっかり6・00に到達した。

2011_0826_0042  2Rの1号艇・山崎智也は4カド市川哲也のS一撃まくり差しに屈しつつ、危なげなく2着を取りきって6・00。昨日までのボーダーが5・60だったことから、このSGレーサーふたりに当確ランプが点った。

2011_0826_0308  圧巻は4R1号艇の田口節子だ。初日からすべての銀河系軍団が苦戦に喘ぐ中、田口は昨日の3・2着で息を吹き返し、ここは1着5・80の勝負駆け。この背水のイン戦で、コンマ12から鮮やかに逃げきってみせた。もちろん当確ランプにはまだ微妙な数字ではあったが、終わってみれば15位という余裕の当選。しかも……他の同期たちはことごとく勝負駆けに失敗し、6人の銀河系85期でたったひとりのセミファイナリストとなった。明日は5人の猛者たちが、節ちゃんのセコンドとして暗躍することだろう。頑張れ、ギャラクシークイーンッ!!

2011_0826_0029  こんな感じで前半のイン成績は①②①①①②着! 昨日よりもさらにイン天国水面となり、このまま後半の奏恵ちゃんや丸ちゃんもきっちり逃げきって準優チケットを奪いそうな流れだったのだが。7Rのイン市川哲也が4着に敗れると、8R新田雄史は転覆失格、9R寺田祥は6着大敗(その後、帰郷)と暗雲が漂いはじめる。そして迎えた10R、1着で5・67=十分圏内という状況だった横西奏恵は、鳥飼眞&守田俊介の74期ツープラトン握り攻撃を抑えきれずに惨敗。夫婦揃っての勝負駆け成功とはならなかった。
 続く11Rでも銀河の丸岡正典がイン逃げ=6・00、2着でも5・60という勝負駆けに失敗。4着条件だった同期の森高一真とともに、戦線から離脱することになった。前半は天国、後半は地獄。福岡水面のイン戦は、まったくもって予断を許さない。
 そしてそして、18位ボーダーが5・50まで引き下げられた最終12R。出走メンバーの勝負状況をおさらいしておこう。

12R ボーダー5・50
①平本真之 4着5・80 5着5・40
②瓜生正義 完走当確
③石橋道友 1着5・50
④石野貴之 3着5・67 4着5・33
⑤出畑孝典 完走当確
⑥深川真二 1着5・67 2着5・33

2011_0826_0902  5・50を巡る、4人のガチンコ勝負駆け。もちろん、当事者のみならず、この4人の結果次第では19位・松井が逆転当選する可能性も十分にある。また、たとえばこの12Rの着順が253641(すべての勝負駆けが失敗)なんてことになれば、勝率5・33で20位に終わった原田幸哉(沖縄)まで浮上してしまうのだ。
 水面の内外6人の浮沈がかった一大ファイナル決戦。まずは1着勝負の深川が、豪快にイン奪取。今節、はじめての外枠艇のイン強奪劇だ。
「こ、これは、どんだけ波乱になるんぢゃ~???」
 私はドッキドキしながら700倍前後の大穴舟券を握りしめていたわけだが、レース自体はお腹いっぱい出畑&瓜生の地元コンビが他の4艇を置き去りにしてしまった。とんでもないパワー差だ。

2011_0826_0621 これで深川と石橋の目はなくなり、残るは石野と平本の勝負駆けクエストバトル。条件どおり石野3着、平本4着なら両者ともに生き残り、その着順が狂えば松井、あるいは幸哉(沖縄)までチャンスが生まれる。
 結果は……石野3着、平本4着。ギリギリの、本当にギリギリの勝負駆け3着争いだった。そして、7Rですでに絶望と思っていた王者・松井の次点落選が決まったのは、実にこの12Rのゴール直後だったわけだ。王者は、どんな思いでこの12Rを見つめていたのだろうか。

THE勝負駆け②予選トップ争い
雌雄を決したストレートバトル

 一方、優勝戦の1号艇にもっとも近づく予選トップ争いは……これまた最終12Rの結果次第となった。
2011_0826_1101  それまでの足跡はといえば、まずは5Rの峰竜太(前日3位)が圧巻のブッチギリ逃走。ライバルたちより一足先に9・20という成績で予選を終え、とりあえずこの段階で3位以内=準優1号艇を決定してしまった。
 続く6Rには、前日までトップの出畑孝典が1走目の登場。が、ここで5着大敗を喫した瞬間、予選トップの夢は潰えてしまった。後半12Rで1着でも、峰の9・20には届かないのだ。
2011_0826_1077  そして、この時点で峰を逆転できるレーサーは、同じく12Rに登場する瓜生正義だけに絞られた。ボーダー争いに比べれば、実にシンプルな一騎打ちバトルになったわけだ。
 最終12R、瓜生のトップ勝負駆けはこれまた超シンプルな「勝てばトップ当選、負ければ2着以下」だった。この差は、デカい。基本的にインの弱い福岡とはいえ、今節の峰、瓜生、出畑、篠崎元志らトップ集団は「誰が先マイしても、外からは捕まえられない!?」くらいの凄まじいパワーを誇っている。となれば、是が非でも欲しいのは、優勝戦までの1号艇の権利。

2011_0826_0079  最終レースは先に触れたとおり。ボーダー勝負駆けの4選手を置き去りにして、出畑と瓜生がバックで抜け出した。2段でまくった瓜生と、豪快に割り差した出畑のマッチレース。態勢は内の分だけ出畑が有利か。2マーク、出畑の先マイに、瓜生が素早い差しで応接する。他艇がさらに千切られてゆく。今度は内が瓜生で、外が出畑。ただし、出畑がぴったり1艇身先行している。圧倒的な超抜パワーで2周1マークに向かう2艇だったが、ホームスリットを通過したあたりで、じわりと瓜生が舳先を突き入れはじめた。

2011_0826_0185 昨日は守田俊介を瞬時に抜き去ったが、今日はじわり。出畑の伸びも凄いのだ。でも、さらに、じわり、じわり。そして、2周1マークまでに、2艇は完全に艇を並べた。瓜生はしっかりと出畑を外に追いやりながら、2周1マークを制圧する。
 昨日の守田のような奇襲ツケマイは、二度と喰らいませんよ。
 そんな精緻なターンで、このレースの勝ちと予選トップの座を決定付けた。勝負の分かれ目は、わずかなスリット付近の行き足~伸び。本当の本当にわずかの差が、瓜生と峰の順位を入れ替えたのだと思う。まあ「地元ならではのデキレースだよ。出畑が峰よりも同県先輩の瓜生にトップを取らせたんだ」などという妄想も楽しくはあるが、あのバトルの迫力を生身で観た人なら、そんな妄想は吹っ飛ぶはずだ。
 峰からパワーで奪い取ったポールポジション……この12Rの逆転劇で、艇聖・瓜生のV確率は倍ほども高くなったと私は思う。むふふ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――若武者たちよ!

2011_0826_0046 「こんなもんですよ……」
 試運転を終えた山田哲也のモーターを整備室に運びながら、川上剛が投げやりに言う。整備室の様子を見に行こうとして、たまたま併走となったとき、川上がため息交じりに視線を向けてきたのだ。
 初戦F。今日はレースで事故があった。気合をこめて臨んだ地元SGが、どうにも不本意なものになってしまっている。溜め息も出ようというものだ。
 だが、川上はF後も決して投げてしまっていたわけではない。帰宿バスの1便で帰れるようなときでも残ってペラを叩き続け、仕上げに手は抜かずにレースに臨んだ。僕はたしかにそんな川上を見てきた。MB記念は終わってはいない。あと2日ある。ここで意地を見せて、川上がいかに奮闘してきたかを見せればいい。
 などと話していると、別れ際に川上の表情が変わった。
「意地、見せますよ!」
 5日目の戦いは、準優勝戦だけではない。

2011_0826_1111 「ツキだけです」
 峰竜太は、それを何度も繰り返した。かなり遅い時間帯までペラを叩き続け、ようやく切り上げたのは12R直前。涼しげに笑いかけてきてくれたので、自分の状況を理解してる?と訊ねると、わかっているけど、本当にツイてるんですよね、と峰は言ったのだった。
 その時点で峰は予選トップ。12Rで瓜生正義が敗れれば(2着以下ならば)峰はそのままトップに居座ることとなる。なにしろ瓜生正義だから、もはや2位も覚悟している様子ではあったが、ともかくこの好成績を峰はツキ一本のように言うのである。
 もちろん、こちらとしては否定しながら煽るしかない。エンジンも出てるでしょ。それもツイてる。レースぶりも豪快だ。ツキもあったと思うんですよ。でも、誰かが運も実力のうち、って言ってくれました。そう、ただツイていただけで、この成績をおさめられるはずがないのだ。
「たしかに、自分でも少しずつ実力がついてきたという実感はありますね」
 そう、それが聞きたかった! 峰は今、もうひと化けする瞬間を迎えようとしているのだ。
2011_0826_0388  で、なんだかんだ言っても、もちろん予選トップを願ってはいたわけである。出走選手がピットに向かったあとの待機室は、選手たちのレース観戦場所となる。福岡の場合はここがガラス張りになっているので、僕もガラス越しにモニター観戦させていただいている。12R、峰がモニター前に陣取ると、左隣に新田雄史、右隣に中野次郎がすわった。中野の横には同期の山田哲也。この3人、峰の状況をしっかり理解しているようであった。ちなみに、新田の隣には森高一真もすわっていたが、われ関せずと股をどっかり開いて静かに観戦していた。
2011_0826_0432  1マーク、出畑孝典の差しが届いたとき、中野と新田が色めき立って峰の肩を揺すった。お前、予選トップだぞ! 声は聞こえてこないが、そんなふうに言っているのは間違いない。つまり、優勝にもっとも近い位置だぞ、ということだ。ただ、それが歓喜と言うより願いであった。なにしろ、出畑と競っているのは瓜生正義なのだ。まったく予断を許さない状況なのである。
_u5w6993  2マーク、出畑が先マイして前に出る。中野も新田も、もちろんヤマテツも声をあげる(聞こえてこないけど)。中野がふたたび峰の肩を揺する。……が、中野の手がぴたりと止まる。瓜生が出畑に舳先をかけていたのだ。「あぁ~……」その時点で、峰が天を仰ぐ。中野とヤマテツの表情も硬くなる。2周1マーク、さあどうなる……「あぁぁぁぁぁ~」4人全員が天を仰いだ。惜しかったなあ、と中野が笑いかけると、峰も残念そうに苦笑いを返した。
 言うまでもなく、4人とも瓜生の敗戦を願っていたというわけではない。たまたま峰がトップを守れそうな展開になったため、それをネタに盛り上がっていたわけだ。でも……やっぱり惜しかったよな~。エンジン吊りに向かおうとしたとき、新田が峰の肩をぽんと叩いた。惜しかったね、でも頑張れという同世代からのエールに見えた。

_u5w6767  森高がずーっと微動だにせずにそこにいたかというと、実はそうではない。森高が天を仰いだ瞬間もあったのだ。あぁ、やっちまったか、という感じで、後頭部をガラスにコツンとぶつけた。森高と話したわけではないが、その若武者をひそかに応援していたように思える動きであった。
 深川真二が前付けでインに入った瞬間。つまり、平本真之がインを奪われてしまった瞬間に、森高はコツンとしたのだ。
_u5w7982  昨日も書いたが、12Rはあたかも「グラチャン・リベンジ」という裏企画レースのようであった。超抜・瓜生に対して、平本があのときと同じ枠番で雪辱を果たせるのか。ところが……コースが変わってしまった。1着勝負だった深川の渾身の前付けを、平本は防ぐことができなかったのだ。
 今回も、瓜生の1着だった。平本はふたたび敗れた。だが、それだけであんなに悔しがることはなかっただろう。平本は、悔しさをまったく隠そうともせず、あの人の好い端正なマスクを思い切り歪めていたのだ。平本をSGなどのピットで見るようになってから約1年、あんな表情になる瞬間を見たことがない。ひたすら優しく、腰も低く、好人物の平本も、心の中には勝負師としての自分を確固としてもっているのである。だから、敗れたことが悔しかった。それも、インを守れず、不完全燃焼で敗れたことが、とことん悔しかった。ふだんの平本は、声を気楽にかけられる筆頭の一人である。だが、今日はとてもそんな気にはなれなかったし、してはいけないと思った。言っておくが、勝負駆けには成功しているのである。準優ピットに名を連ねているのだ。だが、平本は今日、最高の悔しさを噛み締めていた。どんな言葉をかけられるだろうか。

2011_0826_0034  さて、最後に予選トップの瓜生正義。これが強さの一端かな、というのをひとつ。福岡の整備室には「モーター整備状況表示盤」という、モーター番号とどんな整備をしているのかをあらわしているボードがある。4日目ともなると、さすがにここに表示されているモーター数は減っているのだが、その中に73という番号があった。整備内容は「パワーユニット分解点検」。すなわち本体を外して、点検なり整備なりをしているということだ。部品交換もそこにはあらわされるが、そのときは当然、パワーユニット分解点検にもチェックがついている。73番は交換はないようだったが、とにかく今日、バラして点検がなされたのである。
 超抜パワー間違いなしの噴いているモーターでも、恐れずバラして万全を期す。73号機はもちろん、瓜生正義の相棒。そりゃ「艇聖」は強いはずだ、と思いませんか。(PHOTO/中尾茂幸=川上、峰、新田、中野、瓜生 池上一摩=山田、森高、平本 TEXT/黒須田)


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速報 福岡MB記念の準優メンバー決定!!

 進入から熾烈を極めた勝負駆けが終わり、福岡モーターボート記念の準優18ピットが確定しました! 今日もエース瓜生はじめ九州地区の上位組が八面六臂の活躍を見せ、1・2号艇はすべて九州男児の手に。まさか、このまま優勝戦の6ピットまで占拠してしまうのか!?

10R
①出畑孝典(福岡)
②篠崎元志(福岡)
③鳥飼 眞(福岡)
④佐々木康幸(静岡)
⑤田口節子(岡山)
⑥平本真之(愛知)

11R
①峰 竜太(佐賀)
②藤丸光一(福岡)
③池田浩二(愛知)
④守田俊介(京都)
⑤魚谷智之(兵庫)
⑥石野貴之(大阪)

12R
①瓜生正義(福岡)
②岡崎恭裕(福岡)
③赤岩善生(愛知)
④今垣光太郎(石川)
⑤山崎智也(群馬)
⑥平尾崇典(岡山)


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“本紙予想”MB記念4日目後半

7R
1コース想定=市川 まくられ率6.1% 差され率25.8%
2コース想定=松井 逃がし率38.1%
松井が渾身の差しで抜け出す。
◎松井 ○篠崎 ▲市川 △赤岩
3連単2-314-全

8R
1コース想定=新田 まくられ率8.9% 差され率22.2%
2コース想定=石橋 逃がし率30.6%
石橋がしっかり差して先頭へ。。
◎石橋 ○今村 ▲須藤 △新田 
3連単2-531-全

9R 
1コース想定=寺田 まくられ率5.9% 差され率27.5%
2コース想定=湯川 逃がし率42.4%
湯川がカベになれば、寺田の逃走チャンス。
◎寺田 ○湯川 ▲平尾 △池田  
3連単1-245-全

10R 
1コース想定=横西 まくられ率5.8% 差され率17.3%
2コース想定=萩原 逃がし率31.8%
佐々木が5コースから強烈なまくり差し。
◎佐々木 ○横西 ▲鳥飼 △萩原
3連単5-132-全

11R 
1コース想定=丸岡 まくられ率7.1% 差され率25.0%
2コース想定①=篠崎 逃がし率44.1%
2コース想定②=藤丸 逃がし率28.3%
進入で動きがありそうで難解。篠崎の全速戦を狙う。
◎篠崎 ○今垣 ▲丸岡 △藤丸
3連単2-514-全 

12R 
1コース想定=平本 まくられ率13.0% 差され率23.9%
2コース想定=瓜生 逃がし率17.8%
平本を応援したいが、瓜生が2コースから自在戦決める。
◎瓜生 ○平本 ▲深川 △石野 
3連単2-164-全


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THEピット――レーサーの心性

2011_0823_0957  1Rで吉田俊彦と郷原章平が転覆を喫した。吉田には後続が乗り上げる瞬間があったため心配されたが、レスキューからは郷原とともに自力で降りてきている。吉田はそのまま装着場へと向かい、他の4選手に頭を下げて回っていた。吉田も郷原も、無事で何よりだ。
 2艇の転覆が出たため、ボートリフト周辺は選手たちで大変なにぎわいとなっていた。転覆艇を引き上げるため、同支部同地区の選手を中心に、ヘルプの輪ができていたのだ。吉田の艇は近畿地区、郷原の艇は九州地区の選手が集まっての引き上げ作業。3Rの展示準備に向かわねばならない松井繁や藤丸光一(選手班長なので、顔は出していた)、1Rに出走していた魚谷智之あたりは参加していなかったが、それ以外の支部所属地区所属の選手の顔はリフト周辺で見ることができた。
2011_0825_0212  今日は勝負駆けである。ノルマを抱えた選手は、一分一秒でも多く調整の時間がほしいだろう。そうでなくとも、誰もが自身の作業を残している。しかし、そうしたことはいっさい関係なく、自発的に集まってくるのが選手という人たちである。もちろん、お互い様ということもあるだろう。わずかな時間に効率よく作業をこなすには、大勢で一気にやったほうがいい、という物理的な部分もあるかもしれない。そして何より、水面では命を懸けて戦う敵同士だからこそ、陸の上では“仲間”なのだと相手を慮る心性を選手たちはもっている。こうしたシーンは何度も何十度も、それこそピットに入れば毎節かならず見ることになるけれども、いつも素敵なことだと思わされる。4R出走を控えて、最後の調整をしたいであろう深川真二が、まるで当たり前のような顔をして郷原のヘルプをしているのを見れば、頭が下がろうというものだ。
2011_0825_0613  よく見ると、地区も支部も違っている選手の顔も見つけられた。横西奏恵は吉田のヘルプをしていたが、もちろん地区的なつながりはない。10R1回乗りで、まだ時間に余裕があるから、自ら手を空けて駆けつけたのだろう。それも、やはり当たり前のような顔をして。
2011_0825_0828  やがて、着替えを終えた当人たちが、その輪に加わっていった。仲間に頭を下げてから、完全に作業の中心人物として、テキパキと動いている。このあと、水に浸かったモーターを整備しなければならないから、作業は早く終わらせなければならない。とくに吉田は6Rに2走目が待っている。確認はせずに記者席に戻ってきたが、まず間違いなく、転覆整備をする吉田、郷原の周りにも仲間の姿があったはずだ。

_u5w6904  さてさて、今日は勝負駆け。1Rで魚谷智之が逃げ切って、得点率6・00に到達した。まだまだ予断は許さないが、ほぼ安全圏に押し上げられたはずである。
 だというのに、魚谷はピットに上がってきた瞬間に首をかしげた。今垣光太郎に「やったね!」と言われてぺこりと頭を下げてはいるが、笑顔は見えていなかった。松井繁も祝福の言葉を飛ばしていたが、それに対して魚谷は、やはり首をかしげながら、不満らしきことを訴え始めている。松井の顔もどんどんと神妙になっていく。勝ったは勝ったけれども、まだまだ納得の域に達していないようなのだ。
 選手たちのハードルは、いったいどこに設定されているのだろう、と考える。たとえば池田浩二のように、優勝戦1号艇でも泣きのコメントを出す者がいて、それは自分の課したハードルに達していないことがそうさせているのだろう。1着も、勝負駆け成功も、時に彼らを納得させるものにはなりえないことがある。そんなストイックさが、僕も欲しいなー。舟券当たったけど、予想した展開通りにならなかったから、納得してない、みたいな。無理だな。(PHOTO/中尾茂幸=魚谷以外 池上一摩=魚谷 TEXT/黒須田)


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H記者の穴・極選 4日目

 ひとり万太郎GETでいささか肩身の狭いHです。憲吾牢どの、すまんすっ、死んだ気で7Rを極選にすればいがった~~><
 今日の狙いは、勝負駆けレーサーが誰もいないこのレース。モチベーションの低い水面で、ひとり猛ハッスルしそうなオッサンがいます!

8R
 ①新田雄史
★②石橋道友
 ③須藤博倫
 ④川上  剛
◎⑤今村  豊
★⑥菊地孝平

進入12345/6

 何度か書いてきましたが、ミスター今村は晴れでも雪でも敗者戦でも優勝戦でも、ひたすら己のスタートに徹します。2マーク起こし握りっぱなしコンマ10全速スタート。勝負駆けとは無縁のF持ち須藤&川上が、この攻撃に抵抗できるか。できないでしょう。ミスターが1マークまで握りっぱで賞典除外の憂さを晴らします。伸びない新田まで攻め潰すので、ヒモは小差しの石橋と今村マークの菊地。足が足りないのは、みんな一緒ですからね!

3連単★5-26-全


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本日の“本紙予想”モーターボート記念4日目

どもども。Kです。昨日はH記者が愛する守田俊介でマンシューゲット。一方の私はどうにもこうにも……。ともに笑うってことがほとんどないような気がしますね。ともにうなだれることは日常ですが。

1R
1コース想定=魚谷 まくられ率20.6% 差され率19.1%
2コース想定=平尾 逃がし率28.6%
平尾の2コース戦に妙味がありそう。
◎平尾 ○魚谷 ▲吉田 △重野 
3連単2-134-全

2R
1コース想定=山崎 まくられ率8.3% 差され率20.8%
2コース想定=寺田 逃がし率33.3%
センターに攻め手そろい、井口にまくり差しの展開。。
◎井口 ○山崎 ▲菊地 △寺田 
3連単5-132-全

3R
1コース想定=重成 まくられ率8.3% 差され率20.8%
2コース想定=田村 逃がし率=35.5%
藤丸が動いて進入微妙。センターから佐々木が攻める。
◎佐々木 ○松井 ▲藤丸 △重成
3連単3-451-全

4R
1コース想定=田口 まくられ率15.6% 差され率15.6%
2コース想定=山田 逃がし率43.3%
S決まれば、山田をカベにして田口が逃げる。
◎田口 ○深川 ▲今村 △湯川
3連単1-364-全

5R
1コース想定=峰 まくられ率14.8% 差され率18.5%
2コース想定=坪井 逃がし率42.3%
峰が快速仕様でイン逃げ決める。
◎峰 ○石野 ▲森高 △岡崎
3連単1-536-全

6R
1コース想定=鳥飼 まくられ率3.7% 差され率31.5%
2コース想定=吉田 逃がし率32.6%
出畑に抵抗勢力多く、思い切って濱野谷を狙う。
◎濱野谷 ○出畑 ▲鳥飼 △石渡
3連単5-416-全

後半はのちほど!


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4日目!

おはようございます。モーターボート記念4日目、早くも勝負駆けの日を迎えました。大激戦模様の得点率争いですが、リードしているのは福岡をはじめとする九州勢。“艇界甲子園”で地元地区の選手たちがクリーンヒット連発です。甲子園というからには、他地区の選手の奮闘も期待したいところですが……。

2011_0825_0890 沖縄は九州に入るんでしょうかね……。(PHOTO/中尾茂幸)


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福岡MB記念TOPICS 3日目

奇跡のツケマイ

2011_0825_0848  やればできる子なんです、ウチの俊吉はっ!!!! 7Rの2周1マーク、俊介がなんとなんとなんとなんと艇聖・瓜生正義を強ツケマイで引き波に沈めてしまった!!! 最近は抱腹絶倒ブログ『風雲! きもり城』(必読!)での文才ぶりが本業以上に話題になっている?守田俊介だが、水面での天才ぶりも忘れちゃいけませんぜっ! 流れは完全に瓜生の3連勝ムードだった。1マークで後手を踏んだ瓜生だが、バック4番手から最内をぐんぐん伸びる。そして、くるりんっと2マークを回ってみたら、3艇身ほど前にいた俊介の内に舳先が突き刺さっていた。
「んなアホな、あっか~~~んっっっ><」

2011_0825_0154  瓜生を消して俊介ー拡郎流しを買っていた私は、泣きそうになった。なんぼ艇聖だっつったって、あの回り足~行き足は反則すぎる。やっぱ「戦車に竹槍舟券」だったかぁぁ。とゴミ箱に捨てようとした瞬間、奇跡は起こった。あまりのスピードの差に半艇身ほどずり下がった俊介が、「どうにでもなれっ!!」と開き直ったように外から握って攻めたら、瓜生がズルリと引き波にハマッた。そんな感じ。ツケマイという技は双方のパワー差とは無縁に、作用反作用的な物理反応で決まることが多い。ある特定の距離間隔と、ある特定のタイミングと、ある特定の相互スピードが重なったときに、それは起こる。そして、今日の7Rの2周1マークで、その微妙かつ繊細な3要素がぴったり重なった。さしもの艇聖も、この奇襲には抗う術もなかった。まさに、奇跡のツケマイだった。
 俊介が20歳の頃から、優出と聞けばびわこに宮島に常滑に福岡に、と日本中を追っかけ回してきた私。そんな日本一の俊介フリークの私が、この12年でいちばんビックリ仰天したレースだったな。相手が相手だっただけに。いやぁ、生きてて良かった。驚きと感動と万太郎をありがとさん、俊キチ!!!!

初めての共同作業!?

2011_0825_0080  今日の4Rでは、智也&奏恵ちゃんの夫婦バトル番組が組まれた。私はご祝儀気分で6=5-全という夫婦ワンツー舟券を買っていたのだが、さすがにアウトセットができるほどのパワーはない。インの平石和男が抜け出し、4カド吉田俊彦と2コース赤岩善生が差し迫るという内寄り決着。紙屑を握りしめつつ4、5番手であえぐ新婚さんを眺めていた。
2011_0825_0073  だが、ふたり揃って徐々に赤岩との距離を縮めると、夫婦の動きがいきなり活発になった。2周2マーク、智也が赤岩の外に開き、奏恵が切り返し気味に赤岩の内フトコロに迫る。そして、開いた智也が差し回る。いや、これは夫婦とか関係なしに、普通に後続選手たちが仕掛ける常套戦法なわけだが、記者席にいた我々は思わず叫んでいた。
「おおっ、愛妻の援護射撃かっ!?」
 それでも、まだ態勢は赤岩が有利。それを奏恵がしつこくしつこく追いかけ回し、最終ターンマークではダンプ気味に赤岩の内に潜り込み、ついに智也3着、奏恵4着を実現させた。
「なんと甲斐甲斐しい……」
 記者席でしみじみ呟く私。実際には1日早い勝負駆けでふたりが必死に走っていただけだとしても、私の目にはほとばしる夫婦愛として投影された。欲を言えば、このふたりの“共同作業”を先頭争いで実現してほしかったなあ。
 あ、それにしても、夫婦に左右から攻められ続けた赤岩、「男・赤岩、なんで夫婦にそこまでされる??」みたいな感じで、妙に走りにくかったかも。お疲れさまでした!

九州独占!

今日のイン戦
④①①①①③④①②①④③
1着率50% 2連率57% 3連率75%

2011_0825_1116  久しぶりの晴天が福岡水面のムードまで変えたのか、やっと遠征組がこの特殊水面に慣れてきたのか……今日はスタートがそれなりに揃い、イン選手の1着率が一気に上昇した。まあ、やっと普通のSGモードになったというところか。このあたりの分析は、また明日にでも『博多の鬼』森大輔記者から聞きだすとしよう。
 今日の6人のイン勝者で、とりわけ貴重なイン逃げになったのが出畑孝典だ。この時点で節間成績9・50。たとえ次の11Rで瓜生や池田が勝っても、抜かれることのない地位を築いたのだ(う~ん、俊キチの奇跡のツケマイが、微妙な影響を与えたのだなぁ)。

 で、11Rは瓜生が文句のつけようのないまくり差しで圧勝し、節間2位を死守。
 続く12Rでは、峰竜太が豪快にミスター今村をまくりきって節間3位に……終わってみれば、節間勝率ベスト6は、こんなことになってしまった。
①出畑孝典
②瓜生正義
③峰 竜太
④岡崎恭裕
⑤篠崎元志
⑥藤丸光一

2011_0825_1005  す、すべて九州地区レーサーにして、そのうち5人が福岡支部!!!! やはりこの難水面は、走り慣れている地元&準地元レーサーが圧倒的に有利ということなのか。このまま九州男児の6人が突っ走り、準優も分かれて勝ち上がり、優勝戦もこの通りの枠番に……なんてことはないだろうが、そうなっても不思議ではない地元一色ムードの3日目ではあったな。明日はボーダー争いのみならず、このベスト6争いにも大いに注目したい。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――笑顔、微笑、苦笑、憮然

_u5w6956  さあ、時の人になってきたぞ。勝利者インタビューを終えてピットに戻った出畑孝典を、報道陣がぐわっと取り囲む。3日目を終えて3勝、2着1回で予選トップに立った出畑は、戦前の下馬評では伏兵の域を出なかったこともあって、一気に注目を集め始めるようになっているのだ。誰もが彼の話を聞きたい。誰もが彼の生の声を聞きたい。熱愛発覚のアイドルみたいに、出畑は人の輪の中心に置かれるわけだ。しかもアイドルと違って、曖昧な答えで終わったりはしないしね。出畑もそんな状況に面喰ったりすることなく、さわやかな笑顔を見せる。プロスポーツ選手たるもの、やはりこんなふうに取り囲まれてナンボ、であろう。
 出畑の快進撃には、福岡勢も気分を良くしているようだ。10Rを逃げ切ってピットに戻ってきた出畑を出迎える仲間たちは、一様に顔をほころばせていた。いや~、すげえなあ。キてますね~。そんな雰囲気。たしかに出畑のパワーは、見ている者を笑顔にさせる強烈さをたたえている。久しぶりにSGにやって来た、しかし近況は絶好調の旬な男が、こうして結果を出していることもまた、仲間たちには嬉しいことに違いない。
_u5w6787  それと対照的なシーンも見た。11R、瓜生正義が4カドから1着。前半戦で守田俊介のツケマイを浴びて道中逆転を喫した分、得点率で出畑に先んじられてしまっているが、こちらもパワーは超抜級。H記者は「オレの息子が瓜生の得点1位を阻んだんだよ~」とご満悦だが、正直に言って、機力の差は歴然である。
 その瓜生を出迎える福岡勢は、笑っていなかった。ボートリフトで陸に上がってくるのを淡々と待ち、さすがに会話を交わす際には笑みもこぼれているが、出畑のときのようなニコニコ顔ではなく、尊敬する先輩に向けて自然と浮かぶ微笑といった程度。つまり、瓜生の勝利は特別沸き立つようなことではなくなっているようなのだ。そう、「瓜生さん? 勝って当然でしょ」てな雰囲気。11Rは決して楽な相手ではなかった。1号艇が池田浩二ですよ。直近SG覇者激突バトル、すなわち近況好調の面々が相手ですよ。カドが取れそうだったとはいえ、外枠ですよ。でも、瓜生が楽勝するのは何も不思議なことではないのだ、仲間から見ても。あるいは、岡崎恭裕や篠崎元志ら得点上位につけていて優勝も狙えるパワーがある若手たちは、「瓜生さんに得点率上位にいかれたら厄介だよなあ」と軽快し始めたか? いずれにしても、誰もが瓜生の強さを特別なものだと認め始めているのは間違いない。H記者はパワーやレースぶりから「艇聖」なる称号を与えたが、ピットの様子を見ても、深く同感する次第なのだ。
_u5w6790  ちなみに、瓜生の得点率トップを阻んだH記者の息子は、午後のピットでも実にマイペースで淡々とした様子でした。この人も、本当に表情の波があまり感じられない選手の一人なのである。それだけに、あのブログの激烈な面白さがまた衝撃的なわけで。

_u5w7201  瓜生絡みでもうひとつ。今節は企画レースが毎日組まれてきたが、明日はそれがない。だが、隠れ企画レースというべきレースがある。12R。1号艇・平本真之。2号艇・瓜生正義。2カ月前、こんな組み合わせのメーンイベントを見た記憶があるだろう。予選ラストレースにあらわれたこの組み合わせ。瓜生の行き足が鋭いってのも、あのときと似てるな。瓜生も地元ファンも地元関係者も、あの再現をきっと期待しているのだろう。
 だが、平本はそうはいかない。ここはリベンジのチャンスなのだ。予選と優勝戦という違いはあるが、ここでまた同じ轍を踏むわけにはいくまい。仮にそうなったとしても、それを糧にして前に進むだけだが、しかし逆襲は早いうちにやってしまうに越したことはない。
 平本は、質問するこちらの意図を瞬時に察しただろう。ただただ苦笑いを見せるのみだった。枠なり濃厚で、実際にそうなったあのときと違って、今回は6号艇に深川真二という前付けを予想される難敵もいる。進入から一筋縄ではいきそうにないのだ。もちろん、平本自身もそれを自覚している。機力的にもあのときのほうが上だったと思われ、だからなおさら、この組み合わせは平本にとってはネガティブな思いを呼んでしまうものでもあるようだ。
 だが、平本は同時に、こちらが期待することも察したのだと思う。「なんとかしたいですね。頑張ります」と最後は力強く口にして、自分の作業に戻って行っている。こちらの期待に合わせての言葉であっても嬉しいし、明日はあのときと同じように、力いっぱい平本に注目したいと思う。がんばれ!

2011_0825_0546  最後に、この人の憮然たる表情は初めて見た気がするぞ。池田浩二だ。
 おそらく、多くの方は池田にクールなイメージを抱いているはず。開会式や勝利者インタビューではそんな雰囲気だし、記者会見などでも冷静に見える男である。だが、ピットでの様子を見ていると、めちゃくちゃお茶目な部分がある。仲間に対してはおどけて見せるシーンが山ほどあるし、笑顔も多い。そして、レース後も比較的笑顔が多いような印象がある。最近めちゃくちゃ強いからですかね。ともかく、悔しさをあらわにするような場面は少ない印象があるのだ。
 その池田が、思い切り顔をしかめて、悔恨を隠そうとしていなかった。いや、隠せなかったのか。1号艇での大敗は、今の池田にとってはプライドを傷つけられるものにほかならない。しかも同期の佐々木康幸からジカまくりを浴びて後退しているのだから、いろいろな意味で悔しくてたまらなかったはずだ。
 敗れた選手に対して申し訳ないとは思う。でも、心から思った。
 そんな池田浩二がカッコ良かったぞ!

なお、山口剛が12Rの落水による負傷で途中帰郷となってしまった。無念……。あと、今村豊は同Rで「優先艇保護違反」(事故艇付近で、本来は篠崎が優先艇だったが、先に回ってしまって順位が逆転してしまった。ホームでは内外離れていただけに、不運にも思えるが……)で賞典除外となってしまった。これも無念……。(PHOTO/中尾茂幸=池田 池上一摩=池田以外 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

SG九州地区選か!?と見まごうほどに、予選3日目を終えて上位を九州勢が独占しています。それも、地元勢がベスト6のうち5人! 地元ファンは盛り上がっているだろうなあ。1位は出畑孝典で、まさしく快進撃。ここからはプレッシャーとの戦いになるかもしれませんね。なお、想定ボーダーは5・80としました。帰郷2人、賞典除外4人、さらに上位勢がかなりの高得点ということもあって、現在の16~18位が5・75。どうやらボーダーが6・00に届かないかも?と判断しました。もちろん、現時点での想定ですし。ボーダーはいかようにも上下しますので、その動向にはご注意ください。

1 出畑孝典  当確
2 瓜生正義  当確
3 峰竜太   当確
4 岡崎恭裕  当確
5 篠崎元志  当確
6 藤丸光一  3・6着
7 石渡鉄兵  5着
8 石野貴之  2・6着
9 鳥飼眞   2・6着
10 池田浩二  4着
11 森高一真  3・4着
12 平本真之  4着
13 守田俊介  3・4着
14 赤岩善生  3着
15 今垣光太郎 3着
16 深川真二  3・3着
17 萩原秀人  3着
18 佐々木康幸 3・3着
19 山崎智也  2着
20 原田幸哉  2着
21 平石和男  2着
22 中野次郎  2着
23 吉田俊彦  2・3着
24 松井繁   2・3着
25 魚谷智之  1着
26 丸岡正典  1着
27 横西奏恵  (1着相手待ち)
28 平尾崇典  2・2着
29 田口節子  1着
30 山田哲也  (1着相手待ち)
31 飯山泰   (1着相手待ち)
32 井口佳典  1・2着
34 須藤博倫  1・1着
36 湯川浩司  (1・1着相手待ち)
※(1点不足にも届かない選手は割愛)


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“本紙予想”MB記念3日目後半

7R
1コース想定=飯山 まくられ率7.5% 差され率30.2%
2コース想定=守田 逃がし率40.4%
飯山が踏み込んで先マイ決める。
◎飯山 ○坪井 ▲瓜生 △吉田
3連単1-365-全

8R
1コース想定=井口 まくられ率8.9% 差され率16.1%
2コース想定=森高 逃がし率38.1%
銀河系対決は激戦必至。湯川がまくれば田口に出番だ。
◎田口 ○湯川 ▲森高 △井口 
3連単4-321-全

9R 
1コース想定=赤岩 まくられ率10.6% 差され率13.6%
2コース想定=岡崎 逃がし率50.0%
赤岩が気迫のイン逃げ決める。。
◎赤岩 ○岡崎 ▲石橋  
3連単1-25-全

10R 
1コース想定=出畑 まくられ率1.8% 差され率16.1%
2コース想定=今垣 逃がし率24.1%
出畑と中野がガチンコの可能性。今垣が差し抜ける。
◎今垣 ○出畑 ▲萩原 △中野
3連単2-154-全

11R 
1コース想定=池田 まくられ率5.3% 差され率10.5%
2コース想定=佐々木 逃がし率45.7%
池田が佐々木をカベにして逃走。
◎池田 ○佐々木 ▲瓜生
3連単1-24-全 

12R 
1コース想定=今村 まくられ率17.6% 差され率19.1%
2コース想定=峰 逃がし率40.5%
攻め手多いレースで丸岡の一気まくりを狙いたい。
◎丸岡 ○篠崎 ▲今村 △原田 
3連単3-514-全


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THEピット――1Rの悲しき敗者

_u5w6497  濱野谷憲吾がまくられてずるずると下がっていくのを見ながら、ピットへと向かった。1R1回乗りで、1号艇で、まくられて、道中で田口節子にもまくられて……ため息が出た。そんな憲吾は見たくない……。あまりの元気のなさに、ため息はいくつもこぼれた。
 ピットに到着すると、まず目に入ったのは濱野谷のボートがまだ装着場に置かれていることだった。ピンクのフラッグがついている。濱野谷は、試運転に出るつもりなのだ。そして気づく。濱野谷がペラ調整所にいる!
_u5w6515  別に驚くことではないと言われるかもしれないが、1Rが終わってまだ数分しか経っていないのである。カポックを脱ぎ、着替えをして、顔なども洗って、一服して……とやっていたら、その時間にペラ調整所にいられるわけがないのだ。つまり濱野谷は、レース後速攻でペラ叩きに向かった! このまま終わるつもりはまったくないということである。
 それから濱野谷はひたすらペラ調整所で時間を過ごし、レース後のエンジン吊りとペラ叩きの往復だけを繰り返していた。そして先ほど、試運転で水面を駆ける濱野谷を記者席から確認したところである。屈辱とも思える、たっぷりと使える時間を、濱野谷はきっと最高に有意義に使うであろう。もういちど言うが、このまま終わってもいいなんて、濱野谷自身は決して思っていないのだ!

_u5w6351  1Rでは、重成一人が欠場となっている。再展示を2度行ない、しかしモーター不調で出走がかなわなかったのだ。珍しい事例であるのは言うまでもない。
 2R発売中、重成のボートを多くの人が取り囲んでいた。場所は係留所。重成はモーターを始動して、また止めて、を何度か繰り返していた。検査員さんや整備士さんが不調の要因を探るべく、重成とともに確認作業をしているわけだが、それを仲間の選手たちも心配そうに見守っていた。
_u5w6230  森高一真は完全につきっきり。もっとも近いところで、重成のモーターをじっと見つめている。同じ四国地区である横西奏恵もそばについていた。選手班長の藤丸光一も心配そうに重成の様子を見守っている。さらに瓜生正義も、何とかならないものかと真剣な表情で重成に視線を送っていた。少し後には、ここに今村豊も合流していた。
 2Rが終わって、重成のボートはいったん陸に引き揚げられた。ボートごと整備室に運び込んで、モーターが外される。手早く分解が始まった。2走目が10Rで、時間に猶予があるのは救いだったか。重成はそれほど悲壮な表情を見せずに、作業に取り掛かっていた。
2011_0824_0995   森高がつきっきりなのは、係留所と同じ。横西は4Rの出走があるため、展示準備に向かっている。藤丸は班長だから、一人にくっついているわけにはいかず、しかし何度も重成のもとに足を運んでは、様子をうかがっていた。まるで重成の手足になりたい!とばかりに接近して様子を見守っていたのは瓜生だ。オペに臨むドクターをヘルプするナース、みたいな位置関係で、心配そうな表情を見せていた。2011_0824_0840 本当に優しいのだ。そういえば、ドリーム戦では瓜生も再展示となっていたな。何か伝えられることがあるのでは、と考えていたのかもしれなかった。

 オープニングで不本意な結末を強いられてしまった2人。今日は長い一日になるのかもしれない。(PHOTO/中尾茂幸=福岡勢 池上一摩=濱野谷、香川勢 TEXT/黒須田)


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H記者の穴・極選 3日目

 3日目にして絶好調K記者(2日目予想5本、舟券6本的中!!)から、「当たり舟券注射」をいただくハメになったゴク潰しライターHです>< こ、この勢いのある資金を生かさねばっ!
 今日の後半は2号艇が展開の鍵を握っているような気がします。パワー的に勝ち負けが可能なメンバーばかり。迷ったら、2号艇をアタマかヒモ(特に2=5が妙味)に据えてみては? そして、今日の極選はアンチ艇聖・瓜生で!

11R
★①池田浩二
★②佐々木 康幸
 ③重野哲之
 ④瓜生正義
◎⑤山崎智也
 ⑥中島孝平

進入123/456

 瓜池時代ということで、1=4がメチャかぶりです。逃げる池田か、握って攻める瓜生か。そんな展開を多くのファンが思い描いているわけですが、昨日のような瓜まくりが簡単に決まるとは思えない。スリットからの行き足だけは抜群の佐々木(そこからターンマークまでの伸びは大幅ダウンしていますが……)が、瓜生にとって壁になるからです。それをやっと超えたときには、狙いすました智也の瓜マークまくり差しが入っていてもおかしくない。コースの利ある池田と佐々木へ。

3連単★5-12-全

※艇聖は私の造語ですが、由来としては将棋の“棋聖”のイメージです。将棋のビッグタイトルには名人、竜王、棋王、王位、王将、王座、棋聖があり、棋王=艇王よろしく棋聖=艇聖があってもいいのでは?という発想でありました。まあ、あくまで私の勝手な呼び名でして、浸透させようとか思っておりませんです、はい。


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本日の“本紙予想”モーターボート記念3日目

おはようございます。Kです。昨日は長打こそなかったものの、そこそこ好調でした。今日はめちゃくちゃ好調となるよう奮戦します。

1R
1コース想定=濱野谷 まくられ率8.3% 差され率20.8%
2コース想定田口丸 逃がし率42.1%
濱野谷がプライドを見せて逃げ切ると見る。
◎濱野谷 ○飯山 ▲川上 
3連単1-34-全

2R
1コース想定=石野 まくられ率3.6% 差され率14.3%
2コース想定=菊地 逃がし率36.8%
吉田が攻めれば魚谷に展開が向きそうだ。
◎魚谷 ○吉田 ▲石野 △田村 
3連単5-413-全

3R
1コース想定=石渡 まくられ率18.0% 差され率14.0%
2コース想定=郷原 逃がし率=43.0%
松井が動いて内が深くなれば、市川の一撃に妙味。
◎市川 ○萩原 ▲石渡 △松井
3連単3-416-全

4R
1コース想定=平石 まくられ率18.9% 差され率11.3%
2コース想定=赤岩 逃がし率42.6%
赤岩が2コースから怒濤の攻め。
◎赤岩 ○平尾 ▲平石 △横西
3連単2-315-全

5R
1コース想定=深川 まくられ率7.6% 差され率16.7%
2コース想定=原田 逃がし率40.8%
深川がイン速攻を決める。
◎深川 ○原田 ▲今垣 △鳥飼
3連単1-236-全

6R
1コース想定=藤丸 まくられ率9.9% 差され率24.7%
2コース想定=中野 逃がし率35.4%
池田が展開突いて抜け出す。。
◎池田 ○中野 ▲藤丸 △川上
3連単3-215-全

後半はのちほどアップします。


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3日目!

おはようございます。福岡モーターボート記念、3日目でございます。今日の博多はようやく青空も見えていますが、雲は相変わらず多いなあ……。

今日は企画レースが2つ!

2011_0824_0407 8R 輝く頂きへ銀河系対決

①井口佳典(三重)
②森高一真(香川)
③湯川浩司(大阪)
④田口節子(岡山)
⑤田村隆信(徳島)
⑥丸岡正典(奈良)

2011_0824_0215 11R 直近SG覇者夢の対決

①池田浩二(愛知)
②佐々木康幸(静岡)
③重野哲之(静岡)
④瓜生正義(福岡)
⑤山崎智也(群馬)
⑥中島孝平(福井)

11Rは昨年の賞金王(シリーズも)と今年4SGの覇者ですね。銀河系バトルも激しくなりそうです。(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――最後に見たもの

2011_0824_0308_2  西の空が真っ黒な雲に覆われ始めたのは、12Rの展示が始まったころだろうか。天気は西から変わるという。ということは、また今日も豪雨に見舞われるというのか……。
 ピカピカと空が光り始めたのは、どんなタイミングだったっけ。ごろごろと鳴る空を見上げながら、「王者って、雷のときに走ることが多いよなあ」と思った。戸田でも、2日続けての突如の雷雨のなか、水面には松井繁がいた。ようするに終盤レースに走るべき男だということなのだが、この8月、もっともカミナリ交じりの夕立に出会ってしまったのは松井だろう。

_u5w6149  その頃、整備室には石野貴之の姿があった。今日は本体整備に取り掛かる選手が多く、重野哲之などはレース前とレース後に本体を割っている。昨日の転覆でダウンしたパワーを取り戻すべく、奮闘していたわけだ。それでも、西の空が暗くなっている頃には整備室は閑散とし始めており、ただ一人、石野がテーブルで本体と向き合っていたという次第。石野が整備室にいる場面は正直あまり記憶になく、節間の調整はペラ中心ではなかったかと思う。それだけに、石野の姿は目立って見えた。整備士さんと談笑しながらではあったが、延々と続けられる本体整備。部品交換などがあったかどうかについては直前情報を参照してほしいが、石野がとことん相棒と向き合っていたのは確かなことだ。
2011_0824_0890  同じ頃、整備室奥にあるペラ室には、人影が見当たらなかった。さすがにペラ調整をする選手も少なくなってきたか。整備室入口付近の調整所では山田哲也が作業をしており、装着場の隅にある“屋外”調整所では重野、須藤博倫の83期コンビと新田雄史がペラ叩き。早い時間帯には常に満員御礼となっているそれぞれの調整所も、さすがに閑散としているのだった。まあ、そういう時間帯なのである。
_u5w6212  だから、整備室の奥から寺田祥があらわれたときには、ちょっとびっくりした。どこにいたの? って、寺田がやってきた方向にはペラ室があるのだから、ペラ調整を終えて出てきたのに決まっている。実は奥のペラ室は、整備室の外からは死角になっているところがあり、残念なことに全貌を確認することがなかなかできないのだ。慌てて会釈すると、寺田は切れ長の目をこちらに向けて、小さく会釈を返した。
_u5w6452  たぶん、当欄の読者で寺田祥ファンの方は、「もっとテラショーのことを書け!」と思われているのではないかと思う。自分でも、テラショーのこと、あまり書いてないなあ、と思う。別に嫌いとかいうことじゃないっすよ。舟券の相性はいいし。ただ、彼のように淡々としているように見える選手、派手なアクションを見せない選手よりも、大きな動きをするような選手にどうしても目が奪われるのは事実。エンジン吊りのときなどはとなりに今村豊がいるしね。はしゃぐ今村と黙々と作業をする寺田では、つい今村のほうに気を取られるのは仕方ないことだろう。
 というわけで、そんな後ろめたさがあるからか(笑)、せっかく二人っきり(?)のチャンスに声もかけられなかったわけだが、最後までペラ調整をしていた広地がテラショーというのも確かなこと。寺田は黙々と明日の艇旗艇番準備に取り掛かり、黙々と作業を終えて、控室へと帰っていくのだった。

2011_0824_0322   12Rが発走となった。空は相変わらず暗い。このあと、ピットからスタンドの記者席に戻らねばならないことを考えれば、雲にはもう少しだけ水滴を落とすのを我慢してもらいたいところ。スタート。岡崎恭裕が伸びる。まくり差しが決まる。山口剛も豪快なまくり差しで追走。イン発進の松井が3番手に甘んじる。“本紙予想”は本線的中。しかし、インの松井がやまとSG覇者軍団のツープラトン攻撃を受けて後退するシーンは、何かを象徴しているように見えて、ちょっと複雑でもある。
_u5w6186  ゴールして、ピットへ戻ってくる選手たち。そのとき、ついに来た! 水面は激しく音を立て始め、雲は一気に水分を下に放出し始めた。選手たちが陸に上がり、エンジン吊りをしている間にも、雷が轟音を立てる。川上剛が「おぉっ!」と空を振り返る。これがレース中でなくて、まだよかったか……。
 さらに強い音を立てつづける雷雨のなか、選手たちは控室へと引き上げていく。こちらも引き上げようか、と思ったときに、松井繁がカポック着脱室から出てくるところが目に飛び込んできた。
2011_0824_0869  憤怒の表情。もちろんそれは、自分を責める表情だろう。ひとり悔しさを噛み締め、露骨に悔しそうな表情は見せず、胸を張って背筋を伸ばし、まっすぐ前を見据えて力強く歩く。それが王者の矜持であるかのように、松井は敗れたあとに強靭にふるまう。それは同時に、憤怒の表情でもあるのだ。このたたずまいこそ、王者だと思う。こんな松井を見て、僕は震える。この表情がある限り、松井は王者であり続けるだろう。
 あの豪雨は、松井の怒りが呼んだものだったのかな……。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=今村、寺田、石野 TEXT/黒須田)


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福岡MB記念TOPICS 2日目

艇聖、降臨。

2011_0824_0765  どうだ、この強さは。本シリーズの大本命と目されている瓜生正義が連勝を飾った。それも、圧巻の5コースまくり&3コースまくり。どちらも、スリットから凄まじい行き足で内艇を置き去りにした。その部分のパワーは、明らかに昨日よりも破壊力を増している。地元水面で、このパワーで、その整備力で、あのテクニックで、誰がこの男に勝てるというのか。
 私はせっせと瓜生蹴飛ばし舟券を買いつつ、その強さにゾクゾク身震いしていた。「こうでなくっちゃ」と呟きつつ、不毛なハズレ舟券を破り捨てていた。ドMといえばドMだが、これでこそ、いつか瓜生がぶっ飛んだときの配当が何十倍も旨味を増す。かつての艇王・植木通彦がそうだったように。
 何度も何度も書いたが、私は長い間こういう絶対的に強いヒーローを待っていたのだ。それも、ただ強いだけでなく、水面ではクリーン一徹、フェアプレイの申し子。陸の上では温厚にして実直、誠実、朴訥。何度かインタビューもさせてもらったが、そのたび「瓜クンは絶対に一生涯浮気とかしないだろうなぁ」とか「この男、他人に嘘をついたことが一度でもあるんだろうか」なんて思ったりしたものだ。まさに聖人。私は今日から勝手に瓜生を『艇聖』と呼ぶ。艇王より語呂は悪いけど、それ以外の称号が見当たらない。そして、私は艇聖と戦う。戦い続ける。この聖なるヒーローに日々ボッコボコにされながら、いつか必ず悲願の10万舟券を獲ってみせるぞ。だからそれまで、ずっとずっと最強戦士でいてくれよ、瓜クンッ!!

やまと包囲網

2011_0824_0690  ではでは、今シリーズで艇聖・瓜生を脅かすのは誰か。2日目終了時点の得点率トップ3は、こうなっている。
①瓜生正義
②出畑孝典
③池田浩二

 同じ福岡支部の出畑は、今日も凄まじい伸び足を如何なく発揮した。伸び(スリット~1マークまでの足)だけなら、瓜生よりやや上。その最大の武器を生かすレースに徹すれば、艇聖に一泡吹かせる存在であることは間違いない。

2011_0824_0215  池田は、もちろん瓜生と並ぶV候補。昨晩、酒の席でK記者がしみじみこう呟いた。
「いよいよ、本格的な瓜生・池田時代に突入したんだなぁ」
 まったく異論はなかった。76期~銀河85期あたりの選手たちが、SGで優勝することが当たり前になって久しい。その脂の乗りきった面々の中でも、池田と瓜生がアタマひとつ抜け出した感がある。瓜池時代。今節もドリーム1・2号艇&1・2着を分け合ったふたりが、優勝戦でも同じ結果を築く可能性は高い。
 ただしっ!! 予選ランク4位以下に目を向けると、「ちょっと待てよ」と思いたくなってしまう面子が並んでいる。それは、こうだ。
④篠崎元志
⑤山口 剛
⑥峰 竜太
⑦岡崎恭裕
⑧山田哲也

2011_0824_0053  な、なんとなんと、4位~8位まで若きやまと軍団が占領している! これまでのSGで誰かが予選トップに立ったり、複数のやまと卒業生がベスト18に入ったりしたことは何度もあったが、これほど大量に好位置を占めたことはなかった、と思う。
 5Rの篠崎は鮮やかなインモンキーを決めて、今日2勝しかしていないイン選手のひとりに君臨した。その同じ5Rの1周2マーク、山口はちょっと見たこともないようなターンで逆転の2番手を奪った。そのターンを私なりに表現するなら「究極Vモンキー風鋭角ウィリーまくり差しターン」みたいな。後半12Rはまくり差した岡崎のさらに外から2段のまくり差し。惜しくも届かず2着だったが、追いすがる王者・松井繁を振り払うに十分のパワーとスピードを魅せつけた。

2011_0824_0357  2Rの峰リューもヤバイ。6コースから普通にブイ差しをしてみたら、バックで先頭に立っていた。一見“普通”に見えたブイ差しだったが、実はタイミングからターンスピードから5本の引き波を超えるパワーから、すべてが絶品だったわけだ。
 この峰リューの勢いは止まることなく、10Rでは瓜生のまくりにしっかり連動して軽々と2着キープ。昨日から3・6・5号艇で2・1・2着26点を奪ったのだから、さらに好枠で勝率を上げる可能性は高い。
2011_0824_0945  岡崎は前述12Rのまくり差し快勝が光った。イン戦で確勝を期した王者の内フトコロを、一閃で切り裂いた。王者の前を走る岡崎と山口の颯爽たる姿が、時代の変遷を改めて感じさせた。そして8位には「あらら、いつの間に?」ってな感じで、新鋭キングの山田哲也。
 この5人のやまと軍団が、一時代を築かんとする瓜生・池田、最後の本栖チャンプ出畑の尻にガッチリ喰らいついているわけだ。この勢力図が明日以降どう変化していくか、実になんとも楽しみでならない。

2011_0824_0333  一方、ドリーム組でありながら心配なのが……このやまと軍団に土ならぬ水を浴びせかけられた王者・松井と、まるで水底を這うような重苦しいレースに終始している濱野谷憲吾。最近の両雄の不振が「瓜池時代の到来」なる現象を際立たせているような気がする。

2011_0824_0044 特に憲吾の元気のなさすぎるレースぶりったら、もう! 若手に蹂躙されたまま終わることなく、意地とプライドをしかと見せてほしいぞ、憲吾!!

ネトロンの秘密

今日のイン成績
②②③②①④①②⑥⑥②③
1着率17% 2連率58% 3連率75%

2011_0824_0479  昨日の3勝から、今日はさらに苦戦して2勝止まり……私の前検SS指名・佐々木康幸でさえ、博多天皇・藤丸光一のツケマイ一撃を喰らって6着大敗してしまった。記者席でも「こんなに福岡ってインが弱かったっけ?」と不思議そうな顔をする記者さんがあちこちに。昨日に続いての南風が、その主な要因だったのか。「福岡のインは昔どおり弱い」と主張する『博多の鬼記者』森大輔氏はこんなこぼれ話も聞かせてくれた。
「福岡の1マークにはネトロン(ブイに繋がっていて棒状に見えるアレね)がありません。で、多くのレーサーは、あのネトロンを一定の目安にしてターンしているそうです。もちろん、スタートから1マークまでに、いちばんネトロンがよく見えるのがイン選手。いつもイン戦では視野の端っこにネトロンがあるわけですが、それがない。どこか気持ちが悪いし、ターンするタイミングやリズムにも狂いが生じやすいんです。逆に地元の選手はないのが当たり前ですから、ターンのタイミングを間違えることがない。地元レーサーと遠征組のイン戦の信頼度は、かなり違いますよ、この福岡では」
 はい、今日も「なぜ福岡はインが弱い?一口メモ」でした。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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“本紙予想”MB記念2日目後半

7R
1コース想定=森高 まくられ率6.3% 差され率20.3%
2コース想定=鳥飼 逃がし率31.1%
鳥飼が2コースから攻め切って先頭へ。
◎鳥飼 ○平本 ▲森高 △平尾
3連単2-316-全

8R
1コース想定=吉田 まくられ率19.0% 差され率14.3%
2コース想定=出畑 逃がし率35.7%
出畑の快速パワーを狙いたい。
◎出畑 ○松井 ▲深川 △吉田 
3連単2-341-全

9R 
1コース想定=佐々木 まくられ率4.3% 差され率10.9%
2コース想定=横西 逃がし率44.0%
佐々木がS決めてがっちり逃げる。
◎佐々木 ○飯山 ▲中島 △横西  
3連単1-452-全

10R 
1コース想定=中野 まくられ率4.1% 差され率6.8%
2コース想定=萩原 逃がし率34.1%
中野がインからしっかりと先マイ。
◎中野 ○峰 ▲瓜生 △萩原
3連単1-532-全

11R MB記念歴代覇者対決
1コース想定=今垣 まくられ率14.0% 差され率18.6%
2コース想定=市川 逃がし率41.2%
今垣がMB記念男の面目を保つ逃げ。
◎今垣 ○今村 ▲池田 △魚谷
3連単1-346-全 

12R 
1コース想定=松井 まくられ率9.3% 差され率13.0%
2コース想定=平石 逃がし率35.7%
岡崎がカドから攻めれば山口とのワンツーが妙味になる。
◎岡崎 ○山口 ▲松井 
3連単4=5-全 45-1-全


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THEピット――静か

 なんとなく、静かな気がする。実際に選手の動きが少ないのか、それとも福岡のピットが広いからなのか。
 面積を調べたわけではないし、自分の足などではかったりもしていないが、福岡ピットは24場のなかでもかなり広い部類だと思う。前回が戸田だったから、広さが際立って感じられているのかな。でも、実際に装着場の各ボートの間隔は他場より広い。そして、天井も高いから解放感も覚える。そうしたなかで選手たちが黙々と作業をしていれば、慌ただしさは空気のなかに溶け込んでいくのだろう。
2011_0823_0582  あちこちに目をやれば、選手たちの動きが少ないわけではないことは実感できる。整備室にも、ペラ調整所(福岡は3カ所あります)にも、装着場にも係留所にも、選手の姿はたくさん確認できる。たとえば、整備室には重野哲之、魚谷智之、赤岩善生がいる。赤岩は、まさしくルーティンワーク。毎度毎度の徹底した点検と調整だが(でも、6Rはピストン交換してましたね)、重野は昨日の転覆でおかしくなってしまった機力を立て直すための整備だ。顔つきに悲壮感はないが、整備士さんのアドバイスを受けながらテキパキと作業をしていた。魚谷も微笑んだような穏やかな顔で作業をしていたぞ。今日は時間がたっぷりあるので、万全で出走すべく調整はまだまだ続くのだろう。
2011_0823_0789  係留所を見に行くと、菊地孝平と瓜生正義が話し込んでいた。その直前に足合わせをしていたから、その情報交換であろう。菊地は作業をしながらの会話で、その左隣に瓜生は座り込んで、延々と会話を続けているのだった。
2011_0822_0749  ペラ調整所では、石渡鉄兵と飯山泰が話をしながら木槌をふるっていた。話しかけるのはもっぱら飯山で、石渡は穏やかに目を細めながら、聞き入っている。石渡は1Rで会心のまくりを決めている。しかしながら、石渡の表情は淡々としていた。石渡のそうしたフラットな雰囲気には常々感心させられるのだが、快勝のあとだからなおさらその精神的な強さが引き立つというものだろう。
2011_0823_0381  ふと係留所を振り向くと、おっ、まだ菊地と瓜生が話し込んでいる。これはかなり長い会談だ。やがて二人は、そろって腰を上げ、並んで装着場への渡り橋を上り始めた。そして装着場のど真ん中で立ち止まって、また長い会話。瓜生は朗らかに笑っており、最後はわははは、と笑い合って、瓜生は整備室へ、菊地は控室へと分かれていった。
2011_0823_0377 控室へと歩き出した菊地に、坪井康晴が合流する。微笑みを交わす二人には、同県同期の親友ならではの信頼感が見える。が、瓜生と菊地の雰囲気も、それに似たようなものがあったのはたしか。菊地が、なのか、瓜生が、なのか、それとも両方が、なのか、壁を作らずに信頼感を築き上げる人柄をもつ男なのだと改めて知った。

2011_0823_0471  レースが終わり、エンジン吊りが始まれば、さすがに福岡のピットも賑やかさを増していく。3R、2コースから差して1着の今村豊が、ヘルメットの奥で笑顔を見せながら、後輩たちの祝福にこたえていた。ただ、笑顔は爽やかなのだが、いつもの羽目を外すようなお茶目さは皆無。1着になったときより、敗れたときのほうがはしゃいでいるのだ、今村さんは。敗者への気遣い、なのだろうか。静かに笑う今村豊も、実にカッコいい。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の穴・極選 2日目

 1R、我が心の息子・キモリヤン俊吉から超人気薄・鉄兵への1-4流しで勝負し、ゲロ真裏の370倍を喰らったHです。ちゃんとバックで舳先入れたらんかい、俊キチーーーーッ!!><
 さて、今日の狙いは「ファンタジー選手」wではなく、ちょっと意外な人気の盲点レーサーで勝負します。

11R
 ①今垣光太郎
◎②市川哲也
★③今村  豊
★④池田浩二
 ⑤菊地孝平
 ⑥魚谷智之
進入123/456

 昨日はゴンロクと散々だった市川ですが、パワーそのものは成績とは正反対だと思います。2Rで智也に弾き飛ばされ、8Rで坪井に減点が付くほど激しく絞られても、前の艇をジリジリ追い詰めていく姿は、痛々しくも感動的でありました。そう、パワーがあってそれなりの勝負形ができてしまうから、あんな酷い目に遭ったのだと私は確信しています。
 で、このレースを見回せば、握って先マイする今垣VS基本3コースツケマイ今村の構図が……!! 普通に小回りするだけで、見た目にはズッポリ差しという形になると思います。まくり差す池田への2-4本線に、2-3押さえ。

3連単★2-34-全


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本日の“本紙予想”モーターボート記念2日目

ども。Kです。うーむ、インが弱い! でも、だからインからの配当がつくんじゃないかなあ……なんてスケベに考えております。戸田がそうでしたからね。ともあれ、本日も頑張ります。

1R
1コース想定=守田 まくられ率12.5% 差され率12.5%
2コース想定=藤丸 逃がし率28.3%
丸岡が深くなった内を自在に捌く。
◎丸岡 ○山崎 ▲藤丸 
3連単2-36-全

2R
1コース想定=秋山 まくられ率24.5% 差され率16.3%
2コース想定=濱野谷 逃がし率52.3%
濱野谷の逃がし率高く、秋山の逃げに妙味あり。
◎秋山 ○佐々木 ▲吉田 △郷原 
3連単1-453-全

3R
1コース想定=山田 まくられ率8.5% 差され率29.8%
2コース想定=今村 逃がし率=35.0%
今村の自在攻めを狙う。
◎今村 ○平尾 ▲山田 △平石
3連単2-513-全

4R
1コース想定=原田 まくられ率2.8% 差され率13.9%
2コース想定=深川 逃がし率30.4%
原田が意地の逃げを決める。
◎原田 ○横西 ▲岡崎 △深川
3連単1-432-全

5R
1コース想定=篠崎 まくられ率16.4% 差され率14.5%
2コース想定=須藤 逃がし率37.5%
篠崎が意地見せるイン逃げ。
◎篠崎 ○山口 ▲重成 △須藤
3連単1-352-全

6R
1コース想定=石橋 まくられ率5.1% 差され率16.9%
2コース想定=秋山 逃がし率37.8%
田村のまくりに乗って瓜生のまくり差し決まる。
◎瓜生 ○田村 ▲石橋 △赤岩
3連単5-416-全

後半はのちほどアップしまーす。


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2日目!

おはようございます。モーターボート記念2日目です! 博多の雨はあがりましたが、まだ雲がどんより。今日も豪雨になったりしなければいいのですが……。

2011_0823_0466 今年のチャレンジカップは大村で開催されます。現時点で長崎支部から出場を確定させている選手はいません。石橋道友にとっては、一戦一戦が勝負駆け! がんばれ!(PHOTO/中尾茂幸)


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福岡MB記念TOPICS 初日

激走、博多っ子!!

2011_0823_0306  地元の若手レーサーたちが燦然と輝いた。いちばんド派手だったのは、2Rの出畑孝典だ。内コースがゴタゴタと細かく紛争している間、大外6コースの出畑だけは我関せずの全速握りっぱなし。高い打点から舳先を90度転回させて、内5艇の間隙を豪快に突き抜けた。あえて決まり手を付けるなら『まくりブッ差し』!! バック半ばで5艇身近く置き去りにする、まさに一撃のブッ差し劇だった。
 後半11Rは、握って攻めたところを今垣光太郎の奇襲にも近い強ツケマイを喰らったが、すぐに立て直して2着を死守。湯川浩司&井口佳典の銀河コンビとの真っ向勝負に競り勝ったのだから、価値もでかいぞ。パワー的には、とにかく伸びが強烈。ストレート後半からギュンッと伸びて、湯川らを問題にしない快パワーだった。バレバレでも、超抜Sランク認定。

2011_0823_1274  派手さでいうなら、5Rの篠崎元志も文句なし。4カドだった篠崎は他艇よりも遅めの起こしから、フルッ被りでスリットを通過。おそらくミスター今村流の「起こしからひたすら握りっぱなしスタート」だったはずで、スリットを通過した2秒後には内の萩原秀人を置き去りにしていた。で、迷うことなく伸び返すイン重野まで引き波に沈め、これまた一人旅。後半10Rの6コース差しはさすがに不発に終わったが、それでも捌きに捌いて3着を掴み取ったパワーは見所があった。
 さらに、開会式で優勝宣言をぶち上げた岡崎恭裕も、7Rで高速インモンキー圧勝。菊地孝平も湯川も瓜生正義も逃げられなかった水面で、余裕たっぷりの逃走劇を魅せてくれた。まだ初日ではあるが、岡崎3位、出畑7位、篠崎9位……パワー面でもレースっぷりでも、これくらいの順位は当然という感じの地元トリオだったな。

2011_0823_0959  一方、同じ地元の若手ながら、痛恨の勇み足をやらかしたのが川上剛だ。やまとで1期先輩の吉田拡郎とともに、気合入りすぎのフライング欠場。機勝率(29%)より軽快な動きを見せていただけに、痛すぎる戦線離脱となった。

2011_0823_0422 ちなみに、拡郎の方はシリーズ屈指の好パワーで、普通に優勝まで狙える“逸材”だったと思う。実になんとも残念だが……とりあえず、シリーズが終わったら児島施行者さんと若奥様から往復ビンタをいただきなさい、カクロー君!!
 あ、地元若手がもうひとり、今日は5着に敗れた郷原章平には、明日以降の巻き返しを期待しよう。

南風はまくり、北風は逃げ!?

今日のイン成績
⑤②②F転①①③①⑤③②
1着率25% 2連率50% 3連率67%

2011_0823_0943  さすが、イン受難水面と呼ばれて久しい福岡ボート。今日の勝者は、「誕生日に負けてたまるか」とばかりにコンマ03まで踏み込んだ山口剛と前出・岡崎。それに前半でFを切りながら、コンマ11トップSを決めた中島孝平の3人だけだった。中島はF2になりながら、このスタート……さすが賞金王、と唸らせる素晴らしいイン逃げではあった。
 まあ、それでもデータだけを見ると「最近の福岡は、昔よりずいぶんとインが強くなった」という感じなのだが、それにはちょっとしたからくりがあるらしい。西日本スポーツ所属『博多の鬼記者』森大輔氏によれば
「福岡でも本命党のファンのために1日1R程度はイン逃げ鉄板という番組ができたし、予選で枠番が1~6まで一回りした後は、ドリーム(選抜)選手たちに1号艇が振り分けられるケースが増えた。この分だけデータ的にインが強くなったわけで、実際にはまったく強くなっていませんよ。相変わらず、イン受難の水面なんです。ただ、北風(バック→ホームの横風)が吹く日は1マークのうねりが強くなって、外が何もできずにイン逃げが増えます。潮だけでなく、風にも気をつけてくださいね」と親切に教えてくれた。
 ちなみに今日は、ほぼ全レース通じて南風。こうなると風がスタンドに遮られ、うねりも発生しにくく外コース選手が台頭しやすい水面になるわけだ。
 うむ、なんだかウンチク講座のようになってしまったが、福岡水面はかな~り特殊ですからな。今後も随時『博多の鬼記者』から貴重な話を聞きだすことにしよっと。

今日の“夫婦対決”

2011_0823_0678  笹川賞で慣れっこになったと思いつつ、やっぱりどうしても気になるのが智也&奏恵夫妻の動向だ。今日は、奥方の奏恵ちゃんだけが12Rドリームメンバー。それまでに旦那が馬車馬のようにw2度も走るという境遇だったわけだが、前半4着・後半1着と無難にまとめてみせた。昨日も書いたが、機勝率27%以上にしっかりしたパワーで、出足系統がそこそこ強そうな印象だ。一言でまとめるなら十分戦える足。それを文句なく立証した後半10Rの「抜き」だった。

2011_0823_1059  一方の奥方は、同期の瓜生や勝った池田浩二と、火花が散りまくるような3周丸ごとのデッドヒート!! 惜しくも笹川賞の再現とはならず3着に敗れたが、瓜生と互角に渡り合ったのが心強い。以前、奏恵ちゃんにインタビューしたとき、「もし、私が節イチ級のパワーを引き当てるか、それくらいに仕上げられる整備力があったら、いつでもSGで優勝できる自信はあります」と話してくれたことがある。まあ、それほどエンジン出しが苦手だという話でもあったのだが、現状の奏恵ちゃんのパワーは間違いなく上位~抜群レベル。開会式での「ダンナさんを倒したいと思います」が、最終日最終レースになる可能性も十分にあるとみたぞ! あ、ダンナさんのパワーも含めて、ね!!(Photos/中尾茂幸、text/H)

 あ、最後に一言、S指名・重野の足ですが、5Rの転覆でかなりヤバくなった感じです。明日の展示気配&タイムに要注意。


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THEピット――若いということ

2011_0823_1563  光ちゃんが満面の笑みを見せた。
「いや~、何年ぶりだろう? 自分でも記憶にないですよ~」
 11R、出畑孝典が3コースからまくったその上を、5コースから二段ツケマイ! 豪快かつ爽快、そして会心の勝利に、今垣光太郎の顔に笑みが浮かぶのは当然だろう。
 前半のピット記事で、3Rを敗れてがっくりうなだれた今垣を記している。実は、あの落胆は単に敗れたためのものではなかった。あのレースで、今垣は4カドから伸びていったものの、赤岩善生に伸び返され、抵抗を受けている。
「前半が本当に悔しかったんですよ。なんでツケマイに行かなかったんだろう、って。ツケマイしても3着だったかもしれないけど、やめてしまったのが本当に悔しかった。だから、今度ああいう場面になったら絶対にツケマイに行こうって決めてたんですよ」
2011_0823_1483  現代ボートレースでは、若手だって無理にまくらず差し場を探したりするものである。だというのに、SGではもはや年長の部類に入るようになった光ちゃんが、ツケマイに行かなかった自分を責め、落胆し、「次こそは!」と胸に誓う。なぜ今垣光太郎が強いのか、ここにその一端があらわれているのは間違いないだろう。
 そして、その思いが炸裂したことをめちゃくちゃ喜んで、破顔一笑する光ちゃんはまったくもって若い! 僕は光ちゃんより1つ年上、つまりは同世代だが、ほんと、嬉しくなっちゃうよなあ。俺も光ちゃんみたいに若くありたい!
 もしかしたら、3Rでツケマイに行ってぶっ飛んでいたら、バカだなあなんて言われていたかもしれない。でも、僕はまったくそうは思わない! むしろ、それができるからこそ(それができずに悔しがるからこそ)、今垣光太郎はボートレースの歴史に燦然と名を刻んでいるのだと思うからだ。

2011_0822_0575  対照的に、こわばった表情を見せていたのは白井英治だ。
「万全ではありませんが……」、開会式でそう語った白井は、左手首の負傷を抱えて、福岡に参戦していた。もちろん、レースに支障がないと判断しての参戦で、前半4Rは恵まれとはいえ、1着も獲っている。だが、後半10Rで負傷を悪化させてしまい、無念の途中帰郷となった。
 ピットを後にしようとしていた白井に、帰郷するのか、大丈夫なのか、とにかく負傷箇所を大事にしてほしい、と立て続けに声をかけたが、白井は無言でうなずくのみだった。眉間にはシワが寄り、明らかに機嫌は悪い。そりゃそうだ。ゴキゲンだったらおかしい。ビハインドを抱えていたとしても、SGをイワすために福岡にやって来たのだ。初日にしてリタイアするなど、白井にとっては想定外の、そして最悪の結果だったに違いない。
 それでも、白井はぼそりと呟いた。
「ダービーで頑張るしかないね……」
 前は向いているのだ。この悔しさを次のSGで晴らすつもりでいるのだ。だが、その思いを口にしてもなお、表情が晴れることはなかった。救いだったのは、ダービーは得意水面であること、だから平和島では万全で会いましょう、そう話しかけると、白井が力強くうなづいたことだ。白井英治よ、平和島では明るい顔で会おう。この悔しさが、白井を悲願にさらに近付ける原動力になるのだと、今は信じたい。

2011_0823_0374  さてさて、福岡も帰宿バスに一便と二便があるのを、10R後に思い出した。その10R後が一便の出発で、「一便に乗る選手は玄関前へ」のアナウンスがピット内に響くと、通勤着に着替えた選手たちが続々と玄関のほうへと向かっていった。その様子を、一昨年の笹川賞で書いたことがありましたね。
 ちょいと前なら新兵の仕事があるため居残り必至だった山口剛が、後輩も数多く参戦するようになった今、一便組に入るようになっている。今日は誕生日だし、バースデーウィンも飾ったし、宿舎でゆっくりと疲れをとって、今日という日を噛み締めてほしいぞ。などと眺めていたら、その山口を今村豊がからかっている。今村はもちろん、12Rドリーム戦出走だから一便に乗るわけにはいかない。自分のレースが早く終わる場合はたいてい一便組に入る今村さんだから、「お前ら、いいなあ」てな感じだろうか。
2011_0823_1101  今村は、その後も目の前を通って玄関に向かう一便組に声をかけ続けていた。嬉しそうに笑いながら。ときおり選手に茶々を入れながら。いや~、ゴキゲンだ。最年長の今村選手、後輩たちのお見送り、ご苦労様でございました(笑)。
 かように、今村はとにかく明るい。ドリーム戦は敗れてしまったが、レース後も笑顔笑顔だ。
「奏恵ちゃんが行かないと思ってたんだけど、カーンって行ったから、あぁぁぁぁっって」
 目の前を歩いていた横西奏恵に笑いかける今村豊。展開を読み違えたお話だったわけだが、奏恵ちゃんも今村さんも「カハハハ!」なんて笑い合っていた。それにしても、ミスターでさえ展開を間違えることがあるのだから、ボートレースは奥が深い。「うまくいかないものほど、面白いでしょ。ボートレースは、今もって、まったくうまくいかないからねえ」なんて、以前ミスターが語っていたことがあったっけ。そうした難解さに立ち向かい続けるからこそ、今村豊は若い、のであろう。
2011_0823_1234  で、本当に若い、ヤングイケメンズも元気いっぱいだ。篠崎元志はもちろん新兵だから、雑用をこなしつつも、ペラ調整に励んでいた。レースにも調整にも雑用にも、まったく手を緩める気配がなく、そのキビキビした動きは目を引くものだった。東日本復興支援競走でもそうだったけど、今節も大仕事をやるかも……的な雰囲気にあふれているぞ。明日からももちろん注目だ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_0823_1218 森高一真は当初は1便組だったようだが、それをキャンセルしてピットに残り、ペラ調整を続けていた。結果につながれば最高だ!


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H記者のつぶやき

 中穴予想を本線的中させてホッと一安心していたら、showさん、極選を張れと……ならば! 時間も時間なので極選指名はしませんがw、10Rの篠崎ピンピン、あると思います。インの菊地はさっぱり伸びず、峰リューが激しく攻め立てるはず。そうなれば2Rのデバッチよろしく、アウトから狙いすました割差しが入ってもおかしくないっすよ。勝率より足いい智也と自力駆け峰リューへの6-23-全はいかが?
 で、さらに私はドリームで正義のヒーロー瓜クンを蹴飛ばし、3-24-全なんて舟券を買いますが、これはもう戦車に竹槍アタック。良い子の皆さんは絶対に真似しないでくださいねっ。


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“本紙予想”MB記念初日後半

7R
1コース想定=岡崎 まくられ率17.4% 差され率26.1%
2コース想定=石野 逃がし率48.5%
石野がカベとなって岡崎の逃げ切り。
◎岡崎 ○中野 ▲森高 △赤岩
3連単1-345-全

8R
1コース想定=坪井 まくられ率16.7% 差され率14.8%
2コース想定=藤丸 逃がし率28.6%
藤丸の地元闘魂に懸けてみたい。
◎藤丸 ○坪井 ▲重成 △原田 
3連単2-145-全

9R 
1コース想定=中島 まくられ率10.0% 差され率15.0%
寺田のまくりに乗る鳥飼を狙う。
◎鳥飼 ○寺田 ▲魚谷 △中島  
3連単4-321-全

10R 
1コース想定=菊地 まくられ率6.4% 差され率14.9%
2コース想定=山崎 逃がし率46.5%
菊地がS踏み込んで逃走。
◎菊地 ○峰 ▲山崎 △篠崎
3連単1-326-全

11R 
1コース想定=湯川 まくられ率15.6% 差され率26.7%
2コース想定=重野 逃がし率41.5%
湯川がインからきっちり逃げる。
◎湯川 ○井口 ▲中野 △今垣
3連単1-456-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=瓜生 まくられ率4.2% 差され率15.5%
2コース想定=池田 逃がし率54.3%
瓜生が地元SGドリーム戦で負けられない一戦。
◎瓜生 ○今村 ▲松井 △池田 
3連単1-452-全


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THEピット――博多大好き

2011_0822_0290   福岡のピット入口から装着場に抜ける通路を入っていくと、まず選手の喫煙所がある。最初に選手と出会うのはここ。今日は吉田俊彦が作業の合間の一服をつけているところだった。吉田トシといえば、昨年10月の当地周年覇者。相性のいい水面で、本日も一発決めてくれるだろうか。
2011_0822_0600  数歩進んで装着場に出ると、坪井康晴が穏やかに微笑んでくる。慌てて挨拶。坪井はどんなときでも、それこそモーターが出ずに苦戦しているときでも、やわらかい笑みを向けてくれる。そういえば、坪井は今年6月の当地周年覇者。いきなり福岡チャンピオンカップ優勝者と立て続けにであった初日の朝、なのですね。もちろん、偶然です。

2011_0822_0536  福岡巧者といえば、忘れてならない郷原章平。14回優勝のうち、7回が福岡でのもの。当地BOATBoyカップ優勝ってのもあったなあ。SG復帰戦がこの水面であることは、郷原にとっては大きい。盟友・川上剛が4RでFに散ってしまったとなれば、さらに大きい。
 オープニング1号艇で登場で、幸先いいスタートを狙った郷原だが、逃げ切れず大敗。残念な結果となってしまっている。だが、レース後の郷原はわりとサバサバしていて、表情も明るかった。まずはSG復帰初戦を走り切り、この舞台に戻ってきたことを実感できたことが大きかったか。郷原のほうから声をかけてきてくれて、少し話もした。やはり快活な表情であり、笑顔が爽快だった。郷原のスターロードはこれから、あるいはここから本当に始まるのだ。豪快なレースで暴れてほしいぞ。

2011_0822_1072  チャーリー池上がレンズを向けたまま、かなり長い時間かたまっていた。何か狙ってるんだろうなあ、と思ってレンズの方向を見ると、山崎智也と横西奏恵が仲良くお話ししているところであった。「やっぱ、いちおうね」とか池上は言っていたが、いちおうとかじゃなくて積極的に狙いなさい! 我らがボートレースが誇るビッグカップルなんだから。
 ただ、ダンナの智也はなかなか大変そうだ。07年の賞金王シリーズを制したように、福岡は相性のいい水面のはずだが、2Rは見せ場なく4着。レース後は出迎えた秋山直之らに苦笑い6割くらいの笑顔を見せていた。負けた後こそ笑う山崎智也、ということを思えば、ひとつも納得していない敗戦であったのだろう。事実、レース後即座にボートごと整備室に運び込んでいる。間違いなく、本体の整備または点検に取り掛かるのだろう。智也が整備室にこもるのはけっこう珍しいことだけに、これはひとつの異常事態だ。
 なお、整備室にはもう1艇ボートが運び込まれており、そのプレートには「松井」。松井繁は早い時間帯から本体整備に取り掛かっていた。

2011_0822_0483 福岡との相性は特筆すべきほどではないかもしれないが、モーターボート記念との相性が抜群の今垣光太郎。まあ、すべてナイターMB記念であって、昼間がどうかというのが今節の楽しみのひとつではあります。
 3R、4カドから鋭くのぞいて、内を絞ろうという気配を見せたが、赤岩善生に止められて、攻め筋を失ってしまっている。着順は4着。赤岩が勝ったことを考えれば、1マーク手前の攻防が明暗を分けてしまったことになる。エンジン吊りの際には、特別な様子は見えなかったが、その作業を終えてカポック着脱所へ向かうとき、光ちゃんはガックリ……と首をうなだれた。まるで優勝戦で敗れたかのように。女の子にフラれて家に帰る男の子のように。初戦の敗戦にそこまで悲しむか、というほどのうなだれ方だったのだが、すべてに全力投球で突っ走るのが今垣光太郎。これこそが彼の平常心なのである。負けた光ちゃんには申し訳ないけど、それがかえって好調の証明のような気がして、嬉しくなった次第であった。開会式で叫んだとおり「ガンバリマス!」の今垣光太郎なのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の「6Rは夏男に任せろっ!!」予想

 昨日はレースなし前検日だったはずなのに、なぜか天神13Rで轟沈したHです。ミリオンゴッド、怖い><
 が、8月生まれの私が6R『8月生まれ夏男対決!』を外すわけがありませぬ。一気に盛り返してみせましょうぞ!! 我が最強の敵(とも)しげ爺さん、自転車フルボッコ憲吾牢どの、今節もよろしゅうに!

6R『8月生まれ夏男対決!』
◎①山口  剛 8/23
 ②井口佳典 8/22
△③守田俊介 8/12
 ④菊地孝平 8/16
 ⑤丸岡正典 8/21
○⑥佐々木康幸8/15
 ⑦中尾茂幸 8/25
 ⑧K記者  8/16
 ⑨H記者  8/5

 あ、ちょっと面子オーバーですか。とにかく誕生日の山口を1号艇にしたのは番組さんの配慮でしょうね。スタート気張ります。伸びる井口を壁にしてあっさりの逃げか、行き足~伸び凄いSS佐々木とのバック一騎打ち。それに、1R大敗で人気がた落ち俊介を加えたボックスを少々押さえます。

2連単★1=6
3連単★ピンサロBOX


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元気ですかーっ!の開会式

2011_0823_0044 出畑孝典
元気ですかーっ!

 元気でーすっ! ということで、アントニオ猪木の「1、2、3、ダーッ!」で幕を開けたモーターボート記念開会式。猪木よりもデバッチの元気ですかーっ!のほうが元気だった気がするのは私だけでしょうか。
 ともかく、ボートファンの皆様、元気いっぱいMB記念を楽しみましょう!

2011_0823_0027 篠崎元志
片足クツ忘れたんですけど頑張ります。

 トップバッターで登場したのは地元の若武者。ところがなぜか片足だけ裸足という不思議なスタイル。クツ、忘れた?

2011_0823_0067 鳥飼眞
尊敬する猪木さんに闘魂を注入してもらいました。
あ、元志、クツ落ちてたよ。

 ダハハハハハ! 鳥飼が見つけてくれたようだ。というか、仕込み? 猪木の闘魂注入もすっかり吹っ飛ぶ見事なオチでしたな。
 猪木に闘魂注入されなくても、いろいろな思いを背負って、闘魂抱いて水面に臨む選手たち。

郷原章平
復帰からこれまで支えてくれたみなさんに感謝の気持ちをもって、これからも走っていきたいと思います。

 とにかく、おかえりなさい! この舞台に帰ってきて、よかった。挫折の分も、ここで取り戻しましょう。

2011_0823_0075 藤丸光一
一昨年の笹川賞では優出しただけでした。今年はもうちょっと上を目指したいと思います。

 博多ん大将としては、優出だけでは満足できない。もうちょっと上ってことは、もちろん……。

岡崎恭裕
……こんにちは…………
優勝します!

 優勝宣言! 登場したときから妙にニヤニヤしていて、しかも溜めまで作っていたから、何か言うんだろうと思いましたが、優勝宣言とは! 大言壮語の若武者は頼もしい!

石渡鉄兵
東京支部全員の気持ちを背負って戦います。

 思いを背負っているのは、福岡支部だけではありません。

市川哲也
今節はボートレース福岡を好きになりに来ました。ボートレース宮島もよろしくお願いします。

 ボートファンの皆様、本当に宮島のこともお願いします!
 家族を背負って戦う人たちもいる。

2011_0823_0072 山崎智也
嫁さんに負けないよう頑張ります。
横西奏恵
ダンナさんを倒したいと思います。

 ごちそうさまでした。

吉田拡郎
施行者さんに選んでよかったと思ってもらえるように、家に帰って嫁さんにアンタを選んでよかったと……あ、こっちは無理ですね。

 無理なの!? 山崎家はピットとか宿舎とかでも言い合ってる(と思われる)のに……。

2011_0823_0029 平本真之
ナマステ。タイ推薦で来ました。ウソです。

 ちょっと照れ気味にギャグ言ってるのがかわいかったです。でも平本選手、せっかくのギャグなので、もっとゆっくりしゃべってほしかったぞ。
 早口といえば……。

井口佳典
津代表で来ました思い切りいきます。

 と言っていたと思います。井口選手、超早口なんだから、まったくもう。
 本日のベストコメントは、福井支部のお二人!

萩原秀人
北陸代表、萩原秀人。好きな食べ物は
イチゴです。

 アイドル!?

2011_0823_0141 今垣光太郎
ガンバリマス!

 うぉぉぉぉっ! 光ちゃんが政吾った! 茶目っ気バクハツの今垣光太郎、最高でした。
(PHOTO/中尾茂幸)


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本日の“本紙予想”モーターボート記念初日

おはようございます。Kでございます。今節も新概念データをもとにした“本紙予想”をさせていただきますので、どうぞよろしく。しげ爺さんも参戦ですね。ともに頑張りましょう。ところで、本日はアントニオ猪木が来場して、トークショーなど行ないます。①-②-③、ダーッ!ばっかり出たりして?

1R
1コース想定=郷原 まくられ率2.2% 差され率15.2%
2コース想定=飯山 逃がし率40.0%
郷原が得意水面でイン速攻決める。。
◎郷原 ○魚谷 ▲森高 
3連単1-35-全

2R
1コース想定=平尾 まくられ率5.3% 差され率22.8%
2コース想定=石渡 逃がし率51.9%
石渡がカベになりそうで、平尾が一気に逃げる。
◎平尾 ○石渡 ▲山崎 △市川 
3連単1-245-全

3R
1コース想定=須藤 まくられ率16.0% 差され率12.0%
2コース想定=新田 逃がし率=51.4%
須藤がインからきっちり先マイ。
◎須藤 ○赤岩 ▲今垣 △吉田
3連単1-346-全

4R
1コース想定=吉田 まくられ率3.8% 差され率24.5%
2コース想定=白井 逃がし率18.4%
原田のまくり差しが強烈に決まる。
◎原田 ○吉田 ▲白井 △中島
3連単3-134-全

5R
1コース想定=重野 まくられ率5.8% 差され率15.9%
2コース想定=田村 逃がし率35.5%
篠崎気合のカドまくりを重野が張れば、平石がまくり差す。
◎平石 ○重野 ▲篠崎 △田村
3連単5-142-全

6R 8月生まれ夏男対決!
1コース想定=山口 まくられ率8.3% 差され率27.1%
2コース想定=井口 逃がし率50.0%
山口がスタート決めて渾身の逃走。
◎山口 ○井口 ▲菊地 △丸岡
3連単1-245-全

後半はのちほどアップいたします! 今節もどうぞよろしく!


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初日!

おはようございます。雨の博多です。本日よりモーターボート記念! すでにあちこちで言われている通り、今年は8年ぶりの昼間開催となるMB記念です。現在の福岡ボートはけっこうな本降りとなっておりますが、妙な天候を吹き飛ばす熱戦に期待しましょう!

2011_0822_0655今日の6Rは企画レース。「8月生まれ夏男対決!」です。

①山口剛(広島)8月23日
②井口佳典(三重)8月22日
③守田俊介(京都)8月12日
④菊地孝平(静岡)8月16日
⑤丸岡正典(奈良)8月21日
⑥佐々木康幸(静岡)8月15日

おぉ、山口剛は本日誕生日なのですね。おめでとうございます! ちなみに、取材班はK、H、中尾とそろって8月生まれの夏男! Kは菊地孝平と一緒の誕生日です。(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の「福岡MB記念前検を斬る!!」

 福岡MB記念の前検が終わりました。モーター抽選から試運転に入るまでに、いきなり真っ黒な雲~激しい雷鳴~豪雨、と大荒れに荒れた福岡水面でしたが、今は穏やかな晩夏の夕暮れという気配。あまりの暗さに何艇かのネームプレートが識別できなかったものの、それなりのパワー診断はできたと自負しております。
 ただ、その診断結果は、いささか配当的な面白みに欠けるものではありましたが……。

前検パワー診断

★★★SSランク(節イチ候補)

2011_0822_0526 佐々木康幸…足合わせで菊地らをブッチしたに留まらず、スタート練習のスリットで3コースからでも6コースからでも軽く1艇身半ほど突き抜けてしまった。これが下馬評高い12号機の力なのか、それともSGを獲った男の勢いなのか。初日から優勝戦までスリット一撃で圧倒しそうな気配なのだが、最近の佐々木は出足と回り足を重視するので、どこかで軌道修正があるかもしれない。それがどう出るか、が最大のキーポイントだと思う。

2011_0822_0733 ★★Sランク(抜群~超抜)

重野哲之…これまたスリット付近の行き足~伸びが強烈! 2コースでも4カドでもぐいぐい伸びて他艇を置き去りにしてゆく。最近の重野は徹底まくりタイプなので、この足は佐々木以上に合っているという見方もできるな。スリット付近の推進力は佐々木が上だけど。とにかく、佐々木&重野=静岡ニューSGコンビのド迫力は、「明日、見てもらえばわかるさ」と言うしかない。

2011_0822_0648 ★Aランク(上位)

吉田拡郎…早くから水面に出て、がんがん乗り回していた。土砂降りでネームプレートがよく見えず、当初は「お、吉田俊彦、珍しく伸びるな」などと思ったりもしていたのだが、緑色のプレートで拡郎だと判明した(俊彦は1号艇)。ターン回りは瓜生や横西と互角の動きで、さらにスリットから半艇身くらい覗く行き足~伸びもある。全部が少しずついいバランス型上位という感じ。

2011_0822_1227 瓜生正義…その拡郎とターン回りからストレートまで、寸分なくビッシリ合わせた。瓜生は前検より実戦でよく見せるタイプ(←私の経験則)なので、これだけ動けば申し分なし。明日以降、さらにどんだけ強くなってしまうのか、「アンチ瓜生」を決め込む私としては、ちょっと怖いぞ。

2011_0822_0874 横西奏恵…これも2連対率トップの40号機に恥じない動きを披露。平尾をボコって、中堅はある今村より強めの伸び足だった。余談だが、ハッと目を奪われたのが智也との試運転夫婦バトル。内の奏恵ちゃんを、外の智也がツケマイ気味に攻めたが、あえなく振り込んで足合わせにならず。すると間髪入れずに「次はワシが相手ぢゃ~!!」と奏恵ちゃんに足合わせを挑んだのがミスター今村だった。笹川賞ドリームの再現かいっ?? で、結果は奏恵ちゃんのチョイ勝ち。その後、再び夫婦バトルが行われ、今度はキッチリ円満ターンで足合わせを実現させたとさ。結果はやっぱり奏恵ちゃんのちょい勝ち。ただ、夫婦のパワー差(2連対率で30%近い大佐)ほどの大きな開きはなく、智也も十分に戦える足だということはお伝えしておく。

2011_0822_0499 峰竜太…ストレートで萩原をフルボッコ。まあ、萩原の伸びがなさすぎるという見方もできるが、スタート練習でも大外5コースからゴキゲンに伸びる竜太だった。このパワーがあれば、どこからでも全速マイで善戦できるのがこの若武者の強みでもある。

2011_0822_0826 岡崎恭裕…新田(←回り足が強そう)をターンの出口から一瞬にして1艇身ほど千切り捨てた。その勢いが嘘っぽいほど凄すぎたので、新田が放った可能性もあるにはある。が、そうでなければ……怪物級かも?? まださっぱり底のわからん、楽しみなパワーだ。ちなみにスリットからは、半分くらい覗く感じ。絞りまくりならいつでもできるぞ。

2011_0822_1136 今垣光太郎…来てます、行き足。スリットからひゅんと風を切るような光太郎仕様だ。スタート練習では3コースと5コースから行ったが、3コースのほうがモアベター。今節の光ちゃんは、センター筋からがんがん握って攻めると予言しておきます!

2011_0822_0795 篠崎元志…スタート練習で同組の峰以上の行き足~伸びを感じさせた。出足~ターン回りはよくわからず、あるいは伸び一本かも知れないが、それだけで互角以上に戦え資質をこの男は持っている。怖いぞ!

 さて、前検タイムが届きました。

前検時計ベスト10
①川上 剛 6・63
②出畑孝典 6・64
 石野貴之
 岡崎恭裕
⑤峰 竜太 6・65
⑥瓜生正義 6・66
 井口佳典
 吉田俊彦
⑨佐々木康幸 6・67
 湯川浩司
 吉田拡郎

2011_0822_0952  ふむ、上記11人中、私の前検診断ランカー(←ワケあって「前検ファミリー」という言葉は廃止にしました)は5人ですか。まずまずですかね。ひとつ、この時計で注意すべき点は、大雨だった前半グループ(ベテラン組)と静水面だった後半グループ(若手組)では前半が圧倒的に不利だったということ。つまり、それでもベスト10入りした瓜生と佐々木は、実質トップクラスだと考えていいと思います。

前検時計ワースト5

①今垣光太郎 6・95
②守田俊介 6・89
③寺田 祥 6・82
④原田幸哉 6・80
④平本真之

 まあ、光ちゃんと俊介は毎度のことですか。いちばん心配なのは、軒並みスピード水面だった後半組でここに紛れ込んでいる平本、ということになります。(Photos/中尾茂幸)


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THEピット――ゴキゲン前検

Cimg5778  萩原秀人が、壁に貼られたポスターをじっと見つめていた。そのポスターとは、「マンスリーKYOTEI」に掲載されている今節のプロフィールリストを大きく引き伸ばしたもの。これには各選手の顔写真、データとともに短評が記されていて、ファンとしては舟券の参考になり、またなかなか楽しい読み物になっている。
2011_0822_0975 でもなー、それを選手が読むってのはなかなかキツいよなー。選手からしても、物書きを生業とする立場からしても。
「昨年はSG優出3回の大活躍。今年は4月以降優出0回と着がまとまらない」
 萩原の項にはそう記されていたが(引用させていただきました)、それを萩原自身はどんな思いで見てたんだろうなあ。これがピットに貼り出されるっつーのは、いろんな意味で複雑。まあ、萩原は自分の項よりも他の選手の項を熱心に読みふけっているようではありましたけどね。その後、佐々木康幸と菊地孝平もポスターを眺めながら、会話を交わしたりしていた。

Cimg5780  菊地孝平といえば、チャーリー池上カメラマンによると、前検航走を終えてピットに戻る直線に“落水”したそうだ。ピットの前でスピードダウンした際、前の艇の引き波に引っかかって一瞬だけ体が投げ出され、しかし自力で素早くボートに戻ったとか。ズボンをびしょ濡れにしてピットに戻ると、バツが悪そうに目撃者たちに苦笑いを見せていたそうである。チャーリーは速攻でボートに戻った運動神経の素晴らしさに感心していた。
Cimg5782  その菊地が、突如カメラマンに変身する場面もあった。スポーツ報知のH記者は、ウチのH記者より若く舟券がうまいことで知られているが、プロ以上の高級カメラを駆使してピット撮影もこなす名手として、その筋では有名である。そのH記者のカメラを拝借した菊地が、パパラッチに! 鋭い抜き足差し足忍び足で被写体に近づき、シャッターを押し続けたのであった。菊地が狙ってシュートしたのは、瓜生正義! 私のコンパクトカメラでは逆光につきこんな写真になってしまいましたが、H記者の高級カメラはきっと素晴らしい写真を収めたことだろう。レースでも地元の雄・瓜生をシュートせよ! それにしても、こんな朗らかな菊地孝平、久しぶりに見たような気がする。

2011_0822_0425_2  今村豊もゴキゲンだったぞ。ドリーム共同記者会見はシンガリ登場となった今村。会見場に入るや、室内を見渡して、「まだぜんぜん集まってないじゃないですか!」。7割くらいの席は埋まっていたのだが、それでは気に入らないらしい(笑)。質問にも朗らかに、しかも丁寧に応えていって、にこやかに微笑んで見せたりするのだった。
 やがて、「ミスターの機力評価教室」も始まった。
「瓜生君がよさそうでしたねえ。足合わせした感じだと、横西選手もよさそうでした。あ、それより平石選手、へーちゃんが僕よりよさそうでしたよ。あとは、平尾選手が同じくらい。市川哲也は、似たような感じだけど、どっちかっていうと俺のほうがいいだろ!って感じですかねえ」
 皆さん、ご参考にされてください。ちなみに、ドリーム会見では他の選手が口を揃えて「今村さんが良かった」って言ってたんですけどね。自分に手応えがあるからこそのリップサービスだったのだろう。
2011_0822_1231  ドリーム会見で印象に残った選手をもう一人あげるなら、濱野谷憲吾だろうか。前検での手応えについて「モーターの数字と比べてどうか」と問われて、「え? 数字はいくつ?」と逆質問したのだ。前検時点では、ひとまずモーターの実績、数字的なものを気にかけないという選手はときどきいる。たとえば、王者もそうした一人だ。エース機を引いたりすれば周りが騒ぐので認知するだろうが、そうでなければ細かいところは知らないままなのだ。
 濱野谷の引いた11号機(東日本復興支援競走と同じ番号だ)は29・7%。それを知らされると、濱野谷は急に悪戯っぽい視線となった。
「あ、それくらいですね」
 それまでは散々、伸び負けてないとか、ターンの回転が上がっているとか、ポジティブな言葉が並んでいたのに、数字を聞いた途端にネガティブ発言。
「辛口コメントでいきます!(笑)」
 ようするに、ゴキゲンなのである。で、濱野谷が「やられた」相手としてあげたのがミスターと深川真二。これも参考にしてみよう。

2011_0822_1248  最後に。みなさん、原田幸哉の現住所が「沖縄」になっているのにお気づきですか? 原田はこのたび“うちなー”になったわけです。原田に声をかけると、「あぁ、バレたか」。そりゃバレますわ。「原田幸哉(沖縄)」になってるんだから(笑)。住んでいる都市を教えてもらって、さっき地図を調べてみたら、いやあ、海に面したいいところっぽいですなあ。あ、沖縄はどこでも海に面してますか、そうですか。前検が始まったら突如として降り出した豪雨を見ながら、沖縄の空と海は爽快だろうなあ、と想像した次第。あぁ、沖縄行きたい……。幸哉には、SGタイトルを初めて沖縄に持ち帰る男になってもらおう。(PHOTO/中尾茂幸 萩原の背中&菊地PHOTO+TEXT/黒須田)


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モーター抽選 地元の瓜生&岡崎に好機到来!!

2011_0822_0253  12時過ぎ、競技棟でモーター抽選会が行われた。今節のモーターは下ろしてから3~5節の若いエンジンとあって、選手たちは一様にのんびりムード。「走ってみなきゃわからん」ってなところか。
2011_0822_0267  が、選手班長の藤丸光一がいくつかの下馬評の高いモーター番号を読み上げたときのみ、「オッ」「オ~ッ」という声がちらほら上がる。73号機(瓜生正義)、12号機(佐々木康幸)が特に賑やかだった。この両機は西日本スポーツの森大輔記者も「特A級」という最高レベルのランクを付けており、かなり信頼度が高いと見ていいだろう。初日から要注意。

 また、岡崎恭裕が63号機を引き当てた瞬間「よっしゃ、これ、狙ってたんですよ~」と藤丸ににんまり笑いかけていた。地元レーサーだけに、このコメントは実に不気味というか、確かな手応えがあってのことだと思われる。

2011_0822_0323  2連率トップの40号機を引き当てたのは、最後から2番目にガラポンを回した横西奏恵。一方、旦那の山崎智也は2連率28%の低調機に甘んじ、こと今回のクジ運夫婦対決に限れば奥様の圧勝という結果になった。実戦ではいかに??
 ではでは、いくつかの評判機を博多の鬼・森大輔記者の評価&コメントとともに紹介しよう。

●2連対率BEST5 操縦者クラス 大輔MEMO
40号機(57%)A1・A1・B1・B1『A/地元A1が2節連続で超抜レベル』…横西奏恵
12号機(56%)A2・A2・B1・B1『特A/誰が乗っても出る。エース候補筆頭』…佐々木康幸
54号機(55%)A2・A1・B1・A1『A/行き足、伸びが常に軽快な好素性機』…出畑孝典
75号機(54%)★A1・A1・A2『A/金田諭、伊藤宏で伸びは◎。強力機』…守田俊介
17号機(50%)B1・A2・A2・B1『B/伸びは軽快も回り足にやや難あり』…平尾崇典

●最高タイムBEST3
73号機(1分44秒6)A1・A1・B1・B2『特A/検定タイム1位。底力は超抜クラス』…瓜生正義
75号機(1分44秒8)★A1・A1・A2『A/金田諭、伊藤宏で伸びは◎。強力機』…守田俊介
63号機(1分45秒1)B1・A2・A2・B2『C/2節目のブラケット交換から急上昇』…岡崎恭裕

2011_0822_0256 ●大輔記者の隠れ特注モーター
25号機(2連率27%!)大輔MEMO『特A/行き足は常に抜群で勝率以上の足』…市川哲也

●K記者推奨の穴モーター
35号機 1着3回、2着14回!! 前節以外すべてB級が乗って、1着時の回収率292・5%…藤丸光一


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夏の博多に選手集結

2011_0822_0007  朝10時過ぎにピット入りすると、ちょうど一番乗りの選手のピット入りと重なった。
 篠崎元志だ!
 地元の最若手が一番乗りというのは、多くの節で見られる恒例。私物検査をさっさと終わらせて、雑用に飛び回るというわけである。SGで登番がもっとも若い選手=篠崎元志というケースが本当に増えました。次回SGのダービーでは後輩が参戦予定だが、しばらくは新兵として飛び回る篠崎の姿をSGごとに見かけることになるだろう。ちょっと前までは銀河系軍団がその役割だったんだけどなー。時代の潮流は実に速い。
2011_0822_0012  二番手登場は田村隆信。笑顔がさわやかだなー。
2011_0822_0033 続いての登場が東京軍団。同門でもある濱野谷憲吾、飯山泰、中野次郎がそろってレース場入りした。憲吾はグラサンがばっちり決まっており、おしゃれさん次郎はダテメガネを着用。2011_0822_0024_3 イケメンはどんな格好してもカッコいいですな。
2011_0822_0050  このあたりまでは、到着の間隔が開いていたが、博多ん大将・藤丸光一が自家用車でさっそうとあらわれたあたりから、続々と選手たちがレース場に到着している。藤丸の助手席には奥様の藤田美代が。相変わらずお綺麗であります。

2011_0822_0090  注目はやはり、もっとも新しいSGウィナー・重野哲之。感動の優勝からまだ2週間経ってないんだなー。タイトルを引っ提げてやって来た重野だが、礼儀正しい物腰とさわやかな笑顔はまったく変わりない。ちなみに博多は、SG初出場にして初優出の地(06年ダービー)であります。
2011_0822_0107  久しぶりにSG登場の選手は、まず出畑孝典。ここでお詫びです。BOATBoy9月号のモーターボート記念展望で、「福岡支部七人の侍」とありますが、出畑選手も福岡支部です。つまり、8人での参戦でありました。読者の皆様、関係者、そして出畑選手に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。その出畑選手、実にさわやかな笑顔&シブいヒゲで登場。近況絶好調ですからねー。一発を期待します!
2011_0822_0181  もうひとり、郷原章平、おかえりなさい! いろいろあった郷原ですが、こうしてSGに帰ってきたのは本当にうれしい限り。つまずきは水面で返せ、ファンの信頼は激走で取り戻せ! というわけで、ブランクができてしまった分も頑張ってほしいですね。好青年ぶりは相変わらずであります。

2011_0822_0136  佐賀ナンバーのワゴン車が颯爽と登場。かつては、後輩に送られる上瀧和則親分が貫録タップリに後部座席から降りてきたものであります。しかし、選手会副会長に就かれた今となってはその姿はなく。代わって貫録の装いで降りてきたのは深川真二! お盆レース優勝で唐津の新重鎮の存在感を見せつけておりました。2011_0822_0132 そしてもう一人、若武者・峰竜太! 太陽のような笑顔で報道陣に挨拶を飛ばす様子は、いつ見ても瑞々しい。もはや佐賀支部の顔になったなー。
2011_0822_0216  眉間にシワを寄せて、迫力十分でやって来たのは森高一真。相変わらずコワモテだなあ……と思いきや、クツの裏を気にしながら笑みがこぼれた。「ガム踏んだ!」。だ、誰だ、神聖なピットにガムを吐き捨てたヤツは。よりによって森高がそれを踏んづけてしまったわけだが、青山登さんに「ツイてるよ」と言われて「そうやね」と大笑いしていた。この笑顔が、森高の本質なんですよね。
2011_0822_0199  そして、風格十分での登場は、今村豊。ディフェンディングチャンピオンであります。福岡は総理杯優勝など、相性はいいはずですぞ。
「青山さん、僕の代わりに走ってくださいよ。僕が走っても青山さんが走っても、成績は変わらないでしょうから」
 いきなり青山さんにジョークを飛ばすミスター。もしレースで「今村」のプレートをつけた選手がガリガリと前付けにいったら、それは代わりに走ってる青山さんです(笑)。てなことはあるはずないのですが、そうした軽口をたたくミスターは、今節も余裕綽々なのでありますね。とにかく体調には気を付けて!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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福岡!

Cimg5776 おはようございます。モーターボート記念の開催地、ボートレース福岡にやってまいりました! 昼間のモーターボート記念……当コーナーでは初体験であります。もちろん、昼間だろうと夜だろうと熱戦連発に違いはなし。本日の前検から、その模様をレポートしてまいりますので、優勝戦までどうぞよろしくお願いします。

それでは、今節もどうぞよろしく!


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伝統の一戦!

こんにちは。猛暑やら大雨やら竜巻やら……妙な天候となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。取材班は早くも福岡に集結しております。あさってから、ボートレース福岡でモーターボート記念! 今年は8年ぶりの昼間開催ということで、また一味違う伝統の一戦になるものと思われます。

明日の前検から現地取材、レポートをしてまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いします!


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