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この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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 ボートレース特集

浜名湖笹川賞 優勝戦私的回顧

エクリプスの真相

12R優勝戦 進入順
①井口佳典(三重)13
②渡邉英児(静岡)10
③坪井康晴(静岡)08
⑥菊地孝平(静岡)03
④桐生順平(埼玉)09
⑤峰 竜太(佐賀)14

Uu5w5182 「金環日食シリーズ」
 勝手にそう名付けていた。ファン投票1位の池田浩二、王者・松井繁、地元の総大将・服部幸男、ミスター競艇・今村豊、憲吾&智也の関東二枚看板……全国の巨星たちが、準優を待たずに消えた。準優では、ファン投票2位の瓜生正義も敗れ去った。
 前検の朝に起こった日食が、このシリーズを支配している。そんなオカルトじみたことを考えていた。自然、クライマックス優勝戦の結論も早々に導き出される。
「井口や坪井、菊地らのSGスターが勝つ流れではない。今まで恒星の輝きで見えなかった選手が優勝する」

Uu5w5303  私は、その“月”の役割に桐生順平を指名して、ファンファーレを待った。
 待機行動、スタート展示で動かなかった菊地が、のっそりと4コースに侵入した。1236/45。大本命・井口を地元3人が包囲し、さらにその外にはやまとの若き星ふたつ。でっかい太陽を中心とする、波乱含みの“銀河星系”が誕生した。私はまた、思う。
 十数秒後、主星が月に隠される。
 耳の奥の奥のほうで、ピンク・フロイドの『狂気』(原題『THE DARKSIDE OF THE MOON』)の音律が響く。4日目くらいから、ずっと聴こえていた音律。

♪食べる物すべて、息をする者すべて、遊ぶ物すべて、喧嘩する者すべて、愛し合う者すべて……地球上のすべての物は太陽によって調律を保たれているが、いま、その太陽は月によって覆われようとしている。

Uu5w5218  妄想と幻聴の中、12秒針が回りはじめる。スリットを過ぎて、妄想は確信に変わった。地元3人のスタートが、井口を圧倒している。3人の誰でも、どこからでも井口を攻め潰せる隊形だった。窮屈そうに、1マークに向かう井口。スタンドの1マーク付近にいた私の目には、すでに井口の姿が隠れはじめていた。
 だが、この地元包囲網の隊形は、実のところ仕掛けにくい並びでもあったのだ。井口~菊地まで内から順々に少しずつ覗く、段々畑のような並び。誰かしらひとりでも凹めば破壊力抜群の攻撃になるが、それぞれがそれぞれを邪魔する形で、すぐには動けない。1マークの手前、やっと渡邉が差しに構え、坪井がその上を握り、菊地がマーク差しのハンドルを入れた。どれも的確だが、わずかに遅いのだ。

Uu5w5243 その間に伸び返した井口が、ターンマークを掠めるような完璧なターンでバック水面へと抜け出した。逃げた、というより、分厚い包囲網から脱出したように見えた。
 バック直線、追いすがる地元3艇。届かない。私が日食を期待した桐生と峰のやまとコンビは、太陽に接近することもできなかった。
 小さなガッツポーズで、井口は2年半ぶり4度目のSG優勝のゴールを通過した。初日から「優勝できる足」と宣言し、4日目に連勝で予選トップに立ち、完璧無比なインモンキーでの優勝。非の打ち所のない戦いぶりで、私の妄想を蹴散らした。
 あ~ぁ、やっぱ、つまらん妄想だったかぁ。
 溜め息をつきながら、記者席へと向かう。
 あ。
Uu5w5292  このとき、私は気づいたのである。今節を支配したと思っていた日食は、太陽がすべて覆われる皆既日食ではなかった。月が太陽を覆いきれない、金環日食だったのだ、と。前検日の早朝、自宅の庭で見た光景が浮かぶ。月に隠されて、なおリング状に輝く太陽。いつもの光よりも、より艶やかで凛々しい銀河系内太陽系の主星の姿。
 なんだ、そうだったのか。
 勝手な妄想の上塗りで納得して、私はひとり苦笑した。(Photos/チャーリー池上、text/H)


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THEピット――井口の最大の武器

Uu5w4559  展示準備のため、カポックと勝負服を着込んでいる井口佳典を見て、驚いた。オレンジベストを着ていたのだ。体重が50kgを割ったときに調整のために着る重りを装着したベスト。井口はもともと体重が重いほうで、08年賞金王優勝時に大減量してベストを着用。最近では昨年のダービーで着ている。しかし今節、ベストを着ていた記憶はない。そう、井口は今日(というか昨日までに)、50kg以下に体重を減らしたのだ。
 ずっと無理なく減量をしてきた、という。調べてみると、最近は51kg~50.5kgくらいでの出走が多い。ここ数年、正直に言って一時のはじけるような強さが鳴りを潜め、SGでは予選落ちが相次いでいた時期もある。そこから復活するために、井口は自分に厳しく過ごすようになった。その一環が減量だ。そして、優勝を意識したとき、さらに体重を絞り込んだ。かつて井口は、49kgくらいが自分の場合はエンジンがもっとも出るのだ、と言っていた。井口はそれを目指した。オレンジベストは、決意の証なのである。
 進入ではたしかにヒヤリとさせられた。渡邉英児の締め込みで、大量の水ももらっている。レース後には、服部幸男や横澤剛治がボートを覗き込み、「あきらめかけましたわ」と敗戦を覚悟もしたようだ。実際、足色に影響が出ていたという。しかし、そんなアクシデントよりも、気迫や決心のほうがはるかに上回った。「本っ当に、井口くんはメンタルがすごいですよ! あんな進入になったのに、僕なら平常心ではいられない」。やはりレース後、笠原亮がそう言って唸っていたが、その思いの強さや心の強さこそが、井口の最大の武器であろう。
 復活と書いていいのか、と会見で記者に問われ、井口はそう書いてくださいと言って、こう付け加えた。
「今は自信しかない」
 強烈すぎる武器を携えて、井口はふたたびこの玉座に戻ってきた。今後のSG戦線は、間違いなくこの男の存在によって盛り立てられていくだろう。

 不思議な整備室だった。ウイニングランや表彰式がある勝者以外は、レースを終えると素早くモーター返納作業に取り掛かる。仲間が手伝い、だから人の輪ができ、敗者はそこにいる仲間たちとレースを振り返り合う。ところが、今日はみな、なかなか口を開かずに返納作業を行なっていたのだ。
Uu5w4428  菊地孝平は、実に不機嫌そうに唇を結んで、悔しさに耐えながらプラグなどを外している。昨日まで、いや今日の朝だって、笑みを絶やすことのなかった渡邉英児も、笑顔をなくしたまま、黙々と工具を扱う。峰竜太も、瓜生正義や篠崎元志らに囲まれているというのに、会話を交わそうという気もないようだ。坪井康晴や桐生順平もまた同様。そこにある空気を感じ取ったかのように、仲間たちも黙ったまま作業を手伝っていて、整備室には金属と金属が触れ合うカチャカチャという音だけが、しばらくは響いていたのだった。
Uu5w4654  作業が終わりに差し掛かったころ、ようやく峰が口を開いた。菊地孝平と、進入の駆け引きについて、語り始めたのだ。そこで峰にも菊地にも笑顔が戻った。ホーム水面で艇を流しながら、スローに向けるのかダッシュに引くのか、にらみ合った二人。結局、外にいた菊地がスローに向ける意思を見せ、内にいた峰は4コーススローでは妙味がないと考えたのか、ハンドルを右に切って後方に引いた。そのときの様子やお互いの考えたことなどを、ハンドルを切るアクションつきで、峰と菊地は振り返り合ったのだ。
Img_5082  それを合図にするかのように、整備室の空気が少しずつ動き始めた。笑みがなかった渡邉も、「英児のサプライズだったな!」と進入の件を服部幸男に讃えるように言われて、ようやく彼らしい笑顔を見せた。服部幸男という存在が、敗戦の悔恨を噛み締めていた渡邉を癒したのだ。
Uu5w4645  坪井も、ずらり揃った静岡勢と話して笑顔になっていった。坪井はわりと淡々としているようにも見えていたが、笑顔は見えていなかったのだ。
Uu5w4526  ただ、桐生だけはついに笑顔は見えなかった。見落とした可能性は否定しないが、顔もやや蒼白となっており、悔しさはその時点では癒えることがなかったか。こんなときこそ西山貴浩、と言いたいところだが、西山は峰の作業を手伝っていたのだった。でもきっと、控室に戻ってから、桐生は西山に癒されたのだと確信する。

Uu5w4619 「去年はとにかく悔しかった。11月休んでなかったら賞金王に行けたかもしれないし」
 08年賞金王覇者は、それから3年間、ベスト12には残れていない。頂点を経験した者にとって、屈辱としか言いようがない3年間だっただろう。
 この優勝で賞金トップに躍り出た。おそらく、暮れの聖戦のピットにはその姿があるだろう。今年は屈辱をまとめて雪ぐことになるはずだ。井口の優勝で、賞金王戦線も一気に加速していく! ボートレースの季節の訪れを告げたのは、井口佳典の快勝だったのだ。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『蒼い月が太陽を……!?』予想

さあ行こう、優勝戦!!

12R優勝戦
  ①井口佳典(三重)S
  ②渡邉英児(静岡)A(回り足SS)
★③坪井康晴(静岡)SS
◎④桐生順平(埼玉)A
★⑤峰 竜太(佐賀)A
  ⑥菊地孝平(静岡)B

進入123/456

 スタート特訓は1本目が123/456で、2本目が1236/45。どちらもありますが、スタ展から桐生が菊地に抵抗し、枠なりに落ち着くとみます。最大のキーパーソンは坪井。特訓でもスリットから凄い勢いで伸びてました! で、「自分が負けても静岡支部の誰かが優勝する!」が地元3騎に共通の思いでしょうから、坪井はまくり差しではなく、まくりを打つ可能性が高い。このまくりは、必ずやイン井口を脅かします。そして、井口の気性を考えれば、飛びつくはず。本命は、坪井に連動する桐生。銘柄級のSGレーサーが続々とV戦線から離脱していった今節。最後に蒼い月が、太陽を覆い隠して金環日食となります。
 相手は坪井と、井口×坪井が大競りになったときの峰。

3連単★4-35-全
ミリオンアタック★4-3-5に3000円(きっと買えないですけど><)

 あ、渡邉英児が勝ったら……モンスター野中さんに拍手!(笑)


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“本紙予想”笹川賞優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率4.4% 差され率11.8%
2コース想定=渡邉 逃がし率42.9%
展開予想のカギ①渡邉2コース時まくり/差し=2/12
展開予想のカギ②坪井3コース時まくり/差し=3/10
          4コース時まくり/差し=4/15
展開予想のカギ③峰5コース時まくり/差し=0/5
         6コース時まくり/差し=1/3
展開予想のカギ④菊地3コース時まくり/差し=2/4
        菊地4コース時まくり/差し=2/1
進入は123/456の枠なり8割、1236/45か126/345が1割ずつと想定。井口の1コース1着率は80%を超えており、渡邉の逃がし率も高いので、信頼して本命に。相手については、①枠なりの場合、坪井は3コースに入れば、渡邉は差しの可能性が高いので、握ってのまくりかまくり差しで追走。桐生が差しに構えれば、その上をまくり差しで攻める峰も浮上できそう。②菊地が動いた場合、坪井はS決めて握る菊地に乗っての差しで最内を抜けていく。菊地が差しに構え、桐生が握れば、峰は最内差し。6コースは決して苦手ではない。
◎井口 ○坪井 ▲峰  
3連単1-35-全


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THEピット――のどか優勝戦

Uu5w4409  大一番の朝に緊張している峰竜太。これはいつものことだ。今日も、頬が赤みがかった顔は、明らかにカタい。10年後のSG優勝戦で峰に会ったとしても、やっぱり緊張しているような気がする。
 今日はこれまでとは違う部分もあった。
 一昨年のダービー準優、SG初準優に緊張しているかと訊ねると、「緊張していません」と言いながら、声が震えて目が泳いでいた。昨年の3度のSG優出では、声をかけると笑い返してくれたが、顔が引きつっていた。だが今日は、同じく笑い返してきたその顔が、なんとも爽やかで、実にいい笑顔なのだ。緊張していることを否定もしなかったし、「でも楽しんできます」と言った口調も力強いものだった。
 たくましくなったなあ。偉そうな物言いだが、そう思った。ピュアなところは変わらないけど、さまざまな経験、大舞台での修羅場を経て、峰竜太は間違いなく強くなったのだと思う。優勝戦直前はきっとめちゃくちゃに緊張しているだろうけど、峰竜太にとって、それはもはや不安材料ではない。

Uu5w4610  桐生順平はリラックスしまくりだ。西山貴浩がちょっかい出しまくるから。昨日も見かけたこのコンビは、今日も行動をともにしていた。というか西山がひたすらいじり、桐生は大笑いしていた。仕事サボらせようとしたり、プロペラ装着をしている桐生の背後から忍び寄って大声を出して驚かせたりする西山。そのたびに桐生は満面の笑顔となる。SG初優出の若武者に、緊張しているヒマはないのだ。
 もちろん、桐生もレース目前には緊張感が高まるはず。それでもこの時間帯に消耗せずに済んでいるのは、大きいだろう。結果はともかくとして、自分のレースができるだけの状態で優勝戦に臨むことができるはずだ。桐生が大仕事を成し遂げたとしたら、影のMVPはニッシーニャだな。

Uu5w4575  井口佳典がリラックスしてるのにも驚かされる。優勝戦1号艇、言うまでもなくもっともプレッシャーがかかる局面である。しかし井口はきわめて自然体。昨日までと少しも様子が変わっていない。賞金王1号艇を経験した男にとって、もはやこの程度のことは重圧でも何でもないのか。
 動き出しも早かった。1R発売中には係留所でニードル調整などをしていたし(試運転もしたのかも。ピットでは確認できなかったが)、2R発売中に陸にいったん上がると、ペラを叩き始めている。そのとき、大きな調整を始めていたのは井口のみ。つまり、1号艇の選手が真っ先に始動していたというわけだ。これはけっこう珍しいことである。
Uu5w4461  静岡三人衆については、渡邉英児がゲージ調整をしているのをまず発見。着用しているのはいわゆる通勤着で、まだ乗艇着に着替えてもいなかった。なんとも余裕の様子だ。口元には微笑が浮かんでおり、隣でゲージ調整をしていた峰が神妙な顔をしているのとは対照的だった。
Uu5w4419  菊地孝平が、1R後にこのテーブルに加わっている。今日はレースを終えた選手のモーター返納があり、菊地は積極的に参加していたが(静岡支部の選手がいなくても)、それを終えると力強い足取りでゲージ調整テーブルへ。動き自体は忙しそうだが、雰囲気は落ち着いていた。
Uu5w4636  坪井康晴も実にゆったりしたたたずまい。いちど、プロペラ調整所の彼のポジションに座り込んだので、ペラ叩きが始まるのかと思ったら、特に何もせずに立ち上がって、控室へと消えていった。急いで調整する必要を感じなかったか。ということで、坪井も積極的に返納作業のヘルプ。おそらく、優出インタビューのあとに、本格的な作業開始となるのだろう。

 ヒリヒリするような緊張感をほとんど感じなかった朝ピット。優勝戦前に入ったときに、どれほどのギャップを感じるだろうか。(PHOTO/池上一摩 TEXT/黒須田)


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優出インタビュー!

Uu5w4683_2  ①井口佳典(三重)
 間違いなく足はキテます。メンタル面も落ち着いている。初日からアシが良くてずっと維持できていると思う。全部いいですね。スタートも勘は合ってる。冷静に行きたいですね。

Uu5w4717 ②渡邉英児(静岡)
 徐々に足は上がってきている。坪井が明らかに上位で、キクは似たような感じ。井口は昨日合わせた感じでは、彼が外を回ると飛んでくし、彼が内を回ると俺のほうに近づいてくる。2コースからなら差し一本ですね。地元SGで優勝戦に乗れるなんてもうないかもしれないので、悔いのないレースをしたいです。

Uu5w4733③坪井康晴(静岡)
 足は似たような人はいると思うけど、自分のなかではいいですね。基本は3コースから。どのコースも嫌いじゃないけど、勝ちやすいコースだと思う。地元なので優勝しか目指していません。

Uu5w4760 ④桐生順平(埼玉)
 昨日はすごく楽しめました。伸びは分が悪いけど、出足はしっかりしている。ペラ調整してちょっとでも伸びをつけたい。コースは出てみないとわからないけど、登番にちなんで4コースから行きたい。(登番4444で4号艇)今日が4月4日ならよかったんですけど。4着獲らないように頑張ります。

Uu5w4778 ⑤峰竜太(佐賀)
 舟足は悪くない。昨日は合ってなかったけど、いいんです。回り足がいいですね。直線はちょっといいけど、上がいるのでいいとは言えない。5コースのイメージしかしてないです。

Uu5w4791 ⑥菊地孝平(静岡)
 優勝したい気持ちは強いですけど、それだけで勝てるものでもないので、1マークは冷静にターンしたい。コースは僕もわかりません。いろいろ考えてますけど、まだ整理がつかないので、スタート練習してみて決めたい。展示と本番で変わってしまうかもしれないけど、それも含めて予想してください。優勝したいです。

Uu5w4680 (PHOTO/池上チャーリー一摩)


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H記者の『穴極選』ファイナル

 えーーーーーっと、昨日の9R極選で撃沈(さすがhiyoちゃん、お見通し!!><)して残金100円になり、10Rの2単1-3を1枚しか買えなかったHです。配当510円→11R14-6にコロガシてタテ目ジエンド、12Rの的中予想目を買えずという1日でした、はい。今朝、K記者と神田川先生から“生活保護”をいただきましたので、どこかで一発大逆転を狙ってみます。どこか……ここです!

11R
 ①瓜生正義
 ②重成一人
★③魚谷智之
◎④石渡鉄兵
★⑤笠原  亮
 ⑥田村隆信

進入123/456か126/345

「1号艇の瓜生を蹴飛ばして大穴を召し取る」が去年の最大目標でしたが、このレースは無理筋でもなんでもない。あのあやふやな足では、危険なイン戦なんです。で、重成も伸びはさっぱりなので、仕掛けるのは行き足がソコソコある魚谷か、伸び絶品の石渡。どちらが先に攻めても、パワー差で石渡がバック突き抜けます。魚谷の先まくりなら4-3、石渡の自力まくりなら笠原が連動して4-5になります。
 瓜生が逃げたら、拍手……あ、うっかり書いてしまった! まさか、今日も優勝戦は100円勝負に!???(笑)

3連単★4-35-全


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本日の“本紙予想”笹川賞最終日

おはようございます。Kです。いまいち消化不良の予想が続いております。すみません。浜名湖オフィシャルHPの笹川賞特設サイトで荻野滋夫さんと行なっている動画予想も的中率は昨日まで20%でした……。今日くらいは、うなぎパイ……いや、ちゃんとしたうなぎをお土産に買って帰れるくらいには当てたいっす……。

1R
1コース想定=秋山 まくられ率18.9% 差され率15.1%
2コース想定=平山 逃がし率27.3%
角谷が3コースから攻め切って抜け出す。
◎角谷 ○秋山 ▲松田
3連単3-14-全

2R
1コース想定=濱野谷 まくられ率13.2% 差され率26.4%
2コース想定=大嶋 逃がし率33.6%
大嶋が気配上向きで2コースから抜け出す。
◎大嶋 ○濱野谷 ▲篠崎
3連単2-13-全

3R
1コース想定=原田 まくられ率4.6% 差され率21.5%
2コース想定=山崎 逃がし率43.2%
山崎がまくって原田が張れば、横西に展開。夫婦ワンツー勝負。
◎横西 ○山崎
3連単3=2-全

4R
1コース想定=西山 まくられ率11.1% 差され率25.4%
2コース想定=石渡 逃がし率58.7%
西山が石渡を壁にして逃走。
◎西山 ○石渡 ▲池田 
3連単1-24-全

5R
1コース想定=田村 まくられ率5.9% 差され率15.7%
2コース想定=西島 逃がし率39.2%
深くなっても田村がしっかりと逃げ切る。
◎田村 ○西島 ▲山口 △佐々木
3連単1-642-全

6R
1コース想定=横澤 まくられ率7.1% 差され率14.3%
2コース想定=今垣 逃がし率44.7%
横澤が今節初1号艇を活かして準優敗退の憂さ晴らし。
◎横澤 ○今垣 ▲瓜生
3連単1-26-全

7R 
1コース想定=笠原 まくられ率13.1% 差され率21.3%
2コース想定=太田 逃がし率43.5%
笠原が好スピードでイン速攻。
◎笠原 ○魚谷 ▲太田 △篠崎
3連単1-425-全

8R 
1コース想定=田口 まくられ率5.5% 差され率20.0%
2コース想定=山川 逃がし率30.6%
山川まくって田口と大競りの展開はないか。寺田が間隙突く。
◎寺田 ○日高 ▲横西    
3連単3-56-全

9R 浜名湖選抜戦
1コース想定=重野 まくられ率11.9% 差され率25.4%
2コース想定=松井 逃がし率42.9%
重野がインから豪快に先マイ。
◎重野 ○辻 ▲茅原  
3連単1-34-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=湯川 まくられ率20.0% 差され率18.0%
2コース想定=横澤 逃がし率62.8%
横澤の逃がし率はメチャ高で、湯川がこれをカベにして逃げる。
◎湯川 ○横澤 ▲山口  
3連単1-23-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=瓜生 まくられ率11.5% 差され率18.0%
2コース想定=重成 逃がし率59.3%
重成の逃がし率がかなり高い。瓜生は負けられないイン戦。
◎瓜生 ○魚谷 ▲笠原    
3連単1-35-全

優勝戦はのちほど!


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最終日! 優勝戦です!

おはようございます。SG笹川賞も最終日となりました。本日は優勝戦! 今日も五月晴れのボートレース日和のなか、ファイナルバトルが行なわれます。SG覇者たちがその実力を存分に発揮するのか、それとも総理杯のようにニュースターが誕生するのか。優勝戦は本場16時36分締切予定です。

2012_0526_0679 昨年の覇者・池田浩二はなんと節間1勝もあげられずに最終日を迎えてしまいました。今日こそ意地を見せてほしいぞ!(PHOTO/中尾茂幸)


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笹川賞・準優勝戦ダイジェスト

“ミスター新ペラ”圧倒!

10R
①坪井康晴(静岡)  06
②湯川浩司(大阪)  08
③峰 竜太(佐賀)  11
④重成一人(香川)  07
⑤佐々木康幸(静岡) 08
⑥笠原 亮(静岡)  10

2012_0526_r10_960  一瞬、讃岐の勝負師・重成一人が、4カドから飛び出したように見えた。が、今節の重成がそれを実現するには、行き足~伸びが重すぎた。行き足強烈な坪井康晴と湯川浩司がぐんぐん伸び返して、ダッシュ勢の脅威を完全に打ち消す。坪井が先マイ、湯川の差し。
 1-2で決まりか!?

2012_0526_r10_983  と思ったところ、3コースの峰竜太がツケマイ気味に湯川に襲い掛かった。外から引き波を浴びた湯川の艇が、たまらん、という体で流れる。全速マイの峰が、湯川を置き去りにした。が、その峰をさらに一方的に置き去りにしたのが、新プロペラ制度になって3戦3Vの坪井だった。どれだけ相性がいいのか、“ミスター新ペラ制度”は今日もスタートから1マークから、文句なしのパワー&テクニックを見せつけた。
 1着・坪井、2着・峰。

2012_0526_r11_1019 ※坪井の足は、井口よりも上。パワー比較だけでいうなら、今節のVモーターだ。予選トップ通過だったら、9割がた優勝できただろう。が、明日は3号艇。スリット~1マークで、この節イチパワーをすべて引き出せるかどうか、がすべてだ。

2012_0526_r11_1021  峰はバランスのとれた上位級。今日も追いすがる重成以下を、危なげなく退けてバランスの良さを証明した。ただ、突出した部分はなく、明らかに坪井や井川には劣る。明日はカドまくりの自力Vにこだわるより、坪井マークで展開を突くなどの臨機応変な心構えで臨んでほしい。

驚くべき逆転

11R
①渡邉英児(静岡)  18
②瓜生正義(福岡)  09
③石渡鉄兵(千葉)  10
④菊地孝平(静岡)  12
⑤今垣光太郎(石川)19
⑥山口 剛(広島)  20

2012_0526_r11_1062  スタート展示は146523。今垣光太郎が凄まじいピット離れで内を攻め潰すわ、さらにその外から山口剛と菊地孝平が全速で今垣を追い抜いて行くわで、もうしっちゃかめっちゃか。記者席でこの光景を見た私は、眼下の観衆のどよめきにシンクロした。「本番もヤバイかも??」とわくわくしながらスタンドに向かったものだ。

2012_0526_r11_1067  が、いざ本番は、今垣のピット出も普通、菊地、山口も動く気配だけで、ごくごく穏やかな枠なり進入に。まぁ、よくあることで、スタンドのファンも「やっぱりね」という表情で2マーク方向を見ていた。また今日も「スタート展示がなければなぁ」としみじみ思う。
 実戦で観衆が沸いたのは、スリットを過ぎた瞬間だ。2コース瓜生正義が、インの渡邉英児を半艇身以上も出し抜いている。
「瓜生だ!」
「瓜生じゃーー!!」
 誰もが同じような言葉を発した。もちろん、2コースの瓜生は直まくりに行った。じりじり絞って、渡邉をツケマイで沈める態勢に。かつての持ちペラ制度で、好調時の瓜生の足なら難なく決まっていただろう。

2012_0526_r11_1081 が、その態勢から、絶体絶命の渡邉が息を吹き返す。瓜生を撥ねつけるようにして伸び返し、窮屈ながらも先マイを実現させた。決めきれなかった瓜生は、やむなく差しに構えた。こんな場合、インは流れ、2コースは差し遅れて、ズブズブに差されることが多い。
 が、渡邉自慢の回り足は、流れるどころか前へ前へと加速していく。瞬く間に一人旅。「くるくる回る、回り足の英児」は、今節も今日も絶好調だ。2番手は混戦で、併走する瓜生と菊地に外から石渡鉄兵、内から山口がじわじわ迫る。2マーク、全速マイで一歩抜け出しのは、瓜生だった。1艇身差の外に菊地。他の2艇は、完全に千切れた。こうなれば、相手が誰であっても負けないのが瓜生だ。2周1マーク、完璧なターンで菊地を置き去りにした。その差、4艇身ほど。さらに縦長になるべく、瓜生が2周2マークを回る。かなり遅れて、菊地がもはや差しとも言えないハンドルを入れる。

2012_0526_r11_1133  再びスタンドがどよめいたのが、スリット付近に差し掛かったあたりだ。菊地の舳先が、瓜生を捕えようとしていた。歓声と悲鳴。どちらの叫びにも「信じられない!!」という驚きの色が混じっていた。正確には、まだ菊地の舳先は入ってはいない。が、彼我の勢いが、そうなることを約束している。ここでも瓜生は、まずは握って攻め潰そうした。が、そうする間にも、グイグイと菊地の舳先が食い込んでいる。瓜生が諦めて、差しに構えた。1周1マークとよく似た光景。菊地の先マイに、瓜生が千切れた。
「うわーーーーーーっ!!」
 比喩ではなく、このまんまの声をあちこちで聞いた。その後に続くべき「まさか瓜生が……」という声なき声まで聞こえた気がした。瓜生のモーターは、GW開催で坪井がオール2連対で優勝した評判機だ。それをそのまま引き継いだ瓜生が、なぜ?? 理由はまったくわからないが、とにかく瓜生は明らかなパワー負けでV戦線から消え去った。
 

2012_0526_r11_1160 1着・渡邉、2着・菊地。
 渡邉のパワーはすでに書いたとおり、くるくる回る回り足~すぐに加速して行く出足(レース足)が節イチ級。選手の特性にフィットしているだけに、武器としての価値も高い。2号艇なら、もちろん決め差し。井口を凌ぐターン回りで、舳先をねじ込むシーンも十分にありえる。

2012_0526_r11_1167  菊地はバランス型で、どの足もトップ級に及ばない。瓜生を逆転したシーンは圧巻ではあったが、あれをもって「抜群」とするのは早計だと思う。重要な伸びも含めて、今日の足が今節でいちばん良かったのは間違いなさそうだが。

闘魂・田村

12R
①井口佳典(三重)18
②桐生順平(埼玉)18
③横沢剛治(静岡)24
④魚谷智之(兵庫)24
⑤西山貴浩(福岡)14
⑥田村隆信(徳島)17

2012_0526_r12_1261  待機行動で田村隆信が動いたが、西山貴浩がガッチリとブロックして枠なりに。こうなれば、楽イン井口の圧勝かと思いきや、波乱を想起させるスリットになった。3、4コースが凹んで、5コース西山貴浩がトップS。勢い、西山は一気に絞りはじめた。ここで西山にもうひと伸びのパワーがあれば、井口まで攻め潰せたかもしれない。

2012_0526_r12_1265  が、わずかに舳先を残した魚谷智之が、絞られながらもジリジリ伸び返した。レースの行方は、この舳先を抜けきるかどうかに託された。さらに絞る西山、舳先半分で耐える魚谷。抜けきれなかった。西山~魚谷~横澤~桐生まで、玉突き状に接触する。この余波が及ぶ前に、井口は1マークを旋回していた。間一髪は言いすぎだが、井口にとっても楽な先マイではなかった。まぁ、西山の一気まくりよりはマシだけど。

2012_0526_r12_1285  1マークを回って、井口の優勝戦1号艇がほぼ確定した。凄絶を極めたのが、2着争いだ。玉突きから立て直した桐生順平と魚谷、さらに大外からまくり差した田村が、団子になって2マークに向かった。この先は……まさに死闘。特に目を奪われたのが、田村のハッスルぶりだ。

2012_0526_r12_1305 まず、2マークでは、全速のまくり差しで2艇の間を突き抜けた。それでも内から追いすがる魚谷には、2周1マークで全速の強ツケマイを浴びせた。またまた抵抗する魚谷。いわゆる大競りになり、外に開いた桐生が注文どおりのズボ差しを決めた。彼方にぶん流れた田村は置き去りに……桐生とは4、5艇身ほども千切られたのだが、それでも諦めない。

2012_0526_r12_1334 2周2マークの手前、大外からターンマークまで真っ直ぐ向かいはじめた。一気に桐生と魚谷の内に切り込み、この3艇での先マイを狙ったのである。あれほどの大差からこれほど気迫のこもった突進、なかなかお目にかかれないぞ(VTR必見!!)。惜しくもこの奇襲は不発に終わったが、闘魂・田村の心意気、胸にぐぐぐっと響いた。
 1着・井口、2着・桐生。
2012_0526_r12_1347  井口は初日から豪快な伸びが売りだったが、ここ2日はやや落ち気味か。1号艇での連勝を見据えて、出足型にシフトしているのかも。いずれにしろ、全体のパワーでは坪井が上だと思う。伸びでも負ける。明日のコースの利を生かして、坪井の攻撃を封じる展開になるだろう。

2012_0526_r12_1312  桐生の足は……まだよくわかっていない。今節はコンマ01の気合S勝ちだったり、今日のようなごっつぁん差しだったり、度胸と運のが多分に介在している。明日、いちばん注目したいのは、まだまだ未知数の桐生パワーだ。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――三羽烏よ……

【10R】

2012_0526_0413 ●レース前
 展示が終わって、それぞれが工具を整備室に置きに行ったりなどし、空気が落ち着き始めた頃。
「めっちゃいい!」
 背中から声をかけてきたのは笠原亮だ。彼が、この言葉を口にしたときには、本当にいい! 笠原がもっとも力を出せる仕上がりになったことの証なのだ。こういうときの笠原は、まったくもってコース不問。こっそり買った6-全-全の期待が高まる。ただし、笠原自身は6号艇ということで楽観していない。
「展示では、ですけど」
 と付け加えることを忘れなかった。このメンバーで6号艇から勝ち抜くのは、いくらミスター爆発力の笠原でも容易ではないか。

2012_0525_0382 ●レース後
 6着でゴールした佐々木康幸が、真っ先にピットに戻ってきた。これは異例のことだ。ボートを引き上げて理由が判明する。陸に上がった瞬間、佐々木のボートの底からドボドボと水が抜けていたのだ。そう、佐々木はボートに大穴があいたまま3周を完走した。おそらく1マークの湯川浩司との接触時だろう。さらにボートをひっくり返すと、さらに大量の水がこぼれ出したのだから、いつ沈没してもおかしくなかったのだ。
 敗戦後は全身で悔しさをあらわす佐々木も、さすがに仕方がないとばかりに苦笑い。悔恨というよりは、不運を嘆いている様子だった。そんな佐々木に、湯川が申し訳なさそうに頭を下げる。もちろん、佐々木が湯川を責めることなどいっさいなかった。
Uu5w4134  気になったのは、峰竜太の表情である。2着で優出。これでSG3度目の優出になるが、すべて準優2着でのものである。これまでは、敗れたことへの嘆きよりも、優出の歓喜のほうが強く表に出ていた。しかし、今日の峰は顔をしかめていた。首をひねる場面もあった。これまでの優出時とは、歓喜と悔恨の比率が正反対だったのだ。これはもちろん、いいことだと思う。
「2着はありましたね……」
 笠原が渋面を作って話しかけてきた。自力で攻めていきたい思いが強すぎて、1マークでは少し行き過ぎてしまったという。待って差せば、2番手浮上の展開はあった、と自己分析しているようだ。しかし、その攻めっぷりが笠原の魅力。本人は未熟というが、こうしたレースを続けていけば、必ず展開が味方する場面を迎えるはずだ。とはいえ、こうした反省を繰り返すごとに、彼の悔しそうな表情を見ることにはなるだろうけど。それもまた笠原らしさだ。

●優出会見
 峰によると、起こしでブルが入ったのだそうだ。今節初めてだそうで、少し焦りが生じたようである。ターンにも不満は残ったようで、さらに「緊張のせいかもしれないけど」と付け加えながら感触がいつもと違ったとも語っていた。レース直後の悔しそうな表情は、そうしたもろもろが顔つきに出たもののようだ。優出でなお満足しない。やはり峰竜太はひとつ上のステージに上ったと確信する。
Uu5w3677  坪井康晴は、いつもどおり淡々と、また整然と質問に応える。クールでクレバーな印象は、いつもと変わらない。ちなみに、足色は「深くなったので(スリット)全速ではなかったけど、伸びられる感じはなかったですね。バランスがとれてます。これまでの地元SG優勝(2度)にヒケはとらないデキです」とのことである。
 少し言葉に力がこもったように思えたのは、宝とも表現する仲間への思いだ。
「11Rキク、12Rヨコが優勝戦に乗ってくれたら嬉しい。3人で乗るのが、昔からの夢でしたからね。応援します」
 静岡82期三羽烏は、レースが分かれて準優進出。その先陣を坪井が最高のかたちで切ったことで、快挙の予感は高まっていった。

【11R】
Uu5w3002 ●レース前
 10Rの展示が終わって、11R組が展示ピットにボートを移動する。ボートを係留して装着場に上がってきた石渡鉄兵の表情は、緊張感にあふれていた。といっても、いつも淡々としているし、それほど感情の起伏を表にあらわす人ではないので、もしかしたら平常心だったかもしれない。だが、優しい人柄の石渡の口元が鋭く結ばれているあたりは、レース前に闘志を高めている証しであろう。

Uu5w4191 ●レース後
 菊地孝平の表情が、なんとも微妙だった。坪井に続けて優出を決めた、それも2周2マーク、瓜生正義を渾身の差しで逆転してのものだったのだから、もっともっと騒いでもいいし、笑顔になるのが普通だと思う。だというのに菊地は、少なくとも笑顔ではなかった。目を見開き、出迎えた仲間には睨みつけるように強い視線を向け、そして少し疲れたような顔つきでもある。大接戦を制した疲れをおどけて表現しているのか? とにかく微妙な表情だった。
 もしかして、興奮している!?
 そう思える瞬間があった。5日目はレースを終えた選手のボートを洗剤で洗浄する日。準優後も当然、他の選手たちも総出で行なわれる。坪井はやはり菊地のボート担当。洗剤を浸したスポンジをもって、ボートの周囲を磨こうとしていた。その坪井の前に、菊地は立ちはだかった。たまたま菊地とぶつかったと思ったか、坪井は進路変更しようとする。すると菊地は、その方向に体を移動して、ふたたび立ちはだかった。ここで坪井は気づく。菊地と視線を合わせる。菊地の顔がさらに微妙なものになっていく。つまり、実はめちゃくちゃテンションが高くなっているのだ。三羽烏優勝戦揃い踏みの第二関門を自身が突破し、夢に近づいた瞬間。菊地の興奮を誰が止められようか!

●優出会見
Uu5w4220「ヨコとは何度も足合わせをして、僕のほうが分が悪かった。正直、3人のなかで優出がいちばん微妙だと思っていたのは僕だったんですよ」
 興奮するはずだ。夢を阻むとすれば自分の可能性が高いと菊地は考えていたのだ。全身全霊の走りで、あの瓜生を逆転しての関門突破。「バックで一回泣きそうになった(笑)」そうだ。興奮しなけりゃおかしいくらいだ。会見では、その興奮を抑えるかのように、うつむき加減でじっと一点を見つめて、質問に応えていたが、でも声が弾んでますよ、菊地選手! 菊地は、12Rでヨコが優出を決めるだろう、つまりは夢がかなうだろうと信じて疑っていないようであった。
Uu5w3666  1着の渡邉英児は、ひたすら笑顔である。人の好さをあらわすように、笑みを絶やさずに話をする渡邉。そのうえに快勝、地元SG優出の喜びが加わっているのだから、笑顔があふれて当然である。
 ただ、スタートについては、少し悔やんでいるようだった。出走直前、向かい風が少し弱まり、それがアナウンスされた。「それを聞いて、いつもの病気が出ましたね(笑)。気持ち的なものだと思います」と弱気なスタートとなってしまったわけだ。だが、優勝戦前にそれを経験できたのは大きい。優勝戦では弱気の虫を意識的に押さえ込めばいいからだ。「レースのしやすさ、かかり、舟の向きがいい」とまさに英児向きの足が完全に仕上がっているだけに、2コースからくるりと差す場面は充分に想像できる。

【12R】
Uu5w4149 ●レース前
 実は、最後の最後までペラ調整をしていたのは、横澤剛治である。10R発売中まで、ペラ室にこもっていたのだ。11Rの展示が終われば展示ピットにボートを移動しなければならないので、まさしくギリギリまで妥協をしなかった。三羽烏で最後に出走する横澤は、夢の完成を担う立場になることを自覚していたのだろう。
 レース直前、水面際でストレッチをしている桐生順平がいた。これは彼のルーティンのようだ。耳にはイヤホンがささっている。お気に入りの音楽を聞き、体を動かして精神統一。桐生はそうして闘志を高めているわけだ。

2012_0526_0609 ●レース後
 本当にツラいレース後だった。まるで世界の終わりを迎えてしまったかのような表情をしている男が3人もいたから……。
 呆然とし、泣き出しそうな表情さえ見せる菊地孝平。硬直して心ここにあらずの顔つきになっている坪井康晴。そして、もはや表情すらなく、目に力もなく、最大の悔しさに耐えている横澤剛治。
 夢はかなわなかった。目前でするりと逃げていった。横澤が、最後の最後まであきらめることなく猛追を見せていたから、悔しさはなお倍加する。手が届きかけた宝物を逃すことほど、心を闇に突き落とすことはないだろう。ピットには、関東勢が桐生に送った拍手も響いていたが、きっと3人の耳には届いていなかったはずだ……。

Uu5w4045●優出会見
 もはや井口佳典に死角なし、ではないだろうか。とにかく、自然体。重圧などまるで感じない。そりゃそうか。賞金王決定戦の1号艇を経験している男なのだ。それを克服している男なのだ。もちろん今日の準優だって、腕を固まらせるような妙な緊張は絶対にしていなかったと思う。
 桐生は、会見が始まった当初は、どこか戸惑っている様子を見せていたが、慣れていくにしたがって、だんだんと饒舌にもなっていった。
「スタートは見えてます……たぶん(笑)。たぶんがつきます。今日で自信をなくしたんですよ」
「登番4444なんで、4号艇はいちばんいいと思います」
「準優は楽しもう楽しもうと思ってました。だから明日も楽しみたいですね」
Uu5w3602  準優を楽しもうとしたことについては、蒲郡の高橋“ズバッとぉ~っ!”貴隆アナからいただいた情報を付け加えておきたい。桐生は昨日1号艇を迎えるにあたってめちゃくちゃ緊張したそうだ。夜眠れないほどに。そんな桐生に西山貴浩が「世の中には戦争で苦しんでいたり、死の淵に瀕している人もたくさんいる。それに比べれば1号艇がなんだ。そんなもんで緊張するな」とアドバイスをしたのだそうだ。ずいぶん大きな話を持ち出したもんだとも思うが(笑)、それで桐生はすっかり楽になったのだそうである。準優だって、明日の優勝戦だって、西山が持ち出した話に比べればどうってことない、のだ。
 今節、桐生と西山は行動をともにすることが多く、じゃれ合うシーンもずいぶんあったが、こうした魂の交流があったわけである。
 ちなみに、レース前に桐生が聴いていた音楽は何だったのか。
「グリーンのキセキ(のカバー曲)ですね。奇跡が起きればいいと思っていたら、起きましたね(笑)」
 桐生の優出を奇跡と思っている人なんて、一人もいないと思うけど。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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速報 浜名湖笹川賞の優勝戦メンバー決定!!

 浜名湖ボートで開催中の第39回SG笹川賞の優勝戦メンバーが確定しました! 1号艇は予選トップの座を守りきった井口佳典。明日は不動の大本命として白いカポックをまといます。井口が地元3騎&やまと2騎の猛攻を抑えきれるか、はたまた敗れて大波乱となるのか!? 優勝戦は明日の16時40分頃、ピットアウト!!

12R優勝戦
①井口佳典(三重)
②渡邉英児(静岡)
③坪井康晴(静岡)
④桐生順平(埼玉)
⑤峰  竜太(佐賀)
⑥菊地孝平(静岡)


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H記者の『太陽と月が交錯するっ??』予想

 さあ、準優です。金冠日食とともにはじまった今シリーズ。それを象徴するかのように、太陽(ドリーム組などスター選手)が徐々に徐々に月(伏兵)に侵食されてゆく予選4日間でした。このまま太陽がどんどん欠け続け、ファイナルは……なんて妄想が膨らむラスト2日であります。

10R
①坪井康晴(静岡)SS
②湯川浩司(大阪)A(行き足SS)
③峰 竜太(佐賀)A
④重成一人(香川)B
⑤佐々木康幸(静岡)B
⑥笠原 亮(静岡)A

進入123/456

 1号艇が坪井だけに、今日の佐々木はさすがに枠なり5コースですね。展開のキーマンは3日目から強烈な行き足がきた湯川。先刻のスタート特訓でもゴキゲンな行き足でしたが、イン坪井の伸び返しも凄まじかった。つまり、湯川がまくりきる可能性は微弱(スタートから1艇身覗いたとき、のみ?)。かといって、差しても回り足で坪井にやられます。鬼門の2コースといえるでしょう。逆に展開が向くのが、3コースの峰。湯川の行き足に付いていけさえすれば、湯川が握れば差し、差せばぶん回りと臨機応変に仕掛けられます。坪井との一騎打ち。

3連単★1=3-全

11R
①渡邉英児(静岡)A(回り足SS)
②瓜生正義(福岡)B
③石渡鉄兵(千葉)A
④菊地孝平(静岡)B
⑤今垣光太郎(石川)B
⑥山口 剛(広島)A

進入123/456

「2コースの瓜生」は脅威の代名詞ですが、まだ回り足が一息で差しきりまではどうか。勝つのは、くるくる回れる英児か、カドからコンマ05くらいまで張り込みそうな菊地、地元勢だと思います(配当的に、本線は菊地)。狙いは、前検から追っかけている山口の2着付け。西島同様、何をやらかすかわからない勝負師の根性に期待します。ぶん回して菊地の攻めに連動すると見ましたが、進入から要注意!!

3連単★41-6-全

12R
①井口佳典(三重)S(伸びSS)
②桐生順平(埼玉)A
③横沢剛治(静岡)B
④魚谷智之(兵庫)B
⑤西山貴浩(福岡)B
⑥田村隆信(徳島)B

進入126/345

 パワー相場が意外と低い一戦です。よほど田村がゴリゴリ攻めない限り(銀河進入競り)、外から井口を攻めきる選手はいませんね。鉄壁の逃げ。相手も枠&パワー有利な桐生でほぼ安泰か。怖いのは、捨て身で握って2着に届くかもしれない西山です。
 もしも田村がイン強奪に来たら……これはもう、今までのSG名物「銀河競り騒動」よろしく、とんでもない大波乱になりますなw

3連単★1-25-全

 もしも私の予想通りの決着なら、明日のファイナルは①井口②坪井③菊地④桐生⑤峰⑥山口ってなことになりますな。あらあら、光輝くぶち込み太陽に、やまとの月がじわじわと……??


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“本紙予想”笹川賞準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=坪井 まくられ率14.3% 差され率19.0%
2コース想定=湯川 逃がし率44.4%
湯川の逃がし率が高く、パワーを考えても坪井の逃げ切り濃厚。ただ、湯川の2コースはまくりがあり、坪井が飛びつけば、穴で峰=笠原。
◎坪井 ○峰 ▲重成 ★笠原  
3連単1-34-全 3=6-全

11R 準優勝戦
1コース想定=渡邉 まくられ率11.8% 差され率23.7%
2コース想定=瓜生 逃がし率28.9%
渡邉の1コース1着率は63.2%とA1級の標準レベル。ならば、瓜生の逃がし率の低さと2コース1着率47%の高率に惹かれる。
◎瓜生 ○菊地 ▲石渡 △山口    
3連単2-436-全 

12R 準優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率4.5% 差され率11.9%
2コース想定=桐生 逃がし率28.8%
井口の1コース1着率は80%超で、基本は鉄板。しかし桐生の逃がし率が低く、折り返しも押さえる。
◎井口 ○横澤 △魚谷
3連単1=3-全 1=4-全


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THEピット――静かに牙を研ぐ (本日の水神祭付き!)

Uu5w3923  まずは、水神祭の報告から。3R、茅原悠紀が豪快なまくり差しでSG初1着。7Rを控えてはいたものの、先輩たちに導かれてレース後すぐに水神祭が行なわれている。
Uu5w3936  中心となるのは、寺田千恵、田口節子の岡山勢。茅原を連れ出したのは、山口剛、西山貴浩のやまと軍団。さらに重成一人、田村隆信の瀬戸内勢や、桐生順平も参加。テラッチと桐生が西山を一緒に落とそうと画策したりというハプニング(?)もありつつ、ウルトラマンスタイルで持ち上げられた茅原は、激しく水面に投げ込まれたのだった。Uu5w3959 もちろん、笑顔笑顔! テラッチや田口、重成もなぜだか妙に笑い転げており、なんとも幸せな水神祭。そして、テラッチが一言ポツリ。「三浦永理、そっくりじゃん」。というわけで、120301k_522 三浦の写真もこっそり掲載しておきましょう。たしかに……ね。

2012_0525_0638  さて、歓喜に沸いた準優午前中のピットだが、それ以外は非常に落ち着いた印象を受けた。実際は、準優組も一般戦組も調整や試運転に飛び回っており、しかも報道陣が一気に増えたから、むしろ慌ただしいくらいの雰囲気ではある。しかし、特に準優組が淡々と準備を進めているように見えていて、それがセミファイナルの高揚感や緊張感を感じさせないのだ。みな静かに牙を研いでいる、というか。
 菊地孝平が整備室で本体整備の作業をしていた。ただし、僕が見た時点では微妙な調整を施している様子で、本体を割っていたわけではなかった。隣には湯川浩司もいたが、どうやらシャフト調整のようだ。いずれにしても、大掛かりな整備をしていたわけではなさそうだった。菊地は3R前にモーターを装着し、その後3Rのエンジン吊りに加わっていたが、それが終わると速攻で水面へと飛び出していった。その感触によっては、ふたたび微調整を施したりするのかもしれない。
2012_0525_0001  整備室の隅、ゲージ調整テーブルには5名。濱野谷憲吾、篠崎元志の一般戦組と、渡邉英児、瓜生正義、峰竜太だ。日ごとにここは混雑していくなあ。その様子は、先行導入第1節と同様である。先入観込みであることをお断りしておくが、渡邉はちょっとカタいかな、と思う。瓜生は準優だろうが優勝戦だろうが、あまり変わらないというのが彼らしさ。そして峰は、やはりいつも通りに緊張が高まってきているようだ。峰はこれで結果を出してきているのだから、大一番の前にはドキドキするくらいでちょうどいいだろう。
2012_0525_0345  昨年に続いての準優出となった桐生順平が、西山貴浩に肩を抱かれて整備室から出て行った。控室に向かって歩くその姿は、仲良しというよりは西山が桐生を拉致している図に見える。西山がやけに強く肩を抱いているのだ。数分後、桐生が小走りに整備室へ。Uu5w2991 その後ろを西山が「仕事されると不安になるだろ~」とか言って追いかけていた。整備室奥のペラ室に入った桐生は、やがてまたまた西山に連れられて整備室を出る。「仕事なんかやめようぜ~」と西山は言って、またまた控室へと連れていってしまった。西山、仕事の邪魔してんの?(笑)今日は12Rで対戦する二人、これも盤外戦というヤツだろうか。もっとも、桐生も実に楽しそうに西山とじゃれ合っている。ようするに二人とも足に余裕があると見たが、どうか。
Uu5w3327  屋外ペラ調整所には予選トップの井口佳典。鋭い目つきでペラを見つめ、柔らかい手つきでペラを叩く。その様子は昨日までと何も変わりはない。他の選手に声をかけられて見せる笑顔も昨日までとまったく変わらず、重圧などいっさいないように思えた。笠原亮が「井口くんはメンタルが強い」と感心していたが、なるほどと思わされる姿だ。ペラ調整所には、重成一人の姿も。また、2R発売中にいったん試運転から上がってきた坪井康晴の姿も見かけている。
2012_0525_0379  準優組で、早い段階から水面での作業もしくは試運転をしていたのは、佐々木康幸と横澤剛治の静岡勢。佐々木は時に装着場に駆け上がり、また走って係留所に向かうなど、忙しそうにも見える瞬間があったが、横澤は係留所から上がってくるとゆったりとした足取りで、焦った様子は少しもなかった。三羽烏はいずれもいい雰囲気に見えるぞ。優出揃い踏みもあるかも!?
Uu5w3060 で、気分上々の様子だった笠原亮。10Rは混戦模様、笠原曰く「みんな似たようなタイプの人で、考え方も近いと思う」だから、6号艇はなかなか難しい枠番になったようにも思う。「僕、行けますかね~」と一見ネガティブな物言いであったが、しかし話す様子はむしろポジティブにも見えたのだった。この難局を戦うことに喜びを見出しているというか。もちろん、足に不安がないからこそのメンタリティ。こういう気持ちで走る男だからこそ、枠が遠くたって爆発力を発揮できるのだと思った。(PHOTO/中尾茂幸=菊地、渡邉、桐生、佐々木 池上一摩=水神祭、三浦、西山、井口、笠原 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』5日目

 3R、茅原のアタマ決め撃ちで5-4を取り逃がしたHです。前検ファミリー西島を軽視した私がバカでした>< 5日目になってもまだ初日が出ない惨状を、なんとか打破しなければっ!! しげ爺さん、一発決めるどーーーッ!!

9R
 ①松井  繁
◎②寺田  祥
 ③大嶋一也
 ④辻  栄蔵
★⑤松田祐季
 ⑥重野哲之

132/456か136/245

 前検から節イチ候補にまで指名した松井ですが、昨日の転覆の影響がいろんな意味で気になります。逃げきれば拍手。舟券から斬り捨て、センターからの行き足が凄そうな寺ショーの絞りまくり&松田の全速まくり差しに賭けてみます。この無理筋で、準優前の軍資金をしこたま稼いでみせましょう!!

3連単★2=5-全

 準優予想は、8R頃にアップします。


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本日の“本紙予想”笹川賞5日目

ども~。Kです。昨日はたしかに予想自体はパッとしなかったんですが、しげ爺さん、当たったレースをがっちり買ってまして、舟券自体はぼちぼちだったんですよ。ま、コンビニ弁当が安居酒屋になった程度ですが……。今日はスッポン目指すぞ~。

1R
1コース想定=馬袋 まくられ率13.7% 差され率15.1%
2コース想定=永井 逃がし率32.8%
馬袋がスタートしっかり決めて逃走。
◎馬袋 ○徳増 ▲中澤
3連単1-45-全

2R
1コース想定=重野 まくられ率12.1% 差され率25.9%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.0%
スタート決めれば、寺田が好機活かして攻め切れる。
◎寺田 ○勝野 ▲大嶋 △角谷
3連単2-345-全

3R
1コース想定=服部 まくられ率5.7% 差され率27.1%
2コース想定=西島 逃がし率39.6%
服部が予選落ちのうっぷん晴らす逃走劇。
◎服部 ○西島 ▲茅原
3連単1-45-全

4R
1コース想定=辻 まくられ率10.9% 差され率23.9%
2コース想定=篠崎 逃がし率37.5%
松井の進入微妙だが、辻がかまわずに先マイ。
◎辻 ○篠崎 ▲松井 
3連単1-26-全

5R
1コース想定=横西 まくられ率9.3% 差され率22.2%
2コース想定=日高 逃がし率40.4%
横西が盤石の逃げ。田口との女王ワンツーに絞る。
◎横西 ○田口
3連単1-4-全

6R
1コース想定=今村 まくられ率8.6% 差され率17.2%
2コース想定=徳増 逃がし率33.3%
山崎のカド一撃を狙いたい。
◎山崎 ○中野 ▲今村 △原田
3連単4-516-全

7R 
1コース想定=西島 まくられ率17.1% 差され率22.1%
2コース想定=中澤 逃がし率27.1%
西島のアシよく本命視も、中澤逃がし率低く、敗れるケースも。
◎西島 ★茅原 勝野
3連単1=3-全 3=4-全

8R 
1コース想定=池田 まくられ率6.3% 差され率15.6%
2コース想定=角谷 逃がし率35.4%
池田には負けられないイン戦。角谷との一点勝負だ。
◎池田 ○角谷    
3連単1-2-全

9R 
1コース想定=松井 まくられ率11.9% 差され率10.4%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.0%
松井を本命視したいところだが、進入もつれるかも。辻とのダブルヘッドで。
◎松井 ○辻 ▲寺田  
3連単1=4-全 14-2-全

準優勝戦はのちほど!


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5日目!

おはようございます。SG笹川賞は5日目、本日は準優勝戦が行なわれます。今日の浜名湖は五月晴れですよ~。週末、本場に来ると気持ちいいですよ~。ちなみに、ただいまあの清原番長がトークショーをしています。明日はもちろんアッキーニャ。

2012_0525_1031 昨年につづき笹川賞準優進出。今年は2号艇の桐生順平。スター誕生のチャンスだ!(PHOTO/中尾茂幸)


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浜名湖・笹川賞TOPICS 4日目

THE勝負駆け

今村が、池田が、松井が、服部が……

2012_0525_0604  風雲、急を告げる!? 主だった銘柄級が続々と勝負駆けに失敗し、今年の笹川賞は群雄割拠の戦国絵巻と化した。
 まずは2Rで、ドリーム戦士の今村豊が5着大敗。②②条件の望みを、後半へ持ち越すことができずにV戦線から離脱した。
2012_0525_0124  続いて優勝の望みを絶たれたドリーム戦士は、ファン投票トップの池田浩二。池田は元より①①条件の苦しい状況だったが、第一関門の5Rで見せ場なく5着に敗れ去り、こちらも後半を待たずに赤信号が点った。同じレースでは、③着条件だった濱野谷憲吾も6着でゲームセット。昨日の時点で圏外に追いやられた山崎智也とともに、関東の2トップエースが脱落した。

2012_0524_0371  そして、極めつけは10R。ファン投票4位の松井繁(最終的には⑤着条件だった)、地元の総大将・服部幸男(③着条件)の同期ふたりも、最後のハードルを超えることができなかった。松井に至っては、1マーク手前で振り込んだ原田幸哉(妨害失格)に乗り上げて転覆失格。今節の王者は、西島義則に張り飛ばされ、幸哉に準優への進路を妨げられ、と散々なシリーズになってしまった。一方、バック4番手に甘んじた服部も、同期の不遇なアクシデントでそのまま安全航走を義務付けられた。ふたつの巨星が、同時に消えた。

2012_0525_0821 V候補が続々と離脱する中、ドリーム組でひとり気を吐いたのが艇聖・瓜生正義だった。好枠をしっかり生かしきって、2着1着。今節が初めての新ペラ制度実戦、さらにパワー的にも一息という状況の中で、予選を終えてみれば5位での通過は流石の一語。今節の瓜生は、外に振ると見せかけて内から艇を合わせたり、逆に内に潜り込むと見せてから外に振って全速差しで逆転したり、劣勢パワーを極上のテクニックで補ってきた。新ペラ制度での有力なサバイバル術を、身体が勝手に実践しているように見えた。2号艇の明日は、どんな極意を披露してくれるだろうか。

背水の奇襲

 2012_0525_0018 今日、『MAN of the 勝負駆け』を挙げるとしたら、2Rの佐々木康幸しかいないだろう。5号艇でメイチの①着勝負だった佐々木は、スタート展示では穏やかな枠なり5コースを選択した。が、いざ本番になると、スーーーッと艇を進めてあれよあれよのイン奪取!! 完全に1号艇の茅原悠紀を出し抜いた(多くのファンも?)。私なりの表現を使うと「やらずのやり」進入だ。
 瞬間、あの賞金王トライアルの重成一人のイン奪取を思い浮かべたが、あのときは「やりのやり」。重成が動くことは、想定内ではあった。が、今日のスタ展を見てから佐々木のイン戦を予想できた人は少ないだろう。
「いやぁ、スタート展示で5コースから行ったら、さっばり伸びなかった。このままじゃマズイと思って、イチかバチか行きました」
 勝利者インタビューでのこの言葉が真相のようだが、もちろん原動力は「地元で予選落ちはしたくない!」という強い意志とプライドだろう。しかも、背水の①着勝負。5コースから勝つべき足がないとみたら、現状の足でいちばん勝ちやすいコースを奪う。当然の発想だし、かつての“競艇”では日常茶飯の戦法だった。
 スタート展示をも勝つための“ダシ”に利用した佐々木は、スタートをしっかり決めて逃げきった。「スタ展とまるで違うことをしたら、ファンが困惑するだろ」なんて意見はお門違いもはなはだしい。スタート展示~本番のコース取りに法的拘束はなく(以前はいくつかあった)、それを盲目的に信じるほうがどうかしている。新鋭王座ファイナルの私のように(土屋智則の「やりのやらず」)。選手は、何よりも「自分が合法的に全力を発揮して勝つ」ことを第一義として走っているのだから、スタート展示をその武器のひとつとして利用するのは、むしろ当然だろう。今日の佐々木は勝つために5コース→1コースに方向転換したわけだが、敵を欺くために「やりのやらず」や「やらずのやり」を活用したって構わないのだ。
 佐々木の“奇襲”は、記者席を大いに沸かせた。ガラス越しにスタンドからの歓声(奇声?)も響いてきた。勝負駆けの原点と本質と醍醐味とが、ぎっしり詰まった崇高なイン逃げだった。

やまと軍団、奮闘!

2012_0525_0066_2  これ以外では、西山貴浩、桐生順平、山口剛のやまと軍団トリオの勝負駆けが見事だった。8Rで②着勝負だった西山は、3コースからコンマ03発進。少し覗き加減だったのでまくり差しの選択もあったが、西山は若者らしく迷わず握った。もちろん、②着条件も念頭に置いての戦略だったはず。リスキーなまくり差しより、インの今村を付け回る旋回をしておけば、2マークでもう一度勝負がしやすい。2着以内を狙うための常套手段だ。SGの勝負駆けとは思えないほど冷静沈着かつ的確なターンで、必要な2着をもぎ取った。

2012_0525_0780  9Rでは、1号艇③着条件の桐生が圧倒的なイン逃げを決めた。そのスリット通過タイミング、コンマ01!!!! 電撃タッチ逃走だ。普通、イン戦で3着条件となると、気持ち的にちょっとあやふやになりそうなものだが、スタートを決めて逃げる以外に準優への道はない、と心に秘めていたようだ。去年の新鋭王座の頃から男っぷりと度胸の良さは知れ渡ってはいたが、やはりこの男、SGにも媚びたりはしない。
 そして、初日の不良航法の減点を見事に克服した山口剛。今日のレースそのものは期待したよりスマートなものだったが、2・4号艇での1着2着~滑り込み準優ゲットはさすがの勝負師ぶり。明日は何でもありの6号艇だけに、進入からあっと驚く奇襲、大技を魅せるかも??

ナデシコ軍団、壊滅。

 笹川賞の風物詩、水面を艶やかに彩る7人の女子レーサーも、大輪を咲かせることなく散りきった。しかも、半端な散りっぷりではない。

42位 山川美由紀
44位 田口節子
45位 横西奏恵
46位 日高逸子
48位 永井聖美
49位 寺田千恵
50位 平山智加

※51位は妨害失格の原田幸哉、52位はFを切った白井英治

2012_0525_0295 「花に嵐」のたとえがぴったりくる惨敗ぶり。横西と日高は転覆に泣き、永井や山川は機力に泣いた。が、それらを差し引いても、今節の女子は総じてターン回りでの判断の遅さや、混戦での躊躇(遠慮といってもいい)などがやけに目立った。「笹川賞はファン投票によるお祭りSG」という一面があるが、今節の成績&レースぶりでは真に実力があって参戦できなかった男子レーサーに失礼だと思うぞ。選出方法を変えろ、などと野暮なことは言わない。女子はSGでは通用しない、なんてことも思っていない。いつか、軽量を生かしてSGの頂点に立つと思っているからこそ、今節の7人には猛省と奮起を促したい。この枕を並べた“討ち死に”を、レーサー人生で最大級の屈辱と肝に銘じてほしい。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2012_0525_0992


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THEピット――なぜか敗者が気にかかる

2012_0525_034711R前に整備室を覗くと、モーター格納作業や松井繁の転覆整備などでにぎわうなかで、池田浩二が本体を整備していた。池田は今日、ピンピン勝負に敗れた。前半戦で1着を獲れなかった時点で準優への道は閉ざされた格好となっていたが、後半も勝つことができずに、ついに予選ゼロ勝。総理杯に続いてのSG予選落ちは、やはり異常事態と言うしかない。
 それでも気持ちは切れていないということなのか、本体と向き合う時間を池田は作った。4日目の午後というのは、勝負駆けに失敗した選手がこうして整備をしているシーンは多々見かけられるもので、彼らの戦いが決して勝ち上がりに関係しているレースに限っていないことを思い知らされる。池田もまた同様。むしろ、明日明後日を無為に戦うことのほうが、MVPのプライドとして許せないことだろう。
 池田の様子に悲壮感はなく、やはり整備をしていた永井聖美と会話を交わしていい笑顔を見せてもいたが、心の奥にはグラグラとしたものが宿っているはずだ。
Uu5w3244_2  地元勢が相次いで勝負駆けを成功させていくなかで、重鎮・服部幸男はボーダーに到達することができずに予選を終えている。ここまで着をまとめていただけに、今日の大敗は服部のプライドをおおいに傷つけたものだったはずだ。
 レース後、服部はペラ室にこもっている。装着場内ペラ室の、向かって左側入口入ってすぐ。トビラが開いていれば、装着場から丸見えの位置。ここは服部ポジションとも言うべき場所で、浜名湖のSGやGⅠのたびに、常にその場所で服部はペラを叩いていた。今節は、そこで服部を見る頻度は以前より多くはなかった。新プロペラ制度になったことで、調整の手順などが変わったのか。その場所には時折、赤岩善生がすわっていたりして、それはそれで新鮮ではあった。だが、今日のレース後、服部はそこにいた。マイポジションに陣取って、鋭い視線をペラに向けている。服部もまた、改めて闘志に火をつけたことだろう。準優で後輩が活躍する日に、浜名湖天皇とまで呼ばれた男が情けないレースはできない。いや、この姿こそが「ベストを尽くす」という座右の銘の有言実行だろうか。ともあれ、ペラを一心不乱に叩く服部の姿には迫力があった。

2012_0525_0363  いきなり勝負駆けに敗れてしまった選手のことから書き始めてしまったわけだが、どういうわけか彼らのほうが目に留まってしまった4日目の午後。ほかにメモされているのは、やはり予選落ちしてしまった山崎智也に関する記述「笑ってはいるが、ため息もついた」とか、予選突破組では、予選最終走で着順を落として準優外枠になってしまった今垣光太郎に関する記述「いつもと変わらずボートを磨いている」とか、あまり景気のいいものはない。Uu5w3550 あるとするなら、延々と試運転を続けていた菊地孝平と横澤剛治で、その徹底した準優への準備っぷりと、試運転から引き揚げてきたときの二人の笑顔についての記述くらいだUu5w3327 。あ、予選1位の井口佳典について何か書き殴ってる。「湯川の肩を抱く」だって。そうそう、11R、スタート後手のイン中島孝平を2コースからまくったものの、渡邉英児に差されてしまった湯川浩司が、レース後に井口に声をかけられて、脱力した格好でフラフラと歩いていたのだ。それを井口が抱き留めた格好となったのが、そのメモ。ともに予選突破、井口にいたってはトップ通過で優勝に王手をかける立場となっているのだが、その喜びとか上機嫌とかいうことではなく、単に銀河系の仲の良さに関する記述なのであった。思えば不思議な勝負駆け空間だ。
Uu5w2849  で、メモはしてないけど、もっとも強く印象に残ったというなら、報道陣に囲まれる渡邉英児だろう。本当に申し訳ないことに、ここまでノーマークでした。必死に記憶を手繰り寄せてみても、やけに短髪になっていることと、相変わらず素敵な笑顔を見せていることくらいしか思い出せない。伏兵であるのは確かだが、本当に迂闊であった。同じ静岡なら三羽烏とか服部とか笠原亮に目を奪われていたってことだろうな。
 その渡邉はやはり充実した表情で、報道陣の囲み取材からはときどき大きな笑い声も巻き起こっていた。なにしろ予選2位、静岡勢のなかではトップ、もちろん準優1号艇だから、気分が悪かろうはずがない。その囲み取材も含めて、JLCの展望番組や勝利者インタビューなどにもあちこち連れ回されている渡邉だったが、むしろその状況を楽しんでいるようにも見えたぞ。総理杯に続いての、アッと驚くニューヒーロー誕生があるだろうか。
Uu5w3018  なお、10Rで転覆してしまった松井繁は、明日の出走表にも名前があります! 足は良かっただけに、あまりに痛恨。選手責任外だから、不完全燃焼で予選を終えてしまったことだろう。そのリベンジ、なんて言ったら、「そういうことやない」と王者には言われてしまいそうだが、それでも鬱憤を晴らす走りを見せてもらいたいぞ。(PHOTO/中尾茂幸=池田、山崎 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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速報! 笹川賞準優メンバー決定!!

 浜名湖・笹川賞の準優18ピットが確定しました!! 12R1号艇は、抜群の伸び足で昨日までの首位・坪井康晴を抜き去った井口佳典。地元の渡邉英児と坪井が、1号艇を分け合いました。このまま優勝戦へ、白いカポックが押し切るのか!? 多士済々のメンバーが、このトップ3に襲いかかります!!

第39回笹川賞 準優勝戦

10R
①坪井康晴(静岡)
②湯川浩司(大阪)
③峰 竜太(佐賀)
④重成一人(香川)
⑤佐々木康幸(静岡)
⑥笠原 亮(静岡)

11R
①渡邉英児(静岡)
②瓜生正義(福岡)
③石渡鉄兵(千葉)
④菊地孝平(静岡)
⑤今垣光太郎(石川)
⑥山口 剛(広島)

12R
①井口佳典(三重)
②桐生順平(埼玉)
③横沢剛治(静岡)
④魚谷智之(兵庫)
⑤西山貴浩(福岡)
⑥田村隆信(徳島)


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H記者の『穴極選』ピン条件!!

 えーーっと、初日からまだ“初日”が出ていないHです。我が最強の敵(とも)しげ爺さんのご託宣どおり、今日こそ大爆発するどーーーー!! 狙いはもちろん、この若き勝負師です!

10R
 ①井口佳典
 ②原田幸哉
 ③石渡鉄兵
◎④山口  剛
★⑤服部幸男
★⑥松井  繁

123/456か1456/23??

 予選トップを狙う井口が一本かぶりの人気です。が、不安要素もいくつか。松井と服部が動いて進入がゴッチャになりそうだし、伸び主体だけにSで溜めすぎるとドカる危険もあります。行き足いい石渡(または松井)のまくりと、伸び返した井口が大競り!という光景も見えますな。5Rの1着で首皮一枚残した山口G0が、混戦を捌いてミラクル予選突破です。地元で落選は許されない服部(②条件)と足いい松井(④条件)へ。

3連単★4-56-全


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“本紙予想”笹川賞4日目後半

7R 
1コース想定=田村 まくられ率5.9% 差され率15.7%
2コース想定=勝野 逃がし率31.3%
銀河系に両立なし。田村と湯川の競りあれば秋山に展開向く。
◎秋山 ○田村 ▲湯川 △勝野  
3連単5-142-全

8R 
1コース想定=今村 まくられ率10.3% 差され率17.2%
2コース想定=田口 逃がし率40.4%
赤岩の前付けあるか。それでも今村が逃走。
◎今村 ○白井 ▲笠原    
3連単1-45-全

9R 
1コース想定=桐生 まくられ率5.7% 差され率26.4%
2コース想定=池田 逃がし率51.2%
池田は逃がし率が高く壁になりやすい選手。桐生が逃げる。
◎桐生 ○峰 ▲太田  
3連単1-45-全

10R 
1コース想定=井口 まくられ率4.5% 差され率13.4%
2コース想定=原田 逃がし率50.0%
井口は1コース1着率急上昇中だ。
◎井口 ○山口 ▲松井 △石渡  
3連単1-463-全

11R 
1コース想定=中島 まくられ率6.5% 差され率13.0%
2コース想定=湯川 逃がし率45.5%
中島の逃げ切り狙いも、湯川が握れば今垣に差し場生まれる。
◎中島 ○今垣 ▲湯川    
3連単1-32-全 3-2-全 

12R 
1コース想定=瓜生 まくられ率11.7% 差され率18.3%
2コース想定=西島 逃がし率39.0%
瓜生を本命視も、鬼足坪井は4コースめちゃ強。
◎瓜生 ○坪井 △西島
3連単1=4-全 1=2-全


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THEピット――気迫の勝負駆け!

2012_0521_0973  勝負駆けである。1Rから激戦! 地元の横澤剛治が3着条件で登場し、見事に1着でクリアしている。
 2Rは佐々木康幸だ。1着で6・00、しかも5号艇。苛酷な条件だったが、佐々木はなんと気迫の前付け! スタート展示は枠なりだったものの、勝つための最良の選択として、佐々木はインコースを奪ったのだった。拍手だ! しかも、佐々木は逃げ切った! これぞボートレーサー。これぞ勝負師。佐々木が逃げた瞬間、ピットでも感嘆の唸り声が低くあがっていたものだった。
2012_0523_0008 レース後は、横澤にしろ佐々木にしろ、満面の笑みを見せていたというわけではなかった。二人ともむしろ淡々とした様子で、せいぜい安堵している雰囲気が伝わってくるくらいだ。本人よりも周囲のほうが喜んでいる感じで、横澤の帰還時には「イヤァ!」という嬌声が上がったり(たぶん菊地孝平)、佐々木に拳を突き出して祝福したり(これは間違いなく菊地孝平)、地元の仲間の快走を讃えているのだった。
 今日一日の目標としては、ノルマをクリアして予選突破をはかることだが、言ってみれば通過点に過ぎないことも事実。横澤も佐々木も地元SGの準優を勝ち抜くことに思いが至るのが当然ということだろう。
2012_0524_0667  2Rでは、今村豊が5着敗退。2着2本がノルマだったので、事実上の終戦を迎えることとなってしまった。レースとしては、不運なものだった。2コースの中澤和志が1マークでキャビり、これに乗っかるかたちになってしまったのだ。自身の失敗とは言えないだけに、なお悔しさがつのってもおかしくはない。
 しかし、これがミスターらしさというのか、レース後の今村は中澤を責めるところなど少しも見せず、むしろおかしそうに笑いながらレースを振り返り合っているのだった。レースにおいてはあっても不思議ではないこと、目の前にキャビってる艇がいたからビックリしちゃったよ~、という雰囲気。自分の力ではどうにもならないことを悔やんでも仕方ないという感じか。こうした切り替えの早さ、あるいは相手への気遣いもミスターのミスターたるゆえんのひとつかもしれない。

 勝負駆けレースを控えている面々は、それぞれ調整や試運転に余念がない。
2012_0524_0158 松井繁が屋外のペラ調整所にいた。実は、前検以外で松井をこの場所で見たのは初めてなのだ。ずっとピットにへばりついているわけではないので、松井がいっさいペラ調整をしていないとは言い切れないが(チャーリー池上によると、初日に見かけたとか)、少なくとも以前とは行動パターンが違っていたのは確かだ。これまでの松井は、レースとレースの間の時間は、多くをペラ調整所で過ごしていた。浜名湖では、屋外調整所が定位置。ピットをうろうろしていれば、常に視界の片隅に王者が入っていたものだった。しかし、今節、ほとんど松井の姿を見かけることなく、前半が終了した。それはすなわち、松井のモーターが噴いている証しである。だが今日、松井は早い時間から調整所に陣取った。勝負駆けデーに松井が動いたのだ。もっとも、ペラを激しく叩くようなシーンは見かけられなかった。多くはゲージを当ててチェックに時間を費やし、叩き始めてもタッチはソフトなものだった。
2012_0524_0395  整備室には西島義則。評判機の3号機は間違いなく噴いていたが、昨日転覆を喫してしまっている。その影響は果たして、というのが気になるところだが、それはもちろん当人も同様である。朝は試運転をしていて、気配落ちはあまりうかがえなかったが、その後に整備室に入って点検をしていたようだ。本体を思い切り割ることもなく、また組み直していたから、大きな問題はなかったのだろう。なお、隣では重野哲之も本体と向き合っており、1R後にはボートにモーターを装着している。2Rが始まるころには、整備室はゲージ作り組の姿が見かけられるのみとなっており、こちらは昨日よりも賑わいを見せていたのだった(峰竜太は今日もここにいました。寺田祥や平山智加もいました)。

2012_0524_0172  さて、2Rで横西奏恵が転覆。直線でのものだっただけに、誰もがヒヤリとしたことだろう。しかも、ピットには「担架用意」というアナウンスまでかかった。空気は当然のようにざわついた。
2012_0524_0381  レースが終わったあと、山崎智也が医務室のほうからあらわれたので問いかけてみると、「うん、大丈夫大丈夫」とのこと。決して明るい表情とは言えないが、しかし柔らかい顔つきで応えてくれたから、大きなケガではなかったということ。どうやら打撲ということのようで、まずは一安心である。それにしても、目の前で最愛の人が危険にさらされるというのは、どんな気持ちだろうか。ボートレーサーにはつきものの事故とはいえ、夫婦SG参戦も時にツラいものかもしれない……。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”笹川賞4日目

おはようございます。Kです。しげ爺さんのおっしゃるとおり、昨日は厳しかったっすねえ。ペラがまるで合ってませんでした。今日は気候も変わり、またペラを叩く必要があるかも。夜はさびしくコンビニ飯……から今日こそ脱却したいっす!

1R
1コース想定=田口 まくられ率5.5% 差され率20.0%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.0%
大嶋のイン奪取まであるかも。横澤のまくり差し有力。
◎横澤 ○寺田 ▲田口 △太田
3連単3-216-全

2R
1コース想定=茅原 まくられ率2.8% 差され率13.9%
2コース想定=横西 逃がし率36.7%
茅原はイン戦にめちゃ強い。逃げ切って水神祭。
◎茅原 ○今村 ▲佐々木
3連単1-45-全

3R
1コース想定=日高 まくられ率9.7% 差され率30.6%
2コース想定=田村 逃がし率40.5%
井口のカド一撃狙いに乗る白井が妙味。
◎白井 ○井口 ▲瓜生 △田村
3連単5-432-全

4R
1コース想定=中野 まくられ率10.7% 差され率14.3%
2コース想定=篠崎 逃がし率38.7%
服部がコース動いて抜け出す。
◎服部 ○中野 ▲篠崎 △赤岩 
3連単6-125-全

5R
1コース想定=平石 まくられ率15.4% 差され率17.3%
2コース想定=山口 逃がし率50.0%
山口の逃がし率高く、平石の逃げ切り狙い。
◎平石 ○山口 ▲松田
3連単1-23-全

6R
1コース想定=原田 まくられ率4.6% 差され率21.5%
2コース想定=寺田 逃がし率29.7%
寺田は逃がし率低い。6コースでも鬼足坪井の差し切り。
◎坪井 ○原田 ▲菊地
3連単6-15-全

後半は後ほど。


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4日目!

おはようございます。SG笹川賞も早いもので4日目、予選最終日でございます。今朝の浜名湖は曇っており、小雨がぽつぽつ落ちてきたようです。風も追い風に変わってますね。今日も一筋縄ではいかない予感が……。

2012_0524_0045 笠原亮は、当地GW開催の優勝戦の際、アシは仕上がっていたそうです。そして、昨日、そのアシに近づいた、と明るい表情で話してくれました。「乗っていて気持ちいい」とのことで、これは笠原の爆発力を引き出す条件が整ったということ。たとえアウト回りになっても侮れませんぞ!(PHOTO/中尾茂幸)


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浜名湖・笹川賞TOPICS 3日目

ダッシュ帝国の逆襲

2012_0524_0405  やっぱ、「正統・ボートレースの華」といえば4カドまくりですな。

まず、寺ショーが!

 初日1Rから25レース全敗中だったダッシュ勢が、3日目2R、ついに覚醒した。5号艇ながら俊敏なピット離れで4カドを得た寺田祥が、コンマ12全速発進。半艇身ほど覗いたスリットから一気に絞りはじめ、カド受けの田口節子を蹴散らすようにしてまくりきった。
「寺ショーーーーーーーッ!!!!!!!」
 半ば、完全に諦めきって寺ショーのアタマ舟券を買っていた私は、耳から脳みそをはみ出させながら絶叫したものだ。結果は、配当が安すぎて嫌った5-4……それでも、今節はじめてのスリットシャウトで、溜まっていたフラストレーションを一気に解消できたぞ。

光ちゃんが、栄蔵が!!

2012_0524_0056   この寺ショーの痛快カドまくりで、シリーズの空気が一変した。続く3R、同じく4カドの今垣光太郎が、ブイ際をくるり小回りしてバック併走。最内からモコモコモコモコと地味に伸びて2マークを先取りしてしまった。昨日まで、どうしても届かなかったダッシュ勢のまくりや差しが、こうも鮮やかに決まるとは……ボートレースっていうヤツは、本当にわからないし、奥深い。
 後半戦の7Rでは、やはり4カドの辻栄蔵が3コース笠原亮とゴリゴリやり合いながら、力ずくで1マーク先制。たまらず真横に流れたものだが、後続の5艇もすべて接触や振り込みなどで失速、バックでは悠々の一人旅を決め込んだ。フツーならズボズボに差されてしまう、超無理筋の競りまくりだったぞ。流れというのは恐ろしい。

そして、坪井が……!!!><

2012_0524_0563_2  さらにさらに、続く8Rでは、最アウト坪井康晴のブイ差しが炸裂。2コース西島義則と3コース松井繁の大競りで、ぽっかり開いた亜空間スペースに舳先を突っ込んだ。が、バック前半は、まだ先マイした山口剛の方が1艇身ほど優勢だった。前検から山口にこだわり続ける私の舟券は、山口-坪井-全の決め撃ち。今日一番の勝負舟券だ。1マークでは西島が転覆、松井も脱落して、残る3着候補2艇はどちらも人気薄。1-5-3なら今晩は料亭のうなぎコース、1-5-4なら弁天島温泉で芸者とかっぽれコースが約束される。

2012_0524_0631  運命の2マーク、内からぐんぐん伸びた坪井が先マイし、山口が開いて全速差しに構える。転覆があったから、この攻防で雌雄が決する。
「山口、舳先突っ込めーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
 記者席中に、脳汁が飛び散った。が、坪井のパワーは、ケタチすぎた。山口自慢の回り足を、まるで寄せつけずに2艇身突き放す。不振に喘ぐダッシュ勢に同情し応援し続けてきた私だが、6コース差し抜けはやり過ぎでしょ、坪井クン!!>< つか、あの悶絶パワーは反則でしょっ!!!!

 ってなわけで、喉が枯れるほど叫び、その叫びがついぞ報われることのない1日だった。でも、まったくの無駄なシャウトだったとは思わない。今日の勝利コースは、②④④①③④⑥③②①①。どこでも何でもありの面白い1日を、何度かの叫びとともに堪能できた(←負け惜しみですか、はい)。

独断のパワー診断

 シリーズの折り返し地点ということで、私なりのパワー番付を整理しておく。もう、バレバレですけどね。

★節イチ候補BEST6

①坪井康晴…出S行S伸SS
 全部が抜群で、特に行き足~伸びが凄い。今日の山口との2マーク攻防で、はっきり優劣が見て取れた。総合力でいうなら、ほぼ間違いなく節イチだ。

2012_0524_0901 ②井口佳典…出A行S伸SS
 初日から伸びはトップ級。ただ、今日の展示タイムが一息だったのが、少しだけ気になる。レースを見る限りは、何の変化もなさそうだが……。弱点があるとすれば、回り足か。

2012_0524_0093 ③松井繁…出A行S伸SS
 井口によく似たパワーで、特に伸びが強い。スリットからその伸びを持て余している印象もあるが、すんなり出切ってしまえば圧勝が可能な足。

④白井英治…出S行S伸S
 高いレベルでまとまっているバランス型。今日の2マークで菊地孝平を一気に交わした足は、鳥肌が立つほどのド迫力だった。Fさえなければ、Vに手が届く剛脚だったが……残念!

2012_0524_0336 ⑤西島義則…出SS行S伸B
 何らかの整備をしているのか、日々出足が強まり、その分伸びが落ちている気がする。これまでの3号機(バランス型)と違って、西島モードの超出足型。前付けの武器があるだけに、この足で十分。ただ、今日の転覆&減点で、準優がほぼ絶望的に……残念!

⑥山口剛…出S行S伸A
 間違いなく抜群レベルの一機ではあるが、今日の坪井とのバトルで現状節イチではないことが判明した。明日、減点のハンデを克服して予選突破すれば、準優でも面白い存在になるぞ。2・4号艇で①①条件なら、十分にありえる!

2012_0524_0805  以上が私の独断ベスト6。手前味噌だが、この6人は前検番付9人(機)にすべて入っており、今節の見立てはそれなりに正しかったと自負している。まぁ、単に前検番付の面々をエコ贔屓しているだけかも?(笑)。
 これ以外にも気になるパワーは多々あるが、今日になって行き足が一変した選手がふたりいた。湯川浩司と濱野谷憲吾だ。ふたりとも、前検ではサッパリの行き足だったが、今日はスタート展示で「えっ????」と驚くほどの俊敏ぶり。湯川の行き足は井口のそれを連想させるほどで、あるいは何らかの銀河交流があったのかもしれない。勝負駆けの明日、狙ってみる手はあるだろう。(Photos/中尾茂幸、text/H)

2012_0524_1125


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THEピット――三羽烏よ!

2012_0523_0450 「動かざること山の如し」
 新プロペラ制度導入後、湯川浩司はそのスタイルでやって来た。しかし、やはり動かさなければならないと考えるようになった。山は簡単にうごくもんやなぁ、うん。
 というのが開会式での湯川のコメントの意訳。ようするに、当初は特に調整やペラ叩きをせずに戦ってきたが、記念やSGではさすがにそれでは勝てないので、また調整をするようになった、ということ。そして、今日のまくり1着後、湯川はふたたび「山は動かず」と表明している。
 山は動かないんですか、と直撃すると、「山は簡単にうごくもんなんや……」と遠い目で呟く湯川。あら、明日もやっぱり動かすの?「明日次第やなぁ……」とふたたび遠い目。本来、ここで湯川のコメントの真意を問うのは野暮ってもんなのだが、いちおう聞いてみることにした。すると湯川、ほんとにクロちゃん野暮やなあ、という表情になった。
「山は俺やで。動かんってことは、仕事はせんいうことや(笑)」
 つまり、足は上向いているってことでしょ?
「そういうこと!」
 明日も今日の気配を保つことができていれば、山は動かない。しかし気象条件などで気配が変わっていたら、簡単に動く。ともかく、山が動かないときは機力上々、簡単に動くときは苦戦気味ということ。などと書くのはやっぱり野暮ですかな、湯川選手。

2012_0524_0633  いずれにしても言えるのは、湯川には余裕があるということ。ひょうきんな男であることは誰もが知っていることだが、一方で苦戦気味のときや精神的に追い詰められているときなど、意外なほど無口になり、言葉は悪いが不愛想になることもあったりする。根は真摯な勝負師なのだ。
 で、どんなときにも余裕を見せるのが原田幸哉。09年チャレンジカップの優勝戦、1号艇だった原田がレース直前に話しかけてきたのには驚いたものだ。たとえば今日の12Rが迫ってきた頃、山崎智也がどえらくおっかない顔をしていたが、レース前の選手というのはたいてい緊張感を滲ませていて、基本的にこちらから声をかけることはしないようにしている。だというのに、SG1号艇の原田幸哉は自分から談笑を仕掛けてくるのだ。会話は楽しかったが、話していてよいものかどうかヒヤヒヤもしたのを覚えている。
「今のプロペラ制度、どうですか?」
 今日もだった。11Rが数分後には発走するという時間帯、12Rの展示のためカポックを着こみながら、原田は声をかけてきた。まずはたじろぐ。しかも内容が新制度について!? 時間的にじっくり話し込む余裕はないよなあ……。
 内容をざっと記すと、僕は好機を追いかける楽しみができて面白いと言い、原田はでも思った以上に変化はないと言った。たしかに。こちらも、次号のBOATBoyに掲載するデータをこっそりと披露。選手たちがさらに慣れていったら、もっと変化が少なくなるのでは、と原田は言った。う~ん、時間があるときにまた語り合いたいですね、幸哉選手! 今度沖縄に遊びに行っていいですか、とは言えませんでした、ナハハ。で、この制度、原田幸哉向きでしょ、というと、否定しなかったことを付け加えておこう。力強くうなずいて展示控室に向かった原田の背中が大きく見えたぞ。

2012_0524_1035  さて、予選3日目を終了して、坪井康晴がトップ。誰が見ても、凄い足だ。まさしく絶好調。しかし、坪井の表情はというと、特別ふだんとは変わっていないのであった。
 パワー劣勢のときでも坪井はそれほど表情を変えない男で、整備や試運転をとことん行ない、忙しそうに動き回りながら、しかし不機嫌さや切羽詰まった感は少しも伝わって来なかったりする。顔を合わせると、優しく微笑してくれたりもして、それはそれで不思議でもあったのだ。
 そして、こんなにも明らかな超抜ぶりとそれを反映しての好成績であっても、やっぱり雰囲気が変わらないのがこれまた不思議であり、そして凄い。この不動心が、強さの秘密のひとつであろう。
2012_0524_0332  菊地孝平も、11Rの快勝で予選4位へと浮上している。菊地といえば、じっと一点を凝視し、脳内コンピュータをフル回転させて思索にふける“菊地モード”と言うべき表情を時に見せるわけだが、今節のモードはそれとは少し違って見える。近寄りがたいまでのオーラを発することはないが、顔つきは非常に力強く、充実感を伝えるものになっているのだ。菊地モードの穏やか版と言ったらいいだろうか。菊地孝平のまた新たな一面が出現したという印象を受けたりもするわけである。
 11R後も、もちろん仲間に囲まれれば柔らかに笑ってもいたが、やがてきゅっと引き締まった表情になり、しかし目は穏やかに光っている。ピットの雰囲気が結果に結びつくとは決して言い切れないが、ピット節イチというものがあるとするなら、僕の見立ては菊地孝平。坪井との同期対決が後半戦の見どころになる可能性は十分にあると思う。
2012_0523_0904  一方で、横澤剛治は今日は着を落としてしまい、3日目終了時点でボーダー上となってしまった。レース後はさすがに厳しい表情も見せており、今日の結果に納得できないという雰囲気であった。パワーは悪くないと思うのだが……。明日は勝負駆け。これをクリアして、静岡82期三羽烏の激突を上のレースで見たいぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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明日の勝負駆け情報!

3日目が終了しました。ベスト18争いは実に混戦。6・00に16~21位の6人が並んでいます。また、地元の坪井が後続を引き離す予選1位。3度目の地元SG制覇にぐっと近づいています。おっと、“瓜池”がともに現時点では圏外!? 池田はピンピン勝負の崖っぷちに立たされています。明日は予選最終日。どんなドラマが生まれるでしょうか。なお、ボーダーは6・00を想定しています。

1 坪井康晴  当確
2 井口佳典  5・5着
3 渡邉英児  当確
4 菊地孝平  当確
5 石渡鉄兵  5着
6 今垣光太郎 当確
7 服部幸男  4・4着
8 峰竜太   5着
9 松井繁   4着
10 湯川浩司  3・4着
11 重成一人  3・4着
12 魚谷智之  3・4着
13 中島孝平  4着
14 松田祐季  3着
15 濱野谷憲吾 3着
16 辻栄蔵   3着
17 桐生順平  3着
18 横澤剛治  3着
19 笠原亮   3着
20 重野哲之  3着
21 田村隆信  3・3着
22 寺田祥   2着
23 西山貴浩  2着
24 瓜生正義  2・3着
25 勝野竜司  2着
26 秋山直之  2・2着
27 角谷健吾  1着
28 今村豊   2・2着
29 佐々木康之 1着
32 西島義則  (1着相手待ち)
33 太田和美  1・2着
34 原田幸哉  1・2着
35 中野次郎  1・2着
36 山川美由紀 1・1着
37 山口剛   1・1着
38 池田浩二  1・1着
42 赤岩善生  (1・1着相手待ち)
※1着または1・1着で1点足らずまで掲載


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“本紙予想”笹川賞3日目後半

7R 
1コース想定=山崎 まくられ率9.3% 差され率20.4%
2コース想定=大嶋 逃がし率34.0%
笠原のセンターからの強烈ターンを狙う。
◎笠原 ○山崎 ▲辻  
3連単3-12-全

8R 
1コース想定=山口 まくられ率5.2% 差され率20.7%
2コース想定=松井 逃がし率42.9%
西島動いて深くなる可能性あるが、山口が意地の逃げ。松井との一点。
◎山口 ○松井    
3連単1-2-全

9R 
1コース想定=赤岩 まくられ率8.1% 差され率19.4%
2コース想定=重成 逃がし率60.4%
重成の逃がし率が激高。赤岩がきっちりと逃げる。
◎赤岩 ○石渡 ▲湯川  
3連単1-43-全

10R 
1コース想定=篠崎 まくられ率13.1% 差され率13.1%
2コース想定=濱野谷 逃がし率40.5%
篠崎がリズム変える逃走劇。
◎篠崎 ○濱野谷 ▲横澤 △池田  
3連単1-243-全

11R 
1コース想定=菊地 まくられ率12.1% 差され率13.8%
2コース想定=峰 逃がし率33.3%
峰の2コース成績良好。自在な攻め見せる。
◎峰 ○菊地 ▲辻 △井口    
3連単2-146-全 

12R 
1コース想定=松井 まくられ率11.9% 差され率10.4%
2コース想定=山崎 逃がし率45.9%
松井の逃げ切り濃厚だが、意外とまくられ率高く、山崎のジカまくりも一考。
★松井 山崎 ○佐々木
3連単12-3-全


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THEピット――3日目の朝は閑散

 3日目の午前ピットは閑散。SGでは、ほぼ毎節、見られた光景だった。新プロペラ制度になっても同様。今朝は、整備室にもペラ調整所にも、人影は少なかった。試運転に出ている選手は多かったが、切羽詰まった整備や調整をしている選手は皆無。制度が変わろうと、SGクラスの戦いぶりが変わるわけではない。
2012_0523_0724  整備室で見かけた選手は、昨日に引き続きゲージ調整をしている峰竜太。2012_0522_1217 そして、ついにこの作業を始めた今村豊である。今村は昨日、電気一式とギアケースを交換しており、足は上向いた様子。それもあって、ゲージ作りの作業に取り掛かったのだろう。今でも若々しいミスターも50歳、さすがに細かい作業には老眼鏡が必要のようだが、逆に言えば、その年齢になっても革新的な強さを見せつけているのだから、凄すぎる。ワタシも最近老眼がやってきておりますが、うむ~、見習わねば。
2012_0523_0092  ペラ調整所には、原田幸哉。原田といえば、昨年はノーハンマーで戦ってきた男だが、今節は池田浩二らと一緒に、かなり入念なペラ調整を行なっている。昨日までは装着場にあるペラ室で叩いていたが、今日は屋外調整所に移動しての作業だった。
 そんな原田のもとに大嶋一也がやって来て、ニヤニヤと様子を眺めている。さらには池田もあらわれて、からかうような視線を向けていた。なんか文句あんのかよ~的な笑みを返す原田は、二人が離れていったあとも、真剣な表情に戻ってペラ調整。ノーハンマーの時期を経たことで、新たな原田幸哉が誕生するかもしれない。

2012_0522_0932_2   2R、重野哲之がナカシマのペラに交換して出走している。昨日ナカシマを使用し、今日はヤマトに戻して1Rを豪快にまくり切った笠原亮が、「重野さん、ナカシマですよ!」と教えてくれていた。
 重野は2着! 笠原は無念の結果となっていたが、重野は上々の着順を獲ることに成功した。しかし、ピットに戻ってきた重野は終始、苦笑いを見せている。菊地孝平らに話しかけられながら、時に首をひねったりもしていた。2着ではやはり納得できないか、それともピット離れで寺田祥に出し抜かれて5コースになってしまったことに落胆していたのか。勝ったのは、4コースを獲った寺田だったのだから、枠番通りの4コースだったら、という思いは消えないだろう。ナカシマに換えたことが原因? 後半9Rは5号艇、重野が使用するペラは?
2012_0523_0295  で、勝った寺田祥だが、もともと細くて切れ長の目がさらに細くなる瞬間があった。コース獲ってまくって1着、これは会心だろう。とはいえ、比較的淡々としているのは、クール・テラショーらしさか。ちなみにこれが、今節初めてのダッシュ戦からの勝利であった。

2012_0522_0485  さて、1Rで日高逸子が転覆している。けっこう激しい転び方に見えたので、直後はやや心配されたが、大きなけがはないようである。仲間が転覆整備の準備をしているところへあらわれて、「すみませんでしたーっ!」と元気な声を響かせていた。まずは何より、である。
2012_0523_0832  転覆整備の準備をしていたのは、もちろん瓜生正義、篠崎元志、西山貴浩、峰竜太という九州勢だが、もうひとり、重成一人も加わっていた。う~ん、優しい! 手が空いていて、たまたま整備室にいたから、ということのようだが、それでもその気の利き方、気の遣いっぷりは、人格者らしいと言うしかない。応援したくなりますね!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴極選』3日目

 2Rのスリット、「寺ショーーーーーーッ!!!!!」と今節初めて声が出たHです。ハズレたけど(茅原……><)。初日から26戦目、ついにダッシュ勢が勝ちました。つか、あれほど強かったインが⑤⑤⑤の大惨敗。これだからボートレースはわからない。元気に無理筋の大穴を狙っていきましょう!! 

5R
 ①松田祐季
★②菊地孝平
 ③勝野竜司
★④篠崎元志
◎⑤白井英治
 ⑥石渡鉄兵

進入123/456

 予選トップの松田がこのイン戦を平常心で克服できるか。できたら拍手、博打打ちとしては消しの一手でしょう。襲い掛かるのは、デジタルS菊地かカドまくりの鬼・元志。とにもかくにも元志のカド戦は握りっぷりが半端じゃないので、マークする白井に絶好の展開が生まれます。たかだか1回のFでこの人気凋落ぶり。来期の勝率キングをなめてもらっちゃ困ります!!

3連単★5-24-全


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本日の“本紙予想”笹川賞3日目

どもども。Kです。的中数が多いわけではないのですが、舟券の収支は上々です。デヘヘ。でも穴狙いがあまりハマってないんだよなあ……。

1R
1コース想定=中澤 まくられ率12.5% 差され率15.6%
2コース想定=笠原 逃がし率38.1%
中澤がS踏み込んで気合の逃走。
◎中澤 ○笠原 ▲横西
3連単1-23-全

2R
1コース想定=徳増 まくられ率18.0% 差され率19.7%
2コース想定=中野 逃がし率38.9%
中野が2コース差しで抜け出す。
◎中野 ○徳増 ▲寺田 △茅原
3連単2-156-全

3R
1コース想定=平山 まくられ率91% 差され率26.4%
2コース想定=太田 逃がし率45.7%
太田を壁にして平山が逃げる。
◎平山 ○太田 ▲馬袋
3連単1-25-全

4R
1コース想定=渡邉 まくられ率12.0% 差され率24.0%
2コース想定=永井 逃がし率31.7%
服部が3コースから鮮やかなまくり差し。
◎服部 ○渡邉 ▲寺田 △瓜生 
3連単3-156-全

5R
1コース想定=松田 まくられ率12.9% 差され率21.0%
2コース想定=菊地 逃がし率38.1%
菊地が近況2コース絶好調。差し切る。
◎菊地 ○白井 ▲石渡 △松田
3連単2-561-全

6R
1コース想定=峰 まくられ率16.1% 差され率19.6%
2コース想定=今村 逃がし率36.8%
峰が外の攻め押さえて先マイ。
◎峰 ○今村 ▲横澤
3連単1-25-全

後半は後ほど!


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3日目!

おはようございます。SG笹川賞は3日目、予選後半戦を迎えます。今朝の浜名湖は晴れており、向かい風がやや強めに吹いています。爽やかな五月の朝でございます!

2012_0523_0322 一昨日は松田祐季が水神祭をあげました。次はこの人!(PHOTO/中尾茂幸)


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浜名湖・笹川賞TOPICS 2日目

ダッシュ24連敗、123ダァーーッ祭、開催中!!!!!!

 2日目が終わりました。昨日、「2日目以降、さらにスタートが揃ってインが強くなるかも」と記しましたが、結果は……。

今日のイン成績
①①①②①⑥①①①①②②
1着率67% 2連率92%

2012_0523_0012  やはり……1Rの佐々木康幸から、逃げるわ逃げるわ。機力的にどうか、と不安視していた濱野谷憲吾もしっかり逃げた。急に強めの向かい風が吹き荒れても、湯川浩司や魚谷智之がガッチリ逃げた。西島義則が前付けに動いても、石渡鉄兵があっさり逃げた。不覚を取ったイン選手も、ちゃっかりと2着に残った。
2012_0522_1007_2  唯一、大敗したのは……私のイチオシ2号機の寺田千恵。どんなにパワー上位でも、SGでコンマ31では勝てない。コンマ10の西島が「逃げまくり」ともいうべきナチュラルな先マイで、テラッチを引き波に沈めた。今日、私はあるレースのあるイン選手のアタマ舟券だけ、自分なりにしこたま買った。昨日の極選レース=白井英治のFで戻ってきた金額を、そっくり突っ込んだ。それが誰だったか……はい、言うまでもないっすね、当然2号機のあのお方でした。分厚く張ったらドカって、お約束にも程があるっ!!(号泣)

今日の勝利コース
①①①③①②①①①①③②
スロー勝利率100%

2012_0523_0165  ただインが強いだけではない。インを負かしたのは、またしてもすべてスロー勢だった。4R松井繁の3コースまくり差しにはじまり、西島の2コース“逃げまくり”、重成一人の3コースまくり差し、坪井康晴の2コース差し。ダッシュ勢は先頭艇の影も踏めぬ有り様で、初日1Rから24連敗、継続中。どこまで続く、この記録?? まさか、72戦全敗なんてことはないだろうが、あっても私は驚かないぞ。

2012_0523_0303  とにもかくにも、今日でほぼはっきりしたこと。プロペラ制度が変わっても、SGのレースの本質はほとんど(見た目にはまったく)変わらなかった。スタートが揃って、インから順番に差してまくって……この2日間24レースで、123ダァーーBOX決着は、なんとなんと9発!!!! 1着に限らず、どんだけスロー勢が圧倒的に有利か、この数字が証明している。まあ、持ちペラ制時代のSGも似たり寄ったりだから、以前のままの感覚で舟券を買えばいいんですけどね。私は、ちょっと時間がかかりそうだ。

2012_0523_0481  新ペラ制度によって、1~6号艇まで2勝ずつ挙げるような、何でもどこでもありのSGになる。コース優位より、選手の力量とパワー優位のSGに変わる。

 こう信じきっていたから。それは、淡い幻想でしかなかった。全員の力量(特にスタート力&精神力)が高すぎるSGは、スリット横一線になってしまってアウト勢がほとんど何もできず、誰がインでも圧倒的有利になってしまうのだな。単純に、物理的にそうなってしまう。力量&パワーより、やっばりコースの利なのだな。
 先刻、明日のシルシを打っていた専門紙のある記者が、「うわっ、グリグリ(◎)が全部1号艇ばっかりになってしまったぁ~」と叫び、苦笑していた。当たる当たらないはともかく、その予想で正しい、と私は思う。客観的にもデータ的にも、それがもっとも正解に近いシルシなのだから。

 今日はちょっと書くべき気力がまったく湧かないので、これで失礼させていただきます。明日、気持ちを入れ替えて(新ペラ制度のことは考えないで)、レースでのあれやこれやの出来事を書き留めます。悪しからず!!(※本文と関係ない写真は、サービスカットということで、ひとつ。Photos/中尾茂幸、text/H)

2012_0523_0388


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THEピット――11R

2012_0523_0498 11R
①服部幸男(静岡)
②茅原悠紀(岡山)
③重成一人(香川)
④桐生順平(埼玉)
⑤井口佳典(三重)
⑥池田浩二(愛知)

 重成のまくり差しが鮮やかに決まった11Rが終わり、エンジン吊りのために選手たちがボートリフトの周りに集まる。服部を出迎えるために静岡勢はもちろん集結、ペラを叩いていた赤岩善生も手を止めて池田の出迎えに走った。平石和男の姿があるのは、もちろん若い後輩を出迎えるため。先輩の勝利に平山智加は満面の笑みだ。
2012_0523_0066  そうしたなかに、湯川浩司の姿がある。近畿地区は誰も出走していないのに。だから、松井繁や魚谷智之らの姿はないというのに。ペラ叩きをしていた峰竜太と篠崎元志もリフトへと走る。九州地区の出走はやはりなかった。若手とはいえ、後輩が数多く参戦している今節はもう新兵ではない。それでも、峰と篠崎は走る。
2012_0523_0937  さて、彼らは誰のエンジン吊りを手伝ったでしょうか?
 正解。湯川はもちろん、同期の井口佳典である。もちろん、同期だからって別にエンジン吊りに出てこなくたって問題はないが、湯川は特に整備もしていなかったこともあるのか、ゆったりと井口のもとに向かったわけだ。
2012_0523_0474  では、峰と篠崎は?
 正解。やっぱり井口佳典でした。井口のエンジン吊りは地区を超えたメンバーが集まったという次第である。
 峰と篠崎が、ハナから井口のもとに向かったのかどうかは確認できなかった。人手が足りなさそうなところを見極めて、加わったということかもしれない。このレース、たしかに井口のエンジン吊りは手薄だったのだ。静岡支部は、もちろん服部のもとへ。愛知支部は、もちろん池田のもとへ。そう、東海地区から3名が出走していて、それぞれ支部が違う。そして、三重支部からは井口の単独参戦なのである。放っておいたら、井口を出迎える選手が誰もいなくてもおかしくはなかった。しかし選手たちの仲間意識は、そんな寂しい状況を作ったりはしないのである。ちなみに、大嶋一也も途中からこちらに加わっていた。池田のほうは手が足りていたのだろう。
 どうでもいいお話かもしれませんが、なるほどなあ、と思った光景でした。

 その11Rのレース後は、他にも興味深いシーンがあった。
2012_0523_0573 まさかの6着に敗れた池田浩二。こうした局面では、出迎えた仲間たちにおどけて見せるのが池田流である。悔しさを笑顔の中に溶け込ませてしまうのだ。エンジン吊りが終わって控室へと戻る池田。そこに歩み寄ったのは、なんと濱野谷憲吾であった。
2012_0523_0313  池田はヘルメットをかぶったままで、その奥に見える表情は明らかにおどけたものである。そこに苦笑がまぶされていて、「やっちまったよぉぉぉ~」と吹き出しをつけるとピッタリか。一方の憲吾は、非常に神妙な顔つき。お前、どうしたんだ? 口を開いてはいなかったが、本気で心配している表情である。それでも池田は表情を変えず、憲吾もやっぱり神妙なまま池田に寄り添う。憲吾は相変わらず言葉をかけている様子はなかったが、きっとそれで通じ合うものがあったのだろう。この二人、仲良しだったんだっけか? そのイメージがあまりなかっただけに、印象に残った。
2012_0523_0374  池田は濱野谷と寄り添うまでに、同じレースに出走していた選手をひとり、追い越している。桐生順平だ。
 ハッキリと確認したわけではないが、桐生は池田や茅原悠紀よりも先に、控室に向かって歩き出したはずだ。青いカポックがエンジン吊りを終えて歩き出す姿がちらりと目の端に映っていた記憶はある。しかし、その足取りが実に重いのだ。またたく間に池田に追い抜かれ、さらに寺田千恵と話しながら歩いていた茅原もあっさりと抜き去っていく。こうして差されまくった桐生はあっさりと最後尾になり、それでも歩くスピードは遅いままで、さらに肩ががっくりと落ちているのであった。
 桐生は、ひたすら敗戦を悔やんでいたのだ。
 それにしても、そのスピードのなんと遅いことよ。3着を狙って攻める局面もありながらの4着だったわけだが、それを全身で悔やみ、鉄下駄でも履いているかのように足が前に出ていかない。その足色をコメントするなら「伸びはさっぱり」とでもなるのか? ヘルメットをかぶったままで顔の表情は見えなかったが、体の表情はなんともわかりやすいもの。この悔しさをバネに、明日はハツラツと歩く桐生を見たいものだ。

2012_0523_0735  その11Rのエンジン吊りが終わったところで、赤岩善生をつかまえることができた。今日のレース後の赤岩は、モーターを一通り点検して格納すると、ペラ室に駆け込んでいる。「前の人が叩いたままで乗ってたんだけど、さっき叩き直したよ」とのこと。ペラに目が向いたということは、本体調整は一通り済んだということか。それでも、また明日になればしっかりとモーターをチェックするのが赤岩流でもある。
 その赤岩流は、制度が変わって何か変化を見せているのか。興味のひとつはそれだったわけだが、赤岩は「ぜんぜん」。スタイルも信念も、まったくブレることがないのだ。そして、そうして己を貫き通すことで、結果を出す道を見つけ出そうとしているのだろう。今日は1走5着で、一歩後退。ペラを叩き直したことで、また普段通りの本体整備をしたことで、巻き返しの結果を出すことができるのか。明日もまた注目してみたい。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”笹川賞2日目後半

7R 
1コース想定=濱野谷 まくられ率13.5% 差され率26.9%
2コース想定=横澤 逃がし率61.9%
横澤の逃がし率激高。イン濱野谷には追い風。
◎濱野谷 ○瓜生 ▲白井  
3連単1-56-全

8R 
1コース想定=湯川 まくられ率20.0% 差され率18.0%
2コース想定=大嶋 逃がし率33.3%
中野が握れば菊地に差し展開。
◎菊地 ○湯川 ▲峰    
3連単4-16-全

9R 
1コース想定=魚谷 まくられ率22.2% 差され率14.8%
2コース想定=山川 逃がし率29.2%
攻め手多いが、意外と4コースまくり多い渡邉のカド戦狙い。
◎渡邉 ○魚谷 ▲松井  
3連単4-15-全

10R 
1コース想定=石渡 まくられ率10.4% 差され率25.0%
2コース想定=西島 逃がし率40.4%
深くなっても石渡が踏み込んで逃走。
◎石渡 ○西島 △佐々木 
3連単1-52-全

11R 
1コース想定=服部 まくられ率5.8% 差され率26.1%
2コース想定=茅原 逃がし率25.4%
パワーある井口が5コースから電撃まくり差し。
◎井口 ○服部 ▲重成    
3連単5-13-全 

12R 
1コース想定=今垣 まくられ率14.3% 差され率14.3%
2コース想定=坪井 逃がし率42.1%
今垣の逃げを本命とするが、坪井と瓜生の差しも脅威でボックス。
◎今垣 ○坪井 ▲瓜生
3連単1・2・4ボックス


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THEピット――本体整備にSG初ナカシマ!

 1R前にピット入りして気温を確認すると19℃。その15分後くらいに何気なく温度計を見たら、20℃。昨日とは一転して五月晴れとなった今日、これからぐんぐんと気温が上昇していくと思われる。皆様、体調にはお気をつけて。そして選手は、モーターの調子に気をつけなければならないわけだ。
 朝から本体整備に取り掛かった選手が3人。中野次郎、魚谷智之、赤岩善生だ。
2012_0521_0113  中野と魚谷は、昨日はペラ調整所で頻繁に見かけた2人。特に中野はかなり力を込めて木槌を振り下ろしており、大きく叩き変えている様子がうかがえたものだった。魚谷も、レースがないときはほぼペラ叩きに時間を費やしていて、必死の調整をはかっていた。その2人が、今日は本体に手をつけた。気配が相当に苦しいということだろうか。新プロペラ制度ではモーター本体の素性が重要という声もあるなかで、この整備がどう変化をもたらすか、二人のレースぶりには注目してみたい。
2012_0522_0397  赤岩の本体整備は、いわばルーティン。制度が変わろうが変わるまいが、彼なりの整備を一通り施してレースに出るのが赤岩のスタイルだ。それだけに、気配がどうこうというのは、その姿からはわからない。また、制度が変わったことで手順や方向性が変わったかどうかも。話を聞いてみようと待ち構えたが、一向に整備室から出てくる様子はないし、エンジン吊りのあと駆け寄ろうとすると猛スピードで整備室に飛び込んでしまう。こういうときの赤岩はひたすら集中していて話しかけにくいことこのうえないので、まあ仕方ないんだけど。レースが終わった後、チャンスがあれば声をかけてみよう。
2012_0522_0977  一方、峰竜太が整備室の隅っこのテーブルでゲージ作りに取り掛かっていたぞ。早い段階のこの作業は手応え上々のサインと言ってよく、昨日本人も言っていた通りに足はいいのだろう。峰は、多少手応えに不安があっても、気持ちを高めるために強気のコメントを出す傾向がある。ネガティブな言葉を吐くことで自分の気持ちも沈んでしまうのを嫌っているのだ。だが今回は、その動きを見れば発言を額面通り受け取っていいのではないか。今日は6号艇だが、侮れないな。
2012_0522_0692  あと、ギアケース調整テーブルでは、山崎智也と横西奏恵のカップル整備! 仲がよろしいことで……いや、調整中のふたりは、言葉も交わさず黙々と作業に集中している。横西4R、山崎5Rと時間がたっぷりあるわけではないので、口を動かしているヒマはないということか。こういうところが勝負師夫婦でありますな。2012_0522_1097 で、調整を終えたのはほぼ同時で、モーターへの装着もほとんど同じタイミングで終えていた。なんだかんだで息ピッタリの夫婦なのだ。
2012_0522_0733 ところで、2R、笠原亮がペラをナカシマに交換して登場した。これがSG初ナカシマ使用ということになる。展示を終えて待機室に向かう笠原が、その途上で声をかけてきた。当然、話題はナカシマ使用について。笠原の表情は実に明るく、レース直前だというのににこやかだった。
「ナカシマで行けそうってこと?」
「わかりません(笑)」
「あらら(笑)」
「でも、伸びてましたよ~」
 結果はともかくとして、ナカシマで好感触を得たからこそのペラ交換であることは間違いない。6号艇ということで、伸びを追求してナカシマにも手を出したのだろう。
 結局、スタートを決め切れずに大敗を喫し、レース後はさすがに険しい顔つきとなっていたが、もしかしたら今後も使うことがあるかも。レース後は話していないが、今日は両刀の調整を続けていく一日となるのだろう。

2012_0522_1204  最後にどうでもいい話。湯川浩司がフラフラ歩いていて、よく見ると、アゴヒゲ!? アゴのあたりが黒々していたのだ。声をかけると、挨拶だけしてそのまま控室へと歩いて行ったので、すれ違いざまアゴを触りながら「???」と気配を送ると、湯川は「クロちゃんに憧れたから」だって。そんなわきゃないでしょ。ニヤニヤっと悪戯っぽく笑って控室に消えた湯川なのだが……軽口とわかっていても悪い気分じゃないっすね、ダハハ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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今日の極選はお休みします><

 1Rからずっと三四郎ボックスを握りしめ、インの強さに口と瞳孔がぽっかり開きっぱなしのHです。やはり……スタートが揃う。揃いまくる。私の新ペラ制度に対する先入観(←シリーズ前半はスタートがバラけてダッシュ勢が躍動する)は脆くも崩れ去り、しばらく心の軌道修正ができそうにありません。ま、日進月歩のSGレーサーに、置き去りにされたわけですな。こんなボロ雑巾のような状態では予想が当たるはずもなく、今日の極選はお休みします。お、5R桐生順ペの5-14-9、ツくなぁ。これだけこっそり買っとこっと(懲りてないっっ!!)


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本日の“本紙予想”笹川賞2日目

おはようございます。Kです。しげ爺さん、ありがとうございます。11Rはたしかに会心でありました。しかも、思ったよりも配当ついたし。今日は的中数も増えるよう、さらに気合入れます。

1R
1コース想定=佐々木 まくられ率8.8% 差され率14.0%
2コース想定=馬袋 逃がし率48.4%
佐々木が馬袋を壁に逃げ切る。足いい山口との一本勝負。
◎佐々木 ○山口
3連単1-3-全

2R
1コース想定=山川 まくられ率12.3% 差され率26.3%
2コース想定=平石 逃がし率30.4%
菊地の速攻力を本命視。笠原は6コースでも強力。
◎菊地 ○笠原 ▲茅原
3連単3=6-全 36-4-全

3R
1コース想定=大嶋 まくられ率15.1% 差され率21.2%
2コース想定=西山 逃がし率28.8%
西山の逃がし率低く、坪井の自在な捌きが決まりそう。
◎坪井 ○大嶋 ▲今村
3連単3-15-全

4R
1コース想定=角谷 まくられ率10.2% 差され率13.6%
2コース想定=中島 逃がし率37.1%
足いい松井が伸びて自在な攻め。
◎松井 ○寺田 ▲角谷 
3連単3-41-全

5R
1コース想定=辻 まくられ率10.9% 差され率23.9%
2コース想定=今垣 逃がし率42.6%
辻が外を制して逃走。山崎を本線に。
◎辻 ○山崎 ▲今垣
3連単1-42-全

6R
1コース想定=寺田 まくられ率19.3% 差され率8.8%
2コース想定=西島 逃がし率40.4%
寺田はA1級には珍しいほどまくられ率高い。まくり屋3人から寺田の2着付け。
★西島 重野 篠崎 ○寺田
3連単423-1-全

後半は後ほど!


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2日目!

おはようございます。SG笹川賞は2日目でございます。今日の浜名湖は五月晴れ。水面が美しくブルーに映えております。晴れた日の浜名湖って、ほんと、きれいなんですよねえ。

2012_0522_0597 係留所を歩く井口佳典。水際を歩く時の井口は、いつもこうして水面を睨み付けるように見つめていますね。風や波を見ているのか、それとも自分の走る姿を想像しているのか……。(PHOTO/中尾茂幸)


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浜名湖・笹川賞TOPICS 初日

スロー12連勝!?

 新ペラ制度になって最初のSG、笹川賞の初日が終わった。できる限り「新制度」を縦軸に据えながら振り返ってみたい。

今日のイン成績
⑥①②①④①F②③①②⑤
1着率33% 2連率58% 3連率67%

2012_0522_0774  今までのSG初日の平均値よりやや低い気もするが、想定内というか、驚くほどの変化はなかった。7Rのイン白井英治(+06のF)も入っていれば勝っていた可能性は高く、むしろ「インの強さは、今までと同じ」と言ったほうが潔いだろう。
 みんな、新制度のエンジン+プロペラに慣れてきた(克服しはじめた)。
 これが最大の理由だと思う。新制度になってから、どの場でも初日、2日目あたりはスタートがバラけてポンポン穴が飛び出した。特にスロー水域の選手たちが、回転の上がらないパワー機関に戸惑い、スタートの遅れが目立ったものだ。
 だが、艇界のトップレーサーたちは、3、4節ほど新制度を体験しただけで、回転不足な2012_0522_0702 どの違和感を「こういうもの」として身体に染みこませ、スタート勘も補正させてしまったのだろう。コンマ02まで踏み込んだ横西奏恵のイン逃げなど、天晴れという他ない。

同時に、プロペラ調整の技術も瞬く間に発達した(自分に見合ったゲージを持参して早々に整備する、など)。持ちペラ制度時代の「先鋭的なプロペラ戦争」同様、トップレーサーたちはこの新制度で生き抜くべき方法を早くも見出した。そうとしか思えないほど、今日はスロー勢がバチバチとスタートを揃えていた。
 次のデータを見てもらえば、さらに明解だろう。

今日の勝利コース
③①③①②①②③③①②⑤
1~3コースの1着率92%

2012_0522_1336  インが負けたときには、必ずと言っていいほど2、3コースが勝った。1~11レースまで、4~6コース(ダッシュ勢)アタマの舟券はすべて紙屑と化したわけだ。新制度がはじまって間もなくの「スロー勢の誰かしらが凹み、ダッシュ勢がまくって穴だらけ」という初日パターンは、ひとつも生まれなかったわけだ。

2012_0522_1356  皮肉と言えば皮肉だが、スロー勢のスタートが凸凹になってアウト勢が飛んできた唯一のレースが、最高峰の12Rドリーム戦だった。愛弟子・白井のFに責任を感じたわけではなかろうが、3コース今村豊がコンマ37のドカ遅れ。コンマ19の4コース松井繁が嬉々として絞り、コンマ11で連動した菊地孝平が豪快にまくり差した。松井も菊地もスローではあったが、このドリーム戦こそが「新ペラ制度の初日パターン」なのだ。これが、わずか1回した出現しなかったことは、驚愕に値する。みんな、適応能力が凄すぎるって。
 

2012_0522_0574 とにもかくにも、スロー発進が12連勝……初日からこの有様では、さらにスタート勘が合う2日目以降も、ダッシュ勢の苦戦が続きそうだ。この流れが崩れるとすれば、
①強い風が吹いてスタート勘が難解になる。
②井口などの行き足抜群の選手が4カドあたりから攻める。

③イン屋と好枠レーサーがやり合いスロー勢が深くなる。
 このどれかの要因が必要だと思うのだが、これって以前までのSGとまったく同じじゃないですか?? 断言するのはまだ早計だが、「持ちペラ制度→新ペラ制度の変化によって、SGの何かが変わる(極端に荒れる、とか)」という希望的観測は、もはや棄てたほうがよさそうだな(はい、ボー誌などで「劇的に変わる!」と書いてきたのは私です、すいませんっ!!><)

評判機、苦戦??

2012_0522_1013  では、新制度の最大の特徴である「過去からのパワーの引き継ぎ」に関しては、どうだったか。4月の初下ろしから私が注目していたモーターの成績は

★★2号機(56%)…寺田千恵⑤
★★3号機(65%)…西島義則①
★★1号機(42%)…茅原悠紀⑤
★16号機(42%)…秋山直之③②
★9号機(30%)…笠原亮④
★8号機(32%)…坪井康晴②
★40号機(33%)…魚谷智之②⑤
★35号機(59%)…原田幸哉④②
★43号機(39%)…山崎智也④②
★27号機(56%)…勝野竜司②

 う~ん、昨日記した「重い着順を並べる選手はいないはず」というのは当たっているけど、勝ったのが西島のイン逃げ一発では威張れたものではないな。笠原も坪井も勝野もインで負けてるし。私の見立てが甘い(古い?)のか、今日はたまたまなのか……実戦を見る限り、「悲観すべき選手はいない」という見立ては変わっていない。明日以降に期待する。
 そしてそして、これとは別に昨日客観的に見立てた前検番付の選手たちは……。

SS級(節イチ候補)
★★★松井繁…DR②
★★★山口剛…④④(減点-7)

S級(超抜候補)
★★白井英治…F①
★★坪井康晴…②
★★西島義則…①
★★寺田祥…①

A級(上位候補)
★井口佳典…②①
★寺田千恵…⑤
★平山智加…⑤

2012_0522_0509  うむ、女子レーサーはご愛嬌として、こっちの方が断然の好成績を残した。男子で唯一の期待倒れは、例によって山口剛。この選手を何度か節イチ候補に指名してきたが、成功例は一度もない。今日も引き波でモッサリ重く、とても「抜群の出足」とは言いがたい気配だったなぁ。とりあえず、この9選手は明日も据え置きにし、井口と山口の番付を入れ替えることにしよう。
 まぁ、今節に限っては前検番付レーサーよりも、前評判の高い超抜機たちに活躍してもらいたいのだが……そうじゃないと、「持ちペラ→新ペラ制度は、ファンにとって何も変わらなかった」なんてことになってしまうような気がするのだが……どうか。(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――巻き返せ!

2012_0522_0772  7R、1号艇の白井英治が勇み足。期間勝率1位、1コースの信頼度絶大の白井が、白いカポックで、インコースからフライングを喫してしまったのだ。もちろん大波乱だし、シリーズの目玉が一人、戦線離脱してしまったことになる。
 レース後の白井は、さすがに悄然としていた。当たり前だ。絶好調で乗り込んで、悲願達成にひときわ強い思いを抱いていたはずだからだ。まさかの初戦リタイアに肩を落として当然。思いが強ければ強いほど、落胆が大きいのは自然なことだ。
 白井を気遣ったのかどうか、池田浩二が雑談を振っている光景もあった。フライング直後、白井の心には暗い影が落とされていたはずだが、それでも池田は必要以上に慰めるでもなく、いつも通りの会話を交わそうとしていたようなのだ。トップレーサー同士だからわかる、大きな失敗の後の心の機微。白井は11R、2コースからこれまた絶好調の坪井康晴を一撃で差し切っているわけだが、そうした仲間との交流の中で、全面的にではなくとも、立ち直りのきっかけをつかめたのかもしれない。

2012_0522_0515  9R、山口剛が不良航法をとられた。2周1マークで佐々木康幸を大きく張った走りが突っ込みをとられたのだ。ボートレースの辞書の突っ込みの項に、あの走りは記されていなかったと思うのだが……お客さんにわかりやすい言葉を使ったということなのだろう。その大競りの結果、重成一人に3番手を逆転されてしまったことも含めて、ちょっとかわいそうな結果だったように思う。
 さすがに山口自身、納得はしていない様子だった。山口としては全力で戦い、しかも相手を危険に陥れたわけでもなかったのだからなおさらだろう。どんなレースでも、どんな場面でも、決して手を抜かずに思い切って攻めていくのが山口の魅力。その気持ちが萎えてしまわないか、それが非常に心配なのだが……ここで感じた悔恨を水面にぶつけ、白井のようにF後でも気持ちを切らすことなく、減点分を巻き返してほしい。パワーは文句なしなのだし、外枠は消化したわけだから、まだまだ山口の笹川賞は終わっていないと信じているぞ。

2012_0522_0709  笠原亮も、悔しそうな表情を隠さなかった。5R、4着に敗れているのだが、10R発売中くらいに顔を合わせると、露骨に顔をしかめてみせたのだ。
「1号艇だったのにぃ~」
 そう、笠原は予選でたった1回の1号艇を活かせなかった。バックでは2番手の局面もあったが、2マークでもつれ、その後も番手争いが激しくなって、4着に敗れた。「3着は取らなきゃいけなかったっすね……」。やや自虐的にそう嘆いた。
 ただ、こうして率直に悔しがってみせるピュアな精神性が、一方で笠原の強さの一部であると、僕はずっと確信している。これがポジティブ方向に転じたときには、とてつもない爆発力を生み出すからだ。
 足はいい、と言う。だからもちろん、落胆はしても気持ちが切れたわけではない。何より、乗っているときの彼はコース不問で艇団を割る力がある。どこかで“亮スペシャル”炸裂があると信じているぞ。

 悔しい人たちばかり記してきたので、最後は笑顔の写真をどうぞ。あ、浜名湖HP笹川賞特設サイトの中尾カメラマンの写真満載「フォトギャラリー」引き続きよろしくです。

2012_0522_0327 3R1着まくり差しで快勝の峰竜太!

2012_0522_0898 四国勢がにこやかに。田村隆信は腰を痛めていますが、レースでは感じさせない奮闘を見せてますね。

2012_0522_0916 あら、ピースしてるし……。

2012_0522_0993 艇聖も笑う!

2012_0522_1165ダンディな笑顔!(PHOTO中尾茂幸 TEXT/黒須田)

※今日も浜名湖HP笹川賞特別サイトで動画予想やってまーす。初日は5戦2勝でした。


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本日の水神祭!

2012_0522_1269  今節、SG初出場は新鋭世代の2人。そのうちのひとり、松田祐季がSGデビュー戦で初1着! 8Rで秋山直之との接戦を制しての1着でありました。おめでとうございます!
2012_0522_1273  水神祭は、9R発売中にさっそく行なわれております。勝利者インタビューを終えた松田をボートリフトまで引っ張っていったのは、もちろん今垣光太郎と中島孝平。福井支部の先輩2人。ところが、他の選手がなぜか集まらない! そこで光ちゃん、係留所に向かって「お願いします」のペコリ。光ちゃんの懇願にこたえてあらわれたのは、松井繁でありました。ま、同じ近畿地区ですから、当然ではあります。
2012_0522_1286  松井の登場とともに選手が続々とやって来て、馬袋義則や湯川浩司、魚谷智之の近畿勢はほぼ集結。さらに同期の平山智加も参加して、さあ行こう、水神祭!
 リフトを1ミリたりとも下げることなく、もっとも高い位置からワッショイスタイルで投げ込まれた松田は、ドドッバーン!と轟音立てて水中へドボン。王者も「あれは痛いやろ~」とちょっと心配そうに覗き込んでいるほどでありました。しかし松田は、ありがとうございます!と元気に陸に復帰。祝福の拍手の中、童顔をほころばせておりました。
2012_0522_1309  それにしても、SG初出走初1着はすごいなー。この勢いで初優勝も目指しちゃえ!(PHOTO/中尾茂幸)


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“本紙予想”笹川賞初日後半

7R 
1コース想定=白井 まくられ率1.8% 差され率12,7%
2コース想定=日高 逃がし率41.2%
絶好調・白井の1コース1着率は85%だ。
◎白井 ○中澤 ▲原田  
3連単1-34-全

8R 
1コース想定=秋山 まくられ率18.9% 差され率15.1%
2コース想定=服部 逃がし率41.1%
強攻派が外枠で、秋山の逃げには届かないか。
◎秋山 ○服部 ▲松田    
3連単1-23-全

9R 
1コース想定=重成 まくられ率8.9% 差され率28.6%
2コース想定=大嶋 逃がし率33.7%
快パワー山口の5コースまくり差しを狙う。
◎山口 ○重成 ▲山崎 △井口  
3連単5-143-全

10R 
1コース想定=横西 まくられ率9.4% 差され率22.6%
2コース想定=赤岩 逃がし率31.1%
センター枠に強攻派が揃い、峰のまくり差しに妙味。
◎峰 ○赤岩 △太田 
3連単5-24-全

11R 
1コース想定=坪井 まくられ率14.5% 差され率17.7%
2コース想定=白井 逃がし率33.3%
白井の2コース差しと坪井のイン残しの一点勝負。
◎白井 ○坪井    
3連単2-1-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=池田 まくられ率6.3% 差され率14.3%
2コース想定=瓜生 逃がし率28.9%
瓜生の2コース成績は抜群。逃がし率も低く、本命視。
◎瓜生 ○松井 ▲菊地 △池田
3連単2-461-全


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THEピット――めちゃ慌ただしい!

 空気がざわついている。曇り空ということもあって涼やかな朝となっている初日だが、ピットに足を踏み入れた瞬間、その慌ただしさに圧倒される。初日午前中のピットというのはたいがいこんなものだが、今日はそのレベルがぐんと引き上げられているような気がする。新プロペラ制度での初SGだから? そんな先入観でピットに入ったのも確かなんですけどね。そして、そうした観念は選手にしろ報道陣にしろ、無意識であろうとも、抱いていることであろう。
2012_0521_0490  気になるのは、やはりペラ調整所。前検の感触は、「出ている人=ゲージ、出てない人=叩く」であった。セッティングを自分流に調整し、また序盤戦で1走目を終えた選手が、ペラ調整所でどんな動きをしているのか。結論から言えば、ゲージ合わせをしている選手は、ほとんど見かけなかった。また、かなり激しく木槌をふるっている選手も多かった。大きな音を出していた選手では、まず篠崎元志。力強く振り下ろす木槌が、甲高い金属音をピットに響かせている。1Rでシンガリに敗れてしまった永井聖美もレース後、早々にペラ調整所に入って思い切った調整。重成一人も、3R前あたりにペラ調整所に向かって、強くペラを叩いていた。
2012_0521_1145  2R後、大きめのスーツケースをペラ室に運び込む池田浩二を発見。チャーリー池上カメラマンによると、ドリーム戦インタビューを終えてピットに戻った池田は、本体をいじっていたという。その後、池田はペラ調整に突入した、ということになる。短時間の本体調整は、おそらく点検程度であろう。つまり、大きな不安があるわけではない。早い時間からペラに専念する動きを見せたということは、そういうことだ。
 その後も、3カ所あるプロペラ調整所(整備室奥、装着場内ペラ室、装着場内屋外ペラ調整所)はひっきりなしに選手が入れ替わりつつ、延々と満員状態を作り出していた。もっとも、松井繁や山口剛などの「前検ゲージ組」の姿はペラ調整所では見かけてないけど。

2012_0521_0649  初日の序盤レースの時間帯といえば、閑散とした整備室でドリーム組が本体を調整しているというのが、よく見かける光景である。ドリーム出場者以外はすでに水面に飛び出していたりペラ叩きをしていたりで整備室に姿はなく、12R1回乗りと時間に余裕のあるドリーム組が本体に手をつける、という傾向があるわけだ。チャーリーが目撃した池田浩二も、まあその部類に入る。
2012_0521_0725  今日は、僕が見かけたのは菊地孝平と今垣光太郎のみ。菊地は丁寧に本体と向き合っており、3R終了後にはボートにモーターを装着している。今垣はリードバルブの調整をしていた。これはいわゆる本体の範疇には入らないから、大きな整備を始める気配はまだない、ということになる。池田は先述のとおりペラ室。瓜生正義を見たのはエンジン吊りくらいかな。松井繁は3Rのエンジン吊りに泰然とあらわれて、王者オーラをまき散らしていた。松井、かなり雰囲気いいと思います。
2012_0521_1001  ただ一人、慌ただしく動いていたのは今村豊だ。早々と着水して試運転もしており、係留所からペラを手に装着場への階段を駆け上がる姿もあった。向かった先はペラ調整所で、ひとしきり調整をするとふたたび係留所へ。まるで直後に出走を控えているような動きなのであった。手応えいまひとつということかもしれないが、その若々しい行動を見ていると、選手紹介で口にした「まだまだ頑張りまーす」はちっとも不自然ではない言葉なのであった。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『本命極選』初日

 さっそく3連敗中のHです。「新制度シリーズの初日はスタートがバラける。穴党のチャンス」が私のセオリーなのですが、全番組の予想を終えて万太郎フォーカスだけのレースはありませんでした。部分的にはあるんですけどね。ならば、万太郎にこだわらず、気合の本命極選で攻めましょう。

7R
◎①白井英治
 ②日高逸子
△③中澤和志
△④原田幸哉
★⑤茅原悠紀
 ⑥田村隆信

進入123/456

 1Rの幸哉の気配は可もなく不可もなくのB評価。外の茅原1号機が幸哉を捌くチャンスは十分あります。おそらく、上から叩いてのぶん回し。それでも超抜気配の白井には届かず、1-5決着になります。3着は中澤と幸哉のふたりに決め撃ち。

3連単★1-5-34

 う~ん、やっぱ茅原突き抜けの5-1-34も押さえますか。どこが本命ぢゃいっ!!


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感謝あふれる開会式!

2012_0522_0199 「応援している選手をSGで見たい! ぜひSGに出てもらいたい!」というファンの思いによって、出場選手が決定するのが笹川賞。まさしく、ファンの思いがストレートに選手に伝わる一戦であります。
「たくさんのご投票、ありがとうございます」
 すべての選手が口にするその言葉。一見、常套句のようでもありますが、まぎれもない選手たちの本音であります。

2012_0522_0069 渡邉英児
自分に投票してくれたマニアックなファンのみなさん、ありがとうございます。

 マニアックって(笑)。ともあれ、少なくとも獲得した票数の分だけ、自分に声援を送る人たちがいる。

2012_0522_0026 馬袋義則
昨日調べたら、僕の票数は726票でした(場内爆笑)。笑いすぎ!

 うがっ! 得票数に関係なく、総理大臣杯を制して出場権を獲得したニューヒーロー、何を調べてるんですか、ほんとに。しかし馬袋選手、今日からあなたに投票される舟券は726票どころじゃないっすよ!
 得票数以外での出場といえば、委員会推薦の3選手。ニッシーニャもです!

2012_0522_0023 西山貴浩
生まれてきて25年、人に支持されたりとか、推薦を受けたことはありません!(お礼の言葉がずらり並び)お客さまと施行者様は神様です! 恩返しします!

 いやいや、あなたのエンターテイナーっぷりは、みんなが支持しておりますよ! 恩返しとは、もちろん舟券で、ですよね。

2012_0522_0184今村豊
まさかドリーム戦に選ばれるとは思っていませんでしたが、まだまだ頑張っていきます!

 いやいや、私はきっと選ばれるだろうと思っておりました。誰もが尊敬する“ミスター競艇”は、ボートファンの誇りなのですから。

2012_0522_0125日高逸子
若くもなく、かわいくもなく、レースもうまくない私が、この舞台に立てたのはファンの皆様のおかげです。あと20年くらい頑張れたらいいなあ。

 加藤峻二を超えろ! そして20年後も笹川賞に出てください! その前段については、ノーコメントとさせていただきます……。
 御礼以外のコメントももちろん続々。

2012_0522_0049 辻栄蔵
たくさんのご投票ありがとうございます。それはそうと、昨日の浜名湖のイベント、見ました? 何の事って? 全国ニュース見てないんですか? こうやってたでしょ?

 常滑に滞在していた私は、空を見上げたらきっちりと曇っており、見ることができませんでした。辻選手の金環日食より鮮烈なレースを見ることでカバーする所存でございます。

2012_0522_0121 湯川浩司
新プロペラ制度になってから、動かざること山の如し、でやってきましたが、でも動かなあかんみたいで、山は簡単に動くんですねぇ、うん。

 ペラを叩かずにレースをしてきたが、記念ともなるとやっぱり何もしないわけにはいかず、というわけで今節もしっかり働きます、ってことでしょうか? 説明するのは野暮ですけど……。

2012_0522_0065 寺田千恵
いいエンジン引いちゃいましたっup がんばるよんheart01

 テラッチ、かわいーっ!

2012_0522_0122 重成一人
虎視眈々と、全員をやっつけにいきます。

 思い出す、昨年の賞金王トライアル第3戦。あの感動に匹敵するレースで、夢のオールスター戦をおおいに盛り上げてください!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”笹川賞初日

おはようございます。Kです。このところ、いまひとつパッとしない“本紙予想”。いちいち記しだすと長くなるのでやめておきますが、プライベートでもツキのないことが連発しております。旅打ちで電車に乗ったら、反対方向のだった、とか……。ここらで流れを変えないとなあ、ということで、しげ爺さんのエールもいただき、奮闘いたしますので、今節もどうぞよろしくお願いいたします。

1R
1コース想定=永井 まくられ率51.3% 差され率26.3%
2コース想定=秋山 逃がし率47.6%
83期ラインが内コース占める。永井が逃げ切る。
◎永井 ○秋山 ▲横澤
3連単1-23-全

2R
1コース想定=寺田 まくられ率13.5% 差され率27.0%
2コース想定=魚谷 逃がし率47.6%
魚谷を壁にして寺田が逃走。
◎寺田 ○魚谷 ▲山口
3連単1-26-全

3R
1コース想定=勝野 まくられ率1.8% 差され率8.9%
2コース想定=徳増 逃がし率33.9%
勝野のイン戦は信頼度高く、ここは素直に。
◎勝野 ○峰 ▲徳増 △寺田
3連単1-326-全

4R
1コース想定=太田 まくられ率7.8% 差され率20.3%
2コース想定=平山 逃がし率25.0%
石渡の攻めに太田が抵抗すれば、服部に差し展開。
◎服部 ○太田 ▲石渡 △山崎 
3連単4-136-全

5R
1コース想定=笠原 まくられ率11.7% 差され率21.7%
2コース想定=桐生 逃がし率30.8%
井口がまくり差しで突きぬける。
◎井口 ○笠原 ▲篠崎 △辻
3連単3-156-全

6R
1コース想定=西島 まくられ率17.1% 差され率22.1%
2コース想定=渡邉 逃がし率41.8%
西島がパワー活かして豪快な逃げ。
◎西島 ○渡邉 ▲赤岩
3連単1-24-全

後半は後ほど!


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笹川賞開幕! 初日!

おはようございます。SG笹川賞、初日でございます。オールスター戦、開幕! 本日の浜名湖はなんだか天気予報が芳しくありませんが、金環日食フィーバーにも負けないくらい、盛り上がってまいりましょう!

2012_0521_0870 ニッシーニャは開会式で何を見せてくれるでしょうか?(PHOTO/中尾茂幸)


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笹川賞オフィシャルサイトもよろしくです~

前検が終わって、明日にはいよいよSG笹川賞が開幕します。ボートレース浜名湖HPでは、笹川賞特別サイトhttp://www.boatrace-special.jp/201205SG06/)で、この大一番を盛り上げてますよ~。

その特別サイトに、取材班も参加させていただいております。まず、「前日展望番組」(http://www.youtube.com/user/tokusetusaitosasakaw)では、黒須田が新概念データを用いた予想を動画でお送りしております。MCは荻野滋夫さん。必殺オギリンギャグも炸裂しておりますので、ぜひぜひご覧くださいませ。

さらにフォトギャラリーhttp://www.boatrace-special.jp/201205SG06/etc.php?pid=8)では中尾カメラマンの写真がズラズラズラリ! 当特集で使用されていない写真も掲載されていますので、こちらもぜひご堪能くださいませ。


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浜名湖・笹川賞『前検を斬る!!』

 浜名湖笹川賞の前検が終わりました。私の見立て&番付を記しておきましょう。

SS級(節イチ候補)

2012_0521_0383 ★★★松井繁
 ターンの出口からぐいぐい伸びて、他を圧倒する悶絶パワー。回り足はどうかという疑問は残っているものの、あの行き足~伸びがあればスリットから自由自在に仕掛けられます。

2012_0521_0418 ★★★山口剛
 こちらは強烈な出足が売り。起こしから俊敏に加速し、セカンドの行き足も気持ちいい。スリット後に伸びが売り切れるムードもありましたが、あの出足で先手を奪えば問題なさそう。イン戦なら負けようがない足、とお伝えしておきます。

2012_0521_0454 S級(超抜候補)

★★白井英治
 ターンの出口でヒュンと瞬間移動。いわゆるレース足が強烈で、師匠の今村豊よりこの部分が優れていた。

2012_0521_1133_2 ★★坪井康晴
 スリット付近の行き足がゴキゲンだし、回り足も強そう。目下3節連続優勝中(GI含め2連率96%!!)の「ミスター新ペラ制度」は、非常に興味深い存在だ。この一大ブレークの原因を解き明かせば、新制度で買うべき選手、捨てるべき選手が見えてくるかも? 

2012_0521_1090 ★★西島義則
 さすがエース機。出足~行き足が強く、スリットまで力強く踏み込める。80mくらいの深インでも逃げられそうなムードだ。

2012_0521_0151 ★★寺田祥
 最近、前検ではワースト級に指名することが多い寺田だが、今日の動きは軽快そのもの。ターンの出口から伸びていく感じがいい。前検でこれだけ動けば、怖い存在だ。

2012_0521_0595 A級(上位候補)

★井口佳典
 スリット付近の行き足が魅力。行き足重視型の湯川浩司より強めに見えたので、より鮮烈なインパクトを感じた。

2012_0521_0932 ★寺田千恵
 これも行き足。スローでもダッシュでもスリット付近までしっかり加速してゆく。ただ、私がもっとも期待している2号機にしては、ターン出口付近の足がイマイチ物足りなかった。実戦型のモーターなので、レースに行ったら大化けするのかも?

2012_0521_1256 ★平山智加
 穴に一考。足合わせでは普通くらいに見えたが、スタート練習で西山貴浩ら同班の面々を圧倒した。行き足だけ突出しているのかも? 未知数は多いが、常にS一撃を警戒したほうがいい。

 ではでは、前検時計はというと……!?

 前検時計BEST10

①松井 繁  6・55
②石渡鉄兵  6・57
③佐々木康幸 6・59
 横澤剛治
 重野哲之
⑥坪井康晴  6・60
 茅原悠紀
⑧大嶋一也  6・61
 平石和男
 秋山直之

 なんとなんと、SS指名の松井が抜けたトップタイム。モーター抽選で前操者の重野哲之や服部幸男が絶賛していたとおり、凄まじい伸び型モーターなのかも??

 前検時計ワースト5

①永井聖美  6・72
②中島孝平  6・71
 田村隆信
④濱野谷憲吾 6・70
 横西奏恵

 永井は確かに足合わせでも相当苦しそうでしたが……現状、この5選手から厚く張るのは手控えたほうがいい気がします!
 最後に、私が初下ろし(4月の先行導入シリーズ)のときから目を付けていたモーターの評価だけを記しておきましょう。

★★2号機(56%)…寺田千恵=A
★★3号機(65%)…西島義則=S
★★1号機(42%)…茅原悠紀=B(行き足A)
★16号機(42%)…秋山直之=B
★9号機(30%)…笠原亮=B
★8号機(32%)…坪井康晴=S
★40号機(33%)…魚谷智之=B?
★35号機(59%)…原田幸哉=B?
★43号機(39%)…山崎智也=B(行き足A)
★27号機(56%)…勝野竜司=??

 ひいき目もあるかも知れませんが、すべて中堅以上、重い着を並べそうな選手はいませんでした。ただ、魚谷と原田は足合わせが少なく微妙、勝野は足合わせを見た記憶がなく判断できないという感じではあります。
(Photos/中尾茂幸、text/H)


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THEピット――新制度下のSG!

2012_0521_0513  4月12日から当地浜名湖で開催された新プロペラ制度先行導入に一節間、密着した。その節の前検とのハッキリとした違いは、「プロペラ調整所が大賑わい」という点だ。
 モーターもプロペラも、何もかもが初めてのことだった新制度第一節、選手も手探りの部分が非常に大きく(今もまだ同様ではあろうが)、選手の多くが初日はほとんどペラを叩かないままレースに臨んでいた。だから、前検のプロペラ調整所は閑散としていたのだ。
 それが今日はいきなりの満員御礼状態。さすがにこのクラスは導入後の数節で方向性をつかんだのか、それとも前操者の調整痕から何かを感じ取ったのか、さっそく調整所に陣取っていたという次第である。
 だが、よく見ていると、選手によってしていることが違う。大雑把にいうと、「ペラを叩いている選手」と「ゲージを当てているだけの選手」に分けられるのだ。
2012_0521_0346  たとえば、ゲージを当てているだけの選手には、山口剛、松井繁、瓜生正義、石渡鉄兵。一方、ペラをガンガン叩いているのは、中野次郎、山川美由紀。もしやと思って機歴や評判を確かめると、ゲージを当てているのは好機を引いた選手で叩いているのは前節などで気配が悪かったモーターを引いた選手なのだ。
 なるほど、と言うしかない。前節や過去に噴いていたモーターは、ペラも含めて好気配だったのだ。出ているモーターの部品交換など誰もしないのと同様、出ているモーターのプロペラを叩く選手もいない。ゲージを当てて、噴いていたプロペラの形状を確認し、情報化していくことが最善の方法であるのは言うまでもないことだ。
2012_0521_0463  というわけで、今後は前検のペラ調整所を見れば、気配もわかるということになるのかもしれない。出ている選手=叩かずにゲージ合わせ、出ていない選手=ガンガン叩く、と本当に大雑把だが、大別できる可能性があるからだ。
2012_0521_1008   ちなみに、第一節の話であるが、噴いているモーターを手にした選手は前検や初日からゲージ調整を始める、という傾向もあった。ペラを叩く必要はないわけだから、出荷時の形状や好気配時の形状をゲージにとって残していく作業に早くから取り掛かれる、ということだったと思われる(進藤侑や佐々木康幸、下條雄太郎らがやっていた)。今日、いち早くゲージ調整に取り掛かったのは、松井繁。ドリーム戦会見でも「松井さんが良さそうだった」という声も上がっていたし、王者は前検からある程度の手応えを感じたのだと考えて間違いなさそうだ。

 もちろん先の二分化がそのまま当てはまるとは限らない、ということも言っておかなければならないだろう。
2012_0521_0926  たとえば、評判機を引いたのに、けっこうガンガンと叩いていたのが辻栄蔵。タイム測定の後の話だから、試運転も含めて、感触を確認していたはずなのだ。評判通りの動きではなかった?
 いや、そうとも言い切れない。その後の辻はゲージを当ててペラをチェックしている石渡鉄兵にずっと寄り添っていて、話すタイミングをつかめなかったので、本人に確認できたわけではないが、ヤマトでの航走は好感触だったからナカシマをガンガン叩いて試そうとしている、という可能性があるからだ。これは、機会があれば明日にでも確認してみたいと思う。もちろん、ヤマトでも違和感があったから叩いたということもおおいにあるわけで、いずれにしても断言は避けておこうということだ。
2012_0521_0517  峰竜太が引いたモーターもなかなかの評判機だが、彼もまたかなり長い時間、木槌をふるい続けていた。スタート練習&タイム測定の時間が近づいても叩き続け、「峰選手、ボートをピットに回してください」なんてアナウンスがかかったりもしていたほどだ。峰の場合は、ガシガシと叩いていたわけではなくて、非常に繊細なタッチでジワジワと叩く感じだった。若きプロペラ巧者である峰には、何らかのノウハウがあるのだろう。あるいは、まずは自分のスタイルに叩き変えて、感触を確かめようということだったか。それにしても、こうした細かい作業に取り掛かった峰は、本当に話しかけづらい。普段は笑顔で話しかけてきてくれるのに、数cmのところをすれ違っても、こちらに気づかなかったりするのだ。いったん集中すると、遮眼革がかかったように視線がまっすぐになるのが峰竜太らしさだったりする。

2012_0521_0628  ドリーム共同会見からは、池田浩二を取り上げておきたい。
「新プロペラ制度になってから、いちばんいいですね。悪いところがなかった」
 あの“泣きの池田”が泣かなかった! 自分の中に設定された高いハードルをクリアしなければ、たとえ噴いていると見えようと、相対的に見て節イチと思われようと、決してポジティブなコメントを出さない池田。その池田が、前検時点ではかなり高めの自己評価で、「明日はやることがないですね(笑)」と冗談めかすのだから、ファン投票1位に応えるだけの手応えは得たということだろう。
 明日はやることがないと言いつつも、今日はその後キャブレター調整をしており、ここで妥協するつもりは毛頭ない様子。今年は今のところもうひとつ波に乗り切れていない11年MVPだが、昨年制したこのレースから強烈な巻き返しが始まるのかもしれない。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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テラッチ&西島が怖い!?~モーター抽選~

2012_0521_0374  やはり、今までのSGとは雰囲気が違った。抽選に臨む選手たちの目の色が違う。
 新プロペラ制度になって、はじめてのSG。浜名湖では4月から先行開催で「新モーター&新制度ペラ」を稼動させてきた。さらに、GW開催で地元選手の多くが各モーター(含むプロペラ)の良し悪しを体感している。その体感温度が、今節でも忠実に反映されると確信している選手が多い。そんなムードだった。

2012_0521_0314  たとえば、地元の総大将・服部幸男。服部が引いた41号機は、2連対率28%の“低調機”だった。が、「41」の数字がコールがされた瞬間、徳増秀樹や笠原亮らが「おっ、二橋(学)さんのモーターやん。行き足、良かったよなぁ」と囁きあっている。
 あるいは、ワースト級を引いてしまった大将に気を使ったセリフか?
 とも思ったものだが、自席に戻った服部本人もデータ表を見た瞬間、「おっ、二橋のモーターか。あれは良かった。俺、やられそうになったもん。あれならイケるな」と頷いたのである。こうした前操者の名前を出して、あれこれ話をすることなど、持ちペラ制の時代はほとんどなかった。「それぞれのペラでパワーはいくらでも変わるから、前操者は関係ない」というムードが漂っていた。今回は、明らかに違う。
 モーター&プロペラを引き継ぐ。
2012_0521_0316_2  選手たちは、そう考えている。松井繁が52号機を引くと、すぐ前の机にいた重野哲之が「あ、それ、前回俺が乗ってたヤツです。良かったですよ、特に伸びが強めでした」と言い、横から服部が「あ、アレか、アレは特に後半になって伸びが来たな。準優の日、伸びで完全にやられた気がしたもん」。それを聞いた松井は、もちろん満面に笑みを浮かべたのだった。当然と言えば当然だが、選手たちは数字よりも、直前のパワー相場に重きを置いているようだ。

2012_0521_0372  そして、直前の勢いNO1といえば、そのGW開催をオール2連対で制覇した坪井康晴の29号機だ。この「29」の数字が出ないわ、出ないわ。ようやく「29」とコールされたのは52番目、最後の最後にガラポンを回した瓜生正義だった。
「オーーーッ!」
「やっぱりね、出てないと思ったら」
 周囲がざわめく中、瓜生は「え、なになに?」という感じであたりを見回し、それから静かに微笑んだ。
2012_0521_0348  ちなみに、私のイチオシ2号機をゲットしたのは、寺田千恵。周囲から喝采を浴びたテラッチは、口に手を当ててうつむき「クックックッ」と笑いをこらえながら自分の机まで歩いていった。このモーターなら、2度目のSG優出が十分ありえると思うぞ。
 2連対率でこの2号機を凌ぐエース3号機は、西島義則がゲットした。「3番」のコールを聞いた瞬間、安芸の闘将(福岡)は「ヨッシャ! キターーーッ!!」とガッツポーズ。それから誰彼見境なく「ありがとー!」とお礼を言いまくっていた。西島、ハナからこれだけを狙っていた、とみた!!(Photos/中尾茂幸、text/H)

H記者のオススメ機

★★2号機(56%)…寺田千恵
★3号機(65%)…西島義則
★1号機(42%)…茅原悠紀
★16号機(42%)…秋山直之
★9号機(30%)…笠原亮
★8号機(32%)…坪井康晴
★29号機(50%)…瓜生正義
★40号機(33%)…魚谷智之

2012_0521_0307


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オールスター、浜名湖に集結!

   新プロペラ制度での初めてのSG。といっても、レース場入りする選手に何か変化があるわけではない。選手の姿を見ていて感じるのはやっぱり、艇界オールスターが揃い踏みする豪華SG! 笹川賞は数あるSGのなかでもやはり華やかさが違う。
2012_0521_0003  一番乗りは笠原亮。実は今節、当ボートレース特集がオープンして丸7年目を迎えることになるわけだが、層の厚い静岡支部の最若手は当時から笠原亮。SG初出場初優勝という快挙を彼が達成した総理大臣杯の次のSGから、取材班は参戦するようになったわけであります。うむ、そろそろ笠原の下の世代も出てこないといけませんね、静岡支部。後輩たちに刺激を与えるためにも、笠原ら地元勢の活躍には期待したいところだ。
2012_0521_0010  続いての登場は今垣光太郎。「賞金王より笹川賞を獲りたい」と常々口にしている光ちゃんだから、胸に秘める思いは強いはず。ただ、このところ笹川賞ではもうひとつふるわないんだよなあ。今年はここまでGⅠ2V&GⅡ1V、さらには総理杯優出と絶好調だけに、その勢いを結果に結び付けたいところだ。

2012_0521_0109  笹川賞といえば、女子選手! 今節も7人が参戦して、オールスター戦に花を添える。いや、もちろん花を添えるだけで終わらせるつもりはないはずで、何しろ去年は横西奏恵が優出しているのだ。今年も、好モーターを引けば充分チャンスはある。
2012_0521_0104 その横西は、もちろんダンナ様と揃って登場。乗りつけたタクシー内での距離感の近さも、二人の仲睦まじさを感じさせますな。で、ダンナ様の山崎智也は、タクシーに携帯電話を落としていたようで、15分後くらいに運転手さんが届けてました。ま、厄落としは終わったということでひとつ。
2012_0521_0200 久しぶりに会った寺田千恵には嬉しいことを言われたぞ。
「あれぇ、ちょっとほっそりした?」
 しましたよ! さすがテラッチ、お目が高い。ここ半年で10kgほど痩せたワタシですが、「痩せた?」と言ってくれる人は圧倒的に女性のほうが多い。世の男どもの目は節穴であります。テラッチとワタシといえば、ここ一番のお腹スリスリ。テラッチが僕の出っ腹を触ると、あら不思議、1着が獲れるというオマジナイであるわけだが、痩せたとはいえ出っ腹は健在なので、今節もどうぞ触りに来てくださいね。

2012_0521_0206  峰竜太とも昨年賞金王以来、久々の再会。この春、めでたく結婚した峰にお祝いの言葉をかけると、さらにめでたい事実が。
「一昨日だったかな、子供ができたことがわかりました!」
 おめでたの2乗! そうかあ、峰竜太がパパになるのかあ。きっと彼に似たピュアなお子さんが生まれると思うぞ。「今節は何かあるかもしれませんね!」と笑う峰。いいニュースを家族に伝えられるよう、奮闘を!
2012_0521_0084  久々といえば久々、いやいや、SGでは初顔合わせは松田祐季と茅原悠紀! ともにSG初出場の若武者だ。新鋭は今年で卒業となる二人であり、新鋭王座でもすでに主役級の存在だった強豪だが、さすがに初SGともなると、やけに初々しく見えるというもの。松田は先輩の中島孝平とともに浜名湖入りして、人のよさそうな笑顔をコロコロと見せておりました。2012_0521_0174 一方の茅原は、単独での浜名湖入り。あ、そうか。岡山勢で今節参戦は、男子では茅原だけなのか。王国を背負って戦う若武者、応援するぞ。

2012_0521_0135  で、この人の顔を見るとSGだなあとつくづく感じるのは、やっぱり松井繁! 太田和美とともに登場した王者は、その太田ともども風格たっぷりなのでありました。思わず背筋が伸びたなあ。というわけで、SG笹川賞、開幕であります!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)

2012_0521_0178 屋根に「STAR」と書かれたタクシーで登場したSUPERSTAR。服部幸男です!


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浜名湖!

Cimg6182 おはようございます。取材班、てんでバラバラではありますが、ボートレース浜名湖に到着いたしました。明日よりSG笹川賞開催! 本日の前検から最終日優勝戦まで、現地よりレポートしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

笹川賞は、新プロペラ制度導入後最初のSGです。トップクラスの選手たちがこの制度のなかでどういった戦いを見せてくれるのか。また、舟券傾向はどうなっていくのか。今後を見据える意味でも、注目度マックスのSGと言えるでしょう。明日から最終日まで、ともに熱戦を見つめてまいりましょう!


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★金環日食★

浜名湖で金環日食を撮影しました!

燃える金環日食をどうぞ!!

Photo by shigeyuki nakao

Sn4_3646


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笹川賞!

みなさん、金環日食、見てますか~っ!? というわけで、本日はSG笹川賞前検でございます。取材班はいま、東京だったり東海の某所だったりと散らばっておるのですが、浜名湖に現地集合して、一節間を熱くレポートしてまいります。それでは後ほど、浜名湖でお会いしましょう!


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