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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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芦屋・新鋭王座TOPICS 初日

雪の芦屋に3連の大花火!!

2012_0124_0426  インコースが②①①着、穏やかなスタートだった今年の新鋭王座。「やはり、今節もイン選手が無敵の強さを見せるのか!?」と思った直後、それははじまった。
 まずは、4Rで4カドに引いた池永太。スリットほぼ同体から、一気に伸びきって内3艇を攻め潰した。インの同期・土屋智則は5着にぶっ飛び、絵に描いたような456のアウトセット決着。池永が、地元ならではのスタート勘と意地を見せつけた形だ。

2012_0124_0502  この怒涛の4カドまくりは、同県で1期先輩の里岡右貴のハートにも火を点けた。続く5R、これまたスリット同体の4カドから、3コースの岩瀬裕亮を一気に叩き潰す。そのまま、インの同県同期(笑)那須啓太まで引き波にズッポリとハメてしまった。同期の桜でも近所の友達でも、1マークでは容赦はしない。それが、新鋭王座の醍醐味だな。哀れ僚友の那須クンも、5着惨敗……。

2012_0124_0413  さらに6R、やはり福岡支部で里岡の1期下(=池永と同期)の大野芳顕も、ドカーーーーンと4カドまくりだ。さすがにインの秦英悟は同県でも同期でもなかったが、これまた5着までぶっ飛んでしまった。
 地元レーサーによる、4カドまくり3連発。これぞ、栄冠とともに、やんちゃさも競う?新鋭王座でしょ! 最近の記念戦線は戸田でも平和島でもインが呆れるほど強いが、新鋭レーサーは握ってナンボ。俄然、この怒涛の絞りまくり3連発で、シリーズの行方が実に楽しみになってきた。あ、インで同期に叩き潰された土屋と那須は、ぜひどこかでやり返してね!!(笑)

唯一2連勝の水摩だが……!?

2012_0124_0432  今日、福岡支部で4カドまくりを決めた選手がもうひとり。8R、2号艇から敢然と4カドに引いた水摩敦だ。これはもう、絞りまくりでもなんでもない、ハコまくり。スリットで半艇身覗くやいなや、カド受けの鶴本崇文を一瞬で置き去りにしてしまった。血の気の多い福岡新鋭レーサーの中でも、水摩は「まくり王子」というべき存在だ。貫禄のひとまくりというか、当たり前すぎて何の驚きもないS一撃の決着だったな。
「はい、やった~~っ! 決まった~~!」って感じ。
 この見慣れた「ミズマクリ圧勝」は、2Rのイン勝ち(抜き)に続く開幕2勝目。シリーズの主役になるべきピンピン発進だったわけだが、実情はちょっと違う。2Rで待機行動違反を取られ、マイナス7点の減点が課せられていたのだ。右転舵中にエンストを起こし、再起動させた直後にうっかり2度目の右転舵……天然のまくり屋は、やはり待機行動中も天然なのである。
 で、今日は連勝で20点(10・00)のはずが、13点(6・50)で16位。これからも厳しい戦いを強いられることになったが、水摩ファンの私にとって、この減点はむしろ喜ばしいものでもある。準優、優勝で「白カポック=水摩」はもったいないでしょ。やはり、「まくり王子」水摩は、青か黄色のカポックがよく似合う。緑色では、ちと遠いけれど。

有力候補のふたりが……!!

2012_0124_0482  さて、この水摩の減点以外にも、今日はさまざまなアクシデントが発生した。大きいところでは、篠崎仁志のフライングだ。やはり、仁志のパワーはワースト級だった。2Rで5着に惨敗し、次の9Rはピストン2個、リング4本、シリンダーケースを換えて臨んだ。それでも、足りないことは本人がいちばん自覚していただろう。
 同県の4人の先輩たちが、豪快なカドまくりを決めた4コース。仁志は、際のキワまで攻めた。キワまで攻めるしかないパワーだった、というべきか。そして、スリットで散った。絞りまくりもできないほど、さっぱり伸びないスリットで賞典除外となった。「参戦できなかった兄の分まで!」という思いがあったかどうか。とにかく、今年の新鋭王座は、篠崎元志・仁志ともにFに泣かされた。

2012_0123_0290  Fあれば、Lあり!? 最終ドリーム戦では、山口達也がまさかまさかの出遅れ欠場となった。何があったのか、詳しくはわからない。私の目には、5カドから行こうとして、6コースに変更したように見えた。その助走の分だけ遅れたような……とにかく、選手責任=賞典除外となってしまった。
 他にも不良航法が3選手、などで都合6人のレーサーが罰則の対象になった初日。やんちゃな新鋭らしいといえばそうだし、不良航法の裁定がいささか厳しすぎるとも思えるのだが、今年の新鋭王座は、早くも過酷なサバイバル戦に突入した!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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