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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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次回はオールスター!

Uu5w7833 名人戦は井川正人選手のGⅠ初優勝で幕を閉じました。いろいろな意味で記憶に残る一戦でしたね。

今節もご覧いただきありがとうございました。次回は5月22日~27日に開催されるSG笹川賞に参戦します。舞台はボートレース浜名湖。新プロペラ制度導入後の最初のSGとなります。おおいに注目される一戦、もちろん前検から最終日まで、現地よりレポートしてまいります。

というわけで、取材班も管理解除。一節間ありがとうございました。皆様、よいゴールデンウィークを! それではまた浜名湖で!(PHOTO/池上一摩)


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名人戦ファイナル 私的回顧

中年のキラ星

12R 進入順
④西島義則(福岡)06
②井川正人(長崎)07
③瀬尾達也(徳島)11
⑥今村 豊(山口)04
⑤吉本正昭(山口)10
①山室展弘(岡山)06

Uu5w7698  人生、54歳で花咲くこともある。
 表彰台に立ったのは、鬼才・山室でも、中年の星・今村でも、安芸の闘将・西島でもなかった。井川正人。デビューから32年で、GI優出はこれが2度目。SG経験なし。開催前にこのA2レーサーの優勝を予想した人が、全国にひとりでもいただろうか。井川本人でさえ「いやぁ、準優にでも乗れたらいいなぁ、くらいに思ってきたから……夢心地、ほんっと夢心地としか言いようがない」と笑顔の中に戸惑いを隠さなかった。

Uu5w7602  優勝戦そのものも、大番狂わせだった。もう、待機行動からスタンド騒然。ピットアウトから西島の猛プレスを浴びた山室が、向こう流しであさっての方向にぶっ飛んでいった。1マーク側から見ていた私には、山室が外の西島を弾き飛ばしたように見えた。が、よくよく見れば、飛んでいったのは山室だった。こんなの、今まで見たことがない。
Img_4735  当然、最内になった西島は、インに居座ろうとする。そこに、はるか向こうへ飛んでいった山室がブーメランのように大旋回して、真っ先にホームに“侵入”した。そして、内ラチすれすれにいる西島の真ん前へと艇を移動させている。2艇、一直線。
「おいおい、どっちがインだ??」
「なんだなんだなんだぁ!?」
 スタンドのファンも私も、もう訳がわからない。ただ、猛スピードで入ってきた山室の起こしが、80mよりもはるか手前になることだけは、容易に想像できた。
 こりゃもう、収まりがつかないな。

Img_4740  思った瞬間、山室がエンジンを噴かして、またまたバック水面側に飛んでいった。スタンド、再び騒然。今度は、悲鳴の如き奇声が大勢を占めている。回り直した以上、山室のコースは……大本命の6コースが、ほぼ決定したのである。
「うっそだろーーー!!!!」
「ナニやってんだ、ヤマムローーーッ」
「まくれまくれ、アウトからまくっちまえーーー!!」
 絶叫、また絶叫。山室のアタマ舟券しか買っていない私も、ギャーーとか、グワーーーとか、叫んでいた気がする。が、「山室、ふざけんなっ!」とは思わない。西島と山室の殴り合いのような“侵入”争いに、野生の血が沸き立っている。ただただ、ひどく興奮している。前検日、モーター抽選会場で隣合わせたふたりは、それはそれは賑やかに会話を交わしていた。仲良しこよしの子供ふたりがじゃれ合っている、それくらい親密かつ意気投合しているように見えた。が、いざ優勝戦の水面になれば、こうして50歳同士がノーガードで殴り合うわけだ。まあ、この光景自体も、腕白坊主ふたりの取っ組み合いに見えなくもなかったけれどw ちなみに、この1分ほどの間に、西島・山室ともに待機行動違反を取られている。やんちゃすぎる50歳。

Uu5w7666  インを奪いきった西島も、興奮していたかもしれない。それとも、80mちょいの起こしが深すぎたか、名人返り咲きへの思いが強すぎたか。とにかく、西島はスリットの手前でガクッと減速した。早くに起こしすぎて、全速では行けなかった。コンマ06。アジャストして正解だったが、同時に名人の座も遠のいた。2コース井川の行き足は、凄まじいものがあった。
「いやぁ、外から今村さんが見えたからまくってもらって、自分は差すことばっかり考えていたんですけど、ふっと左を見たら誰もいなかったもんで……(笑)」
 あっと言う間の1艇身差を利して、井川は西島を引き波に沈めた。2コースじかまくり。内から瀬尾のまくり差しが飛んできたが、ここでも節イチ11号機の出足~行き足がそれを許さない。瞬く間に後続を突き放し、一人旅に持ち込んでしまった。
 2着・西島義則、3着・今村豊、4着・山室展弘……SGスター3人を引き連れて、井川は静かにゴールを通過した。ガッツポーズはなかった。ウイニングランのときに、やっと大きく両手を広げた。が、その顔はどこかギコチのない照れ笑い。カラオケの間奏中に照れて仕方がない田舎のおっさん、そんな笑顔だった。自然、こちらの相好も崩れる。
「長いことやってると、いいこともあるなー、おめでとー!」
Uu5w7884  私の隣にいたオッサンが、大声で話しかける。田舎っぽい照れ笑いのまま、井川はうんうん頷いている。「ありがとーー」と答える。ウイニングランで会話しちゃってる。
 正直、私は山室の表彰式が見たかった。ここ3年以上も記念に参戦していない山室が、何をやらかしてくれるか、そればかりを楽しみにしていた。
 が、54歳の素朴なウイニングランを見ていて、「これもまた、いいなぁ」としみじみ思った。山室も今村も西島も、私と同じ50歳。親近感は抱いているけれど、同等同格に自分の身を置いて考えたことは一度もない。剛の西島、柔の今村、才の山室、すべて憧れであり、別次元のスターだ。今村が自身を「中年の星」と呼んだとき、こんなことを思った。
「星はいつまでたっても、手が届かないから星なんだよなぁ」
 同い年だからこそ、切実にそう感じるのである。今村豊が「いくつになっても夢は叶う。諦めないで頑張れば、中年でもこうしてSGを獲れる」と言ってくれても、どこかで「いやいや、でも、それは今村豊だからでしょ」なんて、遠い目になってしまったりするのである。今日も私は、憧れの同い年の言葉にただ酔いしれるつもりでいた(今日は、とりわけ山室の言葉を)。それが……
「長いことやってると、いいこともあるなー、おめでとー!」
「(うんうん)ありがとーーー」
 なのである。井川の照れ笑いとその声が、優しく胸に響いた。
 50過ぎても、俺、まだまだやれるかも。
 実感として、そう思えた。
 井川正人選手、54歳での名人就位、おめでとーー。来年、もっと大きな平和島の舞台で待ってます!(Photos/チャーリー池上、text/H)


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THEピット――心優しき名人誕生

Uu5w7138 「ヤマちゃん、どうした……?」
 水面際で観戦していた選手も、思わず首を傾げてつぶやく。山室展弘の謎の進入。どんな進入だったかは、回顧記事に任せるが、これまで見たこともない待機行動であった。
「なんか間違えたか?」
 百戦錬磨の匠たちでさえ、何が起こったのか理解していない様子で、誰もが呆然としているといった雰囲気だった。
 レース終了後も同様。ピットに戻ってきてボートリフトに艇を乗せたとき、隣り合わせになった今村豊が山室に声をかけている。イン争いの当事者だった西島義則も何か声をかけていた。陸に上がると、同期の松野京吾が笑いながら「なんやー、あれ」。結局、山室は皆の脳裏にクエスチョンマークをたくさん植え付けたことになる。
 モーターを返納しながら、優出メンバーに詫びている山室の姿があった。もちろん、結果に対して山室自身、納得はしていないだろう。とにもかくにも、この名人戦をおおいに盛り上げ、騒然ともさせ、話題を巻き起こした山室展弘。やっぱりビッグレースには欠かせない存在であるのは、間違いない。

Uu5w7121  西島義則は、とにかく気合が入っていた。前検時は55kgで、優勝戦の出走体重は51・5kg。この節間も、徹底的に減量をしていたのだ。レース前の表情や足取りはひたすらに力強く、ハッキリと決意のようなものが伝わってきたものだった。
 レースぶりにも気合があらわれていたのは、ご覧になった方なら納得だろう。闘志むなしく敗れた西島だったが、最後まで鬼気迫る戦いを見せてくれたと思う。
 レース後は比較的サバサバしているように見えたが、とにかく素早くモーター返納を終わらせていたので、表情の変化などはあまり読み取ることはできなかった。誰よりも早く着替えを終えて整備室に駆け込み、誰よりも早く整備室を後にしたわけだが、敗戦へのいら立ちを紛らわすためにさっさと帰ろうとした、みたいな物言いをしたら、それは深読みがすぎるだろう。
Uu5w7233   対照的に、いちばん最後まで整備室に残ったのは今村豊。のんびり返納作業をしていたのではなく、返納を終えるとペラを磨き始めていたのだ。そう、自分のペラで戦うのはこの優勝戦が最後。だからいたわるためにペラを磨いた、などと言ったら、これも深読みということになってしまうが、しかしペラへの愛情を感じてしまう動きであったのはたしかである。
 今村もまた、悔恨を強く見せるわけではなく、サバサバとした様子。もっとも、SGの優勝戦であっても同様ではあるから、切り替えて次の戦いに照準を合わせようとしているということだろう。
Uu5w6571  瀬尾達也、吉本正昭も、雰囲気は変わらなかった。瀬尾はもともと、派手に歓喜や悔恨を表現するタイプではないので、これも意外なことではない。吉本も黙々と返納作業をしており、帰り際に挨拶をすると穏やかに微笑みを返してくれたりもした。
 ようするに、レース後にはそれほど大きな動きがなかった、ということになる。瀬尾の返納作業を見届けて整備室を後にする岡孝に挨拶をすると、「お疲れ様でした。また来年もお世話になります!」とニコヤカに返してくれた。そう、名人戦は来年もある! この季節になれば、毎年リベンジの機会が匠たちには訪れるのだ。この淡々とした雰囲気は、ひとまずそういうことなのだ、ということにしておくとしよう。

Uu5w7223  さて、優勝は井川正人! これがGⅠ初制覇である。54歳4カ月のGⅠ初優勝は、あの万谷章(06年名人戦)に次ぐ歴代2位。「これまで脇で見上げていた人間が、中心になってしまったらどうなってしまうんだろう」と言って照れ笑いする男が、大仕事をやってのけたのだ。
 山室の回り直しで呆気にとられていた水面際の選手の輪の中から、突如歓喜が沸き上がったのは、まさに井川がまくり切った瞬間だ。山口哲治がガッツポーズして「やった! 井川さんだ!」と叫んだのだ。モニターでは瀬尾達也の差しが迫っているようにも見えており、井川が先頭で2マークに到達するのが確認できたときには、もういちど「やった!」。今村、西島、山室ら錚々たるメンバーをこの大舞台で打ち負かしたことは、井川自身だけでなく、ともに長く戦ってきた仲間をも興奮させたわけだ。
Uu5w7317  レース後の井川はもちろん笑顔笑顔笑顔! 会見では「夢心地ですね~。先頭に立ってからは無我夢中でした」と笑っていた。なんだか、自分なんかが獲ってしまっていいんだろうか、的な笑いにも見えたが、獲っていいに決まってます! お孫さんの話を振られて(初孫だそうです)「かわいいです~、はい。ははははは!」と照れる、心優しい名人の誕生は、ひたすらハッピーである。
Uu5w7893  で、もちろん水神祭が行なわれております! 同県の山口哲治、山口博司、あとは地元の山口勢という“山口だらけの水神祭”。水面に思い切り放り込まれた井川はびしょ濡れになって、やっぱり最高の笑顔を見せていた。
 これで来年の総理杯への出場権を手に入れたわけだが、なんと、それがSG初出場! 決して派手とは言えないが、長く一線で走り続け、もちろん努力も続けて、最高峰の舞台に井川は辿り着いた。「いや~、まだまだぜんぜん考えられないです」とやっぱり照れ笑いを見せていたが、その笑顔こそが多くの人に勇気を当たるのは間違いない。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)

Uu5w7910 山口だらけの水神祭!

Uu5w7942


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H冥人の『的中しても焼け石に水ですけど……』予想

 さあ行こう、優勝戦!

12R優勝戦
◎①山室展弘(岡山)
 ②井川正人(長崎)
★③瀬尾達也(徳島)
 ④西島義則(福岡)
 ⑤吉本正昭(山口)
 ⑥今村 豊(山口)

123456か142356

 今村は締めてコース取るタイプではないので、オールスローが濃厚。キーマンの西島は、スタート特訓で130m起こし(枠なり想定?)と深イン80mの両刀使い。スタート展示で行くだけ行って、山室の態度を見て作戦を決めるつもりでしょう。本番は、枠なりになりそうな気がします。
 本命は山室。昨日と同じイメージでスリット~1マークを走れば、他艇は何もできません。井川の差しと瀬尾のまくりを封じて、バック独走。相手が難解ですが、瀬尾に絞ります。今節7戦は、コンマゼロ台5回とコンマ11が2回。やはりこのスタート力は大きな武器で、外の艇はどうしても仕掛けが遅れてしまう。先にぶん回し、山室の外にぴったり貼りつく光景が目に浮かびます。1-3決め撃ち、配当の妙味ある吉本への1-3-5が勝負舟券。

3連単★1-3-全
ミリオンアタック★1-3-5に3諭吉
(と行きたいところですが、今節はとても無理。書いてみただけです、ハイ><)


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“本紙予想”名人戦優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=山室 まくられ率9.8% 差され率17.1%
2コース想定=西島 逃がし率38.2%
展開予想のカギ①井川3コース時まくり/差し=1/5
展開予想のカギ②瀬尾4コース時まくり/差し=7/5
              5コース時まくり/差し=2/3
展開予想のカギ③吉本5コース時まくり/差し=2/6
              6コース時まくり/差し=1/1
進入は142356または1426/35。井川は3コース時まくりが少なく、またスタートが切れていないこともあって差しまたはまくり差しが濃厚か。スタート決めて握っていっても、山室のまくられ率も低く、まくりが決まる可能性は低いと見た。今村が4コースとなれば、スタート決めて攻めていく可能性もあるが、機力的にやや厳しいか。逃げて差しての山室-西島がやはり本線となる。もうひとつのポイントは瀬尾。4コース時にはやはりまくりが多いタイプで、攻め手になる。また、5コースの場合はカドで、このときもまた攻め手となりそう。山室がこれを張ると考えれば、外の吉本に展開が生まれそう。吉本は5コース得意で、今節6コースからの勝利もある。山室-吉本も狙いたい。山室が大きく張った場合も考えて、折り返しも。
◎山室 ○西島 ▲吉本  
3連単1=4-全 1=5-全


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THEピット――気合か、緊張か

Uu5w7266 「正直、6人の中に入ったら見劣ります」(昨日の会見)
「優勝戦のメンバーに入らなくとも、ヒケをとります」(優出インタビュー)
 そんな今村豊が、忙しく動いているのは当然というものである。
 優出インタビューの記事をアップしたあとにピットに行くと、今村豊が慌ただしく動いているのがまず目に留まった。そういえば、朝の試運転でも緑に染められたカウリングが水面にあった。その感触をもとに、調整に入っているということだろう。2R終了後には原由樹夫のエンジン吊りに加わり、それを終えると走って整備室へ。ギアケースの調整を始めている。わずかな時間をも惜しんで、今村は全力でパワーアップをはかっているのだ。
Uu5w7176  序盤戦の時間帯、そこまでの動きを見せていたのは、優出メンバーでは今村のみ。たとえば、瀬尾達也は自艇のもとに歩み寄りながら、ものの数十秒で控室へ。調整等の作業にとりかかる様子はその時点では見られなかった。Uu5w7188 西島義則は、2Rのエンジン吊りにTシャツ姿であらわれており、乗艇着やケブラーズボンなどの“戦闘服”にはまだ着替えていなかった。3Rのエンジン吊りには、中国勢が出走していなかったから、姿もあらわさず。ゆったりとした動き出しになっているのだ。
 それだけに、今村のあくせくとした動きは際立って見える。残された時間で、どこまで他5名との差を埋められるだろうか。

Uu5w7258  実は、忙しそうにしていた選手はもう一人いる。吉本正昭だ。今節の選手代表を務める吉本は、最終日のモーター返納に立ち会うなどの業務をこなしているのである。もちろん節中にもさまざまな班長業務をこなしてきたのであり、そうしたなかでの優出なのだ。
 ただし、今日は自身の作業でドタバタする必要がないのも確かなことだ。モーターが噴いているのだから、今村のように早くから慌ただしく動く必要はない。1R、2Rの返納が終わったあとには、自艇の前を素通りして控室に消えていっており、作業を始めたのは3Rの返納を終えたあとだった。プロペラを外してペラ室へ向かったのだが、その様子も実にゆったりとしたものだった。

Uu5w7304  吉本がペラを外していたとき、その数m横でまったく同じ姿勢をとっていたのは井川正人。ただ、行為は正反対で、こちらはプロペラを装着していたのだ。
 井川は、2R発売中にペラを磨いていた。その前にペラを叩いていたのか、それはちょっと確認できなかったが、井川が整備室に入っていくのは見ていないので、その前はペラ室にいたものと思われる。井川は、やはりペラ磨きをしていた高橋淳美と談笑しており、その笑顔はダンディ!「こうしたレースでこんな枠番で出走したことはなかなかない」と優出インタビューで言っていたが、名人戦ファイナルの2号艇が重圧になっているかというと、現時点ではそんな様子にはまったく見えなかった。
 プロペラを装着した井川は、その時点ではいったんその場を立ち去っていたが、着水はおそらく早いはず。もしかしたらベスト6では(朝特訓を除いて)一番乗りとなるかもしれない。

Uu5w7152  ポールポジションの山室展弘は、1R終了後にモーターを丁寧に装着して点検。これは昨日も一昨日も、まったく同じタイミングで見られたもので、半ばルーティンのようにもなっている。山室がそれを意識してそうしているのかはわからないけれども。
 で、それを遠目に眺めていたら、チャーリー池上が山室と何か話している。チャーリーが「カッコ良く撮りますから」と笑顔で言っていたので、談笑でもしているのかと思ったら、まったく反対で、写真を撮らないでほしいと言われたらしいのだ。それでもあきらめないチャーリーがガッツで撮影した写真が右のものであります。チャーリーに拍手!
 その後、山室はペラを外してペラ室へ。昨日と一昨日はそのまま控室へと帰っていったはずだが、今日はペラ調整を始めたという次第。ゲージを何個も当ててチェックをし、時折そーっと繊細なタッチで叩いていた。
 そうした様子を見ながら思った。相当に気合が入っているか、緊張感を味わっているか。そのどちらかではないのか。根拠があるとは言えないけど、そう感じられて仕方がなかったのだ。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・獄賎』ラストバトル

 昨日は極選&準優すべて壊滅、下関まで帰る電車もなくなったHです。K記者のお注射にすがる最悪状況ではありますが(いつもか><)、最後の極選に迷いはありませんっ!!!!

7R
 ①松野京吾
 ②富山弘幸
◎③山崎  毅
★④荘林幸輝
 ⑤岡    孝
★⑥藤井定美

進入123/456

 A1勝負駆けの山﨑毅が、前半3Rでイン逃げを決めました。この期末ラストランも1着なら後期勝率6・27、A1昇格がほぼ決まります。ガツンとS決めて、自力でまくるっきゃないでしょ。この一戦の結果で来期の“平均給料”がン百万も変わるんですから! 準優敗退したF持ち松野は、この期末でスタートも慎重になるはず。毅のツケマイ一撃でA1昇格です。この展開なら、もちろん連動する荘林への34が筋。さらに、まだA1残留確定とはいかない藤井との36が妙味になります。勝ち負けはともかく、ここでヤマタケを買わずに、いつ買うっ??!!

3連単★3-46-全

 昨日、淳美ちゃんが怒涛のピンピンで一気にB1圏→A2当確を決めたように、前名人も決めてくれると信じます!!


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優出インタビュー!

Uu5w7053 ①山室展弘(岡山)
「足色は問題ないと思います。スタートは、昨日はしっかり行こうと思ったけど、風とかあって……一生懸命行ってます。(もう不安はないですね)いや、不安はありますけど(笑)、ここまできたらしょうがないですね。一生懸命走らせていただきますんで、よろしくお願いします。

Uu5w7062 ②井川正人(長崎)
「昨日はいっぱいいっぱい、一生懸命逃げました。初日から噂通り、出てます。ストレート関係がいいですね。スタートは行くつもりで行って届いてない。今日は追い風の予報が出てるんで、ちょうどいいと思います」

Uu5w7067 ③瀬尾達也(徳島)
「昨日は内が競ってくれたんで、いいダッシュがついた。スタートは全速でした。伸び型ですが、ここに入れば目立っていいというわけではないです。コースは正直言って、まだ決めてません。スタート練習などして、考えます」

Uu5w7072 ④西島義則(福岡)
「舟足は変化なく、初日から言っているように、出足関係がいいです。スタートは最初はアジャストばかりでしたが、4日目から全速で行けてます。昨日のペラで、ピット離れ仕様で内を締めこんでいきたいと思います」

Uu5w7085 ⑤吉本正昭(山口)
「ここまでこれたのは、大半はツキじゃないですか。ツキも実力のうちですから(笑)。回り足に関しては◎、他もヒケはとらないです。スタートは地元で何回も走ってるんで、わかってます。コースは空いたところから。カマシでもいいし、内側でもいいです」

Uu5w7107 ⑥今村豊(山口)
「まあ、悪くないとは思いますけど、優出メンバーに入らなくても、ちょっとヒケをとるかなと思いますね。最後のひと伸びがない感じ。スタートはF持ってる割には行けてるんじゃないですか。(地元ですからね)いや、地元は関係ない、どこでもわかってます。コースは無理してまでの前付けはないです。僕はカマシはないです」

※山室は普通のコメントで残念(笑)。注目はやはりコースですが、西島がペラ換えずにピット離れで締めていくと宣言。瀬尾はまだ決めかねているようだし、吉本は特に決めずに行く様子。1426/35なんて進入もアリかもしれないですね。(PHOTO/池上一摩)


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本日の“本紙予想”名人戦最終日

おはようございます。Kです。いまひとつペラが合わなかった今節ですが、最終日もめげずにがんばりまーす。

1R
1コース想定=川名 まくられ率16.2% 差され率48.6%
2コース想定=板谷 逃がし率41.7%
板谷を壁にして川名が先マイ。
◎川名 ○板谷 ▲原田 △三宅
3連単1-263-全

2R
1コース想定=西田 まくられ率21.6% 差され率31.7%
2コース想定=原 逃がし率34.0%
村田握って西田が抵抗すれば、内山に差し場。
◎内山 ○西田 ▲村田 △大川 
3連単3-124-全

3R
1コース想定=山﨑 まくられ率31.4% 差され率23.5%
2コース想定=倉谷 逃がし率43.8%
田上のチルト3も怖いが、ここは倉谷の差し狙い。
◎倉谷 ○山﨑 ▲藤井 △田上
3連単2-146-全

4R
1コース想定=亀本 まくられ率18.6% 差され率23.3%
2コース想定=鈴木 逃がし率42.2%
亀本がイン主張して逃げる。
◎亀本 ○鈴木 ▲山口博 △岡本 
3連単1-326-全

5R
1コース想定=大嶋 まくられ率16.3% 差され率20.4%
2コース想定=中西 逃がし率39.7%
大嶋が準優大敗の借りを返す逃げ。
◎大嶋 ○中西 ▲川名 △新良
3連単1-245-全

6R
1コース想定=日高 まくられ率8.2% 差され率32.9%
2コース想定=池上 逃がし率34.4%
日高が外を制して逃げ切る。
◎日高 ○池上 ▲山口 △西山
3連単1-234-全

7R 
1コース想定=松野 まくられ率8.1% 差され率33.3%
2コース想定=富山 逃がし率29.5%
熊本勢のセンター攻めを松野が張れば、富山の差し有効。
◎富山 ○松野 ▲岡 △荘林  
3連単2-154-全

8R 
1コース想定=山﨑 まくられ率20.6% 差され率28.6%
2コース想定=新井 逃がし率36.2%
北川がS決めてカド一撃。
◎北川 ○水野 ▲新井 △山﨑   
3連単4-521-全

9R 
1コース想定=平岡 まくられ率19.7% 差され率23.0%
2コース想定=原 逃がし率34.0%
篠原の5コース差しで穴狙いだ。
◎篠原 ○平岡 ▲森脇  
3連単5-16-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=鈴木 まくられ率18.9% 差され率27.3%
2コース想定=大嶋 逃がし率35.1%
鈴木が逃げて大嶋が差す愛知一騎打ち狙い。
◎鈴木 ○大嶋 
3連単1=4-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=北川 まくられ率12.3% 差され率15.4%
2コース想定=新良 逃がし率32.0%
倉谷、松野が動いて進入深くなるか。日高の一発狙いだ。
◎日高 ○北川 ▲倉谷 △新良    
3連単4-152-全 

優勝戦はのちほどアップします。


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名人決定! 最終日!

おはようございます。下関名人戦、いよいよ優勝戦です! 最終日を迎えた下関は、今日も春の陽気です。風がやや変わっていますかね。ゆるい追い風です。ゴールデンウィークの一日を名人戦で! ベスト6の味わい深い熱戦をともに楽しみましょう。

2012_0428_0407 昨日はチルト3度まくりで激勝。今日も沸せてくれるはずです!(PHOTO/中尾茂幸)


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名人戦 準優私的回顧

ケタチのパワー決着

10R
①井川正人(長崎)21
②吉本正昭(山口)20
③岡本慎治(山口)18
④松野京吾(山口)21
⑤亀本勇樹(広島)19
⑥中村裕将(東京)19

2012_0428_r10_0933  スリットは、遅めなりにきれいな横一線。こうなれば、今節の井川をパワーで攻め潰せる選手はいない。インからぐんぐん伸びた井川は、半艇身の余裕をもって1マークを制圧した。これでもう1着は確定。もつれたのは2着争いだ。2コース吉本の1マークは、半端な握りマイになった。差そうか、握るか。少し迷ってから、握った感じ。回り足への不安が、迷いを生んだか。2着もおぼつかないターンになってしまった。

2012_0428_r10_0937  1マークの出口。そんな吉本の内外で、ほぼ同時に“事件”が発生する。まずは外、3コースから握りマイで攻めた岡本が、振り込んで転覆。そして、内では亀本の決め撃ちのまくり差しが、吉本を完全に捕えきった。このふたつの出来事は、亀本の優出を約束したかに思えた。転覆艇が出た以上、2マークが実質的な最終関門になる。亀本は3番手の吉本を、一瞬にして2艇身突き放している。あとは、この優位を保って2マークを先取りすれば、優勝戦のキップが手に入る。

2012_0428_r10_0951  だが……バック直線、吉本がぐんぐんぐんぐん亀本ににじり寄って行った。2艇身差が1艇身になり、舳先が入った。伸びが、違いすぎる。亀本には悪いが、両者のスピードは文字通り兎と亀のようだった。
 雌雄を分かつ2マーク、優位に立った吉本は全速でぶん回した。セオリーとしては、落として回るべきところ。このレースの着順は、150m先のゴール地点でほぼ決する。最内で舳先さえ掛かっていれば、外の艇より優先される。握って回れば、絶対有利な内コースを手渡すことになる。これを熟知している亀本は、迷うことなく差しハンドルを入れた。届けば、2着。

2012_0428_r10_0949 が、吉本のスピードは、そんな亀本を失望させたに違いない。あっという間に、2艇身ほど千切り捨てていた。吉本の選択は正しかったのだ。回り足より、伸び。16号機の持ち味を、今度は120%引き出した。
 1着・井川、2着・吉本。
 疑うべきもない、パワー決着。優勝戦では人気の盲点になりそうなA2コンビだが、このパワーを生かしきれば……番狂わせは、十分にありえる。

人機一体まくり

11R 進入順
①西島義則(福岡)08
②大嶋一也(愛知)13
③倉谷和信(大阪)12
⑥池上正浩(岡山)24
④瀬尾達也(徳島)08
⑤新良一規(山口)14

2012_0428_r11_1012  上記のスタートタイミングをご覧あれ。池上と瀬尾の数字だ。その差、コンマ16。丸々1艇身差。しかも、瀬尾は5カド。しかも、前シリーズで「節イチ」の名をほしいままにした36号機……スリットからさらに池上を置き去りにしつつ、瀬尾はゆっくりと舳先を内に向けた。絞る必要もないほどの、アドバンテージまくり。スリットで同体だった西島も、この余裕のハコまくりを防ぐことはできなかった。「いつものように抵抗したら、流れすぎて絶対に2着もなくなる」そんな態勢だったのだ。もちろん、これが優勝戦なら話は別だがw

2012_0428_r11_1026  バックは瀬尾の一人旅。屈辱の一撃まくりを浴びながら、小回りで残した西島が2番手を取りきる。惜しかったのは、瀬尾をマークした新良だ。しっかりと瀬尾まくりに乗って、1マークでは突き抜けるか?というスピードのまくり差しだった。が、肝心のターンの出口で艇がズルリと流れる。この日の新良のパワーは、恐ろしいほどの伸び型だった。展示タイムの6秒52は、今節のトップ時計。チルト3度の田上晋六より速い猛時計だ。6コースと呼んでいた新良は、おそらく伸び足だけを特化したのだろう。だからこそ瀬尾を完全マークできたのだが……仕上げの回り足に費やすだけの釣り銭がなかった。

2012_0428_r11_1032  1着・瀬尾、2着・西島
 スタート一撃だけに、これをもって瀬尾=超抜とするのは早計だ。が、これまでの素性を加味すれば、否定するのも早計に過ぎるのだ。最近は「優勝請け負いモーター」とまで呼ばれる36号機に、元祖・ミクロスターターの破壊力。明日は西島を入れての4コースか。はたまた、今村まで入れての単騎ガマシか。レースを作るのは、この人機かもしれない。

完璧なリハーサル

12R
①山室展弘(岡山)06
②今村 豊(山口)11
⑤鈴木幸夫(愛知)13
③日高逸子(福岡)13
④北川幸典(広島)11
⑥富山弘幸(大阪)15

2012_0428_r12_1134  スタート展示で一目散にインを奪った鈴木が、本番では3コースですんなり折り合った。どんな心理、思惑、作戦だったのか、私にはわからない。小回り防止ブイのあたりで、山室が睨みを利かせたようにも見えたが(笑)。とにかく、この待機行動で山室の勝機と、1-2の確率は一気に倍増したはずだ。110mほどのたっぷりの助走から、山室は落ち着いた素振りで艇を発進させた。コンマ06。すべてコンマ10台だった他艇は、何もできなかった。優勝戦の1号艇へと続く完勝劇。今日も山室節は軽快だった。

2012_0428_r12_1140 「やっぱり、インを取られると、今村さんに悪いですからねぇ」
「僕の役目はもう終わり。あとは今村さんに任せます。今村さーーん、頑張れーーー!」
 圧勝だったから、パワーに自信があるから、などという理由で饒舌になるような選手ではない。いつでも、やんちゃ。独走する山室の背中を見ながら、私はこんな雑念を抱いていた。
 あとひとつ勝てば、山室オンステージか……いったい、どんなんなってまうんだろ、表彰式。
2012_0428_r12_1169  もう、考えるだけで楽しくって仕方がないのだ。もちろん、我々中年に夢と希望を与える今村節や、気骨と闘魂に満ちた西島節に聞き惚れたい、という思いもある。が、何をやらかすか想像だにできない山室オンステージ、これはもう私にとって“別次元の宝物”なのだ。マジ、見たくて見たくて、たまらない。オンステージが見たいからレースで応援?って本末転倒のようだが、選手が個性を発揮し披露するのは、水面だけである必要はない。同い年の私は確信している。山室展弘という人間は、タレントやお笑い芸人をひっくるめても、国内十指に入る天才エンターテイナーだ、と。
 つい熱くなってしまったが、とにかく私は明日のあれやこれやを考えてほくそ笑んでいたわけだ。
2012_0428_r12_1184 「山室のどこがおもろいか、さっぱりわから~ん」
 という読者は、明日、この下関までいらっしゃい。口や文ではうまく説明できない。どう伝えても、等身大の山室にはほど遠い。実際に至近距離で、その顔を、話を、態度を、身体の動きを見てほしい。間違いなくあなたも、山室のトリコになる。山室のことを、周囲の人間に話したくてウズウズしてくる。山室を抱きしめたくなる。きっとなる。必ずなる。
 そのために、明日、山室は絶対に勝たなくてはいけないのだ。うん、やっぱり本末転倒かな。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2012_0428_r12_1185


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THEピット――名人位に王手!

Uu5w7016  9R終了後に、12R出走組のスタート練習が行なわれている。イン水域には鈴木幸夫。やはり前付け必至か。2コースには今村豊、以下、日高逸子、北川幸典と入っていく。そう、このスタート練習には全艇が参加したわけではない。鈴木がインからレバーを起こしたとき、山室展弘はボートを係留所につけて、控室へととことこ戻っていくところだった。水面にはまるで興味を示さず、我が道を行くとばかりに、控室に消えていったのだ。
 きっとイン主張だろうな。そう思った。鈴木の出方がどうあれ、自分は自分の進入をするのみ。レース後の共同会見では「コース? こだわりはないです」と語っているのだが、それは「誰が来てもコースを譲らない」とか「誰かが来て、深くなるようなら入れます」とか、そういう言葉上のこだわりがないと考えるべきではないかと思った。
 12Rは山室がインから逃げ快勝! レース後の会見は楽しかったぞ。
「(今後、何の作業をする?)着替えですね」
 爆笑しそうになりました(笑)。そりゃあ、会見終わったら、まずは着替えなきゃね。居心地が悪いのか、用意されたおしぼりをたたんだり丸めたりしている仕草も、なんだか微笑ましく。名人に王手をかけた匠に対して“微笑ましく”なんて失礼だが、やはり山室展弘の個性は人を楽しませるものだと確信した次第である。
 山室の次に会見をした今村豊は、最後に「山室がよくしゃべりましたね~」とおどけていた。ご存知の方も多いでしょうが、非常に寡黙な山室展弘。しかし、優勝戦1号艇となれば、その責任感もちゃんとある。ちなみに足は「特徴はない。悪いところがないのが、いいところですね」だそうだ。
2012_0428_0316  で、今村豊。レース直後は表情がカタくなっており、非常に悔しそうに見えたものだった。会見でも、いきなり「節イチで~す」とおどけて見せたが、本当に快調なときのミスター節はあまり聞かれなかったように思う。足も本音は「優勝戦の6人のなかでは、正直見劣りする」とのこと。敗れた悔しさと機力への不満は、なかなか消えないようであった。
 ただ、北川幸典を捌いた1周2マークのターンは「今節一番のターンでしたね」。もう一度口を開くと、「近年にないターンでした」とさらに格上げ。2艇を行かして差して突き抜けた旋回はピットで思わず声をあげてしまったほどで、今村自身も胸を張れるものだったようだ。
 あ、ちなみに「明日は1マークを右に回りますよ」とも言っていて、何のことだろうとずっと考えていたのだが、さっきふと「6号艇だから、レースが右回りになれば自分がインコース」という意味ではないかと察した次第。難解なギャグだな……。

Uu5w6338 10R、このレースは亀本勇樹がある意味で主役であった。スタ展では動いて内4艇が抵抗、枠なりだったが、亀本までがスローで深めになっていた。本番も動く素振りは見せたが、5コースでカドに。1マークは展開を突いて2番手に浮上している。水面際のベンチで観戦していた篠原俊夫が「よし! カメちゃん!」と熱い声援を送っていた。
 しかし、2マークで内から伸びてきた吉本正昭に捌かれてしまう。篠原は声を失い、ため息をひとつついていた。当の亀本はというと、これがもう、どえらい不貞腐れ方(笑)。いや、悔しがっていたということなのだろうが、仕草がどうにも不貞腐れているように見えてしまったのだ。異常に遅い歩様。うなだれたまま前を向こうともしない落胆ぶり。ヘルメットを脱ぐと、疲れ切った表情。まるで悔しさを隠そうともせずに、ただただ落ち込んでいたのだ。
 そんな亀本に、多くの選手が歩み寄って声をかける。どの顔も亀本とは対照的に笑っていた。「惜しかったな~」という笑いだと思うが、その様子が亀本の人柄や選手間での人気ぶりを物語っている。昨日、今村が「カメに負けたのが相当ショック」と言っていたことを記したが、そんなふうにいじられるのが亀本らしさで、つまりそれは誰からも愛される人柄ということだ。明日は勝利の笑顔を見せてください、カメさん!
2012_0428_0154  勝者はともに充実感あふれる様子。会見にあらわれた吉本正昭は、終始ニコニコしていて、こちらもお人柄がうかがえる表情。「出足と回り足がよくて、回り足とかかりは誰にも負けない」とのことで、H記者の見立てとちょっと違う? で、優出までこぎつけた成績を「神がかってますね(笑)。明日はもう1回、何かが降臨してくれればいいですね、フフフ」とのこと。このリラックスぶりが、ちょっと怖いな、と思った。
Uu5w6807  井川正人に関しては、まずは多くの選手が「井川さんがいちばん出てる」と証言していることをお伝えしておこう。昨日までは直線が鬼足で、ただ起こしが満足できなかったとのことだが、調整が当たって、直線は昨日までほどではないが、スローの起こしから行き足が来た、とのこと。つまり、スローからもスリットから出ていく足になっているということだ。また伸びも負けることはないというから、総合的な仕上がりは最高ということ。進入のカギを握るのは西島義則だろうが、展開のカギを握るのは井川になるのではないだろうか。
 その井川、会見が終わって立ち去る際、「ありがとうございました!」と声を張り上げ、頭を下げた。やっぱりお人柄がうかがえたのでありました。

Uu5w6906  11Rは瀬尾達也の一撃に尽きる。瀬尾らしいというか、さすがの一言。まさにおあつらえ向きの隊形であり、まくられた西島義則も「ああなったら仕方ない。でも、これ、ないよな~」と苦笑いしていた。
 これで瀬尾は3号艇となったわけだが「カド受けよりはカド」と言っていて、西島の前付けを想定する物言いをしている。問題は、そう語ったあとに12Rの結果が出て、コースを主張するならオールスローになってしまいそうなこと。瀬尾の判断はおおいに注目されるところだ。瀬尾が今村を入れれば、吉本もマーク策に出るかもしれず、4対2の隊形がありうるのだが果たして。ちなみに、瀬尾は非常にリラックスしているとのこと。たしかに今節を通して、肩の力が抜けた様子で、やわらかな表情でいることが多かった。
Uu5w6930  まくられながら残した西島は、先述したとおり、残したことよりまくられたことがとにかく悔しい様子だった。長嶺豊さんが「よく残したな~。えらいわ~」と讃えているのに、口を突くのは「この隊形、ないわ~」。実は瀬尾に舳先はかかっており、抵抗して先回りしようと思えばできたそうだが、ここで競り合えば大敗の可能性があり、準優ということを考えて2着に残すほうを選んだとのこと。そう判断せざるをえなかったこと自体、イン屋としては屈辱であろう。道中は瀬尾との差をつめるシーンもあり、本気で抜こうとしていたとか。とことん悔しかったのだ。
 なお、明日の直前情報には注目してほしい。今日のペラは、大嶋一也が2号艇にいたことでピット離れ仕様のものをチョイスしたそうで、もう1枚、足がさらにいいペラがあるのだそうだ。もし交換してきたら、伸びも含めたパワー重視で、交換がなければピット離れ仕様でコースを狙いにいくもののようである。
 Uu5w6180_2 このレース、敗れた倉谷和信の表情も印象に残っている。ひたすらカタく、黙って悔恨を噛み締める姿が、圧倒的に「男」であった。今節は、柔らかい表情も目立っていたが、勝負と向き合った時にはその迫力ある勝負師の顔をのぞかせる。そこに倉谷の信条や哲学があらわれていると思った。
 なお、10Rで転覆してしまった岡本慎治は、体は無事の様子。明日はこのウップンを晴らす走りを見せてほしいぞ。(PHOTO/中尾茂幸=今村、吉本 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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速報 名人戦ファイナルのメンバー確定!!

下関・名人戦の優出メンバーが決定しました! ポールポジションは予選トップの座を守りきった山室。このまま一気に13代名人に就位するのか。さらに、連覇を狙うミスター競艇・今村、返り咲きに燃える安芸の闘将・西島……千両役者揃い踏みのファイナル、楽しみですっ!!

12R優勝戦
①山室展弘(岡山)
②井川正人(長崎)
③瀬尾達也(徳島)
④西島義則(福岡)
⑤吉本正昭(山口)
⑥今村 豊(山口)


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H記者の『準優はすべて1-3決着??』予想

 ワンツーパンチ5連打を浴びて失神KO寸前のHです。準優もインの優位は動きませんね。ただ、そうそう1-2が続くとは思えませんよ!!

10R
①井川正人(長崎)SS
②吉本正昭(山口)A(伸S回C)
③岡本慎治(山口)A(伸S回B)
④松野京吾(山口)B
⑤亀本勇樹(広島)B
⑥中村裕将(東京)B

進入123/456

 インでの取りこぼしが多い井川。今節、一度もイン戦がないのも不安材料ですが、節イチパワーがそれを吹き飛ばします! 相手探しの一戦。回り足が重い吉本は捨てて、握る岡本とそれをマークする松野へ。3着に外枠が来ることを祈りつつ。

3連単★本線1-3-全、押さえ1-4-全

11R
①西島義則(福岡)S
②大嶋一也(愛知)A
③倉谷和信(大阪)A
④瀬尾達也(徳島)A
⑤新良一規(山口)B
⑥池上正浩(岡山)B

進入123/456か1236/45

イン屋並び立たず、1号艇の西島が断然有利ですね。有無を言わさぬ逃げ。大嶋の差しは迫力不足とみて、握る倉谷への1-3勝負。ヒモ穴は新良で、瀬尾が二段で握るようならバックでちゃっかり2番手に。

3連単★本線1-3-全、押さえ1-5-全

12R
①山室展弘(岡山)S
②今村 豊(山口)A(伸B)
③日高逸子(福岡)A
④北川幸典(広島)A(伸S回B)
⑤鈴木幸夫(愛知)A
⑥富山弘幸(大阪)A
進入152/346か512/346

 インが山室か鈴木か?? これでレースの質が変わりますが、よほど深くならない限り山室のパワー勝ちになりそう。唯一<山室-鈴木>の並びで深くなったときのみ、今村の一撃まくりが届きます(それ以外、現状の今村の足では苦しそう)。そして、どんな展開でも美味しい2着にありつけそうなのが日高だと思います。

3連単★本線1-3-全、押さえ2-3-全

 もしも私の本線どおりの決着なら、明日の優勝戦は①山室②西島③井川④日高⑤倉谷⑥岡本になるのですが、いかにっ??


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“本紙予想”名人戦準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=井川 まくられ率45.7% 差され率15.2%
2コース想定①=吉本 逃がし率31.5%
2コース想定②=松野 逃がし率34.6%
亀本がコース動く可能性があり、2コース想定は難しい。ただ、誰が入っても逃がし率低く、穴の可能性十分と見る。強攻ある吉本、岡本の一撃に期待。
◎吉本 ○岡本 ▲井川 
3連単2=3-全 23-1-全

11R 準優勝戦
1コース想定=西島 まくられ率14.1% 差され率23.2%
2コース想定=大嶋 逃がし率35.9%
池上が動く可能性あるも、内勢は譲らないはず。瀬尾がS決めてまくれば、西島と競りになる可能性あり、。大嶋、倉谷の巧差しが脅威になる。
◎大嶋 ○倉谷 ▲西島    
3連単2=3-全 23-1-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=山室 まくられ率9.8% 差され率17.1%
2コース想定①=今村 逃がし率36.1%
2コース想定②=鈴木 逃がし率42.2%
鈴木の前付けを今村が入れるかどうか。いずれにしても、逃がし率は準優のなかではもっとも高く、山室が逃げ切ると見た。今村との1点勝負。
◎山室 ○今村
3連単1-2-全


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THEピット――匠たちの余裕

 準優といっても、匠たちが朝からドタバタするはずもない。百戦錬磨の名人世代、この日の過ごし方など百も承知に決まっている。
2012_0427_0552  同時に、とことん静かだった今日を考えると、準優組は朝から大きな整備に取り掛からなければならないような機力不安を誰も抱えていないということも言える。整備室には、山口俊英がピストンリング交換(だと思います。リングを選んでたから)をしている姿が目につく程度で、本体をいじっている準優組は皆無。リードバルブ調整のテーブルに何人かの姿があったが、今村豊にしても倉谷和信にしても大嶋一也にしても、コシコシとプロペラを磨いているのであった。ペラ磨きは本来はそれほど優先度が高い作業ではないはずだから、やはり余裕があるわけである。
2012_0427_0978  ペラ室に、吉本正昭、新良一規、北川幸典、亀本勇樹が輪になっている姿を発見。特に会話を交わすわけではなく、黙々とペラ調整をしていたわけだが、そうか、これは広島&山口の瀬戸内軍団である。準優勝戦は半数が中国勢(西島義則は現住所福岡ですが、広島支部です)、徳島の瀬尾達也も含めれば瀬戸内軍団で過半数を超える。結果によっては、中国地区選のような優勝戦になるかも!? まあ、瀬戸内以外の準優組が「中国地区独占阻止!」などという発想をもっているはずはなく、ただただ優出を目指して戦うのみなのであるが。
2012_0427_0358  瀬戸内以外の選手でいえば、動きが目立ったのは日高逸子。いや、整備や調整に動き回っていたというより、雑用作業などもこなしつつ、キビキビと動いていたという意味である。2R後だったか、高橋淳美に呼び止められて、ヒソヒソ話をしている姿もあった。最初は声を潜めて話す様子も見えたので、ジロジロと見ていてはいかんと他に目を向けたのだが、2~3分後には楽しそうな笑い声も聞こえていて、それほど深刻な話でもなかったか。なお、もう一人の女子である鵜飼菜穂子は残念ながら途中帰郷となってしまったことをお伝えしておきます。
2012_0427_0815  ヒソヒソ話といえば、1Rのエンジン吊りに向かう際、先を歩く大嶋一也に駆け寄り、耳元で何かをささやく鈴木幸夫の姿があった。これも内緒話か? いや、大嶋がいきなりニッコリしたので、これもまあ軽口の類いなのであろう。もちろん、同じイン屋としての情報交換もあったかもしれない。鈴木は表情の柔らかさが目立つ一人でもあって、1Rでカドまくり一撃を決めた高橋淳美には、とっても素敵な笑顔で祝福の声をかけていた。名人世代とは思えない、若々しい笑顔であった。

Uu5w5411  さて、準優好枠組。今村豊は先述したように、ペラ磨き。やはりペラ磨きを始めた松野京吾と談笑しながらの作業だった。松野がやけに大声で「ああ、あれはもう終わった」と言っており、どうやら雑談の様子。今村も松野も余裕なのだ。1R終了後には、モーター格納作業を始めた吉田稔に歩み寄っての談笑。こちらは「出足が」と聞こえてきたり、手をボートに見立てて旋回を表現したりしていたので、どうやら仕事の話の様子であった。今村も吉田もニッコニコで談笑してましたが。今村の周囲にはいつも笑顔があふれている。(……すみません! 今村豊は1号艇、なんていうシリーズ突入前からの先入観で最初にアップしてしまったため、訂正しました)
Uu5w6050  井川正人は、エンジン吊りで姿を見かけた程度。装着場からはペラ室に死角となる場所があるので、そこにいた可能性はあるけれども、実際に作業する様子を目撃することはなかった。これを書いている途中で、富山弘幸と足合わせをしているのを見たから、3R後くらいに着水し、調整を始めたものと思われる。ともあれ、慌てる必要はまるでないようだ。
Uu5w6124  山室展弘は1R後にモーター装着作業。他の準優組は別の作業をしていたわけだから、むしろゆっくりした動き出しと言うべきか。作業をしながらも、1Rを戦った万谷章に「ヤマ~、ありがとう!」と声をかけられて二言三言返してみたり(マスクをしているので、声は聞こえたが言葉まではまったくわからなかった)、新良一規と談笑してみたり。その新良には、モーターとボートの取り付けの様子をチェックさせてもらっていた。定規をあてて、ボートとの角度を見ていたのだ。昨年のMB記念の際、岡崎恭裕に教えてもらったことを思い出す。ボートによってモーターとの取り付け角度が微妙に違うそうで、それを定規を使ってチェックして、場合によってはチルトを跳ねたりする、とのこと。そのときの岡崎は「今節はチルト0度にして、ふだんのマイナス0・5度の感覚なんです」と言っていたものだ。で、山室は自分の取り付けを新良に見せて、新良が「えっ!」とちょっと驚きの声をあげていた。山室の快パワーは、モーターとボートのセッティングもひとつの要因になっているということだろうか。なお、山室は装着を終えると、いったん控室に消えている。12R1号艇がプレッシャーになっている様子はひとつもない。まあ、匠たちにはそれが重圧になるはずがない、とも言えるのだけれど。(PHOTO/中尾茂幸=最初の4点 池上一摩=1号艇組 TEXT/黒須田)


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H迷人の『穴・獄僭』

 昨日の7R、ほんの束の間542で200倍の白日夢を見たHです。昭生、やっぱり回り足が足りなかった(号泣)
 気を取り直して、まずは敗者戦で一儲け。名人戦5、6日目といえば、そう、恒例の「級別勝負駆け選手を狙え!」に突入です。予選を突破できなかった面々の中で、モチベーションがまったく落ちない選手が4人ほどいます。今月末〆切の「2012年後期級別審査」のボーダー付近にいる選手は……

A1勝負駆け(昨日までのボーダー6・26by『ひまひまデータ』さん。以下同)
★藤井定美…6・28/4R
★山﨑 毅…6・22/5R

A2勝負駆け(ボーダー5・43)
★新井敏司…5・47/4R・8R
★高橋淳美…5・39/1R・7R

 昨日のTOPICSで「藤井はA1昇級ほぼ確定」などと書きましたが、なんのなんの、昨日の6・4着でお尻に火が点いてしまった。失礼しました。この藤井と新井は「いくら1点増しのGIとはいえ、重い着順は危険」、そして山﨑毅と淳美ちゃんは「1、2着を並べればボーダー超えが可能」という状況なのです。どちらにせよ、狙い目は十分……などと調べたり書いたりしている間に、淳美ちゃんが1Rでスタート一撃まくりで万太郎……いきなりっすか!!(私は親ビンとの1=4のみ><)
 と、とにかく、今日と明日はこの4選手を軽視してはいけませんぞ。

8R
 ①古場輝義
 ②荘林幸輝
 ③平岡重典
◎④新井敏司
 ⑤村田孝雄
★⑥西田  靖

進入612/345

 尻に火が点いた新井の勝負駆けを狙います。パワー中堅ですが、このメンバーなら互角以上のレベル。4カド平岡のまくりに乗って、気合のまくり差しからバック勝負。筋は3=4も、あまり配当に妙味がありませんね。今節、完全に人気を落とした西田のプライド逃げに賭けてみましょう。ウラオモ勝負!!

3連単★4=6-全


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本日の“本紙予想”名人戦5日目

おはようございます。Kです。予想は当たってるものもあるのですが、絞って買ってヌケばかり、舟券は丸坊主が続いております……。このままではさびしいゴールデンウィークになりそうです……。

1R
1コース想定=万谷 まくられ率35.8% 差され率29.4%
2コース想定=石川 逃がし率22.5%
田上のまくりも怖いが、石川の2コース差しを本命視。
◎石川 ○万谷 ▲高橋 △田上
3連単2-146-全

2R
1コース想定=鵜飼 まくられ率38.6% 差され率34.1%
2コース想定=増田 逃がし率42.9%
鵜飼がしっかり先マイして逃げ切る。
◎鵜飼 ○荘林 ▲森脇 
3連単1-35-全

3R
1コース想定=西山 まくられ率19.0% 差され率23.8%
2コース想定=篠原 逃がし率37.5%
大川がセンターから自在に攻め切る。
◎大川 ○西山 ▲中西 △山﨑
3連単3-145-全

4R
1コース想定=西田 まくられ率21.2% 差され率31.9%
2コース想定=藤井 逃がし率46.3%
西田がS踏み込んで逃走。
◎西田 ○藤井 ▲山口博 
3連単3-12-全

5R
1コース想定=三宅 まくられ率14.0% 差され率42.0%
2コース想定=古場 逃がし率38.7%
古場が2コースから巧みに差す。
◎古場 ○三宅 ▲岡 △山口
3連単2-134-全

6R
1コース想定=占部 まくられ率17.4% 差され率32.6%
2コース想定=水野 逃がし率38.0%
占部が外の攻め封じて逃走。
◎占部 ○水野 ▲原田 △石川
3連単1-246-全

7R 
1コース想定=高橋 まくられ率24.4% 差され率14.6%
2コース想定=山口 逃がし率40.4%
高橋が男子勢制して逃げ切る。
◎高橋 ○山口 ▲西山 △大川  
3連単1-235-全

8R 
1コース想定=西田 まくられ率21.2% 差され率31.9%
2コース想定=古場 逃がし率38.7%
荘林のセンター攻めに期待。
◎荘林 ○平岡 ▲西田 △古場   
3連単2-361-全

9R 
1コース想定=岡 まくられ率20.7% 差され率29.3%
2コース想定=中西 逃がし率40.3%
岡が田上のまくり張って逃げる。
◎岡 ○山口博 ▲田上  
3連単1-35-全

準優勝戦はのちほど。


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匠激走! 5日目!

おはようございます。下関名人戦、本日は準優勝戦! 5日目も昨日と同様に、快晴でございます。風は向かい風ですね。今日からゴールデンウィークに突入された方もいらっしゃるかと思いますが、ぜひぜひ名人戦を思い切り満喫してください。そういえば、昨日を初日とする開催から、新プロペラ制度が本格的にスタートしました。今後初日を迎える開催からは新しい制度でのレースとなります。名人戦は持ちペラ制最後のビッグレース。しっかり目に焼き付けておきたいですね。

2012_0427_0595 超抜パワーで10R1号艇に登場。発祥地代表、井川正人です!(PHOTO/中尾茂幸)


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下関・名人戦TOPICS 4日目

THE勝負駆け①ボーダー争い
たったひとりの交代劇

2012_0427_0457  昨日とはうって変わって、穏やかな風がそよいだ下関水面。スタートもバチッと揃い、イン選手が9勝という本命サイドの1日になった。外枠で厳しい勝負駆け条件だったレーサーたちは、ほぼ全滅。②着条件の高橋淳美、古場輝義も、③③条件の川名稔も、②②条件だった篠原俊夫、占部彰二も、コースの遠さを克服できなかった。「勝負駆けの気合より、コースの優劣」が、最近の記念4日目の傾向だと思う。各レーサーの気合がSに反映される→スタートが揃う→内コースが有利になる。そんな流れを、静水面がさらに後押しした。

2012_0427_0877  では、誰が勝負駆けを決めたのか? 昨日の19位以下の選手で、準優18ピットに成り上がった選手は……たったひとり、中村裕将だけ!! その中村の枠番はといえば、1号艇と2号艇。6Rの1号艇できっちり逃げきり、④着条件の11Rでぴったりの4着。好枠をそれなりに生かしきったわけで、劇的な大逆転の予選突破といった選手は皆無だった。これほど穏やかな勝負駆け、ちょっと記憶にないな。

2012_0427_0326  で、浮かぶ者あれば、沈む者あり。昨日の準優圏内から唯一転落したのが、④④条件の藤井定美だ。4号艇6着、5号艇5着……藤井もまた、内枠断然有利の水面&スリットに抗えなかったひとりだった。A1返り咲き(ほぼ確定)に花を添えたい藤井だったが、惜しかった!

THE勝負駆け②予選トップ争い
50歳トリオの“熾烈な間接対決”

2012_0427_0583  一方、第13代名人襲名への最短距離を目指す予選トップ争いは、それなりに激戦だった。「それなりに」というのは、レースを経るたびに明解に候補者が絞られてゆく、そんな流れで紛れが少なかったのだ。

2012_0427_0309  まず、5Rは井川正人(前日まで2位)VS西島義則(同4位)の直接対決。しかも、どちらも1回走。この一発勝負は、待機行動で「勝負あった」と言っていい。西島がピットアウトからスーーーッと流れるように井川の外へ回り込み、あっという間にインを強奪したのだ。田上晋六のチルト1・5まくりを難なくブロックした西島は、バック半ばで独走態勢に。差して応戦した井川だが、節イチの足をもってしても2着が精一杯だった。
 1着・西島 8・80→9・00
 2着・井川 9・00→8・80
 コース同様、ふたりの順位がきっちり入れ替わった。この勝利で西島の3位以内が確定した。西島を超える可能性がある選手は、前日までトップの今村豊と同3位の山室展弘のふたりのみ!

2012_0427_0264  続く6R、今村豊の予選トップがいきなり消滅してしまう。2回走の今村は、①②着以上で他者に関係なくトップ当選。つまり、このレースで2着以内なら、後半12Rまでトップの可能性が残される。が、4コースに構えた今村のまくり差しは、虚しく空を切った。痛恨の3着……数字の残酷さよ、この3着によって、もはや今村は12Rで何をどうやっても西島9・00を超えられない身の上となってしまった。つまり、6Rにしてトップ争いは西島と山室、ふたりに絞られたわけだ。

2012_0427_0429  そして、雌雄を決する11R、山室はいとも簡単に逃げきった。それぞれ別のレースではあったが、今村、西島との50歳ポールポジション対決に終止符を打った。予選勝率は9・00トップタイ……ドリーム組の西島より、ひとつだけ多い勝ち星が決め手となった。もちろん、この1勝差でVが確定したわけではないが、初の名人へ一歩も二歩も前進する1勝差だったことは間違いない。

集中連載『今日の万谷親ビン』3着…節間勝率5・00

2012_0427_0365  68歳99Vの名人戦アタックは、惜しくも準優に届かなかった。今日の4Rは、2コースから差して2番手追走。一縷の望みを託して先頭の岡孝を追ったが、逆に岡本慎治に捌かれて3着に終わった。予選5走、健闘した、と思う。激しく競り合った相手は今村豊、西島義則、そして今日の岡本などなど。ドリーム軍団を全身全霊全速で攻め潰そうとした68歳に、拍手を贈りたい。

2012_0427_0678 「区切り(通算100V)はなぁ、やっぱそらぁしたいわ。その思いで走ってるっちゅう部分も、あるにはあるなぁ」
 これはもう、5年ほど前に聞いた親ビンの言葉だ。今も同じ思いなら、これからも親ビンの挑戦は続く。あしたも、あさっても、来年も……ずっと応援し続けまっせ、万谷親ビン!(Photos/中尾茂幸、text/H)

2012_0427_0719


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THEピット――穏

2012_0427_0765  なんとも穏やかな勝負駆けであった。
 1コースが8R以降5連勝という結果も影響したのか、19位以下からジャンプアップする選手がなかなかあらわれない。10Rなど、ノルマを抱えていた山口俊英と古場輝義がそろってゴンロクに大敗し、1着でも準優に届きそうになかった選手が2~4着に入っている。山口はさすがに溜め息を漏らしており、その悔恨をあらわにしていたものだが、しかしもっと悔しい思いを抱くであろう18位以内→大敗→予選落ちという選手もあらわれないのだから、ピット全体としての空気はなかなかヒリヒリとはしていかなかったのだ。
Uu5w5405  11Rでは、その時点で19位だった藤井定美が大敗。もっとも逆転準優進出に近い存在だったはずの藤井ですら、ボーダーの壁を突破できなかった。藤井はすでにレース中にもその事実を認識していたのか、レース後には特に表情を変えてはいない。もっとも、あまり歓喜にしても悔恨にしても表情に出すほうではないので、腹の底には煮えたぎるものもあったのかもしれない。いずれにしろ、ピットの空気を撹拌するものが生じていたとは言い難かったわけだ。
Uu5w5580  歓喜もそれほど渦巻いたわけではない。10Rを逃げ切った松野京吾も淡々としたものだったし、12Rを逃げ切った倉谷和信も、充実感が表情にはあらわれていたものの(今日はピンピンだ!)、激しく喜んでみせたわけではない。

Uu5w6134  11Rの1着で予選トップを確定させた山室展弘も、飄々としたものだった。勝利者インタビューで「1号艇なんですか?」と確認していたくらいだから、勝てばトップ通過ということ自体まるで気にしていなかったのだろうけど。
2012_0427_0322  後半のピットでもっとも歓喜に沸いたのは、8Rの板谷茂樹の勝利。どのような歓喜に沸いたかといえば、山室が嬌声をあげながらバンザイを何度かしたというもの。山室は自分の勝利では淡々としていたのに、先輩の勝利にはオーバーアクションで喜んでいたというわけだ。板谷自身は、ゴンロクトンネルを勝利で脱け出たことへの安堵のほうを強く感じていたようだったのだが。
 勝負駆けなんて何百回も経験してきた匠たち、今さら一喜一憂もない、ということもあるのか? ともかく、春の陽気のようにやわらかで穏やかな、名人戦予選最終日なのであった。これも年輪と考えれば、なかなか心地のいい時間ではあった。

 というわけで、午後のピットで印象に残ったシーンを脈絡なくつづっていこう。
2012_0427_0314 ●大嶋一也が見ていたものは……
 11Rの展示が終わり、ピットは静寂に包まれていた。午後4時が近くなって、装着場には報道陣以外の人影はなく、整備室やペラ室にも空いたスペースが目立つようになっており、もちろん試運転に出ようという選手もすでにいない。ピットの動きがほとんど止まっていた時間帯だ。
 そんななかで、大嶋一也が装着場にあらわれ、水面際に歩み寄って、彼方をじっと見つめていた。春の午後、静かにたたずみ、物思いにふける大嶋。う~ん、ダンディ!
 1分ほど微動だにせず何かを見つめていた大嶋は、やがて出走待機室へと戻っていった。大嶋が去ったあと、立っていた場所から見つめていた方向に目を向けると、そこには……対岸のオッズ板! 大嶋は、おそらくオッズを見ていたのだ。実は、空中線や吹き流しなどで風の強さと向きをチェックしていたのだろうと想像していたのだが、その場所からは風を見るためのものは何も見えなかった。大嶋は、山室と自分にかぶっているオッズを見て、何を思っただろう……。
Uu5w5519  ●岡山コンビがのんびりと
 下関ピットには、水面際に観覧席のようなベンチがある。屋根もついて、10コくらいのイスが2段。ここではときどき選手の姿を見かけるわけだが、実は装着場からは展示待機室の死角になっていて、その場所まで行ってはじめて、選手に気づくという次第である。取材中は装着場をうろちょろしていることがほとんどなので、ふだんはあまり意識にない場所だったりする。
 いい天気だし、11Rは水面際に行って、対岸のビジョンで観戦しよう。ベンチのあたりは広場みたいになっており、天気がよいとけっこう心地いい風を感じられるのだ。というわけで向かってみると、ベンチにいたのは万谷章と原由樹夫。岡山コンビがのんびりと腰かけて、山本泰照さんも加わって談笑していたのだった(岡山トリオ、ですね)。右端のユッキーと左端の泰照さんが話しているのを、真ん中で挟まれているオヤビンがにこにこと微笑んで聞いている、という図で、オヤビンの視線は水面に向けられたまま。その雰囲気がなんともいえない穏やかさで……う~ん、癒されました。レースが始まると、もちろん応援していたのは山室!
Img_4671 ●ドライバー釣り
 11Rのエンジン吊りが終わり、選手たちも控室に戻ったあと、ボートリフトには整備士さんや検査員さんたちが集結していた。長い棒で水面をつついていて、何事でしょうか?
 駆け寄ってみると、大川茂美も水面を覗き込んでいる。「僕が粗相をしてしまって……」と恐縮気味だ。なんでも、エンジン吊りの際に使うドライバーを手にしてリフトの柵に寄りかかっていたのだが、山室が戻ってきて駆け寄ろうとすると、ドライバーが柵にひっかかって手から離れ、水中にぽちゃりと落ちてしまったのだそうだ。エンジン吊り後に申告し、回収を申し出たという次第。で、鉄くずを拾い集める磁石を棒の先にセットして、ドライバー釣りが始まった。そーっと磁石を水の中に沈めていくと……ヒット! 一発でドライバーが釣りあがったのでありました。
 ドライバーとともに予選での悪いツキもこれで落ちた、ということで、明日は快走を見せてください、大川選手!
Uu5w5933 ●カメさんのボヤキ
 12R、ピット離れで押さえ込まれて、6コース回りになってしまった亀本勇樹。レース後はもう、ボヤくボヤく(笑)。レースにならなかった、とか、何がなんだかわからなくなった、とか。そして最後に一言。まるでフシをつけて歌うように言った。
「♪やってらんね~よぉ~ん」
 本当にやってらんねーと悔しがってもいたのだろうが、それがあまりにお気楽な感じだったので、つい笑ってしまいました。明日の準優は5号艇。ピット離れ遅れても、回り込みやすい外枠ですぞ。準優後は、軽快な亀本節を聞かせてくださいね!(PHOTO/中尾茂幸=山口、板谷、大嶋 池上一摩=藤井、松野、山室、万谷、大川、亀本 TEXT/黒須田)


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速報 名人戦の準優メンバー確定!

下関・名人戦の準優18PITが確定しました! 堂々の予選トップは、名人戦初参戦の鬼才・山室。今村、日高との直接対決とあって、激戦必至の12Rになりそうです。西島VS大嶋の11Rも、何かが起きそうな気が??

10R
①井川正人(長崎)
②吉本正昭(山口)
③岡本慎治(山口)
④松野京吾(山口)
⑤亀本勇樹(広島)
⑥中村裕将(東京)

11R
①西島義則(福岡)
②大嶋一也(愛知)
③倉谷和信(大阪)
④瀬尾達也(徳島)
⑤新良一規(山口)
⑥池上正浩(岡山)

12R
①山室展弘(岡山)
②今村 豊(山口)
③日高逸子(福岡)
④北川幸典(広島)
⑤鈴木幸夫(愛知)
⑥富山弘幸(大阪)


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“本紙予想”名人戦4日目後半

7R 
1コース想定=中西 まくられ率21.4% 差され率35.7%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.3%
大嶋が2コース獲って自在攻め。
◎大嶋 ○中西 ▲岡  
3連単5-13-全

8R 
1コース想定=鈴木 まくられ率18.9% 差され率27.3%
2コース想定=板谷 逃がし率41.7%
鈴木がイン奪って逃走決める。
◎鈴木 ○日高 ▲三宅 △森脇   
3連単5-136-全

9R 
1コース想定=吉本 まくられ率22.8% 差され率22.8%
2コース想定=瀬尾 逃がし率37.7%
吉本と瀬尾の競りの可能性。鵜飼で穴狙いだ。
◎鵜飼 ○瀬尾 ▲吉本  
3連単3-21-全

10R
1コース想定=松野 まくられ率8.2% 差され率33.7%
2コース想定=山口 逃がし率45.2%
山口を壁にして松野が逃走。
◎松野 ○山口 ▲古場 
3連単1-25-全

11R
1コース想定=山室 まくられ率9.9% 差され率17.3%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.3%
山室と大嶋の一騎打ちか。本命は山室に。
◎山室 ○大嶋    
3連単1=3-全 

12R 
1コース想定=倉谷 まくられ率11.3% 差され率25.8%
2コース想定=今村 逃がし率34.3%
今村が2コースから自在に突き抜ける。
◎今村 ○倉谷 ▲新良 △富山
3連単2-156-全


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THEピット――今村vs亀本!?

2012_0426_0052 「ダ~メだぁ」
 今村豊が係留所からの渡り橋を昇りながら嘆いた。
「今日はなんで?」
 展示待機中の鈴木幸夫らに問いかける。どうやら、今日になって気配が一息らしい。ちなみに、昨日一昨日と下がっていた気圧が初日と同レベルに戻っている。
 青山登さんによると、今村は「優勝するには、ちょっと足りない」と言っていたそうだ。準優に乗るとか優勝戦に駒を進めるとかではなく、優勝を前提にして話をするあたりが、今村豊の一味違うところ、だから今村豊は強いのだ、という話を青山さんとしていたわけだが、今村の口ぶりからすると、今日はもう一丁、手応えが良くないようである。
 そんな今村に「先輩!」と叫びつつ、亀本勇樹が歩み寄った。ヘルメットをかぶっていたので、それ以上何を言っているかは聞こえてこなかったが、今村の肩を何度もポンポンと叩いて、妙に尊大な態度である。今村は笑いながら、肩を落とす。
 その数十分後、今村が西島義則と話していた。
2012_0426_0362 「カメに負けたのが相当ショックだよ~」
 そう言ってまたまた肩を落とす今村、どうやら朝の試運転で亀本と足合わせをして、がっつりやられてしまったようなのだ。亀本に足合わせで負けることは、今村にとってはかなり不名誉なことらしい。まあ、仲がいいからこその対抗意識なのだろうが、今村は半ば本気で悔しがっており、それもあっての手応えへの不満なのだ。
 ただ今村さん、亀本の足はかなりいいようですぞ。2R、4カドに引いた亀本はまくり一発! 鮮やかに勝利をもぎ取っているのだ。レース後の亀本はやけに「このまま行ったら早いと思った~」とスタートの話を連発しており、それが快勝したことの照れ隠しにも見えたりしたわけだが、ともあれその表情は実に明るく、勝利と機力の手応えへの喜びにあふれている。亀本は、負けたレースのあとはいつも疲れ切った顔でガックリうなだれているものだが、そんな様子とは正反対の2R後。だから今村さん、足合わせで負けても仕方ないんじゃないですかね。
 ……あ、今村と亀本は12Rで直接対決! その結果がにわかに気になってきたぞ。もしレースでも亀本が勝ったとしたなら、今村さんのショックはいかほどのものになるのか……。

2012_0424_0739  その2Rは、鈴木幸夫と西田靖、さらには鵜飼菜穂子も揃っていて、進入がおおいに注目された。結局、鵜飼は6コース回りを選択し、鈴木と西田の前付けを制して山口博司がイン主張。そして亀本がカドまくりを決めたというわけだ。
 レース後、カポック脱ぎ場に先に着いて着替えていた西田が、鈴木が戻ってきた途端に、「ごめんなさい~」と歩み寄った。両手を合わせて、悲しげな顔で、本当にごめんなさい~と何度も謝っていた。
 進入の話かと思ったら、1周2マークで展開がもつれたことに対するものだったようだ。たしかに鈴木が行き場をなくしたかたちで後退しており、ピットから見ていたらやや危ないシーンのようにも感じられた。そのとき、西田の艇が鈴木に接触してしまったようなのだ。
2012_0426_0629  ヘルメットを取った鈴木の表情は……笑っていた。西田の説明を受けながらも、仕方ないとばかりに笑みを絶やさず、西田の顔も笑顔になっていく。一見しただけならは、楽しそうに振り返っているようにも見えてもおかしくないぞ。鈴木には西田を責める気など皆無なのだ。
 接触などあって当たり前なのがボートレース。他のレースでもあの手この手で相手にプレッシャーを与える展開が見られるし、切り返し突進はこの世代には当然のこと。それを仕掛けられる選手も同様に思っているから、彼らは全力で真っ向勝負を繰り広げられるのだ。SGなどでももちろん同様だろうが、名人戦では選手たちのそうした闘志や哲学をさらに色濃く感じられて、それが本当に心地いい。ボートレースの本質はここにあるのだと確信できるものを目の当たりにできることは、まったくもって気持ちのいいものなのだ!
2012_0425_0701  などと興奮しつつピット内に目を戻すと、石川正美がTシャツ一枚! たしかに今日は好天で、非常に気持ちのいい気候だが、ピットの気温は17℃。半袖だけでは風をやや冷たく感じる陽気だ。そんななかでTシャツ一枚! もちろん石川ただひとりで、いやはや、若すぎ! ほんと、若輩にとってはいろんな意味で、名人戦には頭が下がりっぱなしなのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H迷人の『穴・獄選』勝負駆け

 初日2的中→2日目1的中→3日目丸坊主……深い迷路にハマりはじめたラビリンスHです。残金はジャスト1諭吉、ここらで決めねば地獄の迷人戦になってまうぅぅぅ>< 今日は地味~なヒモ穴勝負!

7R
 ①中西宏文
 ②吉田  稔
◎③岡    孝
★④山﨑昭生
◎⑤大嶋一也
 ⑥川名  稔

進入612/345か162/345

 勝つのは内寄りに潜り込んで捌く大嶋か、メイチ勝負駆けで4カドから攻める岡のどちらか。本命サイドでも、これは仕方がないところ。が、3=5が崩れてF2の山﨑が2着に食い込めば、今のところすべて万太郎です。昨日まではまったく回れないワースト級の昭生でしたが、今日の1Rではズリ下がることもなく互角以上の気配。「1Rだからだろ」という不安には目を瞑り、岡マーク差し粘りを狙います。地力はA1級なんですから!

3連単★35-4-全

 憲吾牢どの、A1BOXお見事!! 無駄金使わせてすんません><


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本日の“本紙予想”名人戦4日目

おはようございます。Kです。今日も進入の並びが悩ましいレースがありますね~。いや~、面白い! 前半で言うと2R。イン屋ズラリで、今節「スタート展示動く→本番6コース」を2回やってる亀本がいて。予想は当てなきゃ意味がないとはいえ、あれこれ考えて脳内にさまざまな展開を思い浮かべるのが、ボートレースの楽しみのひとつですよね。その2Rの予想は↓のとおりでございます。

1R
1コース想定=原 まくられ率32.8% 差され率20.9%
2コース想定=倉谷 逃がし率45.3%
倉谷の逃がし率に注目して原の逃げ切り狙い。
◎原 ○倉谷 ▲三宅
3連単1-25-全

2R
1コース想定=鈴木 まくられ率18.9% 差され率27.3%
2コース想定=西田 逃がし率25.8%
進入もつれそうな興味深い一戦。内を譲って山口の一撃。
◎山口 ○大川 ▲亀本 
3連単1-24-全

3R
1コース想定=北川 まくられ率12.5% 差され率15.6%
2コース想定=池上 逃がし率33.9%
北川の逃げ切り有力も、森脇のセンター戦も少々。
◎北川 ○森脇 ▲篠原
3連単1-45-全 4-15-全

4R
1コース想定=岡 まくられ率21.1% 差され率29.8%
2コース想定=万谷 逃がし率24.4%
新良が3コースからまくり差して突き抜ける。
◎新良 ○岡 ▲藤井 △岡本 
3連単3-145-全

5R
1コース想定=井川 まくられ率45.7% 差され率15.2%
2コース想定=西島 逃がし率38.2%
好パワー、攻め手多く、占部の捌きで穴狙い。
◎占部 ○井川 ▲西島
3連単4-13-全

6R
1コース想定=中村 まくられ率32.4% 差され率32.4%
2コース想定=平岡 逃がし率37.8%
今村がS決めて一撃。
◎今村 ○平岡 ▲中村
3連単4-21-全

後半はのちほど!


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匠熱闘! 4日目!

おはようございます。下関名人戦、予選最終日の4日目でございます。いや~、晴れた! 快晴でございます。春でございます! 風は昨日よりは弱まってますね~。向かい風です。この春の空の下、本日は勝負駆けですよ!

2012_0426_0816 ドリーム組では唯一と言っていい、勝負駆けモードの倉谷和信。昨日も一昨日も、懸命に試運転を続けておりました。彼の実力、立ち位置を考えれば、予選落ちは許されないところ。今日は1Rと12Rに好枠で登場です!(PHOTO/中尾茂幸)


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下関名人戦TOPICS 3日目

今日のイン成績
②②④⑤①⑤②①②②②③
1着率17% 2連率67% 3連率75%

2012_0426_0641 「半分がたインが勝つ」と昨日の当欄で予想したのだが、大外れ。すいまっせん!>< 今日のイン戦は、初日とほぼ同じような成績だった。最大の要因は、初日よりもはるかに強く吹き荒れた向かい風だろう。センター~アウト勢の加速度が追い風の昨日とは一変し、スリットから誰かしらが覗いてインにプレッシャーを与えた。11Rの岡本慎治も12Rの西島義則も、外からの全速攻撃を受け止めきれなかった。
 ボートレースは、風で変わる。
 こんな自然当然の摂理を、改めて痛感した1日だった。
 で、これだけインが勝てなかったのに、3連単のほとんどが40倍以内。万太郎が2本だけだったのは、なぜか。昨日も触れたが、この“軍団”の存在がでかかった。

今日のドリーム組
①①③③②①③②③
1着率33% 2連率56% 3連率100%

2012_0426_0022  2R、倉谷和信の豪快な6コースまくり差しからはじまった今日のドリーム組。全体としては「取りこぼしも多かった」ともいえるのだが、注目すべきは3連率だろう。100%。つまり、舟券から誰一人として脱落しなかった。これでは、なかなか万シューは望めないわけだ。このデータを見て「無駄な喧嘩はせず、明日もドリーム組は絶対に舟券に絡める」と決心するか、逆に「明日はぶっ飛んで300倍以上の大穴が出る」と決め込むか……オッズを支配している以上、やはりドリーム組の取捨が重要だと思うぞ(ちなみに、私は後者側ですw)。

ドリーム組のパワー気配を簡単に記しておこう。

2012_0426_0872 ★今村豊…中堅レベルだった前検から徐々にアップし、今日はもはや抜群レベル。バック直線で伸びトップ級・北川幸典の舳先を封じた足、2周バックで山口俊英に舳先を突っ込んだ足、どちらも迫力満点だった。課題は回り足か。
★日高逸子…昨日から書いてきたが、回り足を中心にやや気配落ちムードか。今日の③③着も、もっと上位に食い込むチャンスがあった。過信禁物。

2012_0426_0668 ★西島義則…誰もが認める上位~抜群レベル。回り足~ターン出口のレース足が小気味良い。
★大嶋一也…悪くはないが、伸びがしっかりある分、出足がやや甘い? 大嶋パターンとはまだズレている気がする。
★岡本慎治…伸びが凄いことになっている。その分出足~回り足が平凡そう。大嶋をさらに極端にしたイメージ。
★倉谷和信…前検から悪くなかったはず。やっと本人としっくり噛み合って、試運転の良さを実戦でも生かせるようになったという感じ。出足~行き足は相当なはず。

山室が来た!

「名人戦に来た!」というだけでも嬉しい山室展弘なのだが、この「来た!」はもう一段上のレベル。ピンピン2連勝で、予選3位に突入したのだ。しかも、ド迫力の連勝だった。まず3Rは、5コースからのまくり差し。なんというか、全体重をかけて内の艇に覆いかぶさるような重厚な割り差しだったな。普通、まくり差しといえば軽快峻烈なものだが、ジローーーッと相手を睨み付けて道の脇にどかせるような感じ。がっつりコブシが利いていた。
 後2012_0426_0992半11Rは、4カドからスタート一撃でインの岡本慎治まで呑み込んだ。岡本が伸び返していたのでまくり差しもある展開だったが、「ドゥリャーーーーッ!!」という感じで握り潰した。インが西島(12Rで張り倒し)だったら、とんでもない大競りになっていただろう。
「(イン岡本が)人格者ですからね。みんな人格者ですから」
 インタビューも絶好調だ。
「向かい風、強かったですねぇ……人生と一緒」
 勝つたびに冴え渡るヤマムロ節。このままの勢いで最終日のテッペンまで登り詰めたら、いったい表彰式はどんなオンステージになってしまうのか。見たい……マジで見てみたいぞ、山室さん。「もう、お腹いっぱいですわ」なんて言ってないで、最終日に新たな「ヤマムロ伝説」を作ってくれ~!!

集中連載『今日の万谷親ビン』……⑥④着/節間勝率4・75

2012_0426_0233  鬼門の4、5号艇を、乗りきることができなかった。4Rは完全なスタート負け。3コースの北川幸典がコンマ11と突出し、一気にまくりきったこのレース。4カドの親ビンにとっても絶好の展開だったわけだが、コンマ25では密着マークできない。北川から虚しく千切れ、差し場もないままズルズル後退した。これはもう、弁解のしようがない大敗。
 惜しかったのが、後半8Rだ。5コースの親ビンは、スリット後に内の池上正浩(万谷応援隊長w)を1艇身出し抜いた。私の予想は「池上応援隊長が絞りまくり、親ビンのマーク差し一閃」だったのだが、これはこれで文句はない。迷うことなく、艇をぶん回す68歳。惜しくも逃げる鈴木幸夫には届かなかったものの、ガッチリ2番手に取り付いた。

2012_0426_0268  このまま2着を死守すれば、明日に望みがつながる!!
 アタマ舟券しか買っていない私は、“副応援隊長”に専念だ。親ビンのすぐ後ろに、西島義則が貼り付いた。SG7Vの安芸の闘将に、ツケマイを食らわす親ビン。
「決めろっ、親ビーーン!!」
 嗚呼、西島の鬼神の如き小回りターン、速いこと速いこと。親ビン、3番手に後退。ただ、このまま3着でも、明日はピン条件で準優に手が届くはず。なんとか首がつながったか。

2012_0423_0270  と思った瞬間、後方から猛然と追い上げる艇あり。それは……開会式で「今節は万谷さんの応援に来ました」と高らかに宣言した池上隊長、その人ではないか!
 ま、まさか、西島に突進して、親ビンを援護するつもりなのかっ、隊長!?
 そうではなかった。池上隊長が猛攻撃を仕掛けた“敵”は、万谷親ビンだった。鋭角差しやら切り返しやら、あの手この手で親ビンを出し抜こうとする池上隊長。
「た、隊長、そんなーーーーっ!!」
 叫んではみたものの、当たり前のことなのだな。水面では先輩も同県もなく、無邪気にガムシャラに走り続けてきた面々だからこそ、この名人戦の舞台にいるのだ。むしろ、池上のこの執拗な攻撃は、万谷親ビンへの敬意でもあるだろう。
 これ対して親ビンは、どうしたか。微塵も臆することなく、スロットルレバーを握り続けた。外、外、外、の全速マイ。最後の最後まで同県のふたりは激しく攻め合い、最後はハナ差だけ池上が先んじた。無念の4着……。これで明日は1着でも5・80、予選突破に黄信号が点る4着になってしまった。

2012_0426_0239  だがしかし、それにしても。この8Rの万谷親ビンの走りときたら、もう。
★1マーク…ぶん回り
★2マーク…ぶん回り
★2周1マーク…ぶん回り
★2周2マーク…ぶん回り
★3周1マーク…ぶん回り
★最終ターンマーク…ぶん回り
 6個のコーナーすべて全速握りマイ、敵をことごとくまくりかツケマイで引き波に沈めようとしたのだ。こんな68歳、他にいるかっ????(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――春の風

 風が一向に収まらず、水面には白波も目立った3日目。しかし、風が雲を吹き飛ばしたのか、終盤の時間帯には快晴となり、風を感じない場所ではなんとも気持ちいい春の空気。そんな陽気だからなのか、整備室にもなんとものどかな光景が見られたのでありました。
2012_0426_0193_2  そもそも、岡孝が完全に整備室の主になっているのである。整備しまくってる? いや、リードバルブ調整所にただ座っているのだ。たたずんでいるのだ。整備室内に目を向けて、緩やかな時間を過ごす。時折、整備や点検をしている選手に声をかけて、セクシーな笑顔を見せたりして。岡にとって、いちばん居心地のいい場所がそこなのか? そう思いたくなるほど、岡はただただ、そこに座っているのである(その理由を尋ねようと思ったが、「ヒマそうですね」みたいな質問になるんじゃないかと躊躇しております)。
2012_0425_0663   今日はそこに、さらにズラリと選手の顔が並んだ。11R後のことだが、瀬尾達也のエンジン吊りに馳せ参じた岡が、モーターを整備室に運んで、その近くにいた今村豊と立ち話を始めた。その間に、岡の定位置には山口博司がすわって、のんびりした表情。さらに、その隣に亀本勇樹、大川茂美、森脇徹と並んで、微笑みを浮かべつつ、静かに整備室内を眺め始めたのだ。そこに陽が当たっていたら、ほんと、縁側の日向ぼっこのようですね。匠サロンに穏やかな時間流れる春の午後、というか。で、今村との立ち話を終えた岡は、すっかり混雑したベンチのいちばん端っこの定位置に、割り込むようにふたたび収まる。やっぱ居心地いいんでしょうなあ。今日はちょいと一日ドタバタしていた私ですが、夕刻に素敵なベテランたちの柔らかな姿を目撃して、すっかり癒された次第でありました。
2012_0425_0532  もちろん、彼らはただ和やかに集っているわけではないぞ。なかでも、大川茂美は、何度も何度もギアケース調整をしているのを見かけている。青山登さん曰く、大川は成績こそ伴っていないが、足はいいとのこと。それが飽くなき整備の賜物であったとするなら、明日以降も穴の使者として気を配っておくべきだろう。
 ともあれ、皆、自分の仕事をきっちり終えた後の、和やかタイムというわけなのだ。まあ、なぜ控室ではなく整備室で、という疑問もあるにはあるんですけどね。いいタイミングがあったら、ちょいと聞いてみよう。

2012_0426_0734  風のないところはのどか、といえども、風がしっかりあたる場所、特に水面ではそうはいかない。午前ピット記事で、山室展弘がスリット写真を見ながら……という話を書いているが、後半の山室も同じように、スタート展示後にじっくりとスリット写真などを覗き込んでいたものだった。
 つまり、なんだかんだ言いながらも、山室はしっかり準備をしてレースに臨んだのだ。11R、山室はゼロ台スタートを決めてカドまくり! 風を制してみせたわけである。これぞ、個性派実力者の真骨頂であろう。
 レース後の山室はさすがにニコヤカ。「水野さーん、すいませんでしたー」なんて笑顔で言われたら、真っ先に飲み込まれた水野要だって「どもー」と笑顔になるというものだ。井川正人も、岡本慎治に捌かれ3着という結果が悔しくないわけがないけれども、山室との感想戦ではダンディに笑っているのであった。
2012_0426_0647  で、不思議に見えたのは岡本慎治。山室は実はレース後真っ先に「慎治、ごめーん」と岡本に歩み寄っているのだ。声をかけられた岡本は、振り返って山室の姿を認めると、なぜか深く腰を曲げた。まるで先輩に健闘をたたえられた後輩、という図に見えるものだったのだが、この2人、同期である。地元の大一番で1号艇を活かせず、呆然とする中で声をかけられて咄嗟に出た仕草だったのか、それとも同期と言えども年齢が違うといろいろあるのか、よくわからないけど、とにかく妙な光景に思えたのであった。
2012_0426_0197  不思議な光景といえば、新良一規のことも記しておこう。12R発売中、閑散としていた装着場を一人歩き回る新良。右へ左へ、フラフラというわけではないが、無軌道に歩いている姿を見て、思わず「徘徊?」という言葉も失礼ながら浮かんでしまったわけだが、よく見るとヒモ付きのマグネットを手にしている。ペラ装着の時に落ちる鉄くずなどを拾い集めているのだ。つまり、装着場のお掃除。言うまでもなく、これは本来は新兵の仕事。しかし新良は、手が空いている人がやればいいのだとばかり、地元という意識もあってか、受け持っていたわけである。もちろん自ら買って出たものであろう。不思議な光景と書いたが、それは「新兵仕事」という先入観があるからであって、排除して見れば押しつけがましくもない自然な雰囲気。新良の人柄と、特に整備などする必要はないという余裕を感じた次第でありました。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

予選3日目を終了し、明日が勝負駆け。なんだかんだで今村豊が予選トップなのだから、さすがですな~。ボーダーを6・00とすると、その今村を含めて7名が当確。大嶋一也も6着を並べなければOKなので、8つの席は埋まったと言っていいかも。ドリーム組がそのうち5名というのも、さすがであります(倉谷和信の勝負駆けに注目!)。なお、下記は明日1走1着、2走連勝で1点足らずの選手まで掲載しております。

1 今村豊   当確
2 井川正人  当確
3 山室展弘  当確
4 西島義則  当確
5 吉本正昭  当確
6 大嶋一也  5・6着
7 日高逸子  当確
8 新良一規  3・6着
9 岡本慎治  当確
10 鈴木幸夫  4・4着
11 藤井定美  4・4着
12 池上正浩  5着
13 瀬尾達也  5着
14 松野京吾  4着
15 倉谷和信  1・6着
16 富山弘幸  3着
17 北川幸典  3着
18 亀本勇樹  3・3着
19 川名稔   3・3着
20 古場輝義  2着
21 山口俊英  2着
22 高橋淳美  2着
23 中村裕将  2・3着
24 岡孝    2・2着
25 西山昇一  1着
26 篠原俊夫  2・2着
27 占部彰二  2・2着
29 万谷章   ※1着相手待ち
30 新井敏司  ※1着相手待ち
33 山﨑毅   1・2着
34 山口哲治  1・2着
37 田上晋六  ※1・1着相手待ち


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“本紙予想”名人戦3日目後半

7R 
1コース想定=富山 まくられ率10.9% 差され率39.1%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.3%
松野も内志向で進入難解な一戦。大嶋が自在に抜け出す。
◎大嶋 ○富山 ▲原田  
3連単6-15-全

8R 
1コース想定=荘林 まくられ率18.2% 差され率29.5%
2コース想定=鈴木 逃がし率43.2%
スローの進入微妙。西島がセンターから豪快に攻める。
◎西島 ○山口 ▲万谷 △荘林   
3連単4-651-全

9R 
1コース想定=山口 まくられ率8.6% 差され率42.9%
2コース想定=増田 逃がし率43.9%
増田の逃がし率の高さを重視して、山口の逃げ切り狙う。
◎山口 ○今村 ▲北川 △森脇  
3連単1-354-全

10R
1コース想定=西田 まくられ率21.4% 差され率31.3%
2コース想定=西山 逃がし率50.0%
西山を壁にして西田の逃走狙い。西山イン主張なら、川名の自在攻め。
◎西田 ○川名 ▲日高 
3連単4-35-全 3-5-全

11R
1コース想定=岡本 まくられ率12.5% 差され率13.9%
2コース想定=山﨑 逃がし率28.1%
山室の4カド戦を狙いたい。
◎山室 ○瀬尾 ▲岡本 △井川    
3連単4-516-全 

12R 
1コース想定=西島 まくられ率14.3% 差され率22.9%
2コース想定=松野 逃がし率34.9%
西島がインから豪快逃げ。
◎西島 ○藤井 ▲松野
3連単1-36-全


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THEピット――波乱の風!?

 また天候が変わった。雨が上がったのはいいのだが、風向きは昨日の追い風から向かい風へ。しかもけっこう強めに吹いている。1Rと2Rの競走成績を見れば、風速7m。波高も7cmと記されている。
 もちろんそんな状況に音を上げるような百戦錬磨たちではないのだが、それでもスタート勘の修正はなかなか大変な様子。掲示されたスリット写真をチェックするのは、レース本番のものであれ特訓のものであれ、選手の動きに組み込まれているルーティンのようなものだが、今日は各選手ともそこで滞留している時間が長いように思える。写真を指差しての感覚談義も頻繁に見かけられた。
2012_0425_0771  たとえば、山室展弘と岡孝が、スタート特訓のスリット写真の前で、写真に目を向けながら、話し込んでいる。山室が自分のものらしい艇の舳先に指を置くと、岡は天を見上げるくらいの大笑い。山室はクスリとも笑わずに、さらに別の写真を指さして言葉を連ねていっており、語る材料には事欠かないわけである。山室は、3Rのスタート展示後、スタートタイミングを確認して首を傾げてもいた。半艇身ほどのフライングだったのだが、向かい風を見越して踏み込んだはいいものの、やっぱり勘とはズレていた、ということだろう。そして本番はコンマ28だから、厄介な向かい風なのだ。ま、それでも山室はまくり差しで快勝しているわけですが。
2012_0424_0594  1Rの新良一規も、スタートタイミングはコンマ31。1コースと2コースがゼロ台を決めており、スリットでは明らかに後手を踏んだ格好なのだが、まくり差しを決めて突き抜けている。レース後の勝利者インタビューでスタートタイミングを知ったらしい新良はさすがに苦笑い。もちろんスタートタイミングなんて遅かろうが勝てばいいわけで、その分の快笑も見せてはいたのではあるが。
2012_0424_0971  2R2着の古場輝義は、自身はコンマ16と悪くないスタートを決めたが、2コースと3コースがヘコんでしまい、それを利して攻めた中西宏文に乗った倉谷和信のまくり差しを許している。レース後、エンジン吊りを終えると、水野要とともに苦笑を浮かべながら掲示板へ。スリット写真を見て、中ヘコミっぷりにさらに苦笑が……と思ったら、古場が指さしているのは1コースの部分。どうやら自分のスタート勘について水野と話しているようで、相手がどうこうではなく、まずは自身のスタートが気がかりだというわけだ。
2012_0425_0008  これはあくまで今村豊が、ということなのだが、強い向かい風のほうが強い追い風よりスタートは怖いのだそうだ。向かい風の分早く起こすわけだが、その感覚が難しい、と。早く起こしすぎればフライングになってしまうし、途中でそれに気づいて放れば全速スタートができない。スタート展示F→本番コンマ28という山室はその顕著なケースでしょうかね。このまま強めの向かい風が吹き続ければ、波乱の展開を呼ぶスリット隊形がまだまだありそうだなあ。

 さてさて、そうした状況で迎える予選3日目。準優進出のためには、気が抜けない1日である。今日の大敗は明日を待たずしての終戦につながりかねないし、勝負駆けを少しでも有利な条件で迎えるためにも3日目はけっこう重要である。
 だからなのか、あるいは匠たちの手法ということなのか、SGに比べて整備室もペラ室も選手の姿が多いように思えた。SGでは、3日目には整備室が閑散とすることも多いのだが、今日は大きな整備をしているわけではなくとも、整備室に選手の姿をよく見かけた。
2012_0425_0645  たとえば篠原俊夫や高橋淳美はギアケース調整。まあ、下関の整備室は珍しく、ギアケース調整所が整備室のいちばん手前(装着場側)にあるから、よく目立つということかもしれないけど。しかし、篠原はここまで得点率6・00であって、決して一日早い勝負駆けを強いられる立場ではない。しかも、10R1回乗りと時間には比較的余裕があるのだ。それでも早い時間から整備室に入っているという点に、何か意味を見出すべきだろう。
 悪条件でも音を上げず、好条件でも緩めず、匠たちはひたすら全力を尽くして、水面に興奮を立ち上らせるのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H迷人の『穴・極選』3日目

 原田順ちゃんを狙ったまではよかったけど、極選指名レースを誤ったHです。まさか、1号艇のイン逃げで万太郎になるとは……(←ヒモ抜け><) ならば、今日は徹底イン戦の個性派レーサーで高配当をゲットしましょう!

10R
 ①西山昇一
 ②篠原俊夫
★③川名  稔
◎④西田  靖
 ⑤日高逸子
 ⑥中西宏文

進入412/356

 エース&節イチと謳われる逸子ママが半端なく売れてます。もちろんパワー圧勝もありますが、5コース想定でこの人気は被りすぎ。やや気配落ちでは?という直感もあって、ここはバッサリ斬り捨ててみます。今節、すべてインを取りきっている西田の逃げ。前半1R、ワーストから中の下あたりまで上昇してました。スタートも、5戦連続のインコースならバチッと行けるはず。多少パワーが甘くてもSと展開一本で勝てるのがインコースですからね。4コースで日高より先に攻められそうな川名(昨日、今村に再逆転勝ち)とのウラオモ勝負。

3連単★4=3-全


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本日の“本日の本紙予想”名人戦3日目

どもども。Kです。今日の予想は朝、宿泊先でひねり出したものですが、進入読むのが難解なレースがいくつもありました。でも、それがボートレースの面白さ、ですよね。名人戦はやっぱいいな~、と改めて実感した次第であります。

1R
1コース想定=西田 まくられ率31.1% 差され率40.0%
2コース想定=内山 逃がし率25.8%
西田イン獲り想定。コース動いて新良が差す。
◎新良 ○平岡 ▲西田 △内山
3連単6-321-全

2R
1コース想定=古場 まくられ率16.9% 差され率20.8%
2コース想定=大川 逃がし率31.7%
倉谷動いて進入もつれるか。大川が2コース主張から差すと見た。
◎大川 ○古場 ▲倉谷 △山口 
3連単2-165-全

3R
1コース想定=石川 まくられ率36.5% 差され率27.0%
2コース想定=西山 逃がし率50.0%
西山の逃がし率の高さに着目して、石川の逃げ狙う。
◎石川 ○富山 ▲山室
3連単1-45-全

4R
1コース想定=三宅 まくられ率12.2% 差され率42.9%
2コース想定=村田 逃がし率35.7%
北川の握り攻めに乗って、瀬尾がまくり差し。
◎瀬尾 ○北川 ▲三宅 
3連単6-31-全

5R
1コース想定=亀本 まくられ率18.2% 差され率25.0%
2コース想定=岡本 逃がし率23.1%
岡本が2コースから巧みな捌き。
◎岡本 ○亀本 ▲岡
3連単2-14-全

6R
1コース想定=山口 まくられ率35.4% 差され率12.5%
2コース想定=山﨑 逃がし率39.3%
山口がしっかり先マイして逃走。
◎山口 ○日高 ▲井川
3連単1-45-全

後半はのちほど。


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匠の決闘! 3日目!

おはようございます。第13回名人戦も3日目を迎えました。予選は折り返し地点を過ぎて、勝負がかかってくる選手もいます。今朝の下関は雨は上がりましたが、風向きが変わって強めの向かい風。波乱の気配……。

2012_0425_0081 女子会!?

(PHOTO/中尾茂幸)


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下関・名人戦TOPICS 2日目

今日のイン成績
①③①⑥②③⑤①②④①①
1着率42% 2連率58% 3連率75%

2012_0423_0437  2連、3連率は昨日とほぼ同じで、1着率(昨日は17%)だけが極端に上昇。つまり、昨日よりインがぐっと勝負強くなった。向かい風→追い風などもあるが、やはり「スタートが揃いはじめた」というのが最大の要因か。最近の記念は、日程が進むほどにスタート一線=イン逃げ決着が増える傾向があり、明日もイン逃げが半分がた決まりそうな流れだ。こうなると、穴党はお手上げ? ただ、今日は8Rで原田順一が逃げきって200倍近い大万シュー、さらに銘柄の日高逸子がイン逃げ楽勝だった11Rでも140倍ほどの穴になっている。ヒモ次第では、十分に万太郎も狙えるのだ。その布石を築いているのが、次のデータだ。

今日のドリーム組
②①⑤①①②②⑤②①①①
1着率50% 2連率83% 3連率83%

2012_0425_0237  昨日の12Rドリーム戦に出場した6選手は、今日すべて2回走。下関の番組さんは、そののべ12走を、すべてのレースに振り分けた。つまり、1レースに必ずドリーム選手がひとり参戦したわけだ。結果は……さすがの安定感。4~6枠が7人もいたのに、上記のイン成績を軽々と上回ってしまった。選手別では大嶋一也がピンピン連勝、西島義則、今村豊、日高逸子が1、2着。この4人でオール8連対の荒稼ぎ! ただ、8Rで岡本慎治が5着に飛んだりすると、イン逃げでも200倍近い高配当になったりするわけだ。明日のドリーム組も、きれいにひとりずつ散らばっている(全9走)。銘柄級&イン選手の取捨をパズルのように組み合わせ、妙味のある解答(的中舟券)を導き出してほしい。

2012_0424_0667  もうひとつ、名人戦らしい特徴として「スタート展示と本番で進入コースがガラリと変わる」という点に注目すべし。特に、スタ展示6コースの選手は要注意。アウトが嫌われてオッズが激増し、実戦では4カドであっさり2着なんてケースが昨日から頻発している。今日は11Rの高橋淳美がこのパターン。スタ展6コースで最低人気になったが、本番は枠番の5コースを守り、しっかり日高に次ぐ2番手を取りきって万シュー決着。
「スタート展示=人気変動の裏をかいて儲ける」は舟券の鉄則だが、動きの激しい名人戦では殊更に重要な法則だと思うぞ。

パワー所感

2012_0425_0425  2日目の実戦を見て、パワー番付をマイナーチェンジしておきたい。まで、S級指名していた吉本正昭だが、伸び一辺倒で回り足が厳しいことが判明した。11Rの2コースから、普通にマイシロがあったのに日高らの引き波を超えられずズリ下がり。道中でも引き波で苦しんでおり、接戦での弱さを露呈してしまった。S→A(しかも伸び限定)に降格。

2012_0425_0264  代わってA→S昇格が井川正人。昨日は凄まじい回り足で差し一閃、今日はゴキゲンな行き足でひとまくり。今のところ、死角らしい死角が見当たらない全部が抜群という感じ。もっとも、無傷の2連勝では配当的な妙味はかなり薄くなってしまったが……今日の8R②井川-③倉谷で2連単700円というのが勝負どころだったのかっ??(←5枚ポッキリ……><)

2012_0425_0203  それから、順当に②①着だったが、Sクラス日高の足は、昨日ほどではなかった。据え置くけれど、過信禁物。

あ、チルトサンダー田上もスリット付近の伸びが落ちたような……全速かどうか不明なので、「?」付きの据え置き。

集中連載『今日の万谷親ビン』…2着/節間7・00

2012_0425_0210  あわや、1着??
 凄いメンバー構成の10Rで、68歳の万谷章が激走した。どんだけ凄い面子だったかというと、イン屋のドン鈴木幸夫、艇界きっての異端児・山室展弘、永遠の女番長・鵜飼菜穂子、ミスター競艇・今村豊……そして、競艇(ボートレース)60年史の沿革をなぞるように地道に地道に99Vを積み重ねてきた万谷親ビン。もしも6号艇が走る人間国宝・加藤峻二だったりしたら、永久保存版にしたいような番組だったぞ(実際の6号艇・昭生さん、すいません><)。
2012_0425_0226  そして、こんな錚々たるメンバーを相手に、万谷親ビンの68歳差しが炸裂した。昨日に続いて、バック先頭に!
「オ、オ、オヤビーーーーーンッッッ!!!!」
 親ビン頭決め撃ちで手広く流していた私は、脳汁を撒き散らかした。が、雌雄を決する2マーク、ミスター競艇の元祖・全速ターンが襲い掛かる。地味な小回りで応戦する親ビン。凌げるか、出切られるか……出切られた。足は親ビンに分があったが、スピードが違いすぎた。艇史を根底から覆した天才の、その必殺技に屈した。それでも、後続を危なげなく振り切って2着キープ。昨日の3着も含めて、節間勝率7・00で十分に準優ボーダー圏内だ。

「1周バック2012_0425_0216 までならピンピン10・00だった」なんて野暮なことはいいっこなし。明日は鬼門中の鬼門4&5号艇だが、今節の伸びならなんとか展開を突いてくれるはず。“68歳の勝負駆け”をしかと見届けよう!(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――偉人たちの肖像

2012_0425_0365  9R、逃げた西島義則、まくり差した山口博司、差して残した亀本勇樹が接戦。結果、亀本が2マークで抜け出して先頭に立っている。2着には西島で、師弟ワンツー。激戦であり、興味深い結果となった。
 レース後、カポック脱ぎ場で西島は大きな声でレースを回顧していた。そこに山口があらわれ、笑顔で感想を交わし合う。バック、西島はグイグイと伸びて、内の山口を抑え込みにかかっている。「コカしたらいけんけ、どう攻めたらいいか……」西島はそんなふうに言って顔をほころばせ、山口もうんうんと頷きながら、笑顔を返していた。
2012_0425_0671  勝った亀本は、もっとも遅れてカポック脱ぎ場にやって来ている。西島との会話を終えた山口が、亀本の腰のあたりに軽く手を回すようにして健闘をたたえた。「たいしたもんじゃ~」。山口の賛辞に、亀本は3度4度と首を振って謙遜。ぺこりと頭を下げて、敗者への礼を尽くしてもいた。
2012_0425_0286  さあ、師弟の顔合わせ。上位独占の2人は何を語り合うか……と思いきや、西島と亀本は特に会話もせず、よくある「すみませんでした」「ありがとう」的なやり取りもなかったのだった。西島は、報道陣の質問に応えて「カメ」という言葉を何度か口にしてもいたのだが、亀本はそれが耳に入っているのかどうなのか、まったく反応しない。ただ黙々と西島の横でカポックを脱ぐだけだったのだから、不思議なものである。会話を交わさなくとも、伝わるもの、通じ合うものがあるということだろうか。案外こんなものかもしれないな、と思ったりもして。

2012_0423_0311  亀本は朝から本体を整備して(ピストンリングを交換してましたね)結果を出したわけだが、午後の時間帯はさまざまな選手が、レースを終えたあとに本体に手を付け始めている。成績がもうひとつ上向かない荘林幸輝も、黙々と本体を調整しており、パワーアップをはかっている。西田靖は、誰かに話しかけられれば笑顔で返して、しかし会話が終われば真剣な目つきになって本体と向き合っていた。西田は部品を交換したりしているわけではなく、ハマリ具合というのか接地の仕方というのか、それを調整しているようだった。たとえばシリンダ部分を柔らかく指先で撫で、その感触を確かめているのだ。2012_0424_1069 実に繊細な指の動きで、ほんのわずかな違和感を感じ取ろうとしている。そして、鉄の棒を押し当てて、木槌で優しくトントンと数度叩いて調整。その手つきからは、コンマ何ミリ、いや、それよりももっと小さな単位での調整をしているようにしか見えなかった。集中力と、とびきり鋭い感覚が必要とされる整備だ。キャリアを重ね、職人としてのノウハウを蓄積してきたベテランならではの姿だと思った。
2012_0425_0835  なお、10R後には山室展弘も本体整備を始めていた。これまでSGでも何度か山室を見ているけれども、本体に手をつけた場面は記憶にない。
2012_0423_0551  倉谷和信が、遅くまで試運転を続けている様子も印象に残った。SGなどでも、終盤レースの時間帯に試運転をしている選手は多くはなく、木村光宏やよほど機力に苦しんでいる選手以外は、おおむね若手が走っていることが多い。すなわち、倉谷のようなベテランたちは、早々に切り上げるケースが多いわけだ。ま、今節の倉谷は“若手”なんですけどね。しかしそれが倉谷和信なのだから、外野から見ればちょっとした異常事態。倉谷は、もちろん普通の試運転と同じく、水面をぐいぐいと疾走してもいたが、他に試運転している選手がいないこともあってか、スロー水域からの起こしを確認するような動きも見せていた。明日は2R6号艇という出走があるが、動くんじゃないかなー。

2012_0425_0420  今日はハプニングも起きているぞ。昨年の名人戦で、松野京吾にボラが激突し、松野が途中帰郷してしまったことは記憶に新しいし、松野自身、開会式で「ボラにKOされてしまいました」とネタにしていたわけだが、ここ下関でもボラ・ボンバーが!
 襲撃を受けたのは瀬尾達也。試運転中にボラが水面を跳ね、これが体にぶち当たったらしい。ただし、KOは免れている。当たり所がよかったのだ。瀬尾いわく「右太もものあたりにうろこがついていた。ここに当たって、水中に落ちたんじゃないか」。ウェアのズボンは履き替えるハメになったが、体には特に影響はなかったようだ。瀬尾、ボラをKO!? 瀬尾は12Rに出走、敗れているが、ボラよりも大嶋一也のほうがはるかに強敵だったわけですね。
2012_0425_0596  これはハプニングと言っていいのかどうか……。10R、“ミスター競艇”今村豊と“ミス競艇”鵜飼菜穂子が対戦! ボートレースの歴史において象徴的な選手、象徴的な女子選手という偉人2人が激突したのだから、刺激的な戦いだった。しかも、この2人は同期! 48期は、ボートレース史に絶対欠かせない巨人を男女ともに輩出しているわけである。で、鵜飼が「記念に写真撮って!」と中尾カメラマンにリクエスト。緊急撮影会となった次第なのだ。今村は、JLCの勝ち上がりインタビューを受けていたのだが、それが終わって控室に戻られたらたまらん、とばかりに、カメラに映らないところで今村の袖をがっしりとつかまえていた。夜の展望番組をご覧のみなさん、青山登さんの後ろでは鵜飼さんが今村さんをホールドしているのですよ、実は。インタビューが終わり、キョトンとする今村を引っ張っていって、撮影したのがこの写真。腕を組んでご満悦の“ミス”となされるがままの“ミスター”。これは歴史的ツーショットだ! 中尾カメラマン、鵜飼さんにちゃんと送ってあげてくださいね!

2012_0425_0556  さてさて、我々がセクシー番長と呼んで、ひそかに敬慕している岡孝。今日の午後、リードバルブの調整をしている姿を見かけた。すると、その隣に高橋淳美が座り込み、さらに日高逸子もその隣に! 岡にいろいろと話しかけているのだ。もちろん岡は調整の手を止めずに、しかし笑顔を向けて言葉を返す。番長、モッテモテっすね! グレートマザーにも淳ちゃんにも、やっぱりセクシーさは伝わりますか~。今日は2着とリズムアップした岡。明日は快勝してとびきりの笑顔を見せてください!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”名人戦2日目後半

7R 
1コース想定=大川 まくられ率20.0% 差され率34.0%
2コース想定=西田 逃がし率25.8%
池上も動きそうで、内寄りはもつれる。倉谷が捌いて抜け出す。
◎倉谷 ○井川 ▲荘林  
3連単3-25-全

8R 
1コース想定=原田 まくられ率15.4% 差され率35.9%
2コース想定=水野 逃がし率36.7%
田上の6コース一撃を狙う。
◎田上 ○原田 ▲岡本 △水野   
3連単4-152-全

9R 
1コース想定=吉田 まくられ率19.3% 差され率35.1%
2コース想定=亀本 逃がし率28.1%
西島動いて進入もつれれば、山口のカド差しが脅威。
◎山口 ○西島 ▲吉田 △富山  
3連単4-615-全

10R
1コース想定=鈴木 まくられ率19.2% 差され率26.9%
2コース想定=山室 逃がし率36.4%
山室が強攻みせれば、万谷に展開があるかも。
◎万谷 ○山室 ▲今村 △鈴木 
3連単3-251-全

11R
1コース想定=日高 まくられ率8.3% 差され率33.3%
2コース想定=吉本 逃がし率30.2%
強攻派がセンターより外に不在で、日高と吉本の一騎打ち。
◎日高 ○吉本    
3連単1=2-全 

12R 
1コース想定=大嶋 まくられ率16.4% 差され率20.5%
2コース想定=池上 逃がし率33.3%
瀬尾がダッシュからスタート決めて豪快攻め。
◎瀬尾 ○山口 ▲大嶋
3連単4-51-全


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THEピット――朝から精力的な匠たち

2012_0424_0224 「2日目!」で取り上げた亀本勇樹が、朝から本体整備に着手していた。
 先日の浜名湖・新プロペラ制度先行実施の第1戦、H記者とともに浜名湖に張り付いていたわけだが、すべての選手が戸惑いながらプロペラの調整を進めるなか、真っ先に本体整備を始めていたのが、亀本勇樹だった。初日で電気一式を交換し、2日目にはキャブレターを2度交換、そして2日目のレース終了後にはピストン交換に着手。マイペラではない、備え付けのプロペラに選手たちの意識が向くなか、亀本はいち早く本体に注目し、手をつけていたわけだ。
 その一節における亀本の成績は決して良いものとはいえなかったが、しかし3日目には明らかに気配が変わった。それまではかなり苦しい足色だったものが、戦えるまでになったと見えたのだ。今日の整備が、部品の交換を伴うものなのかどうかは、直前情報を見るまではわからないが(僕がピットを離れるまでに交換の様子はなかった)、あの浜名湖を思い出せば、パワーアップして9Rに登場というシーンは十分に想像できる。現場や映像で確認できる方は、ぜひ注目してほしい。

2012_0424_0411  整備室には、その亀本の姿が目立ったくらいで、多くの選手は試運転用係留所や、整備室の奥にあるペラ室で見かけることが多かった。これを書いている今、4Rの直前情報が発表されて、原田順一がピストンリングの交換をしているとのことだが、1Rスタート展示以降にはその様子が見られなかったから、朝イチから交換作業をしていたものと思われる。レースが始まってからの原田はペラ室にこもる時間が長かったのだ。なお、原田のウェアの左尻にはアップリケのような円形のものがついていたのだが、今日よくよく見てみたら、アンパンマンの顔だった。まさか自分で書いたわけじゃないと思うけど……。
2012_0424_0403  10R1回乗りながら、万谷章もペラ室に姿があった。終盤レースだからのんびりしようという発想はまったくないようで、歩く速度は毎年見ているオヤビンスピードだが(ようするに、かなりゆっくり)、早い時間からテキパキと作業をしているのだ。そんな万谷には、山室展弘とか大川茂美とか、後輩たちが頻繁に歩み寄っていて、慕われてっぷりが見てとれる。御年68歳にして、この精力的な動きなのだから、誰だって敬意を抱くのは当然である。

2012_0424_0468  さてさて、1Rは水野要の逃げ切りであった。水野というと、わりと淡々としているイメージがあって、優勝した05年はまだ当サイトが始まる前だったので、名人位を手にして歓喜する様子を知らない。1Rが終わってピットに戻ってきた際にも、水野から特別な笑顔が見られるわけではなく、イメージが更新されることはなかった。
「やりましたねぇ~~~!」
2012_0424_0259  2Rがピットアウトし、待機行動を始めた頃、水面際で観戦していた水野にそう声をかけたのは、北川幸典。すると、水野は破顔一笑!「なぁ~、つかまらんかったわぁ~」と嬉しそうに言葉を返している。北川はいつもの爽やかな笑顔で、それが水野の優しい表情を引き出したという次第。その笑顔がまた、実に人のよさそうな柔らかさであって、めちゃ癒されたのでありました。
2012_0423_0395  で、とにかく笑顔が目立つのは松野京吾だ! 今村豊とは実に仲が良く、名人戦や昨年のダービーなど、揃って参戦した際には行動をともにしている姿はよく見かけられる。今村さんのことだから、冗談飛ばしまくって松野を笑わせてるんだろうなあ。とにかく、二人でいるときには、本当に楽しそうにふるまっているわけである。松野は今村以外の選手と話したりしているときにも笑っていることが多く、1Rでコースを争い、コーナーでも接戦を演じた日高逸子とも、楽しそうにレースを振り返っていた。実力的には名人戦メンバーのなかでは上位のはずだが、なぜかあまり実績を残せていない松野。今度こそ、賞典レースでその笑顔を見たいぞ。
2012_0424_0549  なお、今村豊もなんかゴキゲンっぽいです。一人で歩いているときにも、なぜかニコニコ(ニヤニヤ?)していたし。そのときたまたますれ違ったので挨拶したら、やけに声に張りがあった。もっとも、機力もうひとつのときでも、あまり深刻そうな顔を見せたりはしないのではあるけれども。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H迷人の『穴・極選』2日目

 自分のポカや山室のありえないターンミスなどで、3つの万太郎を取りこぼしたHです。まさに迷人。それでも安い配当を2つ召し取ってプラス1930円。まだスタートが揃いきらない今日で決着を付けちゃいましょ。10R万谷オヤビンにも食指が動きますが、今日は早いレースで勝負!

4R
★①鵜飼菜穂子
 ②吉田  稔
◎③原田順一
★④大嶋一也
 ⑤占部彰二
 ⑥北川幸典

進入124/356

 完全に人気の盲点なのが、博多のジジアイドル順ちゃん。昨日は展開なく6着でしたが、スリット付近の行き足~伸びは上々でした。こと名人戦になると握りっぷりが過激になる順ちゃんのこと、大嶋を入れておいてカドから一気にズドーーーーーンがあると思います。一撃決着なら、さすがのダンディでも追いつけませんって。順ちゃん、20代のレース、よろしくっ! 現状、3アタマはどれも万太郎のようなので素直に大嶋と、穴パワー鵜飼姐さんへ。

3連単★3-14-全


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本日の“本紙予想”名人戦2日目

ども。Kです。昨日は予想の額面上はぱっとしなかったし、現地で買った舟券も当たらなかったのですが、前日発売で買った押さえ舟券がマンシュウとなり、トータルではちょい浮きでした。味をしめて、昨夜はH記者と飲んだくれながら、前日発売でたっぷり仕込んでしまいましたぞ。10マンシュウクラスの超大穴まで……。本日は予想のほうも当たりますよう。

1R
1コース想定=水野 まくられ率20.8% 差され率37.5%
2コース想定=三宅 逃がし率40.8%
松野、原が動いて内が深くなりそう。日高が引いて自在攻め。
◎日高 ○水野 ▲松野 △村田
3連単3-154-全

2R
1コース想定=川名 まくられ率16.7% 差され率47.2%
2コース想定=内山 逃がし率33.3%
荘林がカドからまくり差しで抜け出す。
◎荘林 ○岡本 ▲川名 △藤井 
3連単4-316-全

3R
1コース想定=篠原 まくられ率14.0% 差され率36.0%
2コース想定=岡 逃がし率35.7%
倉谷がカドからスピードあるまくり差しで突きぬける。
◎倉谷 ○篠原 ▲中村 △森脇
3連単4-156-全

4R
1コース想定=鵜飼 まくられ率37.9% 差され率34.5%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.6%
大嶋が鵜飼にプレッシャーかけながらの差し決める。
◎大嶋 ○鵜飼 ▲占部 
3連単4-15-全

5R
1コース想定=新井 まくられ率17.0% 差され率28.3%
2コース想定=西島 逃がし率38.2%
西島がコース動いて自在攻め。
◎西島 ○新井 ▲新良
3連単5-14-全

6R
1コース想定=平岡 まくられ率20.0% 差され率23.3%
2コース想定=川名 逃がし率24.2%
川名が2コースから差して先頭へ。
◎川名 ○今村 ▲平岡
3連単2-61-全

後半はのちほど。


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匠バトル2日目!

おはようございます。下関名人戦、2日目でございます。曇り空となった今日の下関、天気は下り坂になっていくようですね。昨日は真夏日となった地区もあったようですが、今日はやや気温も下がりそう。みなさま体調などにはくれぐれもお気をつけて。

2012_0424_1014 亀本勇樹は本日1回乗り。9R2号艇です。6号艇には西島義則。師匠の前付けを入れるのか、それとも突っ張るのか……師弟の仁義なき戦いに注目!(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――いいなあ、名人戦

2012_0424_0999  整備室の一角にある、リードバルブ調整用テーブル。壁際に細長いテーブルが設置されており、調整時には整備室内には背を向けるかたちとなる。
 岡孝が整備室のほうを向いて、つまりテーブルを背もたれのようにして、すわっていた。時に目を細め、整備中の選手を見つめている。なんだか、縁側でのんびりしている姿にも見えてくる。時は11Rを目前とした頃。岡にとっては、選手の中に身を置いて、何をするわけでもなく時間を過ごすことが、精神統一の手順のようなものなのだろう。
 その隣に、村田孝雄が並んで座った。村田は岡に出走表を示し、指でなぞるような仕草を見せていた。指先は出走表に隠れて見えないが、雰囲気としては「将棋の図面を指でなぞって、どう指されたかを説明している図」。だとするなら、村田は展開を推理しているのであり、岡はそれを興味深く眺めている、というふうにも見えるわけである。村田が岡にアドバイスをしている? いや、それにしては、岡の表情はあまりにも穏やか。後輩の言葉を耳に入れるというわけでもなく、ふんふんとうなずいているようにも思える。
2012_0424_0569  やがて、村田が立ち上がって、整備室内を巡り始める。新兵として参加している名人戦初出場の村田には、当然、いわゆる雑用の任務があるわけだ。その背中を、やはり穏やかな表情で見守る岡。時折、ふっと目元が緩む。
 う~ん、なんとゆったりした時間の流れ。なんと優しく柔らかな空気。名人戦は、時にベテランならではの余裕ある雰囲気をピットに醸し出させることがある。若造には作り出せない空気。長年、勝負の世界に身を置いたからこそ、湧き出てくる穏やかさがある。ヒリヒリした緊張感はもちろんボートレースの魅力だが、こうした和みを肌で味わうのも、また楽しいものである。

2012_0423_0302  などと言いつつ、やっぱり水面は激しい! その数十分後にピットアウトした11R、岡は6コース回りながらも、展開を突いて3着。その展開を作り出したのは、西田靖と新良一規だ。逃げ込みをはかる西田に、新良が怒濤のツケマイ! これを西田が張って、開いたふところに井川正人が飛び込んでいる。さらに平岡重典、岡が差し続いたというわけだ。ここぞという場面では果敢な攻撃を繰り出すのも、名人世代の迫力。スピードやテクニックもボートレースの魅力であるのは間違いないが、闘志が水面から力強く伝わってくるようなガチンコ勝負こそ、やはりボートレースの醍醐味であり、我々が心惹かれる部分のはず。そうした、相手をねじ伏せんとするハートの部分を色濃く表現してくれる名人戦は、やっぱり最高なのだ。
2012_0424_0603  ピットに戻ると、西田はすかさず新良一規のもとに駆け寄っている。「新良さーん、すいませんっ!」。新良に抵抗したことで共倒れになってしまったことを、詫びたというわけか。しかし、西田の顔つきは決して暗くはなく、新良も笑顔で右手を挙げ返していた。古い青春マンガなどによくある、ケンカの果てに友情を結ぶなんていうシーンはちょっとクサいなんて思ったりするわけだが、真っ向勝負はたしかにお互いに信頼感を生んだりするものだ。まして、そうした戦いを何十年も繰り広げてきた同士が戦う名人戦なのだから、インを潰すためにまくることも、インがまくりを張ることも、何の遺恨にもならない。もちろんそれは名人戦に限らないけれども。
2012_0424_1038  その二人のもとに駆け寄った井川も、勝者の符丁ともいえる「すみません」を口にしている。いや、口にまではしてなかったかな。しかし、口にしなくても思いを伝えるために、とりわけ展開を作った西田と新良には真っ先に駆け寄った井川だったわけだ。
 こうしたシーンは、言うまでもなく、SGなどでも頻繁に見かけられる光景。しかし、名人戦の舞台では、また違った意味を見出したくなるのはなぜだろう。ともあれ、今年もそんな名人戦の戦いを間近で味わうことのできる幸福を感じまくった初日である。

2012_0424_0761  村田の話を少し書いたが、その村田は名人戦初参戦。それで登番が若いわけだから、新兵の仕事をしているわけだ。村田以外にも、高橋淳美や大川茂美が忙しく動いている姿は目にしていて、倉谷和信もドリーム戦出走ということで午後は自分の作業を優先していたが、場面によってはスーパー新兵として走り回る様子が見られるだろう。で、もう一人、名人戦3年目の日高逸子もまた、昨年や一昨年と同じように、駆け回っているのだ。この人の気の回し方は本当にすごい。まさしくグレートマザー。特に今年は女子選手の後輩も参戦しているのだから、しかもドリーム戦に出走するのだから、そこまで動き回る必要はないのに(と第三者には思えるのに)、日高は高橋とともにあかくみ(スポンジ)を配って回ったりしているのだ。
 ま、アシに余裕があるから、かもしれませんけどね。ドリーム戦は今村豊との競り合いを制して2着。明らかに気配は上回っていましたな(でしょ、H記者?)。水の上では強く、陸の上では尽くすグレートマザーは、本当に魅力的なのであります。さすがに女子王座でここまで雑用っぽいことをすることはないから、これも名人戦の楽しみのひとつ、なのかな。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2012_0424_0299 原ユッキー由樹夫のこんな笑顔に会えるのも名人戦の楽しみ!

2012_0424_0749 そして、こうした真摯な表情とのギャップもまた、素敵なのであります!


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THEピット――気持ちいい春の笑顔

2012_0423_0281  毎年のことだが、匠たちの精力的で若々しい動きには、若輩者として感服してしまうのである。
 開会式記事をアップして、ピットに入ったのは1R終了後。装着場には選手の姿が少なく、かわりに試運転用係留所は満艇状態。ブルルンとモーター音はピットに鳴り響き、信号灯が青に変われば、次々に水面へとボートが飛び出ていく。試運転から戻れば、軽快な足取りでペラ調整室や整備室に向かい、なかには駆け足で移動している選手もいる。
 僕もあと5年で名人世代。しかし5年後、この偉大なる先達のように動けるかといえば、まったく自信はない。だいたい今日だって、のたりのたりとピットに入り、腰が痛いの膝が痛いのと溜め息をついているのである。僕にとって、名人戦はおおいなる取材の場であると同時に、自らを省みて襟を正す機会にもなっている。
2012_0423_0159  そうしたなか、年輪が醸し出す味わいを見せてくれる選手もいて、これがまた癒しとなる。
「天気がええのは、ええですなぁ~」
 すれ違いざま、原由樹夫が目を細めながら、声をかけてくる。その好好爺然とした様子は、たしかにベテランの姿でもあって、水面での激しい走りとのギャップに人間としての厚みを思う。ほんと、気持ちいいですよね~、と返すと、原の目はいっそう細くなった。
「はい~」
 飄々と去っていくユッキー。で、ものの1分後にはカポックを手に係留所へと駆け下りていくのだから、頭が下がるのでありました。

 そうした様子を見ながら、ほのぼのとしていると、非常に気持ちのいい笑顔が目につく春の日なのだった。
2012_0423_0073  3R、4カドからまくって展開を作った富山弘幸のまわりには、笑顔の輪ができあがっていた。吉本正昭に差されての2着ではあったが、スタート決めて、まくって、という走り自体は渾身であっただろう。出迎えた高橋淳美が華のあるスマイルを向けると、古場輝義も富山に声をかけてスマイル。2012_0423_0786 それに富山がスマイルで返すと、高橋が古場をからかうように矯正を浴びせてみんなでスマイル! 中西宏文も、いい笑顔で会話に加わっていた。
2012_0423_0795  高橋は、2Rで1着2着を分け合った森脇徹ともその後に話し込んでおり、ここでも笑顔が目立っていた。やっぱり淳ちゃんは今節のアイドルで決まり! で、森脇は高橋の笑顔を前にしても、淡々とした真面目な表情をいっさい崩すことがなくて、そのお人柄がうかがえるのであった。うん、渋いね、森脇。
2012_0423_0754 2012_0423_0191  装着場の隅のほうでは、「ほっほっほー」と太い声の笑い声が聞こえてきた。新良一規だ。シャープな輪郭の新良は、大口を開けて笑うという感じではなく、しかしおかしそうに目を細めて、西島義則の話に耳を傾けていた。
 ペラをモーターに装着していた西島が「そういうわけじゃないけど、様子見ていってみてね~」なんて言っている声が聞こえてきた。ん? 西島は何か秘策あり、なの? それを聞いて、新良は大笑いしていた? とりあえず、12Rの直前情報や進入も含めたレースっぷりに注目しておこう。
 で、笑顔というのは常にポジティブな感情をあらわすわけではない。苦笑いってものもありますからね。3R、コース動いたものの3コースまで、富山弘幸のまくりを真っ先に浴びるかたちとなった鈴木幸夫。控室に戻り際、スリット写真を覗き込んで、鈴木はザッツ苦笑いとでもいう表情を見せていた。鈴木が去ったあとに確認にいくと、あらあ、スタートを決めた富山に大きくのぞかれてしまっている。そりゃまくられるのも仕方ないよなあ、と、なぜかこちらまで苦笑いが浮かんできてしまったのだった。悔しい時の笑みって、こういうものですよね。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”名人戦初日後半

7R 
1コース想定=占部 まくられ率17.8% 差され率31.1%
2コース想定=原 逃がし率34.7%
荘林が攻めれば、新井に展開が生まれそうだ。
◎新井 ○占部 ▲岡 △荘林  
3連単4-153-全

8R 
1コース想定=山﨑 まくられ率20.6% 差され率30.2%
2コース想定=北川 逃がし率38.0%
北川が2コースから自在に攻め切る。
◎北川 ○富山 ▲山﨑 △山室   
3連単2-316-全

9R 
1コース想定=増田 まくられ率41.9% 差され率25.6%
2コース想定=鈴木 逃がし率43.7%
鈴木が意外と逃がし率高いが、増田のまくられ率も高く、もう一度チルト3度田上狙い。
◎田上 ○瀬尾 ▲増田 △鈴木  
3連単6-314-全

10R
1コース想定=山﨑 まくられ率32.0% 差され率22.0%
2コース想定=松野 逃がし率35.2%
3年前の名人・山﨑が先マイ決めて逃走。
◎山﨑 ○松野 ▲山口 
3連単1-24-全

11R
1コース想定=西田 まくられ率21.1% 差され率30.9%
2コース想定=新良 逃がし率32.7%
新良には強攻もあり、差す井川で穴狙い。
◎井川 ○新良 ▲西田 △古場    
3連単3-214-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=今村 まくられ率9.7% 差され率17.7%
2コース想定=大嶋 逃がし率36.6%
今村が大嶋、西島をしっかり止めて逃げ切る。地元ワンツ―本線。
◎今村 ○岡本 ▲大嶋 △日高
3連単1-426-全


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H記者の『穴・極選』初日

 新鋭王座、女子王座ともに節間プラス、この名人戦で「色物GIグランドスラム」を狙っているHです。今日の推奨選手は4R③山室、5R④山口博司、6R⑥篠原、8R⑥山室という感じなのですが、もうひとり、不気味な穴パワーが潜んでいます。

9R
◎①増田弘喜
△②藤井定美
 ③瀬尾達也
▲④鈴木幸夫
○⑤森脇  徹
 ⑥田上晋六
進入142/356か412/356

 キーマンは「チルトサンダー・ススムム」こと田上。節イチ確定の伸び足で一気にまくりきるか? ということで、評判モーター瀬尾との6=3がバカに売れてます。でもね、自力で攻めそうな4カドとチルト3度まくりが両立することって、まずはほとんどないんですよ。田上がちゃんと覗けば、このふたり、どこかで衝突する可能性は高い。朝鮮半島ばりのミサイル攻防戦が起きて、共倒れに……??
 妙なレース足ある増田の1、2着勝負。

3連単★1-45-245、45-1-245

 イン屋がいてアウト屋がいて超抜のカドがいて……こういうSFチックな妄想が楽しめる番組、大好きです!w


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味わい深き開会式!

2012_0424_0147 高橋淳美
おはようございます!(耳に手を当てる)もう一度。おはようございます!(耳に手を当てる)元気出して頑張ります!

 BRO48のセンターは、やっぱりあっちゃん! というわけで、永遠のアイドル・高橋淳ちゃんがかわいく元気に決めてくれた、名人戦の開会式。みなさん、我々も元気出して頑張りましょう!えっ。BRO48? ボート・レーサー・オーバー・48に決まってるじゃないっすか。苦しいかな……。
 ところで、名人戦の開会式でこっそり楽しみにしているのが、この方。毎年シブく決めてくれるユッキーです。

2012_0424_0029 原由樹夫
傷だらけの俺ですが、ゴール目指して頑張ります!

 F2ジコパンと傷だらけのユッキー。それでもトリッキーなレースを魅せてほしいぞ。
 この方の味わい深いコメントも楽しみなんだよなあ。

2012_0424_0023 原田順一
40代、50代の選手に負けないよう、頑張りましょう、60代の選手。

順ちゃんももちろん頑張る。でも、ともに頑張ろうBRO60のメンバー! ちなみに、今節60代は4名が参戦。60代最年長はもちろん……。

2012_0424_0065 池上正浩
今節は万谷さんの応援団でやってまいりました。頑張れ、万谷章!

誰もが応援する万谷オヤビン! 池上選手ご自身も頑張ってくださいね。というわけで、オヤビン!

2012_0424_0022 万谷章
施行者推薦、ありがとうございます。メイチ! 頑張ります。

 メイチ!という言葉に力を込めた万谷オヤビン。現役選手では唯一の先輩の分まで、メイチ勝負してくれることでしょう。
 そう、やっぱり、あのお方の欠場は残念無念。70代のメイチ、見たかったなあ。下関までやって来ていながら、家事都合での欠場となってしまった千草さんも含めて、グレートマザーがエールを送っています。

2012_0424_0120 日高逸子
加藤峻二さんと渡辺千草さんの欠場は残念ですが、お二人には来年も来てもらいたいと思います。私も来年も出られるように頑張ります!

 そう、二人ともきっと、来年のこの舞台で激走を見せてくれると信じていますぞ。お二人にとって、来年の名人戦はまさしく“二年分の春”となるはずです。
 来年の話をすると鬼が笑うなんてことも言いますが、去年の話をすれば誰が笑う……。

2012_0424_0080 松野京吾
去年はボラにKOされましたが、今年は最終日まで頑張ります。

 そうでしたねえ。ドリーム戦のスタート練習中に跳ねたボラと激突、1走も戦わずして帰郷となってしまったんでありました。下関には、ボラいないのかな……。ともあれ、リベンジを!
 ガラリと変わって、飄々とした味わいのこの方。

2012_0424_0079 山口俊英
山口県のみなさーん。山口でーす。応援してくださーい。

 ウハハ。そう来ましたか。ベッタベタですが、ここまでストレートに来られると、つい笑ってしまいました。で、これに呼応したのが……。

2012_0424_0110 山口博司
山口県のみなさん。僕も山口です。

 あぁ、山口俊英と山口哲治の登番順が逆だったら、3連発が見られたかもしれないのに……。
 つづいてはご家族ネタ。

2012_0424_0054 新良一規
昔は子供6人で名を売ってきましたが、今は孫6人です。

 若々しいおじいちゃんだよなあ。優勝したら、表彰式にはファミリーがずらりと勢揃いするシーンが見たいっす。子供6人で名を売る男と言えば、H記者なのですが(新良家とH家で賞金王決定戦ができますね)、その同級生のこの人は……。

2012_0424_0073 西島義則
今年の秋で51歳になりますが、妻は29歳、子供は上から5歳、3歳、2歳……。

 今年の夏で51歳になりますが、妻は29歳、子供は上から23歳…(中略)…2歳。byH記者。西島さんもH記者も、めちゃ若いっす。ちなみに、H記者は孫はまだです。
 お待たせしました。皆さん、TGS6オンステージです!

2012_0424_0133 田上晋六
そこのおじさん。帽子にメガネの。おいくつですか? 年です、年。さっきの人形のキャッチの仕方、素晴らしかったです。今節はチルト3度のペラしか持ってきてません! 僕から買うとオッズが下がるので、薄目にお願いします。

 開会式の新境地、客いじり! 初めて見たような気がしますな。さすが新プロペラ制度のファーストチャンプ。そして、オールチルト3度宣言! TGS6(もちろんタガミスス6の略です)がこんなにもファンキーなエンターテイナーだったとは……。
 で、他にも作戦に言及した選手が何人か。

2012_0424_0045 鈴木幸夫
勝っても負けても、コースは内寄り!

 幸夫さんはそうこなくっちゃ! 進入からかき回してくれるのを期待していますぞ!

2012_0424_0058 鵜飼菜穂子
今節は6コースも行ってみたいと思います。

 う、ウソッ!? 見てみたいけど……。ま、まさかのチルト3度も!? というわけで、今年も味わい深き匠の祭典、開幕です!(PHOTO/中尾茂幸)


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本日の“本紙予想”名人戦初日

ども~。Kです。みなさん、前日発売、利用しましたか? 私はちょちょいと買ってみましたよ~。昨夜はH記者を捨てて、某熱き魂の解説者と食事をしたのですが、ホテルに戻ったら10時30分過ぎ。大慌てで1~3Rを小銭買いしたのでした。というか、残高が足りてませんでした……。
さてさて、総理杯は惨敗だった“本紙予想”。戸田の仇を下関で討つべく頑張りますので、今節もどうぞよろしくお願いいたします。

1R
1コース想定=瀬尾 まくられ率10.4% 差され率19.4%
2コース想定=山口 逃がし率39.3%
瀬尾がS踏み込んで逃走決める。北川のカド攻め脅威。
◎瀬尾 ○北川 ▲内山
3連単1-45-全

2R
1コース想定=高橋 まくられ率25.0% 差され率15.0%
2コース想定=万谷 逃がし率25.0%
万谷のジカまくりを狙いたい。
◎万谷 ○原田 ▲高橋 △山口 
3連単2-415-全

3R
1コース想定=村田 まくられ率28.6% 差され率45.2%
2コース想定=西田 逃がし率25.8%
西田、鈴木が動いて内深くなりそう。西田のイン戦まであるかも。狙いはカド引けそうな富山。
◎富山 ○吉本 ▲西田 △鈴木
3連単2-436-全

4R
1コース想定=藤井 まくられ率23.4% 差され率25.5%
2コース想定=石川 逃がし率23.6%
石川の2コース差し絶品。
◎石川 ○藤井 ▲山室 
3連単2-13-全

5R
1コース想定=池上 まくられ率37.5% 差され率32.5%
2コース想定=鵜飼 逃がし率39.7%
池上のまくられ率高く、チルト3度に跳ねる田上狙い。
◎田上 ○古場 ▲池上 △山口
3連単5-614-全

6R
1コース想定=新良 まくられ率20.0% 差され率26.7%
2コース想定=板谷 逃がし率40.4%
強攻派少ないここは新良が地元の意地で逃げ切る。
◎新良 ○中村 ▲西山
3連単1-35-全

後半は後ほど!


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匠バトル! 初日!

おはようございます。下関名人戦、春の日差しのなかで初日を迎えました。まさしくボートレース日和! 持ちペラ制度で行なわれる最後のビッグレース、おおいに注目してください! もちろん舟券でも勝ちましょうね~。

2012_0423_0546 今節の新兵といえば、倉谷和信。昨日のドリーム会見では「フレッシュな走りで」と10回くらい繰り返していました(笑)。なんかフレッシュって言葉が気に入ったみたいな感じで。ならば、若々しい走りに期待しましょう。ドリーム戦、カマシからの一撃もありうる!?(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――ゴキゲンな春!

2012_0423_0791  気温22℃。すっかり春である。いや、初夏とも言いたくなるほど、暖かい下関。週間予報にも軒並み、最高気温20℃以上の数字が並んでいる。
 こうなると、「回転が上がらない」というコメントが増えたりもするわけだが、ドリーム記者会見にあらわれた日高逸子は違った。
「なんか、いい感じがしましたぁ。試運転で負ける人もいないし、スタート特訓もいい感じ。回転が上がってましたね」
 弾んだ声でグレートマザーはそう語ったのである。さすがエースモーター! モーターがいまひとつのときには、少し顔を曇らせてピット内を小走りで駆け回る姿を見かけるものだが、今日のところはやや余裕の足取りにも見えた。実にゴキゲンの日高逸子の姿を見ていたら、なんだかこちらまで嬉しくなってきたぞ。
2012_0423_0559  ゴキゲンといえば、今村“ミスター”豊も同様であった。ドリーム会見はまさしく独演会。あんまり喋りすぎて、次の順番だった大嶋一也が待ちぼうけを食ってしまったほどである。
「(ペラは何枚試しましたか?)5枚!」
 んなバカな。持ち込めるペラは3枚である。報道陣が大笑いすると、満足そうに「3枚試して、そのうち1枚をもう1回試して、また別ので特訓行ったので、5枚でしょ?」。ゴキゲンじゃなかったら、こんな回りくどい(笑)ギャグは出てきませんよね。
「(コースは?)相手が何をしでかすかわかんない人たちですからねえ。あ・い・て・が!」
 もちろん誰を指しているのかはすぐにピンと来るわけで、報道陣が笑っていると、ミスターはまたまた得意げな顔になるのであった。会見が終わって、去り際、「しゃべり疲れた」と言っていたが、疲れたどころか、実に嬉しそうにハツラツと帰っていくミスター。この人がゴキゲンだと、本当に癒されますね。

2012_0423_0352  整備室では、西島義則がさっそく本体をバラしている。これは西島のルーティン。前検から徹底的に点検、整備を行ない(おそらく明日も、ドリーム1回乗りなので朝から整備に取り掛かるだろう)、早々にモーターを仕上げようとするのが、西島義則なのである。前検ではギアケース調整をする選手は、それこそほぼ全員と言っていいほど多いのだが、ここまでバラバラにしてしまう選手はそう多くはない。そして、西島はこれでパワーアップをしてしまうのだから、本当に仕事が早いうえにお見事なのだ。ちなみに、ドリーム会見では「たいしたことなかった」と足色について語っているが、「良くはなると思う」と言い切っているあたりに、思わず深くうなずいてしまった次第だ。
2012_0423_0232  整備室には、岡孝の顔も見つけた。昨年の名人戦、我々は岡を「セクシー番長」と呼び、そのダンディな様子や優しいお人柄などを何度もお伝えした次第だが、笑顔はとびきり優しくて素敵だし、レース前の厳しい表情は実に凛々しく素敵なのである。で、今日は笑顔! モーターを点検しながら、整備士さんと話しながら、思い切り顔をほころばせて、年輪をも感じさせる深い笑みをこぼしていたのだった。昨年は優出を果たした岡だが、今年は優勝戦敗退のリベンジを果たせるだろうか。
2012_0423_0375  西島と岡の様子は、スタート特訓&タイム測定が終わったあとのものだが、まだ特訓と測定が終わる前、水面では多くの選手が試運転で疾走するなか、瀬尾達也が一人、モーターの点検を行なっていた。どうやら、前節で水をもらってしまっていたようで、そのための点検を時間をかけて行なっていた様子。というわけで、本来は4班で特訓&測定の予定だったが、急遽9班(いちばん最後)に変更となって、新兵たちと一緒に特訓&測定を行なっている。前節の優勝機だけに、この点検が奏功すれば、デジタルスタート連発の快速ぶりが見られるのではないだろうか。
2012_0423_0409  その9班、2号艇は田上晋六。スタート特訓では、多くの場合、1本目は枠なりに入り、2~3本目は思い思いのコースから練習をするわけだが、田上はなんと1本目から5コース(5艇立てだったので、大外)へ! 起こした位置は、明らかに6コースの場所で、さらに田上はこれを2本目、3本目と続けたのだった。オール大外! はい、そうです、チルト3度に跳ねておりました。前節は浜名湖の新プロペラ制度先行実施に参戦した田上は、優勝戦、チルト3度に跳ねて6コースから一気まくり! 優勝を飾っているのをご存知の方も多いだろう。田上は今節もその再現を見せるつもりのようだ。前検タイムもトップで、今節はアワカツヤのように若々しい6コースまくりを連発してくれるかもしれないぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『下関名人戦 前検を斬る!!』

2012_0423_0580  前検が終わりました。地元の断然V候補、今村豊は「悪くはない、戦えるけれど……」という感じの中堅~中の上レベルに見えました。波乱含みの名人戦かも??
 前検番付をお伝えします。

2012_0423_0732 SS(超抜)クラス

★★★山室展弘…とにかくスリット付近の行き足~伸びがゴキゲン。スローでもダッシュからでもキュインと1艇身ほど覗いていました。この足があれば1マークで主導権を握れるし、元より腕はトップ級だし、A1級勝負駆けで気合もパンパンとなれば、自信を持ってVの最有力候補に指名します。

S(抜群)クラス

2012_0423_0791_2 ★★日高逸子…エース機なので妙味はないけど、足合わせでどの相手も1艇身ほど千切る迫力を見てしまっては……。伸び、強力です。出足~行き足も上々で、史上初の女子名人が誕生してもおかしくありませんよ。

2012_0423_0545 ★★倉谷和信…ドリーム班のスタート練習で、日高と互角かそれ以上の行き足を披露した。スタイル的にどうか?という疑問はありますが、この行き足をキープしつつ出足も来れば、ピン量産がありえます。

2012_0423_0524 ★★山口博司…今節は山口姓が3人もいるのですが、パワーではこの博司が他の2人を置き去りに! ターン出口~行き足~伸びまで、だらだら伸び続けるというちょっと不気味なムードでした。

A(上位)クラス

2012_0423_0484 ★篠原俊夫…全部アウトコースで、スリットからぐい伸び。初日の6号艇を意識してのもので、チルトは跳ねてないかも。あ、0・5度にしていたそうです。見た目にはそれ以上の行き足~伸びに見えました。穴に一考。

★田上晋六…スリット付近で伸びる伸びる。前検タイムも突出した1位でしたが、「チルト3だったよん」というK記者のピット情報があり、パワーそのものの相対評価はAに留めます。前節の浜名湖に続いて、2連続チルト3Vをやらかすか?

2012_0423_0495 ★増田弘喜…大穴一発ならこの人。伸びはチョボチョボですが、ターンの出口で一瞬だけシュシュッと出て行く足が素敵に見えました。自力で攻めるタイプじゃないだけに、2、3コースからこっそり差してバック先頭……そんなスタイルにぴったりフィットしたレース足かも??

 今村は冒頭で触れたとおりの中堅気配。水面一番乗りの西島義則は、モーター抽選の原稿を書いている間に早々と足合わせを終えていて、正味のパワーは不明。前シリーズの節イチ&V機をゲットした瀬尾達也は、現状ではかなりの後伸び気配でしたね。出足がきつそうなので、ダッシュ向きとお伝えしておきます。

2012_0423_0416 前検時計BEST10

①田上晋六 6・51
②北川幸典 6・58
 山口博司
④万谷 章 6・59
 原田順一
 村田孝雄
⑦水野 要 6・61
 藤井定美
 山室展弘
⑩原由樹夫 6・62
 板谷茂樹
 松野京吾
 山﨑昭生
 占部彰二

 お茶目なチル3ススムムちゃん(失礼!><)の時計は別格として、山口博司や山室などがやはり上位に名を連ねました。そして、前検番付には入りませんでしたが、我らが万谷オヤビンが4位タイの快時計を!! この伸びを生かしてまくってまくって、通算100Vなんてことになったら、私は嬉しすぎて卒倒しちゃいますっ!!

前検ワースト5

①亀本勇樹 6・74
②鈴木幸夫 6・73
 西田 靖
④古場輝義 6・71
 森脇 徹

 このワースト5人も軽視禁物です。そこそこ戦える足だったし、古場の回り足は上位に近いはず。つまり、今節は似たり寄ったりの足が多く、激戦シリーズになると思いますよ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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抽選会は、50歳の独壇場!?

2012_0423_0109  さあ、注目のモーター抽選だ! とはいえ、下関のモーターは、2月15日が初下ろし。まだ2カ月ちょいのデータしかないので、選手たちは一様にリラックスムード。あちこちで談笑の花が、いや、花と呼ぶにはあまりにもイカツイ顔に笑みが浮かんでいた。百戦錬磨の漢の顔に見とれることしきり。とりわけ、最前列の真ん中らへん、右から
  原由樹夫
  万谷 章
  板谷茂樹
  山室展弘
  西島義則

2012_0423_0076  って感じで並んでいて、その濃厚さにムせ返りそうになる。同じ50歳の山室と西島(ちなみに私も同い年)は、あれやこれやと他愛もない会話でニヤけっぱなし。が、日高逸子(同い年)がガラポンでエース52号機を引いたりすると、西島「オッ、60パー超えやど!」山室「オゥオゥオゥッ!!」などと囃したてている。で、山室本人も、2連率40%超の評判機をゲット。
山室「別にぃ、なんでもええんやけ」
 と謙遜すれば、
西島「ふん、走ってみなわからんけぇ」
 と、チャチャを入れる50歳。

2012_0423_0104  その西島が引いたのは……2連率25%の低調機。肩を落として戻ってきた西島を、山室が優しくその肩を叩いて「な、走ってみなわからんけぇ」。見事な返し技一本を決めたのだった。
 さてさて、超抜機が早々に出回った今節の抽選会、大本命の今村豊50歳は「出涸らし」ともいうべき状況でのガラポンになった。が、ガラポンから玉がポトリ落ちた瞬間、
西島「オーーーーーーッ!!」
山室「オーッオーッオーーーッ!!」

2012_0423_0115  数字も聞かずに大はしゃぎ。もうすでに出涸らしだと知っている今村は
「なんがオーーーッかっ!!!!」
 と怒鳴り散らしてから、ガハハと爆笑した。今日の抽選会、賑やかさだけなら50歳軍団の圧倒Vでありました。

注目モーター
★52号機(66%)…日高逸子
★36号機(53%、前節超抜V)…瀬尾達也
★29号機(62%)…西山昇一
★33号機(48%)…西田靖
★17号機(50%)…水野要


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渡辺千草、欠場……

渡辺千草選手が、家事都合のため、欠場となりました。残念……。


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匠たち、見参!

Sn3_6534  陽のあたる場所では汗ばむほどのうららかな春の陽気。匠たちが、決戦の場に続々と到着しました。一番乗りは、山口博司。長崎から自家用車でやってきた模様で、九州からはるばる自動車で……と東の人間はとっさにそう思ったりするわけですが、関門海峡を渡ればすぐに九州ですもんね。東京から飛行機で来る場合には、福岡まで飛んで新幹線で戻るってのが近かったりするわけで(私はチンタラと新幹線でまいりましたが)。
Sn3_6536  なんとなく、ですが、自家用車でやってくる選手が多かったように思えました。地元・山口勢はもちろんのこと、福岡組やお隣・広島の北川幸典もハンドルを握って颯爽と登場。さらには徳島勢が、瀬尾達也の運転であらわれている。徳島はさすがに遠いような気もするのですが、瀬尾は疲れも見せずに穏やかな表情を見せていました。瀬尾は昨年の名人戦(常滑)にも車を運転してやって来たはずです。
Sn3_6594  地元勢といえば、なんといっても今村豊! 連覇をかけて臨む一戦が地元での開催。現在発売中のBOATBoy5月号では「SGだからとか一般戦だからとか、そういう気持ちはない」と言っていたわけですが、だからこそこの名人戦にも全力で臨むということであります。今年も絶対的主役であることは間違いない“ミスター”は、実ににこやかでありましたよ。
Sn3_6632  名人戦といえば、毎年“新人”の登場が話題になるわけですが、今年はなんと60期勢が仲間入りを果たしているんですな。ワタシがボート始めた頃は、まだ若手と言われていたはずなのに……。倉谷和信が名人戦というのは、やはりピンと来ないのが当然でしょう。ファンとしてキャリアを重ねていくと、若手と認識していた選手がこの舞台に登場して、自分が年食ったことを確認する、という季節になるのでしょうね、4月が。倉谷は先月、福岡でBOATBoyカップを優勝しており、表彰式でお会いしていたため、明るい笑顔を見せてくれました。
Sn3_6571  60期といえば、高橋淳美も登場。この人の名人戦出場も驚きですなあ。ワタシがボート始めた頃は、アイドル的な扱いだったもんなあ(某場の元実況の某ベイ吉氏には、今でもアイドルだそうですが)。そうそう、この名人戦のトピックのひとつが、「女子4人参戦」。名人戦史上最多であります。鵜飼菜穂子、日高逸子、渡辺千草、そして高橋淳美。このクイーン・カルテットあるいは若草物語in下関の面々の活躍がおおいに楽しみであります。
Sn3_6623  なお、初出場といえば、山室展弘も! 万谷章オヤビンや原ユッキー由樹夫とともに、下関にやって来ましたよ! 昨年一昨年も権利をもちながら欠場していた山室が、こうして登場してくれるのは嬉しい! そして……加藤峻二選手の欠場は、心から残念なのであります。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

Sn3_6608 今村や山室と同い年のH記者も下関入りしました。舟券名人への道は遠いようで……。


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下関!

Cimg6109 取材班、名人戦の舞台・ボートレース下関に到着しました。今年は巌流島決戦400周年とか。巌流島はボートレース下関のすぐ近くにあるわけです。武蔵vs小次郎にも負けないアツい戦いがこの水面で繰り広げられること必至! というわけで、本日の前検から最終日まで現地よりレポートしてまいりますので、今節もどうぞよろしくお願いします!


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名人戦、本日より更新します!

明日より、ボートレース下関にて名人戦が開催されます! 加藤峻二が直前で欠場決定(負傷により)というきわめて残念なことになってしまったわけですが、匠たちの戦いがアツいことに変わりはありません。本日の前検より更新しますので、どうぞよろしくお願いいたします。

取材班は某所におりまして、これより下関に向かいます!


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