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ボートレース特集 > 2011全日本選手権
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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 ボートレース特集

H記者の『GOGOツヨポン!!』予想

10R
★①丸岡正典(奈良)A伸びS
◎②山口 剛(広島)A
 ③川﨑智幸(東京)A
★④横澤剛治(静岡)A
 ⑤吉川元浩(兵庫)B
★⑥峰 竜太(佐賀)B

進入123/456

 心情舟券上等、山口GOと心中します。事故パンで責任転覆などは絶対にできない身の上。直前の住之江・高松宮杯はオール6コースから辛抱に辛抱を重ね(それでも準優出)、このダービーにすべてを賭けたド根性。その心意気が今節のすべてのレースに見え隠れします。ここで怯んだら、今までの労苦が水の泡。S同体から渾身の2コース差し。準優だけに2着付けも少々。

3連単★本線2-146-146、押さえ146-2-146

11R
◎①太田和美(奈良)S
 ②篠崎元志(福岡)B
 ③赤坂俊輔(長崎)S
 ④山田哲也(千葉)A
★⑤鎌田 義(兵庫)A
 ⑥勝野竜司(兵庫)B

進入123/456

 怖いのは、山田のS一撃。しかし、赤坂の伸び返しが強烈で、まくりきるまでは……。ここは太田のすんなり逃げで、ヒモの妙味は鎌ギーでしょう。大なり小なり握って攻める山田に乗っかって、しっかり優出権利を奪い取ります。

3連単★1-5-全(勝負153)

12R
★①川北浩貴(京都)S
◎②石川真二(福岡)A
 ③中島孝平(福井)A
★④池田浩二(愛知)A
 ⑤坪井康晴(静岡)A
★⑥濱野谷憲吾(東京)A

進入123/456

 川北のプレッシャーがチト心配です。気合いでインまで奪っちゃいそうな石川の1・2着付けが妙味。2=1で良さそうですが、ダービー連覇&賞金王入りへぐっと近づきたい池田、不気味な福岡ダービー王・憲吾もやっぱり怖いぞ。

3連単★本線2-146-146、押さえ14-2-146

 もしも私の本線通りの決着なら、明日の優勝戦は①太田②山口③石川④川北⑤丸岡⑥鎌田ってな感じになるのですが、いかに。


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H記者の『穴・ホクロ極選』4日目

 今朝、ファミマで油性マジックペンを買ったHです showさん、ともに特大の玉ホクロをグリグリして大穴を召し取りましょうねっ!! 今日の狙いはこの若者で決まり!

10R
 ①石川真二…④
 ②篠崎元志…当確
 ③吉田俊彦…×
◎④峰  竜太…②
★⑤松井  繁…2走6点
★⑥魚谷智之…②

進入123/456か156/234ボーダー5・80想定

 勝負駆け4日目10Rの峰リュー……ついこないだのMB記念が、胸の激痛とともに浮沈します。我が息子、きもり城の城主・守田俊キチ(イン戦①着勝負)を、4カドからコンマ00一撃で切り裂いたあの光景が(号泣)。
 進入はやや微妙も、枠なりの4カドか。昨日までの峰リューの足なら◎を打つ気になりませんが、一変しましたね。2Rの展示タイムといい余裕のある逃げきりといい、昨日までの峰リューぢゃありませんよ。それに気づいてない方もして、まだまだ人気薄のココが狙い目。MB記念と同じくカド一撃で内3艇を蹴散らします。外から連動する松井、魚谷へ。スタ展で枠なりだったら厚く張り、峰リューがアウトになるようならバラで遊びます。
 峰リュー、あの日の私の涙を、同じ4カド一撃の万太郎で晴らしてくれーー!!

3連単★4-56-全

※11Rの智也も美味しいっすね。5-24-全も買ってみま~す。頼んだぞ、タマボクロ君!!


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平和島ダービー優勝戦 私的回顧

瓜池時代

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)11
②井口佳典(三重)11
③篠崎元志(福岡)15
④太田和美(奈良)15
⑤峰 竜太(佐賀)14
⑥須藤博倫(埼玉)13

2011_1010_r12_0489  1周バック直線、200mまでのマッチレース。池田が逃げて、井口が差した。スタートでこの2騎に主導権を握られた他の4艇は、長い西日が作る影さえ踏むことができなかった。
 池田か、井口か。ターンマークの出口、井口の舳先が入りそうに見えた。平和島のバックは、内がよく伸びる。F休みで大村チャレンジカップの権利がない井口にとって、この200mが賞金王への勝負駆け。舳先が入れば当確ランプが点り、そうでなければ背中の寒いボーダー争いに巻き込まれる。

2011_1010_r12_0507  入ったか、と思った瞬間、池田の艇がスッと伸びた。今節の池田の足は、この部分が出色だった。出足と行き足の中間、レース足と言われる部分だ。「全部がいい」と自信満々だった井口だが、この賞金王へとつながるパワーだけは池田よりわずかに劣った。本当にわずかだが、この勝負どころでは痛恨の差となった。

2011_1010_r12_0510  虚しく舳先が抜けた井口は、艇を外に持ち出す。まだまだ2マーク勝負もありえる1艇身差。しかし、相手は池田浩二だ。2マークを慌てず騒がず、精緻かつスピーディに旋回して第58代目のダービージャケットを手中にした。実質、あの200mで雌雄が決したと言っていいだろう。
「瓜生さんがいないのなら、僕のもんでしょ」

2011_1010_r12_0527  昨日の準優、私はそんなト書きを池田の背中に与えたが、今日はより大きな声となって私の耳に響いた。わずか4カ月半の間に、笹川賞を池田が獲り、グラチャンを瓜生正義が獲り、MB記念を瓜生が獲り、このダービーを池田が制した。ふたりの心技体機の充実ぶりは、まさに『瓜池時代』と呼ぶに相応しい。今日の優勝で池田はSG6V。5Vまで並ばれた瓜生を、またひとつだけ突き放した。
 先頭・池田、2番手・井口、3番手にはシリーズ前半の主役だった太田。縦長の3艇に、さらに後続も千切れて舟券の紛れはなくなった。残り2周、124を買っていた者は勝利の余韻に浸り、そうでないものは帰宅への準備をはじめる2周となった。後者の私は、はるか後方で競り合うふたりの若者をぼんやり見ていた。

2011_1010_r12_0570  峰が篠崎にツケマイを食らわし、篠崎がそれを弾き飛ばそうとしている。賞金王へ1円でも加算したい若武者同士の、ガチの競り合い。差し合いではなく、とことん握り合っているところが気持ちいい。この4着争いが、いつか先頭争いになる日が来る。予感ではなく、そう確信できるマッチレースだった。とりわけ、峰リューの握りっぷりの気持ちいいこと。
「いいねぇ、この勢いで太田に追いついたりして」
 私は隣の濱崎憲吾郎(友情出演)にこう言って、笑った。その差は、5艇身ほどか。単独の3番手を行く怪物モーターに、ガチンコ競りに明け暮れている峰が届くわけがない。

2011_1010_r12_0592  最終ホーム、池田が美しいモンキーの航跡を描いて還ってくる。拍手、拍手。池田がガッツポーズでそれに応えて、今年のダービーは完結した。そう思った。が……。
 ウオオォォ!!??
 1マーク寄りのスタンドに、地鳴りのような音が響いたのはその直後だ。あるいは、今日いちばんの音量だったかもしれない。それは勝者を称える音ではなかった。怒声驚声罵声悲鳴……今までゴール後に聞いたこともないような、負の音だった。私も、電光掲示板を見て驚きの声を挙げた。
125
 着順ボードに、こう記されている。まさか……私は、誤って4を5と掲示したのではないか、と思った。払い戻しへ、自宅へと向かうはずのファンの足が、すべて止まった。レースリプレイがはじまった。大音響が、静寂に変わる。が、リプレイにそのシーンは映らず、またスタンドは騒然となった。
2011_1010_r12_0610  私がこの原稿を書いている今も、何が起きたのかわからない。その大逆転の真相を、推測で書くこともしたくない。とにもかくにも、予選からパーフェクトVまで予感させた太田50号機は、最後の最後に舟券の対象からも消えてシリーズを終えた。
 新怪物君×怪物モーター=?
 この解答を伝えるには、あまりにも寂しい結果になってしまった。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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■THE ピット――強き男の勝利!

_mg_0582  波乱なき結果、といえば、たしかにそうだ。
 ピットの様子を見ていても、“波乱”を期待したい要素はいくつかあったが、それを打ち消すだけのものを池田浩二は持っていた。それほど今日の池田は、自信に満ち溢れているようにも見えていたのだ。
 10R前、選手会副会長の上瀧和則がピットに現われたが、それに気づいた池田は上瀧に近づいていき、普通にニコニコ!
 上瀧がSGなどで活躍していた頃から、2人は支部の垣根を越えた師弟のようにも見える関係だったが、優勝戦前に再会しても、池田は言葉もなくニコニコしただけだった。
 そんな池田に対して、上瀧もただニッコリ笑って肩をポンポン! そうされた池田は、再び笑い返すだけだったのだから、ある意味、不思議な光景だ。それを見ている限り、池田には優勝戦1号艇のプレッシャーといったものはまるでないようにも感じられたのだ。

_mg_0665  波乱があるとしたら、それを期待したかったのはまず九州勢か!?
「(状態は)よろしくないですね」といった言葉も峰竜太の口からは漏らされていたが、朝にくらべれば、リラックスした表情になっていて、個人的には逆に期待度を上げたいという印象を受けていた。

 また、ボートを展示ピットに移動させる時間が近づいていた頃、瓜生正義が、篠崎元志のボートを雑巾で拭きだしたのにも驚いた。

_mg_0681  そして、瓜生がその雑巾を片づけようとしていると、傍にいた峰が何かの声をかけ、瓜生はさらに峰のボートまでを拭きだしたのだから2度ビックリだ!
 そのとき峰は「ちょっとだけ(お願いします)」と言ったようにも聞こえたが、この最強の男にそうしてもらうことで、ゲンをかつぎたいというような意味もあったのかもしれない。
 そんなやり取りのあいだ、瓜生は終始、ニッコニコ! 篠崎と峰も、ちょっと申し訳そうにしながらも、やはりニコニコ。
 そんなリラックスした様子を見ていると、九州勢の一発は充分あるとも感じられたのだ。

_mg_0610  波乱の立役者となるべき可能性を持っていたのは九州勢だけではない。
 9R後のスタート特訓のあと、峰と篠崎が屋外ペラ作業場で並んでプロペラを叩いていると、その横では井口佳典が、黙々とプロペラを叩いていた。
 今日のピットにおいて井口は、ややもすれば、その存在を忘れそうにもなりかねないほど、目立ったところを見せてはいなかった。しかし、常にそうして、存在感を薄くしながら、一人ペラを叩いている様子は、とにかく“雰囲気”があるものだった。

_mg_0619  午前中から変わらず、自然体での作業を続けていた太田和美と須藤博倫も、また違った雰囲気を持っていた。
 池田が上瀧のもとを離れたあとに、上瀧のもとにやってきた太田は、それこそ茶飲み話でもするように上瀧と話を始めた。
 その様子を見ていると、そこが近所の公園ではないかと錯覚されそうなほどだったのだから、太田の精神状態も普段着そのものだ。怪物モーターの手応えを得ていながら、そうして優勝戦に臨もうとしていたわけなのだから、怪物くんが久しぶりにSGを制することも現実味のあることだった。

_u5w6595  須藤にしても、はじめてのSG優勝戦でありながら、朝から変わらず、自然体を貫けていた。
 6号艇ということでは、どうしても展開待ちの立場になるが、それでも期待をかけたくなるような“仕上がり”を見せていたのだ。

_u5w6926  波乱はあるのか、やはりないのか……。
 そんな思いで見守った優勝戦だが、全艇、好スタートでありながらも内2艇がコンマ11まで踏み込めば、波乱が起きる要素は少ない。ピットでレースを見守っていた選手たちは、レース中、ほとんど歓声も悲鳴もあげることはしなかった。
 優勝戦としてはかなり珍しいそんな様子は、この結果がそういうものだったことを物語る。
 レース後、池田はまずTVインタビューを受けて、その後にあらためてボートをピットに上げている。そうして、いったんインタビューを挟んでいたこともあり、池田がピットに戻ってきたとき、誰も池田を迎えようとしなかったことも、この優勝の性格を物語っている気がしたものだ。
 しかし、池田のボートが上がってくると、それに気づいた赤岩善生と原田幸哉が走って駆けつけ、原田が池田とグータッチ!
 それもやはり日常的な光景といえるだろうが、そこに意外性が見つけられないのは仕方がない。それだけの高みに、今の池田は達しているということなのだから。
 池田は強い!
 だからこそ、“実力日本一決定戦”ザ・ダービーを制することができたのだ。
(PHOTO/山田愼二+ 池上一摩=ラスト2枚  TEXT/内池)


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H記者『バックで3艇横一線!?』予想

 いよいよ軍資金が3Kを割り込んだHです。11Rの本命極選がぶっ飛べば……(;ω;) 頼んだぞ、ジロちゃんっ!!
 さあ行こう、優勝戦!

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)A行き足S
②井口佳典(三重)A
③篠崎元志(福岡)B伸びA
④太田和美(奈良)S
⑤峰 竜太(佐賀)A
⑥須藤博倫(埼玉)A
進入123/456

 伸び型の井口が池田を差しきれるか? さらに伸び一本の篠崎がS勘バッチリの井口を楽に超えられるか? それでも篠崎は強引に握るはずなので、怪物50号機・太田はマーク差しに構えます。怖いのはその外、峰りゅー。234号艇が鍔迫り合いをしている間に、全速マイで狭い間隙を狙うはず。池田の逃げ、太田のマーク差し、峰のまくり差し……先頭争いは2マークまでもつれそうですが、この3騎に展開の利があるとみます。誰が抜け出すか……? ボックスでレースを楽しみつつ、いちばん妙味のある5-1-4をできるだけ買ってみます。100円くらいしか買えなかったりしてぇ( ̄◆ ̄;)

3連単★145BOX
ミリオンアタック★3連単5-1-4に諭吉張り(軍資金があれば、ですが><


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“本紙予想”ダービー優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率5.4% 差され率12.5%
2コース想定=井口 逃がし率39.4%
展開のカギ①篠崎3コース時まくり/差し=9/7
展開のカギ②太田4コース時まくり/差し=7/7
展開のカギ③峰5コース時まくり/差し=0/8
池田の1コース1着率はかなり高く、井口の2コース逃がし率は標準的。それを考えれば、池田の逃げ切りを素直に狙う手はおおいにある。ただ、伸びが強烈な篠崎と太田がセンター。どちらも、スリットでのぞけば握っていくだろう。そのとき、池田のまくられ率の低さが気になる。篠崎または太田を張れば、差し場が生まれること必至。そこに飛び込むのは、5コース時の差し(まくり差し)が得意パターンの峰。思い切って峰を本命視する。池田が逃げた場合も、峰のヒモ付けが美味しい。
◎峰 ○太田 ▲池田 △篠崎  
3連単5-413-全


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優出インタビュー!

5R発売中に、イベントホールで優勝戦出場選手公開インタビューが行なわれました。4R発売中には楽しんごのステージがあったわけですが、どえらいギャップですな……。

_u5w6139 1号艇 池田浩二(愛知)
「全体的にいいと思います。まだボートを水面に下ろしていないので、プロペラの選択はこれから。(いちばん優勝に近いと思うか)。もちろん。先に回るだけですので」

_u5w6148 2号艇 井口佳典(三重)
「三拍子揃ってます。とりあえずスタートは行きます。遅れることはまずないです。スタートは丸見えです。大好きな水面で思い切って行きます」

_u5w6158 3号艇 篠崎元志(福岡)
「伸び型です。伸びは負けることはないです。何もなければ3コースから。全速10が目標です。(SG3連続優出で)そろそろタイトルが獲りたい。一発狙っていきます」

_u5w6168 4号艇 太田和美(奈良)
「昨日は足は変わらず良かった。全体的にいいですね。スタートは外のほうがわかる気がします。スタート勝負する気はないですが、コンマ10から1艇身くらい。しっかり展開突いていきます」

_u5w6178 5号艇 峰竜太(佐賀)
「舟足はいいと思います。昨日がいちばんいい感じでバランスが取れている。みんなうまい人ばかりなので、自分が100点のターンをしなければ。スタートは速ければ速いほどいい。優勝したいと思います」

_u5w6194 6号艇 須藤博倫(埼玉)
「全体的にまとまっています。乗り心地重視でいきたいと思います。ピット離れ人並なので、6コースからになると思う。地元のつもりで走ります」

_u5w6134 ※声援一番人気は峰竜太。井口の「スタート丸見え」発言には笑いも起きてました。井口の言語感覚は独特で、これもまたプロフェッショナル!(PHOTO/池上一摩)


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THE ピット――優勝できますように。

_u5w5799_2 「優勝できますように。」
 優勝戦メンバーのボートにつけられたカウルには、それぞれのサインが書かれていたが、峰竜太のカウルには、サインの横にそう書かれていた。絵馬に書く願い事のようだが、そのまっすぐさが、いかにも峰らしい。文末に「。」まで付いているのがなんとも丁寧だ。
 その峰は、1R前後に整備室の隅っこでプロペラを磨いており、やや神経質になっている感じがしたうえ、少し眠そうにも見えたものだ。それでも、勝ちたいという気持ちの強さはひしひしと伝わってくる顔だった。

_u5w5904_2  峰とは対照的に、自然体に見えたのが篠崎元志と須藤博倫だ。
 篠崎は、1R前に屋外ペラ作業場に現われ、腰をおろしたかと思えば、すぐさまカンカンカン!
 落ち着きがないとかそういうわけではなく、やろうと思っていた作業を何のためらいもなく、そのまま始めた感じだった。
 その後、福岡勢のエンジン吊りを手伝っているときなども常に笑顔を浮かべていて、彼にとってはすでにSG優勝戦が委縮する舞台ではなくなっているようにも思われた。

_u5w5877_2  須藤は1R前からペラ小屋で作業をしていたが、その後、装着場のボートの傍へと移動すると、馴染みの記者と立ち話を始めた。
 その様子がとにかく自然で、なおかつ話が長かった。自分の近況を振り返って話していたようだが、本当に普段どおりといった印象だ。
 常日頃から「10年来のヒロリンウォッチャー」だと言っているチャーリー池上カメラマンに「どう思う?」と聞いてみると、「いたってナチュラルですね」との言葉が返ってきている。
 チャーリーは、峰のカウルに書かれていた文字も最初に見つけた目ざとい男なので、私の受けた印象に間違いはないのだろう。

_u5w6005_2  ちなみに、1Rのエンジン吊りがひと段落ついたあと、瓜生正義と峰、篠崎、須藤が固まってジャンケンを始め、みんな笑顔になって歓声をあげていた(写真に写っている池田浩二は傍観者)。
 なんだ、なんだ?と思っていたら、NIFTY主宰・クロスダーマンがすすすっと峰のもとへと寄っていき、何のジャンケンだったのかと聞いてきている。それによると、本当になんでもないようなジャンケンで、私たち一般人の感覚でいえば、ジュース代とかタバコ代をかけたジャンケンのようなものだったそうだ。それにしては歓声がやけに大きかったのがおかしい。そのときは峰も普通に楽しそうにしていたものだ。
 ……ちなみにこれとは関係ない話だが、1Rで4号艇・山口達也がまくりにいって、まくり切れずに下がってしまうと、屋外ペラ作業場&喫煙所周辺からは大きな悲鳴が上がっていた。山口は今節がSG初出場。新兵の仕事に走り回って過ごしているが、水神祭はあげられていない。そんな若者の果敢なまくりを見せられて、みんなが「よし、いけ!」という気持ちになったのだろう。そこに岡山勢はたぶんいなかったと思うが、だからこそ、選手たちのやさしさが強く感じられたものだった。

_u5w5956_2  優勝戦メンバーの話に戻すと、池田浩二もやはり、優勝戦1号艇に乗っても、普段と変わるようなところはまったく見られなかった。
 すでにこのポジションが当たり前のようにもなっているのか!?
 2Rのあとのエンジン吊りのため、ペラ小屋から出てきたときなどは、両手を後ろに組んでのんびりした様子で、盆栽を見ている老人のような佇まいになっていた。その動きが、そうだったということで、顔がそうだったわけではない。念のため。

_u5w5812_2  井口佳典は、午前中はペラ調整に集中していた。
 篠崎のペラ叩きがカンカンカンなら、井口のそれは、コツコツ、コツコツ……。
 きつつきのような感じで、小さく細かくペラを叩く。
 これも選手それぞれの個性とやり方というものだろう。井口はいつも、こんな感じでペラを叩いているように思う。
 ペラの叩き方だけでなく、その表情もいつもどおり……。いや、SGでは久しぶりのビッグチャンスを掴んだわけだが、それによって緊張を強くするのではなく、逆に、好調時の井口に戻ったようにも感じられたものだ。

_u5w5914_2  エース機を駆る太田和美に関しては、エンジン吊りに出てきたときくらいしか、その姿を確認できなかった。
 エンジン吊りが終わったあとは、松井繁と並んでゆっくり控室に引き上げていったので、慌てて作業をしようとしているような様子はまるでなかった。
 成績に関していえば、3日目までのピンラッシュの勢いが4日目に止まったかたちだが、本人としてはその手応えは変わっていないのではなかろうか。
(PHOTO/池上一摩 TEXT/内池)


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H記者の『本命極選』ファイナル

 残り5Kで優勝戦の朝を迎えたHです。本場にいらっしゃるという憲吾郎&takaさん、11時半頃にレストラン『さざなみ』で世界一美味い煮込みライスを喰ってるはずなので、私に気づいたら思う存分ぶん殴ってくださいっっ!!
 今日の1号艇は、F持ちやパワー不安な選手が目白押し。随所に穴が出そうですが、どれもオッズが割れていて50倍前後の中穴が多いとみます。無茶ぶり300倍狙いの穴極選には不向きな1日なので、本命極選で勝負!

11R
◎①中野次郎
△②魚谷智之
○③寺田  祥
 ④平尾崇典
▲⑤松本勝也
 ⑥木村光宏

進入123/456か126/345

 行き足~伸びのいい選手が揃って、イン中野にとって厳しいレース? 確かにそうですが、次郎にとってここは賞金王勝負駆け。1着300万円を召し取れば、一気に12位圏内まで上昇します。地元水面&勝負駆けとなれば、コンマゼロ台で1マークを制するでしょう。相手本線は差す魚谷より、握って付け回る寺田。回り足凄い松本との絡みなら、本命極選とはいえ50~100倍級もありまっせ。

3連単★1-35-235(勝負1-3-5)

 この4点で逝きます! なんとか優勝戦のミリオンアタック資金を作りたいっ!!!! hiyoちゃんがドキドキしてるであろう優勝戦予想は10R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”全日本選手権最終日

おはようございます。Kです。なんだか日に日にリズムが悪くなっていっているような……。私のホームプールで行なわれている地元ダービーです。なんとか最終日は……。

1R
1コース想定=木村 まくられ率14.9% 差され率10.8%
2コース想定=中澤 逃がし率34.2%
中澤が果敢なまくりで攻める。
◎中澤 ○山口 ▲木村 △勝野 
3連単2-415-全

2R
1コース想定=三浦 まくられ率12.3% 差され率7.7%
2コース想定=前本 逃がし率39.7%
吉田がセンターからまくり一撃。
◎吉田 ○菊地 ▲三浦 △藤丸 
3連単3-514-全

3R
1コース想定=田口 まくられ率13.6% 差され率18.2%
2コース想定=重野 逃がし率31.1%
佐々木が3コースから自在戦。
◎佐々木 ○山田 ▲重野 △田口 
3連単3-421-全

4R
1コース想定=白水 まくられ率6.3% 差され率20.6%
2コース想定=市川 逃がし率40.0%
市川をカベにして白水が逃げ切る。
◎白水 ○中村 ▲寺田
3連単1-34-全

5R
1コース想定=松野 まくられ率12.6% 差され率27.4%
2コース想定=今村 逃がし率35.0%
今村がジカまくりで攻めれば横澤のまくり差しが面白い。
◎横澤 ○今村 ▲平本 △中野
3連単4-236-全

6R
1コース想定=今垣 まくられ率14.0% 差され率20.9%
2コース想定=守田 逃がし率34.9%
パワー充分の平尾がセンターから自在に攻める。
◎平尾 ○今垣 ▲松井 △菊地
3連単3-164-全

7R
1コース想定=重野 まくられ率7.4% 差され率17.6%
2コース想定=松本 逃がし率34.7%
松本が回り足生かして巧差し決める。
◎松本 ○重野 ▲石渡 △濱野谷
3連単2-146-全

8R
1コース想定=市川 まくられ率6.1% 差され率31.8%
2コース想定=原田 逃がし率44.4%
勝野がセンターから鋭くまくり差す。
◎勝野 ○原田 ▲市川 △川﨑 
3連単4-213-全

9R ピースター選抜戦
1コース想定=森高 まくられ率6.3% 差され率20.6%
2コース想定=松井 逃がし率39.3%
丸岡の攻めに森高が抵抗すれば瓜生がアウトから突き抜ける。
◎瓜生 ○松井 ▲森高 △丸岡   
3連単5-213-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=石野 まくられ率7.1% 差され率14.3%
2コース想定=山川 逃がし率30.2%
山川の逃がし率低く、石渡のセンターまくり差しに注目。
◎石渡 ○石野 ▲吉田 △今垣
3連単3-146-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=中野 まくられ率4.2% 差され率7.0%
2コース想定=魚谷 逃がし率38.8%
中野が優出逃した鬱憤を強烈な逃げ切りで晴らす。
◎中野 ○魚谷 ▲平尾
3連単1-24-全

優勝戦はのちほど!


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最終日! 第58代ダービー王が決まる!

おはようございます。全日本選手権、いよいよ「最終日です! 第58代ダービー王が本日決まります。太田和美が勝てば、ダービー2度目の制覇。池田浩二が勝てば、今年2度目のSG優勝。井口佳典が勝てば、09年賞金王シリーズ以来のSG制覇。そして、篠崎元志、峰竜太、須藤博倫が勝てば、水神祭です!

2011_1009_0211 先週の日曜日、BOATBoyのキャビらない話に出演してくれた、艇界のマルマルモリモリこと丸岡正典&森高一真。昨日はそろってピンピンでした。本日はピースター選抜で対決します。(PHOTO/中尾茂幸)


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平和島ダービー準優 私的回顧

一蹴

10R 進入順
2011_1009_r10_0649 ①井口佳典(三重)07
②峰 竜太(佐賀)06
③石野貴之(大阪)11
⑤木村光宏(香川)14
④吉田拡郎(岡山)12
⑥寺田 祥(山口)15

 内2艇が渾身のゼロ台スタート。3~5コースの3艇はすべて接触して、まともなハンドルが入らない。展開待ちでブイ際を差した寺田にも、突き抜けるだけの迫力はない。

2011_1009_r10_0656 1マークを回った瞬間、ほぼ完全に1-2-6態勢が固まっていた。ターンマークを回るごとに、その3艇もどんどん縦長になってゆく。逃げた差したの準優モード決着。戸田の東日本復興競走から福岡MB記念、そしてこの10Rまで、SG準優は7戦連続で1=2決着となった。

2011_1009_r10_0664  1着・井口、2着・峰。
 すぐに縦長になってしまったので、両者のパワー比較も難しい。最後は7艇身ほど千切れたから、井口のほうが断然上なのか。それは断言できない。峰は3番手・寺田の捨て身の攻撃を、警戒しながら走っていた。準優ならではの慎重さがあった。

2011_1009_r10_0697  また、勝利者インタビューで、スリット画面を見た井口が「あれ、峰君のほうがかなり出てると思ったのに」と独り言のように吐露してもいる。私の目にも、そう映った。起こし位置もスタートもほぼ同じなのだから、スリット付近の行き足は峰の方が上だということになる。ダッシュ戦でどうなるか、という疑問は残るが、明日の峰リューにとっては心強い材料ではあるな。
 そして井口は……これはほぼ直感なのだが、優勝戦の2コースでは勝ちきるのが難しいパワーだと思う。

決断

2011_1009_r11_0766 11R
①池田浩二(愛知)11
②平尾崇典(岡山)11
③須藤博倫(埼玉)12
④魚谷智之(兵庫)06
⑤石渡鉄兵(千葉)09
⑥今村 豊(山口)06

 7連続に及ぶSG準優のワンツーパンチは、ここで空を切った。1-2から1-3に(笑)。8連続を防いだのは、須藤の決断力だった。
2011_1009_r11_0768  まず、先にレースを作りかけたのは魚谷だ。4カドからトップS、行き足もゴキゲンに1艇身ほど覗いてみせた。ほぼ1艇身。魚谷に絞りまくりの権利が生まれたわけだ。が、これが準優というレースの特異性なのか、魚谷は直進の道を選んだ。絞ろうとして、自重したようにも見えたが、本当のところはわからない。

2011_1009_r11_0778  九死に一生を得たのが、カド受けの須藤だ。魚谷が絞れば壊滅的な打撃を受けたはずだが、最大の危機は回避できた。そして、伸びない艇を鼓舞するように、迷いなく握った。まくりではない、無理気味の全速ツケマイ。内で圧倒的に伸び勝っていた平尾に、いきなり背後から襲い掛かった。やっと、そうと気づいて平尾が艇を合わせる。遅かった。もんどりうって、須藤の引き波に沈んでいった。ツケマイは無理な態勢でも、いや無理な態勢だからこそ決まりやすい特異な戦法だ。須藤はその不思議な特性を、120%生かしきった。エイヤッの気合が功を奏した。

2011_1009_r11_0783  ヒロリンの新境地、と私は値踏みしたい。今まで何度も記念の、とりわけSGの準優で煮え湯を呑まされてきたヒロリン。その経験は、無駄ではなかった。魚谷をブロックすることより、迷わず内を討伐しに行った。やはり男は、涙の数だけ強くなる。
 さて、冒頭から2着争いばかり語ってきたが、そのとき先頭の池田は……須藤のはるか前方で身体を伏せていた。ブッチギリの強さだった。例によって、何をどう書けばいいのか悩ましい完璧なイン逃げ。バックで他艇を置き去りにするアスリートの背中が、「瓜さんがいないなら、僕のもんでしょ」とうそぶいているように見えた。

一撃

2011_1009_r12_0886 12R 進入順
①太田和美(奈良) 24
②中野次郎(東京)  17
⑥今垣光太郎(石川)21
③篠崎元志(福岡)  09
④松本勝也(兵庫)  07
⑤山川美由紀(香川)06

 レースを演出したのは、良しも悪しくも今垣だった。インを奪う前付けではなかったが、センター付近で早々に舳先を向けてスロー水域を主張した。太田も中野も、しぶしぶという風情で早めに舳先を傾ける。横一線の3艇。ただ、スタート展示では枠を主張した篠崎だけが、舳先を逆方向に翻した。まくり水面・平和島のスタンドがどよめく。この隊形なら何が起こるか、地元ファンはよく知っている。

2011_1009_r12_0894  そんな地元ファンの脳内レースをなぞるように、篠崎が行った。上記の隊形(タイミング)である。スリットでスロー勢の勝利は、ほぼ消失した。とりわけ遅れたのが、インの太田和美だった。太田はあえて起こしを遅らせて、スリット全速を目指したに違いない。なぜか。太田もまた、この隊形から生じる展開を思い浮かべた。4カドの脅威を肌身に感じ、全速で抵抗しなければ!と強く意識した。結果として、力を溜めすぎたのだと私は推測している。

2011_1009_r12_0906  篠崎元志のまくり圧勝。篠崎は外艇の出し抜けだけを警戒するように、丁寧なスピードで旋回した。それほど余裕のあるハコまくりだった。
 そして2着は……篠崎をマークした松本でも山川でもない、太田だった。軽~くひとまくりされてからの太田の足は、凄まじいものだった。50号機の底力。混戦という混戦を、ど真ん中から斬り裂いていく。そんな迫力だった。ついにシリーズの主役は池田に移ったが、「モンスター×モンスター=?」の方程式は、まだ解かれてはいない。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2011_1009_r12_0951


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THEピット――平和島に渦巻くそれぞれの感情

_u5w5575 「賞金王を狙える位置にいるからには、狙いたいですよね。そのためには、10月と11月でSG優出かGⅠ優勝。それをひとつの目標にしているんです」
 3日目に峰竜太から聞かされた決意というのは、これである。共同会見でも口にしていたこの“ノルマ”。岡崎恭裕と話す中で出てきたものだそうだが、峰は目の前の一戦一戦に全力で臨むのはもちろん、もうひとつ先の目標も見据えながら、水面にすべてを叩きつけているのだ。
 だから、優出を決めた峰の喜びようといったら、ハンパではなかった。「2マークを回った瞬間、やったーっ!て叫んじゃいました」と嬉しそうに笑う。優出で満足したというわけではもちろんないが、胸に秘めた目標に手が届いたことは、やはり素直に嬉しい。それを包み隠さずに発散させる峰のピュアさは、いつ見ても気持ちのいいものだ。
2011_1009_0272  対照的に、篠崎元志はクールな表情であった。出迎えた峰のほうが篠崎の優出に興奮していたほどで、まくり一撃という爽快な勝ちっぷりでSG3連続優出を果たしながらも、篠崎はクールな笑顔を見せているのみだった。
「初動のかかりとか、体感とズレてる。今も、先頭を走りながら、思ったようなターンができなかった」
 そのあたりの不満、疑問も喜びを抑制したか。それでも、伸びは節イチクラスだと言い、「自分が攻めていける位置から、悔いのないレースをしたい」と、すでに今日の再現を頭に描いているようでもある。ひとつSG優出を重ねるたびに、望むべきもののハードルも高くなっているのであろう。
_u4w1758  ちなみに、篠崎からも岡崎恭裕の名前は出ていて、平和島に入る前に電話で激励を受けたとか。九州イケメン三銃士の一人がしばしSGから不在になるが、峰も篠崎も盟友として岡崎の分まで、いや、それ以上に飛躍しようとしている。それだけに、明日のキーマンとなるのはこの二人の若武者だと断言したい。間違いなく1年後にこの舞台に帰ってくるはずのもう一人の若武者とともに紡ぐ壮大なるストーリーは、MB記念とこのダービーが序章となって、大きな盛り上がりを見せていくであろう。
2011_1009_0298  それにしても、須藤博倫の好青年ぶりといったら! BOATBoyでのコラム連載以来、その人柄には何度も接してきたが、SG初優出となって改めて感動した!
 共同会見に登場するのは、もちろん初めて。驚かされたのは、ひとつの質問に対して先々を読んで回答を返していく姿勢だ。当意即妙とよく言うが、須藤の場合はそれ以上。常に期待以上の言葉が、丁寧な口調で返ってくるのだから、本当に素敵すぎるのだ。
「思い切りハンドルを入れて、思い切りハンドルを戻して、思い切りいくだけです」
 もしかしたら、若武者二人よりも若々しいチャレンジャーのレースを見せてくれるのではないか。そんな期待感をもたせるたたずまいが印象的であった。忘れてはならない。つい1カ月ほど前の多摩川周年優勝戦も、須藤は6号艇であった。そして準V。その経験もふまえて明日は調整すると言うし、緑のカポックだからといって決して侮ってはならないのである。

 12R、太田和美が2着に敗れた。誰もが認める節イチパワー。盤石の1号艇かと思われた12Rだったが、篠崎の強烈なまくりが太田を飲み込んだ。それでも2着に残したのは凄いと言うしかないが……。
_u5w5629  その瞬間、多くの選手が池田浩二のもとに歩み寄っている。原田幸哉は腰のあたりをぽんと叩いた。丸岡正典も何か耳打ちしていた。言うまでもなく、「1号艇だぞ」がすべての言葉や行動にこめられていたはずである。そんな仲間たちに池田は、苦笑いを見せていた。太田の敗戦が1号艇をもたらしただけに、複雑な思いはあっただろう。準優12Rで1号艇が敗れたときに、よく見かける優勝戦ポールポジションの表情でもある。
「優勝する気はあるけど、そこまでガツガツせずにリラックスしていきたい」
 12Rの結果が出る前に、池田は会見でそう語った。1号艇が回ってきたことが、池田の心境にどんな変化をもたらしたのか、現時点ではわからない。だが、その思いをキープできれば、池田のイン戦はさらに強固なものになるだろう。それにしても、瓜生正義が予選で消えたと思ったら、池田が優勝戦1号艇。今年はやっぱり、この二人の年なのだな。
2011_1009_0045  太田は、敗戦をサバサバと受け止めていたようだった。「いちばん負けるパターンだったかな、篠崎くんが引いた場合にはね」。篠崎の伸びは警戒していた。今垣光太郎が前付けに来て、起こしが深くなる可能性も想定していた。その両者が、篠崎にとって最高に噛み合い、太田にとっては最悪の展開をもたらしてしまった。それでもしっかりと2着なのだから、やっぱり凄い、のである。
 スタートはダッシュのほうがいいだろう、という。アシ的にも少しのぞくだろう、と語る。ならば、4号艇は太田から優勝の可能性を削ったことにはならない。もちろん勝って1号艇が理想だったには違いないが、太田のテク、経験、メンタリティをもってすれば、これもひとつの想定内だろう。今節通して、それこそ連勝中もそうだったが、勝っても負けても泰然とした太田の姿は本当に頼もしいもの。レース展開のキーを握るのは、間違いなくこの怪物くんだろう。

_u5w5471  そして井口佳典。いやはや、まったくもって、壮烈な雰囲気なのである。ピットでの雰囲気が結果に直結するなどとは思っていないが、もしピット節イチというものをあげるとするなら、まずは中野次郎。そして昨日あたりから、井口のとびきりの気合がヒシヒシと感じられて、中野が優出を逃してしまったことで、「井口=節イチ!」と思うのである。
 レース後、ピットに引き上げてきた井口を東海勢が次々と祝福している。井口はそれに対して力強くうなずくのみ。笑顔はなかなか見られなかった。勝って兜の緒を締め直しているのか、あるいは気迫の炎がレース後も鎮火していなかったか。圧倒的強さで優勝した賞金王決定戦のピットでの様子を思い出させる、井口の凛々しい表情。やはり井口佳典はこうでなくちゃ、と思う。
 会見が終わったあと、井口は屋外ペラ調整所に向かっている。少しの時間も無駄にはせず、すでに明日への臨戦態勢を整えようとしていたのだ(峰も隣でペラを叩いていた)。そこに、井口の決意があらわれているように思う。隣の喫煙所にいた森高一真や原田幸哉に声をかけられ、笑顔を見せる井口。やっと見ることのできた笑顔は、最高に輝いて見えたのだった。

_u5w5782  最後に中野次郎。レース直後は、敗者も勝者も比較的淡々としていたように思えたが、歓喜を隠さなかった峰と、悔しさを隠さなかった中野だけは、強く印象に残った。陸に上がってからはそうでもなかったが、リフトにたどり着き出迎える仲間の顔を見た瞬間、激しくうつむき、激しく天を仰いだのだ。激しく、と書いたが、動き自体は実にスローであった。実にやるせなく、おおいに溜め息交じりのそのアクション。それが、激しい悔恨の表現に見えたのである。できることならやり直したい、そんな風情にも見えて、そんな次郎がとてつもなく悲しく胸に迫った。あまりに月並みではあるが、この悔しさを味わったことが、次郎をさらに強くするように思えてならない。この敗戦と、それを率直に悔しがった姿を見て、僕はむしろ暮れの12ピットにこの人がいるのではないか、という妄想をより強くしたのであった。(PHOTO/中尾茂幸=篠崎<単独>、須藤、太田 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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速報 平和島ダービーのメンバー決定!!

 平和島ダービーの優勝戦メンバーが確定しました! 予選街道を独走していた太田が準優で2着に敗れ、ポールポジションは「走る精密機械」池田の手に。このまま逃げ3連発を決めて「瓜池時代」の到来を鮮烈にアピールするのか。はたまた、エースパワー太田の巻き返しや、やまとコンビの下克上Vなど波乱が生まれるのか? 興味の尽きない優勝戦になりました!

12R優勝戦
①池田浩二(愛知)
②井口佳典(三重)
③篠崎元志(福岡)
④太田和美(奈良)
⑤峰 竜太(佐賀)
⑥須藤博倫(埼玉)


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H記者の『F2の逆襲!?』予想

 さあ、準優です!

10R
①井口佳典(三重)A伸びS
②峰 竜太(佐賀)A↑
③石野貴之(大阪)S
④吉田拡郎(岡山)A
⑤木村光宏(香川)B
⑥寺田 祥(山口)A行き足S
進入123/456か125/346

 6枠なら策士・木村が動きそうですが、ここは枠なりで拡郎マークか。焦点はF2持ち石野&4カド拡郎の90期コンビのスタート差でしょう。勝負師タイプの石野ですが、SG準優でF3となれば向こう1、2年の足かせに。拡郎が1艇身覗く可能性は十分あります。ただ、伸びはソコソコだけに井口まで届くかどうか……井口の逃げか、峰の差しか、拡郎のまくりか!? アタマ難解なレースだけに、目を瞑ってF2石野の2着付け勝負。寺ショーの行き足もメチャ怖ですが、そこまで手が回りません><

3連単★124-3-124

11R
①池田浩二(愛知)A行き足S
②平尾崇典(岡山)A伸びS
③須藤博倫(埼玉)A
④魚谷智之(兵庫)A回り足S
⑤石渡鉄兵(千葉)B
⑥今村 豊(山口)B
進入123456か12346/5

 昨日のイン圧勝を見る限り、枠なりオールスローで池田が負けるとは思えない。伸びる平尾を壁にして一気に他艇を引き離します。ヒモも3日目あたりから超抜に仕上がった魚谷で堅そう。1-4本線に、アウトから常にS一発があるミスターへの1-6で中穴狙い。怖いのは単騎で今村マーク策を取ったときの石渡ですが、そこまで手が回りません!

3連単★1-46-全(勝負1-4=6)

12R
①太田和美(奈良)S
②中野次郎(東京)A
③篠崎元志(福岡)B伸びA
④松本勝也(兵庫)A回り足S
⑤山川美由紀(香川)A
⑥今垣光太郎(石川)B
進入126/345か123/456

 昨日同様、元志の一発は脅威。が、太田50号機はそれを跳ね返すとみます。跳ね返してしまえば、回り足一息の元志にはつらい展開に。素直に小さく差す次郎と、元志マークで決め差しにくる松本の2着争いになりそう。光ちゃんの動きが不気味すぎますが、そこまで手が回りませんっ!

3連単★1-24-全(勝負1-2=4)

 7Rは素直に丸ちゃんアタマでしたか。憲吾郎どの、takaさん、すまねっす~~><


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“本紙予想”ダービー準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率9.2% 差され率12.3%
2コース想定=峰 逃がし率28.9%
木村の進入に要注意。2コースなら逃がし率高いので、井口狙い。基本枠なりと見て、峰の逃がし率の低さに注目。昨日11Rの再現は充分。
◎峰 ○井口 ▲吉田 △寺田
3連単2-146-全

11R 準優勝戦
1コース想定=池田 まくられ率5.5% 差され率12.7%
2コース想定=平尾 逃がし率32.5%
平尾の逃がし率が低い。ただし、攻め手らしい攻め手がおらず(怖いのは今村の6コースまくり?)、平尾の差しきりを本命に狙う。
◎平尾 ○池田 ▲今村
3連単2-16-全

12R 準優勝戦
1コース想定=太田 まくられ率3.7% 差され率20.4%
2コース想定=中野 逃がし率32.6%
今垣の前付けありそうだが、3コースまでか。中野の逃がし率も低い。それでもパワー的に太田のイン逃げありそうだが、中野との首位争いと見る。
◎太田 ○中野 ▲松本 △篠崎  
3連単1=2-全 12-43-全


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THEピット――穏やかすぎる!?

2011_1008_0099  山川さん、と王者が声をかける。振り返り、あぁ、と王者に近寄る讃岐の女王。すると、王者はぷりりっとケツを突き出した。そのケツを撫でる……ではなく、王者が乗艇ズボンのケツに突っ込んだタオルを受け取る女王。だはは、和やか王者と女王だ。
 どうやら松井繁がオリジナルタオルを山川美由紀にプレゼントする約束をしていた模様。別にケツに突っ込む必要はないと思うが、その心安い感じが山川への敬意なのだろう。ケツぷりんの王者もかわいかったし、嬉しそうにタオルを引っこ抜く山川もかわいかったぞ。
 その山川は、言うまでもなく、今日は準優勝負。しかし、松井とのやり取りが象徴するとおり、まるでカタくなっている様子はない。百戦錬磨とはいえ、かなり久々のSG準優だ。ひまひまデータさんによると15年半ぶり! 多少は緊張感に包まれていてもおかしくはないが、その後も横西奏恵や田口節子らと弾けるような笑顔で談笑しており、穏やかな準優の朝を過ごしているようだった。
 で、この山川の様子は、全体の様子を象徴しているとも言えた。非常に落ち着いた雰囲気の準優朝ピットなのだ。気温22℃、暑くもなく寒くもない、実に快適な気候のせいもあるのだろうか。なんか、「実に穏やかなピットでした」で原稿を終わらせたくなるほど、こちらもすっかり和んでしまう朝なのである。
2011_1008_0020  装着場の真ん中では、篠崎元志が最高の笑顔を見せている。モーターを装着している瓜生正義のそばで、その大好きな先輩と実に楽しそうに歓談しているのだ。瓜生が若手たちの精神的支柱となって福岡支部は大躍進を果たしている――という解釈は当然できるわけだが、今日はひとまず篠崎の楽しげな表情に癒されるのみだった。
_u5w4170  今村豊も実にいい笑顔。まあ、ミスターは愉快そうに、もしくは悪戯っぽく笑っていることが多いのだが、この涼やかな空気のなかではそれもひときわ目立つ。市川哲也とはモーターに関する話もしていたようで、時に真剣な表情ものぞいていたが、すぐに笑顔になって、市川の腰のあたりを軽く叩いたりしていた。
2011_1007_0906  笑顔が目立ったわけではないが、石渡鉄兵の淡々とした様子も、この穏やかな空気に妙に溶け込んでいた。もはやSG準優は当然の存在となってきた石渡だが、いつでも優しくすっきりした表情で、感情の揺れをあまり感じさせないたたずまいを見せていた。そうした選手については、「いつもどおりに淡々」なんてメモするだけで、強く気に留めるのを忘れがちになってしまうものだが、今日はそんな石渡が実に印象に深く食い込んできたのだった。些細なことですぐに感情が揺れ動いてジタバタしてしまうワタクシにとって、石渡の風情はひとつの理想である。
_u5w4406  理想といえば、須藤博倫の様子も本当に理想的だと思う。常に笑顔を絶やさず、先輩とも後輩とも分け隔てなく接し、我々報道陣にも快く向き合ってくれるヒロリンは、最高にデキた人だと思う。そのうえ、SGでも常に優勝争いに絡んでくるほど強いのだから、チャーリー池上が「ヒロリンみたいになりたい」と言うのも当たり前なのである。というわけで、今日のヒロリンも実にやわらかく、今朝の風景に実に似合っていた。そろそろ、優出を見てみたいと思うがどうか。

2011_1007_0786  そうしたなかで、準優組の「ややカタい?」をあげると、まずは吉田拡郎。カタいというより、早くも臨戦態勢を整えている感じで、少しだけ話をしたのだが、口調からはすでに気合がほとばしっているように感じられた。昨日のレース後、本体を外していたので、それについて尋ねてみると、ピストンのカーボンを取り除いていたとのこと。それもまた整備のうちには違いないが、予選を終えて次へのステップへと万全で臨むための準備であろう。「伸びてくれるといいんですけどねえ」と笑ってみせたが、丁寧な仕事が奏功すれば、4号艇のカクローというのは脅威である。
_u5w4794  もう一人は、今垣光太郎。1R展示後、係留所にすでにボートがつけられていた。場所は定位置であるいちばん端っこ。朝から完全に戦闘モードなのだ。しばらく様子を眺めていたが、調整というよりはボートを磨いている時間が長かったように思う。陸に上げてやってもいいようなものなのだが、準優日や優勝戦の日の早々の着水も光ちゃんのルーティンである。もちろん、そこには光ちゃんなりのこだわりがあるのだ。エンジン吊りの際に表情をうかがうと、眉間にシワが寄ってもいたぞ。6号艇とか18位とか、それを先入観にしないほうがいい。一発は充分にある雰囲気だ。
2011_1007_0273  なお、もう一人、着水を早々にして調整を始めていたのは松本勝也。こちらは陸の上では勝野竜司や魚谷智之と笑い合っていた。
 あと、峰竜太がカタく見えるのはいつものこと。それでも、今までに比べればずっとやわらかな雰囲気に思えた。

_u5w4928  いったんピットを離れたのは3R前のこと。エンジン吊り以外で姿を見なかったのは、井口佳典、石野貴之、木村光宏、寺田祥、池田浩二、平尾崇典、魚谷智之、太田和美、中野次郎といったあたりか。記述した山川や須藤、今村、篠崎といったあたりも同様だった。篠崎は、ペラを叩いている峰の横でただニコニコしていた、なんてシーンもあったし。こんなにも、準優組の姿を見かけないのも珍しいのではないか。おそらく3Rが終われば、一斉に始動し始めることだろう。あえてそれを確認せずに、ピットを後にしたという次第であります。(PHOTO/中尾茂幸=山川、篠崎、石渡、吉田、松本 池上一摩=今村、須藤、今垣、太田 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』5日目

 なんとか虎の子の諭吉っつぁんを死守しているHです。嗚呼、hiyoちゃん、峰りゅーをお粗末に扱ってすまんでした~っ><
 今節の極選の法則。
初日◎山川→2日目①着
2日目◎魚谷→3日目①着
3日目◎魚谷→4日目①着
4日目◎丸岡→5日目……?

 と、極選◎は翌日に激走しております。って、丸ちゃん、もう3Rで勝ってもうたがな~!!(←舟券は抜け)
 なんともチグハグな流れ。しかし、この3Rを見る限り、丸ちゃんの足は自慢の伸びだけでなく、回り足もしっくりきたようです。後半戦も穴のチャンス!

7R
 ①岡本慎治
 ②菊地孝平
★③守田俊介
★④丸岡正典
◎⑤中澤和志
 ⑥市川哲也
進入123/456

 岡本・菊地ともに気配一息で、丸ちゃんの4カド一気が想定できるカード。が、配当的な妙味は丸岡マークの和志です。丸岡のまくりが少しだけ菊地に引っかかっている間に、まくり差し一閃で突き抜けるとみます。丸ちゃんと、2着足あるキモリヤンへ。

3連単★5-34-全

 憲吾郎どの、絶好調の足を引っ張ってすまんすっ><


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本日の“本紙予想”全日本選手権5日目

どもども。Kです。本日は準優勝戦。それ以外は言うまでもなく一般戦です。しかし、一般戦だからといって負けられないのは、賞金王ボーダー付近の選手。今年は当確組以外は団子状態になっており、非常に差は小さい。つまり、明日の選抜戦に乗れるかどうかということが、賞金ランク争いに影響を与える可能性があるわけです。赤岩、松井、原田、山崎あたりは変わらぬ気合で臨むと思われるのですが、いかがでしょう。

1R
1コース想定=山崎 まくられ率7.3% 差され率20.0%
2コース想定=岡本 逃がし率30.8%
岡本逃がし率低いが、強烈な攻め手もおらず、山崎の逃げ狙い。
◎山崎 ○森高 ▲白井 
3連単1-45-全

2R
1コース想定=横西 まくられ率8.7% 差され率23.9%
2コース想定=中村 逃がし率31.7%
中澤の強攻を横西が張って、平本に差し場が開く。
◎平本 ○横西 ▲中澤 △鳥飼 
3連単4-135-全

3R
1コース想定=原田 まくられ率2.7% 差され率19.2%
2コース想定=丸岡 逃がし率35.4%
丸岡と赤岩は強攻派。原田が抵抗すれば、佐々木の差し展開。
◎佐々木 ○原田 ▲濱野谷 △赤岩 
3連単4-153-全

4R
1コース想定=瓜生 まくられ率5.6% 差され率18.1%
2コース想定=勝野 逃がし率23.7%
勝野の逃がし率低く、山田が攻めれば横澤が浮上。
◎横澤 ○勝野 ▲瓜生
3連単4-21-全

5R
1コース想定=藤丸 まくられ率11.1% 差され率27.8%
2コース想定=川﨑 逃がし率39.2%
藤丸が川﨑をカベにしてしっかり逃走。
◎藤丸 ○川﨑 ▲湯川 △平石
3連単1-245-全

6R
1コース想定=松井 まくられ率9.8% 差され率13.1%
2コース想定=山口 逃がし率38.5%
松井が王者の意地見せる逃げ。
◎松井 ○田口 ▲中村 △佐々木
3連単1-346-全

7R
1コース想定=岡本 まくられ率12.2% 差され率16.3%
2コース想定=菊地 逃がし率37.8%
菊地がS踏み込んでまくり切る。
◎菊地 ○守田 ▲丸岡
3連単2-34-全

8R
1コース想定=湯川 まくられ率17.4% 差され率28.3%
2コース想定=横西 逃がし率48.0%
湯川がしっかりとイン先マイで逃走。
◎湯川 ○原田 ▲山田 △森高 
3連単1-456-全

9R
1コース想定=荒井 まくられ率7.9% 差され率19.0%
2コース想定=瓜生 逃がし率20.0%
瓜生が2コースからきっちり差し切る。
◎瓜生 ○山崎 ▲荒井 △平本   
3連単2-315-全

準優勝戦はのちほど!


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5日目!

おはようございます。平和島ダービーも早いもので準優勝戦を迎えました。賞金王戦線にもおおいに影響を与える準優勝戦です。あと約2カ月半の連続ドラマを最大限に楽しむためにも、見逃せないダービー5日目なのであります。

2011_1008_0011 現在賞金ランク8位と賞金王圏内にいる篠崎元志ですが、チャレンジカップはF休みで不出場。このダービーは、大きな勝負どころなのです。優出すればぐっと近づくベスト12のスペシャルシート。準優は、篠崎にとっては賞金王勝負駆けでもあるわけです。(PHOTO/中尾茂幸)


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平和島ダービーTOPICS 4日目

THE勝負駆け①★予選18位ボーダー争い
50歳のタッチS

2011_1008_0244  ミスター今村が、底力を魅せつけた! 2Rで2着を奪い、それでも準優へメイチの1着が必要だった7R。絶好の1号艇とはいえ、楽に逃げられるカードではない。6号艇・藤丸光一(これまたピン条件!)が、ピットアウトから攻めるわ攻めるわ。このガチ前付けをブロックした今村は、深い進入を余儀なくされた。

2011_1008_0396  博多の勝負師・藤丸が攻めたのは、進入だけではない。今村より深い起こしから、渾身のコンマ02でスリットを通過した。もちろん、今村の右視野には、その黒いカポックがはっきり見えている。ベテラン2旗による、ガチンコ1着勝負。ミスター競艇は、早いとわかりつつ受けて立った。確信犯の、コンマ01タッチスタート!! これが、50歳の今も艇界に新風を巻き起こす男の心意気。そして、逃げた。
「平和島の番組さんは、年寄りに厳しいですねぇ」
 レース後、ジョーク交じりの言葉に、不敵な笑みが重なる。このやんちゃな顔の、どこが年寄りだってんだ? 同い年の私は、少年のような50歳の笑顔を呆れながら見ていた。6号艇の明日はスロー水域から何をやらかすのか……この男だけはまったく予測できない。

2011_1008_0748  その一方で、近年の艇界を牽引し続けてきた王者・松井繁が、またしても予選で涙を呑んだ。19位、次点落選。私の見立てでは、パワーそのものは十分に戦えると踏んでいた。パワーより、レース中のリズムが一息だった気がする。
17位 今村 豊 6・00
18位 今垣光太郎 6・00
19位 松井 繁 6・00

 峰竜太や篠崎元志、石野貴之ら「やまと世代」が当たり前のようにベスト10に食い込む中、かつての常勝軍団がボーダー付近で鍔迫り合いを演じた今節。ミスターの勝負駆けは凄まじかったけれど、それでも時代は着実に大胆に変化している。そう感じさせるボーダー闘争だった。

THE勝負駆け②★予選トップ争い
絶対君主制から戦国時代へ!?

2011_1008_0188  続いて、優勝への最短ラインである予選トップ争いを見てみよう。毎日書いてきたが、昨日までは太田和美50号機のワンマンシリーズ。影をも踏ませぬ圧倒的な4連勝に、完全Vの夢を膨らませたファンも多いだろう。私もそのひとりだった。
 が、最大の難関と見ていた8Rの6号艇で、その夢はあっさり潰える。4着大敗。さすがに6コースは遠かったし、昨日までの怪物級オーラがいささか色あせたようにも見えた。
 しかし、夢のパーフェクトから現実的な予選トップに目を移せば、今節の太田の凄まじさに改めて気づかされる。この8Rで4着に敗れたというのに、「12Rで5着以内なら予選トップ確定」という条件が残されたのだ!

2011_1008_0157  10Rでは、当面のライバル池田浩二がインから圧勝した。これで、節間勝率7・67。太田との間合いをグッと詰めたが、それでも太田の“勝負駆け”は5着。その12Rで、太田はしっかり3着を獲りきった。ふんだんな貯金を残したまま、楽々シリーズリーダーになった。
 ただし、トップはトップでも、明日以降に向けられたファンの目の色は変わったのではないか。10Rの池田の逃げ、

2011_1008_0338 そして、太田を寄せ付けなかった12Rの井口佳典の逃げ。どちらも迫力満点の逃走だった。太田とて、今日もイン戦だったら同じように他を圧倒したのだろう。が、今日の4着3着は、昨日までのような独走Vを予感させるレースぶりではなかった。
 明日の準優12R、太田の隣には地元Vに燃える中野次郎がいる。その外には、鮮やかな3コースまくりで勝負駆けを決めた篠崎元志が、また同じ赤いカポックを着る。絶対王政のように思えた平和島ダービーは、4日目にして俄然群雄割拠の波乱ムードが漂いはじめた。舟券的には、本命党にとっても穴党にとっても、面白くなったのではないだろうか。(Photos/中尾茂幸)


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THEピット――6・00

2011_1008_0246  ボーダー争いは熾烈を極めた。いや、その言い方は正しくないか。通常なら勝負駆け成功を意味することが多い6・00に多くの選手が並び、その全員が予選突破とはなりそうにない情勢が続いたのだ。
 今村豊、今垣光太郎、松井繁、原田幸哉。どえらいメンバーがボーダーラインを挟んで同率で並ぶ。登番順に書いているが、上位着順回数による順位もこの通り。9Rで今垣が5着、さらに原田が4着に敗れて6・00となり、18位は今村。残り3レースの結果によっては、原田まで準優進出の可能性はないわけではなかったが、その可能性は針に糸を通すがごとしであった。ちなみに、11Rで寺田祥も6・00となっており(同率選手中では最上位となった)、結果的に5人が同率でボーダーの悲喜を味わっている。
2011_1008_0347  しばし次点の位置にいなければならなかった今垣は、やや不機嫌モードであった。エンジンはいいのだという。だというのに、6・00まで得点率を下げてしまった自分を責めているようであった。レース後はいつも通りにモーターをしっかり点検し、ボートを丁寧に丁寧に磨き上げていたが、声をかけてみると、明らかに普段の光ちゃんとは様子が違ったのだ。言葉遣いは丁寧で、笑みも見せていたが、言葉のセンテンスがかなり短い。明らかに、話しかけられることを避けている雰囲気である。結果的に、18位に滑り込んだ。12Rが終わって、それが確定すると、安堵の笑みを見せてもいる。しかし、そうした状況に追い込まれてしまった自らの不甲斐なさが、許せないようだった。珍しい光ちゃんを見たような気がした。
_u5w4913  松井繁は、レース直後からこの事態を受け入れているようだった。11R発売中だったか、選手喫煙所には“松井教室”のような光景があった。喫煙所のベンチに、左から池田浩二、寺田祥、白井英治、原田幸哉、中澤和志がすわり、松井がその正面に立っている。原田を中心に後輩たちに語りかけており、それが松井のご託宣を聞く若者たちといった風景に見えたのだ。チャーリー池上カメラマンは「誰も松井先輩にベンチを譲らないんですねえ」などと笑っていたが、松井自身はそんなことを少しも気に留めず、後輩たちと笑顔で語り合っていたのだった。
  2011_1008_0538  もちろん会話の内容は聞こえてはこないが、ひとつだけ耳に届いた言葉があった。「乗られへんねん」。大阪弁が間違ってたらすみません。でも、この言葉は明らかに「準優には」が頭につくもののはずだろう。最終的には松井は次点。何か起きていれば滑り込みの可能性はおおいにあった。だが、その時点では6・00のなかでは下位であることを悟った松井は、がっちりとその現実を受け止めているようだったのだ。
2011_1008_0069  原田幸哉は、さらにサバサバしているようにも見えた。なにしろ1着のない6・00。同率のなかでもっとも不利であることは、ハナから覚悟していただろう。それでも、9Rでは3番手争いを演じており、これを制していれば、余裕の準優進出となっていた。
「惜しかったね~」「惜しかったよ~」
 モーター格納作業の際、本体整備をしていた白井英治にねぎらわれて、原田もさすがにしみじみと悔しがっていたが、そのあとは深い落胆や悔悟を表にあらわすことなく、淡々と残りのレースのゆくえを見守っているようであった。

2011_1008_0661  実を言えば、6・00が全員予選落ちという可能性もゼロではなかった。終盤レースには、出走時点では19位以下ながら、上位着順で6・00を上回ることができる選手が何人もいたのである。ところが、そうした選手たちがことごとく敗れた。その代表といえば、やはり瓜生正義ということになるだろう。
 瓜生は11R、2着で6・17。2連対を確保すれば、6・00を一気に素通りしてベスト18入りが決まっていた。しかし5着。最強戦士のまさかの予選敗退は、事件といえた。レース後には、勝った峰竜太を囲む報道陣よりも、瓜生を囲む報道陣の数のほうが多かったほど。近況絶好調の瓜生が予想外ともいえる予選落ちを喫したことは、誰もが関心をもたずにはいられない出来事だったのだ。
 瓜生自身は、普段の様子とそれほど変わった雰囲気はなかった。勝っても頭を垂れる瓜生は、負けても微笑んで感情の起伏を表には出さない。もちろん、胸の奥では相当に悔しがっているには違いないが、それを自然体で包み隠せるのが瓜生の優しい人徳なのである。
 そんななかで強さの秘密の一端を目撃した。ボートの底にできた、見落としても何ら不思議のないささくれのようなものを、瓜生は一瞬で見つけて艇修理係の方に修繕を依頼していたのだ。こっそり近寄ってのぞいてみたが、ほんと、気づかないほうが普通というくらいのもの。そうした微細な部分に目を配り、またこだわることが、瓜生の強さを支えるもののひとつであろう。ただ最強になれたわけではない。さまざまなものの積み重ねが瓜生をここまでの男にしたのである。
2011_1008_1055  12Rでは、横澤剛治が1着で6・40。2着で6・00だったが、1着がないため、ここは勝利がノルマの勝負駆けであった。ところが、コンマ34とスタートでドカ遅れをやらかしてしまう。これは悔しい。スリットで勝負駆けを終わらせてしまったということは、力を出し切るすべを自ら断ち切ってしまったということ。ピットに戻ってきた横澤の表情は、さすがに精気がなかった。
 井口佳典のエンジン吊りに参加しながら、横澤の様子に気づいたのか、原田幸哉が横澤にそっと寄り添った。そして、カポック越しに優しく肩を抱いた。ぽんぽん。肩を叩いて横澤を慰める。かたちこそ違え、勝負駆けに失敗してしまった悔しさは、誰よりも理解している原田である。横澤の心も少しは軽くなっただろうか。

2011_1008_0645  最後にひとつだけ、勝負駆けクリアの笑顔を。峰竜太だ。4着で6・00だった峰も、予選落ちの可能性はおおいにあった。しかし、1着で予選クリア! これは気分がいい勝負駆けだ。ピットから上がるや、こちらに向けてガッツポーズを見せた峰は、ヘルメットの奥で本当に気持ちよく笑っていた。実は昨日、峰からある決意を聞いている。それについては実現した時点で書こうと思うが、今日の勝利は確実に一歩近づく大きな白星であった。笑顔も当然、なのである。一時は準優1号艇の可能性もあったが、結果的に2号艇。それを知って「じゃあ2コースで!」とさわやかに笑った峰竜太だ。今日の再現が準優でも充分にありそうだぞ。(PHOTO/中尾茂幸=松井教室以外 池上一摩=松井教室 TEXT/黒須田)


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速報 平和島ダービー準優メンバー決定!

 平和島ダービーの準優18PITが確定しました! 最終12Rは、初日から4連勝と独走ムードだった太田。が、今日は4、3着とリズムダウンして大舞台へ。やや波乱ムードが漂うセミファイナルになったようです。地元からは、石渡鉄兵と中野次郎の2機がノルマとも言うべき優出を目指します。また、紅一点・山川の活躍も楽しみですね!!

10R
①井口佳典(三重)
②峰 竜太(佐賀)
③石野貴之(大阪)
④吉田拡郎(岡山)
⑤木村光宏(香川)
⑥寺田 祥(山口)

11R
①池田浩二(愛知)
②平尾崇典(岡山)
③須藤博倫(埼玉)
④魚谷智之(兵庫)
⑤石渡鉄兵(千葉)
⑥今村 豊(山口)

12R
①太田和美(奈良)
②中野次郎(東京)
③篠崎元志(福岡)
④松本勝也(兵庫)
⑤山川美由紀(香川)
⑥今垣光太郎(石川)


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“本紙予想”ダ-ビー4日目後半

7R
1コース想定=今村 まくられ率17.2% 差され率20.3%
2コース想定=木村 逃がし率41.7%
進入が非常に微妙な一戦。木村2コースと想定するが、ならば今村の逃げ切り。
◎今村 ○横西 ▲木村 △藤丸
3連単1-526-全

8R
1コース想定=松本 まくられ率10.9% 差され率17.4%
2コース想定=湯川 逃がし率33.3%
吉田が5コースから攻めて2着街道にピリオド。
◎吉田 ○太田 ▲松本 △平尾 
3連単5-613-全

9R
1コース想定=石野 まくられ率3.7% 差され率14.8%
2コース想定=守田 逃がし率35.7%
篠崎のまくりを石野が張って、今垣に差し展開。
◎今垣 ○篠崎 ▲石野 △原田   
3連単4-315-全

10R 
1コース想定=池田 まくられ率5.5% 差され率12.7%
2コース想定=山口 逃がし率36.8%
池田がインからしっかりと先マイ決める。
◎池田 ○川﨑 ▲松井 △重野
3連単1-453-全

11R 
1コース想定=須藤 まくられ率14.6% 差され率10.4%
2コース想定=峰 逃がし率29.7%
瓜生が強烈まくり差しで勝負駆けクリア。
◎瓜生 ○須藤 ▲横西 △峰
3連単5-132-全 

12R 
1コース想定=井口 まくられ率9.4% 差され率12.5%
2コース想定=横澤 逃がし率43.1%
井口が太田を制して渾身の逃走劇。
◎井口 ○太田 ▲中野  
3連単1-34-全


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H記者の『穴・極選』4日目

 1R、キモリヤン頭から163勝負で痛恨の162を喰らったHです>< ヤマタツぅ、ビシッとツケマイ決めんかいっ、ビシッとっっっ!!! 気を取り直して元気に明るく、今日の極選テーマは♪まるまるおかおか♪で行きましょう!

11R
①須藤博倫
②峰  竜太
③横西奏恵
④寺田  祥
⑤瓜生正義②条件
⑥丸岡正典①条件

進入123/456

 無風でイン無敵モード?の平和島4日目ですが、このレースには荒れる要素が多々あります。ヒロリンはF持ち、峰りゅー&瓜生(ぴーすたーさん、枠番ご指摘ありがとさんです)はいつもの超抜モードには程遠い出来、4カドの寺ショーは獰猛なまくり屋だし。
 瓜生の戦法が微妙ですが、握っても差しても外の丸岡に展開が生まれます。今節の丸岡は伸び一本。しかも、直線の最後のほうでぐ~~んと伸びるので、1マークまでに主導権を握る可能性は高い。豪快な二段まくりか俊敏なまくり差し(←回り足はかなり心配ですが……なんとかっ)で、メイチのピン勝負を成功させます。相手はパワー十分かつ展開も向きそうな奏恵ちゃん。それから、宿敵・瓜生があっさり予選落ちではちとつまらないので、356ボックスも押さえましょう。

3連単★6-3-全、356BOX

 憲吾郎どの、更新免許は取れましたかな? コチラはそろそろ予想連敗記録の更新が近そうな……


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本日の“本紙予想”全日本選手権4日目

おはようございます。Kです。昨日はしょっぱなはよかったんですけどねえ……。本日は勝負駆けですが、ここではあまりそれにとらわれず、新概念データに忠実に狙っていきたいと思います。それにしても、今日の前半も①本命が少ない……。

1R
1コース想定=守田 まくられ率16.0% 差され率14.0%
2コース想定=市川 逃がし率38.8%
山口が3コースから攻め切って水神祭を狙う。
◎山口 ○守田 ▲三浦 △市川 
3連単3-142-全

2R
1コース想定=赤岩 まくられ率10.6% 差され率13.6%
2コース想定=白水 逃がし率34.9%
今村のまくりに赤岩が抵抗すれば重野に展開ありそう。
◎重野 ○今村 ▲赤岩 △白水 
3連単4-312-全

3R
1コース想定=平尾 まくられ率3.7% 差され率24.1%
2コース想定=佐々木 逃がし率45.8%
平尾が踏み込んで逃げ切る。藤丸前付けの場合は勝野に妙味。
◎平尾 ○勝野 ▲菊地 
3連単1-35-全 3-15-全

4R
1コース想定=魚谷 まくられ率25.0% 差され率18.8%
2コース想定=中澤 逃がし率32.4%
山川のセンター一撃を狙いたい。
◎山川 ○松井 ▲魚谷 △篠崎
3連単3-416-全

5R
1コース想定=中村 まくられ率10.2% 差され率16.3%
2コース想定=三浦 逃がし率32.6%
山田の攻めに乗って今垣がまくり差す。
◎今垣 ○山田 ▲中村 △山崎
3連単5-416-全

6R
1コース想定=川﨑 まくられ率4.8% 差され率21.0%
2コース想定=寺田 逃がし率33.3%
5コース得意な森高を狙う。
◎森高 ○川﨑 ▲市川 △濱野谷
3連単5-136-全

後半はのちほどアップします。


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4日目!

おはようございます。全日本選手権、4日目でございます。本日は勝負駆けデーでありますが、これから先のSG、GⅠの勝負駆けは賞金王勝負駆けに直結していきます。暮れのクライマックスに向けて、まさに見逃せない戦い。賞金王ボーダー組は、負けられない戦いが続くわけです。

2011_1007_0085 昨日の松井繁は、彼らしい怖いくらいのオーラを放っていました。勝利者インタビューでも、厳しいイン戦に気合が入ったと語っていましたね。賞金ランク8位、まだまだベスト12へは予断を許さないポジションだけに、今日の勝負駆けも王者らしい闘志を見せつけるはずです。(PHOTO/中尾茂幸)


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平和島ダービーTOPICS 3日目

とびっきりの暗

2011_1007_0271  哀しい事象から書く。強めの向かい風が吹く4R、東都のエース・濱野谷憲吾など、4人の選手がフライングに散った。レース中にいきなり風が変わった? そうとしか思えない集団F。憲吾に至っては、コンマ05もハミ出しているのだ。
 が、要因は風ではないのかもしれない。Fを切った4選手の、昨日までの予選ランキングは

●平石和男…24位
●濱野谷憲吾…29位
●鳥飼 眞…44位
●白井英治…45位

 そう、全員が1日早い勝負駆けレースだった。予選突破への勝負駆け。さらにダービーには、もうひとつの勝負も潜伏している。賞金王決定戦(シリーズ)へ……
2011_1007_0391  悲願のSG戴冠を目指す白井英治は、賞金ランキング14位。それが初日から4・6・6着と這ってしまった。焦りを生む着順だ。
 賞金ランク21位の憲吾には、さらに地元という負荷が加わる。「地元のエース」という負荷が。「平和島で負けるわけにはいきません」。開会式の宣言で自分を追い込み、背水の陣で臨んだ予選だった。それが、初日3着、2日目4着。どうにも決めきれない。煮え切らない。2回走りの今日こそは……そんな決意が生まれるのは、むしろ自然の道理だろう。3コースの白井が突っ込み、4カドの平石が付き合い、5コースの憲吾はさらにそれを叩こうとし、鳥飼も釣られた。気合の連鎖が、大波乱を生んだ。もちろん、単に気まぐれな秋風の悪戯だったのかもしれないけれど。

とびっきりの明

2011_1007_0050  暗あれば明あり。それも超巨星級の明るさだ。太田和美が今日の12Rでも難なく逃げきり、無傷の4連勝。完全優勝のペースでシリーズ前半を折り返した。イン戦で勝つこと自体は特筆すべきことでもないが、その勝ちっぷりの凄まじかったこと!
 中凹みのちょっと危ういスリットながら、他艇を寄せつけぬ出足行き足で1マーク先制。回ってみたらば、2番手の篠崎は3艇身も引き千切られていた。向かい風の平和島で、こんなイン楽勝は滅多にないぞ。昨日と同じ比喩だが、今日もまた「ちょいと散歩に」という風情で角を6回曲がって帰ってきた。4連勝を手土産に。そんな軽妙な勝ちっぷりだったな。もちろん、節間成績は断然トップの10・00(2位の吉田拡郎が2・2・2・2着というのも、妙に象徴的で笑える)。3日目までを総括するなら、
「太田和美の太田和美による太田和美のためのシリーズ」
 でいいだろう。さらに、この「太田和美」の部分を「50号機」に替えても同義語だな。また今日も、新たなる人機一体伝説に近づいた。
 ただっ! 予選最終日の怪物君コンビに残された枠番は、6号艇と3号艇!! ここが新レジェンドへの最終難関なのかもしれないな。予選トップを獲るだけなら、さほど難しいハードルではない。③着③着で、他艇の成績に関わらず<予選トップ~準優1号艇~優勝戦1号艇~V逃げ>の花道が用意される。だがしかし……我々が見たい伝説は、やっぱりアレなんだよなぁ。アレを実現するためには、明日(特に6号艇)が最大の難関にして、今シリーズのクライマックス?? もはや、あの人機は、優勝云々を問うレベルじゃないとお伝えしておこう!

勝負駆けア・ラ・カルト

 最後に、明日の勝負駆けで気になる選手をピックアップしておきたい。
2011_1007_0264 ★瓜生正義/5号艇で②着…瓜生の力を持ってすれば問題なさそうだが、今日までのパワーでは引き波を超えるのに苦労しそう。仕上がってきた行き足を生かしてぶん回し、上から間隙を突く展開なら十分。最内差しなら2着に届かずアウト、と予言しておく。

2011_1007_0472 ★丸岡正典/6号艇で①着…瓜生よりさらに厳しい勝負駆けだが、ダッシュ向きの後伸び仕様がなんとも不気味。S張り込み、その唯一最大の武器を生かしきれば、字面ほど難しい条件ではないと思う。穴党にオススメ。

2011_1007_0133 ★横西奏恵/5号艇・3号艇で②③着…マイすぎる40号機の制御に苦労しているようだが、セッティングさえ合えば、パワー的にまったく問題のない条件。スタート五分なら突破確率70%とみる。

2011_1007_0238 ★守田俊介/1号艇・2号艇で②③着…今節のキモリヤンの足ならド楽勝すぎる条件。突破確率120%だ! あ、はい、これだけは単なる願望&エコ贔屓です~~><(Photos/中尾茂幸)


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THEピット――それゆけ若者たちよ!

_u4w1713 「瓜生さん、留めてください」
 カポックをかぶった篠崎元志が、瓜生正義に留め具をはめてくれと頼んでいる。先輩に留めさせる!? 瓜生はもちろん、嫌な顔ひとつせず篠崎に歩み寄って、パチンとはめた。な、なんだ、このシーンは!?
 よく見ると、篠崎はカポックの中に両腕を突っ込んでおり、留め具をハメたことで上半身を縛られたような格好になっていた。カポックが黒いことから、その姿はまるでペンギン。両腕の自由を自ら利かなくさせて、篠崎は左右に体を揺すりながら、小さくぴょんぴょんと跳ねてみせた。やっぱり、何なんでしょう、このシーンは(笑)。
_u4w1720  篠崎がそうした目的はさっぱりわからんちんだが、瓜生がゲラゲラとおかしそうにしている姿を見ると、大好きな先輩を笑かそうとした、ってことだろうか。ちなみに、10Rのエンジン吊り終了直後のこと。このあと篠崎も瓜生も12Rの展示準備に向かうことになるわけで、レースまでいくらも時間が残されていないというのに、何をしているんでしょうか、篠崎は(笑)。
_u4w1729  そのシーンを見逃さなかった先輩が一人いた。鳥飼眞だ。近くの喫煙所でタバコを吸っていた鳥飼の瞳が、キランと光る。タバコをもみ消すと、悪戯っ子のような顔をして立ち上がった鳥飼は、嬉しそうに篠崎のもとに歩み寄るのだった。カポックを引っ張ってバランスを崩す。カポックを上にずらして、視界をふさぐ。ジャミラのような格好になった篠崎を左右に揺らしてまたバランスを崩す。篠崎を完全におもちゃにしていた鳥飼であった(笑)。
_u4w1732  鳥飼も篠崎も楽しそうに笑っていて、先輩を笑かすのが篠崎の目的だったとしたら、これは大成功。ただ、両腕が利かない篠崎はだんだんとにっちもさっちもいかなくなって、さりげなく留め具を外してあげたのは、これもまた鳥飼。なんだかんだ言って優しい鳥飼眞なのであった。
 もし事故など出てしまえば、余計なことするからだと言われかねないわけだが、篠崎は12R、2コースから差してきっちり連対確保。やることはしっかりやる男だし、ピットでは時にはしゃいで周囲を楽しませる若者でもあるわけだ。岡崎恭裕がここにいたら、そんな姿に拍車がかかるんだろうなあ。岡崎くん、早くSGに帰ってきてね。

2011_1007_0369「めっちゃ楽しいです!」
 峰竜太が顔をほころばせて、声をかけてきた。全部SGならいいのに、と思うくらい、SGを戦うのは楽しいというのだ。たしかに相手は強い。思う通りにはいかないし、勝つことはとっても難しい。しかし、レベルが高い戦いだからこそ、全力を注いで戦うことが――勝つことはもちろん、力の差を痛感させられて悔しい思いをすることも――充実感を峰にもたらしているようなのだ。まったくもって大舞台向きの性格だし、またトップクラスになるべくしてなれる資質である。
 たとえば、昨日の11R、峰は1号艇1コースから太田和美に差されている。さらに、3周1マークで須藤博倫に2番手を奪われてもいる。3周2マーク、峰は強烈なツケマイで再逆転。「どうしても逆転し返さなければならなかった。転覆しても仕方ないというくらいの気持ちで攻めました。ただ、その直前に、レバーをちょっと落として外に開いて、差しの気配を出したんですよ」。相手の須藤は自分よりレベルが高い。ただ握っただけでは逆転が難しいから、もうひとつ手段が必要だったというわけだ。その駆け引きが、楽しくてたまらないのだ、と峰は言う。うまくいったからではない。そこまでの仕掛けが必要とされる戦いが、峰の心を満たすのである。
 実は、オーシャンカップの準優後にも峰は「楽しい」と言っていた。そのときは正直、準優で敗れた悔しさをまぎらす言葉かもしれない、とも思っていた。だが、そうではなかった。今節はパワー的には決して優勢ではないと言うが、そのメンタリティがきっと爽快なレースを作り上げてくれるだろう。

2011_1007_0946 「整備が当たったと思います……わかりませんけどね(笑)」
 昨日までは大苦戦していた平本真之が、今日の7Rで1着。初日にリング(レース後)、2日目にピストンを換えて、それが正解を出したようなのだ。「よっ、整備巧者!」とからかうと、でへへへへと照れ笑いしていた。で、「わかりませんけどね」と付け加えて謙遜するあたりが、なんともはや好青年である。
 部品交換が劇的に結果に結びついたのだから、これは嬉しいはずだ。平本も、それを肯定していた。努力が実るということは、大きな充実感をもたらすものである。顔を合わせればいつもにこやかに接してくれる平本の、その笑顔が大きく深く見えた。
 準優進出は厳しい状況である。さすがに昨日までの這いっぷりが響いている。しかし、戦える足を手にし、さらにメンタルも上昇した今の平本を、2日目までの平本真之と思ってはならない。明日は6号艇1回乗りだが、決して侮ってはならないと思うのである。
 それにしても、平本は本当に好青年。その後も中尾カメラマンを交えて、おっさんとの会話によく付き合ってくれた。今節は愛知支部4人が同室、「赤岩さんは朝早いんですよ。それより早く起きてなきゃいけないか? いや、そんなことはないです」なんて宿舎話も。強大な先輩3人と顔を突き合わしているわけだが、気づまりはストレスは特に感じていないようだ。

_u4w1701  最後に、がんばれ山口達也。今節の最若手である山口は、当たり前かもしれないが、誰よりも働いている。初めてのSGで、必死に己の役割をこなしつつ、奮闘しているのだ。明日は2走ピンピンで相手待ちとなる。可能性がある以上は、これを目指してほしい。実現すれば、もちろん水神祭。ずぶ濡れの山口達也を見せてほしいぞ。(PHOTO/中尾茂幸=峰、平本 池上一摩=篠崎&瓜生&鳥飼の一連、山口 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

 太田和美が怒濤の4連勝! 無傷で3日目を終えて、パーフェクトロードに乗っかっております! 明日は誰が太田を止めるのか、あるいはすべてをぶっちぎって太田が連勝街道を突っ走るのか。おおいに楽しみであります。ちなみに、2位の吉田拡郎はオール2着。カクローとしては、早くこの“アヒルの行進”をストップして、先頭ゴールを果たしたいところですね。
 その太田、吉田と池田浩二が準優当確。あ、想定ボーダーは6・00であります。19位は瓜生正義。最強戦士が最近にしては珍しい苦戦であります。

1 太田和美  当確
2 吉田拡郎  当確
3 篠崎元志  4・5着
4 池田浩二  当確
5 井口佳典  5着
6 今垣光太郎 4・4着
7 須藤博倫  4・4着
8 石渡鉄兵  5着
9 中野次郎  5着
10 峰竜太   4着
11 石野貴之  4着
12 原田幸哉  4着
13 寺田祥   1・6着
14 魚谷智之  3着
15 松本勝也  3着
16 松井繁   3・3着
17 山川美由紀 3着
18 川﨑智幸  3・3着
19 瓜生正義  2着
20 平尾崇典  2・3着
21 木村光宏  2着
22 佐々木康幸 2着
23 横西奏恵  2・3着
24 藤丸光一  2・3着
25 守田俊介  2・3着
26 横澤剛治  2着
27 田口節子  1着
28 丸岡正典  1着
29 菊地孝平  2・2着
30 山崎智也  (1着相手待ち)
31 荒井輝年  2・2着
32 湯川浩司  1着
34 勝野竜司  1・2着
36 今村豊   1・2着
39 山口達也  (1・1着相手待ち)
※最終日1着または1・1着で1点足らずまで掲載。それ以下は割愛。


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“本紙予想”ダービー3日目後半

7R
1コース想定=吉田 まくられ率3.8% 差され率23.1%
2コース想定=平本 逃がし率33.3%
木村、峰のセンター勢が握れば川﨑に絶好の差し場。
◎川﨑 ○吉田 ▲峰 △中野
3連単5-146-全

8R
1コース想定=白水 まくられ率6.5% 差され率19.4%
2コース想定=平尾 逃がし率33.3%
平尾の2コース巧差しに妙味ある。
◎平尾 ○白水 ▲石野 △山崎 
3連単2-135-全

9R
1コース想定=荒井 まくられ率8.1% 差され率19.4%
2コース想定=原田 逃がし率43.3%
荒井が原田をカベにして逃走。
◎荒井 ○原田 ▲濱野谷 △菊地   
3連単1-234-全

10R 
1コース想定=山川 まくられ率12.1% 差され率13.6%
2コース想定=赤岩 逃がし率38.5%
池田のセンター戦が脅威。
◎池田 ○松本 ▲赤岩 △山川
3連単4-321-全

11R 
1コース想定=白井 まくられ率8.0% 差され率16.0%
2コース想定=井口 逃がし率40.6%
白井が気合の逃げ切り決める。
◎白井 ○井口 ▲今垣
3連単1-23-全 

12R 
1コース想定=太田 まくられ率3.8% 差され率20.8%
2コース想定=篠崎 逃がし率50.0%
超抜パワーに篠崎の壁。太田が怒濤の4連勝だ。
◎太田 ○篠崎 ▲瓜生  
3連単1-24-全


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THEピット――ナイスガイ!

2011_1006_0054  今村豊が、にやにやと微笑みながら、松野京吾に耳打ちする。かははは、と高らかに笑う松野。今村のにやにやが、さらに深く濃くなる。ミスター、なんだか嬉しそうだ。松野が今村を指さして、またかはははは。今村がさらににやにやして言い返すと、松野はぷぷぷと噴き出すような笑い。
2011_1006_0944  4月の常滑や、昨年春の徳山でもこんなシーンを何度か見かけたなあ、と思う。それを今、SGのピットで見られるのだから幸せだ! SGでは今村豊とはるかに若い世代との絡みというのは当たり前の光景になっているが、同世代とふざけ合うミスターもやっぱり趣きがある。そして、相手との年の差、世代の差がどれだけあろうが、今村はまるで分け隔てなく接しているのだと、改めて実感させられる。その人柄を目の当たりにできることも、それがミスターと呼ばれる艇界の宝だけに、本当に幸せなことなのだ。
2011_1005_0452  タイプは違うけど、実は同じように誰からも慕われているように見えるのが、守田俊介だ。5年前のモーターボート記念、優勝した中村有裕をかいがいしく世話していた守田。俊介ラブのH記者と「どっちが先輩かわからん」と笑い合ったものだが、つまり守田は先輩後輩の壁を取っ払っているように見えるのだ。今節、久々にこの滋賀コンビをSGのピットで間近に見て、その感想は変わらない。ユーユーと肩を並べているシーンはやっぱり多く見かけられるが、守田のほうがユーユーとともにいることを楽しんでいるように見える。もちろんユーユーも守田の存在を心強く感じてはいるだろうが、にこにこと笑いかけているのは圧倒的に守田のほうが多いと思う。
2011_1005_0550  そんな守田を、他支部の後輩たちも明らかに好もしく感じている。エンジン吊りで近畿地区に笑いが起こると、その中心にいるのは守田だったりするのだ。湯川浩司あたりにツッコミを入れられて、嬉しそうににこにこしていたり。まあイジられているというわけなのだが、イジられ役というのは誰もがなれるものではない。

_u5w2341  1R後のエンジン吊り。三浦永理は6着と大敗してしまった。ピットに戻ってきた三浦はさすがに落胆しており、取り囲む静岡勢も沈痛な雰囲気となっていた。
_u5w2553 そんななかで、佐々木康幸は、まるで自分が敗戦を喫したかのように、顔を歪めていた。ツラくてしょうがない。悔しくてしょうがない。そんな表情で、三浦のボートを押していたのである。三浦と言葉を交わせば、さらに顔が歪む。むしろ三浦のほうが表情が変わらないほどで(硬い顔つきではあったが)、佐々木の他人を思いやる心というのが痛いほど伝わってくるのである。佐々木は悔恨を隠さないタイプで、勝負どころで敗れた後に渋面を作る場面は何度か見てきた。佐々木はそんな表情を、後輩の敗戦に対しても作ってみせる。そんな先輩が身近にいる三浦は、その存在感だけで心にパワーをもらえるはずである。
_u5w2459  三浦もまた、2R後には他人の敗戦で悲しげな顔つきになっていた。田口節子が6着に敗れてしまったのだ。エンジン吊りは地区ごとに行なうわけだが、それが終わると田口の周囲に歩み寄った者たちがいた。三浦、横西奏恵、山川美由紀。今節参戦の女子4人が、自然と輪を作って、田口の大敗を悔しがったのだ。横西が以前言っていたが、SGのピットでは、もちろん同県の先輩後輩、今なら夫の山崎智也がいて、それはそれでパワーになるのだが、やはり女子選手が複数参戦しているのはやはり心強いことだそうだ。今節はそんな仲間が4人。喜びも悔しさも分かち合える盟友がそこにいることは大きい。ボートレースはもちろん個人の戦いだが、こうした関係性が最高のパフォーマンスを生むという面も間違いなくあるのだろう。

_u5w2250  そんなナイスガイたちの様子にしみじみとしていたら、「こんちわーっ!」と爽やかな言葉が飛んできた。ボートリフトへと艇を移動する瓜生正義だった。10mほども離れているこちらを見つけて、声をかけてくれたのだ。こんなに強くて、こんなにナイスガイなのだから、ほんと、まいってしまうな。(PHOTO/中尾茂幸=前半4点 池上一摩=後半4点 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』3日目

 鬼嫁との激しい折衝の末、魂の1諭吉を勝ち取ったHです。それを1Rの松本勝也アタマでちょいと水増し。さらに、この極選でガツンと増やしてみせましょう!

8R
 ①白水勝也
 ②平尾崇典
★③石野貴之
 ④市川哲也
 ⑤山崎智也
◎⑥魚谷智之

進入123/456

 待ってました! 強い向かい風が吹いてこその平和島、まくり屋水面。1Rから4カド3連勝と私向きの風になっています。この8Rはミクロ韋駄天・市川の仕掛けがキーポイント。カド受けがF2石野だけに、これまた4カド一撃も考えられるところ。ただ、今節の市川はスリットからの伸びが平凡なので、攻めが半端になる可能性も高い。内水面が玉突き状にもつれたところ、魚谷のアウト差しがずっぽり届く光景が見えます。市川をやり過ごして差し粘る石野とのウラオモ勝負!

3連単★6=3-全

 ここまで書いたところで、4Rで憲吾はじめ4人が集団フライング!!(憲吾郎どの、気をお確かに!><) こんな惨事があると、競技本部&選手もピリピリして全体にスタートが慎重になることでしょう。ならば、怖いのは12Rのミスター今村。唯我独尊のコンマ10全速Sで、6コースから一気にまくりきるかも?? ここも6-3を遊びで買ってみます。


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本日の“本紙予想”全日本選手権3日目

おはようございます。Kです。モンスターから激辛の叱咤激励を受けまして、気持ちも新たに3日目をむかえました。昨夜から新概念データとにらめっこしながら唸りまくって、本日の予想はこんなん出ました。前半は①本命がほとんどないけど大丈夫でしょうか……。

1R
1コース想定=横西 まくられ率8.7% 差され率23.9%
2コース想定=重野 逃がし率31.8%
重野の逃がし率が低く、その重野と森高は当該コースで握るタイプ。松本に展開利。
◎松本 ○横西 ▲中野 △森高 
3連単4-153-全

2R
1コース想定=山口 まくられ率13.0% 差され率21.7%
2コース想定=勝野 逃がし率25.0%
魚谷のまくり差しに妙味ありそう。
◎魚谷 ○勝野 ▲山口 △赤岩 
3連単3-214-全

3R
1コース想定=丸岡 まくられ率6.7% 差され率23.3%
2コース想定①=中村 逃がし率33.3%
2コース想定②=松野 逃がし率43.9%
松野が動いて原田がカドになれば、センター自在に抜け出す。
◎原田 ○丸岡 ▲中村 
3連単4-12-全

4R
1コース想定=中澤 まくられ率14.3% 差され率28.6%
2コース想定=石野 逃がし率42.4%
白井がセンターから強烈なまくり差し。
◎白井 ○濱野谷 ▲中澤 △石野
3連単3-512-全

5R
1コース想定=松井 まくられ率10.0% 差され率13.3%
2コース想定=瓜生 逃がし率22.0%
藤丸が動いて進入がもつれるかも。穴狙いで岡本本命。
◎岡本 ○瓜生 ▲松井 △湯川
3連単3-214-全

6R
1コース想定=石渡 まくられ率12.2% 差され率14.3%
2コース想定=森高 逃がし率36.2%
石渡が地元の意地見せるイン逃げ。
◎石渡 ○森高 ▲佐々木 △池田
3連単1-236-全

後半はのちほどです。


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3日目!

おはようございます。平和島ダービー、3日目となりました。気候としては、昨日と似た感じですが、現在のところ、少し強めの向かい風になっているようです。絶好のまくり風!?

_u5w2677賞金王戦線が過熱中。今年は賞金体系の改定の影響もあってか、非常に混沌とした状況となっています。残るSGはこのダービーとチャレカのみ。ベスト12を目指す選手にとっては、一戦一戦が大事な戦いとなっています。そんななか、今年も賞金王勝負駆けに臨んでいる赤岩善生。予選突破に望みをつなぐためには、今日は大敗禁物です。(PHOTO/池上一摩)


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平和島ダービーTOPICS 2日目

なでしこ台風

2011_1006_0803  8Rからいきなり女子レーサーの激走がはじまった。口火を切ったのは、讃岐のアマゾネス山川美由紀。2コースからの差しが、ズッポリ突き刺さってしまった。パワー差しというより、「追い風なので、差し一本に絞った」(レース後コメント)という戦法がズバリ的中した。外から攻める艇には目もくれず、早めに舳先を転回してエイヤッの気合で突っ込んだ、そんな男前な決め差しだったぞ。
2011_1006_0333  で、断然人気のイン篠崎元志が流れている間に、さらに超人気薄のキモリヤン俊介が最内からジリジリ2番手に浮上。篠崎の猛追を振り切って2連単200倍、3連単800倍超のギガ万太郎が飛び出した。嗚呼、昨日の極選に続いて「もいっちょ、美由紀姐御からキモリヤンへ」としておけば……篠崎の回り足に不安があると思っていただけに、痛恨の取りこぼしとなった。チグハグすぎるっっ(号泣)

2011_1006_0538  続く9Rでは、アウト6コースの横西奏恵が大爆走! これが50号機と並び称される40号機の底力なのか、最内差しからバック伸びるわ伸びるわ。あっという間に外の5艇を抜き去って2マークを制圧した。「昨日の4、5着は攻めすぎて失敗、パワー負けではない」と気づいてはいたが、これほどの激足とは思わなかった。
2011_1006_1250  これで旦那が2着にくれば、待望の夫婦、いや婦夫ワンツーだったのだが、智也のほうは4着を奪いきるのが精一杯。「智也&奏恵が走れば、外枠の方が先着する」という不思議なセオリーは、今日も健在だったな。で、こちらの配当も軽~く500倍超え。

2011_1006_0185  そして、最後の締めくくりは10Rの田口節子だ。残念ながら女子3連勝(=SG史上初では?)とはならなかったが、2コースからしっかり差し粘って2着入線。昨日のイン逃げも含めて2走18点を召し取り、節間ランキング2位に躍り出た! もちろん、まだまだ艇番通りの着順を取っただけ、という見方もできるだろう。が、この勢いなら、明日の5・6号艇という試練でも大仕事をやらかしそうなムードが漂ってきたぞ。
 あ、もうひとりの女子レーサー三浦永理だけは未だにワースト級のパワーに苦しみ続けているのだが……この「いきなりなでしこブーム」に乗っかって、なんとか復調してほしい。

散歩のような……

2011_1006_0456_2   昨日、外枠から怒涛のまくり差し2連発を決めた太田和美が、2日日も圧倒的な強さで無傷の3連勝を飾った。11R、2コースから発進した太田は、スタートでわずかに後手を踏む。が、そこからの行き足~伸びがケタ違い。スリット手前でアジャストしたイン峰竜太に一気に追いつき追い越し、「ほれほれ、まくってまうで~」ってな感じのプレッシャーをかけた。それだけは勘弁の峰が早々に握って流れたところ、太田が冷徹な差しハンドルを繰り出して勝負は決した。
 「自作自演の自力差し」とでも言おうか。まるで、太田ひとりがレースを操っているようだった。いや、自力差しとかいう重いイメージではないな。むしろ、ちょっと散歩に出かけて角を曲がったら、他艇が千切れていた。そんな軽~いタッチの楽勝に見えた。最近のSGでの2コース差しって、かなり難しいのに。
 浪速の新怪物クン×平和島の新怪物モーター=??
 この解答を書くのはまだ尚早なのだろうが、下書きはできつつある。あの伝説の36号機が、野澤大二とともに総理杯を制してから9年。新たなる伝説への方程式を、今年は太田和美が紐解くことになるのだろうか。

パワー相場、激変!?

    ダービー2日目を終えたところで、一度アタマをまっさらにして客観的なパワー評価を記しておきたい。節イチは、わからない。昨日より気温が10度ほども高くなって、パワー相場がかなり変わった気がする。前検Sランク石野貴之は、今日はすべてがイマイチだった。
 昨日のドリームで「瓜生よりかなりいい」と見ていた魚谷も、ターン回りで苦労した。着順(⑥⑤)よりはるかにいい足だと断言はするが、突き抜けるパワーではなかった。逆に6コースから大穴を提供した横西や守田は、今日の気温でぴったりフィット回転になったようだ。
2011_1006_0791  で、穴っぽい特注レーサーがひとり。前検から不気味な回り足を見せている松本勝也だ。昨日は5着大敗も、ターンごとに「うむむ」と唸らせる回り足だった。今日もサイドの掛かりが抜群に見えた。気温が変わっても、グググイッというターン回りの迫力に変化なし。センターあたりから、いつでも穴を提供するパワーだとお伝えしておこう。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THE ピット――幸せな笑顔、幸せな光景

_u5w2470_2   午前中はあまり選手と話せなかったので、午後にはこれまでに某ボート誌……、BOATBoyで取材をしている選手に挨拶をして回った。
 最初に話すことができたのは8月に取材していた山口達也だ。
 山口にとってはこれが初SG。そこで「SGはどうですか?」と聞いてみると、「皆さん、強いですね。好きにはさせてもらえませんが、それが勉強になります」との回答。
 ただ、そう言ったあとには「……アシはいいんですけどね」とも付け加えてくれたので、これからまだまだ期待できるだろう。
 山口は今回、新兵の仕事もあるので休む間もなく動き回っているが、瓜生正義や長嶺豊さんの言葉に耳を傾けている姿も見られた。

_u5w2305  続いては6月のダービー勝負駆け期間中に取材していた山田竜一のもとへ……。
 ドラゴン山田はインタビューの際、「もし(ダービーに)出られたとしても、目標を立てたりはしないで楽しんで走りたい」と話していたので、「やっぱりボチボチですか?」と聞くと、「まさにボチボチですね」とニッコリ!
「可もなく不可もないエンジンなんで。……でも、悪くはないエンジンですよ」と続けてくれた。
「楽しめてますか?」と聞くと、「楽しめてます! 緊張もなく、ほのぼのやってます」と、またニコリ。
 作業やレースにおいて、ほのぼのやっているわけはないのだが、こちらをホッとさせてくる笑顔が最高のドラゴンだった。

2011_1004_0447  もう一人、昨年のダービー前に取材していた吉田拡郎には、出走した9Rのあとに声をかけている。
 それまで2着、2着(2号艇&6号艇)で来ていたカクローは、ここも4号艇で2着。勝ち切れているわけではないのだが、その表情は、朝から明るい気がする。
 そこで「雰囲気が良さそうですね?」と聞くと、「いえいえ」と言いながらも「回り足系統がいいですね」とのこと。
「伸びでは上の人がいますが、平和島ではこのアシが大事なんで、いいと思います」と続けてくれたのだから、やっぱり本人としても感触はいいのだろう。

2011_1004_0612  午後のピットは、ぽかぽかと暖かい陽気に包まれていた。だからというわけではないのだろうが、笑顔で話している選手の顔は、他にもあちらこちらで見られていた。
 足合わせをしたあとだったのかはわからなかったが、菊地孝平に「ありがとうございました!」と声を掛けられた今垣光太郎はニッコリ。
「伸びにはまあまあ自信があるんだけど、出足は自信が持てなくて……」と話していたが、その顔には余裕の笑顔を浮かんでいた気がする。
 また、勝野竜司と立ち話をしていた松本勝也は「あのときがいちばんいいアシになっていた」と解説。
 あのときがどのときなのかはわからなかったが(勝野と走って先着した3Rか?)、その顔はとにかくニコニコ。人柄の部分も大きいが、やはり周囲の人間を幸せな気分にさせてくれる笑顔だったのだ。

_u5w2224  幸せといえば、9レース。
 カクローが2着になったレースだが、1着は6号艇の横西奏恵で、4着が2号艇の山崎智也だった。エンジン吊りのあと、山崎は横西と視線を合わさないようにしているようにも見えたが、それはたまたまだったのか。
 それぞれにボートを離れて、カポック脱ぎ場のところに差しかかったとき、2人が肩を並べそうになると、ふと山崎は、ヒジのあたりで横西をはじき飛ばしたのだ。
 その際にはおそらく、両者ともに無言だったと思うが、山崎がやったのは、「こいつ、やってくれたなあ!」といった感じのいかにもなアレである。
 周囲には誰もいないだろうと思って、つい出てしまった「いかにもなアレ」かもしれないが、何を隠そう、でばかめよろしく私は後ろで見ていたのだ。ごめんなさい。
 ヒジではじき飛ばされた横西が、あはっと笑ってみせたところも見ていたのだから、私は幸せ者だ。
 今のボートレース界において、これほど人を幸せな気分にさせてくれる光景はないだろう。
 ……写真は、その場面とはまた別の「幸せな光景」をUPさせてもらった。こんな2人が切磋琢磨しながら妥協のない戦いを見せてくれるのだから、ボートファンは幸せだ。
(PHOTO/中尾茂幸=吉田&松本、池上一摩=その他  TEXT/内池)


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“本紙予想”ダービー2日目後半

7R
1コース想定=三浦 まくられ率10.8% 差され率7.7%
2コース想定=山田 逃がし率39.5%
石野は5コースの成績がよく、まくり差しを狙う。
◎石野 ○原田 ▲三浦 △峰
3連単5-413-全

8R
1コース想定=篠崎 まくられ率10.8% 差され率12.3%
2コース想定=山川 逃がし率31.0%
山川の逃がし率が低く、丸岡のセンター戦を狙いたい。
◎丸岡 ○篠崎 ▲濱野谷 △魚谷 
3連単3-145-全

9R
1コース想定=岡本 まくられ率12.5% 差され率14.6%
2コース想定=山崎 逃がし率45.5%
山崎の逃がし率が高く、岡本の逃げに妙味。
◎岡本 ○山崎 ▲吉田   
3連単1-24-全

10R 
1コース想定=中野 まくられ率4.3% 差され率7.1%
2コース想定=田口 逃がし率42.5%
中野のインは信頼度高く、逃げ切り狙う。
◎中野 ○今村 ▲松井 △中村
3連単1-564-全

11R 
1コース想定=峰 まくられ率18.2% 差され率16.4%
2コース想定=太田 逃がし率42.9%
今垣のコース獲り次第だが、池田のセンター戦が脅威。
◎池田 ○太田 ▲峰 △今垣
3連単3-216-全 

12R 
1コース想定=菊地 まくられ率4.3% 差され率19.1%
2コース想定=平石 逃がし率35.0%
瓜生の攻めに菊地が抵抗すれば、丸岡に好展開。
◎丸岡 ○菊地 ▲瓜生 △井口 
3連単4-135-全


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THE ピット――気温上昇中!

2011_1004_0658  1R頃、気温計を見ながらメモを取っている田口節子が見かけられたので、その後に気温計を覗いてみると、気温は23度、湿度は63%となっていた。
 その後も気温は上がっていき、昨日よりは10度ほど高くなっていた(昨日の1R時の気温は15度だった)。
 1日で1~2カ月ほど時計を巻き戻したような気候になっているのだから、選手たちは本当に大変だ。

2011_1004_0433  ペラ小屋も屋外ペラ作業場も朝から満員御礼状態だったが、そこで慌てた様子を見せている選手はいないのはやはりさすがだ。どの選手も、淡々とした様子でプロペラを叩いていた。
 屋外作業場では、井口佳典、丸岡正典、森高一真らが固まって作業をしていて、その傍に湯川浩司が腰かけているというお決まりの構図も見られたが、ほとんど誰も口を聞いてはいなかった。
 一緒にいることは多くても、いつも和気あいあいとやっているわけではないのが銀河系軍団だ。
 その後、そこを離れた森高は、木村光宏と並んで歩いていたが、ニコニコしている木村の横で、森高はしかめっ面をしているようにも見えたものだ。その表情を見る限りでいえば、手応えは掴み切れていないのかもしれない。

2011_1004_0732 「ウリ坊~! ペラ、見てくれるか~」
 装着場で作業をしていた瓜生正義に対して、そう声をかけたのは今村豊だ。
「後でいいさけ(後でいいから)」とも今村は言ったが、瓜生は手早く作業をひと段落させると、すぐにペラ小屋にいる今村のもとへと駆けつけた。その5分ほど後にもう一度ペラ小屋を見てみると、作業をしている今村の横にはまだ瓜生がいた。そんなところにも、この最強の男の人柄がにじみ出ている。
 その後のことだが、装着場で藤丸光一がモーターを外そうとしていると、遠くから瓜生が走って駆けつけて手伝っているところも見かけられた。その前後に瓜生はもちろん、自分の作業を再開していた。
 藤丸を手伝ったときには、傍にいた篠崎元志も合流。笑顔を見せ合い作業をしている様子を見ていれば、福岡支部全体が好調であるのも頷ける。

2011_1004_0387  ペラ小屋だけでなく、整備室でモーターを割っていた選手も複数見られた。
 1R前でいえば、平石和男、川﨑智幸、赤岩善生がそう。
 さらにいちばん奥のほうでは今垣光太郎も作業していて、その後には整備室からモーター本体を運び出していたので、比較的大がかりな作業をしていたのかもしれない。
 それぞれの選手の表情からは手応えまでは掴めなかったが、整備後の赤岩がモーター装着を井口に手伝ってもらっていたときには自然な笑みを見せていた。

2011_1004_0738  表情でいえば、個人的には非常に好印象だったのが石野貴之だ。
 何かの作業をしていたわけではなく、ピット内を歩いているところを何度か見かけただけだが、これまでには見た覚えがないほど、気合いが入った顔をしていたのだ。
 それでいて、張りつめた感じもなかったので、F2持ちでも好ファイトを期待できる気がする。

2011_1004_0531  1R前、厳しい表情をしているな、という印象を受けたのは平本真之だ。
 ただ、厳しいといっても、落胆のそれではなく、集中している感じだったので、頑張ってほしいと期待されたが……。1Rでは3号艇で5着。レース後には、ヘルメットをしていても、その表情がさらに厳しくなっているのが窺えた。
 それでも、落胆したままでは終わらないのが平本という男だ。2R前、エンジン吊りの前準備で走り回っている姿が見られたので、そのあとを追っていくと、整備室で本体整備を始めていたのだ。
 2Rが終わればまた、エンジン吊りに駆けていくが、その後にはすぐさま整備室に戻って作業を再開していた。
 声をかけるのもためらわれたものだが、目が合ったので「厳しいですか?」と聞いてみると、「厳しいです」ときっぱり!
 平本が中日ファンであるのを知っていたので(筆者自身もほぼ40年来の中日ファンだ)、「中日のように巻き返してください」と言ってみると、「中日は強いです! 名古屋の勢いで頑張ります!」とニッコリ。
 そういう声を聞かせてもらうと、こちらも嬉しくなってくる。
 中日ドラゴンズ……。夏ごろには借金地獄に苦しんでいたが(最大10ゲーム差)、ただいま首位ヤクルトとゲーム差なし、なのである。
(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/内池)


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H記者の『穴・極選』2日目

 山川の姐御まくり不発で、諭吉さんはおろか財布から紙がなくなったHです。もひかしたら、今日の極選、自分で買えないかもっ??>< となると、的中の可能性がグンッとUPしますぞ~!(←自嘲) 今日の狙いは、2R惨敗で人気激落のお魚クン。

8R
 ①篠崎元志
 ②山川美由紀
 ③丸岡正典
★④濱野谷憲吾
◎⑤魚谷智之
★⑥守田俊介

進入123/456

 2Rの魚谷6着はどうしたことか。1周1マークでも2周2マークでも、まったくハンドルが入らず大差のプール清掃員と化しました。あるいはボートに問題があるかもしれませんが、足はかなりいいはずなんです。この8Rは、回り足に不安があると見ている篠崎のイン戦。姐御がジカまくりの素振りを見せたら、握りすぎて流れる可能性も十分。その間隙を、飛び魚ターンがズバーーッ!!という光景が浮かびます。2着足の憲吾と、いつものSGより噴いているキモリヤン俊吉へ。

3連単★5-46-全

 う~ん、現在の私が買えるのは、この8点のうちのどれか3点バラ券だけ……・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


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本日の“本紙予想”全日本選手権2日目

おはようございます。Kです。平和島は機力差が比較的はっきりしているレース場、などという認識が選手間にはあるようですが、初日はたしかにそんな雰囲気を感じましたね。気候が変わった今日、気配にどんな変化があるのかを今日はしっかり確認したいところ。新概念データは、モーター気配をきっちり把握すればするほど、精度も上がっていくものだったりするのであります。

1R
1コース想定=原田 まくられ率2.7% 差され率17.8%
2コース想定=藤丸 逃がし率29.0%
藤丸の逃がし率が低く、佐々木の攻めに乗る中澤を狙ってみたい。
◎中澤 ○原田 ▲佐々木 △平本 
3連単5-143-全

2R
1コース想定=重野 まくられ率7.4% 差され率17.6%
2コース想定=荒井 逃がし率37.5%
魚谷が4コースから強烈な差しで突き抜ける。
◎魚谷 ○重野 ▲石渡 △鳥飼 
3連単4-135-全

3R
1コース想定=山田 まくられ率7.3% 差され率39.7%
2コース想定=前本 逃がし率=39.7%
山田がS踏み込んで逃げ切る。
◎山田 ○勝野 ▲白井 
3連単1-56-全

4R
1コース想定=市川 まくられ率6.1% 差され率30.3%
2コース想定=中野 逃がし率32.6%
山川の攻めに連動すれば、山口に水神祭のチャンス。
◎山口 ○山川 ▲中野 △市川
3連単5-421-全

5R
1コース想定=木村 まくられ率14.9% 差され率10.8%
2コース想定=池田 逃がし率50.0%
池田の逃がし率高く、木村の逃げ切り狙い。
◎木村 ○池田 ▲菊地 △平尾
3連単1-235-全

6R
1コース想定=森高 まくられ率6.3% 差され率20.6%
2コース想定=須藤 逃がし率44.4%
森高が初戦大敗を巻き返すイン逃げ。
◎森高 ○平本 ▲赤岩 △瓜生
3連単1-456-全

後半は後ほど。


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2日目!

おはようございます。全日本選手権2日目でございます。雨模様だった昨日とは打って変わって、本日の平和島は快晴です。気温上昇との予報も出ており、爽やかな秋晴れの中で激戦が繰り広げられることになるでしょう。ただ、気象の変化は選手にとっては、調整の変更を意味するものでもあります。湿度も一気に低下するでしょうから、選手たちは調整に忙しくなりそうですね。

2011_1005_0744 ペラ調整室は常に選手たちで人口密度が高い状況になっていますが、今日はさらに満員御礼になるのでしょうね。(PHOTO/中尾茂幸)


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平和島ダービーTOPICS 初日

 初日の水面で、際立って見えた選手を3人挙げておこう。

①強い、強すぎるっ!!

2011_1005_0179  まずはなんといっても、ドリーム戦をインから圧勝した艇聖・瓜生正義。ド派手な逃げっぷりだった。このレースは、最アウトの原田幸哉がコンマ02のドッキリスタート。すぐに半艇身遅れの池田浩二を絞りはじめたが、池田の伸び返しが凄まじい。グイッと舳先を捻じ込み、完全ブロックしながら瓜生を攻めに行った。もちろん幸哉も、負けじとその上を握って攻める。
2011_1005_0294_2   こういう「玉突き状のまくりブロックまくり」は勢い仕掛けのタイミングが早くなるので、イン選手にとっては厄介な展開だ。瓜生の右視野には、猛烈な勢いで襲い掛かる池田と幸哉の姿が映ったはず。並みのイン選手なら、連鎖反応的に握ってまくりを防ごうとするだろう。

2011_1005_0645  が、瓜生のターンはどうだ。握りすぎず落としすぎずターンマークを1ミリも外さず、芸術的なインモンキーで2人の刺客を完封してしまった。その艶やかな流線型の航跡に、5-6などという舟券を買っていた私は、ただただ息を呑むしかない。そして、今日も瓜生に喧嘩を売って轟沈した自分を、虚しく嗤うしかなかった。
「エンジンさまさまです」
 レース後、瓜生は清楚な表情でこう言った。それはどうか。今日の瓜生は何度も何度も水面に繰り出し、念入りに足合わせをしていた。様々な選手と合わせたが、私の目には勝ったり負けたり、全体的にはイーブンという印象だった。つまり、中堅ソコソコ。
 今日のドリーム、絶対的本命が負けるかも?
 記者席でひとりほくそ笑む男がいた。その結果が、これ……瓜生の一人旅を見終わった今も、私は「エンジンさまさま」の圧勝とは思っていない。レースタイムは1分45秒7。後続をぶっちぎったときの瓜生は、いつもシリーズレコードかそれに近い時計を叩き出す。が、2Rで6コースから5本の引き波を超えてまくり差した石野貴之のそれは、1分44秒8。あのドリーム戦の展開で、1秒ほど遅いとなれば「エンジンさまさま」なわけがない(もちろん、「瓜生は道中で手を抜く男ではない」というのが大前提)。性格が良すぎるほど良い瓜生の謙遜なのだ。そして、私のポンコツ脳みそがここで導き出した結論は?
 だから、今の瓜生正義はヤバイ、ヤバすぎる。
 ということになる。瓜生のテクは、最高峰の芸術の域に達した。比喩や誇張ではなく、まんまそう思う1マークの航跡だった。

②怪物×怪物クン=?

 2011_1005_0694 初日トップの瓜生を、背後からぴったりマークするのが太田和美だ。今日は4号艇と5号艇でピンピン2連勝。どちらも豪快かつ俊敏なまくり差し。この2連勝を見届けたファンの多くは、「さっすが50号機」と口にしたことだろう。確かに、問答無用のエース機の反応は素晴らしかった。引き波を超える瞬間、さらに加速するように見えた。
 が、それを御す乗り役のリズムとテクがあってこそ、エース機はエース機たる輝き放つ。今日の太田の割り差しに入るタイミング、ハンドルを小刻みに入れて間隙に突っ込むテク、そのどちらも完璧だった。サイドの掛かりと引き波での反応を、100%信頼しきっているように見えた。デビュー早々に「浪速の新・怪物クン」と呼ばれた男が、「怪物級かも?」と噂されるエンジンと出逢って、どんな化学反応を見せるのか。昨日からそれがひとつの楽しみでもあったのだが、まさか、ここまでとは……。
『ド派手に見えた開幕2連勝は、単なる序章に過ぎなかった』
 5日後、そんな新伝説が生まれてもおかしくないモンスターコンビにも思えるのだが、どうだろうか。

③元志がまくる!

2011_1005_0216  最後は福岡のイケメン若武者、篠崎元志だな。デビュー当時からガンガン握って攻める荒武者ではあったが、記念戦線の常連になってもそのマクリングスピリッツは変わらない。いや、むしろ獰猛になっているような気もするぞ。
 今日も元志は気持ちよく攻めた。2Rは5コースから、7Rは4カドから、握るわ握るわ。2Rなんか、2コースの横西奏恵がジカまくりに行ってくれて、「絶好のまくり差しパターンか!?」と見てたら、さらにその上をぶん回した。SGではごくごく稀な2段まくり敢行。
 さすがにその攻めは流れて3着に終わったが、続く7Rでも迷うことなく握って4カドまくり圧勝。その気合やよし、また、その気合を勝利に近づけるだけのパワー(特にスリット付近の行き足)もありそうだ。正直、前検での私の評価は、トータル中堅レベル。スタート練習で半分近く覗く行き足に魅力は感じたものの、足合わせでの回り足~ターン出口の足がもっさりしすぎているのが気になった。評判機だけど、競ったら弱そう、と思って軽視した。が……
 そっか、このやんちゃな若者にとって、その部分の足はあまり関係ないのか。
 派手な空中戦を連続で見せられ、やっとそう気づいた。スリットからの行き足さえあれば、この男は天まで駆ける。まくれやまくれ、地味な枠なり横一線逃げて差しての近代ボートレースに風穴を開けてくれ、元志クン。ただ、接戦に弱いと勝手に思っている私は、やっぱその外選手から助兵衛な穴を狙うけど、ね。今日の石野アタマ369倍、獲りたかったなぁ。

★独断のパワー診断

 まず、前検の評価と初日成績は

2011_1005_0209 ★★Sランク…石野貴之①
★Aランク…山川美由紀③、太田和美①①、山口達也③④
上位級…井口佳典②、丸岡正典②、湯川浩司②、森高一真⑥
超抜かも??(要観察)…池田浩二②、松井繁③⑤、白水勝也④、須藤博倫④、横西奏恵④⑤

 上々の滑り出しか。石野は篠崎まくりの展開がズッポリはまったとはいえ、今日のトップタイムなのだから文句のない勝利。Aランクや銀河系組も粘り強い足を披露してくれた。森高以外は……。
 冴えなかったのは「超抜かも?」組で、昨日手放しでSやAにしなくて正解だったな。やはり、その相手役だった重野哲之⑥⑥、赤岩善生⑤②、木村光宏⑥が、かな~り弱かったということだろう(赤岩は中堅くらいまでアップしたと思う)。とりあえず、ドリームで伸び返しが際立った池田のみA昇格。あ、あと、魚谷の足がかなりいい。初日だけなら、瓜生以上だ!(Photos/中尾茂幸)

2011_1005_0345


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THEピット――整備する人たち

2011_1005_0705  東日本復興支援競走を制し、賞金王当確の重野哲之が、6着2本という最悪のスタートを切ってしまった。多くの節で持ち味の行き足から伸びが好調、それを武器に爽やかなレースを見せてきていた重野だが、今回の相棒はどうにも言うことを聞いてくれないらしい。というわけで、重野はレース後、大きな整備に取り掛かっていた。
 整備室には重野の他にも選手の姿が数多く見かけられ、そちらに視線を移していると、「カンッ!」と大きな音が響き渡る。音の方向に目をやると、重野が調整の過程で思い切り木槌を振り下ろした瞬間だったようで、木槌をテーブルに置いた重野がキャリアボディーの内部を覗き込んでいる姿があった。この整備はかなり長く続き、重野がようやく整備室から出てきたのは、ドリーム戦が始まる直前だった。
2011_1005_0531  そのドリーム戦をピットから対岸のビジョンで観戦した重野。「もしこれで明日良くなってたら、俺って整備の……」「理論的には……」などという言葉が聞こえてきていて、重野は三浦永理に整備の詳細を語りながらレースを見ていたのだった。会話の内容は、選手同士にしか理解できない類いのもので、とにかく重野は自身の経験と理論を頼りに、思い切った整備をしたということはわかった。時間があれば、試運転をして手応えを確かめたかっただろうが、さすがにもう時間は残されていなかった。明日は2R1号艇。おそらく朝早くから水面を駆け廻る重野の姿が見られるに違いない。
2011_1004_0823 整備室で印象に残ったのは、森高一真だ。本体整備をかなり長い時間、熱心にしていたのだ。その表情は、彼が人前で作るイカついものではないけれども、なかなかのド迫力。それほどまでに、森高は相棒のチューンアップに集中していたのである。
 森高とは3日前に一緒にイベントをやった。笑顔ばかりだったし、きわどい話もいっぱいしていたし、最後は相当に酔っぱらっていた。そして、とびきりに優しくみんなと接していた。これが普段の森高一真だ。しかし、整備室での森高は表情を180度変えていた。仕事とオフでは表情が違って当然、誰だって(きっと僕だって)同様に違いないのだが、勝負師に徹する森高のありようは、その度合いがかなり深く、濃密に思える。整備を終えて控室に戻る際には、こちらには目もくれず、厳しい顔つきのまま消えていくのだ。 いや、声をかければ、きっといつもの笑顔で応えてくれるに違いない。それもまた森高だ。しかし、戦場に立てば自然と戦闘モードに切り替わる森高に、こちらも無駄な言葉をかけようとは思わない。慄えるような表情の森高を見ているのも、実に楽しいからだ。その後は、ペラ室で木村光宏とペラ談義をしてもいたが、その表情もまた鋭く、それは職人的でもあった。
2011_1005_0721 整備室でもうひとつ印象に残ったのは、川﨑智幸の素早い動きだ。9Rは、スタンドの記者席で観戦した。川﨑が逆転で2着になったレースだ。見終えると、僕は即座にピットに向かっている。記者席は1マーク寄りで、ピットは2Mの少し奥。約300m+階段の上り下りで、3~4分の行程か。ピットに入って、整備室までは1分ほど。ピットのいちばん奥に整備室はあるのだ。その前に、装着場内を若干ふらついたりもしたが、整備室を覗いたタイミングはレースを見終えてから10分はかかっていない。なのに、川﨑が整備室にいたのだ。
 しかも、ギアケースの整備に取り掛かるところだった。レースを終え、エンジン吊りをし、着替えて、ピット最奥の整備室に向かい、モーターからギアケースを外し……という動きを10分もかからずに川﨑はやり終えたということになる。いやあ、ビックリしたもんなあ。タイムスリップでもしたんじゃないかと錯覚したくらい、そこに川﨑がいることが信じられなかったのである。9R組がモーター格納のために整備室に来始めたのはそれから数分後のこと。その頃にはもう、川﨑は工具を手にギアケースを調整していたのだった。

 さてさて、H記者がどんな機力評価をするのかはぜんぜん知らんが、初日時点でのツートップは太田和美と篠崎元志だと思う。
2011_1005_0671  エース50号機を駆る太田のレースぶりは圧巻でしたね。4枠5枠で連勝発進なのだから、早くもダービー戦線の主導権を握ったと言えるだろう。それでも、ピットでは淡々として、浮足立つところなどいっさい見当たらない太田は貫録の一言。この人をベテランとはまだまだ呼びたくないのだけれども、それに類した風格がある。明日ももちろん注目の一人だ。
2011_1005_0230   篠崎は、7Rで4カドから内の抵抗を振り切ってのまくり勝ち。スリット近辺の行き足とそこからの伸びは、すでに超抜級と言っていいはずである。で、その源はまずはもちろんモーターのパワーなのだが、どうやらそれだけではないというウワサなのである。篠崎が引き当てたボート(69番)もまた評判艇なのだそうだ。教えてくれたのはまえくみこと前田くみ子さん。まえくみも人づてに聞いたとのことだが、いくらなんでも「ボートがいいらしい」くらいのことを間違った伝言ゲームするわけないので、信憑性の高い情報だろう。舟券推理においてボートというのはかなり忘れられがちな要素だと思われるが(僕はいっさい考えません)、ボートだってモーターと同様、微妙な個体差もしくは個性があるわけである。篠崎は好機と好艇の組み合わせで戦っているというわけで、明日以降さらに機力を引き出してきたら……という期待感がある。そのあたり、篠崎に聞いてみたいと思ったのだが、あちこち飛び回っていてつかまえられなかったのが残念。もし興味深い話が聞けたら、続報します。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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THEピット――ドリーム組が早い!

2011_1004_0141  開会式記事をアップし、急ぎピットに向かう。ちょうど2R発走前だ。まず目に飛び込んできたのは、今垣光太郎の気分よさそうな表情だった。長嶺豊さんと会話していたものだが、好手応えを得たときに見せる柔らかな笑顔が絶えずあふれている。1Rを逃げて快勝し、しかもパワーにも自信を得て、上々のスタートが切れたようだ。蒲郡オーシャンカップの初日も、こんな感じだったっけ。あのときは優出していたぞ。
 ただし、光ちゃんはこんなときでも決して手を緩めることはしない。長嶺さんとの会話のあいだもずっと、ボートを磨き続けていたし、その後、藤堂ミッチーみちえさんと話し込みながらも、作業の手を止めていなかった。さらには、艇修理の方に頼み込んで、ボートの操縦席の板を外して、内部の水分を隅々までふき取る。今日は雨だから、そこまでこだわってボートを磨くのだ。長嶺さんに聞けば、昔は当たり前の行動だったようだが、最近はここまでやる選手はほとんどいないとのこと。たしかに、SGのピットでは光ちゃん以外に見たことがない、ここまでやってる選手は。

2011_1004_0646  2Rが終わって気になったのは、赤岩善生の落胆ぶりだ。6号艇でコース動いたものの5着。もちろん、その結果に対しての気落ちもあるだろう。だが、おそらくそれだけではないはずだ。スリットで赤岩は、外の篠崎元志にあっさりと伸びられて叩かれている。機力劣勢、あるいは篠崎との機力差は明らかだったのだ。現在の赤岩の苦悩はとにかく、エンジンを仕上げきれないという点にある。整備巧者と言われている赤岩が、自信を失いかけているのだ。今回はいきなり初戦で厳しい状況が見えてしまった。それが赤岩の表情を暗くするのは当然だろう。もちろん、ここであきらめるような赤岩善生ではないのだが。
2011_1004_0954_2  整備室を覗くと、木村光宏が本体整備をしていた。というか、ボルトを締めているところだったから、終わったところだった、が正確なところだろうか。赤岩もとことん追い込んで整備していくタイプだが、木村もそうした部類の一人である。
2011_1004_0431  その隣には山川美由紀。奇しくも香川支部が並んで本体を調整していたわけだ。その山川は、木村はもちろん、森高一真とも仲が良さげに話し込んでいる姿も見かけており、さしずめ“讃岐の姉御”といったところか。
2011_1004_0704  整備室にはほかに、荒井輝年がリードバルブ整備をしている姿も。荒井とSGで会うのは久しぶりだなあ。前回は好青年的ルックスだったという印象があるのだが、すっかり個性的になられて(笑)。でも、ハゲたおっさんからすれば、丸坊主の選手には勝手に親近感が沸くというもの。じろじろ眺めていたら、気づいた荒井がペコリと会釈してきて、さらに親しみがじんわりと来たのであった。
2011_1004_0963  市川哲也はちょうど整備室から出ようとしているところだった。手にはギアケース。市川は、表情で機力の手応えや調子が比較的わかりやすい選手の一人。最近のSGでは苦戦することも多かったから、しかめツラの市川を多く見てきたものだった。でも、今日は力強かったぞ、表情が。こちらに気付いて会釈をしてくれたのだが、それが会釈というよりは「キてます」という強い頷き方にも見えたのだから、おそらく市川は好感触を得ている。実際、市川が引いたモーター、前節は噴いてたからなあ。

2011_1004_0557  特徴的なことがあったとすると、ドリーム組の動き出しが早いことだろうか。ドリーム戦インタビューが終わったあとの6人というのは、12Rまでたっぷりとある時間を活用して調整に取り組んだり、あるいはゆっくりと動き出したり、というケースが多いように思うのだが、僕がピットに到着したころにはすでに白井英治と原田幸哉が試運転を行なっており、2R終了後には中野次郎も着水している。3R終了後には魚谷智之、池田浩二も相次いで水面に向かっていて、瓜生正義以外は序盤戦のうちに水面を走っているのだ。3R前には白井と原田はいったんボートを陸に上げて、それぞれの調整へ。これも天候が変わった(雨が降り、気温が急降下)影響だろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”ダービー初日後半

7R
1コース想定=松野 まくられ率12.5% 差され率27.1%
2コース想定=湯川 逃がし率37.5%
快パワー篠崎がカドから自在に攻め切る。
◎篠崎 ○湯川 ▲三浦 △松野
3連単4-251-全

8R
1コース想定=平本 まくられ率12.2% 差され率24.5%
2コース想定=今垣 逃がし率18.5%
今垣が渾身の差しで本日連勝だ。
◎今垣 ○平本 ▲横西 △平尾 
3連単2-146-全

9R
1コース想定=勝野 まくられ率4.5% 差され率10.6%
2コース想定=川﨑 逃がし率38.0%
1コース1着率高い勝野のイン逃げ信頼。
◎勝野 ○川﨑 ▲山川 △今村  
3連単1-254-全

10R 
1コース想定=藤丸 まくられ率11.1% 差され率26.4%
2コース想定=濱野谷 逃がし率45.5%
3コース赤岩は握り攻め多く、太田がカドから差し切る。
◎太田 ○濱野谷 ▲藤丸 △市川
3連単4-216-全

11R 
1コース想定=山崎 まくられ率7.4% 差され率20.4%
2コース想定=松井 逃がし率38.7%
寺田が握れば、井口に差し場。
◎井口 ○松井 ▲山崎 △寺田
3連単4-213-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=瓜生 まくられ率5.6% 差され率18.1%
2コース想定=魚谷 逃がし率38.8%
瓜生がイン戦きっちりと決める。中野が握って迫る。
◎瓜生 ○中野 ▲白井 △原田 
3連単1-346-全


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H記者の『穴・極選』初日

 土曜夜に疎開先の山口県から東京の自宅に帰ってみたらば電気が止められていて、真っ暗闇の一晩を過ごしたHです。ああ、怖かった寒かった。で翌日、その未払いの電気代も払えず、K記者に泣きつく始末……もちろん初日からすでに、財布の中に諭吉っつぁんはおりませぬ。2Rは前検Sランク石野アタマから、思いっきりヒモ抜けだしぃ>< なんとか一発決めて、明日以降の軍資金を作らねば。一発ありそうな姐御に賭けますっ!!

9R
 ①勝野竜司
 ②川崎智幸
★③白水勝也
★④今村  豊
◎⑤山川美由紀
 ⑥重野哲之
進入1234/56

 昨日、「穴党は山川の外」と書きましたが、外の重野が5本の引き波を超えるのはちと厳しそう。ならばスリット付近の行き足凄い美由紀姐さんの自力まくりか、ミスター今村に連動してのまくり差し。ミスターへの54が筋ですが、不気味パワーの白水もヒモに入れておきましょう。

3連単★5-34-全


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いつもと違う(?)開会式

濱野谷憲吾
平和島で負けるわけにはいきません。

2011_1005_0121  うおぉぉぉっ! こんなに力強く開会式で宣言する濱野谷憲吾、見たことない! いいぞ濱野谷! こんな憲吾を待っていた!
 というわけで、超満員のお客さんの熱気で冷え込んだ空気が一気にアツくなった開会式。濱野谷がそのボルテージをさらに引き上げて、おおいに盛り上がった次第であります。
 こんな○○見たことない、といえば……。

2011_1005_0100 赤岩善生
最終日まで一節間精一杯がんばります。

 いつもの赤岩なら、こうした無難なコメントで終わることはありません。BOATBoy11月号には赤岩が登場していますが、彼はそこで「苦悩」を語りました。こうした“赤岩らしくない”コメントに、苦悩から脱出しようともがく姿があらわれているのかもしれません。

2011_1005_0126 今垣光太郎
今日は息子2人の誕生日なので、1着2本獲れるように頑張ります。

 光ちゃんも最近、開会式で独特のコメントを言うようになりましたね~。石田政吾の「ガンバリマス!」をマネしたこともありましたね。あれは家で何度も練習してきたものだそうで(笑)、「でも、緊張しちゃってうまくできませんでした~。家ではもっとうまくできたんですけどね~」なんて言ってました(笑)。光ちゃんジュニア、お誕生日おめでとうございます。最高のパパっすね!

2011_1005_0031 吉田拡郎
嫁さんの点数は足りないですが、ダービーの点数は足りました。今節は嫁さんの点数も若干上げて帰りたいです。

 最近は恐妻ネタが定番になったカクローであります。奥さんの点数下がらないよう、事故には気をつけてね~。

2011_1005_0058 山口達也
ボートレース界にも山口達也がいることを全国に知らせたいです。

 芸能界の山口達也といえば、ジャニーズのあの人。ボートファンにとってのスターはもちろん、SG初出場の山口達也ですが、その名前をぜひともジャニーズファンにも知らしめたいですね。

2011_1005_0025 丸岡正典
土日でお客さんの気持ちを勉強してきました。

 日曜日、中山競馬場で丸ちゃんの目撃談が!? あと、その勉強が「BOATBoyのキャビらない話」も含まれてたら、なお嬉しいっす。

2011_1005_0118 湯川浩司
アンニョンハセヨ~。ソウル支部の湯川です。ダービー点数ぜんぜん足りてませんが、頑張ります。

 で、そのキャビらない話によると、某カマギー選手や湯川は韓国にハマってるとか。カジノ楽しいもんな~。

 最後は地元&“準地元”の2人!

2011_1005_0074 川﨑智幸
ホームプールは児島ですが、東京在住です。第二のホームプールのつもりで頑張ります。

2011_1005_0006 石渡鉄兵
東京支部4人、断固たる決意で走ります。

 1年半ぶりの平和島SGです。東京勢の気合におおいに注目したいものです。なんたって「平和島では負けられません!」by濱野谷憲吾、なのですから。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”全日本選手権初日

おはようございます。Kです。今節も、新概念データをベースにした予想を“本紙”として展開させていただきますので、どうぞよろしく。しげ爺さん、ともに頑張りましょう! なにしろ私&H記者にとってはホームプールですからね~。そろって撃沈などという事態は避けたいところであります……。

1R
1コース想定=今垣 まくられ率14.3% 差され率21.4%
2コース想定=鳥飼 逃がし率39.1%
今垣がしっかりと逃げてオープニングを飾る。
◎今垣 ○鳥飼 ▲丸岡 △三浦 
3連単1-253-全

2R
1コース想定=前本 まくられ率12.3% 差され率17.8%
2コース想定=横西 逃がし率48.0%
横西の逃がし率高く、前本の逃げ切り狙い。
◎前本 ○石野 ▲篠崎 △横西 
3連単1-452-全

3R
1コース想定=田口 まくられ率15.9% 差され率18.2%
2コース想定=松野 逃がし率=43.4%
田口はイン1着率低めで、山崎のカド攻め狙いたい。
◎山崎 ○重野 ▲峰 △田口 
3連単4-561-全

4R
1コース想定=横澤 まくられ率7.7% 差され率21.2%
2コース想定=今村 逃がし率35.0%
藤丸のまくりに乗って平尾が差し切る。
◎平尾 ○横澤 ▲藤丸 △松本
3連単4-135-全

5R
1コース想定=佐々木 まくられ率8.0% 差され率10.0%
2コース想定=吉田 逃がし率42.1%
佐々木が吉田をカベに逃走。ヒモ妙味は市川。
◎佐々木 ○市川 ▲松井 △吉田
3連単1-532-全

6R
1コース想定=寺田 まくられ率6.5% 差され率28.3%
2コース想定=菊地 逃がし率38.9%
攻め手が多い一戦、エース機・太田に展開利ある。
◎太田 ○寺田 ▲菊地 △森高
3連単5-126-全

後半は後ほどアップいたします。今節もよろしくです!


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初日! ダービー開幕!

おはようございます! 全日本選手権初日を迎えました。ダービー開幕! 「全ての人にボートレースの感動を」のキャッチフレーズで行なわれる第58回全日本選手権。皆様、ボートレース平和島で感動を味わう一節間にしてください! 今日は朝からグズついた天候で、冷え込んでおります。お出かけの際は暖かい恰好で!

2011_1004_0420 1R1号艇は今垣光太郎。光ちゃんがいきなりオープニング登場です。イン受難の平和島できっちり逃げられるのか。しょっぱなから注目のカードですぞ!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――いつもと違う前検

 昨年総理杯以来の平和島SG。当サイトではたぶん5度目の平和島ピットだが、1年半も間隔が開いて、すっかり忘れていたというか、「あれ、そうだったっけ?」と驚く出来事があった。
 前検航走の方法が違うのだ。
 他場の多くは、3回のスタート練習ののち、タイム測定というのが一般的。先にタイム測定をして、それからスタート練習という場もあったと思うが、いずれにしてもそれをスタート練習とタイム測定をワンセットとして、班単位で行なっているのが普通だ。ところが平和島では、最初にタイム測定を一気に行なう。1班の6選手が1艇ずつ全速力で1周を走り、係留所に戻ってくると、2班の6選手が1艇ずつピットを離れてタイム測定にかかる。前半組(6班まで)のタイム測定がひととおり終わると、次は1班に戻ってスタート練習3本。1班が終わると2班がスタート練習……という具合に6班まで。これはかなり珍しい部類の前検……というか、平和島以外では見たことないな。だから、1年半ぶりに平和島前検の取材をして、違和感を覚えたという次第だ。別にどうってことのない話なのだが、まずは平和島取材の久々さを実感したわけである。しょっちゅう舟券を買いには来てるんですけどね。
2011_1004_0326  で、選手も少し感覚を忘れていたようだ。たとえば松井繁。一般的な手順を頭に思い浮かべていたのか、ボートリフトあたりにいた松井は、1班がタイム測定を終えたあと2班の選手が次々と水面に飛び出していくのを見て、ハッとした顔になった。あ、そうだった。今が2班ということは、3班の俺の順番はすぐに巡ってくる! 松井の顔に焦りがドバーッと浮かんだ。レースが始まれば、まず見かけない王者の焦る姿。そして、王者をも焦らせる平和島の独特な前検。ちょっといいもの見た、と思った。松井には申し訳ないけれども。ともあれ、松井は強力な出足で駆け出して、超抜の伸びで係留所へと向かったのだった。
 後半にはこんなシーンがあった。エンジン吊りに若手が参加していないということはありえない。エンジン吊りは全員の仕事だが、とりわけ若手選手がそれをおろそかにするわけにはいかないのがオキテである。もちろん、前検でも同様である。
2011_1004_0352  参加できないのは、自分が次のレースに参加する場合のみ。レースが始まれば展示航走を走っている最中だし、今日であれば最若手の入る9班は、8班がエンジン吊りをしている頃に自分たちのスタート練習が始まるのだ。というわけで、今日の9班組(三浦永理、峰竜太、平本真之、篠崎元志、山口達也)は7班のエンジン吊りまで参加。ところが……7班組がリフトにたどり着いたころには、すでに8班の1本目が終了して2本目に差し掛かっていたのであった。それでも仕事を放り出すわけにはいかないので、彼らは大急ぎでエンジンを外し、架台に乗せる。さすがに整備室への運搬は先輩たちが気遣って引き受けていたが、それでも係留所へと駆け出すころには8班のラスト3本目が始まろうとしていたのである。
2011_1004_0393 さあ、急げ、若者たちよ。一気に係留所への渡り橋を駆け下りろ!……あっ、峰くん、そっちは……。ピットから出走&展示係留所に降りていくための渡り橋は、一番奥の橋である。峰竜太は、その一本手前の橋を駆け下りた。そこにはたしかに係留所があって、一見、その端っこが出走&展示係留所につながっているようにも見えるのだ。しかし実際はつながっておらず、途切れている。思い切りジャンプすれば渡れるのかもしれないが、それはあまりにリスクが大きいわけで、つまりは行き止まりの道を峰は選んでしまったのだ。それを見つけた篠崎元志が、大笑いして峰を指さす。バッカでぇ~~ぃ。ダハハハハ! みたいな。なんか超嬉しそうだったぞ(笑)。途中で渡り切れないと気付いた峰は、バツが悪そうに照れ笑いを浮かべて、そのうえ大焦りで来た道を引き返し、さらに速度を上げて篠崎らを追いかけたのだった。だはは、峰くん、かわいかったっす。
 峰の名誉のために付け加えておくと、SG初出場で一人ポツンと柱のもとにすわっていた山口達也のもとに歩み寄り、声をかけてあれこれと世話を焼いていたのも峰竜太であった。山口にとって、心強い存在だったに違いない。

2011_1004_0973  そうした手順以外で、いつもと違ったのはベイパのユニフォームかな。いや、ベイパではない。「トーキョー・パイレーツ」だ。ベイが取れたのだ。というのは、これまでは平和島の企画だった東京支部で構成されたユニットが、江戸川と多摩川も加わった東京3場の企画へと進化したのだ。というわけで、ベイが取れて「トーキョー・パイレーツ」。そのメンバーである濱野谷憲吾、中野次郎、山田竜一、石渡鉄兵が新ユニフォームを着用していた次第。ベイパはパープルというかピンクの鮮やかなものだったが、トーパ(?)は黄色と黒の鋭さを感じさせるもの。阪神タイガースでは?という突っ込みは許しません。せめて天龍源一郎……そんなことはどうでもいいが、このユニフォームでこの地元SGを席巻してほしいものであります。
2011_1004_0466  選手にとっては、スタート勘がいつもと違っていたようですね。ドリーム戦共同会見では、「スタートが早すぎた」というコメントが相次いでいた。また、「回転が上がりすぎている」とも。季節の変わり目ということもあり、ペラの反応もまた変わってきているのだろう。中野次郎は「どうやって止めていくか、今のところよくわからない」とも言っていたほどだ。ただし、回転が上がるということはモーターのパワーがあるということである。調整さえ合えば、いい足色を披露してくれるのではないだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の「平和島ダービー前検を斬る!!」

 前検が終わりました。見慣れた地元水面なので見立てバッチリ、と思いきや、なかなかパワー診断の難しい1日でしたな。特に前半グループ(1~6班の36人)が……良く見える選手より、むしろ「こりゃ相当厳しそうだな」という選手が際立っていた。
2011_1004_0712  重野哲之、赤岩善生、木村光宏の3人がその筆頭格でしょうか。いやぁ、できればワースト見立ての名を強調したくないんですよ。それぞれのファンを失望させるし、初日にいきなり勝たれたりすると弁解の余地もない。それでも、3人の名を挙げておきます。
2011_1004_0372  なぜか。たとえば赤岩は池田浩二、松井繁などにボコられた。重野は白水勝也などにやられた。木村は須藤博倫などに置き去りにされた。私の目には、相対的に池田や松井や白水やヒロリンなどが超抜に見えました。それぞれSやAランクを付けました。一旦は。ただ、先の3人があまりにもヤラれ続けたので、発想を逆にした。SやAを消して、「相手が弱すぎた」と結論付けたわけだす。(←足合わせ診断でいちばん難しいところっす)
 明日、これらの選手の出るレースは、舟券を自重してパワー診断だけをしっかり見極めたいと思います。

2011_1004_0790  そんな葛藤があった前半で、有無を言わせずスゴイと思ったのが山川美由紀の行き足です。軽量にモノを言わせ、ダッシュで半艇身、スローだと1艇身ほど覗いておりました。あのセカンド足があれば、まくり屋の姐御が大人しくしているはずもなし。穴党は「山川の外」と肝に銘じておくべし!

2011_1004_0580  あ、そうそう、怪物パワーとの噂がある50号機・太田和美と40号機・横西奏恵は、今日は奇しくも同じような行動をとっておりました。それぞれ1回だけ足合わせをし、それぞれ足合わせにならなかった(1マークで外から内艇を引き波に沈めてしまってエンド)のに、颯爽とピットに還って行ったのです。見た目にも迫力のあるターンではありましたが、あの半端な足合わせだけで手ごたえを掴んでしまったのか?? 私的には、あれだけで評価を下すわけにはいかないので保留。ただ、スタート練習の方で、太田の出足~行き足がどのコースからでもド迫力に見えたので暫定Aに据えておきます。

2011_1004_0863  人数が極端に少ない後半グループ(7~9班の16人)では、バカによく見える選手が何人かおりました! 筆頭は石野貴之。回り足は判然としませんが、行き足から伸びはウルトラ超抜。いつも石野をSに据えて痛い目に遭っている私ですが、今日のは絶対に間違いないっ!! ……はずです、はい。問題はF2などで夏からリズム下降気味の石野が、この足を生かしきれるか、ですな。100%生かしきれば、F休み返上の特進・賞金王出場まであるかも??

2011_1004_0482  で、ストレート後半の伸びなら石野以上か、と思わせたのが唯一のダービー新入生・山口達也。出足・回り足は一息でも、ピカピカの1年生ですからね、スリットからの伸びだけを武器にがんがん攻めれば怖い存在ですぞ~。あと、井口佳典&丸岡正典の伸び、湯川浩司の行き足、森高一真の回り足もかなり強め。それぞれのレーススタイルに適したパワーだけに、今節も銀河系は要注意。

 まとめておくと、こんな感じでしょうか。

★★Sランク…石野貴之
★Aランク…山川美由紀、太田和美、山口達也
上位級…井口佳典、丸岡正典、湯川浩司、森高一真
超抜かも??(要観察)…池田浩二、松井繁、白水勝也、須藤博倫、横西奏恵

 ちなみに、気になって仕方がない瓜生正義は、私が見る限り足合わせには出てこなかった。もちろん今垣光太郎もw こちらの診断も明日の本番待ちとなります!!

 さあ、前検タイムです。

2011_1004_0605 前検時計ベスト10
①太田和美 6・53
 平尾崇典
③中澤和志 6・54
④松野京吾 6・56
 木村光宏
 佐々木康幸
 山口達也
⑧横西奏恵 6・57
⑨川﨑智幸 6・58
⑩須藤博倫 6・59
 吉田拡郎

 やはり50号機、怪物なのか?? でもって新・怪物クンがその怪物に乗っかれば……凄そうだぞ。おや、ワースト級に指名した木村がここに。なんか、イヤな予感がっ><

前検ワースト5
①平本真之 6・75
②今村 豊 6・73
 平石和男
④山崎智也 6・72
⑤白水勝也 6・71
 三浦永理

 平本は以前もこんなことがあって本番はしっかり出していましたから、さほど気にする必要はないと思います!(Photos/中尾茂幸)


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智也&奏恵夫婦が……!?

2011_1004_0299  さあ、平和島の闘いが始まった。もちろん序章はモーター抽選会。6月初下ろしの若いモーターではあるが、ガラポンを回し終わった選手はみな手元のデータ表とニラメッコ。
「うわ、やべっ」
「いいじゃん、コレ、やったぁ!」
 などと様々な声が乱れ飛んだ。そんな中、誰もが注目しているのが40号機と50号機だ。40号機はここ3節、伸びを中心に噴きまくっている。50号機は、前節の古賀繁輝が圧倒的な節イチパワーで優勝を飾ったエースモーター。

2011_1004_0251  まず先に、40号機を引き当てたのが横西奏恵。引いた本人はさっぱりわかっていなかったようだが、直後の山川美由紀に「すごいいいじゃん、40号機、やっぱり私が先に引けばよかったぁ」と言われてニッコリ。

2011_1004_0253_2  さらに旦那の山崎智也が寄り添い、「え、40引いたの? みんな40と50がいいって言ってたんだよ」とさらに強力なバックアップで奥さんを喜ばせていた。ちなみに旦那の方の33号機も、複勝率43%を超える評判機。夫婦で100%近いエンジンが、明日からどんな活躍を魅せてくれるのか。乞うご期待!!

2011_1004_0270  もうひとつの特注機50号機は太田和美がゲット。こちらは太田が慌てず騒がず、ふんふんという表情で周囲の羨望の眼差しをやりすごしていた。
 で、地元のエース濱野谷憲吾は……複勝率44%の34号機で素性は文句なし。データ表を覗き込んでから、憲吾は隣の中野次郎に「お」と一言発して静かに微笑んでみせた。

2011_1004_0244  さてさて、主な成績上位機をゲットした選手たちは、こんな面々だ。
★★50号機…太田和美
★★40号機…横西奏恵
★14号機…魚谷智之
★34号機…濱野谷憲吾
★10号機…石野貴之
★71号機…原田幸哉
★65号機…菊地孝平

 さらに穴っぽいところを挙げておくと
●36号機(前々節の藤田美代が節イチ級)…池田浩二
●38号機(最近大幅上昇した伸び型モーター)…瓜生正義
●15号機(前々節に西田靖が整備してから急上昇)…平尾崇典
●23号機(複勝率35%をはるかに凌ぐ好機)…篠崎元志

2011_1004_0284  しっかりちゃっかりと池田&瓜生が……こりゃ舟券的には、穴にはなりませんなぁ><(Photos/中尾茂幸、text/H))


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ダービー戦士、平和島に登場

 すっかり秋らしい陽気になりました。季節の変わり目、皆様くれぐれもお体にはお気をつけて。そして、元気いっぱい、ダービーを楽しみましょう!
 そうです。ボートレースの秋といえば、全日本選手権。実力ナンバーワン決定戦とも言われる、もっとも歴史あるSGでございます。MB記念は夏の終わりの猛暑の中で行なわれただけに、あれから1カ月余り、もっとも季節の移り変わりを感じさせられるSGでもありますね。
2011_1004_0007  などとつらつら考えておりましたら、やってまいりました、中野次郎! 地元のエースといえば、もちろん濱野谷憲吾でありますが、現況でフロントローを走っているのはこの男。関東地区では賞金ランクトップであり、ということは関東でもっとも賞金王に近い男であり、そして今節はドリーム戦に堂々の登場。地元を牽引する存在として、平和島に一番乗りでの登場……と思いきや、我々がピットに到着する前にすでに中澤和志が一番乗りしていたそうでありますが(見逃しました)、いずれにしても早々とレース場にあらわれたのは、気合のあらわれと受け取りたいところ。いつも通りの柔らかな笑顔の奥には、たぎる闘志が確かに見えたような気がしました。

 ダービーといえば、選考基準は1年間の勝率。高いレベルで安定したパフォーマンスを見せ続けなければ出場できない、ハードルの高いSGであります。もちろん記念戦線を主戦場としている選手が中心勢力となっていますが、一方で一般戦で強烈な強さを見せ続けた選手もまた、重要なキャストとなって登場もするわけです。
2011_1004_0020  当ボートレース特集がスタートしてからは初めての対面になるのではないでしょうか。東都のドラゴンこと山田竜一! 水の上でも陸の上でも男気あふれるたたずまいを放って、東京のファンにはおなじみの男であります。今日も力強い表情と、だからこそ優しげに見える笑顔で平和島に颯爽とやってまいりました。必殺ドラゴンターンで大暴れしてもらいたいところであります。
2011_1004_0024  名人世代の松野京吾も、前期は8点オーバーの勝率を残すなど、若々しい強さを見せつけてこの舞台にやってきました。SGは2006年総理杯以来。舞台は平和島でした。ふたたび平和島SGにやってきた松野の第一声は「人が多いですねえ(笑)」。そうです、つまりは目立つチャンスであります! 名人戦はまさかのボラ直撃でドリーム戦欠場→帰郷という憂き目にあった松野だけに、SGでそのリベンジを果たしてほしいところ。
2011_1004_0100  SG初出場は、山口達也! いまもっとも注目を集める岡山の若武者であります。97期といえば、ニッシーニャこと西山貴浩が水陸ともに早くから活躍してきましたが、SG出場は山口が先となりました。しかも、前節の赤城雷神杯ではGⅠ初出場にして初優出、見せ場をたっぷりと作って、記念戦線でも通用する実力を見せつけています。ここでもう一丁活躍して、一気に全国区へ! ニュースター誕生をおおいに期待したいところですね。ちなみに、BOATBoy10月号にも登場してくれております。ご挨拶をしたら、爽快な笑顔を向けてくれました。

2011_1004_0035  さてさて、MB記念最終日、レース終了から数時間後、取材班は驚愕のハプニングに遭遇しています。ホテル近くの居酒屋で打ち上げをしていたら、同じ店に藤丸光一と鳥飼眞が! お世話役で同行していたスーパールーキーの江崎一雄ともども合流し、すっかり飲んだくれた我々一行。藤丸とは別の店に移動して朝まで鯨飲したのでありました。二人とも最高だったなあ。
2011_1004_0032  鳥飼はピットでは挨拶をしても厳しい顔つきを崩さないことが多いのですが、今日ばかりはあの夜を思い出してニコニコニコッ。藤丸も、最高の笑顔で「お世話になりました~」。でも藤丸選手、お世話になったのはこちらのほう。2軒目は藤丸にご馳走になった我々でありました。というわけで、非常に個人的な理由でありますが、藤丸&鳥飼を応援させていただく一節なのであります。

 さてさてさて、おとといの夜のこと。東京・四谷では「BOATBoyのキャビらない話」というイベントが行なわれました。登場したのは森高一真&丸岡正典! 内容はいっさいここでは書けません。書かない、じゃなくて、書けない。それほどまでにレアな話が満載だったトークイベントだったのですが、ご来場いただいた方々は二人のまったく別の一面を楽しんでいただけたか、と。
2011_1004_0119  で、あんなにも笑いまくって爆裂しまくった森高一真、レース場到着すると、取材陣を振り切って仏頂面。しかも、なんだなんだ、そのワルすぎるグラサンは! おとといの森高、というか、普段の森高を知っている我々は大爆笑でありました。森高もグラサンを外すや大爆笑。まったくもう(笑)。
2011_1004_0123  一方の丸岡は、普段通りににこやかにレース場入り。ちなみに、イベントでは「ダービーはやれるような気がします」とかなり強気な発言をしておりました。「優勝したら祝勝会やってくれます?」とも言ってましたぞ。
2011_1004_0181   そのトークイベントでは、蒲郡の優勝戦をスクリーンで観戦。優勝したのは井口佳典で、森高&丸岡がレース直後に電話して、なぜか「すみませんでした!」と謝らせていました(笑)。経緯はまたの機会に、でありますが、その件のお礼を告げると、「僕を呼んでくださいよ! 森高とか丸岡みたいなヤツじゃなく!」とのこと。次回イベントのゲスト、決定か!?
 というわけで、こちらも非常に個人的な理由で、銀河系軍団を応援させていただく次第であります。

2011_1004_0240  レース場入りの大トリは、最強戦士・瓜生正義! 沖縄からはるばるやってきた原田幸哉と一緒にやってきて、通用門をくぐったのは瓜生がラストでした。最後にレース場入りし、最終日も最後にレース場を去る……なんてシーンがすぐに目に浮かぶほど、今の瓜生は強い。そんな瓜生のインタビューが、10月11日発売のBOATBoy11月号に掲載されます。どうぞよろしく。って、宣伝が締めかよ。個人的な話が多くて失礼しました!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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平和島!

Cimg5788 というわけで、平和島です。取材班のホームプールでございます。我らの庭とも呼べる水面で、今節も頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは、いよいよ開幕する全日本選手権、このあとの選手入り、前検から最終日の優勝戦まで、熱くお伝えしていく所存でございます。それでは、取材に行ってまいります!


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ダービー!

ボートレースはダービーの季節!

というわけで、明日からボートレース平和島にて全日本選手権が開幕いたします。取材班はもちろん、本日の前検から最終日まで、現地にて取材更新してまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いします。というわけで、平和島に向かいます!


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