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ボートレース特集 > 2012グランドチャンピオン決定戦
この特集では田中工業「黒須田守」をはじめとした5名のライターから競艇にまつわるさまざまなレポートをお届けします。
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芦屋グラチャン優勝戦 私的回顧

モンスター差し

12R優勝戦
①吉田俊彦 12
②太田和美 12
③井口佳典 09
④重成一人 09
⑤山崎智也 11
⑥魚谷智之 07

2012_0624_r12_0704 ファンファーレと同時に、6艇が飛び出す。この瞬間、急に雨が強くなった。小回り防止ブイを回って、土砂降りに。同時に、風も強まった。だらりと垂れていた向こう正面の旗が、さわさわと2マーク側にはためいている。
「ファンファーレが、聞こえんくなったぁ」
 隣にいた若者が、ちょっと嬉しそうに彼女に言う。どんどん強くなる雨風。1マーク付近で被りついていた私のズボンが、30秒で水浸しになった。視界が霞む。
 この急変は、誰に味方するのかな。スリット、バラけるのかな。

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 穏やかな待機行動を見ながら、そんなことを考えていた。
 12秒針が回る。水面を叩く激しい雨音とスタンドの歓声が共鳴して、どちらの音なのかわからない。スリット。さすがだ、それなりに揃った。大外の魚谷がわずかに覗き加減だったが、今節の魚谷はそこからのひと伸びが足りない。誰もが仕掛けにくい隊形になった。
 やはり、俊彦か!?

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 そう思いつつ、私は太田だけを見ていた。智也の頭舟券しか買っていないのに、なぜか太田。書いている今は、なるほどそうか、と思う。今節の太田には、それなりの愛着と思い入れがある。前検横綱に指名したのが、山口剛と太田。山口は早々にフライングでV戦線から離脱した。太田への評価は日々揺れつつも、「全部がいいバランス型で、節イチ候補」と言い続けてきた。
 そして、優勝戦1号艇の吉田俊彦は、前検からまったくのノーマークだった。伸びよりも回り足を重視した、いつもの俊彦スタイル。その程度の感想しかなかった。それが、あれよあれよの予選トップ、準優圧勝、優勝戦1号艇である。準優の足は、全部が良かった。俊彦本人も「ほぼ節イチ」と言いきっている。
 だがしかしそれでも、太田の方が強い。優勝戦で、それを証明してみせる。

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 そんな頑なな思いが、知らず知らず私の中に渦巻いていたのだろう。
 1マークの手前、太田は外の井口を牽制しつつ、差しを選択した。ただ、ハンドルを入れる前にスッと直進して、俊彦に半艇身ほど覆いかぶさるように見えた。まくるつもりはないのに、ちょっとだけ仕掛けたような。その分、俊彦の艇が邪魔になり、差しハンドルが遅れる。太田の艇の動きがスローモーになり、俊彦の艇が完全に抜け切るのを待ってから、スパンと差しに構えた。
 この一瞬の仕掛け?は何だったのか。ターンミス?
 などと瞬時に思いつつ、ハッと目をみはる。ターンマークすれすれ、舳先をブイに舐めさせながら、太田は超鋭角に1マークを旋回した。ド迫力のモンキーだった。
 この差し、俊彦に届く??

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 やっと私は、視界を広げる。角度的に肉眼ではわからないから、モニターを見る。届いていた。確実に舳先が入っている。やや俊彦の方が前にいたが、インサイドで太田のパワーなら、絶対に負けない。2マークを先取りして、太田が勝つ。勝ってくれる。バック中間でそんなことを思ったとき、私はやっと気づいたのだ。アタマ舟券が一枚もない太田を、必死に応援していることに。

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太田と俊彦の後方に、私の本命の智也がいた。ここで、はじめて智也を見た。智也が内に切り込み、ダメ元の勝負に出た。この奇襲が決まってくれれば、などと遅ればせながら思う。不思議な気分だった。太田はそれを抱いて交わし、一人旅に持ち込んだ。
 やはり、太田のパワーは俊彦より強かった、ということか。
 土砂降りの中、独走する太田を眺めながら、私はそう決めつけた。太田のパワー優勝だった、と結論づけた。
 だが、私は太田が勝った真の理由を、レース後に知ることになる。ファンファーレ直後にいきなり強まった風雨を、太田はこう振り返る。
「これはちょっと自分に有利だな、と思いました。みんな、わかりにくくなるじゃないですか」

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結果的にスタートは揃ったが、いきなりの環境変化を他人事のように冷静に分析していた。SG4Vの余裕と経験のなせる業。その冷静さは、1マーク手前のちょっと不思議な仕掛け?にも生かされていた。あのモーションで、井口はハナから狙っていたまくり差しを断念したという。太田が断念させたのだ。
「あれは狙ってやったんですか?」
 スポーツ紙の記者の質問に、太田は「当たり前です」と言ってニヤリ笑った。SG優勝戦の1マークで、太田はただ差しだけを狙っていたのではなかった。先刻「井口を牽制し」などと手拍子で書いたが、井口の攻め手を殺すためにリスクを犯してわずかに“オーバーラン“し、それから俊彦を差しきろうとした。
「それから舳先を抜くのに、予想以上に時間がかかってしまったけどね」
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 高度なテクニックと冷静沈着な心、百戦錬磨の駆け引き、そして節イチ級のパワー…
…そんなこんながすべて揃って太田のSG5Vは、なされた。今日に関しては、SG初Vを狙う吉田俊彦よりも太田のほうが一枚上手だったというしかない。(photos/シギー中尾、text/H)


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THEピット――トシの悔恨

2012_0624_0086  10Rが終わり、エンジン吊りに参加したベスト6は、いよいよ戦闘の準備に入る。最初に太田和美がボートリフトに乗り込み、続いて山崎智也、魚谷智之。少し遅れて重成一人。重成が乗った瞬間、リフトは下がっていき、太田が何か冗談でも言ったのか、智也や魚谷の笑い声があがった。重成もニコリ。おっ、そういえば、この4人は優勝戦の「3000番台」組ではないか。単なる偶然ではあるのだが、何か象徴的なシーンに見えなくもなかった。
2012_0624_0040 「4000番台」組はというと、まず井口佳典がペラ室に入っている。ただ、これはどうやら後片付けだったらしい。井口は10R発売中にペラを叩いており、そのときペラ室には井口一人のみだった。そこで調整は終えていたのだろう。井口は間もなくゲージを収めたスーツケースを持ってペラ室から退出、すぐにペラを装着し始めている。
2012_0624_0285  一方、吉田俊彦はエンジン吊りのあとに、プロペラを外している。ギリギリまでペラを叩く、そう決めたようなのだ。今日は後半の時間帯に、急に起こしでブルが入ると多くの選手が証言していたらしい。吉田もレース間のスタート練習でそれを感じたのだろう。イン戦で起こしに不良が起こるのは致命的。万全を期すために、吉田はベスト6でただ一人、装着していたペラを外したのだ。
 ペラ室でゲージを覗き込む吉田の前には、師匠の馬袋義則が座り込んでいた。弟子には何としてもタイトルを獲ってほしい。3カ月前、自分が味わった歓喜を弟子にも味わってもらいたい。その思いが、吉田の最後の調整に付き添わせたのだろう。当然のように、馬袋は吉田に声をかけつつ、作業を見守っていた。
 吉田がペラを装着し、着水して展示ピットにボートを係留したのは15時50分。吉田は、間違いなく、やるだけのことはやったのだ。

2012_0624_0185  ベスト6は、総じて自然体で優勝戦に臨んだように見えた。展示を待つ重成とは、喫煙所でバッタリ。タバコの銘柄はクール・ライトです。ってのはともかく、重成は「やっと出番や!」と言ってニヤリ。緊張感はもちろんあったに違いないが、その笑顔はいつもの優しく穏やかな重成のものだった。
2012_0624_0098  優勝戦の展示が終わり、智也がピットに戻ってくると、ちょうど横西奏恵がモーター返納作業を終えて、控室に戻ってきたところだった。立ち話を数分交わす二人は、本当に幸せそうな笑顔。その笑顔に送られて戦場に向かう智也には、確実に強大なパワーが充填されただろうと思う。
 ただ一人、強い緊張と戦っていたとするなら、やはり吉田だろう。ほんの一瞬だけ控室から姿をあらわした際の表情は、目が吊りあがり、頬がギュギュっと締まっていた。もちろん闘志あふれる表情と書くのが正しいが、起こしでブルが入るという突然の潮流は、イン発進の吉田にとって余計な心配ごとになったのは確かだと思う。

2012_0624_0247 「おぉっ! なんだ今のは!? 巧すぎる!」
 太田和美の差しが吉田のふところをとらえた瞬間、戦況を見守っていた選手仲間から声があがった。たしかに目を疑うほどに鋭角な航跡だった。トップレベルの技をもつ選手たちであっても、感嘆する超絶差し。それが決まったとき、吉田の悲願達成は消滅した。
 レース後の選手たちは、わりと穏やかな雰囲気だったと思う。なにしろ、勝った太田和美でさえ、歓喜を爆発させたというわけではなかったのだ。出迎えた丸岡正典や湯川浩司、石野貴之はバンザイして太田を讃えていたが、太田はそれに穏やかな笑みを返すのみ。その笑顔は達成感にあふれていて、なんとも幸福なものだったのだが、破顔一笑というほどのものではなかった。
2012_0624_0439  もちろん、太田は勝利の喜びを満喫はしていたと思う。会見でも、「今年で40歳ということで、怪物くんに変わる新しい愛称をつけたいのですが」という質問にも、笑顔で「じゃあ、大仏くんで」と笑わせている。奈良の大仏!? 田中信一郎がそう言ってからかっているのだそうだ。「本当は次のオーシャンで優勝して、MBに出たろと思ってたんですけどね」なんて、皮肉の利いたイカすジョークも飛び出したり(太田はMB記念に選出されなかった)。浪速の怪物くんも、今年不惑を迎える。マジかよ!?とも思うのだが、淡々と努力を積み重ね、「年々レースが上手になっていると思う」と言い切れるだけの実力を身につけた太田は、きれいに年齢を重ねてきたということだろう。若者のようにはしゃいだりはしなくとも、太田なりの喜びは表現されている。穏やかに、太田は喜びをあふれさせている。
2012_0624_0066  2着の智也は、笑っていた。何度も書いている「悔恨を笑顔で隠す智也」とは、少し違う笑顔のように見えた。充実感のようなものも感じたし、手応えのようなものは感じていたかもしれない。魚谷も、智也と笑顔で感想戦。ちょっと苦笑が混じっていたようにも見えたが、6コースでは致し方ないという境地にも達していたか。重成は、一瞬だけ顔を歪めていたが、仲間たちとともに柔らかな表情で話していた。井口も同様に、唇を噛み締めたりもしてはいたものの、さっぱりしたような表情でモーター返納作業を行なっていた。
2012_0624_0411  ただ一人、違う雰囲気を醸し出していたのは、やっぱり吉田俊彦だ。ヘルメットをとった吉田の顔には、表情がまったくなかった。あたかも魂が抜けてしまったかのような顔。どんなことがあれば、ここまで表情はカタまってしまうのだろう……。吉田の脳裏に去来したものがいったいなんだったのか、もちろん想像はつくけれども、それを全面的に理解できる自信はまったくない。「悔恨にくれていた」的な言い方では、きっと表面的にすぎる。
 その顔つきは、モーター返納の間も変わらず、作業を終えて整備室を出るときもほとんど表情は緩んでいなかった。吉田の心中を察したのだろう、魚谷が微笑みを浮かべながら寄り添っている。魚谷に向かってやっと口を開いたそのとき、ようやく吉田の口元に悔恨のシワが浮かんだ。首をわずかに傾げた。思いを口にすることは癒しになる。魚谷が肩を並べて声をかけたことで、吉田も少しずつ現実に戻ったようだった。もちろん、現実に戻るというのは、この悔しさを全身で味わうということでもある。
2012_0622_0276  きっと、それを包み込んでくれるのは、師匠の馬袋に違いない。馬袋は、並んで歩く吉田と魚谷の10mほど後ろを歩いていて、僕はたまたま肩を並べる位置になった。残念でしたね、師弟SG制覇見たかったです。そう声をかけると、馬袋は少しだけ顔をゆがめた。
「優勝してくれると思うたんやけどね~。太田さんが巧すぎた。でも、トシにはまたチャンスがあるから」
 優しすぎる口調で、悔しさと希望を語った馬袋。吉田の表情の痛々しさに、すっかり重苦しくなっていたこちらの心が少し癒されたように感じた。師匠とともに力強く足を踏み出すであろうトシが、その師匠と暮れの舞台に立っていたら最高だ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『旦那が差しきるっ!!!!』予想

さあ行こう、優勝戦!

12R
①吉田俊彦A
②太田和美S
③井口佳典A
④重成一人B
⑤山崎智也B
⑥魚谷智之C
進入123/456

 昨日の太田の1分45秒7は、のっぴきならない節間レコードですね。準優ですから、タイムアタックする必要もないはずだし。正味のパワー時計と考えるべきでしょう。自慢の行き足で俊彦にプレッシャーをかけたとき、俊彦は冷静に回れるか。難しいと思います。で、半艇身以上覗かない限り、太田はおそらく差し構え。井口は伸びる太田をまくり差すのは無理と見切り、ツケマイ気味に握るはず。で、井口が初日あたりの圧倒的な伸びがあれば届いたかも知れないけれど、ちょっと気配が落ちている。まくりきるのは至難の業に思えます。
 では、勝つのは太田? 私の狙いは智也です。何度も書いてきましたが、今節の智也は思いきりの塊です。この優勝戦も、スリットからとりあえず委細構わず握り、全速で進軍しながら差し場を探すでしょう。なければ一貫の終わりですが、前記の展開になれば100%差し場があります。そこにズブリと突き刺せば、太田のパワーを凌ぐ勢いで突き抜けます。また、先に重成が攻めたとしても(かなり強引な絞りになるはず)、それはそれで展開ズッポリだし。太田と井口へ。

3連単★本線5-2-全、押さえ5-3-全
ミリオンアタック★3連単526を4英世(買えたら……><)

 嗚呼、極選が、瓜坊が……(;д;)


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“本紙予想”グラチャン優勝戦

12R 優勝戦
1コース想定=吉田 まくられ率5.7% 差され率22.6%
2コース想定=太田 逃がし率41.2%
展開予想のカギ①太田2コース時まくり/差し=6/6
展開予想のカギ②井口3コース時まくり/差し=1/6
展開予想のカギ③重成4コース時まくり/差し=2/4
吉田は近況、1コース1着率が上昇している。また、かつてはまくられ率>差され率というタイプだったが、それも逆転しており、それとともに1コース成績が向上している印象だ。太田の逃がし率も高めで、センターに強攻タイプがいない組み合わせのここは逃げ切り濃厚。ただ、井口のまくり差しが脅威ではあって、また太田の2コース時はまくり1着も多いので、太田は差し濃厚とは思うが、吉田と太田がやり合った場合に、井口の出番がありそう。吉田=井口は折り返し。伸び型の井口がまくって、これが吉田に届かない場合、山崎がまくり差しで2番手浮上か。
◎吉田 ○井口 ▲山崎  
3連単1=3-全 1-5-全


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優出インタビュー

7R発売中に、優出選手インタビューが行なわれました!

①吉田俊彦(兵庫)
「エンジンは何もしてません。行き足と回り足がいいので、そこが気に入っています。特訓に出て、プロペラの微調整をするだけです。間違いなくイン。スタート行くだけですね」

②太田和美(奈良)
「初日終わってプロペラ叩いたので、それからは上向きですね。乗りづらさの解消もできていると思います。2コースになると思います。インの次には勝つ可能性が高いと思うので、優勝を意識して走りたいです」

③井口佳典(三重)
「浜名湖のほうがぜんぜん足はいいですよ。乗った感じが、ですね。多少伸び型よりです。雨は関係ない。スローから。スタート勘はイケてると思います。大胆に思い切りいきます」

④重成一人(香川)
「はじめは伸び型で、出足型にだんだんシフトしていって、成績がよくなりましたね。直線は分が悪くなっている。今日も乗りましたが、よくなっている雰囲気はなかったです。4カド理想。スタート行きたい願望はあります」

⑤山崎智也(群馬)
「初日からだいぶよくなりました。2日目くらいから上向きですね。乗りやすいし、バランスがとれて全体的にいいアシ。枠なりだと思います。ダッシュのほうがスタートは見えている。芦屋は成績いいんで、大好きです」

⑥魚谷智之(兵庫)
「出足に関しては遜色ないけど、伸びは分が悪いですね。すんなりいけば6コースだと思います。スタートはいい雰囲気で行けるようになったんで、全速で行きたい。それが絶対条件だと思います」


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H記者の『穴・極選』ファイナル

 昨日の10Rで今節やっと片目が開いたHです。11、12Rで破産しましたが>< 準優パーフェクト予想K記者からの的中舟券お注射で、今日は細々遊ぶつもりです。ん?? 初日から連戦連敗→5日目10R初的中→破産宣告→K記者の舟券注射……ここまで、笹川賞とまったく同じ流れじゃないっすか?? で、笹川賞は最後の極選が的中して大逆転の黒字シリーズに!! ってことは、今日の極選も……???? これまた笹川賞同様、瓜生1号艇のレースを選びます。

10R
 ①瓜生正義
 ②佐々木康幸
★③重野哲之
◎④原田幸哉
△⑤湯川浩司
★⑥石野貴之

進入123/456

 昨日の瓜生のレースを見る限り、まだまだスランプですね。あのリズムの悪さでは、このイン戦も鉄板とはいえませんよ。キーマンは重野と幸哉のセンター勢。ふたりとも今日の行き足気配は抜群なので、S決めた方が一気にまくりに行きます。本命は自力も他力もある幸哉。内2艇は潰れるとみて、外4艇のみの舟券で勝負!

3連単★4-36-356、三四郎BOX

 これを当てて、笹川賞のようにミリオンアタックするどーーー!! 憲吾牢どの、夢を再び……。極選級の優勝戦予想は、この10Rの前後にアップします。


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THEピット――いちおう、嵐の前の静けさ

 ひたすら静かな朝だ。
 芦屋のピットは水面同様に広大だから、その分、音や声が拡散しているのかもしれないが、それにしても空気の動きが弱い。
Uu5w9052  優勝戦組だけに注目してみれば、その姿がレース間にはほとんど見かけられないのだから、なおさら静寂感が増してくる。最初に見かけたのは吉田俊彦で、誰もいない記者席の隅っこで出走表に鉛筆でチェックをしているところだった。兵庫支部最若手として、エンジン吊りやモーター返納作業などの手順を確認してる様子で、チェックが終わると「よしっ」とつぶやいて、控室へと戻っていった。これが1R前のことだ。
Uu5w9202  1Rが終わり、エンジン吊り。ここには山崎智也があらわれている。同県の秋山直之も含めて関東勢が3人だから、テキパキと動いて、それぞれの作業をヘルプしていた。終わると、横西奏恵のもとへ。横西は四国勢の木村光宏のエンジン吊りに参加していた。装着場のど真ん中で、笑顔を見せながら会話を交わし合う最強カップル。智也としては、最愛の人の前で優勝してみせることは大きなモチベーションになりうるだろうし、また心強いことだろう。今朝もラブラブの二人は、こうしてパワーを充填していくわけだ。
Uu5w9115  1Rには東海勢が出走していなかったが、井口佳典が応援に駆け付けている。1Rは関東3人に中四国3人、白井英治のヘルプが手薄になっていたため、これを手助けしたのだ。井口の表情は、昨日までとまったく変化はなし。高いレベルで気持ちが張っているし、それが妙な緊張感にはまったくなっていないと断言できる。ほんと、気持ちが強いのだ。
Uu5w9088  1R後、重成一人が装着場にあらわれボートをリフトに運んだ。朝特訓には6人ともが参加していて、その後は陸にボートをあげているのだが、その後の最初の着水が重成となった。重成は、着水するや試運転へ。智也と別れて係留所にいた横西が飛び出すと、足合わせを始めている。試運転自体は長く続けたわけではなく、その数分後には装着場で顔を合わせた。重成のほうから挨拶を向けてくれて、その表情はなんとも穏やかで明るかった。
 その少し前、吉田が装着場でペラをモーターにつけていた。よく見ると白いペラなので、これは調整用のもの。係留所で回転数を調整するのだろう。その吉田に歩み寄ったのは、横西を係留所に見送ったあとの智也。優勝戦で雌雄を決する二人とは思えないほど和やかに、時折嬌声が聞こえてくるほどに、談笑していた。この二人、もともと仲がいいのだが、そうか、トシの師匠の馬袋義則は智也と同期である。
2012_0623_0173  太田和美、魚谷智之の姿を見かけたのは、2Rのエンジン吊りでようやく、という感じ。太田は変わらず淡々だし、魚谷は勝野竜司らととびきりのスマイルで談笑しているし、まったくもって、いい雰囲気だ。エンジン吊り後は太田も魚谷も控室へ戻っていて、3Rには近畿勢の出走がなかったこともあって、その後は姿を見ていない。4R前には執筆のため記者室に入ったが、それまでに太田と魚谷を見たのはほんの一瞬だけだったことになる。
Uu5w9276  てな具合に、とにかく穏やかに過ぎていった優勝戦の朝。月並みだが、嵐の前の静けさ、ということにしておこう。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)

Uu5w7715 ※重成選手のタバコ銘柄はいまだ判明せず。喫煙所で偶然会えばいいのですが。ちなみに、今日は坪井康晴がセブンスターを吸ってました。シブい! 光ちゃんはたぶんピース。


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦最終日

どもども。Kです。準優勝戦はパーフェクト的中でした……やっすいヤツが。わずかばかりの払戻はH記者にお注射いたしました。極選ともども最終日をきっちり勝ち抜き、笑って帰郷したいと思います。本日もよろしくお願いします。

1R
1コース想定=白井 まくられ率3.7% 差され率9.3%
2コース想定=木村 逃がし率38.4%
白井のイン戦は艇界最強クラス。逃げ切る。
◎白井 ○市川 ▲木村
3連単1-42-全

2R
1コース想定=湯川 まくられ率21.6% 差され率17.6%
2コース想定=濱野谷 逃がし率44.2%
湯川が逃げてミスターグラチャンの面目。
◎湯川 ○濱野谷 ▲守田
3連単1-25-全

3R
1コース想定=佐々木 まくられ率7.4% 差され率14.8%
2コース想定=石渡 逃がし率54.3%
石渡の逃がし率が高い。佐々木が先マイ逃走。
◎佐々木 ○寺田 ▲坪井 △山口
3連単1-346-全

4R
1コース想定=原田 まくられ率7.7% 差され率20.0%
2コース想定=横西 逃がし率37.5%
原田が意地見せる逃げ切り。
◎原田 ○横西 ▲岩崎 
3連単1-25-全

5R
1コース想定=石野 まくられ率6.8% 差され率25.0%
2コース想定=秋山 逃がし率42.5%
丸岡と森高の銀河系連動作戦を狙う。
◎丸岡 ○森高
3連単3=4-全

6R
1コース想定=荒井 まくられ率7.9% 差され率22.2%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
瓜生が攻めれば中澤に展開向くかも。
◎中澤 ○荒井 ▲瓜生
3連単4-13-全

7R 
1コース想定=平尾 まくられ率5.6% 差され率14.8%
2コース想定=田口 逃がし率36.4%
田村の3コース自在戦に妙味ありそう。
◎田村 ○平尾 ▲田口
3連単3-12-全

8R 
1コース想定=藤丸 まくられ率15.8% 差され率23.7%
2コース想定=池田 逃がし率52.4%
池田は壁になりやすいタイプ。藤丸がしっかり逃げる。
◎藤丸 ○池田 ▲菊地    
3連単1-26-全

9R アシ夢選抜戦
1コース想定=松井 まくられ率9.1% 差され率13.6%
2コース想定=吉田 逃がし率40.0%
松井が逃げて最終走を飾る。
◎松井 ○服部 ▲川﨑  
3連単1-34-全

10R 特別選抜B戦
1コース想定=瓜生 まくられ率15.3% 差され率15.3%
2コース想定=佐々木 逃がし率41.7%
原田のカドからの豪快な攻撃を狙う。
◎原田 ○瓜生 ▲湯川 △石野  
3連単4-156-全

11R 特別選抜A戦
1コース想定=丸岡 まくられ率14.0% 差され率12.3%
2コース想定=白井 逃がし率35.9%
丸岡が森高の攻めを張っていけば、横西に差し展開。
◎横西 ○丸岡 ▲森高 △荒井    
3連単4-136-全

優勝戦はのちほど!


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最終日!

おはようございます。芦屋グランドチャンピオン決定戦、いよいよ優勝戦です! 今朝の芦屋は雨になりました。風もやや強くなったような……。穴の予感!? 好天の地域の方も荒天の地域の方も、おおいにグラチャンファイナルで盛り上がりましょう!

2012_0623_0589 優勝戦の共同会見で吉田俊彦が、足は負ける人がいない、と言いながら、「あ、荒井さんにはストレートでやられる」と付け加えていました。荒井輝年、最終日に大暴れ!?(PHOTO/中尾茂幸)


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芦屋グラチャン準優 私的回顧

あわや、銀河競り??

10R
①井口佳典 17
②丸岡正典 12
③平尾崇典 16
④山崎智也 13
⑤重野哲之 11
⑥湯川浩司 15

2012_0623_r10_0871


 2コース丸岡の動きが、レースを決めた。丸岡は、スリット付近でスーーッと伸びた。昨日までより、はるかに強い行き足。が、スタート慎重だった井口もじわり伸び返す。2艇はちょうど半艇身ほどの差で、1マークに向かった。この微妙なアドバンテージは、実は2コースにとって厄介な代物なのだ。まくり、差し、どっちにするか。ふたつにひとつを、迅速に決めなければならない。

2012_0623_r10_0884


 一瞬、丸岡は握って攻めようとした、と思う。こうなると、SG名物「銀河競り」で2艇ともにぶっ飛んだかもしれない。が、さらに強烈に伸び返した井口を見て、差しに構えた。その分だけ、差しのタイミングが遅れた。また、井口も同期のまくりを牽制して、強めに握りながら1マークを回った。まくらせず差させずのターンではあったが、それでも艇は微妙に流れる。

2012_0623_r10_0888


 そこに、エイヤの気合いで舳先を突っ込んだのが智也だ。今節の智也は、とにかく思いきりがいい。ターンに迷いがない。この渾身のまくり差しは、半艇身だけ井口の内にめり込んだ。さらに、その智也の半艇身内に丸岡。ここで、態勢を立て直した井口が、絶妙なタイミングですっと内に艇を寄せる。智也の艇も内に寄れ、丸岡の艇も内に寄れて、それぞれの舳先がすつぽりと抜けた。極端な斜行ではなく、「流れた艇を立て直している途中ですよ」という感じで内に寄せるあたり、心憎い。これで、1~3番手の優劣が決した。 1着・井口、2着・智也。
2012_0623_r10_0900


 井口の足は、初日からゴキゲンだ。行き足~伸びを主体に、悪いところが見当たらない。が、初日からの上積みはどうか、と聞かれれば「?」だ。おそらく、伸びは相対的にみて落ちている(他が仕上げてきた)。明日はセンター枠だけに、この「伸び」の気配が明日のレースを左右するだろう。

2012_0623_r10_0902


 智也の足は選手間で評判らしいが、私の見立ては「サイドの掛かりがいい以外は、ほぼすべて中堅レベル」だ。今節の智也は、この準優も含めて機力より気力で活躍している。明日も、迷いなく5コースから握って攻める智也。怖い存在だ。
 それから、絶対にマークしなければならないのは丸岡の足。丸岡は持ちペラ制度の頃から5、6日目に仕上がることが多いのだが、今日の足はモンスター級に見えた。智也はもちろん、井口より上だったと思う。明日の丸ちゃん参戦レースは、アタマ以外買う気にならない。

不可解な直進

11R
①太田和美 15
②横西奏恵 12
③重成一人 19
④瓜生正義 07
⑤森高一真 12
⑥石野貴之 15


2012_0623_r11_0955


 スリットから1マークまで、レースを支配したのは4カド瓜生だった。stタイミングのとおり、カド受けの重成を圧倒した。スタンド騒然、誰もが強い瓜生の復権を予感しただろう。だが、スリット直後に重成の舳先からちょうど1艇身出切ったにも関わらず、瓜生は真っ直ぐ走り続けた。場内は、また違う意味で騒然となった。
「おいおい、まくらんかーー!!」

2012_0623_r11_0971 誰かが叫んだ。どうしたことだ? 私も思った。まくりきるかどうかは別に、とりあえず重成を叩きながら、内に艇を寄せるべき隊形だろう。きれいなレースに徹するとか、芦屋は裁定が厳しいとか、そんな理由で直進するようなレベルの隊形ではなかった。あれは、行けるところまで行くべき隊形でしょう、瓜生。この瓜生の直進に、外の森高と石野は、ほとんど何もできなかった。

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 逆に太田は楽々逃げた。そして、もっともラッキーだったのは重成だ。瓜生に潰されるどころか、太田に続いてくるりと1マークを回る余裕を得たのだ。この遅れ差しが見事にハマッて、早々に1、2着が決した。待って待ってまくり差しを選択した瓜生は、重成さえ捕まえることができなかった。パワー云々とは関係なく、これは瓜生そのものの変調だ。新ペラ制度への対応の遅れなどがあるのかもしれないが、そんなこんなをひっくるめてスランプなのだと思う。池田とともに。瓜生も池田も、人の子なのだ。
 1着・太田、2着・重成。
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 今日の圧勝ぶりで正味の足がわかるはずもないが、太田の気配は抜群。全部がいいバランス型で、その分恐ろしく突出したものは感じられない。まぁ、2コースにもうってつけの足といえるかもしれない。

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 重成の足は、優勝戦では回り足は互角くらいで、あとはちょっとずつ弱めだと思う。特に弱いのは、伸び足。今節の重成は、智也同様メンタル面の強さでここまできた。そして、今日はスタートで失敗し、本人も大いに反省していることだろう。となれば、九死に一生を得た身の上をわきまえ、明日はスタートを決めるはずだ。伸びも足りないことだし、全速で行けるところまで行く。そういう男だ。

必殺、トビウオ差し

12R
①吉田俊彦  14
②原田幸哉   11
③白井英治   17
④魚谷智之   13
⑤佐々木康幸 08
⑥荒井輝年   09

2012_0623_r12_1095 今日の準優で、いちばんすんなりスマートなレースだった。スタート決めた佐々木が出切らず、内から逃げて差して握っての紛れのない展開。強かったのはイン吉田で、まくらせず差させず、回った瞬間に5艇身ほど後続を突き放していた。

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 2着争いはやや混戦だったが、必殺技を繰り出した魚谷がギリギリ抜け出した。必殺技とは……センターからの「まくられ全速差し」だ。正直、私は1マークで魚谷の存在を見落としていた。佐々木にまくられて、どこさもないと思ったから。だから、いきなりバック最内からニョキニョキ現れたときは、ちょっと驚いた。
 

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で、記者席に戻ってリプを見たら、なるほど、魚谷は外から握る佐々木には目もくれず、全速モンキーでまっしぐらにブイを目指していた。ほぼ全速で、かつ腰の入ったモンキーだから、ターン後もしっかり伸びる。なるほど。センター筋でまくられながらも2、3着に残す魚谷をよくよく見かけるのだが、これで謎が解けた。今日の魚谷優出は、他の選手には真似のできない超テクニックの賜物だった、と思う。
 1着・俊彦、2着・魚谷。
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 吉田俊彦のパワーははっきり言って軽視していた。いつもどおり出足、回り足が強く、だから安定した走りをしている。その程度。悪いとは思っていないが、「いつもと変わらない俊彦スタイル」くらいに考えていたのだ。で、実際にそうだった可能性もある。今回の俊彦はスリット隊形や集団Fや、様々な事象が重なってここまできた。パワー以上の着順だったことは間違いない。
 が、今日の準優はこれまでで一番の足に仕上がっていた。とりわけ、私が不安視していた伸びが昨日までよりはるかに強かった。自慢の出足、回り足に伸びが付いてしまっては、もはや軽視すべき点は見当たらない。明日はパワーよりも、メンタルとの勝負になる。
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 魚谷の足は、中堅に毛が生えた程度だと思う。今日は必殺技で主導権を握ったが、それでも後続に追い上げられてアップアップという雰囲気もあった。このままの足では、6号艇でははっきり厳しいとお伝えしておく。(photos/シギー中尾、text/H)


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優勝戦メンバー決定!

遅くなってしまってすみません! 優勝戦のメンバーをお伝えいたします。1号艇は吉田俊彦。師匠は馬袋義則で、優勝すれば師弟SG初V達成と師弟賞金王出場という嬉しい2012年になる! 師匠が果たしたイン逃げV、弟子もぜひ続きたいところです。重成一人も勝てばSG初優勝です。井口佳典が勝てばSG連覇。07年ナイターSG連覇した魚谷智之以来ですね。その魚谷も優出しております!

①吉田俊彦(兵庫)
②太田和美(奈良)
③井口佳典(三重)
④重成一人(香川)
⑤山崎智也(群馬)
⑥魚谷智之(兵庫)


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THEピット――凛々しい勝者

★勝者たちの凛々しさ
 笑顔よりも、凛々しい表情が印象に残った。
2012_0623_0453  10R、井口佳典はレース前には自信に満ちた表情。そしてレース後も、自信をみなぎらせてピットに戻っている。精神的には、完全に充実期を迎えていると言っていいだろう。
 吉田俊彦に声をかけられて、一瞬は目を細めてもいた。だが、直後にヘルメットを取ると、「どうだ!」と言わんばかりの真摯な目があらわれ、鋭い視線で水面を一瞥した。迫力があった。
 もはや、メンタリティの強さは艇界一と言ってもいいのではないか。賞金王制覇後の3年間の雌伏の時を乗り越えた井口は、完全に本格化した。賞金王での強さも衝撃的だったが、そのときより一回り強くなった印象がある。ピットでの雰囲気節イチは、間違いなくこの男だ。
2012_0623_0177  太田和美もまた、きゅっと頬が引き締まった表情をレース後に見せている。あたかも、逃げて当然と言わんばかりの力強い顔つきで、もちろん簡単に逃げ切ったとは思わないが、太田の鋭い瞳を見ると、盤石の逃げという言葉が浮かんでくる。
 ターン回りは、今日がいちばんキていたという。「ターンマークを6回回るんですけど、1回もターンマークを外していなかった」そうだ。これまでは、1マーク以外はすべて外す感じのときもあったそうで、今日、足は完全に仕上がったと言っていいだろう。
 明日は雨予報。けっこうな量、降ると言われている。だが、百戦錬磨にして、今日ここまでの揺るぎない表情を見せていた太田には、あまり影響はないだろう。浪速の怪物くんが久々にタイトルを手にするシーンも、充分に想像できる。
2012_0623_0467  12R、ピットに帰還し、ボートリフトで隣同士に入った吉田俊彦と魚谷智之は、かなり力強く拳を突き合わせた。兵庫ワンツー。最高の結果。亀田興起のように拳を負傷してしまわないかと思えるほど強く打ち合った二人は、ひたすら喜びに満ち溢れていた。
 ヘルメットを取った吉田は、やはり鋭い顔つき。共同記者会見では、眉間にシワでも寄っているのではと見まがうくらいに真剣な表情で、歯切れよく力のこもったコメントを質問に返していた。「今日はあまり緊張しなかった。明日もしないと思う」と言っており、そう言い切ってしまうあたりにへそ曲がりの僕は若干の不安を感じないでもないのだが、しかし決して笑うことなく会見を終えた吉田には断固たる決意があるのだろうし、足に対しては絶大なる信頼を置いているということだろう(節イチという言葉も出た)。明日の表情がもっとも楽しみなのは、もちろんこの人である。

★優出を決めた笑顔
 2着で優出を決めた選手たちは、勝者とは対照的に笑顔が目立った。
2012_0623_0266  吉田とグータッチを交わした魚谷は、コースを問われて「枠番主張です(笑)」と笑わせる余裕もあったほどだ。こんなにも爽快な魚ちゃんスマイルは久々に見たなあ。伸びがとにかく分が悪いとのことだが、テクニックでカバーしての突き抜けはおおいにありそうだ。
2012_0623_0721  重成一人は、展示から戻ってきたあと、爽快な笑顔を見せていた。ピリピリしている選手が圧倒的に多いなか、この表情には驚かされた。余裕なのか、よほどおかしいことでもあったのかは確認できなかったが、準優の直前にこれだけ力の抜けた時間を作れるのは、只者ではない。
 共同会見でも、終始柔らかい表情を通していた。「中堅です」「スタートは自信がないです」といったネガティブな言葉も、その優しげで端正な顔から発せられると、そうは聞こえない。「今日は緊張してなかったけど、バック2等で出てきて、それで緊張しました」と報道陣を笑わせたりもして、とにかく全体的な雰囲気が穏やかなのだ。
2012_0623_0025  山崎智也もまた、同様である。智也はレース後、ボートリフトに艇を乗せる直前からヘルメットを脱いでしまうが、今日はその時点で笑っていた。それが優出を決めた歓喜なのか、敗戦の悔しさを隠しているのか、判然とはしなかったけれども、どちらかといえば素直な感情表現に見えていて、気分上々と見えた。
 今節の智也は、初日1R、オープニングレースを走った。開会式では「最終日はファイナルに乗りたい」と宣言し、それを実現させたことになる。明日のレース後、智也はどんな笑顔を見せてくれるだろうか。

★敗者の肖像
2012_0623_0243  10Rが終わって、一気に注目を集めたのは、やはり横西奏恵である。もちろん、「夫婦SG優出なるか」だ。
 結果は無念の4着。道中は2番手を攻め込まんとする場面もあり、優出への執念は見せていたと思う。その互角な戦いっぷりが、この人がいかに特別かをあらわしている。
 レース後、智也はボートリフトに姿をあらわしている。このレース、関東勢が不在だったから、エンジン吊りに出てくる必要はなく、もちろん横西を出迎えにきたものである。智也は、横西のボートを右側面から陸に引きずり上げ、艇番などを外す作業をしていた。横西は、モーター架台を運んだり、モーターを外したりと忙しく立ち回っている。自分の艇なのだから、作業の中心になるのは当然。その間、智也と横西は言葉を交わしていなかった。
 やがて智也はその場を離れ、横西は作業を終えると控室へと戻っている。我々の目の届く範囲では、絡みらしい絡みは見られなかったことになる。だが、横西にとってみれば、その場に智也の存在感があったことがかならず癒しになったことと思う。敗戦後の空気を共有していたこと自体が、二人の絆なのだ。
2012_0623_0321 12R後、白井英治は、ヘルメットを頭に乗っけて、まっすぐ前を見据えたまま、やけにゆっくりした足取りで控室に戻っていった。その表情は、どんな角度から見たとしても、悔しさをあらわにしたもの。まったく隠そうとしなかったのか、隠そうとしても隠し切れなかったのか、いずれにしても胸中が露骨に顔つきにあらわれていたのだった。
2012_0623_0073  11R後、森高一真はカポック脱ぎ場に着いてから、ようやくヘルメットを脱いだ。そこであらわれた顔は、鬼の形相。敗戦に対して、あるいは敗戦を喫した自分に対して、とことん怒り狂っているかのような表情だ。カポックを脱ぐ間、視線をやや下に落として、表情は鬼のまま固まっている。時折ふーっと息を吐いて、そのたびごとに目つきはさらに厳しくなっていくのだった。
 白井にしろ、森高にしろ、敗戦後はわかりやすく悔恨が伝わってくるタイプだ。それを隠すのも強者かもしれないが、素直に感情をさらけ出すのも強者の別のタイプだと思っている。そうした積み重ねののち、いつか最高の笑顔を見せる日が来るだろう。白井も森高も、近いうちにタイトルを獲って美酒に酔えることを(森高は酒弱いけど)信じているぞ!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の滑り込みイッシーニョに要注意!!

 極選7Rのスリット、脳汁という脳汁を芦屋水面に撒き散らかしたHです。博多天皇、あんだけ楽なハコまくりで、どこさ飛んでくだーーーッ!!!!! 気を取り直して、準優に行きましょ。

10R
◎①井口佳典
★②丸岡正典
 ③平尾崇典
○④山崎智也
 ⑤重野哲之
 ⑥湯川浩司

進入162/345か123/456

どうにも行き足の来ない湯川が動くかも? 枠なりのままなら、井口の逃げ切り濃厚です。智也の全速マイをガッチリ受け止めての1-4本線に、すんなり1-2が押さえ。ただ。スタ展で湯川が激しく動いて16/2/345になるようなら1-2を2-4にチェンジします。

3連単★本線1-4-全、押さえ1-2-全(←スタ展で湯川動けば2-4-全)

11R
◎①太田和美
 ②横西奏恵
 ③重成一人
 ④瓜生正義
 ⑤森高一真
★⑥石野貴之

進入123/456

 ここは迷いなし。中枠にスリットからぐいぐい出る選手がいないだけに(瓜生の変わり身だけ注意)太田の逃げは鉄板です。そして、並々ならぬ直線パワーがありながら生かしきれず黄信号→ミラクル予選突破を果たした石野の2、3着付け。

3連単★本線1-6-全、押さえ1-全-6

12R
 ①吉田俊彦
○②原田幸哉
◎③白井英治
▲④魚谷智之
 ⑤佐々木康幸
 ⑥荒井輝年

進入125/346

 最近の佐々木はがんがん動きます。ここもスタート展示はやらずに本番でガツンとやるかも?? そう信じてしまえば、4カド想定・白井に美味しい展開が生まれます。まくりでもまくり差しでもOK。イン俊彦はストレートが弱いのが気がかり。今節のイン選手は、展示時計の悪い選手ほどコロコロ負けています。思い切って消し。差し早い幸哉と白井マークの魚谷へ。

3連単★本線3-2-全、押さえ3-4-全

 さてさて、私の予想通りの結果なら明日のファイナルは①太田②井口③白井④原田⑤山崎⑥石野ってな感じになるのですが、いかに??


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“本紙予想”グラチャン準優勝戦

10R 準優勝戦
1コース想定=井口 まくられ率4.3% 差され率10.1%
2コース想定=丸岡 逃がし率35.6%
井口が丸岡らの攻めをきっちり受け止めて、堂々たる逃走。
◎井口 ○平尾 ▲山崎  
3連単1-34-全

11R 準優勝戦
1コース想定=太田 まくられ率8.2% 差され率23.0%
2コース想定=横西 逃がし率35.5%
太田のイン戦中心視も、重成の強襲脅威でアタマも少し。
◎太田 ○重成 ▲横西    
3連単1-32-全 3-12-全

12R 準優勝戦
1コース想定=吉田 まくられ率5.8% 差され率23.1%
2コース想定=原田 逃がし率49.0%
吉田が逃げて優勝戦ポールポジションをもぎ取る。
◎吉田 ○原田 ▲魚谷
3連単1-24-全


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H記者の『穴・極選』5日目

 依然として片目が開かないHです。笹川賞も初日~5日目9Rまで丸坊主→所持金100円になった10Rにバラ的中(2連単5倍w)という凶悪な流れでしたが、今回はどうか。現在の残金、3000円也>< なんとか、この極選で軍資金を作りたい!! 今節スタート負けばかりを繰り返している選手班長を狙ってみます。

7R
 ①中澤和志
★②田口節子
 ③平石和男
★④池田浩二
◎⑤藤丸光一
 ⑥中島孝平

進入135/246か123/456

 班長の責任感からか、とかくスタートが慎重な藤丸。誰かしらにまくられて1マークで置き去りにされ、しぶとく追い上げて4着というレースばかり。その追い上げの足は、まさに鬼。下位争いだから目立たないけれど、実は超抜なんです。スタート五分なら、前付けしても枠なりでも突き抜けられます。スタート五分なら……魅せてくれ、選手班長の意地とその鬼足を!! 遅ればせながら自力で攻めそうな池田と展開向きそうな田口へ。

 3連単★5-24-全

準優予想も間もなくアップしまーす。


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THEピット――何も起きなかった!?

Uu5w8866  喫煙所に一服つけにいったら、今垣光太郎がいた。目を閉じて、肩を伸ばすストレッチをしている。正直、どう声をかけていいかわからず、「ストレッチですか?」と聞いてみると、こちらの質問が聞き取れなかったか、そしてこちらが何を聞きたいのか斟酌したのか、「やっちゃいましたね」と言った。話を続けるしかない。
 今垣は、出走回数の不足によるA2級落ちをすでに覚悟していた。ひまひまデータさんによれば、わずかな望みはあるとのことで、それを伝えもしたが、一瞬目を丸くはしたものの、追加斡旋などをアテにするつもりはなさそうだった。ただ、「いつものことですからね」と笑ったあたりに、苦難をたくさん乗り越えてきた今垣光太郎という男の強さを感じたい。そして、すでに前を向いているはずであることも。ここからふたたび光ちゃんストーリーを紡いでもらいたい。
2012_0622_0527  喫煙所を出ると、平本真之とバッタリ顔を合わせた。ドンマイ、と言うと平本は苦笑しながらため息をついた。
 準優1号艇をやはり意識したのだという。平本は「してしまった」という言い方をしたが、意識して当然のシチュエーションだろう。平本には下を向いてほしくはない。「芦屋も、グラチャンも、本当にいろいろある……」そう呟いた平本だが、ならば芦屋で、グラチャンで、リベンジを果たせばいい。もちろん次のSGであるオーシャンカップでもいいぞ。景気のいい言葉が出てこないのは当然とはいえ、「切り替えるしかないですね」という平本の言葉を信じて、次の激走を待つことにしよう。

 さて、準優組。実は、僕がピットにいた時間帯は、ほとんど動きがなかったと言っていい。見かけるのは、ほぼエンジン吊りのときだけで、作業を終えると控室へと帰っていく選手が多かった。ボートをチェックすると、横西奏恵と湯川浩司はペラが装着されたまま。ゆったりと動き出すつもりのようだ。それはもちろん怠けているのではなく、気温や風などの気候の様子を見ているということもあるだろう。横西のボートは濡れていたし、ということは朝の特訓には参加している。急ぎ動く必要がないということは、感触がよかったということかもしれないな。
2012_0622_0359  エンジン吊りや、すれ違って挨拶を交わした際などに見た、個人的な印象を少し記しておく。井口佳典は、まったくもって自然体。おそらく緊張やプレッシャーはほとんどないと思う。賞金王の1号艇を経験した人ですからね。もともと精神力も強いおとこだから、これくらいのことで震えるわけはない。丸岡正典もまったくいつもどおりで、飄々と、また柔らかく笑みを浮かべたりしていた。銀河系ラインはやっぱり気持ちが強いな。
Uu5w8524  四国勢もリラックスしまくり。重成一人、森高一真、横西奏恵が並んで大笑いしながら歩いているシーンがあって、今のところはまるっきり平常心と見える。地元唯一の優出となった瓜生正義は、屋外ペラ調整所で作業をしていたが、こちらも笑顔いっぱいで、福岡勢や職員さんと話していた。
 というわけで、実に穏やかに、また静かに過ぎていった準優の朝、というわけで、思い切りざっくりと言ってしまうなら、「何も起きなかった」のである。
Uu5w8617  こちらの先入観込みと断わっておくが、吉田俊彦は少しカタいように思えた。予選トップの準優1号艇。この初体験に重圧を感じない選手は少ないだろう。カタくなって当然。ボートを丁寧に磨く姿があり、装着場で作業をしているのを見かけた唯一の準優組だったりするのだが、その表情もあまりにも神妙だ。ただ、中野次郎が歩み寄ったときには、いい笑顔も見せていた。これからますます緊張感は高まるだろうが、朝の時点を見る限りあまり心配しなくてもよさそうではある。

Uu5w8453  で、準優組で唯一、大きな動きを見せていたのは原田幸哉である。すでに試運転を始めており、一般戦組に混じって水面を駆けていた。試運転停止の赤ランプがつくと、ペラを手に調整室へ。12Rまでたっぷり時間があるにもかかわらず、準備を止めるつもりはなさそうだった。
 ただし、切羽詰まった作業ではなさそうで、ペラ室に向かう際には原田のほうからこちらに気づいて挨拶をしてきた。その笑顔は実に爽快。ならば、この早い準備はアドバンテージになる可能性もある。吉田にとって最大の脅威はこの男かも。(PHOTO/中尾茂幸=平本、井口 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦5日目

おはようございます。Kです。宿泊地の黒崎から無料タクシーで通っているのですが、渋滞等あって遅れ気味の到着、1Rのスタート展示が始まってしまいました。というわけで能書き垂れずに頑張ります!

1R
1コース想定=坪井 まくられ率16.9% 差され率18.6%
2コース想定=川﨑 逃がし率52.6%
坪井が予選落ちのうっぷん晴らす逃げ。
◎坪井 ○川﨑 ▲守田
3連単1-24-全

2R
1コース想定=池田 まくられ率6.7% 差され率20.0%
2コース想定=中野 逃がし率38.5%
池田にとっては負けられないイン戦。
◎池田 ○木村 ▲山口
3連単1-36-全

3R
1コース想定=峰 まくられ率12.1% 差され率24.1%
2コース想定=平石 逃がし率30.2%
平石の巧差しに妙味ありそう。
◎平石 ○峰 ▲市川 △田口
3連単2-135-全

4R
1コース想定=松井 まくられ率9.1% 差され率15.2%
2コース想定=馬袋 逃がし率49.2%
松井が意地の先マイで魅せる。
◎松井 ○馬袋 ▲寺田 
3連単1-24-全

5R
1コース想定=服部 まくられ率5.7% 差され率28.6%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
勝野の3コース自在戦が面白そうだ。
◎勝野 ○服部 ▲川﨑 △大嶋
3連単2-135-全

6R
1コース想定=須藤 まくられ率8.2% 差され率20.4%
2コース想定=今坂 逃がし率35.7%
センター勢に攻め手が揃った。吉田の一撃に注目。
◎吉田 ○中野 ▲須藤 △今垣
3連単4-516-全

7R 
1コース想定=中澤 まくられ率11.1% 差され率15.9%
2コース想定=藤丸 逃がし率31.4%
中澤と藤丸の一騎打ちと見る。
◎中澤 ○藤丸
3連単1=5-全

8R 
1コース想定=中里 まくられ率18.6% 差され率15.3%
2コース想定=守田 逃がし率27.0%
守田が素早いハンドルで差し抜け。
◎守田 ○中里 ▲松井    
3連単2-14-全

9R 
1コース想定=平田 まくられ率10.5% 差され率14.0%
2コース想定=寺田 逃がし率35.1%
平田が地元の意地見せる先マイ。
◎平田 ○寺田 ▲馬袋  
3連単1-23-全

準優勝戦はのちほど!


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5日目!

おはようございます。芦屋グランドチャンピオン決定戦は準優日、5日目をむかえました。昨日の12Rで集団Fが出てしまいましたが、その憂鬱は吹っ飛ばして、今日も爽快なレースに熱くなりたいものです。

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地元の砦です。なんとしても優出を果たしたい、その思いが水面に炸裂することを期待しましょう。(PHOTO/中尾茂幸)


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芦屋グラチャンTOPICS 4日目

THE勝負駆け/配当110円の大波乱

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 このレースのことを、書かねばなるまい。予選トップや準優好枠、ボーダー超え……6人のさまざまな思いが交錯するファイナルアタック12Rは、とんでもない結果になってしまった。4艇フライング欠場。大きかったのは、4号艇・菊地孝平の存在だろう。3着条件の菊地が、スタートで遠慮するはずもない。艇界随一のスタート勘を駆使し、際の際まで攻めることは明白だった。

2012_0622_03735号艇の今垣光太郎も、菊地と同じような境遇だった。落水・6着という崖っぷちスタートからミラクル予選突破を果たすには、菊地にしっかり連動する必要があった。
 その土壇場のレーサー心理を、カド受けの中島孝平が気づかないはずもない。中島はすでに完走当確の身の上だったが、1着なら準優1号艇の可能性もあった。「際までスタート踏み込みますよ!」とわかっている相手に、おいそれと首を差し出すわけにはいかない。
 菊地は行った。どかーーんと行った。彼のS勘ではありえないような、コンマ05の突出!! 前半3Rは風速5mで、12Rは2mだった。コンピュータのように精緻なデジタル補正に、何らかの狂いがあったとしか思えない。そして、菊地のスタート力を全面的に信頼しているのは、ファンだけではない。しっかり連動したい今垣が、コンマ04もはみ出した。まくられたくない中島も激しく踏み込み、最後にアジャストしたがコンマ01だけ間に合わなかった。この3艇は、運命共同体のような連鎖反応でV戦線から消え去った。

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 そして、もう一人。この流れとは別個に、生死の境界線を踏み越えた男がいた。1号艇の平本真之。そのスタートタイミング、コンマ08……。イン選手のスタートは、孤独との戦いだ。どこまで踏み込むかは、すべて己の気持ち次第。このとき、予選4位だった平本にも、準優1号艇のチャンスは十分あった。その思いが強すぎて……?

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 いや、それだけで常軌を逸したコンマ08にはならないだろう。おそらく平本は、完全に平常心を逸した。芦屋・グラチャンのイン戦に関して、平本にはふたつの深い因縁がある。禍根といってもいい。去年の「グラチャン」優勝戦のインで、起こしから溜めに溜めすぎてドカ遅れ大敗。今年の「芦屋」新鋭王座の勝負駆け4日目には、インを奪ってフライング(コンマ06!!このときは80mを切る深インでS勘を逸した)。ここ1年での両極端の大失敗を、平本が意識しないはずがない。いや、意識しないように努めたかもしれない。が、それこそが無意識化の強い意識であり、「今度こそ、今度こそ」の思念に支配されて正常な感覚を失ったのではないか。まぁ、これは私の勝手な憶測でしかないのだが、とにかく平本はまたやってしまった。大舞台での3度目の失敗は、さらなるトラウマになるだろう。イン戦そのものが怖くなるかもしれない。だが、そのトラウマから目を背けてはいけないよ、平本。まっすぐに向き合って、自力で克服してほしい。28歳、挫折があってこそ、より強くなる年齢なのだから。
 今節の予選の平本のレースっぷりは、誰よりも輝いていた。生まれたての我が子に、誇れるレースっぷりだった。さらなる魅せるレース、誇らせられるレースをするためにも、落ち込んでいるヒマなんかないぞ。

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 4艇Fの大波乱の結果、決まり手「恵まれ」で1着になった吉田俊彦が逆転トップに立った。2着の山崎智也も勝負駆けを成功させた。「2艇しか走ってないんだから当然だろ」というのは大間違い。このふたりとて、予選トップ&圏内死守のメイチ勝負駆けだったのだ。他の4人と同じような思い(智也は先に奥方が準優入りを決めていたし)がありながら、己のレースに徹した。「恵まれ1、2」という決まり手名とは真逆の自力トップ、自力突破だった。

 う~ん、このレースの前までは「森高一真の漢・前付け1着」とか「奏恵ちゃん、初戦6着から堂々予選突破」とか元気に書くつもりだったのだが、ちょっと今はそんな気にならない。先に書いておけばよかったーーー>< ごめんなさいっ!!(せめて写真だけでも……photos/シギー中尾、text/H)

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THEピット――重たい空気とツキ

 空気が一瞬で重たくなる。
「1番3番4番5番、フライング」
 うわぁ……。それぞれのあげる悲鳴は大きくないが、それが何十も重ねられれば、ピットは悲鳴に包まれることとなる。それが、一気に沈痛な空気を作り出す。
Uu5w8664  やがて、当該選手の関係選手たちが一斉にボートリフトに集まり始めて、空気はざわつき始める。4人が陸に上がると、そのなかに沈痛な顔が浮かび上がり、独特の雰囲気が醸し出される。見ている側のこちらとしては、溜め息をつくしかない……。
 真っ先に競技本部に向かったのは菊地孝平。表情が完全に固まっている。目はうつろだ。それに続いて、平本真之、中島孝平も重い足取りで向かう。気づかなかったのか2マークをターンしていた今垣光太郎は、遅れて競技本部へ。ヘルメットの奥で、苦渋の表情が浮かんでいた。
2012_0622_0514  多額の返還を強いられる施行者はたしかに痛い。2億4000万円売れていた12Rのうち、最終的に売り上げになったのは30数万円。12Rということで、返還しておしまい、だからなお痛い。溜め息が出る。だが、もっと痛いのはやはり選手だと思う。返還への罪悪感、戦線離脱しなければならない悔恨、もしかしたらF休み中のもろもろの心配も含めて、大きな大きな後悔が襲うからだ。あの表情を見てしまったら、こちらも重いものを心に抱えざるをえない。もちろん施行者の思いにも心が至って、ただただ力が抜けるわけである。とりわけ、今にも泣き出しそうに見えるほどに顔をゆがめていた平本の様子には、胸が詰まった。好事魔多しというが、あまりにも残酷な場面である。

2012_0622_0596  このフライングで先頭に繰り上がったのは、吉田俊彦。吉田も速いスタートを行っているが、残ったうえに1着となった、このツキは実に大きいものだった。吉田はこれで予選トップに立ったのだ。2着以下なら太田和美がトップだったから、さまざまな意味が詰め込まれたフライングの明暗だったのだ。
 1着ならば1位、という状況を吉田が知っていたかどうかは確認できなかった。ただ、井口佳典はわかっていたようだ。吉田のもとに歩み寄って、軽くタックル。さらに、カポックの上から胸のあたりに2、3発パンチを入れたのだ。もちろん顔は満面の笑み。やったな、なのか、ツイてるじゃん、なのか、ともあれ祝福のパンチだったのは間違いない。なにしろ4艇Fが出た後なので、さすがに井口も目立たないように小さなアクションであったが、ヘルメットの奥で吉田はにこやかに微笑み、控えめな喜びを見せていたのだった。
2012_0622_0364  井口自身も、準優1号艇をゲットしている。11R、爽快なカドまくりで1着。文字通り、白いカポックをもぎ取ったかたちだ。
 井口も流れが来ていることは実感しているようだ。明るく力強い顔つきは充実一途で、声をかけると自然と笑顔が浮かんでくる。井口といえば、言葉でもファンを魅了できる選手。大言壮語が似合い、また有言実行を果たしたりもするから、まさしくプロフェッショナルだ。そんな井口に「SG連覇」を振っても、当然、否定するようなことはしない。それを意識している旨をハッキリと口にするのだ。
「連覇したら、三重では倉田栄一さん以来らしいんですよ。それを目指してますよ」
 倉田さんは1961年に全国地区対抗と全日本モーターボート選手権(ダービー)を連覇している。51年も前の快挙だ。三重に半世紀ぶりの偉業をもたらすべく、井口はさらに充実の走りを見せるだろう。
 Uu5w8291もう一人の1号艇、太田和美は午後も淡々とした表情を見せていて、馬袋義則と並んで歩いている姿を多く見かけた。12R後も、吉田に1位の座が移ったことを知ってか知らずか、表情はまったく変わっていなかった。この泰然とした雰囲気が太田の魅力であり、強みであろう。驚くことに、準優でもっとも登番が古いのが、この太田。円熟の境地を見せるとするなら、この太田和美しかいない。

Uu5w8413  なお、12Rで4艇Fが出たことで、ベスト18に繰り上がるかたちとなったのが湯川浩司、石野貴之、荒井輝年。明と暗でいうなら、明らかにツイている3人だが、しかし他者の蹉跌による幸運を素直に喜べるわけがない。湯川にしろ石野にしろ荒井にしろ、笑顔や高揚感はうかがうことができなかった。湯川は長い時間、18位とか19位にいて、いちばん気を揉んだ選手に違いないが、このかたちでの16位へのジャンプアップは複雑極まりないだろう。ただし、明日は3人ともそうした思いはかなぐり捨てて、ツキを活かすような思い切りのいいレースを見せてもらいたい。どんなかたちであれ、ふるいに残ったのは事実。ベスト18の立場に変わりはないのだから。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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速報 芦屋グラチャン準優メンバー決定!!

大波乱の予選12Rが終わり、芦屋グランドチャンピオン決定戦の準優18ピットが確定しました! 最後の最後に予選トップの座を仕留めた吉田俊彦が、12Rの1号艇に。井口佳典、太田和美も1号艇からファイナルを目指します。紅一点・奏恵ちゃんが約1年ぶりのSG優出なるか??

準優勝戦メンバー

10R
①井口佳典(三重)
②丸岡正典(奈良)
③平尾崇典(岡山)
④山崎智也(群馬)
⑤重野哲之(静岡)
⑥湯川浩司(大阪)

11R
①太田和美(奈良)
②横西奏恵(徳島)
③重成一人(香川)
④瓜生正義(福岡)
⑤森高一真(香川)
⑥石野貴之(大阪)

12R
①吉田俊彦(兵庫)
②原田幸哉(沖縄)
③白井英治(山口)
④魚谷智之(兵庫)
⑤佐々木康幸(静岡)
⑥荒井輝年(岡山)


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H記者の『穴・極選』勝負駆け

3R、石野-山口流しで3秒ほど万太郎の夢を見たHです。2周1M、キャビルな、ひろりんっ!! 今日は気配上昇がうかがえる「新ペラキング」を狙います!

11R
 ①川崎智幸
★②井口佳典
◎③坪井康晴
 ④松井  繁
 ⑤大嶋一也
★⑥峰  竜太
進入152/346

 今節は「這王」(byキモリヤン)と化してしまった新ペラ制度王・坪井。回り足など、まだまだいつもの彼ではありませんが、他に負けないだけの伸びはきました。で、このレースのキーマンは、もちろん井口。大嶋を入れて、一気にまくりを仕掛けます。そのまま決まれば、よくて2-3まで。ただ、今日は勝負駆けですから。1着相手待ち川﨑やチャンス十分の大嶋が簡単にまくらせるとは限りませんよ。坪井のマーク差しが炸裂します。大外巧者・峰リューへの3-6勝負。井口との3-2押さえ。

3連単★3-26-全


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“本紙予想”グラチャン4日目後半

7R 
1コース想定=荒井 まくられ率8.1% 差され率22.6%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
湯川が渾身の勝負駆けで、豪快戦。
◎湯川 ○荒井 ▲白井
3連単2-16-全

8R 
1コース想定=岩崎 まくられ率10.5% 差され率24.6%
2コース想定=平石 逃がし率30.2%
平石が巧みに2コースから差す。
◎平石 ○岩崎 ▲中野 △瓜生    
3連単2-136-全

9R 
1コース想定=吉田 まくられ率6.3% 差され率28.1%
2コース想定=重野 逃がし率35.4%
重野はジカまくりも多く、気合の攻め見せれば服部に展開。
◎服部 ○吉田 ▲太田 △重野  
3連単3-142-全

10R 
1コース想定=重成 まくられ率10.5% 差され率29.8%
2コース想定=横西 逃がし率33.8%
佐々木がまくり差して勝負駆けを実らせる。
◎佐々木 ○重成 ▲横西  
3連単3-12-全

11R 
1コース想定=川﨑 まくられ率8.3% 差され率13.3%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.1%
松井も連動して動く可能性も。内深くなれば井口が絶好の攻めどころ。
◎井口 ○松井 ▲川﨑 △坪井    
3連単2-413-全 

12R 
1コース想定=平本 まくられ率18.4% 差され率24.5%
2コース想定=吉田 逃がし率46.4%
どこからでも狙えそうな難解な一戦。ならば順当に平本の逃げ狙い。
◎平本 ○吉田 ▲山崎 △今垣
3連単1-265-全


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THEピット――緊張感あり?

2012_0619_0979  勝負駆けということをこちらが意識しているせいもあるが、ピットが緊張感を漂わせているような気がする。2R前に田村隆信と喫煙所で顔を合わせたのだが、ふだんなら物腰柔らかく挨拶をしてきてくれる田村の表情がカタく思えたりして。3R出走の田村はすぐ後にレースを控えていたから当然と言えば当然だが、それでもそこに緊迫した感覚を覚えずにはいられないわけである。昨日ピンピンの今垣光太郎も、なんとなく声をかけづらい雰囲気がある。一昨日「ピンピンピンといかないかなあ」と言っていた光ちゃん、「あともうひとピンですね」くらいは話しかけたかったのに、眉間のシワを見てしまうと二の足を踏まざるをえない。12R1回乗りでレースまではたっぷり時間はあっても、万全の態勢で勝負駆けを迎えるべく、朝からあれこれ思索をめぐらせているのだろう。
2012_0621_0172  そうした空気の中で見られる笑顔は、やっぱり気持ちがいい。1R、魚谷智之が見事に勝負駆けを成功させた。1号艇だから、と言うかもしれないが、たしかにチャンスではあるけれども、負けられないという思いがプレッシャーに変わる場面でもある。外野が考えるほど、簡単な勝負駆けではなかったはずである。出走ピットに向かう魚谷の視線は、ヘルメットのシールド越しではあっても、とびきり鋭く見えたものである。
2012_0621_0135  1着ゴールを決めて戻ってきたレース後、魚谷の瞳は思い切り喜びをたたえて細くなっていた。会心の勝利だったことだろう。出迎えた吉田俊彦が両拳を向けると、力強くグータッチ。それを2回繰り返して、喜びを分かち合っていた。魚谷のそばで先輩の思いを実感していたはずの吉田だけに、魚谷と同じくらいテンションが上がっていたようでもあった。勝ち上がりインタビューを担当している青山登さんが「今節、魚ちゃんの笑顔を初めて見たよ」と言っていた。魚谷にとっては、それくらい、大きな勝利だったということだろう。
2012_0621_0222 つづく2Rを制したのは中島孝平。この人は、勝利の後にもそれほど表情を崩すことはない。魚谷に比べれば条件は楽だったとはいえ、この1着で準優にぐっと近づいたのだから嬉しくないはずがないのだが、中島はむしろ淡々と振る舞っており、歓喜の表情はなかなか読み取ることができなかった。さらに中島は、他5選手のもとに次々と駆け寄り、頭を下げて回っている。これはよく見る光景ではあるが、レースの直後に全員のもとに向かうというのは、気持ちのいい逃げ切りのレースではあまり見ないような気がする(まくり一撃のようなレースでは時々見かける)。つまり、律儀なのだ。勝ってなお頭を垂れる一昨年のMVP。応援したくなるというものである。

Uu5w7657  余裕、と言ったら怒られるだろうか。しかし、予選トップという先入観もあって、太田和美の穏やかな表情を見ると、どうしても余裕という言葉が浮かんでくる。
Uu5w7736  1Rのエンジン吊り後には、ボートのへりに座り込んで、馬袋義則、岩崎正哉と談笑。密談とも見えるし、井戸端会議とも見えるわけだが、岩崎正哉がおかしそうに目を細めていたから、作業の合間のブレイクタイムだったかもしれない。
 もちろん、このまま予選トップをキープすれば、優勝戦1号艇が見えてくるわけだから、ここで緩めるはずがない。馬袋、岩崎と別れた太田は、頬をきゅっと引き締めて、戦いの準備へと向かったのだった。

Uu5w8119  あと、気になったのは松井繁。王者としては当たり前のことだろうが、朝から精力的に動いて、試運転も何度も繰り返している。何が気になったかといえば、昨日よりもずっと早足になっており、6Rまでの時間をいっさい無駄にすまいとするような動きに迫力を感じたのだ。そうは言っても、係留所での作業の合間には、ボートが並んでいた馬袋義則や田口節子と談笑もしており、決して切羽詰まった様子もない。硬軟さまざまな顔を見せる松井には、どうしたって風格を感じずにはいられないのである。(PHOTO/中尾茂幸=田村~中島 池上一摩=太田~松井 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦4日目

ども。Kです。的中はちょこちょこと出ているのですが、いまひとつ突き抜けきれないですね。ざっと眺めてみたところ、イン以外の狙い目が立ちそうなレースも少なくない。ということで前半はこんなん出ました。

1R
1コース想定=魚谷 まくられ率19.6% 差され率15.7%
2コース想定=佐々木 逃がし率38.9%
魚谷が勝負駆けで気合のイン逃げ。
◎魚谷 ○佐々木 ▲吉田
3連単1-23-全

2R
1コース想定=中島 まくられ率4.7% 差され率11.6%
2コース想定=藤丸 逃がし率30.8%
重野が強攻見せれば、アシいい中里に出番あり。
◎中里 ○中島 ▲白井
3連単4-15-全

3R
1コース想定=田口 まくられ率3.8% 差され率17.3%
2コース想定=菊地 逃がし率38.5%
菊地がリズム取り戻す鋭い差し決める。
◎菊地 ○田口 ▲石野 △山口
3連単2-135-全

4R
1コース想定=木村 まくられ率12.0% 差され率18.7%
2コース想定=馬袋 逃がし率48.3%
木村が馬袋を壁にして先マイ。
◎木村 ○馬袋 ▲瓜生 
3連単1-25-全

5R
1コース想定=市川 まくられ率10.3% 差され率25.6%
2コース想定=太田 逃がし率42.3%
重成が自在に抜け出す。
◎重成 ○太田 ▲市川 △平尾
3連単3-215-全

6R
1コース想定=今坂 まくられ率10.0% 差され率16.7%
2コース想定=平本 逃がし率40.0%
丸岡が強烈な攻めで激走。
◎丸岡 ○中澤 ▲平本 △松井
3連単3-425-全

後半はのちほどアップします。


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4日目!

おはようございます。グランドチャンピオン決定戦4日目、芦屋は快晴! 台風5号の襲来が心配されいましたが、杞憂に終わったどころかスカッとした晴天。今日は暑くなりそうですね~。風も昨日に比べると今のところは弱くなっており、気候の変化が水面にどう影響するのか、注視したいところですね。

Uu5w8156 ミスターグラチャンは3日目終了時点で予選18位。ボーダー上であります。今日は大敗は許されない一日。7R2号艇に注目です!(PHOTO/池上一摩)


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芦屋グラチャンTOPICS 3日目

2012_0621_0475 池田浩二がV戦線から脱落した今日3日目。そんな波乱を象徴するようなデータが残された。

今日のイン成績
⑤①①⑤⑤⑤⑥②②②①②
1着率25% 2連率58% 3連率58%

2012_0621_0843


 んーーー、ボートレースはわからないっ。イン天国の昨日から一転、今日はイン選手が続々と敗れ去った。しっかり逃げきったのは、今垣光太郎、太田和美、平尾崇典の3人のみ。「多くても6勝止まり」という予想は当たったが、まさかこれほど負けるとは……主な理由はふたつか。
①昨日までより強い向かい風が吹き、ダッシュ勢の伸びが強まった。というか、スロー勢(特にイン)が起こしから付いていけないレースが多かった。
②半分くらい覗いた4カドがぐいぐい絞りまくるなど、強引にインに襲い掛かるレースが急増した。パワーより、気持ちの面が大きかった。
 ②の気持ちという点では、勝負駆けの明日はさらに激しいものになる。そこに強い風が吹き荒れれば……また、インが惨敗して好配当が連発するかも??

今日の勝利コース
⑤①①④③④⑥④④②①②

色違いの大花火に酔う

2012_0621_0294
 SGでは珍しく、1~6まで全部のコースが満遍なく勝った。見ていて飽きのこない1日ではあったな。まくりの打ち上げ花火は、すべて4カドから3発。
 まず、4Rの吉田俊彦はスリットでケリを付けた。大嶋の前付けも含めたスロー3艇はすべてコンマ20台。しかも横一線の深め起こしだから、行き足も付かない。そこに、4カドから吉田がコンマ12である。伸びなりハンドルを切るだけで、バック先頭に立っていた。教科書に載せたいような、王道の「4カドまくり」。吉田のアタマから流したファンは、さぞかし気持ち良かったことだろう。

2012_0621_0386
 8Rの今垣光太郎は、かなり勝手が違った。スリットでは、カド受けの守田俊介とほぼ同体。が、起こしからフルスロットルで握り続けたから、伸びシロが違いすぎる。あっという間に半艇身ほど覗くと、勢いそのままにキモリやん俊介を締めはじめた。この、スリット全速から迷うことなく絞るのが、光ちゃん流。教科書に載せたいような、王道の「絞りまくり」だった。2Rのイン逃げに続いてピンピン連勝の今垣は、予選45位から一気に20位まで躍進した。昨日のピット情報「5連勝すれば、優勝ですよね」というセリフも、現実味を帯びてきた。「3勝すれば」になったのだから。

2012_0621_0867_2
 続く9Rの白井英治もまた、前記ふたりのまくりとはちょっと違った。種別としては「まくり類絞りまくり科」ってな感じで今垣のそれに近いのだが、今垣のは全速を生かしきったまくり。おそらくどこかでアジャストしたであろう白井は、スリットから半艇身覗いたところで、伸びがパタッと止まった。カド受けの中澤和志と同じ足色になってしまった。それでも白井は、ゴリゴリと中澤を内へ内へと追いやり、力任せにインまで握りつぶしてしまった。内3艇は玉突き状態で置き去りに。これはもう、「気合いまくり」として教科書に載せたいレースだった。まくり類絞りまくり科気合いまくり属、みたいな。もちろん、肉食系。
 そんな獰猛なまくりだったから、バック中間で後続との差はすでに7艇身ほど。早々と一人旅になったわけだが、そこからの白井がまた憎い。華麗なる長身の光速モンキーで、すべてのターンマークを全力旋回。ゴールを過ぎてみれば、1分45秒9のブッチギリの節間レコードだ。まさかの同着順率に備えて、タイムアタックをやらかしたのかもっ!? とにかく、今日の白井師匠はいつにも増してカッコよかったな。

芦屋リベンジ三部作、撮影快調!!

2012_0621_0516 色とりどりのまくり3発の他では、やはり7R平本真之の6コースまくり差しが出色だろう。4カド山崎智也の絞りまくりVSイン寺田祥のガチンコ競りの間に、大外からあっという間に突き抜けていた。あらら、いつの間に?? というくらいの電光石火ターン。初日で佐々木康幸と峰竜太をダンプ気味の小回り差しで抜き去り、2日目に王者・松井繁をツケマイで逆転し、今日は6コースから怒涛のまくり差し。新鋭王座でFに散った悔しさをGI制覇で晴らし、さらにSGまで制して「芦屋伝説・三部作」を完結させようというのか、平本。もしも半年に渡る超大作が完成したならば、この予選のド派手な活躍も含めて、今節の平本は永久に語り継がれることになるだろう。(photos/シギー中尾、text/H)


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THEピット――コンビあれこれ

2012_0621_03752012_0621_0867  大嶋一也と白井英治。このコンビ、これまで見たことがあっただろうか?
 10R後にピットに置かれていたエアー(空気が勢いよく出て水分を飛ばすもの)の機械を興味深く眺めていた大嶋が、そのあとボートをぴかぴかに磨き上げていた白井のもとに歩み寄ったのだ。レースを終えたあとにボートを磨くのは白井のルーティン(ほかに今垣光太郎、佐々木康幸、江口晃生などもやっている)。レースで濡れた部分はもちろん放っておいても乾くわけだが白井はそれだけで良しとはせず、タオルで納得いくまで磨くのである。そこに、大嶋が歩み寄った。
 遠目に見ていたので、会話の内容はもちろん聞こえてこない。それでも、大嶋と白井がごく自然な雰囲気で会話を交わしているのはわかる。大嶋は後輩に対して威圧的ではないし、白井も大先輩に萎縮したりする感じではない。SGやGⅠで何度も何度も顔を合わせているわけだから、ごく当たり前の光景には違いないが、レアな組み合わせを見るのはやっぱり楽しいものである。

2012_0621_05262012_0621_0613  レアな組み合わせといえば、今垣光太郎と木村光宏というコンビも見かけた。整備室出入口の脇にあるペラ調整所で話し込んでいたのだ。木村のけっこう大きな声が聞こえてきたので覗きに行ったのだが、その話し相手が今垣だった。この二人が話し込んでいるのを見た記憶もほとんどない。
 場所が場所なので、話の内容はもちろんペラについて。新プロペラ制度が導入されて約2カ月、選手は情報を欲しているし、またそのなかで何かを掴んできた選手も少なくないだろう。構図としては、持論を得た木村が今垣に説明をして、今垣が相槌を打ちながら、時に質問も交えて、聞き入っているといった感じ。後輩に教えを乞う先輩、という図にも見えるわけだ。こうして、選手たちのプロペラ理論はどんどん進化していく。そしてまたレースも進化していくだろう。
 どうでもいいことだが、途中まで今垣を「光ちゃん」とも書いていたのだが、二人とか「光ちゃん」ですな。こうちゃん、みっちゃんと読みは違いますが。というわけで、すべて今垣に統一いたしました。どうでもいいことだけど。

Uu5w7746Uu5w7961  ごく当たり前のコンビももちろん目に入ってくる。香川の先輩後輩、重成一人と森高一真だ。10R後、着替え終えた森高は重成とともにピットに登場。二人で向かった先はといえば、重成のボートだった。
 重成が操縦席に乗り込んで、モンキーターン! それを見て声をかける森高。すると重成は足の位置を変えたりして、何か説明している。これは「重成一人のターン講座」なのか!? 森高が重成に教えを請うた、という構図だ。10R、森高はインから先マイしながら瓜生正義に差されてしまっており、ターン時のフォーム、足の位置、重心の置き所など、ターンにおいて疑問が生じたのだろう。GⅠ覇者であっても、まだすべてが完成したわけではない。こうした向上心が、森高をさらに進化させるわけである。ま、なんか二人ともやけにニコニコと笑ってましたけどね。明日の試運転でおそらく森高はここで得たものを試す。それがもしかしたらレースにも活きるかもしれない。明日の森高にはちょっと注目してみよう。

Uu5w7674Uu5w8013  11R、山崎智也が4着に敗れている。ここで何度も書いたが、レース後の智也は笑っていることも少なくない。苦笑ではなく、笑っているのだ。仲間とも笑顔で話す。それを僕は、胸にたぎる悔恨を笑顔で隠している、とにらんでいる。今日もまた、控室に戻る際にやけにニコニコしていて、いつもの智也だよなあ、などと思っていた。
 着替えを終えて、モーター返納に向かうため、控室から出てきた智也。そこに発見したのは馬袋義則。71期の同期生だ。智也が不意に近づく。そして……バシッ! 馬袋の右腕を思い切り叩……こうとした。たぶんかすってはいて、馬袋がうわっと肩をすくめる。智也はもちろんぶっ叩くつもりはなくて、しかし思い切り右手を振り下ろし、かするくらいの感じで馬袋に接触したのだ。ようするに、じゃれついているのであり、そしてそれは間違いなく悔恨の表現だろう。笑っていたって、心許せる同期の前では胸の内を表現してみせた、ということである。
 で、馬袋は去っていく智也の後ろ姿に、にっこにこに笑いながらボソリと「な~んやねん」。その口調がなんとも優しく、同期生同士の心の絆を感じさせるものなのであった。馬袋の人柄、やっぱいいなあ。(PHOTO/中尾茂幸=大嶋、白井、今垣、木村 池上一摩=重成、森高、山崎、馬袋 TEXT/黒須田)

※月ちゃん様 服部選手の愛用タバコは「ナチュラルアメリカンスピリット」のようです。パッケージは黄色。100%無添加タバコっすね。シブいっす!


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明日の勝負駆け情報!

明日は勝負駆け。予選最終日です。3日目を終えて、18位は湯川浩司で得点率5・60。18位がこんなに低い得点率って、SGではあまり記憶にありませんね。というわけで、ボーダーは5・60と想定しました(予選5走なら28点、6走なら34点必要)。当確はトップに立つ太田和美を含めて7人。もちろん、ボーダーはいくらでも変動しますし、そうなる予感も多々ありますので、リアルタイム情報にはご注意ください。

1 太田和美  当確
2 平本真之  当確
3 吉田俊彦  当確
4 井口佳典  当確
5 白井英治  5・5着
6 丸岡正典  当確
7 原田幸哉  当確
8 平尾崇典  当確
9 横西奏恵  5着
10 瓜生正義  4・4着
11 中島孝平  2・6着
12 松井繁   2・6着
13 中里英夫  4着
14 山崎智也  3着
15 菊地孝平  1・6着
16 重成一人  1・6着
17 須藤博倫  1・6着
18 湯川浩司  3着
19 佐々木康幸 3着
20 今垣光太郎 3着
21 大嶋一也  2・3着
22 馬袋義則  2着
23 藤丸光一  2着
23 魚谷智之  2着
25 森高一真  2着
26 服部幸男  2着
27 勝野竜司  2・2着
28 重野哲之  2・2着
29 石渡鉄兵  ※1着相手待ち
30 田口節子  1着
31 田村隆信  2・2着
32 石野貴之  ※1着相手待ち
33 川﨑智幸  ※1着相手待ち
34 荒井輝年  ※1着相手待ち
36 吉田拡郎  1・2着
39 秋山直之  1・1着
※1着、1・1着でも2点以上不足選手は割愛


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“本紙予想”グラチャン3日目後半

7R 
1コース想定=寺田 まくられ率13.9% 差され率27.8%
2コース想定=飯山 逃がし率41.2%
山崎がカドから自在な攻撃。
◎山崎 ○寺田 ▲飯山 △荒井
3連単4-123-全

8R 
1コース想定=馬袋 まくられ率13.2% 差され率13.2%
2コース想定=濱野谷 逃がし率44.2%
馬袋が外の攻め押さえて逃走決める。
◎馬袋 ○今垣 ▲川﨑 △菊地    
3連単1-456-全

9R 
1コース想定=石渡 まくられ率6.7% 差され率28.9%
2コース想定=服部 逃がし率41.1%
石渡が気迫のイン逃げで前進。
◎石渡 ○服部 ▲中澤 △白井  
3連単1-234-全

10R 
1コース想定=森高 まくられ率8.2% 差され率26.2%
2コース想定=瓜生 逃がし率30.8%
瓜生の俊敏差しを狙う。穴で魚谷頭も少し。
◎瓜生 ○森高 ▲魚谷  
3連単2-15-全 5-12-全

11R 
1コース想定=平尾 まくられ率5.6% 差され率14.8%
2コース想定=山崎 逃がし率41.7%
平尾がしっかり踏み込んで逃げ切る。
◎平尾 ○山崎 ▲松井 △吉田    
3連単1-264-全 

12R 
1コース想定=原田 まくられ率7.8% 差され率18.8%
2コース想定=丸岡 逃がし率36.4%
丸岡の2コース自在戦を狙う。意表のツケマイもあるかも。
◎丸岡 ○原田 ▲勝野 △井口
3連単2-136-全

※ケンゴロー様、温かい激励ありがとうございます。その間に児島にも行きました……。


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THEピット――戦士の表情

Uu5w7469  昨日から気づいてはいたのだが、横西奏恵が髪の毛を後ろで束ねている。奏恵ちゃんのこと髪型、たぶん初めて見たはずだ。というわけで、今朝直撃してみたのだが、「なんでそんなこと聞くのよ?」と怪訝な顔をされてしまった。「暑いし、邪魔だからやってるだけ」。あ、そうですか。でもお似合いですよ、と言うと、ようやくちょっと笑顔になって「どうも」。う~む、何か考え事でもしているときに余計なこと聞いちゃったんでしょうか。ピットでの選手は、常に思索をめぐらせているもの。レースでの戦略だったり、調整の方向性だったり、ただ歩いているように見えても脳みそをフル回転させていたりするわけだ。どうせ聞くなら、今日のレースが終わってからにすればよかったかもしれないな。
2012_0620_0518  重野哲之は、ふだんは実に優しい笑顔を見せる男だ。3年前にインタビューした際には、こちらが恐縮するほど礼儀正しく、笑顔を絶やすことがなかった。レース場入りのときや、最終日の帰郷時などは、同様の表情を向けてくれる。もちろん、エンジン吊りの際など、仲間とともにいるときなどにはにこやかに笑っている。好漢なのだ。
 しかし、今朝の重野は鬼だった。眉間にシワを寄せ、視線がギュギュッと鋭くなり、威圧感さえ漂わせている。これは、レース前によく見せる表情だ。今日の重野は10R1回乗り。レースまで時間がある。ならば、それこそ脳みそフル回転状態。おそらく周囲の景色はほとんど意識から抜けているだろう。これも、開催中にはよく目にする重野である。
 本当は声をかけるのがはばかられる状態なのだが、もろすれ違ったら挨拶くらいはするのが礼儀。おはようございますと言うと、重野は一瞬通り過ぎて、声のほうを一瞥し、こちらに気づいて「あぁ」と会釈を返してきた。明らかに至近距離にいたこちらの存在に気づいていなかったのだ。やっぱり挨拶であっても声かけないほうがよかったかな。すみませんでした!
Uu5w7114 こういう選手には、特に朝には何人にも出会うことになるものである。誰もがまだレースを控えていて、そのための準備を進めているのだから当然だろう。かつてBOATBoyで連載をしてくれていた平石和男は、その縁もあって、ピットでも常に柔らかに接してくれる。応援ヨロシク!ばりに右手をあげてくれることもある。だが、今日は3R出走とレースが近づいていたこともあって、やはり表情は硬く、こちらにも一瞥と会釈をする程度。心優しきへーちゃんも、レースが近づけば戦士になるというわけである。
Uu5w7364  一昨日、BOATBoy8月号の巻頭特集で、井口佳典にインタビューを行なった。取材は実に和やかに行なわれ、写真撮影時には冗談を言い合ったりもした。井口とはかつてトークショーを行なったこともあるし、ピットで会えば笑顔を向けてくれて、こちらの質問にも快く応えてくれる。今日、最初に顔を合わせたのは、井口が操縦席に乗り込んでキャブレターの点検調整をしているときだった。作業に集中している井口は、しかしこちらに気づいたのだろう、視線を向けてきた。挨拶は後にしてそのまま通り過ぎようかとも思っていたのだが、目が合えばそうはいかない。ペコリと頭を下げると、井口はキャブレターに向けていた真剣な目つきのままでペコリ。それはたしかに戦士の顔だった。戦いは、水面だけにあるのではない。陸でも選手たちは基本、戦っているのだ。
 朝のピットというのは、そうした素敵な戦士の表情をたくさん見られる時間だったりするわけである。

2012_0620_0486  あ、そうそう。戦士の表情はもちろん、一人でいるようなときに見せるものであって、選手同士の会話などには笑顔満載だ。
 足合わせをしていた飯山泰と峰竜太は、陸に上がるとさっそく情報交換。
「出足いいね~」
「はい、でも伸びは僕のほうがやられてましたね」
Uu5w7053  そう言葉を交わし合う飯山も峰も、もちろん笑顔だ。
 峰は飯山と別れたあと、係留所が隣だった濱野谷憲吾に「よく直したね~」と整備手腕をほめられて、やっぱりニコニコ。濱野谷も優しげに後輩に微笑みを向けていた。
 そうした笑顔の応酬も実に魅力的ですね。(PHOTO/中尾茂幸 池上一摩 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』3日目

 今、やっと東京から引きずった宿題原稿を終えたHです。昨夜、出走表も見ずに「イン選手は多くても6勝どまり」と歌った私ですが、目下3戦2勝ですか。今日はセンター筋に行き足のいい選手が見当たらず、やっぱりイン天国になるのかなぁ……。そんな中、どうにも大暴れしそうな気がして仕方がない山崎智也に白羽の矢を立ててみます。

7R
 ①寺田  祥
★②飯山  泰
 ③荒井輝年
◎④山崎智也
★⑤今坂勝広
 ⑥平本真之
進入123/456

 智也の足は超抜には程遠いけれど、悪くはないですよ。昨日から伸びもきましたね。で、今節の智也はレースつぷりに闘志のオーラみたいなものがビンビン感じられます。このレースは4カドからスタート決めて、一気に攻めるはず。一撃まくりか、飯山のジカまくりを見てのまくり差し。相手は飯山と、智也マークの今坂へ。

3連単★4-25-全

 このレースの智也の気配次第では、11Rの極選もあるかも??


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦3日目

おはようございます。Kです。昨日は一部誤字というか、数字間違いがありました。すみませんでした。実際の舟券でも、マークシートを塗り間違えたり、締め切り前にそれに気づいて買い足しに走って両方外れたりと、締まりのないワタクシでありました。気を引き締め直して、頑張ります。

1R
1コース想定=石野 まくられ率6.8% 差され率22.7%
2コース想定=森高 逃がし率39.6%
石野ががっちりと逃げて2勝目狙う。
◎石野 ○荒井 ▲中里 △森高
3連単1-432-全

2R
1コース想定=今垣 まくられ率14.1% 差され率14.1%
2コース想定=平尾 逃がし率39.6%
今垣が逃げ切って反撃のノロシあげる。
◎今垣 ○平尾 ▲山口
3連単1-26-全

3R
1コース想定=太田 まくられ率8.2% 差され率23.0%
2コース想定=藤丸 逃がし率30.1%
センターの攻めに乗じる石渡のまくり差しを狙う。
◎石渡 ○太田 ▲田口 △藤丸
3連単4-136-全

4R
1コース想定=坪井 まくられ率15.5% 差され率19.0%
2コース想定=大嶋 逃がし率32.4%
大嶋を入れて中澤が豪快な攻め。
◎中澤 ○吉田 ▲坪井 △大嶋 
3連単2-316-全

5R
1コース想定=秋山 まくられ率18.9% 差され率15.1%
2コース想定=中野 逃がし率39.5%
秋山がスピード見せる逃走劇。
◎秋山 ○井口 ▲佐々木
3連単1-34-全

6R
1コース想定=峰 まくられ率12.3% 差され率22.8%
2コース想定=中里 逃がし率50.0%
中里は壁になりやすい2コース。峰が渾身の逃げ。
◎峰 ○岩崎 ▲重成 △池田
3連単1-345-全

後半は後ほど


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3日目!

おはようございます。芦屋グランドチャンピオン決定戦は3日目を迎えました。昨日は好天でしたが、また天気が崩れそうです。空中線は昨日より強くはためいている感じですね。今のところ向かい風です。

Uu5w7528 今日の3~4Rは、イン屋が6号艇という進入から注目の一戦。大嶋一也はどこまでもぐりこむでしょうか。(PHOTO/池上一摩)


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芦屋グラチャンTOPICS 2日目

今日のイン成績
①⑥⑥①①①①④①①①②
1着率67% 2連率75% 3連率75%

2012_0620_0686_2「初日よりイン選手が苦戦する」というのが私の読みだったが、こと1着に関しては昨日よりひとつ増えた8勝。特に後半はスリットからドカーーンと覗く選手(たったひとりだけ、山口剛……行き足が良すぎてコンマ01Fに散る)もなく、イン天国の水面と化してしまった。
 ただ、2Rの藤丸光一、3R田口節子、8R山口Fなど、スリットから完全に出切ってイン選手を引き波に沈める選手も増えた。ボチボチの勝負駆け気配も含めて、明日のイン選手は「多くても6勝止まり」と予言しておきます!

展示エースを狙え!!

2012_0620_0909





 あるいは必勝法かも?? という舟券戦略をひとつ。買い方は簡単、「各レースの展示トップ時計の選手をアタマ固定にして買う」これだけ。
 まぁ、斬新でもなんでもない、昔からよく見かける戦法なのだが、こと芦屋ではこの作戦がやたらとヒットするとか。言いだしっぺはボートボーイのウッズ森記者。曰く、
①芦屋はレーザー計測なので、展示時計が正確。100%信頼できる。
②芦屋の08グラチャンで、一番時計レーサーの1着率は35%とバカ高だった。
 こんなことがボー誌の7月号に書いてあった。で、昨日今日と密かに私はこのウッズ理論を検証してみたのだが、な、なんと……!!??

2日間24Rでの展示一番時計レーサーの1着率…24戦9勝で38%!!!!

 やはり、高い。6選手の単純1着確率は1/6だからして、約17%。これを倍以上も上回っているのだから、買わない手はないだろう。
「要は、勝つ確率の高い1号艇を買うのと同じようなことでは?」
 それは違う。断じて違う。1号艇は誰なのか、我々は前日からネットや携帯で知ることができる。でもって、みんながそこに群がるから、配当は安くなる。だが、展示トップ選手は、直前情報が出るまでわからない。SGあたりだと前売りもかなり売れるわけだが、その売上には「展示時計情報」は介在しない。そのギャップが、そのまま配当の妙味になるわけだ。
 たとえば今日、2Rの藤丸光一は6秒68のトップ展示時計を叩き出した。ゴキゲンな伸び足そのままに、ぐいぐ2012_0620_0577いまくりきって3連単は361倍!! こんな配当、SGの1号艇では、まずはありえない。ちなみに、この2日間の展示トップ選手(同タイムの場合は艇番の若い選手)の3連単アタマ総流しを買い続けていたら、回収率は約150%にもなっていた。ウッズ記者が告知した一番時計理論は、今のところ大ヒットといっていいだろう。
 ただ……こういうのは、気づいて買い始めたときが、ねえ。1時頃に芦屋に着いた私は、7Rから実験的に2連単の一番時計アタマ総流しを買い続けてみた。どうだったか? 今日の彼らの着順一覧を見ていただきたい。

①①④②①①⑥F⑤⑥⑥⑥

 7Rの馬袋といい、8Rの山口といい(万歳した瞬間、フライング判定)11Rの石野といい……博才がないにもほどがある私であった。

W女王の逆襲

2012_0620_0033 笹川賞で記録的な惨敗を喫した女子レーサー陣。だが、今節の“紅二点”は予選から勝手が違うようだ。まずは、女子最強レーサー横西奏恵。初日6着スタートになった奏恵ちゃんだが、まずは今日の2Rで巻き返しにかかる。藤丸光一のまくりをマークしつつ、冷静な差しハンドルを入れて2着確保。貴重な8点をもぎ取った。

2012_0620_0504_2 それで勢いづいたか、続く3Rの現役クイーン・田口節子はなんとなんと、4カドから目の覚めるような一撃まくりで男どもを蹴散らした。昨日の3着と合わせて16点8・00、十分に準優圏内だ。
 さらに7Rでは再び奏恵ちゃんが登場して、イン水域に仁王立ち。しっかり逃げ切って今日は18点、昨日の6着のハンデを完全に取り戻してしまった。並べてみれば奏恵②節子①奏恵①。笹川賞の屈辱を晴らすのは、やはり新旧女王に課せられた“公務”なのだ。このままの勢いで、是非とも予選を突破してほしいぞ。(photos/シギー中尾、text/H)


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THEピット――前向き

2012_0620_0278  いやはや、声が出た。7R、3番手を走っていた平本真之が、2番手の松井繁を猛追したのだ。差を詰めて、差を詰めて、3周目で逆転! 今節最若手の男が、王者を追いかけて抜いてしまったのだ。記者席で見ていたH記者も中尾カメラマンも大応援団と化すほどの、エキサイティングなレースぶりだった。
 ピットにすっ飛んで行って、さっそく拍手を送りましたよ、もちろん。平本は爽やかに笑って、「ツイてました」と言った。ツキ? そうじゃないでしょ!
 平本によれば、パワーより精神面の充実が大きな原動力になっているのだという。当地で行なわれた新鋭王座で切ったフライングの後、平本は「競るのが楽しくなった。結果的には競り負けたとしても、充実感を覚えるようになった」という。あえて翻訳すれば、結果を恐れたりこだわりすぎたりすることなく、最後まで全力ファイトを繰り広げることの大切さを知った、ということだろうか。あの王者を逆転できたのだから、たしかに松井よりパワーでは上であろう。だが、そんなことよりも精神的な部分が大きい。それが、今回はこうした結果につながった、というのである。
 子供が生まれたこともパワーになったのか、と問うと、それについては積極的に肯定することはなかった。それ以上に、ボートレースに対して前向きになっている、ということらしい。「前節の若松の宿舎で『モンキーターン』を読み返したんですよ(笑)。それで改めて競艇熱を思い出したというか」。その熱がある限り、平本は明日からも、いやこの先ずっと、今日のような素晴らしいパフォーマンスを見せてくれることだろう。

Uu5w7620  一方、勝ったというのに、なぜか浮かない顔をしていた選手もいる。中野次郎だ。
 10Rを逃げ切って、ピットに戻ってきた中野はしかし、ボートリフトの上で首をひねっていたのだ。きれいに逃げたレースだと見えたのに。ゴンロクから脱出し、巻き返しの機となるような1着に思えたのに。控室に戻る際、2着に敗れた山崎智也が歩み寄り、話しながら歩いていたが、智也のほうがずっと笑顔が深い。中野がこのレースに満足していないのは、明らかだった。
「正直、やられてもおかしくないと思ってたんですよ」
 中野がそう言った際、後続の智也と今垣光太郎は2番手争いをしていたし、最終的に智也を1秒近く離しているし、レース前の話なのかと思ったが、文脈を考えれば「後続に逆転されてもおかしくないと思ってた」ということだろう。
「1マークは良かったんですけど、だんだん重たくなっていって。そっちのほうが気になってたんですよね。良くはなってるんだけど、もう少し。これにスムーズさがくれば、という感じなのはわかったんですけど」
 1着が嬉しくないわけはないが、中野はそれよりも先を見据えていたわけだ。単に結果を喜ぶのではなく、先頭を走っているなかで感じた次の戦いへの不安のほうを強く意識し、ピットに戻って来るや首をひねった、ということだ。つまり、中野は前を向いている。
 そんな浮かない気分のなかでも、気軽に話をしてくれて、最後には「ありがとうございました」と頭を下げてくる次郎。お礼を言うのはこっちです! 30過ぎても永遠の好青年・次郎の巻き返しを応援するぞ!

Uu5w7603   その10Rが終わって、まだ数分ほどしか経っていない頃、3着に敗れた今垣光太郎が着替えを終えてピットを猛然と駆け抜けていった。何事!? その日のレースを終えたあとは、モーター格納のために選手は必ずピットに姿をあらわすが(12R除く)、おおむね10分や15分、選手によってはもっと後に、控室から整備室へと移動している場合が多い。シャワーを浴びる選手もいるだろうし、激戦のあとのクールダウンも必要だろう。かつて赤岩善生は「レース後って、しばらく休息をとらなければならないほど、疲れているものなんですよ」と言っていたが、戦いの後というのはそういうものだろう。だというのに今垣は、おそらく速攻で着替え、おそらく控室を飛び出して、ピットを全力疾走。非常事態でもあったのか、と思わされたのだった。
 今垣が向かったのは、装着場の奥のほう、整備室入口近くにある艇修理室で、レース後のルーティンであるボート磨きをしながら、艇底を指さしたりしつつ、係の方と話し込んでいた。接触で傷でもついたか? 徹底的に突き詰めてこだわる今垣らしい光景である。
 11Rがまもなく始まろうとする頃、喫煙所で一服していると、今垣があらわれた。「いいエンジン引いたのに、ついてないですよ~」と嘆き一発。青山登さんが「そういうこともあるよ」と慰めの言葉を送った。ただ、まったく折れる気配を見せない光ちゃん。「ここまでツキがない分、明日からグーッと上向かないかな。ピンピンピンしたいなあ。ピンピンピンしたい!」とニコッ。峰竜太につづいて、本日2つめのピンピンピンいただきました! 「あと5本1等獲ったら、優勝ですもんね」と光ちゃん。たまたま喫煙所にやってきた田村隆信も、その言葉を耳にしてニッコリと笑っていた。
 タバコを灰皿でもみ消すと、ふたたび全力疾走で去っていった光ちゃん。ツキというのは、前向きな者に回ってくるのだと僕は思います。

 さてさて、予選も折り返し地点を過ぎたわけだが、もちろん選手たちのパワーアップへの追求心は変わることはない。ペラ調整所もほぼ満員御礼状態で、さまざまな選手が出入りし、人口密度を高めている。あっちのほうで歩いている◎◎選手を確認し、ちょいとヨソ見した瞬間に◎◎選手は忍者のように消え、探して歩くとペラ調整所にいた、なんてことがたかが2日目の午後だけでも頻繁。不本意な成績の者は巻き返すべく、好調な者はさらに上向かせるべく、調整を続けている。だから、午後のピットは閑散としているようでいて、空気はずっと動きっぱなしだったと思う。
Uu5w7469Uu5w7557  試運転をする選手も少なくなかった。横西奏恵と田口節子のナデシココンビも長く試運転を続けていた。今日は2人とも活躍の一日。田口は見事なカドまくりで予選5位につけることとなった。それでも、二人は試運転をやめない。ペラを叩き、水面に出て、を延々と繰り返し、ようやくボートを陸に上げたのは11Rが間近に迫った時間帯であった。
2012_0620_0818  中澤和志、須藤博倫の埼玉コンビも、同じ時間帯まで試運転を続けていた。こちらは成績がもうひとつの二人、巻き返しを果たすためにも調整は続く。今日、中澤和志は1R1回乗りなのだ。11時前にはレースが終わっている。それを本日の仕事納めとすることもできる。だが、中澤は延々と乗り続けて、時計はもうすぐ午後4時を指す頃まで疾駆したのだ。もし明日、中澤と須藤が巻き返しを見せたとしたら、その原動力の一端は、この飽くなき試運転にあったと考えてもいいだろう。(PHOTO/中尾茂幸=平本&中澤&須藤 池上一摩=それ以外 TEXT/黒須田)


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“本紙予想”グラチャン2日目後半

7R 
1コース想定=横西 まくられ率9.8% 差され率25.5%
2コース想定=松居 逃がし率45.8%
横西が王者ら押さえて意地の逃走。
◎横西 ○松井 ▲平本
3連単1-23-全

8R 
1コース想定=藤丸 まくられ率16.0% 差され率24.0%
2コース想定=魚谷 逃がし率47.5%
藤丸がイン速攻で、2日目2連勝狙う。
◎藤丸 ○魚谷 ▲池田 △平石    
3連単1-234-全

9R 
1コース想定=大嶋 まくられ率15.5% 差され率23.9%
2コース想定=中島 逃がし率33.3%
木村がカドから自在戦。
◎木村 ○菊地 ▲大嶋 △湯川  
3連単4-513-全

10R 
1コース想定=中野 まくられ率9.4% 差され率17.0%
2コース想定=坪井 逃がし率44.4%
坪井が2コースから俊敏に差す。
◎坪井 ○中野 ▲山崎  
3連単2-15-全

11R 
1コース想定=井口 まくられ率4.4% 差され率10.3%
2コース想定=荒井 逃がし率50.9%
井口がしっかりとS決めて逃げ切る。
◎井口 ○原田 ▲瓜生 △石野    
3連単1-345-全 

12R 
1コース想定=松井 まくられ率9.2% 差され率13.8%
2コース想定=白井 逃がし率35.9%
太田の攻めに乗る魚谷の差し抜けで穴狙いだ。
◎魚谷 ○松井 ▲白井 △太田
3連単4-123-全


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THEピット――充実感

2012_0619_0527  すでに書いたが、ピットの隅っこには喫煙所があって、選手も報道陣も利用する。狭いスペースなので、選手が多くいるときには近寄らないようにしていて、空いているスキに一服するという次第。
 3Rの締切5分前くらいだったか、遠目に確認してみると、おっ、空いているぞ。JLC解説者の沖口幸栄さんがひとりタバコをくゆらせている。チャンス! とことこ近づいていくうちに、金色のラインが入った頭が見えた。あら、誰かいた? この髪型は重成一人。まあ、重成だけだし、許してもらえるだろう。というわけで、失礼しまーすと喫煙所に足を踏み入れた。
 !!!!!!
2012_0619_0844  服部幸男! なんと、早々に4Rの展示の準備を終えた黄カポック姿の服部が、死角でゆったりと紫煙を味わっていたのである。
 なんという存在感。なんという迫力。思わず、すみませーんと叫びそうになってしまったのだった。緊張しながらでも、服部の横で喫うタバコはうまかったっす。
 服部が去ったあとには、重成に「このお二人(沖口さんと私)には街で会いたくないっすわ~。絶対に目そらしちゃう」と笑われました。重成と和やかに喫うタバコもうまかったっす!

2012_0618_0891  3R、装着場に置かれているJLCのモニターでレースを見ていたら、誰かがふと横に立った。「おぉ、4号艇誰っすか?」。峰竜太だった。出走表を見せながら、並んで観戦。峰は感嘆の声をあげながら、先輩たちの走りを見守っていた。
 隊形がほぼ固まったころ、峰が「やっと良くなってきましたよ」と笑顔で言った。キャリーボディーを交換したそうで、伸びはいまひとつだが、戦える足にはなっているという。この笑顔が出れば、もう大丈夫。本当に悪い時は、こんなふうに話しかけてくることなどないし、こちらからも話しかけにくいほど作業に集中し、何事か考え込んでいる。すれ違って挨拶しても、笑顔がなかったり、笑っても頬がひきつっていたり。2Rで逆転3着だったことも、気分を良くしているだろう。「なんで4着って書いてあるんすかぁ~」と、2周目くらいに前とやや離れた4番手だったことから「4」と書き込んだ2R5号艇の欄を指さして突っ込まれたりもしたが、その表情も実に愉快そうであった。
 峰は予選6走だから、まだまだチャンスは残されている。厳しい条件ではあるが「ピンピンピンで行けますよね。1号艇も残ってるし、4号艇も残ってるし、いや、6号艇でも1着獲りますよ! 命かけていきます!」とニコニコでエンジン吊りに峰は向かった。ちなみに、レース後にシャワーでも浴びたのか、なんかいい匂いが漂ってましたよ。

2012_0619_0268  さてさて、2Rと3Rで爽快なまくりが決まっている。
 3Rは田口節子がカド一撃! 鮮やかなレースぶりに、笑顔があふれる田口であった。岡山勢もにこやかで、横西奏恵も微笑している。強敵相手のまくり一発だから、心が弾んで当然だろう。
2012_0619_0864  一方、2Rで3コースまくりを決めた藤丸光一は、ピットに戻ってきても凛々しい表情を崩さなかった。ボートリフトの手前でヘルメットをとってから、仲間に出迎えられて陸にボートを上げるまで、笑顔はいっさい見られなかったのだ。もちろん、その後には人の好い笑顔を見せてはいたが、そのキリリとした表情が印象に残った。これもまた、充実感の表現なのだ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『穴・極選』2日目

 東京でやり残した〆切原稿に追われ、黒崎のホテルで缶詰になっているHです>< 2Rの藤丸、やらかしてくれましたね。一撃まくりで3万シュー! 今日のお奨めレーサーのひとりだっただけに、現場にいたら買っていたかもーーー??
 先を見つめましょう。今日のセンター筋で怖いのは、4R③山口剛、5R④飯山泰、8R③池田浩二、10R③今垣光太郎、11R③原田幸哉(①井口が飛んだら大変なことに?)という感じでしょうか。どれも狙い目十分で目移りしますが、今日の極選は別のレース。回り足強烈な伏兵の2着付けがおもしろい!

7R
◎①横西奏恵
 ②松井  繁
◎③平本真之
 ④吉田拡郎
 ⑤中里英夫
★⑥馬袋義則

進入123/456

 昨日の馬袋の「道中3人抜き悶絶回り足」を見た以上、今日の5、6枠で買わない手はありません。(と、ここまで書いたところ、4R③着でW万太郎!?、あわや突き抜ける展開でした。これで7Rは少し人気になるかも……)
 キーマンは平本、吉田のやまとセンター勢。2コース松井が差しハンドルを入れた瞬間、どこまで攻めきれるか。ふたりとも行き足はチョボチョボなので、平本はまくり差し、拡郎は気質的にその上を無理気味に握るとみます。勝つのは横西か、平本。馬袋は握りながら拡郎に連動し、道中でしぶとく2着を取りきります。

3連単★13-6-全


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦2日目

おはようございます。Kです。初日は安いのがちょろちょろと当たりました。今日は穴を!とか思ってたのですが、前半は1の本命が多いな……。

1R
1コース想定=池田 まくられ率6.8% 差され率20.3%
2コース想定=吉田 逃がし率38.5%
池田はドリーム影響心配。本命視も、折り返し押さえる。
◎池田 ○吉田 ▲中澤
3連単1-25-全 25-1-全

2R
1コース想定=湯川 まくられ率20.0% 差され率18.0%
2コース想定=市川 逃がし率36.0%
市川が2コースから鋭い差し。
◎市川 ○湯川 ▲横西 △峰
3連単2-145-全

3R
1コース想定=濱野谷 まくられ率11.3% 差され率28.3%
2コース想定=秋山 逃がし率45.0%
濱野谷がしっかりとイン逃げ。
◎濱野谷 ○今坂 ▲田口 △石野
3連単1-246-全

4R
1コース想定=吉田 まくられ率7.7% 差され率23.1%
2コース想定=大嶋 逃がし率31.8%
山口がカドから自在攻め。
◎山口 ○吉田 ▲今垣 △服部 
3連単4-125-全

5R
1コース想定=佐々木 まくられ率9.3% 差され率14.8%
2コース想定=重成 逃がし率59.3%
佐々木がS決めて逃走。
◎佐々木 ○瓜生 ▲飯山
3連単1-34-全

6R
1コース想定=重野 まくられ率11.9% 差され率25.4%
2コース想定=原田 逃がし率47.9%
重野が気合の逃げ見せる。
◎重野 ○原田 ▲森高
3連単1-24-全

後半はのちほど。


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2日目!

おはようございます。台風は去り、今日の芦屋は晴れ渡っております。でも、次の台風が九州に向かってる……。ともあれ、グランドチャンピオン決定戦2日目、本日も頑張りましょう!

2012_0618_0974 今日の1R1号艇と3R1号艇です。オープニング3レースは1号艇にスーパースターが! 明日は王者だったりして!?(PHOTO/中尾茂幸)


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THEピット――気分上々!

2012_0619_0906  菊地孝平の顔がさすがに明るい。ピンピンスタートなのだから当然ではあるが、その明るさの向こうに充実感も見てとれるから、心身ともに好調ということだろう。
 菊地を出迎える面々も、やはり明るい表情になっている。服部幸男は穏やかに微笑んでおり、原田幸哉はハイタッチ。菊地らしいスタートを決めてのまくり一発を見れば、周囲の人間の心も弾もうというものだ。
 ちなみに、足的にはターン回りが一番いい、とのこと。もちろん精神面もグッドということだった。明日からも行けそうだぞ!
 で、その菊地と喫煙所で顔を合わせると、記者席に戻ったら調べてほしいんだけど、という。横澤剛治の成績だ。鳴門を走っている盟友の結果が気になっているようなのだ。笹川賞の準優でともに悲しみにくれたシーンが思い出される。本当につながりの深い三羽烏なのである。あ、菊地選手、横澤選手は昨日が2着、今日は中止順延でございます。

2012_0619_0891  原田幸哉も幸先のいいスタートを切った一人。声をかけると、すぐに目元に笑みが浮かんだ。こちらも気分上々だ。
 このところ、モーターはいいけど成績がイマイチ、という節が続いていた。その理由は、「直線はいいけど、ターンがダメ」で、回ったあとに押していかなかったのだという。それが、今回は逆。伸びていく感じはないけど、ターンがいい。原田はそれを「自分好み」と表現していた。
 では、自分好みの足だったら、成績は走りはどうなるのか。
「このごろ、焦りもあってか、攻めの姿勢がなくなっているような気がして、それを取り戻したいんですよね。そのためにも、今回はいいアシだと思う。なんとか現状を打破したいですよね」
 開会式で「内容で魅了」と言っていたのはこれだったか。攻める原田幸哉が見られるとなれば、これは本当に楽しみ!「僕も楽しみにしてますから」と言った原田の顔には、決意めいたものが浮かんでいた。

2012_0619_0804  それにしても、瓜生正義って人はすごいっすね。菊地と原田の表情が明るいのは当たり前。レースで結果が出ているのだから。瓜生は、そんなことも関係なく、いい表情を見せているのだから、その精神力や人格には頭が下がるというほかない。なにしろ、前検では気配は決して良くなく、今日も一日を通して調整に忙殺されていたのだ。ピットで瓜生を見かけたときに、走っていたのが5割、早足で係留所やペラ室に飛び込むのが4割、といった感じで、時間が足りないくらいの様子だったのだ。それでも、悲壮感や苛立ちの様子は薄く、こちらに気づくと微笑みながら「こんちわ~」と瓜生のほうから挨拶してきたりする。
 そして、結局はドリーム戦を堂々と逃げ切ってしまうのだから、やはりこの男、強すぎる! 改めて言うまでもないことではあるが、しかし今日、改めてそれを実感した次第なのであった。

2012_0619_0957  さてさて、初日などの早い段階でゲージ調整している選手はエンジン出てるの法則、のお時間です。今日、ゲージ作りしていた選手は、山口剛と馬袋義則。レース後、特にペラ叩いたりモーターいじったりする必要がない、ということですよね。2012_0619_0787 奇しくもH記者が前検で高い評価をしていた二人。今日は二人とも勝利はあげられなかったが、明日も注目してみよう。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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芦屋グラチャンTOPICS 初日

今日のイン成績
②①①③①②①③②①①①
1着率58% 2連率83% 3連率100%!!

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 予想はしていたが、ドリーム戦の瓜生正義はじめ、今日のイン選手は抜群の安定味を見せた。配給ペラ+初戦でS勘がまだ定まらない選手たちは、ほとんどがアジャストしながらそれなりに早いスタートを目指す。それなりにスリット隊形が揃って、外から豪快に仕掛ける選手もなく、インが逃げ切るという構図だ。何人かのイン選手は外からの攻撃を食らったが、ほとんどがまくり差しなので2、3着には残せる。そんな1日だった。この傾向は、以下のデータにも当てはまる。

新ペラ制度導入後、記念の1号艇勝利数

   初日~6日目までの勝ち星
桐生 7-2-7-3-5-6  
福岡 7-4-2-4-7-7
笹川 4-9-4-6-8-3
三国 6-6-6-6-8-7
児島 8-5-5-5-6-9
若松 5-5-5-5-4-4
total 37-31-29-29-38-36

2012_0619_0280


 記念初日の1号艇(ほぼイン戦)は、どこの水面でも5~7勝に収まると考えていい。で、2日目→4日目と予選が進むにつれ、徐々に勝ち星が減るという傾向を常に念頭に置いてほしい。原因は様々だろうが、「S勘を掴んだ選手が全速で握るようになり、スリット後の隊形に凹凸が生まれやすくなる」というのが大きい気がする。プロペラの性能が以前より拮抗している分、選手の気持ち(S勘、度胸、勝負駆けなど)がレース展開に反映されやすくなったという印象もある。今日でいうなら、艇界随一のスタート勘を100%生かしきった菊地孝平が、唯一のまくりを決めた。
 明日は、誰がガツンと全速握りっぱなしで攻めるか?
 この推理が、舟券勝利の近道だと私は思うぞ。もちろん、井口佳典や山口剛、石野貴之などスリット同体からガンガン伸びる選手は、ハナから要注意!

今日の独断MVP……平本真之

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 いやぁ、強くなった! 今日の平本は1着3着。成績も上々だが、それ以上に心技体の成長ぶりを如実に感じさせるレースっぷりだった。
 まず、オープニングの1Rは5コースからの全速まくり差し。3コース市川哲也が握って攻めたところ、平本は迷うことなく4カドの馬袋義則を叩いて、割り差しの花道を切り拓いた。その判断の速さ、キップの良さ、ハンドルの的確さ……どれをとってもトップレーサーと呼ぶに相応しい1マークだった。
 ただ、こうした鮮烈なまくり差しは、いわゆる「やまと名物スピード差し」として他にも実現できる若武者は多々存在する。驚かされたのは、後半の10Rだ。このレース、1マークで後手を踏んだ平本は、揉まれに揉まれて道中5番手に甘んじた。2艇身ほど前にいるのは、峰竜太と佐々木康幸。何度か全速で外をぶん回したが、その差は縮まらない。
 ならば!

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 3周1マークの手前で、平本は外から内に切り込み2艇よりも先にターンマークを旋回した。当然、流れる。ズブズブと差されて再び2艇身差の5番手。万事休したか、と思った最終バック、大外へと流れた平本は再び艇を内に突っ込む。私が驚いたのは、その決断と行動の早さだった。普通、あの態勢ならとりあえずは外を直進しつつ、敵の動きを見てから不意を突くのがセオリーだろう。平本のそれは、ターンマークを回ってすぐ、ゴールの延長上よりはるかに手前で、進路を内へと切り替えた。大ベテランでも迷いそうなところ、平本には1ミリの躊躇もなかった。そして最終ターンマーク、身体ごと峰リューにぐいぐいおっつけるような老獪な小回りターンで、一気に2艇を追い抜いてしまった。おそらく、平本は大逆転が可能な最善の戦術と最良のターンで、貴重な6点をもぎ取った。
 道中、ひたすらぶん回して先行艇に迫る若手レーサーは少なくない。逆に迷いに迷って消極的な差しハンドルを入れる若手も、山ほど存在する。今日の平本の逆転劇は、そのどちらでもなかった。大胆にして繊細、迅速にして老獪。平本がSGの中のSGと呼ばれるこのグラチャンにいるのは、必然。そう実感させる、出色の3周バックだった。

独断のパワー診断

 まずは、前検で指名した7人衆の成績から。

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★山口剛②…4カドからブイ差し先頭に肉薄
★太田和美DR③…6コースからぶん回して追い上げ
★石野貴之①…2コース差しバック伸びる伸びる
★池田浩二DR失格…1マークでエンジン不調も気配自体が↓
★馬袋義則③…バック最後方から追い上げ
★藤丸光一④…S遅れてまくられバック最後方から追い上げ
★白井英治①②…好枠を生かしきってしっかりポイント加算。

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 まずまずの見立てだったと自負している。中間着だった馬袋&藤丸にしても、バック最後方で大差の惨敗もありえるようなポジションから、逆に2、3艇を抜き去ったのだから、評価を下げる道理はない。
 ただ、SS指名の山口剛、ドリーム組の池田浩二、太田和美はちょっと買いかぶりすぎたかも。山口はスリット付近の行き足は惚れ惚れするものだったが、その先、1マークに向かうまでの伸びが売り切れた。現状、スロー向きなのかも?

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 池田はほとんどレースをしないまま、エンジン不調に泣かされた。が、スタート展示も展示時計も、2コースからの差しハンドル(明らかに不発)も昨日とは違って見えた。太田は6コースでの3着を十分としてもいいのだが、道中の揉みあいで期待したほどの迫力が見られなかった。

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 代わってSS指名しなければならないのが、SG連覇を狙う井口佳典だ。今日は2走とも自力で攻めて飛ばされ、⑥⑥着でもおかしくないような1マークだった。それが、あれよあれよの③②着。行き足、伸び、そして回り足もなければありえない芸当で、笹川賞に匹敵するパワーと断言していい。バレバレだし常に人気で妙味は薄いが、この欄で取り上げないわけにはいかない超絶パワーだった。(photos/シギー中尾、text/H)


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“本紙予想”グラチャン初日後半

7R 
1コース想定=勝野 まくられ率1.9% 差され率11.3%
2コース想定=石渡 逃がし率53.3%
勝野のイン信頼度は高い。センターの攻め押さえて逃げ切る。
◎勝野 ○石渡 ▲吉田
3連単1-25-全

8R 
1コース想定=田村 まくられ率5.8% 差され率19.2%
2コース想定=平田 逃がし率42.0%
強攻派不在で、田村の逃げ切り狙い。
◎田村 ○菊地 △川﨑    
3連単1-34-全

9R 
1コース想定=守田 まくられ率12.8% 差され率19.1%
2コース想定=石野 逃がし率45.2%
センターに攻め屋が揃い、坪井の狙いすましたまくり差し怖い。
◎坪井 ○守田 ▲平尾  
3連単5-13-全

10R 
1コース想定=丸岡 まくられ率14.3% 差され率12.5%
2コース想定=峰 逃がし率35.7%
峰の2コース成績上昇中で、狙い撃ち。
◎峰 ○丸岡 ▲白井 ★平本  
3連単2-134-全

11R 
1コース想定=須藤 まくられ率8.2% 差され率20.4%
2コース想定=寺田 逃がし率35.1%
石渡の仕掛けに乗って、濱野谷が差し切る。
◎濱野谷 ○須藤 ▲石渡 △井口    
3連単4-135-全 

12R ドリーム戦
1コース想定=瓜生 まくられ率15.3% 差され率15.3%
2コース想定=池田 逃がし率51.2%
池田は逃がし率高く、瓜生の逃げ切り狙い。松井とは折り返しで。
◎瓜生 ○松井 ▲太田
3連単1=3-全 1-5-全


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THEピット――今日も雨

2012_0618_0366 「昨日よくなかったのでペラを叩いて、朝乗ってみたら、やっぱり良くなかったので、さらにペラ叩いて試運転をします」
 ドリーム戦インタビューでそう語っていた松井繁。開会式記事をアップしてピットに向かうと、松井はすでにボートを係留所につけて、回転調整の作業をしていた。これぞ王者の姿。インタビューから戻ったあと、速攻で動いたのだろう。「タイム・イズ・マネー」という座右の銘は、単なるお題目ではないのである。
 その頃、ドリーム組の多くは整備室にいた。これは初日恒例とも言える光景で、開会式から先にピットに戻った他の選手が試運転やペラ叩きに飛び出すなか、12R1回乗りとたっぷり時間があるドリーム組が、モーター本体の点検やギアケースなどの外回り調整を行なっているのである。芦屋の整備室は、整備用テーブルが奥のほうになって、入口から覗き込んでも詳細な様子はよくわからないのだが、湯川浩司や今垣光太郎がギアケースを手にしているのが確認でき、そして松井はその輪には加わっていなかった、というわけだ。
 この記事を書くために戻った記者席からは、松井が水面をブンブンと走っている姿が確認できている。5R発売中には馬袋義則と足合わせもしていた。これを粛々と続けることで、「良くなかった」というコメントはポジティブなコメントに上書きされることになるかもしれない。

2012_0618_0677  それにしても、雨の中だろうと、選手たちは水面に飛び出していくことをやめない。初日は毎度こうではあるが、天候を考えると、選手たちの優先しているものの尊さを思わずにはいられない。
 たとえば、石野貴之が試運転で水面を駆け、いったんピットにボートを上げて、作業後またボートをリフトに向ける。レースで先行艇の水しぶきを浴びるのは嫌なものだが、雨にぬれることなどどうってことないのだ。
2012_0618_0935  試運転可能の信号灯(青ランプ)が点るのは展示航走が終了して1~2分ほど後のことだが、濱野谷憲吾が展示の間じゅう係留所で青ランプが点るのを正座して待っていた。どうして正座してるのかはよくわからなかったが、ともかくランプ点灯と同時に水面に飛び出そうとして、その場にいるのは明らかだった。展示が終わるとボートに乗り込み、エンジン始動。ランプが青に変わった瞬間に、ピットを飛び出していったのだった。
 このクラスの選手たちは、こうした執念を絶えず燃やし続けられるから、この舞台にいられるのだろうな、と思った。

2012_0618_0840  さてさて、1Rを制したのは平本真之。5コースから鮮やかなまくり差しで、インの山崎智也をぶち抜いた。そうです、これがパパになっての1勝目です! というか、パパになっての初戦を勝利で飾ったわけだ。おめでとう!
 というわけで、レース後に声をかけると、素直に爽快な笑顔を見せた平本。「よっ、パパ1勝!」と拍手を送ると、アハハハァ、と軽やかに笑った。そりゃ悪い気分のはずがないよな。青山登さんによると、「息子さんに一言」と振ったら「パパやったよ!」と答えたとか。背負うものがひとつできて、平本はさらに強くなるはずだ。本当にでっかい誕生祝いを最終日に手に入れてもおかしくないぞ。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の穴・極選はお休みします!

 6月2日~15日、極貧で丸々2週間ギャンブルから遠ざかっていたHです。で、長期休養明けの平和島で18戦全敗→九州入りという最悪の流れ。相性のいい芦屋水面で巻き返してみせましょう!!
 とは言いつつも、初日の今日はほとんど参戦せず、選手とモーターの気配チェックに専念します。新ペラ制度がはじまった頃は「スタートがバラける初日に大穴を狙え!」が鉄則でしたが、もはや記念レースでは初日からスタートが揃ってしまい、むしろ「2、3日目よりも1号艇(イン)が強い」というデータが生じています。

★新ペラ制度以降の記念6節、1号艇の勝ち数

初日37勝 2日目31勝 3日目29勝 4日目29勝 5日目38勝 6日目36勝

 今日は腰を据えてセンターS一撃がありそうな選手を発掘し、明日以降に勝負!! あ、全レース不参加ではちと寂しいので、7Rの山口GO=拡郎のやまとセット舟券だけちょっぴりと。


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開会式!

 1月新鋭王座以来の芦屋ビッグ。その新鋭王座とグラチャンの両方に参戦しているのはこの人のみ!

2012_0619_0069 平本真之
グラチャンといえば去年の悔しさとか、芦屋といえば新鋭王座のフライングとか、そのあとのいい思い出とか、いろいろありますが、もう関係ありません! 一昨日生まれた子供のために、「パパがんばるよ!」

「芦屋」「グラチャン」にもっとも因縁深き選手ですが、パパになって心機一転。最若手らしい攻めるレースを期待しましょう。
 
2012_0619_0013 平石和男
地元は福岡かってくらい、芦屋は走らせてもらっています。

 つまり、水面を知り尽くしてるってことですね。荒井輝年も「芦屋は得意です」と言ってましたぞ。

2012_0619_0106 平尾崇典
芦屋は選手宿舎がきれいになって、大好きになりました。

 そうなんです。芦屋はピットのすぐ横に宿舎が新設されました。いちど取材しましたが、めちゃくちゃきれいで、快適そうでしたよ。

2012_0619_0031 山口剛
ええエンジンとええボート引いたけぇ、グラチャンのタイトル広島に持って帰るけぇ。

 山口の広島弁、初めて聞いたかも。というか、よく聞けば優勝宣言ですな。

2012_0619_0083 秋山直之
去年以上の結果を出せるよう頑張ります。

 去年以上の結果……これも優勝宣言だぞ。

2012_0619_0105 山崎智也
今日はオープニングレースですけど、最終日はファイナルを走りたいです。

 これも優勝宣言!? シリーズの最初と最後を飾れば、本物の主役ですぞ。
 不振脱出を宣言する選手も何人か。

2012_0619_0053 大嶋一也
最近後ろばっかり走ってて面白くありません。前を走れるよう頑張ります。

2012_0619_0079 重野哲之
新茶の季節がきました。これからは僕の時代です。

 もうひとつ目立っていないお二人ですが、そろそろ爆発があってもおかしくないぞ。

2012_0619_0038 原田幸哉
最近、瓜生くんみたいに成績で魅了できなくなりましたが、レース内容で魅了したいと思います。

 レース内容で魅了していけば、成績もついてくるはず。幸哉らしい「何でもアリ」のレースを見たいぞ!

2012_0619_0093 田村隆信
本心じゃないけど、言いたいことがあります。「I don't like NOMIさん」。ボートレースも阪神も大好きです。

 あの報道は悪意っつーか、話捻じ曲げっつーか、そんなものを感じましたね。そういう記事にならないよう我々も頑張ります。もちろん、ボートレースも田村隆信も大好きです(H記者は阪神も大好きです)。

2012_0619_0113 湯川浩司
ファンの方とかメディアの方とか「湿気王子」って言ってくれるんですけど、湿気多すぎです。たぶんダメだと思います。

 というわけで、我々は湿気王子とは呼ばないようにします。何王子にしましょうか……。
 最後はベストコメント!

2012_0619_0064 重成一人
ガムシャラに、かつ情熱的に頑張ります。

 一節間、ガムシャラに情熱的にいきましょう!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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本日の“本紙予想”グランドチャンピオン決定戦初日

おはようございます。Kです。今節もよろしくお願いいたします。頑張ります。初日は1~3Rが企画番組に近いレースになってますね。SGですから、もちろんシード番組などとは呼べないわけですが、それにしても豪華な面々を1号艇に組んでますよね。智也が1Rだもんなあ。

1R
1コース想定=山崎 まくられ率11.3% 差され率18.9%
2コース想定=岩崎 逃がし率38.3%
山崎がオープニングを飾る逃走劇。
◎山崎 ○岩崎 ▲馬袋 △平本
3連単1-245-全

2R
1コース想定=菊地 まくられ率10.5% 差され率14.0%
2コース想定=勝野 逃がし率35.6%
菊地の逃げと勝野の差しで一騎打ち。
◎菊地 ○勝野
3連単1=2-全

3R
1コース想定=白井 まくられ率3.7% 差され率11.1%
2コース想定=須藤 逃がし率42.9%
現在の白井のイン戦は最強クラス。逃げ切る。
◎白井 ○須藤 ▲平尾
3連単1-24-全

4R
1コース想定=服部 まくられ率5.7% 差され率27.1%
2コース想定=田村 逃がし率38.9%
藤丸動くが、服部がイン主張して逃走。
◎服部 ○田村 ▲峰 
3連単1-23-全

5R
1コース想定=飯山 まくられ率10.0% 差され率25.0%
2コース想定=大嶋 逃がし率31.2%
中澤が握れば井口に展開向くか。
◎井口 ○飯山 ▲中澤 △坪井
3連単4-136-全

6R
1コース想定=平石 まくられ率18.9% 差され率15.1%
2コース想定=木村 逃がし率37.8%
原田のカド一撃を狙いたい。
◎原田 ○平石 ▲佐々木
3連単4-15-全

後半はのちほど!


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初日!

おはようございます。SGグランドチャンピオン決定戦は、本日開幕です! ボートレース芦屋を舞台に繰り広げられる熱戦を一節間堪能しましょう! 台風が来ております。今朝の天気予報では、福岡地方はそれほどの影響を受けないようですが、上陸が予想されている地域や影響の大きそうな地域の皆様はくれぐれも気をつけてください。

2012_0618_0317 平本真之選手のお子さんは日曜日に生まれたのだそうです。本人に確認しました。訂正するとともに、改めておめでとうございます。大きな大きなお土産を持って帰ってくださいね。(PHOTO/中尾茂幸)


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公式facebookでグランドチャンピオン決定戦直前賞金ランキングを速報!

みなさん、facebookやってますか~! なんと、ボートレースの公式フェイスブックがあるって、知ってました?

その公式フェイスブックでは、グラチャン直前の男女別賞金ランキングを速報中! “超稼人”を目指して選ばれし選手たちが繰り広げる6日間の死闘=グラチャンと前に、トップ50を総ざらいしています。女子賞金ランキングの定期更新は公式フェイスブックだけだとのことですので、ぜひご覧くださいませ!

URLは http://www.facebook.com/boatracePRです!


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THEピット――雨の前検

2012_0618_0947  プロペラ調整所はいきなり満員御礼! 笹川賞でもそうだったが、タイム測定や試運転を始める前にプロペラを叩いたり、ゲージをチェックしている選手がペラ室に鈴なりなのだ。笹川賞時にも書いたことだが、浜名湖先行導入の第一節では、前検ではペラ調整所は閑散としていたものである。みな手探りだから、まずはノーハンマーで乗ってみるという選手が多かったわけだ。しかし、本格導入から2カ月弱、SGクラスの選手は早くも調整手順を確立しつつあるというのか。笹川賞ではゲージを当ててラインをチェックしている選手も目についたが、今日は早くも木槌をふるっている選手が多いように思えた。
2012_0618_0617 巨大なウナギの寝床状の芦屋ピット、装着場のど真ん中あたりにあるペラ室を覗き込んで目に留まった選手は山崎智也&横西奏恵に、濱野谷憲吾、須藤博倫、大嶋一也、寺田祥、湯川浩司、石渡鉄兵、服部幸男、中澤和志……。14時05分頃のことだ。その後も多くの選手が出入りしており、覗き込むたびに満員御礼状態は保たれたままだった。
2012_0618_0391  いちばん奥に整備室があり、その入り口の脇の一角も、ペラ調整所に変わっていた。ここには荒井輝年、峰竜太、菊地孝平、吉田俊彦、重野哲之。もちろんこちらも出入りは頻繁にある。ともあれ、前検日のこの段階でペラ叩きが数多く見られるのは、明らかに新しい制度になって変わった点だろう。

2012_0618_0399  ところで、現在、日本列島には台風が接近中。九州にも接近する可能性があり、「順延にならなければいいねえ」などという声はあちこちから聞こえている(僕も言った)。選手にとっては、台風がどう影響するかが気になるところ。もちろん、風や雨、水面が荒れるかどうか、そういった点が大きな関心事となるわけである。「順延かどうか」という声は関係者のものであり、「明日は嵐の前の静けさで、意外とベタベタになったりして」という声は選手のものというわけで、ちなみにベタベタ発言は田村隆信のものを引用させていただきました。芦屋は装着場のいちばん隅っこに喫煙所があって、ここは選手も利用する。タバコ吸いに行ったら菊地孝平、坪井康晴、田村隆信がいて、天気談義をしていたという次第なのであった。
2012_0618_0499  で、雨はすでに激しいのだ。試運転のあとに装着場から水面を眺めていた中野次郎が渋い顔をしていた。考え込んでいるふうでもあって、モーターの手応えがもうひとつだったか、とも類推された。次郎が消えたあと、僕も何気なく振り返って水面を眺めようとしたら、うわ、すごい雨。水面には雨粒が突き刺さった痕が大量にできており、係留所の屋根は雨を弾いて水煙をぼんやりと作っている。うわぁ、土砂降りだあ……気づくと、僕も次郎みたいな顔つきになっているのだった。もしかしたら次郎も、この天気に顔をしかめていたのかもしれない。
2012_0618_0733  雨が降ろうが槍が降ろうが、選手は水面に出なくてはならない。タイム測定を終えてピットに戻ってきた選手たちは一様にズブ濡れで、まるでレースで後方を走って水しぶきを浴びたかのような様子ですらあった。登番順で森高一真から中野次郎までの5選手=8班のときがピークの雨脚であって(雷も鳴ってました)、リフト上でヘルメットを脱いだ森高の顔は激しく歪んでいるのであった。
 前検では見られない光景がこのあとに続いた。ボートが掃除機の前に運ばれ、操縦席の水の吸い出しが始まったのだ。これは、2~6着を走っていた艇が水しぶきを浴びることで操縦席に溜まってしまった水を吸い出す作業。つまり、レース後に見られる光景なのだ。前検では交差旋回もないし艇間距離も大きく水しぶきを浴びないから、まずお目にかからないもの。すべては、大雨が生んだ光景なのである。
 そんなふうに、雨の前検を走ったグラチャン戦士よ、ご苦労様でした! みな、水もしたたるいい男&女になってましたよ。

2012_0618_0746_2  個人的に気になった選手は二人。まずは池田浩二。ドリーム戦記者会見では、レースしなきゃわからんとは言ったものの、「悪くないと思う」と語っている。まあ、これは笹川賞のときも同様で、このときは予選落ちを喫してしまっている。だから、コメントを額面通りにとらえていいかどうかは、ここでは断じない。ただ、「班では和美さんがよかったような気がする」と言った、その太田和美は、キョトンとして「外枠の人間は、池田が良かった、ってみんな言ってるんですけど」。この証言は見逃せないだろう。また、池田は「今日は特にやることはない」とも言っていて、実際、何もしていなかった。ボートリフトの前に陣取って、率先してエンジン吊りをするのみで、時には水面際にのんびりと腰かけて、ゆったり他選手のスタート練習を眺めていたりもするのであった。H記者とは「池田が泣いている=実際は出ている/池田が景気のいいコメント=実際はそうではない」と笑い合っており、ピット取材から帰ると「池田、泣いてたでしょ?」とH記者に言われたわけだが、今回は果たして……。
2012_0618_0604  もう一人は服部幸男。表情がなんとも柔らかいのだ。前検から哲人の面差しになるのが普通で、モーターの感触がひどいときには必死に整備をしていることもある服部。もちろん、仲間に声をかけられれば笑顔も見せるが、何気ない表情がこんなにも穏やかである服部を最近見たことがないような気がする。表情と機力や手応えが比例するというものでもないが、悪い傾向ではないとは言えるだろう。そして、こんな服部幸男を見るのは、なかなか嬉しいものだったりもするのである。(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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H記者の『芦屋グラチャン 前検を斬る!!』



 芦屋グラチャンの前検が終わりました。笹川賞でも感じたことですが、新制度になってから全体的に水面に出る回数がかなり減ってますね。たとえば、菊地孝平は時間内に何度も水面に下りてのべ10周くらい足合わせするのが当たり前でしたが、今日は5周程度。ほとんどの選手は1、2周合わせてそそくさとピットに帰還し、それっきり水面に現れませんでした。もちろん、今垣光太郎はじめ、一度も足合わせをしない選手も多々ありました。
 主な原因としては「自分の理想形のゲージを当ててペラを叩くのに時間を割いている」といったところでしょうか。木製ハンマーしか使えないので、かなりの時間と労力を要することでしょう。とにかく、足合わせのサンプル数が減ったのは、パワー診断にはつらい傾向ではあります。
 それでも、いくつかの足合わせとスタート練習から、キラリ光る宝の原石を見つけた実感はあります。いつものように、番付にして紹介しましょう。

独断のパワー番付

SSクラス(節イチ候補)

2012_0618_0334★★★山口剛
 出ました、“前検ファミリーの鬼っ子”山口GO! これまで何度S~SSに指名し、何度裏切られたことか。しかし、今日もバカに良く見えてしまう自分を拒絶できません。足合わせでもスタ練でも、行き足~伸びが超ゴキゲンでした。回り足は中堅レベルかも。

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★★★太田和美
 山崎智也との足合わせで、ターン回り&ストレートともに圧倒した感。その智也は中堅レベルはありそうなので、太田は間違いなく上位級だと思います。山口より回り足が強め、伸びがやや弱めのバランス型。

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Sクラス(抜群候補)

★★石野貴之
 スタート練習で、常に山口と並んで他の3艇を置き去りにする行き足を披露。山口の方がわずかに強めに見えたのでSに留めます。回り足は今のところ不明。

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★★池田浩二
 ドリーム班でスリットからいちばん鋭く伸びていたのが池田。この行き足の部分だけなら、太田より上かも? 足合わせでは、奏恵ちゃんをターン回りで圧倒しており、回り足にも不満はなさそう。強いイケコーが、帰ってくるか!?

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Aクラス(上位級)

★馬袋義則
 穴一発ならこの男。今日一番に水面に飛び出し、意欲的に足合わせを繰り返しておりました。突き抜けるほどのド迫力はないが、誰と合わせても負けることがない安定感抜群のバランス型。そんな印象です。

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★藤丸光一
 市川と合わせて、ターン出口から直線センター付近までのレース足がかなり強めに見えました。前付け~捌いてバック勝負になったときに、この足が生きそう。

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★白井英治
 ダッシュ戦で、スリットを過ぎたあたりからヒューーーーンと伸びましたね。アウトコースでも頭で狙える獰猛な伸び足です。ただ、ちょっと後伸びすぎるかも?という気もしましたが。

 今日のところは、この7人をピックアップしておきましょう。他では、軽量を利してスリットから半分くらい伸びる田口節子も軽視禁物、とお伝えしておきます。前検時計が出ました。

前検時計TOP10
①佐々木康幸 6・63
②飯山 泰  6・66
③山口 剛  6・68
 重成一人
⑤白井英治  6・70
⑥木村光宏  6・71
 原田幸哉
 吉田俊彦
 石野貴之
⑩平石和男 6・72
 藤丸光一
 服部幸男
 馬袋義則

 
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 なんと、佐々木がダントツのトップ!? スタート練習では、あまり目立たなかったのですが……明日の実戦を待つとしましょう。3位の山口はじめ、番付レーサーがトップ13人中5人。時計的には、まずまずの見立てといえるでしょう。

ワースト5
①中島孝平 6・86
②守田俊介 6・85
③秋山直之 6・84
④田口節子 6・83
⑤川﨑智幸 6・82
 濱野谷憲吾

 お約束ワースト常連の俊介に加えて、中島孝平も最近は出しませんね。笹川賞もそうでしたが、実戦では回り足中心に十分に戦える気がします。ワースト級の下馬評モーターを引いた憲吾は……ヤバイかもっ????(photos/シギー中尾、text/H)

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服部がV宣言!? ~モーター抽選会~

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 モーター抽選を終えた服部幸男が、静岡支部の面々に向かって右手を突き出した。その突端から跳ね上がる2本の指。
「ブイ」
 力強く、高らかに、服部が言い放った。おお、試運転もしていないこの段階で、早くも勝利宣言かっ?? いえいえ、実は2号機をゲットした服部の、お茶目なリアクションでありました、チャンチャン。



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 まあ、ってな感じでのんびり和やかムードの芦屋ミーティングルーム。それもそのはず、今節のモーターはまだ使用1~3節の若いエンジンばかりで、まだ評価が定まっていない状態なのだ。ちなみに服部の2号機は、3節使用して2準優1優出、2連率52%。『目展示理論』で有名なスポーツ報知の井上記者も「上位の中の一人に入る」と前節で太鼓判を押しており、あながちV宣言は気の利いたジョークだけでは終わらないかも?

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 この服部の「ブイ」以外はさほど目立った動きもなく、モーター抽選は淡々と進んだ。空気が変わったのは、濱野谷憲吾がガラポンを回した直後だった。32号機。井上記者の前節評価は情け容赦のない「D」ランクで2連率も18%……その井上記者と一言二言、何事かを囁きあってから、憲吾は頭をポリポリ搔きながら大笑いしたのだった。あんなに豪快に笑った憲吾、久々に見たぞ。まぁ、もちろんその表情はドヤ顔には程遠い、「やっちまったーーー><」的な笑顔ではあったが。
 さてさて、井上記者からいただいたパワー評価閻魔帳を元に、今節の注目機を4つだけピックアップしてみた。この4機はいじらなくても上位級可能性が高いので、初日から注目していただきたい。

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注目機(連率)…前節気配メモ=今節操者
★58号機(72%)…出足、伸びともに上位=白井英治
★60号機(63%)…後伸び→行き足抜群=佐々木康幸
★43号機(53%)…出足、一瞬の足いい今垣光太郎
★19号機(44%)…全部の足がいい=山口 剛

 私の直感では、19号機がいちばん怖い存在だと思っていたのだが……いつも前検評価で苦しんでいる山口剛とは……どうなることやら><(photos/シギー中尾、text/H)

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芦屋に選手がやってきた!

2012_0618_0005  梅雨空のSG、グランドチャンピオン決定戦。選手が到着し始める午前10時くらいからポツポツと雨が降り出し、選手が全員レース場入りし終えた頃には本降り! 雨の中、入り待ちに訪れたファンのみなさん、ファンとふれあった選手のみなさん、お疲れ様です!
 というわけで、芦屋グラチャン。レース場一番乗りは、なんと登番がもっとも古い“大先輩”大嶋一也であった。今節もダンディだ! 大嶋に続いて登場したのは重野哲之で、一番乗りは譲ったけどレースでは大嶋をまくるぞー!と宣言しておりました。イン大嶋、センター重野という番組があったら、注目してみよう。

 レース場で久しぶりに顔を合わせる選手たちは、お互いに近況報告などをしたりするものだが、今日は仲間たちから祝福を受けている選手が2人いた。
2012_0618_0010  ひとりは、須藤博倫。先の三国GⅠ北陸艇王決戦で、準パーフェクトV。GⅠ初制覇を果たしたヒロリンだ。いつGⅠを獲ってもおかしくない、いや、獲っていないのが不思議と言うべき実力者のヒロリンだけに、選手仲間たちにも実に印象深く、また我がことのように嬉しいシーンであったことだろう。ヒロリンとすれ違う選手が次々と「おめでとう!」と声をかけていくのを見ていると、こちらまで嬉しくなってくるのであった。もちろん私も祝福の声をかけさせていただきました。好漢・ヒロリンは非常に深い笑顔で返してくれましたよ。
2012_0618_0131  もうひとりは、平本真之。ニコニコ@ボートレース部の永島知洋部長によると、本日朝4時頃、お子さんが生まれたそうです! おめでとう! グラチャン前に元気な初子の誕生があったということは、まずは一安心だろうし、そして縁起がいい。芦屋は新鋭王座でフライング、周年記念で優勝、そしてグラチャン前にお子さん誕生と、いろいろあるレース場ですな。もちろん、次に目指すはSG制覇ですぞ。あ、奥様は言わずと知れた平本さやか選手であります。おめでとうございます!

2012_0618_0028  さて、衣替え後のSGということで、クールビズスタイルでレース場入りする選手も少なくなかった。というわけで、選手の爽やかなファッションをどどんとどうぞ。まずは菊地孝平。

2012_0618_0057 江戸川鉄兵こと石渡鉄兵です。

2012_0618_0067 中野次郎はひたすら爽やかですね!

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奏恵ちゃんはビューティフル!

2012_0618_0087 魚谷智之のSG制覇をそろそろ見たいですね。

2012_0618_0145  ミスター・グラチャンの湯川浩司選手、ストールはトレードマークになりつつあるわけだが、さすがに暑くないっすか……?

2012_0618_0168  というわけで、シンガリ登場は地元の重鎮・藤丸光一! 奥様に送られて、堂々たる“重役出勤”であります。あ、奥様は言わずと知れた藤田美代選手です。レース場入りは最後でも、レースでは真っ先にゴールを!(PHOTO/中尾茂幸 TEXT/黒須田)


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芦屋グラチャンです!

Cimg6192 おはようございます。第22回グランドチャンピオン決定戦が開幕です! 取材班は先ほど、ボートレース芦屋に到着しました。ちょいと遅れ気味だったので、直接選手入り取材に向かったため、この一発目記事が遅くなってすみません。

今節ももちろん本日の前検から最終日まで現地よりレポートをしてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。芦屋グラチャンは08年にも開催されましたが、湯川浩司選手の優勝でしたね。今年は果たして!


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