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ボートレース特集 > 2012新鋭王座決定戦
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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 ボートレース特集

モーター抽選 主役は天然ミズマ君!!

2012_0924_0336  会場が爆笑に包まれたのは、水摩敦がガラポンを回し終えたときだった。勢い良く回しすぎ、しかも回転を止めなかったものだから、2回転の間に玉がぽろりぽろりと2個飛び出した。しかも、そのうちの1個は勢い余って取り皿から飛び出し、テーブルの上をころころ。スタッフが少し慌てた様子で摘み上げつつ「おい、どっちが先に出た?」なんて会話している間、我らが天然系まくりアイドルの水摩クンときたら……
「ほよっ」
2012_0924_0339  ってな表情で、てんやわんやのスタッフをぼんやり眺めている。で、異変に気づいた選手たちが「どしたどした」と一斉に尋ねれば、「なんか、玉が2個出たみたい」とぼんやり水摩。すると、選手たちは「オイオイオイオイオイー!!」の大合唱。

2012_0924_0346 「そんなしてまで勝ちたいんか~」とか「なにさらしとんじゃー!!」とか、責めるわ責めるわ。対する水摩は笑顔で「ほよよ」みたいな(笑)。やっぱ、素晴らしいイジられキャラなのね~。で、玉を入れなおして、ぐるぐる混ぜ混ぜしたところ……またしても、ポロリ、ポロリと2個脱走。
「あ、また2個出たみたいや」
 今度はもう、ただただ全員揃って爆笑するしかなかったな。最後に、呆れきった顔で茅原悠紀が「も~出た4個の中から、好きなヤツ選べ~!!」

2012_0924_0403  次に盛り上がったのが、残り玉が4つになったときだ。佐藤翼が37番を引き当てると、直後に控える磯部誠が血相変えて「オイッ、引くなよ~ソレぇぇぇ」と悔しさ満面。残りわずかの中、どうしても引きたかったのだろう。

2012_0924_0404 磯辺はガラポンを回してるときも、「マジかよーーー」とまだ悔しそう。さらに自分の席に戻ってからも、翼クンに「引くなよ~~」で号泣の素振り。そ、そんなに凄いのか、37号機?? 今節は、キャプテンならぬエース翼の独壇場かもしれないぞ。

2012_0924_0324  最後に、独断のルックス大賞を報告しておく。船岡洋一郎。真っ赤なTシャツが妙にサイケであり、それでいながら顔から上の方を見てみたらば、なんというか、こう、新鋭王座というより名人戦に近いような味わいというか、深みというか、渋さというか、哀愁というか、いろんなものが相混じって、私はすっかり気に入ってしまったのだった。

2012_0924_0322 2連率上位モーター

①25号機…西村拓也
②33号機…高山智至
③53号機…小林 泰
④52号機…篠崎仁志
⑤12号機…片岡雅裕
⑥23号機…河合佑樹

 ちなみにキャプテン翼37号機の勝率は、39%。(photos/シギー中尾、text/H)


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次回はナデシコ決戦!

_mg_3949 新鋭王座決定戦は、松尾昂明の優勝で幕を閉じました。松尾は、最後の「1月の新鋭チャンプ」。次回の新鋭王座は時期が移動して、今年9月の開催となります。今年は新鋭王座が2回!

そして、取材班が次に駆けつけるのは最後の「3月の女子王座」。ボートレース多摩川で開催される女子王座決定戦であります! 2月28日開幕のナデシコ決戦、もちろん27日の前検から3月4日の優勝戦まで現地レポートしてまいりますので、次回もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、2012年最初のシリーズも管理解除となって、取材班は芦屋を後にいたします。今年は6月にもう1回来るんだな~。というわけで、今節もご覧いただき、本当にありがとうございました。多摩川でお会いしましょう! ではでは~(PHOTO/池上一摩)


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THEピット――顔

2012_0129_0065  池永太が、憤怒の表情を見せていた。レース後、敗者は誰もが悔しがるに決まっているが、池永の表情は「悔しさ」というより「怒り」としか言いようがないものだったのだ。
 息は荒く、視線はとげとげしく、腰に手を当て、時に首をひねる。触れたら爆発しそうなほどだった。こうなると、あの笑顔が濃くて深い池永の顔つきは、途端に迫力のあるものになる。好漢が垣間見せた骨太の男っぷり。池永には悪いけれども、それはなかなか魅力的なものだった。
 とはいえ、モーター返納とプロペラ検査が終わると、池永はいつもの笑顔も見せている。気が晴れたわけではないだろうが、レース直後の興奮は収まり、好漢らしさが表に出ていたのだ。本当は総理杯で会いたかったが、こうなったらダービーで会おう、池永太。7月末までの半年、その航跡にはおおいに注目させてもらう。
2012_0129_0244  大池佑来は、ただただスタートが遅れたことを悔やみ、眉間にシワを寄せていた。3カドはある程度は想定していたそうである。土屋智則が動かなければ、3カドに引こうと決めていたというのだ。だが、スタートが遅れた。最近3カドがあまり見られないのは、実はスタートが決めにくいからということもあるようだが、それがモロにここ一番の舞台で出てしまったのだから、悔やんでも悔やみきれない。それでも、新鋭王座初出場で、優出メンバーではもっとも後輩でありながら、気後れせずに勝ちに行ったという姿勢は尊いものだ。今日の眉間のシワは、次の機会には目尻に移って、かわいらしい笑顔になることだろう。
2012_0129_0522  土屋智則は苦笑いしかなかったようだ。スタート展示では動き、本番では動かなかった。もちろん、松尾昂明をマークする策を選択したのである。だが……「マーク切れちゃいました」そう言って苦笑する。土屋は土屋なりに後悔のないように作戦を練ったわけだが実らず、しかもあてにしていた松尾は一気に自分をも置き去りにしていったのだから、これはもう笑うしかなかったか。もちろん、胸の奥に悔恨の炎がたぎっているには決まっているのだが。
2012_0129_0004  奈須啓太が、ふっと柔らかい表情になったのが印象的だった。モーター返納とプロペラ検査を終え、控室に戻ろうと整備室を出て報道陣の顔を見た瞬間、まるで憑き物が落ちたみたいな笑顔になったのだ。そうか、奈須の本来の表情はこれか。今節は選手班長として、気が休まるヒマもなかっただろう。もちろん、自分のレースもある。しかも優出したのだ。奈須の表情が凛々しく見えたのは当然だった。しかし、優勝戦後に見せた顔は、とことん優しくとことん穏やかで、実は今節最年長のこの人もとびきりの童顔なのであった。尊敬する瓜生正義とよく似てるな。もちろん結果は悔しいものだったが、奈須としては「終わった」という思いも強いだろう。今節は本当にごくろうさま。今日の打ち上げはとことん飲んでくださいね。
2012_0129_0465  もっとも悔しい思いをしたのは、茅原悠紀で間違いない。ピットに戻った瞬間、山口達也が肩を抱いて慰めていた。西山貴浩も、勝った後輩や敗れた先輩と同期ではなく、まず茅原に歩み寄って声をかけている。「こんなもんかな」、カポックを脱ぎながら吐き捨てたようにつぶやいた茅原のその言葉を勝手に翻訳すれば、「チクショー!」に決まっている。それを誰もがわかっているから、誰もが茅原の胸中を気遣っているように見えた。そのとき、ピットはやや重々しい空気が充満していたのだが、それは茅原を思いやろうとし、無念を共有しようとする仲間たちの作り出したものだったように思う。
 それからの茅原は、やはり苦笑いばかりが浮かんできていた。「やっちゃいましたね」という言葉も聞こえてきたが、コンマ15のスタートをインから決めた茅原にはミスらしいミスはなかったと思う。それでも、茅原にしてみれば、敗れてしまえば同じことなのだろう。報道陣の質問に真摯に応える茅原の苦笑いは、痛々しいというしかないものだった。もちろん、この悔恨を悔恨のままにしておくような茅原悠紀ではないだろう。

2012_0129_0216   松尾昂明、おめでとう! というわけで、第26代新鋭チャンプは松尾昂明である。コンマ06のスタートからまくり一撃! 3コースの大池がヘコんで1艇身以上も出し抜いた瞬間、松尾の勝利を確信した人は多かっただろう。
 ウイニングランから戻ってきた松尾を出迎える仲間、という光景は、実に壮観であった。まず、大挙参戦の福岡勢。池永と奈須以外は全員が集結していたはずだ(多すぎて確認できてないけど)。さらに、同期である100期勢。松尾をのぞけば6名が参戦。これが一気にリフトを囲んだのだ。ヒーローの出迎えに、ここまで多くの選手が集まったことはあっただろうか。あったとすれば、同期が多く参戦する新鋭王座か。でも、これまでこんなにも大人数の出迎え祝福は見た記憶がない。
 そして、その輪の中心で、松尾は人のよさそうな笑顔を爆発させていた。そう、松尾といえば、やっぱり笑顔。ピットではサービス精神旺盛に、仲間と笑い合う姿が目立つ。レース前などの緊張感漂う表情は鋭いけれども、こんなに嬉しい勝利のあとだから、持ち前の笑顔が爆発して当然だ! 持ち味のまくり一撃に、持ち味の笑顔。彼の個性が完璧なかたちで、厳寒の芦屋に輝いたのである。
_u5w9420 表彰式、記者会見などが終わると、もちろん水神祭! これは、人数多すぎてもってことで福岡勢が遠慮したのか、100期勢だけで行なわれている。秦英悟、永田秀二、末永由楽、桐生順平、青木玄太、松崎祐太郎。記念すべき100期生から初のビッグウィナーが出現したことを、松尾以上に喜んでいた彼らである。もちろん、松尾はそのなかでもまた笑顔! おどけて見せる様子は、彼らの前で大仕事を果たせた喜びに満ちていた。
 おめでとう、松尾。これで総理杯の権利も得たわけだが、舞台はまくり水面の戸田。SGでも代名詞ともいえるまくりで、先輩たちをキリキリ舞いさせて、爽快な笑顔を見せてくれ!(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩=水神祭 TEXT/黒須田)


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新鋭王座ファイナル 私的回顧

“復習”するは、我にあり!!

12R優勝戦
①茅原悠紀(99期・岡山)  15
②池永 太(97期・福岡)   21
③大池佑来(101期・神奈川)26
④松尾昂明(100期・福岡)  06
⑤土屋智則(97期・群馬)   07
⑥奈須啓太(96期・福岡)   07

2012_0129_r12_0896  土屋に、やられたっ!!
 私がそう感じたのと、スタンドが奇声に包まれたのは同時だった。
「うわ、土屋、やりやがった!」
「ずるいぞーー、ツチヤーー!」
「そんなん、ありかよっ!」
 そんな奇声ばかり。当の土屋本人は、水面で何もしていない。松尾の外でゆっくりと艇を流しているだけ。ありふれた光景なのに、観衆はエキサイトしているのだ。もちろん、これには布石がある。優出選手インタビューで「動きます、動かないと面白くないでしょ!」と前付け宣言し、スタート展示で宣言どおりにゴリゴリ動いた。125/346の隊形を、ほとんどの人が絶対的なものと信じたはずだ。私も。

2012_0129_r12_0898  だが、本番の土屋は、目の前で飄々と艇を流している。宣言を覆し、スタート展示を覆している。みんな、やられた。何の変哲もない枠なりの待機行動の中、奇声は止むことがなかった。こんなに大騒ぎになる枠なり進入、今まで見たことないぞ。
 ミリオンアタックが、進入で終わっちまった。
 私は心の中で、1枚の舟券を捨てた。帯封を目指すべく、私は1-6-3を12000円買っていた。土屋が動いて、キーマンの松尾がカドでもない5コースになる。それでも、外の奈須先輩への思いも含めてシャカリキに攻めるから、1-6。枠なりでは、奈須の役目が土屋に変わる。いや、それ以前に、4カドなら松尾がまくってしまう。どっちにしても、1-6になる可能性は限りなくゼロに近づいた。
2012_0129_r12_0876  土屋に、やられたっ!!
 また、胸中で吐き捨てる。本当は、自分がバカだったと気づいている。土屋は何の反則も犯していない。スタート展示で深くなりすぎたから、本番ではやめた。そんな例は、何度も見てきた。選手の言葉もスタート展示も、一介の頼りない情報にすぎない。
 情報信ずべし、しかもまた、信ずべからず。
 博打の鉄則を、古人が明確に表現している。もしも博打打ちらしく土屋の“情報”を疑っていれば、4カド想定の松尾は「買い」になる。みんなが「松尾がカドでもない5コース」だと盲目的に信じた(共同幻想)分だけ、松尾アタマのオッズは飛躍的に跳ね上がった。今日の私は、土屋を1ミリも疑わずに、限りなくゼロに近い可能性に大枚を投じてしまった。何度復習しても、同じような過ちを犯すバカ。今日の私は、スタート以前のギャンブルに敗れ去った、気のいい間抜けなオッサンだった。
 あっちこちの奇声(私と同類)が、やがて力強い歓声に変わりはじめた。
2012_0129_r12_0929 「マツオーーッ、行ってまえーー!!」
「まくれ、松尾っ!!」
 そう、どんな進入予想だったかはともかく、松尾のアタマで勝負しているファンが俄然色めきたったのだ。そりゃ、そうだ。「松尾の4カド」なのである。
 と、思うと、また奇声。3コースの大池が、颯爽と艇を引いた。松尾の4カドが消えて、大池の3カドに。で、3カドというのは颯爽として見えるものだが、大池の内心はイヤイヤというか、非常手段だったはずだ。土屋を入れて4カドに引こうとしてたら枠なりに……想定外のスロー3コースじゃスタートも自信ないし、松尾にまくられるのも悔しい。だから、悔いを残さぬように艇を引いたのだろう。大池も、土屋にやられたひとりだったか。

2012_0129_r12_1079  そして、大池は遅れた。3カドと4カドでは、S勘がまったく違う。多くの選手がそう言っている。心の準備がないまま3カドに引いた大池には、難しすぎるスタートだった。大池コンマ26、松尾コンマ06。松尾の艇にロケットほどの加速度を与えるのに、十分なタイミング差だった。
 奇声がまた、大歓声に変わった。誰もがスリットからそれとわかる、豪快なまくり。インよりも4コースが活躍した今節を象徴する、美しいまくりだった。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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H記者の『1-6にはじまり1-6に終わる!!』予想

 さあ、行こう、優勝戦。
 極選11Rの結果はわかりませんが、憲吾老どの、hiyoちゃん、燃える男さんなど読者の皆さんに貢献できなかった今節。最後の最後に、決めたい!!

12R優勝戦
◎①茅原悠紀(99期・岡山)  SS
 ②池永 太(97期・福岡)  S↑
▲③大池佑来(101期・神奈川) A
 ④松尾昂明(100期・福岡)  A(伸びSS)
 ⑤土屋智則(97期・群馬)  A↑
○⑥奈須啓太(96期・福岡)  A
進入125/346か152/346

 もちろん、キーマンは松尾。5コースから節イチの伸びで、4カド大池を越えられるか。あっさり越えれば弾みがついて、茅原まで攻め潰すでしょう。が、やはり5コース想定がネック。私の結論は、「ギリギリ越えられない」。27号機の底力で舳先を残した大池が、松尾に急かされる形で先に仕掛けるとみます。そして、その窮屈な攻めは、茅原まで届かない。茅原の逃げきりです。
 相手本線は、松尾マークからの決め差しだけを狙っている奈須。選択に迷いのない戦法は、かなり脅威のはず。1-6勝負で1-3押さえ。遊びでピンサロBOXを買い、ミリオンアタックはシルシどおりに……!!

3連単★勝負1-6-全、押さえ1-3-全、遊びピンサロBOX
ミリオンアタック★1-6-3に12000円(100万円に届く金額)

 今回の私の好調は、芦屋に入る前に立ち寄った児島の1-6流しから始まりました。最後の締めくくりも1-6で、悲願の帯封を掴みます!!


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“本紙予想”新鋭王座決定戦優勝戦

12R 優勝戦 
1コース想定=茅原 まくられ率3.7% 差され率16.7%
2コース想定=池永 逃がし率41.0%
展開のカギ①池永2コース時まくり/差し=8/8
展開のカギ②大池4コース時まくり/差し=4/1
展開のカギ③松尾5コース時まくり/差し=2/5
進入は125/346が濃厚か。まず、茅原は1コースまくられ率が激低。たとえば松尾がスタート決めて一気に出切ってしまえば、さすがに抵抗はできないだろうが、もしツケマイのようなかたちになれば、茅原は抵抗してまくらせない公算が大。こうなると、池永の2コース時はまくり勝ちも差し勝ちも同数で、ジカまくりも充分にあるタイプだが(今節は2回あった)、ここは差し構えとなるだろう。ダッシュ勢は、大池は4コース時はまくって勝つことが多く、松尾の5コース時は実は差して勝ったほうが多い。ただ、松尾の伸びを考えれば、ここはまくり狙いであることは間違いなく、スタート同体ならばまくり競りになる可能性もある。松尾がスタートのぞいていけば、大池は叩かれて不発に終わる可能性も。基本は茅原のイン逃げが濃厚と見た。大池または松尾のまくりがツケマイ気味になったときに、茅原が張れば池永の逆転も。この一騎打ちが勝負舟券だ。ヒモ穴は展開突ける外枠だが、内にまくり2騎いる奈須が面白い。
◎茅原 ○池永 ▲奈須  
3連単1=2-全 12-6-全


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H記者の『穴・極選』ファイナル

 1Rの水摩-若林をこっそり的中させたHです(燃える男さんの見立てのおかげっす)。が、5Rで1-6大本線ながら、3着最高値の5を斬り捨てるという穴党らしからぬ大失態!! 好調なだけで、突き抜けきれないまま残り5レースとなりました。優勝戦の前の資金作りは、昨日の特訓で惚れ込んだ西村君で!

11R
 ①後藤翔之
 ②里岡右貴
 ③前田将太
◎④西村拓也
★⑤藤田靖弘
 ⑥上野真之介
進入123/456

 バリバリのまくり屋でもなく、F持ちでちょっとS慎重な西村。まくり差しか、二番差しが濃厚ですね。ただ、「選抜A戦の大阪勢は、スタートから攻める」が私の勝手な鉄則。今日の前半でもパワーには相当自信がありそうで、20%ほどの確率で絞りまくりがありえます。20%ならば、モロ筋の4=5が配当的に美味しい。どうにも煮え切れなかった藤田が、最後に穴を提供してくれると信じましょう。

3連単★4=5-全

 好調ムードに乗ってミリオンアタックを決めたい優勝戦予想は、10R頃にアップします。


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優出選手インタビュー!

Cimg5907 ①茅原悠紀(岡山)
回ってからの二の足がいいですね。体感的には上がっています。自分なりにはパワーを出し切れてると思います。もちろんイン。ここまでこれたので、優勝します。

Cimg5909_2 ②池永太(福岡)
スリットからの域愛がいいですね。今日はペラをシビアに調整したい。2コースのつもりでいます。2コースは好きです。勝負します。買ってください。

Cimg5912 ③大池佑来(神奈川)
ライジングスターのときよりぜんぜん出ています。出足寄りだと思う。進入は、前付けが来たら入れるし、いちばん考えているのは4コースカド。ここまできたら絶対優勝します。

Cimg5916 ④松尾昂明(福岡)
伸びがいいですね。出足もいい。チルトは0・5度でいきます。ダッシュからスタート行くだけ。6コースでもいいです。思い切り行って、僕がレースを盛り上げます。

Cimg5920 ⑤土屋智則(群馬)
10号機(大池ががライジングスターで乗った)出てます。昨日は合っていなかったですが、今日は合ってると思います。コースは、そりゃ動かなきゃ面白くないじゃないですか(笑)。絶対に動きます。5号艇でもチャンスはあると思います。

Cimg5923 ⑥奈須啓太(福岡)
コースは動きません。6コースから。4号艇に頼もしい後輩がいるので。スタートは10近辺で全速で。土屋君以上にラッキーボーイだと思うので、ここまできたらツキで優勝したいです。

※昨日の会見では前付けも示唆していた奈須が、松尾マークを宣言! 土屋は奈須の前付けを耳にして動くことを決意していたのだが……。並びは125/346が濃厚と思われるが果たして?(PHOTO/K ヘタな写真ですみません……)


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THEピット――この道の先にSGが

_u5w7529  池永太に聞きたいことがあった。
 昨日の優出記者会見で、茅原悠紀はハッキリと「SG」のことを口にした。まあ、茅原なら早晩SGにやって来ることになるだろうが、それでもこの新鋭王座の先にはSGがあることを意識する発言をしていたのだ。茅原の場合、チャレンジカップが地元で開催されることも大きい。それに出場するためには、その前にSGに参戦しておきたい。新鋭王座優勝がその第一歩となることを、茅原はたしかに意識しているのである。
 ならば、池永太はどうだ。同期の西山貴浩がSGを経験し、まだ選考締切は半年も先のことであるが、ダービー勝率もボーダーより上にいる。そろそろ自分もSGへ、そういう意識はないのか。
「それがわかっていたから、とにかく最低でも優勝戦には乗らなきゃいけないと思ってここに来ました。乗れてよかったですね」
 期待していた言葉が返ってきて嬉しくなった。それは明らかに、池永が一段階上のステージに突入したことを意味するからだ。そして、これなら大本命の茅原とも互角に戦えるはず。機力やコースではなく、精神的に真っ向勝負ができるはずなのだ。それが結果にどう反映するかはともかく。
 もちろん、池永はもはや優勝しか考えていない。ダービーについては一戦一戦を大事に戦うことしか今は考えられないというが、今日の優勝戦はただひたすらに勝利だけを見据えている。
「これを獲って、総理杯、行きます!」
 行きます、のところだけボルテージをぐんとあげて宣言した池永。優勝戦にその思いがどう表現されるのか、注目しよう。

_u5w8172  大池佑来は、「緊張はぜんぜんしてません」と童顔をほころばせる。「人気もないでしょうし(笑)」と付け加えながら。たしかに優出メンバーでもっともキャリアの浅い大池だから、その通りかもしれない。それを重圧なく戦える材料として、大池は平常心を保てているようだ。
 新鋭王座は昨年、一昨年と関東勢が制しており、大池もそれは意識しているという。しかし、気負うつもりはまったくない。精一杯戦って、そういう結果が出ればそれでいい。初のGⅠ優出ということで、仮に緊張していたり気負っていたりしても、きっと同じような言葉が聞かれたりするのだろうと思うわけだが、実際に話してみた雰囲気からは大池の言葉を額面通りとらえていいのではないかという気がする。そうであるなら、ちょっと怖いな。なにしろモーターはお墨付きの良機なのだから、無欲の一発も充分ありうる。

_u5w7740  朝のピットで直接話ができたのはその2人だけ。あとは動きを見ての僕の感覚ということになるわけだが、少なくとも朝から緊張に襲われ、表情や動きがカタい選手はいない。あえて昨日までと少し違うと思えたとすると、土屋智則の歩くスピードが遅いということだけで、それもにこやかな土屋の顔を見ていると、たいしたことではないように思えてくる。
_u5w7687  松尾昂明は、早くから自艇の装着作業を始めていたが、同時に新兵の仕事もせっせとこなしていた。本来、松尾はもう新兵ではない。今年は104~106期も一人ずつ参戦し、100期の松尾にとっては後輩がどーんと増えた新鋭王座である。しかし松尾はそこにいる人間が動けばいいんだとばかりに、積極的に働いていた。控室から整備室までゆうに100m以上もある芦屋ピットでは、最終日には“カポックコンテナ”が登場する。モーター返納作業に素早く取り掛かれるように、選手はリフト付近でカポックを脱いで整備室に向かい、それをコンテナに積んで若手が控室(カポック脱ぎ場)に運んでいくという次第。そのコンテナを、1R前に松尾が準備してリフトのほうへと運んでいた。松尾がやる必要はないのに。だから、それを目ざとく見つけた上野真之介が大慌てで駆け寄って、松尾からコンテナを奪おうとしていた。松尾も上野も気持ちのいい若者である。
_u5w7789  奈須啓太は、自分の作業はもちろん、その合間に今日も班長の仕事がある。今節は本当にいろいろあって、そのなかで優出を果たしたのだから、拍手! そうして忙しい時間を過ごしているからということもあるのか、奈須にも緊張は感じられない。ただ、実に凛々しい表情ではあったぞ。
_u5w7545  そして大本命の茅原悠紀。坂元浩仁とかなり長いこと話し込んでいる姿があったが、笑顔も見え、表情もごく自然で、今のところは1号艇のプレッシャーも襲ってはきていないと見える。さすがに人気を背負う男なだけに、報道関係者が次々と言葉をかけている時間帯もあったが、それも自然にこなしている。なんだかますます死角がないぞ。ちなみに、動き始めは優出メンバーのなかでは松尾と並んで早いほう。完璧な調整で、その松尾の強烈伸びにも対応できるよう、万全を期す心づもりだろう。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦最終日

おはようございます。Kです。調子がいまひとつ上がらないまま最終日になってしまいました。H記者はなんたることか一節通しての絶好調。今節の夜の宴は、私、一銭も払いませんでした。今日激勝ちしてまとめで奢ったるどー。

1R
1コース想定=木下 まくられ率12.5% 差され率43.8%
2コース想定=井上 逃がし率24.0%
若林が3コースからまくり差しで突きぬける。
◎若林 ○木下 ▲水摩 △平本
3連単3-156-全

2R
1コース想定=秦 まくられ率25.6% 差され率27.9%
2コース想定=大野 逃がし率46.7%
秦が大野を壁にして逃走決める。
◎秦 ○山田 ▲柳生 △桑原 
3連単1-346-全

3R
1コース想定=丹下 まくられ率18.6% 差され率22.0%
2コース想定=横川 逃がし率28.9%
横川が2コースから鋭く差し切る。
◎横川 ○丹下 ▲鶴本 △末永 
3連単2-136-全

4R
1コース想定=西村 まくられ率8.2% 差され率18.4%
2コース想定=村田 逃がし率22.9%
西村のイン信頼度は高いが村田の逃がし率低いのが気になる。松崎、磯部とのボックス。
◎西村 ○松崎 ▲磯部 
3連単1=4=5ボックス

5R
1コース想定=永田 まくられ率11.4% 差され率45.7%
2コース想定=上野 逃がし率45.5%
岩瀬の4カドまくり差しを狙う。
◎岩瀬 ○永田 ▲青木 △末永
3連単4-136-全

6R
1コース想定=北山 まくられ率51.7% 差され率20.7%
2コース想定=川下 逃がし率40.6%
まくるのは秦か後藤か。両者の一騎打ち狙い。
◎秦 ○後藤
3連単3=4-全

7R 
1コース想定=坂元 まくられ率13.8% 差され率13.8%
2コース想定=藤田 逃がし率44.8%
坂元が踏み込んで逃走。
◎坂元 ○前沢 ▲桐生  
3連単1-46-全

8R 
1コース想定=里岡 まくられ率14.3% 差され率28.6%
2コース想定=三好 逃がし率38.5%
里岡がS決めて逃げ切る。
◎里岡 ○磯部 ▲鶴本 △若林   
3連単1-345-全

9R  
1コース想定=松崎 まくられ率21.9% 差され率37.5%
2コース想定=岩瀬 逃がし率57.1%
山口の進入微妙。岩瀬の逃がし率はサンプル少なく、ここは深谷の意地に期待。
◎深谷 ○谷野 ▲岩瀬 △松崎  
3連単3-421-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=村田 まくられ率32.4% 差され率35.1%
2コース想定=西山 逃がし率27.8%
北山か永田がセンターから攻めれば坂元に展開ありそう。
◎坂元 ○西山 ▲村田 △北山
3連単4-512-全

11R 特別選抜A戦戦
1コース想定=後藤 まくられ率8.5% 差され率28.8%
2コース想定=里岡 逃がし率39.4%
後藤がS踏み込んで逃げ切る。
◎後藤 ○前田 ▲西村 △里岡   
3連単1-342-全


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若武者決戦 最終日!

おはようございます。新鋭王座決定戦はとうとう最終日。優勝戦を迎えました! 優出メンバーは、池永、土屋、奈須が新鋭卒業組。最後の王座をファイナルバトルで終えるわけです。ラストチャンスに意地を見せるのか、あるいは茅原、大池、松尾の後輩たちが先輩たちの目論みを潰えさせるのか。優勝戦は16時40分頃発走です!

_u5w7628 昨日も水神祭はありましたよ。まずは秦英悟。2年越しのGⅠ初勝利をあげたわけです。

_u5w7644 桐生順平がガッツポーズをしているみたいだな。

_u5w7647 秦選手、おめでとう!

_u5w7843 続いては、ついに本当の水神祭となった井上大輔! 山口達也もここは素直に祝福するでしょう……って、何やってるんだ達ちゃん。

_u5w7857 高田かと持ち上げられる井上大輔。山口も不審な動きは特になし。

_u5w7876 水に落とされ岸まで泳ぎ着いた井上を引き上げる仲間たち……ん? 山口、頭を押さえつけてないか?

_u5w7882 ようやく陸に上がってすわりこむ井上を起こしてあげようとする山口。やっぱ優しい……と思いきや、実はこれ、井上をもういちど落とそうとしている図で、井上は座り込んでイヤイヤをしているのです。

_u5w7887 さすがに井上も、もーいい加減にしてっ!

_u5w7890 というわけで、なんとか逃げ切った井上でした。山口達也vs井上大輔の名勝負数え歌(?)これにて終了!

(PHOTO/池上一摩)


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新鋭王座・準優 私的回顧

ルール改正を望む!

10R 進入順 
①深谷知博(静岡) 06
②池永 太(福岡)  04
③西村拓也(大阪)  30
⑥坂元浩仁(愛知)  25
④上野真之介(佐賀)16
⑤奈須啓太(福岡)  08

2012_0128_r10_0879  内2艇がスタートをバチッと決めた。私が期待した西村は、完全に起こしのタイミングを逸してドカ。前付け4コースの坂元も合わせきれない。極端な中凹みでダッシュ勢にもチャンスがあるか、と思ったが、5カドの上野もゼロ台Sの奈須も、まったく届かなかった。バック直線は深谷か池永か、池永か深谷か、という一騎打ち。差した池永が力強いレース足で深谷を捕え、2-1態勢が確定した。今日に関しては、池永の仕上がりが深谷を上回っていた。

2012_0128_r10_0828   では、明日は……? 残念ながら、この2艇のマッチアップは実現しない。レース後、深谷の待機行動違反による賞典除外がアナウンスされた。レースリプで見てもよくわからないが、法に抵触したのは「右転舵」。私の想像では、ホームに舳先を向けた瞬間、左ハンドルを切りすぎてネトロンに向かい、舳先がぶつかりそうになったのでチョロっと右に切った。そんな風に見えないこともない。
 まあ、これは事実なのだろうし、それを罰する規則があるのだから仕方がないともいえる。だが、アナウンスを聞き、リプを何度か見て、浮かんできた言葉がある。

 立ち小便で、死刑か!?

2012_0128_r10_0868  巷の法律には軽犯罪と呼ばれる部類のものがあって、その中でも特に軽いモノは看過されることが多い。まだ若かりし頃、私は何度か立ち小便を警察官に見つかったが、「ちゃんとトイレでしろよ~」とか、「本当は罰金だぞ~」とか笑いながら言われるだけだった。今日の深谷のアレがレースに与えた影響は、立ち小便が世間に与えるのと同じ程度のものではないのか。そんなレベルの“軽犯罪”で、シリーズを牽引したひとりが、ファンの誰からも批難、批判されないようなミスで大舞台から消え去った。大半のファンはなんだかんだ言いながら、優勝戦を楽しみに毎日せっせとボート場に足を運んでいる。当然、シリーズの主役のひとりだった深谷の明日を、楽しみにしているファンも多々いたはずだ。その名前が、意味もわからず優勝戦から抹消されている。そんなボートレースでいいのか、と私は思わずにいられない。
 軽犯罪でも、犯罪は犯罪。
2012_0128_r10_0863  それは重々わかっている。今日の裁定は、仕方がないのだ。警察官によっては、立ち小便でも罰金を取る人もいるだろう。それは、実直な正義でもある。だから、ルールにオプションを付けてほしい、と言っている。レースそのものに悪質、または著しい影響を与える右転舵と、そうでないもの。実際に右転舵によって大きな利益を生んだものと、ほとんど影響がなかったもの。それは、プロの審判員の目にはわかるだろうし、ある基準値を設けて判断すればいいことだと思う。そうすれば、きっと罰則をとられるケースは、一般のファンにもはっきりクロとわかるはずだ。そして、立ち小便のごときケースは厳重注意などに留める。
 面倒なことを書いているようだが、面倒でもやってほしい。今日のような準優でソレを取られると『賞典除外』というとてつもない厳罰になってしまうのである。深谷知博にとって、念願のGI優出という嬉しい日が、優勝へと夢が膨らんだ瞬間が、一瞬にして最悪の瞬間になってしまった。深谷のこれからの人生に多大な影響を与える事件が起きた。その決定的な事件が……アレなのだ。明日、優勝戦でアレをやっても、わずかな事故点だけで栄冠と名声と賞金は手にできる。深谷は今日だったから、準優だったから、奈落の底に落とされた。こんな哀しい不平等なヒエラルキーは、あってはならない。そして、立ち小便が死刑であってはならない。だから、ルールを緩和すべきだ、と私は言う。深谷クン、お疲れさまでした。君のシリーズを通じてのひたむきな走りは、文句なしに優勝戦に値するモノだった。ケイリン界のフカヤトモヒロにも、負けないくらいカッコよかった。私は、心から同情する。

一方的な喧嘩

11R  進入順
①前沢丈史(東京) 04
②前田将太(福岡)  11
⑥里岡右貴(福岡)  16
③松尾昂明(福岡)  08
④村田友也(徳島)  22
⑤大池佑来(神奈川)07

2012_0128_r11_0974  今節の新鋭王座を象徴するレースだった。象徴というより、最高峰のカードというべきか。チルトを跳ねて伸びだけを特化した松尾が4カドに構える。インで迎え撃つは、超抜に仕上がった前沢。どっちもトップ級のパワーで、4カドが利く水面だから、興奮のボルテージも違う。逃げるか? まくるか? 12秒針が回って、さらにヒートアップ。ちょっとした中凹み、直接対決。スタートは前沢、勢いは松尾。そして、その外には、ぴったりと大池がくっ付いていた。
 あ、この感じは……!?
2012_0128_r11_0994  私の中で脳内レースが先行した。前沢と松尾がやり合って、大池が一気に……見えた人は多いでしょう。ただ、前沢と松尾は、やり合わなかった。松尾のまくりを、前沢はただやり過ごしていた。これが、今節の厳罰続きの“効果”だったと思う。前沢は、まくり艇を張ることができなかった。これが、準優だからだ。深谷のように、不良航法という罰則を取られたら一気に賞典除外に。そんなリスクを犯したくないのは、人間の正常な心理だろう。明日の優勝戦だったら、いくらでも……やはりルールに不具合があると思う。
2012_0128_r11_0982  だるまのようにまくられた前沢は、それから立て直して2着以内を目指しに行くことになる。大きなビハインドからのスタートなので、当然、焦る。焦ってハンドルが入りすぎて……無防備に叩かれた挙句の転覆。前沢の哀しさ悔しさは、ちょっと想像もできない。

2012_0128_r11_1028  レースに戻る。勝ったのは、大池だった。松尾はなんの不利を受けずにまくったのに、大池のまくり差しははるかにスピーディーだった。4カドまくりがキチンと仕事をして、連動した選手がマーク差しを決める。昔ながらのいい競艇だった。あの1マークの一方的な“喧嘩”を覗いては。この不幸なルールが存在する時代を憂いつつ、明日の優勝戦では茅原VS松尾がタイマンの“喧嘩”をしてくれることを、切に望む。

5人がかりで!!

12R 進入順
①茅原悠紀(岡山) 04
⑥土屋智則(群馬)  04
②永田秀二(東京)  12
③後藤翔之(東京)  13
④藤田靖弘(静岡)  24
⑤北山康介(神奈川)08

2012_0128_r12_1105  10Rに時間を割きすぎ、記者席で書くべき時間がなくなってきた。まあ、このレースは行った行ったの「ザッツ準優」本命決着。こんなレースは書くことも少ないのだが。
 とにかく、茅原は強かった。100を切る起こしてら、コンマ04の悶絶スタート。まくり艇がきても慌てず騒がず、1マークを外さずにくるっと回って勝利を決定づけた。

2012_0128_r12_1124  前付けから同じコンマ04を決めた土屋にも、拍手。前付け艇の2コースはドカがあるし、インよりも遅れることが多い。が、土屋はしっかり踏み込み、外艇を遮蔽して2着を取りきってしまった。土屋がちょっと凹んで1-34と見ていた私が、甘かった。脱帽。
 とにかく、明日は「茅原VS5人がかり」という優勝戦になるだろう。土屋が前付けに動けば、奈須啓太も黙ってはいない。そうして深くして、混戦のスリットにする。それが、茅原以外の選5手がすべき仕事だと思う。そうでなければ、5人揃って茅原の背中だけを見ることになる。まぁ、3人の地元福岡勢、3人の卒業期生が黙っているわけがないのだけれど。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――巨大な歓喜。巨大な祝福。

 準優レース後のピットがもっとも歓喜に沸くのは、新鋭王座だと思う。
 もちろんSGでも優出を祝福する声はあがるが、それがもっと無邪気に巻き起こるのが新鋭王座。実に瑞々しいし、微笑ましい。毎年、デヴハゲのオッサンは目を細めてその様子を眺めている。
2012_0128_0557  よっしゃーっ! ニッシーニャの声が響く。10R1着の池永太を出迎える歓喜の声は、それを合図にしたかのように次々とあがった。水摩敦もはしゃいでいる。池永は深く濃い笑顔でそれに応え、次々とハイタッチを交わしていった。
「フトシーッ! 打ち上げには財布もっていかねーからな!」
 お、おう、とやや言葉を詰まらせた池永だったが、それが最高の祝福だというのはわかっていただろう。
2012_0128_0652  もう一発、ニッシーニャの歓声があがったのは、11R。松尾昂明が2着で優出を決めている。この輪には、同期の桐生順平も加わっており、昨年の宮島新鋭王座準優で、二人が壮絶に競り合ったシーンが思い出された。今節はフライングに散ってしまった桐生だが、当然あのレース、あの瞬間のことを思い出したはず。松尾も、それを取り戻すことができた喜びを語っている。次は優勝戦であの激闘を。桐生も松尾の姿に刺激を受けただろう。
 それにしても、松尾ははしゃいでたなー。カメラマンの要望に応えて、コミカルなポーズをとったりもしていた。ニッシーニャが去る新鋭ピットのムードメーカーになっていく男なのかも?
2012_0128_0536  12R、茅原悠紀を出迎える岡山勢もおおいに盛り上がっていた。なかでも嬉しそうだったのは山口達也。「初日の山口さんの件は、これまでにないくらいショックだった。一緒に頑張ろうって芦屋に来たので、だから山口さんの分も頑張りたい」。茅原はレース後にそう語っているが、その思いをわかっているからこそ、山口も茅原の優出(しかもいちばん優勝に近い場所での優出だ)を心から誇りに思ったことだろう。とにかく笑顔が絶えない茅原悠紀。山口もその笑顔を見ながら、笑っていた。
2012_0128_0049  それに比べると、関東2人はちょっとおとなしかったかな。いや、土屋智則の場合はそうでもないか。なにしろ同期の西山貴浩が祝福を送っていたから。ほんと、ピットの空気を作っているのはニッシーニャなんだな。西山につられたわけではないだろうけど、土屋はひたすら笑っていて、さらに他の同期生たちに祝福されて、笑顔はいつまでも絶えそうにないくらいだった。
2012_0128_0181  大池佑来は、本人がひたすら初々しかったのが印象深い。彼もなかなかの童顔で、今節もかわいらしい雰囲気が目に留まっていたが、優出を決めた勝利のあとは、なおかわいらしい。報道陣に取り囲まれる状況に戸惑ってもいたのだろう。カメラマンにポーズを要求されて、それがちょっとカタいあたりが、新鋭王座初出場の若者らしくて実に微笑ましかった。

2012_0128_0622  優出を決めた選手のうち、奈須啓太はピットに戻ってきた直後は、むしろ悔しさに包まれていたはずだ。なぜなら、彼の優出は繰り上がだから。10R、2着だったのは深谷知博。待機行動違反で賞典除外となっている。
 10Rのメンバーがピットに戻ってきてボートリフトに乗ったちょうどそのとき、「1番、審議」というアナウンスがかかっている。深谷を出迎える静岡勢、東海勢はそれを聞いていただろう。いや、選手間ではすでに危ないというのが共通認識だったのか。深谷が戻ってきたときにはほとんど歓喜は起きておらず、そう考えるとヘルメットを脱いだ深谷の顔がひきつっていたのは、敗戦に対してだったのか審議に対してだったのかは微妙なところだ。
 奈須にとっては、どんなかたちでも優出は優出。しかも、10Rの3番手争いは激しいものになっており、それを切り抜けて3着を死守したからこその繰り上がりである。だから、福岡勢も選手班長を務めた“隊長”の優出で大盛り上がり! 池永とはガッチリとハイタッチを交わしている。なにしろ今節はいろいろあった。班長の奈須には相当の負担がかかっていて、本人も「大変だった」と語っている。でも、それが報われたのは本当によかった! 奈須の繰り上がりは、他支部の選手にとっても、嬉しいことなのではなかったか。
2012_0128_0232  そして、そのレースでもいろいろあったというわけなのだが、深谷は悔しさを胸に秘めつつ、前を向く決意を固めたようだ。
「審判に何も言わせない進入をしなかった僕が悪かったですね。自分には足りないものがまだまだあって、それがレースに出たということだと思います。ただ、初めての王座でここまで来れました。これは僕にとって勝たなきゃいけないレースになりましたね」
 背筋がピンと伸び、まるでサムライのような目で語る深谷の今後が俄然楽しみになった。ひとつ蹉跌を経験して、深谷はさらに強くなるだろう。(追記:いまプロフィールをチェックしてたら、深谷は剣道をやっていた! これからはサムライ深谷と呼ぼう)
 ちなみに、整備室では西山貴浩が深谷の肩を抱いて、モーター格納庫に“拉致”している。同じ痛みを今節味わった西山の優しさもきっと深谷を癒しただろう。それにしても……準優に出てないのに、結局西山のことばかり書いてる気になってくるな(笑)。
2012_0128_0364  なお、敗れた12人のなかでもっとも悔しがっていたのは上野真之介。喫煙所で「ぜーんぶダメだーっ」と頭を抱えて、うなだれていた。でも真之介、そんなにダメなレースだっただろうか? 10Rの3番手争いを面白くしていたのは、あきらめずに最後まで追いかけ続け、あの手この手で前に出ようとしていた上野真之介だろう。そう話しかけても、出てくるのはため息と自分を責める言葉ばかり。こうしたピュアな悔しがり方は、師匠のあの人によく似ていると思った。

2012_0128_0018  最後に、優出メンバーの明日の思惑を少し。奈須は「思い切り動きやすい枠」と言い、前付けの可能性を示唆。一方、土屋は松尾の強烈な伸びを考えてのマーク戦と6コースには出たくないという思いの間でやや揺れているようだった。それでも共同会見中に「最後ですもんね。行きましょう。スタートも深いほうがわかりやすいし」と語っている。
2012_0128_0296  このままでは6コースに出てしまいそうな松尾だが、「6コースでもいい」と優出メンバーがすべて決定する前から語っていた。つまり、それほどまでに伸びには自信があるのだ。「明日もスタート行ってひとまくりしたい」。“アワカツヤ”をやってしまうかも?
2012_0128_0552  で、茅原はもちろんインを譲る気はない。松尾が4コースと聞いたときには、「オーッホホホ」と微妙な笑いを見せたが、続いた言葉は「楽しそうですね(笑)」。茅原も簡単に勝てるとは思っていないし、同時にそれでも勝つ自信と決意が出来上がっているということでもある。
 実は今日もレース直前には緊張したそうである。そこで茅原はあることを思い出した。優出した下関周年の準優勝戦。1号艇だったのだが、このとき前付けに動いてきたのはあの赤岩善生。インを主張して100m起こしとなったが、茅原は逃げ切っている。あの赤岩の前付けを受け止めて逃げられたんだから、何を恐れることがあるだろうか。茅原はそれで気が楽になったそうだ。明日もきっと、茅原は前付けをひとつも恐れていない。松尾の伸びも恐れていない。なにしろ「100mから起こして伸び返すセッティングをすればいい」と言い切っているんだから。茅原の死角はどこに!?(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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速報 新鋭王座・優勝戦メンバー決定!!

 第26回新鋭王座決定戦のファイナル6戦士が確定しました! 1号艇にはシリーズを牽引し続ける茅原。この絶対的本命に、3人の地元レーサーらが襲い掛かります。

12R優勝戦
①茅原悠紀(99期・岡山)
②池永 太(97期・福岡)
③大池佑来(101期・神奈川)
④松尾昂明(100期・福岡)
⑤土屋智則(97期・群馬)
⑥奈須啓太(96期・福岡)


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H記者の『サカモッちゃんに注意!!』予想

 今日も2レースほど引っ掛けて、今のところプラス収支です。さあ、準優でさらに資金を倍増するぞっ!!

10R
①深谷知博(静岡)S
②池永 太(福岡)A
③西村拓也(大阪)A↑(回り足↑↑)
④上野真之介(佐賀)A
⑤奈須啓太(福岡)A
⑥坂元浩仁(愛知)A

進入123/456

 昼特訓で気配が一変していたのが西村。昨日までは明らかな伸び型で、その分回りにくそうなムードでしたが、今日は回り足を大幅に強化しています! おそらく、3コースからのまくり差し狙い。入るかどうかはともかく、あれだけ一変した回り足を狙わない手はありません。超抜・深谷とのウラオモで。さらに、今日の芦屋は向かい風で4カドが利きやすく、波乱の余地も十分。真之介が攻めるだけ攻めれば、怖いのは自力トップの坂元でしょう。2着付けシステムを遊びで買っておきます。

3連単★3=1-全、穴134-6-134

11R
①前沢丈史(東京)S
②前田将太(福岡)A
③松尾昂明(福岡)A(伸びS)
④村田友也(徳島)B
⑤大池佑来(神奈川)A
⑥里岡右貴(福岡)A

進入123/456か126/345

 福岡勢の進入の駆け引きが面白そう。松尾がカドでよしとするなら、里岡は悠々と3コースに入れる。枠主張なら枠なりか1236/45になります。で、伸びる松尾が4カドにならない限り、前沢の逃げは濃厚ですね。4カドなら松尾のまくり一気。どちらにしても舟券の妙味は無心でアウト水域から展開を突く大池でしょう。まだ完全に覚醒していない27号機が、大一番で大池の背中をぐいぐい押しそうな気がします。

3連単★本線1-5-全、穴3-5-全

12R
①茅原悠紀(岡山)SS
②永田秀二(東京)A
③後藤翔之(東京)A
④藤田靖弘(静岡)A(伸びS)
⑤北山康介(神奈川)B
⑥土屋智則(群馬)B(伸びA)
進入162/345

 土屋の前付けがどこまでインを脅かすか、で茅原の確勝度が変化します。まぁ起こし100mを切っても50%は下らないですけど。それほどの出足、行き足です。伸びだけなら茅原より強い藤田ですが、5コース想定ではアタマは無理。そして、4カド想定の後藤は絞りまくりよりまくり差しタイプ。1マークまでに折り合いがついて、節イチ茅原がまんまと逃げきるでしょう。藤田、翔之へ。

3連単★1-34-全

 もしも私の予想通りの決着なら、明日のファイナルは①茅原②前沢③西村④藤田⑤大池⑥坂元ってな感じになるのですが、いかに??


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“本紙予想”新鋭王座準優

10R 準優勝戦
1コース想定=深谷 まくられ率14.0% 差され率18.6%
2コース想定=池永 逃がし率41.7%
池永の2コースは壁になりやすいタイプ。上野のカド戦怖いが、深谷は先に回れば勝てる足。
◎深谷 ○池永 ▲西村
3連単1-23-全

11R 準優勝戦
1コース想定=前沢 まくられ率15.4% 差され率20.5%
2コース想定=前田 逃がし率44.4%
里岡がコース動くか。前田逃がし率高いが、内深くなれば松尾の一撃怖い。
◎松尾 ○前沢 ▲前田 △里岡   
3連単3-126-全

12R 準優勝戦 
1コース想定=茅原 まくられ率3.8% 差され率17.0%
2コース想定=土屋 逃がし率39.3%
土屋の前付け必至。それでも茅原のイン信頼度は高く、人気でも逆らえない。
◎茅原 ○後藤 ▲藤田 △土屋  
3連単1-346-全


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H記者の『水摩・極選』5日目

 昨日は27Kを投下して回収25K……連続プラス記録が「3」で途切れたHです。最終レースの一瞬1-6、惜しかった>< そして、節イチは藤田ではなかったTT 
 さあ、芦屋名物「水摩くり」でまた快進撃に突入しましょう!

9R
 ①西山貴浩
 ②岩瀬裕亮
◎③水摩  敦
★④高山智至
★⑤大野芳顕
 ⑥中田竜太

進入123/456

 前半5Rで4カド川下のまくりを喰った水摩。ならば、ここでまくり返しましょう。今日は全体的にスタートがかなり遅め(F厳戒体制?)で、そんなときは水摩の天然スタート勘が突出してもおかしくない。ここ2日は、2番差し、まくり差し、インまくられなど消化不良のレースばかり。この3号艇で得意のドカーーーンが出るとみます。まくると決めた以上、シンプルに外2艇へ。あ、何度も「水摩くり」で痛い思いをしている西山が“反則”も辞さずに飛びついたら……?? 456ボックスとか大変なことになるかも><

3連単★3-45-全

※準優予想は8R頃にアップします。


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THEピット――若者たちの準優

_u5w6753  整備室を覗き込むと奥のほうに深谷知博の姿が見える。彼のボートを確認すると、本体が取り外されており、これはほぼ間違いなく整備中ということだ。もちろん、点検程度なのかもしれない。あの瓜生正義も、どんなに噴いていてもモーターをバラして、点検などをしているものだ。深谷もその類いだという可能性はおおいにある。
 だが、準優1号艇が朝から本体に手をつけるというのは、珍しいことなのだ。準優の朝の本体整備といえば、多くは外枠の選手。機力では勝っている内枠に一矢報いようと、一か八かの整備でパワーアップをはかっているわけだ。だが、1号艇が整備しているのは、あまり記憶にない。エンジンが仕上がっているからこその準優1号艇なのだから、いじる必要がないという場合が多いはずなのだ。果たして、深谷の整備の意味は……。
2012_0127_0905  深谷だけでなく、本体に手をつけている選手は少なくなかった。1R前には後藤翔之と藤田靖弘が整備室の奥にいた。ともにセンター枠で準優に登場する。藤田は早々に切り上げてボートに装着。まさしく点検程度だったのかもしれない。1R終了後にはボートを着水し、試運転に向かっている。準優組では早いほうだ。
2012_0127__0193  後藤も、1R発売中には整備室を出ている。ペラを装着する作業をしているところもそのあとに目撃しているから、これを書いている今はすでに着水しているかもしれない。表情は実に爽やかだ。
2012_0127_0912  里岡右貴は、モーターを本体に装着しないうちに整備に取り掛かったようだ。ボートが裸のままだったのだ。里岡の姿は深谷の手前にあり、整備士さんに見守られながら、モーターと向き合っていた。6号艇の里岡は、まさしく一発勝負の整備ということになるだろう。ようするに、不利枠だろうとなんだろうと、誰もがひとつも諦めることなく、虎視眈々と優出を狙っているのである。
_u5w6489  松尾昂明も本体整備で、こちらは3枠。そして、同じ3枠の西村拓也は、里岡同様にボートが裸のままだった。西村も整備かな、と整備室を見渡したが、姿がない。もっとも、けっこう死角もあるので、見つからないからといって不在だとも限らない。あとでもういちど確認しよう、と整備室を後にしようとしたら、西村は装着場にいたのだった。なかなか整備室に向かう気配もなく、その後もそうした姿は確認できていない。もしかして、単にモーター装着をしていないだけ? だとするなら、この余裕は怖いぞ。かつて岡崎恭裕は、終盤レースに出走の時は4Rくらいまで装着をしないなんてことがザラにあった。そのことを思い出してしまったぞ。

_u5w7193  そのほかの準優組は、ペラ調整、あるいは控室でのんびりと。着水していたのは北山康介で、それでも早い段階でいったん陸に引き揚げている。初の新鋭王座で準優進出、しかしまるでカタくなっている様子は見られなかった。
 といっても、カタくなっているような選手のほうが少なかったりはする。大池佑来や上野真之介らも表情は柔らかいし、前田将太はすっかりリラックスした表情で福岡勢と笑い合っている。永田秀二は二度目の新鋭王座ではあるが、関東勢と談笑している顔つきに緊張はうかがえない。ただ一人、ちょっとカタいかなあと思えたのは前沢丈史で、準優1号艇なのだから、それも当然か。全体的には、それほどピリピリしていない準優の朝ということができるだろう。
_u5w6867  予選1位の茅原悠紀も、リラックスした雰囲気だ。地上波放送のインタビューを受けている姿くらいしか見かけていないが、終了後には周囲に笑顔を振りまいていて、そこに特別な緊張感は見当たらない。まあ、レースが迫ってくれば、茅原だけではなく、誰もが緊張感に包まれることになるだろうが、こうして大一番の朝を爽快に迎えられるというのも、若さの特権である怖いもの知らずということなのかな、とちょっと思ったりした次第である。(PHOTO/中尾茂幸=藤田、後藤、里岡 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦5日目【再更新】

おはようございます。Kです。先ほど6Rまでを更新しましたが、9Rまで、一般戦すべての分を更新しました。H記者と違って、私はどうにもペラが合ってない感じでしたが、調整はしてみましたので、これが本日どう出るか。がんばりまーす。

1R
1コース想定=山田 まくられ率11.8% 差され率22.1%
2コース想定=長岡 逃がし率36.7%
山田が新人王の意地を見せる。磯部との一騎打ち。
◎山田 ○磯部
3連単1=4-全

2R
1コース想定=秋元 まくられ率38.5% 差され率38.5%
2コース想定=西山 逃がし率27.8%
西山が2コースから差して予選落ちのうっぷん晴らし。
◎西山 ○秋元 ▲井上 △桑原 
3連単2-156-全

3R
1コース想定=柳生 まくられ率15.3% 差され率20.3%
2コース想定=秦 逃がし率36.8%
末永がカドから伸びて攻め切る。
◎末永 ○柳生 ▲秦 △桐生 
3連単4-126-全

4R
1コース想定=若林 まくられ率10.5% 差され率39.5%
2コース想定=高山 逃がし率45.7%
高山をカベにして若林が先マイ。
◎若林 ○横川 ▲岩瀬 △丹下 
3連単1-345-全

5R
1コース想定=水摩 まくられ率17.2% 差され率10.3%
2コース想定=船岡 逃がし率30.8%
船岡の逃がし率低く、川下のカド攻めを狙う。
◎川下 ○水摩 ▲濱本 △鶴本
3連単4-135-全

6R
1コース想定=谷野 まくられ率25.0% 差され率25.0%
2コース想定=磯部 逃がし率57.1%
磯部の逃がし率高いがサンプル少ない。ここは大野のカド一撃。
◎大野 ○青木 ▲谷野 △磯部
3連単4-512-全

7R 
1コース想定=長岡 まくられ率20.0% 差され率31.4%
2コース想定=渡邉 逃がし率44.0%
井上がカドから強気の攻め。
◎井上 ○平本 ▲長岡 △三好  
3連単4-615-全

8R 
1コース想定=末永 まくられ率26.5% 差され率20.6%
2コース想定=山田 逃がし率38.8%
田路のカド一撃が怖い。
◎田路 ○末永 ▲山田 △川下   
3連単4-123-全

9R  
1コース想定=西山 まくられ率10.0% 差され率22.9%
2コース想定=岩瀬 逃がし率50.0%
西山が意地を見せつける一戦。
◎西山 ○水摩 ▲岩瀬 △高山  
3連単1-324-全

準優勝戦はのちほど。


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若武者準優 5日目!

おはようございます。新鋭王座決定戦、早くも準優勝戦であります。銘柄が続々と予選落ちしている状況ですが、逆に言えばベスト18に駒を進めた選手たちには大きなチャンスが到来したともいえます。ニュースター誕生を期待しましょう。

_u5w7036 昨日は水神祭まつりをアップしなかったので、ここでやりましょう。まずは渡邉和将。岡山軍団が集結しましたが、岡山といえば3日目に井上大輔が山口達也に突き落されていましたね。

_u5w7069 渡邉を祝福しつつ、接近する山口と井上……。

_u5w7073 第2ラウンド開始!

_u5w7081 井上が反撃のそぶりを見せると、山口にさらに火がついた。井上、ピーンチ!

_u5w7091 なんとか逃げ切った大輔君でした。って、渡邉選手、おめでとう! 主役は本当は君だ!

_u5w7297 お次は中田竜太。埼玉軍団と関東勢が中心の水神祭です。

_u5w7316 うわ、ずいぶん遠くまで投げられたなあ……。

_u5w7325 で、こちらは桐生順平にもういちど突き落されてました。自分から落ちたのも含めて、都合3回、水の中へ……。寒い!

_u5w7351 でも桐生はちゃんと「早く風呂へ行け」と気遣ってましたよ。竜太、おめでとう!(PHOTO/池上一摩)


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新鋭王座TOPICS 4日目

平本が、西山が……

2012_0127__0439  今日も、ドリーム組のV候補ふたりが、芦屋水面に散った。
 まずは7R、2走で16点が必要だった平本真之が、5号艇のピットアウトから気合のイン強奪。100mを切る深めの起こしから抜群のトップSを決めたかに見えたが……なんとなんと、+コンマ06!!の半端ない勇み足。バック直線、超抜・深谷知博とのデッドヒートも空しく、スッと艇を引いてピットへと帰還していった。06のはみ出しは驚きだが、機力不足を気力で補おうとしたことは間違いない。SG常連の意地と「96期のプライド」が、平本の背中を激しく押した。果敢なイン奪取も、このフライングも、ベクトルの方向はまったく同じ。今節、平本は負けられない思いを孤独に背負い、孤独に散った。そんな気がする。

2012_0127__0608 続く8Rのスタート展示で、今度は西山貴浩がインを奪ってみせた。西山には地元エースの意地がある。前半でよもやの5着に敗れ、準優に残された道は1着のみ。
 もちろん、西山は本番も動いた。が、内2艇の抵抗にあって、3コースまで。ならば! 2コースを1艇身千切り捨てるトップスタートから、ド迫力のまくり差しを繰り出した。決まった。完璧なまくり差しに見えた。
 が、先マイした渡邉和将の艇に舳先がかかりそうで、かからない。バック中間で、逆に渡邉がスッと伸びた。突き放された。昨日までの西山の伸びがあれば、この光景は大きく変わっていただろう。今日の西山は、伸び足を捨てて、イン戦も想定した出足型にシフトした。この足の差を見て、私はそう思った。西山の1着獲りの“ギャンブル”はターンの出口まで成功し、直線で失敗に終わったのだ。
 死力と秘策を尽くした末、ふたりのV候補が消えた。前検日のモーター抽選で、西山は明らかに平本を強く意識していた。今節の主役は、平本と俺。そんな気持ちが、言葉の端々から感じられた。だが、準優を待たずに平本が消え、主役の座を譲り受ける間もなく、西山もV戦線から去っていった。

唯一のモンスター

 ドリーム組が次々と脱落する中、恐ろしく順調にポイントを稼ぎ続ける男あり。ブッチギリの予選トップをひた走る、茅原悠紀。もう2日目あたりから、「誰が茅原に鈴を付けに行くのか」というムードが漂っていた。
2012_0127__0390  今日、アンチ独裁政権に名乗りを挙げたのが、前沢丈史と深谷知博だ。どちらもピンピン2連勝。10Rの前沢は「2着間違いなし」というポジションから、先頭の水摩敦を捕えきった。凄まじい回り足で、準優1号艇を決めてしまった。

2012_0127__0561  一方の深谷は、12Rで茅原との直接対決に臨んだ。そして、インからきっちりと先マイを決めた。このまま逃げきれば準優1号艇になるが、あくまでも予選3位通過。1位の茅原と2位の前沢も大差で、茅原が6着にならない限りトップ当選となる。その茅原の1マークは、非常に危ういものだった。強引にまくりに行って3コースの若林将にブロックされ、窮屈な空間に差しハンドルを入れるしかなかった。艇が上下左右にバウンドする間に、6コースの藤田靖弘が最内を突き抜けた。1-6をそれなりに厚く買っていた私は、狂喜乱舞した。人気の茅原が飛び、1-6-2態勢で130倍!! 勝手にそう決めつけていた。

 だがっ!!!!!

2012_0127__0240  1-6-2隊形の死角というか、2号艇の外側に、なんだかもう1艇がへばり付いていた。青いカポック。1マークで揉まれに揉まれたはずの茅原が、なぜかそこにいた。ただ、私はちゃんと1-6-4も買っている。130倍がちょうど半分の65倍になるが、関サバを食うくらいの儲けは約束される。でも、できれば1-6-2のほうが……
 そこで思考が停止した。背筋を氷水が走り抜けた。2マーク、断然優位だった藤田の内に、茅原の舳先がズッポリと突き刺さっている。藤田は、前検から私が節イチ候補に推奨してきたレーサーである。本当は茅原が上?とか思いつつ「そんなに大差はないさ」とお茶を濁していたのだが、眼前で私の見立ては完全に否定された。2マークで藤田が握りすぎた、という点を考慮しても、この逆転はパワー差抜きには語れない。2艇があっと言う間に並び、交わされ、突き放された。
 そして……茅原は、大差の先頭をひた走る深谷の首根っこを捕まえに行った。相手はハナから藤田ではなく、先頭の深谷だった、そんなド迫力の追い上げだった。藤田は、はるか彼方へ……
 結局は逃げきった深谷だが、彼もまた背筋に冷たい物を感じたのではないか。鈴を付けに行った鼠が、逆に猫に追い回されている。そんな光景だった。どっちが勝者? 私はちょっと眩暈を感じた。
 レースが終わって、予定調和の準優1号艇レーサーが決まった。前沢の回り足も、深谷のバランスも上等だが、ひとりだけ別次元の怪物がいる。
 切り札を破り捨てられた私は、もう、それを否定することはできない。

今日の水摩クン

2012_0127__0466  水摩敦が、散った。前半3Rは絶好の4カドから、今日もスタート負け。3コースに先手を奪われ、らしくない2番差しを強いられた。が、そこから頑張って頑張って、同県の先輩・奈須啓太を競り潰して2着入選。わずかながら準優への希望を残した。
 迎えた後半10R、3コース水摩はコンマ11とそれなりのスタートを決め、渾身のまくり差し。これが見事に突き刺さる。1着なら5・50の20位、奇跡の準優入りもありえる割り差しだった。が……2艇身差で追いすがる前沢丈史の足が、ヤバい。ターンマークごとにじりじりじりじり水摩の艇尾ににじり寄り、ついに2周2マークで舳先を突っ込んでしまった。3周1マーク、水摩は開き直りの強ツケマイを放ったが、真横に流れて万事休す。5・17で予選を終えた。まぁ、結果論で言うなら、5・50でも19位次点ではありました。

2012_0127_0941  勝負どころのスタートは不甲斐なかったけれど、2着2着と意地は見せてくれた水摩クン。とにもかくにも、お疲れさん!! もっちろん、明日からもアタマ決め撃ちで応援するどーーー!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――卒業

 どうしてもこの人たちに偏ってしまうわけだが、ご容赦いただきたい。やはり、今節の主役として芦屋に乗り込んできた2人だからだ。
_u5w6900  まずは平本真之だ。前半の記事で、「進入から思い切りいきます」と言っていたと記した。インコースだった。7R、5号艇の平本は、なりふり構わずインを奪いにいった。これが、平本の悔いを残さないやり方だった。だが……。気合が空転したとは書きたくない。勝負をかけてのその踏み込みを、どうして否定できようか。あれだけ気持ちが伝わってくるレースをしたことが否定されるべきもののはずがない。痛恨すぎるフライング。絶対に優勝と心に刻んで臨んだ最後の新鋭王座は、こんなかたちで終わってしまった。
_u5w6963  レース後はもちろん顔を歪ませている。だが、それよりも印象的だったのは、さらにそのあと。8Rが目前に迫ったころ、平本は11Rの準備のため、作業をしている。それを終えて控室に戻る際、10mも離れているところにいたこちらにあえて視線を向けた。それに気づいて平本と目を合わせると、平本は小さくうなずいて、そのまま控室へと消えていった。「やってしまいました」なのか。それとも「悔いはありません」なのか。その後、なぜかうまくタイミングが合わずに平本とは話ができずじまいになってしまったので、実際のところはよくわからない。ただ、僕の感覚としては、後者のニュアンスに近いように感じた。平本の顔がやけにスッキリしているように見えたから。胸を焦がす思いがないわけはないが、しかし平本は平本なりにこの新鋭王座への意気込みにカタをつけたのではなかったか。
 とりあえずあと2日、戦いは残っている。ここで格上らしさを自然体で魅せてほしいと思う。

_u5w7105  西山貴浩は、前半の沈痛な雰囲気とはまるで異なる姿を見せていた。結果的に、1着だったら予選を突破していた8R。西山は渾身のまくり差しで攻めたものの届かず、道中抜かれて3着に敗れている。
 ボートリフトに乗る手前でヘルメットを脱いだ西山は、苦笑いを浮かべながらもさっぱりした表情。リフトが上昇を始めると、操縦席に立ち上がって、叫んだ。
「卒業しまーすっ!」
 前半と違って、これには福岡勢も笑顔で返せる。西山はニッシーニャを前面に出して、大声を出して周囲の空気を和やかにしていた。
_u5w7122  いったん控室に戻った西山が、着替えてピットに戻ってくると、肩からは開会式のときにも使っていた「祝卒業」のタスキがかけられていた。たまたま控室への出入り口で出会い頭に顔を合わせると、にこりと笑って「卒業しますっ!」。そのままあちこちを歩き回っては、みなを笑わせていた。その姿を見た前田将太もニヤリ。さらに、エンジン吊りに向かう際にはそのタスキを横川聖志に押し付けたり、9R1着の丹下将に無理やりそのタスキをかけたりと大はしゃぎ。完全に、いつものニッシーニャなのであった。
 だが、僕はそれを、悔しさの裏返しと見た。その姿は、僕には半ばやけくそのように映ったからだ。もちろん、予選突破に成功していても、西山はニッシーニャになっていただろう。はしゃいだことには変わりがなかったはずである。だが、きっとその雰囲気は違ったものになっていたはずなのだ。悔しさを吹っ切ったのではない。吹っ切れないからこそ、西山はあえてはしゃいだのだと僕は思う。
 控室に消えていこうとした西山は、喫煙所にいた上野真之介の姿に気づいた。
「残った?」
「残りました」
「かぁーっ! 面白くもねえ!」
 上野はおかしそうに笑っていたし、もちろん西山流のジョークでもあるが、そこには間違いなく本音がこもっていたと思う。だから僕は、明るくふるまう西山にせつなさばかりを感じてしまったのだった。

 予選最終日が悲喜こもごもとなるのはいつものこと。だから、別に珍しい光景でもなんともない。だが、新鋭王座は少しだけ違う。平本も西山も主役であったと同時に、これが最後の新鋭王座なのだ。卒業。それはやはり大きなキーワードだし、勝負駆けのゆくえにせつないスパイスを振りかけたりする。
2012_0127__0692 もっとも痛々しく見えたのは、平本と同期の若林将だろうか。12R、3着で予選突破という条件だったが、1マークでのもつれも影響してか、6着に大敗してしまう。12Rで、18位以内から陥落したのは若林のみ。彼の新鋭王座も終わった。
 レース後の動きは、前半の西山と同じものだった。エンジン吊りは後輩に託し、いち早く控室へと帰っていく。仲間の輪から離れた若林は、一瞬だけ前を向いて肩で大きく息をすると、視線を下に向けて、うつむいたまま控室への長い道のりをとぼとぼと歩いた。
 カポック脱ぎ場でヘルメットをとると、硬直した表情があらわれる。やるせなく勝負服とカポックを脱ぐ仕草が、実に物悲しい。後からそこにやって来た他の選手に声をかけられても、若林は軽く会釈する程度。後輩の永田秀二に声をかけられて、ようやく笑みも見えたが、それは長くは続いていなかった。
2012_0127_1002   その後方で里岡右貴が笑っていた。里岡は予選17位でなんとか準優に滑り込んだのだ。里岡は相当に苦しい立場だと思っていたようで(一時は次点にいた)、報道陣に予選突破を知らされ、思わず笑みが浮かぶ。それにしても、里岡の人のよさそうな笑顔、いいなあ。一昨年の7月、岡崎恭裕の笹川賞優勝祝賀会に出席したら、廊下でいきなり声をかけられ、「福岡の里岡右貴です。よろしくお願いします」と頭を下げられたこともあったっけ。申し訳ないことに、当時は里岡の顔を知らず、名前を告げられて誰かを知った次第。そんな好漢・里岡が、声を弾ませて報道陣の質問に応え、笑顔を見せている。こちらまで嬉しくなってきたぞ。
2012_0127__0741  若林と里岡は同期である。だが二人はまるで違った、最後の新鋭王座勝負駆けを終えることとなってしまった。卒業期は全員が予選突破できればいいのになあ、なんて詮無いことをふと思ってしまったり。だが、きっとこの明暗がまた、彼らに次の舞台での飛躍を約束する。新鋭王座をトップへの登竜門というのなら、このせつなさもまた同じような意味で、新鋭王座決定戦らしさなのである。(PHOTO/中尾茂幸=若林、里岡 池上一摩=平本、西山 TEXT/黒須田)


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速報 新鋭王座・準優メンバー決定!

 V候補が続々と脱落する波乱続きの末、芦屋・新鋭王座決定戦の準優18ピットが確定しました! もちろん、予選を断然トップで終えた茅原が12Rの1号艇をゲット。4日目にピンピンを連勝を決めた前沢と深谷も、白いカポックを手にしています!

準優勝戦

10R
①深谷知博(静岡)
②池永 太(福岡)
③西村拓也(大阪)
④上野真之介(佐賀)
⑤奈須啓太(福岡)
⑥坂元浩仁(愛知)

11R
①前沢丈史(東京)
②前田将太(福岡)
③松尾昂明(福岡)
④村田友也(徳島)
⑤大池佑来(神奈川)
⑥里岡右貴(福岡)

12R
①茅原悠紀(岡山)
②永田秀二(東京)
③後藤翔之(東京)
④藤田靖弘(静岡)
⑤北山康介(神奈川)
⑥土屋智則(群馬)


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H記者のつぶやき

9Rを終えて、準優ボーダーは5・67まで下がりましたよ。で、10Rで水摩クンがまくりきれば、5・50ながら20位以内に上昇しそうです。だもんで、奇跡を信じて朝のミッション継続、3-45-全買って応援しまーーす。今度こそスタート行けやぁ水クン!!


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H記者のプチ穴極選 4日目

 4Rの1-6-4をこっそり当てて(すいません……)、なんとかプラスで折り返したHです。相変わらず、肩の力の抜けたレースしか当たりません><
 さて、前半戦の秘蔵っ子たちの成績は

1R③丹下将…5着。1周2マークで振り込んでしまった。気配は上々。
5R⑤藤田靖弘…5着
6R④秦英悟…5着
9R①丹下将
11R⑥秦英悟
12R⑥藤田靖弘

 仲良く5着三連発と散々でした。藤田と秦に共通しているのは、引き波に弱い、スタート全速で行けてない、ターンで弱気……でも、勝負駆けの混戦で展開が向けば舟券に絡むチャンスは十分あると思います。金額を控えて、高めのギガ万太郎に期待します!

11R
★①村田友也
 ②中田竜太
★③平本真之
 ④船岡洋一郎
★⑤池永  太
◎⑥秦  英悟
進入123/456

 池永が握って攻めそうで、連動できれば秦がバックで勝ち負けの態勢に持ち込めます。インの村田、F後で人気が落ちる平本へ。

3連単★6-135-135、13-6-135

12R
★①深谷知博
 ②青木玄太
穴③若林  将
 ④茅原悠紀
 ⑤坂元浩仁
◎⑥藤田靖弘
進入123/456

 断然トップの茅原がここでも自力まくりで勝ったら脱帽。ここはスタートもターンも慎重になると見て消します! 3着以上が欲しい藤田が、ここはスタートから攻めてくれると信じます。超抜・深谷とのウラオモ勝負。燃える男さんに敬意を表して、ピンサロBOXもこっそり買っておきます。

3連単★6=1-全


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“本紙予想”新鋭王座4日目後半

7R 
1コース想定=大野 まくられ率22.6% 差され率41.9%
2コース想定=深谷 逃がし率39.3%
勝負駆け平本はコース動くか。捌いて抜け出す。
◎平本 ○磯部 ▲深谷 △大野  
3連単5-321-全

8R 
1コース想定=渡邉 まくられ率20.8% 差され率33.3%
2コース想定=西山 逃がし率28.8%
西山が2コース獲り切って意地の勝負駆け。
◎西山 ○渡邉 ▲濱本 △末永   
3連単5-126-全

9R  
1コース想定=丹下 まくられ率20.3% 差され率22.0%
2コース想定=川下 逃がし率38.7%
イン丹下とカド松崎の一騎打ちと見た。
◎丹下 ○松崎  
3連単1=4-全

10R 
1コース想定=前沢 まくられ率15.8% 差され率21.1%
2コース想定=鶴本 逃がし率27.8%
水摩が渾身のまくり放つ。連動する谷野、西村も面白い存在でボックス。
◎西村 ○谷野 ▲西村
3連単3=4=5ボックス

11R 
1コース想定=村田 まくられ率33.3% 差され率33.3%
2コース想定=中田 逃がし率41.2%
池永の前付けあるかも。センター獲れば伸びて全速戦。
◎池永 ○平本 ▲船岡 △秦   
3連単5-346-全

12R  
1コース想定=深谷 まくられ率14.3% 差され率19.0%
2コース想定=青木 逃がし率31.3%
茅原の攻めに乗る坂元の突き抜けに期待。
◎坂元 ○茅原 ▲深谷 △藤田  
3連単5-416-全


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THEピット――福岡と愛知

 1Rのスタート展示前、ピットからはほとんど人の気配がなくなった。朝の特訓を終えると、多くの選手がペラ室か控室へと戻っていて、整備室にも後藤翔之の姿があるのみ。寒暖計は2℃を指しており、節イチの寒さとなっていた今朝、まずはスタート特訓や試運転で冷えた体を温めようという選手も多かったのだろう。
2012_0126_0029  やがて、里岡右貴があらわれて、自分のボートのもとへ。次には西山貴浩と水摩敦が楽しそうに話をしながら登場。係留されていた自艇のもとに向かっている。「ほんと、頼みますよ~」「これでもSG行っとるんやぞ!」なんて声が聞こえてきた。つづいて、大野芳顕が登場。やはり自艇のもとへと向かう。お次は松崎祐太郎……って、福岡勢ばっかりだ!
_u5w4954  すると、控室のほうから岩瀬裕亮があらわれて、装着場の奥のほうへと歩いていく。これに続くように磯部誠もあらわれて、今節の最若手2人である。それにしても磯部はいい面構えをしているなあ。ふてぶてしささえ感じさせる。向こうからこちらに挨拶をしてくるなど礼儀正しさはちゃんとあるが、しかし必要以上に腰を低くしないというか、堂々たる態度というか、すでに記念選手みたいな貫録がある。おっと、その後ろからは坂元浩仁。この男の面構えも鋭い。そしてさらには平本真之……って、今度は愛知勢ばっかりかい!
 もちろん単なる偶然。何の意味もない。ただ、それだけの勢力が両支部からは送り込まれているというわけで、そうかあ、瓜生と池田ねえ……なんてことを考えたりしてしまうわけである。今年だけでなくこれからしばらくは、この両支部が艇界を牽引する時代が続いていくんだろうなあ、と思った次第だ。
2012_0126_0315  平本には聞きたいことがあった。朝の特訓時、多くの選手が引き上げて水面には誰の姿もなくなったとき、突如あらわれて試運転を始めていたのだ。それも、何周も何周も。他に走っている艇がある場合、バックを走り切るといったんスローダウンし、他艇との間隔をとって再スタートするもの。しかし誰もいないから、平本は2マークも豪快に旋回している。それを何周も何周も、確認できた範囲では5周は、単走で疾走していたのである。何か整備をして、その手応えを確認していたのだろうか。
「いや、気持ちを高めるためです」
 最後の新鋭王座。厳しい条件の勝負駆け。絶対に悔いだけは残したくない! その思いで平本は、闘争心に火をつけるため、水面が空いたころを見計らって、気合の試運転を敢行したのだ。
「今日は思い切りいきますよ。悔いが残らないよう、進入から思い切っていきます」
 平本の気迫を味わいたいのなら、ピットアウトの時点から目を離すな!

2012_0126_0981  さてさて、強い福岡と愛知ばかり見ていた今朝、やはり関東勢に期待したくなるのが関東人の人情というもの。西高東低を打破せよ! などと考えつつ、ピットの隅っこにある喫煙所でタバコ吸ってたら、中田竜太がやってきて、一服し始めた。今節、中田と接近するのは初めて。ということは、中田と接触すること自体がまったくの初めてということだな。なんか話しかけようとしたが、とっさのことで質問が思いつかない。だからこういうことになる。
「毎日、寒いですねえ~」
「ほんと、今日が節イチですよね」
「作業とか大変でしょ?」
「大変です」
「我々は震えてればそれでいいけど、選手はそういうわけにはいかないもんね~」
「そうですね。作業のあと暖かい部屋に入ったら、手がかゆくなります(笑)」
 選手とタバコ吸いながら世間話(笑)。これは取材なのでしょうか。それにしても、中田竜太、かわいい顔してるよなあ。出走表でたしかめたら23歳なのだが、10代みたいなベビーフェイス。こりゃモテそうだなあ……という話はさすがに振れませんでしたが。そういや、出場してもいないのにここにちょこちょこ出しちゃってるあの竜太も童顔ですね。
_u5w5627  この喫煙所、我々報道陣やテレビスタッフだけでなく、選手も利用しているので、ときどき出くわしたりする。2R前には桑原悠もやって来ていて、彼とここで会うのは3回目だ。
「(フライング)残念でしたね」
「すいません。勝負かけたら、早すぎちゃって……」
「そういうこともありますよ。でも、まだレースは残ってるから頑張って」
「見せ場は作りますよ!」
「いや、僕は初勝利の水神祭を見ているから(たまたま若松での初勝利時に仕事で行っていた)、今度はGⅠ初勝利の水神祭が見たいなあ」
「ははは、頑張ります」
 これも取材というよりは、雑談だな。だが、雑談のなかから生まれるものもある。というわけで、実は選手がそこに来るとけっこう緊張しちゃうんだけど、時々はこちらからも飛び込んでいこう。

 2R、西山貴浩が5着に敗れた。レース後はまったく口を開かなかった。エンジン吊りも後輩に託し、誰よりも早く控室へと戻っていった。遅れてカポック脱ぎ場にあらわれた同期の土屋智則が、ケツをポンと叩いても、西山は何も反応せず、黙ったまま控室への階段を上っていった(土屋は呆然と見送っていた)。こんな西山貴浩、見たことがない。だが西山、終戦と決めつけるのはまだ早いぞ。ボーダーが下がる気配となっているのだから、後半1着なら充分に可能性がある。8R、意地の走りを見せてもらおうじゃないか。(PHOTO/中尾茂幸=里岡、平本、中田 池上一摩=磯部、桑原 TEXT/黒須田)


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H記者の『ピンピン条件水摩クン応援コロガシ大作戦!!』

 昨日はW極選に25Kを投下し、なんとかプラ5K……かろうじて3日連続プラス収支だったHです。hiyoちゃん、ほんに11Rはドッキドキ薄氷の1-2でした(汗) さて、今日はもっとも苦手な勝負駆けデー。賞金王でも4日目の坊主から怒涛の3日連続丸坊主をやらかしましたが、今節はこのハードルを乗り越えてみせます!
 
 今日のテーマは「パワー評価に忠実に!」。今日は私のお気に入りのパワー&選手が、ほとんど外枠に集中しました。つまり、来れば穴になりやすい。ローリスクハイリターンが狙いやすい番組ばかりなので、素直に攻めたいと思います。

1R③丹下将…5着。1周2マークで振り込んでしまった。気配は上々。
5R⑤藤田靖弘
6R④秦英悟
9R①丹下将
11R⑥秦英悟
12R⑥藤田靖弘

 これらの選手を1~3着に絡め、自在に戦うつもりです。もちろん、極選はこの中からになると思います!!(もう少し水面状況を見てからアップします)

 そして、もうひとつ。今日はどうしてもこれをしなければ!

3R★4-5-全、4-全-5

      ↓

10R★3-45-全

 名付けて『ピンピン条件水摩クン応援コロガシ大作戦』、長いか。応援舟券なので、乗っかる必要はありませんよ。水摩クンのファンの方、よかったらどうぞ。ヒモは単純に水摩の外。3Rで水摩が敗れたら、その時点でミッション中止。勝ったのに舟券が外れたら……10Rも買っちゃいます!
※あ、燃える男さん、若林将は前検ワースト級の評価だったのが、2日目あたりから一気に上昇したひとり。W将、どっちも似ています。ただ、客観的な評価としては伸びが中堅、回り足強めでトータル中の上くらいと思っています。


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦4日目

おはようございます。Kです。「本命」のほうですが、H記者が極選を当ててましたね。隣で見ていて驚くばかりの好調ぶりです。負けていられないので、昨日の晩からホテルでしっかり予想しました。ただし、泥酔してましたが……。

1R
1コース想定=松尾 まくられ率10.0% 差され率42.0%
2コース想定=三好 逃がし率35.9%
北山のカドまくりに乗る前田を狙う。
◎前田 ○北山 ▲松尾 △丹下
3連単5-413-全

2R
1コース想定=田路 まくられ率20.5% 差され率38.5%
2コース想定=西山 逃がし率28.8%
西山が2コース奪って差し抜ける。
◎西山 ○田路 ▲高山 △土屋 
3連単2-165-全

3R
1コース想定=山田 まくられ率11.8% 差され率20.9%
2コース想定=若林 逃がし率20.0%
連勝ほしいカド水摩のまくり一撃に期待。
◎水摩 ○山口 ▲山田 △船岡 
3連単4-516-全

4R
1コース想定=鶴本 まくられ率11.4% 差され率20.5%
2コース想定=岩瀬 逃がし率40.0%
末永がまくって攻めれば坂元に展開向く。。
◎坂元 ○末永 ▲鶴本 
3連単4-31-全

5R
1コース想定=永田 まくられ率8.8% 差され率47.1%
2コース想定=松尾 逃がし率43.8%
松尾の逃がし率が高く、永田の逃げ狙う。
◎永田 ○後藤 ▲松尾 △藤田
3連単1-425-全

6R
1コース想定=青木 まくられ率10.0% 差され率22.5%
2コース想定=前沢 逃がし率38.8%
上野が3コースからまくって出れば、秦の差しが脅威。
◎秦 ○上野 ▲青木 △桑原
3連単4-316-全

後半はのちほど!


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若武者バトル 4日目!

おはようございます。新鋭王座決定戦4日目です! 今朝の芦屋は雪交じりの雨というか雨交じりの雪というか、ともかく天気が崩れてしまいました。空中線は昨日一昨日に比べればはためきが弱いですね。気象の変化が、レースの流れをどう左右するか……。

_u5w5116 初出場シリーズです。岩瀬裕亮。このウェアはあの沖縄の人のグループのユニフォームですね。

_u5w5206 昨日はオープニングとエンディングを勝った村田友也。最初で最後の王座で、目立っております!

_u5w5463 川下晃司。我々の間では「丸岡正典に似てる」と話題ですが、いかがでしょう?

_u5w5474 渡邉和将ですが……ド迫力!(PHOTO/池上一摩)


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芦屋・新鋭王座TOPICS 3日目

スロー勢の逆襲

2012_0125_0501  1R、4カドの村田友也が二段まくりで勝つやいなや、2RではF2持ちの4カド末永祐輝が攻めるだけ攻めてまくり差し、3Rでも4カドの茅原悠紀が「恵まれ」で勝利……今日も、いきなり3連勝スタートで4カドの強さを見せつけた。
 おぉ、また今日もダッシュ天国なのか!?
 舟券を買わずに水面とレースを見続けた私は、そう思いつつ、ちょっと異質な気配も感じていた。スロー勢の気合と伸びが、昨日までとはまるで違う気がしたのだ。
 さらに舟券を自重し、レースを見る。4Rで、岩瀬裕亮が逃げきった。5Rは、2コースの奈須啓太が、ジカまくりを決めてみせた。明らかに、スローの動きが活発になっている。6Rこそ水摩敦の大掃除ぶっ飛びまくりでアウトセットが生まれたが、後半戦は……。
2コースまくり、イン逃げ、イン逃げ、イン逃げ、イン逃げ。
2012_0126_0874  7Rの池永太の2コースまくりから、怒涛のイン逃げ4連発。最終レースは村田友也の「4コース差し」だったが、これもスロー水域から混戦を捌いての勝利だった。後半は、オールスロー決着。昨日とは、別物の水面になってしまったのである。
 思いつく理由としては、
①スロー勢のスタート勘が合いはじめ、ダッシュ勢に対抗すべく全速で行けるようになった。
②今日の4カドは、スタート勘一息の選手や伸び足のない選手が多かった。
 この相互作用が重なったのではないか。①に関しては、明日以降、さらにこの傾向に拍車がかかる可能性が高い(風向きや風速が極端に変われば別)。そうなると、最近の記念よろしくイン逃げばかりが目立つようになる。ただ、②については、明日の方がはるかにイキのいい4カド想定選手が揃っている。この相関関係を踏まえつつ、内寄りか外寄りのレースなのか、明日の舟券戦略をしっかり構築したいと思う。

シリーズ前半のパワー評価

2012_0126_1130  シリーズ折り返しの区切りとして、私なりのパワー評価を記しておく。
 前検から「節イチは藤田靖弘」と宣言してきたが、これはいささか痩せ我慢的な部分もある。藤田の伸びは間違いなくトップ級だ。それと、水摩と松尾昂明(チルト跳ね注意!)でトップ3か。ただ、回り足は中堅で、引き波でカクッと失速する光景を何度か見た。つまり、出足系が一息なので、混戦になると上位にやられる。かと言って、全速スタートをバチッと決めるだけの自信もなさそうで、自力で攻めきれないでいる。それが私の見立てだ。明日の藤田は5、6号艇。足的には現状のままで十分に戦えるのだが、パワーより気合と度胸が大事な勝負駆けになると思う。行ければ、大穴の主役になりえる。

2012_0126_1007  客観的な節イチ候補は、茅原悠紀と深谷知博。これはもう、バレバレ。茅原はスリットでスッと伸びる上に、回り足も上々だ。スタートが見えているから、そのいい面を余すところなく活用している。

2012_0124_0447  深谷はバランス型で、突出した部分はないけれど、どの部分をとっても互角以上に戦える。向きたいところに舳先が向く、そんな安定感ではトップだと思う。まぁ、レースに出るたび人気にするので、このふたりの舟券的妙味はほとんどなし。

2012_0126_0300  穴っぽいところでは、初日の⑥⑥着から2日目の大整備で一気に上位級までアップした丹下将。その2日目、私の節イチ指名・藤田を2番差しで追い抜いた足には驚くしかなかった。あの窮屈な2番差し、いったい何本の引き波を超えたことか。つまりは出足が強力で、混戦に強い。その代わり、伸びは中堅。藤田とは正反対の足だと思う。

2012_0126_0135  もうひとり、今日の昼特訓で「うむむ」と唸らせたのが秦英悟。秦の足は前検から注目していたけれど、実戦では見せ場もない中間着に甘んじている。特訓横綱というか、「練習では凄いのに、実戦では弱い」というエンジンがたまにあるが、それなのか? いや、それにしても、ターン回りからストレートから、半端じゃないパワーに見えたのだが……今節はパワーより気合と度胸。その面でちょっと後手を踏んでいるのかも。ならば、スリット同体からパワーがモノを言うようなレースになったら、一気の台頭もありうる。要注意!

今日の水摩クン

2012_0123_0578  や、やらかしてしまった!!
 早くも準優へ崖っぷちに立たされた水摩敦は、6R5号艇の1回走。スタート展示でぐんぐん伸びた上に、本番はひとつ内に入って4カドをゲットだ!
「今節の芦屋の4カドで、水摩が負けるわけないべぇ」
 私はほくそ笑んでレースを見ていたのだが、なんとなんと、コンマ27と後手を踏んで無理絞り。それをインの高山智至にキッチリ張られ、空しく向こう岸方向へと流れて行った。昨日に続いて、6着惨敗……まぁ、今日は自分でスタートをミスったのだから、弁解の余地も同情の余地もないな。この大敗で予選37位まで後退し、予選勝率6・00には100%届かない身の上になってしまった。

2012_0124_0668  だが!!!! まだ、一縷の望みはあるのだ。3日目を終えての18位ボーダーは5・75。明日も同じボーダーだとすると、①着①着でギリギリ超えられる(5・83)。でもって、明日の水摩の枠番は、4号艇と3号艇なのである。絶好のセンターまくり枠なのである。今日の反省も込めて、明日はスタートも決めてくれるだろう。「ピンピン条件=ほぼ絶望」が通り相場だが、私の体感温度としては五分五分でクリアできると見た。常に人気で舟券の妙味は少ないけれど、明日は「水摩ピンピン転がし」をしながら応援したい。
 まくれやまくれ、水摩クン!!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――実力者たち

   同世代の若者たちだけが集う新鋭王座。同期も多いし、年間を通して新鋭リーグで何度も顔を合わせている間柄だし、基本的には和気あいあい。しかし、やはり彼らは勝負師同士。レースはより激しくなるし、気合も入る。レース後に見られる感情の発露も、またストレートだったりする。
2012_0125_0564  9R、平本真之が5着に敗れている。2~3番手争いに加わりながらも、2周1マークで桐生順平の突っ込みを受けて後退。絶対的主役と目されていたはずの平本だが、ここまでは流れに乗れているとは言い切れず、それを象徴するようなツキのない展開になってしまった。得点率も27位だ。
 チャーリー池上の目撃談によると、レース直後の平本はやや感情をあらわにしており、桐生に対して異議を唱える瞬間もあったという。すわ、トラブル!? いや、そうではない。二人の間に遺恨が生まれたというわけでは断じてない。なぜならその後、二人で仲良さそうに語り合う姿も見かけているからだ。突っ込まれて着を落とせば悔しさや腹立たしさが生まれるのも当然で、それを隠すことができなかったのかといえば、それはちょっと微妙。そうとも言えるし、そうでない可能性だってある。
 かつて聞いたことがある。突っ込まれて敗れたとき、選手は別に腹が立っていなくとも、あえて突っ込んできた相手に異議を唱えるのだということを。いや、そうしなければならない、だったか。なぜなら、もし何も言わずに許してしまったら、相手は「この人は突っ込んでも怒らない」と舐めてかかることになる。またやられるかもしれないのだ。だが、一言怒鳴ったりしておけば、相手は警戒する。この人を怒らせたらやばいと思うだろうし、萎縮してしまうこともあるかもしれない。いわゆる盤外戦なのだ。
 もちろん、あの好青年の平本のこと、桐生に対して怒鳴ったわけではないようだし、だからなおさらあえて一言異議を唱えたのかどうかは微妙なところだが、しかし礼儀正しく穏やかで、他人に気遣いばかりしているような平本が、激情を見せたのは確かである。胸の内に秘めるものはグラグラと燃えたぎっている男ではあるが、それがあらわになったのであれば、むしろ好ましいことではないかと思うのだ。
 というわけで、チャーリーの話を聞いて平本の様子を見に行ったら、いつもどおりに穏やかで、水神祭を果たした末永由楽を祝福したりしていた。あと、先述の桐生とのやり取りも。あらら、ご馳走のようなシーンを見逃しちゃったか。明日はやや厳しい条件の勝負駆けだが、ハートに火がついているのは間違いなさそうな平本が、全身全霊の戦いを見せてくれるであろうことは間違いない。

 一方で、なんだかわりと飄々として見える若武者もいたりするから面白い。
2012_0125_0322  まずは10Rを逃げ切った西村拓也。3年前のびわこ新鋭王座から彼のことを見ていて(一昨年は出場していないが)、もうお馴染みの選手であるはずなのに、彼のことをあまり書いた記憶がない。こういうタイプはSGにもいて、ピットではあまり派手な動きを見せるわけではないので、どうしても他に目を奪われてしまいがちになるのだ。均等に扱えよとおっしゃるかもしれないが、ハナから誰のことを書こうと決め打ちしてピットに入るわけではないので……って、言い訳してるわけですが、ともあれ、決して派手とは言えない実力者なのである。
 10R後も、ことさらに歓喜を示すわけでもなし。ヘルメットを取っても、淡々とした表情があらわれるのみだ(こういうとき、派手に悔しがってる選手を目にすると、そっちに意識がいくわけです……言い訳その2)。ただし、今日ばかりは、ここまでもうひとつ突き抜けきれないレースが続いていただけに、安堵する気持ちはあったのではないかと推察する次第だ。JLCの勝利者インタビューを待つ間に、ということは、レース終了からは少し時間は経過しているわけだけれども、たしかに笑顔が見えたからだ。それが実に心に引っかかって、ようやく彼のことをここに記した次第。3日目を終えて予選11位。ドリーム組では、茅原悠紀に次ぐ成績だ。明日からは当然、いやでも注目したくなる存在である。

2012_0125_0474  で、3日目を終えて予選1位はドリーム戦1号艇だった茅原悠紀。2位の永田秀二が8・00、茅原は9・20だから、後続を突き放したトップと言ってもいいだろう。よほどのことがない限り、準優で(優勝戦も?)白いカポックを着ているのは間違いないような気がする。
 とはいえ、茅原からそうした高揚感というのはあまり伝わってこない。飄々とも淡々とも違うのだが、しかし浮かれた様子が少しも見当たらないのだ。10Rを2着で終えたあと、モーター格納のためにピットに姿をあらわしたのは、11R発走も迫ったころだったが、そこに堂々たるシリーズリーダーがいるという空気を強烈に発散させるでもなく、しかし力強い足取りで、整備室へと向かう姿には静かだからこその迫力があった。
 トップで4日目を迎える者、ボーダー内で迎える者、勝負駆けで迎える者(西山貴浩もそうです)と、ドリーム組は決して全員が順調というわけではない芦屋新鋭王座(賞典除外が二人もいるのか……)。この混戦模様が、発展途上の若武者バトルの醍醐味であり、象徴か。現時点での18位以内には、伏兵と目された選手たちも多数名を連ねている。彼らが波乱を巻き起こしつつ、現在の位置をキープしていくのか。それとも実力者たちが意地を見せて伏兵陣を蹴落としていくのか。実に面白い予選ロードになったと思う。予選最終日、平本が持ち前の笑顔を見せるのか。西村や茅原が感情を爆発させる場面があるのか。それ以上に目立つ動きを見せてくれる伏兵陣がいるのか。ウキウキとしながら、明日もピットに入ろう。

 さて、最後は水神祭ラッシュを! 今日は2Rの末永祐輝、4Rの岩瀬裕亮、8Rの濱本優一、9Rの末永由楽の4本であった。傑作は、本日のトリとなった濱本ですかな。

_u5w5759 まずは末永祐輝! 前沢丈史(右)、池永太(右から3人目)と、集まってるメンツがなんか謎だな。もちろん、先輩の柳生泰二はいるけど。

_u5w5765 100%男が水面に突き刺さる……。

_u5w5787

続いては岩瀬裕亮! 登番がもっとも若い男が、初1着とはすごい。

_u5w5799 末永とは対照的な投げられ方。このムーンサルトは武藤敬司を超えたな……。

_u5w6283 つづいては、F→1着と1日で天国と地獄を味わった末永由楽。あ、今日はダブル末永がともに水神祭か。

_u5w6290 今日という日を笑顔で終われて良かったっすね!

_u5w6294 そして、なぜか井上大輔が落とされちゃった! 完全に油断していたところを突き落されてなすすべもなく。ポケットにはタバコも入ったままだったようです。突き落した犯人は、某ジャニーズの人と同姓同名の人です。

_u5w6403 最後は濱本優一。………………………って、これでやるの!? 青木玄太がひとりで投げ込む?

_u5w6389

近畿勢は遠巻きに眺めるのみ。濱本「投げてぇや」鶴本「大丈夫、ここで拍手してやるから」濱本「マジ?」

_u5w6409 激しく横回転しながら水中へ。これは水神祭の新スタイルだ! 濱本優一、君がその第一号だ!

(PHOTO/中尾茂幸=平本、西村、茅原 チャーリー池上=水神祭 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

予選3日目を終わって、明日は予選最終日。恒例の勝負駆け情報をお伝えします。銘柄級が苦戦を強いられるなか、堂々のトップはドリーム1号艇の茅原悠紀! 完全に主役の座に躍り出ています。ボーダーは5・80と想定していますが、そうすると茅原をはじめ4人までが準優当確。予選上位を見ると、伏兵の名前も少なくなく、大混戦の新鋭王座なのですね。ただでさえ過激な若武者バトル、明日はさらに熱く激しいレースが我々を楽しませてくれるでしょう。

1 茅原悠紀  ☆
2 永田秀二  ☆
3 池永太   ☆
4 村田友也  ☆
5 前沢丈史  3・6着
6 藤田靖弘  3・6着
7 上野真之介 5着
8 坂元浩仁  2・6着
9 深谷知博  2・6着
10 北山康介  4着
11 西村拓也  4着
12 岩瀬裕亮  4着
13 松崎祐太郎 3・4着
14 後藤翔之  3着
15 前田将太  1・6着
16 末永祐輝  3着
17 大池佑来  3着
18 奈須啓太  3着
19 大野芳顕  3着
20 西山貴浩  2・3着
21 松尾昂明  2・3着
22 横川聖志  2着
23 里岡右貴  1着
24 青木玄太  2・2着
25 土屋智則  ※1着相手待ち
26 磯部誠   1着
27 平本真之  2・2着
28 若林将   1・2着
29 丹下将   1・2着
30 秦英悟   1・2着
31 谷野錬志  1・2着
33 鶴本崇文  1・2着
37 水摩敦   1・1着
※1着もしくは連勝でも相手待ちにも届かない選手は割愛


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“本紙予想”新鋭王座3日目後半

7R 
1コース想定=磯部 まくられ率40.0% 差され率0.0%
2コース想定=池永 逃がし率44.1%
池永は壁になりやすいタイプで、磯部の逃走狙い。。
◎磯部 ○池永 ▲青木 △若林  
3連単1-254-全

8R 
1コース想定=濱本 まくられ率20.0% 差され率31.1%
2コース想定=里岡 逃がし率36.4%
里岡がスタート決めて意地のジカまくり。
◎里岡 ○前田 ▲深谷 △濱本   
3連単2-461-全

9R  
1コース想定=末永 まくられ率33.3% 差され率29.2%
2コース想定=松崎 逃がし率40.6%
末永F後でスタート控えれば、松崎のまくり頃。
◎松崎 ○平本 ▲末永 △前沢  
3連単2-513-全

10R 
1コース想定=西村 まくられ率10.2% 差され率18.4%
2コース想定=大池 逃がし率38.2%
西村がきっちりと逃げ切る。
◎西村 ○茅原 ▲大池 △永田
3連単1-526-全

11R 
1コース想定=藤田 まくられ率4.3% 差され率34.8%
2コース想定=西山 逃がし率27.8%
西山が意地の2コース差しで抜け出す。
◎西山 ○山田 ▲藤田 △土屋   
3連単2-513-全

12R  
1コース想定=池永 まくられ率14.9% 差され率17.0%
2コース想定=上野 逃がし率45.5%
池永が上野をカベにしてがっちり逃げる。
◎池永 ○谷野 ▲後藤 △上野  
3連単1-542-全


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THEピット――逆境の中から立ち上がれ!

_u5w5470  西山貴浩と話した。
 もちろん、胸の内からモヤモヤが消えたわけではない。さまざまな思いは、いまだ彼の中に渦巻いてはいる。だが、西山はそれをいったんは振り切って、素直に次の戦いへと気持ちを向けている。
「オートレーサーと一緒ですよ。ハンデがあるでしょ?」
 オートレースは選手に距離ハンデをつけて、レースが行なわれる。強い選手ほど、スタートラインより後方から発進することになるのだ。つまり、強い人ほどハンデを背負うんだよなあ。そういうと、西山はハハハと穏やかに笑った。とにかく、こういう状況になったのは仕方ないのだから、そのなかで頑張るしかない!
「頑張りますよ! 最低でも準優に出て……いや、優勝戦に出たいですよね」
 てらうこともなく、力強い口調で、西山はそう宣言した。この逆境が、西山の闘志にやはり火をつけたということか。とにかく、今日の西山はニッシーニャではなく、西山貴浩だった。ま、腐らずに頑張って、と声をかけると、「腐ってませんよ。腐ってもタイだし」と言ったあたりがちょっとだけニッシーニャか。でも、ギャグになっていないような……(笑)。

 今節、同様に減点をとられている選手は多く、しかし西山のようにかえって闘争心を燃やして頑張ってほしい!
2012_0125_0450  すでに賞典除外が決まっているフライング組の篠崎仁志も、決してあきらめることなく、調整をしている。初日のフライング後に、即座に整備室へと飛び込んで、本体整備を始めた姿に驚かされ、また感心させられたものだ。調整はもちろん昨日も続き、今日も3R出走に向けて、飛び回っていた。その忙しそうな様子は、すなわち機力が苦しいから、ではある。だが、すでに“終戦”を迎えた身でありながら、しかしレースが残されているなら必ずや一矢報いんと気持ちを切らさないのは、勝負師にとっては必須のスタンスであろう。それを若くして得ているのだとすれば、やはりこの男は只者ではない。いつになるのかはわからないけど、今節どこかで一発やるんじゃないかな。
_u5w5542  山田康二も同様だ。初戦で不良航法をとられた山田は、それで萎縮することなく激しいレースを見せてくれている。どうにも流れは向いてこないが、道中では新人王のきらめきを随所に示しているのだ。ピットでの動きも同様。真摯にペラと向き合い、真摯にモーターと向き合い、真摯に水面とも向き合う。そうした全身全霊っぷりが師匠とよく似ているな、と思った。顔つきはぜんぜん違うけど。山田のほうがちょっとゴツいですかね。しかし、すれ違いざまに「おはようございますっ!」と頭を下げていくときの笑顔のピュアさは、やっぱり似ているのかなと思ったり。ともあれ、師匠譲りの絶対にあきらめない姿勢で、山田は今日も奮闘している。

 逆境を跳ね返そうと頑張る者たちの姿を見て、苦しんでいる選手たちも奮起してほしいのだ。
2012_0125_0665  3R、イン逃げを決められなかった柳生泰二は、ひたすらに肩を落としていた。なぜ思うようにいかないのだろうと、やるせない表情をヘルメットの奥で見せている。溜め息が聞こえてくるようだ。だが、最後の新鋭王座、頑張れ柳生泰二。なにしろ、その柳生の腰をそっと抱いて慰めていたのは西山貴浩。水面に出ればライバルには違いないが、ともに励まし合って、苦しみのなかから立ち上がればいいのだ。
2012_0124_0655  その3Rでは、末永由楽がフライングを切ってしまっている。他の選手よりも早くピットに戻ってくるF艇の選手。これまで何度もそのシーンは見てきたが、誰もが沈痛で、こわばった表情を見せているものだ。それは末永も同じ。だが、こんなにも首をひねっている選手は初めて見た。3歩歩くごとに首をくいっとひねって「おっかしいなあ……」、それを何度繰り返したことか。ある程度自信をもってのスタートだったのだろう。その気持ちはわかる。だが、下も後ろも見ないでほしい。首をひねらずまっすぐ向いて、この雪辱を残り3日間で果たしてほしい。足的には十分、水神祭は可能なはずだぞ。

 フライングも減点も多発している今節。もちろん、事故はないに越したことはないが、失敗など何度してもいいのだ。それを吹っ切り、やり直せるのが若さというもの。転んだら立ち上がればいい。もちろん反省はするべき。判定に不満をもつのもいい。そのうえで、失敗を取り返すべく、これまで以上に張り切って戦ってほしいぞ。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の穴&本命極選 3日目

 ま、また私だけ……昨日もこっそり6Rと8Rの万太郎をゲット(機械的に4=5コース流しを買ってたっす><)、回収率300%だったHです。そして、アップしたコロガシ作戦は壊滅……憲吾老どの、hiyoちゃん、燃える男さん(と、取れたんですか??)、チグハグですいませんTT 今日こそは!!
 4カドの快進撃は止まりません。今日もいきなり1Rから3連勝。ただ、昨日までとはスロー勢の頑張り方が変わってきています。1Rも3Rもカド受け3コースががっつり攻めて、それに4カドが便乗する展開に。あ、たった今、4Rの岩瀬が逃げましたね。4=5のオッズがどんどん安くなっており、配当的な妙味はむしろ内枠になった気がします。個人的には、随所に4コース=5コースを買いつつ、1号艇で勝負! 穴極選と本命極選の二本立てで!!

9R 穴・極選
◎①末永由楽
 ②松崎祐太郎
 ③前沢丈史
 ④長岡良也
★⑤平本真之
★⑥桐生順平

進入123/456

3RのFでぐんぐん人気が下がってゆく由楽。まくりの餌食になる可能性も多々ありますが、4カド想定・長岡の伸びは今ひとつ。2~6コースまで横一線で誰も突出しない隊形になれば、ここではパワートップの由楽が伸び返して圧勝してもおかしくないっすよ。格上だけどあまり人気のない平本と桐生へ。

3連単★1-56-全

11R 本命・極選
◎①藤田靖弘
○②西山貴浩
 ③土屋智則
★④三好勇人
 ⑤山田康二
 ⑥大野芳顕

進入123/456

 4カド想定の三好は土屋にブロックされる可能性大。ならば節イチ藤田が逃げ圧倒し、勝負駆け西山がきっちり2着を拾います。1-2の一本書きで、人気薄・三好の3着付けに厚く張ってみます。

3連単★1-2-全(勝負1-2-4)

※やっぱり今日は、6Rの水摩応援舟券(529、592。丹下の足は初日から激変しています!)と、この極選2レースしか買いません! そうしたら、絶好調の流れが必ず反映されるはずっ!!!!


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦3日目

おはようございます。Kです。昨日はどうにも調子が上がりませんでした。H記者は引き続き好調ですなあ。

1R
1コース想定=里岡 まくられ率12.5% 差され率29.2%
2コース想定=渡邉 逃がし率45.8%
里岡がしっかりと逃げて実力示す。
◎里岡 ○北山 ▲秦
3連単1-35-全

2R
1コース想定=大池 まくられ率7.7% 差され率46.2%
2コース想定=磯部 逃がし率66.7%
磯部の逃がし率はサンプル少ない。センター握れば井上に展開ありそう。
◎井上 ○大池 ▲後藤 △末永 
3連単5-134-全

3R
1コース想定=柳生 まくられ率15.5% 差され率20.7%
2コース想定=秋元 逃がし率42.1%
柳生が踏み込んで逃げ切る。
◎柳生 ○茅原 ▲末永 
3連単1-43-全

4R
1コース想定=岩瀬 まくられ率22.0% 差され率0.0%
2コース想定=西村 逃がし率33.3%
進入に動きある可能性。西村が巧みな差しで抜け出す。
◎西村 ○岩瀬 ▲土屋 
3連単2-14-全

5R
1コース想定=川下 まくられ率38.5% 差され率23.1%
2コース想定=奈須 逃がし率47.5%
奈須の逃がし率高く、川下の逃げ切りを狙う。
◎川下 ○山田 ▲奈須 △桐生
3連単1-425-全

6R
1コース想定=高山 まくられ率10.7% 差され率39.3%
2コース想定=丹下 逃がし率36.6%
水摩がS決めればまくり切れる。
◎水摩 ○桑原 ▲高山 △丹下
3連単5-612-全

後半はのちほど!


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若武者バトル3日目!

おはようございます。新鋭王座決定戦3日目です! 明日が予選最終日ですが、一日早い勝負駆けの選手も少なくないわけで、今日も目が離せないことには変わりありません。今朝はやはり追い風が吹いているのですが、昨日までと同様のイン受難、まくり天国になるのでしょうか……。

2012_0125_0625 初出場シリーズ③。横川聖志です。昨日思わず顔を見合わせた相手です。

2012_0125_0939 フライングにめげるな、桑原悠!

2012_0125_0415 水神祭おめでとう、磯部誠!(PHOTO/中尾茂幸)


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芦屋・新鋭王座TOPICS 2日目

ダッシュ勢が大暴れ!

2012_0125_0408  巷では『三丁目の夕日』が再ブレーク中だが、艇界にも昭和時代の“競艇”が帰ってきた!? とにかく、今節の芦屋水面は4カドのダッシュが利く。今日のイン逃げは1Rと12Rの2回のみ。それ以外の勝利コースと決まり手を羅列すると、
5コース抜き4コースまくり4コース差し2コース差し4コースまくり5コース抜き5コースまくり差し2コースまくり4コース差し4コースまくり!!
 それほどダッシュ勢が伸びる向かい風だったか? いやいや、むしろ正反対で、昨日よりも強めの追い風が吹き荒れていた。それでも、4カドがスリットから伸びるわ伸びるわ。3Rの磯部誠(写真右)が、6レースの田路朋史が、11Rの奈須啓太が、怒涛の4カドまくりで突き抜けた。この自力まくりを含め、4コースは昨日と同じ5勝の固め撃ち。2日間で10勝と、インの6勝を圧倒している。

2012_0125_0846  今日はさらに、5コースも3勝と健闘。とりわけ8Rの後藤翔之は、4カドからまくった大池佑来にぴったり連動し、鮮やかなまくり差しを突き刺した。いわゆる“モロ筋”決着や“アウトセット”決着が、今節の芦屋では当たり前のように起きてしまうのだ。
 なんだか、懐かしいな。
 4カドミサイルがバンバン飛び交う派手な空中戦を見ながら、私は昔にタイムスリップしたような気分になった。競艇をかじり始めた16年ほど前は、モーターの精度や選手の力量、整備力の格差が激しく、さらに命知らずの前付け選手が至るところにいて、4カドまくりが面白いように決まったものだ。私はアウトセットの舟券や三四郎(346)をせっせと買いつつ、いつもドキドキしながらピットアウトの瞬間を待っていた。現在の記念戦線でも日に何度かはアウトセットや三四郎を買うが、「絶対に来るわけないんだけどね」と自嘲しながらレースを見つめるようになった。
 今節の芦屋は違う。穴党の私にとっては、夢のようなダッシュ天国水面なのである。ただし、
「すべての選手が、4カドから伸びるわけではない」
 ということを肝に銘じる必要はあるな。この2日間で4カドまくりを決めた選手は、気合パンパンの地元選手、スリット付近の行き足~伸びがソコソコある選手(ソコソコでOK)、S勘がしっかりしていてスリットほぼ全速で行ける選手など、何らかの強みを生かしてまくりきっている。特に、ニギニギしながらタイミングを合わせた選手は、スタートが同体以上でも届かない。明日の4号艇はF2持ちやあまり伸びない選手が多く、様相が一片する可能性も考えておきたい。

ビックリ減点

2012_0125_0757  ド派手な空中戦の陰で……今日も多くの選手が罰則を頂戴した。昨日の山口達也や篠崎仁志に続いて、有力な選手がV戦線から離脱した。7R、去年の新鋭王座の主役級だった桐生順平が、コンマ01の勇み足。引き金は、3コースからコンマ08もハミ出してしまった桑原悠だったか。2コースの桐生としては、ダッシュが伸びる水面の上にカド受けまでが踏み込んでしまっては、引くに引けなかったのだろう。インでF2持ちの末永祐輝も、あわやF3か!?というコンマ01のタッチスタートだった。
2012_0125_1055  10Rでは、不思議なことが起こった。地元のエースとして期待される西山貴浩が、不良航法で7点の減点。見た目には、5コースから強引にまくってきた深谷知博に艇を合わせて張っただけ。どこの水面でも普通に見られる、普通の競りだった。一緒にアサッテの方向までぶっ飛んでいく「無理心中型のブロック」とは別物の、本当に普通の「飛びつき」だった。事実、西山はそうして深谷の面倒を見てから、バック~2マークで勝ち負けの態勢に持ち込んでいる。深谷もすぐに追い上げ態勢に入っている。
 いったい、アレの、何が悪かったのか?? どうしてあの程度で、ドリームに参戦した地元のエースに厳罰を与えたのか??

 私には、さっぱりわからない。批判云々の以前に、さっぱりわからないのである。今日の西山と同じ程度の飛びつきを不良航法にするなら、国内のボートレース場は毎日大量の不良航法に覆い尽くされるだろう。そして、イン選手はそれを恐れて、まくり艇に何の抵抗もしないで小回りに徹するだろう。私は「イン選手の矜持は、まくり艇を張ることにあり」と習ってきたのだが、それは間違いだったのか。
 4カドが大活躍して「他の記念とは別物の競艇」を魅せてくれる芦屋の水面は、同時に「別物のボートレース」も見せている。10Rが終わってあの裁定を聞いたとき、私はそう感じた。「水上の格闘技」を頭ごなしに否定するような採決をして、どんなメリットがあるというのか。
 もう一度、書く。あの西山のブロックの、何が悪かったのか?? 私は、一ボートファンとして、舟券を買い続けている者として、一記者としても、本当にさっぱりわからない。わからなすぎて、ビックリしている。読者の皆さんは、どう思う??

今日の水摩クン

2012_0125_0056  生粋のまくり屋の水摩敦が大ピンチに立たされたので、急遽、応援コーナーを作ることにした。まぁ、私はピットに行かないし、本人はネットもできないから、何の意味もないのだけど。
 11R、6号艇6コースだった水摩は、コンマ01!!!!のタッチSから、もちろん絞りまくりに出た。が、無理やり舳先を突っ込んだ5コース深谷が、そのミズマクリを受け止めて先まくりに出てしまった(以下、西山との競りに)。一方、自分の仕事を奪われた水摩は、仕方なしにまくり差しに方針変更。なかなかにシャープなまくり差しに見えたが、複数の引き波で艇が大きく暴れて大差の6着に散った。この大敗と昨日の減点とで、水摩は節間勝率4・67の26位に……準優ボーダーを6・00とするなら、残り3走で22点が必要になった。つまり、明日の5号艇1回乗りで6着に敗れたりしたら、限りなく赤に近い黄信号が点ることになる。
 全国の水摩ファンよ、明日の6Rは5アタマを買って無類のまくり屋を応援してほしい。穴党としては寂しいけれど、人気になればなるほど燃えてくれるかもしれないから。水摩のいない新鋭王座の準優は、あまりにも寂しすぎるぞ。ガンバレ、無類の天然まくりボーイ!!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――がんばれ、西山貴浩!

2012_0125_0900  西山貴浩が苛立っていた。
 もう11Rの出走が数分後に迫っている頃、西山はカポック着脱場に上半身裸であらわれている。シャワーでも浴びたのだろうか、そのまま控室への階段を上っていったのだが、その表情は明らかに憤りをたたえたものだった。いや、むしろやるせなさを感じさせたと言ったほうが正しいだろうか。顔をしかめて、髪の毛をかきむしる。やり場のない思いをどこにぶつけていいのか見失っているかのように、ため息をついてもいた。
 10R1号艇で敗れ、まずはその悔しさは大きいだろう。必勝の思いで臨んだイン戦、しかし深谷知博の果敢なツケマイに抵抗している間に、ふところを差されてしまった。2着に残ったのはまだ救いだが、しかしこの2着は喜べるものではないだろう。さらに、西山は不良航法をとられてしまってもいる。対象は、深谷への抵抗だ。審判のジャッジは絶対である。もちろん覆ることはない。しかし、あれが不良航法の裁定をくだされるのは、西山があまりに気の毒である。まくりを張るのはインの定石だし、もし西山が何もせずにまくられていたら、西山から舟券を買っていたファンは怒っていただろう。西山としては、やるべきことをやったまで。しかも、それほど激しい接触があったわけでもない。それが反則と判定されてしまったら、西山が不本意に思うのも無理はないし、マイナス7点には同情してしまうというものだ。もっとも、マイナス7点が痛いのは言うまでもないが、西山のやるせなさは決して減点のみに向けられたものではなさそうだった。そうした表面的な事実よりも、もっと心を締め付けるものがあったのは間違いない。
2012_0125_1061  さすがに、選手仲間も同情していたようだ。かわいそうという言葉が漏れ聞こえてもきたし、首をひねる選手もいた。ピット内にそのアナウンスが流れたとき、僕はたまたま整備室を覗き込んでいる最中だったのだが、誰もが思わず動きを止めて、驚きの声をあげていた。整備室の横にある水道で手を洗っていた横川聖志とは、思わず顔を見合わせてしまったりもして。もちろん僕も、そのジャッジをまったく想定していなかったので、腰が抜けるほど驚いていたのだ。
 ただ、西山自身は、もう前を向いているのだと信じたい。控室から服を着込んであらわれた西山は、整備室へと向かっている。モーター格納作業のためだろうと思っていたのだが、しばらく経ってから覗き込んでみると、本体を整備しているようだったのだ。時間がほとんど残されていないなか、本体に手をつけているのだとしたら、明日からの戦いに闘志を燃やしている証拠。この減点で明日は一日早い勝負駆けを強いられることになったのだから、そのために最善を尽くしているということなのだ。これが西山の反骨心に火をつけ、西山に残されたレースがエキサイティングになるのなら、そのこと自体は歓迎すべきこと。そして、我々ももはやそれを期待するしかなかろう。
 がんばれ、西山貴浩。この逆境に負けるな、西山貴浩。悔しくて眠れない夜を今日過ごしたら、また明日は笑顔と闘魂を見せてくれ。一言付け加えれば、西山はなーんも悪くない。

 そんな具合に、終盤のピットの空気はやや重苦しくなっていた感があるが、明日からも選手の奮闘に期待し、新鋭王座が盛り上がってほしい!
 というわけで、水神祭ラッシュで締めましょう。今日は1R松崎祐太郎、2R上野真之介、3R磯部誠、4R丹下将、6R田路朋史、7R北山康介、10R高山智至と、実に7人のGⅠ初1着が飛び出した2日目。半分以上のレースが、嬉しいお初の勝利になったのだから、その周辺はやはり笑顔があふれていた。
2012_0125_0654  で、今日は一日じゅう、メシも食わずにピットに張り付き、水神祭(だけじゃないけど)を撮りつづけたチャーリーの写真をどどんとご紹介することでレポートに替えさせていただきますが、ひとつ、次のやり取りだけご報告させていただきます。松崎祐太郎の水神祭に集まった福岡勢。水摩敦が先輩である奈須啓太を探していたシーン。選手班長にして今節登番がもっとも古い奈須はどうやら「隊長」と呼ばれているらしい。
水摩「タイチョー! タイチョー!」
木下「はーい!」
水摩「ん?」
木下「はーい!」
水摩「タイショーじゃねえっ!」
 木下大將はもちろん「きのした・だいすけ」と読みますが、多くの人はきっと「たいしょう」と呼んでいるはず。それを大將自身もよくわかってるのですね。

_mg_3764 ではいきましょう。水神祭! 福岡勢に投げ込まれる松崎祐太郎!

_mg_3769 さ、さむそう……。

_mg_3856 上野真之介は担ぎ上げられながら、鼻をつまんでいます。冷たい水が鼻に入ったら痛そうだもんなー。

_mg_3798 長身の丹下将が、くるっと縮まって水の中へ。参加しているのは愛知&東海&97期です。

_mg_3805 磯部誠も愛知勢ということで、二段ロケットのように連続開催。おーい、まだ丹下が水の中ですよ!

_mg_3827 陸に上がった磯部はふたたび水の中へ落とされちゃった。犯人は97期のあの人……といえばニッシーニャしかいないか。

_mg_3884 北山康介はムーンサルト!

_mg_3900 あ、北山もまた落とされた……。

_u5w5683 ラストは同期の田路朋史&高山智至の二段ロケット。まずは田路がたかーく持ち上げられてドボン。

_u5w5703 続いて高山は……あまり高く上がらず。「お前、重いよ!」出走表を見ると52kgなんですけどね。

_u5w5709 これ、なんかの映画で見たようなシーン……。

というわけで、7人の若武者たちよ、おめでとう!(PHOTO/中尾茂幸=西山、木下 池上一摩=水神祭 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”新鋭王座2日目後半

7R 
1コース想定=末永 まくられ率27.3% 差され率21.2%
2コース想定=桑原 逃がし率52.2%
桑原の逃がし率激高で、末永の逃走を狙う。
◎末永 ○桑原 ▲桐生 △北山
3連単1-235-全

8R 
1コース想定=横川 まくられ率20.0% 差され率24.0%
2コース想定=平本 逃がし率46.2%
平本を壁にすれば、横川に逃げ切りチャンス。
◎横川 ○平本 ▲後藤 △里岡   
3連単1-256-全

9R  
1コース想定=中田 まくられ率7.1% 差され率28.6%
2コース想定=山口 逃がし率35.9%
進入で動きがありそう。中田がイン獲り切れば逃げ切れる。
◎中田 ○山口 ▲井上 △池永  
3連単1-235-全

10R 
1コース想定=西山 まくられ率10.0% 差され率22.9%
2コース想定=藤田 逃がし率46.4%
西山は負けられないイン戦だ。ヒモ妙味は深谷。
◎西山 ○深谷 ▲秦 △水摩
3連単1-536-全

11R 
1コース想定=桐生 まくられ率8.6% 差され率27.6%
2コース想定=柳生 逃がし率36.0%
桐生がしっかりと逃げてポイントアップへ。
◎桐生 ○柳生 ▲西村   
3連単1-25-全

12R  
1コース想定=平本 まくられ率14.9% 差され率21.3%
2コース想定=末永 逃がし率40.9%
平本が意地の逃走劇見せる。
◎平本 ○茅原 ▲前沢 △岩瀬  
3連単1-345-全


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THEピット――勝利へ走れ!

2012_0124_1067  整備室を覗き込むと、坂元浩仁、丹下将の姿が。芦屋整備室は、手前がモーターの格納などをするスペースで、その奥のほうに整備用のテーブルがあるため、作業の細かい内容までは見極めることが難しいのだが、二人とも本体をいじっているのは確認できた。初日を走り終え、その手応えをもとに大きな整備に取り組む選手が出てくる2日目である。
2012_0124_0324  出走表をチェックすると、坂元は11R1回乗りだが、丹下は4Rに出番がある。時間はもうほとんど残されていないのに、丹下はモーターと向き合っていたわけだ(ピストンリング、ピストン、シリンダーケースを交換して出走! そして1着!)。SGや名人戦では、トップレーサーやベテランの徹底して整備をする姿勢に感心させられることが多いが、それは新鋭世代でも変わらない。この舞台にやって来るような選手はなおさらだろう。
2012_0124_0593  その様子を眺めていたら、背後からカチャカチャという音が。振り返ると、秦英悟が本体のみを外して、整備室へと持ち込むところだった。「おはようございまーすっ!」と快活に挨拶をしながら、えっさえっさと本体を運ぶ秦であった。
2012_0123_0652  手前のほうでは、渡邉和将が一心不乱にペラを磨いていた。真剣な表情でペラの翼面を見つめ、かなり集中していたが、太ったおっさんの圧迫感を覚えたのだろうか、ふとこちらに視線を向けて、かわいらしい笑顔でペコリと挨拶。集中しているところをごめんなさい。それにしても、渡邉、童顔だな。

 さて、今日は朝からGⅠ初1着ラッシュ。1Rで松崎祐太郎が、2Rで上野真之介が、3Rで磯部誠が、4Rで丹下将が、立て続けに初勝利をあげている。
2012_0123_0610 松崎を祝福する様子は、なかなか壮観。大挙参戦の福岡勢がズラリと揃うのだから、実に大きな輪ができあがるのだ。「水神祭、今やれ! 黒須田さんがいるから、今やったらBOATBoyのトップで扱ってもらえるぞ!」と西山。実際どうなるかは来月号をお楽しみに、であるが、とりあえず後でNiftyに水神祭記事はアップします。
2012_0124_0700  上野真之介は、今節はとにかく走り回っている姿が印象的。ピット内を移動している姿を見かけるとき、9割方は走っているように思う。芦屋のピットは広大だから、少しでも時間を有効に使おうということなのかもしれない。整備室からペラ室へ。ペラ室から控室へ。控室から係留所へ。とにかく、上野はピット内を疾駆するのだ。そんな姿勢が報われての1着なら、こちらも嬉しくなろうというもの。エンジン吊りを終え、先輩たちに頭を下げて回った上野は、やっぱり控室へと走り出した。勝とうが負けようが関係なく、上野はこうしてピットを走り続ける。
2012_0124_0453  あ、そうそう、その2Rで岩瀬裕亮が3番手争いを演じ、3周1マークで切り返し気味に逆転差しを決めている。なかなか鮮やかな航跡で、同時に不思議な航跡でもあった。その瞬間、ピット内記者席に隣接している選手控室から大声が聞こえてきた。
「これがVモンキーや!」
 そう何度も繰り返して大はしゃぎしていたのは誰かというと、やっぱり西山貴浩なのでありました。リプレイご覧になれる環境にある方はぜひチェックして、西山の言うとおりVモンキーかどうか確認してみてください。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『藤田ピンピン転がれーーー!!』ミッション

 昨日は5人の諭吉さんを投入して7人回収、相変わらず好調なHです。ただ、肝心要の極選はカスリもせず……憲吾老どの、大火傷に油を注いですんまっしぇん!!
 まず、今日は節イチ指名・藤田靖弘の「ピンピンよろしくコロガシミッション」をやってみたいと思います。

STEP①
4R◎藤田○タイショー▲山田×谷野
3連単★3-12-全、押さえ12-3-6

       ↓

STEP②
10R◎藤田○西山▲水摩×深谷
3連単★2-16-全、押さえ16-2-5

 全国に3人ほどの極選ファンには、2-6-全を必須フォーカスとしてオススメします。 また、他に閃きがあれば後ほど!


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦2日目

おはようございます。Kです。初日はそこそこ好調な滑り出しだったのですが、後半、自動発売機で舟券を取り忘れてしまうという失態を演じ、それは外れていたからまあいいのですが、それをきっかけに連敗街道……という、不完全燃焼な一日でした。むーん。

1R
1コース想定=松崎 まくられ率22.6% 差され率38.7%
2コース想定=永田 逃がし率31.4%
永田の逃がし率低いが、ここは松崎が逃げ切りそう。外枠へ流す。
◎松崎 ○秋元 ▲北山
3連単1-56-全

2R
1コース想定=井上 まくられ率12.2% 差され率29.3%
2コース想定=村田 逃がし率23.5%
村田の2コース激低。握る大野を井上が張った内を西村が突き抜ける。
◎西村 ○井上 ▲岩瀬 △大野 
3連単4-163-全

3R
1コース想定=桑原 まくられ率16.7% 差され率30.0%
2コース想定=横川 逃がし率29.5%
山口がドリーム戦のうっぷん晴らし。
◎山口 ○桑原 ▲磯部 
3連単3-14-全

4R
1コース想定=木下 まくられ率12.5% 差され率43.8%
2コース想定=山田 逃がし率39.6%
木下がスタート決めて逃げ切る。
◎木下 ○山田 ▲藤田 
3連単1-23-全

5R
1コース想定=若林 まくられ率10.5% 差され率39.5%
2コース想定=茅原 逃がし率25.5%
茅原が2コースから攻め切って連勝へ。
◎茅原 ○若林 ▲柳生
3連単2-14-全

6R
1コース想定=三好 まくられ率15.6% 差され率31.1%
2コース想定=田路 逃がし率33.3%
西山が果敢な攻めで突き抜ける。
◎西山 ○三好 ▲末永 △渡邊
3連単3-145-全

後半はのちほどアップします。


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若武者バトル 2日目!

おはようございます。新鋭王座決定戦2日目でございます。今朝の芦屋ボートは、昨日と同じような天候。雪がちらちら舞い、強めの追い風が吹いています。あぁ、ピット寒そう……。というわけで、皆様も引き続き体調にご注意くださいませ。

2012_0124_0270 初出場シリーズ②。大池佑来です。東京ではおなじみの期待株ですね。

2012_0124_0604 船岡洋一郎です。昨日は内枠を生かせなかったが、今日はリベンジを!

2012_0124_0358 秋元哲です。出走表には3点台の勝率が記されていますが、そんな選手ではないですよ!(事故点過多に苦しんだ時期があったのです)

2012_0124_1063 長岡良也です。最初で最後の新鋭王座、がんばれ!(PHOTO/中尾茂幸)


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芦屋・新鋭王座TOPICS 初日

雪の芦屋に3連の大花火!!

2012_0124_0426  インコースが②①①着、穏やかなスタートだった今年の新鋭王座。「やはり、今節もイン選手が無敵の強さを見せるのか!?」と思った直後、それははじまった。
 まずは、4Rで4カドに引いた池永太。スリットほぼ同体から、一気に伸びきって内3艇を攻め潰した。インの同期・土屋智則は5着にぶっ飛び、絵に描いたような456のアウトセット決着。池永が、地元ならではのスタート勘と意地を見せつけた形だ。

2012_0124_0502  この怒涛の4カドまくりは、同県で1期先輩の里岡右貴のハートにも火を点けた。続く5R、これまたスリット同体の4カドから、3コースの岩瀬裕亮を一気に叩き潰す。そのまま、インの同県同期(笑)那須啓太まで引き波にズッポリとハメてしまった。同期の桜でも近所の友達でも、1マークでは容赦はしない。それが、新鋭王座の醍醐味だな。哀れ僚友の那須クンも、5着惨敗……。

2012_0124_0413  さらに6R、やはり福岡支部で里岡の1期下(=池永と同期)の大野芳顕も、ドカーーーーンと4カドまくりだ。さすがにインの秦英悟は同県でも同期でもなかったが、これまた5着までぶっ飛んでしまった。
 地元レーサーによる、4カドまくり3連発。これぞ、栄冠とともに、やんちゃさも競う?新鋭王座でしょ! 最近の記念戦線は戸田でも平和島でもインが呆れるほど強いが、新鋭レーサーは握ってナンボ。俄然、この怒涛の絞りまくり3連発で、シリーズの行方が実に楽しみになってきた。あ、インで同期に叩き潰された土屋と那須は、ぜひどこかでやり返してね!!(笑)

唯一2連勝の水摩だが……!?

2012_0124_0432  今日、福岡支部で4カドまくりを決めた選手がもうひとり。8R、2号艇から敢然と4カドに引いた水摩敦だ。これはもう、絞りまくりでもなんでもない、ハコまくり。スリットで半艇身覗くやいなや、カド受けの鶴本崇文を一瞬で置き去りにしてしまった。血の気の多い福岡新鋭レーサーの中でも、水摩は「まくり王子」というべき存在だ。貫禄のひとまくりというか、当たり前すぎて何の驚きもないS一撃の決着だったな。
「はい、やった~~っ! 決まった~~!」って感じ。
 この見慣れた「ミズマクリ圧勝」は、2Rのイン勝ち(抜き)に続く開幕2勝目。シリーズの主役になるべきピンピン発進だったわけだが、実情はちょっと違う。2Rで待機行動違反を取られ、マイナス7点の減点が課せられていたのだ。右転舵中にエンストを起こし、再起動させた直後にうっかり2度目の右転舵……天然のまくり屋は、やはり待機行動中も天然なのである。
 で、今日は連勝で20点(10・00)のはずが、13点(6・50)で16位。これからも厳しい戦いを強いられることになったが、水摩ファンの私にとって、この減点はむしろ喜ばしいものでもある。準優、優勝で「白カポック=水摩」はもったいないでしょ。やはり、「まくり王子」水摩は、青か黄色のカポックがよく似合う。緑色では、ちと遠いけれど。

有力候補のふたりが……!!

2012_0124_0482  さて、この水摩の減点以外にも、今日はさまざまなアクシデントが発生した。大きいところでは、篠崎仁志のフライングだ。やはり、仁志のパワーはワースト級だった。2Rで5着に惨敗し、次の9Rはピストン2個、リング4本、シリンダーケースを換えて臨んだ。それでも、足りないことは本人がいちばん自覚していただろう。
 同県の4人の先輩たちが、豪快なカドまくりを決めた4コース。仁志は、際のキワまで攻めた。キワまで攻めるしかないパワーだった、というべきか。そして、スリットで散った。絞りまくりもできないほど、さっぱり伸びないスリットで賞典除外となった。「参戦できなかった兄の分まで!」という思いがあったかどうか。とにかく、今年の新鋭王座は、篠崎元志・仁志ともにFに泣かされた。

2012_0123_0290  Fあれば、Lあり!? 最終ドリーム戦では、山口達也がまさかまさかの出遅れ欠場となった。何があったのか、詳しくはわからない。私の目には、5カドから行こうとして、6コースに変更したように見えた。その助走の分だけ遅れたような……とにかく、選手責任=賞典除外となってしまった。
 他にも不良航法が3選手、などで都合6人のレーサーが罰則の対象になった初日。やんちゃな新鋭らしいといえばそうだし、不良航法の裁定がいささか厳しすぎるとも思えるのだが、今年の新鋭王座は、早くも過酷なサバイバル戦に突入した!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――空気がガラリ一変……

 新鋭王座といえば、水神祭! これがGⅠ初出場となる選手も多いため、毎年たくさんの水神祭が行なわれている。このいちばん寒い時期に大変だ……いや、そこは嬉しさと若者の熱気が勝って、盛り上がり方も実に若々しいものである。
2012_0124_0388  初日から、GⅠ初1着が4本も飛び出して、早くも水神祭ラッシュ! 1R1着の前沢丈史、6R1着の大野芳顕、7R1着の深谷知博、そして11R1着の前田将太。前沢は初出場だった昨年は未勝利に終わっていて、2年越しの水神祭である。
2012_0124_0880  この4つの水神祭は、11R後にまとめて行なわれている。前沢と深谷が11Rとの2回走りで、勝った前田も含めて3人がこのレースに出走していたのだ。大野は1階乗りだったが、ここで一気にということになったらしい。大野は前沢と同期、結果的に初1着となった前田が後輩ということも関係していたようだ。大挙11名参戦の福岡勢は、11R後にはさっそくリフト付近に集合していて、雰囲気から察すると、前田と一緒に投げ込んでしまおうという目論見があったようである。
 ただ、前田は勝利者インタビューに出演しなければならないため、なかなかリフト前にはあらわれなかった。「よーし、大野を先にやっちゃおう!」という里岡右貴の号令で、初日水神祭ラッシュの口火を切るのは大野芳顕に決定!
 気温3℃、水温2℃という酷寒のなかの水神祭、開始~~!
2012_0124_0897  大野の巻の中心はもちろん福岡勢。ドリーム戦出走の西山貴浩以外は全員が参加して、さらに97期勢もその輪に加わっている。ウルトラマンスタイルで水面に放り投げられた大野だが、さ、さ、さっむーーーーいっ! 見ているだけで芯から凍えるような錯覚を覚える、真冬の水神祭。大野も大急ぎで陸によじ登り、体を抱えて震えているのであった。それを見て、仲間たちはもちろん大笑いだ。
2012_0124_0921 間髪入れず、前沢の巻! 水摩敦が「東京!」と前沢の支部仲間を大声で呼びながら、自分もその輪から離れるつもりはない様子。東京支部だけでなく関東地区がずらり揃って、こちらはワッショイスタイルで敢行されている。中田竜太、秋元哲が呼ばれて前列にハマったのだが、まさか一緒に落とそうってつもりじゃないでしょうね……。今日はやめてあげてーっ! でもやっぱり、若い二人を突き落そうという素振りを見せていた非情な先輩たちでありました。中田&秋元はキャッキャ言いながら逃げ、落とそうという先輩たちもキャッキャとはしゃぐ。さあ、テンションがさらに上がってまいりました!
2012_0124_0970  立て続けにいこう、前田の巻! 関東勢が輪から離れると、ふたたび福岡勢が勢揃い。同期の山田康二、上野真之介、桑原悠らの九州若手軍団の顔も見える。彼らからウルトラマンスタイルで持ち上げられた前田は、冷たい水の中にドッボーーン。そして陸ではまた、誰かを突き落そうという画策がなされ、キャッキャ言いながら押し合いへし合いしていたのでありました。
 ここで九州勢は退場。主役は静岡&東海勢に移って、深谷の水神祭が敢行された。若林将が「ヤマコー! 同期だろ!?」と参加をうながすが、いえ、山田康二は102期、深谷知博は103期です。ヤマコーも怪訝な顔で「えっ、違いますけど……」と笑っていた。もっとも、私は深谷のほうが先輩かと勘違いしてましたが。
2012_0124_1002  水神祭ラッシュのトリを飾った深谷は、ワッショイスタイルで水中へ。仲間の拍手が沸き起こり、深谷は震えながらも嬉しそうに頭を下げていた。11R終了後のピットは、若者たちのテンションがうなぎ上りとなった熱狂の時間帯。そして、深谷が控室へと消えていくと、ピットは祭りの後のような静けさに覆われているのだった。

 その静けさを境に、ピットはまったく違う空気に包まれることとなった。
2012_0123_0288  12Rドリーム戦。山口達也がまさかの出遅れを喫してしまったのだ(選手責任)。ピットにいる者も、一瞬何が起こったのか理解できず、しかし岡山勢は一足先に帰還する山口を出迎えねばならない。その頃、水面では同門の茅原悠紀が先頭を走っていたのだが、そちらに気を取られている場合ではなかったのである。
2012_0123_0638  あまりに不本意な終戦に、山口は肩を落としてピットへと戻ってきた。後輩たちは、気軽に声もかけられない様子で、黙々とエンジン吊りの作業を行なっている。そこへ、ドリーム戦を戦い終えた5名が戻ってくる。1コースを守り切り、もっとも前方から起こしている茅原には、先輩に何が起こったのかなど知る由もなく、ただただ複雑な表情を見せていた。ドリーム戦勝利の歓喜はどこにも見えない。
2012_0124_0487  他の選手たちも、何が起こったのか、ほとんどわかっていないようだった。平本真之が歩み寄り、山口と状況を振り返り合う。その平本が西山に説明をし出すと、西山は「えっ、うそっ、俺が×◎○?!%」と後半が聞き取れなかったが、驚きながら表情を曇らせていた(山口は西山の引き波にハマって給水したらしい)。桐生順平は、何も言わずにそっと山口の腰を抱く。山口がレースに参加できなかったことをめぐって、心を痛めたり、山口をいたわったりと、そこにはドリーム戦の華やかさなど入り込む余地など少しもなかったのだ。そんな空気のなか、山口はうつむきながら一人、控室へと戻っていっている。いや、その前に競技本部か……。
 その余韻を引きずってか、カポック脱ぎ場にも、レースの感想戦を語り合う笑顔は見えなかった。勝者も敗者も、苦笑交じりではあっても、ここで笑顔をかわすことが少なくないのに……。西村拓也もまた、淡々と報道陣の質問に応えるのみだった。

 わずかな時間に明と暗が同居し、空気を入れ替えてしまった初日の終盤戦。どちらも新鋭王座の風景、勝負の世界の風景ではあるが、若武者たちの戦いにはやっぱり若者らしいはしゃぎ気味の空気がふさわしいように思う。山口も今日を吹っ切り、他の選手も次なる戦いに気持ちを切り替えて、明日はハツラツとして笑顔を見せてほしいぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”新鋭王座初日後半

まあまあ好調ですよ~

7R 
1コース想定=船岡 まくられ率20.0% 差され率34.3%
2コース想定=後藤 逃がし率34.1%
後藤が2コースから鋭い差しで突きぬける。
◎後藤 ○船岡 ▲三好 △深谷  
3連単2-134-全

8R 
1コース想定=北山 まくられ率50.0 差され率21.4%
2コース想定=水摩 逃がし率10.5%
水摩が2コースから強烈ジカまくり。
◎水摩 ○山田 ▲松尾 △鶴本   
3連単2-346-全

9R  
1コース想定=谷野 まくられ率25.9% 差され率25.9%
2コース想定=坂元 逃がし率34.2%
坂元が2コースから自在戦で抜け出す。
◎坂元 ○谷野 ▲池永  
3連単2-13-全

10R 
1コース想定=上野 まくられ率6.0% 差され率34.0%
2コース想定=秦 逃がし率37.8%
秦の2コース差しはなかなか達者。狙いたい。
◎秦 ○上野 ▲里岡
3連単2-13-全

11R 
1コース想定=前田 まくられ率12.3% 差され率19.3%
2コース想定=土屋 逃がし率38.3%
前田がスタート決めて逃走決める。
◎前田 ○土屋 ▲高山   
3連単1-25-全

12R ドリーム戦 
1コース想定=茅原 まくられ率3.8% 差され率17.0%
2コース想定=西山 逃がし率27.8%
進入から激しくなりそうな一戦。茅原のイン信頼度は高いが、ここは西山の逃がし率の低さをとりたい。桐生が2コース主張しても、やはり逃がし率20%台だ。カドになりそうな西村が攻めれば、平本に絶好の展開ありそう。
◎平本 ○西村 ▲茅原 △山口  
3連単4-315-全


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THEピット――若者の変化

 最近、体重が減って90kg目前の私です。しょっちゅう顔を突き合わせているH記者は何も気づいたりしませんが、久々に会う人は「痩せたね」と言ってくれる。やはり、顔を合わせる間隔が長ければ、変化に気づきやすいということだろう。
 新鋭王座の楽しみのひとつは、まさにそれである。ピットで会うのが1年ぶり、という選手がたくさんいる。しかも、若者たちの成長や変化は、我々オッサンのそれとは段違い。去年会った彼とは違う彼が垣間見えたりすると、禿げ頭のオヤジからすれば、それは実に感慨深いものだったりするのである。
2012_0123_0323  たとえば、青木玄太。昨年の宮島で初めて会ったときには、少年っぽさが目立つ小柄で童顔の若者だった。取材班の間では、女の子みたいな顔つきだね、なんてこともささやき合われていた。あれから1年。童顔なのは変わらないが、ぐっと男っぽい顔つきになっているのに驚く。A1級になっているのだから、実力もついたということで、それが自信にもなっているのか。ともあれ、青木が大人っぽくなったのは事実。まあ、声をかけた際ににっこりと返してきた笑顔は、やっぱり童顔ではあったけれども。
2012_0123_0313  昨日もちらりと書いたが、丹下将の存在感がやっぱり増している。長身で凛々しい風貌、本来ならおおいに目立っていてもおかしくないのに、昨年王座での印象はと問われると、すぐには思いつかなかったりする。去年が初めての遭遇だったので、せいぜい「顔を覚えた」というくらいか。それが、昨日今日と、やけに姿が目につくような気がするのだから、発散している空気感が変わった証拠だろう。そうか、丹下もA1級になっているんだ。しかも、昨年のGWには池田浩二を破って優勝したりしている。つまり、彼もまた自信をつけたということなのか。こうした変化は、やはり若者ならではだと言うべきだろう。
2012_0123_0318  池永太はもともと穏やかな笑顔とひょうきんさを併せ持つ好青年。ニッシーニャのように周囲を巻き込んでいくわけではないけれども、彼の周りでは笑顔があふれていることが多い。今朝、ブルブルふるえながらピットをさまよっていると、ペラを装着していた池永がさわやかに挨拶を投げかけてきた。その笑顔が、去年に比べれば非常に深かった。若者の瑞々しい笑顔というよりは、経験を目元のシワに刻み込んだかのような、味のある笑顔だったのだ。

2012_0123_0492  1年以上も間隔が開いてのお久しぶりは、桑原悠である。桑原は水神祭を若松であげていて、これがたまたまBOATBoyカップの最終日で、僕はイベントと表彰式で若松を訪れており、その瞬間を目撃することができていたのだ。デビューからかなり時間がかかっての初1着。レース後、桑原は感涙を流していた。帰りには折尾駅でバッタリ再会したのだが、その顔つきはまさしく少年。直前にレース場で会っていなければ、彼がボートの選手と言われても信じられなかったかもしれない。
 しかし、A1級にも昇級し、日の出の勢いで新鋭王座にやってきた桑原は、完全にボートレーサーの装いをまとっているのであった。顔つきもやはり大人っぽく、男っぽくなっており、その成長ぶりは目覚ましいと言うしかない。実は、チャレンジカップの前検手伝いに来ていた彼ととっくに再会はすませているのだが、そのときは一瞬、桑原悠だということがわからなかったほど。改めてGⅠのピットで顔を合わせて、彼の大いなる変化に改めてうなった次第であった。
2012_0123_0599  で、もっともお久しぶりは奈須啓太でしょうな。奈須を初めて見たのは、08年の新鋭王座。あれはまだナイター設備もなかった丸亀であった。それから、奈須は一度も新鋭王座には出ておらず、今回が実に4年ぶりの出場なのだ。4年前は新兵の一人だったと記憶しているが、今回は選手班長。しかも、今年で新鋭卒業なのである。そりゃ私もオッサンになるわけだ……としみじみしつつ奈須を眺めると、顔つきが鋭くなっているような気がするぞ。丸亀では、タイプとしては青木玄太っぽい、小柄な童顔というイメージだったが、今回はその印象をほとんど受けない。よく見りゃやっぱり童顔なのだが、逞しさを4年間で身につけたということなのだろう。
 てな具合に新鋭王座は、若者の歩みに年に1回だけ寄り添い、彼らの歴史の1ページを覗き見ているかのような楽しみもある。ま、発想が本当にオッサンぽいわけであるが、いつかSGのピットで会う日が来た時に、今日の日のことをまた思い出すことだろう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』初日

 芦屋に入る前の旅打ちで、諭吉2人分の軍資金を10人以上に増やしたHです。今年に入って絶好調、万太郎3本などで20万ほどプラス収支であります! 今日も1Rと5Rの中穴をゲット。この勢いで、今節こそ鬼門の極選予想を的中させてみせましょう!!

8R
★①北山康介
★②水摩  敦
★③山田康二
 ④松尾昂明
 ⑤柳生泰二
☆⑥鶴本崇文

 狙いは鶴本の2着付けです。開会式でも自信満々でしたが、確かに気配は上々ですね。相手は内3艇。水摩も山田も減点を食って勝負駆け! 水摩は2コースツケマイが多く、その上を山田が叩こうとすれば2艇で流れて、インの北山が残す展開もあります。1-6がいちばんの妙味かも? 松尾は回り足が苦しく、消します。

3連単★123-6-123、6-13-123

 11Rの4=6も要注意! 憲吾郎どの、hiyoちゃん(西村クン、中堅レベルのような……)、今節もヨロシクッ!!


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VIVAニッシーニャ! 若武者開会式だ!

 ニッシーニャ、あんた最高だ!

2012_0124_0142 西山貴浩
♪あーおーげーばーとーとーしーわーがーしーのーおーんー♪楽しかった新鋭王座のぉー、そつぎょーしきーっ! 南明奈さんから奪えなかったぁー、しーえむのざー! 今日この日を持って、僕たちぃ(私たちはぁ)新鋭リーグからぁそつぎょーしまーす(卒業します!)えー、毎年毎年バカしてきましたが、地元です! 誰がいちばん獲れば盛り上がるか、そう、正解です! ボクです! 最後は僕が獲ります!

 卒業式恒例のアレから入り、笑かすのはいつものとおり。しかしその後は、しっかりジョークを交えつつ、力強く決めてくれたニッシーニャ。新鋭王座の売上低迷、ここで頑張って来年以降の後輩たちにつなげたいとも語っていましたね。西山貴浩のすべてが表現された、最高級のパフォーマンスだ! これが来年からは見られないとは寂しいわけですが、これからはSGの開会式の恒例となることを期待しましょう。

 というわけで、ニッシーニャがほとんどすべてを持っていってしまった感もありますが、もちろん他にもパフォーマーは豊富なのが新鋭王座。

2012_0124_0057 末永祐輝
競艇界の持ってる祐ちゃんがやっと新鋭王座に来ました。野球界の祐ちゃんは青いハンカチだったので、青いタオルを作ってきました。

 100%男! いや、ここは100%王子と呼ぶべきか。新鋭王座で記録更新なんてなったら、野球界の祐ちゃん以上だよなあ。

2012_0124_0066 藤田靖弘
おやおや、芦屋の皆さま……(ぶらり途中下車のモノマネで)

 えっと、コメントの内容はごくごくごくごく普通でありました(笑)。でも、来年、西山の後を継ぐのはキミだ!と言っておきたいですね。達者なモノマネでしたよ。
 普通のコメントといえば、後藤翔之も最初は先輩への感謝を淡々と述べていました。ところが突如……

2012_0124_0110 後藤翔之
がんばりマンモス。オー。

 あらら。いきなり脱力系ですか。久々にきいたぞ、がんばりマンモス。

2012_0124_0126 里岡右貴
寒いですね。寒いですけど、元気ですかっ! 今節はやれんのかっ! やります! 1、2、3着にからむんダーッ!

 燃える闘魂! 司会の内田和男さんもおっしゃってましたが、髪型が(ふつう方向に)変わったのが寂しいですな。

2012_0124_0035 川下晃司
全国に名前を売るためにここに来ました。

 その風貌で、すっかり取材班の間では大人気になってますよ!

 力強いコメントの数々も。

2012_0124_0063 柳生泰二
嫁さんのために死にもの狂いで頑張ります!

 H記者も嫁さんのために死にもの狂いで舟券当てるそうです。

2012_0124_0114_2  土屋智則
総理杯の切符獲りにきました。

 そう、新鋭王座は総理杯への優先出場権を争う一戦でもあるのです。そうした意識をもって戦うことが、実はアドバンテージになると思ってる私であります。

2012_0124_0158桐生順平
さっそく風邪ひいて体重いんですけど、昨年の宮島では大きな忘れ物をしてきたので、それを今年は取りにきました。

 忘れ物とは、準優での同期・松尾昂明との壮絶な大競りで優出を逃したこと。ということはもちろん優出宣言、いや、優勝宣言ですよね、これ。

2012_0124_0152 平本真之
96期のプライドのためにも、絶対に優勝して帰ります。

 篠崎元志、新田雄史の思いも背負って、好漢・平本が燃えているぞ! そう、同期との絆を確認するのも新鋭王座なのであります!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”新鋭王座決定戦初日

おはようございます。Kです。本年もBOATBoy新概念データをベースにした“本紙予想”をここで披露させていただきます。どうぞよろしくお願いします。昨年暮れの賞金王は、H記者、しげ爺さんと予想バトルロイヤルを繰り広げたわけですが、いやはやひどかった。優勝はしげ爺さんにかっさらわれたわけですが、それも当然の惨敗でありました。その雪辱を果たす意味も込めて、今年一発目のビッグレース、頑張ります!

1R
1コース想定=後藤 まくられ率8.6% 差され率27.6%
2コース想定=木下 逃がし率40.0%
まくり屋松尾がセンター、後藤のまくられ率低く、競り合いの可能性。前沢のまくり差し狙いだ。
◎前沢 ○後藤 ▲松尾 △木下 
3連単5-132-全

2R
1コース想定=水摩 まくられ率17.2% 差され率13.8%
2コース想定=船岡 逃がし率32.0%
藤田のカド一撃が面白そう。水摩との一騎打ちで勝負。
◎藤田 ○水摩 
3連単4=1-全

3R
1コース想定=坂元 まくられ率13.8% 差され率13.8%
2コース想定=前田 逃がし率43.2%
坂元が踏み込んで逃げ切り濃厚。
◎坂元 ○前田 ▲山田 
3連単1-24-全

4R
1コース想定=土屋 まくられ率14.3% 差され率23.4%
2コース想定=長岡 逃がし率40.0%
土屋がインからしっかり先マイ。センター握り攻め多く、鶴本のヒモ妙味。
◎土屋 ○鶴本 ▲池永 △青木
3連単1-543-全

5R
1コース想定=奈須 まくられ率32.0% 差され率24.0%
2コース想定=谷野 逃がし率38.5%
里岡のカドまくり一発を狙う。
◎里岡 ○奈須 ▲岩瀬 △川下
3連単4-136-全

6R
1コース想定=秦 まくられ率25.6% 差され率27.9%
2コース想定=末永 逃がし率38.2%
松崎の3コースからの果敢な攻めに期待。
◎松崎 ○秦 ▲末永 △大池
3連単3-125-全

後半は後ほどアップします!


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若武者の祭典 初日!

おはようございます。2012年ファーストビッグ、新鋭王座決定戦の開幕です! 初日を迎える本日、芦屋は横殴りの雪が舞っています。東京などでも大雪とのこと、寒い中ですのでお出かけは十分暖かくしてくださいね。また、雪道などにもご注意ください。そして、若武者の祭典を1週間、ともに楽しみましょう!

2012_0123_0403 初出場組のご紹介。井上大輔です!

2012_0123_0447 川下晃司です!

2012_0123_0289 山口達也です! って、意外にもこの人も初出場。そして最後の新鋭王座ですね。(PHOTO/中尾茂幸)


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H記者の『新鋭王座・前検を斬る!!』

 芦屋・新鋭王座の前検が終わりました。上野真之介と船岡洋一郎が練習中に転覆(船岡は沈没??)というアクシデントがあって、前検から波乱ムードが漂っています。
 で、肝心のパワー評価は、目を皿のようにして見た割には収穫が少なかった。今日の芦屋水面は、かなり強めのホーム追い風。そのため、ターン回りの直後にどちらかが極端に減速して相手を待つケースが多く、スムースな回り足~出足~行き足を測るのが難しかったっす(←言い訳)。伸びだけはそこそこ自信がありますが、とりあえず能書きは垂れずに番付だけを記しておきます。

2012_0123_0612_2 ★★S評価(抜群)
藤田靖弘…回ってすぐにシュンと伸びる。
青木玄太…ターン出口の足~行き足◎

★A評価(上位)

2012_0123_0820 渡邉和将…アウトから一気に伸びる。

末永由楽…ダッシュ時のスリット付近の伸びが出色。
秦英悟…一発目に桐生を千切った足はド迫力。
井上大輔…回り足中心に出足系がよく見えた。

 以上。これで終わっては手抜きのようなので、今日は前検で感じたことをトピックス風にまとめてみます。

2012_0123_0276_2 ①ドリーム戦で6号艇・西山貴浩のイン強奪はあるか?

 あってもおかしくないけれど、今日のスタート練習では③②②コースで一度もイン発進はなし。最大の理由は、1号艇・茅原悠紀が徹底抗戦!「本番で絶対にインを渡しませんよ!」という強気の姿勢を貫いた。茅原の頑固さは、西山とて百も承知のはず。明日はスタート展示で攻めつつ、本番は2コースあたりで折り合う気がする。

2012_0123_0292_2 ②村田、前田の前付け奇襲に注意!

 スタート練習で目を引いたのが、村田友也と前田将太。3号艇だった村田は③①①コースと、後になるほど厳しいイン戦を試していた。選手が記入する「得意コース」の欄で「内」を選んだのは西山と村田、秋元哲の3人のみ。今日の秋元は④⑤⑤コースだったので、やはり一番怖いのは村田だろう。明日はいきなりの5号艇1回走。あっという間にインを強奪するシーンも想定しておきたい。
 もうひとり、前田は102期の若輩ながら、②①③コースとすべてスロー水域にこだわった。村田より前付け確率はかなり低いが、地元の気合で一発やらかすかも? 明日は1、2号艇なので、2日目以降に要注意。

2012_0123_0503_2 ③上野の転覆でエース5号機は大丈夫なのか?

 もちろん正解はわからないが、転覆後のスタート練習や周回展示では特に不安はなさそうだった。スポーツ報知の“目展示の鬼”井上記者によれば、「5号機は温水パイプを付けた2節目あたりから徐々に低下し、直近は中堅以下に落ちぶれてしまった。それでも、誰も手が付けられないのがエース機。だから、この転覆で洗浄するなどして、かえって良くなる可能性もある」と指摘する。予断は禁物だが、“怪我の功名”で真のエースに返り咲くかも?

2012_0123_0493_2 ④下馬評の高い27号機は、今節も超抜なのか?

 前節、後藤翔之で節イチ級の伸び足を魅せた27号機。今節は大池佑来(写真左)がパートナーになったが、私の前検評価は「まったくの中堅」。少なくとも、持ち味の伸びは誰と合わせても同じくらいだった。これで人気になるなら、「消し」が妙味だと思う。
 ただ、明日以降にいきなり凄い伸びが付く可能性もある。後藤と大池は同期なのである。ライバルでもあるから、何のコミュニケーションもないかも知れないし、同期の仲間として後藤が何らかのアドバイスを授けるかも? 初日から、特訓の気配と展示タイムに注目したい。

2012_0123_0655_2 ⑤S一撃なら、末永由楽か渡邉和将!?

 スタート練習で、アウトからの行き足がゴキゲンに見えたのがこのふたり。スリットから半艇身は煽る伸び足で、スタートさえ決まれば6コースからでもまくり一発がありとみた。まくり屋の水摩敦や松尾昂明はすでに全国に名が売れているが、末永・渡邉はウルトラ万舟ゲットの大チャンスかも!?

 最後に、前検タイムをば。

★前検時計ベスト10
①三好勇人 6・56
 西山貴浩
 山田康二
④松尾昂明 6・57
⑤大野芳顕
 藤田靖弘
 船岡洋一郎
 水摩 敦
 末永由楽
 末永祐輝
 深谷知博
 渡邉和将

 大混戦ですね。末永由楽も渡邉も、なんとかベスト10入り。松尾も水摩もいて、役者が揃った感もあります。

★前検時計ワースト5

①篠崎仁志 6・74
②濱本優一 6・72
③長岡良也 6・71
④北山康介 6・70
⑤井上大輔 6・69

 う~ん、確かに篠崎の足は私の目にもかなーり厳しく、思わず「ワースト?」と記してしまったのですが……。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――珍事!?

 珍事が起こった。
2012_0123_0255 「豪華客船の沈没みたいやった~」
 と西山貴浩が大騒ぎ。なんとピットの目の前で船岡洋一郎が沈没(?)したのだ。その瞬間を目撃できなかったので、いろいろな人の証言をまとめると、試運転から戻ってきてスローダウンし係留所につけようとした水摩敦に、試運転に出ようと係留所を離れた船岡が接触。船岡はあわれ水中へ、ということらしい。船岡はこの寒風の中びしょ濡れでレスキューに助け上げられ、水摩もボートが少しだけ破損したため、修理のために陸に上がった。すぐに着替えた船岡はバツが悪そうに転覆整備に走っていたが、何はともあれ、ケガがなかったのは何よりで、ならばこれはやっぱり珍事と言うべきであろう。もちろん、水摩もボートは傷ついたが体のほうは大丈夫そうだ。船岡はこれが初めての新鋭王座。その初っ端でまさかのずぶ濡れとなったわけだが、これを厄落としと考えて、明日から全力で戦ってほしい。
2012_0123_0591  ずぶ濡れはこれだけではなかったから、本当に珍しい前検だった。上野真之介も転覆したのだ。こちらは試運転でのもので、1マークで壮絶にひっくり返ったらしい(これも現場は目撃していない)。整備室にいる選手たちが一斉に窓際に駆け寄ったので、水面を振り返ったら、はるか遠くに転覆艇が見えたのだ。たまたま近くに寒暖計があったので見てみると、気温は6℃。う~、寒い! びしょ濡れでピットに戻ってきた上野が、体が元気そうだったからこそ、本当に気の毒になってしまったぞ。上野ももちろん、その後は転覆整備に忙殺されている。
 上野といえば、峰竜太の弟子。峰といえば記憶に新しいのが、賞金王の初戦、スタート練習中に落水していることだ。師弟揃って初めて体験する大舞台のレース前に(笑)。でも峰は初戦を2着と健闘しているし、優出は逃したものの次点だった。ゲンを担ぐとするなら、この転覆は決してネガティブなものではなく、師匠のように活躍が期待でき、同時に師匠のリベンジのきっかけとなるかもしれないものだろう。
 明日は船岡も上野も1号艇で登場する。ここを勝って、水神祭で2日連続のずぶ濡れなんてどうでしょうか。今度は嬉しいずぶ濡れで。

 2件の事故があったため、前検作業は長引いている。普段なら3時45分頃には作業終了のアナウンスがかかったりするのに、今日はまだ6班以降のタイム測定とスタート練習が始まっていなかったりして。ということは、その分、前半組は作業の時間が長くとれたのであり、整備室はかなり長い間、選手たちの姿でにぎわっていた。
2012_0123_0369  印象に残っているのは、モーターを見つめながらじっと考え込む素振りを何度も見せていた濱本優一。整備の方向性、手順などを脳裏に描いていたのだろうか。また、丹下将が実に丁寧にモーターを扱っており、なんとなく今垣光太郎を思い出したりしたのだった。丹下は去年の新鋭王座でも見ているが、存在感がぐっと増したような気がする。
2012_0123_0285  ペラ室も、時間を追うごとに選手の姿で満たされていき、やがて満員御礼に近い状態となっていったが、まだガランとしていた早い時期に見かけたのは桐生順平。ドリーム戦出場の1班だから、真っ先に前検を終えており、桐生は素早く作業に取り掛かったようだった。
 会見では、モーターについては分の悪さを口にしていた。桐生の引いた11号機を前節のライジングスター決定戦で使っていたのは同期の秦英悟で、パワーはかなりのものだった。桐生も参戦していたので、それはよくわかっていた。ところが、ペラが合わないのか、思いのほか手応えがないとのこと。そのあたりを解消すべく、さっそく明日への準備に動いたわけだ。なお、桐生によれば、「秦くんは前節より良さそうですよ」とのこと。憶えておこう。

2012_0123_0278  ドリーム会見では、ニッシーニャ・トークショーが繰り広げられた。もちろん、質問には的確な答えを返していったが、それがいちいち面白い。たとえば、締めの意気込みコメントも、ようするに優勝を意識している力強い発言なのだが、ニッシーニャにかかればこうなる。
「今までバカばかりやってきましたが、マジメな人に恥をかかせるようなレースをします。特に、顔がいいヤツとかスタートが速いヤツとかには負けません!」
 やっぱり西山貴浩は一流のエンターテイナーだ! それだけに、優勝して感極まるニッシーニャというのも見てみたいものである。
 西山が6号艇ということで、ドリーム戦自体も面白くなりそうだ。もちろん、西山は動く。西山もそう宣言している。だが、「インは絶対主張するという気持ちです」(茅原悠紀)「枠は主張します」(桐生)ということで、西山も簡単にはコースを獲れそうにない。
「ドリーム戦の組み合わせが決まったあと、茅原くんから電話がありましたよ。『譲りません』だって。そしたら順平からも電話が来て『譲りません』って」
2012_0123_0269  早くから番外戦が繰り広げられていたのだ。それだけ、茅原も桐生もグリーン・ニッシーニャを警戒している。そして、西山も引く気はない。機力的にはかなりの手応えを得たという西山、ただしこれが伸び型だったことから、少し悩みも生まれてきているようだが、それでも「(前付けに)行きますよ。ピット離れ出ようが出まいが」が西山の決心だ。
 で、茅原はこんなコメントも残している。
「100mを切ったら主張の意味はないので、そのときは考える」
 一方の西山は
「80mになっても、入れてくれるんなら行きますよ~」
 明日の足にもよりますけど、と付け加えてもいる西山だが、もしかしたら賞金王の重成の再現がニッシーニャによって!? ドリーム戦はスタート展示から目が離せない一戦になるぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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エース機は上野真之介だが……!?

2012_0123_0206  12時過ぎ、競技棟のミーティングルームでモーター抽選会が行われた。今節の目玉は、唯一の2連率50%超モーター5号機? と思いきや、「井上目展示理論」で有名なスポーツ報知の井上記者によれば「落ち目です、大したことないですよ」とのこと。代わって注目を浴びるのが、前節の当地ラインジングスター決定戦で節イチ級の伸びを披露した27号機と、全部が強めだった11号機だ。井上記者によれば、「さらに、勝率は中堅ですけど36号機の気配が大幅にアップしています」。

2012_0123_0218  この情報はすでに選手間にも伝わっていて(というか、連続参戦の選手が多いので、それぞれ肌身に感じている)、西山貴浩はガラポンを力強く回しながら「27出ろーーー、27出ろーーーー」と呪文のように呟いていた。結果は、18号機。ガックリ型を落とし、「なんや、知らんぞ、そんなんーー><」と涙目になった西山だった。前節、平山智加が乗って<161516帰郷>という、ある意味ど派手なエンジンではあるな。
 その選手垂涎の27号機は、伏兵?の大池佑来がゲット。それを皮切りに桐生順平が11号機、水摩敦が36機……続々と注目機がレーサーの手に渡っていった。
2012_0123_0260  で、V候補筆頭の平本真之は、予備抽選で最後から6人目あたり。すっかり出がらし状態でのガラポンで、さらには西山から「変なの出ろよーー」の追い討ちが。もちろん、地元の西山が、もっとも怖いV候補として意識しているのが平本なのだな。平本のモーター2連率が29%と知った西山、コブシを握りしめて「よっしゃ!!」。この一期下の後輩の“盤外攻撃”に、平本は苦笑で応えたのだった。
 さてさて、2連率上位機と注目機をまとめておこう。

2012_0123_0215 ★5号機(51%)…上野真之介
★10号機(49%)…土屋智則
★8号機(46%)…末永由楽
★★★27号機(43%)…大池佑来
★57号機(43%)…里岡右貴
★4号機(43%)…那須啓太
★★11号機(38%)…桐生順平
★★36号機(33%)…水摩敦

 

2012_0123_0213 個人的には、まくり屋の水摩が「穴(裏超抜?)モーター」を引いたことが嬉しくてたまらないぞ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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若武者登場!

2012_0123_0004  賞金王決定戦の緊張感を味わったあとの瑞々しい若武者バトル。このギャップはなかなか心地いいものである。気が楽、なんて書くと若者たちに失礼になってしまうが、賞金王よりはずっとリラックスしているのはたしかで、ハツラツとした若手選手たちの若く朗らかな表情はオッサンを実に和ませてくれる。
 一番乗りは地元の篠崎仁志と前田将太。いやあ、若い。にこやかだ。礼儀正しい。すべてのふるまいが、本当に若い。そして何よりこちらの気持ちをも浮揚させるのは、彼らの思いの大きな部分を未来への希望が占めているということであろう。それが新鋭王座決定戦。正直に言えば馴染の薄い選手も少なくないわけではあるが、しかしこの一節でしか味わえないものは確実にあるのである。
2012_0123_0007  で、篠崎と前田が一番乗りとなったのは、地元福岡で登番が若い二人だから。今節は大挙11人が参戦する福岡勢。もはや福岡の若手の充実度は常識となりつつあるが、地区新兵となる二人にしても有力候補なのだから、やはりまずは地元勢に注目の一節となるだろう。素早く私物検査、着替えなどを済ませた篠崎と前田は、次々と到着する選手たちの世話を焼いたりもしており、今節はこの二人がピット内を駆け回る姿が多く見かけられるのだろう。
2012_0123_0131  地元勢のことをもう少し。今年が卒業期で、最初で最後の新鋭王座となる里岡右貴。笑顔でレース場入りすると、さっそく入り待ちのファンの方たちに声をかけられた。丁寧に応対する姿は好印象だ。それから10数分、他の選手の到着に目を奪われていたわけだが、気づけば里岡はまだファンの輪の中。今節の入り待ち人気ナンバーワンは、里岡に決定!
2012_0123_0147  四駆のでっかい車がするするとピット入口に入ってくる。助手席には池永太。彼も今年が最後の新鋭王座だ。持ち前の爽快な笑顔で車から降りて、運転席にペコリ。後輩にでも送ってもらったんだろうか……と運転席から降りてきた顔を見てビックリしたぞ。原田富士男ではないか! そうです、池永の師匠であります。すごいな~、師匠に送らせてレース場入りなんて大物だな~。というわけで、師匠に恥じないレースをするしかありませんな、池永選手。

2012_0123_0096  大物といえば、今回はやはりこの人が実績では図抜けていると言うしかあるまい。平本真之だ。同期の篠崎元志と新田雄史が不在の新鋭王座。ならば、絶対的本命と言っても差し支えないのが、平本である。今節出場選手でSGカッパを所有しているのは4人。そのなかでSG常連と言えるのは平本だけなのだから、彼の役割は大きい。そして本人もそれを自覚しているようだから、期待してもいいだろう。実際、こうして若手のなかで存在感は随一。SGでも見慣れているせいもあるけど、やっぱり雰囲気が違うと言うしかない。そうした風格を結果に結び付けられるのか、明日からの6日間が実に楽しみである。
2012_0123_0068  昨年の最優秀新人に選ばれた山田康二も忘れてはならない。山田は昨年も出場していたが、負傷により途中帰郷してしまっている。今年はそのリベンジマッチでもあり、また新人王の称号を背負って戦う重要なシリーズでもある。一見して感じたのは、昨年よりずっと精悍になっていること。昨年は53kgでの出場だったのだが、それよりも減量しているんじゃないかな。明日の体重に注目してほしい。レース場入りは同県同期、ともに峰竜太を師事している上野真之介と一緒だった。賞金王戦士となった師匠に続け!

 レース場入りのトリは、ニッシーニャ! 5度目の出場にして最後の出場ともなるこの新鋭王座、間違いなく主役の一人となるはずの西山貴浩だ。送ってきた104期の花本大樹の車からは丹下将と岩瀬裕亮も降りてきて、この3人がシンガリを務めた格好。西山は車を降りるなり、「土屋! 携帯忘れんなよ!」と同期の土屋智則を呼びつけていたが、どうやら昨夜は“前々検”で飲み会かなんかあったようで、先に帰った土屋が携帯を置き忘れていった様子。西山はそれに文句をつけた(?)というわけだ。到着するや、他の選手とはまるで違う表情&言葉を見せるニッシーニャ。やっぱりこの人のオリジナリティは素敵だと言うしかないぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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若武者バトル! 芦屋です!

Cimg5894 おはようございます。いや、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もSports@Niftyボートレース特集をどうぞよろしくお願いいたします。取材班は、今年のファースト・ビッグの舞台である、ボートレース芦屋に到着しました。もちろん、若武者バトル・新鋭王座決定戦であります! これまでと同様、本日の前検から最終日の優勝戦まで、ここ芦屋から現地レポートしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。この出走メンバーのなかに、確実に未来のSGウィナーがいる! ともにその原石を見つけましょう!


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