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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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児島チャレンジカップ優勝戦 私的回顧

王国の涙

12R優勝戦 進入順
①平尾崇典(岡山)22
②太田和美(奈良)22
⑤田村隆信(徳島)22
⑥篠崎元志(福岡)24
③岡崎恭裕(福岡)18
④瓜生正義(福岡)21

2012_1125_r12_1416  1マークを回って、平尾崇典の悲願のSG初制覇と賞金王入りが決まった。外から誰も仕掛けきれず、太田和美の差しは空を切った。レースに関しては、これ以外にあまり書くべきことがない。
 私の心が動いたのは、平尾がゴールを通過してからだ。スタンドの1マーク付近。勝利を引っさげて近づく平尾を、ほとんどの観衆が拍手で迎えた。地元だから当然の祝福ではあるのだが、誰もが両手を高々と上げて拍手を贈る姿は、これまでの優勝戦とはちょっと異質な光景だった。熱狂的というより、それぞれがしみじみ感慨を噛み締めるような拍手。何と言うか、「待ちに待った瞬間が、やっときた」みたいな。

2012_1125_r12_1485_2    そうか、ここは岡山なのだ。
 私は思った。かつて「競艇王国」と呼ばれ、ペラグループのイーグル会は一世を風靡し、『黒い弾丸』黒明良光はじめ多くの名選手を輩出したボート大国。選手はもちろん、ファンにもまた「自分たちが艇界を担っている」という自負、プライドがあったはずだ。岡山ならではの「伝統」と言い換えてもいい。だが、最近は大阪、静岡、福岡などの勢力に押され、「王国」の名は色褪せた感がある。それを事実として受け止めなければならない選手やファンの気持ちは、どれほどのものか。北海道という「伝統」とは無縁の環境に育った私には、想像もできない。

2012_1125_r12_1518_2  平尾がゆっくりと1マークを回り終えるまで、拍手は続いた。大騒ぎするのではなく、ほとんどの人々が長く暖かく平尾に捧げ続ける拍手。ゆっくりとゆっくりと、後続の5人にすべて抜かれるほどスピードを落として1マークを回ってから、平尾は深々と頭を垂れた。

2012_1125_r12_1552  ウイニングラン。また拍手、拍手。平尾は、大時計の前で減速し、スタンドの上階を見つめた。後でわかることだが、それはイーグル会の大先輩・黒明の姿を捉えようとしたのだ。真っ先に黒明に優勝した顔を見せたかった。これも、他のウイニングランでは見たことがない。伝統の重み。
 記者会見でも、平尾の話はイーグル会の先輩に及ぶ。嬉しそうに振り返る。レース前、川﨑智幸が「いつもの正月レースの1号艇ととまったく同じじゃ、ただ全速で回ったら勝てる」と平尾に言った。それで平尾の1マークに対する迷いが消えた。太田に差されてもいいから、いつものように全速で回ろうと決意した。

2012_1125_r12_1578  今朝の新聞には、黒明が「ここで勝てなければ一生勝てないぞ」などと書いていた。きつい言葉だが、その通りだと開き直った。黒明には、昔から「お前はココ(胸を指差し)が弱い」と言われ続けてきた。本当にそうだ、と自覚してきたが、この優勝で少しでも克服できた気がする。そんなこんなを、平尾は実に嬉しそうに話し続けた。
 そして……その後輩の言葉を聞いている黒明の目は、真っ赤に腫れ上がっていた。ときどき、すすり泣きの嗚咽で肩が揺れた。両手の手のひらをぺったりと両頬に当てて、必死に涙をこらえようとしていた。その顔をチラリと見た平尾の目も、ちょっとだけ潤んだ。

2012_1125_r12_1572  当然、後輩が勝てば嬉しいし、涙を流すこともあるだろう。だが、私がこのときに感じたのも、やっぱり「伝統」の重みだった。待ちに待った地元でのSG制覇。待ちに待った新たなるSGレーサー。待ちに待った、伝統の継承者。黒明の目と平尾の目にあったものは、ごくごく個人的な涙ではない。そう思えてならなかった。
 会見を終えた平尾の背中を、目を真っ赤に腫らした黒明がポンと叩いた。
「おい、さっき(小畑)実成から、電話がきたぞ」
 平尾は実にかしこまった顔で起立し、大きく「はいっ」と答えた。中学校の野球部の監督と1年坊主みたいだった。平尾は大きな声のまま言った。
「後で、真っ先に電話しますっ!!」
 やはり、間違いなく、今日の優勝は平尾だけのものではない。そう思った。(photos/シギー中尾、text/H)


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次回は、さあ、賞金王だ!

_u4w1996 ファンも選手も勝負駆け! 終わりました。チャレンジカップが終わりました。選手の勝負駆けは、田村隆信が見事に決めましたが、皆さんの勝負駆けはいかがでしたか? ともあれ、発祥地でのチャレカは、実にアツい6日間でありました。イン11勝が2度もあったのには驚いたけど。

さて、次回はもちろん! 賞金王決定戦! ボートレース住之江! さあ、賞金王に行くぞ! というわけで、12月19日の賞金王シリーズ戦の前検日から、12月25日の最終日まで、年間最大のバトルを現地よりお伝えしてまいります。今年はクリスマスが優勝戦ですよ! 聖なる日の聖なる戦いを、ともに満喫しましょう!

今節も、一節間ご覧いただきまして、ありがとうございました。取材班一同、感謝申し上げます。それでは皆様、住之江でお会いしましょう。日ごとに寒くなる季節、お体にはくれぐれもお気をつけて。では!(PHOTO/池上一摩)


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大村チャレカ優勝戦 私的回顧

はるか銀河の彼方から

12R 進入順
①田村隆信(徳島)15
⑤大嶋一也(愛知)34
②松井 繁(大阪)09
③菊地孝平(静岡)05
④瓜生正義(福岡)09
⑥坪井康晴(静岡)15

2011_1127_r12_0829  銀河の彼方から、田村隆信が飛んできた。つい数週間前までは、賞金ランク50位前後で喘いでいた男。それが直前の江戸川GIダイヤモンドカップで26位に躍進、さらにこの6日間で一気に20人を抜き去った。まさに50光年の彼方からの飛来。峻烈なワープ航法で、賞金王の権利を掴み取ってしまった。
 最終関門のファイナルは、楽な展開ではなかった。大嶋一也の前付けに抵抗してインを死守したものの、起こしはジャスト100m。さらに、その大嶋がコンマ34のドカ遅れ。壁のない、スカスカで頼りないイン戦だ。

2011_1127_r12_0856  勇躍、3コースの王者・松井がまくり差しに構える。トップSの4カド菊地も全速で襲い掛かる。田村も伸び返してはいたが、絶体絶命の1マークに見えた。
「松井だっ!!」
「コーヘー、行け~!!」
 スタンドも騒然。松井ファンも、菊地ファンも、それぞれ勝利の航跡が見えたに違いない。だが、そのふたりの航跡が、田村のすぐ内で重なった。空しく接触し、バックで突き抜けるべき加速を互いに奪い合った。ひとり田村が躍り出る。

2011_1127_r12_0875 減速した2人の内外から坪井が、大嶋が、瓜生がやってきたが、もう届かない。もっとも勢いのあった坪井が「最後のお願い!」という風情で無理気味の強ツケマイを放ったが、水を掴みきれずにオーバーラン。これで完全に勝負あった。
 一人旅になった田村のはるか後方では、丸々3周、激しいデッドヒートが繰り広げられた。そのたび、一喜一憂するスタンドの観衆。だが、今年のチャレンジカップに限って言うなら、それは舟券だけの興味に特化されていた。勝者だけに焦点が絞られた、今年のファイナル。賞金王の12番目のチケットは、1周2マークですでにひとりの男に手渡されてしまったのだ。

2011_1127_r12_0888  ウイニングランの途中、高々と両手でガッツポーズ。右手は7年ぶり3度目のSG制覇、そして左手は2年ぶり3度目の賞金王入りを自ら祝うものだったか。2007年から連綿と続く銀河系85期の賞金王参戦も、これで継続が約束された。ボーダー付近で踏ん張っていた井口佳典が力尽きても、湯川浩司が20位前後で足踏みしても、賞金王の座を空席にすることはなかった。銀河系の名を全国に知らしめた男が、改めてその底力を誇示した。
 

2011_1127_r12_0913 そして、やはり……田村のガッツポーズを見ながら、私はもうひとりの男の存在に思いを馳せていた。ピットから、彼はレースを見ているのだろうか。見ているとすれば、1マーク、誰の航跡をなぞっていたのだろうか。1周バック、ピット方向へと近づいてくる艇団を見ながら、何を思っただろうか。とりとめもなく考えてから、私はその思考を停止した。その先は、私が考えても何の意味もないことなのだ。
 漢(おとこ)は、涙の数だけ強くなる。
 月並みだが、この言葉を贈りつつ、今年最大の“勝負がけ”の締めくくりとしたい。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――濃密な戦いの後に

_u5w2144  田村隆信が優勝した。これが7年ぶりのSG制覇。当ボートレース特集がスタートしたのが05年のことだから、その少し前に優勝して以来ということになる。つまり、取材班は田村の優勝を目の当たりにするのは初めてということになる。
 そして同時に、田村の苦しい時期をずっと見続けてもきたわけだ。2年前には、BOATBoyの取材で、苦悩を語ってもらったこともある。この7年間、田村がなかなか結果を出せない間に、まるでダブルパンチのように同期たちがものすごい活躍で一気に田村に追いつき、追い越して行った。「同期の活躍は嬉しいけど、素直には喜べないですね」、田村はそう言っていたものだ。優勝後の会見では「焦りはなかった」と言ってはいたものの、その言葉の奥にはさまざまな思いが潜んでいるに違いない。
 先頭でゴールした田村を出迎えたのは、やっぱり湯川浩司と丸岡正典。おそらくは田村をターゲットとして努力し、追いつき、今では追い越したくらいのことは思っているかもしれない同期たち。同県の先輩である松井繁を出迎えなければならない湯川と丸岡は、それでもまずは同期に祝福を送りたかった。同期のガッツポーズを見て、田村の顔は自然とほころんでいった。
2011_1127_0464  レース後、印象的だったのは、ウイニングランから戻ってきて、松井と大嶋一也に深く詫びていたことだ。勝者が敗者に「すみません」と声をかけるのは、選手たちの間ではひとつの慣習のようなもの。すなわち、ノーサイドの合図だ。しかし田村は、顔をくしゃくしゃにして、心から申し訳なさそうに、松井と大嶋に「すみませんでした……」と頭を下げたのだ。大嶋の前付けをブロックし、松井との接戦を競り落とす。それは勝負の場では当然の競り合いしのぎ合いだから、松井にも大嶋にも禍根は残っていない。しかし、田村はそうしなければ気が済まなかったのであろう。田村の好人物があらわになった瞬間というわけだが、それが7年ぶりの歓喜と勝負駆け成功の充実感のなかでのものなのだから、少し驚かされたのだった。
 田村隆信、おめでとう! 苦しい時期を脱した瞬間を目撃できたことを嬉しく思う。銀河系軍団のフロントローを走った一番星が、ふたたび一等星の輝きをまとったことは、今後同期勢がさらに闘志を燃やしていくであろうことも含めて、ボートレースを盛り上げるための大きなきっかけのひとつになるだろう。

 敗者の姿を見ていたら、ドッと疲れが押し寄せてきてしまった。田村も含めて6人が6人、実に濃密な戦いを繰り広げていたわけだ。敗者がこんなにもハッキリと悔しがるSG優勝戦。これまでにもあったかもしれないが、僕は珍しいものを見たような気になってしまったのだ。
2011_1127_0008 何より、松井繁だ。ピットに帰還し、ボートリフトからせり上がってきた松井は、“満面の苦笑い”を浮かべていた。そんな表現は本当はないと思うが、しかしその表現がもっとも的確だと思う。さらに、陸に上がった瞬間、同じ表情のまま、思い切り天を仰いだ。もしかしたら、うめき声をあげていたかもしれない。王者が敗戦の悔恨をここまで露骨にあらわすのは、おそらく初めて見る光景のはずである。グッと悔しさを噛み締め、厳しい表情でいながらも、冷静さを保とうとする。これまで見てきた王者だ。それだけに、あと一歩届かなかったことへの無念さが、いかに大きかったかを知らされた思いになった。それほどまでにこの一戦に懸ける思いがあったのだろう。そこには、近況や現状も含めての王者の心中が察せられるというものである。
2011_1127_0146 「くやしーっ!」と声をあげたのは、坪井康晴である。2マークのターンは坪井にしてみたら、失敗であろう。そうであるなら、この一戦は不完全燃焼で終わったものであるに違いない。ちなみに、坪井もまた苦笑いを浮かべていた。一昨年の賞金王決定戦、1号艇で敗れた後には、ひたすら顔を歪めていたものだが、対照的な表情と言えた。
2011_1127_0214 「くそーっ!」と声をあげたのは、菊地孝平である。菊地は、モーター返納作業をすべて終えたとき、憑き物が落ちたかのように、悔しさをあらわにした。それまでは、不自然に「ありがとうございましたーっ!」などと大声を出していて、それ自体も悔しさの表現にしか見えなかったが、返納を手伝っていた仲間選手が立ち去ったあとに、菊地は脱力したように悔しさを直截に表現したのだった。ちなみに、菊地もまた苦笑いを浮かべている。完敗ではなく栄冠に手の届くところまでいったという感覚、それは人に苦笑いを浮かべさせるのだろうか。
2011_1127_0326_2   瓜生正義もまた、苦笑いであった。そして、明らかに顔がひきつっていたと思う。剣呑な空気を出すことがないのが瓜生らしさではあっても、この敗戦に納得していないのは明らかだった。思えば、今節もっとも勝負駆けとは縁遠いところにいた一人が瓜生である。極論を言ってしまえば、この優勝戦を勝つ必要性がもっとも薄いのが瓜生であろう。しかし、そんなことなど微塵も考えるわけがなかった。瓜生はとにかく勝ちたかったし、負けたくなかった。だから歪んだような苦笑いになるし、だから瓜生は強いのだと思った。
2011_1127_0024  唯一、苦笑いを目撃できなかったのは大嶋一也だったが、大嶋とて歪んだ顔を見せていて、ひたすら敗戦を悔やんでいた。おそらくスタートに後悔を残してもいるだろう。とにかく、大嶋もまた本気で優勝を目指し、本気で賞金王行きを狙った。昨日の会見で口にした「プロである以上、年齢を考えて走っていない」はまさしく有言実行されたのである。

_u5w0663  そうしたなか、最大の敗者がほとんど表情を変えていなかったこともまた、僕を疲れさせた。田村が松井を競り落とし、2マークで後続を振り切った瞬間、赤岩善生が13位に陥落するのは決定的となった。赤岩はただ淡々とレースを眺めつづけ、レースが終わると淡々と大嶋のエンジン吊りに向かった。いや、その前に、待機室前の温度計の前に行き、出走表にメモをとっている姿があった。赤岩は自身のレース前とレース後には必ずこうしてデータを採集しているのだが、ここでもそれをするというのか……。
 裏読みをすれば、心中に湧き上がる辛苦を隠すための、淡々とした表情。すでに覚悟していたことという見方もあるだろうが、僕はそれより裏読みのほうがストンと胸に落ちる。2年連続でまったく同じパターンでのベスト12陥落となったのだ。淡々としているほうがおかしいと思うのだ。もちろん、赤岩と話せたわけではないので、断言はできないが……。
 いずれにしても、この優勝戦を戦わずして敗れなければならなかった赤岩が、別の意味で最大の悔しさを味わった者のはずである。その思いを、赤岩はどういう形で晴らすのだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=表彰式、赤岩 TEXT/黒須田)


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本日の水神祭!

_u5w1678  優勝戦が終了しましたが、詳報する前に、まずはこちら。本日、今節3回目の水神祭が行なわれました。2日目に坪井康晴が通算1000勝を達成しましたが、遅れること4日、999勝で今節に参戦していた現時点での賞金1位、池田浩二が最終日にして初1着。通算1000勝を達成いたしました! まさか最終日まで引っ張るとはなー。8Rをイン逃げで決めたものであります。

_u5w1691  池田は11Rにも出走がある。というわけで、8Rから戻ると、まずはカポックだけ着替え、艇番艇旗を替えて、すぐに水面へ。11Rのスタート練習が9Rの展示後にあったのです。これをこなすと、今度は待ち構えるレスキューへ。お祝いの花束を受け取って、周囲に(といっても選手ばかりですが)愛想をふりまく池田。大嶋一也、原田幸哉、赤岩善生、平本真之ら愛知勢に佐々木康幸、飯山泰ら同期勢とともにレスキューに乗り込み、大時計前まで向かったのでありました。ああ忙しいぞ、池田浩二。ごくろうさま!
_u5w1727  そうそう、レスキューに乗っかった原田には、「幸哉は行くなーっ!」と野次が飛んだ。誰かと思えば鎌田義でした。明日は選手たちのゴルフコンペがあり、原田と鎌田はチームを組んでいるとか言ってましたが……。原田は野次を受け、レスキュー上で池田を差し置いて愛想をふりまいてましたな。

_u5w1741  さてさて、大時計前でファンの注目を浴びながら行なわれた水神祭。今日は暖かいから、なかなか気持ち良かったかもしれませんな。助け上げようとした飯山が落とされかけて、必死で踏ん張るという演出(?)もありながら、通算1000勝の祝福儀式は行なわれたわけであります。この区切りを迎えて、次はいよいよ賞金王。豪快にして流麗なレースでますますの活躍を!(PHOTO/池上一摩)


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H記者の『赤岩ファン、ごめんちゃい!!』予想

 取材班の共同出資で1・2・6・9RのサシゴロBOXを買ったら、5Rに453の500倍を喰らったHです>< とことん流れの悪い今節ですが、最後の最後の最後に笑いたい!!
 さあ逝こう、優勝戦!

12R優勝戦
①田村隆信(徳島)A
②松井 繁(大阪)A
③菊地孝平(静岡)A
④瓜生正義(福岡)A(伸び↓)
⑤大嶋一也(愛知)A
⑥坪井康晴(静岡)S

進入125/346か1235/46

「ファンも選手も勝負がけ!!」…このテーマが優勝戦にも投影されると信じます。賞金王当確組より、一発勝負レーサー4人の気合が上回るはず。赤岩のファンに詫びを入れつつ、松井と瓜生を消します。本命は田村で、これはもうアタマ決め撃ち。勝つならイン圧勝、負ければ大敗、そんなレースになると思います。田村から菊地、大嶋、坪井へ。配当的な妙味は、もちろん超抜・坪井への1-6。
 そして、大嶋の強烈な前付けや菊地のS攻勢などで田村が大敗した場合の356BOXを少々。極貧につき、帯抜きミリオンアタックは坪井アタマから10万舟1000円張りで逝かせてもらいます(笑)。

3連単★本線1-356-356(1-6-3勝負)、穴356BOX
ミリオンアタック★6-3-5に英世①

 今節もヘタレ予想にお付き合いくださり、ありがとうございました! あ、赤岩ファンは言うまでもなく24-全-全をどうぞ!


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“本紙予想”チャレンジカップ優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=田村 まくられ率10.2% 差され率18.4%
2コース想定=松井 逃がし率39.7%
(大嶋2コース逃がし率32.1%)
展開のカギ①菊地3コース時まくり/差し=4/5 4コース時=1/1
展開のカギ②瓜生5コース時まくり/差し=3/7
進入は7割方1235/46と見る。菊地がダッシュに引く可能性2割、大嶋が2コースまで前付けする確率1割くらいか。松井は2コース時ほぼ差し1本。握っていくのは3コース時の菊地が有力。田村がこれに反応すると、差し場が開く可能性大。鋭く差すのは、やはり松井か。瓜生は5コース時に握っていくケースもあり、そうでなくとも全速でまくり差し狙い。その瓜生と、握ったときに最内差せる坪井まで。
◎松井 ○田村 ▲瓜生 △坪井  
3連単2-146-全


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THEピット――緊張とリラックスの勝負駆け!

_u5w0852 「昨日、逆転されてしまいましたわ~」
 鎌田義が悲しそうな顔を見せた。準優12R、たしかに優出切符には手が届いていたはずだったが、こぼれ落ちた。2番手を走っていることを意識した瞬間が、腕がカタくなってハンドルが入らなかったという。わかる。人間は、勝ったと思った瞬間にこわばる。それを克服するのは、やはり……。
「経験不足ですわ」
_u5w0570  そう言ったのは今村豊だ。昨日の夜、今村は鎌田にそれを話したのだそうだ。
「昨日は今村さんに救われたんですよ」
 数々の修羅場を実に四半世紀以上にわたってくぐり抜けてきた、そして今でも第一線で修羅場に遭遇し続けているミスターの言葉はやっぱり重い。鎌田はこの経験を経て、次の機会にはファイナルの舞台に立つことになるだろう。
 もちろん、鎌田はもう切り替えている。今日はピット見学のファンの方が訪れていて、レースをアリーナで観戦していた。ここで燃えるのがカマギー、ファンの方たちにさかんに愛想をふりまき、笑顔を引き出していた。「みなさん、2マークを回るときには手を振ってあげてくださいね!」、そう言ってファンの方たちと一緒になって手を振っている。
「お前、レースの時にそれくらいリラックスしたらいいんだよ」
 今村がおかしそうに鎌田に突っ込んでいた。ミスターもカマギーも最高だ!
_u5w0690 その横では、田中信一郎と原田幸哉が談笑している。そういえば、エンジン吊りの際には、深川真二が笑っているのを見た。たしかにフライングは肯定できることではない。もちろん彼らにも落胆や反省はあるだろう。まだ引きずっているものはきっとあるだろうとも思う。だが、こうして切り替えて、激しいレースでファンを沸かせてほしい。それでファンの心を惹きつければ、返還分を取り戻すのにそう時間がかかることはあるまい。舟券を買っているファンは大事なお金を賭けている以上、敗れればいろいろ言うし(僕も一舟券オヤジに戻ればブツブツ言ってます)、関係者はフライングなどに頭を痛めるが、選手が前向きに頑張れば、それが先々の発展につながると僕は思う。この勝負駆けの空気のなかで、昨日悲しみの結果にまみれた選手たちの笑顔を見られたのは、僕としては嬉しいことだった。

_u5w0634  さてさて、本日は優勝戦! 優出インタビューが朝に行なわれたため、優出メンバーのスタート練習が2R発売中に行なわれている。水面を覗き込むと、おぉ、黄色いボートがインにいるぞ。赤いボートがカドに引いていたりもした。これはひとつの意思表示でもあり、また手応えを確かめる意味も強いだろう。ここで得たものをもとに、彼らは優勝戦までの時間に戦略を練り直していくことになる。やっぱり大嶋一也の存在は、優勝戦をコクのあるものにしてくれているのだ。そして、大嶋の前付けにどう対処するかが注目される菊地孝平の存在も。
_u5w0628  そこでひとつ気づく。白いボートがいない! そう、田村隆信は、そのスタート練習に参加していなかったのだ。装着場に向かい、田村のボートを探す。あった。モーターとペラが装着された、田村のボートは整備室の真ん前に置かれていた。主がそこにいないまま。これもある種の意思表示なのか。それとも……。
 スタート練習に出るわけでもなく、着水するわけでもないのに、モーターとペラが着いたままのボート。ということはつまり、田村は整備もプロペラ調整もしていないのである。装着だけしておいて、まだ始動していないのだ。他の5選手がスタート練習に出たわけだから、田村はダントツで始動の遅い優出メンバーなのであった。その意味は果たして……。
 結局、3Rが終わってもボートはそのままで、いったんピットを離れたわけだが、その間に田村の姿を見たのはエンジン吊り時のみ。今日は最終日ということで、すべてのレースを終えた選手はモーターを返納する。田村は市川哲也や木村光宏の返納作業をヘルプし、そのときは忙しそうに動き回っていた。あくまで個人的な感触と断わっておくが、ちょっとカタい、と思う。
 スタート練習が終わると、坪井康晴は1周だけ試運転したが、他の4人はボートを陸に引き揚げている。調整作業にとりかかるわけだ。坪井も1周走ったあとは引き揚げており、5人はそれぞれの作業に入っている。
_u5w0789  といっても、5人ともまずはプロペラ(というか、本体をやろうという気配はない)。いずれもプロペラを外して、ペラ室などに姿を消している。松井繁は3R前には整備室の片隅でペラ磨きをしており、これは調整の最後のほうの段階のはずだから、このあとは試運転に励むことになるだろう。
2011_1126_0204  菊地孝平と坪井康晴は、ともに顔を合わせた際に笑顔を見せてくれている。ただ、菊地のほうはちょうど頭脳コンピュータをフル回転していた最中だったのか、作り笑いに見えた。これ、よくあることなのだ。好人物だから、決してこちらに不穏な態度は見せない。笑顔で礼を尽くそうとする。しかし、戦いの渦中にあるのだから、当然そちらが優先事項となる。そして、作り笑いが生まれるというわけだ。
_u5w0779  一方の坪井は、もう、ごくごく普通の笑顔であった。たとえば、レース後に宿舎でインタビューをするときに見せてくれる笑顔。街角でばったり出会ったら、きっと見せてくれるであろう笑顔。すなわち、気負いのようなものはまるでないということだ。6選手のなかで、もっともリラックスしているのは、坪井のはずである。
_u5w0652  で、瓜生正義が、なぜかちょっとピリピリしているように見えたのだが、果たして。もはや緊張しまくる局面ではないし、優勝戦に震えることなどあるはずがないし、少し不思議な感覚だった。それもあってか、ピット全体の雰囲気は昨日より緊張感がやや増しているように感じたのだが……。(PHOTO/中尾茂幸=菊地 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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優出インタビュー「コースはわかりません(笑)」byダンディ

朝10時10分から、優勝戦出場選手公開インタビューが行なわれました。多くのファンが早朝から詰めかけて、早くも大村はアツい!

_u5w12571号艇 田村隆信(徳島)
「優勝するには十分な足です。出足回り足行き足が気に入っています。ピット離れは大丈夫。インから行きます。スタートはスローのほうがわかりやすかったりしています。今日一日集中して、年末は住之江に行きたいと思います」

_u5w1270 2号艇 松井繁(大阪)
「モーターは普通の感じです。飛び抜けた人がいてないので、大丈夫だと思います。ここ最近悪かったんで、違う調整をして、今節はその方向性がよかったと思う。2コースから。スタートは行くつもりで来て、いいタイミングで揃っているので、いい感じだと思います。優勝目指して精一杯がんばります」

_u5w1278 3号艇 菊地孝平(静岡)
「今年は苦しかったですね~。レースで力を発揮する足だと思います。(スタートに自信は?)はい。(自信はある?)はい。コースは、主張するか引くか、どっちかですね(笑)。いろいろなパターンを考えて練習したい。スタート練習(展示)見ていてください。しばらく調子が悪くて、応援してくれる人に迷惑かけっぱなしだったので、ここらで恩返ししたいです」

_u5w1284 4号艇 瓜生正義(福岡)
「モーターはいいと思っていたけど、そこまでではなかったですね。上には上がいました。現状では面白味がないので、プロペラを叩いて、もうひと足欲しいです。コースは出たとこ、ですね。スタートはだいたいのところに行けると思います」

_u5w1287 5号艇 大嶋一也(愛知)
「スタートが珍しく早いところで安定して決まっている。わかってるわけでもないんですけどね、本番で決まってくれています。足は、うん、本体はやってないけど、ペラ調整が順調に来ていて、トータルバランスがいいです。コースはわかりません(笑)。そりゃもう、いつも通り、単純明快にいきます。熱いレースになるよう、いい脇役に徹して頑張ります。たまには脇役が主役を食うかもしれないので、注意してください」

_u5w1319 6号艇 坪井康晴(静岡)
「初日から足はいいかなと思っていて、5着5着でしたけど慌てずに微調整して、良くなってきました。回ったあとの伸び、一瞬の足はいいと思います。初動のかかりもそこそこあって、展開突ける足です。コースは6コースでいいと思ってるんで、スピードもっていいところを狙っていきます。チャンスは少しでも残ってると思います」

※やっぱり、大嶋は最高っす! 一昨年の常滑チャレカ、07年名人戦(ここ大村開催!)での「スタ展やらず→本番でイン獲り!」をお忘れなく!(PHOTO/池上一摩)


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緊急ミッション『神田川SP』発動!!

 4日目+5日目にイン22勝2着2回!!という空前の?インラッシュで迎えた大村チャレカ最終日。このまま優勝戦まで、すべてイン選手が舟券に絡み続けるのか? 我々取材班は、昨夜の酒席で「否!!!!」の結論を出しました。水面の奥に溜まりに溜まったギガ万太郎マグマが、どろどろ噴出する。するに決まってる!
 今節、1・2号艇が両方ぶっ飛んだレースは、あの松井がまくりきって465=87770になった初日10Rのみ。でもって、去年の大村グラチャンはというと

★4日目4R 364 21340円
★同11R 634 70940円
★同12R 536 65140円
★5日目11R 365 21160円
★6日目7R 365 25860円

 なんと節間5本も飛び出している。つまり今日、いきなり4本くらいまとめて3456絡みの大穴が飛び出してもおかしくない??
 ってなわけで、今日は取材班4人が2400円ずつ出資して会社形式にし、厳選4つのレースで3456BOXを買うことにしました。そのレースは

★1・2・6・9R

 どこかで的中したら枚数を増やしつつ、優勝戦含め他のレースも買うつもりでおります。ミッション名は『神田川スペシャル』! 3456BOXで数々の大穴を仕留めてきた喜多條忠先生(不朽の名曲『神田川』の作詞家)に敬意を表して命名しました。さてさて、結果やいかに!?


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ最終日

おはようございます。Kです。昨日もイン11勝、ですって、たはは。4日目と5日目で22勝2着2回。イン以外を本命にするのは、無謀なことなのでしょうか? いやいや、本日も気にせず新概念データ基本に素直に予想。そろそろイン絶対的優位の流れが変わると信じて、本日も頑張ってまいりましょう!

1R
1コース想定=市川 まくられ率11.8% 差され率23.7%
2コース想定=平本 逃がし率38.5%
藤丸が攻めれば濱野谷のまくり差しがある。
◎濱野谷 ○市川 ▲藤丸 △平本 
3連単4-132-全

2R
1コース想定=山崎 まくられ率7.7% 差され率21.2%
2コース想定=寺田 逃がし率30.8%
寺田の逃がし率低く、山口のカド戦狙いたい。
◎山口 ○山崎 ▲木村 
3連単4-13-全

3R
1コース想定=荒井 まくられ率7.4% 差され率16.2%
2コース想定=峰 逃がし率35.9%
荒井が軽快にイン先マイ。
◎荒井 ○峰 ▲湯川 △佐々木 
3連単1-234-全

4R
1コース想定=飯山 まくられ率8.8% 差され率22.8%
2コース想定=秋山 逃がし率37.8%
山川が強攻策に出れば、原田が鋭く差す。
◎原田 ○飯山 ▲白井 △山川
3連単4-153-全

5R
1コース想定=太田 まくられ率8.5% 差され率18.6%
2コース想定=西山 逃がし率28.6%
西山の逃がし率低く、石渡のカド自在戦狙い。
◎石渡 ○太田 ▲鎌田 △赤岩
3連単4-156-全

6R
1コース想定=中野 まくられ率4.8% 差され率7.9%
2コース想定=中里 逃がし率41.2%
中野が準優逆転負けの悔しさ晴らす。
◎中野 ○魚谷 ▲平田 △山口
3連単1-346-全

7R
1コース想定=今村 まくられ率15.6% 差され率15.6%
2コース想定=川﨑 逃がし率40.0%
藤丸が動いて深めの進入か。それでも今村の逃げ切り狙う。
◎今村 ○佐々木 ▲藤丸 
3連単1-35-全

8R
1コース想定=池田 まくられ率5.3% 差され率14.0%
2コース想定=白石 逃がし率45.8%
池田が逃げ切って、通算1000勝だ
◎池田 ○白石 ▲峰 △田中   
3連単1-246-全

9R 発祥地選抜戦
1コース想定=濱野谷 まくられ率11.4% 差され率25.0%
2コース想定=山崎 逃がし率48.8%
山崎の逃がし率高く、関東ツートップが意地見せる。
◎濱野谷 ○山崎 ▲重野  
3連単1-23-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=白井 まくられ率10.6% 差され率17.0%
2コース想定=魚谷 逃がし率42.2%
白井が渾身の逃走決める。
◎白井 ○魚谷 ▲太田 △勝野
3連単1-245-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=鎌田 まくられ率7.5% 差され率28.8%
2コース想定=湯川 逃がし率34.2%
中野が3コースから豪快な攻め。
◎中野 ○鎌田 ▲湯川 △荒井
3連単3-124-全

優勝戦は後ほど!


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最後の勝負駆け! チャレンジカップ最終日だ!

おはようございます。大村チャレンジカップ、ついに最終日を迎えました。本日、賞金王決定戦12コ目のイスを手にする選手が決まります。賞金王決定戦のメンバーが完全に決まります! 優勝戦を終えたとき、笑っているのは赤岩か田村か菊地か大嶋か坪井か……。本日のメインエベントは絶対に見逃せない一戦です!

2011_1126_0492 池田浩二は現在賞金ランク1位。しかし自身は優出を逃し、2位の瓜生正義が優出したため、1位で住之江行きとなるかどうか、優勝戦の結果を待つ立場となりました。1位にはこだわらないと池田自身は語っていましたが……。あともうひとつ、池田は現在通算999勝。1000勝にリーチをかけています。SGで大台達成なるかどうか。今日は1号艇があるぞ。(PHOTO/中尾茂幸)


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毎日更新! 賞金王への道

賞金ランクTOP20

         賞金  優勝戦 賞金王 
①池田浩二   14399 ×    ◎
②瓜生正義   14048 ◎    ◎
③重野哲之    7824 ×    ◎
④篠崎元志     7099 ―    ◎
⑤太田和美     7099 ×    ◎
⑥今垣光太郎   6727 ―   ◎
⑦佐々木康幸   6447 ×    ◎
⑧峰 竜太     6373 ×     ◎
――以上当確――
⑨重成一人     5982 ×    ◎
⑩松井 繁     5954  ◎    ◎
⑪田中信一郎   5804 ×    ◎
⑫赤岩善生     5765 ×   松井か瓜生Vで確定
 ………
24田村隆信     4470  ◎   V条件
27坪位康晴     4387  ◎   V条件

30菊地孝平     4205 ◎   V条件
36大嶋一也     3824  ◎   V条件

※単位・万円、千円単位から斬り捨て。

 優勝戦で勝つか負けるか、一発勝負! 今年の賞金王争いは、チャレカ優勝戦で白黒がはっきり決する実にシンプルなものになった。優勝戦メンバーと照らし合わせておこう。

2011_1126_0182 12R優勝戦
①田村隆信(徳島)V…田村当選、赤岩落選
②松井 繁(大阪)V…赤岩当選
③菊地孝平(静岡)V…菊地当選、赤岩落選
④瓜生正義(福岡)V…赤岩当選
⑤大嶋一也(愛知)V…大嶋当選、赤岩落選
⑥坪井康晴(静岡)V…坪井当選、赤岩落選

 これだけ。田村、菊地、大嶋、坪井は優勝で賞金王入り。2着以下なら落選。赤岩は松井が瓜生が優勝すれば当選、他がVなら落選。メンバー、枠番、今節の大村水面(イン天国)を踏まえて私の体感当選確率を勝手に記しておくと

★田村…50%
★赤岩…25%
★菊地…10%
★大嶋…10%
★坪井…5%

2011_1126_0332  大雑把だが、こんな感じだと思う。とにかく1号艇・田村の絶対的優位は動かない。ただ、大嶋がいなければ、楽イン想定の田村が70%くらいに跳ね上がったはずなのだが……。大嶋が厳しく動けば動くほど、田村以外の選手の確率はアップするとみる。明日のスタート展示に注目!!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――仲間とともに戦う勝負駆け

 賞金王勝負駆けの最終関門はもちろん優勝戦。しかし、準優はある意味、優勝戦以上に運命の戦いとなる。ここをくぐり抜けなければ、賞金王への道は閉ざされる。それを誰もが知っているから力が入るし、仲間も戦友の背中を押したくなる。
2011_1126_0439 「よーし、3-5、来い!」
 10Rをアリーナで観戦していた田中信一郎が、12秒針が動き出すと叫んだ。3号艇・湯川浩司、5号艇・太田和美。盟友が、弟弟子が、今まさにレバーを起こそうとしている。田中は祈りを込めて、もっともつながりの深い2人の優出を見守ったのだ。
2011_1124_0838  仲間たちは、戦友の結果に対してもわがことのように喜んだり悲しんだりする。田中は、12Rで無念のフライングを喫してしまった。その瞬間、湯川浩司と吉永則雄が泣きそうな顔になって、ボートリフトへと駆け出している。ピットに帰還する仲間を出迎えるのは大事な役目。しかし、こんなにも早く出動しなければならないとは、もちろんレース前には考えていない。しかもその出動は、大きな痛みを伴うものなのだ。湯川も吉永も、その運命を呪ったに違いない。
 田中の表情は、やはりこわばっていた。冷静にふるまってはいるが、心の揺れがないわけがない。それ以上に、湯川と吉永の表情は依然として歪んでいた。すでに優出を決めていた松井も駆けつけ、田中と目を合わせて、仕方ないとばかりに小さくうなずいていた。
2011_1126_0081  松井は田中が去った後も、しばらくリフト前に残っている。鎌田義が同じレースに出走していたのだ。松井は湯川らよりやや遅れてリフトにあらわれているが、鎌田の走りを確認していたのだろう。何しろ、一時は2番手を走ったのだ。SG初優出をつかみかけたのだ。松井はかわいい弟分のような存在と優勝戦をともに走ることを心から願っただろう。
 逆転されて3着に敗れた鎌田は、レース後ひたすら落胆していた。脱力したかのように肩を落とし、歩様も自然と遅くなってしまっていた。そこに松井があらわれる。お前、何やってんだよ! 松井は破顔一笑、鎌田のボディにパンチを連打した。カポックを着たままだったから、けっこうキツめのパンチをボコボコボコ。最後は頭を軽くひっぱたいて、大きく笑った。きっと、その笑顔とパンチで、少しは鎌田も気が楽になったのではないか。その後も悲しげな表情は消えていなかったものの、松井がいなければ鎌田の回復にはもっともっと時間がかかったはずである。
2011_1126_0206  勝利をともに喜ぶシーンももちろんある。10Rを1着でクリアした菊地孝平に、重野哲之が嬉しそうに声をかける。「菊地さん、明日は飲ませてくださーい!」。酒を奢ってもらうことはまさしく祝福と同義である。菊地はおどけた様子で「飲ませるよー」と返して、重野と笑い合った。
_u5w9430  そこに原田幸哉があらわれて、「ハンドル調整、やっとくよ」と工具を手にするフリをした。もちろん、やっちゃいけません。これも原田なりの祝福?
「やめてっ! 触らないで! 病気が移る!」
 病気って、フライング病でしょうか……。原田はブスッとして、その場を離れた。さすがに言い過ぎたと思ったのか、「先輩すみませーん!」と菊地が声をかけるが、原田はさらに唇を尖らすのだった。これも祝福なんでしょうか……? 原田については、11Rでいったんは2番手を走っていて抜かれた中野次郎に延々と話をしている姿も見かけている。こちらは慰めの言葉とアドバイスだろう。そして、中野の愚痴を聞いていたはずである。これも原田の男気。勝者にも敗者にも、彼なりの優しい言葉をかける男なのだ。
2011_1126_0276  同じレースを走っていても、仲間への気遣いが生まれることがある。11R、今村豊と白井英治が同乗した。師弟で準優を戦ったのだ。もちろん臨むのは、ワンツーで揃って優勝戦へ進むこと。しかし松井繁が逃げ切り、今村豊の差しも先頭にまでは届かなかった時点で、今村は白井の姿を探したようだった。「お前がいないんだもん! あれ、外かな、と思ったら、大嶋だった」と今村は白井か自分か、最低でもどちらかの優出を望んだのだろう。しかし、愛弟子は1マークでほぼ終戦の体となっていた。そこから今村は全力をふるったのだが、及ばなかったわけだ。
2011_1126_0047  白井は1マークで大嶋一也と接触していた。それは白井の失敗だった。レース後、白井は大嶋に心から詫びている。
「素晴らしいまくり差しだったのに、ターンマークに当たりそうになって(ハンドルを切りなおして、大嶋に接触)。本当にすみません」
 大嶋の走りを素晴らしいまくり差しと表現したことに、白井の大嶋への敬意と大きな謝意があらわれていた。自分のミスで迷惑をかけてしまったと自覚した瞬間、先輩への気遣いが白井に生まれた。ガチンコ勝負を真っ向から繰り広げているからこそ、芽生える感情だと僕は思う。

2011_1126_0202  優勝戦に駒を進めた6人は、それぞれに明るい表情を見せている。瓜生正義は、まあいつも通りというか、淡々とした様子。菊地は先述したように仲間と朗らかに接していた。大嶋が優出を決める前のことだが、「よほど引く利がなければ、スローから行きたい」と語っている。田村隆信が「勝っても負けてもイン」と言っており、松井も簡単に譲る気はないだろう。ならば菊地はどうするか。ここが進入のポイントになりそうだ。
2011_1126_0329  大嶋一也は長嶺豊さんの祝福を受けて、「久しぶりに腕がカタくなりましたわ」とおどけて笑った。「明日はタラレバが起きればいいですね」と会見で笑ってはいたが、「プロである以上、年齢は関係ないと思っている」と痺れる一言も残している。この人が優出したことで、本当に面白い優勝戦になったと思う。
2011_1126_0155  松井繁は、まさしく王者モード。「今日はペラをちょっと撫でたくらい」とジョーク交じりの言葉を口にして微笑んだり、「優勝せえへんと不調と書かれるので、それがちょっと面倒くさい。みんなが言うほど悪くないし、マスコミに潰されてる感じがしますね」なんて報道陣をチクリと一刺しするあたりは、調子のいい証なのだ。そしてこれは、ゴキゲンな王者なのである。マスコミへの一言も半分は冗談、そして「そういうのを払拭するためにも優勝したい」と表情を引き締めたあたりが、王者の真の決意表明である。
2011_1126_0178 田村隆信については、ちょっとだけ気がかりがある。今日も緊張気味だったというが、明日のことを聞かれて「ここは大村なので、他の場より気を使うことは少ないと思う」と語っていること。これ、すでに明日はきっと緊張するだろうという前提に立った言葉なのだ。「緊張はするだろう、でも」を頭につければおわかりいただけるはず。ただし、それを自覚して臨めることは強みだし、緊張感とうまく付き合うこともできるだろう。すなわち、それをどこまで自覚できるかどうかが、明日の田村のポイントのひとつだと思う。ちなみに、SG優勝戦1号艇は、これが初めてである。

2011_1126_0250  坪井康晴。会見で淡々と質問に答えていた坪井が、顔をほころばせた瞬間。それは菊地孝平とのSG優勝戦同乗の件を振られたときだった。盟友とともに戦うSG優勝戦。賞金王への道を2人揃って駆け抜けることは不可能なのだが、しかし坪井はこの出来事を心から喜んでいるようだった。
「ワンツーを決められたら最高。本音を言えば自分が勝ちたいけど、どっちが勝ってもいいですね」
 仲間と最高峰の覇を競って戦う幸せを噛み締めながら、菊地と坪井は明日、ガチンコの真剣勝負を見せてくれることだろう。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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大村チャレカ 準優ダイジェスト

逃げて差して

2011_1126_r10_0697 10R
①菊地孝平(静岡)07
②瓜生正義(福岡)13
③湯川浩司(大阪)08
④魚谷智之(兵庫)14
⑤太田和美(奈良)15
⑥池田浩二(愛知)14

 2Rからイン9連勝で迎えた大村水面。120m起こしの楽インからトップSを決められては、他の艇は何もできない。菊地が余裕たっぷりに1マークを制圧し、バックで独走態勢に持ち込んだ。

2011_1126_r10_0702  バックでややもつれたのが2着争い。瓜生がわずかに凹んだため、3コース湯川の全速マイに勢いがついた。が、慌てず騒がず2コースから伸び返した瓜生が、湯川の内に舳先を入れる。そのまま2マークを先取りして、湯川を置き去りにした。逃げて差しての、準優決着。3着争いが湯川、池田、魚谷で大接戦となったが、優勝戦には遠い競り合いだった。

 賞金王の視点でいうと、準Vノルマの魚谷が脱落して9位・重成一人、10位・松井繁(実質当確だが)、11位・田中信一郎、12位・赤岩善生の脅威がひとつ減った。

王者の貫禄

2011_1126_r11_0814 11R  進入順
①松井 繁(大阪)11
②白井英治(山口)13
④大嶋一也(愛知)08
③秋山直之(群馬)12
⑤中野次郎(東京)11
⑥今村 豊(山口)12

 注目された大嶋の進入は3コースまで。伸びにも自信のあるダンディは、コースよりも助走距離を重視した。それでも、インファイターの強攻を警戒した松井の起こしは100mちょい。楽なイン戦とは言えなかったが、しっかりと1マークを先制して早々に独走態勢を築いた。王者の貫禄。
2011_1126_r11_0832  このレースも焦点は2着争いに。断然の2番人気(2連単1-2のオッズは2倍台だった)に推された白井は、10Rの瓜生同様にやや凹み加減。大嶋に煽られて焦りが生じたか、早めに初動を起こしてからハンドルを切り直したように見えた。これではサイドが掛からない。自慢の快速モンキーは空しく流れ、握った大嶋の引き波の餌食となった。

2011_1126_r11_0848  あとは53歳・大嶋VS30歳・中野の一騎打ち。ターンスピードでは若い中野に分がありそうなものだが、そこは百戦錬磨のダンディだ。中野が狙うコースを先手先手で打ち消すような老獪なターンで、ついにゴールまでわずかな優位を守り続けた。もちろんパワーの裏付けもあってのことだが、53歳の背中が一段とデカく見えるレースぶりだった。

 賞金王争いは、この一戦でかなりシンプルなものになった。優出=当確の今村、準V条件の白井、この山口支部の師弟が揃って脱落。生き残っている下位の選手は、すべて「優勝だけが条件」となり、この時点で重成一人、松井が当選。12R出走の田中信一郎にもほぼ間違いのない当確となったのだが……。

波瀾を乗り越えて

2011_1126_r12_0951 12R
①田村隆信(徳島)  04
②深川真二(佐賀)  F+01
⑥田中信一郎(大阪)F+07
④荒井輝年(岡山) 08
③鎌田 義(兵庫)  15
⑤坪井康晴(静岡)  25

 3連単の配当は690円。だが、レースそのものは大波乱となった。3コースに潜り込んだ信一郎が、コンマ07、半艇身ほどもハミ出す大フライング。それにお付き合いする形で、2コースの深川もコンマ01の勇み足。果たして、信一郎は10R、11Rの結果から「すでに賞金王はほぼ間違いなく当確」と知っていたのか。知らずに「自力で優出=確定」を狙っていたとしたら、無駄死にともいうべきフライングだったことになるのだが。

2011_1126_r12_0986  スリットで賞典除外の身となった信一郎だが、抜け出した以上は握って攻める。大本命の田村が一気にまくられた。信一郎が独走し、後続は田村と鎌田の争いに。が、この6-1=3態勢は2マークの手前で終わる。信一郎と深川が、旋回することなくピットへと帰還した。

2011_1126_r12_1004 1-3か3-1か……2マークを先取りした鎌ギーは、大きくターンマークを外した。これを田村が冷静に差して、遠回りながら、やっと断然人気を裏切らぬ位置に辿り着いた。鎌田が続く。1-3-5で決まりという隊列から、坪井がターンマークごとに鎌田との差を詰める。回り足でも、ストレートでも、坪井の方が上だった。2周2マーク、ついに坪井の差しハンドルが鎌ギーの内に突き刺さった。1着・田村、2着・坪井。

2011_1126_r12_0983  12Rが終わり、Fを切った信一郎にも賞金王の当確ランプが点った。残るは1議席。明日の優勝戦で、それが決まる。田村か、菊地か、大嶋か、坪井が優勝すれば、そのまま自力当確。松井か瓜生が優勝すれば、赤岩が生き残る。面倒な計算のいらない、非常に単純明快な“最終決戦”になった。
 もっとも優位な立場になったのは、もちろん田村だろう。F艇にまくられながら、引き波にずっぽりハマることもなくバックで2、3番手を航走した田村。これは幸運ともとれるし、非凡なパワーの証とも見てとれる。どちらにしろ、大村水面で1着を取りきった意味は大きい。明日、逃げきれば優勝=賞金王確定。12位・赤岩善生との体が入れ替わる。一方の赤岩にとっては、絶体絶命ともいうべき田村ファイナル1号艇になってしまった。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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速報 大村チャレカの優勝戦メンバー決定!!

 大村SGチャレンジカップの優勝戦メンバーが確定しましたっ! 準優12Rは2艇Fの波乱となりましたが、冷静に立ち回った田村が勝ってファイナル1号艇をゲット。このまま優勝まで突き抜ければ、久々の賞金王入りとなります。ただ、5号艇から間違いなく動きそうなインファイター大嶋が不気味な存在になりそう!?

12R優勝戦
①田村隆信(徳島)
②松井  繁(大阪)
③菊地孝平(静岡)
④瓜生正義(福岡)
⑤大嶋一也(愛知)
⑥坪井康晴(静岡)


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H記者の『今日だけ瓜でひと稼ぎ!?』準優予想

 さあ、みんなで逝こう準優勝戦!? 今節の流れなら3連敗が当たり前なんですが、そろそろ溜まりに溜まったマグマが大噴火……なんてことがあっても……ないか……

10R
①菊地孝平(静岡)A
②瓜生正義(福岡)A(伸びS)
③湯川浩司(大阪)A(伸びS)
④魚谷智之(兵庫)A(回り足S)
⑤太田和美(奈良)A
⑥池田浩二(愛知)B

進入123/456

「艇聖・瓜生を蹴飛ばして10万舟GET!」が最近の私のテーマ。が、準優では買うことにしています。優勝戦で蹴飛ばしたいからw 足も枠も十分のここは、差してアタマ突き抜けまでありますね。ほぼ2=1でしょうが、瓜生がまくったときには湯川の台頭も。6号艇で人気落ちの池田も少々絡めます(SG優勝戦で瓜池対決を見たいし)。3着ヒモ抜け御免!
※赤岩ファンは256-256。

3連単★2-136-136、13-2-136

11R
①松井 繁(大阪)A
②白井英治(山口)A(行き足S)
③秋山直之(群馬)B
④大嶋一也(愛知)A
⑤中野次郎(東京)A
⑥今村 豊(山口)B

進入142356か14256/3

 優出=賞金王入りに燃えるミスター今村の2着舟券で勝負。大嶋が動けば動くほど、ミスターの「ターンマーク起こしから握りっぱなしスタート」の破壊力も増します。足はド中堅でも、スタート力と気持ちで2着をもぎ取ってくれるでしょう。アタマは逃げる松井か、3コース一撃まくりがありそうな白井。
※赤岩ファンは松井アタマ決め撃ち。

3連単★12-6-全

12R
①田村隆信(徳島)A(回り足S)
②深川真二(佐賀)A(伸びS)
③鎌田 義(兵庫)A
④荒井輝年(岡山)A
⑤坪井康晴(静岡)S
⑥田中信一郎(大阪)B
進入126/345か123/456

 賞金王勝負駆けの信一郎が動くかどうかでレースの質が変わります。それでも、3コースまでか。ならば伸びる深川を壁にして田村の逃げきりが濃厚ですね。いちばん怖いのは凄い足に仕上がってきた坪井。アウトからでも追い上げが利きそうで、2・3着ヒモに指名します!
※赤岩ファンは11Rで松井が勝っていたら23456-全-全(笑)

3連単★1-5-全、1-全-5

 さてさて、もしも私の予想通りの決着なら、明日の優勝戦は①田村②松井③瓜生④菊地⑤坪井⑥今村ってな感じになるのですが、いかに!?


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アリーナ写真館 第2弾

もうすぐ激烈バトルの準優勝戦が始まります。その前に、アリーナ写真館・第2弾をお送りいたします。

_u4w2001 峰竜太、平本真之、西山貴浩の若武者軍団に選手班長・藤丸光一が話しかけてます。先輩と後輩の交流の場でもあるのですね。

_u5w9643 逆角度から、田中信一郎と荒井輝年。

_u5w9530  これはアリーナ後方、選手控室前の屋根のある場所。瓜生正義&峰竜太のフードブラザーズ。

_u5w9754 まだ閑散としてるアリーナ。平本真之、佐々木康幸、山口剛しかおりませんが、このあと続々と。

_u5w0066 昨日の1R、逃げ切った須藤博倫に祝福を送る田村隆信、菊地孝平、坪井康晴。2マーク出口の前ですから、選手にもはっきり見えているでしょうね。

_u5w0248 王者と吉永則雄。大阪の先輩と後輩であります。王者と一緒にレースを見るのは、勉強になりそうだなあ。

_u5w0523 あ、奈良コンビはおそろいの服だ。

_u5w0514 何を見ているんでしょうか。

_u5w0051 何を見ているんでしょうか。

_u4w2008 カマギーの足元に注目!

準優勝戦も、こうして多くの選手がここに集まるんでしょう。というわけで、準優頑張りましょう!(PHOTO/池上一摩)


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“本紙予想”チャレカ準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=菊地 まくられ率4.1% 差され率20.4%
2コース想定=瓜生 逃がし率27.5%
瓜生の逃がし率が低く、菊地の逃げ有力と思いつつ対抗まで。湯川が握れば、魚谷の強烈まくり差し決まる。
◎魚谷 ○菊地 ▲瓜生 △太田
3連単4-125-全

11R 準優勝戦
1コース想定=松井 まくられ率10.9% 差され率14.1%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
大嶋の逃がし率も低く、動けば深い進入に。松井の逃げ有力と思いつつ白井のまくり差しを本命視。松井との一騎打ち。
◎白井 ○松井
3連単2=1-全

12R 準優勝戦
1コース想定=田村 まくられ率10.4% 差され率18.8%
2コース想定=深川 逃がし率36.0%
田中がコース動くか。深川の逃がし率は低めで、田村本命も深い進入になれば盤石ではない。田中に注目。
◎田村 ○田中 ▲坪井  
3連単1=6-全 16-5-全


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THEピット――さあ、チャレカ準優!

 賞金王出場への巨大な関門。13位以下の選手は、とにもかくにもここを乗り越え、ベスト6に名を連ねなければならない。誰もがスペシャルな闘志でレースに臨むはずだが、しかし朝のピットが緊張感に包まれているかというと、そうとは限らない。
_u5w0010  たとえば、鎌田義は昨日のほうがずっと、ピリピリしていたと思う。今日は笑顔ばかりが目立っていたし、1Rのエンジン吊りでは白石健をいじりまくって、それを聞いていた魚谷智之が大爆笑していたほどだ。2R直前、3Rの展示に向かうべき川﨑智幸の姿が見えなくなるというハプニングがあって、「川﨑さんはどこや~」と探しに走ったのも鎌田だった。めっちゃ嬉しそうに(笑)。原田幸哉がゴルフの素振りをすると、スイングチェックしてからかっているし、ともかくリラックスした雰囲気である。準優直前のカマギーが楽しみになったな。もちろん、朝とのギャップがどれほどのものになるのか、ということだ。
2011_1125_0715  荒井輝年も、鎌田同様、笑顔が多かった。同県の大先輩である山本泰照さんと談笑していたときの、人のよさそうな笑顔は印象に残った。ダービー時に以前とは風貌が一変していて驚いたものだが、好人物ぶりはまったく変わらない。そして、チャレカ準優の朝でもまるで変わらず、柔らかい表情を保っている。もしこれが優勝戦の朝ならばどうなのか……この人の優出を見たくなってきた。

_u5w9766  荒井と鎌田は賞金ランクでは、決して高いほうではない。それも彼らに気負いを与えていないという可能性はあるだろう。では、賞金ランクが上位のほうの選手はどうなのかというと、先ほども書いた通り、カマギーとシラケンのやり取りに爆笑していた魚谷智之は、やはり肩の力が抜けているように思える。2011_1125_0812 逆に、白井英治は気合パンパンに見え、表情も凛々しいというよりは険しい。中野次郎は、その中間というか。作業をしている姿には、地元平和島ダービーの時にも感じたような前のめりな姿勢が見えたりするが、顔を合わせて見せてくれる爽やかな笑顔はふだんと変わりはない。今村豊は、まあ、ここで様子が変わるような人ではない。つまりは、リラックスして見える。
 とまあ、白井は勝負駆けというイメージを感じさせているが、やはりまあトータルでみれば、穏やかな朝と行ってしまってもいいだろう。
_u5w0700  そんななかで、やはり強烈な空気を感じるのは、賞金10位の松井繁、11位の田中信一郎である。12位圏内にいる以上、優位に立っているのは間違いないが、しかし予断を許さない状況の中で追われる立場というのは、なかなかキツい。そんな修羅場は山ほどくぐってきた松井と田中だが、優出すれば何の心配もいらなくなるのだから、ここにひときわ闘志を込めるのは当然であろう。
2011_1125_0488  松井がペラ室でペラ調整、田中は整備室でペラ磨きをしている姿を見かけているが、真剣な表情は怖いほどであった。松井は1R前からすでにペラ室にこもっていたようで、おそらくこのあとは何度も試運転に出てくる王者が水面には見られるはずである。
2011_1125_0432  圏内の選手といえば、9位の重成一人と12位の赤岩善生は、準優に進むことができずに、結果を待つ身となっている。赤岩は1R前、アリーナ席で菊地孝平と話し込んでいた。こちらには赤岩の背中しか見えなかったが、菊地の顔つきが実に神妙だったことから、深刻な話をしているように見えた。赤岩としては、同期で聡明な菊地に聞いてもらいたい話はいくらでもあることだろう。
_u5w9004  重成は、1Rに出走して4着。レース後、木村光宏と田村隆信に何度も何度も首を振って、溜め息をついていた。エンジン吊りが終わってもボートから離れず、ヘルメットとカポックを着けたまま、話し込む。木村が言葉をかけても、首をひねるばかりで、手応えの悪さを嘆いているようである。現在の立場で、モーターも噴かないとなれば、重成の気持ちが晴れないのも当然だろう。木村と田村も苦笑いを向けるしかないようだった。
_u5w0284  で、予選トップで準優に臨む田村だが、まだケブラーズボンやシューズを身につけていないようで、動き出しは遅めとなりそうだった。ボートにモーターは装着されていたが、朝の特訓直後の時間帯に艇底が濡れていなかったから、着水もしていないものと思われる。レース時にはアリーナでひとり煙草をくゆらす姿があって、いかにも余裕があるようにも見えたが、表情にはほんの少し、緊張が見えたような気がした。最大の勝負駆けに、勝てば優勝戦1号艇が確定する状況で臨む。プレッシャーがあって当たり前だと思う。(PHOTO/中尾茂幸=荒井、白井、松井、赤岩 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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H記者の『準優前にひと稼ぎ!?』予想

 どんだけ流れが悪いのか、1マーク◎山口が▲藤丸にドン突きして「私もツヨシも勝負がけ!!」ジ・エンドとなったHです。レース中に一声も発することもできない完敗……相乗りの皆さん、すいませんっ>< もしも今日、山口が5・6号艇なら極選リベンジマッチと思っていたのですが、1号艇の一回乗り。明日に期待するとしましょう(←9Rの選抜戦とか?)。今日の狙いは、コッチの超抜男。

9R
★①丸岡正典
 ②赤坂俊輔
 ③平本真之
 ④白石  健
◎⑤平田忠則
 ⑥川崎智幸

進入123/456

 減点がなければ準優に乗っていた平田。行き足はやや下降した感がありますが、前検から高いレベルのバランスを保っています。ここは四の五の言わずに、イン丸岡とのウラオモ勝負! 一の五の言っておきましょう。5-1ならば、ほとんど万舟になるはずです。3ヒモの穴は、気温が上がって初日の足に戻りそうな「ラーメン白軒」。

3連単★5=1-全(5=1-4厚め)

 showさんが丸乗りしてくれる?準優予想は8R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ5日目

ども。Kです。イン11勝って……。1号艇以外に多く本命をつけた昨日、なんという間の悪さ。1Rが惜しかったなあ。徳夫がまくり切っていれば(いるように見えたけど)、2連単でも95倍くらいだったのです。というわけで、今日は12レースすべて1に◎を打ちたい気分がフツフツと湧いてきていますが、なんたることか2コース逃がし率が低い選手が2号艇にけっこういるんです。昨日の二の舞覚悟で、素直に予想いたします。

1R
1コース想定=渡邉 まくられ率13.0% 差され率23.2%
2コース想定=勝野 逃がし率26.4%
勝野が2コースから自在に抜け出す。
◎勝野 ○渡邉 ▲赤坂 △重成 
3連単2-134-全

2R
1コース想定=吉田 まくられ率10.5% 差され率27.6%
2コース想定=山川 逃がし率26.2%
上昇見える西山が3コースから自在戦
◎西山 ○吉田 ▲山川 △峰 
3連単3-125-全

3R
1コース想定=山口 まくられ率7.8% 差され率23.5%
2コース想定=木村 逃がし率43.5%
山口が昨日の雪辱を果たす逃げ切り
◎山口 ○木村 ▲岩崎 △田口 
3連単1-245-全

4R
1コース想定=吉永 まくられ率7.8% 差され率10.9%
2コース想定=藤丸 逃がし率32.6%
パワーある平田が3コースから攻め切る。
◎平田 ○吉永 ▲赤岩 △佐々木
3連単3-145-全

5R
1コース想定=重野 まくられ率8.7% 差され率21.7%
2コース想定=平尾 逃がし率37.8%
重野がS決めて逃走劇だ。
◎重野 ○丸岡 ▲平尾 △白石
3連単1-425-全

6R
1コース想定=須藤 まくられ率12.0% 差され率14.0%
2コース想定=吉田 逃がし率34.6%
須藤がしっかりとイン先マイ。
◎須藤 ○勝野 ▲吉田 △寺田
3連単1-325-全

7R
1コース想定=重成 まくられ率11.5% 差され率23.1%
2コース想定=岩崎 逃がし率31.6%
吉田がまくって攻めれば飯山に展開向く。
◎飯山 ○重成 ▲吉田 △濱野谷
3連単5-146-全

8R
1コース想定=赤岩 まくられ率12.3% 差され率15.4%
2コース想定=石渡 逃がし率56.5%
赤岩が予選落ちのうっぷん晴らす激逃げ。
◎赤岩 ○石渡 ▲吉永   
3連単1-23-全

9R 
1コース想定=丸岡 まくられ率8.2% 差され率14.8%
2コース想定=赤坂 逃がし率44.4%
丸岡がS決めてイン速攻。
◎丸岡 ○赤坂 ▲平本  
3連単1-23-全

準優勝戦は後ほど!


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勝負駆けの第二関門! 5日目!

おはようございます。大村チャレンジカップ、5日目。準優勝戦の日でございます! 今日の夕方には、新たなベスト12当確者が出るでしょう。そして、運命の予感も色濃く漂うはずです。さあ、見逃せない準優勝戦! もしかしたら、1年でもっともアツい1日のうちのひとつかもしれませんね。

_u5w0263 賞金王出場は目標。SG制覇は悲願。今日をクリアし、あす勝利をつかめば、一気に両方が手に入ります。今日はその闘魂を見せてもらいましょう!(PHOTO/池上一摩)


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大村チャレカTOPICS 4日目

毎日更新! 賞金王への道

賞金ランクTOP20

        賞金  準優   
①池田浩二   14377 ○
②瓜生正義   14011 ○
③重野哲之    7805 ×
④篠崎元志     7099  ―
⑤太田和美     7094 ○
⑥今垣光太郎   6727 ―
⑦佐々木康幸   6438 ×
⑧峰 竜太     6357 ×
――以上当確――
⑨重成一人     5956 ×
⑩松井 繁     5907 ○
⑪田中信一郎   5801 ○!
⑫赤岩善生     5733 ×
13井口佳典     5523 ――
14今村 豊     5490 ○!
15原田幸哉     5164 ×

16魚谷智之     5044 ○
17白井英治     5038 ○
18中野次郎     4872 ○
19湯川浩司     4769 ○
20山崎智也     4742 ×
  ……
26田村隆信     4423  ○
27坪井康晴   4351  ○
31菊地孝平     4158 ○
36大嶋一也   3788  ○
39秋山直之   3628  ○
45鎌田 義   3529  ○
50深川真二   3287  ○
51荒井輝年   3258  ○

※単位・万円、千円単位から斬り捨て。

「ファンも選手も勝負がけ!!」シリーズの、さらにその勝負駆けデー。まずは今日1日をダイジェストで振り返ろう。

THE勝負駆け

3R/ミスター今村、終戦!?

 2011_1125_0358 スタンドのあちこちから溜め息が漏れた。賞金ランク14位、優出さえかなえば賞金王入りが見えるミスター今村豊が敗れた瞬間だ。3R、3コースからまくり差しを選択したが、差し場が見当たらず失速。外に持ち出したものの、先行3艇に置き去りにされて4着に敗れ去った。予選成績は5・50。巷のボーダーは6・00か5・80が主流で、5・50では話にならない。誰もがそう思っただろうし、私は心の中で「これで松井・重成も賞金王当確だな」と勝手に烙印を押していた。

8R/魚谷、起死回生の突破

2011_1124_1171  前半6Rが終わった時点の準優ボーダーは5・80。いわば想定通りだったが、14位~18位が5・80で並び、6・00に跳ねる流れではない。むしろ、星の潰しあいで落ちるのか……思う間もなく、7Rでボーダーは5・67に下がった。それでも、今村豊は22位でまだまだ論外というべき位置だった。
 そんな中、鮮やかな勝負駆けを決めたのが8Rの魚谷智之だ。3コースからのまくり差し、快勝。今日の全12レースで、イン選手を負かしたのはこの魚谷ただひとりだった。渾身の勝負駆けを決めて、5・83フィニッシュ(減点7点あり)。昨日までは「勝ってギリギリ生き残れるか」と見ていたのだが……魚谷は10位という破格の?成績で予選を終えることになる。
 ちなみに、今村の順位は魚谷に抜かれつつ、飯山が脱落して22位のまま。

2011_1125_0657 10R/信一郎、無欲の?逃げきり

 10R、賞金ランク11位の田中信一郎が逃げきった。が、勝ったところで節間5・50。今村と同じで、さらに着順点が悪く「焼け石に水の勝利」と見られていた。が、いざ得点率一覧表を見てみると、19位が今村、20位が信一郎!? になっている。ボーダー上位から脱落した選手が、そんなにいたのか?? そうではなかった。19位以下で5・50より上にいた選手たちが次々と脱落していったのだ。18位までのメンバーはほとんど変わらないまま、今村はエスカレーター式に18位ボーダーに近づいていった。そのすぐ下に、信一郎が割り込んだ。珍しいパターンだ。

11R/自力勝負の4カドで……

2011_1125_0460  そんな中、俄然浮上してきたのが赤岩善生の存在だ。11Rで1着なら5・67。これで十分に当確ランプが点るのである。ほぼ絶望と見られていた「自力での予選突破」の勝負駆けが舞い戻ってきた。まさに千載一遇のチャンス。
 が、この最大の勝負どころで、4カド赤岩のスタートはコンマ21。イン菊地孝平のコンマ06を考えれば、ドカ遅れと言っていい。6人中、もっとも遅いスタートに甘んじた赤岩は、菊地のはるか後方で3着を取りきるのがやっとだった。完全なるV戦線からの脱落。さらに結果論ではあるが、ここで勝っておけば“目の上のたんこぶ”的存在の信一郎を次点に追い込むこともできた。完全に立場が逆転し、賞金王争いの絶対的優位に立てた。今日は、それに見合うスタートではなかった。厳しい表現だが、自力のチャンスを自力で潰した。

12R/そして、奇跡が……!!

2011_1122_0631  レースのたびに今村よりちょっと上位の選手たちが降下し、18位以内の選手もちらほら脱落し、ついに12R直前のボーダーは5・50になった。今村が圏内の18位、信一郎が19位に!! 今日はフライングや転覆などのアクシデントのない1日だった。それなのに、ボーダーは下がりに下がって5・50……今日はイン選手が11勝だったのだが、9Rまでの8勝のうちの7勝は予選突破が絶望視されていた選手によるものだった。事実、その7人の選手たちは落選した。この70点が圏外に流れたことが、今村&信一郎に幸いしたといえるだろう。
 最終レース、②着条件の坪井康晴が見事に勝負駆けを決めた。が、一方で③着条件だった石渡鉄兵と重野哲之が、4、5着に敗れ去った。今村が圏内に残り、信一郎が繰り上がった。なんという結末! 「競艇は何が起こるかわからない」は慣用句だが、勝負駆けは本当の本当に何が起こるか予測がつかない。ボーダー5・50決着で今村&信一郎が奇跡の予選突破……これで賞金王争いは、さらに混沌となったはずだ。明日の準優の楽しみも数倍に膨らんだ。そして、賞金ランク12位の赤岩は……もはや風前の灯になってしまったか?

独断見解!賞金王の行方

さてさて、今村&信一郎が予選突破したことで、賞金王ボーダー付近の争いがかなり複雑になってしまった。その計算は短時間でできそうにもないので、今晩のところは大雑把な見解を記しておく。悪しからず。

★松井繁/絶対的優位

2011_1125_0473  優勝戦までに賞金ランク9位にいる選手は、安全圏。現在の9位は重成だが、松井は準優~選抜B戦とよほど這うようなことにならない限り、重成との約50万円差を逆転するだろう。準優の枠番も踏まえて、「ほぼ当確」とお伝えしておく。

2011_1125_0551 ★重成一人/まだ優位だが

 明日ピンピンなどで最終日の「発祥地選抜戦」になんとか食い込み、賞金を上乗せしておきたい。それで、松井、信一郎を抑えきれるか。前述のように、松井に抜かれるのは覚悟すべき。問題は11位の信一郎だが、今日までの賞金差は約155万円。重成のこのアドバンテージは意外と大きく、信一郎は特別選抜A戦の2着あたりが必要になる。優勝戦までに10位以内を守りきれば、重成もかなり安泰だと思う。

★田中信一郎/準優が大事

 とにかく重成との155万円差を逆転して暫定10位以内に入りたい。それには準優が大きな鍵を握る。優出完走すれば、文句なしに賞金王入り確定。A戦なら微妙、B戦では苦しい戦いに。そのあたりは明日詳しく書くが、たとえ11位のままでも大ピンチとは言えないのが、予選を突破した強みだ。

★赤岩善生/絶体絶命?

2011_1125_0432  信一郎が奇跡の予選突破を果たしたことで、最終日までの12位は確定的に。つまり、田村隆信など一発勝負組が優勝したり、魚谷智之や白井英治がVか準V、はたまた今村豊が優出完走しただけで転げ落ちてしまう。とはいえ、松井Vなどの確率も十分あり、現状の12位残留確率はまだ30%ほどはあるか。明日の優出メンバー&枠番で、この数字が0~70%くらいに変わると思う。

★今村豊/とにかく優出!

 優出すれば赤岩超え。これで確定するわけではないが、優勝戦の賞金で信一郎らを超える可能性も高まる。とにもかくにも「優出条件!」ということでいい。選抜A戦ではほぼ絶望的。

★魚谷智之、白井英治

 このふたりは準V以上でほぼ当確。それ以下では赤岩に届かずアウト。

2011_1125_0381 ★それより下位の準優メンバー

 とにかくVあるのみ。最短距離にいるのは、見事に予選トップ当選を果たした田村隆信だ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――混迷極まる勝負駆け

_u5w0108  整備室奥のプロペラ加工室で、白石健が懸命にペラ調整をしている。1便バスに充分乗れたはずなのに、パスして居残り、延々とペラと向き合う。今節、いちばん働いたのはこの人ではなかろうか。とにかく、一節を通して、シラケンの姿は本当によく見かけた。整備室で、装着場で、ペラ室で。試運転をいちばん遅くまでやっていた日もあった。前検ではまるで手応えのなかったモーターを、よく勝負駆けに持ち込むまでに立て直したものだ。本当に頭が下がる。
_u5w0469  夕陽が傾きかけても、赤坂俊輔と西山貴浩は試運転をやめなかった。レースとレースの合間に響き続けるエンジン音。もっとも登番の若い西山と、地元でなんとしても1勝をあげたい赤坂が、繰り返し繰り返し水面を走る。出走を控えたメンバー以外はみなボートを引き上げて作業を終えていても、彼らの“仕事”は終わらない。チャレカ優勝戦線にはもはや直結しない努力かもしれないが、しかしこれが無駄になることはあるまい。
_u5w9771  原田幸哉が整備室でペラを磨いていた。顔つきは真剣そのもの。そのひと擦りが少しでもボートを前に出すと信じて、懸命に磨き上げる。原田も1便バスで帰ってもおかしくはなかった。レースは午前中で終わっているのだ。それでも原田は帰らない。賞典除外とか、そんなことはこの人に関係ないのだ。今日も2着で高配当提供。フライングしたとか得点率に余裕があってお腹いっぱいとか、我々が舟券予想の際に抱きがちな先入観は原田幸哉にはいっさい当てはまらないのだ。それを物語っているのが、最後までペラを向上させようというこの姿勢だろう。明日だって、原田は絶対に侮れない。
 ……などとまあ、賞金王勝負駆けの準優勝負駆けが激烈な午後のピットで、勝負駆けとは関係なくなってしまった選手ばかりに目が行くのは、ワタシの悪い癖でしょうか……。頑張ってる人を見ると、応援したくなるんだよなあ、やっぱり。

 さてさて、準優勝負駆け。H記者が書いていると思うが、とにかく熾烈だった。というか、ボーダーがレースごとに下落していくという状況だったのだ。なにしろイン11勝という恐ろしい水面になっていた今日の大村。これも影響したはずだが、勝負駆けに失敗する選手が続出。早々と6・00なら準優余裕ということが判明し、5・83とか5・67とかにズラリ並んだ選手たちでも、おおいに望みがありそうだったのだ。
_u5w0372  とはいえ、選手たちは順位について認識は皆無と言ってよい。目安となる6・00をなんとか死守したいと考えているわけであって、この数字を切るとまず予選落ちを覚悟する。だから、本日唯一の1コース以外の勝利をあげて5・83とした魚谷智之も、結果的には余裕の準優進出となっているが、それは報道関係者に聞かされて知ることなのであった。
_u5w0414  結果から言えば、ボーダーは5・50の上位着順差ということになっていて、今村豊と田中信一郎がこの得点率で準優入りを果たした。だが、この二人は自分が予選突破できるとはまるで考えていなかったようで、1便バスで宿舎に戻ってしまっていた。JLCの展望番組でインタビューを担当している長嶺豊さんが「今村と信一郎は録ってないんや~」と困り顔。しかし、田中が10Rを逃げ切った時点では、5・50ではボーダーにはまるで届いていなかったから、予選落ちと認識しているのも無理もないことだったのだ。
 なにしろ、得点率の計算は実にややこしく、まさに困難を極めた。同率に並んだ選手の上位着順の数を調べ、誰が何着ならどうなるかを想定し、そうすると順位はどうなるのかと弾き出すのは、まるで東大の入試問題を解くがごとし。え? お前の頭が悪いだけだって? それはまったくそのとおりで、生粋の数字苦手人間であるわけだが、だからこそピットの片隅で数字をこねくり回しているうちに、血圧がぐんぐん上昇するのを自覚するのであった。
_u5w0041  12R発走直前、アリーナの後ろのほうでレースが始まるのを待っていると、飯山泰が駆け寄ってきた。「鉄兵さん、4着で大丈夫ですか?」。ボーダーが5・50になりそうなのは聞き及んでいたのだろう。先輩の石渡鉄兵が4着で5・50になるのもわかっていたかもしれない。だが、順位的にはどうなのか。それを問い合わせに来たのだ。
2011_1125_0543  石渡が4着5・50では1着がない分だけ18位以下になってしまうことは計算済み。自信をもって、「4着じゃダメです」と答える。「よーし、3着ですね!」と飯山は中野次郎と合流して、石渡を応援するのだった。その石渡は、バックではまさに3番手を走っていたが、2マークで4着に落ちてしまう。あぁ……。そこで、僕はあることに気付く。石渡と重野哲之が同率で、その時点では重野のほうが上位だったのだ。その重野が5番手を走っている。ということは、石渡は重野を逆転できる。僕は飯山につかつかと歩み寄り、「重野さんより先着してれば大丈夫ですよ!」と報告。飯山の顔がほころんだ。
_u4w2045  石渡4着、重野5着でレースは終了。エンジン吊りに向かう飯山が、「大丈夫……なんですよね?」。えっと、こうなってこうなってこうだから、たぶん18位……それを聞いて中野も「おっ」と声をあげる。だが、そこで僕と飯山が同時に気付く。坪井康晴が2着に入っているから、一気に石渡を逆転する! ということは、えっと、えっと、えっと……と言っているうちに、ボートリフトについてしまったのであった。飯山は陸に上がった瞬間に石渡に結果を伝えたかっただろうに(もちろんできれば良い報せを)、算数できないオッサンに訊いてしまったばかりに、それがかなわなかった。あぁ、使えない同郷のオヤジでごめんなさい、飯山選手……。
 エンジン吊りを終えて、飯山が再度尋ねてきたので、ダメだったという意味でしかめ面を向けると、飯山は計算できなくてわかりませんという意味だと受け取ったようで、長嶺さんに訊きに行ってしまったのだった。あぁ、情けなや……。
_u4w2054  といった具合に、ボーダーは混迷を極めた。もし、たとえば11Rを赤岩善生が勝っていたり(1着でセーフとは知らなかった可能性もあるな)、丸岡正典が3着以内だったりすれば、もっと単純だったかもしれない。そんな具合にひとつのレースで複数選手が勝負駆けに失敗したりした結果、田中信一郎が18位に滑り込んだというわけだ。赤岩の表情は実は確認しておらず、というのもまたまた疾風のように消えてしまったからなのだが、丸岡は微妙な表情で報道陣に囲まれており、希望を残しているが苦しい立場ということでは、喜ぶことはもちろん落ち込んで見せることもできなかったに違いない。
2011_1125_0422  そういったなかで、「12Rの白井の結果次第で1号艇もありうる」と11R快勝後にしっかり理解していた菊地孝平は、さすがのインテリジェンスである。もっとも白井の結果待ちということで、1号艇が決まっても決して喜んでみせたりはしていなかったが、その位置まで押し上げたことには充実感を覚えていたのだろう。12R前には、実に力強い表情で、明日への準備を行なっていた。
2011_1125_0700  12R、田村隆信がイン逃げ快勝。こちらはもう、計算の必要などいっさいなく、文句なしの予選トップである。ピットに戻ってきた田村には笑顔はなく、少しだけ「早くもプレッシャーが襲ってきたか?」などと勘繰りたくなるような表情ではあったが、ここは勝って兜の緒を締め直しているのだと理解しておこう。ともかく、その顔つきは紛れもなく、強者が見せる鋭いものだった。
 で、そんな田村の表情をうかがっていると、重成一人の声が耳に入った。山川美由紀らと並んで歩きながら、「一生の中でいちばんドキドキしてますわ」と言ったのである。そう、賞金王ベスト12のボーダーも計算はめちゃくちゃ複雑になっている。予選落ちを喫して、9位で結果を待つ重成としては、そりゃあそうだろうなあ、と思うのである。(PHOTO/中尾茂幸=石渡、菊地、田村 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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速報 大村チャレカの準優メンバー決定!!

 最終ボーダー5・50!!という激闘の末、大村チャレカの準優18ピットが確定しました! 予選トップは田村隆信で、このまま準優~優勝戦を逃げきれば自身3度目のSG戴冠&大逆転の賞金王入りとなります。まさに滑り込みで予選突破した賞金ランク11位の田中信一郎と同14位ミスター今村豊の存在が、キラリ光っています!

準優勝

10R
①菊地孝平(静岡)
②瓜生正義(福岡)
③湯川浩司(大阪)
④魚谷智之(兵庫)
⑤太田和美(奈良)
⑥池田浩二(愛知)

11R
①松井 繁(大阪)
②白井英治(山口)
③秋山直之(群馬)
④大嶋一也(愛知)
⑤中野次郎(東京)
⑥今村 豊(山口)

12R
①田村隆信(徳島)
②深川真二(佐賀)
③鎌田 義(兵庫)
④荒井輝年(岡山)
⑤坪井康晴(静岡)
⑥田中信一郎(大阪)


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速報! 12R直前 今村&信一郎も予選突破か!?

勝負駆け速報!

 大村チャレカは間もなく12R。このレース結果次第では、現在18位の今村豊、同19位の田中信一郎(ともに節間勝率5・50!!)にも予選突破のチャンスが残っています! 詳しいことは省きますが、ミスター今村は345-345-45というフォーカスにならない限り準優へ。信一郎はより苦しい立場ですが、たとえば126-126-1236などの結果に収まれば逆転準優出となるはずです! 間違ってたらごめんなさいっ!!


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“本紙予想”チャレカ4日目後半

7R
1コース想定=濱野谷 まくられ率11.6% 差され率25.6%
2コース想定=岩崎 逃がし率30.4%
吉永がカドから果敢な攻めを見せる。
◎吉永 ○濱野谷 ▲中野
3連単4-16-全

8R
1コース想定=勝野 まくられ率6.9% 差され率6.9%
2コース想定=飯山 逃がし率31.0%
松井がコース動いて巧みに抜け出す。
◎松井 ○勝野 ▲飯山 △山崎   
3連単6-124-全

9R 
1コース想定=峰 まくられ率20.0% 差され率12.0%
2コース想定=湯川 逃がし率35.1%
峰が湯川をカベにして渾身逃げ。湯川との一騎打ちか。
◎峰 ○湯川  
3連単1=2-全

10R 
1コース想定=田中 まくられ率7.8% 差され率26.6%
2コース想定=太田 逃がし率43.5%
藤丸動くも、盟友太田をカベにして田中が準優に望みをつなぐ。
◎田中 ○池田 ▲山口
3連単1-36-全

11R 
1コース想定=菊地 まくられ率4.1% 差され率20.4%
2コース想定=平尾 逃がし率36.1%
菊地がS踏み込んで渾身の逃走。
◎菊地 ○瓜生 ▲赤岩
3連単1-34-全

12R 
1コース想定=田村 まくられ率10.6% 差され率19.1%
2コース想定=白井 逃がし率23.7%
白井の逃がし率激低。強烈な差しを突き刺す。
◎白井 ○田村 ▲坪井 △石渡  
3連単2-134-全


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H記者の『大村名物アゴの一本釣り!!』予想

 リズム最悪、極選指名の3Rがことごとく1000円前後の本命決着で、ぐうの音も出ないHです。showさん、2日目も当たってねぇです。レース番号を勘違いしてますぅ>< takaさん、憲吾牢どの、いつも多大な出費をさせてすんません。 とにかく頑張るっきゃないっ!! 今日は久々の「一本釣り」で勝負しますっ!

10R
★①田中信一郎
 ②太田和美
 ③池田浩二
 ④秋山直之
 ⑤藤丸光一
◎⑥山口  剛

進入125/346か123/456

 3日目を終えて、私の節イチ指名は山口剛。2Rは大差のシンガリでしたが、決め撃ちのまくり差しが不発に終わっただけのこと。行き足~伸びはメンバー随一だと確信しています。2Rの大敗で②着が欲しいここは、迷わず全速握りっぱなしのまくり差しを敢行します。そういう男です。決まれば6-1、届かなければ1-6。このウラオモで十分! 進入もスリットももつれそうなメンバーなので、3連単の3ヒモには一番ツく藤丸を抜擢します。

2連複★1-6(保険)
2連単★6-1(勝負)
3連単★6=1-5(一攫千金)

 頼むぞヤマGO、この足なら優勝戦6号艇でも一発あるんだから、気合で予選を突破してくれ~!!


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THEピット――気持ちが伝わる名勝負

   もちろん舟券を当てることがファンとしての最大の悦楽ではあるが、選手の気持ちが見えるレースに出会ったときには舟券の当たり外れは抜きにして、ボートファンであってよかった、と思う。
2011_1124_1013  1Rは名勝負だったと思う。まずは赤坂俊輔だ。念願の地元SGで、準優突破へは1着ノルマ。しかし最後に回ってきたのは6号艇で、赤坂は……動いた。スタート展示から果敢な前付け。本番では5号艇の西村勝が抵抗する意志を見せているのだが、かまわず内寄りに舟を向けて、コースを取りにいった。その姿勢に、拍手を送るべきだろう。
2011_1124_0908  一方、悲願の賞金王出場のために優勝条件、その第一関門である今日はピンピン勝負の須藤博倫が、赤坂の前付けを許さなかった。スタート展示でもコースを主張して結果1コース、本番も同じ意地を見せてイン発進となっている。赤坂にも意地はあろうが、須藤も意地でも負けられなかった。ならば、いくら地元が相手とはいえ、譲るわけにはいかない。
 その意地のぶつかり合いだけでも、このレースは素晴らしい作品であった(本命にしていた生粋のまくり屋・吉田徳夫が4カドになったことで、的中の予感がさらに増してもいたけど)。結果は、須藤がインから残して1着。赤坂は3着に終わっている。しかし問題は結果ではない。気持ちのこもった戦いを繰り広げたということが、プロとしてもっとも大切なのだと僕は信じる(吉田がまくっていったときは当たったと思ったけどなあ……でも、持ち味を発揮したから納得である。ま、舟券は結果しか意味がないんだけど)。
2011_1124_0944  赤坂には、レース後に菊地孝平が声をかけている。菊地は須藤と仲がよく、須藤が先頭に抜け出したときにはアリーナで歓声をあげていたのだ。しかし、赤坂の気持ちは菊地にも伝わったのだろう。赤坂は菊地に爽快な笑顔を返していた。そこには、たしかにやるだけやった充実感があらわれていた。
2011_1124_0125 須藤の健闘も、多くの選手にたたえられていた。田中信一郎、太田和美がエンジン吊りにも加わって、拍手を送る。白井英治も、2R前にアリーナにいた須藤に「やるね~」と大声で賞賛の言葉を送った。3号艇でインを主張し、まくられそうになりながらもきっちり残す。テクニックはもとより、その気迫が選手仲間にも伝わったのだと思う。
 こんな勝負が見られるのだから、勝負駆けは素晴らしい! 賞金王勝負駆けチャレンジカップの準優勝負駆け。11月最終週の金曜日は、きっと毎年、素敵なバトルが繰り広げられる特別な日となることだろう。

2011_1124_0515  さてさて、水面は熱いが、ピットは実に閑散としている4日目の朝、なのであった。整備室には選手が皆無、装着場には瓜生正義がいつもの柔らかな表情で作業しているのみ、という時間帯がかなり長く続いて、関係者や報道陣の姿ばかりが目につくばかり。ペラ室を覗きにいくと、飯山泰ら3人ほどの顔が見えるのみで、係留所にも川﨑智幸、平本真之ら数人という状況が1R直前なのだった。
_u4w1952  1Rが終わり、エンジン吊りでいったんはにぎわったあとも、状況はあまり変わらなかった。荒井輝年が本体整備に取り掛かって、ようやく整備室に選手が一人。その後、山川美由紀も整備室に出入りしていて、装着場に置かれた自艇との間を往復しながら、ときおり瓜生と談笑したりしていた。
 というわけで、選手の姿を見かけるのはほとんどがエンジン吊り時。それが終わればすぐに姿を消す選手が圧倒的に多かったので、じっくり話を聞いたり様子を観察することもかなわなかった。
2011_1124_0085  そんななかで、強く響いてきたのは、鎌田義の表情。目つきがとてつもなく鋭くなり、あのカマギーに気軽に声をかけられる雰囲気ではなくなっていたのだ。準優当確で今日を迎え、勝負駆け自体は楽な立場ではあるが、明日以降に向けての勝負モードに入ったということだろうか。実はカマギー、ふだんは陽気で気さくではあっても、勝負直前になると途端に勝負師の顔になって、迫力ある顔を見せるのである。
_u5w9432 田中信一郎、赤岩善生の様子も気になったが、エンジン吊りで見た限りは、表情は昨日までとは変わらないように思えた。ただ、赤岩は足取りがさらに力強くなっているように見え、準優進出が厳しくなっているとはいえ、むしろ気合は高まっているようにも思える。よく考えてみれば、表情が昨日までと変わらないということは、彼らのなかでは戦いは終わっていないということ。どんな状況だろうと決してあきらめないのが彼らなのである。勝負駆けは続行しているのだ。(PHOTO/中尾茂幸=赤坂、須藤、菊地、田中、瓜生、鎌田 池上一摩=荒井、赤岩 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ4日目

おはようございますっ! Kです。とにかく勝負駆けです。気合入ってます。昨夜は酒も飲まずに、いや、ちょっとしか飲まずに、予想に打ち込みました。なんたって勝負駆けですから! そしたら思いのほか1号艇以外にたくさん本命を打っていて、ちょっとたじろいでいるのですが……。

1R
1コース想定=吉田俊 まくられ率17.0% 差され率12.8%
2コース想定=吉田徳 逃がし率25.0%
徳夫のジカまくり炸裂を狙ってみたい。
◎吉田徳 ○須藤 ▲渡邉 △吉田俊 
3連単2-341-全

2R
1コース想定=田口 まくられ率7.1% 差され率21.4%
2コース想定=濱野谷 逃がし率46.2%
田口が女王の意地で逃走決める。怖いのは石渡の一撃。
◎田口 ○石渡 ▲佐々木 
3連単1=3-全 13-6-全

3R
1コース想定=中里 まくられ率18.9% 差され率7.5%
2コース想定=峰 逃がし率34.2%
寺田が握って今村が差す山口ワンツー狙いだ。
◎寺田 ○今村 
3連単3=4-全

4R
1コース想定=平本 まくられ率12.5% 差され率25.0%
2コース想定=藤丸 逃がし率32.6%
丸岡のカド一撃が脅威。
◎丸岡 ○山崎 ▲平本 △湯川
3連単3-514-全

5R
1コース想定=深川 まくられ率6.8% 差され率14.9%
2コース想定=大嶋 逃がし率31.3%
菊地がS踏み込んでカドから攻め切る。
◎菊地 ○池田 ▲深川 △木村
3連単4-516-全

6R
1コース想定=太田 まくられ率8.6% 差され率19.0%
2コース想定=西山 逃がし率27.5%
瓜生が5コースから強烈なまくり差し。
◎瓜生 ○太田 ▲白井
3連単5-13-全

後半は後ほどアップしますぞ!


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勝負駆け! 賞金王も準優も! 4日目!

おはようございます。チャレンジカップ4日目、「ファンも選手も勝負駆け」の、準優勝負駆けデーがやってまいりました。予選が終了した時点で、何名かはベスト12当確が点りそうな様相。ここからは日々、暮れの住之江の大一番のメンバーが決まってまいります。この3日間、大村の水面から目が離せない! もちろん舟券握りしめて、勝負駆けを堪能したいところです。

2011_1124_0801 念願の地元SGを戦う赤坂俊輔。準優進出の望みはまだ残されています。悔いのない戦いを見せてほしいぞ!(PHOTO/中尾茂幸)


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大村チャレカTOPICS 3日目

毎日更新! 賞金王への道

賞金ランクTOP20

             賞金  節間   
①池田浩二  14359 10位
②瓜生正義   13989 4位
③重野哲之    7787 19位
④篠崎元志     7099 ――
⑤太田和美     7067 28位
⑥今垣光太郎   6727 ――
⑦佐々木康幸   6423 17位
⑧峰 竜太     6332 38位
――以上当確――
⑨重成一人     5947 45位!
⑩松井 繁     5895 2位

⑪田中信一郎   5782 33位
⑫赤岩善生     5722 30位!

13井口佳典     5522 ――
14今村 豊     5480 18位!
15原田幸哉     5149 賞典除外
16魚谷智之↑   5024 26位

17白井英治↓   5018 5位

18中野次郎     4863 11位
19湯川浩司     4740 22位
20山崎智也     4725 21位
  ……
26田村隆信     4404  1位
28山口 剛   4265  6位
31菊地孝平     4130 7位
44鎌田 義   3520  3位

※単位・万円、千円単位から斬り捨て。

3日目で早くも……
ドキュメント9~12位

●7R/重成、予選敗退

2011_1124_0275  前半の3Rで3着に甘んじた賞金ランク9位の重成一人。節間成績3553、予選突破(ボーダー推定6・00、以下同)へ残り2走で20点が必要になった。つまり、後のないピンピン条件だ。もっとも、当面のライバルたちも前半戦で同じように苦戦し、賞金11位の田中信一郎も同12位の赤岩善生も「残り2走でピンピン条件」になってしまった。奇遇といえば奇遇だが、まさか3日目前半で3人ともに崖っぷちに立たされるとは……。
 そして7R、重成は4カドから何もできずに5着に敗れ去った。事実上の予選敗退。同じレースには賞金ランク10位の松井繁がおり、こちらも3着に敗れたが貯金は十分。残り2走6点(④⑤着)で準優が見えてくる。後半12Rの1号艇でケリを付けそうな勢いだ。ともに敗れながら、明暗がくっきり分かれた。
 ただ、他力になった重成だが、下位の田中と赤岩がピンピン勝負駆けに失敗すれば、賞金王へ限りなく当確に近づくことになる。その場合、優勝戦の直前まで賞金ランク10位以内が確定し、優勝戦でたとえば<1着・田村隆信(その他、V条件選手)、2着・白井英治か魚谷智之、3・4着あたりに今村豊>といった条件が揃って、はじめて13位次点になるかもしれないのだ。優勝戦でこうなる可能性は、どれくらいだろうか。
 つまり、11R田中と12R赤岩がともに2着以下に敗れれば、重成はほぼ賞金王当確となる。

●11R/信一郎、準優絶望か

2011_1124_0103  4日目に1号艇が残っている田中信一郎にとって、是が非でも1着が欲しい1戦。最悪2着でも、明日きっちり逃げきれば節間5・83で準優へ望みをつなげる。5コースからコンマ06、しっかり踏み込んで攻めた信一郎だったが、逃げて差しての内2艇に届かない。頑張って頑張って、3着に終わった。明日逃げても6・00に3点足らず……予選突破は遠すぎる。
 この結果、重成がより優位に、信一郎がより不利な立場となった。賞金ランク11位以下が確定。<A13位以下の選手の優勝、B白井か魚谷の準V以上、C今村豊の優出>この条件のうちふたつが重なれば、賞金王への道はほぼ閉ざされる。とにかく、重成同様、信一郎も優勝戦まで「待つ身」となった。明日以降も、出来る限り賞金を上積みしながら……。

●12R/王者躍進、赤岩は……

2011_1124_0407  1着・松井繁、2着・赤岩善生。レースは逃げて差しての、穏やかな1-2決着だった。が、この着順は賞金ランク12位の赤岩にとって、まさに痛恨。2着では、明日どんなに頑張ってもボーダー6・00に届かない! レース後、予選突破の推定ボーダーを5・80としたが、赤岩は明日1着でも5・67にしかならないのだ。人事を尽くして、天命が微笑むか。激闘が予想される勝負駆けデーだけに、予選ボーダーがさらに下がる可能性もないわけではない。
 そして、もしもこのまま予選落ちなら、赤岩はひたすら祈るしかない。瓜生や池田、松井など自分よりも上位の選手が優勝することを。それでも、今村が優出したり、白井か魚谷が準Vだったりすると、去年に続いて最後の最後に滑り落ちてしまうのだが……。再び、胃がキリキリする3日間になる可能性は高い。

2011_1124_0867  一方、賞金ランク10位の王者・松井繁は、一気にチャレカ&賞金王戦線の当確ラインまで到達した。あれよあれよで、節間2位! このまま無事に完走し続けるだけで、重成の賞金を超える可能性は極めて高い。90%以上と言っていいだろう。混戦が予想された賞金9位~12位の競り合いは、予選3日目にして王者・松井繁が完全に抜け出した。残る3議席では、やはり賞金上位の重成が圧倒的優位だ。明日、奇跡が起きて、赤岩や信一郎が予選を突破すれば話はまったく変わるのだが……。

2011_1124_0304 V戦線のトップは田村!

 さて、それ以外の選手の動向をダイジェストで見ていこう。まずは気になるV戦線、誰が優勝するかで賞金王ボーダーも大きく変わるのだが、頭ひとつ抜け出したのは田村隆信だ。主役を決定付けたのは、11Rと12Rの結果によるもの。信一郎や赤岩が悪戦苦闘する一方で、シリーズリーダー争いという側面もあったのだ。

2011_1124_0520  まず、11Rで昨日まで予選トップだった瓜生正義が、よもやの6着大敗を喫した。瓜生があれほど這う光景を見たのは、いつぶりだろう。とにかく追い上げる意欲は感じても、5番手とまったく差が縮まる気配がなかった。何が原因だったのか、やはり大村の6コースは瓜生をしても遠かった、としか言いようがない。
 続く12R、松井と赤岩の泣き笑いワンツー決着の陰で、こっそりと3着を取りきっていたのが田村隆信。この3着はデカい。瓜生や松井を抑えてトップに立ったのみならず、明日の田村は1号艇1回走……そう、キッチリ逃げきれば、準優1号艇~優勝戦1号艇の一本道が切り拓かれるのだ。この予選トップ花道Vロードは、すでに前走の江戸川GIダイヤモンドカップで実践済み。あるいはあの江戸川は、今節のための、そして賞金王ベスト12位への予行演習だったのか!? 明日の12Rは田村にとって、はたまた出走メンバーではない重成や信一郎や赤岩にとっても重要な一戦になる。

今村&白井の師弟が躍進!

2011_1124_0073  この他、一発大逆転へ好位置に付けているのが鎌田義と白井英治。鎌ギーは今日の1号艇をしっかりモノにして節間3位。明日の6号艇1回走が最終関門となるが、この陽気なエンターティナーの勢いは侮れない。

2011_1124_0978 「SGにもっとも近い男」と呼ばれて久しい白井は、6号艇だった10Rで魚谷智之との激しい3着争いを制した。この貴重な6点加算で、節間5位をキープ。開会式で準V宣言をした白井だが、一気にSG初V&賞金王入りのW勲章ゲットも夢ではない。

2011_1124_0028  そして、このふたり以上にスタンドを沸かせたのが白井の師匠、ミスター今村豊だ。初日に5・6着とつまずきながら、昨日1着、今日も2・2着で予選ボーダー付近まで浮上した。賞金13位以下でただひとり「優出さえすれば賞金王入り確定」という存在だけに、明日の3Rは賞金王争いに大きな影響を与える一戦になる。勝負駆けを決めて2年連続の賞金王入りに近づくか、それとも脱落して松井と重成の立場をさらに楽にしてしまうのか……4号艇で③着という勝負駆けに注目したい。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――静かな終盤(アリーナ写真館つき)

2011_1124_0811  今日の終盤戦のピットは昨日までに比べてかなり閑散としていたように思う。10R後に1便バスが出発して、選手の数が半分くらいになっている、というのはいつものこと。準優戦線のゆくえが次第に明らかになってくる3日目あたりともなると、さすがに大整備をしている選手はいなくなっていて、目の届く範囲に選手の姿はほとんど見られなくなるというわけである。特に12R前の時間帯では、西山ニッシーニャ貴浩が装着場内の金属クズを拾い集めている姿くらいしか目につかず、すなわち新兵仕事くらいしかピットにするべきことは残されていないように思えてくるのだった。
2011_1124_0273  目の届く範囲に、と書いたのは、覗き込まなければ見えない場所には、まだ選手は残っていたということ。すなわちペラ室には、まだ数人の選手が居残って、トンカントンカンと音を響かせていたのであった。そのなかに、重成一人の姿があった。重成は予選落ちが濃厚となってしまっており、賞金額を大きく上積みする機会を逸してしまっている。賞金ランク9位である以上、当確が出ていない選手の中でもっとも優位であることは確かで、逃げ込みの可能性はけっこう高いはずだが、しかしまだまだ予断を許さないのも事実。10位の松井繁が快調に予選を戦っているため、優勝戦時には10位までランクが下がってる可能性もあって、優出メンバーによってはなかなか寒い結果待ちということになる。
 そこまで計算していたかどうかは非常に微妙だが、それでも1円でも10円でも上積みをして、逃げ切り態勢を作りたいところではある。ま、こちらの先入観ではあるのだが、それにしても重成は最後の最後まで執拗に、決して緩めることなく、ペラと向き合っていたのだった。12R直前には勢いよくペラ室を駆け出して、整備室に飛び込む場面も目撃。ペラを磨く作業にかかったようだったが、わずかしか残されていなかった時間をも無駄にしたくないという姿勢がありありと伝わってきた。

_u5w9432  レース絡みでいえば、印象深いのはやはり赤岩善生だろうか。12R2着。好成績とはいえ、実はこのレースでのノルマは1着だった。前半レースを4着に敗れたことで、ボーダー6・00とするなら残り2走をピンピンしかなかった。ボーダー5・80だとしても、予選最終走を1着相手待ちという状況なのだから、ここは勝つしかなかったのだ。1号艇に王者がいるというメンバーの中で。
 おそらくその程度の計算はしていたのではないだろうか。赤岩は、エンジン吊りを終えると、誰よりも早くカポック脱ぎ場へと向かっている。それも、えらく早足で。誰にも話しかけられたくないという風情で。これは、赤岩が死ぬほど悔しい敗戦を喫したときの行動だ。絶対に落としたくない一戦で敗れたときの赤岩は、まるで他者を拒絶するかのように、猛スピードで消えていってしまう。重成と違って、赤岩の予選落ちというのは相当に深刻だ。12位というボーダーにいるわけだから、13位以下から優勝が出れば即座に陥落する立場なのだ。赤岩としては、下位との差を広げておきたいのはもちろんとして、できれば9~11位にランクアップしておきたい。そのためには、少なくとも準優に乗らなければならないのである。
 もちろんこれで終わったわけではない。まだわずかに、準優への望みは残っているのだ。赤岩の疾風のように去っていくその姿は、明日の渾身の走りのための助走だと思いたい。そして、個人的な思いもこめつつ、ここで踏ん張らずにどこで踏ん張る、ここで赤岩らしさを見せずにいつ見せる、と言っておきたい。
 それにしても、田村隆信は優しいなあ。カポック脱ぎ場で、赤岩は田村に対して口を開いている。2周2マークで波に引っかかって失速し、戒告処分も受けている赤岩だが、3番手を走っていた田村に迷惑をかけたと認識していたようだ。赤岩はそれを詫びたわけだが、田村は笑顔を向けて言った。
「いやいやいや。それより、(赤岩が)転ばなくてよかったですわ」
 バチバチの戦いの中でも、他者を思いやれる優しさ。そんな人に私もなりたい。

 というわけで、終盤で目についたシーンといえば、これくらい。松井繁のド迫力の表情ってのもあったが、これについては「王者モード!」とだけ言っておこう。というわけで、ここからは「アリーナ写真館」第1弾をどうぞ。勝負駆けの合間の柔らかな空気を感じ取っていただければ、と。

_u4w1890 こんなふうにベンチに並んですわって、レースを観戦しているわけです。赤岩&大嶋(左端)の右側に100m標識が見えますね。ポジションはだいたいそれくらい。選手たちの背中側に幅10mくらいの前庭のようなスペースがあって、競技棟もある。選手控室からは直接ここに来られるわけです。

_u5w8792 82期静岡コンビと王者が並んで観戦。松井の表情を見ると、2マークでキャビった艇がいたんでしょう。2マークの出口が目の前だから、臨場感もすごいわけです。

_u5w8969
山口剛、川﨑智幸、西村勝。なかなか珍しい組み合わせだ。つまりここには支部とか期とか普段仲がいいとか、まるで関係なしに選手が集うのだ。

_u5w8974 狭いベンチにひしめき合うように座る選手たち。濱野谷憲吾、須藤博倫、飯山泰の関東勢に荒井輝年、菊地孝平。ワタシが割りこんだら、3人は転がり落ちるな……。

_u5w9269 池田浩二&濱野谷憲吾のイケメン選抜コンビ。横顔もイケメンですね!

第2弾もお楽しみに~。

(PHOTO/西山、重成=中尾茂幸 赤岩、アリーナ=池上一摩 TEXT/黒須田)


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「賞金王勝負駆け」の準優勝負駆け情報!

ROAD to 住之江の最終関門がいよいよ迫ってまいりました。明日は予選最終日。準優勝負駆けであります。明日の関門をクリアしなければ、賞金王への道は閉ざされてしまうという選手がたくさんいます。まさしく、運命の準優勝負駆け。3日目終了時点で18位の今村豊の得点率=5・80を想定ボーダーとしましたが、何が起こるかわからない予選最終日、ボーダーはいくらでも変動しうるのでご注意ください。感覚としては、下に記したノルマをクリアするのはもちろん、もうひとつ着順を上げておきたい勝負駆け、というところでしょうか。明日はまさに予断を許さない1日となりそうですぞ!

1 田村隆信  当確
2 松井繁   当確
3 鎌田義   当確
4 瓜生正義  5・5着
5 白井英治  4・6着
6 山口剛   3・6着
7 菊地孝平  3・6着
8 荒井輝年  当確
9 藤丸光一  4・4着
10 池田浩二  2・6着
11 中野次郎  4着
12 秋山直之  4着
13 木村光宏  4着
14 坪井康晴  1・6着
15 飯山泰   3着
16 深川真二  3着
17 佐々木康幸 1・6着
18 今村豊   3着
19 重野哲之  3・3着
20 丸岡正典  3・3着
21 山崎智也  2・3着
22 湯川浩司  2・3着
23 川﨑智幸  2着
24 大嶋一也  2着
25 石渡鉄兵  2・3着
26 魚谷智之  1着
27 市川哲也  1着
28 太田和美  1着
29 赤坂俊輔  1着
30 赤岩善生  (1着相手待ち)
31 吉永則雄  1着
32 白石健   1着
33 田中信一郎 -
34 渡邉英児  (1着相手待ち)
35 勝野竜司  (1着相手待ち)
36 寺田祥   1・2着
37 平田忠則  -
38 峰竜太   1・2着
39 濱野谷憲吾 1・1着
39 須藤博倫  1・1着
41 西山貴浩  -
42 吉田俊彦  1・1着
43 田口節子  -
44 平尾崇典  -
45 重成一人  -
46 平本真之  -
47 山川美由紀 -
48 岩崎正哉  -
49 吉田徳夫  -
50 西村勝   -
51 中里英夫  -
52 原田幸哉  -(賞典除外)


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本日の水神祭! ニッシーニャ!

2011_1124_0170  既報のとおり、西山貴浩が3RでSG初1着! 勝利者インタビュー終了後に、さっそく水神祭が行なわれています。
 集結したのは、藤丸光一、瓜生正義、平田忠則の福岡勢に峰竜太、赤坂俊輔の九州勢。岩崎正哉、深川真二は4R出走のため参加できませんでしたが、水神祭終了後の西山に駆け寄って祝福の言葉をかけておりました。

2011_1124_0262  なにしろニッシーニャの水神祭であります。どれだけ盛り上がるか、どれだけニッシーニャがはしゃぐかがおおいに注目されたのでありましたが、これがまた意外と静かな水神祭。もちろんみな笑顔で、西山もその中心で笑ってはいたけれども、ニッシーニャにしては実に普通の水神祭で、ちょいと拍子抜けではありましたね。西山、内心は相当うれしく、またホッとしていたのかも!?
2011_1124_0268  というわけで、ウルトラマンスタイルで持ち上げられた西山は、この寒風の中で思い切り冷たい水に放り投げられておりましたが、やはり嬉しいお初の儀式だけに、寒さも気にならない様子。カメラのレンズを次々と向けられながらも、爽やかな笑顔を見せておりました。
2011_1124_0292  おめでとう、ニッシーニャ。いや、西山貴浩。これからもSGの舞台の常連と化して、水の上でも陸の上でもおおいにもりあげてください!(PHOTO/中尾茂幸)


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“本紙予想”チャレカ3日目後半

7R
1コース想定=川﨑 まくられ率6.7% 差され率20.0%
2コース想定=吉永 逃がし率28.6%
吉永は2コース差し巧者で、ここも狙いたい。
◎吉永 ○川﨑 ▲松井
3連単2-13-全

8R
1コース想定=重野 まくられ率7.4% 差され率22.1%
2コース想定=秋山 逃がし率37.8%
重野がインから全速で逃げ切る。
◎重野 ○山川 ▲池田 △深川   
3連単1-465-全

9R 
1コース想定=原田 まくられ率2.7% 差され率18.9%
2コース想定=白石 逃がし率43.8%
原田がF後でも負けられないイン戦。
◎原田 ○今村 ▲濱野谷  
3連単1-36-全

10R 
1コース想定=佐々木 まくられ率7.7% 差され率11.5%
2コース想定=中野 逃がし率35.0%
佐々木の逃げに魚谷のまくり差しが迫る。思い切って一騎打ち狙い。
◎佐々木 ○魚谷
3連単1=4-全

11R 
1コース想定=寺田 まくられ率6.7% 差され率31.1%
2コース想定=山口 逃がし率53.8%
山口は逃がし率激高。寺田が壁利して逃げる。
◎寺田 ○山口 ▲田中 △瓜生
3連単1-256-全

12R 
1コース想定=松井 まくられ率10.9% 差され率14.1%
2コース想定=赤岩 逃がし率36.0%
松井が王者の意地見せる逃げ切り。ヒモ妙味は勝野。。
◎松井 ○勝野 ▲田村 △赤岩  
3連単1-542-全


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THEピット――寒風の中の勝負駆け

2011_1121_0608  今日は気温が低下。ピットに吹き込む横風が、昨日以上に冷たい。寒い! 1Rをアリーナで観戦していた太田和美が、肩をすぼめて震えていたが、太田より贅肉という服を3枚か4枚重ね着している僕でも、相当に寒い。選手たちには、風と波とこの寒さが、今日の大敵となるだろう。
 しかし、寒い寒いと愚痴ってるだけではすまないのが選手たち。太田も震えながら係留所に降りていき、ボートに乗るとまるで寒さなど忘れてしまったかのように、懸命な調整に没頭している。いざ仕事にとりかかれば、速攻で集中力が高まっていくのが、トップレーサーなのである。
 勝負駆けの選手はなおさらであろう。予選3日目を迎え、今日の成績は賞金王への道を広げも狭めもする。閉ざされてしまう場合だって、もちろんある。初日も2日目も油断などできるわけはないが、今日はさらに勝負の度合いが増すのだ。だから選手たちは、寒風などに怯むことなく、忙しそうにピット内を動いている。水面にも次々と飛び出していく。
2011_1123_0166  動きが目立ったのは、松井繁だ。ペラ室で作業をしていた松井は、やはり作業に没頭して、準備を進めていた。やがて1Rが始まる。それでも松井は調整をやめない。大時計の12秒針が動き出す。そのとき、松井はペラ室を飛び出て、アリーナ席まで走って駆けつけた。艇団が1マークを回る。バックを6艇が疾走する。それを見届けると、松井は踵を返してダッシュでペラ室へ。レースのゆくえは見守らねばならない、しかし一刻をも惜しんでペラ調整もしなければならない。その一連の行動が、王者の気合をあらわしているもののように思えた。
2011_1123_0846  似たような動きをしていたのは、実は原田幸哉だった。3R出走ということで時間があまりなかったこともあるが、ギアケース調整を大急ぎで行なって、装着場内を移動する際にはダッシュしていた。昨日は余裕すら見えていて、ゆったりとした動きだった原田が、今日は対照的な動きを見せている。もちろん腹の底に気合がたぎっている証だし、ここぞという場面では瞬発力を発揮する男なのだ。
 だが、その思いは空転してしまう。3Rは、まさかのフライング……。賞金ランク15位の原田は、これで賞金王への道を自ら閉ざすこととなってしまった。真っ先にピットに戻ってきて見せた硬い表情は、賞金王うんぬんよりも単純にFを切ってしまったことへの悔恨が大きかったはずだが、それがベスト12入りの可能性を無にしてしまうことに気付いたとき、原田は何を思うだろう……。フライングに気付くのが遅れ、2周2マーク手前まで2番手争いをしてしまった原田は、飯山泰、菊地孝平が戻ってくるのを待って、お詫びの言葉をかけていた。飯山も菊地も、原田の気持ちは痛いほどわかる。むしろ笑みを返していたのは、原田への気遣いだったか。

2011_1123_0282  松井や原田とは対照的にゆったりとしていたのは、田村隆信である。2日目はまくり2連発でピンピン激勝。気分よく今日を迎えただろうし、12R1回乗りだからジタバタする必要もない。エンジン吊りから控室に戻る際の足取りは穏やかにして優雅。その意味で、松井や原田とは違った意味で、雰囲気を醸し出していた一人だった。
2011_1123_0326  また、赤岩善生も、顔つきこそ闘志を感じさせる凛々しさをたたえているが、動き自体は落ち着いたものだった。1R発売中に着水し、係留所での調整をひととおりすませると、整備室に戻ってきてスターターロープの調整(?)。ひっかかりが悪いのか、先端を整えているようであったが、赤岩に限らずあまり見ることのない光景だ。赤岩だからそこまでするのか、あるいは調整が順調だからそこにまで手をつけたのか。いずれにしても、焦ったり切羽詰まったりした様子は見られなかったということになる。今節の赤岩は、やっぱり比較的冷静に見えるな……。

2011_1124_0184  さてさて、西山貴浩が3RでSG初1着! おめでとう! エンターテイナー西山だけに、どんなパフォーマンスを見せつつ戻って来るかと楽しみに待っていたが、原田のFがあったからなのか、それとも別の理由なのか、意外とおとなしい帰還であった。もちろん、ニッシーニャ・スマイルはふりまいていたけれども。というわけで、このあとに水神祭の様子もアップします。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極賎』3日目

 3Rの1-6勝負で、ついに財布から紙の成分が消え去ったHです。菊地ィィ~~3周1マーク踏ん張らんかいっ!! テンション下げ下げ、自分が買えるかどうかもわからぬ極選ですが、アップしておきます。

12R
 ①松井  繁
 ②赤岩善生
◎③湯川浩司
★④田村隆信
 ⑤勝野竜司
★⑥丸岡正典

進入123/456

賞金ランク10位・松井と12位・赤岩の直接対決。当然人気も1=2に集中していますが、直接対決だからこそ波乱の要素も十分。赤岩が握って当面の敵を攻め潰そうとするかもしれないし、松井がその攻めを意識しすぎて流れるかも? その隙に、まだ本来のパワーの50%も引き出していない湯川のセンター速攻が決まります。赤岩が差せば強ツケマイ、握れば俊敏差し。気合いパンパンの田村と、これまたパワーを生かしきってない丸岡へ。銀河系KY軍団が、松赤一騎打ち撃ちムードを蹴散らしてくれることでしょう。湯川アタマと三四郎をバラで……(買えたら)

3連単★3-46-全、三四郎


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ3日目

おはようございます。Kです。昨日はまくり連発の流れにうまく対応できませんでしたね。現在は向かい風が吹いている大村水面。風向きが変わって、また傾向が変わるのか……。勝負駆けの選手たちにとっても気候の変化は厄介ですが、舟券勝負駆けの我々にとっても難儀な状況ですなあ……。

1R
1コース想定=平田 まくられ率21.2% 差され率11.5%
2コース想定=平本 逃がし率36.8%
平田が2日目までを挽回する逃げ。
◎平田 ○峰 ▲西村 
3連単1-43-全

2R
1コース想定=木村 まくられ率16.1% 差され率11.3%
2コース想定=今村 逃がし率30.8%
赤坂が地元の意地で強攻一撃。
◎赤坂 ○坪井 ▲木村 △勝野 
3連単3-416-全

3R
1コース想定=西山 まくられ率5.3% 差され率47.4%
2コース想定=原田 逃がし率47.4%
原田の逃がし率が高く、西山に水神祭チャンス。
◎西山 ○重成 ▲菊地 △原田 
3連単1-362-全

4R
1コース想定=岩崎 まくられ率11.1% 差され率20.6%
2コース想定=大嶋 逃がし率31.3%
中野がカドから渾身のハンドルで抜け出す。
◎中野 ○岩崎 ▲須藤 △深川
3連単4-156-全

5R
1コース想定=荒井 まくられ率7.5% 差され率16.4%
2コース想定=山崎 逃がし率48.8%
山崎は近況カベになるタイプ。荒井が逃げ切り濃厚。
◎荒井 ○山崎 ▲平田 △石渡
3連単1-245-全

6R
1コース想定=鎌田 まくられ率7.6% 差され率29.1%
2コース想定=西村 逃がし率30.6%
進入難解も、赤岩の気迫勝負駆けを買う。4コース獲れば田中も脅威だ。
◎赤岩 ○鎌田 ▲田中 △魚谷
3連単3-165-全

後半はのちほどです。


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勝負駆け加速! チャレンジカップ3日目!

おはようございます。チャレンジカップ、3日目となりました。予選道中は折り返し地点を過ぎ、いよいよ賞金王出場への大きな関門である準優戦線が見えてまいります。ベスト12ボーダーを見据えるうえでも、ますます見逃せない戦いが続くわけですね。現在の大村は、昨日とは風向きが変わって向かい風。対岸の吹き流しは海からスタンドのほうに流れていますから、横風も強く吹いているようですね。今日も難水面で勝負駆けが行なわれることになりそうです。

2011_1123_0114 現時点で関東勢はベスト12圏内には皆無。なんとか頑張ってほしい、というのは関東ファンの願いでしょう。現在25位の須藤博倫も、おおいに奮起が期待される一人。来年3月の地元総理杯の権利もまだ手にしていない須藤には、チャレンジカップ優勝は賞金王&総理杯の権利を一気に手にするダブルハッピーとなるわけです。好漢ヒロリンも気合十分で、今日の戦いに臨みます。(PHOTO/中尾茂幸)


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大村チャレカTOPICS 2日目

毎日更新! 賞金王への道

賞金ランクTOP20

           賞金  節間   
①池田浩二   14344 18位
②瓜生正義   13980 1位
③重野哲之    7779 9位
④篠崎元志     7099 ――
⑤太田和美     7059 17位
⑥今垣光太郎   6727 ――
⑦佐々木康幸   6403 34位
⑧峰 竜太       6323 29位
――以上当確――
⑨重成一人     5929 42位!
⑩松井 繁      5867 4位
⑪田中信一郎   5764 28位
⑫赤岩善生     5699 40位!

13井口佳典       5522 ――
14今村 豊       5452 37位!
15原田幸哉       5129 38位!
16白井英治       5007 5位
17魚谷智之       5006 24位(減点あり)
18中野次郎       4842 7位
19湯川浩司       4731 19位
20山崎智也       4715 15位
  ……
26田村隆信       4392  2位
31菊地孝平       4120 3位

※単位・万円、千円単位から斬り捨て。

王者、絶対優位に!?

2011_1123_0125  まず、いちばん気になるのは9位~12位のサバイバルロード。この4選手はそれぞれ60万~100万円くらいの差があって、予選での順位変動はありえない。が、A予選突破かB予選脱落かで天国と地獄へ誘われる。AとBでは、簡単に現在の差が入れ替わるのだ。
 そして今日、圧倒的優位な立場に立ったのが賞金10位の松井繁。昨日の③①着の勢いそのまま、今日も2号艇できっちり②着を取りきってシリーズ4位に浮上した。さらに明日は3・1号艇という好枠で戦える強みもあり、久々に準優の白カポックが見えてきた。今年のSG戦線はいつもボーダー付近で苦しんできた王者だが、今節は文句なしの予選突破~賞金王へと躍進しそうな気配だ。

2011_1123_0405  一方、松井より上の9位・重成一人は、今日も悪戦苦闘。イケメン選抜で6号艇6コースの遠さを克服できず、見せ場なく⑤着大敗……予選3戦で3・33にとどまり、喉から手が出るほど欲しい準優進出へ黄信号が点ってしまった。まあ、それをもって「賞金王入りも黄信号」というほどの大ピンチではないのだが……。

2011_1123_0439  というのも、賞金11位の田中信一郎、同12位の赤岩善生もまた、重成同様に苦しんでいるから。今日の田中は、4カドから果敢な全速攻撃を見せた。賞金王勝負駆けの気合をひしと感じる強攻だったが、2コース重野の握りマイにガッツンコ。完全にまくりを合わされて、はるか彼方に流れ去ってしまった。節間5・00でまだまだ挽回は利くものの、ここでの⑥着は痛恨ではあったな。

2011_1123_0314_2   そしてそして、さらに厳しい状況になったのが賞金12位ボーダーの赤岩善生だ。今日は1号艇の1回走。昨日の⑤⑤着を考えれば、石に噛り付いても1着が欲しいイン戦。が、その9Rで3コースの強ツケマイを浴び、②着に甘んじてしまった。節間4・00……このまま予選落ちになると、去年より寒いラスト2日間を迎えることになってしまう。明日の2・3号艇で、14点以上。それが自力賞金王への絶対条件になりそうだ。

惑星、出現!

2011_1123_0282  2日目を終えて、「賞金王入りへ、今節Vが絶対条件」という選手がふたり、V戦線の主役級に躍り出た。まず、凄まじいまくり2連発で節間2位に躍り出たのは、銀河系の田村隆信だ。5Rは6号艇から2コースを奪取し、同期のイン丸岡正典にジカまくり。この前付けといい、滅多に決まらない2コースからのジカ強ツケマイといい、機力より気力をはっきり感じ取れる勝利だった。
 さらに9Rでも、1着絶対条件に燃えるイン赤岩に、3コースから強ツケマイ一撃。まくられ率が低い赤岩が、もんどりうって引き波にハマッてしまった。元々が勝負師タイプの田村。先の江戸川GIを制して、闘争心に火が点いたのだろう。その勢いと今日の勝ちっぷりを重ねれば、奇跡の逆転賞金王入りも現実味を帯びてくる。Vが絶対条件だからこそ、開き直ってより勝負強くなる男。間違いなく田村はそんなタイプの男だ。
 もうひとりの惑星、菊地孝平は「いつの間に?」という感じで節間3位に。昨日の③①着に続き、今日の11Rでも堅実に②着8点をゲットした。田村のド派手なまくり2連発に比べたら地味ではあるのだが、5号艇での8点は大きい。今節の菊地は久々に伸びがしっかりしていて、自力でレースを組み立てられるメリットがある。最大の武器であるスタート勘も、平均コンマ08と文句なし。このふたつの武器が揃ったときの菊地がどれほど強いか、多くを語る必要はないだろう。ただ、明日は試金石ともいうべき6号艇の1回走。ここでどれだけポイントを積み立てられるか、が菊地の今年の命運を決めるような気がする。

瓜生、磐石。

2011_1123_0989  そして、2位・田村と3位・菊地の前に立ちはだかるのが、“艇聖”瓜生正義だ。ドリーム戦の2コース差しで12点を稼ぎ、今日も4コース②着&完璧なイン逃げで18ポイントを加算した。私を唖然とさせたのは、11Rの逃げのほう。3コース飯山泰の強ツケマイ(決まりそうな態勢に見えた)をガッチリ受け止め、その隙にまくり差した5コースの菊地孝平(完全に決まったかと思った)をバックの伸び比べで置き去りにした。挟撃態勢の苦しいイン戦で、両方の刺客を斬り捨ててしまったのである。

2011_1123_1059  瓜生の勝ちタイム1分46秒4は出色中の出色。今日は後半から徐々に風が強まり、直前10Rの湯川浩司は舟が浮いて転覆しそうになった。その湯川の外から交わして圧勝した鎌田義のタイムは1分49秒5。またイケメンがスピードを競った12Rの山崎智也の勝ち時計も1分47秒8に留まった。この1分46秒4は、静水面ならレコードに匹敵する快速タイムだと思う。この凄まじいスピードで、瓜生はふたりの刺客を斬り捨てたわけだ。

 すでに2・1・4号艇を消費した瓜生には、明日から重めの枠が待ち構えている。まだまだ予断を許さぬ予選トップではあるのだが、この2日間の強さは文句の付け所がないな。そして、インの強い大村で瓜生がこのままトップを突っ走るか、はたまた賞金下位の面々がシリーズリーダーを奪うのか、それで今年の賞金王ボーダー争いはまた一味も二味も違ったものになってゆく。実のところ、残り2日で賞金王ベスト12の大勢が決まるのではないか、私はそう思っている。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――あぁ、イケメンたちよ!

 11R前、木村光宏が係留所へと降りていく姿が目に入った。今日はすでに試運転を終えているのを確認していたから、係留所に何の用事が?と追いかけてみると、木村は適当な場所に座り込んで、水面に目を向けていた。
_u5w9004  ちょうどそのとき、次レースに出走する重成一人が水面を走っていた。展示ピットにつける前に、最後の確認をしていたのだ。木村が見つめていたのは、まさに重成の走り。おそらく重成が陸に上がってきてから、アドバイスなどを送ろうというのだろう(その場面自体は目撃していない)。
 木村光宏という男に、どんな印象を抱いているだろうか。自分を「悪役」と称したりするし、勝利者インタビューなどではぶっきらぼうにふるまうことも多いから、好人物というイメージはあまりないかもしれない。しかし、この人は本当に心優しいのだ。というより、自分のことより他人のことばかり気にかけているような男。先日少し話をした際にも、仲間のことを親身に訴えかけてきたものだった。まるで自分のことなどどうでもいいとばかりに。
2011_1123_0348_2  木村がこうして重成や森高一真ら後輩の走りを注視しているシーンは、決して珍しいものではない。あるいは、まさにここ大村で行なわれた昨年のグラチャン優勝戦では、仲のいい平田忠則につきっきりだった。平田の口からも木村への感謝の言葉がこぼれていたものである。
 他人にはとことん優しく、レーサーとしては最後の最後まであきらめることなく試運転を繰り返して勝利にこだわる。今日は2号艇ながら4カドに出て、まくり一撃。明日も変幻自在な走りで魅せてくれることだろう。

2011_1123_0803  つきっきりといえば、終盤レースの時間帯、原田幸哉が平本真之につきっきりだった。平本はモーターを調整しており、原田はそのかたわらで平本にアドバイスを送っていたのだ。いや、雰囲気的には「原田教室」の先生と生徒、だったな。時折、たとえばキャブレターを指さして言葉をかけたりしていたから、そう見えたのかもしれない。成績がもうひとつふるわず、整備に悩むかわいい後輩に、優しく手を差し伸べる先輩。明日、平本の気配が一変していたりするなら、きっとこの“教室”が実を結んだということだろう。
2011_1123_0853  もっとも、原田自身にかなり余裕がうかがえたのも確かだ。自分もドタバタしなければならない状況だったら、さすがに後輩を気にしている場合ではなかっただろう。なにしろ、その後も原田をいろいろな場所で見かけたのだ。装着場をふらり歩いていたかと思えば、アリーナ付近でのんびりしている。ペラ室に入っていくところを見かけて、しかしものの数分後には整備室で瓜生正義と談笑している。手持無沙汰と言ったら本人に怒られるかもしれないけど、そんな様子に見えたのも確かで、すなわちモーターやペラには大きな不安がないということだろう。今日は6着大敗だったが、それでもこのふるまい。たぶん、メンタルが強いのだと思う。

_u5w8959  さてさて、12R「イケメンレーサーですね!選抜戦」。レース直前にアリーナにふらりと足を向けたら、待機室前で重成と中野次郎がイケメントークを繰り広げていた。ワタクシには一生経験することのないイケメントーク。けっ、と呟いて、大きな敗北感に打ちひしがれたのでありました……。
2011_1123_1050  その頃、装着場では西山貴浩が新兵の仕事をしていた。選手や報道陣と接触するたび、ネガティブワードを連発したりしていたが、しかしその姿は真摯にして懸命。西山選手、あなたはイケメン選抜には選ばれなかったけど、ちゃんと男前だったぞ! そう、本当のイケメンとは、何もルックスがいいとかいうことではない(と自分に言い聞かせる)。午後のピットで見た木村、原田、西山は間違いなく心のイケメンであった(と思う……)。
_u5w9322  で、勝ってイケメンナンバーワンに輝いたのは、山崎智也。アラフォーになっても、そのイケメンフェイスは健在なのである。ピットに戻ってきた表情も爽やかだったもんなあ。そうしたルックスに生まれてくるってのは、どんな気分なんだろう……ねえ、西山くん。
_u5w9346  カポック着脱場を覗きに行った。おぉ、すっかりイケメンの園になっている。2着の峰竜太が、記者さんの質問に答えながら、朗らかな笑顔を見せている。よっ、艇界イケメン第2位! 室内では、濱野谷憲吾が池田浩二と話しながら爽快に笑っていて、6着に敗れてもイケメンはイケメンですなあ。「なぁんだ、俺は巻き込まれちゃったのか」という言葉だけ聞き取れたのだが、何に巻き込まれようとイケメンはイケメン。濱野谷の舟券2011_1123_0298 をがっつり買っていてレース結果に愕然としていたワタクシでしたが、すっかりイケメン軍団の眩しすぎる笑顔の数々にあてられて、ふぅっと気が抜けてしまったのだった。女性ファンの方たちに、この場を見せてあげたかったなあ。記者席に戻ると、濱野谷の2着3着付けで勝負していたH記者が、「ケンゴォォォォォ~」とわめいている。あんたもイケメンの園で癒されてきなさい!(PHOTO/中尾茂幸=木村、平本、原田、西山、濱野谷 池上一摩=重成、中野、山崎、峰 TEXT/黒須田)


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本日の水神祭!

_u4w1897  今節、SG初1着の水神祭は西山貴浩にその期待が集中するわけですが、本日はその西山以外の選手に水神祭がありました。
 艇界お初の儀式である水神祭ですが、もうひとつ、区切りのお祝いの意味ももっています。本日6Rを逃げ切って勝った坪井康晴は、これが通算1000勝! 98年デビューの82期では赤岩善生がすでに達成していますが、坪井もかなりのハイペースで大台到達であります。

_u4w1903  この水神祭はピットではなく、大時計横の水上ステージで行なわれています。本場にお越しの方の中には目撃できた方もいらっしゃったでしょうね。
 8R発売中にレスキューに乗って登場した坪井は、同県同期の菊地孝平をはじめとする静岡勢、さらには東海勢に持ち上げられて、勢いよく水面にドボン。ウルトラマンスタイルから空中で1回転して足から着水するという、豪快な水神祭でありました。
_u5w9239  言うまでもなく、これはまったくもって通過点にすぎない。坪井康晴ほどの選手ですから、今後も勝ち星をぐんぐんと重ねていくでしょう。それでも、大台到達はやっぱりめでたい。これを機に、ぜひ3度目のSG制覇を目指していただきましょう。
 坪井選手、おめでとうございます!(PHOTO/池上一摩)


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“本紙予想”チャレカ2日目後半

7R
1コース想定=今村 まくられ率15.6% 差され率15.6%
2コース想定=重野 逃がし率35.6%
重野、秋山に強攻ある。田中のカド自在戦狙い。
◎田中 ○今村 ▲重野 △荒井
3連単4-125-全

8R
1コース想定=市川 まくられ率10.5% 差され率25.0%
2コース想定=松井 逃がし率38.1%
松井が得意の2コース差し決める。
◎松井 ○市川 ▲平本 △峰   
3連単2-145-全

9R 
1コース想定=赤岩 まくられ率10.8% 差され率15.4%
2コース想定=大嶋 逃がし率31.7%
進入が難解で興味深い一戦。カドに引けば佐々木の攻めに妙味。
◎佐々木 ○赤岩 ▲大嶋 △白井  
3連単2-165-全

10R 
1コース想定=湯川 まくられ率14.6% 差され率31.3%
2コース想定=中里 逃がし率42.9%
中里をカベにして湯川が逃走。
◎湯川 ○鎌田 ▲太田 △中里谷
3連単1-352-全

11R 
1コース想定=瓜生 まくられ率5.6% 差され率18.3%
2コース想定=寺田 逃がし率28.2%
西村はセンター強攻派。瓜生が抵抗すれば菊地がズブリ差す。
◎菊地 ○瓜生 ▲西村 △飯山
3連単5-143-全

12R イケメンレーサーですね!選抜戦
1コース想定=山崎 まくられ率7.7% 差され率21.2%
2コース想定=池田 逃がし率51.3%
池田の逃がし率高く、山崎が先マイでナンバーワンイケメンに。
◎山崎 ○池田 ▲峰 △濱野谷  
3連単1-234-全


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THEピット――イケメンですよね!

2011_1121_0563  大村名物の横風が強く吹き始めた。大村湾から水面に吹き込んでくる風で、ホーム水面からは左横風ということになる。多くの選手が、「大村水面といえば?」と問えば即答する「横風」。スタンドの並びにあるピットにも吹き込んでくるから、水面をわたって来る分もあってか、かなり冷たく感じられる。
 この横風が厄介なのは、2マークで艇が流れがちになってしまうことだ。2マーク旋回では艇を風で押すようなかたちになるので、強くなればなるほど回りにくくなる。1Rの3周2Mで展開がもつれ、3番手を争っていた平田忠則が消波装置間際まで流れてしまっているが、サイドがかからなかったり接触があってサイドが外れたりした場合の典型だったといえる。アリーナで見ていた選手からは悲鳴と、平田が持ちこたえたことに対する安堵の声があがっていたが、選手たちも実感としてこの風の中での2Mの難しさを知っているわけである。
2011_1121_0832  そういえば、これを書いている時点で2Rからまくり3連発だが、これも横風が関係しているのかな。1Mでは逆に横風が抵抗になってくれるので、握っても流れないということになるのかもしれない。3Rで2号艇ながら4カドを取ってまくった木村光宏はお見事でしたね。

2011_1122_0486  さてさて、本日の12Rは「イケメンレーサーですね!選抜戦」である。ファン投票で選ばれた艇界の誇るイケメンレーサーが集う注目の一戦。西山貴浩が無念の落選を喫した、女性ファン垂涎、男性ファンの多くは「けっ」とか言いつつ舟券に没頭する、絶対に見逃せない戦いと言えよう。1着のレーサーはもちろん艇界イケメンナンバーワンの称号を得るわけだが、舟券を当てたファンもイケメンと認定されるとかされないとか。ちなみに、2号艇に選ばれた池田浩二と先日この件について話をしたら、「僕ってイケメンっすかねえ……!?」と泣きコメントを発しておりました。池田を支持する女性の声、けっこう耳にするけどなあ。
2011_1122_0340  そのイケメン六人衆のひとり、中野次郎が朝から本体整備に取り組んでいた。今節は、けっこう珍しい人の本体整備を見かけるような気がする。前検の池田といい、昨日の峰竜太といい。あ、しかもイケメン軍団が多いな。峰も12Rのメンバーだ。
 中野はけっこう大掛かりな整備だったようで、整備士さんがつきっきりでアドバイスを送っている。覗き込んだこちらと目が合った中野は、ふだんなら目を見開いて爽快に微笑んでくれるのだが、このときばかりは軽く会釈を返す程度。集中してモーターと向き合っているのだ。テーブルには外されたピストンが置かれていて、中野はその表面を指でさすって何かを確認したりしている。いずれにしても、賞金ランク18位の中野は、やれることはすべてやり尽くして、悔いのない勝負駆けに臨むつもりだ。なお、本体整備をしていたのはほかに寺田祥、赤岩善生。赤岩の姿がここにあるのはいつものことだが、表情は比較的涼やかに見えた。
2011_1121_0980  12Rの6号艇に入るのは、重成一人。賞金ランク9位の重成は、まさしく逃げ込みをはかるべくポイントを積み重ねたい立場で、緑のカポックでの登場は正念場と言える。重成は懸命なペラ調整を続けていて、多くの時間をペラ室で過ごしていた。鋭い表情でペラと向き合うその顔は、端正という以外に表現する言葉が見つからないぞ。時に果敢な前付けを見せることもあるだけに、その整った表情の向こうに秘策が隠されているのかもしれない。
2011_1122_0845  で、関東ツートップはイケメンツートップ! ということで、1号艇と4号艇に選ばれた山崎智也と濱野谷憲吾。艇界のアイドルたちもすっかりアラフォーになってしまっているわけだが、それでも人気は健在なのですな。今日の12Rのように揃って賞金王に出場することはもはや不可能になってしまっているが、やっぱり智也&憲吾が活躍すれば、艇界は華やかになる。盛り上がる。まずは2011_1122_0208 イケメンレースで存在感を発揮してほしいわけだが、この二人、早い時間帯にはほとんど姿を見かけなかった。というわけで、表情などについてはお伝えできないが、12Rの登場をどうぞ心待ちにしていてくださいませ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』2日目

 私も選手も、勝負がけ!! 東京を出たときには5人いた諭吉が、唐津~大村の転戦ですべて消え去ったHです。英世5人であと5日……同い年のミスター今村とともに、勝負がけを決めるっきゃないっス!!

6R
 ①坪井康晴
★②渡邉英児
◎③山口  剛
 ④瓜生正義
 ⑤川崎智幸
 ⑥石渡鉄兵

進入123/456

 昨日、スリットからガチで攻めたのは松井繁とこの山口のふたり。今日も攻めますよ。イン坪井の1着率は年間57%と低調。2コースの渡邉は決め差し専門です。静岡コンビが折り合って旋回したところに、行き足強力な山口の強ツケマイが飛んできますよ。連動する瓜生との3=4ではまったく妙味がない(というか、今年~来年の私のテーマは『艇聖・瓜生を蹴飛ばして10万舟を獲る!!』)ので、決め差しで粘ってくれそうな渡邉とのウラオモ勝負!

3連単★3=2-全

 さてさて、憲吾牢どの、ご唱和の準備を。あ、ここの1・2・3・ダーーッならソコソコ付きますかな(。>0<。)


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ2日目

おはよーっす! Kです! 今日も舟券勝負駆け! ということで、昨日はそれなりに的中があったのに、終わってみたら驚くほど負けが込んでいたワタクシであります。な、なぜだ……。ま、当たったのはやっすいのばっかしですからね! それでも無理やりテンション上げてまいります! 本日もスタンスは変えずに、イン最強水面ということをあまり意識しすぎず、予想したいと思います。

1R
1コース想定=秋山 まくられ率24.5% 差され率12.2%
2コース想定=平田 逃がし率47.8%
秋山が平田をカベにして逃げ切る。
◎秋山 ○平田 ▲吉田 △鎌田 
3連単1-245-全

2R
1コース想定=平尾 まくられ率3.8% 差され率21.2%
2コース想定=市川 逃がし率37.3%
大嶋の動きが気になるが、平尾が踏ん張って逃走。
◎平尾 ○重野 ▲吉永 
3連単1-45-全

3R
1コース想定=山川 まくられ率9.0% 差され率14.9%
2コース想定=木村 逃がし率42.9%
木村が逃がし率高く、山川の逃げ濃厚。
◎山川 ○木村 ▲佐々木 △原田 
3連単1-246-全

4R
1コース想定=赤坂 まくられ率9.7% 差され率24.2%
2コース想定=藤丸 逃がし率32.3%
攻め手多いレースで、池田の捌きを重視。
◎池田 ○赤坂 ▲勝野 △藤丸
3連単4-132-全

5R
1コース想定=丸岡 まくられ率6.7% 差され率15.0%
2コース想定=吉田 逃がし率35.8%
吉田の巧差しに期待したい。
◎吉田 ○丸岡 ▲太田
3連単2-13-全

6R
1コース想定=坪井 まくられ率17.0% 差され率12.8%
2コース想定=渡邉 逃がし率40.4%
坪井が巧みな逃げで押し切るが、センター勢も脅威。
◎坪井 ○瓜生 ▲山口
3連単1-43-全

後半はのちほどっす!


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勝負駆け激烈! 2日目!

おはようございます。ファンも選手も勝負駆け、チャレンジカップの2日目でございます。今朝、ホテルを出たら道路が雨に濡れていたのですが、すでにあがっておりボートレース大村には薄日も差してきています。それでも気象条件の変動はありそうですから、もしかしたら気配一変もありうる?

2011_1122_0872アリーナにてレース観戦中も丸岡正典と岩崎正哉です。(PHOTO/中尾茂幸)

2011_1122_0874


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大村チャレカTOPICS 初日

毎日更新! 賞金王への道

賞金ランクTOP20

          賞金  初日   
①池田浩二   14326 DR②
②瓜生正義   13948 DR①
③重野哲之    7752 DR④
④篠崎元志     7099 ――
⑤太田和美     7038 DR③
⑥今垣光太郎  6727 ――
⑦佐々木康幸  6386 DR⑤
⑧峰 竜太      6302 DR⑥
――以上当確――
⑨重成一人     5921 ③⑤
⑩松井 繁      5852 ③①
⑪田中信一郎  5756 ③②

⑫赤岩善生     5684 ⑤⑤
13井口佳典       5522 ――
14今村 豊        5433 ⑤⑥
15原田幸哉       5121 ②④
16白井英治       4996 ①②
17魚谷智之       4995 ③①
18中野次郎       4830 ①③
19湯川浩司       4720 ③③
20山崎智也       4696 ⑤③

※単位・万円、千円単位から斬り捨て。

大混戦ムード!?

2011_1122_0475  さあ、今日から賞金ランク上位選手と特注の下位選手を紹介していくことしよう。まず、当確ランプが点っているのは1位の池田浩二~8位の峰竜太まで。最大の焦点は、250万差の中にひしめく9~12位の順位変動だ。重成一人、松井繁、田中信一郎、赤岩善生の中で誰が予選を突破し、誰が予選落ちするのか?

2011_1122_0192  9位の重成といえども、自分だけ予選落ち、なんてことになれば首筋はかなり寒くなる。そして、今日の成績はそんなツンドラ地帯に足を踏み入れるような③⑤着。枠番が2号艇1号艇だっただけに、この出遅れは痛い。特に10R、1号艇での5着は痛恨といえるのだが、それを演出したのは10位の松井だった! 王者がそれを意識していたかどうか、4カドからかなり強引な絞りまくりで、当面の敵を露骨に引き波に沈めてしまった。偶然のゴリゴリ直接対決だったのか、あるいは松井という男なら……? とにかく、過去1年で4コースまくり2回の王者が、この重要な舞台で「半年に一度」の大技を決めたわけだ。

2011_1122_0237  重成も苦しくなったが、それよりはるかに厳しい状況に立たされたのが12位の赤岩善生だ。「予選を突破しなければ、ほぼ絶望?」という立場で、⑤⑤着の最悪スタート。6・5号艇というのがせめてもの救いだが、明日の1号艇で重い着を取るようなことになれば、去年の悪夢の二の舞(僅差の13位)になってしまう。2日早い勝負駆けで巻き返せるか、大いに注目したい。

2011_1122_0764  もうひとり、元々の崖っぷちからさらに片足がはみ出してしまったのがミスター今村豊だ。優出が絶対条件というのに、今日の予選は枠番通りの⑤⑥着。当面の目標である赤岩よりさらに苦しい成績で初日を終えた。2年連続の賞金王トライアルへ、明日のミスターもまた1号艇1回乗り。7Rはまさに崖っぷちの勝負駆けとなる。

2011_1122_0453  一方、明るい着順でボーダー付近の選手にプレッシャーをかけたのが、16位~19位の面々。開会式で「準優勝を目指します」と宣言してファンを笑わせた白井英治は、目論見どおり?の①②着発進。行き足~伸びにかけて軽快な動きを披露し、このまま好成績で予選を突破しそうな気配だ。師匠のミスター今村はじめ、上位レーサーをゴボー抜きするには、宣言どおりの準優勝以上が必要なのだが……。
 白井と約1万円差の17位・魚谷智之も③①着、続く18位・中野次郎も①③着で上々の滑り出しを見せた。19位の湯川浩司は③③着と中間着順に甘んじたが、5・6号艇だったことを思えば悲観する必要はない。相変わらず行き足~伸びはトップ級で、このまま枠番より上位か同等の着順を奪い続けるパワーだと思う。

 以上、初日の流れを一言でまとめるなら、「大波乱ムード」だろう。ボーダー付近の3選手の尻に早くも火が付き、準V以上を課せられた後続選手が順調にポイントを稼いだ。この勢いで「中野か湯川がV、白井か魚谷が準V」なんてことになったら……う~ん、残り4議席争いは、まだまだ先がまったく見えないのである。

オール枠なり、オール楽イン……

今日のイン成績
①①②①①①①②①⑤①②

 やっぱり大村SGのインは強かった。1Rの須藤博倫から次々と危なげない逃げきりを見せて、8勝2着3回と独壇場。1着率67%、2連対率92%……最強のイン水面と呼ばれる大村だが、1号艇にA1レーサーを置くシード番組なども多く、実際には数字(直近6カ月で54%)ほど強くないと思っていた。しかし、いざフタを開ければこの通り。今日は終日穏やかな横風、スタートも横一線が多くドカ遅れするイン選手もいなかった。
2011_1122_0432  配当にしてもインが勝った8レースで、2連単の最高配当は600円だった。ほとんどのレースが、多くのファンが思い描いたとおりの安穏たるレースだったわけだ。正直、「これが本当に、1億円バトルを目指すチャレンジカップなのか?」という不満がある。スタート展示ではやや動きがあったものの、レース本番はすべて枠なり。イン選手の起こしは、どれも110~130m。それで11人のイン選手が10点、または8点のポイントを稼いだ。全12レースで、外からインまで脅かすほど攻めたてたレーサーは3Rの山口剛と、10Rの松井繁だけだ。
 ファンも選手も勝負がけ!!
2011_1122_0202  今節のキャッチフレーズだ。財布の中身の薄い私は初日から“勝負賭け”をした自負はある(結果は惨敗)が、選手はどうだったのだろうか。「すべてオール枠なりオール楽イン」=「勝負がけ」の等式が成立するなら、私は競艇(ボートレース)の見方を変えなければならない。かなりネガティヴな方向に。明日は6号艇に大嶋一也がいるからオール枠なりはなさそうだが、そういう短絡なことではなく、待機行動~ゴールまで随所に「いざ、賞金王へっ!!」という意気込みを感じさせるレースが見たい。今日、その心意気を1着という形に変えたのは、王者・松井繁ただひとりだった。さすが王者、だが、それだけでは寂しすぎる。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――勝負駆けのアリーナ

2011_1122_0609  その瞬間、アリーナはどよめき、ベンチに座っていた鎌田義が立ち上がって拳を突き上げている。
 イン大優勢のなかで、初日に唯一決まったまくり一発。4カドから伸びて内を叩き、一気に抜け出したのは、王者・松井繁だった。
 気迫のこもったカドまくりは、王者の気合をまざまざと見せつけるもの。松井に寄り添って過ごすことも多い鎌田は、畏敬すべき先輩の走りに興奮を隠せなかったわけだ。
 2マークを先頭で回る松井に、両手をあげて喜びをアピールする鎌田。2周目でもガッツポーズを王者に見せつけている。3周目には、頭に巻いていたタオルをとって、頭上でグルグルと回してみせた。大村水面はまるでライブステージ!? 松井は鎌田の眼前を通過するとき、3周ともちらりと視線を送っていた(ように見えた)。
2011_1122_0848  エンジン吊りに向かう途上でも嬉しさをあらわにしていた鎌田は、リフトで松井を迎える際にはガッツポーズと笑顔を松井に向けている。しかし……。
 意外にも、松井は笑顔を見せていなかった。見せていたとしても、軽く微笑む程度。まくり一撃の興奮は、松井にはまるで感じられない。JLC展望番組でマイクを向けた青山登さんに対しては、首を傾げているように見える場面もあった。
「伸びが甘いって言うんだよ。リプレイを見て、驚いていた。本人は伸びている手応えはないんだね。求めるところが、まだ上にあるんだ」
 青山さんが唸る。このレベルの選手には、往々にしてあることだろう。自分が理想とする仕上がりに達していなければ、見ている者にはどれだけ噴いていると見えても、まったく納得しない。池田浩二もまさにこのタイプで、持ち前の泣きコメントはつまりそういうことだ。今日の松井――いや、今節の松井、だろうか――は外がまるで伸びない水面でまくりを決めても、それでヨシとはしないのだ。他者との比較などいっさい関係なく、松井自身が満足していない。本人が何というかは知らないが、見る者としてはやはり、この一戦を特別なものと(もしかしたら背水の陣と)捉えているように思えるわけである。
 装着場の一隅に貼り出されたスリット写真を覗き込む。松井の舳先はコンマ10のラインを少し超えていた。いま調べたらコンマ09。イン重成一人も同じタイミングだったから、スリット後の伸びはやはり素晴らしいものだったと言える。ふ~んと眺めていると、背中にぞくぞくっと気配が。王者が僕の肩越しにスリット写真を覗き込んでいたのだ。あわてふためき二歩三歩と後ずさりした僕だったが、松井は眉ひとつ動かさずに写真に見入る。ふ~んと1度うなずくと、足早に整備室へと向かっていった。久々に、松井の眉間のシワを見たような気がした。

2011_1122_0480  終盤レースでアリーナがどよめいたのは、もう1回。ドリーム戦のバック水面だ。池田浩二が逃げて瓜生正義が差す。2マーク前あたりからのビジョン観戦では、瓜生の差しがズバリと決まったように見えていた。ところが、バックに出てみると、池田のほうが半艇身から4分の3艇身ほど前にいるではないか。
「あれでも差さらないのか……」
 大村のインの強さに嘆息したのか、あるいは池田の旋回力に舌を巻いたのか、誰かがそんな声をあげた。感覚としては後者だったが、瓜生をもってしても差し切れなかった池田の逃げは、たしかに強烈と映った。
2011_1122_0212  結果的には、バックで伸びて2マーク先マイの瓜生が勝利を収めている。ターンの出口で瓜生の舳先がぐぐぐいっと持ち上がり、ウイリーのような格好になると、「ひゅーっ! ひゅーっ!」と拍手が起こっている。目の2011_1122_1144 前で起きた出来事だっただけに、どよめきというよりは選手も観客と化して声援(野次?)を送っているようでもあった。今年の艇界をぶっちぎりで牽引してきたツートップの真っ向勝負を、かぶりつきで目の当たりにできたアリーナ席。僕ももちろん鳥肌を立てて見ていたわけだが、そりゃあ選手たちも興奮するはずである。

2011_1122_0718  アリーナ席は、こんなふうに選手たちが集い、時に冗談を飛ばし合いながら、和気あいあいとした空気を作り出しているが、もちろんそんな場面だけではない。選手たちがここに姿をあらわすのはレース直前なので、それ以外の時間帯はむしろ閑散としたスペースになっている。そこに一人、カポックを着たままたたずんでいたのは魚谷智之。10R前のこと、魚谷にとっては展示準備の時間帯なわけだが、選手の輪から離れ、じっと水面を見つめながら、精神統一をはかっているようであった。ちなみに、本番も展示も、待機室もこの目の前にあり、出走選手たちはアリーナの一角を通って係留所へと降りていくことになる。魚谷はその直前のわずかな時間を、自分の世界に没入するためにアリーナで過ごしていたという次第である。
2011_1122_0518  11R直前には、菊地孝平が誰よりも早くアリーナ席にやって来て、ひとり対岸に目をやっていた。すでに昨日からであったが、菊地は装着場などでも、歩いているときでも、じっと考え込んでいることが多い。いわゆる菊地モードだが、こちらに気付くと目を見開いて笑顔を向けるところが、ふだんの菊地モードとはやや違う。気迫に包まれているというよりは、ひたすら思索にふけっている様子なのだ。アリーナにひとりでたたずんでいる菊地も、やはり同様の様子。対岸の何を見ているというわけではなく、脳内スーパーコンピュータは艇界一のスピードで精緻な答えを導き出そうとしているのだろう。
 アリーナ席は、時に一人の世界にこもることができる、静謐な場所でもあるのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2011_1122_1083 12R発売中まで試運転を続けていた木村光宏。いつもの光景とはいえ、この“木村クオリティ”には毎度毎度唸らされますね。


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“本紙予想”チャレカ初日後半

7R
1コース想定=山口 まくられ率8.0% 差され率24.0%
2コース想定=鎌田 逃がし率40.4%
山口が前半大敗のうっぷん晴らす逃げ。
◎山口 ○田中 ▲鎌田 △丸岡
3連単1-324-全

8R
1コース想定=白石 まくられ率4.7% 差され率12.5%
2コース想定=菊地 逃がし率33.3%
進入難解な一戦。菊地の2コース捌きに期待。
◎菊地 ○山崎 ▲寺田 △市川 
3連単2-341-全

9R 
1コース想定=大嶋 まくられ率13.9% 差され率19.9%
2コース想定=石渡 逃がし率56.5%
石渡の逃がし率高く、大嶋の先マイ逃走狙う。
◎大嶋 ○原田 ▲白井 △吉田   
3連単1-345-全

10R 
1コース想定=重成 まくられ率9.6% 差され率23.1%
2コース想定=須藤 逃がし率47.1%
重成が渾身の逃走劇見せる。
◎重成 ○松井 ▲湯川 △濱野谷
3連単1-453-全

11R 
1コース想定=魚谷 まくられ率26.8% 差され率21.4%
2コース想定=田中 逃がし率31.0%
田中が2コースから強烈な差し切り。
◎田中 ○魚谷 ▲赤岩 △勝野
3連単2-154-全

12R ドリーム戦
1コース想定=池田 まくられ率5.4% 差され率12.5%
2コース想定=瓜生 逃がし率27.5%
池田のインは最強クラスで瓜生は逃がし率低い。どちらを採るかだが、ここは一騎打ちだ。
◎池田 ○瓜生  
3連単1=2-全


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H記者の『穴・極選』初日

 2Rの1=45に軍資金の半分近くをぶっ込み、初日前半にして半死人と化したHです。前検で推奨した面々も大苦戦しておりますが、後半に巻き返してくれると信じましょう。一発穴が出そうなのは、このレース!

11R
 ①魚谷智之
★②田中信一郎
 ③中野次郎
 ④勝野竜司
◎⑤赤岩善生
★⑥今村  豊
進入123456か12346/5

 魚谷のここ1年のイン1着率は、50%以下! それでも断然の人気になるのですから、思いきって「消し」の一手。5Rで5着に終わった赤岩を狙い撃ちます。パワー的には私の期待を下回っていた感がありますが、ここはボーダー12位の勝負駆け。スタートをメイチ張り込んで攻めるはず。ミスター今村を内に入れてのマーク差しという戦法もあります。37号機の底力よ、覚醒しなさいっ!! どっちが5・6コースでも筋になる今村と、最近好調の信一郎へ。

3連単★5-26-全

 間もなく6レース。あごナシさん、湯川が勝って大儲けしますように!! 私も6-15勝負っす。


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THEピット――勝負駆け、開戦!

2011_1121_0516  峰竜太が本体整備をしていた。これは珍しい。峰は徹底的にペラと向き合って、仕上げていくタイプだからだ。ペラ室で姿を見かけるのがほとんどで、整備室で目撃した記憶はほとんどない。それほど、峰はモーターのパワーに手応えを感じていないのである。
 確認できたのは、ピストンをきれいに磨き上げている場面。リングを外してその溝までをも丁寧にこすっているようだった。部品交換までは確認できなかったので直前情報を確認してほしいが、この整備は3R直前まで続いている。このあとはペラ室にこもることになるのか。峰の初日は、必死でパワーを引き上げる多忙な一日となりそうである。
2011_1121_0048  整備室では、瓜生正義と重野哲之がモーターと向き合っている姿があった。こちらは整備ではなく点検の模様。特に、重野が実に入念にモーターのあちこちをいじっているのが強く印象に残った。既報のとおり、重野が引き当てたのはエース機である。心強い相棒をいつくしむかのように、丁寧に、力強くモーターに触れていく。ふだんは優しい笑顔の好青年の重野は、いざスイッチが入ると強烈に鋭い視線とともに眉間にシワが寄る。怖いくらいの表情になるのだ。整備室での重野はまさに鬼の顔。気持ちも完全に入り込んでいるようだ。もっとも、3R直前にモーター装着する際に目が合うと、優しく目を見開いて微笑みかけてくれたりしたのだが。肩に力が入った様子はない。
2011_1121_0467  昨日本体を徹底的に整備した池田浩二は、1R後にはモーターを装着していた。慎重にあちこちチェックしたあと、整備室へ向かって整備士さんに声をかける。整備士さんは池田のボートへと向かって、並んでチェックを始めた。
「たしかに歪んでるね」「やっぱりっすか!?」
 池田が目を見開く。池田と整備士さんは整備室へととって返し、ステアリングバーを手にふたたびボートへと戻っていった。ステアリングバーとは、ハンドルとモーターをワイヤーでつないでいる三角形のもので、ハンドルとモーターを連動させるもの。池田のモーターのステアリングバーが曲がっていて、それを池田は発見したようなのだ。これを整備と言うべきかどうかはともかく、池田はモーターに“異常”を発見したという次第。新しいものに交換して、池田は入念にハンドルを回して確認。納得したような表情で、試運転に向かうのだった。ステアリングバーの交換は発表がないし、パワーをどうこうする部品でもない。実際に交換している場面を目撃することも少なく、僕は名称もよくわかっていなかった。とはいえ、池田の抜群のハンドルワークに影響を及ぼす部分ではあるわけで、その歪みを池田浩二は目ざとく発見している。こうした微細なチェックなどを怠らないこともまた、実力のうちということだろう。

 勝負駆け組は、朝から忙しそうに動き回っている。もっともこれはSG初日のごく普通の光景でもあり、チャレカならではの光景というわけではない。
2011_1121_0355  2Rのエンジン吊りに参加していた松井繁が、輪を離れるとダッシュで試運転用係留所へと向かう。王者が本気だ! などと思ってはみるものの、直後に「5Rのスタート練習を開始します」とのアナウンスが流れて、松井はそのために急いだのだと判明する。松井の後を赤岩善生も小走りで追走していたが、これも同じ理由。もちろん、勝負駆けだからこそ、こうしたルーティンを着実にこなして、初日を乗り切る必要があるのも確かではある。
2011_1121_0379  別の試運転用係留所から、田中信一郎の声が響いてきた。「5号艇6号艇!?」。気の毒そうな声で言葉をかけた相手は、今村豊。今日のミスターは、外枠2走が割り振られている。ベスト12のボーダーにいる者にとって、初日の外枠2走はどうなんだろう……。赤岩が同じ組み合わせで初日を迎えているのを知って、そう考えたりもしたものだった。今村もかあ……。田中から見れば、それはあまり歓迎するべき条件ではないようで、だからこその気の毒そうな声。そういう田中も今日は3号艇と5号艇で、外枠をひとつ乗り切らねばならない。苛酷なボーダー争いを戦う境遇の選手の初日に外枠というのは、ハッキリ言って、実に興味深い編成だと思うし、チャレンジカップを面白くする素晴らしいアイデアだと思う。でも、選手たちはなかなか大変そうだなあ、ともピットにいれば考えてしまうのであった。ま、声をかけられた今村は露骨に嫌がっているふうはなかったけれども。何枠でも起こし位置を変えない今村にとって、外枠はそれほど不利というわけではないだろうな。

 大村といえば、アリーナ席! 85mのポールがピット内にあり、2マークが目の前にあるという大村独特の構成。控室前が前庭のようになっていて、水面際にはベンチが並べられており、レースになると選手たちはここに出てきて、レースを観戦している。観戦ポイントとしてはお客さんに開放したくなる絶好の場所。控室の壁際には喫煙所もあって、喫煙者はこちらで水面を眺める。今日の午前中など秋の日差しがうららかに注いでおり、いやあ、やっぱいいなあ、大村のアリーナ席は! 勝負駆けのヒリヒリした空気とは対照的なのんびりした雰囲気で、大村チャレンジカップは実はなかなか面白いシチュエーションだと感じた次第である。
2011_1121_0520  ベンチで見かけた組み合わせは、田村隆信&湯川浩司&丸岡正典の銀河系組、田中信一郎と太田和美で山崎智也を挟んだ中堅豪華スター組、藤丸光一&川﨑智幸の60期組など。選手の姿が少ないタイミングで、荒井輝年がひとり目を細めている姿もあったな。こんな光景もファンにとっては垂涎ではあるまいか。いい写真があったりしたら、定期的に掲載していくとしよう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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チャレカ初日! いい夫婦の日! 開会式!

 いや~、ついにこの男がSGにやって来ましたか。そして、あの男も揃い踏み。この二人には、常にSGにいてほしいな~。
 ということで、艇界の誇るエンターテイナーの競演です!

2011_1122_0045 西山貴浩
このブサイクが世に出るときが来ました(中略)整形して次はイケメン選抜に出られるように頑張ります!

2011_1122_0059 鎌田義
みなさん、今日はいい夫婦の日なんですけど、愛はいろんな形があります。イタリア語ではティアモ、博多弁では好いとーばい、関西弁では……わからないんですけど、私はモーターボートを愛しております(投げキス)。

 はっきり言って、彼らはプロ中のプロだ!
 というわけで、チャレンジカップ開会式。今日は「いい夫婦の日」だそうですね。ま、一人もんのワタクシには関係ないですけど、はい。ということで、今回は選手から奥さんやご家族へのメッセージをあらかじめ募集していたようです。愛にあふれる言葉が読み上げられて、登場した選手たち。たとえば、こんな具合。

2011_1122_0007 西村勝
「女房へ いつも厳しく接してくれてありがとう。でも、たまには優しくしてね」
いつも家でいじめられているので、水面で暴れたいです。

 だははは~、気が強そうだったもんな~、川田久子さん。てな具合で、妻帯者は奥さんにメッセージを送る選手が多かったですね。山崎智也はもちろんあの人に!? そうです、あの人と娘さんへのメッセージでした。愛してるよとか言ってました。ごちそうさま。
 西山やカマギーにも負けてないエンターテイナーは……。

2011_1122_0106_2  湯川浩司
愛のメッセージを出せとFAXが来たんですけど、直接言わせてもらおうと思って来ました。嫁の千代、サランヘヨ~。

 家に帰ってからも直接伝えるように。それにしても、丸岡正典も「アンニョンハセヨ~」と登場したし、韓国流行りなんですね、この周辺では。
 ところで、いい夫婦の日に縁のないワタクシのお仲間たちはどうしたのか。

2011_1122_0022 山川美由紀
45歳、独身。今さら結婚する予定はありません。しばらくレースで頑張ります。

 43歳、独身。ワタクシも結婚する予定はありません。美由紀姐さんとなら、逆タマだなあ……。ちなみに、山川の前に登場した深川真二はこんな感じ。

2011_1122_0019 深川真二
次はきれいなおねーちゃんが登場です。

 実は美由紀姐さんの結婚をみんなが応援していたりして?
 さてさて、奥様、ご家族へのメッセージ以外にも力強い、あるいは笑えるコメントがいつも通りに続々と。
 
2011_1122_0065 白石健
シライシタケシです!

 シラケンのこの絶叫を耳にするのも久しぶり。シラケンもSG常連になってほしいなあ。

2011_1122_0015 赤坂俊輔
このチャレンジカップに出るために、今年1年頑張ってきました。

 比較的クールな印象のある赤坂ですが、今日は力強かったなあ。

2011_1122_0113 吉田俊彦
次は山崎智也さん、前が濱野谷憲吾さんで、イケメンに挟まれて顔はボロ負けですけど、水面ではボロ勝ちします。

 えらいメンツに挟まれたもんですが、トシも負けてないと思うがどうか。もちろん水面でも!
 チャレンジカップならではのコメントもたくさん聞かれましたが、今年はちょいと特殊な状況も。

2011_1122_0002 渡邉英児
年末の賞金王……シリーズに向けて、しっかり上積みしたいです。

 そうなのです。下位の選手の一部は、優勝してもベスト12に届かないケースが今年はついに出る可能性があるのですね。それでもSGであることには変わりない。勲章目指して頑張れ!

2011_1122_0118 白井英治
準優勝めざして頑張ります。

 こりゃまたベタベタな。優勝戦2着でベスト12濃厚な白井。ストレートな発言にかえって好感でありましたな。
 そしてボーダー12位のこの人!

2011_1122_0132 赤岩善生
泣いても笑っても最後の勝負です。最後に笑えるように頑張ります。

 チャレンジカップを盛り上げるのはやっぱりこの男。男っぽい笑顔を期待していますぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”チャレンジカップ初日

おはようございます。Kです。1カ月半のご無沙汰でした。チャレンジカップも頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。大村と言えば、最強のイン水面。基本インが強いSG、今節はインが猛威を振るうことも十分に予想されます。しかし、そうした予断を挟まずに、展開を推理していきたいと考えております。インが売れる分、人気の盲点もたくさんあると思われますしね。ファンも選手も勝負駆けのチャレンジカップ。私もファンですから、当然勝負駆けでございます(大村から帰れますように……)。皆様もおおいに奮闘して、賞金王につなげていきましょう!

1R
1コース想定=須藤 まくられ率12.2% 差され率14.3%
2コース想定=丸岡 逃がし率34.7%
深川が3コースからズバリと展開突く。
◎深川 ○須藤 ▲丸岡 △菊地 
3連単3-124-全

2R
1コース想定=中野 まくられ率4.8% 差され率8.1%
2コース想定=重成 逃がし率48.3%
中野のインは最強レベル。気迫の逃走。
◎中野 ○吉田 ▲吉永 △平田 
3連単1-345-全

3R
1コース想定=石渡 まくられ率4.26% 差され率16.7%
2コース想定=魚谷 逃がし率42.2%
石渡が魚谷をカベにして逃走劇。
◎石渡 ○山口 ▲魚谷 △濱野谷 
3連単1-425-全

4R
1コース想定=藤丸 まくられ率11.7% 差され率24.7%
2コース想定=田口 逃がし率42.5%
赤坂が念願の地元SGの初戦を渾身差し切り。
◎赤坂 ○藤丸 ▲原田 △山崎
3連単4-156-全

5R
1コース想定=白井 まくられ率10.9% 差され率17.4%
2コース想定=荒井 逃がし率43.8%
松井と赤岩の進入に注目。深くても白井が気合の逃げ。
◎白井 ○松井 ▲赤岩
3連単1-56-全

6R
1コース想定=飯山 まくられ率8.8% 差され率24.6%
2コース想定=田村 逃がし率38.9%
果敢に握るタイプが多い。飯山は厳しいイン戦。田村の捌きに期待。
◎田村 ○飯山 ▲今村 △湯川
3連単2-156-全

後半はのちほどアップします!


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ファンも選手も勝負駆け 初日!

おはようございます! ファンも選手も勝負駆け、チャレンジカップの開幕でございます! 大村は快晴で気持ちのいい朝。眼前に広がる景色が実に美しく清々しいですよ! 皆様、お時間とフトコロが許せば、ぜひぜひ勝負駆けをしに発祥地へ!

2011_1121_0843 BOATBoy「レーサー烈伝」に登場してくれたことのある西山貴浩。インタビューをしたU記者の激励を伝えると、「ありがとうございまーす!」と顔をほころばせておりました。でもすぐに「もう頑張ってまーす。これ以上頑張れませーん」だって。なぜか自虐ネガティブ発言が多いニッシーニャ、初めてのSGで簡単ではないとは思いますが、何としてもその存在感を見せつけてほしいところ。水神祭、期待してまっせ!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――気合パンパンの人たち

2011_1121_0575 「気合パンパンの人たちがいるでしょ。僕なんかはそうした人たちのスキを突けば、勝負になっていく。それを狙ってるんですわ」
 今日の水面一番乗りは、鎌田義だった。SG前検日、モーターを受け取って装着した選手から水面に飛び出していくわけだが、一番乗りの常連といえば田中信一郎である。静かだった水面にモーター音が響いたとき、今日もやっぱり信一郎だろうと思って目を向けると、なんとカマギーだったのだ。カマギー、気合満点か!?
 そんなん違います、と言って笑ったカマギーは、実は大村を不得手な水面と感じているようだ。
「だから、水面が静かなうちにペラの反応を確かめたかったんですよ。このクラスは、がんがん試運転するでしょ。波が立っていたらわからないことがあるからね。それで、いちばん最初に乗ったんですよ。その成果はありました。ペラは決まったしね。それで手応えを得ることができた」
 そして、冒頭の言葉につながるわけである。
 鎌田の何気ない言葉に、さまざまな教訓が盛り込まれていると思う。選手は何を考え、どんな思いで戦っているのか。行動自体は、52人、それほど大きな違いがあるわけではない。というより、ペラやモーターを調整して試運転をしてレースをして、という基本的な動きは同じものである。だが、そこには程度や動きの多さ大きさに差が生まれる。そして、そこにこめられた思いは選手ひとりひとり違う。それは時に結果を左右することもあるだろう。当たり前のことではあるが、つまりボートレースとはまさしく“人間”の戦いである。
2011_1121_1087 で、僕がとりわけ注目したのは「パンパンの人たちがいる」点だ。賞金王最後の勝負駆け、そんなん当たり前だろ、とおっしゃるかもしれない。だが、実を言うと、チャレンジカップを毎年見てきて、52名にそこまでの差があるのだろうかという思いもないわけではなかった。これはSGである。選手であれば、誰もがSGを獲りたい。これが賞金王最後の勝負駆けであろうがなかろうが、賞金王当確であろうがそうでなかろうが、全員が勝ちたいに決まっているのだ。そして、実際にそう思わせられる場面を何度も見てきたような気もする。だから、選手自身の口から「パンパンの人がいる」と聞かされるのは、やけに新鮮な響きに思えたのである。カマギー自身は優勝条件。ランキングは上位ではないから、つまり結局は普段のSGと変わることなく優勝を目指すのみ。一方で、少しでも賞金を上積みしたい選手がいるのはもちろん事実で、「パンパンの人」はそうした選手を指すはずだろう。
 そうしたとき、やはり目につくのは赤岩善生ということになる。かつてミスターボーダーといえば瓜生正義を指していたが、ここ数年は赤岩がその位置に収まるかたちとなっている。そんな呼称で表現されることは少ないが、状況的には以前の瓜生と同じことだ。そして赤岩は、わかりやすく闘志をあらわに見せてもくれる。今日一日、あまり他の選手と会話を交わす場面を見かけなかったのは、決して気のせいではないはずである。
2011_1121_0336  同様に、やはり松井繁にも目を奪われる。前検後に実に入念に作業をしているのを見ると、どうしても特別な何かを感じずにはいられない。実際、今年に入ってからもっとも笑顔が少なかった前検ではなかったか。松井だけを見ていたわけではないので、あくまでも印象としてということにはなるが、いつもの松井とは何かが違うと第一感で思う。湯川浩司とのめちゃくちゃ深刻そうな会話など、湯川のキャラを考えても、これまであまり見かけなかったシーンだと思うのだ。
2011_1121_0797  田中信一郎は、重い闘志をたたえているというよりは、テンションが高めに見えるあたりに腹の底にたたえられた気迫を感じさせられる。田中といえば、BOATBoyのチャレカ&賞金王コラボ企画である「チャレンジ!賞金王」というコーナーの、第1回に登場してくれた選手。エンジン吊りの様子を目で追っていたら、突如「よかったわ、チャレンジに来れて。企画倒れにならんでよかった」と声をかけられた。じゃあ賞金王も、と言葉を返すと、「ありがとう!」と力強く叫んで去っていったが、その直後に頭をひねって記憶を必死にたぐる。こんなふうに田中に声をかけられたことがあっただろうか……。作業を終えて、タテ縞の服に着替えてあらわれると、「阪神ファンやないで!」と周囲を笑わす場面もあり(田中はバリバリの巨人ファンです)、そうした様子にものすごく前のめりなものを感じるのだ。
 もちろん、だからこそチャレンジカップは面白い! 絶対に負けられない戦いに臨む者たちの切羽詰まった思いが水面に、ピットに投影されるからこそ、勝負駆けには醍醐味があるのだ。この一節、そんな思いをできる限り、ピットから感じ取りたい。ヒリヒリした空気の中でしか味わえない緊迫感に、今節は思い切り心乱されたい。

2011_1121_0462  赤岩は、これはルーティンともいえる、前検後の整備でかなり遅い時間まで作業をしていたが、その赤岩よりも時間をかけて本体整備をしていたのは、驚くなかれ、池田浩二であった。賞金ランク1位の男が、早くも本体を割っている! しかも、もっとも早くスタート練習とタイム測定を終わらせたドリーム組なのに、誰よりも遅くまで整備をしていたのだ。それほど手応えを得ることができなかったわけなのだが、それにしても前検で本体を割っている池田浩二を見るのは、おそらく……いや、間違いなくと断言してしまおう……初めてのこと。これもまた、チャレンジカップの真実である。
2011_1121_0870 その池田よりも遅くまで整備していたのは白石健。本体整備はほかに荒井輝年や坪井康晴も着手していたが、もっとも徹底的にやったのはシラケンだったということになる。あ、シラケンは久々のSGですね。しらいし・たけしと読みますが、愛称シラケンであります。
2011_1121_0377  ペラ室で最後まで作業をしていたのは、まず峰竜太。これはまあ、赤岩と同じ意味でいつものことで、ペラとの向き合い方は本当に執拗というか妥協がない。その峰を抑えてシンガリのペラ室退室となったのが、原田幸哉と中野次郎だった。あと、整備室奥にあるペラ加工室(ここではハンマーなどで叩くのではなく、やすりなどで削ったりする)のシンガリは今村豊。帰宿バスは1便と2便があって、誰もがミスターは1便で帰るだろうと思っていたのに、今村は「1便出発しまーす」とのアナウンスなど耳に入らないかのように作業を続けていた。わりと珍しいことである。
 賞金ランク14位・今村。15位・原田。18位・中野。13位の井口佳典がF休みだから、今村はまさに次点であり、原田も中野もボーダー付近の選手。赤岩も含め、彼らが最後の最後まで調整に没入していたのは、果たして偶然なのだろうか。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『大村チャレカ前検を斬る!!』

2011_1121_0563  大村チャレカの前検が終わりました。「これは凄い!!」と心震えるようなSS選手は発見できませんでしたが、それなりに強弱の差がはっきり出ていたと思います。見立ての上位から順に紹介していきます。

Sランク(超抜級)

★★平田忠則
回り足から行き足から伸びまで、全部が強めで余裕たっぷりのバランス型。スタート練習でもスリットから半分ほど覗いており、1マークまでに主導権を握って自在に攻められそう。あの足ならどのコースでも狙えるが、やはり6号艇(6コース想定)で万穴を召し取りたい。とりあえず、明日の2R5号艇で資金稼ぎ?

2011_1121_0619 ★★湯川浩司
行き足~伸びが抜群。誰と合わせても、軽く1、2艇身ほど置き去りにしていた。いわゆる「湯川パターン」で、この足があるときの強さは何度もここで書いてきた。江戸川GIの好調ぶりを、そのまま大村まで持ち込んだか。しかも、明日は6号艇&5号艇の2回走り。初日に狙わずいつ狙う!?、という絶好の舞台が整った。

2011_1121_0880 ★★吉永則雄
回り足が強く、足合わせのターン回りで軽々と相手を捻り潰していた。そんな圧勝ターンの連続で他の足は測りにくかったのだが、不気味さだけなら上記2人よりも上。明日は2R4号艇の1回走。いきなりの4カド速攻があるかも? あ、このレースの5号艇には平田も……!!

Aランク(上位級)

2011_1121_1076★赤岩善生
ダービーではワースト級に見えたが、今日は大丈夫。ターン回りで外から強めに握り、相手を1艇身ほど置き去りにする「赤岩パターン」を連発していた。超抜かどうかはともかく、このターンがしっかりできた以上、一時のスランプ?は脱したとみたい。明日の6号艇・5号艇でどれだけポイントを稼げるか!?

2011_1121_0745 ★白井英治
行き足半分、伸び半分、どっちも半端に強めという前検ではあったが、トータルで上位級と見るべきだろう。強気で攻めれば大いに武器になるパワーだ。が、逆に攻めも半端になると、なまじっかの足が誰かに引っ掛かって大敗につながる可能性も。明日の5R1号艇でキッチリ逃げきり、弾みをつけたい。

2011_1121_0531 ★渡邉英児
これもスリットから半分覗く感じで行き足が軽快。他はソコソコというムードだったが、ターン回りでも負けることはなかった。トータル中堅上位かも、との思いもありつつ、舟券に絡めば穴必至という選手なので抜擢する。明日は白井も赤岩も王者もいる5R4号艇。人気の盲点は、間違いなくこの男だ。

2011_1121_0513 ★峰竜太

伸びはさっぱり、やられることが多かった。が、ターン回りはド迫力。外からハンドルを入れた瞬間に、内選手が引き波に呑まれていた。おそらく、サイドの掛かりが抜群のはず。怖いのは「パワーではなく、峰リューの非凡なターンスピードがそうさせている」という可能性もあること。明日のドリーム6号艇は、そのあたりをチェックしたい

2011_1121_0825 ★山口剛
「最近絶好調の70号機」という色眼鏡が怖いのだが、何度か合わせて負けた相手はいなかった。スリットからの行き足も、突出してはいないが上々。先入観を加味してAランクに留めておくが、実のところSSはこれではないか?と思えるほどの不気味なポテンシャルを感じた。明日の4号艇・1号艇で連勝し、バレバレになってしまう可能性も十分><

2011_1121_0641  そして、番外編でもうひとり。私の隣にいたミスターX師(元SGレーサーにして、1日の舟券の儲けでBMWを買ったという伝説のギャンブラー。匿名希望)を、しきりに唸らせたレーサーがいます。X師は第9班のスタート練習のたびに「う~ん、いいねぇ、足合わせも良かったけど、やっぱ間違いない」などと唸り、「誰かわかるかい?」と私に振ってくる。私の目には吉永と山口しか映らなかったのですが……この道40年の大ベテランが指名したのは、平本真之でした。X師曰く。
「別に節イチとか言ってるんじゃない。正味の足なら湯川や山口の方が上かも知れないよ。でもね、湯川じゃ山口じゃ、もう舟券が美味しくないんだ。まだ銘柄じゃない平本にこの足があれば、必ずどこかで万券を演出する。そういう選手を狙うのが、舟券のプロだろう」
 さすがの一言。平本が本当に万券を演出するかどうかはともかく、今節はX師の見立てに乗ってみようかと思っています。
★平本真之
 客員としてAランク抜擢。

 さて、前検タイムをどうぞ。

前検時計TOP10

2011_1121_0851 ①湯川浩司 6・50
②山口 剛 6・54
③菊地孝平 6・55
 重野哲之
⑤丸岡正典 6・56
⑥平田忠則 6・57
 平本真之
⑧松井 繁 6・58
 深川真二
 田口節子
 吉永則雄

 湯川がブッチギリの一番時計!! これを筆頭に、私が推奨した9人(客員・平本含む)のうち5人がトップ10入り。行き足~伸びにかけては、なかなかの見立てだったようです。

前検時計ワースト5

①寺田 祥 6・78
②峰 竜太 6・76
③西山貴浩 6・75
④中里英夫 6・74
 山崎智也

2011_1121_0648  う~ん、Aランクの峰がワースト2位……伸びさっぱりとは書いたけど、ここまで悪いと気になりますね。山崎智也も苦しそうですが、東都のエース濱野谷憲吾には明るい材料がありました。回ってからの一瞬の足がいい。本当に一瞬の足だけで、他はソコソコ程度なのですが、自在タイプの憲吾にとってターン出口の足は何より重要。これを生かせば、大逆転の賞金王入りも夢ではないと思います。前検時計も6秒59と、憲吾にしては出色でした!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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エース53号機は重野だったが……!?

2011_1121_0240  12時過ぎから、ピット横の選手控え室でモーター抽選会が行われた。「ファンも選手も勝負駆け」がキャッチコピーのこのシリーズ。ゲットしたモーターによって賞金王が近づきも遠のきもするわけで、選手たちのボルテージも高い。ガラポンを見つめる目が、いつもより熱く感じられた。大村のモーターは2月が初下ろし、素性がはっきり割れているという側面もあるのだろう。
 いきなり、赤岩善生が37号機を引き当てた。さほど歓声は上がらなかったが、ボートボーイ編集部が「平均展示順位がベラボーに高く、誰が乗っても快速仕様になる」と注目していたモーターだ。12位ボーダーから、一気にケリを付けるべき相棒を得たか。

2011_1121_0279  ほとんどの選手たちがメイチで狙っていたのは、唯一2連対率50%を超えている53号機だ。池田浩二がボートで「53番」を引くと、吐き捨てるように「ボートかいっ!!」と叫ぶ。肝心のモーターの方は25号機=2連率26・5%……ワースト級の低調機に留まった。

2011_1121_0281  で、この垂涎の53号機を引き当てたのは、今年の大ブレークレーサー重野哲之。競技スタッフが「ごじゅうさん!」と叫んだ瞬間、重野は親指をギュツと突き立てて喜びを爆発させた。他の選手からは「あ~あ」の嘆息が。

2011_1121_0288  選手たちが待ち望んでいたもうひとつのモーターは、70号機だったようだ。2連率は5位だが、最近の赤丸急上昇モーター。前々節に野澤大二が優勝すると、前節ではA2の藤田竜弘が節イチ級の動きで優出2着。勢いでは、エース53号機をはるかに上回っている。それを引き当てたのは、若き勝負師・山口剛だった。「山口選手、70番」の声に、ミスター今村豊が「おっ、やっぱツヨシは持っとるわぁ!」と祝福。ミスターも狙ってたんだろうなぁ。

2011_1121_0295  他の選手からイジられていたのが原田幸哉(沖縄)だ。久しぶりに2連率40%超えのモーター(52号機)を引き当てると、太田和美と松井繁らが取り囲み「お、ええモーターやん、もうエンジンのせいにはでけへんでぇ」「できへんなぁ」と一刺し。幸哉が頭をポリポリ掻いていると、太田が「あ、ボートのせいにできるか!」。選手にドッと笑われながらも、2連率25%のボートに救われた?幸哉であった。

 注目モーターと、引き当てた選手を挙げておく。

★2連対率TOP5
①53号機(52%)…重野哲之
②63号機(47%)…須藤博倫
③13号機(47%)…平田忠則
④37号機(46%)…赤岩善生
⑤70号機(45%)…山口剛
★特注モーター
①36号機(回収率トップ)…中野次郎
②38号機(前節Vモーター)…重成一人
③20号機(前々節B1優出モーター)…石渡鉄兵

 私なりの推測では、やっぱ山口と赤岩の2機がメッチャ怖いと思う。前検気配をしっかり見届けたい。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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勝負駆けの選手入り

 ダービーから1カ月半。今年は東日本復興支援競走が8月に入り、笹川賞から立て続けにSGがあったため、たかだかこの間隔でもずいぶん久しぶりのように感じる。それも、ダービー後のGⅠ連戦で賞金王戦線もおおいに動き、にもかかわらず当確マークが点いた選手が例年より少ないという状況でのチャレンジカップ。ピットに足を踏み入れただけで、なんだかワクワクしてしまった次第であります。
2011_1121_0023  賞金王の勝負駆け、というのは、まずはこちらの先入観であって、選手たちがいったいどんな思いを胸に大村入りしたのかは、現時点では本当のところはわからない。そして、その先入観がやはり違った景色を我々の目に映し出すようで、たとえば今年もボーダーでこの日を迎えた赤岩善生の表情は、やはり力強く、そしてやや硬く映るわけである。レース場入りした時点で気持ちを作っていることが多い赤岩だから、我々報道陣を避けるようにうつむき加減で足早に私物検査に向かうのはいつものことなのだが、しかしそれすらもちょっと特別な何かをまとっているように見えてしまう。
2011_1121_0176  松井繁もそうだ。チャレカを迎えて、松井に賞金王当確が点いていない! 近年ではありえなかったこの事態に、珍しいサングラス姿にも意味があるような気がしてしまう。ニコヤカなのは今年に入ってのレース場入り時の王者なのだが、「珍しく賞金王勝負駆けに臨む王者」と誰もが見ていることを意識しているのではないか、と思えてくる。そのサングラスを原田幸哉にからかわれて、照れたように微笑む松井。そんな場面もこれまであまり見なかったような気がするな。
 
2011_1121_0088  一方、賞金レースをぶっちぎっているツートップ=池田浩二&瓜生正義には、やはり余裕があるように感じられてしまう。先日池田に話を聞いたところによると、瓜生と賞金1位争いをしている意識はまったくないようで、順位に対するこだわりも皆無のようだ。もし「1位での賞金王出場」を意識しているのであれば、このチャレカは池田vs瓜生の構図も楽しみなものとなっていたのだが、そんな思いが本人たちにほとんどないのであれば、かなりリラックスして臨める一節となるのだろう(そして、そうした選手たちが多く活躍してきたのもチャレカである)。
2011_1121_0108  瓜生は原田とともに登場。まあ、どんな状況であれ、朗らかで穏やかで優しげな瓜生である。原田のほうはボーダーのやや下、まさに勝負駆けという状況だが、瓜生とセットで見たせいか、こちらも余裕綽々のように感じられたのであった。

 実は私とH記者は昨日、唐津に参戦。レース後、無料バスで佐賀→特急で諫早→在来線で大村と、約3時間半もかけて移動したのでありました。唐津と大村はお隣だと思ってましたが、けっこう遠いなあ……しかし、実は唐津で大勝ちしたらタクシーで大村入りしようと目論んでいたわけであります。車なら、1時間半ほどらしいっすね。
2011_1121_0226  というわけで、佐賀勢はもちろん車で大村入り。峰竜太の愛車に、深川真二が同乗してやってまいりました。峰はベスト12入りがほぼ当確。初のSGドリーム出場ということもあって、かなり柔らかい表情……かといえば、そうではない。自家用車はレース場から5~10分ほどの選手宿舎に駐車しておくこととなっており、荷物をいったんピットに置いてから移動させなければならない。往復20分弱か。レース場入りしたのは11時30分頃。ギリギリの大村着だったのだ。近いからこそ、ギリギリになるのはありがちですよね。というわけで、焦る峰竜太。これもまた勝負駆け?
2011_1121_0230  で、深川には伝言があった。土曜の夜、唐津のめちゃゴキゲンな屋台「みよこ」でH記者とめちゃゴキゲンに飲んだのでありますが、店のママに「真二に頑張れって伝えて」と伝言を頼まれていたのだ。伝えると、嬉しそうに顔をほころばした深川。思えば、深川とちゃんと言葉を交わしたのは初めてかもしれないな……。
2011_1121_0002 で、ちなみに大村入りの大トリは藤丸光一。やっぱり近くの選手ほど入りも遅くなりがちで。一番乗りはSG初出場のニッシーニャで、地元(地区)の若手が早々とピット入りするのもまた恒例。「水面では一番になれないので、一番乗りしました」とニコニコ@ボートレース部のインタビューに答えていたが、いやいや、充実著しい西山貴浩、初のSGでもおおいに期待していますぞ。
 そんなこんなで52名が揃った大村チャレカ。ファンも選手も勝負駆け、運命のSGがいよいよ始まります!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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大村です!

Cimg5851 おはようございます! 取材班、ボートレース大村に到着しました。大村は気持ちのいい晴天となっております。これが一節間つづいたら気持ちいいだろうなあ。寒気が強まる季節です。皆様、くれぐれもお体にはお気をつけて。

というわけで、チャレンジカップです! 発祥の地で繰り広げられる賞金王勝負駆け。例年、チャレカ時には9人ほど当確が出ているのですが、今年は8人(ひまひまデータさんによると、佐々木、峰も完全当確ではないとか)。もっとも混戦模様のチャレカと言っていいでしょう。勝負駆けのなかには、あの王者も……。というわけで、一節間、いつものように現地から取材更新してまいります。もちろん、賞金王勝負駆けのゆくえも追っかけます! 本日の前検から最終日まで、どうぞよろしくお願いします!


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賞金王勝負駆け!

こんばんわ。ダービー以来でございます。発祥の地・ボートレース大村で、賞金王勝負駆け! あさってからチャレンジカップが行なわれます。取材班は明日の前検に備えて、すでに大村入りしております。年間最大の勝負駆け、ともに盛り上がってまいりましょう!

それでは明日より、どうぞよろしくお願いいたします。


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